JP5184834B2 - X線ct装置 - Google Patents

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Description

本発明は、X線CT(Computed Tomography)装置およびスキャン(scan)制御方法に関し、特に、造影撮影を被検体の同じ部位の往復的なヘリカルスキャン(helical scan)の繰り返しによって行うX線CT装置、および、そのようなX線CT装置のためのスキャン制御方法に関する。
X線CT装置で、体軸方向に連続する複数スライス(slice)の断層像を撮影するときは、ヘリカルスキャンが行われる。ヘリカルスキャンは往復的にも行うことができ、そのようなスキャンは、シャトルモードヘリカルスキャン(shuttle mode helical scan)あるいはヘリカルシャトルスキャン(helical shuttle scan)などと呼ばれる(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−320523号公報(段落番号0039,0040,0064,0065、図3、図28)
例えば、肝臓全体について、動脈相や門脈相あるいは静脈相等の断層像をそれぞれ撮影するときなどは、造影剤が注入された被検体の腹部について、ヘリカルシャトルスキャンが一律なX線線量で所定時間にわたり継続的に行われるので、被検体の被曝量が大きくなる。
そこで本発明の課題は、造影撮影を被曝量のより小さいヘリカルシャトルスキャンで行うX線CT装置およびスキャン制御方法を実現することである。
課題を解決するための発明は、第1の観点では、造影撮影を被検体の同じ部位の往復的なヘリカルスキャンの繰り返しによって行うX線CT装置であって、第1のX線線量のX線によるヘリカルスキャンと、前記第1のX線線量よりも高い第2のX線線量のX線によるヘリカルスキャンとを含む前記往復的なヘリカルスキャンの繰り返しを行うスキャン手段を具備することを特徴とするX線CT装置である。
課題を解決するための発明は、第2の観点では、前記スキャン手段は、前記第2のX線線量のX線によるヘリカルスキャンの開始のタイミングを、前記第1のX線線量のX線によるヘリカルスキャンによって撮影された画像の関心領域のCT値の変化に基づいて定めることを特徴とする第1の観点に記載のX線CT装置である。
課題を解決するための発明は、第3の観点では、前記スキャン手段は、前記第1のX線線量と前記第2のX線線量とを前記往復的なヘリカルスキャンの片道ごとに設定して、前記往復的なヘリカルスキャンの繰り返しを行うことを特徴とする第1の観点または第2の観点に記載のX線CT装置である。
課題を解決するための発明は、第4の観点では、前記関心領域は複数の関心領域であることを特徴とする第2の観点または第3の観点に記載のX線CT装置である。
課題を解決するための発明は、第5の観点では、前記複数の関心領域は、前記ヘリカルスキャンの往復範囲内での位置が異なる複数の画像の関心領域であることを特徴とする第4の観点に記載のX線CT装置である。
課題を解決するための発明は、第6の観点では、前記複数の関心領域の少なくとも1つは、動脈相においてCT値の変化が最大になる関心領域であることを特徴とする第4の観点に記載のX線CT装置である。
課題を解決するための発明は、第7の観点では、前記複数の関心領域の少なくとも1つは、門脈相においてCT値の変化が最大になる関心領域であることを特徴とする第4の観点に記載のX線CT装置である。
課題を解決するための発明は、第8の観点では、前記複数の関心領域の少なくとも1つは、静脈相においてCT値の変化が最大になる関心領域であることを特徴とする第4の観点に記載のX線CT装置である。
課題を解決するための発明は、第9の観点では、前記スキャン手段は、前記第2のX線線量のX線によるヘリカルスキャンを予め設定されたタイミングで行うことを特徴とする第1の観点ないし第8の観点のうちのいずれか1つに記載のX線CT装置である。
課題を解決するための発明は、第10の観点では、前記タイミングは予備スキャンによって造影撮影された画像の関心領域のCT値の時間濃度曲線に基づいて設定されることを特徴とする第9の観点に記載のX線CT装置である。
課題を解決するための発明は、第11の観点では、造影撮影を被検体の同じ部位の往復的なヘリカルスキャンの繰り返しによって行うX線CT装置のためのスキャン制御方法であって、第1のX線線量のX線によるヘリカルスキャンと、前記第1のX線線量よりも高い第2のX線線量のX線によるヘリカルスキャンとを含む前記往復的なヘリカルスキャンの繰り返しを行わせることを特徴とするキャン制御方法である。
課題を解決するための発明は、第12の観点では、前記第2のX線線量のX線によるヘリカルスキャンの開始のタイミングを、前記第1のX線線量のX線によるヘリカルスキャンによって撮影された画像の関心領域のCT値の変化に基づいて定めることを特徴とする第11の観点に記載のスキャン制御方法である。
課題を解決するための発明は、第13の観点では、前記第1のX線線量と前記第2のX線線量とを前記往復的なヘリカルスキャンの片道ごとに設定して、前記往復的なヘリカルスキャンの繰り返しを行うことを特徴とする第11の観点または第12の観点に記載のスキャン制御方法である。
課題を解決するための発明は、第14の観点では、前記関心領域は複数の関心領域であることを特徴とする第12の観点または第13の観点に記載のスキャン制御方法である。
課題を解決するための発明は、第15観点では、前記複数の関心領域は、前記ヘリカルスキャンの往復範囲内での位置が異なる複数の画像の関心領域であることを特徴とする第14の観点に記載のスキャン制御方法である。
課題を解決するための発明は、第16観点では、前記複数の関心領域の少なくとも1つは、動脈相においてCT値の変化が最大になる関心領域であることを特徴とする第14の観点に記載のスキャン制御方法である。
課題を解決するための発明は、第17の観点では、前記複数の関心領域の少なくとも1つは、門脈相においてCT値の変化が最大になる関心領域であることを特徴とする第14の観点に記載のスキャン制御方法である。
課題を解決するための発明は、第18観点では、前記複数の関心領域の少なくとも1つは、静脈相においてCT値の変化が最大になる関心領域であることを特徴とする第14の観点に記載のスキャン制御方法である。
課題を解決するための発明は、第19の観点では、前記第2のX線線量のX線によるヘリカルスキャンを予め設定されたタイミングで行わせることを特徴とする第11の観点ないし第18の観点のうちのいずれか1つに記載のスキャン制御方法である。
課題を解決するための発明は、第20の観点では、前記タイミングは予備スキャンによって造影撮影された画像の関心領域のCT値の時間濃度曲線に基づいて設定されることを特徴とする第19の観点に記載のスキャン制御方法である。
第1の観点では、造影撮影を被検体の同じ部位の往復的なヘリカルスキャンの繰り返しによって行うX線CT装置は、第1のX線線量のX線によるヘリカルスキャンと、前記第1のX線線量よりも高い第2のX線線量のX線によるヘリカルスキャンとを含む前記往復的なヘリカルスキャンの繰り返しを行うスキャン手段を具備するので、造影撮影を被曝量のより小さいヘリカルシャトルスキャンで行うX線CT装置を実現することができる。
第11の観点では、造影撮影を被検体の同じ部位の往復的なヘリカルスキャンの繰り返しによって行うX線CT装置のためのスキャン制御方法は、第1のX線線量のX線によるヘリカルスキャンと、前記第1のX線線量よりも高い第2のX線線量のX線によるヘリカルスキャンとを含む前記往復的なヘリカルスキャンの繰り返しを行わせるので、造影撮影を被曝量のより小さいヘリカルシャトルスキャンで行うスキャン制御方法を実現することができる。
第2または第12の観点では、前記第2のX線線量のX線によるヘリカルスキャンの開始のタイミングを、前記第1のX線線量のX線によるヘリカルスキャンによって撮影された画像の関心領域のCT値の変化に基づいて定めるので、高線量のX線によるヘリカルスキャンを適切なタイミングで行うことができる。
第3または第13の観点では、前記第1のX線線量と前記第2のX線線量とを前記往復的なヘリカルスキャンの片道ごとに設定して、前記往復的なヘリカルスキャンの繰り返しを行うので、往路と復路でX線線量が異なるヘリカルスキャンを行うことができる。
第4または第14の観点では、前記関心領域は複数の関心領域であるので、高線量のX線によるヘリカルスキャン用の複数のタイミングを定めることができる。
第5または第15の観点では、前記複数の関心領域は、前記ヘリカルスキャンの往復範囲内での位置が異なる複数の画像の関心領域であるので、関心領域の位置をヘリカルスキャンの往復範囲内で最適化することができる。
第6または第16の観点では、前記複数の関心領域の少なくとも1つは、動脈相においてCT値の変化が最大になる関心領域であるので、高線量のX線によるヘリカルスキャンで動脈相を撮影することができる。
第7または第17の観点では、前記複数の関心領域の少なくとも1つは、門脈相においてCT値の変化が最大になる関心領域であるので、高線量のX線によるヘリカルスキャンで門脈相を撮影することができる。
第8または第18の観点では、前記複数の関心領域の少なくとも1つは、静脈相においてCT値の変化が最大になる関心領域であるので、高線量のX線によるヘリカルスキャンで静脈相を撮影することができる。
第9または第19の観点では、前記第2のX線線量のX線によるヘリカルスキャンを予め設定されたタイミングで行わせるので、高線量スキャンのタイミングを決めるための、低線量スキャン中のデータ処理を不要にすることができる。
第10または第20の観点では、前記タイミングは予備スキャンによって造影撮影された画像の関心領域のCT値の時間濃度曲線に基づいて設定されるので、血流状態に適合したタイミングを設定することができる。
以下、図面を参照して発明を実施するための最良の形態を説明する。なお、本発明は、発明を実施するための最良の形態に限定されるものではない。図1にX線CT装置の模式的構成を示す。本装置は発明を実施するための最良の形態の一例である。本装置の構成によって、X線CT装置に関する発明を実施するための最良の形態の一例が示される。本装置の動作によって、スキャン制御方法に関する発明を実施するための最良の形態の一例が示される。
本装置は、ガントリ(gantry)100、テーブル(table)200およびオペレータコンソール(operator console)300を有する。ガントリ100は、テーブル200によって搬入される被検体10を、X線照射・検出装置110でスキャンして複数ビュー(view)の投影データを収集し、オペレータコンソール300に入力する。ガントリ100およびテーブル200からなる部分は、本発明におけるスキャン手段の一例である。
オペレータコンソール300は、ガントリ100から入力された投影データに基づいて画像再構成を行い、再構成画像をディスプレイ(display)302に表示する。画像再構成は、オペレータ300内の専用のコンピュータ(computer)によって行われる。
オペレータコンソール300は、また、ガントリ100とテーブル200の動作を制御する。制御はオペレータ300内の専用のコンピュータによって行われる。オペレータコンソール300による制御の下で、ガントリ100は所定のスキャン条件でスキャンを行い、テーブル200は所定の部位がスキャンされるように、被検体10の位置決めを行う。位置決めは、内蔵する位置調節機構により、天板202の高さおよび天板上のクレードル(cradle)204の水平移動距離を調節することによって行われる。
クレードル204を停止させた状態でスキャンすることにより、アキシャルスキャン(axial scan)を行うことができる。アキシャルスキャンを所定時間にわたって継続的に行うことにより、シネスキャン(cine scan)を行うことができる。
クレードル204を連続的に移動させながら複数回のスキャンを連続的に行うことにより、ヘリカルスキャン(helical scan)を行うことができる。ヘリカルスキャン中にクレードル204の連続移動を往復的に行うことにより、往復的なヘリカルスキャンすなわちヘリカルシャトルスキャンを行うことができる。
天板202の高さ調節は、支柱206をベース(base)208への取付部を中心としてスイング(swing)させることによって行われる。支柱206のスイングによって、天板202は垂直方向および水平方向に変位する。クレードル204は天板202上で水平方向に移動して天板202の水平方向の変位を相殺する。スキャン条件によっては、ガントリ100をチルト(tilt)させた状態でスキャンが行われる。ガントリ100のチルトは、内蔵のチルト機構によって行われる。
なお、テーブル200は、図2に示すように、天板202がベース208に対して垂直に昇降する方式のものであってよい。天板202の昇降は内蔵の昇降機構によって行われる。このテーブル200においては、昇降に伴う天板202の水平移動は生じない。
図3に、X線照射・検出装置110の構成を模式的に示す。X線照射・検出装置110は、X線管130の焦点132から放射されたX線134をX線検出器150で検出するようになっている。
X線134は、図示しないコリメータ(collimator)で成形されてコーンビーム(cone beam)またはファンビーム(fan beam)のX線となる。X線検出器150は、X線の広がりに対応して2次元的に広がるX線入射面152を有する。X線入射面152は円筒の一部を構成するように湾曲している。円筒の中心軸は焦点132を通る。
X線照射・検出装置110は、撮影中心すなわちアイソセンタ(isocenter)Oを通る中心軸の周りを回転する。中心軸は、X線検出器150が形成する部分円筒の中心軸に平行である。
回転の中心軸の方向をz方向とし、アイソセンタOと焦点132を結ぶ方向をy方向とし、z方向およびy方向に垂直な方向をx方向とする。これらx,y,z軸はz軸を中心軸とする回転座標系の3軸となる。
図4に、X線検出器150のX線入射面152の平面図を模式的に示す。X線入射面152は検出セル(cell)154がx方向とz方向に2次元的に配置されたものとなっている。すなわち、X線入射面152は検出セル154の2次元アレイ(array)となっている。なお、ファンビームX線を用いる場合は、X線入射面152は検出セル154の1次元アレイとしてよい。
個々の検出セル154はX線検出器150の検出チャンネル(channel)を構成する。これによって、X線検出器150は多チャンネルX線検出器となる。検出セル154は、例えばシンチレータ(scintillator)とフォトダイオード(photo diode)の組合せによって構成される。
図5に、ヘリカルシャトルスキャンで造影撮影を行うときの、本装置の動作の一例のフロー(flow)図を示す。ヘリカルシャトルスキャンによる造影撮影は、オペレータコンソール300による制御の下で遂行される。
図5に示すように、ステップ(step)501でローカライズ(localize)を行う。ローカライズは、オペレータにより、オペレータコンソール300を通じて行われる。これによって、例えば、図6に示すように、肝臓全体を包含するスキャン範囲Lが、被検体10の腹部に設定される。なお、スキャン範囲は腹部に限らず、胸部や頭部等、所望の部位について設定することができる。
ステップ502で、スキャンプロトコル(scan protocol)を設定する。スキャンプロトコルの設定は、オペレータにより、オペレータコンソール300を通じて行われる。これによって、X線管の管電圧と管電流、ヘリカルシャトルスキャンのスキャン速度と継続時間、画像再構成条件等、所要の撮影条件が設定される。
管電流は2段階に設定される。2段階の管電流の一方は、X線の線量が低線量(第1のX線線量)となるように設定される。そのような電流値として、例えば10mAが設定される。この電流値は、従来のヘリカルシャトルスキャンで慣用される例えば300mAないし500mAの電流値に比べて格段に小さい。
2段階の管電流の他方は、X線の線量が高線量(第2のX線線量)となるように設定される。そのような電流値として、例えば300mAないし500mAが設定される。この電流値は、従来のヘリカルシャトルスキャンで慣用される電流値並みの値である。
ステップ503で、ベースラインスキャン(baseline scan)を行う。ベースラインスキャンは、造影剤を注入しない状態で、スキャン範囲Lをヘリカルスキャンすることによって行われる。
このようなスキャンにより、スキャン範囲内の各位置について、造影剤がない状態での画像が得られる。これらの画像のCT値は、造影剤によるCT値変化を検出するためのベースラインを与える。
ステップ504で、関心領域を設定する。関心領域の設定は、オペレータにより、オペレータコンソール300を通じて行われる。関心領域は、画像上に設定され、例えば図7の(a)に示すように、動脈、門脈および静脈についてそれぞれ設定される。
以下、関心領域をROI(Region of Interest)という。また、動脈に設定されたROIを動脈ROIと呼び、門脈に設定されたROIを門脈ROIと呼び、静脈に設定されたROIを静脈ROIと呼ぶ。これら3つのROIは、別々な画像に設定することもできる。その場合は、動脈、門脈および静脈がROI設定に最適な状態で存在する画像がそれぞれ用いられる。
ステップ505で、閾値を設定する。閾値の設定は、オペレータにより、オペレータコンソール300を通じて行われる。閾値は、造影剤の通過に伴うCT値の変化分に関する閾値であり、例えば図7の(b)に示すように、ROIの時間濃度曲線(TDC: Time Density Curve)の波高値にあわせて、ROIごとに設定される。設定された閾値は、動脈ROIが最も大きく、門脈ROIがそれに次ぎ、静脈ROIが最も小さい。
ステップ506で、造影剤を注入する。造影剤注入は、図示しない専用の注入装置で静注等により行われる。これによって、被検体10に所定量の造影剤が注入される。造影剤としては、例えばヨード(Iodine)等が用いられる。
ステップ507で、低線量ヘリカルシャトルスキャンを行う。低線量ヘリカルシャトルスキャンは、第1のX線線量のX線によるヘリカルシャトルスキャンであり、例えば、管電流を10mAとしたヘリカルシャトルスキャンである。
ヘリカルシャトルスキャンによって、スキャン範囲Lの各位置についてリアルタイム(real time)画像が得られる。リアルタイム画像のROIのCT値は、造影剤の流入に伴って上昇し、造影剤の流出とともに下降する。このため、ベースラインからのCT値の変化は時間濃度曲線を描く。
ステップ508で、ROIのCT値変化が閾値を超えたか否かを判定する。この判定は、3つのROIにつき、それぞれの閾値に基づいて行われる。いずれのROIについても判定が否のときは、ステップ510で、撮影終了か否かを判定する。撮影終了の判定は、例えば、スキャン継続時間が所定時間に達したか否かに基づいて行われる。
ステップ510での判定も否のときは、ステップ507に戻る。ステップ508,510の判定がいずれも否である間は、ステップ507,508,510の動作が繰り返され、低線量ヘリカルシャトルスキャンが繰り返される。
図7の(c)に、低線量ヘリカルシャトルスキャンを破線の矢印で示す。矢印1本がヘリカルシャトルスキャンの片道の行程を表わし、その向きがヘリカルシャトルスキャンの進行方向を表わし、その長さがスキャン範囲Lを表わす。
このようなスキャン中に、時点T1で動脈ROIのCT値の変化が閾値を超えると、ステップ508での判定に基づき、ステップ509で、高線量ヘリカルスキャンを行う。高線量ヘリカルスキャンは、前記第1のX線線量よりも高い第2のX線線量のX線によるヘリカルスキャンであり、例えば、管電流を500mAとしたヘリカルスキャンである。高線量ヘリカルスキャンを図7の(c)では実線の矢印で表わす。
高線量ヘリカルスキャンは、スキャン範囲Lの往路または復路のいずれか一方において、全長にわたって行われる。動脈ROIのCT値の変化が閾値を超えた時点で、低線量ヘリカルシャトルスキャンが往路にあるときは、復路を戻る過程で高線量ヘリカルスキャンが行われ、低線量ヘリカルシャトルスキャンが復路にあるときは、次に往路を行く過程で高線量ヘリカルスキャンが行われる。
高線量ヘリカルスキャンによって、スキャン範囲Lの各位置について動脈相の画像が得られる。動脈相の画像は、高線量ヘリカルスキャンで撮影された画像なのでS/N(signal-to-noise ratio)が良い。
高線量ヘリカルスキャンの後に、ステップ510で、撮影終了か否かを判定し、判定が否のときはステップ507に戻る。これによって、低線量ヘリカルシャトルスキャンが再開される。ステップ508,510の判定がいずれも否である間は、ステップ507,508,510の動作が繰り返され、低線量ヘリカルシャトルスキャンが繰り返される。この状態を、図7の(c)では、実線矢印の後の2本の破線矢印で表わす。
このようなスキャン中に、時点T2で門脈ROIのCT値の変化が閾値を超えると、ステップ508での判定に基づき、ステップ509で、高線量ヘリカルスキャンを行う。高線量ヘリカルスキャンは、スキャン範囲Lの往路または復路の全長にわたって行われる。この状態を、図7の(c)では、2番目の実線矢印で表わす。これによって、スキャン範囲Lの各位置について門脈相の画像が得られる。門脈相の画像は、高線量ヘリカルスキャンで撮影された画像なのでS/Nが良い。
高線量ヘリカルスキャンの後に、ステップ510で、撮影終了か否かを判定し、判定が否のときはステップ507に戻る。これによって、低線量ヘリカルシャトルスキャンが再開される。ステップ508,510の判定がいずれも否である間は、ステップ507,508,510の動作が繰り返され、低線量ヘリカルシャトルスキャンが繰り返される。この状態を、図7の(c)では、実線矢印の後の3本の破線矢印で表わす。
このようなスキャン中に、時点T3で静脈ROIのCT値の変化が閾値を超えると、ステップ508での判定に基づき、ステップ509で、高線量ヘリカルスキャンを行う。この状態を、図7の(c)では、3番目の実線矢印で表わす。これによって、スキャン範囲Lの各位置について静脈相の画像が得られる。静脈相の画像は、高線量ヘリカルスキャンで撮影された画像なのでS/Nが良い。
高線量ヘリカルスキャンの後に、ステップ510で、撮影終了か否かを判定し、判定が否のときはステップ507に戻る。これによって、低線量ヘリカルシャトルスキャンが再開される。ステップ508,510の判定がいずれも否である間は、ステップ507,508,510の動作が繰り返され、低線量ヘリカルシャトルスキャンが繰り返される。この状態を、図7の(c)では、実線矢印の後の5本の破線矢印で表わす。
その後、スキャンの継続時間が所定時間時間に達すると、ステップ510で、撮影終了と判定し、ステップ511で、スキャンを停止する。
このように、造影撮影用のヘリカルシャトルスキャンにおいては、ROIのCT値変化を監視するためのスキャンは低線量で行われ、各相の造影画像を撮影するときのスキャンだけが高線量で行われる。スキャン継続時間に占める割合は、低線量ヘリカルシャトルスキャンが圧倒的で高線量ヘリカルスキャンはわずかである。
このため、従来のように全て高線量でスキャンする場合にくらべて、被検体の被曝量を大幅に低減することができる。その一方で、各相の造影画像の撮影は高線量スキャンによって行われるので、S/Nの良い高品質の造影画像を得ることができる。
図8に、ヘリカルシャトルスキャンで造影撮影を行うときの、本装置の動作の他の例のフロー図を示す。ヘリカルシャトルスキャンによる造影撮影は、オペレータコンソール300による制御の下で遂行される。
図8において、図5と同様なステップは、同一の符号を付して説明を省略する。図5との第1の相違点は、ステップ503’で、タイミングボーラススキャン(Timing Bolus Scan)を行うことである。タイミングボーラススキャンとは、被検体10に少量の造影剤を注入して所定の断面を低線量で繰り返しスキャンし、動脈の時間濃度曲線を求めることである。タイミングボーラススキャンは、本発明における予備スキャンの一例である。
図5との第2の相違点は、ステップ504’で、高線量ヘリカルスキャンの開始のタイミングを設定することである。高線量ヘリカルスキャンの開始のタイミングは、上記のようにして求められた時間濃度曲線から、例えば、早期動脈相、後期動脈相、門脈相および静脈相を予測することによって設定される。これによって、血流状態に適合したタイミングを設定することができる。
各相の予測には、所定のアルゴリズムが用いられる。設定されるタイミングは、例えば、早期動脈相に合わせたA時間、後期動脈相に合わせたB時間、門脈相に合わせたC時間および静脈相に合わせたD時間である。
図5との第3の相違点は、ステップ505に相当する閾値設定がないことである。図5との第4の相違点は、ステップ508’で、高線量ヘリカルスキャンの開始のタイミングを判定することである。ここでの判定に基づき、高線量ヘリカルスキャンは、図9に示すように、A時間、B時間、C時間およびD時間においてそれぞれ行われ、それ以外は低線量ヘリカルシャトルスキャンが行われる。なお、A時間は、動脈のCT値変化が設定値を超えると予想される時間である。
このように、高線量のX線によるヘリカルスキャンを予め設定されたタイミングで行わせるので、高線量スキャンのタイミングを決めるための、低線量スキャン中のリアルタイム画像再構成およびROIのCT値監視を不要にすることができる。
図10に、ヘリカルシャトルスキャンで造影撮影を行うときの、本装置の動作のさらに他の例のフロー図を示す。ヘリカルシャトルスキャンによる造影撮影は、オペレータコンソール300による制御の下で遂行される。
図10において、図8と同様なステップは、同一の符号を付して説明を省略する。図8との相違点は、ステップ503’のタイミングボーラススキャンを省略するとともに、ステップ504’’で、高線量ヘリカルスキャンの開始のタイミングを設定することである。
高線量ヘリカルスキャンの開始のタイミングは、オペレータが、例えば、早期動脈相、後期動脈相、門脈相および静脈相を予測することによって手動的に設定する。各相の予測には、過去の造影撮影の実績データ等が利用される。
設定されるタイミングは、例えば、早期動脈相に合わせたA時間、後期動脈相に合わせたB時間、門脈相に合わせたC時間および静脈相に合わせたD時間である。なお、これに限らず、高線量ヘリカルスキャンの開始のタイミングは、任意のタイミングを設定することができる。
このような設定に基づき、図9に示したのと同様に、高線量ヘリカルスキャンは、A時間、B時間、C時間およびD時間においてそれぞれ行われ、それ以外は低線量ヘリカルシャトルスキャンが行われる。
高線量ヘリカルスキャンの開始のタイミングA,B,C,Dが予め定まっているときは、それらのタイミングが低線量ヘリカルシャトルスキャンのどの過程で到来するかを予測することができる。
そこで、高線量ヘリカルスキャンの開始のタイミングが、低線量ヘリカルシャトルスキャンの往路または復路の途中で到来すると見込まれるときは、その行程は、低線量ヘリカルシャトルスキャンに代えて、高線量ヘリカルスキャンで行うようにしても良い。
発明を実施するための最良の形態の一例のX線CT装置の構成を示す図である。 発明を実施するための最良の形態の一例のX線CT装置の構成を示す図である。 X線照射・検出装置の構成を示す図である。 X線検出器のX線入射面の構成を示す図である。 発明を実施するための最良の形態の一例のX線CT装置の動作を示すフロー図である。 スキャン範囲設定の一例を示す図である。 発明を実施するための最良の形態の一例のX線CT装置の動作を示すタイムチャートである。 発明を実施するための最良の形態の一例のX線CT装置の動作を示すフロー図である。 発明を実施するための最良の形態の一例のX線CT装置の動作を示すタイムチャートである。 発明を実施するための最良の形態の一例のX線CT装置の動作を示すフロー図である。
符号の説明
10 : 被検体
100 : ガントリ
110 : X線照射・検出装置
130 : X線管
132 : 焦点
134 : X線
150 : X線検出器
152 : X線入射面
154 : 検出セル
200 : テーブル
202 : 天板
204 : クレードル
206 : 支柱
208 : ベース
300 : オペレータコンソール
302 : ディスプレイ

Claims (10)

  1. 造影撮影を被検体の同じ部位の往復的なヘリカルスキャンの繰り返しによって行うスキャン手段を具備するX線CT装置であって、
    前記スキャン手段は、前記往復的なヘリカルスキャンの片道毎に、ヘリカルスキャンにより照射されるX線のX線線量に関わる条件を設定可能とするものであり、前記片道毎に設定されたX線線量に関わる条件として、関心領域の造影剤の濃度を監視するための第1のX線線量となる条件と、前記第1のX線線量よりも高い、前記関心領域の造影画像の撮影を行うための第2のX線線量となる条件とを含む
    ことを特徴とするX線CT装置。
  2. 前記ヘリカルスキャンにより照射されるX線のX線線量に関わる条件は、管電流である
    ことを特徴とする請求項1に記載のX線CT装置。
  3. 前記スキャン手段は、前記第2のX線線量のX線によるヘリカルスキャンの開始のタイミングを、前記第1のX線線量のX線によるヘリカルスキャンによって撮影された画像の関心領域のCT値の変化に基づいて定める
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のX線CT装置。
  4. 前記関心領域は複数の関心領域である
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載のX線CT装置。
  5. 前記複数の関心領域は、前記ヘリカルスキャンの往復範囲内での位置が異なる複数の画像の関心領域である
    ことを特徴とする請求項4に記載のX線CT装置。
  6. 前記複数の関心領域の少なくとも1つは、動脈相においてCT値の変化が最大になる関心領域である
    ことを特徴とする請求項4に記載のX線CT装置。
  7. 前記複数の関心領域の少なくとも1つは、門脈相においてCT値の変化が最大になる関心領域である
    ことを特徴とする請求項4に記載のX線CT装置。
  8. 前記複数の関心領域の少なくとも1つは、静脈相においてCT値の変化が最大になる関心領域である
    ことを特徴とする請求項4に記載のX線CT装置。
  9. 前記スキャン手段は、前記第2のX線線量のX線によるヘリカルスキャンを予め設定されたタイミングで行う
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項8のうちのいずれか1つに記載のX線CT装置。
  10. 前記タイミングは予備スキャンによって造影撮影された画像の関心領域のCT値の時間濃度曲線に基づいて設定される
    ことを特徴とする請求項9に記載のX線CT装置。
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