JP2012148651A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】サイドウォールの表面に生じる凹凸を目立たなくさせる効果に優れた空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】空気入りタイヤのサイドウォールの表面は、第1のリッジで装飾された背景装飾領域と、複数の帯状リッジ領域と、無装飾領域と、標章表示領域とを備えている。複数の帯状リッジ領域は、前記背景装飾領域に囲まれるように設けられ、第2のリッジで装飾され、タイヤ径方向に変位しながらタイヤ周方向に延びるように形成されている。前記複数の帯状リッジ領域は、互いに交差する交差部を有している。前記交差部において、前記リッジAが前記リッジBを遮断するように前記リッジAが形成され、前記交差部の境界において、前記リッジBが前記リッジAに接続しないように途切れている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、1対のサイドウォールの少なくとも一方にタイヤ識別用標章が表示された空気入りタイヤに関する。
近年、空気入りタイヤにおいて、軽量化、低転がり抵抗化を達成するために、サイドウォールのゲージ(以下、サイドゲージともいう)を薄くする必要性が生じている。しかし、サイドゲージを薄くすると、サイドウォール表面に外観不良が高い確率で発生する傾向がある。この外観不良は、タイヤ性能には何ら悪影響を与えないものであるが、ユーザに不良品ではないか、との心配を与える。そこで、サイドウォール表面の全面に模様を施して(例えば、特許文献1参照)、そうした外観不良が目立たないようにすることが知られている。
特許第3645358号公報
サイドウォール表面には、カーカスプライの巻き上げ端部や、カーカスプライ材を重ね合わせた部分が、段形状の凹凸として現れることがある。しかし、上述のサイドウォール表面の全面に模様を施したタイヤでは、このような凹凸が目立つのを抑える効果が不十分な場合がある。
本発明は、サイドウォールの表面に生じる凹凸を目立たなくさせる効果に優れた空気入りタイヤを提供する。
本発明の一態様は、
1対のサイドウォールの少なくとも一方にタイヤ識別用標章が表示された空気入りタイヤであって、
前記タイヤ識別標章が表示されたサイドウォールの表面は、
第1のリッジで装飾された背景装飾領域と、
前記背景装飾領域に囲まれるように設けられ、第2のリッジで装飾され、タイヤ径方向に変位しながらタイヤ周方向に延びるように形成された複数の帯状リッジ領域と、
前記背景装飾領域の外側に前記背景装飾領域に接するように設けられた、リッジを有さない平滑面を有する無装飾領域と、
文字、記号又はこれらの組み合わせからなるタイヤ識別用標章のうち前記文字または前記記号のそれぞれが前記無装飾領域に囲まれるように設けられた標章表示領域と、を備え、
前記複数の帯状リッジ領域は、互いに交差する交差部を有し、
前記交差部で交差する第1の帯状リッジ領域の前記第2のリッジをリッジAとし、前記交差部で交差する第2の帯状リッジ領域の前記第2のリッジをリッジBとしたとき、前記交差部において、前記リッジAが前記リッジBを遮断するように前記リッジAが形成され、前記交差部の境界において、前記リッジBが前記リッジAに接続しないように途切れている、ことを特徴とする。
その際、少なくとも1つの前記帯状リッジ領域のタイヤ径方向幅は、タイヤ周方向に沿って変化していることが好ましい。
前記リッジA及び前記リッジBは、リッジ断面形状、リッジ傾斜角度、リッジ間隔及びリッジ高さのうち少なくとも1つが互いに異なることが好ましい。
前記帯状リッジ領域において、前記第2のリッジが前記平滑面に対して凹んだ底部から突出する凹部領域が形成され、前記帯状リッジ領域の一端が前記無装飾領域に接し、
前記第2のリッジの前記底部からの高さは前記凹部領域の凹み深さより低いことが好ましい。
前記標章表示領域は、前記無装飾領域の平滑面に対して凹んだ底部と、前記底部から突出する多数の第3のリッジとを有する凹部領域であり、
前記第3のリッジの前記底部からの高さは前記凹部領域の凹み深さより低いことが好ましい。
カーカスプライがタイヤ内周面側からタイヤ外周面側に向かってビード周りに巻き上げられた空気入りタイヤであって、
前記カーカスプライの巻き上げ端部のタイヤ径方向の位置が、前記無装飾領域のタイヤ径方向の範囲の外側になるように、前記無装飾領域が設けられることが好ましい。
カーカスプライ材の両端部を重ね合わせてタイヤ周上に配した空気入りタイヤであって、
前記無装飾領域は、前記カーカスプライ材を重ね合わせた部分のタイヤ周方向の位置が、前記無装飾領域のタイヤ周方向の範囲の外側になるように、前記無装飾領域が設けられることが好ましい。
上記態様の空気入りタイヤは、サイドウォールの表面に現れる凹凸を目立たなくする効果に優れる。
一実施形態の空気入りラジアルタイヤを示す側面図である。 図1に示す空気入りラジアルタイヤの一部を示す半断面図である。 図1に示す空気入りラジアルタイヤのカーカスプライ材を重ね合わせた部分を示す断面図である。 図1に示す空気入りラジアルタイヤのサイドウォールの一部を拡大して示す部分側面図である。 図1に示すV−V線におけるサイドウォールの断面図である。 図1に示すVI−VI線におけるサイドウォールの断面図である。 図1に示すVII−VII線におけるサイドウォールの断面図である。
以下、本発明の空気入りタイヤを詳細に説明する。
図1は、本実施形態の空気入りラジアルタイヤ(以下、タイヤという)10を示す側面図である。タイヤ10は乗用車用タイヤである。なお、タイヤ10の後述するサイドウォールは、重荷重用タイヤ、航空機用タイヤ、建設車両用タイヤ、二輪車用タイヤ等に用いることができ、タイヤの種類は制限されない。
以下で説明するサイドゲージ、凹部領域の凹み深さ及びリッジの底部からの高さは、乗用車用タイヤにおける数値例である。
タイヤ10は、回転方向は特に制限されず、時計回り又は反時計回りに回転するよう、車両に装着される。
タイヤ10は、図2に示すように、トレッド部12と、サイドウォール14と、ビード部16、カーカス層18と、ベルト層20とを有する。図2は、タイヤ10の一部を示す半断面図である。この他に、図示されないが、タイヤ10は、インナライナ層等を有する。サイドウォール14及びビード部16は、トレッド部12を挟むようにタイヤ幅方向の両側に配されて対を成している。なお、図1において、トレッド部12は、仮想線を用いてタイヤ径方向の輪郭のみ示す。
本発明におけるタイヤ幅方向とは、タイヤ回転軸に平行な方向をいい、タイヤ周方向とは、タイヤを回転体としてみたときの回転の周方向をいい、タイヤ径方向とは、タイヤを回転体としてみたときの径方向をいう。また、タイヤ周方向のうち、車両前進時にタイヤが回転する向きを特にタイヤ回転方向という。
トレッド部12、ビード部16、ベルト層20、インナライナ層等は、公知のものが用いられてもよいし、新規なものが用いられてもよく、本発明において、特に限定されない。
サイドウォール14の少なくとも一方の表面は、図1及び図4に示すような形態を有し、その表面には、第1のリッジで装飾された背景装飾領域2と、2本の帯状リッジ領域3,4と、無装飾領域6と、標章表示領域7とが形成されている。図4は、タイヤ10のサイドウォール14の一部を拡大して示す部分側面図である。これらの領域2〜4,6,7は、1対のサイドウォール14の一方または両方に設けられてよい。一方にのみ設ける場合は、タイヤ10を車両に装着した場合に車両外側に配されるサイドウォール14に設けられるのが好ましい。サイドウォール14の厚さ(ゲージ)は、最小の部分が1.5〜3.0mmであってもサイドウォール14表面の凹凸が目立たない。なお、サイドウォール14のゲージは、後述する凹部領域を除く表面の部分とこれに対応するタイヤ内表面との最小距離をいう。
カーカス層18は、引き揃えられた複数本のカーカスコード(カーカスプライ)18aかなる単一の層で、1対のビード部16,16間に装架されている。カーカス層18の層数は、特に制限されないが、少ない程サイドウォール14表面の凹凸が大きく現れるため、凹凸を目立たなくさせる効果が大きくなる。カーカスコード18aとしては、レーヨン、ポリエステル、ナイロン、芳香族ポリアミド等からなる有機繊維コードのほか、スチールコードが用いられる。カーカス層18は、ビード部16のビードコア17の周りにタイヤ内周面側から外周面側に向かって巻き上げられてなる巻き上げ端部18bを有する。また、カーカス層18は、図3に示すように、カーカスコード18aのタイヤ周方向の一端部18cと他端部18dとを重ね合わせた部分(以下、スプライス部ともいう)19を有する。図3は、タイヤ10のスプライス部19を示す断面図である。
(背景装飾領域)
背景装飾領域2は、サイドウォール14表面のうち、帯状リッジ領域3,4、無装飾領域6、標章表示領域7を除く領域に形成され、タイヤ径方向の外側に形成された外径側装飾領域21と、タイヤ径方向の内側に形成された内径側装飾領域22とを有する。外径側装飾領域21は、内径側装飾領域22よりタイヤ径方向長さが長く、帯状リッジ領域3,4、無装飾領域6、標章表示領域7が配されたタイヤ径方向領域と対応するタイヤ径方向領域に配される。外径側装飾領域21と内径側装飾領域22は、タイヤ径方向間に、例えば0.8mmの間隔をあけて配されている。
外径側装飾領域21は、多数のリッジ(第1のリッジ)21aで装飾されている。内径側装飾領域22は、多数のリッジ(第1のリッジ)22aで装飾されている。これにより、サイドウォール14表面において、見る者の視線を分散させ、凹凸を目立たなくすることができる。
外径側装飾領域21のリッジ21aは、例えば、タイヤ径方向に対し時計回りの方向に45°傾斜して延びるよう形成されている。隣接する2本のリッジ21aの最短距離(以下、リッジ間隔ともいう)は、例えば、0.5mmである。
内径側装飾領域22のリッジ22aは、例えば、タイヤ径方向に対し反時計回りの方向に45°傾斜して延びるよう形成されている。リッジ22aのリッジ間隔は、見る者の視線を外径側装飾領域21に集める観点から、リッジ21aのリッジ間隔より狭いのが好ましく、例えば、0.3mmである。
(帯状リッジ領域)
帯状リッジ領域3と帯状リッジ領域4は互いに異なる。例えば、帯状リッジ領域3と帯状リッジ領域4を構成するリッジのリッジ断面形状、リッジ傾斜角度、リッジ間隔及びリッジ高さのうち少なくとも1つが互いに異なる。複数種の帯状リッジ領域3,4が存在することにより、サイドウォール14表面での、光と影のバランスや反射光の強弱が変化し、サイドウォール14表面に外観不良としてできる凹凸を目立たなくさせることができる。帯状リッジ領域3,4は、背景装飾領域2の外径側装飾領域21に囲まれるように設けられる。帯状リッジ領域3,4は、タイヤ径方向に変位しながらタイヤ周方向に延びるように形成されている。例えば、タイヤ周方向に周期的にタイヤ径方向に変位する波形状に形成される。本実施形態では、帯状リッジ領域3,4は、それぞれ4つの周期を有する波形状に形成され、互いに位相がずれている。
帯状リッジ領域3は、多数のリッジ(第2のリッジ)31で装飾されている。帯状リッジ領域3は、その一端において無装飾領域6に接し、図5に示すように、無装飾領域6の平滑面61に対して凹んだ底部32からリッジ31が突出する凹部領域33が形成されている。図5は、図1に示すV−V線での断面図である。リッジ31の底部32からの高さDは、無装飾領域6に対し帯状リッジ領域3の輪郭を際立たせる観点から、凹部領域33の凹み深さCより低いことが好ましい。これら凹み深さCと高さDは、さらに、下記式(I)を満たす関係にあることがより好ましい。
0.1mm≦C−D≦0.5mm (I)
(但し、0.5mm≦C≦1.0mm、0.3mm≦D≦0.8mm)
C−Dは、0.1mm以上であることで、無装飾領域6との境界において帯状リッジ領域3の輪郭が際立ち、0.5mm以下であることで、サイドゲージを薄くでき、タイヤ重量を軽量化できる。また、凹み深さCは、0.5mm以上であることで、見る者の視線をより集め易くなり、1.0mm以下であることで、ユニフォミティに与える影響を小さくできる。高さDは、0.3mm以上であることで、見る者の視線をより集め易くなり、0.8mm以下であることで、ユニフォミティに与える影響を小さくできる。
リッジ31のタイヤ径方向に対して傾斜して延びる角度(以下、リッジ傾斜角度ともいう)は、耐久性を向上させる観点から、0〜60°であるのが好ましい。例えば0°である。リッジ31のリッジ間隔は、背景装飾領域2に対し帯状リッジ領域3を際立たせる観点から、背景装飾領域2の外径側装飾領域21のリッジ間隔より広いことが好ましく、内径側装飾領域22のリッジ22aのリッジ間隔より広いことがより好ましい。リッジ31のリッジ間隔は、例えば、1.0mmである。帯状リッジ領域3のタイヤ径方向幅は、タイヤ周方向に沿って変化せず、一定である。
帯状リッジ領域4は、多数のリッジ(第2のリッジ)41で装飾されている。帯状リッジ領域4には、その一端において無装飾領域6に接し、図6に示すように、無装飾領域6の平滑面61に対して凹んだ底部42からリッジ41が突出する凹部領域43が形成されている。図6は、図1に示すVI−VI線での断面図である。リッジ41の底部42からの高さD’は、無装飾領域6に対し帯状リッジ領域4の輪郭を際立たせる観点から、凹部領域43の凹み深さC’より低いことが好ましい。これら凹み深さC’と高さD’の関係は、さらに、上述の式(I)において、CをC’に、DをD’にそれぞれ置き換えた関係にあることが好ましい。この場合のC’−D’、C’及びD’の意義は、それぞれC−D、C及びDについて上述したのと同様である。
帯状リッジ領域4は、分岐していていもよく、例えば、主部45と、主部45から分岐して延びる分岐部46とを有している。これにより、見る者の視線をより分散させることができる。主部45と分岐部46は、同種の(リッジ断面形状、リッジ傾斜角度、リッジ間隔及びリッジ高さが同じ)リッジ41を有する。主部45と分岐部46は、それぞれ4つの周期を有する波形状に形成され、互いに位相がずれている。
リッジ41は、リッジ31とは、リッジ断面形状、リッジ傾斜角度、リッジ間隔及びリッジ高さのうち少なくとも1つが互いに異なることが好ましい。これにより、サイドウォール14表面において、反射光の強弱を変化させることができ、凹凸を目立たなくすることができる。このように凹凸を目立たなくすることができる結果、サイドウォール14の厚さ、特にサイドウォール14のゴム部材の厚さを薄くすることができ、タイヤ10の軽量化を図ることができる。リッジ41は、例えば、リッジ31とは、リッジ傾斜角度及びリッジ間隔が異なる。リッジ41のリッジ傾斜角度は、耐久性を向上させる観点から、0〜60°であるのが好ましい。例えば、タイヤ径方向に対し反時計回りの方向に45°傾斜している。リッジ41のリッジ間隔は、背景装飾領域2及び帯状リッジ領域3との間で見る者の視線を分散させる観点から、帯状リッジ領域3のリッジ31のリッジ間隔より狭いことが好ましく、例えば、0.8mmである。
帯状リッジ領域4のタイヤ径方向幅は、タイヤ周方向に沿って変化している。これにより、見る者の視線がより分散され、サイドウォール14表面において凹凸が目立つのを効果的に抑えられる。本実施形態では、主部45及び分岐部46のいずれも、タイヤ周方向に沿って径方向幅が変化している。
帯状リッジ領域3,4は、互いに交差する交差部50,51,52,53,54,55,56,57,58,59を有している。交差部は、交差部50,59のように、一方の帯状リッジ領域の端が他方の帯状リッジ領域またはその端と交わる部分も含む。交差部50〜59が存在することにより、タイヤ10の側面を見る者の視線を分散させ、サイドウォール14表面の凹凸を目立たなくすることができる。
交差部51,53,55,57,59では、リッジ31(リッジA)がリッジ41(リッジB)を遮断するようにリッジ31が形成され、これら交差部51,53,55,57,59の境界において、リッジ31がリッジ41に接続しないように途切れている。また、交差部50,52,54,56,58では、逆にリッジ41(リッジA)がリッジ31(リッジB)を遮断するようにリッジ41が形成され、これら交差部50,52,54,56,58の境界において、リッジ41がリッジ31に接続しないように途切れている。このように交差部において一方のリッジが不連続であることにより、各帯状リッジ領域3,4の輪郭が際立ち、見る者の視線が分散され、サイドウォール14表面に外観不良として現れる凹凸を目立たなくすることができる。
(無装飾領域)
無装飾領域6は、背景装飾領域2の外側に背景装飾領域2に接するように設けられた、リッジを有さない平滑面61を有する。無装飾領域6は、サイドウォール14表面の凹凸を目立たなくさせる観点から、カーカスコード18aの巻き上げ端部18bのタイヤ径方向の位置が、無装飾領域6のタイヤ径方向の範囲の外側になるように設けられることが好ましい。また、無装飾領域6は、サイドウォール14表面の凹凸を目立たなくさせる観点から、カーカスコード18aのスプライス部19のタイヤ周方向の位置が、無装飾領域6のタイヤ周方向の範囲の外側になるように、設けられることが好ましい。
(標章表示領域)
標章表示領域7は、文字、記号又はこれらの組み合わせからなる、タイヤ識別用標章8が形成された領域である。標章表示領域7は、タイヤ周上に1つまたはタイヤ周上に離間して複数配されてよく、本実施形態では、タイヤ周上の反対側位置の2箇所に配置されている。タイヤ識別用標章8は、メーカー名、ブランド名、タイヤサイズなどを示す文字または記号の組み合わせからなる。これら文字又は記号のそれぞれが無装飾領域6に囲まれるように設けられている。記号には数字が含まれる。文字、記号はそれぞれ、図案化されたものも含む。タイヤ識別用標章8を構成する文字及び記号の数は、1つまたは複数であってよい。図1に示すタイヤ10において、上部の標章表示領域7のタイヤ識別用標章8は、左端に配された図案化されたyの文字と、この右側に隣接して配された「YOKOHAMA」との文字列とで構成される。また、下部の標章表示領域7のタイヤ識別用標章8は、上述した図案化されたyの文字と、複数のaの文字からなる文字列とで構成される。
タイヤ10上部の標章表示領域7は、図案化されたyの文字の領域を除き、図7に示すように、無装飾領域6の平滑面61に対して凹んだ底部72と、底部72から突出する多数のリッジ(第3のリッジ)71とを有する凹部領域73である。図7は、文字列「YOKOHAMA」の「Y」の位置における図1のVII−VII線断面図である。凹部領域73は、多数のリッジ71を有することにより、隣接する無装飾領域6と比較して濃く見え、タイヤ識別用標章8の視認性が上がる。例えば、無装飾領域6の平滑面61における光の鏡面反射光等の成分により無装飾領域6の色は白っぽく見え、標章表示領域7は光の散乱反射光の成分により標章表示領域7の色は黒く見える。また、凹部領域73は、多数のリッジ71が形成されることにより、埃、泥等が標章表示領域7に付着して目詰まりを起こしにくくなっている。
図7に示すように、リッジ71の底部72からの高さBは、凹部領域73の凹み深さAより低いことが好ましい。これら凹み深さAと高さBは、さらに、下記式(II)を満たす関係にあることがより好ましい。
0.1mm≦A−B≦0.5mm (II)
(但し、0.5mm≦A≦1.0mm、0.3mm≦B≦0.8mm)
A−Bは、0.1mm以上であることで、無装飾領域61との境界においてタイヤ識別用標章8の輪郭が際立ち、0.5mm以下であることで、サイドウォールの厚さ、特にサイドウォール14のサイドゴム部材の厚さを薄くでき、タイヤ重量を軽量化できる。また、凹み深さAは、0.5mm以上であることで、標章表示領域7が濃く見え、タイヤ識別用標章8の視認性が上がり、また、見る者の視線をより集め易くなり、1.0mm以下であることで、特にカーカス層への方向にクラックが発生するのを抑えることができる。高さBは、0.3mm以上であることで、標章8の視認性が上がり、0.8mm以下であることで、標章表示領域7の鏡面反射光を抑えることができる。
タイヤ10下部の標章表示領域7のうち、図案化されたyの文字の領域を除く領域は、aの文字列の領域に、多数のリッジに代えてメッシュが形成されている点を除いて、上述の凹部領域73と同様に構成された凹部領域である。
タイヤ10の製造は、特に限定されず、従来公知の方法で行うことができる。
(他の実施形態)
本発明において、帯状リッジ領域の数は、複数であれば特に制限されず、3本以上であってもよい。帯状リッジ領域、背景装飾領域、標章表示領域のリッジの断面形状、傾斜角度、リッジ間隔、リッジ高さは、上述のものに特に限定されない。
複数の帯状リッジ領域は、少なくとも1つの帯状リッジ領域のタイヤ径方向幅がタイヤ周方向に沿って変化していればよく、2本以上の帯状リッジ領域のタイヤ径方向幅がタイヤ周方向に沿って変化してもよい。複数の帯状リッジ領域は、2本以上が分岐していてもよく、その全てが分岐していなくてもよい。帯状リッジ領域は、分岐している場合に、さらに分岐するものであってもよい。
リッジA及びリッジBは、リッジ断面形状、リッジ傾斜角度、リッジ間隔及びリッジ高さのうち少なくとも1つが異なっていればよく、さらに、2つ以上が異なってもよい。
帯状リッジ領域は、第2のリッジの高さが、凹部領域の凹み深さと同じ又は凹み深さより高くてもよい。すなわち、第2のリッジの頂部が平滑面61に対してサイドウォール14表面に対して飛び出してもよい。標章表示領域は、第3のリッジの高さが、凹部領域の凹み深さと等しい又は凹み深さより高くてもよい。すなわち、第3のリッジの頂部が平滑面61に対してサイドウォール14表面に対して飛び出してもよい。標章表示領域は、第3のリッジを有していなくてもよい。
無装飾領域は、カーカスプライの巻き上げ端のタイヤ径方向の位置が無装飾領域のタイヤ径方向の範囲内に設けられてもよい。また、無装飾領域は、スプライス部のタイヤ周方向の位置が無装飾領域のタイヤ周方向の範囲内になるよう設けられてもよい。カーカス層は、2層以上からなってもよい。
(実施例)
以下、本発明のタイヤの効果を調べるために、サイドウォールの仕様を、下記表1〜3に示すように、種々変えたタイヤ(195/65R15)を試作した(従来例1,2、比較例1〜3、実施例1〜13)。これら試作したタイヤは、表1〜3に示す違いを除き、帯状リッジ領域の分岐の態様、交差部の数などを含め、図1のタイヤ10と同様に作製した。
これら試作したタイヤをリムに組み付け、サイドウォール表面の凹凸を目立たせるために300kPaの内圧を充填し、小型FF車両に装着し、外観不良として生じるサイドウォール表面の凹凸の視認性を評価した。
凹凸の評価は、タイヤから1m離れた位置に20人のモニターが立ってそれぞれ目視したときに、サイドウォール表面の凹凸(凹凸の段差はレーザ形状測定器にて実測)を確認できるかを調べ、その結果を集計して4段階評価をした。観察結果を、表1〜3に示す。
表1〜3において、凹凸評価の欄において、1〜4の各数字で示す結果は、モニターの80%がそれぞれ下記のように判断したことを表す。なお、段差が0.5mm未満である場合は、外観不良の観点で問題ないと判断した。
4:凹凸が確認できなかった
3:注意深く観察すれば、凹凸は確認できたが、その段差は0.5mm未満だった。
2:注意深く観察すれば、凹凸が確認でき、0.5〜1.0mmの段差が生じていた。
1:凹凸が容易に確認でき、1.0mmを超える段差が生じていた。
また、表1〜3において、リッジ模様は、リッジ傾斜角度を指し、帯状リッジ領域同士のリッジ模様が異なるという場合は、タイヤ径方向に対し、リッジA及びリッジBの一方が40°傾斜し、リッジA及びリッジBの他方が−60°傾斜していることをいう。サイドMINゲージとは、サイドウォールの厚さの最小値を意味する。
Figure 2012148651
従来例1と従来例2の評価結果から、サイドゲージが薄いと、タイヤ重量は軽くなるが、凹凸評価が悪くなることが分かる。
実施例1と比較例1の評価結果から、サイドゲージが同じ場合、交差部があることで、凹凸評価がよくなることが分かる。
実施例1と比較例2の評価結果から、交差部での帯状リッジ領域のリッジ同士が不連続であることにより、凹凸評価がよくなることが分かる。
実施例1と比較例3の評価結果から、背景リッジ領域があることで、凹凸評価がよくなることが分かる。
Figure 2012148651
実施例1〜3の評価結果から、少なくとも、複数の帯状リッジ領域を有し、交差部を有し、交差部での帯状リッジ領域のリッジ同士が不連続であり、背景リッジ領域を有していれば、サイドゲージが薄く(1.5mm)ても、凹凸評価がよくなることが分かる。
実施例1と実施例4、実施例2と実施例5、実施例6と実施例7、及び実施例8と実施例9について、それぞれの評価結果の比較から、帯状リッジ領域のタイヤ径方向幅が変化する場合は、凹凸評価がよくなることが分かる。
実施例2と実施例6の評価結果から、帯状リッジ領域同士のリッジ模様が異なることにより、凹凸評価がよくなることが分かる。
Figure 2012148651
実施例2と実施例10,11の評価結果から、帯状リッジ領域のリッジ高さDが平滑面からの凹み深さCより低いことで、凹凸評価がよくなることが分かる。
実施例2と実施例12,13の評価結果から、標章表示領域のリッジの高さBが凹み深さAより低い場合は、凹凸評価がよくなることが分かる。
以上、本発明の空気入りタイヤについて詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
10 空気入りタイヤ
14 サイドウォール
17 ビードコア(ビード)
18a カーカスプライ
18b カーカスプライの巻き上げ端部
18c,18d カーカスプライ材の両端部
19 スプライス部(カーカスプライ材を重ね合わせた部分)
2 背景装飾領域
21a 第1のリッジ
3,4帯状リッジ領域
31,41 第2のリッジ(リッジA、リッジB)
D,D’ 第2のリッジの底部からの高さ
32,42 底部
33,43 帯状リッジ領域の凹部領域
C,C’ 帯状リッジ領域の凹部領域の凹み深さ
50,51,52,53,54,55,56,57,58,59 交差部
6 無装飾領域
61 平滑面
7 標章表示領域
71 第3のリッジ
B 第3のリッジの底部からの高さ
72 底部
73 標章表示領域の凹部領域
A 標章表示領域の凹部領域の凹み深さ
8 タイヤ識別用標章

Claims (7)

  1. 1対のサイドウォールの少なくとも一方にタイヤ識別用標章が表示された空気入りタイヤであって、
    前記タイヤ識別標章が表示されたサイドウォールの表面は、
    第1のリッジで装飾された背景装飾領域と、
    前記背景装飾領域に囲まれるように設けられ、第2のリッジで装飾され、タイヤ径方向に変位しながらタイヤ周方向に延びるように形成された複数の帯状リッジ領域と、
    前記背景装飾領域の外側に前記背景装飾領域に接するように設けられた、リッジを有さない平滑面を有する無装飾領域と、
    文字、記号又はこれらの組み合わせからなるタイヤ識別用標章のうち前記文字または前記記号のそれぞれが前記無装飾領域に囲まれるように設けられた標章表示領域と、を備え、
    前記複数の帯状リッジ領域は、互いに交差する交差部を有し、
    前記交差部で交差する第1の帯状リッジ領域の前記第2のリッジをリッジAとし、前記交差部で交差する第2の帯状リッジ領域の前記第2のリッジをリッジBとしたとき、前記交差部において、前記リッジAが前記リッジBを遮断するように前記リッジAが形成され、前記交差部の境界において、前記リッジBが前記リッジAに接続しないように途切れている、ことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 少なくとも1つの前記帯状リッジ領域のタイヤ径方向幅は、タイヤ周方向に沿って変化している、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記リッジA及び前記リッジBは、リッジ断面形状、リッジ傾斜角度、リッジ間隔及びリッジ高さのうち少なくとも1つが互いに異なる、請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記帯状リッジ領域において、前記第2のリッジが前記平滑面に対して凹んだ底部から突出する凹部領域が形成され、前記帯状リッジ領域の一端が前記無装飾領域に接し、
    前記第2のリッジの前記底部からの高さは前記凹部領域の凹み深さより低い、請求項1から3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記標章表示領域は、前記無装飾領域の平滑面に対して凹んだ底部と、前記底部から突出する多数の第3のリッジとを有する凹部領域であり、
    前記第3のリッジの前記底部からの高さは前記凹部領域の凹み深さより低い、請求項1から4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  6. カーカスプライがタイヤ内周面側からタイヤ外周面側に向かってビード周りに巻き上げられた空気入りタイヤであって、
    前記カーカスプライの巻き上げ端部のタイヤ径方向の位置が、前記無装飾領域のタイヤ径方向の範囲の外側になるように、前記無装飾領域が設けられる、請求項1から5のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  7. カーカスプライ材の両端部を重ね合わせてタイヤ周上に配した空気入りタイヤであって、
    前記無装飾領域は、前記カーカスプライ材を重ね合わせた部分のタイヤ周方向の位置が、前記無装飾領域のタイヤ周方向の範囲の外側になるように、前記無装飾領域が設けられる、請求項1から6のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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