JP2003191719A - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

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JP2003191719A
JP2003191719A JP2001396091A JP2001396091A JP2003191719A JP 2003191719 A JP2003191719 A JP 2003191719A JP 2001396091 A JP2001396091 A JP 2001396091A JP 2001396091 A JP2001396091 A JP 2001396091A JP 2003191719 A JP2003191719 A JP 2003191719A
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JP2001396091A
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Hidechika Kajikawa
秀親 梶川
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Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイドウォール部の外面に、表示部の文字等
の有効サイズを確保しつつ、統一感のある表面外観でサ
イド補強部と表示部の双方を別々に設けることができ
る、例えば偏平率が50%以下の偏平タイヤを提供する。 【解決手段】 サイドウォール部の外面に、複数本のリ
ッジをもちタイヤ周方向に沿ってリング状に延びるサイ
ド補強部と、文字、記号等の表示部とを具える空気入り
タイヤにおいて、表示部は、サイド補強部の外周側又は
内周側に配設し、サイド補強部は、表示部を配設する部
分に対応して細幅となる狭幅部と、この狭幅部の幅の1.
5〜10倍の幅をもつ広幅部とを有し、広幅部の一方の輪
郭周線又はこの仮想延長周線上の所定位置から表示部に
向かって略タイヤ周方向に沿って細幅で延びる線状装飾
帯を設けることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、サイドウォール
部の外面に、複数本のリッジをもちタイヤ周方向に沿っ
てリング状に延びるサイド補強部と、文字、記号等の表
示部とを具える空気入りタイヤ、特に、タイヤ径方向寸
法が短いサイドウォール部の外面を有する、例えば偏平
率が50%以下の偏平タイヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、タイヤは、サイドウォール部の外
面に、縁石等の突起物との接触によるサイド部の損傷を
防止するため、複数本のリッジをもちタイヤ周方向に沿
ってリング状に延びるサイド補強部を配設するととも
に、例えば、会社名、商品名、サイズ表示、製造国、鋼
材表示などの法規上必要とされる文字、記号等の表示部
とを配設するのが一般的である。
【0003】また、サイドウォール部の外面は、サイド
ゴム中に配合される老化防止剤が経時的に析出して、い
わゆるブルームと呼ばれる外観不良が生じやすく、サイ
ドウォール部の外面を、サイド補強部を構成するリッジ
のような凹凸をもたず、のっぺりとした平滑な面で形成
した場合には、上記外観の見栄えが顕著に悪化するた
め、この点からも、サイドウォール部の外面にはサイド
補強部を設けることが好ましい。
【0004】しかしながら、例えば、偏平率が50%以下
の偏平タイヤのように、サイドウォール部の外面のタイ
ヤ径方向寸法が短い場合には、サイド補強部と表示部の
双方を別々に分けて配設するための外面の面積、特にタ
イヤ径方向寸法が十分に確保できなくなる。
【0005】このため、従来のタイヤでは、サイドウォ
ール部の外面に、表示部のみを配設するか、サイド
補強部を配設し、表示部の文字等を小さく設定して表示
部を配設する(図8)か、或いは、図8に示すよう
に、サイド補強部を配設し、表示部の文字等をパネル化
して、文字等の一部若しくは全体をサイド補強部上に重
ねて配設(図8及び図9)していた。
【0006】しかしながら、上記の配設態様を採用し
た場合には、サイドウォール部の外面にサイド補強部の
配設がないため、サイド部の損傷を防止できず、ブルー
ムによる外観の見栄えの悪化も抑制できない。
【0007】また、上記の配設態様を採用した場合に
は、会社名、商品名、サイズ表示、製造国、鋼材表示な
どの法規上必要とされる文字、記号等を表示しているに
もかかわらず、十分な情報を伝達することができない。
【0008】さらに、上記の配設態様を採用した場合
には、サイド補強部と表示部のレイアウトが雑然として
統一感がなく、見栄えが悪くなる等の問題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、サ
イドウォール部の外面に、表示部の文字等の有効サイズ
を確保しつつ、統一感のある表面外観でサイド補強部と
表示部の双方を有効に設けることができる空気入りタイ
ヤ、特に、タイヤ径方向寸法が短いサイドウォール部の
外面を有する、例えば偏平率が50%以下の偏平タイヤを
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、サイドウォール部の外面に、複数本の
リッジをもちタイヤ周方向に沿ってリング状に延びるサ
イド補強部と、文字、記号等の表示部とを具える空気入
りタイヤにおいて、表示部は、サイド補強部の外周側又
は内周側に配設し、サイド補強部は、表示部を配設する
部分に対応して細幅となる狭幅部と、この狭幅部の幅の
1.5〜10倍の幅をもつ広幅部とを有し、広幅部の一方の
輪郭周線又はこの仮想延長周線上の所定位置から表示部
に向かって略タイヤ周方向に沿って細幅で延びる線状装
飾帯を設けることを特徴とする空気入りタイヤである。
尚、前記仮想延長周線上の所定位置は、広幅部の一方の
輪郭周線から5mm以下の距離だけ仮想延長周線上を移
動させた位置であることが好ましい。
【0011】また、(1) サイド補強部は、広幅部と狭幅
部とで構成され、広幅部と狭幅部とで形成される角部の
角度、及び広幅部と線状装飾帯とで形成される角部の角
度は、ともに略直角であること、(2) サイド補強部は、
広幅部と狭幅部との間に、一方の輪郭周線が広幅部及び
狭幅部の他方の輪郭周線と同一円周を構成し、他方の輪
郭周線が広幅部と狭幅部の一方の輪郭周線に連結されて
略直線状をなす遷移幅部を具え、遷移幅部の他方の輪郭
周線は、狭幅部の一方の輪郭周線とのなす角度が鈍角で
あり、線状装飾帯の輪郭周線とのなす角度が鋭角である
こと、及び、(3) サイド補強部は、広幅部と狭幅部との
間に、一方の輪郭周線が広幅部及び狭幅部の他方の輪郭
周線と同一円周を構成し、他方の輪郭周線が広幅部と狭
幅部の一方の輪郭周線に連結されて略曲線状をなす遷移
幅部を具え、遷移幅部は、線状装飾帯の輪郭周線とのな
す角度が鋭角であることのいずれかの構成を採用するこ
とが好ましい。
【0012】さらに、線状装飾帯は、凸状又は凹状の断
面形状を有することが好ましく、線状装飾帯が凸状の断
面形状を有する場合には、線状装飾帯の断面高さは0.3
〜2.0mmの範囲であることがより好適であり、また、
線状装飾帯が凹状の断面形状を有する場合には、線状装
飾帯に複数本のリッジを配設することがより好適であ
る。
【0013】さらにまた、線状装飾帯は、(i)サイド補
強部の輪郭周線の曲率半径の1/4倍以上の曲率半径を
有すること、(ii)線状装飾帯の周長は、3mm以上でか
つサイド補強部の周長の1/4倍以下であること、及び
/又は、(iii)線状装飾帯は、広幅部の一方の輪郭周線
の仮想延長周線を中心とするタイヤ径方向幅が20mmの
領域内に配設することが好ましい。
【0014】加えて、線状装飾帯の配設幅は、0.3〜7.0
mmの範囲で一定であるか、又は、0.3〜7.0mmの範囲
で緩やかに変化することがより好適である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、この発
明に従う空気入りタイヤの斜視図である。
【0016】図1(a)に示す空気入りタイヤ1は、トレッ
ド部2、サイドウォール部3、及びビード部4で主に構
成されている。尚、この発明は、サイドウォール部3、
特にその外面3aに着目したものであり、トレッド部2や
ビード部4等の他のタイヤ構造については改変を要しな
いので、ここでの説明は省略する。
【0017】図1(a)に示すタイヤ1は、サイドウォール
部3の外面3aに、サイド補強部5と表示部6とが配設さ
れている。
【0018】サイド補強部5は、図1(b)に示すような断
面形状をもつ複数本のリッジ7をもちタイヤ周方向8に
沿ってある幅でリング状に延在する。尚、上記リッジ7
は、縁石等の突起物への接触によってタイヤのサイドウ
ォール部3が損傷するのを防止することができ、かつ、
上述したブルームと呼ばれる外観不良を目立たなくする
ように形成すればよく、図1(b)に示すような三角形の断
面形状の他、四角形、台形、半円形等の種々の断面形状
を適用することができる。
【0019】また、表示部6は、例えば、会社名、商品
名、サイズ表示、製造国、鋼材表示などの法規上必要と
される文字、記号等を表示するサイドウォール部3の部
分を意味し、サイドウォール部3に表示部6を設けるこ
とが、タイヤとして必要となる。
【0020】この発明の構成上の主な特徴は、サイドウ
ォール部3の外面3aに配設することが必要であるサイド
補強部5と表示部6の双方をタイヤ径方向に2段で配設
した場合であっても、表示部6の文字等の有効サイズを
確保しつつ、統一感のある表面外観をもつ構成にするこ
とにあり、より具体的には、表示部6は、サイド補強部
5の外周側又は内周側に配設し、サイド補強部5は、表
示部6を配設する部分に対応して細幅となる狭幅部9
と、この狭幅部9の幅の1.5〜10倍の幅をもつ広幅部10
とを有し、広幅部10の一方の輪郭周線10a又はこの仮想
延長周線m上の所定位置11(図4参照)から表示部6に
向かって略タイヤ周方向8に沿って細幅で延びる線状装
飾帯12を設けることにある。
【0021】発明者は、サイド補強部5と表示部6の双
方を、表示部6の文字等の有効サイズを確保しつつ、統
一感のある表面外観でサイドウォール部の外面に配設す
るための検討を行った。
【0022】その結果、表示部6の文字等を有効サイズ
で配設するには、表示部6とサイド補強部5を、タイヤ
径方向13に2段にならないように、別々に配設すればよ
いが、この場合には、サイド補強部5を配設しないサイ
ドウォール部3の部分で、損傷やブルームが生じやすく
なるため好ましくない。
【0023】このため、サイド補強部5をサイドウォー
ル部3の全周にわたって連続して配設し、表示部6をサ
イド補強部5の外周側又は内周側に配設することを前提
とし、表示部6の文字等の有効サイズを確保できるレイ
アウトを検討したところ、表示部6とともにタイヤ径方
向13に2段で配設されたサイド補強部5の部分を、細幅
となる狭幅部9で構成し、それ以外のサイド補強部5の
部分を、狭幅部9の幅の1.5〜10倍の幅をもつ広幅部10
とすれば、表示部6の文字等のサイズをさほど小さくす
ることなく、有効サイズを確保できることを見出した。
【0024】尚、広幅部10の幅を、狭幅部9の幅の1.5
〜10倍とした理由は、狭幅部9の径方向内外の表示部の
スペースを有効的に確保するためである。
【0025】次に、上記構成を採用した上で、統一感の
ある表面外観にするための検討を行ったところ、広幅部
9の一方の輪郭周線10a又はこの仮想延長周線上の所定
位置11から表示部6に向かって略タイヤ周方向8に沿っ
て細幅で延びる線状装飾帯12を設ければ、サイド補強部
5と表示部6とが統一感のある表面外観を形成できるこ
とを見出し、この発明を完成させるに至ったのである。
【0026】また、線状装飾帯12は、図1(a)では、広幅
部10の一方の輪郭周線10aから連続して表示部6に向か
って延在している場合を示したが、図4に示すように、
広幅部10の一方の輪郭周線10aの仮想延長周線m上の所
定位置11から表示部6に向かって延在していてもよい。
尚、後者の場合でいう所定位置11は、広幅部10の一方の
輪郭周線10aから5mm以下の距離だけ仮想延長周線m
上を移動させた位置であることが好ましい。
【0027】さらに、サイド補強部5は、図1(a)に示す
ように、広幅部10と狭幅部9A,9Bとで構成され、広幅部1
0と狭幅部9A,9Bとで形成される角部の角度α1,α2、及
び広幅部10と線状装飾帯12とで形成される角部の角度β
は、ともに略直角であることが好ましい。尚、図1で
は、1種類の広幅部10と2種類の狭幅部9A,9Bとで構成し
た場合を示してあるが、1種類の広幅部と1種類の狭幅
部とで構成してもよく、表示部に表示する文字等の特性
や重要性等を考慮して、広幅部10と狭幅部9の組み合わ
せ等は種々の態様が考えられる。
【0028】また、サイド補強部5は、図2に示すよう
に、広幅部10と狭幅部9との間に遷移幅部14 を具え、
遷移幅部14の一方の輪郭周線14bが、広幅部10の輪郭周
線10b及び狭幅部9の輪郭周線9bと同一円周を構成し、
遷移幅部14の他方の輪郭周線14aが、広幅部10の輪郭周
線10aと狭幅部9の輪郭周線9aに連結されて略直線状を
なし、遷移幅部14の輪郭周線14aは、狭幅部9の輪郭周線
9aとのなす角度γが鈍角であり、線状装飾帯12の輪郭周
線12aとのなす角度δが鋭角であることが好ましい。
尚、図2では、1種類の広幅部10と2種類の狭幅部9A,9B
と2種類の遷移幅部14A,14Bとで構成した場合を示して
あるが、表示部6に表示する文字等の特性や重要性等を
考慮して、これらの組み合わせ等は種々の態様が考えら
れる。
【0029】さらに、サイド補強部5の遷移幅部14は、
図3に示すように、輪郭周線14a を、略直線状ではな
く、略曲線状に形成してもよく、この場合には、遷移幅
部14は、線状装飾帯12の輪郭周線12aとのなす角度θが
鋭角であること好ましい。
【0030】線状装飾帯12は、図1(b)に示すような凸状
の断面形状又は図7(b)に示すような凹状の断面形状を有
することが好ましい。線状装飾帯12が凸状の断面形状を
有する場合には、線状装飾帯12の断面高さHは0.3〜2.0
mmの範囲であることが製造不良を回避する点で好適で
あり、また、線状装飾帯12が凹状の断面形状を有する場
合には、線状装飾帯12に複数本のリッジ15を配設するこ
とが製造不良を回避する点で好適である。
【0031】線状装飾帯12の延在形状は、サイド補強部
5の輪郭周線、より厳密には広幅部10の曲率半径の1/
4倍以上の曲率半径を有することが表示スペース確保の
点で好ましく、より好ましくは、サイド補強部5の前記
輪郭周線の曲率半径と同一の曲率半径以上である。
【0032】線状装飾帯12の周長は、3mm以上でかつ
サイド補強部の周長の1/4倍以下であることが表示ス
ペース確保の点で好ましく、より好ましくは、50〜200
mmである。尚、サイド補強部の周長は、広幅部の径方
向外側に位置する輪郭周線10bに沿って(輪郭周線10bが
存在しない部分は、輪郭周線の延長周線に沿って)測定
した周長を意味する。
【0033】線状装飾帯12は、広幅部10の輪郭周線10a
の仮想延長周線mを中心とするタイヤ径方向幅が20mm
の領域内に配設することが表示スペース確保の点で好ま
しい。
【0034】線状装飾帯12の配設幅は、0.3〜7.0mmの
範囲で一定である(図1(a))であるか、或いは、0.3〜
7.0mmの範囲で緩やかに変化する(図5)ことが表示
スペース確保の点で好ましい。
【0035】この他、図1(a)では、線状装飾帯12を一部
の表示部6に対してだけ設けた場合を示したが、図6及
び図7(a)に示すように、線状装飾帯12を全ての表示部6
に対して設けてもよい。
【0036】上述したところは、この発明の実施形態の
一例を示したにすぎず、請求の範囲において種々の変更
を加えることができる。
【0037】
【発明の効果】この発明によれば、サイドウォール部の
外面に、表示部の文字等の有効サイズを確保しつつ、統
一感のある表面外観でサイド補強部と表示部の双方を別
々に設けることができる空気入りタイヤ、特に、タイヤ
径方向寸法が短いサイドウォール部の外面を有する、例
えば偏平率が50%以下の偏平タイヤの提供が可能になっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は、この発明に従う空気入りタイヤの左
半部の斜視図であり、(b)は(a)のI−I断面図である。
【図2】 他の実施形態を示す図である。
【図3】 他の実施形態を示す図である。
【図4】 他の実施形態を示す図である。
【図5】 他の実施形態を示す図である。
【図6】 他の実施形態を示す図である。
【図7】 他の実施形態を示す図であり、(a)は、タイ
ヤの左半部の斜視図であり、(b)は(a)のVII−VII断面図
である。
【図8】 従来タイヤの左半部の斜視図である。
【図9】 従来タイヤの左半部の斜視図である。
【符号の説明】
1 空気入りタイヤ 2 トレッド部 3 サイドウォール部 4 ビード部 5 サイド補強部 6 表示部 7 リッジ 8 タイヤ周方向 9,9A,9B 狭幅部 10 広幅部 11 所定位置 12 線状装飾帯 13 タイヤ径方向 14 遷移幅部 15 リッジ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サイドウォール部の外面に、複数本のリ
    ッジをもちタイヤ周方向に沿ってリング状に延びるサイ
    ド補強部と、文字、記号等の表示部とを具える空気入り
    タイヤにおいて、 表示部は、サイド補強部の外周側又は内周側に配設し、 サイド補強部は、表示部を配設する部分に対応して細幅
    となる狭幅部と、この狭幅部の幅の1.5〜10倍の幅をも
    つ広幅部とを有し、 広幅部の一方の輪郭周線又はこの仮想延長周線上の所定
    位置から表示部に向かって略タイヤ周方向に沿って細幅
    で延びる線状装飾帯を設けることを特徴とする空気入り
    タイヤ。
  2. 【請求項2】 前記仮想延長周線上の所定位置は、広幅
    部の一方の輪郭周線から5mm以下の距離だけ仮想延長
    周線上を移動させた位置である請求項1記載の空気入り
    タイヤ。
  3. 【請求項3】 サイド補強部は、広幅部と狭幅部とで構
    成され、広幅部と狭幅部とで形成される角部の角度、及
    び広幅部と線状装飾帯とで形成される角部の角度は、と
    もに略直角である請求項1又は2記載の空気入りタイ
    ヤ。
  4. 【請求項4】 サイド補強部は、広幅部と狭幅部との間
    に、一方の輪郭周線が広幅部及び狭幅部の他方の輪郭周
    線と同一円周を構成し、他方の輪郭周線が広幅部と狭幅
    部の一方の輪郭周線に連結されて略直線状をなす遷移幅
    部を具え、 遷移幅部の他方の輪郭周線は、狭幅部の一方の輪郭周線
    とのなす角度が鈍角であり、線状装飾帯の輪郭周線との
    なす角度が鋭角である請求項1又は2記載の空気入りタ
    イヤ。
  5. 【請求項5】 サイド補強部は、広幅部と狭幅部との間
    に、一方の輪郭周線が広幅部及び狭幅部の他方の輪郭周
    線と同一円周を構成し、他方の輪郭周線が広幅部と狭幅
    部の一方の輪郭周線に連結されて略曲線状をなす遷移幅
    部を具え、 遷移幅部は、線状装飾帯の輪郭周線とのなす角度が鋭角
    である請求項1又は2記載の空気入りタイヤ。
  6. 【請求項6】 線状装飾帯は、凸状又は凹状の断面形状
    を有する請求項1〜5のいずれか1項記載の空気入りタ
    イヤ。
  7. 【請求項7】 線状装飾帯が凸状の断面形状を有する場
    合、線状装飾帯の断面高さは0.3〜2.0mmの範囲である
    請求項6項記載の空気入りタイヤ。
  8. 【請求項8】 線状装飾帯が凹状の断面形状を有する場
    合、線状装飾帯に複数本のリッジを配設する請求項6記
    載の空気入りタイヤ。
  9. 【請求項9】 線状装飾帯は、サイド補強部の輪郭周線
    の曲率半径の1/4倍以上の曲率半径を有する請求項1
    〜8のいずれか1項記載の空気入りタイヤ。
  10. 【請求項10】 線状装飾帯の周長は、3mm以上でか
    つサイド補強部の周長の1/4倍以下である請求項1〜
    9のいずれか1項記載の空気入りタイヤ。
  11. 【請求項11】 線状装飾帯は、広幅部の輪郭周線の仮
    想延長周線を中心とするタイヤ径方向幅が20mmの領域
    内に配設する請求項1〜10のいずれか1項記載の空気
    入りタイヤ。
  12. 【請求項12】 線状装飾帯の配設幅は、0.3〜7.0mm
    の範囲で一定である請求項1〜11のいずれか1項記載
    の空気入りタイヤ。
  13. 【請求項13】 線状装飾帯の配設幅は、0.3〜7.0mm
    の範囲で緩やかに変化する請求項1〜11のいずれか1
    項記載の空気入りタイヤ。
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