JP2012134993A - 送信バックログ情報を通信するための方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】送信バックログ情報を通信するための方法及び装置を提供する。
【解決手段】固定されたビットサイズの要求報告に関する報告上の可能性を拡大させるために報告制御ファクタが利用される。報告制御ファクタは、チャネル品質情報、電力情報、デバイス能力情報、及び/又はサービスの質情報の関数として決定される。送信バックログ報告値は、報告制御ファクタの関数として解釈される。小さいビットサイズの報告に対応して、送信バックログ情報を報告するための広範な量子化方式が容易化される。通信デバイスは、現在のニーズ、例えば現在のトラフィックチャネル資源上のニーズを正確に表現すること、に非常にマッチした量子化要求レベルを適応的に選択する。通信デバイスは、要求報告においてフレーム数を要求することができ、同じ報告が、送信バックログを一掃するために必要な数の通信セグメントを間接的に要求する。
【選択図】図76

Description

本発明は、無線通信方法及び装置に関するものである。本発明は、より具体的には、送信バックログ情報を通信することに関連する方法及び装置に関するものである。
無線端末から基地局へのアップリンクトラフィック、例えばユーザーデータ、の送信をサポートする無線端末は、通常は、制御情報及びユーザーデータの両方を通信するためにアップリンクエアリンク資源を使用する。多元接続無線通信システムにおいては、典型的には、共通の基地局アタッチメントポイントを用いる複数の無線端末が貴重なアップリンクエアリンク資源、例えばアップリンクトラフィックチャネルエアリンク資源、を求めて競争している。アップリンクトラフィックチャネル資源をパーティショニングする1つの手法は、無線端末が現在の基地局アタッチメントポイントに資源要求を送信し、基地局が競合中の要求を考慮することである。基地局は、様々なスケジューリング規則に従って資源、例えばアップリンクトラフィックチャネルセグメント、を割り当てることができる。
個々の無線端末は、例えば、通信されるユーザーデータの型、レーテンシー要求、予め決められたデータグループ分類、及び/又は優先度レベル等の様々な要因に依存して、アップリンクトラフィックチャネル資源に関するニーズが異なる時間ごとに異なることがある。異なる送信要求を有する異なる型のユーザーデータは、例えば、音声データ、画像データ、ウェブブラウザ情報、データファイルであることができる。
異なる資源上のニーズは、個々の無線端末が異なる時点において異なるチャネル品質状態を経験する及び/又は送信のために利用可能な電力量が異なる可能性があることに起因する場合もある。チャネルの品質及び電力利用可能性等の要因は、受け入れ可能なデータ送信レートに影響を及ぼす可能性がある。
基地局及び無線端末によって理解されている特定の型のアップリンク要求報告に関して用いられ、さらにシステム内において一様に用いられる単一の固定型解釈アップリンクトラフィックチャネル要求報告フォーマットは、実装する上では単純であるが、広範なアップリンクトラフィックチャネル要求情報を効率的に通信するのには十分には適していない。
上記の説明に基づき、情報を効率的な形で報告するための方法及び装置が必要であることが理解されるべきである。少なくとも幾つかの効率的な報告方法が案出可能であれば望ましい。さらに、広範な無線端末動作状態、複数の型の無線端末及び/又はアプリケーションの混合に対処しているアップリンクトラフィックチャネル資源要求構造を実装するために少なくとも幾つかの方法を使用可能であれば望ましい。さらに、幾つかのシステムに関しては、アップリンクトラフィックチャネル資源に関する個々の無線端末の可変のニーズを効率的に通信することができる少なくとも幾つかの方法及び装置が必要であることも理解されるべきである。小さい情報報告サイズに対処しながら報告ダイバーシティを達成させる方法及び装置が有益になる。少なくとも幾つかの方法及び装置は、特定の時点において無線端末に非常に適した特定の量子化方式を無線端末によって選択及び使用してバックログ情報を通信できるような形で広範な量子化方式を容易にするのが有益になる。さらに、効率的な報告のための方法及び装置の少なくとも一部は、無線端末と基地局との間で既に通信中である利用可能情報、例えば品質情報、を利用し、それによって小さい報告ビットサイズを保持しながら報告上のオプションを拡大させることができれば有益になる。
送信バックログ情報を効率的に通信するための方法及び装置が説明される。固定ビットサイズ要求報告に関する報告上の可能性を拡大するために報告制御ファクタ(control factor)が利用される。
幾つかの、ただし必ずしもすべてではない実施形態においては、報告制御ファクタは、チャネル品質情報、電力情報、デバイス能力情報、サービスの質情報、及び通信されたパラメータのうちの少なくとも1つの関数として決定される。幾つかの実施形態においては、少なくとも1つの送信バックログ報告値が、報告制御ファクタの関数として解釈される。従って、同じ報告値が、前記報告値を解釈するために用いられる報告制御ファクタに依存して異なった解釈をされることがある。幾つかの実施形態においては、送信バックログ情報を報告するための広範な量子化方式が小ビットサイズ報告に対応して容易化される。前記小ビットサイズ報告は、例えば、4ビットアップリンクトラフィック要求報告等の5ビット未満の報告であることができる。小ビットサイズ報告を有する情報が可能であってしばしば好ましい一方で、実施形態に依存してその他のより大きいサイズの報告を実装することができる。
幾つかの該実施形態においては、通信デバイス、例えばモバイルノード等の無線端末は、自己の現在のニーズ、例えば現在のトラフィックチャネル資源上のニーズを正確に表現すること、に非常に合致している量子化要求レベルを適応的に選択することができる。通信デバイス、例えば無線端末、は、幾つかの実施形態においては、要求報告においてフレーム数を要求することができ、同じ報告が、送信待ち状態の送信バックログ、例えばユーザーデータ、を一掃するのに必要な通信セグメント数を間接的に要求していることができる。
幾つかの、ただし必ずしもすべてではない実施形態においては、要求報告を受信中の通信デバイス、例えば基地局、は、要求報告に対応する制御ファクタを決定し、受信された報告値の解釈を前記決定された制御パラメータ値の関数として行う。その他の目的のために無線端末及び基地局の両方が既に利用可能な様々な情報、例えばビーコン比報告情報及び/又は無線端末電力利用可能性情報、を、1つ以上の報告制御ファクタを生成するために利用することができる。
送信バックログ情報を報告するための典型的無線端末動作方法は、(i)少なくとも1つの報告制御ファクタを、チャネル品質情報、無線端末利用可能送信電力情報、無線端末デバイス能力情報及びサービスの質情報のうちの少なくとも1つの関数として生成することと、(ii)通信すべきフレーム数を、前記生成された少なくとも1つの報告制御ファクタの関数として報告値にマッピングすること、とを含む。幾つかの実施形態による典型的無線端末は、制御ファクタをチャネル品質情報、無線端末利用可能送信電力情報、無線端末デバイス能力情報及びサービスの質情報のうちの少なくとも1つの関数として生成するための制御ファクタ生成モジュールと、通信すべきフレーム数を前記生成された少なくとも1つの報告制御ファクタの関数として報告値にマッピングするためのマッピングモジュールと、を含む。
幾つかの実施形態における典型的基地局動作方法は、報告値を通信する送信バックログ報告を受信することと、前記受信されたバックログ報告に対応する報告制御ファクタを決定することであって、前記報告制御ファクタは、チャネル品質情報、無線端末利用可能送信電力情報、無線端末デバイス能力情報及びサービスの質情報のうちの少なくとも1つの関数であることと、前記受信された報告値を前記決定された報告制御ファクタの関数として解釈すること、とを含む。幾つかの典型的実施形態における典型的基地局は、送信バックログ報告を無線端末から受信するための受信機モジュールであって、前記送信バックログ報告は、報告値を通信する受信機モジュールと、報告制御ファクタの値を決定するための報告制御ファクタ決定モジュールであって、前記報告制御ファクタは、チャネル品質情報、無線端末利用可能送信電力情報、無線端末デバイス能力情報及びサービスの質情報のうちの少なくとも1つの関数である報告制御ファクタ決定モジュールと、前記受信された報告値を決定された報告制御ファクタの関数として解釈するための報告解釈モジュールと、を含む。
上記の発明の概要においては様々な実施形態が説明されている一方で、必ずしもすべての実施形態が同じ特長を含むわけではないこと及び上述される特長の一部は必須ではないが幾つかの実施形態においては望ましいことが理解されるべきである。様々な実施形態の数多くのさらなる特長、実施形態及び利益が以下の発明を実施するための最良の形態において説明される。
様々な実施形態により実装される典型的通信システムを示した図である。 様々な実施形態により実装される典型的基地局を示した図である。 様々な実施形態により実装される典型的無線端末、例えばモバイルノード、を示した図である。 典型的直交周波数分割多重化(OFDM)多元接続無線通信システムにおける典型的アップリンクタイミング及び周波数構造における典型的アップリンク専用制御チャネル(DCCH)セグメントを示した図である。 論理的DCCHチャネルトーンに対応する各組のDCCHセグメントがフルトーンフォーマットであるときの典型的直交周波数分割多重化(OFDM)多元接続無線通信システムにおける典型的アップリンクタイミング及び周波数構造における典型的専用制御チャネルを示した図を含む。 論理的DCCHチャネルトーンに対応する各組のDCCHセグメントがスプリットトーンフォーマットであるときの典型的直交周波数分割多重化(OFDM)多元接続無線通信システムにおける典型的アップリンクタイミング及び周波数構造における典型的専用制御チャネルの図を含む。 論理的DCCHチャネルトーンに対応するDCCHセグメントの組の一部がフルトーンフォーマットであり論理的DCCHチャネルトーンに対応するDCCHセグメントの組の一部がスプリットトーンであるときの典型的直交周波数分割多重化(OFDM)多元接続無線通信システムにおける典型的アップリンクタイミング及び周波数構造における典型的専用制御チャネルの図を含む。 様々な実施形態による典型的アップリンクDCCHにおけるフォーマット及びモードの使用を示した図であり、前記モードは、DCCHセグメント内の情報ビットの解釈を定義する。 図8に対応する、異なる動作モードを示す数例を示した図である。 所定のDCCHトーンに関するビーコンスロット内のフルトーンフォーマットの典型的デフォルトモードを示した図である。 WTがON状態に移行後における第1のアップリンクスーパースロット内のアップリンクDCCHセグメントのフルトーンフォーマットのデフォルトモードの典型的定義を示した図である。 デフォルトモードに関するフルトーンフォーマットの専用制御報告(DCR)の典型的サマリーリストを示した図である。 非DLマクロダイバーシティモードにおける典型的5ビットダウンリンクSNR報告(DLSNR5)に関する典型的フォーマットのテーブルである。 DLマクロダイバーシティモードにおける5ビットダウンリンクSNR報告(DLSNR5)の典型的フォーマットのテーブルである。 典型的3ビットダウンリンクデルタSNR報告(DLDSNR3)の典型的フォーマットのテーブルである。 典型的1ビットアップリンク要求(ULRQST1)報告に関する典型的フォーマットのテーブルである。 典型的制御パラメータy及びzを計算するために用いられる典型的テーブルであり、前記制御パラメータy及びzは、送信要求グループ待ち行列情報を搬送するアップリンク多ビット要求報告を決定する際に用いられる。 典型的な第1の要求辞書(RD参照番号=0)に対応する4ビットアップリンク要求ULRQST4に関する16のビットパターンの各々と関連づけられたビットフォーマット及び解釈を識別するテーブルである。 典型的な第1の要求辞書(RD参照番号=0)に対応する3ビットアップリンク要求ULRQST3に関する8つのビットパターンの各々と関連づけられたビットフォーマット及び解釈を識別するテーブルである。 典型的な第2の要求辞書(RD参照番号=1)に対応する4ビットアップリンク要求ULRQST4に関する16のビットパターンの各々と関連づけられたビットフォーマット及び解釈を識別するテーブルである。 典型的な第2の要求辞書(RD参照番号=1)に対応する3ビットアップリンク要求ULRQST3に関する8つのビットパターンの各々と関連づけられたビットフォーマット及び解釈を識別するテーブルである。 典型的な第3の要求辞書(RD参照番号=2)に対応する4ビットアップリンク要求ULRQST4に関する16のビットパターンの各々と関連づけられたビットフォーマット及び解釈を識別するテーブルである。 典型的な第3の要求辞書(RD参照番号=2)に対応する3ビットアップリンク要求ULRQST3に関する8つのビットパターンの各々と関連づけられたビットフォーマット及び解釈を識別するテーブルである。 典型的な第4の要求辞書(RD参照番号=3)に対応する4ビットアップリンク要求ULRQST4に関する16のビットパターンの各々と関連づけられたビットフォーマット及び解釈を識別するテーブルである。 典型的な第4の要求辞書(RD参照番号=3)に対応する3ビットアップリンク要求ULRQST3に関する8つのビットパターンの各々と関連づけられたビットフォーマット及び解釈を識別するテーブルである。 様々な実施形態による典型的な5ビットアップリンク送信機電力バックオフ報告(ULTxBKF5)に関する32のビットパターンの各々と関連づけられたビットフォーマット及び解釈を識別するテーブルである。 様々な実施形態により実装される、トーンブロック電力段番号を電力スケーリングファクタと関連させる典型的電力スケーリングファクタテーブルを含む。 様々な実施形態による実装される、基地局セクター負荷情報を通信する際に用いられる典型的アップリンク負荷率テーブルである。 様々な実施形態による、4ビットダウンリンクビーコン比報告(DLBNR4)に関する典型的フォーマットを示すテーブルである。 様々な実施形態による、典型的な4ビットダウンリンク自己雑音飽和レベルのSNR報告(DLSSNR4)のフォーマットを説明する典型的テーブルの図である。 対応する柔軟型報告によって搬送されるインジケータ報告情報ビットと報告の型との間のマッピング例を示すテーブルの図である。 典型的無線端末に関する所定のDCCHトーンに関するビーコンスロットにおけるスプリットトーンフォーマットの典型的デフォルトモードを示した図である。 WTがON状態に移行後の第1のアップリンクスーパースロット内におけるアップリンクDCCHセグメントのスプリットトーンフォーマットにおけるデフォルトモードの典型的定義を示した図である。 デフォルトモードに関するスプリットフォーマットにおける専用制御報告(DCR)の典型的サマリーリストを提供する。 様々な実施形態による、典型的4ビットアップリンク送信バックオフ報告(ULTxBKF4)に関する16のビットパターンの各々と関連づけられたビットフォーマット及び解釈を識別するテーブルである。 対応する柔軟型報告によって搬送されるインジケータ報告情報ビットと報告の型との間のマッピング例を示した図である。 フルトーンフォーマットにおけるアップリンク専用制御チャネルセグメント変調コーディングの典型的仕様である。 スプリットトーンフォーマットにおけるアップリンク専用制御チャネルセグメント変調コーディングの典型的仕様を示したテーブルの図である。 典型的無線端末アップリンクトラフィックチャネルフレーム要求グループ待ち行列カウント情報を示したテーブルの図である。 典型的実施形態による、無線端末によって維持されている典型的な一組の4つの要求グループ待ち行列を示した図及び2つの典型的無線端末に関する要求待ち行列へのアップリンクデータストリームトラフィックフローの典型的マッピングを示した図を含む。 報告の型の各々に関して用いられる典型的フォーマットによる典型的要求グループ待ち行列構造、複数の要求辞書、複数の型のアップリンクトラフィックチャネル要求報告、及び待ち行列の組のグループ分類を示した図である。 図42A、図42B、図42C、図42D、及び図42Eの組合せであり、様々な実施形態による典型的な無線端末動作方法の流れ図である。 一実施形態による典型的な無線端末動作方法の流れ図である。 一実施形態による典型的な無線端末動作方法の流れ図である。 一実施形態による典型的な無線端末動作方法の流れ図である。 一実施形態による典型的な無線端末動作方法の流れ図である。 一実施形態による典型的な無線端末動作方法の流れ図である。 様々な実施形態による典型的無線端末動作方法の流れ図である。 様々な実施形態による制御情報を報告するための典型的無線端末動作方法の流れ図である。 典型的実施形態における初期制御情報報告組の使用を例示するために用いられる図である。 典型的実施形態における初期制御情報報告組の使用を例示するために用いられる図である。 様々な実施形態による典型的通信デバイス動作方法の流れ図であり、前記通信デバイスは、複数の異なる制御情報報告の反復的送信を制御する際に用いるための予め決められた報告シーケンスを示す情報を含む。 様々な実施形態による初期制御チャネル情報報告組の2つの典型的な異なるフォーマットを示した図であり、前記異なるフォーマット報告組は、異なる組の報告を搬送する少なくとも1つのセグメントを含む。 様々な実施形態による複数の異なる初期制御チャネル情報報告組を示した図であり、前記異なる初期制御情報報告組は、異なるセグメント数を有する。 様々な実施形態による典型的無線端末動作方法の流れ図である。 様々な実施形態による、典型的無線端末に割り当てられた典型的フルトーンDCCHモードセグメント及び典型的スプリットトーンDCCHモードセグメントを示した図である。 様々な実施形態による典型的基地局動作方法の流れ図である。 様々な実施形態による、典型的無線端末に割り当てられた典型的フルトーンDCCHモードセグメント及び典型的スプリットトーンDCCHモードセグメントを示した図である。 様々な実施形態による典型的無線端末動作方法の流れ図である。 様々な実施形態により実装される典型的無線端末、例えばモバイルノード、を示した図である。 様々な実施形態により実装される典型的基地局、例えばアクセスノード、を示した図である。 様々な実施形態により実装される典型的無線端末、例えばモバイルノード、を示した図である。 様々な実施形態により実装される典型的基地局、例えばアクセスノード、を示した図である。 図59A、図59B及び図59Cの組合せであり、様々な実施形態による典型的無線端末動作方法の流れ図である。 一実施形態による典型的無線端末動作方法の流れ図である。 一実施形態による典型的無線端末動作方法の流れ図である。 一実施形態による典型的無線端末動作方法の流れ図である。 様々な実施形態による送信電力情報を基地局に提供するための典型的無線端末動作方法の流れ図である。 典型的1ビットアップリンク要求(ULRQST1)報告に関する典型的フォーマットのテーブルである。 典型的制御パラメータy及びzを計算するために用いられる典型的テーブルであり、制御パラメータy及びzは、送信要求グループ待ち行列情報を搬送するアップリンク多ビット要求報告を決定する際に用いられる。 0に等しいRD参照番号を有する典型的要求辞書を定義する図である。 0に等しいRD参照番号を有する典型的要求辞書を定義する図である。 1に等しいRD参照番号を有する典型的要求辞書を定義するテーブルを含む。 1に等しいRD参照番号を有する典型的要求辞書を定義するテーブルを含む。 2に等しいRD参照番号を有する典型的要求辞書を定義するテーブルを含む。 2に等しいRD参照番号を有する典型的要求辞書を定義するテーブルを含む。 3に等しいRD参照番号を有する典型的要求辞書を定義するテーブルを含む。 3に等しいRD参照番号を有する典型的要求辞書を定義するテーブルを含む。 様々な実施形態により実装される典型的無線端末、例えばモバイルノード、を示した図である。 様々な実施形態により実装される典型的無線端末、例えばモバイルノード、を示した図である。 様々な実施形態よる典型的無線端末に関する異なる時点における要求グループ待ち行列へのアップリンクデータストリームトラフィックフローの典型的マッピングを示した図である。 様々な実施形態により実装される典型的無線端末、例えばモバイルノード、を示した図である。 無線端末送信電力報告を用いる典型的実施形態の特長を説明するために用いられる図である。 送信バックログ情報を報告するための無線端末、例えばモバイルノード、の典型的動作方法の流れ図である。 図77A、図77B及び図77Cの組合せであり、送信バックログ情報を報告するための無線端末、例えばモバイルノード、の典型的動作方法の流れ図である。 送信バックログ情報を報告するための無線端末、例えばモバイルノード、の典型的動作方法の流れ図である。 送信バックログ情報を報告するための無線端末、例えばモバイルノード、の典型的動作方法の流れ図である。 送信バックログ情報を報告するための無線端末、例えばモバイルノード、の典型的動作方法の流れ図である。 様々な実施形態により実装される典型的無線端末、例えばモバイルノード、を示した図である。 図79A及び図79Bの組合せであり、様々な実施形態による典型的基地局動作方法の流れ図である。 一実施形態による典型的基地局動作方法の流れ図である。 一実施形態による典型的基地局動作方法の流れ図である。 図80A、図80B及び図80Cの組合せであり、様々な実施形態による典型的基地局動作方法の流れ図である。 一実施形態による典型的基地局動作方法の流れ図である。 一実施形態による典型的基地局動作方法の流れ図である。 一実施形態による典型的基地局動作方法の流れ図である。 様々な実施形態により実装される典型的基地局を示した図である。
図1は、様々な実施形態により実装される典型的通信システム100を示す。典型的通信システム100は、複数のセル、すなわちセル1 102、セルM 104を含む。典型的システム100は、例えば、典型的直交周波数分割多重化(OFDM)拡散スペクトル無線通信システム、例えば多元接続OFDMシステム、である。典型的システム100の各セル102、104は、3つのセクターを含む。様々な実施形態により、複数のセクターに細分されていないセル(N=1)、2つのセクターを有するセル(N=2)及び3つよりも多いセクターを有するセル(N>3)も可能である。各セクターは、1つ以上の搬送波及び/又はダウンリンクトーンブロックをサポートする。幾つかの実施形態においては、各ダウンリンクトーンブロックは、対応するアップリンクトーンブロックを有する。幾つかの実施形態においては、セクターのうちの少なくとも一部は、3つのダウンリンクトーンブロックをサポートする。セル102は、第1のセクター、セクター1 110と、第2のセクター、セクター2 112と、第3のセクター、セクター3 114と、を含む。同様に、セルM 104は、第1のセクター、セクター1 122と、第2のセクター、セクター2 124と、第3のセクター、セクター3 126と、を含む。セル1 102は、基地局(BS)、基地局1 106と、各セクター110、112、114内の複数の無線端末(WT)と、を含む。セクター1 110は、無線リンク140、142をそれぞれ介してBS106に結合されたWT(1)136と、WT(N)138と、を含む。セクター2 112は、無線リンク148、150をそれぞれ介してBS106に結合されたWT(1’)144と、WT(N’)146と、を含む。セクター3 114は、無線リンク156、158をそれぞれ介してBS106に結合されたWT(1’’)152と、WT(N’’)154と、を含む。同様に、セルM 104は、基地局M 108と、各セクター122、124、126内の複数の無線端末(WT)と、を含む。セクター1 122は、無線リンク180、182をそれぞれ介してBS M 108に結合されたWT(1’’’’)168と、WT(N’’’’)170と、を含む。セクター2 124は、無線リンク184、186をそれぞれ介してBS M 108に結合されたWT(1’’’’’)172と、WT(N’’’’’)174と、を含む。セクター3 126は、無線リンク188、190をそれぞれ介してBS M 108に結合されたWT(1’’’’’’)176と、WT(N’’’’’’)178と、を含む。
システム100は、ネットワークリンク162、164をそれぞれ介してBS1 106及びBS M 108に結合されるネットワークノード160も含む。ネットワークノード160は、ネットワークリンク166を介してその他のネットワークノード、例えばその他の基地局、AAAサーバーノード、中間ノード、ルーター等、及びインターネットにも結合される。ネットワークリンク162、164、166は、例えば光ファイバケーブルであることができる。各ワイヤレス、例えばWT1 136、は、受信機と同様に送信機を含む。無線端末のうちの少なくとも一部、例えばWT(1) 136、は、システム100全体を移動することができるモバイルノードであり、例えば基地局セクターアタッチメントポイントを用いて、WTが現在所在するセル内の基地局と無線リンクを介して通信することができる。無線端末(WT)、例えばWT(1)136は、基地局、例えばBS106、及び/又はネットワークノード160を介してピアノード、例えばシステム100内又はシステム100外のその他のWT、と通信することができる。WT、例えばWT(1)136、は、モバイル通信デバイス、例えば携帯電話、無線モデムを有するパーソナルデータアシスタント、無線モデムを有するラップトップコンピュータ、無線モデムを有するデータ端末等、であることができる。
図2は、様々な実施形態により実装される典型的基地局12を示す。典型的基地局12は、図1の典型的基地局のうちのいずれかであることができる。基地局12は、アンテナ203、205と、受信機送信機モジュール202、204と、を含む。受信機モジュール202は、復号器233を含み、送信機モジュール204は、符号器235を含む。モジュール202、204は、バス230によってI/Oインタフェース208、プロセッサ(例えばCPU)206及びメモリ210に結合される。I/Oインタフェース208は、基地局12をその他のネットワークノード及び/又はインターネットに結合させる。メモリ210は、プロセッサ206によって実行されたときに基地局12を動作させるルーチンを含む。メモリ210は、様々な通信動作を行うため及び様々な通信プロトコルを実装するために基地局12を制御するために用いられる通信ルーチン223を含む。メモリ210は、方法のステップを実装するために基地局12を制御するために用いられる基地局制御ルーチン225も含む。基地局制御ルーチン225は、送信スケジューリング及び/又は通信資源割り当てを制御するために用いられるスケジューリングモジュール226を含む。従って、モジュール226は、スケジューラとして働くことができる。基地局制御ルーチン225は、方法、例えば受信されたDCCH報告を処理すること、DCCHノードと関連する制御を実行すること、DCCHセグメントを割り当てること等を実装する専用制御チャネルモジュール227も含む。メモリ210は、通信ルーチン223、及び制御ルーチン225によって用いられる情報も含む。データ/情報212は、複数の無線端末に関する一組のデータ/情報(WT1データ/情報213、WT Nデータ/情報213’)を含む。WT1データ/情報213は、モード情報231と、DCCH報告情報233と、資源情報235と、セッション情報237と、を含む。データ/情報212は、システムデータ/情報229も含む。
図3は、様々な実施形態により実装される典型的無線端末14、例えばモバイルノード、を示す。典型的無線端末14は、図1の典型的無線端末のうちのいずれかであることができる。無線端末14、例えばモバイルノード、は、モバイル端末(MT)として用いることができる。無線端末14は、受信機モジュール及び送信機モジュール302、304にそれぞれ結合される受信機アンテナ及び送信機アンテナ303、305を含む。受信機モジュール302は、復号器333を含み、送信機モジュール304は、符号器335を含む。受信機/送信機モジュール302、304は、バス305によってメモリ310に結合される。プロセッサ306は、メモリ310に格納された1つ以上のルーチンの制御下にあり、無線端末14を動作させる。無線端末の動作を制御するために、メモリ310は、通信ルーチン323と、無線端末制御ルーチン325と、を含む。通信ルーチン323は、様々な通信動作を実行するため及び様々な通信プロトコルを実装するために無線端末14を制御するために用いられる。無線端末制御ルーチン325は、無線端末が方法に従って動作し、無線端末動作に関するステップを実行するようにする責任を有する。無線端末制御ルーチン325は、方法、例えば、DCCH報告において用いられる測定の実行を制御する、DCCH報告を生成する、DCCH報告の送信を制御する、DCCHモードを制御する等、を実装するDCCHモジュール327を含む。メモリ310は、方法及び/又はデータ構造を実装するためにアクセスして用いることができるユーザー/デバイス/セッション/資源情報312も含む。情報312は、DCCH報告情報330と、モード情報332と、を含む。メモリ310は、システムデータ/情報329も含み、例えばアップリンク及びダウンリンクチャネル構造情報を含む。
図4は、典型的直交周波数分割多重化(OFDM)多元接続無線通信システムにおける典型的アップリンクタイミング及び周波数構造内の典型的アップリンク専用制御チャネル(DCCH)セグメントの図400である。アップリンク専用制御チャネルは、専用制御報告(DCR)を無線端末から基地局に送信するために用いられる。縦軸402は、論理的アップリンクトーンインデックスであり、横軸404は、ビーコンスロット内のハーフスロットのアップリンクインデックスである。この例において、アップリンクトーンブロックは、(0,...,112)とインデキシングされた113の論理的アップリンクトーンを含み、ハーフスロット内には7つの連続するOFDMシンボル送信期間、スーパースロット内には2つの追加のOFDMシンボル期間と後続する16の連続するハーフスロット、及びビーコンスロット内には8つの連続するスーパースロットが存在する。スーパースロット内の最初の9つのOFDMシンボル送信期間は、アクセス間隔であり、専用制御チャネルは、アクセス間隔のエアリンク資源を使用しない。
典型的専用制御チャネルは、31の論理的トーン(アップリンクトーンインデックス81 406、アップリンクトーンインデックス82 408,...,アップリンクトーンインデックス111 410)に細分される。論理的アップリンク周波数構造内の各論理的アップリンクトーン(81,...,111)は、DCCHチャネルに関してインデキシングされた論理的トーン(0,...,30)に対応する。
専用制御チャネル内の各トーンに関して、40のカラム(412、414、416、418、420、422、...、424)に対応する40のセグメントがビーコンスロット内に存在する。セグメント構造は、ビーコンスロットに基づいて繰り返す。専用制御チャネル内の所定のトーンに関して、ビーコンスロット428に対応する40のセグメントが存在し、ビーコンスロットの8つのスーパースロットの各々は、所定のトーンに関する5つの連続するセグメントを含む。例えば、DCCHのトーン0に対応する、ビーコンスロット428の第1のスーパースロット426に関して、5つのインデキシングされたセグメント(セグメント[0][0]、セグメント[0][1]、セグメント[0][2]、セグメント[0][3]、セグメント[0][4])が存在する。同様に、DCCHのトーン1に対応する、ビーコンスロット428の第1のスーパースロット426に関して、5つのインデキシングされたセグメント(セグメント[1][0]、セグメント[1][1]、セグメント[1][2]、セグメント[1][3]、セグメント[1][4])が存在する。同様に、DCCHのトーン30に対応する、ビーコンスロット428の第1のスーパースロット426に関して、5つのインデキシングされたセグメント(セグメント[30][0]、セグメント[30][1]、セグメント[30][2]、セグメント[30][3]、セグメント[30][4])が存在する。
この例においては、各セグメント、例えばセグメント[0][0]、は、例えば21のOFDMトーン−シンボルの割り当てられたアップリンクエアリンク資源を表す、3つの連続するハーフスロットに関する1つのトーンを具備する。幾つかの実施形態においては、論理的アップリンクトーンは、論理的トーンと関連づけられた物理的トーンが後続するハーフロットに関して異なることができるが所定のハーフロット中は一定の状態であるような形でアップリンクトーンホッピングシーケンスに従って物理的トーンにホッピングされる。
幾つかの実施形態においては、所定のトーンに対応する一組のアップリンク専用制御チャネルセグメントは、複数の異なるフォーマットのうちの1つを用いることができる。例えば、典型的実施形態においては、ビーコンスロットに関する所定のトーンに関して、DCCHセグメントの組は、2つのフォーマット、すなわち、スプリットトーンフォーマット及びフルトーンフォーマットのうちの1つを用いることができる。フルトーンフォーマットにおいては、トーンに対応するアップリンクDCCHセグメントの組は、単一の無線端末によって用いられる。スプリットトーンフォーマットにおいては、トーンに対応するアップリンクDCCHセグメントの組は、時分割多重化方式で最大で3つの無線端末によって共有される。基地局及び/又は無線端末は、幾つかの実施形態においては、予め決められたプロトコルを用いて、所定のDCCHトーンに関するフォーマットを変更することができる。異なるDCCHトーンに対応するアップリンクDCCHセグメントのフォーマットは、幾つかの実施形態においては、独立して設定することが可能であり、異なることができる。
幾つかの実施形態においては、いずれのフォーマットにおいても、無線端末は、アップリンク専用制御チャネルセグメントのデフォルトノードをサポートしなければならない。幾つかの実施形態においては、無線端末は、アップリンク専用制御チャネルセグメントのデフォルトモード及びアップリンク専用制御チャネルセグメントの1つ以上の追加のモードをサポートする。該モードは、アップリンク専用制御チャネルセグメント内の情報ビットの解釈を定義する。基地局及び/又はWTは、幾つかの実施形態においては、例えば上位層コンフィギュレーションプロトコルを用いてモードを変更することができる。様々な実施形態において、異なるトーンに対応するアップリンクDCCHセグメント又は同じトーンに対応するが異なるWTによって用いられるアップリンクDCCHセグメントは、独立して設定することが可能であり、異なることができる。
図5は、典型的直交周波数分割多重化(OFDM)多元接続無線通信システムにおける典型的アップリンクタイミング及び周波数構造内の典型的専用制御チャネルの図500を含む。図500は、トーンに対応するDCCHセグメントの各組がフルトーンフォーマットであるときの、図4のDCCH400を表すことができる。縦軸502は、DCCHの論理トーンインデックスを表し、横軸504は、ビーコンスロット内のハーフスロットのアップリンクインデックスを表す。典型的専用制御チャネルは、31の論理的トーン(トーンインデックス0 506、トーンインデックス1 508、...、トーンインデックス30 510)に細分される。専用制御チャネル内の各トーンに関して、40のカラム(512、514、516、518、520、522、...、524)に対応する40のセグメントがビーコンスロット内に存在する。専用制御チャネルの各論理的トーンは、基地局をその現在のアタッチメントポイントとして用いている異なる無線端末に対して基地局によって割り当てることができる。例えば、論理的トーン(トーン0 506、トーン1 508、...、トーン30 510)は、現在は(WT A 530、WT B 532、...、WT N’534)にそれぞれ割り当てることができる。
図6は、典型的直交周波数分割多重化(OFDM)多元接続無線通信システムにおける典型的アップリンクタイミング及び周波数構造内の典型的専用制御チャネルの図600を含む。図600は、トーンに対応するDCCHセグメントの各組がスプリットトーンフォーマットであるときの、図4のDCCH400を表すことができる。縦軸602は、DCCHの論理的トーンインデックスを表し、横軸604は、ビーコンスロット内のハーフスロットのアップリンクインデックスを表す。典型的専用制御チャネルは、31の論理的トーン(トーンインデックス0 606、トーンインデックス1 608、...、トーンインデックス30 610)に細分される。専用制御チャネル内の各トーンに関して、40のカラム(612、614、616、618、620、622、...、624)に対応する40のセグメントがビーコンスロット内に存在する。専用制御チャネルの各論理的トーンは、基地局をその現在のアタッチメントポイントとして用いている最大で3つの異なる無線端末に対して基地局によって割り当てることができる。所定のトーンに関して、セグメントは、3つの無線端末間を交互し、3つの無線端末の各々に関して13のセグメントが割り当てられ、40番目のセグメントが予約される。DCCHチャネル資源のエアリンク資源のこの典型的分割は、典型的ビーコンスロットに関して合計93の異なる無線端末にDCCHチャネル資源が割り当てられることを表す。例えば、論理的トーン0 606は、現在はWT A 630、WT B 632、及びWT C 634に割り当てて共有することができる。論理的トーン1 608は、現在はWT D 636、WT E 638、及びWT F 640に割り当てて共有することができる。論理的トーン30 610は、現在はWT M’’’642、WT N’’’644、及びWT O’’’646に割り当てることができる。ビーコンスロットに関して、典型的WT(630、632、634、636、638、640、642、644、646)の各々は、13のDCCHセグメントが割り当てられる。
図7は、典型的直交周波数分割多重化(OFDM)多元接続無線通信システムにおける典型的アップリンクタイミング及び周波数構造内の典型的専用制御チャネルの図700を含む。図700は、トーンに対応するDCCHセグメントの組の一部がフルトーンフォーマットでありDCCHセグメントの組の一部がスプリットトーンフォーマットであるときの、図4のDCCH400を表すことができる。縦軸702は、DCCHの論理的トーンインデックスを表し、横軸704は、ビーコンスロット内のハーフスロットのアップリンクインデックスを表す。典型的専用制御チャネルは、31の論理的トーン(トーンインデックス0 706、トーンインデックス1 708、トーンインデックス2 709、...、トーンインデックス30 710)に細分される。専用制御チャネル内の各トーンに関して、40のカラム(712、714、716、718、720、722、...、724)に対応する40のセグメントがビーコンスロット内に存在する。この例においては、論理的トーン0 708に対応するセグメントの組は、スプリットトーンフォーマットであり、現在はWT A 730、WT B 732、及びWT C 734に割り当てられて共有され、各々は、13のセグメントを受信し、1つのセグメントが予約されている。論理的トーン1 708に対応するセグメントの組もスプリットトーンフォーマットであるが、現在は2つのWT、WT D 736、WT E 738に割り当てられて共有され、各々は、13のセグメントを受信する。トーン1 708に関しては、一組の13の割り当てられていないセグメント、及び1つの予約セグメントが存在する。論理的トーン2 709に対応するセグメントの組もススプリットトーンフォーマットであるが、現在は1つのWT、WT F 739に割り当てられており、13のセグメントを受信する。トーン2 709に関しては、一組当たり13の割り当てられていないセグメント及び1つの予約セグメントを有する2つの組が存在する。論理的トーン30 710に対応するセグメントの組は、フルトーンフォーマットであり、現在はWT P’740に割り当てられており、WT P’740は、全40のセグメントを使用目的で受信する。
図8は、様々な実施形態による典型的アップリンクDCCHにおけるフォーマット及びモードの使用を示した図800であり、前記モードは、DCCHセグメント内における情報ビットの解釈を定義する。ロー802は、DCCHの1つのトーンに対応し、DCCHの15の連続するセグメントを示し、スプリットトーンフォーマットが用いられ、従って、トーンは、3つの無線端末によって共有され、3つのWTのうちのいずれか1つによって用いられるモードは、異なることができる。他方、ロー804は、フルトーンフォーマットを用いる15の連続するDCCHセグメントを示し、単一の無線端末によって用いられる。凡例805は、垂直線による陰影を有するセグメント806は、第1のWTユーザーによって用いられ、対角線による陰影を有するセグメント808は、第2のWTユーザーによって用いられ、水平線による陰影を有するセグメント810は、第3のWTユーザーによって用いられ、網線による陰影を有するセグメント812は、第4のWTユーザーによって用いられることを示す。
図9は、異なる動作モードを例示する図800に対応する幾つかの例を示す。図900の例においては、第1、第2及び第3のWTは、スプリットトーンフォーマットのDCCHを共有し、第4のWTは、フルトーンフォーマットのトーンを用いている。図900の例に対応するWTの各々は、アップリンク専用制御チャネルセグメントのデフォルトモードを用いており、DCCHセグメント内の情報ビットに関するデフォルトモード解釈に従っている。スプリットトーンフォーマットに関するデフォルトモード(D)は、フルトーンフォーマットに関するデフォルトモード(D)とは異なる。
図920の例においては、第1、第2及び第3のWTは、スプリットトーンフォーマットのDCCHトーンを共有しており、第4のWTは、フルトーンフォーマットのトーンを用いている。図920の例に対応する(第1、第2、及び第3の)WTの各々は、アップリンク専用制御チャネルセグメントの異なるモードを使用しており、各々がDCCHセグメント内の情報ビットに関する異なる解釈に従っている。第1のWTは、スプリットトーンフォーマットに関するモード2を使用し、第2の無線端末は、スプリットトーンフォーマットに関するデフォルトモードを使用し、第3のWTは、スプリットトーンフォーマットに関するモード1を使用している。さらに加えて、第4のWTは、フルトーンフォーマットに関するデフォルトモードを用いている。
図940の例においては、第1、第2及び第3のWTは、スプリットトーンフォーマットのDCCHトーンを共有しており、第4のWTは、フルトーンフォーマットのトーンを用いている。図940の例に対応する(第1、第2、第3、及び第4の)WTの各々は、アップリンク専用制御チャネルセグメントの異なるモードを使用しており、各々がDCCHセグメント内の情報ビットに関する異なる解釈に従っている。第1のWTは、スプリットトーンフォーマットに関するモード2を使用し、第2の無線端末は、スプリットトーンフォーマットに関するデフォルトモードを使用し、第3のWTは、スプリットトーンフォーマットに関するモード1を使用しており、第4のWTは、フルトーンフォーマットに関するモード3を使用している。
図10は、所定のDCCHトーンに関するビーコンスロットにおけるフルトーンフォーマットの典型的デフォルトモードを示す図1099である。図10においては、各ブロック(1000、1001、1002、1003、1004、1005、1006、1007、1008、1009、1010、1011、1012、1013、1014、1015、1016、1017、1018、1019、1020、1021、1022、1023、1024、1025、1026、1027、1028、1029、1030、1031、1032、1033、1034、1035、1036、1037、1038、1039)は、インデックスs2(0,...,39)が長方形部分1040内のブロックの上方に示されている1つのセグメントを表す。各ブロック、例えばセグメント0を表すブロック1000、は、6つの情報ビットを搬送し、各ブロックは、セグメント内の6つのビットに対応する6つのローを具備し、該ビットは、長方形部分1043において示されるように、最上ローから最下部ローに向かって最上位ビットから最下位ビットまで降順で示される。
典型的実施形態に関して、図10に示されるフレーミングフォーマットは、フルトーンフォーマットのデフォルトモードが用いられるときにすべてのビーコンスロットにおいて繰り返し用いられ、次の例外を有する。無線端末が現在の接続においてON状態に移行後の第1のアップリンクスーパースロットにおいて、WTは、図11に示されるフレーミングフォーマットを使用しなければならない。第1のアップリンクスーパースロットは、WTがACCESS状態からON態に移行するシナリオに関して、WTがHOLD状態からON状態に移行するシナリオに関して、及びWTが他の接続のON状態からON状態に移行するシナリオに関して定義される。
図11は、WTがON状態に移行後の第1のアップリンクスーパースロットにおけるアップリンクDCCHセグメントのフルトーンフォーマットにおけるデフォルトモードの典型的定義を示す。図1199は、セグメント上方の長方形1106によって示されるように、スーパースロット内のセグメントインデックス番号、s2=(0、1、2、3、4)にそれぞれ対応する5つの連続セグメント(1100、1101、1102、1103、1104)を含む。各ブロック、例えばスーパースロットのセグメント0を表すブロック1100は、6つの情報ビットを搬送し、各ブロックは、セグメント内の6ビットに対応する6つのローを具備し、該ビットは、長方形部分1108によって示されるように、最上ローから最下部ローに向かって最上位ビットから最下位ビットまで降順で示される。
典型的実施形態において、HOLDからON状態に移行するシナリオにおいては、WTは、第1のULスーパースロットの初めからアップリンクDCCHチャネルの送信を開始し、従って、第1のアップリンクDCCHセグメントは、図11の左端の情報カラム内の情報ビットであるセグメント1100の情報ビットを搬送しなければならない。典型的実施形態において、ACCESS状態から移行するシナリオにおいては、WTは、必ずしも第1のULスーパースロットの初めから開始する必要はないが、それでも図11において指定されるフレーミングフォーマットに従ってアップリンクDCCHセグメントを送信する。例えば、WTが、インデックス=4を有するスーパースロットのハーフスロットからUL DCCHセグメントを送信することを開始する場合は、WTは、図11の左端の情報カラム(セグメント1100)をスキップし、第1のアップリンクDCCHセグメントは、第2の左端のセグメント(セグメント1101)を搬送する。典型的実施形態においては、スーパースロットのインデキシングされたハーフスロット(1乃至3)は、1つのDCCHセグメント(1100)に対応し、スーパースロットのインデキシングされたハーフスロット(4乃至6)は、次のセグメント(1101)に対応することに注目すること。典型的実施形態においては、フルトーンフォーマットとスプリットトーンフォーマットを切り換えるシナリオに関しては、WTは、図11に示されるフォーマットを用いる上記の例外なしに図10に示されるフレーミングフォーマットを用いる。
第1のULスーパースロットが終了した時点で、アップリンクDCCHチャネルセグメントが図10のフレーミングフォーマットに切り換わる。第1のアップリンクスーパースロットがどこで終了するかに依存して、フレーミングフォーマットを切り換えるポイントは、ビーコンスロットの初めであることができる場合とできない場合がある。この実施形態例においては、スーパースロットに関する所定のDCCHトーンに関して5つのDCCHセグメントが存在する。例えば、第1のアップリンクスーパースロットはアップリンクビーコンスロットスーパースロットインデックス=2であり、ビーコンスロットスーパースロットインデックス範囲は、0乃至7であると仮定する。引き続いて、アップリンクビーコンスロットスーパースロットインデックス=3である次のアップリンクスーパースロットにおいては、図10のデフォルトフレーミングフォーマットを用いる第1のアップリンクDCCHセグメントは、インデックスs2=15(図10のセグメント1015)であり、セグメントs2=15(図10のセグメント1015)に対応する情報を搬送する。
各アップリンクDCCHセグメントは、一組の専用制御チャネル報告(DCR)を送信するために用いられる。デフォルトモードに関するフルトーンフォーマットのDCRの典型的サマリーリストが図12のテーブル1200に示される。テーブル1200の情報は、図10及び11のパーティショニングされたセグメントに適用することができる。図10及び11の各セグメントは、テーブル1200において説明されるように2つ以上の報告を含む。テーブル1200の第1のカラム1202は、各典型的報告に関して用いられる省略名について説明する。各報告の名前は、DCRのビット数を指定する数字が最後に付される。テーブル1200の第2のカラム1204は、名前が付けられた各々の報告について簡単に説明する。第3のカラム1206は、DCRが送信される図10のセグメントインデックスs2を指定し、テーブル1200と図10との間のマッピングに対応する。
次に、ダウンリンク信号対雑音比(DLSNR5)の典型的な5ビット絶対報告が説明される。典型的DLSNR5は、次の2つのモードフォーマットのうちの1つを用いる。WTが1つだけの接続を有するときは、非DLマクロダイバーシティモードフォーマットが用いられる。WTが複数の接続を有するときは、WTがDLマクロダイバーシティモードにある場合にDLマクロダイバーシティモードフォーマットが用いられる。その他の場合は、非マクロダイバーシティモードフォーマットが用いられる。幾つかの実施形態においては、WTがDLマクロダイバーシティモードにあるかどうか及び/又はWTがどのようにしてDLマクロダイバーシティモードと非DLマクロダイバーシティモードとの間で切り換わるかは、上位層プロトコルにおいて指定される。非DLマクロダイバーシティモードにおいては、WTは、図13のテーブル1300の最も近い表現を用いて、測定された受信されたダウンリンクパイロットチャネルセグメントSNRを報告する。図13は、非DLマクロダイバーシティモードにおけるDLSNR5の典型的フォーマットのテーブル1300である。第1のカラム1302は、報告の5ビットで表すことができる32の可能なビットパターンを示す。第2のカラム1304は、報告を介して基地局に通信中のwtDLPICHSNRの値を示す。この例においては、31の異なるビットパターンに対応する−12dBから29dBまでの増分的レベルを示すことができ、ビットパターン11111は予約される。
例えば、測定に基づく計算されたwtDLPICHSNRが−14dBである場合は、DLSNR5報告は、ビットパターン00000に設定される。測定に基づく計算されたwtDLPICHSNRが−11.6dBである場合は、テーブル1300においては−12dBを有するエントリが−11.6dBの計算値に最も近いため、DLSNR5報告はビットパターン00000に設定される。測定に基づく計算されたwtDLPICHSNRが−11.4dBである場合は、テーブル1300においては−11dBを有するエントリが−11.4dBの計算値に最も近いため、DLSNR5報告はビットパターン00001に設定される。
報告された無線端末ダウンリンクパイロットSNR(wtDLPICHSNR)は、SNRの測定が行われるパイロット信号は典型的には平均トラフィックチャネル電力よりも高い電力で送信されるという事実を説明する。この理由により、パイロットSNRは、幾つかの実施形態においては、以下のように報告される。
wtDLPICHSNR=PilotSNR−Delta
ここで、pilotSNRは、単位がdBの受信されたダウンリンクパイロットチャネル信号に関する測定されたSNRであり、Deltaは、パイロット送信電力と平均トーン当たりチャネル送信電力レベル、例えば平均トーン当たりダウンリンクトラフィックチャネル送信電力、との間の差である。幾つかの実施形態においては、Delta=7.5dBである。
DLマクロダイバーシティモードフォーマットにおいて、WTは、基地局セクターアタッチメントポイントとの現在のダウンリンク接続が優先接続であるかどうかを基地局セクターアタッチメントポイントに知らせるため、及び計算されたwtDLPICHSNRをテーブル1400に従い最も近いDLSNR5報告を用いて報告するためにDLSNR5報告を用いる。図14は、DLマクロダイバーシティモードにおけるDLSNR5の典型的フォーマットのテーブル1400である。第1のカラム1402は、報告の5ビットによって表すことができる32の可能なビットパターンを示す。第2のカラム1404は、報告を介して基地局に通信中のwtDLPICHSNRの値、及び接続が優先されているかどうかの表示を示す。この例においては、32の異なるビットパターンに対応して−12dBから13dBまでの増分的SNRレベルを示すことができる。ビットパターンのうちの16は、接続が優先されない場合に対応し、残りの16のビットパターンは、接続が優先される場合に対応する。幾つかの典型的施形態においては、リンクが優先されるときに示すことができる最高のSNR値は、リンクが優先されないときに示すことができる最高のSNR値よりも大きい。幾つかの典型的実施形態においては、リンクが優先されるときに示すことができる最低SNRは、リンクが優先されないときに示すことができる最低のSNR値よりも大きい。
幾つかの実施形態において、DLマクロダイバーシティモードにおいては、無線端末は、1つの、1つのみの接続がいずれかの所定の時点において優先される接続であることを示す。さらに、幾つかの該実施形態において、接続が優先されることをWTがDLSNR5報告において示す場合は、WTは、他の接続が優先接続になったことを示すDLSNR5報告を送信することが許可される前に前記接続が優先されることを示す少なくともNumCosecutivePreferredの連続するDLSNR5報告を送信する。パラメータNumCosecutivePreferredの値は、アップリンクDCCHチャネルのフォーマット、例えばフルトーンフォーマット対スプリットトーンフォーマット、に依存する。幾つかの実施形態においては、WTは、上位レベルプロトコルにおいてパラメータNumCosecutivePreferredを入手する。幾つかの実施形態においては、NumCosecutivePreferredのデフォルト値は、フルトーンフォーマットにおいては10である。
次に、ダウンリンクSNR(DLDSNR3)の典型的な3ビットの相対的(差分)報告が説明される。無線端末は、ダウンリンクパイロットチャネルの受信されたSNRを計算し(PilotSNR)、wtDLPICHSNR値を計算し、ここでwtDLPICHSNR=PilotSNR−Deltaであり、計算されたwtDLPICHSNR値と直近のDLSNR5報告による報告値との間の差を計算し、計算された差を、図15のテーブル1500に従った最も近いDLDSNR3報告を用いて報告する。図15は、DLDSNR3の典型的フォーマットのテーブル1500である。第1のカラム1502は、報告の3つの情報ビットを表すことができる9つの可能なビットパターンを示す。第2のカラム1504は、報告を介して基地局に通信中のwtDLPICHSNRの報告された差−5dB乃至5dBを示す。
次に、様々な典型的アップリンクトラフィックチャネル要求報告が説明される。典型的実施形態においては、3つの型のアップリンクトラフィックチャネル要求報告、すなわち、典型的単ビットアップリンクトラフィックチャネル要求報告(ULRQST1)、典型的3ビットアップリンクトラフィックチャネル要求報告(ULRQST3)、及び典型的4ビットアップリンクトラフィックチャネル要求報告(ULRQST4)が用いられる。WTは、WT送信機におけるMACフレーム待ち行列の状態を報告するためにULRQST1、ULRQST3、又はULRQST4を用いる。典型的実施形態においては、MACフレームは、LLCフレームから構築され、LLCフレームは、上位層プロトコルのパケットから構築される。この典型的実施形態においては、いずれのパケットも、4つの要求グループ(RG0、RG1、RG2、又はRG3)のうちの1つに属する。幾つかの典型的実施形態においては、要求グループへのパケットのマッピングは、より高い層のプロトコルを通じて行われる。幾つかの典型的実施形態においては、要求グループへのパケットのデフォルトマッピングが存在し、該デフォルトマッピングは、より高い層のプロトコルを通じて基地局及び/又はWTによって変更することができる。パケットが1つの要求グループに属する場合は、この典型的実施形態においては、そのパケットの全MACフレームもその同じ要求グループに属する。WTは、WTが送信を意図することができる4つの要求グループ内のMACフレーム数を報告する。ARQプロトコルにおいては、これらのMACフレームは、“新”又は“再送信用”として表示される。WTは、k=0:3に関する4つの要素N[0:3]のベクトルを維持し、N[k]は、WTが要求グループkにおいて送信するのを意図するMACフレーム数を表す。WTは、基地局セクターがアップリンクトラフィックチャネルセグメントの割り当てを決定するためにアップリンクスケジューリングアルゴリズムにおいてN[0:3]に関する情報を利用できるように該情報を基地局セクターに報告すべきである。
典型的実施形態においては、WTは、図16のテーブル1600によりN[0]+N[1]を報告するために単ビットアップリンクトラフィックチャネル要求報告(ULRQST1)を用いる。テーブル1600は、ULRQST1報告に関する典型的フォーマットである。第1のカラム1602は、搬送することができる2つの可能なビットパターンを示し、第2のカラム1604は、各ビットパターンの意味を示す。ビットパターンが0である場合は、WTが要求グループ0又は要求グループ1において送信することを意図するMACフレームが存在しないことを示す。ビットパターンが1である場合は、WTが通信することを意図する少なくとも1つのMACフレームを要求グループ0又は要求グループ1に有することを示す。
様々な実施形態において用いられる1つの特長により、複数の要求辞書がサポートされる。該要求辞書は、アップリンク専用制御チャネルセグメント内のアップリンクトラフィックチャネル要求報告内の情報ビットの解釈を定義する。所定の時点においては、WTは、1つの要求辞書を用いる。幾つかの実施形態においては、WTがACTIVE状態になるときには、WTは、デフォルトの要求辞書を用いる。要求辞書を変更する場合は、WT及び基地局セクターは、上位層コンフィギュレーションプロトコルを用いる。幾つかの実施形態においては、WTがON状態からHOLD状態に移行するときには、WTは、ON状態において用いられた最後の要求辞書を維持し、WTがのちにHOLD状態からON状態に移行したときに要求辞書が明示で変更されるまでWTが同じ要求辞書を使用し続けるようにする。しかしながら、WTがACTIVE状態でなくなった場合は、最後の要求辞書のメモリがクリアされる。幾つかの実施形態においては、ACTIVE状態は、ON状態及びHold状態を含むが、ACCESS状態及びスリープ状態は含まない。
幾つかの実施形態においては、少なくとも幾つかのULRQST3又はULRQST4を決定するために、無線端末は、最初に次の2つの制御パラメータy及びzのうちの1つ以上を計算し、要求辞書のうちの1つ、例えば要求辞書(RD)参照番号0、RD参照番号1、RD参照番号2、RD参照番号3のうちの1つを用いる。図17のテーブル1700は、制御パラメータy及びzを計算するために用いられる典型的テーブルである。第1のカラム1702は、条件を示し、第2のカラム1704は、出力制御パラメータyの対応値を示し、第3のカラム1706は、出力制御パラメータzの対応値を示す。第1のカラム1702において、x(単位dB)は、直近の5ビットアップリンク送信バックオフ報告(ULTXBKF5)の値及び直近の4ビットタウンリンクビーコン比報告(DLBNR4)の値b(単位dB)を表す。直近の報告からx及びbの入力値が与えられた場合、WTは、第1のロー1710の条件が満たされているかどうかを検査する。試験条件が満たされている場合は、WTは、ULRQST3又はULRQST4を計算するために該ローの対応するy値及びz値を用いる。しかしながら、条件が満たされていない場合は、次のロー1712に関する試験が続く。試験は、所定のローに関するカラム1702内の条件が満たされるまでテーブル1700の最上位から最下部に向かって順に継続される(1710、1712、1714、1716、1718、1720、1722、1724、1726、1728)。WTは、y及びzを、第1のカラムが満たされているテーブル1700内の第1のローからの値として決定する。例えば、x=17及びb=1である場合は、z=4及びy=1になる。
WTは、幾つかの実施形態においては、要求辞書によるMACフレーム待ち行列の実際の(actual)N[0:3]を報告するためにULRQST3又はULRQST4を用いる。要求辞書は、要求辞書(RD)参照番号によって識別される。
幾つかの実施形態においては、少なくとも幾つかの要求辞書は、ULRQST4又はULRQST3が実際のN[0:3]を完全に含むことができないことがある。報告は、実際には、実際のN[0:3]の量子化バージョンである。幾つかの実施形態においては、WTは、最初に要求グループ0及び1に関して、次に要求グループ2に関して、そして最後に要求グループ3に関して、報告されたMACフレーム待ち行列と実際のMAC待ち行列フレームとの間の差違を最小にするための報告を送信する。しかしながら、幾つかの実施形態においては、WTは、WTにとって最も有益であるようにするための報告を決定する柔軟性を有する。例えば、WTが典型的要求辞書1(図20及び21を参照)を用いていると仮定すると、WTは、ULRQST4を用いてN[1]+N[3]を報告すること及びULRQST3を用いてN[2]及びN[0]を報告することができる。さらに、報告が要求辞書による部分組の要求グループに直接関連する場合でも、残りの要求グループのMACフレーム待ち行列が空であることを自動的に意味しない。例えば、報告がN[2]=1を意味する場合、自動的にN[0]=0、N[1]=0、又はN[3]=0であることは意味しない場合がある。
図18は、典型的な第1の要求辞書(RD参照番号=0)に対応する4ビットアップリンク要求、ULRQST4、に関する16のビットパターンの各々と関連づけられたビットフォーマット及び解釈を識別するテーブル1800である。幾つかの実施形態においては、参照番号=0の要求辞書は、デフォルト要求辞書である。第1のカラム1802は、ビットパターン及び最上位ビットから最下位ビットまでのビット順序を識別する。第2のカラム1804は、各ビットパターンと関連づけられた解釈を識別する。テーブル1800のULRQST4は、図17のテーブル1700の制御パラメータy又は制御パラメータzのいずれかの関数としての(i)前の4ビットアップリンク要求から変化なし、(ii)N[0]に関する情報、及び(iii)N[1]+N[2]+N[3]の合成に関する情報のうちの1つを搬送する。
図19は、典型的な第1の要求辞書(RD参照番号=0)に対応する3ビットアップリンク要求、ULRQST3、に関する8つのビットパターンの各々と関連づけられたビットフォーマット及び解釈を識別するテーブル1900である。幾つかの実施形態においては、参照番号=0を有する要求辞書は、デフォルト要求辞書である。第1のカラム1902は、ビットパターン及び最上位ビットから最下位ビットまでのビット順序を識別する。第2のカラム1904は、各ビットパターンと関連づけられた解釈を識別する。テーブル1900のULRQST3は、図17のテーブル1700の制御パラメータyの関数としての(i)N[0]に関する情報、及び(ii)N[1]+N[2]+N[3]の合成に関する情報のうちの1つを搬送する。
図20は、典型的な第2の要求辞書(RD参照番号=1)に対応する4ビットアップリンク要求、ULRQST4、に関する16のビットパターンの各々と関連づけられたビットフォーマット及び解釈を識別するテーブル2000である。第1のカラム2002は、ビットパターン及び最上位ビットから最下位ビットまでのビット順序を識別する。第2のカラム2004は、各ビットパターンと関連づけられた解釈を識別する。テーブル2000のULRQST4は、図17のテーブル1700の制御パラメータy又は制御パラメータzの関数としての(i)前の4ビットアップリンク要求から変化なし、(ii)N[2]に関する情報、及び(iii)N[1]+N[3]の合成に関する情報のうちの1つを搬送する。
図21は、典型的な第2の要求辞書(RD参照番号=1)に対応する3ビットアップリンク要求、ULRQST3、に関する8つのビットパターンの各々と関連づけられたビットフォーマット及び解釈を識別するテーブル2100である。第1のカラム2102は、ビットパターン及び最上位ビットから最下位ビットまでのビット順序を識別する。第2のカラム2104は、各ビットパターンと関連づけられた解釈を識別する。テーブル2100のULRQST3は、(i)N[0]に関する情報及び(ii)N[2]に関する情報を搬送する。
図22は、典型的な第3の要求辞書(RD参照番号=2)に対応する4ビットアップリンク要求、ULRQST4、に関する16のビットパターンの各々と関連づけられたビットフォーマット及び解釈を識別するテーブル2200である。第1のカラム2202は、ビットパターン及び最上位ビットから最下位ビットまでのビット順序を識別する。第2のカラム2204は、各ビットパターンと関連づけられた解釈を識別する。テーブル2200のULRQST4は、図17のテーブル1700の制御パラメータy又は制御パラメータzのいずれかの関数としての(i)前の4ビットアップリンク要求から変化なし、(ii)N[1]に関する情報、及び(iii)N[2]+N[3]の合成に関する情報のうちの1つを搬送する。
図23は、典型的な第3の要求辞書(RD参照番号=2)に対応する3ビットアップリンク要求、ULRQST3、に関する8つのビットパターンの各々と関連づけられたビットフォーマット及び解釈を識別するテーブル2300である。第1のカラム2302は、ビットパターン及び最上位ビットから最下位ビットまでのビット順序を識別する。第2のカラム2304は、各ビットパターンと関連づけられた解釈を識別する。テーブル2300のULRQST3は、(i)N[0]に関する情報及び(ii)N[1]に関する情報を搬送する。
図24は、典型的な第4の要求辞書(RD参照番号=3)に対応する4ビットアップリンク要求、ULRQST4、に関する16のビットパターンの各々と関連づけられたビットフォーマット及び解釈を識別するテーブル2400である。第1のカラム2402は、ビットパターン及び最上位ビットから最下位ビットまでのビット順序を識別する。第2のカラム2404は、各ビットパターンと関連づけられた解釈を識別する。テーブル2400のULRQST4は、図17のテーブル1700の制御パラメータy又は制御パラメータzのいずれかの関数としての(i)前の4ビットアップリンク要求から変化なし、(ii)N[1]に関する情報、(iii)N[2]に関する情報、及び(iv)N[3]に関する情報のうちの1つを搬送する。
図25は、典型的な第4の要求辞書(RD参照番号=3)に対応する3ビットアップリンク要求、ULRQST3、に関する8つのビットパターンの各々と関連づけられたビットフォーマット及び解釈を識別するテーブル2500である。第1のカラム2502は、ビットパターン及び最上位ビットから最下位ビットまでのビット順序を識別する。第2のカラム2504は、各ビットパターンと関連づけられた解釈を識別する。テーブル2500のULRQST3は、(i)N[0]に関する情報、及び(ii)N[1]に関する情報を搬送する。
様々な実施形態により、方法は、広範な報告上の可能性を容易にする。例えば、例えばSNR及びバックオフ報告に基づく制御パラメータの使用は、所定の辞書に対応する単ビットパターン要求が複数の解釈を有することを考慮する。図18のテーブル1800に示されるように4ビットアップリンク要求に関する典型的な要求辞書参照番号0について考慮すること。各ビットパターンが固定された解釈に対応し、制御パラメータに依存しない4ビット要求に関しては、16の可能性が存在する。しかしながら、テーブル1800においては、制御パラメータyは値1又は2を有することができるため、ビットパターンのうちの4つ(0011、0100、0101、及び0110)は、2つの異なる解釈を各々有することができる。同様に、テーブル1800において、制御パラメータzは値(1、2、3、4、5、6、7、8、9、10)のうちのいずれかを有することができるため、ビットパターンのうちの9つ(0111、1000、1001、1010、1011、1100、1101、1110、及び1111)は、10の異なる解釈を各々有することができる。制御パラメータのこの使用は、4ビット要求報告に関する報告範囲を16の異なる可能性から111の可能性に拡大する。
次に、典型的な5ビット無線端末送信機電力バックオフ報告(ULTxBKF5)が説明される。無線端末バックオフ報告は、DCCHセグメントを送信するために用いられる電力を考慮後に例えばアップリンクトラフィックチャネルセグメントを含む非DCCHセグメントに関するアップリンク送信に関してWTが使用しなければならない残存電力量を報告する。wtULDCCHBackOff=wtPowerMax−wtULDCCHTxPowerであり、ここで、wtULDCCHxPowerは、アップリンクDCCHチャネルのトーン当たりの送信電力、単位dB、を表し、wtPowerMaxは、WTの最大送信電力値、同じく単位dB、である。wtULDCCHTxPowerは、瞬間的電力を表し、現在のアップリンクDCCHセグメントの直前のハーフスロット内のwtPowerNominalを用いて計算されることに注目すること。幾つかの該実施形態においては、wtPowerNominalに関するアップリンクDCCHチャネルのトーン当たり電力は、0dBである。wtPowerMaxの値は、WTのデバイス能力、システム仕様及び/又は規制に依存する。幾つかの実施形態においては、wtPowerMaxの決定は、実装に依存する。
図26は、様々な実施形態による、典型的な5ビットアップリンク送信機電力バックオフ報告(ULTxBKF5)に関する32のビットパターンの各々と関連づけられたビットフォーマット及び解釈を識別するテーブル2600である。第1のカラム2602は、ビットパターン及び最上位ビットから最下位ビットまでのビット順序を識別する。第2のカラム2604は、各ビットパターンに対応する単位がdBの報告されたWTアップリンクDCCHバックオフ報告値を識別する。この典型的実施形態においては、6.5dB乃至40dBの範囲の30の個別のレベルを報告することができ、2つのビットパターンは予約される。無線端末は、例えば上述されるように、wtULDCCHBackoffを計算し、テーブル2600内の最も近いエントリを選択し、そのビットパターンを報告に関して用いる。
次に、典型的な4ビットダウンリンクビーコン比報告(DLBNR4)が説明される。ビーコン比報告は、交信中の基地局セクターからの及び1つ以上のその他の干渉中の基地局セクターからの受信された測定されたダウンリンクブロードキャスト信号、例えばビーコン信号及び/又はパイロット信号、の関数である情報を提供する。質的には、ビーコン比報告は、その他の基地局セクターへのWTの相対的近接性を推定するために用いることができる。ビーコン比報告は、交信中のBSセクターにおいてその他のセクターへの過度の干渉を防止するためにWTのアップリンク速度を制御する際に用いることができ、幾つかの実施形態においては用いられる。ビーコン比報告は、幾つかの実施形態においては、2つの要因、すなわち(i)Gで表される推定チャネル利得比、及び(ii)bで表される負荷率、に基づく。
チャネル利得比は、幾つかの実施形態においては、次のように定義される。現在の接続のトーンブロックにおいては、WTは、幾つかの実施形態においては、WTからいずれかの干渉基地局セクターi(BSSi)までのアップリンクチャネル利得とWTから交信BSSまでのチャネル利得の比の推定値を決定する。この比は、Gで表される。典型的には、アップリンクチャネル利得比は、WTにおいて直接測定することはできない。しかしながら、アップリンク及びダウンリンクチャネル経路利得は典型的には対称的であるため、該比は、交信BSS及び干渉BSSからのダウンリンク信号の相対的受信電力を比較することによって推定することができる。基準ダウンリンク信号に関する1つの可能な選択肢は、ダウンリンクビーコン信号であり、ダウンリンクビーコン信号は非常に低いSNRにおいて検出可能であるためこの目的に非常に適している。幾つかの実施形態においては、ビーコン信号は、基地局セクターからのその他のダウンリンク信号よりも高いトーン当たり送信電力レベルを有する。さらに、ビーコン信号の特性は、ビーコン信号を検出及び測定する上で精密なタイミングの同期化が必要ないような特性である。例えば、ビーコン信号は、幾つかの実施形態においては、高電力狭帯域、例えば単一トーンで、2つのOFDMシンボル送信期間の幅を有する信号である。従って、一定の所在位置においては、WTは、その他のダウンリンクブロードキャスト信号、例えばパイロット信号、の検出及び/又は測定が実行可能でない基地局セクターからのビーコン信号を検出及び測定することができる。ビーコン信号を用いた場合は、アップリンク経路比は、G=PB/PBによって与えられ、ここで、PB及びPBは、それぞれ、干渉基地局セクター及び交信基地局セクターからのそれぞれの測定された受信ビーコン電力である。
ビーコンは、典型的にはかなりまれにしか送信されないため、ビーコン信号の電力測定は、特に電力が急激に変化するフェージング環境においては、平均チャネル利得を非常に正確に表すことができない。例えば、幾つかの実施形態においては、2つの連続するOFDMシンボル送信期間を占有し、基地局セクターのダウンリンクトーンブロックに対応する1つのビーコン信号は、912のOFDMシンボル送信期間のすべてのビーコンスロットに関して送信される。
他方、パイロット信号は、ビーコン信号よりもはるかに頻繁に送信されることがしばしばあり、例えば幾つかの実施形態においては、パイロット信号は、ビーコンスロットの912のOFDMシンボル送信期間のうちの896中に送信される。WTがBSセクターからのパイロット信号を検出できる場合は、ビーコン信号の測定を用いる代わりに測定された受信パイロット信号から受信ビーコン信号強度を推定することができる。例えば、WTが干渉BSセクターの受信パイロット電力PPを測定できる場合は、推定PB=KZPPから受信ビーコン電力PBを推定することができ、ここで、Kは、干渉セクターのビーコン電力とパイロット電力の公称比であって、BSセクターの各々に関して同じであり、Zは、セクターに依存するスケーリングファクタである。
同様に、交信BSからのパイロット信号電力がWTにおいて測定可能である場合は、受信されたビーコン電力PBは、関係、推定PB=KZPPから推定することができ、ここで、Z及びPPは、それぞれ、交信基地局セクターからのスケーリングファクタ及び測定された受信パイロット電力である。
交信基地局セクターに対応する受信パイロット信号強度が測定可能であり、さらに干渉基地局セクターに対応する受信パイロット信号強度が測定可能である場合は、ビーコン比は以下から推定できることに注目すること。
=PB/(PP K Z
交信セクター及び干渉セクターの両方においてパイロット強度が測定可能である場合は、ビーコン比は以下から推定できることに注目すること。
=PPK Z/(PPK Z)=PP/(PP
スケーリングファクタK、Z及びZは、システム定数であるか、又はWTによってBSからのその他の情報から推測することができる。幾つかの実施形態においては、スケーリングファクタ(K、Z、Z)の一部は、システム定数であり、スケーリングファクタ(K、Z、Z)の一部は、WTによってBSからのその他の情報から推測される。
異なる搬送波において異なる電力レベルを有する幾つかの多搬送波システムにおいては、スケーリングファクタZ及びZは、ダウンリンクトーンブロックの関数である。例えば、典型的BSSは、3つの電力段(power tier)レベルを有し、3つの電力段レベルのうちの1つは、BSSアタッチメントポイントに対応する各ダウンリンクトーンブロックと関連づけられる。幾つかの該実施形態においては、3つの電力段レベルのうちの異なる1つがBSSの異なるトーンブロックの各々と関連づけられる。この例を続けると、所定のBSSに関して、各電力段レベルは、公称bss電力レベル(例えば、bssPowerNominal0、bssPowerNominal1、及びbssPowerNominal2のうちの1つ)と関連づけられ、パイロットチャネル信号は、トーンブロックに関する公称bss電力レベルに関する相対的電力レベル、例えば、トーンブロックによって使用中の公称bss電力レベルよりも7.2dB高い電力レベル、で送信される。しかしながら、BSSに関するビーコントーン当たり相対的送信電力レベルは、ビーコンが送信されるトーンブロックに関わらず同じであり、例えば、電力段0ブロック(bssPowerNominal0)によって用いられるbss電力レベルよりも23.8dB高い。従って、所定のBSSに関するこの例においては、ビーコン送信電力は、トーンブロックの各々において同じであり、他方、パイロット送信電力は異なり、例えば異なるトーンブロックのパイロット送信電力は、異なる電力段レベルに対応する。この例に関する一組のスケールファクタは、段0に関するビーコン電力とパイロット電力の比であるK=23.8−7.2dBになり、Zは、段0セクターの電力に対する干渉セクターの段の相対的公称電力に設定される。
幾つかの実施形態においては、パラメータZは、交信BSSのbssSectorTypeによる決定に従い現在の接続のトーンブロックが交信BSSにおいてどのように用いられるかにより、格納された情報、例えば図27のテーブル2700、から決定される。例えば、現在の接続のトーンブロックが交信BSSによって段0トーンブロックとして用いられる場合は、Z=1であり、現在の接続のトーンブロックが交信BSSによって段1トーンブロックとして用いられる場合は、Z=bssPowerBackoff01であり、現在の接続のトーンブロックが交信BSSによって段2トーンブロックとして用いられる場合は、Z=bssPowerBackoff02である。
図27は、様々な実施形態により実装される典型的電力スケーリングファクタテーブル2700を含む。第1のカラム2702は、段0トーンブロック、段1トーンブロック、又は段2トーンブロックとしてのトーンブロックの使用を示す。第2のカラム2704は、(1,bssPowerBackoff01、bssPowerBackoff02)として、各段(0、1、2)とそれぞれ関連づけられたスケーリングファクタを示す。幾つかの実施形態においては、bssPowerBackoff01は6dBであり、bssPowerBackoff02は12dBである。
幾つかの実施形態においては、DCCH DLBNR4報告は、一般的ビーコン比報告及び特別ビーコン比報告のうちの1つであることができる。幾つかの該実施形態においては、ダウンリンクトラフィック制御チャネル、例えばDL.TCCH.FLASHチャネルは、ビーコンスロットにおいて特別フレームを送信し、前記特別フレームは、“DLBNR4報告要求フィールド”を含む。そのフィールドは、交信中のBSSによって選択を制御するために用いることができる。例えば、フィールドがゼロに設定された場合は、WTは、一般的ビーコン比報告を報告し、その他の場合は、WTは、特別ビーコン比報告を報告する。
幾つかの実施形態による一般的ビーコン比報告は、WTが現在の接続において交信BSSに送信する予定である場合にWTが全干渉ビーコン又は“最も近い”干渉ビーコンに対して生成することになる相対的干渉コストを測定する。幾つかの実施形態による特別ビーコン比報告は、WTが現在の接続において交信BSSに送信する予定である場合にWTが特定のBSSに対して生成することになる相対的干渉コストを測定する。特定のBSSは、特別ダウンリンクフレームのDLBNR4要求フィールドにおいて受信される情報を用いて示されるBSSである。例えば、幾つかの実施形態においては、特定のBSSは、そのbssSlopeが例えば符号なし整数フォーマットである“DLBNR4報告要求フィールド”の値に等しく、さらにそのbssSectorTypeがmod(ulUltraslotBeaconslotIndex,3)に等しいBSSであり、ここで、ulUltraslotBeaconslotIndexは、現在の接続のウルトラスロット内のビーコンスロットのアップリンクインデックスである。幾つかの典型的実施形態においては、ウルトラスロット内には18のインデキシングされたビーコンスロットが存在する。
様々な実施形態において、一般的ビーコン比及び特別ビーコン比の両方とも、計算されたチャネル利得比G1、G2、...、から次のように決定される。WTは、ダウンリンクブロードキャストシステムサブチャネルで送信されたアップリンク負荷率を受信し、図28のアップリンク負荷率テーブル2800から変数bを決定する。テーブル2800は、アップリンク負荷率に関して用いることができる8個の異なる値(0、1、2、3、4、5、6、7)を示した第1のカラム2802を含み、第2のカラムは、単位がdBであるb値に関する対応値(0、−1、−2、−3、−4、−6、−9、−無限大)をそれぞれ示す。その他のBSSiに関しては、WTは、現在の接続のトーンブロックにおいてBSSiのダウンリンクブロードキャストシステムサブチャネルにおいて送信されたアップリンク負荷率からbを受信することを試みる。WTがUL負荷率bを受信することができない場合は、WTは、b=1に設定する。
幾つかの実施形態において、単搬送波動作においては、WTは、次の電力比を一般的ビーコン比報告として計算する。すなわち、ulUltraslotBeaconslotIndexが偶数のときはb/(G+G+...)、ulUltraslotBeaconslotIndexが奇数のときはb/max(G,G,...)であり、ここで、ulUltraslotBeaconslotIndexは、現在の接続のウルトラスロット内のビーコンスロットのアップリンクインデックスであり、演算+は、正規の加算を表す。特定ビーコン比報告を送信するように要求されたときには、WTは、幾つかの実施形態においては、b/(G)を計算し、ここで、インデックスkは、特定のBSSkを表す。幾つかの実施形態においては、ウルトラスロット内には18のインデキシングされたビーコンスロットが存在する。
図29は、様々な実施形態による、4ビットダウンリンクビーコン比報告(DLBNR4)に関する典型的フォーマットを示したテーブル2900である。第1のカラム2902は、報告が搬送することができる16の様々なビットパターンを示し、第2のカラム2904は、例えば−3dB乃至26dBの範囲の各ビットパターンに対応する報告された報告電力比を示す。無線端末は、決定された報告値に最も近いDLBNR4テーブルエントリを選択及び通信することによって一般的ビーコン比報告及び特定ビーコン比報告を報告する。この典型的実施形態においては、一般的ビーコン比報告及び特定ビーコン比報告は、DLBNR4に関する同じテーブルを用いることができるが、幾つかの実施形態においては、異なるテーブルを用いることができる。
次に、ダウンリンク自己雑音SNR報告(DLSSNR4)の典型的な4ビット飽和レベルが説明される。幾つかの実施形態においては、WTは、BSSが無限電力で送信する信号を基地局が送信することができ、無線端末が該信号を測定することができる場合に、WT受信機が受信された該信号に関して測定するDL SNRであると定義されるDL SNRの飽和レベルを導き出す。飽和レベルは、チャネル推定誤り等の要因によって引き起こされる可能性があるWT受信機の自己雑音によって決定することができ、幾つかの実施形態においては決定される。以下は、DL SNRの飽和レベルを導き出すための典型的方法である。
典型的方法において、WTは、BSSが電力Pで送信する場合はDLSNRはSNR(P)=GP/(aGP+N)に等しいと仮定し、ここで、Gは、BSSからWTまでの無線端末チャネル経路利得を表し、Pは、送信電力であり、従ってGPは、受信された信号電力であり、Nは、受信された干渉電力を表し、aGPは、自己雑音を表し、ここで、より高いa値は、より高い自己雑音値を表す。Gは、0乃至1の間の値であり、a、P、及びNは、正値である。このモデルにおいては、定義上、DL SNRの飽和レベルは、1/aに等しい。幾つかの実施形態においては、WTは、干渉電力Nを決定するためにダウンリンクNullチャネル(DL.NCH)の受信電力を測定し、ダウンリンクパイロットチャネルの(Gによって表される)受信電力及びダウンリンクパイロットチャネルの(SNRによって表される)SNRを測定し、次に、WTは、1/a=(1/SNR−N/(GP))−1を計算する。
WTがDL SNRの飽和レベルを導き出した時点で、WTは、DL自己雑音飽和レベル報告テーブル内の導き出された値に最も近いエントリを用いて飽和レベルを報告する。図30のテーブル3000は、DLSSNR4のフォーマットを説明する典型的テーブルである。第1のカラム3002は、DLSSNR4報告によって搬送することができる16の異なる可能なビットパターンを示し、第2のカラム3004は、8.75dB乃至29.75dBの範囲の各ビットパターンに対応して通信されるDL SNRの飽和レベルを示す。
様々な実施形態においては、DCCHには柔軟型報告(flexible report)が含まれており、従って、WTは、いずれの型の報告を通信するかを決定し、報告の型は、割り当てられた専用制御チャネルセグメントを用いる所定のWTに関して1つの柔軟な報告機会から次の柔軟な報告機会に変更することができる。
典型的実施形態においては、WTは、TYPE2及びBODY4の両報告を含む同じDCCHセグメントの4ビットボディ報告(body report)(BODY4)において通信するためにWTによって選択される報告の型を示すために2ビット型報告(TYPE2)を使用する。図31のテーブル3100は、TYPE2報告情報ビットと対応するBODY4報告によって搬送される報告の型との間のマッピング例である。第1のカラム3102は、2ビットTYPE2報告に関する4つの可能なビットパターンを示す。第2のカラム3104は、TYPE2報告に対応する同じアップリンク専用制御チャネルセグメントのBODY4報告において搬送される報告の型を示す。テーブル3100は、ビットパターン00はBODY4報告がULRQST4報告になることを示すこと、ビットパターン01はBODY4報告がDLSSNR4報告になることを示すこと、及びビットパターン10及び11は予約されていることを示す。
幾つかの実施形態においては、WTは、選択が生じることが可能である異なる報告の型の相対的重要性を評価することによってTYPE2報告及びBODY4報告、例えばテーブル3100に記載される報告、を選択する。幾つかの実施形態においては、WTは、各セグメントごとに独立してTYPE2を選択することができる。
図32は、第1のWTに関する所定のDCCHトーンに関するビーコンスロットにおけるスプリットトーンフォーマットの典型的デフォルトモードを示す図3299である。図32において、各ブロック(3200、3201、3202、3203、3204、3205、3206、3207、3208、3209、3210、3211、3212、3213、3214、3215、3216、3217、3218、3219、3220、3221、3222、3223、3224、3225、3226、3227、3228、3229、3230、3231、3232、3233、3234、3235、3236、3237、3238、3239)は、そのインデックスs2(0,...,39)が長方形部分3240内のブロックの上方に示されている1つのセグメントを表す。各ブロック、例えばセグメント0を表すブロック3200、は8つの情報ビットを搬送し、各ブロックは、セグメント内の8ビットに対応する8つのローを具備し、ビットは、長方形部分3243に示されるように、最上部のローから最下部のローに向かって最上位ビットから最下位ビットまで降順で示される。
典型的実施形態に関して、図32に示されるフレーミングフォーマットは、スプリットトーンフォーマットのデフォルトモードが用いられるときに、すべてのビーコンスロットにおいて繰り返し用いられ、次の例外を有する。無線端末が現在の接続においてON状態に移行後の第1のアップリンクスーパースロットにおいては、WTは、図33に示されるフレーミングフォーマットを使用しなければならない。第1のアップリンクスーパースロットは、WTがACCESS状態からON態に移行するシナリオに関して、WTがHOLD状態からON状態に移行するシナリオに関して、及びWTが他の接続のON状態からON状態に移行するシナリオに関して定義される。
図33は、WTがON状態に移行後の第1のアップリンクスーパースロットにおけるアップリンクDCCHセグメントのスプリットトーンフォーマットにおけるデフォルトモードの典型的定義を示す。図3399は、セグメント上方の長方形3306によって示されるように、スーパースロット内のセグメントインデックス番号、s2=(0、1、2、3、4)にそれぞれ対応する5つの連続セグメント(3300、3301、3302、3303、3304)を含む。各ブロック、例えばスーパースロットのセグメント0を表すブロック3300は、8つの情報ビットを搬送し、各ブロックは、セグメント内の8ビットに対応する8つのローを具備し、該ビットは、長方形部分3308において示されるように、最上ローから最下部ローに向かって最上位ビットから最下位ビットまで降順で示される。
典型的実施形態において、HOLDからON状態に移行するシナリオにおいては、WTは、第1のULスーパースロットの初めからアップリンクDCCHチャネルの送信を開始し、従って、第1のアップリンクDCCHセグメントは、図33の左端の情報カラム内の情報ビットであるセグメント3300の情報ビットを搬送しなければならない。典型的実施形態において、ACCESS状態からON状態に移行するシナリオにおいては、WTは、必ずしも第1のULスーパースロットの初めから開始するわけではないが、それでも図33おいて指定されるフレーミングフォーマットに従ってアップリンクDCCHセグメントを送信する。例えば、WTが、インデックス=10を有するスーパースロットのハーフスロットからUL DCCHセグメントを送信することを開始する場合は、WTは、図33の左端の情報カラム(セグメント3300)をスキップし、搬送された第1のアップリンクセグメントは、3303に対応する。典型的実施形態においては、スーパースロットのインデキシングされたハーフスロット(1乃至3)は、1つのセグメントに対応し、スーパースロットのインデキシングされたハーフスロット(10乃至12)は、WTに関する次のセグメントに対応する点に注目すること。典型的実施形態においては、フルトーンフォーマットとスプリットトーンフォーマットを切り換えるシナリオに関しては、WTは、図33に示されるフォーマットを用いる上記の例外なしに図32に示されるフレーミングフォーマットを用いる。
第1のULスーパースロットが終了した時点で、アップリンクDCCHチャネルセグメントは、図32のフレーミングフォーマットに切り換わる。第1のアップリンクスーパースロットがどこで終了するかに依存して、フレーミングフォーマット切り換えポイントは、ビーコンスロットの初めであることができる場合とできない場合がある。この典型的実施形態においては、スーパースロットに関する所定のDCCHトーンに関して5つのDCCHセグメントが存在する点に注目すること。例えば、第1のアップリンクスーパースロットはアップリンクビーコンスロットスーパースロットインデックス=2であり、ビーコンスロットスーパースロットインデックス範囲は0乃至7(スーパースロット0、スーパースロット1、...、スーパースロット7)であると仮定する。後続して、アップリンクビーコンスロットスーパースロットインデックス=3である次のアップリンクスーパースロットにおいて、図32のデフォルトフレーミングフォーマットを用いる第1のアップリンクDCCHセグメントは、インデックスs2=15(図32のセグメント3215)であり、セグメントs2=15(図32のセグメント3215)に対応する情報を搬送する。
各アップリンクDCCHセグメントは、一組の専用制御チャネル報告(DCR)を送信するために用いられる。デフォルトモードに関するスプリットトーンフォーマットのDCRの典型的サマリーリストが図34のテーブル3400に示される。テーブル3400の情報は、図32及び33のパーティショニングされたセグメントに適用することができる。図32及び33の各セグメントは、テーブル3400において説明されるように2つ以上の報告を含む。テーブル3400の第1のカラム3402は、各典型的報告に関して用いられる省略名について説明する。各報告の名前は、DCRのビット数を指定する数字が最後に付される。テーブル3400の第2のカラム3404は、名前が付けられた各々の報告について簡単に説明する。第3のカラム3406は、DCRが送信される図32のセグメントインデックスs2を指定し、テーブル3400と図32との間のマッピングに対応する。
図32、33及び34は、デフォルトモードに関するスプリットトーンフォーマットにおける第1のWTに対応するセグメント(インデキシングされたセグメント0、3、6、9、12、15、18、21、24、27、30、33、及び36)を説明することに注目すべきである。図32に関して、DCCHにおける同じ論理的トーンに関してデフォルトモードのスプリットトーンフォーマットを用いる第2の無線端末は、同じ報告パターンに従うが、セグメントは1だけシフトされ、従って、第2のWTは、インデキシングされたセグメント(1、4、7、10、13、16、19、22、25、28、31、34、及び37)を用いる。図33に関して、DCCHにおける同じ論理的トーンに関してデフォルトモードのスプリットトーンフォーマットを用いる第2の無線端末は、同じ報告パターンに従うが、セグメントは1だけシフトされ、従って、第2のWTは、インデキシングされたセグメント3301及び3304を用いる。図32に関して、DCCHにおける同じ論理的トーンに関してデフォルトモードのスプリットトーンフォーマットを用いる第3の無線端末は、同じ報告パターンに従うが、セグメントは2だけシフトされ、従って、第3のWTは、インデキシングされたセグメント(2、5、8、11、14、17、20、23、26、29、33、35、及び38)を用いる。図33に関して、DCCHにおける同じ論理的トーンに関してデフォルトモードのスプリットトーンフォーマットを用いる第3の無線端末は、同じ報告パターンに従うが、セグメントは2だけシフトされ、従って、第3のWTは、インデキシングされたセグメント3305を用いる。図32において、インデックス=39を有するセグメントは予約される。
図33は、テーブル3299に対応するビーコンスロットの第1のスーパースロットの代替に対応する表現を提供し、例えばセグメント3300は、セグメント3200に取って代わり及び/又はセグメント3303は、セグメント3203に取って代わる。図32において、各スーパースロットに関して、スプリットトーンDCCHフォーマットを用いる典型的無線端末に対して1つ又は2つのセグメントが割り当てられ、割り当てられたセグメントの位置は、ビーコンスロットのスーパースロットに依存する。例えば、第1のスーパースロットにおいては、スーパースロットの第1及び第4のDCCHセグメントに対応して2つのセグメント(3200、3203)が割り当てられる。第2のスーパースロットにおいては、スーパースロットの第2及び第5のDCCHセグメントに対応して2つのセグメント(3206、3209)が割り当てられる。第3のスーパースロットにおいては、スーパースロットの第3のDCCHセグメントに対応して1つのセグメント3213が割り当てられる。幾つかの実施形態においては、セグメント3300は、使用時には、スーパースロットの第1のスケジューリングされたDCCHセグメントに取って代わるために用いられ、セグメント3303は、使用時には、スーパースロットの第2のスケジューリングされたDCCHセグメントに取って代わるために用いられる。例えば、セグメント3300は、セグメント3206に取って代わることができ及び/又はセグメント3303は、セグメント3309に取って代わることができる。他の例として、セグメント3300は、セグメント3212に取って代わることができる。
幾つかの実施形態においては、DL SNR(DLSNR5)の5ビットの絶対的報告は、スプリットトーンフォーマットデフォルトモードにおいても、フルトーンフォーマットデフォルトモードにおいて用いられるのと同じフォーマットに従う。幾つかの該実施形態においては、例外が存在し、NumConsecutivePreferredのデフォルト値は、スプリットトーンフォーマットにおいてはフルトーンフォーマットにおける場合と異なり、例えば、スプリットトーンフォーマットデフォルトモードでは6、フルトーンフォーマットデフォルトモードでは10である。
幾つかの実施形態においては、3ビットDLDSNR3報告は、スプリットトーンフォーマットデフォルトモードにおいてもフルトーンフォーマットデフォルトモードにおいて用いられるのと同じフォーマットに従う。幾つかの実施形態においては、4ビットDLSSNR4報告は、スプリットトーンフォーマットデフォルトモードにおいてもフルトーンフォーマットデフォルトモードにおいて用いられるのと同じフォーマットに従う。
幾つかの実施形態においては、スプリットトーンフォーマットデフォルトモードの4ビットアップリンク送信バックオフ報告(ULTxBKF4)は、フルトーンフォーマットデフォルトモードのULTxBKF5と同様に生成され、例外として、図35のテーブル3500が報告に関して用いられる。
図35は、様々な実施形態による、典型的4ビットアップリンク送信バックオフ報告(ULTxBKF4)に関する16のビットパターンの各々と関連づけられたビットフォーマット及び解釈を識別するテーブル3500である。第1のカラム3502は、ビットパターン及び最上位ビットから最下位ビットまでのビット順序を識別する。第2のカラム3504は、各ビットパターンに対応する単位がdBの報告されたWTアップリンクDCCHバックオフ報告値を識別する。この典型的実施形態においては、6dB乃至36dBの範囲の16の個別のレベルを報告することができる。無線端末は、例えば上述されるように、wtULDCCHBackoffを計算し、テーブル3500内の最も近いエントリを選択し、そのビットパターンを報告に関して用いる。
幾つかの実施形態においては、4ビットDLBNR4報告は、スプリットトーンフォーマットデフォルトモードにおいてもフルトーンフォーマットデフォルトモードにおいて用いられるのと同じフォーマットに従う。幾つかの実施形態においては、3ビットULRQST3報告は、スプリットトーンフォーマットデフォルトモードにおいてもフルトーンフォーマットデフォルトモードにおいて用いられるのと同じフォーマットに従う。幾つかの実施形態においては、4ビットULRQST4報告は、スプリットトーンフォーマットデフォルトモードにおいてもフルトーンフォーマットデフォルトモードにおいて用いられるのと同じフォーマットに従う。
様々な実施形態においては、デフォルトモードにおけるスプリットトーンフォーマットのDCCHには柔軟型報告が含まれており、従って、WTは、いずれの型の報告を通信するかを決定し、報告の型は、割り当てられた専用制御チャネルセグメントを用いる所定のWTに関して1つの柔軟な報告機会から次の柔軟な報告機会に変更することができる。
典型的実施形態においては、WTは、TYPE1及びBODY4の両報告を含む同じDCCHセグメントの4ビットボディ報告(BODY4)において通信するためにWTによって選択される報告の型を示すために1ビット型報告(TYPE1)を使用する。図36のテーブル3600は、TYPE1報告情報ビット及び対応するBODY4報告によって搬送される報告の型の間のマッピング例である。第1のカラム3602は、1ビットTYPE1報告に関する2つの可能なビットパターンを示す。第2のカラム3604は、TYPE1報告に対応する同じアップリンク専用制御チャネルセグメントのBODY4報告において搬送される報告の型を示す。テーブル3600は、ビットパターン0はBODY4報告がULRQST4報告になることを示し、ビットパターン01はBODY4報告が予約報告になることを示すことを示す。
幾つかの実施形態においては、WTは、選択を行うことができる異なる型の報告、例えばテーブル3600に記載された報告、が可能である場合における相対的重要性を評価することによってTYPE1報告及びBODY4報告を選択する。幾つかの実施形態においては、WTは、各セグメントごとに独立してTYPE1を選択することができる。
幾つかの実施形態においては、アップリンク専用制御チャネルセグメントがフルトーンフォーマットを使用時に用いられる符号化及び変調方式は、アップリンク専用制御チャネルセグメントがスプリットトーンフォーマットを使用時に用いられる符号化及び変調方式と異なる。
次に、専用制御チャネルセグメントがフルトーンフォーマットを使用時に符号化及び変調に関して用いられる典型的第1の方法が説明される。b、b、b、b、b及びbがアップリンク専用制御チャネルセグメントにおいて送信される情報ビットを表し、ここで、bは最上位ビットであり、bは最下位ビットであるとする。c=(b).(b)であると定義し、ここで、.は、ビットに基づく論理OR演算である。WTは、図37のテーブル3700により7つの変調シンボルから成るグループを情報ビットグループbから決定する。テーブル3700は、フルトーンフォーマットにおけるアップリンク専用制御チャネルセグメント変調コーディングの典型的仕様である。テーブル3700の第1のカラム3702は、3つの順序が設定された情報ビットに関するビットパターンを含み、カラム3704は、7つの順序が設定されたコーディングされた変調シンボルの対応する組を含み、各組は、異なる可能なビットパターンに対応する。
から決定された7つの変調シンボルは、コーディング及び変調動作の出力の7つの最上位のコーディングされた変調シンボルになる。
WTは、同様にテーブル3700を用いて7つの変調シンボルから成るグループを情報ビットグループbから決定し、入手された7つの変調シンボルを、符号化及び変調動作の出力の次の最上位のコーディングされた変調シンボルとして用いる。
WTは、同様にテーブル3700を用いて7つの変調シンボルから成るグループを情報ビットグループcから決定し、入手された7つの変調シンボルを、コーディング及び変調動作の出力の最下位のコーディングされた変調シンボルとして用いる。
次に、専用制御チャネルセグメントがスプリットトーンフォーマットを使用時に符号化及び変調に関して用いられる典型的な第2の方法が説明される。b、b、b、b、b、b、b、及びbがアップリンク専用制御チャネルセグメントにおいて送信される情報ビットを表し、ここで、bが最上位ビットであり、bが最下位ビットであるとする。c=(b).(b)であると定義し、ここで、.は、ビットに基づく論理OR演算である。WTは、図38のテーブル3800により7つの変調シンボルから成るグループを情報ビットグループbから決定する。テーブル3800は、スプリットトーンフォーマットにおけるアップリンク専用制御チャネルセグメント変調コーディングの典型的仕様である。テーブル3800の第1のカラム3802は、4つの順序が設定された情報ビットに関するビットパターンを含み、第2のカラム3804は、7つの順序が設定されたコーディングされた変調シンボルの対応する組を含み、各組は、異なる可能なビットパターンに対応する。
から決定された7つの変調シンボルは、コーディング及び変調動作の出力の7つの最上位のコーディングされた変調シンボルになる。
WTは、同様にテーブル3800を用いて7つの変調シンボルから成るグループを情報ビットグループbから決定し、入手された7つの変調シンボルを、符号化及び変調動作の出力の次の最上位のコーディングされた変調シンボルとして用いる。
WTは、同様にテーブル3800を用いて7つの変調シンボルから成るグループを情報ビットグループcから決定し、入手された7つの変調シンボルを、コーディング及び変調動作の出力の最下位のコーディングされた変調シンボルとして用いる。
図39は、典型的無線端末アップリンクトラフィックチャネルフレーム要求グループ待ち行列カウント情報を示すテーブル3900である。各無線端末は、その要求グループカウント情報を維持及び更新する。この典型的実施形態においては、4つの要求グループ(RG0、RG1、RG2、RG3)が存在する。その他の実施形態は、異なる数の要求グループを用いることができる。幾つかの実施形態においては、システム内の異なるWTは、異なる数の要求グループを有することができる。第1のカラム3902は、待ち行列要素インデックスを示し、第2のカラム3904は、待ち行列要素値を示す。第1のロー3906は、N[0]=WTが要求グループ0(RG0)に関して送信することを意図するMACフレーム数であることを示し、第2のロー3908は、N[1]=WTが要求グループ1(RG1)に関して送信することを意図するMACフレーム数であることを示し、第3のローは、N[2]=WTが要求グループ2に関して送信することを意図するMACフレーム数であることを示し、第4のロー3912は、N[3]=WTが要求グループ3に関して送信することを意図するMACフレーム数であることを示す。
図40の図4000は、典型的実施形態による、無線端末によって維持されている典型的な一組の4つの要求グループ待ち行列(4002、4004、4006、4008)を含む。待ち行列0 4002は、要求グループ0情報に関する待ち行列である。待ち行列0情報4002は、WTが送信することを意図する待ち行列0トラフィック(N[0])のフレーム、例えばMACフレーム、の総数4010のカウントと、アップリンクトラフィックの対応フレーム(フレーム1 4012、フレーム2 4014、フレーム3 4016、...、フレームN 4018)と、を含む。待ち行列1 4004は、要求グループ1情報に関する待ち行列である。待ち行列1情報4004は、WTが送信することを意図する待ち行列1トラフィック(N[1])のフレーム、例えばMACフレーム、の総数4020のカウントと、アップリンクトラフィックの対応フレーム(フレーム1 4022、フレーム2 4024、フレーム3 4026、...、フレームN 4028)と、を含む。待ち行列2 4006は、要求グループ2情報に関する待ち行列である。待ち行列2情報4006は、WTが送信することを意図する待ち行列2トラフィック(N[2])のフレーム、例えばMACフレーム、の総数4030のカウントと、アップリンクトラフィックの対応フレーム(フレーム1 4032、フレーム2 4034、フレーム3 4036、...、フレームN 4038)と、を含む。待ち行列3 4008は、要求グループ3情報に関する待ち行列である。待ち行列3情報4008は、WTが送信することを意図する待ち行列3トラフィック(N[3])のフレーム、例えばMACフレーム、の総数4040のカウントと、アップリンクトラフィックの対応フレーム(フレーム1 4042、フレーム2 4044、フレーム3 4046、...、フレームN 4048)と、を含む。幾つかの実施形態においては、少なくとも幾つかの無線端末に関する要求待ち行列は、優先待ち行列である。例えば、幾つかの実施形態においては、個々の無線端末の観点から、要求グループ0待ち行列4002は、最高の優先度のトラフィックに関して用いられ、要求グループ1待ち行列4004は、2番目に最高の優先度のトラフィックに関して用いられ、要求グループ2待ち行列4006は、3番目に最高の優先度のトラフィックに関して用いられ、要求グループ3待ち行列4008は、最低の優先度のトラフィックに関して用いられる。
幾つかの実施形態においては、少なくとも幾つかの無線端末に関する少なくとも幾つかの時間中における少なくとも幾つかの要求待ち行列内のトラフィックは、異なる優先度を有する。幾つかの実施形態においては、優先度は、トラフィックフローを要求待ち行列にマッピング時に考慮される1つの要因である。幾つかの実施形態においては、優先度は、トラフィックをスケジューリング/送信時に考慮される1つの要因である。幾つかの実施形態においては、優先度は、相対的重要度を表す。幾つかの実施形態においては、その他のすべての要因が同じである場合、より高い優先度に属するトラフィックは、より低い優先度に属するトラフィックよりも頻繁にスケジューリング/送信される。
図40の図4052は、第1のWT、WT Aに関する要求グループ待ち行列へのアップリンクデータストリームトラフィックフローの典型的マッピングを示す。第1のカラム4054は、データストリームトラフィックフローの情報型を含み、第2のカラム4056は、識別された待ち行列(要求グループ)を含み、第3のカラム4058は、注釈を含む。第1のロー4060は、制御情報が要求グループ0待ち行列にマッピングされることを示す。要求グループ0待ち行列にマッピングされたフローは、優先度が高いとみなされ、厳しいレーテンシー要求を有し、低レーテンシーを要求し及び/又は低帯域幅要求を有する。第2のロー4062は、音声情報が要求グループ1待ち行列にマッピングされることを示す。要求グループ1待ち行列にマッピングされたフローも低レーテンシーを要求するが、要求グループ0よりも低い優先度を有する。第3のロー4064は、ゲームプレイ及びオーディオストリームアプリケーションAが要求グループ2待ち行列にマッピングされることを示す。要求グループ2にマッピングされたフローに関しては、レーテンシーは少々重要であり、帯域幅に関する要求度は、音声に関する場合よりもわずかに高い。第4のロー4066は、FTP、ウェブブラウジング、及び映像ストリームアプリケーションAが要求グループ3待ち行列にマッピングされることを示す。要求グループ3にマッピングされたフローは、遅延の影響を受けない及び/又は高帯域幅を要求する。
図40の図4072は、第2のWT、WT Bに関する要求グループ待ち行列へのアップリンクデータストリームトラフィックフローの典型的マッピングを示す。第1のカラム4074は、データストリームトラフィックフローの情報型を含み、第2のカラム4076は、識別された待ち行列(要求グループ)を含み、第3のカラム4078は、注釈を含む。第1のロー4080は、制御情報が要求グループ0待ち行列にマッピングされることを示す。要求グループ0待ち行列にマッピングされたフローは、優先度が高いとみなされ、厳しいレーテンシー要求を有し、低レーテンシーを要求し及び/又は低帯域幅要求を有する。第2のロー4082は、音声及びオーディオストリームアプリケーションA情報が要求グループ1待ち行列にマッピングされることを示す。要求グループ1待ち行列にマッピングされたフローも低レーテンシーを要求するが、要求グループ0よりも低い優先度を有する。第3のロー4084は、ゲームプレイ及びオーディオストリームアプリケーションB、及び画像ストリームアプリケーションAが要求グループ2待ち行列にマッピングされることを示す。要求グループ2にマッピングされたフローに関しては、レーテンシーは少々重要であり、帯域幅に関する要求度は、音声に関する場合よりもわずかに高い。第4のロー4086は、FTP、ウェブブラウジング、及び画像ストリームアプリケーションBが要求グループ3待ち行列にマッピングされることを示す。要求グループ3にマッピングされたフローは、遅延の影響を受けない及び/又は高帯域幅を要求する。
WT A及びWT Bは、アップリンクデータストリームトラフィックフローから要求グループ待ち行列の組へのマッピングに関して異なるマッピングを用いることに注目すべきである。例えば、オーディオストリームアプリケーションAは、WTAに関しては要求グループ待ち行列2にマッピングされ、WTBに関しては要求グループ待ち行列1に対して同じオーディオストリームアプリケーションAがマッピングされる。さらに、異なるWTは、異なる型のアップリンクデータストリームトラフィックフローを有することができる。例えば、WT Bは、WT Aに関して含められていないオーディオストリームアプリケーションBを含む。この手法は、様々な実施形態により、各WTがアップリンクトラフィックチャネルセグメントを介して通信中の異なる型のデータをマッチングさせるように要求待ち行列マッピングをカスタム化/最適化することを可能にする。例えば、音声・テキストメッセージ携帯電話等のモバイルノードは、主にオンラインでのゲームプレイ及びウェブブラウジングに関して用いられるモバイルデータ端末とは異なる型のデータストリームを有しており、典型的には、要求グループ待ち行列へのデータストリームのマッピングに関して異なるマッピングを有することになる。
幾つかの実施形態においては、WTに関するアップリンクデータストリームトラフィックフローから要求グループ待ち行列へのマッピングは、時間の経過とともに変化する可能性がある。図40Aの図4001は、WT Cに関する第1の時間T1における要求グループ待ち行列へのアップリンクデータストリームトラフィックフローのマッピングを示す。第1のカラム4003は、データストリームトラフィックフローの情報型を含み、第2のカラム4005は、識別された待ち行列(要求グループ)を含み、第3のカラム4007は、注釈を含む。第1のロー4009は、制御情報が要求グループ0待ち行列にマッピングされることを示す。要求グループ0待ち行列にマッピングされたフローは、優先度が高いとみなされ、厳しいレーテンシー要求を有し、低レーテンシーを要求し及び/又は低帯域幅要求を有する。第2のロー4011は、音声情報が要求グループ1待ち行列にマッピングされることを示す。要求グループ1待ち行列にマッピングされたフローも低レーテンシーを要求するが、要求グループ0よりも低い優先度を有する。第3のロー4013は、ゲームプレイ及びオーディオストリームアプリケーションAが要求グループ2待ち行列にマッピングされることを示す。要求グループ2にマッピングされたフローに関しては、レーテンシーは少々重要であり、帯域幅要求度は、音声に関する場合よりもわずかに高い。第4のロー4015は、FTP、ウェブブラウジング、及び映像ストリームアプリケーションAが要求グループ3待ち行列にマッピングされることを示す。要求グループ3にマッピングされたフローは、遅延の影響を受けない及び/又は高帯域幅を要求する。
図40Aの図4017は、WT Cに関する第2の時間T2における要求グループ待ち行列へのアップリンクデータストリームトラフィックフローの典型的マッピングを示す。第1のカラム4019は、データストリームトラフィックフローの情報型を含み、第2のカラム4021は、識別された待ち行列(要求グループ)を含み、第3のカラム4023は、注釈を含む。第1のロー4025は、制御情報が要求グループ0待ち行列にマッピングされることを示す。要求グループ0待ち行列にマッピングされたフローは、優先度が高いとみなされ、厳しいレーテンシー要求を有し、低レーテンシーを要求し及び/又は低帯域幅要求を有する。第2のロー4027は、音声アプリケーション及びゲームプレイアプリケーションが要求グループ1待ち行列にマッピングされることを示す。要求グループ1待ち行列にマッピングされたフローも低レーテンシーを要求するが、要求グループ0よりも低い優先度を有する。第3のロー4029は、映像ストリーミングアプリケーションAが要求グループ2待ち行列にマッピングされることを示す。要求グループ2にマッピングされたフローに関しては、レーテンシーは少々重要であり、帯域幅要求度は、音声に関する場合よりもわずかに高い。第4のロー4031は、FTP、ウェブブラウジング及び映像ストリーミングアプリケーションBが要求グループ3待ち行列にマッピングされることを示す。要求グループ3にマッピングされたフローは、遅延の影響を受けない及び/又は高帯域幅を要求する。
図73の図4033は、WT Cに関する第3の時間T3における要求グループ待ち行列へのアップリンクデータストリームトラフィックフローの典型的マッピングを示す。第1のカラム4035は、データストリームトラフィックフローの情報型を含み、第2のカラム4037は、識別された待ち行列(要求グループ)を含み、第3のカラム4039は、注釈を含む。第1のロー4041は、制御情報が要求グループ0待ち行列にマッピングされることを示す。要求グループ0待ち行列にマッピングされたフローは、優先度が高いとみなされ、厳しいレーテンシー要求を有し、低レーテンシーを要求し及び/又は低帯域幅要求を有する。第2のロー4043及び第3のロー4045は、要求グループ1待ち行列及び要求グループ2待ち行列にはデータトラフィックアプリケーションがマッピングされないことを示す。第4のロー4047は、FTP及びウェブブラウジングが要求グループ3待ち行列にマッピングされることを示す。要求グループ3にマッピングされることを示す。要求グループ3にマッピングされたフローは、遅延の影響を受けない及び/又は高帯域幅を要求する。
WT Cは、3つの時間T1、T2及びT3におけるアップリンクデータストリームトラフィックフローから要求グループ待ち行列の組へのマッピングに関して異なるマッピングを用いることに注目すべきである。例えば、オーディオストリームアプリケーションAは、時間T1において要求グループ待ち行列2にマッピングされ、時間T2において同じオーディオストリームアプリケーションAが要求グループ待ち行列1にマッピングされる。さらに、WTは、異なる時間に異なる型のアップリンクデータストリームトラフィックフローを有することができる。例えば、時間T2においては、WTは、時間T1において含まれていない映像ストリームアプリケーションBを含む。さらに、WTは、所定の時間において特定の要求グループ待ち行列にマッピングされたアップリンクデータストリームトラフィックフローを有さないことができる。例えば、時間T3においては、要求グループ待ち行列1及び2にマッピングされるアップリンクデータストリームトラフィックフローは存在しない。この手法は、様々な実施形態により、各WTがいずれかの時点においてアップリンクトラフィックチャネルセグメントを介して通信中の異なる型のデータをマッチングさせるように要求待ち行列マッピングをカスタム化/最適化することを可能にする。
図41は、典型的要求グループ待ち行列構造、複数の要求辞書、複数の型のアップリンクトラフィックチャネル要求報告、及び報告の型の各々に関して用いられる典型的フォーマットに従った待ち行列の組のグループ分類を示す。この典型的実施形態においては、所定の無線端末に関して4つの要求グループ待ち行列が存在する。典型的構造は、4つの要求辞書を受け入れる。典型的構造は、3つの型のアップリンクトラフィックチャネル要求報告(1ビット報告、3ビット報告、及び4ビット報告)を用いる。
図41は、典型的WTが送信することを意図する待ち行列0トラフィックのフレーム、例えばMACフレーム、の総数(N[0])4110を含む典型的待ち行列0(要求グループ0)情報4102と、典型的WTが送信することを意図する待ち行列1トラフィックのフレーム、例えばMACフレーム、の総数(N[1])4112を含む典型的待ち行列1(要求グループ1)情報4104と、典型的WTが送信することを意図する待ち行列2トラフィックのフレーム、例えばMACフレーム、の総数(N[2])4114を含む典型的待ち行列2(要求グループ2)情報4106と、典型的WTが送信することを意図する待ち行列3トラフィックのフレーム、例えばMACフレーム、の総数(N[3])4116を含む典型的待ち行列3(要求グループ3)情報4108と、を含む。待ち行列0情報4102、待ち行列1情報4104、待ち行列2情報4106及び待ち行列3情報4108の組は、システム内の1つのWTに対応する。システム内の各WTは、その待ち行列の組を維持し、送信を意図することができるアップリンクトラフィックフレームを追跡する。
テーブル4118は、異なる型の要求報告によって用いられる待ち行列組のグループ分類を使用中の辞書の関数として識別する。カラム4120は、辞書を識別する。第1の型の典型的報告は、例えば1ビット情報報告である。カラム4122は、第1の型の報告に関して用いられる第1の待ち行列の組を識別する。第1の待ち行列の組は、要求辞書にかかわらず第1の型の報告に関する組(待ち行列0及び待ち行列1)である。カラム4124は、第2の型の報告に関して用いられる第2の待ち行列の組を識別する。第2の待ち行列の組は、要求辞書にかかわらず第2の報告の型に関する組(待ち行列0)である。カラム4126は、第2の型の報告に関して用いられる第3の待ち行列の組を識別する。第3の待ち行列の組は、(i)要求辞書0に関しては第2の報告型に関する組{待ち行列1、待ち行列2、待ち行列3}、(ii)要求辞書1に関しては第2の報告型に関する組{待ち行列2}、及び(iii)辞書2及び3に関しては第2の報告型に関する組{待ち行列1}である。第3の報告型は、各辞書に関して第4及び第5の待ち行列の組を用いる。第3の報告型は、辞書1、2、及び3に関しては第6の待ち行列の組を用いる。第3の報告型は、辞書3に関しては第7の待ち行列の組を用いる。カラム4128は、辞書にかかわらず第3の報告型に関する第4の待ち行列の組が組{待ち行列0}であることを識別する。カラム4130は、第3の報告型に関する第5の待ち行列の組が、辞書0に関しては組{待ち行列1、待ち行列2、待ち行列3}、辞書1に関しては組{待ち行列2}、辞書2及び3に関しては組{待ち行列1}であることを識別する。カラム4132は、第3の報告型に関する第6の待ち行列の組が、辞書1に関しては組{待ち行列1、待ち行列3}、辞書2に関しては組{待ち行列2、待ち行列3}、辞書3に関しては組{待ち行列2}であることを識別する。カラム4134は、第3の報告型に関する第7の待ち行列の組が辞書3関して組{待ち行列3}であることを識別する。
一例として、(第1、第2、及び第3の)型の報告は、それぞれ、図16乃至25の典型的(ULRQST1、ULRQST3、及びULRQST4)報告であることができる。使用される待ち行列の組(テーブル4118参照)が典型的ULRQST1、ULRQST3、及びULRQST4に関する辞書0に関して説明される。第1の待ち行列の組{待ち行列0、待ち行列1}は、テーブル1600内のN[0]+N[1]を用いるULRQST1に対応し、例えばULRQST1=1は、N[0]+N[1]>0であることを示す。第2の待ち行列の組{待ち行列0}及び第3の待ち行列の組{待ち行列1、待ち行列2、待ち行列3}の待ち行列統計は、ULRQST3においてまとめてコーディングされる。第2の待ち行列の組{待ち行列0}は、N[0]をテーブル1900内の第1のまとめてコーディングされた要素として用いるULRQST3に対応し、例えばULRQST3=001は、N[0]=0であることを示す。第3の待ち行列の組{待ち行列1、待ち行列2、待ち行列3}は、(N[1]+N[2]+N[3])をテーブル1900内の第2のまとめてコーディングされた要素として用いるULRQST3に対応し、例えばULRQST3=001は、ceil(N[1]+N[2]+N[3]/y)=1であることを示す。第4の待ち行列の組{待ち行列0}又は第5の待ち行列の組{待ち行列1、待ち行列2、待ち行列3}の待ち行列統計は、ULRQST4においてコーディングされる。第4の待ち行列の組は、テーブル1800内のN[0]を用いるULRQST4に対応し、例えばULRQST4=0010は、N[0]≧4であることを示す。第5の待ち行列の組は、テーブル1800内のN[1]+N[2]+N[3]を用いるULRQST4に対応し、例えばULRQST4=0011は、ceil((N[1]+N[2]+N[3]/y)=1であることを示す。
(第1、第2、及び第3の)型の報告が図16乃至25の典型的(ULRQST1、ULRQST3、及びULRQST4)報告である典型的実施形態において、第1の型の報告は、要求辞書から独立しており、テーブル4118の第1の待ち行列の組を使用し、第2の型の報告は、テーブル4118からの第2の組の待ち行列の組及び対応する第3の待ち行列の組の両方に関する待ち行列統計情報を通信し、第3の型の報告は、第4の待ち行列の組、対応する第5の待ち行列の組、対応する第6の待ち行列の組、及び対応する第7の待ち行列の組のうちの1つに関する待ち行列統計情報を通信する。
図42A、図42B、図42C、図42D、及び図42Eを具備する図42は、様々な実施形態による典型的な無線端末動作方法の流れ図4200である。典型的方法の動作は、ステップ4202において開始し、WTに電源が投入されて初期設定される。待ち行列定義情報4204、例えば、様々なアプリケーションから特定の要求グループ待ち行列のMACフレーム内へのトラフィックフローのマッピング及び要求グループの組への要求グループの様々なグループ分類を定義するマッピング情報、及び要求辞書の組に関する情報4206を無線端末用に利用可能である。例えば、情報4204及び4206は、無線端末の非揮発性メモリ内に予め格納することができる。幾つかの実施形態においては、最初は、複数の利用可能な要求辞書のうちのデフォルト要求辞書、例えば要求辞書0、が無線端末によって用いられる。動作は、開始ステップ4202からステップ4208、4210及び4212に進む。
ステップ4208において、無線端末は、複数の待ち行列、例えば要求グループ0待ち行列、要求グループ1待ち行列、要求グループ2待ち行列及び要求グループ3待ち行列に関する送信待ち行列統計を維持する。ステップ4208は、サブステップ4214と、サブステップ4216と、を含む。サブステップ4214において、無線端末は、送信すべきデータが待ち行列に加えられたときに待ち行列統計を増加させる。例えば、アップリンクデータストリームフロー、例えば音声通信セッションフロー、からの新しいパケットは、要求グループのうちの1つ、例えば要求グループ1待ち行列、にMACフレームとしてマッピングされ、待ち行列統計、例えばWTが送信することを意図する要求グループ1フレームの総数を表すN[1]、が更新される。幾つかの実施形態においては、異なる無線端末が異なるマッピングを用いる。サブステップ4216において、WTは、送信すべきデータが待ち行列から削除されたときに待ち行列統計数字を減少させる。例えば、送信すべきデータは、該データが既に送信されていること、該データが既に送信されていて肯定応答が受信されていること、該データの有効性タイマーが既に時間切れになっているため該データをもはや送信する必要がないこと、又は通信セッションが既に終了されているため該データをもはや送信する必要がないことを理由に待ち行列から削除することができる。
ステップ4210において、無線端末は、送信電力利用可能性情報を生成する。例えば、無線端末は、無線端末送信バックオフ電力を計算し、無線端末送信バックオフ電力報告値を決定し、バックオフ電力情報を格納する。ステップ4210は、例えばDCCH構造により、継続的に実行されて格納情報が更新される。
ステップ4212において、無線端末は、少なくとも2つの物理的アタッチメントポイントに関する送信経路損情報を生成する。例えば、無線端末は、少なくとも2つの物理的アタッチメントポイントからの受信されたパイロット及び/又はビーコン信号を測定し、比率値を計算し、例えば第1又は第2の型の一般的ビーコン比報告又は特定ビーコン比報告に対応するビーコン比報告値を決定し、ビーコン比報告情報を格納する。ステップ4212は、例えばDCCH構造により、継続的に実行されて格納情報が更新される。
ステップ4208、4210及び4212を実行することに加えて、WTの動作は、(第1、第2、第3の)組の予め決められた送信待ち行列統計報告機会のうちの各報告機会に関して、(ステップ4218、ステップ4220、ステップ4222)をそれぞれ介して(サブルーチン1 4224、サブルーチン2 4238、サブルーチン3 4256)に向かう。例えば、各第1の組の予め決められた送信待ち行列統計報告機会は、タイミング構造における各々の1ビットアップリンクトラフィックチャネル要求報告機会に対応する。例えば、WTが例えば図10のフルトーンDCCHフォーマットデフォルトモードを用いてDCCHセグメントを通じて通信中である場合は、WTは、ULRQST1をビーコンスロットで送信するための16の機会を受信する。この例を続けると、各第2の組の予め決められた送信待ち行列統計報告機会は、タイミング構造における各々の3ビットアップリンクトラフィックチャネル要求報告機会に対応する。例えば、WTが例えば図10のフルトーンDCCHフォーマットデフォルトモードを用いてDCCHセグメントを通じて通信中である場合は、WTは、ULRQST3をビーコンスロットで送信するための12の送信機会を受信する。WTが例えば図32のスプリットトーンDCCHフォーマットデフォルトモードを用いてDCCHセグメントを通じて通信中である場合は、WTは、ULRQST3をビーコンスロットで送信するための6つの送信機会を受信する。この例を続けると、各第3の組の予め決められた送信待ち行列統計報告機会は、タイミング構造における各々の4ビットアップリンクトラフィックチャネル要求報告機会に対応する。例えば、WTが例えば図10のフルトーンDCCHフォーマットデフォルトモードを用いてDCCHセグメントを通じて通信中である場合は、WTは、ULRQST4をビーコンスロットで送信するための9つの機会を受信する。WTが例えば図32のスプリットトーンDCCHフォーマットデフォルトモードを用いてDCCHセグメントを通じて通信中である場合は、WTは、ULRQST4をビーコンスロットで送信するための6つの機会を受信する。WTがULRQST4の送信を決定する各々の柔軟型報告に関しても、動作は接続ノード4222を介してサブルーチン4256に向かう。
次に、典型的なトラフィック利用可能性サブルーチン1 4224が説明される。動作は、ステップ4226において開始し、WTは、第1の待ち行列の組、例えば{待ち行列0、待ち行列1}の組、に関するバックログ情報を受信し、受信される情報はN[0]+N[1]である。動作は、ステップ4226からステップ4230に進む。
ステップ4230において、WTは、第1の待ち行列の組内にトラフィックのバックログが存在するかどうかを確認する。第1の待ち行列の組内にバックログが存在しない場合は、N[0]+N[1]=0であり、動作は、ステップ4230からステップ4234に進み、WTは、第1の待ち行列の組内にはトラフィックバックログが存在しないことを示す第1の数の情報ビット、例えば1情報ビット、を送信し、例えば情報ビットは0に設定される。代替として、第1の待ち行列の組内にバックログが存在する場合は、N[0]+N[1]>0であり、動作は、ステップ4230からステップ4232に進み、WTは、第1の待ち行列の組内にはトラフィックバックログが存在することを示す第1の数の情報ビット、例えば1情報ビット、を送信し、例えば情報ビットは1に設定される。動作は、ステップ4232又はステップ4234から戻りステップ4236に進む。
次に、典型的なトラフィック利用可能性サブルーチン2 4238が説明される。動作は、ステップ4240において開始し、WTは、第2の組の待ち行列、例えば{待ち行列0}の組、に関するバックログ情報を受信し、受信される情報はN[0]である。ステップ4240において、WTは、WTによって使用中の要求辞書に依存して第3の待ち行列の組、例えば組{待ち行列1、待ち行列2、待ち行列3}又は{待ち行列2}又は{待ち行列1}、に関するバックログ情報も受信する。例えば、辞書(1、2、3、4)に対応して、WTは、(N[1]+N[2]+N[3]、N[2]、N[1]、N[1])をそれぞれ受信することができる。動作は、ステップ4240からステップ4246に進む。
ステップ4246において、WTは、第2及び第3の待ち行列の組に対応するバックログ情報をまとめて符号化して第2の予め決められた数の情報ビット、例えば3、にし、該まとめて符号化することは、量子化をオプションで含む。幾つかの実施形態においては、少なくとも幾つかの要求辞書に関して、サブステップ4248及びサブステップ4250がステップ4246の一部として実行される。幾つかの実施形態においては、ステップ4246の少なくとも幾つかの繰り返しに関する少なくとも幾つかの要求辞書に関して、サブステップ4248及びサブステップ4250がステップ4246の一部として実行される。サブステップ4248は、量子化レベル制御ファクタサブルーチンに動作を向かわせる。サブステップ4250は、量子化レベルを決定された制御ファクタの関数として計算する。例えば、図19に示されるようにデフォルト要求辞書0を用いる典型的ULRQST3について考慮すること。該典型的事例においては、量子化レベルの各々は、制御ファクタyの関数として計算される。該典型的実施形態においては、ULRQST3報告に入れるための情報ビットパターンを決定する際にサブステップ4248及び4250が実行される。代替として、図21に示されるように要求辞書1を用いる典型的ULRQST3について考慮すること。その場合は、量子化レベルのいずれも制御ファクタ、例えばy又はz、の関数として計算されず、従って、サブステップ4248及び4250は実行されない。
動作は、ステップ4246からステップ4252に進み、WTは、第2の予め決められた数の情報ビット、例えば3つの情報ビット、を用いて第2及び第3の待ち行列の組に関するまとめてコーディングされたバックログ情報を送信する。動作は、ステップ4252から戻りステップ4254に進む。
次に、典型的なトラフィック利用可能性サブルーチン3 4256が説明される。動作は、ステップ4258において開始し、WTは、第4の待ち行列の組、例えば{待ち行列0}の組、に関するバックログ情報を受信し、受信される情報はN[0]である。ステップ4240において、WTは、第5の待ち行列の組、例えばWTによって使用中の要求辞書に依存して組{待ち行列1、待ち行列2、待ち行列3}又は{待ち行列2}又は{待ち行列1}、に関するバックログ情報も受信する。例えば、辞書(0、1、2、3)に対応して、WTは、(N[1]+N[2]+N[3]、N[2]、N[1]、N[1])をそれぞれ受信することができる。ステップ4240において、WTは、第6の待ち行列の組、例えばWTによって使用中の要求辞書に依存して組{待ち行列1、待ち行列3}又は{待ち行列2、待ち行列3}又は{待ち行列2}、に関するバックログ情報も受信することができる。例えば、辞書(1、2、3)に対応して、WTは、(N[1]+N[3]、N[2]+N[3]、N[2])をそれぞれ受信することができる。ステップ4240において、WTは、第7の待ち行列の組、例えば要求辞書3がWTによって使用中である場合は組{待ち行列3}、に関するバックログ情報も受信することができる。動作は、ステップ4258からステップ4266に進む。
ステップ4268において、WTは、第4、第5、第6、及び第7の待ち行列の組のうちの1つに対応するバックログ情報を符号化して第3の予め決められた数の情報ビット、例えば4、にし、該符号化することは、量子化をオプションで含む。幾つかの実施形態においては、少なくとも幾つかの要求辞書に関して、サブステップ4270及びサブステップ4272がステップ4268の一部として実行される。幾つかの実施形態においては、ステップ4268の少なくとも幾つかの繰り返しに関する少なくとも幾つかの要求辞書に関して、サブステップ4270及びサブステップ4272がステップ4268の一部として実行される。サブステップ4270は、量子化レベル制御ファクタサブルーチンに動作を向かわせる。サブステップ4272は、量子化レベルを決定された制御ファクタの関数として計算する。
動作は、ステップ4268からステップ4274に進み、WTは、第3の予め決められた数の情報ビット、例えば4つの情報ビット、を用いて第4、第5、第6、及び第7の待ち行列の組のうちの1つに関するコーディングされたバックログ情報を送信する。動作は、ステップ4274から戻りステップ4276に進む。
次に、典型的量子化レベル制御ファクタサブルーチン4278が説明される。幾つかの実施形態においては、典型的量子化レベル制御ファクタサブルーチン4278の実装は、図17のテーブル1700の使用を含む。第1のカラム1702は、条件を示し、第2のカラム1704は、出力制御パラメータyの対応値を示し、第3のカラム1706は、出力制御パラメータzの対応値を示す。動作は、ステップ4279において開始し、サブルーチンは、電力情報4280、例えば最後のDCCH送信機電力バックオフ報告、及び経路損情報4282、例えば最後の報告されたビーコン比報告、を受信する。動作は、ステップ4279からステップ4284に進み、WTは、電力情報及び経路損情報が第1の判定基準を満たすかどうか検査する。例えば、第1の判定基準は、典型的実施形態内にあり、すなわち、(x>28)AND(b≧9)であり、ここで、xは、直近のアップリンク送信電力バックオフ報告、例えばULTxBKF5、の値で、単位はdBであり、bは、直近のダウンリンクビーコン比報告、例えばDLBNR4、の値で、単位はdBである。第1の判定基準が満たされている場合は、動作は、ステップ4284からステップ4286に進む。しかしながら、第1の判定基準が満たされていない場合は、動作は、ステップ4288に進む。
ステップ4286において、無線端末は、制御ファクタ、例えば組{Y,Z}を第1の予め決められた組の値に設定し、例えばY=Y1、Z=Z1であり、ここで、Y1及びZ1は、正の整数である。1つの典型的実施形態においては、Y1=2及びZ1=10である。
ステップ4288に戻り、ステップ4288において、WTは、電力情報及び経路損情報が第2の判定基準を満たすかどうかを検査する。例えば、典型的実施形態においては、第2の判定基準は、(x>27)AND(b≧8)である。第2の判定基準が満たされている場合は、動作は、ステップ4288からステップ4290に進み、無線端末は、制御ファクタ、例えば組{Y,Z}、を第2の予め決められた組の値、例えばY=Y2、Z=Z2に設定し、ここで、Y2及びZ2は、正の整数である。1つの典型的実施形態においては、Y2=2及びZ2=9である。第2の判定基準が満たされていない場合は、動作は、他の判定基準検査ステップに進み、判定基準が満たされているかどうかに依存して、制御ファクタが予め決められた値に設定されるか又は試験が継続される。
量子化レベル制御ファクタサブルーチンには利用される試験判定基準が一定数存在する。第1のN−1の試験基準のうちのいずれも満たされていない場合は、動作は、ステップ4292に進み、無線端末は、電力情報及び経路損情報がN番目の判定基準を満たしているかどうかを試験する。例えば、N=9である典型的実施形態においては、N番目の判定基準は、(x>12)AND(b<−5)である。N番目の判定基準が満たされている場合は、動作は、ステップ4292からステップ4294に進み、無線端末は、制御ファクタ、例えば組{Y、Z}、をN番目の予め決められた組の値に設定し、例えばY=YN、Z=ZNであり、ここでYN及びZNは、正の整数である。1つの典型的実施形態においては、YN=1及びZN=2である。N番目の判定基準が満たされていない場合は、無線端末は、制御ファクタ、例えば組{Y、Z}、を(N+1)番目の予め決められた組の値に設定し、例えばデフォルト組Y=YD、Z=ZDであり、YD及びZDは、正の整数である。1つの典型的実施形態においては、YD=1及びZD=1である。
動作は、ステップ4286、ステップ4290、その他の制御ファクタ設定ステップ、ステップ4294又はステップ4296からステップ4298に進む。ステップ4298において、WTは、少なくとも1つの制御ファクタ値、例えばY及び/又はZ、を戻す。
図43は、様々な実施形態による典型的な無線端末動作方法の流れ図4300である。動作は、ステップ4302において開始し、無線端末に電源が投入されて初期設定され、基地局との接続を確立している。動作は、開始ステップ4302からステップ4304に進む。
ステップ4304において、無線端末は、WTがフルトーンフォーマットDCCHモードで動作中であるか又はスプリットトーンフォーマットDCCHモードで動作中であるかを決定する。フルトーンフォーマットDCCHモードにあるWTに割り当てられた各DCCHセグメントに関して、WTは、ステップ4304からステップ4306に進む。スプリットトーンフォーマットDCCHモードにあるWTに割り当てられた各DCCHセグメントに関して、WTは、ステップ4304からステップ4308に進む。
ステップ4306において、WTは、6つの情報ビット(b5、b4、b3、b2、b1、b0)から一組の21のコーディングされた変調シンボル値を決定する。ステップ4306は、サブステップ4312と、4314と、4316と、4318と、を含む。サブステップ4312において、WTは、3つの追加ビット(c2、c1、c0)を6つの情報ビットの関数として決定する。例えば、1つの典型的実施形態においては、c2c1c0=(b5b4b3).(b2b1b0)であり、.は、ビットに基づく排他的OR演算である。動作は、ステップ4312からステップ4314に進む。サブステップ4314において、WTは、第1のマッピング関数及び3ビット(b5、b4、b3)を入力として用いて7つの最上位の変調シンボルを決定する。動作は、サブステップ4314からサブステップ4316に進む。サブステップ4316において、WTは、第1のマッピング関数及び3ビット(b2、b1、b0)を入力として用いて7つの次の最上位の変調シンボルを決定する。動作は、サブステップ4316からサブステップ4318に進む。サブステップ4318において、WTは、第1のマッピング関数及び3ビット(c2、c1、c0)を入力として用いて7つの最下位の変調シンボルを決定する。
ステップ4308において、WTは、8つの情報ビット(b7、b6、b5、b4、b3、b2、b1、b0)から一組の21のコーディングされた変調シンボル値を決定する。ステップ4308は、サブステップ4320と、4322と、4324と、4326と、を含む。サブステップ4320において、WTは、4つの追加ビット(c3、c2、c1、c0)を8つの情報ビットの関数として決定する。例えば、1つの典型的実施形態においては、c3c2c1c0=(b7b6b5b4).(b3b2b1b0)であり、.は、ビットに基づく排他的OR演算である。動作は、ステップ4320からステップ4322に進む。サブステップ4322において、WTは、第2のマッピング関数及び4ビット(b7、b6、b5、b4)を入力として用いて7つの最上位の変調シンボルを決定する。動作は、サブステップ4322からサブステップ4324に進む。サブステップ4324において、WTは、第2のマッピング関数及び4ビット(b3、b2、b1、b0)を入力として用いて7つの次の最上位の変調シンボルを決定する。動作は、サブステップ4324からサブステップ4326に進む。サブステップ4326において、WTは、第2のマッピング関数及び4ビット(c3、c2、c1、c0)を入力として用いて7つの最下位の変調シンボルを決定する。
無線端末に割り当てられた各DCCHセグメントに関して、動作は、ステップ4306又はステップ4308からステップ4310に進む。ステップ4310において、無線端末は、セグメントの21の決定された変調シンボルを送信する。
幾つかの実施形態においては、各DCCHセグメントは、21のOFDMトーンシンボルに対応し、DCCHセグメントの各トーン−シンボルは、アップリンクタイミング及び周波数構造内の同じ単一の論理的トーンを用いる。論理的トーンは、DCCHセグメント中にホッピングすることができ、例えば、同じ論理的トーンは、接続に関して使用中のアップリンクトーンブロック内の3つの異なる物理的トーンに対応することができ、各物理的トーンは、7つの連続するOFDMシンボル送信期間にわたって同じ状態である。
1つの典型的実施形態においては、各セグメントは、複数のDCCH報告に対応する。1つの典型的実施形態においては、第1のマッピング関数は、図37のテーブル3700によって表され、第2のマッピング干渉は、図38のテーブル3800によって表される。
図44は、様々な実施形態による制御情報を報告するための典型的無線端末動作方法の流れ図4400である。動作は、ステップ4402において開始し、無線端末に電源が投入されて初期設定される。動作は、開始ステップ4402からステップ4404に進む。ステップ4404において、WTは、次の項目、すなわち、(i)第1のWT動作モードから第2のWT動作モードへの移行及び(ii)第2の動作モードにとどまりながらの第1の接続から第2の接続へのハンドオフのうちの1つが起きているかどうかを検査する。幾つかの実施形態においては、第2の動作モードは、ON動作モードであり、前記第1の動作モードは、ホールド動作モード、スリープ動作モード、及びACCESS動作モードのうちの1つである。幾つかの実施形態においては、ON動作モード中に、無線端末は、アップリンクでユーザーデータを送信することができ、ホールド及びスリープ動作モード中には、無線端末は、該アップリンクにおいてユーザーデータを送信することから除外される。ステップ4404において検査される条件のうちの1つが起きている場合は、動作は、ステップ4406に進み、その他の場合は、動作は、ステップ4404に戻り、検査が再度実行される。
ステップ4406において、WTは、初期制御情報報告組を送信し、初期制御情報報告組の前記送信は、第1の期間に等しい第1の継続時間を有する。幾つかの実施形態においては、初期制御情報報告組は、1つの又は複数の報告を含むことができる。動作は、ステップ4406からステップ4408に進む。ステップ4408において、WTは、WTが第2の動作モードにあるかどうかを検査する。WTが第2の動作モードにある場合は、動作は、ステップ4408からステップ4410に進む。その他の場合は、動作は、ステップ4404に進む。
ステップ4410において、WTは、第1の追加の制御情報報告組を送信し、第1の制御情報報告組の前記送信は、第1の期間と同じである期間であり、第1の追加の制御情報報告組は、前記初期制御情報報告組とは異なる。幾つかの実施形態においては、初期制御情報報告組は、初期制御情報報告組及び第1の追加の制御情報報告組が異なるフォーマットを有することに起因して、第1の追加の制御情報報告組と異なる。幾つかの実施形態においては、初期制御情報報告組は、第1の追加の制御情報報告組に含まれていない少なくとも1つの報告を含む。幾つかの該実施形態においては、初期制御情報報告組は、第1の追加の制御情報報告組に含まれていない少なくとも2つの報告を含む。幾つかの実施形態においては、第1の追加の制御情報報告組に含まれていない少なくとも2つの報告を含む。幾つかの実施形態においては、第1の追加の制御情報報告組に含まれていない少なくとも1つの報告は、干渉報告及び無線端末送信電力利用可能性報告のうちの1つである。動作は、ステップ4410からステップ4412に進む。ステップ4412において、WTは、WTが第2の動作モードにあるかどうかを検査する。WTが第2の動作モードにある場合は、動作は、ステップ4412からステップ4414に進む。その他の場合は、動作は、ステップ4404に進む。
ステップ4414において、WTは、第2の追加の制御情報報告組を第1の期間と同じである期間だけ送信し、前記第2の追加の制御情報報告は、前記第1の追加の制御情報報告組に含まれていない少なくとも1つの報告を含む。動作は、ステップ4414からステップ4416に進む。ステップ4416において、WTは、WTが第2の動作モードにあるかどうかを検査する。WTが第2の動作モードにある場合は、動作は、ステップ4416からステップ4410に進む。その他の場合は、動作は、ステップ4404に進む。
図45及び46は、典型的実施形態を例示するために用いられる。図45及び46は、図44の流れ図4400に関して説明される幾つかの実施形態に対して適用可能である。図45の図4500は、初期制御情報報告組4502を含み、第1の追加の制御情報報告組4504が後続し、第2の追加の制御情報報告組4506が後続し、第1の追加の制御情報報告組4508の2回目の繰り返しが後続し、第2の追加の制御情報(information)4510の2回目の繰り返しが後続する。各制御情報報告組(4502、4504、4506、4508、4510)は、対応する送信期間(4512、4514、4516、4518、4520)をそれぞれ有し、期間(4512、4514、4516、4518、4520)の各々の継続時間は同じであり、前記継続時間は、105のOFDMシンボル送信期間である。
点線4522は、初期制御情報報告組の送信のわずかに前にイベントが生じたことを示し、前記イベントは、(i)ブロック4524によって示されるアクセスモードからブロック4526によって示されるON状態へのモード移行、(ii)ブロック4528によって示されるHOLD状態からブロック4530によって示されるON状態へのモード移行、及び(iii)ブロック4532によって示されるON状態における第1の接続からブロック4534によって示されるON状態における第2の接続へのハンドオフ動作のうちの1つである。
一例として、初期制御情報報告組4502、第1の追加の制御情報報告組4504及び第2の制御情報報告組4506は、第1のビーコンスロット中に通信することができ、第1の追加の制御情報報告組4508の2回目の繰り返し及び第2の追加の制御情報報告組4510の2回目の繰り返しは、次のビーコンスロット中に通信することができる。該例を続けると、各情報報告組は、ビーコンスロット内のスーパースロットに対応することができる。例えば、図10及び図11の無線端末に関するDCCHのフルトーンフォーマットに関して説明される構造を用いた場合、図45に対応するセグメントの1つの可能なマッピングは、次のとおりである。初期制御情報報告組は、図11に対応する。第1の追加の制御情報報告組は、ビーコンスロットのインデキシングされたセグメント30乃至34に対応し、第2の追加の制御情報報告組は、ビーコンスロットのインデキシングされたセグメント30乃至39に対応する。図45は、該典型的マッピングを説明する。
図46の図4600は、典型的初期制御情報報告組のフォーマットを説明する。第1のカラム4602は、ビット定義(5、4、3、2、1、0)を識別する。第2のカラム4604は、第1のセグメントがRSVD2報告及びULRQST4報告を含むことを識別する。第3のカラム4606は、第2のセグメントがDLSNR5報告及びULRQST1報告を含むことを識別する。第4のカラム4608は、第3のセグメントがDLSSNR4報告、RSVD1報告、及びULRQST1報告を含むことを識別する。第5のカラム4610は、第4のセグメントがDLBNR4報告、RSVD1報告、及びULRQST1報告を含むことを識別する。第6のカラム4612は、第5のセグメントがULTXBKF5報告及びULRQST1報告を含むことを識別する。
図4630は、典型的な第1の追加の制御情報報告組のフォーマットを説明する。第1のカラム4632は、ビット定義(5、4、3、2、1、0)を識別する。第2のカラム4634は、第1のセグメントがDLSNR5報告及びULRQST1報告を含むことを識別する。第3のカラム4636は、第2のセグメントがRSVD2報告及びULRQST4報告を含むことを識別する。第4のカラム4638は、第3のセグメントがDLDSNR3報告及びULRQST3報告を含むことを識別する。第5のカラム4640は、第4のセグメントがDLSNR5報告及びULRQST1報告を含むことを識別する。第6のカラム4642は、第6(sixth)のセグメントがRSVD2報告及びULRQST4報告を含むことを識別する。
図4660は、典型的な第2の追加の制御情報報告組のフォーマットを説明する。第1のカラム4662は、ビット定義(5、4、3、2、1、0)を識別する。第2のカラム4664は、第1のセグメントがDLDSNR3報告及びULRQST3報告を含むことを識別する。第3のカラム4666は、第2のセグメントがDLSSNR4報告、RSVD1報告及びULRQST1報告を含むことを識別する。第4のカラム4668は、第3のセグメントがDLSNR5報告及びULRQST1報告を含むことを識別する。第5のカラム4670は、第4のセグメントがRSVD2報告及びULRQST4報告を含むことを識別する。第6のカラム4672は、第6(sixth)のセグメントがDLDSNR3報告及びULRQST3報告を含むことを識別する。
図46において、初期報告組及び第1の追加の報告組は異なるフォーマットを用いるため異なることに注目することができる。さらに、初期制御情報報告組は、第1の追加の制御情報報告組に含まれていない少なくとも2つの報告、DLBNR4及びULTXBKF5を含む。DLBNR4は、干渉報告であり、ULTXBKF5は、無線端末電力利用可能性報告である。図46の例においては、第2の追加報告は、第1の追加報告、RSVD1報告に含まれていない少なくとも1つの追加報告を含む。
図47は、様々な実施形態による典型的な通信デバイス動作方法の流れ図4700であり、通信デバイスは、複数の異なる制御情報報告の繰り返し送信を制御する際に用いるための予め決められた報告シーケンスを示す情報を含む。幾つかの実施形態においては、通信デバイスは、無線端末、例えばモバイルノード、である。例えば、無線端末は、多元接続直交周波数分割多重化(OFDM)無線通信システムにおける複数の無線端末のうちの1つであることができる。
動作は、ステップ4702において開始し、ステップ4704に進む。ステップ4704において、通信デバイスは、次の項目、すなわち、(i)第1の通信デバイス動作モードから第2の通信デバイス動作モードへの移行及び(ii)第2の通信デバイス動作モードにとどまったままでの例えば第1の基地局セクターの物理的アタッチメントポイントとの第1の接続から例えば第2の基地局セクターの物理的アタッチメントポイントとの第2の接続へのハンドオフ動作のうちの1つが起きているかどうかを検査する。幾つかの実施形態においては、第2の通信デバイス動作モードは、ON動作モードであり、前記第1の動作モードは、ホールド動作モード及びスリープ動作モードのうちの1つである。幾つかの該実施形態においては、通信デバイスは、ON動作モード中にアップリンクでユーザーデータを送信することができ、ホールド動作モード及びスリープ動作モード中にはアップリンクにおいてユーザーデータを送信することから除外される。
ステップ4704の試験された条件のうちの少なくとも1つが満たされていた場合は、動作は、実施形態に依存してステップ4704からステップ4706又はステップ4708のいずれかに進む。ステップ4706は、幾つかの実施形態に含まれているオプションステップであるが、その他の実施形態においては省略される。
ステップ4706は、通信デバイスが複数の異なる初期状態制御情報報告組をサポートする幾つかの実施形態に含まれる。ステップ4706において、通信デバイスは、複数の初期制御情報報告組のうちのいずれの1つを交換すべきシーケンス部分の関数として送信するかを選択する。動作は、ステップ4706からステップ4708に進む。
ステップ4708において、通信デバイスは、初期制御情報報告組を送信する。様々な実施形態においては、初期制御情報報告組を送信することは、送信された報告が予め決められたシーケンスに従っていた場合は初期報告を送信するために用いられた期間中に送信されていなかったことになる少なくとも1つの報告を送信することを含む。例えば、所定の初期報告に関して、送信された報告が予め決められたシーケンスに従っていた場合は初期報告を送信するために用いられた期間中に送信されていなかったことになる少なくとも1つの報告は、干渉報告、例えばビーコン比報告、及び通信デバイス送信電力利用可能性報告、例えば通信デバイス送信機電力バックオフ報告、のうちの1つである。様々な実施形態においては、初期制御情報報告組は、1つの又は複数の報告を含むことができる。幾つかの実施形態においては、初期制御情報報告組を送信することは、前記初期制御情報報告組を専用アップリンク制御チャネルで送信することを含む。幾つかの該実施形態においては、専用アップリンク制御チャネルは、単一トーンチャネルである。幾つかの該実施形態においては、単一トーンチャネルの単一トーンは、時間の経過とともにホッピングされ、例えば、単一の論理的チャネルトーンは、トーンホッピングに起因して異なる物理的トーンに変化する。様々な実施形態においては、予め決められた報告シーケンスは、前記初期報告組を送信するために用いられた送信期間よりも大きい期間にわたって繰り返す。例えば、典型的実施形態においては、予め決められた報告シーケンスは、ビーコンスロットに基づいて繰り返し、ビーコンスロットは912のOFDMシンボル送信時間間隔であり、他方、初期報告組を送信するために用いられる典型的期間は、105のOFDMシンボル送信期間であることができる。
動作は、ステップ4708からステップ4710に進み、通信デバイスは、第2の動作モードにあるかどうかを検査する。通信デバイスが第2の動作モードにある場合は、動作は、ステップ4712に進む。その他の場合は、動作は、ステップ4704に進む。ステップ4712において、通信デバイスは、予め決められた報告シーケンスにおいて示された情報に従って追加の制御情報報告組を送信する。動作は、ステップ4712からステップ4710に進む。
幾つかの実施形態においては、ステップ4708の初期制御情報報告組の送信に後続するステップ4712は、第1の追加の制御情報報告組を含み、初期制御情報報告組は、第1の追加の制御情報報告組に含まれていない少なくとも1つの情報報告組を含む。例えば、前記第1の追加の制御情報報告組に含まれていない少なくとも1つの情報報告は、干渉報告、例えばビーコン比報告、及び通信デバイス送信電力利用可能性報告、例えば通信デバイス送信電力バックオフ報告、のうちの1つである。
様々な実施形態において、例えば通信デバイスが第2の動作モード状態である間にステップ4712の初期制御情報報告に後続するステップ712の繰り返しは、第1の追加の制御情報報告組の送信を含み、第2の追加の制御情報報告組が後続し、他の第1の追加の制御情報報告組が後続し、第2の追加の制御情報報告組は、第1の追加の制御情報報告組に含まれていない少なくとも1つの報告を含む。
典型的実施形態として、予め決められた報告シーケンスは、図10の図1099によって示されるビーコンスロット内のアップリンク専用制御チャネルセグメントに関する40のインデキシングされたセグメントから成る報告シーケンスであることを考慮すること。さらに、予め決められた報告シーケンスのセグメントは、スーパースロットに基づいてグループ分類され、セグメントインデックス(0乃至4)、(5乃至9)、(10乃至14)、(15乃至19)、(20乃至24)、(25乃至29)、(30乃至34)、(35乃至39)を有し、各グループは、ビーコンスロットのスーパースロットに対応することを考慮すること。ステップ4704の条件が満たされている、例えば通信デバイスがHOLD動作状態からON動作状態に移行したばかりである、場合は、通信デバイスは、第1のスーパースロットに関して図11のテーブル1199において示されるように初期報告組を用い、次に、ON状態のままで後続スーパースロットに関して図10のテーブル1099の予め決められたシーケンスを用いる。例えば、初期報告組は、ON動作モードへの状態移行がいつ生じるかに依存して、セグメントインデックスグループ分類(0乃至4)、(5乃至9)、(10乃至14)、(15乃至19)、(20乃至24)、(25乃至29)、(30乃至34)、(35乃至39)に対応する組のうちのいずれかに取って代わることができる。
1つの変形として、通信デバイスが取って代わるべきシーケンス内の位置の関数として選択することができる複数の、例えば2つの、異なる初期制御チャネル情報報告組が存在する典型的実施形態について考慮すること。図48は、制御チャネル情報報告組4800及び4850の2つの典型的な異なるフォーマットを示す。初期報告組#1のフォーマットにおいては、第4のセグメント4810は、DLBNR4報告と、RSVD1報告と、ULRQST1報告と、を含み、初期報告組#2のフォーマットにおいては、第4のセグメント4860は、RSVD2報告と、ULRQST4報告と、を含むことに注目すること。図10の予め決められた報告シーケンスを用いる典型的実施形態において、初期制御情報報告がビーコンスロットの第3のスーパースロットにおいて送信されることになる場合は(セグメントインデックス10乃至14に取って代わる)、初期制御情報報告組#2 4850のフォーマットが用いられ、その他の場合は、初期制御情報報告組#1のフォーマットが用いられる。図10の典型的な予め決められた報告シーケンスにおいては、4ビットダウンリンクビーコン比報告、DLBNR4は、ビーコンスロット中に1回だけ生じ、さらに該ビーコンスロットの第4のスーパースロットにおいて生じる点に注目すること。この典型的実施形態においては、ビーコンスロットの次の後続スーパースロット(第4のスーパースロット)では、通信デバイスは、図10の予め決められた構造に従って、DLBNR4報告を送信するようにスケジューリングされるため、初期報告4850のフォーマットの第2の組が第3のスーパースロットにおいて用いられる。
他の変形として、通信デバイスが取って代わるべきシーケンス内の位置の関数として選択することができる複数の、例えば5つの、異なる初期制御チャネル情報報告組が存在し、さらに異なる初期制御情報報告組の各々は異なるサイズである典型的実施形態を考慮すること。図49は、初期制御情報報告組#1 4900、初期制御情報報告組#2 4910、初期制御情報報告組#3 4920、初期制御情報報告組#4 4930、及び初期制御情報報告組#5 4940を示す。図10の予め決められた報告シーケンスを用いる典型的実施形態において、初期制御情報報告をDCCHインデックス値=ビーコンスロットの0、5、10、15、20、25、30、又は35であるセグメントから開始して送信すべきである場合は、初期制御情報報告組#1 4900が用いられる。代替として、初期制御情報報告をDCCHインデックス値=ビーコンスロットの1、6、11、16、21、26、31、又は36であるセグメントから開始して送信すべきである場合は、初期制御情報報告組#2 4910が用いられる。代替として、初期制御情報報告をDCCHインデックス値=ビーコンスロットの2、7、12、17、22、27、32、又は37であるセグメントから開始して送信すべきである場合は、初期制御情報報告組#3 4920が用いられる。代替として、初期制御情報報告をDCCHインデックス値=ビーコンスロットの3、8、13、18、23、28、33、又は38であるセグメントから開始して送信すべきである場合は、初期制御情報報告組#4 4930が用いられる。代替として、初期制御情報報告をDCCHインデックス値=ビーコンスロットの4、9、14、19、24、29、34、又は39であるセグメントから開始して送信すべきである場合は、初期制御情報報告組#5 4940が用いられる。
異なる初期情報報告組がスーパースロットの所定のDCCHセグメントに関して報告組のサイズ及び報告組の内容の両方の点で異なる実施形態が可能である。
図50は、様々な実施形態による典型的無線端末動作方法の流れ図である。例えば、無線端末は、典型的な拡散スペクトル多元接続直交周波数分割多重化(OFDM)無線通信システムにおけるモバイルノードであることができる。動作は、ステップ5002において開始し、無線端末は、電源が投入されており、基地局セクターアタッチメントポイントと通信リンクを確立しており、アップリンク専用制御チャネル報告に関して用いる専用制御チャネルセグメントが割り当てられており、第1の動作モード又は第2の動作モードのいずれかにおいて確立されている。例えば、幾つかの実施形態においては、第1の動作モードは、専用制御チャネル動作のフルトーンモードであり、第2の動作モードは、専用制御チャネル動作のスプリットトーンモードである。幾つかの実施形態においては、専用制御チャネルセグメントの各々は、同じ数のトーン−シンボル、例えば21のトーン−シンボル、を含む。動作は、開始ステップ5002からステップ5004に進む。2つの典型的な型の実施形態が流れ図5000において示される。第1の型の実施形態においては、基地局は、第1の動作モードと第2の動作モードの間における変更を指令するためのモード制御信号を送信する。該典型的実施形態においては、動作は、ステップ5002からステップ5010及び5020に進む。第2の型の実施形態においては、無線端末は、第1及び第2の動作モードの間におけるモード移行を要求する。該実施形態においては、動作は、ステップ5002からステップ5026及びステップ5034に進む。基地局が無線端末からの入力なしにモード変更を指令することができ、及び基地局がモード変更を要求することができる、例えば基地局及び無線端末がモード変更を各々開始することができる、実施形態が可能である。
ステップ5004において、WTは、WTが現在第1の動作モードにあるか又は第2の動作モードにあるかを検査する。WTが現在第1の動作モード、例えばフルトーンモード、にある場合は、動作は、ステップ5004からステップ5006に進む。ステップ5006において、WTは、第1の期間中に第1の組の専用制御チャネルセグメントを使用し、該第1の組は、第1の数の専用制御チャネルセグメントを含む。しかしながら、WTが第2の動作モード、例えばスプリットトーンモード、にあることがステップ5004において決定された場合は、動作は、ステップ5004からステップ5008に進む。ステップ5008において、WTは、前記第1の期間と同じ継続時間を有する第2の期間中に第2の組の専用制御チャネルセグメントを使用し、前記第2の組の制御チャネルセグメントは、前記第1の数のセグメントよりも少ない数のセグメントを含む。
例えば、1つの典型的実施形態において、第1の期間がビーコンスロットであるとみなした場合、フルトーンモードにおける第1の組は、単一の論理的トーンを用いる40のDCCHセグメントを含み、スプリットトーンモードにおける第2の組は、単一の論理的トーンを用いる13のDCCHセグメントを含む。フルモードにあるWTによって用いられる単一の論理的トーンは、スプリットトーンモードにおいて用いられる単一の論理的トーンと同じであること又は異なることができる。
他の例として、同じ典型的実施形態において、第1の期間がビーコンスロットの第1の891のOFDMシンボル送信時間間隔であるとみなした場合は、フルトーンモードにある第1の組は、単一の論理的トーンを用いる39のDCCHセグメントを含み、スプリットトーンモードにおける第2の組は、単一の論理的トーンを用いる13のDCCHセグメントを含む。この例においては、第2のセグメント数によって除された第1のセグメント数は、整数3である。フルモードにあるWTによって用いられる単一の論理的トーンは、スプリットトーンモードにおいて用いられる単一の論理的トーンと同じであること又は異なることができる。
第2の動作モード、例えばスプリットトーンモード、中において、WTによって用いられる第2の専用制御チャネルセグメントの組は、幾つかの実施形態においては、第2の期間でない期間中にフルトーン動作モードにある同じ又は異なるWTによって用いることができるより大きい専用制御チャネルセグメントの組の部分組である。例えば、無線端末によって第1の期間中に用いられる第1の専用制御チャネルセグメントの組は、より大きい専用制御チャネルセグメントの組であることができ、第1及び第2の専用制御チャネルセグメントの組は、同じ論理的トーンに対応することができる。
動作は、WTに向けられた各々の第1の型のモード制御信号、例えば、第1の動作モードから第2の動作モードに切り換えるようにWTに指令するモード制御信号、に関してステップ5002からステップ5010に進む。ステップ5010において、WTは、第1の型のモード制御信号を基地局から受信する。動作は、ステップ5010からステップ5012に進む。ステップ5012において、WTは、現在第1の動作モードにあるかどうかを検査する。無線端末が第1の動作モードにある場合は、動作は、ステップ5014に進み、ステップ5014において、WTは、前記受信された制御信号に応じて第1の動作モードから第2の動作モードに切り換わる。しかしながら、WTが現在第1の動作モードにないことがステップ5012において決定された場合は、WTは、接続ノードA 5016を介してステップ5018に進み、ステップ5018において、WTは、基地局とWTとの間に誤解があるためモード変更の実行を停止する。
動作は、WTに向けられた各々の第2の型のモード制御信号、例えば、第2の動作モードから第1の動作モードに切り換えるようにWTに指令するモード制御信号、に関してステップ5002からステップ5020に進む。ステップ5020において、WTは、第2の型のモード制御信号を基地局から受信する。動作は、ステップ5020からステップ5022に進む。ステップ5022において、WTは、現在第2の動作モードにあるかどうかを検査する。無線端末が第2の動作モードにある場合は、動作は、ステップ5024に進み、ステップ5024において、WTは、前記受信された第2のモード制御信号に応じて第2の動作モードから第1の動作モードに切り換わる。しかしながら、WTが現在第2の動作モードにないことがステップ5022において決定された場合は、WTは、接続ノードA 5016を介してステップ5018に進み、ステップ5018において、WTは、基地局とWTとの間に誤解があるためモード変更の実行を停止する。
幾つかの実施形態においては、基地局からの第1及び/又は第2の型のモード変更コマンド信号は、WTによって用いられる論理的トーンがモード切り換えに従って変化するかどうかを識別する情報と、幾つかの実施形態において新モードにあるWTによって用いられる論理的トーンを識別する情報と、を含む。幾つかの実施形態において、WTがステップ5018に進む場合は、WTは、例えば誤解が存在していること及びモード移行が完了されていないことを示すシグナリングを基地局に対して行う。
動作は、無線端末が第1の動作モード、例えばフルトーンDCCHモード、から第2の動作モード、例えばスプリットトーンDCCHモード、へのモード変更を開始するごとにステップ5002からステップ5026に進む。ステップ5026において、WTは、モード制御信号を基地局に送信する。動作は、ステップ5026からステップ5028に進む。ステップ5028において、WTは、確認応答信号を基地局から受信する。動作は、ステップ5028からステップ5030に進む。ステップ5030において、受信された確認応答信号が肯定応答である場合は、動作は、ステップ5032に進み、無線端末は、前記受信された肯定応答信号に応じて第1の動作モードから第2の動作モードに切り換わる。しかしながら、ステップ5030において、受信された信号が否定応答信号であるか又はWTが受信された信号を成功裏に復号できないとWTが決定した場合は、WTは、接続ノードA 5016を介してステップ5018に進み、ステップ5018において、WTは、モード変更動作を停止する。
動作は、無線端末が第2の(second)動作モード 、例えばスプリットトーンDCCHモード、から第2の(second)動作モード、例えばフルトーントーンDCCHモード、へのモード変更を開始するごとにステップ5002からステップ5034に進む。ステップ5034において、WTは、モード制御信号を基地局に送信する。動作は、ステップ5034からステップ5036に進む。ステップ5036において、WTは、確認応答信号を基地局から受信する。動作は、ステップ5036からステップ5038に進む。ステップ5038において、受信された確認応答信号が肯定応答である場合は、動作は、ステップ5040に進み、無線端末は、前記受信された肯定応答信号に応じて第2の動作モードから第1の動作モードに切り換わる。しかしながら、ステップ5038において、受信された信号が否定応答信号であるか又はWTが受信された信号を成功裏に復号できないとWTが決定した場合は、WTは、接続ノードA 5016を介してステップ5018に進み、ステップ5018において、WTは、モード変更動作を停止する。
図51は、様々な実施形態による典型的動作を示す図である。図51の典型的実施形態においては、専用制御チャネルは、専用制御チャネル内の各論理的トーンに関して0乃至15のインデキシングされた16のセグメントの繰り返しパターンを用いるように構築される。その他の実施形態は、異なる数のインデキシングされたDCCHセグメント、例えば40セグメント、を繰り返しパターンで用いることができる。(0、1、2、3)がインデキシングされた4つの典型的な論理的DCCHトーンが図51に示される。幾つかの実施形態においては、各セグメントは、同じ量のエアリンク資源を占有する。例えば、幾つかの実施形態においては、各セグメントは、同じ数のトーン−シンボル、例えば21のトーン−シンボルを有する。図5100は、図5104の論理的トーンに対応するパターンの2回の連続する繰り返しに関して経時でセグメントのインデックスを識別する。
図5104は、論理的DCCHトーンインデックスを縦軸5106、時間を横軸5108に作図したものである。示されている第1の期間5110及び第2の期間5112は、同じ継続時間を有する。凡例5114は、(i)幅の広い斜交線による陰影を有する正方形5116は、WT1フルトーンDCCHモードセグメントを表し、(ii)幅の広い縦線と横線による陰影を有する正方形5118は、WT4フルトーンDCCHモードセグメントを表し、(iii)幅の狭い縦線と横線による陰影を有する正方形5120は、WT5フルトーンDCCHモードセグメントを表し、(iv)細かい斜交線による陰影を有する正方形5122は、WT6フルトーンDCCHモードセグメントを表し、(v)幅の広い対角線による陰影が左から右に上昇している正方形5124は、WT1スプリットトーンDCCHモードセグメントを表し、(vi)幅の狭い対角線による陰影が左から右に下降している正方形5126は、WT2スプリットトーンDCCHモードセグメントを表し、(vii)幅の狭い対角線による陰影が左から右に上昇している正方形5128は、WT3スプリットトーンDCCHモードセグメントを表し、(viii)幅の広い縦線による陰影を有する正方形5130は、WT4スプリットトーンDCCHモードセグメントを表すことを示す。
図5104において、WT1は、第1の期間5110中はフルトーンDCCHモードにあり、その期間中に論理的トーン0に対応する一組の15のセグメント(インデックス0乃至14)を用いることを観察することができる。第1の期間と同じ継続時間である第2の期間5112中には、WT1は、スプリットトーンDCCHモードにあり、論理的トーン0に対応するインデックス値(0、3、6、9、12)を有する一組の5つのセグメントを使用し、前記組は、第1の期間5110中に用いられるセグメントの組の部分組である。
図5104において、WT4は、第1の期間5110中はフルトーンDCCHモードにあり、論理的トーン2に対応する一組の15のセグメント(インデックス0乃至14)を用いること、及びWT4は、第2の期間5112中はスプリットトーンフォーマットであり、論理的トーン3に対応するインデックス値(1、4、7、10、13)を有する一組の5つのセグメントを用いることも観察することができる。さらに、論理的トーン3に対応するインデックス値(1、4、7、10、13)を有する5つのセグメントから成る組は、第1の期間5110中にフルトーンDCCHモードにあるWT6によって用いられるより大きいセグメントの組の一部であることも観察されるべきである。
図52は、様々な実施形態による典型的な基地局動作方法の流れ図5200である。典型的方法の動作は、ステップ5202において開始し、基地局に電源が投入されて初期設定される。動作は、ステップ5204及びステップ5206に進む。ステップ5204において、基地局は、継続的に、フルトーンDCCHサブチャネルとスプリットトーンDCCHサブチャネルの間で専用制御チャネル資源をパーティショニングし、フルトーン及びスプリットトーンDCCHサブチャネルを複数の無線端末間で割り当てる。例えば、典型的実施形態においては、DCCHチャネルは、31の論理的トーンを使用し、各論理的トーンは、繰り返しパターンの単一の繰り返しにおいて、例えばビーコンスロットに基づいて、40のDCCHチャネルセグメントに対応する。いずれかの所定の時点において、各論理的トーンは、該トーンに対応するDCCHセグメントが単一のWTに割り当てられるフルトーンDCCH動作モード、又は該トーンに対応するDCCHセグメントを一定の最大数のWTに割り当てることができるスプリットトーンDCCHモードのいずれかに対応することができ、ここで、一定の最大のWT数は=3である。DCCHチャネルに関して31の論理的トーンを使用する該典型的実施形態において、DCCHチャネル論理的トーンの各々がフルトーンモードにある場合は、基地局セクターアタッチメントポイントは、31のWTにDCCHセグメントを割り当てておくことができる。他方の極端な場合において、DCCHチャネル論理的トーンの各々がスプリットトーンフォーマットである場合は、93のWTにセグメントを割り当てることができる。一般的には、いずれかの所定の時点において、DCCHチャネルは、パーティショニングされ、例えば、基地局をアタッチメントポイントとして用いているWTの現在の負荷状態及び現在のニーズに対処するために、フルトーンサブチャネル及びスプリットトーンサブチャネルの混合を含むことができる。
図53は、他の典型的実施形態、例えば反復に基づいて繰り返す論理的トーンに対応する16のインデキシングされたDCCHセグメントを用いる実施形態、に関する専用制御チャネル資源の典型的なパーティショニング及び割り当てを示す。図53に関して説明される方法は、ステップ5204において用いることができ、その他の実施形態に拡大することができる。
ステップ5204は、基地局がサブチャネル割り当て情報をWTに通信するサブステップ5126を含む。サブステップ5126は、サブステップ5128を含む。サブステップ5128において、基地局は、専用制御チャネルセグメントの割り当てを受信するWTに対してユーザー識別子、例えばオン状態ユーザー識別子、を割り当てる。
ステップ5206において、基地局は、継続的に、割り当てられたDCCHサブチャネルにおいて通信された専用制御チャネル報告を含むアップリンク信号をWTから受信する。幾つかの実施形態においては、無線端末は、フルトーンDCCH動作モード中及びスプリットトーンDCCH動作モード中にDCCHセグメントにおいて送信される情報を通信するために異なるコーディングを用いる。従って、基地局は、モードに基づいて異なる復号動作を行う。
2つの典型的な型の実施形態が流れ図5200に示される。第1の型の実施形態においては、基地局は、第1及び第2の動作モードの間、例えばフルトーンDCCHモードとスプリットトーンDCCHモードの間、における変更を指令するためのモード制御信号を送信する。該典型的実施形態においては、動作は、ステップ5202からステップ5208及びステップ5010に進む。第2の型の実施形態においては、無線端末は、第1及び第2のモードの間、例えばフルトーンDCCHモードとスプリットトーンDCCHモードの間、におけるモード移行を要求する。該実施形態においては、動作は、ステップ5202からステップ5212及び5214に進む。基地局が無線端末からの入力なしにモード変更を指令することができ、及び無線端末がモード変更を要求することができる、例えば基地局及び無線端末が各々モード変更を開始することができる、実施形態も可能である。
動作は、基地局が第1のモード、例えばフルモードDCCHモード、から第2のモード、例えばスプリットトーンDCCHモード、への変更をWTに指令する決定をする各インスタンスに関してステップ5208に進む。ステップ5208において、基地局は、第1のモード、例えばフルトーンDCCHモード、から第2のモード、例えばスプリットトーンDCCHモード、へのWTの移行を開始させるモード制御信号をWTに送信する。
動作は、基地局が第2のモード、例えばスプリットモードDCCHモード、から第1のモード、例えばフルトーンDCCHモード、への変更をWTに指令する決定をする各インスタンスに関してステップ5210に進む。ステップ5210において、基地局は、第2のモード、例えばスプリットトーンDCCHモード、から第1のモード、例えばフルトーンDCCHモード、へのWTの移行を開始させるモード制御信号をWTに送信する。
動作は、基地局が第1のモード、例えばフルトーンDCCHモード、から第2のモード、例えばスプリットトーンDCCHモード、への変更要求をWTから受信する各インスタンスに関してステップ5212に進む。ステップ5212において、基地局は、第1の動作モードから第2の動作モード、例えばフルトーンDCCHモードからスプリットトーンDCCHモード、への移行を要求するモード制御信号をWTから受信する。基地局が要求を受け入れることを決定した場合は、動作は、ステップ5212からステップ5220に進む。ステップ5220において、基地局は、要求を送信したWTに肯定応答信号を送信する。
動作は、基地局が第2のモード、例えばスプリットトーンDCCHモード、から第1のモード、例えばフルトーンDCCHモード、への変更要求をWTから受信する各インスタンスに関してステップ5214に進む。ステップ5214において、基地局は、第2の動作モードから第1の動作モード、例えばスプリットトーンDCCHモードからフルトーンDCCHモード、への移行を要求するモード制御信号をWTから受信する。基地局が要求を受け入れることを決定した場合は、動作は、ステップ5214からステップ5222に進む。ステップ5222において、基地局は、要求を送信したWTに肯定応答信号を送信する。
図53は、様々な実施形態による典型的動作を示す図である。図53の典型的実施形態においては、専用制御チャネルは、専用制御チャネル内の各論理的トーンに関して0乃至15のインデキシングされた16のセグメントの繰り返しパターンを用いるように構築される。その他の実施形態は、異なる数のインデキシングされたDCCHセグメント、例えば40セグメント、を繰り返しパターンで用いることができる。(0、1、2)がインデキシングされた3つの典型的な論理的DCCHトーンが図53に示される。幾つかの実施形態においては、各セグメントは、同じ量のエアリンク資源を占有する。例えば、幾つかの実施形態においては、各セグメントは、同じ数のトーン−シンボル、例えば21のトーン−シンボルを有する。図5300は、図5304の論理的トーンに対応する繰り返しインデキシングパターンの2回の連続する繰り返しに関して経時でのセグメントのインデックスを識別する。
図5304は、論理的DCCHトーンインデックスを縦軸5306、時間を横軸5308に作図したものである。示されている第1の期間5310及び第2の期間5312は、同じ継続時間を有する。凡例5314は、(i)幅の広い斜交線による陰影を有する正方形5316は、WT1フルトーンDCCHモードセグメントを表し、(ii)幅の狭い斜交線による陰影を有する正方形5318は、WT2フルトーンDCCHモードセグメントを表し、(iii)幅の広い縦線と横線による陰影を有する正方形5320は、WT4フルトーンDCCHモードセグメントを表し、(iv)幅の狭い縦線と横線による陰影を有する正方形5322は、WT9フルトーンDCCHモードセグメントを表し、(v)幅の広い対角線による陰影が左から右に上昇している正方形5324は、WT1スプリットトーンDCCHモードセグメントを表し、(vi)幅の狭い対角線による陰影が左から右に下降している正方形5326は、WT2スプリットトーンDCCHモードセグメントを表し、(vii)幅の狭い対角線による陰影が左から右に上昇している正方形5328は、WT3スプリットトーンDCCHモードセグメントを表し、(viii)幅の広い縦線による陰影を有する正方形5330は、WT4スプリットトーンDCCHモードセグメントを表し、(ix)幅の狭い縦線による陰影を有する正方形5332は、WT5スプリットトーンDCCHモードセグメントを表し、(x)幅の広い横線による陰影を有する正方形5334は、WT6スプリットトーンDCCHモードセグメントを表し、(xi)幅の狭い横線による陰影を有する正方形5336は、WT7スプリットトーンDCCHモードセグメントを表し、(xii)点線による陰影を有する正方形5338は、WT8スプリットトーンDCCHモードセグメントを表すことを示す。
図5304において、WT1は、第1の期間5310中はフルトーンDCCHモードにあり、その期間中に論理的トーン0に対応する一組の15のセグメント(インデックス0乃至14)を用いることを観察することができる。幾つかの実施形態により、基地局は、第1の専用制御サブチャネルをWT1に割り当て、第1の専用制御サブチャネルは、第1の期間5310中に使用するための論理的トーン0に対応する15のセグメント(インデックス0乃至14)の組を含む。
図5304においては、WT2、WT3、及びWT4は、第1の期間5310中には各々がスプリットトーンDCCHモードであり、各々は、第1の期間5310中に同じ論理的トーンである論理的トーン1に対応する、((0、3、6、9、12)、(1、4、7、10、13)、(2、5、8、11、14))がそれぞれインデキシングされた一組の5つのセグメントを用いることも観察することができる。幾つかの実施形態により、基地局は、(第2、第3、及び第4の)専用制御サブチャネルを(WT2、WT3、WT3)に割り当て、(第2、第3、及び第4の)専用制御サブチャネルは、各々が、第1の期間5310中に同じ論理的トーンである論理的トーン1に対応する、((0、3、6、9、12)、(1、4、7、10、13)、(2、5、8、11、14))のインデックス値を有する一組の5つのセグメントを含む。
図5304において、WT6、WT7、及びWT8は、各々が、第1の期間5310中はスプリットトーンDCCHモードにあり、第1の期間5310中に同じ論理的トーンである論理的トーン2に対応する、((0、3、6、9、12)、(1、4、7、10、13)、(2、5、8、11、14))がそれぞれインデキシングされた一組の5つのセグメントを各々用いることも観察することができる。幾つかの実施形態により、基地局は、(第5、第6、及び第7の)専用制御サブチャネルを(WT6、WT7、WT8)に割り当て、(第5、第6、及び第7の)専用制御サブチャネルは、各々が、第1の期間5310中に同じ論理的トーンである論理的トーン2に対応する、((0、3、6、9、12)、(1、4、7、10、13)、(2、5、8、11、14))のインデックス値を有する一組の5つのセグメントをそれぞれ含む。
図5304において、(WT1、WT5)は、第2の期間5312中はスプリットトーンDCCHモードにあり、第2の期間5312中に論理的トーン0に対応する、インデックス値((0、3、6、9、12)、(1、4、7、10、13))を各々有する一組の5つのセグメントを各々用いることを観察することができる。様々な実施形態により、基地局は、(第8、第9の)専用制御サブチャネルを(WT1、WT5)に割り当て、(第8、第9の)専用制御サブチャネルは、第2の期間5312中に論理的トーン0に対応する、インデックス(0、3、6、9、12)、(1、4、7、10、13)を各々有する5つのグメントの組を含む。WT1は、第1の期間中に論理的トーン0を使用し、他方、WT5は、第1の期間中の論理的トーン0を用いなかった。
図5304において、(WT2)は、第2の期間5312中はフルトーンDCCHモードにあり、第2の期間5312中に論理的トーン1に対応する、(0乃至14)がインデキシングされた一組の15のセグメントを各々用いることも観察することができる。幾つかの実施形態により、基地局は、(第10の)専用制御サブチャネルを(WT2)に割り当て、専用制御サブチャネルは、第2の期間5312中に論理的トーン1に対応する、(0乃至14)がインデキシングされた15のセグメントの組を含む。WT2は、第1の期間5310中に論理的トーン1を用いた(WT2、WT3、WT4)の組からのWTのうちの1つである点に注目することができる。
図5304において、(WT9)は、第2の期間5312中はフルトーンDCCHモードにあり、第2の期間5312中に論理的トーン2に対応する、(0乃至14)がインデキシングされた一組の15のセグメントを各々が用いることも観察することができる。幾つかの実施形態により、基地局は、(第11の)専用制御サブチャネルを(WT9)に割り当て、専用制御サブチャネルは、第2の期間5312中に論理的トーン2に対応する、(0乃至14)がインデキシングされた15のセグメントの組を含む。WT9は、第1の期間5310中に論理的トーン2を用いたWT(WT6、WT7、WT8)とは異なるWTであることに注目することができる。
幾つかの実施形態においては、論理的トーン(トーン0、トーン1、トーン2)は、複数のシンボル送信期間の各々に関して、例えば第1の期間5310において、論理的トーンがいずれの物理的トーンに対応するかを決定するアップリンクトーンホッピング動作の対象となる。例えば、論理的トーン0、1、及び2は、アップリンクシグナリングに関して用いられる一組の113の物理的トーンにホッピングシーケンスに従ってホッピングされる113の論理的トーンを含む論理的チャネル構造の一部であることができる。この例を続けると、各DCCHセグメントは、単一の論理的トーンに対応し、21の連続するOFDMシンボル送信時間間隔に対応することを考慮すること。典型的実施形態においては、論理的トーンは、3つの物理的トーンに対応するようにホッピングされ、無線端末は、セグメントの7つの連続するシンボル送信時間間隔に関して各物理的トーンを用いる。
論理的トーンに対応し、繰り返しパターンに基づいて繰り返す40のインデキシングされたDCCHチャネルセグメントを用いる典型的実施形態においては、典型的な第1及び第2の期間は、39のDCCHセグメントを各々含むことができ、ビーコンスロットの第1の39のDCCHセグメントが論理的トーンに対応する。該実施形態において、所定のトーンがフルトーンフォーマットである場合は、WTは、割り当てに対応する第1又は第2の期間に関する一組の39のDCCHセグメントが基地局によって割り当てられる。所定のトーンがスプリットトーンフォーマットである場合は、WTは、割り当てに対応する第1又は第2の期間に関する一組の13のDCCHセグメントが割り当てられる。フルトーンモードにおいては、40番目のインデキシングされたセグメントは、フルトーンモードにあるWTに割り当ててWTによって用いることも可能である。スプリットトーンモードにおいて、幾つかの実施形態においては、40番目のインデキシングされたセグメントは、予約セグメントである。
図54は、様々な実施形態による典型的な無線端末動作方法の流れ図5400である。動作は、ステップ5402において開始し、無線端末に電源が投入されて初期設定される。動作は、ステップ5402からステップ5404、5406、及び5408に進む。ステップ5404において、無線端末は、ダウンリンクヌルチャネル(DL.NCH)の受信された電力を測定し、干渉電力(N)を決定する。例えば、ヌルチャネルは、無線端末に関する現在のアタッチメントポイントとして交信中の基地局によって用いられる典型的ダウンリンクタイミング及び周波数構造内の予め決められたトーン−シンボルに対応し、基地局は、これらのトーン−シンボルを用いた送信を意図的に行わない。従って、無線端末受信機によって測定されたNULLチャネル上の受信電力が干渉を表す。ステップ5406において、無線端末は、ダウンリンクパイロットチャネル(DL.PICH)の受信された電力(GP0)を測定する。ステップ5408において、無線端末は、ダウンリンクパイロットチャネル(DL.PICH)の信号対雑音比(SNR)を測定する。動作は、ステップ5404、5406、及び5408からステップ5410に進む。
ステップ5410において、無線端末は、ダウンリンク信号対雑音比の飽和レベルを、干渉電力、ダウンリンクパイロットチャネルの測定された受信電力、及びダウンリンクパイロットチャネルの測定されたSNRの関数として計算する。例えば、DL SNRの飽和レベル=1/a=(1/SNR−N/(GP0))−1である。動作は、ステップ5410からステップ5412に進む。ステップ5412において、無線端末は、計算された飽和レベルを専用制御チャネル報告において表すために、ダウンリンクSNRの飽和レベルの量子化されたレベルの予め決められたテーブルから最も近い値を選択し、無線端末は、報告を生成する。動作は、ステップ5412からステップ5414に進む。ステップ5414において、無線端末は、生成された報告を基地局に送信し、前記生成された報告は、無線端末に割り当てられた専用制御チャネルセグメントを用いて、例えば予め決められたインデキシングされた専用制御チャネルセグメントの予め決められた部分を用いて、通信される。例えば、典型的WTは、図10の繰り返し報告構造を用いるフルトーンフォーマットDCCH動作モードであることができ、報告は、インデックス数s2=36を有するDCCHセグメント1036のDLSSNR4報告であることができる。
図55は、様々な実施形態により実装される典型的無線端末5500、例えばモバイルノード、を示す。典型的WT5500は、図1の典型的システムの無線端末のうちのいずれかであることができる。典型的無線端末5500は、無線端末5500がデータ及び情報を交換するときに介するバス5512を通じてひとつに結合された受信機モジュール5502と、送信機モード情報5504と、プロセッサ5506と、ユーザーI/Oデバイス5508と、メモリ5510と、を含む。
受信機モジュール5502、例えばOFDM受信機、は、受信アンテナ5503に結合され、無線端末5500は、受信アンテナ5503を介してダウンリンク信号を基地局から受信する。無線端末5500によって受信されたダウンリンク信号は、モード制御信号と、モード制御要求応答信号と、ユーザー識別子、例えば論理的アップリンク専用制御チャネルトーンと関連づけられたON識別子を含む割り当て信号と、アップリンク及び/又はダウンリンクトラフィックチャネル割り当て信号と、ダウンリンクトラフィックチャネル信号と、ダウンリンク基地局識別信号と、を含む。受信機モジュール5502は、復号器5518を含み、無線端末5500は、復号器5518を介して、基地局による送信前に符号化されていた受信信号を復号する。送信機モジュール5504、例えばOFDM送信機、は、アンテナ5505に結合され、無線端末5500は、アンテナ5505を介してアップリンク信号を基地局に送信する。幾つかの実施形態においては、送信機及び受信機に関して同じアンテナが用いられる。無線端末によって送信されるアップリンク信号は、モード要求信号と、アクセス信号と、第1及び第2の動作モード中における専用制御チャネルセグメント信号と、アップリンクトラフィックチャネル信号と、を含む。送信機モジュール5504は、符号器5520を含み、無線端末5500は、符号器5520を介して、送信前に少なくとも幾つかのアップリンク信号を符号化する。符号器5520は、第1のコーディングモジュール5522と、第2のコーディングモジュール5524と、を含む。第1のコーディングモジュール5522は、第1のコーディング方法に従い第1の動作モード中にDCCHセグメントにおいて送信される情報をコーディングする。第2のコーディングモジュール5524は、第2のコーディング方法に従い第2の動作モード中にDCCHセグメントにおいて送信される情報をコーディングする。第1及び第2のコーディング方法は異なる。
ユーザーI/Oデバイス5508、例えばマイク、キーボード、キーパッド、マウス、スイッチ、カメラ、ディスプレイ、スピーカー等、は、データ/情報を入力し、データ/情報を出力し、無線端末の少なくとも幾つかの機能、例えば通信セッションを開始すること、を制御するために用いられる。メモリ5510は、ルーチン5526と、データ/情報5528と、を含む。プロセッサ5506、例えばCPU、は、無線端末5500の動作を制御するため及び方法を実装するためにメモリ5510内のルーチン5526を実行し、データ/情報5528を用いる。
ルーチン5526は、通信ルーチン5530と、無線端末制御ルーチン5532と、を含む。通信ルーチン5530は、無線端末5500によって用いられる様々な通信プロトコルを実装する。無線端末制御ルーチン5532は、無線端末5500の動作を制御し、受信機モジュール5502、送信機モジュール5504及びユーザーI/Oデバイス5508の動作を制御することを含む。無線端末制御ルーチン5532は、第1モード専用制御チャネル通信モジュール5534と、第2モード専用制御チャネル通信モジュール5536と、専用制御チャネルモード制御モジュール5538と、モード要求信号生成モジュール5540と、応答検出モジュール5542と、アップリンク専用制御チャネルトーン決定モジュール5543と、を含む。
第1モード専用制御チャネル通信モジュール5534は、第1の動作中に第1の組の専用制御チャネルセグメントを用いて専用制御チャネル通信を制御し、前記第1の組は、第1の期間に関する第1の数の制御チャネルセグメントを含む。第1のモードは、幾つかの実施形態においては、専用制御チャネル動作のフルトーンモードである。第2モード専用制御チャネル通信モジュール5536は、第2の動作モード中に第2の組の専用制御チャネルセグメントを用いて専用制御チャネル通信を制御し、前記第2の組の専用制御チャネルセグメントは、前記第1の期間と同じ継続時間を有する期間に対応し、前記第2の組の専用制御チャネルセグメントは、前記第1の数の専用制御チャネルセグメントよりも少ない数のセグメントを含む。第2のモードは、幾つかの実施形態においては、専用制御チャネル動作のスプリットトーンモードである。様々な実施形態においては、専用制御チャネルセグメントは、第1の動作モード又は第2の動作モードのいずれであるかにかかわらず、同じ量のアップリンクエアリンク資源、例えば同じ数のトーン−シンボル、例えば21のトーン−シンボル、を用いる。例えば、専用制御チャネルセグメントは、基地局によって使用中のタイミング及び周波数構造内の1つの論理的トーンに対応するが、アップリンクトーンホッピング情報に従って各々が異なる物理的アップリンクトーンと関連づけられている7つのトーン−シンボルから成る3つの組を有する3つの物理的トーンに対応することができ。
DCCHモード制御モジュール5538は、幾つかの実施形態においては、基地局からの受信されたモード制御信号、例えば基地局からのモード制御コマンド信号、に応答した1つの前記第1の動作モード及び前記第2の動作モードへの切り換えを制御する。幾つかの実施形態においては、モード制御信号は、スプリットトーン動作モードに関して、いずれの組のアップリンク専用制御チャネルセグメントがスプリットトーン動作モードと関連づけられているかも識別する。例えば、スプリットトーン動作における所定の論理的DCCHチャネルトーンに関して、複数の、例えば3つのオーバーラップしていない組のDCCHセグメントが存在する可能性があり、モード制御信号は、前記組のうちのいずれの組が無線端末と関連づけられるかを識別することができる。DCCHモード制御モジュール5538は、幾つかの実施形態においては、受信された肯定応答要求確認信号に応答して、第1の動作モード、例えばフルトーンDCCHモード、及び第2の動作モード、例えばスプリットトーンDCCHモード、のうちの1つである要求された動作モードへの切り換えを制御する。
モード要求生成モジュール5540は、要求されたDCCH動作モードを示すモード要求信号を生成する。応答検出モジュール5542は、基地局からの前記モード要求信号への応答を検出する。応答検出モジュール5542の出力は、無線端末5500を要求される動作モードに切り換えるべきかどうかを決定するためにDCCHモード制御モジュール5538によって用いられる。
アップリンクDCCHトーン決定モジュール5543は、無線端末内に格納されているアップリンクトーンホッピング情報に基づいて、割り当てられた論理的DCCHトーンが経時で対応する物理的トーンを決定する。
データ/情報5528は、ユーザー/デバイス/セッション/資源情報5544と、システムデータ/情報5546と、現動作モード情報5548と、端末ID情報5550と、DCCH論理的トーン情報5552と、モード要求信号情報5554と、タイミング情報5556と、基地局識別情報5558と、データ5560と、DCCHセグメント信号情報5562と、モード要求応答信号情報5564と、を含む。ユーザー/デバイス/セッション/資源情報5544は、WT5500と通信セッション中のピアノードに対応する情報と、アドレス情報と、ルーティング情報と、認証情報を含むセッション情報と、割り当てられたDCCHセグメント及びWT5500に割り当てられた通信セッションと関連するアップリンク及び/又はダウンリンクトラフィックチャネルセグメントを含む資源情報と、を含む。現動作モード情報5548は、無線端末が現在第1の、例えばフルトーンのDCCH動作モード、又は第2の、例えばスプリットトーンのDCCH動作モード、にあるかどうかを識別する情報を含む。幾つかの実施形態においては、DCCHに関する第1及び第2の動作モードは、両方とも、無線端末のオン動作状態に対応する。現動作モード情報5548は、その他の無線端末動作モード、例えば、スリープ、ホールド等を識別する情報も含む。端末識別子情報5550は、基地局によって割り当てられた無線端末識別子、例えば登録されたユーザー識別子及び/又はON状態識別子を含む。幾つかの実施形態においては、ON状態識別子は、ON状態識別子を無線端末に割り当てた基地局セクターアタッチメントポイントによって使用中のDCCH論理的トーンと関連づけられる。DCCH論理的トーン情報5552は、無線端末が第1のDCCH動作モード及び第2のDCCH動作モードのうちの1つにあるときに、アップリンクDCCHセグメント信号を通信時に使用するために無線端末に現在割り当てられているDCCH論理的トーンを識別する情報を含む。タイミング情報5556は、無線端末に関するアタッチメントポイントとして交信中の基地局によって使用中の反復的タイミング構造内における無線端末の現在のタイミングを識別する情報を含む。基地局識別情報5558は、基地局識別子と、基地局セクター識別子と、無線端末によって使用中の基地局セクターアタッチメントポイントと関連づけられた基地局トーンブロック及び/又は搬送波識別子と、を含む。データ5560は、通信セッションにおいて通信中のアップリンク及び/又はダウンリンクユーザーデータ、例えば音声、オーディオデータ、画像データ、テキストデータ、ファイルデータ、を含む。DCCHセグメント信号情報5562は、無線端末に割り当てられたDCCHセグメントに対応して通信される情報、例えば様々な制御情報報告を表すDCCHセグメントにおいて通信される情報ビット、を含む。モード要求信号情報5554は、モジュール5540によって生成されたモード要求信号に対応する情報を含む。モード要求応答信号情報5564は、モジュール5542によって検出された応答情報を含む。
システムデータ/情報5546は、フルトーンモードDCCH情報5566と、スプリットトーンモードDCCH情報5568と、複数の組の基地局データ/情報(基地局1データ/情報5570、...、基地局Mデータ/情報5572)と、を含む。フルトーンモードDCCH情報5566は、チャネル構造情報5574と、セグメントコーディング情報5576と、を含む。フルトーンモードDCCHチャネル構造情報5574は、セグメントを識別する情報と、無線端末がフルトーンDCCH動作モードにあるときにセグメントで通信される報告と、を含む。例えば、1つの典型的実施形態においては、DCCHチャネル内には複数のDCCHトーン、例えば31、が存在し、 フルトーンモードにあるときの各論理的DCCHトーンは、DCCHセグメント内の単一の論理的DCCHトーンと関連づけられた40のDCCHセグメントの繰り返しパターンに従う。フルトーンモードDCCHセグメントコーディング情報5576は、DCCHセグメントを符号化するために第1のコーディングモジュール5522によって用いられる情報を含む。スプリットトーンモードDCCH情報5568は、チャネル構造情報5578と、セグメントコーディング情報5580と、を含む。スプリットトーンモードDCCHチャネル構造情報5578は、セグメントを識別する情報と、無線端末がスプリットトーンDCCH動作モードにあるときにセグメントにおいて通信される報告と、を含む。例えば、1つの典型的実施形態においては、DCCHチャネル内には複数のDCCHトーン、例えば31、が存在し、 スプリットトーンモードにあるときの各論理的DCCHトーンは、最大で3つの異なるWTの間で経時で分割される。例えば、所定の論理的DCCHトーンに関して、WTは、繰り返しパターンにおいて40のセグメントの中で使用すべき一組の13のDCCHセグメントを受信し、13のDCCHセグメントから成る各組は、13のDCCHセグメントから成るその他の2つの組とオーバーラップしない。該実施形態においては、例えば、フルトーンモードにある場合は単一のWTに割り当てられるがスプリットトーンフォーマットでは3つの無線端末間でパーティショニングされる39のDCCHセグメントを含む構造における時間間隔を考慮に入れることができる。スプリットトーンモードDCCHセグメントコーディング情報5580は、DCCHセグメントを符号化するために第2のコーディングモジュール5524によって用いられる情報を含む。
幾つかの実施形態において、1つの期間中には、所定の論理的DCCHトーンがフルトーン動作モードで用いられ、その他の時点においては、同じ論理的DCCHトーンがスプリットトーン動作モードで用いられる。従って、WT5500は、スプリットトーンDCCH動作モードである間に、フルトーン動作モードにおいて用いられるより大きいDCCHチャネルセグメントの組の部分組である反復的構造内の一組のDCCHチャネルセグメントを割り当てることができる。
基地局1データ/情報5570は、アタッチメントポイントと関連づけられた基地局、セクター、搬送波及び/又はトーンブロックを識別するために用いられる基地局識別情報を含む。基地局1データ/情報5570は、ダウンリンクタイミング/周波数構造情報5582と、アップリンクタイミング/周波数構造情報5584と、を同じく含む。アップリンクタイミング/周波数構造情報5584は、アップリンクトーンホッピング情報5586を含む。
図56は、様々な実施形態により実装される典型的基地局5600、例えばアクセスノード、の図である。典型的基地局5600は、図1の典型的システムの基地局のうちのいずれかであることができる。典型的基地局5600は、様々な要素がデータ及び情報を交換することができるバス5614を介してひとつに結合された受信機モジュール5602と、送信機モジュール5604と、プロセッサ5608と、I/Oインタフェース5610と、メモリ5612と、を含む。
受信機モジュール5602、例えばOFDM受信機は、受信アンテナ5603を介して複数の無線端末からアップリンク信号を受信する。アップリンク信号は、無線端末からの専用制御チャネルセグメント信号と、モード変更要求と、アップリンクトラフィックチャネルセグメント信号と、を含む。受信機モジュール5602は、無線端末による送信前に符号化されたアップリンク信号を復号するための復号器モジュール5615を含む。復号器モジュール5615は、第1の復号器サブモジュール5616と、第2の復号器サブモジュール5618と、を含む。第1の復号器サブモジュール5616は、フルトーンDCCH動作モードにおいて用いられる論理的トーンに対応する専用制御チャネルセグメントにおいて受信された情報を復号する。第2の復号器サブモジュール5618は、スプリットトーンDCCH動作モードにおいて用いられる論理的トーンに対応する専用制御チャネルセグメントにおいて受信された情報を復号する。第1及び第2の復号器サブモジュール(5616、5618)は、異なる復号方法を実装する。
送信機モジュール5604、例えばOFDM送信機は、送信アンテナ5605を介してダウンリンク信号を無線端末に送信する。送信されたダウンリンク信号は、登録信号と、DCCH制御信号と、トラフィックチャネル割り当て信号と、ダウンリンクトラフィックチャネル信号と、を含む。
I/Oインタフェース5610は、その他のネットワークノード、例えばその他の基地局、AAAサーバーノード、ホームエージェントノード、ルーター等、及び/又はネットワークに基地局5600を結合させるためのインタフェースを提供する。I/Oインタフェース5610は、基地局5600をネットワークアタッチメントポイントとして用いる無線端末がバックホール通信ネットワークを介して異なるセル内のピアノード、例えばその他の無線端末、と通信するのを可能にする。
メモリ5612は、ルーチン5620と、データ/情報5622と、を含む。プロセッサ5608、例えばCPU、は、基地局5600の動作を制御するため及び方法を実装するためにメモリ5612内のルーチン5620を実行し、データ/情報5622を使用する。ルーチン5620は、通信ルーチン5624と、基地局制御ルーチン5626と、を含む。通信ルーチン5624は、基地局5600によって用いられる様々な通信プロトコルを実装する。基地局制御ルーチン5626は、制御チャネル資源割り当てモジュール5628と、論理的トーン専用モジュール5630と、無線端末専用制御チャネルモード制御モジュール5632と、スケジューラモジュール5634と、を含む。
制御チャネル資源割り当てモジュール5628は、アップリンクにおける専用制御チャネルセグメントに対応する論理的トーンを含む専用制御チャネル資源を割り当てる。制御チャネル資源割り当てモジュール5628は、フルトーン割り当てサブモジュール5636と、スプリットトーン割り当てサブモジュール5638と、を含む。フルトーン割り当てサブモジュール5636は、専用制御チャネルに対応する前記論理的トーンのうちの1つを単一の無線端末に割り当てる。スプリットトーン割り当てサブモジュール5638は、専用制御チャネルに対応する論理的トーンのうちの1つに対応する異なる組の専用制御チャネルセグメントをタイムシェアリング方式で用いられる複数の無線端末に割り当て、該複数の無線端末の各々は、前記論理的トーンがタイムシェアリング方式で用いられる時間のうちの異なるオーバーラップしない部分が専用で割り当てられる。例えば、幾つかの実施形態においては、単一の論理的専用制御チャネルトーンをスプリットトーン動作モードにある最大で3つの無線端末に割り当てて該無線端末によって共有することができる。いずれかの所定の時点において、フルトーン割り当てサブモジュール5636は、DCCHチャネルトーンなしで、DCCHチャネルトーンの一部で、又はDCCHチャネルトーンの各々で動作していることができる。いずれかの所定の時点において、スプリットトーン割り当てサブモジュール5638は、DCCHチャネルトーンなしで、DCCHチャネルトーンの一部で、又はDCCHチャネルトーンの各々で動作していることができる。
論理的トーン専用モジュール5630は、フルトーン専用制御チャネル又はスプリットトーン専用制御チャネルを実装するために論理的専用制御チャネルトーンを用いるかどうかを制御する。論理的トーン専用モジュール5630は、フルトーン専用制御チャネル及びスプリットトーン専用制御チャネル専用の論理的トーン数を調整するための無線端末ローディング(loading)に応答する。幾つかの実施形態においては、論理的トーン専用モジュール5630は、フルトーンモード又はスプリットトーンモードのいずれかで動作するための無線端末からの要求に応答し、論理的トーンの割り当てを受信された無線端末要求の関数として調整する。例えば、幾つかの実施形態における基地局5600は、所定のセクター及びアップリンクトーンブロックに関して、専用制御チャネルに関して一組の論理的トーン、例えば31の論理的トーン、を使用し、いずれかの所定の時点において、論理的専用制御チャネルトーンは、論理的トーン専用モジュール5630によってフルトーンモード論理的トーンとスプリットトーンモード論理的トーンの間でパーティショニングされる。
無線端末専用制御チャネルモード制御モジュール5632は、論理的トーン割り当て及び専用制御チャネルモード割り当てを無線端末に示すための制御信号を生成する。幾つかの実施形態においては、無線端末は、生成された制御信号によってON状態識別子が割り当てられ、ON状態識別子の値は、アップリンクチャネル構造内の特定の論理的専用制御チャネルと関連づけられる。幾つかの実施形態においては、モジュール5632によって生成される割り当ては、割り当てに対応する無線端末が割り当てられた論理的トーンに関してフルトーンモード又はスプリットトーンモードで動作すべきであることを示す。スプリットトーンモード割り当ては、割り当てに対応する無線端末が割り当てられた論理的専用制御チャネルトーンに対応する複数のセグメントのうちのいずれを使用すべきかをさらに示す。
スケジューラモジュール5634は、無線端末、例えば基地局5600を自己のネットワークアタッチメントポイントとして使用中であり、オン状態であり、さらにスプリットトーンモード又はフルトーンモードの割り当てられた専用制御チャネルを現在有している無線端末、に対してアップリンク及び/又はダウンリンクトラフィックチャネルセグメントをスケジューリングする。
データ/情報5622は、システムデータ/情報5640と、現在のDCCH論理的トーン実装情報5642と、受信されたDCCH信号情報5644と、DCCH制御信号情報5646と、複数の組の無線端末データ/情報5648(WT1データ/情報5650、...、WTNデータ/情報5652)と、を含む。システムデータ/情報5640は、フルトーンモードDCCH情報5654と、スプリットトーンモードDCCH情報5656と、ダウンリンクタイミング/周波数構造情報5658と、アップリンクタイミング/周波数構造情報5660と、を含む。フルトーンDCCH情報5654は、フルトーンモードチャネル構造情報5662と、フルトーンモードセグメントコーディング情報5664と、を含む。スプリットトーンモードDCCH情報5656は、スプリットトーンモードチャネル構造情報5666と、スプリットトーンモードセグメントコーディング情報5668と、を含む。アップリンクタイミング/周波数構造情報5660は、アップリンクトーンホッピング情報5660を含む。アップリンクトーンブロックチャネル構造内の各単一の論理的トーンは、経時で周波数ホッピングされる物理的トーンに対応する。例えば、単一の論理的専用制御チャネルトーンを考慮すること。幾つかの実施形態においては、単一の論理的DCCHトーンに対応する各DCCHセグメントは、7つの連続するOFDMシンボル期間に関して用いられる第1の物理的トーン、7つの連続するOFDMシンボル期間に関して用いられる第2の物理的トーン、及び7つの連続するOFDMシンボル期間に関して用いられる第3の物理的トーンに対応する21のOFDMトーン−シンボルを具備し、第1、第2及び第3のトーンは、基地局及び無線端末の両方に知られている実装されたアップリンクトーンホッピングシーケンスに従って選択される。少なくとも幾つかのDCCHセグメントに関する専用制御チャネル論理的トーンのうちの少なくとも一部に関して、第1、第2及び第3の物理的トーンは異なる。
現在のDCCH論理的トーン実装情報5642は、論理的トーン専用モジュール5630の決定、例えば各所定の論理的専用制御チャネルトーンは現在フルトーンフォーマットで用いられているか又はスプリットトーンフォーマットで用いられているか、を識別する情報を含む。受信されたDCCH信号情報5644は、基地局5600のアップリンク専用制御チャネル構造内の専用制御チャネルセグメントのうちのいずれかにおいて受信された情報を含む。DCCH制御信号情報5646は、専用制御チャネル論理的トーン及び専用制御チャネル動作モードを割り当てることに対応する割り当て情報を含む。DCCH制御信号情報5646は、無線端末からの受信された専用制御チャネル要求、DCCH動作モード要求、及び/又はDCCH動作モード変更要求も含む。DCCH制御信号情報5646は、無線端末からの受信された要求に応答した確認応答シグナリング情報も含む。
WT1データ/情報5650は、識別情報5662と、受信されたDCCH情報5664と、ユーザーデータ5666と、を含む。識別情報5662は、基地局によって割り当てられたWTオン識別子5668と、モード情報5670と、を含む。幾つかの実施形態においては、基地局によって割り当てられたオン識別子値は、基地局によって用いられるアップリンクチャネル構造内の論理的専用制御チャネルトーンと関連づけられる。モード情報5650は、WTがフルトーンDCCH動作モードにあるか又はスプリットトーンDCCH動作モードにあるかを識別する情報と、WTがスプリットトーンモードであるときに論理的トーンと関連づけられたDCCHセグメントの部分組とWTを関連づける情報と、を含む。受信されたDCCH情報5664は、例えば、アップリンクトラフィックチャネル要求を搬送する、WTと関連づけられた受信されたDCCH報告、ビーコン比報告、電力報告、自己雑音報告、及び/又は信号対雑音比報告を含む。ユーザーデータ5666は、WT1と関連づけられたアップリンク及び/又はダウンリンクトラフィックチャネルユーザーデータ、例えば通信セッションに対応しておりWT1に割り当てられたアップリンク及び/又はダウンリンクトラフィックチャネルを介して通信される音声データ、オーディオデータ、画像データ、テキストデータ、ファイルデータ等を含む。
図57は、様々な実施形態により実装される典型的端末5700、例えばモバイルノード、を示す。典型的WT5700は、図1の典型的システムの無線端末のうちのいずれかであることができる。典型的無線端末5700は、無線端末がデータ及び情報を交換することができるバス5712を介してひとつに結合された受信機モジュール5702と、送信機モジュール5704と、プロセッサ5706と、ユーザーI/Oデバイス5708と、メモリ5710と、を含む。
受信機モジュール5702、例えばOFDM受信機、は、受信アンテナ5703に結合され、無線端末5700は、受信アンテナ5703を介してダウンリンク信号を基地局から受信する。無線端末5700によって受信されたダウンリンク信号は、ビーコン信号、パイロット信号、登録応答信号、電力制御信号、タイミング制御信号、無線端末識別子、例えばDCCHチャネル論理的トーンに対応するオン状態識別子、の割り当て、例えばアップリンク反復的構造における一組のDCCHチャネルセグメントを識別するために用いられるその他のDCCH割り当て情報、アップリンクトラフィックチャネルセグメントの割り当て及び/又はダウンリンクトラフィックチャネルセグメントの割り当てを含む。受信機モジュール5702は、復号器5714を含み、無線端末5700は、復号器5714を介して、基地局による送信前に符号化されていた受信信号を復号する。送信機モジュール5704、例えばOFDM送信機、は、送信アンテナ5705に結合され、無線端末5700は、送信アンテナ5705を介してアップリンク信号を基地局に送信する。無線端末5700によって送信されるアップリンク信号は、アクセス信号と、ハンドオフ信号と、電力制御信号と、タイミング制御信号と、DCCHチャネルセグメント信号と、アップリンクトラフィックチャネルセグメント信号と、を含む。DCCHチャネルセグメント信号は、初期DCCH報告組信号と、スケジューリングされたDCCH報告組信号と、を含む。幾つかの実施形態においては、送信機及び受信機に関して同じアンテナが用いられる。送信機モジュール5704は、符号器5716を含み、無線端末5700は、符号器5716を介して、送信前に少なくとも幾つかのアップリンク信号を符号化する。
ユーザーI/Oデバイス5708、例えばマイク、キーボード、キーパッド、マウス、スイッチ、カメラ、ディスプレイ、スピーカー等、は、データ/情報を入力し、データ/情報を出力し、無線端末の少なくとも幾つかの機能、例えば通信セッションを開始すること、を制御するために用いられる。メモリ5710は、ルーチン5718と、データ/情報5720と、を含む。プロセッサ5706、例えばCPU、は、無線端末5700の動作を制御するため及び方法を実装するためにメモリ5710内のルーチン5718を実行し、データ/情報5720を用いる。
ルーチン5718は、通信ルーチン5722と、無線端末制御ルーチン5724と、を含む。通信ルーチン5722は、無線端末5700によって用いられる様々な通信プロトコルを実装する。無線端末制御ルーチン5724は、無線端末5700の動作を制御し、受信機モジュール5702、送信機モジュール5704及びユーザーI/Oデバイス5708の動作を制御することを含む。無線端末制御ルーチン5724は、報告送信制御モジュール5726と、初期報告生成モジュール5728と、スケジューリングされた報告生成モジュール5730と、タイミング制御モジュール5732と、を含む。報告送信制御モジュール5726は、ハンドオフ検出モジュール5734を含む。初期報告生成モジュール5728は、報告サイズ組決定サブモジュール5736を含む。
報告送信制御モジュールは、無線端末5700による第1の動作モードから第2の動作モードへの移行に後続して初期情報報告組を送信するため及びスケジューリングされた報告を前記初期報告組の送信に後続してアップリンク報告スケジュールに従って送信するために無線端末5700を制御する。幾つかの実施形態においては、第1の動作モードは、スリープ状態及びホールド状態のうちの1つであり、第2の動作モードは、ON状態、例えば無線端末がユーザーデータを送信することが許可されるON状態、である。様々な実施形態において、第2のモード、例えばON状態、においては、無線端末は、ユーザーデータを送信するために用いることができるアップリンクトラフィックチャネル資源要求を含む情報を報告するための専用アップリンク報告チャネルを有する。様々な実施形態において、第1のモード、例えばスリープ状態又はホールド状態、においては、無線端末は、ユーザーデータを送信するために用いることができるアップリンクトラフィックチャネル資源要求を含む情報を報告するための専用アップリンク報告チャネルを有さない。
初期報告生成モジュール5728は、報告送信制御モジュール5726に応答し、初期情報報告組を、アップリンク送信スケジュールに関する前記初期報告組の送信時点の関数として生成する。スケジューリングされた報告生成モジュール5730は、前記初期情報報告に引き続いて送信されるスケジューリングされた報告情報組を生成する。タイミング制御モジュール5732は、基地局から受信されたダウンリンク信号に基づいて、例えば閉ループタイミング制御の一部としてアップリンク報告構造を相互に関連させる。幾つかの実施形態においては、タイミング制御モジュール5732は、タイミング制御回路として部分的に又は全体的に実装される。ハンドオフ検出モジュール5734は、第1のアクセスノードアタッチメントポイントから第2のアクセスノードアタッチメントポイントへのハンドオフを検出し、一定の型の識別されたハンドオフに引き続いて初期情報報告組を生成するために無線端末を制御し、生成された初期情報報告組は、第2のアクセスノードアタッチメントポイントに送信される。一定の型の識別されたハンドオフは、幾つかの実施形態においては、無線端末が第2のアクセスノードに関してオン状態になる前に第2のアクセスノードアタッチメントポイントに関するアクセス動作状態を経て移行するハンドオフを含む。例えば、第1及び第2のアクセスノードアタッチメントポイントは、互いに関してタイミング同期化されておらず無線端末が第2のアクセスノードに関するタイミング同期化を達成させるためにアクセス状態を経る必要がある異なるセル内に所在する異なるアクセスノードに対応することができる。
ハンドオフ検出モジュール5734は、一定のその他の型のハンドオフの下で、第1のアクセスノードアタッチメントポイントから第2のアクセスノードアタッチメントポイントへのハンドオフに引き続いた初期情報報告の生成及び送信を差し控え、スケジューリングされた報告情報組の送信に直接進むように無線端末を制御する。例えば、第1及び第2のアクセスノードアタッチメントポイントは、タイミング同期化することができ、同じアクセスノード、例えば異なる隣接セクター及び/又はトーンブロックに対応することができ、一定のその他の型のハンドオフは、例えばアクセス状態を経て移行する必要なしに第1のアタッチメントポイントに関するON状態から第2のアタッチメントポイントに関するON状態に移行することが関わるハンドオフである。
報告組サイズ決定サブモジュール5736は、初期報告組のサイズを、アップリンク送信スケジュールに関する前記初期報告の送信時点の関数として決定する。例えば、初期報告情報組サイズは、幾つかの実施形態においては、アップリンクタイミング構造内のどの場所において、例えばスーパースロット内のポイントにおいて、初期報告送信が開始されるかに依存して例えば1つ、2つ、3つ、4つ又は5つのDCCHセグメントに対応する複数の組サイズのうちの1つである。幾つかの実施形態においては、初期報告組に含まれている報告の型は、ビーコンスロット内におけるスーパースロットの所在場所に依存してアップリンクタイミング構造内のどの場所において初期報告送信を開始させるかの関数である。
データ/情報5720は、ユーザー/デバイス/セッション/資源情報5738と、システムデータ/情報5740と、基地局識別情報5742と、端末識別情報5744と、タイミング制御情報5746と、現動作状態情報5748と、DCCHチャネル情報5750と、初期報告時間情報5752と、決定された初期報告サイズ情報5754と、初期報告制御情報5756と、生成された初期報告情報組5758と、生成されたスケジューリングされた情報報告情報組5760と、ハンドオフ情報5762と、アップリンクトラフィック要求情報5764と、ユーザーデータ5766と、を含む。初期報告制御情報は、サイズ情報5768と、時間情報5770と、を含む。
ユーザー/デバイス/セッション/資源情報5738は、ユーザー識別情報、例えばユーザーログインID、パスワード及びユーザー優先度情報と、デバイス情報、例えばデバイス識別情報及びデバイス特性パラメータと、セッション情報、例えばWT5700と通信セッション中のその他のWT等のピアに関する情報と、セッションキー等の通信セッション情報と、アドレッシング及び/又はルーティング情報と、資源情報、例えばWT5700に割り当てられたアップリンク及び/又はダウンリンクエアリンクセグメント及び/又は識別子と、を含む。
システムデータ/情報5740は、複数の組の基地局情報(基地局1データ/情報5772、...、基地局Mデータ/情報5774)と、反復的アップリンク報告構造情報5780と、初期DCCH報告情報5790と、を含む。基地局1データ/情報5772は、ダウンリンクタイミング/周波数構造情報5776と、アップリンクタイミング/周波数構造情報5778と、を含む。ダウンリンクタイミング/周波数構造情報5776は、反復的ダウンリンク構造内の様々なチャネル及びセグメント、例えば割り当て、ビーコン、パイロット、ダウンリンクトラフィックチャネル等を識別し、さらにタイミング、例えばOFDM期間、インデキシング、例えばスロット、スーパースロット、ビーコンスロット、ウルトラスロット等へのOFDMシンボル時間のグループ分類を識別する、ダウンリンク論理的トーン構造を含む。情報5776は、基地局識別情報、例えばセル、セクター、及び搬送波/トーンブロック識別情報、も含む。情報5776は、論理的トーンを物理的トーンにマッピングするために用いられるダウンリンクトーンホッピング情報も含む。アップリンクタイミング/周波数構造情報5778は、反復的アップリンク構造内の様々なチャネル及びセグメント、例えばアクセス、割り当て、電力制御チャネル、タイミング制御チャネル、専用制御チャネル(DCCH)、アップリンクトラフィックチャネル等、を識別し、さらにタイミング、例えばOFDM継続、インデキシング、例えばハーフスロット、スロット、スーパースロット、ビーコンスロット、ウルトラスロット等へのOFDMシンボル時間のグループ分類を識別する、アップリンク論理的トーン構造と、ダウンリンクタイミングBS1をアップリンクタイミングBS1と相互に関連させる情報、例えば基地局におけるアップリンクとダウンリンクの反復的タイミング構造の間のタイミングオフセット、とを含む。情報5778は、論理的トーンを物理的トーンにマッピングするために用いられるアップリンクトーンホッピング情報も含む。
反復的アップリンク報告構造情報5780は、DCCH報告フォーマット情報5782と、DCCH報告組情報5784と、を含む。DCCH報告組情報5784は、組情報5786と、時間情報5788と、を含む。例えば、反復的アップリンク報告構造情報5780は、幾つかの実施形態においては、固定数のインデキシングされたDCCHセグメント、例えば40のインデキシングされたDCCHセグメント、の繰り返しパターンを識別する情報を含む。インデキシングされたDCCHセグメントの各々は、より多くの型のDCCH報告、例えばアップリンクトラフィックチャネル要求報告、ビーコン比報告等の干渉報告、異なるSNR報告等のうちの1つを含む。異なる報告の型の各々のフォーマットは、例えば各型の報告に関して、固定数の情報ビットを異なる可能なビットパターン及び対応するビットパターンによって搬送される情報の解釈と関連づけているDCCH報告フォーマット情報5782において識別される。DCCH報告組情報5784は、反復的DCCH報告構造内の異なるインデキシングされたセグメントと関連づけられた異なる報告グループ分類を識別する。組情報5786は、対応する時間情報エントリ5788によって識別された各インデキシングされたDCCHセグメントに関して、セグメントにおいて通信される一組の報告及びセグメント内におけるこれらの報告の順序を識別する。例えば、1つの典型的実施形態においては、インデックス値=6を有する典型的DCCHセグメントは、5ビットアップリンク送信電力バックオフ報告と、1ビットアップリンクトラフィックチャネルセグメント要求報告と、を含み、インデックス値=32を有するDCCHセグメントは、3ビットダウンリンク差分信号対雑音比報告と、3ビットアップリンクトラフィックチャネル要求報告と、を含む。(図10参照。)
初期DCCH報告情報5790は、フォーマット情報5792と、報告組情報5794と、を含む。フォーマット情報5792は、送信される初期報告組のフォーマットを示す情報を含む。幾つかの実施形態においては、初期報告のフォーマット、グループ分類、及び/又は初期報告組において送信される初期報告数は、例えば反復的アップリンクタイミング構造に関して、初期報告組が送信される時間に依存する。報告組情報5794は、様々な初期報告組を識別する情報、例えば、初期報告において通信されるDCCHセグメントと関連づけられた報告数、報告型、及び順序が設定された報告グループ分類、を含む。
基地局識別情報5742は、無線端末によって使用中の基地局アタッチメントポイントを識別する情報を含む。基地局識別情報5742は、基地局アタッチメントポイントと関連づけられた物理的アタッチメントポイント識別子、例えばセル、セクター及び搬送波/トーンブロック識別子、を含む。幾つかの実施形態においては、基地局識別子情報の少なくとも一部は、ビーコン信号を介して通信される。基地局識別情報5742は、基地局アドレス情報も含む。端末識別情報5744は、無線端末と関連づけられた基地局割り当て識別子、例えば登録されたユーザー識別子及びオン状態識別子、を含み、前記オン状態識別子は、無線端末によって用いられる論理的DCCHトーンと関連づけられる。タイミング制御情報5746は、アップリンク報告構造を相互に関連させるためにタイミング制御モジュール5732によって用いられる基地局からの受信されたダウンリンク信号を含み、前記受信されたダウンリンクタイミング制御信号の少なくとも一部は、閉ループタイミング制御に関して用いられる。タイミング制御情報5746は、反復的アップリンク及びダウンリンクタイミング構造に関する現在のタイミングを識別する情報、例えば前記構造に関するOFDMシンボル送信期間、も含む。現動作状態情報5748は、無線端末の現在の動作状態、例えばスリープ、ホールド、ON、を識別する情報を含む。現動作状態情報5748は、WTがフルトーンDCCH動作モードにあるか又はスプリットトーンDCCH動作モードにある、アクセスプロセス中である、又はハンドオフプロセス中であるときを識別する情報も含む。さらに、現動作状態情報5748は、無線端末が使用すべき論理的DCCHチャネルトーンを割り当てられているときに、無線端末が初期DCCH報告組を通信中であるか又は反復的報告構造情報DCCH報告組を通信中であるかを識別する情報を含む。初期報告時間情報5752は、アップリンク送信スケジュールに関する初期DCCH報告組の送信時点を識別する情報を含む。決定された初期報告サイズ情報5754は、報告組サイズ決定サブモジュール5736の出力である。初期報告制御情報5756は、初期報告組の内容を制御するために初期報告生成モジュール5728によって用いられる情報を含む。初期報告制御情報5756は、サイズ情報5768と、時間情報5770と、を含む。生成された初期報告情報組5758は、初期DCCH報告構造情報5790と、初期報告制御情報5756と、初期報告の報告に含められる情報、例えばアップリンクトラフィックチャネル要求情報5764、SNR情報、及び測定された干渉情報と、を含むデータ/情報5720を用いて無線端末初期報告生成モジュール5728によって生成される初期報告組である。生成されたスケジューリングされた報告情報組5760は、生成されたスケジューリングされた情報報告組を含み、例えば、各組は、無線端末によって用いられるスケジューリングされたDCCHセグメントに対応する。生成されたスケジューリングされた報告情報組5760は、反復的アップリンク報告構造情報5780と、初期報告の報告に含められる情報、例えばアップリンクトラフィックチャネル要求情報5764、SNR情報、及び測定された干渉情報と、を含むデータ/情報5720を用いてスケジューリングされた報告生成モジュール5730によって生成される。アップリンクトラフィック要求情報5764は、アップリンクトラフィックチャネルセグメント資源要求に関する情報、例えば異なる要求グループ待ち行列に対応して通信されるアップリンクユーザーデータのフレーム数、を含む。ユーザーデータ5766は、アップリンクトラフィックチャネルセグメントを介して通信される及び/又はダウンリンクトラフィックチャネルセグメントを介して受信される音声データ、オーディオデータ、画像データ、テキストデータ、ファイルデータを含む。
図58は、様々な実施形態により実装される典型的基地局5800、例えばアクセスノード、の図である。典型的基地局5800は、図1の典型的システムの基地局のうちのいずれかであることができる。典型的基地局5800は、様々な要素がデータ及び情報を交換することができるバス5812を介してひとつに結合された受信機モジュール5802と、送信機モジュール5804と、プロセッサ5806と、I/Oデバイス5808と、メモリ5810と、を含む。
受信機モジュール5802、例えばOFDM受信機、は、受信アンテナ5803を介して複数の無線端末からアップリンク信号を受信する。アップリンク信号は、無線端末からの専用制御チャネル報告情報組と、アクセス信号と、モード変更要求と、アップリンクトラフィックチャネルセグメント信号と、を含む。受信機モジュール5802は、無線端末による送信前に符号化されたアップリンク信号を復号するための復号器モジュール5814を含む。
送信機モジュール5804、例えばOFDM送信機、は、送信アンテナ5805を介して無線端末にダウンリンク信号を送信する。送信されたダウンリンク信号は、登録信号と、DCCH制御信号と、トラフィックチャネル割り当て信号と、ダウンリンクトラフィックチャネル信号と、を含む。
I/Oインタフェース5808は、その他のネットワークノード、例えばその他の基地局、AAAサーバーノード、ホームエージェントノード、ルーター等、及び/又はインターネットに基地局5800を結合させるためのインタフェースを提供する。I/Oインタフェース5808は、基地局5800をネットワークアタッチメントポイントとして用いる無線端末がバックホール通信ネットワークを介して異なるセル内のピアノード、例えばその他の無線端末、と通信するのを可能にする。
メモリ5810は、ルーチン5820と、データ/情報5822と、を含む。プロセッサ5806、例えばCPU、は、基地局5800の動作を制御するため及び方法を実装するためにメモリ5810内のルーチン5820を実行し、データ/情報5822を使用する。ルーチン5820は、通信ルーチン5824と、基地局制御ルーチン5826と、を含む。通信ルーチン5824は、基地局5800によって用いられる様々な通信プロトコルを実装する。基地局制御ルーチン5826は、スケジューラモジュール5828と、報告組解釈モジュール5830と、アクセスモジュール5832と、ハンドオフモジュール5834と、登録された無線端末状態移行モジュール5836と、を含む。
スケジューラモジュール5828は、無線端末、例えば基地局5800を自己のネットワークアタッチメントポイントとして使用中であり、オン状態であり、さらにスプリットトーンモード又はフルトーンモードのいずれかにおいて割り当てられた専用制御チャネルを現在有している無線端末、に対してアップリンク及び/又はダウンリンクトラフィックチャネルセグメントをスケジューリングする。
報告組解釈モジュール5830、例えばDCCH報告組解釈モジュール、は、初期報告組解釈サブモジュール5838と、反復的報告構造報告組解釈サブモジュール5840と、を含む。報告組解釈モジュール5830は、初期DCCH報告情報5850又は反復的アップリンク報告構造情報5848に従って各々の受信されたDCCH報告組を解釈する。報告組解釈モジュール5830は、無線端末によるON状態への移行に応答する。報告組解釈モジュール5830は、現在の接続に関するホールド状態からオン状態への無線端末の移行、現在の接続に関するアクセス状態からオン状態への無線端末の移行、及び基地局へのハンドオフ前に他の接続に関して存在していたオン状態からオン状態への無線端末の移行、のうちの1つの直後に無線端末から受信されたDCCH報告情報組を初期情報報告組であると解釈する。報告組解釈モジュール5830は、初期報告組解釈サブモジュール5838と、反復的報告構造報告組解釈サブモジュール5840と、を含む。初期報告組解釈サブモジュール5838は、初期DCCH報告情報5850を含むデータ/情報5822を用いて、例えば受信されたDCCHセグメントに対応しており初期DCCH報告組であると決定されている受信された情報報告組を処理し、解釈された初期報告組情報を入手する。反復的報告構造報告組解釈サブモジュール5840は、反復的アップリンク報告構造情報5848を含むデータ/情報5822を用いて、例えば受信されたDCCHセグメントに対応しており反復的報告構造DCCH報告組であると決定されている受信された情報報告組を処理し、解釈された反復的構造報告組情報を入手する。
アクセスモジュール5832は、無線端末アクセス動作に関連する動作を制御する。例えば、無線端末は、アクセスモードを通じてオン状態に移行し、基地局アタッチメントポイントとのアップリンクタイミング同期化を達成させ、アップリンクDCCHセグメント信号を通信するために用いられるアップリンクタイミング及び周波数構造内の論理的DCCHチャネルトーンと関連づけられたWTオン状態識別子を受信する。このオン状態への移行に引き続き、初期報告組解釈サブモジュール5838が起動されてスーパースロットの残りの部分に関するDCCHセグメント、例えば、1つ、2つ、3つ、4つ、又は5つのDCCHセグメント、を処理する。次に、動作は、反復的報告構造報告組解釈サブモジュール5840に移行されて無線端末からの後続するDCCHセグメントが処理される。DCCHセグメント数及び/又はモジュール5840に制御を転送する前にモジュール5838によって処理されるセグメントに関して用いられるフォーマットは、反復的アップリンクDCCH報告構造に関してアクセスが生じる時間の関数である。
ハンドオフモジュール5834は、1つのアタッチメントポイントから他のアタッチメントポイントへの無線端末のハンドオフに関する動作を制御する。例えば、第1の基地局アタッチメントポイントを有するON動作状態の無線端末は、基地局5800へのハンドオフ動作を行って第2の基地局アタッチメントポイントに関するON状態に移行することができ、前記第2の基地局アタッチメントポイントは、基地局5800アタッチメントポイントであり、ハンドオフモジュール5834は、初期報告組解釈サブモジュール5838を起動させる。
登録無線端末状態移行モジュール5836は、基地局に登録している無線端末のモード変更に関連する動作を行う。例えば、アップリンクユーザーデータを送信することから除外されるホールド動作状態に現在ある登録無線端末は、DCCH論理的チャネルトーンと関連づけられたON状態識別子がWTに割り当てられさらにアップリンクユーザーデータを通信するために用いられるアップリンクトラフィックチャネルセグメントを無線端末が受信することができるON動作状態に移行することができる。登録WT状態移行モジュール5836は、無線端末によるホールドからONへのモード移行に応答して初期報告組解釈サブモジュール5838を起動させる。
基地局5800は、複数のON状態無線端末を管理する。異なる無線端末から通信され、同じ時間間隔に対応する一組の受信されたDCCHセグメントに関して、基地局は、いくつかの時点において、初期報告組解釈サブモジュール5838を用いて前記セグメントの一部を処理し、反復的報告構造組解釈サブモジュール5840を用いて報告の一部を処理する。
データ/情報5822は、システムデータ/情報5842と、アクセス信号情報5860と、ハンドオフ信号情報5862と、モード移行シグナリング情報5864、時間情報5866と、現DCCH論理的トーン実装情報5868と、受信DCCHセグメント情報5870と、基地局識別情報5859と、WTデータ/情報5872と、を含む。
システムデータ/情報5842は、ダウンリンクタイミング/周波数構造情報5844と、アップリンクタイミング/周波数構造情報5846と、反復的アップリンク報告構造情報5848と、初期DCCH報告情報5850と、を含む。反復的アップリンク報告構造情報5848は、DCCH報告フォーマット情報5852と、DCCH報告組情報5854と、を含む。DCCH報告組情報5854は、組情報5856と、時間情報5858と、を含む。初期DCCH報告情報5850は、フォーマット情報5851と、報告組情報5853と、を含む。
ダウンリンクタイミング/周波数構造情報5844は、反復的ダウンリンク構造内の様々なチャネル及びセグメント、例えば割り当て、ビーコン、パイロット、ダウンリンクトラフィックチャネル等を識別し、さらにタイミング、例えばOFDMシンボル継続時間、インデキシング、例えばスロット、スーパースロット、ビーコンスロット、ウルトラスロット等へのOFDMシンボル時間のグループ分類を識別する、ダウンリンク論理的トーン構造を含む。情報5844は、基地局識別情報、例えばセル、セクター、及び搬送波/トーンブロック識別情報、も含む。情報5844は、論理的トーンを物理的トーンにマッピングするために用いられるダウンリンクトーンホッピング情報も含む。アップリンクタイミング/周波数構造情報5846は、反復的アップリンク構造内の様々なチャネル及びセグメント、例えばアクセス、割り当て、電力制御チャネル(power control channels)、電力制御チャネル(power control channels)、専用制御チャネル(DCCH)、アップリンクトラフィックチャネル等を識別し、さらにタイミング、例えばOFDM継続時間、インデキシング、例えばハーフスロット、スロット、スーパースロット、ビーコンスロット、ウルトラスロット等へのOFDMシンボル時間のグループ分類を識別する、アップリンク論理的トーン構造と、ダウンリンクタイミングをアップリンクタイミングと相互に関連させる情報、例えば基地局におけるアップリンクとダウンリンクの反復的タイミング構造間のタイミングオフセット、を含む。情報5846は、論理的トーンを物理的トーンにマッピングするために用いられるアップリンクトーンホッピング情報も含む。
反復的アップリンク報告構造情報5848は、DCCH報告フォーマット情報5852と、DCCH報告組情報5848と、を含む。DCCH報告組情報5854は、組情報5856と、時間情報5858と、を含む。例えば、反復的アップリンク報告構造情報5848は、幾つかの実施形態においては、固定数のインデキシングされたDCCHセグメント、例えば40のインデキシングされたDCCHセグメント、の繰り返しパターンを識別する情報を含む。インデキシングされたDCCHセグメントの各々は、より多くの型のDCCH報告、例えばアップリンクトラフィックチャネル要求報告、ビーコン比報告等の干渉報告、異なるSNR報告等のうちの1つを含む。異なる報告の型の各々のフォーマットは、例えば各型の報告に関して、固定数の情報ビットを異なる可能なビットパターン及び対応するビットパターンによって搬送される情報の解釈と関連づけているDCCH報告フォーマット情報5852において識別される。DCCH報告組情報5854は、反復的DCCH報告構造内の異なるインデキシングされたセグメントと関連づけられた異なる報告グループ分類を識別する。組情報5856は、対応する時間情報エントリ5858によって識別された各インデキシングされたDCCHセグメントに関して、セグメントにおいて通信される一組の報告及びセグメント内におけるこれらの報告の順序を識別する。例えば、1つの典型的実施形態においては、インデックス値=6を有する典型的DCCHセグメントは、5ビットアップリンク送信電力バックオフ報告と、1ビットアップリンクトラフィックチャネルセグメント要求報告と、を含み、インデックス値=32を有するDCCHセグメントは、3ビットダウンリンクデルタ信号対雑音比報告と、3ビットアップリンクトラフィックチャネル要求報告と、を含む。(図10参照。)
初期DCCH報告情報5850は、フォーマット情報5851と、報告組情報5853と、を含む。フォーマット情報5851は、送信される初期報告組のフォーマットを示す情報を含む。幾つかの実施形態においては、初期報告のフォーマット、グループ分類、及び/又は初期報告組において送信される初期報告数は、例えば反復的アップリンクタイミング構造に関して初期報告組が送信される時間に依存する。報告組情報5853は、様々な初期報告組を識別する情報、例えば、初期報告組において通信されるDCCHセグメントと関連づけられた初期報告組数、報告の型、及び順序が設定された報告グループ分類、を含む。
基地局識別情報5859は、無線端末によって使用中の基地局アタッチメントポイントを識別する情報を含む。基地局識別情報5859は、基地局アタッチメントポイントと関連づけられた物理的アタッチメントポイント識別子、例えばセル、セクター及び搬送波/トーンブロック識別子、を含む。幾つかの実施形態においては、基地局識別子情報の少なくとも一部は、ビーコン信号を介して通信される。基地局識別情報は、基地局アドレス情報も含む。アクセス信号情報5860は、無線端末から受信されるアクセス要求信号と、無線端末に送信されるアクセス応答信号と、アクセスに関連するタイミング信号と、無線端末に関するアクセス状態からオン状態への移行に応答して初期報告解釈サブモジュール5838を起動させるための基地局内部シグナリングと、を含む。ハンドオフ信号情報5862は、その他の基地局から受信されたハンドオフシグナリングと、他の接続のWT ON状態から基地局5800アタッチメントポイント接続に関するWT ON状態への移行に応答して初期報告解釈サブモジュール5838を起動させるための基地局内部シグナリングと、を含むハンドオフ動作に関する情報を含む。モード移行シグナリング情報5864は、状態変化、例えばホールド状態からオン状態への変化、に関する現登録無線端末と基地局5800との間の信号と、例えばホールドからオンへの状態移行に応答して初期報告組解釈サブモジュール5838を起動させるための基地局内部シグナリングと、を含む。登録WT状態移行モジュール5836は、幾つかの状態変化、例えばON状態からホールド状態、スリープ状態、又はオフ状態のうちの1つへの無線端末の移行、に応答して無線端末に関する反復的報告構造報告組解釈サブモジュール5840を停止させる。
時間情報5866は、現在時間情報、例えば基地局によって使用中の反復的アップリンクタイミング構造内のインデキシングされたOFDMシンボル期間、を含む。現DCCH論理的トーン実装情報5868は、基地局論理的DCCHトーンのうちのいずれが現在フルトーンDCCHモードにあり、いずれがスプリットトーンDCCHモードにあるかを識別する情報を含む。受信されたDCCHセグメント情報5860は、複数のWTユーザーの現在割り当てられている論理的DCCHトーンに対応する受信されたDCCHセグメントからの情報を含む。
WTデータ/情報5872は、複数の組の無線端末情報(WT1データ/情報5874、...、WT Nデータ/情報5876)を含む。WT1データ/情報5874は、識別情報5886と、モード情報5888と、受信されたDCCH情報5880と、処理されたDCCH情報5882と、ユーザーデータ5884と、を含む。受信されたDCCH情報5880は、初期受信報告組情報5892と、反復的報告構造の受信報告組情報5894と、を含む。処理されたDCCH情報5882は、解釈された初期報告組情報5896と、解釈された反復的構造報告組情報5898と、を含む。識別情報5886は、基地局によって割り当てられた無線端末登録識別子、WT1と関連づけられたアドレッシング情報を含む。時々、識別情報5886は、WTオン状態識別子を含み、前記オン状態識別子は、DCCHセグメント信号を通信するために無線端末によって用いられる論理的DCCHチャネルトーンと関連づけられる。モード情報5888は、WT1の現在の状態、例えばスリープ状態、ホールド状態、アクセス状態、オン状態、ハンドオフプロセス中、等を識別する情報と、ON状態をさらに限定する情報、例えばフルトーンDCCHオン又はスプリットトーンDCCHオンと、を含む。ユーザーデータ5884は、WT1との通信セッション中のWT1のピアノードから受信される/前記ピアノードに通信されるアップリンク及び/又はダウンリンクトラフィックチャネルセグメント情報、例えば音声データ、オーディオデータ、画像データ、テキストデータ、ファイルデータ等、を含む。
初期受信報告組情報5892は、初期報告情報5850に従ったフォーマットを用いて通信されたWT1 DCCHセグメントに対応する一組の情報を含み、モジュール5838によって解釈されて解釈された初期報告情報組情報5896が復元される。反復的報告構造受信報告組情報5894は、反復的アップリンク報告構造情報5848に従ったフォーマットを用いて通信されたWT1 DCCHセグメントに対応する一組の情報を含み、モジュール5840によって解釈されて解釈された反復的報告情報組情報5898が復元される。
図59A、図59B及び図59Cの組合せを具備する図59は、様々な実施形態による典型的無線端末動作方法の流れ図5900である。典型的方法は、ステップ5901において開始し、無線端末に電源が投入されて初期設定される。動作は、ステップ5901からステップ5902及びステップ5904に進む。ステップ5902において、無線端末は、継続的に、アップリンク反復的DCCH報告スケジュールに関連する及びアップリンクトーンホッピング情報に関連する現在時間を追跡する。時間情報5906は、方法のその他のステップにおいて用いるためにステップ5902から出力される。
ステップ5904において、無線端末は、無線端末のアタッチメントポイントとして交信中のアクセスノードのアップリンクチャネル構造内のDCCH論理的トーンと関連づけられた基地局オン状態識別子を受信する。動作は、ステップ5904からステップ5980に進む。ステップ5908において、無線端末は、無線端末がフルトーンDCCH動作モード又はスプリットトーンDCCH動作モードのいずれであるべきかを識別する情報を受信し、前記情報は、スプリットトーンDCCH動作モードを示しさらにDCCH論理的トーンと関連づけられた複数のDCCHセグメント組のうちの1つも識別する。例えば、典型的実施形態においては、無線端末は、フルトーンDCCHモードにあるときには、アップリンクチャネル構造内の反復する一組の40のインデキシングされたDCCHセグメントに対応する単一の論理的DCCHトーンが割り当てられ、しかしながら、スプリットトーン動作モードにあるときには、無線端末は、反復的アップリンクチャネル構造内の一組の13のインデキシングされたセグメントを受信し、2つのその他の無線端末の各々にアップリンクチャネル構造内の異なる一組の13のセグメントを割り当てることができるようにタイムシェアリングされる単一の論理的DCCHトーンが割り当てられる。幾つかの実施形態においては、ステップ5904及び5908において通信される情報は、同じメッセージ内で送信される。動作は、ステップ5908からステップ5910に進む。
ステップ5910において、無線端末は、無線端末がフルトーンDCCHモードにあると決定した場合はステップ5912に進み、無線端末がスプリットトーンDCCHモードにあると決定した場合はステップ5914に進む。
ステップ5912において、無線端末は、時間情報5906及び識別された論理的DCCHトーンを用いて無線端末に割り当てられたDCCH通信セグメントを識別する。例えば、典型的実施形態においては、各ビーコンスロットに関して、無線端末は、割り当てられた論理的DCCHトーンに対応する一組の40のインデキシングされたDCCHセグメントを識別する。動作は、各々の識別された通信セグメントに関して、ステップ5912からステップ5916に進む。ステップ5916において、無線端末は、時間情報5906、反復的構造内のDCCHセグメントのインデキシングされた値、及び報告型の組を各インデキシングされたセグメントと関連づける格納情報を用いて、DCCH通信セグメントにおいて通信すべき一組の報告型を識別する。動作は、ステップ5916から接続ノードA 5920を介してステップ5924に進む。
ステップ5924において、無線端末は、ステップ5916において識別された報告型のうちのいずれかが柔軟型報告を含むかどうかを検査する。識別された報告型のうちのいずれかが柔軟型報告であることを示す場合は、動作は、ステップ5924からステップ5928に進み、その他の場合は、動作は、ステップ5924からステップ5926に進む。
ステップ5926において、無線端末は、セグメントの各々の固定型情報報告に関して、搬送すべき情報を報告サイズに対応する固定数の情報ビットにマッピングし、前記固定型情報報告は、報告スケジュールによって指示される。動作は、ステップ5926からステップ5942に進む。
ステップ5928において、無線端末は、柔軟型報告ボディ(body)として含めるべき報告の型を複数の固定型情報報告型の中から選択する。ステップ5928は、サブステップ5930を含む。サブステップ5930において、無線端末は、報告優先度設定動作の関数として前記選択を行う。サブステップ5930は、サブステップ5932と、5934と、を含む。サブステップ5932において、無線端末は、アクセスノードへの通信のために待ち行列に入っているアップリンクデータ量、例えば複数の要求待ち行列内のバックログ、及び少なくとも1つの信号干渉測定、例えばビーコン比報告、を考慮する。サブステップ5934において、無線端末は、少なくとも1つの報告において以前に報告された情報の変化、例えば自己雑音SNR報告のダウンリンク飽和レベルの測定された変化、の量を決定する。動作は、ステップ5928からステップ5936に進む。
ステップ5936において、無線端末は、柔軟型ボディ報告の型を、型識別子、例えば2ビットの柔軟型報告ボディ識別子にコーディングする。動作は、ステップ5936からステップ5938に進む。ステップ5938において、無線端末は、選択された報告型に従って柔軟型報告ボディ内で搬送すべき情報を柔軟型報告ボディサイズに対応する数の情報ビットにマッピングする。動作は、ステップ5938からステップ5940又はステップ5942に進む。ステップ5942は、幾つかの実施形態に含まれるオプションステップである。ステップ5940において、柔軟型報告に加えてセグメントの各固定型情報報告に関して、搬送すべき情報を報告サイズに対応する固定数の情報ビットにマッピングする。動作は、ステップ5940からステップ5942に進む。例えば、幾つかの実施形態においては、柔軟型報告を含むDCCHセグメントは、フルトーンモードにおいては、セグメントによって通信される全情報ビット数を自己のために使用し、例えばセグメントは、6つの情報ビットを搬送し、2ビットは、報告の型を識別するために用いられ、4ビットは、報告のボディを搬送するために用いられる。該実施形態においては、ステップ5940は実行されない。幾つかのその他の実施形態においては、フルトーンDCCHモードでDCCHセグメントによって搬送される総ビット数は、柔軟型報告によって表されるビット数よりも多く、ステップ5940は、セグメントの残りの情報ビットを利用するために含められる。例えば、セグメントは、合計7つの情報ビットを搬送し、このうちの6ビットは、柔軟型報告によって利用され、1ビットは、固定された1情報ビットアップリンクトラフィック要求報告に関して用いられる。
ステップ5942において、無線端末は、コーディング及び変調動作を行い、DCCHセグメントにおいて通信すべき1つ以上の報告を表すための一組の変調シンボルを生成する。動作は、ステップ5942からステップ5944に進む。ステップ5944において、無線端末は、生成された変調シンボルの組の各変調シンボルに関して、時間情報5906及びトーンホッピング情報を用いて、変調シンボルを搬送するために用いられる物理的トーンを決定する。例えば、典型的実施形態においては、各DCCHセグメントは、21のOFDMトーン−シンボルに対応し、各トーン−シンボルは、1つのQPSK変調シンボルを搬送するために用いられ、21のOFDMトーン−シンボルの各々は、同じ論理的DCCHシンボルに対応する。しかしながら、アップリンクトーンホッピングに起因して、第1の組の7つの連続するOFDMシンボル期間内の7つのOFDMトーン−シンボルは、第1の物理的トーンに対応し、第2の組の7つの連続するOFDMシンボル期間内の第2の組の7つのOFDMトーン−シンボルは、第2の物理的トーンに対応し、第3の組の7つの連続するOFDMシンボル期間は、第3の物理的トーンに対応し、第1、第2及び第3の物理的トーンは異なる。動作は、ステップ5944からステップ5946に進む。ステップ5946において、無線端末は、決定された対応する物理的トーンを用いてDCCHセグメントの各変調シンボルを送信する。
ステップ5914に戻り、ステップ5914において、無線端末は、時間情報5906、識別された論理的DCCHトーン、及び複数のDCCHセグメントの組の中から1つを識別する情報を用いて、無線端末に割り当てられたDCCH通信セグメントを識別する。例えば、典型的実施形態においては、各ビーコンスロットに関して、無線端末は、割り当てられた論理的DCCHトーンに対応する一組の13のインデキシングされたDCCHセグメントを識別する。動作は、各々の識別されたDCCH通信セグメントに関して、ステップ5914からステップ5918に進む。ステップ5918において、無線端末は、時間情報5906、反復的構造内のDCCHセグメントのインデキシングされた値、及び複数の組の報告型を各々のインデキシングされたセグメントと関連づける格納情報を用いて、DCCH通信セグメントにおいて通信すべき一組の報告型を識別する。動作は、ステップ5916から接続ノードB5922を介してステップ5948に進む。
ステップ5948において、無線端末は、ステップ5918おいて識別された報告型のうちのいずれかが柔軟型報告を含むかどうかを検査する。識別された報告型のうちのいずれかが柔軟型報告であることを示す場合は、動作は、ステップ5948からステップ5952に進み、その他の場合は、動作は、ステップ5948からステップ5950に進む。
ステップ5950において、無線端末は、セグメントの各々の固定型情報報告に関して、搬送すべき情報を報告サイズに対応する固定数の情報ビットにマッピングし、前記固定型情報報告は、報告スケジュールによって指示される。動作は、ステップ5950からステップ5966に進む。
ステップ5952において、無線端末は、複数の固定型情報報告型のうちのいずれの報告型を柔軟型報告ボディとして含めるかを選択する。ステップ5952は、サブステップ5954を含む。サブステップ5954において、無線端末は、報告優先度設定動作の関数として前記選択を行う。サブステップ5954は、サブステップ5956と、5958と、を含む。サブステップ5956において、無線端末は、アクセスノードへの通信のために待ち行列に入っているアップリンクデータ量、例えば複数の要求待ち行列内のバックログ、及び少なくとも1つの信号干渉測定、例えばビーコン比報告、を考慮する。サブステップ5958において、無線端末は、少なくとも1つの報告において以前に報告された情報の変化、例えば自己雑音SNR報告のダウンリンク飽和レベルの測定された変化の量を決定する。動作は、ステップ5952からステップ5960に進む。
ステップ5960において、無線端末は、柔軟型ボディ報告の型をコーディングして型識別子、例えば単ビットの柔軟型報告ボディ識別子にする。動作は、ステップ5960からステップ5962に進む。ステップ5962において、無線端末は、選択された報告型に従って柔軟型報告ボディで搬送すべき情報を柔軟型報告ボディサイズに対応する数の情報ビットにマッピングする。動作は、ステップ5962からステップ5964又はステップ5966に進む。ステップ5964は、幾つかの実施形態に含まれるオプションステップである。ステップ5964において、柔軟型報告に加えてセグメントの各固定型情報報告に関して、搬送すべき情報を報告サイズに対応する固定数の情報ビットにマッピングする。動作は、ステップ5964からステップ5966に進む。例えば、幾つかの実施形態においては、柔軟型報告を含むDCCHセグメントは、スプリットトーンモードにおいては、セグメントによって通信される全情報ビット数を自己のために利用し、該実施形態においては、ステップ5964は実行されない。幾つかのその他の実施形態においては、スプリットトーンDCCHモードのDCCHセグメントによって搬送される総ビット数は、柔軟型報告によって表されるビット数よりも多く、ステップ5940は、セグメントの残りの情報ビットを利用するために含められる。例えば、セグメントは、合計8つの情報ビットを搬送し、このうちの6ビットは、柔軟型報告によって利用され、1つの情報ビットは、固定された1情報ビットアップリンクトラフィック要求報告に関して用いられ、1つの情報ビットは、他の予め決められた報告型に関して用いられる。幾つかの実施形態においては、柔軟型報告のボディのサイズは、柔軟型報告によって搬送すべき報告の型の異なる選択、例えば4ビットアップリンクトラフィックチャネル要求又は5ビットアップリンク送信電力バックオフ報告、に対応して変化し、セグメント内の利用可能なビットの残りは、予め決められた固定報告の型、例えば1又は2ビット、に割り当てることができる。
ステップ5966において、無線端末は、コーディング及び変調動作を行い、DCCHセグメントにおいて通信すべき1つ以上の報告を表すための一組の変調シンボルを生成する。動作は、ステップ5966からステップ5968に進む。ステップ5968において、無線端末は、生成された変調シンボルの組の各変調シンボルに関して、時間情報5906及びトーンホッピング情報を用いて、変調シンボルを搬送するために用いられる物理的トーンを決定する。例えば、典型的実施形態においては、各DCCHセグメントは、21のOFDMトーン−シンボルに対応し、各トーン−シンボルは、1つのQPSK変調シンボルを搬送するために用いられ、21のOFDMトーン−シンボルの各々は、同じ論理的DCCHトーンに対応する。しかしながら、アップリンクトーンホッピングに起因して、第1の組の7つの連続するOFDMシンボル期間内の7つのOFDMトーンシンボルは、第1の物理的トーンに対応し、第2の組の7つの連続するOFDMシンボル期間内の第2の組の7つのOFDMトーン−シンボルは、第2の物理的トーンに対応し、第3の組の7つの連続するOFDMシンボル期間は、第3の物理的トーンに対応し、第1、第2及び第3の物理的トーンは、トーンホッピング情報に従って決定され、異なることができる。動作は、ステップ5968からステップ5970に進む。ステップ5970において、無線端末は、決定された対応する物理的トーンを用いてDCCHセグメントの各変調シンボルを送信する。
図60は、様々な実施形態による、送信電力情報を基地局に提供するための典型的な無線端末動作方法の流れ図6000である。動作は、ステップ6002において開始する。例えば、無線端末は、予め電源を投入しておくこと、基地局との接続を確立させておくこと、ON動作状態に移行していること、及びフルトーン又はスプリットトーンのDCCH動作モードのいずれかにおいて使用すべき専用制御チャネルセグメントを割り当てておくことができる。フルトーンDCCH動作モードは、幾つかの実施形態においては、DCCHセグメントに関して用いられて他の無線端末と共有されていない単一の論理的トーンチャネルが無線トーン(wireless tone)に対して専用に割り当てられるモードであり、スプリットトーンDCCH動作モードは、幾つかの実施形態においては、他の無線端末又は他の複数の無線端末とタイムシェアリング方式で用いるために割り当てることができる単一の論理的DCCHトーンチャネル部分が無線端末に対して専用に割り当てられるモードである。動作は、開始ステップ6002からステップ6004に進む。
ステップ6004において、無線端末は、無線端末の最大送信電力と、電力報告に対応する時点において無線端末に知られている電力レベルを有する基準信号の送信電力の比を示す電力報告を生成する。幾つかの実施形態においては、電力報告は、dB値を示すバックオフ報告、例えば無線端末送信電力バックオフ報告、である。幾つかの実施形態においては、最大送信電力値は、無線端末の電力出力能力に依存する。幾つかの実施形態においては、最大送信電力は、無線端末の最大出力電力レベルを制限する政府規制によって指定される。幾つかの実施形態においては、基準信号は、基地局から受信された少なくとも1つの閉ループ電力レベル制御信号に基づいて無線端末によって制御される。幾つかの実施形態においては、基準信号は、専用制御チャネルを通じて基地局に送信される制御情報信号である。基準信号は、幾つかの実施形態においては、送信先である基地局によって受信電力レベルに関して測定される。様々な実施形態において、専用制御チャネルは、制御情報を送信する際に用いるための無線端末専用の単一の論理的トーンに対応する単一トーン制御チャネルである。様々な実施形態においては、電力報告は、単一の瞬間に対応する電力報告である。幾つかの実施形態においては、既知の基準信号は、電力報告と同じチャネル、例えば同じDCCHチャネル、で送信される信号である。様々な実施形態において、生成された電力報告が対応する時点は、前記電力報告が送信される通信セグメント、例えばDCCHセグメント、の初めからの既知のオフセットを有する。ステップ6004は、サブステップ6006と、サブステップ6008と、サブステップ6010と、サブステップ6012と、を含む。
サブステップ6006において、無線端末は、単位がdBmのアップリンク専用制御チャネルのトーン当たり送信電力を単位がdBmの無線端末の最大送信電力から減じることを含む減算動作を行う。動作は、サブステップ6006からサブステップ6008に進む。サブステップ6008において、無線端末は、無線端末がフルトーンDCCH動作モードにあるか又はスプリットトーンDCCH動作モードにあるかに依存して異なるサブステップに進む。無線端末がフルトーンDCCH動作モードにある場合は、動作は、サブステップ6008からサブステップ6010に進む。無線端末がスプリットトーンDCCH動作モードにある場合は、動作は、サブステップ6008からサブステップ6012に進む。サブステップ6010において、無線端末は、第1のフォーマットに従って電力報告、例えば5情報ビット電力報告、を生成する。例えば、サブステップ6006の結果が、複数の異なるレベルと比較され、各レベルは、異なる5ビットパターンに対応し、サブステップ6006の結果に最も近いレベルが報告に関して選択され、そのレベルに対応するビットパターンが報告に関して用いられる。1つの典型的実施形態においては、レベルは、6.5dB乃至40dBの範囲である。(図26参照。)サブステップ6012において、無線端末は、第2のフォーマットに従って電力報告、例えば4情報ビット電力報告、を生成する。例えば、サブステップ6006の結果が、複数の異なるレベルと比較され、各レベルは、異なる4ビットパターンに対応し、サブステップ6006の結果に最も近いレベルが報告に関して選択され、そのレベルに対応するビットパターンが報告に関して用いられる。1つの典型的実施形態においては、レベルは、6dB乃至36dBの範囲である。(図35参照。)動作は、ステップ6004からステップ6014に進む。
ステップ6014において、無線端末が動作され、生成された電力報告が基地局に送信される。ステップ6014は、サブステップ6016と、6018と、6020と、6022、6024と、を含む。サブステップ6016において、無線端末は、無線端末がフルトーンDCCH動作モードにあるか又はスプリットトーンDCCH動作モードにあるか依存して異なるサブステップに進む。無線端末がフルトーンDCCH動作モードにある場合は、動作は、サブステップ6016からサブステップ6018に進む。無線端末がスプリットトーンDCCH動作モードにある場合は、動作は、サブステップ6016からサブステップ6020に進む。
サブステップ6018において、無線端末は、生成された電力報告を追加情報ビット、例えば1つの追加情報ビット、と結合し、結合された情報ビットの組、例えば6つの情報ビットの組、をまとめてコーディングして、DCCHセグメントに関する一組の変調シンボル、例えば一組の21の変調シンボル、を生成する。例えば、1つの追加情報ビットは、幾つかの実施形態においては、単一の情報ビットアップリンクトラフィックチャネル資源要求報告である。サブステップ6020において、無線端末は、生成された電力報告を追加情報ビット、例えば4つの追加情報ビット、と結合し、結合された情報ビットの組、例えば8つの情報ビットの組、をまとめてコーディングして、DCCHセグメントに関する一組の変調シンボル、例えば一組の21の変調シンボル、を生成する。例えば、4つの追加情報ビットの組は、幾つかの実施形態においては、4情報ビットアップリンクトラフィックチャネル資源要求報告である。動作は、サブステップ6018又はサブステップ6020からサブステップ6022に進む。
サブステップ6022において、無線端末は、DCCHセグメントに関する複数の連続するOFDMシンボル送信期間の各々の期間中に用いられる単一のOFDMトーンを決定する。サブステップ6022は、サブステップ6024と、サブステップ6026と、を含む。サブステップ6024において、無線端末は、無線端末に割り当てられた論理的DCCHチャネルトーンを決定し、サブステップ6026において、無線端末は、論理的DCCHチャネルトーンがトーンホッピング情報に基づいて異なる時点において対応する物理的トーンを決定する。例えば、幾つかの実施形態においては、典型的DCCHセグメントは、単一のDCCHチャネル論理的トーンに対応し、DCCHセグメントは、21のOFDMトーン−シンボルを含み、1つのOFDMトーン−シンボルが21の連続するOFDMシンボル送信時間間隔の各々に関するものであり、同じ物理的トーンが第1の組の7つに関して用いられ、第2の物理的トーンが第2の組の7つに関して用いられ、第3の物理的トーンが第3の組の7つに関して用いられる。動作は、サブステップ6022からサブステップ6028に進む。サブステップ6028において、無線端末は、DCCHセグメントに対応する各OFDMシンボル送信期間に関して、該時点に関する決定された物理的トーンを用いて、生成された変調シンボルの組から変調シンボルを送信する。
動作は、ステップ6014からステップ6004に進み、無線端末は、他の電力報告の生成に進む。幾つかの実施形態においては、電力報告は、無線端末によって制御情報の送信を制御するために用いられる専用制御チャネル報告構造の各反復サイクル中に2回送信される。幾つかの実施形態においては、電力報告は、平均すると、少なくとも500OFDMシンボル送信期間ごとに1回送信されるが、平均すると、少なくとも200のシンボル送信時間間隔だけ離れた間隔である。
次に、典型的実施形態の様々な特長が説明される。無線端末(WT)は、WT送信機におけるMACフレーム待ち行列の状態を報告するためにULRQST1、ULRQST3又はULRQST4を用いる。
WT送信機は、MAC待ち行列を維持し、このことは、リンクを通じて送信されるMACフレームをバッファリングする。MACフレームは、上位層プロトコルのパケットから構築されるLLCフレームから変換される。アップリンクユーザーデータパケットは、4つの要求グループのうちの1つに属する。パケットは、特定の要求グループと関連づけられる。パケットが1つの要求グループに属する場合は、そのパケットのMACフレームの各々もその要求グループに属する。
WTは、WTが送信するのを意図することができる4つの要求グループ内のMACフレーム数を報告する。ARQプロトコルにおいては、これらのMACフレームは、“新”又は“再送信”が表示される。
WTは、k=0:3に関する4つ要素N[0:3]のベクトルを維持し、N[k]は、WTが要求グループkにおいて送信することを意図するMACフレーム数を表す。WTは、N[0:3]に関する情報を基地局セクター(BSS)に報告し、それによってBSSがアップリンク(UL)スケジューリングアルゴリズムにおいて前記情報を利用してアップリンクトラフィックチャネル(UL.TCH)セグメントの割り当てを決定することができる。
典型的実施形態においては、WTは、図61のテーブル6100に従ってULRQST1を用いてN[0]+N[1]を報告する。テーブル6100は、ULRQST1報告に関する典型的フォーマットである。第1のカラム6102は、搬送することができる2つの可能なビットパターンを示し、第2のカラム6104は、各ビットパターンの意味を示す。ビットパターンが0である場合は、WTが要求グループ0又は要求グループ1において送信することを意図するMACフレームが存在しないことを示す。ビットパターンが1である場合は、WTが通信することを意図する少なくとも1つのMACフレームを要求グループ0又は要求グループ1内に有することを示す。
所定の時間において、WTは、1つの要求辞書のみを用いる。WTがACTIVE状態になった時点では、WTは、デフォルト要求辞書を用いる。要求辞書を変更するときには、WT及びBSSは、上位層コンフィギュレーションプロトコルを用いる。WTがON状態からHOLD状態に移行するときには、WTは、ON状態において用いられた最後の要求辞書を保管し、WTがのちにHOLD状態からON状態に移行時に、要求辞書が明示で変更されるまで同じ要求辞書を使用し続けることができるようにする。しかしながら、WTがACTIVE状態から出る場合は、最後に用いられた要求辞書のメモリがクリアされる。
ULRQST3又はULRQST4を決定するために、WTは、最初に次の2つのパラメータy及びzを計算し、次に、次の辞書のうちの1つを用いる。直近の5ビットアップリンク送信電力バックオフ報告(ULTXBKF5)報告の値(dB)をxとし、直近の一般的4ビットダウンリンクビーコン比報告(DLBNR4)の値(dB)をbとする。WTは、調整された一般的DLBNR4報告値bを次のようにさらに決定する。すなわち、b=b−ulTCHrateFlashAssignmentOffsetであり、ここで、マイナスは、dBの意味で定義される。基地局セクターは、ulTCHrateFlashAssignmentOffsetの値をダウンリンクブロードキャストチャネルでブロードキャストする。WTは、WTがブロードキャストチャネルから値を受信するまで0dBに等しいulTCHrateFlashAssignmentOffsetを用いる。
図62は、制御パラメータy及びzを計算するために用いられる典型的テーブル6200である。第1のカラム6202は、条件を示し、第2のカラム6204は、出力制御パラメータyの対応する値を示し、第3のカラム6206は、出力制御パラメータzの対応する値を示す。x及びbが与えられている場合、WTは、第1のカラム内の条件が満たされている図62のテーブル6200内の第1のローからの値にy及びzを決定する。例えば、x=17及びb=3である場合は、z=min(4,Nmax)及びy=1である。WTがサポートできる最高速度オプションをRmax、該最高速度オプションのMACフレーム数をNmaxとする。
WTは、要求辞書に従ってMACフレーム待ち行列の実際の(actual)N[0:3]を報告するためにULRQST3又はULRQST4を用いる。要求辞書は、要求辞書(RD)参照番号によって識別される。
典型的要求辞書は、ULRQST4又はULRQST3報告が実際のN[0:3]を完全に含むことができないことを示す。報告は、実際には、実際のN[0:3]の量子化バージョンである。一般的指針は、WTが、最初に要求グループ0及び1に関して、次に要求グループ2に関して、そして最後に要求グループ3に関して、報告されたMACフレーム待ち行列と実際のMACフレーム待ち行列との間の相違を最小にするための報告を送信することである。しかしながら、WTは、WTにとって最も有益であるように報告を決定する柔軟性を有する。例えば、WTが要求辞書2を使用中であるときには、WTは、ULRQST4を用いてN[1]+N[3]を報告すること及びULRQST3を用いてN[2]を報告することができる。さらに、報告が要求辞書に従って要求グループの部分組に直接関連している場合でも、残りの要求グループのMACフレーム待ち行列が空であることを自動的に意味するものではない。例えば、報告がN[2]=1を意味する場合でも、自動的にN[0]=0、N[1]=0、又はN[3]=0を意味しないことがある。
図63のテーブル6300及び図64のテーブル6400は、0に等しいRD参照番号を有する典型的要求辞書を定義する。d123=ceil(((N[1]+N[2]+N[3]−N123,min)/(yg))であると定義し、ここで、N123,min及びgは、テーブル6300に従って直近のULRQST4報告によって決定される変数である。図63は、典型的第1の要求辞書(RD参照番号=0)に対応する、4ビットアップリンク要求、ULRQST4、に関する16のビットパターンの各々と関連づけられたビットフォーマット及び解釈を識別するテーブル6300である。幾つかの実施形態においては、参照番号=0を有する要求辞書は、デフォルト要求辞書である。第1のカラム6302は、ビットパターン及び最上位ビットから最下位ビットまでのビットの順序設定を識別する。第2のカラム6304は、各ビットパターンと関連づけられた解釈を識別する。図64は、典型的第1の要求辞書(RD参照番号=0)に対応する、3ビットアップリンク要求、ULRQST3、に関する8つのビットパターンの各々と関連づけられたビットフォーマット及び解釈を識別するテーブル6400である。幾つかの実施形態においては、参照番号=0を有する要求辞書は、デフォルト要求辞書である。第1のカラム6402は、ビットパターン及び最上位ビットから最下位ビットまでのビットの順序設定を識別する。第2のカラム6404は、各ビットパターンと関連づけられた解釈を識別する。
図65のテーブル6500及び図66のテーブル6600は、1に等しいRD参照番号を有する典型的要求辞書を定義する。図65は、典型的第2の要求辞書(RD参照番号=1)に対応する、4ビットアップリンク要求、ULRQST4、に関する16のビットパターンの各々と関連づけられたビットフォーマット及び解釈を識別するテーブル6500である。第1のカラム6502は、ビットパターン及び最上位ビットから最下位ビットまでのビットの順序設定を識別する。第2のカラム6504は、各ビットパターンと関連づけられた解釈を識別する。図66は、典型的第2の要求辞書(RD参照番号=1)に対応する、3ビットアップリンク要求、ULRQST3、に関する8つのビットパターンの各々と関連づけられたビットフォーマット及び解釈を識別するテーブル6600である。第1のカラム6602は、ビットパターン及び最上位ビットから最下位ビットまでのビットの順序設定を識別する。第2のカラム6604は、各ビットパターンと関連づけられた解釈を識別する。
図67のテーブル6700及び図68のテーブル6800は、2に等しいRD参照番号を有する典型的要求辞書を定義する。図67は、典型的第3の要求辞書(RD参照番号=2)に対応する、4ビットアップリンク要求、ULRQST4、に関する16のビットパターンの各々と関連づけられたビットフォーマット及び解釈を識別するテーブル6700である。第1のカラム6702は、ビットパターン及び最上位ビットから最下位ビットまでのビットの順序設定を識別する。第2のカラム6704は、各ビットパターンと関連づけられた解釈を識別する。図68は、典型的第3の要求辞書(RD参照番号=2)に対応する、3ビットアップリンク要求、ULRQST3、に関する8つのビットパターンの各々と関連づけられたビットフォーマット及び解釈を識別するテーブル6800である。第1のカラム6802は、ビットパターン及び最上位ビットから最下位ビットまでのビットの順序設定を識別する。第2のカラム6804は、各ビットパターンと関連づけられた解釈を識別する。
図69のテーブル6900及び図70のテーブル7000は、3に等しいRD参照番号を有する典型的要求辞書を定義する。図69は、典型的第4の要求辞書(RD参照番号=3)に対応する、4ビットアップリンク要求、ULRQST4、に関する16のビットパターンの各々と関連づけられたビットフォーマット及び解釈を識別するテーブル6900である。第1のカラム6902は、ビットパターン及び最上位ビットから最下位ビットまでのビットの順序設定を識別する。第2のカラム6904は、各ビットパターンと関連づけられた解釈を識別する。図70は、典型的第4の要求辞書(RD参照番号=3)に対応する、3ビットアップリンク要求、ULRQST3、に関する8つのビットパターンの各々と関連づけられたビットフォーマット及び解釈を識別するテーブル7000である。第1のカラム7002は、ビットパターン及び最上位ビットから最下位ビットまでのビットの順序設定を識別する。第2のカラム7004は、各ビットパターンと関連づけられた解釈を識別する。
図71は、様々な実施形態により実装される典型的無線端末7100、例えばモバイルノード、の図である。典型的WT7100は、図1の典型的システムの無線端末のうちのいずれかであることができる。典型的WT7100は、図1の典型的システム100のWT(136、138、144、146、152、154、168、170、172、174、176、178)のうちのいずれかであることができる。典型的無線端末7100は、様々な要素がデータ及び情報を交換することができるバス7112を介してひとつに結合された受信機モジュール7102と、送信機モジュール7104と、プロセッサ7106と、ユーザーI/Oデバイス7108と、メモリ7110と、を含む。
メモリ7110は、ルーチン7118と、データ/情報7120と、を含む。プロセッサ7106、例えばCPU、は、無線端末7100の動作を制御するため及び方法を実装するためにメモリ7110内のルーチン7118を実行し、データ/情報7120を使用する
受信機モジュール7102、例えばOFDM受信機、は、受信アンテナ7103に結合され、無線端末7100は、受信アンテナ7103を介して基地局からダウンリンク信号を受信する。受信機モジュール7102は、受信されたダウンリンク信号の少なくとも一部を復号する復号器7114を含む。送信機モジュール7104、例えばOFDM送信機、は、送信アンテナ7105に結合され、無線端末7100は、送信アンテナ7105を介してアップリンク信号を基地局に送信する。送信機モジュール7104は、無線端末専用のアップリンク専用制御チャネルセグメントを用いて複数の異なる型の固定型報告を送信するために用いられる。送信機モジュール7104は、無線端末専用のアップリンク専用制御チャネルセグメントを用いて柔軟型報告を送信するためにも用いられ、柔軟型報告を含むアップリンクDCCHセグメントは、固定型報告を含み柔軟型報告を含まないアップリンクDCCHセグメントのうちの少なくとも一部と同じサイズである。送信機モジュール7104は、送信前にアップリンク信号のうちの少なくとも一部を符号化するために用いられる符号器7116を含む。幾つかの実施形態においては、各々の個々の専用制御チャネルアップリンクセグメントは、その他の専用制御チャネルアップリンクセグメントと独立して符号化される。様々な実施形態においては、送信機及び受信機の両方に関して同じアンテナが用いられる。
ユーザーI/Oデバイス7108、例えばマイク、キーボード、キーパッド、スイッチ、カメラ、スピーカー、ディスプレイ等、は、ユーザーデータを入力/出力し、アプリケーションを制御し、無線端末の動作を制御する、例えばWT7100のユーザーが通信セッションを開始するのを可能にする、ために用いられる。
ルーチン7118は、通信ルーチン7122と、無線端末制御ルーチン7124と、を含む。通信ルーチン7122は、無線端末7100によって用いられる様々な通信プロトコルを実行する。無線端末制御ルーチン7124は、固定型報告制御モジュール7126と、柔軟型報告制御モジュール7128と、アップリンクトーンホッピングモジュール7130と、識別子モジュール7132と、コーディングモジュール7134と、を含む。
固定型報告制御モジュール7126は、報告スケジュールに従った複数の異なる型の固定型情報報告の送信を制御し、前記固定型情報報告は、報告スケジュールによって指示される型である。
柔軟型報告制御モジュール7128は、報告スケジュール内の予め決められた位置における柔軟型報告の送信を制御し、前記柔軟型報告は、柔軟型報告を用いて報告することができる複数の報告から柔軟型報告制御モジュールによって選択された報告型である。柔軟型報告制御モジュール7128は、報告優先度設定モジュール7136を含む。報告優先度設定モジュール7136は、複数の代替報告のうちのいずれの報告を柔軟型報告で通信すべきかを決定時に、基地局への通信待ち行列に入っているアップリンクデータ量及び少なくとも1つの信号干渉測定を考慮に入れる。報告優先度設定モジュール7138は、少なくとも1つの報告において以前に報告された情報変化量を決定する変化決定モジュール7138も含む。例えば、WTの自己雑音を示すSNRの飽和レベル値が最後に報告された値から有意に変わっていないが、アップリンクトラフィックチャネル資源要求が最後に報告された要求から有意に変化している場合は、無線端末7100は、飽和レベルのSNR報告の代わりにアップリンクトラフィックチャネル要求報告を通信するために柔軟型報告を用いることを選択することができる。
アップリンクトーンホッピングモジュール7130は、送信目的のために、格納されたトーンホッピング情報に基づき、専用セグメントの送信に対応する異なる時点における論理的な割り当てられたDCCHチャネルトーンに対応する物理的トーンを決定する。例えば、1つの典型的実施形態においては、DCCHセグメントは、3つのドゥエルに対応し、各ドゥエルは、7つの連続するOFDMシンボル送信時間間隔に関して同じ物理的トーンを用いる。しかしながら、異なるドゥエルと関連づけられた物理的トーンは、トーンホッピング情報によって決定され、異なることができる。
識別子モジュール7132は、柔軟型報告と通信すべき柔軟型報告識別子を生成し、前記報告型識別子は、通信中の柔軟型報告の型を示す個々の柔軟型報告と通信される。様々な実施形態においては、識別子モジュール7132は、報告型識別子に対応する柔軟型報告の型を示す報告を生成する。この典型的実施形態においては、個々の柔軟型報告型は、対応する報告型識別子を有する同じDCCHセグメントで通信される。この典型的実施形態においては、反復的報告構造内における固定型報告の位置に基づいて通信中の固定型報告の型に関して基地局と無線端末との間に予め決められた了解があるため、識別子モジュール7132は、固定型報告に関しては用いられない。
コーディングモジュール7134は、個々の柔軟型報告識別子及び対応する柔軟型報告を、これらが送信されるDCCH通信セグメントに対応する単一のコーディングユニットにおいていっしょにコーディングする。幾つかの実施形態においては、コーディングモジュール7134は、符号器7116とともに動作する。
データ/情報7120は、ユーザー/デバイス/セッション/資源情報7140と、システムデータ/情報7142と、生成された固定型報告1 7144と、...、生成された固定型報告n 7146と、選択された型の柔軟型報告7148と、生成された柔軟型報告7150と、柔軟型報告型識別子7152と、コーディングされたDCCHセグメント情報7154と、割り当てられた論理的トーン時7158を含むDCCHチャネル情報7156と、基地局識別情報7160と、端末識別情報7162と、タイミング情報7164と、待ち行列に入れられたアップリンクデータ量7166と、信号干渉情報7168と、報告変更情報7170と、を含む。割り当てられた論理的トーン情報7158は、固定型報告及び柔軟型報告を搬送するアップリンクDCCHセグメント信号を通信するためにWT7100によって用いられる基地局によって割り当てられた単一の論理的アップリンク専用制御チャネルトーンを識別する。幾つかの実施形態においては、単一の割り当てられた論理的DCCHトーンは、基地局によって割り当てられるON状態識別子と関連づけられる。
ユーザー/デバイス/セッション/資源情報7140は、通信セッションに関する情報、例えば、ピアノード情報、アドレシング情報、ルーティング情報、状態情報、及びWT7100に割り当てられたアップリンク及びダウンリンクエアリンク資源、例えばセグメント、を識別する資源情報、を含む。生成された固定型報告1 7144は、WT7100によってサポートされる複数の固定型報告のうちの1つに対応する固定型報告であり、固定型報告情報7188を用いて生成されている。生成された固定型報告n 7146は、WT7100によってサポートされる複数の固定型報告のうちの1つに対応する固定型報告であり、固定型報告情報7188を用いて生成されている。選択された型の柔軟型報告7148は、柔軟型報告において通信される報告の型、例えば図31のTYPE2報告に対応する4つのパターンのうちの1つを識別する2ビットのパターン、に関する無線端末の選択を識別する情報である。生成された柔軟型報告7150は、柔軟型報告において通信するためにWT7100によって選択することができる複数の型の報告のうちの1つに対応する柔軟型報告であり、柔軟型報告情報7190、例えば、BODY4報告に対応しておりさらに例えば図18のULRQST4報告又は図30のDLSSNR4報告のうちの1つのビットパターンを表す4ビットのパターン、を用いて生成されている。コーディングされたDCCHセグメント情報7154は、コーディングモジュール7134の出力、例えば型2及びボディ4報告に対応するコーディングされたDCCHセグメント又は固定型報告の組合せに対応するコーディングされたDCCHセグメントである。
DCCHチャネル情報7156は、WT7100に割り当てられたDCCHセグメントを識別する情報、例えば、DCCH動作モード、例えばフルトーンDCCHモード又はスプリットトーンDCCHモード、を識別する情報と、基地局アタッチメントポイントによって使用中のDCCHチャネル構造内の割り当てられた論理的DCCHトーン7158を識別する情報と、を含む。基地局識別情報7160は、WT7200によって使用中の基地局アタッチメントポイントを識別する情報、例えば、基地局、基地局セクター、及び/又はアタッチメントポイントと関連づけられた搬送波又はトーンブロック対、を含む。端末識別情報7162は、WT7100識別情報と、WT7200と一時的に関連づけられた基地局割り当て無線端末識別子、例えば登録されたユーザー識別子、アクティブユーザー識別子、論理的DCCHチャネルトーンと関連づけられたON状態識別子と、を含む。タイミング情報7164は、現在のタイミング情報、例えば反復的タイミング構造内の現在のOFDMシンボル時間を識別する情報、を含む。タイミング情報7164は、異なる型の固定型報告をいつ送信するかを決定する際にアップリンクタイミング/周波数構造情報7178及び固定型報告送信スケジューリング情報7184とともに固定型制御モジュール7126によって用いられる。タイミング情報7164は、柔軟型報告をいつ送信するかを決定する際にアップリンクタイミング/周波数構造情報7178及び柔軟型報告送信スケジューリング情報7186とともに柔軟型報告制御モジュール7128によって用いられる。待ち行列状態のアップリンクデータ量7166、例えば要求グループ待ち行列内のMACフレーム量及び/又は要求グループ待ち行列組内におけるMACフレーム量の組合せ、は、柔軟型報告スロットにおいて通信される報告型を選択する際に報告優先度設定モジュール7136によって用いられる。信号干渉情報7168も、柔軟型報告スロットにおいて通信される報告の型を選択する際に優先度設定モジュール7136によっても用いられる。報告変化情報7170、例えば、変化決定モジュール7138から入手された、以前に通信されたDCCH報告からのデルタを示す情報、は、柔軟型報告スロットにおいて通信される報告の型を選択する際に報告優先度設定モジュール7136によって用いられる。
システムデータ/情報7142は、複数の組の基地局データ/情報(BS1データ/情報7172、...、BS Mデータ/情報7174)と、DCCH報告送信スケジューリング情報7182と、固定型報告情報7188と、柔軟型報告識別情報7190と、を含む。BS1データ/情報7172は、ダウンリンクタイミング及び周波数構造情報7176と、アップリンクタイミング/周波数構造情報7178と、を含む。ダウンリンクタイミング/周波数構造情報7176は、ダウンリンク搬送波情報と、ダウンリンクトーンブロック情報と、ダウンリンクトーン数と、ダウンリンクトーンホッピング情報と、ダウンリンクチャネルセグメント情報と、OFDMシンボルタイミング情報と、OFDMシンボルグループ分類と、を含む。アップリンクタイミング/周波数構造情報7178は、アップリンク搬送波情報と、アップリンクトーンブロック情報と、アップリンクトーン数と、アップリンクトーンホッピング情報と、アップリンクチャネルセグメント情報と、OFDMシンボルタイミング情報と、OFDMシンボルグループ分類と、を含む。アップリンクタイミング/周波数構造情報7178は、トーンホッピング情報7180を含む。
DCCH報告送信スケジューリング情報7182は、通信制御チャネルの専用セグメントを用いた基地局、例えばアクセスノード、への報告の送信を制御する際に用いられる。DCCH送信スケジューリング情報7182は、反復的報告スケジュール内の異なるDCCHセグメントの合成を識別し、反復的スケジュール内における固定型報告の位置及び型を識別し、反復的スケジュール内における柔軟型報告の位置を識別する情報を含む。報告送信スケジューリング情報7182は、固定型報告情報7184と、柔軟型報告情報7186と、を含む。例えば、1つの典型的実施形態においては、反復的スケジュールは、40のインデキシングされたDCCHセグメントを含み、固定型及び/又は柔軟型報告を含めることに関する各インデキシングされたセグメントの合成は、報告送信スケジューリング情報7182によって識別される。図10は、ビーコンスロットにおいて発生するフルトーンDCCH動作モードで用いられる40のインデキシングされたDCCHセグメントを含む反復的構造に対応する典型的DCCH報告送信スケジュール情報の例を提供する。図10の例においては、BODY4報告は、柔軟型報告であり、TYPE2報告は、同じDCCHセグメントに関して対応するBODY4報告において通信される報告の型を識別する識別子報告である。その他の例示される報告、例えばDLSNR5報告、ULRQST1報告、DLDNSNR3報告、ULRQST3報告、RSVD2報告、ULRQST4報告、ULTXBKF5報告、DLBNR4報告、RSVD1報告、DLSSNR4報告、は、固定型報告である。報告スケジュールの1回の繰り返しにおいては、柔軟型報告よりも固定型報告のほうが多い。幾つかの実施形態においては、報告スケジュールは、報告スケジュールの1回の繰り返しにおいて柔軟型報告の少なくとも8倍の固定型報告を含む。幾つかの実施形態においては、報告スケジュールは、平均すると、固定型報告を送信するために用いられる各々の9つの専用制御チャネルセグメントに関して柔軟型報告を報告するために用いられる1つよりも少ない専用制御チャネルセグメントを含む。
固定型報告情報7188は、専用制御チャネルで通信される複数の固定型の報告のうちの各々に関するフォーマットを識別する情報、例えば、通信することができる可能なビットパターンの各々に与えられている報告及び解釈と関連づけられた情報ビット数、を含む。複数の固定型情報報告は、アップリンクトラフィックチャネル要求報告と、無線端末自己雑音報告、例えばダウンリンク飽和レベルの自己雑音SNR報告と、絶対ダウンリンクSNR報告と、相対的ダウンリンクSNR報告と、アップリンク送信電力報告、例えばWT送信電力バックオフ報告と、干渉報告、例えばビーコン比報告と、を含む。図13、15、16、18、19、26、29、及び30は、DLSNR5報告、DLDSNR3報告、ULRQST1報告、ULRQST4報告、ULRQST3報告、ULTxBKF5報告、及びDLBNR4報告にそれぞれ対応する典型的な固定型報告情報7188を示す。
柔軟型報告情報7190は、専用制御チャネルを通じて通信される柔軟型報告において通信することを選択することができる潜在的な報告の型の各々に関するフォーマットを識別する情報、例えば、報告と関連づけられた情報ビット数及び通信することができる可能なビットパターンの各々に与えられている解釈、を含む。柔軟型報告情報7190は、柔軟型報告に付随するための柔軟型インジケータ報告を識別する情報、例えば柔軟型インジケータ報告と関連づけられた情報ビット数及び各ビットパターンが意味する柔軟型報告の型の指定、も含む。幾つかの実施形態においては、柔軟型報告において通信するためにWTによって選択することができる報告の型の少なくとも一部は、固定報告型と同じである。例えば、1つの典型的実施形態においては、柔軟型報告は、4ビットアップリンクトラフィックチャネル要求報告及び4ビットダウンリンク飽和レベルのSNR報告を含む一組の報告から選択することができ、前記4ビットアップリンクトラフィックチャネル要求報告及び前記4ビットダウンリンク飽和レベルのSNR報告は、反復的報告スケジュール内における予め決められた固定位置内の固定型報告として通信時に用いられる同じフォーマットに従う。図31、18、及び30は、典型的柔軟型報告情報7190を示す。
図72は、様々な実施形態により実装される典型的無線端末7200、例えばモバイルノード、の図である。典型的WT7200は、図1の典型的システムの無線端末のうちのいずれかであることができる。典型的WT7200は、図1の典型的システム100のWT(136、138、144、146、152、154、168、170、172、174、176、178)のうちのいずれかであることができる。典型的無線端末7200は、様々な要素がデータ/情報を交換することができるバス7212を介してひとつに結合された受信機モジュール7202と、送信機モジュール7204と、プロセッサ7206と、ユーザーI/Oデバイス7208と、メモリ7210と、を含む。
メモリ7210は、ルーチン7218と、データ/情報7220と、を含む。プロセッサ7206、例えばCPU、は、無線端末7200の動作を制御するため及び方法を実装するためにメモリ7210内のルーチン7218を実行し、データ/情報7220を使用する
受信機モジュール7202、例えばOFDM受信機、は、受信アンテナ7203に結合され、無線端末7200は、アンテナ7203を介して無線端末からダウンリンク信号を受信する。受信機モジュール7202は、受信されたダウンリンク信号の少なくとも一部を復号する復号器7214を含む。受信されたダウンリンク信号は、基地局アタッチメントポイント識別情報を搬送する信号、例えばビーコン信号と、基地局によって割り当てられた無線端末識別子、例えば基地局アタッチメントポイントによってWT7200に割り当てられたON状態識別子、WT7200によって用いられる専用制御チャネルセグメントと関連づけられたON状態識別子と、を含む。その他の受信されたダウンリンク信号は、アップリンク及び/又はダウンリンクトラフィックチャネルセグメントに対応する割り当て信号と、ダウンリンクトラフィックチャネルセグメント信号と、を含む。基地局アタッチメントポイントによるWT7200へのアップリンクトラフィックチャネルセグメントの割り当ては、WT7200からの受信されたバックログ情報報告に応答するものであることができる。
送信機モジュール7204、例えばOFDM送信機、は、送信アンテナ7205に結合され、無線端末7200は、送信アンテナ7205を介してアップリンク信号を基地局に送信する。送信機モジュール7204は、生成されたバックログ情報報告の少なくとも一部を送信するために用いられる。送信された生成されたバックログ情報報告は、無線端末7200専用のアップリンク制御チャネルセグメントで送信機モジュール7204によって送信される。送信機モジュール7204は、アップリンクトラフィックチャネルセグメント信号を送信するためにも用いられる。送信機モジュール7204は、送信前にアップリンク信号の少なくとも一部を符号化するために用いられる符号器7216を含む。幾つかの実施形態においては、各々の個々の専用制御チャネルアップリンクセグメントは、その他の専用制御チャネルアップリンクセグメントと独立して符号化される。様々な実施形態においては、送信機及び受信機の両方に関して同じアンテナが用いられる。
ユーザーI/Oデバイス7208、例えばマイク、キーボード、キーパッド、スイッチ、カメラ、スピーカー、ディスプレイ等、は、ユーザーデータを入力/出力し、アプリケーションを制御し、及び無線端末の動作を制御する、例えばWT7200のユーザーが通信セッションを開始するのを可能にする、ために用いられる。
ルーチン7218は、通信ルーチン7222と、無線端末制御ルーチン7224と、を含む。通信ルーチン7222は、無線端末7200によって用いられる様々な通信プロトコルを実行する。無線端末制御ルーチン7224は、無線端末7200の動作を制御し、受信機モジュール7202の制御と、送信機モジュール7204の制御と、ユーザーI/Oデバイス7208の制御と、を含む。無線端末制御ルーチン7224は、方法を実装するために用いられる。
無線端末制御ルーチン7224は、待ち行列状態モニタリングモジュール7226と、送信バックログ報告生成モジュール7228と、送信バックログ報告制御モジュール7230と、コーディングモジュール7332と、を含む。待ち行列状態モニタリングモジュール7266は、送信すべき情報を格納するために用いられる複数の異なる待ち行列のうちの少なくとも1つ内における情報量をモニタリングする。例えば、時間を考慮することに起因して又はセッション又はアプリケーションの終了に起因して、追加のデータ/情報を送信する必要があるため、データ/情報が成功裏に送信されるため、データ/情報を再送信する必要があるため、又はデータ/情報が捨てられるため、待ち行列内の情報量は経時で変化する。送信バックログ報告生成モジュール7288は、送信バックログ情報、例えば1ビットアップリンク要求報告、3ビットアップリンク要求報告、及び4ビットアップリンク要求報告、を提供する異なるビットサイズのバックログ情報報告を生成する。送信バックログ報告制御モジュール7230は、生成されたバックログ情報報告の送信を制御する。送信バックログ報告生成モジュール7228は、情報グループ分類モジュール7234を含む。情報グループ分類モジュール7234は、異なる組の待ち行列に対応する状態情報をグループに分類する。グループ分類モジュール7234は、異なるビットサイズのバックログ情報報告に関する異なる情報グループ分類をサポートする。コーディングモジュール7332は、専用アップリンク制御チャネルセグメントにおいて送信される情報をコーディングし、少なくとも幾つかのセグメントに関して、コーディングモジュール7332は、非バックログ制御情報を通信するために用いられる少なくとも1つの追加のバックログ報告とともに送信バックログ報告をコーディングする。可能な追加報告は、DCCHセグメントに関する送信バックログ報告とともに符号化され、信号対雑音比と、自己雑音報告と、干渉報告と、無線端末送信電力報告と、を含む。
データ/情報7220は、ユーザー/デバイス/セッション/資源情報7236と、システムデータ/情報7238と、待ち行列情報7240と、割り当てられた論理的トーン情報7244を含むDCCHチャネル情報7242と、基地局識別情報7246と、端末識別情報7248と、タイミング情報7250と、結合された要求グループ情報7252と、生成された1ビットアップリンク要求報告7254と、生成された3ビットアップリンク要求報告7256と、生成された4ビットアップリンク要求報告7258と、生成された追加DCCH報告7260と、コーディングされたDCCHセグメント情報7262と、を含む。
ユーザー/デバイス/セッション/資源情報7236は、通信セッションに関する情報、例えば、ピアノード情報、アドッレシング情報、ルーティング情報、状態情報、及びWT7200に割り当てられたアップリンク及びダウンリンクエアリンク資源、例えばセグメント、を識別する資源情報、を含む。待ち行列情報7240は、WT7200が送信することを意図するユーザーデータ、例えば待ち行列と関連づけられたユーザーデータのMACフレームと、WT7200が送信することを意図するユーザーデータ量を識別する情報、例えば待ち行列と関連づけられたMACフレーム総数と、を含む。待ち行列情報7240は、要求グループ0情報7264と、要求グループ1情報7266と、要求グループ2情報7268と、要求グループ3情報7270と、を含む。
DCCHチャネル情報7242は、WT7200に割り当てられたDCCHセグメントを識別する情報、例えば、DCCH動作モード、例えばフルトーンDCCHモード又はスプリットトーンDCCHモード、を識別する情報と、基地局アタッチメントポイントによって使用中のDCCHチャネル構造内の割り当てられた論理的DCCHトーン7244を識別する情報と、を含む。基地局識別情報7246は、WT7200によって使用中の基地局アタッチメントポイントを識別する情報、例えば、基地局、基地局セクター、及び/又はアタッチメントポイントと関連づけられた搬送波又はトーンブロック対、を識別する情報、含む。端末識別情報7248は、WT7200識別情報と、WT7100と一時的に関連づけられた基地局割り当て無線端末識別子、例えば登録されたユーザー識別子、アクティブユーザー識別子、論理的DCCHチャネルトーンと関連づけられたON状態識別子と、を含む。タイミング情報7250は、例えば反復的タイミング構造内の現在のOFDMシンボル時間を識別する現在のタイミング情報を含む。タイミング情報7250は、異なる型のバックログ報告をいつ送信するかを決定する際にアップリンクタイミング/周波数構造情報7278及び格納された送信バックログ報告スケジュール情報7281と関連して送信バックログ報告制御モジュール7230によって用いられる。結合要求グループ情報7254は、要求グループの組合せに関連する情報、例えば、要求グループ0と要求グループ1の組合せに対応して送信される情報量、例えば総MACフレーム数、を識別する値、を含む。
生成された1ビットアップリンク要求報告7254は、待ち行列情報7240及び/又は結合要求グループ情報7252、及び1ビットサイズ報告マッピング情報7290を用いて送信バックログ報告生成モジュール7228によって生成される1情報ビット送信バックログ報告である。生成された3ビットアップリンク要求報告7256は、待ち行列情報7240及び/又は結合要求グループ情報7252、及び3ビットサイズ報告マッピング情報7292を用いて送信バックログ報告生成モジュール7228によって生成される3情報ビット送信バックログ報告である。生成された4ビットアップリンク要求報告7258は、待ち行列情報7240及び/又は結合要求グループ情報7252、及び4ビットサイズ報告マッピング情報7294を用いて送信バックログ報告生成モジュール7228によって生成される4情報ビット送信バックログ報告である。生成された追加のDCCH報告7260は、例えば、生成されたダウンリンク絶対SNR報告、生成されたデルタSNR報告、生成された干渉報告、例えばビーコン比報告、生成された自己雑音報告、例えばSNRの飽和レベルのWT自己雑音報告、WT電力報告、例えばWT送信電力バックオフ報告、である。コーディングモジュール7234は、所定のDCCHセグメントに関して、送信バックログ報告7254、7256、7258を生成された追加報告7260とともにコーディングし、コーディングされたDCCHセグメント情報を入手する。この典型的実施形態においては、各DCCHセグメントは同じサイズであり、例えば、DCCHセグメントに含まれている送信バックログ報告が1ビット報告、3ビット報告、又は4ビット報告であるかにかかわらず同じトーン−シンボル数を用いる。例えば、1つのDCCHセグメントに関して、1ビットUL要求送信バックログ報告は、5ビットダウンリンク絶対SNR報告とともにまとめてコーディングされ、他のDCCHセグメントに関しては、3ビットUL要求送信バックログ報告は、3ビットダウンリンクデルタSNR報告とともにまとめてコーディングされ、他のDCCHセグメントに関しては、4ビットUL要求送信バックログ報告は、2ビット予約報告とともにまとめてコーディングされる。
システムデータ/情報7238は、複数の組の基地局情報(BS1データ/情報7272、...、BS Mデータ/情報7274)と、専用制御チャネル報告送信報告スケジュール情報7280と、格納された送信バックログ報告マッピング情報7288と、待ち行列組情報7296と、を含む。BS1データ/情報7272は、ダウンリンクタイミング/周波数構造情報7276と、アップリンクタイミング周波数構造情報7278と、を含む。ダウンリンクタイミング/周波数構造情報7276は、ダウンリンク搬送波情報と、ダウンリンクトーンブロック情報と、ダウンリンクトーン数と、ダウンリンクトーンホッピング情報と、ダウンリンクチャネルセグメント情報と、OFDMシンボルタイミング情報と、OFDMシンボルグループ分類と、を含む。アップリンクタイミング/周波数構造情報7278は、アップリンク搬送波情報と、アップリンクトーンブロック情報と、アップリンクトーン数と、アップリンクトーンホッピング情報と、アップリンクチャネルセグメント情報と、OFDMシンボルタイミング情報と、OFDMシンボルグループ分類と、を含む。DCCH報告送信報告スケジュール情報7280は、格納された送信バックログ報告スケジュール情報7281を含む。図10は、フルトーンDCCH動作モードに関するビーコンスロット内の40のインデキシングされたDCCHセグメントの反復的スケジュールに対応する典型的DCCH送信スケジュール情報を提供し、前記ビーコンスロットは、基地局のタイミング/周波数構造において用いられる構造である。格納された送信バックログ報告スケジュール情報は、送信バックログ報告の各々の所在場所、例えば図10内のULRQST1報告、ULRQST3報告、及びULRQST4報告の所在場所、を識別する情報を含む。格納された送信バックログ報告スケジューリング情報7281は、特定のビットサイズの報告をいつ送信するかを決定する際に送信バックログ報告制御モジュール7230によって用いられる。格納された送信バックログ報告スケジュール情報7281は、1ビットサイズ報告情報7282と、3ビットサイズ報告情報7284と、4ビットサイズ報告情報7286と、を含む。例えば、図10に関して、1ビットサイズ報告情報7282は、ULRQST1報告はインデックスs2=0のDCCHセグメントのLSBに対応することを識別する情報を含み、3ビットサイズ報告情報7284は、ULRQST3報告はインデックスs2=2のDCCHセグメントの3つのLSBに対応することを識別する情報を含み、4ビットサイズ報告情報7286は、ULRQST4報告はインデックスs2=4のDCCHセグメントの4つのLSBに対応することを識別する情報を含む。
格納された送信バックログスケジューリング情報7281は、送信報告スケジュールの1回の繰り返しにおいて3ビットサイズバックログ報告よりも多くの1ビットサイズバックログ報告を送信すべきであることを示す。格納された送信バックログスケジューリング情報7281は、送信報告スケジュールの1回の繰り返しにおいて4ビットサイズバックログ報告よりも多くの又は同じ数の3ビットサイズバックログ報告を送信すべきであることも示す。例えば、図10において、16の識別されたULRQST1報告、12の識別されたULRQST3報告、及び9つの識別されたULRQST4報告が存在する。図10に対応するこの典型的実施形態においては、柔軟型報告、ボディ4報告は、4ビットULRQST報告を搬送することができ、報告構造の1回の繰り返しの3つの柔軟型報告がULRQST4報告を搬送する場合においては、無線端末は、12のULRQST4報告を通信する。
格納された送信バックログ報告マッピング情報7288は、1ビットサイズ報告情報7290と、3ビットサイズ報告情報7292と、4ビットサイズ報告情報7294と、を含む。1ビットサイズ報告マッピング情報7290の例は、図16と、図61と、を含む。3ビットサイズ報告マッピング情報の例は、図19と、21と、23と、25と、64と、66と、68と、70と、を含む。4ビットサイズ報告マッピング情報の例は、図18と、20と、22と、24と、63と、65と、67と、69と、を含む。格納された送信バックログマッピング情報7288は、異なるビットサイズバックログ報告を用いて通信することができる待ち行列状態情報とビットパターンとの間のマッピングを示す情報を含む。この典型的実施形態においては、1ビットサイズバックログ報告は、複数の異なる送信待ち行列に対応するバックログ情報を提供し、1ビットは、要求グループ0及び要求グループ1の組合せに対応する送信すべき情報が存在すること又は該情報が存在しないことを示す。様々な実施形態においては、最小ビットサイズ、例えば1ビットサイズ、のバックログ報告は、優先度が最高のトラフィックに関して用いられ、例えば最高の優先度は、音声又は制御トラフィックである。幾つかの実施形態においては、第2のビットサイズの報告、例えば3ビットサイズ報告、は、前に通信された第3のビットサイズ報告、例えば4ビットサイズ報告に関するデルタを通信する。図63及び64は、該関係を示す。幾つかの実施形態においては、第2の固定サイズ報告、例えば3ビットサイズ報告、は、2組の待ち行列に関する情報を提供する。例えば、図41について考慮すると、第2の型の報告は、第2の組の待ち行列及び第3の組の待ち行列に関する情報を通信する。様々な実施形態においては、第3のサイズの報告、例えば4ビットサイズ報告、は、一組の待ち行列に関する情報を提供する。幾つかの該実施形態においては、前記一組の待ち行列は、1つの要求グループ待ち行列、2つの要求グループ待ち行列、又は3つの要求グループ待ち行列を含む。幾つかの実施形態においては、アップリンクトラフィックに関して予め決められた数、例えば4つ、の要求グループ、RG0、RG1、RG2、及びRG3、が存在し、第3の固定サイズの報告、例えば4ビットサイズ報告は、異なる要求グループ待ち行列のうちのいずれかに対応するバックログ情報を通信することができる。例えば、図41について考慮すると、第3の型の報告は、第4の待ち行列の組、第5の待ち行列の組、第6の待ち行列の組又は第7の待ち行列の組のうちの1つに関する情報を通信し、所定の辞書に関して、第3の型の報告は、RG0、RG1、RG2、及びRG3に関する情報を通信することができる。
待ち行列組情報7296は、送信バックログ報告を生成時に用いられる待ち行列のグループ分類を識別する情報を含む。図41は、様々な典型的な型の送信バックログ報告において用いられる待ち行列の典型的グループ分類を示す。
図74は、様々な実施形態により実装される典型的無線端末7400、例えばモバイルノード、の図である。典型的無線端末7400は、図1の無線端末のうちのいずれかであることができる。典型的無線端末7400は、様々な要素がデータ及び情報を交換することができるバス7412を介してひとつに結合された受信機モジュール7402と、送信機モジュール7404と、プロセッサ7406と、ユーザーI/Oデバイス7408と、メモリ7410と、を含む。
メモリ7410は、ルーチン7418と、データ/情報7420と、を含む。プロセッサ7406、例えばCPU、は、無線端末7400の動作を制御するため及び方法を実装するためにメモリ7410内のルーチン7418を実行し、データ/情報7420を用いる。ユーザーI/Oデバイス7408、例えばマイク、キーボード、キーパッド、スイッチ、カメラ、ディスプレイ、スピーカー等、は、ユーザーデータを入力し、ユーザーデータを出力し、ユーザーがアプリケーションを制御するのを許可し、及び/又は無線端末の様々な機能、例えば通信セッションを開始すること、を制御するために用いられる
受信機モジュール7402、例えばOFDM受信機は、受信アンテナ7403に結合され、無線端末7400は、受信アンテナ7403を介して基地局からダウンリンク信号を受信する。受信されたダウンリンク信号は、例えば、ビーコン信号と、パイロット信号と、ダウンリンクトラフィックチャネル信号と、閉ループ電力制御信号を含む電力制御信号と、タイミング制御信号と、割り当て信号と、登録応答信号と、基地局によって割り当てられた無線端末識別子、例えばDCCH論理的チャネルトーンと関連づけられたON状態識別子、を含む信号と、を含む。受信機モジュール2402は、受信されたダウンリンク信号の少なくとも一部を復号するために用いられる復号器7414を含む。
送信機モジュール2404、例えばOFDM送信機は、送信アンテナ7405に結合され、無線端末7400は、送信アンテナ7405を介してアップリンク信号を基地局に送信する。幾つかの実施形態においては、受信機及び送信機に関して同じアンテナが用いられ、例えば前記アンテナは、デュプレクサモジュールを通じて受信機モジュール7402及び送信機モジュール7404に結合される。アップリンク信号は、例えば、登録要求信号と、例えば基地局によって測定することができる基準信号及びWT送信電力バックオフ報告等のWT電力報告を含む報告を搬送する専用制御チャネルセグメント信号と、アップリンクトラフィックチャネルセグメント信号と、を含む。送信機モジュール7404は、アップリンク信号の少なくとも一部を符号化するために用いられる符号器7416を含む。この実施形態におけるDCCHセグメントは、1つのセグメントごとに符号化される。
ルーチン7418は、通信ルーチン7422と、無線端末制御ルーチン7422と、を含む。通信ルーチン7422は、無線端末7400によって用いられる様々な通信プロトコルを実装する。無線端末制御ルーチン7422は、報告生成モジュール7426と、無線端末送信電力制御モジュール7430と、専用制御チャネル制御モジュール7432と、トーンホッピングモジュール7434と、報告フォーマット制御モジュール7436と、を含む。報告生成モジュール7426は、計算サブモジュール7428を含む。
報告生成モジュール7426は、電力報告、例えば無線端末送信電力バックオフ報告、を生成し、各電力報告は、無線端末の最大送信電力と、電力報告に対応する時点において無線端末に知られている電力レベルを有する基準信号の送信電力の比を示す。無線端末送信電力制御モジュール7430は、基地局から受信された少なくとも1つの閉ループ電力レベル制御信号を含む情報に基づいて無線端末の送信電力レベルを制御するために用いられる。基地局から受信された閉ループ電力制御信号は、希望される受信された電力レベルが基地局において達成されるように無線端末送信機電力を制御するために用いられる信号であることができる。幾つかの実施形態においては、基地局は、無線端末の実際の送信電力レベル及び/又は最大送信電力レベルを実際に知らない。幾つかのシステム実装においては、異なるデバイスは、異なる最大送信電力レベルを有することができ、例えばデスクトップ無線端末は、例えば電池電力で動作するポータブルノート型コンピュータ実装無線端末とは異なる最大送信電力能力を有することができる。
無線端末送信電力制御モジュール7430は、専用制御チャネルと関連づけられた送信電力レベルの閉ループ電力制御調整を行う。専用制御チャネル制御モジュール7432は、複数の論理的トーンのうちのいずれの単一の論理的トーンを専用制御チャネルシグナリングに関して用いるかを決定し、前記単一の論理的トーンは、一組の専用制御チャネルセグメントを用いて制御シグナリングを送信する際に用いるための無線端末専用である。
トーンホッピングモジュール7434は、異なる時点において、複数の連続するOFDMシンボル送信時間間隔中に専用制御チャネル情報を通信するために用いられる単一の物理的OFDMトーンを決定する。例えば、1つの典型的実施形態においては、単一の専用制御チャネル論理的トーンに対応する専用制御チャネルセグメントは、21のOFDMトーン−シンボルを含み、前記21のOFDMトーン−シンボルは、7つのOFDMトーン−シンボルから成る3つの組を具備し、7つのOFDMトーン−シンボルから成る各組は、7つの連続するOFDMシンボル送信期間のハーフスロットに対応しさらに物理的OFDMトーンに対応し、前記3つの組の各々は、異なる物理的OFDMトーンに対応することができ、一組に関するOFDMトーンは、トーンホッピング情報に従って決定される。報告フォーマット制御モジュール7436は、電力報告のフォーマットを、報告が送信される時点において複数の専用制御チャネル動作モードのうちのいずれの1つが無線端末7400によって使用中であるかの関数として制御する。例えば、1つの典型的実施形態においては、無線端末は、フルトーンDCCH動作モードにあるときには電力報告に関して5ビットフォーマットを使用し、スプリットトーン動作モードにあるときには4ビット電力報告を用いる。
計算サブモジュール7428は、単位がdBmのアップリンク専用制御チャネルのトーン当たり送信電力を単位がdBmの無線端末の最大送信電力から減じる。幾つかの実施形態においては、最大送信電力は、設定値、例えば無線端末内に格納された予め決められた値又は例えば基地局から無線端末に通信されて無線端末内に格納された値、である。幾つかの実施形態においては、最大送信電力は、無線端末の電力出力容量に依存する。幾つかの実施形態においては、最大送信電力は、無線端末の型に依存する。幾つかの実施形態においては、最大送信電力は、無線端末の動作モードに依存し、例えば、異なるモードは、次の動作、すなわち、外部電源を用いた動作、電池を用いた動作、第1のレベルのエネルギー予備を有する電池を用いた動作、第2のレベルのエネルギー予備を有する電池を用いた動作、第1の動作継続時間をサポートするための予想エネルギー予備量を有する電池を用いた動作、第2の動作継続時間をサポートするための予想エネルギー予備量を有する電池を用いた動作、通常の電力モードでの動作、節電モードでの動作のうちの少なくとも2つに対応し、節電モードにおける前記最大送信電力は、前記通常の電力モードにおける前記最大送信電力よりも低い。様々な実施形態においては、最大送信電力値は、無線端末の最大出力電力レベルを制限する政府規制を順守するために選択されている値であり、例えば、最大送信電力値は、最大許容レベルであるように選択される。異なるデバイスは、基地局にとって知られている又は知られていない異なる最大電力レベル能力を有することができる。基地局は、無線端末によってサポートすることができるサポート可能アップリンクトラフィックチャネルデータスループット、例えば送信セグメント当たりのスループット、を用いることができ、幾つかの実施形態においては実際に用いる。この理由は、バックオフ報告は比の形で提供されるため基地局が使用中の実際の送信電力レベル又は無線端末の最大能力を知らない場合でもバックオフ報告はトラフィックチャネル送信に関して用いることができる追加電力に関する情報を提供するためである。
幾つかの実施形態においては、無線端末は、各々の接続が対応する最大送信電力レベルを有する1つ以上の無線接続を同時にサポートすることができる。値によって示される最大送信電力レベルは、異なる接続ごとに異なることができる。さらに、所定の接続に関して、最大送信電力レベルは、例えば無線端末によってサポートされている接続数が変化するのに応じて経時で変化することができる。従って、基地局が無線端末の最大送信電力能力を知っている場合でも、基地局は特定の時点において無線端末によってサポートされている通信リンク数を知らないことがある点に注目することができる。しかしながら、バックオフ報告は、電力資源を消費している可能性があるその他の可能な既存の接続について知ることを基地局に要求せずに所定の接続に関する利用可能な電力を基地局に連絡する情報を提供する。
データ/情報7420は、ユーザー/デバイス/セッション/資源情報7440と、システムデータ7442と、受信電力制御信号情報7484と、最大送信電力情報7486と、DCCH電力情報7490と、タイミング情報7492と、DCCHチャネル情報7494と、基地局識別情報7498と、端末識別情報7499と、電力報告情報7495と、追加DCCH報告情報7493と、コーディングされたDCCHセグメント情報7491と、DCCHモード情報7489と、を含む。DCCHチャネル情報7494は、割り当てられた論理的トーン情報7496、例えば基地局アタッチメントポイントによって無線端末に現在割り当てられている単一の論理的DCCHチャネルトーンを識別する情報、を含む。
ユーザー/デバイス/セッション/資源情報7440は、ユーザー識別情報と、ユーザー名情報と、ユーザーセキュリティ情報と、デバイス識別情報と、デバイス型情報と、デバイス制御パラメータと、ピアノード情報等のセッション情報と、セキュリティ情報と、状態情報と、ピアノード識別情報と、ピアノードアドレッシング情報と、ルーティング情報と、WT7400に割り当てられたアップリンク及び/又はダウンリンクチャネルセグメント等のエアリンク資源情報と、を含む。受信電力制御情報7484は、例えば閉ループ電力制御されている制御チャネル、例えばDCCHチャネル、に関する無線端末の送信電力レベルを増大又は低減させるため又は変化させないための基地局からの受信されたWT電力制御コマンドを含む。最大送信電力情報7486は、電力報告を生成する際に用いられる最大無線端末送信電力値を含む。基準信号情報7496は、電力報告計算の際に例えばDCCHチャネル信号として用いられる基準信号を識別する情報と、ある時点における基準信号の送信電力レベルと、を含み、前記時点は、電力報告が通信されるDCCHセグメントの開始送信時間及び電力報告時間オフセット情報7472に基づいて決定される。DCCH電力情報7490は、最大送信電力情報7486及び基準信号情報7497を入力とする計算サブモジュール7428の結果である。DCCH電力情報7490は、電力報告を通信するための電力報告情報7495内のビットパターンによって表される。追加DCCH報告情報7493は、その他の型のDCCH報告、例えば、同じDCCHセグメントにおいて電力報告として通信される1ビットアップリンクトラフィックチャネル要求報告又は4ビットアップリンクトラフィックチャネル要求報告等のその他の型のDCCH報告、に対応する情報を含む。コーディングされたDCCHセグメント情報7491は、コーディングされたDCCHセグメント、例えば電力報告及び追加報告を搬送するDCCHセグメント、を表す情報を含む。タイミング情報7492は、基準信号情報のタイミングを識別する情報と、電力報告を通信するために用いられるDCCHセグメントの開始のタイミングを識別する情報と、を含む。タイミング情報7492は、現在のタイミングを識別する、例えば、アップリンクタイミング及び周波数構造内のインデキシングされたOFDMシンボルタイミングを反復的DCCH報告スケジュール情報に、例えばインデキシングされたDCCHセグメントに関連させる、情報を含む。タイミング情報7492は、トーンホッピングを決定するためにトーンホッピングモジュール7344によっても用いられる。基地局識別情報7498は、基地局、基地局セクター、及び/又は無線端末によって使用中の基地局アタッチメントポイントと関連づけられた基地局トーンブロックを識別する情報7498を含む。端末識別情報7499は、基地局によって割り当てられた無線端末識別子、例えばDCCHチャネルセグメントと関連づけられる基地局割り当て無線端末ON状態識別子、を含む無線端末識別情報を含む。DCCHチャネル情報7496は、DCCHチャネルを例えばフルトーンチャネルとして又は複数のスプリットトーンチャネルのうちの1つとして識別する情報を含む。割り当てられた論理的トーン情報7496は、DCCHチャネルに関してWT7400によって用いられる論理的DCCHトーン、例えば情報7454によって識別されたトーンの組からの1つのDCCH論理的トーン、を識別する情報を含み、識別されたトーンは、端末ID情報7499の基地局によって割り当てられたWT ON状態識別子に対応する。DCCHモード情報7489は、現在のDCCH動作モードをフルトーンフォーマット動作モード又はスプリットトーンフォーマット動作モードとして識別する情報を含む。幾つかの実施形態においては、DCCHモード情報7489は、最大送信電力情報に関する異なる値に対応する異なる動作モード、例えば通常モード及び節電モード、を識別する情報も含む。
システムデータ/情報7442は、複数の組の基地局データ/情報(BS1データ/情報7444、BS Mデータ/情報7446)と、DCCH送信報告スケジュール情報7462と、電力報告時間オフセット情報7472と、DCCH報告フォーマット情報7476と、を含む。BS1データ/情報7442は、ダウンリンクタイミング/周波数構造情報7448と、アップリンクタイミング/周波数構造情報7450と、を含む。ダウンリンクタイミング/周波数構造情報7448は、ダウンリンクトーン組、例えば113トーンから成るトーンブロックと、ダウンリンクチャネルセグメント構造と、ダウンリンクトーンホッピング情報と、ダウンリンク搬送波周波数情報と、OFDMシンボルタイミング情報及びOFDMシンボルのグループ分類を含むダウンリンクタイミング情報と、ダウンリンク及びアップリンクを関連させるタイミング情報と、を含む。アップリンクタイミング/周波数構造情報7450は、アップリンク論理的トーン組情報7452と、トーンホッピング情報7456と、タイミング構造情報7458と、搬送波情報7460と、を含む。アップリンク論理的トーン組情報7452、例えば基地局アタッチメントポイントによって使用中のアップリンクチャネル構造内の一組の113のアップリンク論理的トーンに対応する情報、は、DCCH論理的チャネルトーン情報7454、例えば、専用制御チャネルセグメントシグナリングに関して用いるための31のトーンのうちの1つを受信するBS1アタッチメントポイントを用いるON状態の無線端末によって専用制御チャネルに関して用いられる31の論理的トーンの部分組に対応する情報、を含む。搬送波情報7460は、基地局1アタッチメントポイントに対応するアップリンク搬送波周波数を識別する情報を含む。
DCCH送信報告スケジュール情報7462は、DCCHフルトーンモード反復的報告スケジュール情報7464と、スプリットトーンモード反復的報告スケジュール情報7466と、を含む。フルトーンモード反復的報告スケジュール情報7464は、電力報告スケジュール情報7468を含む。スプリットトーンモード反復的報告スケジュール情報7466は、電力報告スケジュール情報7470含む。DCCH報告フォーマット情報7476は、電力報告フォーマット情報7478を含む。電力報告フォーマット情報7478は、フルトーンモード情報7480と、スプリットトーンモード情報7482と、を含む。
DCCH送信報告スケジューリング情報7462は、生成されたDCCH報告の送信を制御する際に用いられる。フルトーンモード反復的報告スケジューリング情報7464は、無線端末7400がフルトーンDCCH動作モードにおいて動作中にDCCH報告を制御するための情報である。図10の図1099は、典型的フルトーンモードDCCH反復的報告スケジュール情報7464を示す。典型的電力報告スケジュール情報7468は、インデックスs2=6を有するセグメント1006及びインデックスs2=26を有するセグメント1026は各々が5ビット無線端末アップリンク送信電力バックオフ報告(ULTXBKF5)を搬送するために用いられることを示す情報である。図32の図3299は、典型的スプリットトーンモードDCCH反復的報告スケジュール情報7466を示す。典型的電力報告スケジュール情報7470は、インデックスs2=3を有するセグメント3203及びインデックスs2=21を有するセグメント3221は各々が4ビット無線端末アップリンク送信電力バックオフ報告(ULTXBKF4)を搬送するために用いられることを示す情報である。
DCCH報告フォーマット情報7476は、DCCH報告の各々に関して用いられるフォーマット、例えば報告内のビット数、及び報告とともに通信することができる潜在的ビットパターンの各々と関連づけられた情報を示す。典型的フルトーンモード電力報告フォーマット情報7480は、ULTxBKF5のフォーマットを示す図26のテーブル2600に対応する情報を含む。典型的スプリットトーンモード電力報告フォーマット情報7482は、ULTxBKF4のフォーマットを示す図35のテーブル3500に対応する情報を含む。バックオフ報告ULTxBKF5及びULTxBKF4は、dB値を示す。
電力報告時間オフセット情報7472は、生成された電力報告が対応する、例えば情報を提供する時点と前記報告を送信すべき通信セグメントの開始との間の時間的オフセットを示す情報を含む。例えば、ビーコンスロットのインデックスs2=6を有するセグメント1006に対応する典型的アップリンクセグメントにおいてULTxBKF5報告が通信されることを考慮し、さらに報告を生成する際に用いられる基準信号が専用制御チャネル信号、電力報告時間オフセット情報7572であることを考慮すること。該場合には、時間オフセット情報7472は、報告情報が対応する時間、例えば基準信号、例えばDCCH信号、送信電力レベル、に対応する報告の送信時間前のOFDMシンボル送信時間間隔と、セグメント1006送信の開始との間の時間的オフセットを示す情報を含む。
図75は、無線端末送信電力報告を用いる典型的実施形態の特長について説明するために用いられる図7500である。縦軸7502は、無線端末の専用制御チャネル、例えば単一トーンチャネル、の送信電力レベルを表し、横軸は、時間7504を表す。専用制御チャネルは、専用制御チャネルセグメント信号を介して様々なアップリンク制御情報報告を通信するために無線端末によって用いられる。様々なアップリンク制御情報報告は、無線端末送信電力報告、例えばWT送信電力バックオフ報告と、その他の追加の制御情報報告、例えばアップリンクトラフィックチャネル要求報告、干渉報告、SNR報告、自己雑音報告等と、を含む。
各々の小さい陰影付きの円、例えば円7506,は、対応する時点における専用制御チャネルの送信電力レベルを表すために用いられる。例えば、各時点は、幾つかの実施形態においては、OFDMシンボル送信時間間隔に対応し、識別された電力レベルは、そのOFDMシンボル送信時間間隔中におけるWTのDCCHチャネルの単一トーンに対応する変調シンボルと関連づけられた電力レベルである。幾つかの実施形態においては、各時点は、例えば、無線端末のDCCHチャネルに関して同じ物理的トーンを用いている固定数の、例えば7つの、連続するOFDMシンボル送信期間を表すドウェルに対応する。
ダッシュ線のボックス7514は、WT送信電力バックオフ報告を搬送するDCCHセグメントを表す。セグメントは、複数のOFDMシンボル送信期間を含む。幾つかの実施形態においては、DCCHセグメントは、21のOFDMトーン−シンボルを含み、21のOFDMシンボル送信時間間隔を含み、1つのOFDMトーン−シンボルは、21のOFDMシンボル送信時間間隔の各々に対応する。
典型的送信バックオフ報告は、WTの最大送信電力、例えば設定値と、基準信号の送信電力との比を示す。この典型的実施形態においては、基準信号は、送信電力バックオフ報告を通信するために用いられるDCCHセグメントの開始からのオフセットである時点におけるDCCHチャネル信号である。時間7516は、WT送信電力バックオフ報告を搬送するDCCHセグメントの初めを識別する。時間オフセット7518、例えば予め決められた値、は、時間7516を、セグメント7514の電力報告を生成するために用いられる基準信号の送信時間である時間7512と関連させる。X7508は、電力レベル7510及び時間7512に関する基準信号を識別する。
ON状態の無線端末に関する様々な実施形態において用いられるDCCH制御チャネルに加えて、システムは、無線端末専用にすることができる追加の専用アップリンク制御シグナリングチャネル、例えばタイミング制御チャネル及び/又は状態移行報告要求チャネル、もサポートすることが理解されるべきである。これらの追加のチャネルは、ON状態に加えてホールド状態の場合も存在することができ、ON状態にある端末は、タイミング及び状態移行要求チャネルに加えてDCCH制御チャネルが提供される。タイミング制御及び/又は状態移行要求チャネルにおけるシグナリングは、DCCH制御チャネルにおけるシグナリングよりもはるかに低いレートで、例えば無線端末の観点からは1/5以下のレートで、発生する。幾つかの実施形態においては、専用アップリンクチャネルは、ホールド状態においては基地局アタッチメントポイントによって割り当てられたアクティブユーザーIDに基づいて提供され、DCCHチャネル資源は、基地局アタッチメントポイントによって割り当てられたON状態識別子を含む情報に基づいて基地局アタッチメントポイントによって割り当てられる。
図76は、送信バックログ情報を報告するための無線端末、例えばモバイルノード、の典型的動作方法の流れ図7600である。例えば、幾つかの実施形態における無線端末は、無線端末がアップリンクトラフィックチャネルセグメントを介して基地局に通信することを希望するアップリンク情報に対応する1つ以上の要求グループ待ち行列を維持し、無線端末は、要求グループ待ち行列に対応する送信バックログ情報を、専用制御チャネル報告構造におけるアップリンク報告の一部として報告する。
典型的方法の動作は、ステップ7602において開始し、ステップ7604又は7606に進む。ステップ7604は、幾つかの実施形態において実行されるステップであるが、その他の実施形態においては省略される。ステップ7604において、無線端末は、報告制御ファクタマッピング情報、例えば、干渉報告及び送信電力報告のうちの少なくとも1つを格納値の関数として少なくとも1つの報告制御ファクタにマッピングする情報、を格納する。例えば、1つの典型的実施形態においては、ステップ7604において格納されている情報は、図62のテーブル6200の条件式を定義する情報を含むことができ、干渉報告は、ビーコン比報告であり、送信電力報告は、送信電力バックオフ報告であり、格納された値は、条件付き限度値、例えば図62のテーブル6200のカラム6202内においてx及びbが比較される値、を含む。ステップ7604の格納することは、幾つかの実施形態においては、無線端末の初期負荷、例えばファクトリ負荷(factory load)、の一部として、及び/又は現場(field)における更新の一部として、実行される。
ステップ7606において、無線端末は、少なくとも1つの報告制御ファクタを、チャネル品質情報、利用可能送信電力情報、デバイス能力情報、及びサービスの質情報のうちの少なくとも1つの関数として生成する。例えば、一実施形態においては、無線端末は、テーブル6200に従ってy及びz制御ファクタを生成する。動作は、ステップ7606から7608に進む。
ステップ7608において、無線端末は、通信すべきフレーム数を、前記生成された少なくとも1つの報告制御ファクタの関数として報告値にマッピングする。例えば、1つの典型的実施形態においては、無線端末は、要求報告に関する報告値、例えば図63のテーブル6300、図65のテーブル6500、図67のテーブル6700及び図69のテーブル6900のうちの1つの4ビットアップリンク要求報告に関する報告値、を決定する際にテーブル6200からの生成されたy及びz制御ファクタを用いる。通信すべきフレーム数を4ビットアップリンク要求報告に関する報告値にマッピングする際に使用するためにテーブル6300、テーブル6500、テーブル6700、及びテーブル6900のうちの1つを選択することは、無線端末によって現在使用中の要求辞書に依存する。
幾つかの実施形態においては、報告制御ファクタは、チャネル品質情報の関数であり、チャネル品質情報は、アップリンク干渉情報、ダウンリンク干渉情報、アップリンク信号対雑音情報、ダウンリンク信号対雑音情報、アップリンク信号対干渉情報及びダウンリンク信号対干渉情報のうちの少なくとも1つを含む。
幾つかの実施形態においては、報告制御ファクタは、チャネル品質情報の関数であり、チャネル品質情報は、アップリンク干渉情報を含む。例えば、幾つかの実施形態においては、アップリンク干渉情報は、ビーコン比情報を含む。例えば、テーブル6200の制御ファクタyは、直近の一般的4ビットダウンリンクビーコン比報告DLBNR4の関数である入力値b、調整された一般的ビーコン比報告、の関数である。テーブル6200の制御ファクタzも、直近の一般的4ビットダウンリンクビーコン比報告DLBNR4の関数である入力値b、調整された一般的ビーコン比報告、の関数である。
幾つかの実施形態においては、報告制御ファクタは、利用可能送信電力情報の関数であり、利用可能送信電力情報は、少なくとも前記フレームを含む情報の送信に関して利用可能な送信電力量を示す情報を含む。例えば、幾つかの典型的実施形態においては、利用可能送信電力情報は、送信電力バックオフ報告情報を含む。例えば、テーブル6200の制御ファクタyは、入力値x、直近の5ビットアップリンク送信電力バックオフ報告(ULTXBKF5)、の関数である。テーブル6200の制御ファクタzも、入力値x、直近の5ビットアップリンク送信電力バックオフ報告(ULTXBKF5)、の関数である。
様々な実施形態においては、報告制御ファクタは、他のファクタの関数でもあり、前記他のファクタは、例えばブロードキャストチャネル信号を介して基地局から受信される。例えば、幾つかの典型的実施形態においては、他のファクタは、干渉報告利得調整値である。例えば、図62のテーブル6200を用いて制御ファクタy及びzを決定する典型的実施形態においては、干渉報告調整利得ファクタは、アップリンクトラフィックチャネルレートフラッシュ割り当てオフセット値(ulTCHrateFlashAssignmentOffset)の値であり、基地局セクターは、ダウンリンクブロードキャストチャネルにおいてulTCHrateFlashAssignmentOffsetをブロードキャストする。無線端末は、受信されたulTCHrateFlashAssignmentOffset値を用いて、調整された一般的ビーコン比報告値をb=b−ulTCHrateFlashAssignmentOffsetに従って決定し、ここで、−は、dBの意味において定義され、bは、直近の一般的ビーコン比報告値である。幾つかの実施形態においては、無線端末は、無線端末がブロードキャストチャネルから値を受信するまで0dBに等しいulTCHrateFlashAssignmentOffsetを用いる。
幾つかの実施形態においては、報告制御ファクタは、セグメントにおいて通信可能な情報の最大フレーム数の関数である。幾つかの該実施形態においては、セグメントにおいて通信可能な情報の最大フレーム数は、無線端末がサポートすることができる最高レートオプションの関数である。例えば、図62のテーブル6200において、制御ファクタzは、無線端末がサポートできる最高レートオプションRmaxにおいてセグメント内に納まるMACフレーム数であるNmaxの関数であり、ここで、各Rmax値に関する予め決められたNmax値が存在する。テーブル6200のカラム6206を参照すること。異なる時点において、例えば異なるチャネル状態に起因して、無線端末は、異なる最高レートをサポートすることができ、このことは、制御ファクタzの決定に影響を与える。
様々な実施形態において、報告制御ファクタを生成することは、予想送信レートを決定することを含む。幾つかの該実施形態においては、マッピングは、送信レートに依存して異なる量子化をすることを含む。例えば、幾つかの実施形態における予想送信レートは、可能な送信の最大レートであり、要求報告の量子化は、異なる予想送信レートに依存して異なる形で実行される。例えば、量子化は、Rmaxの値に依存する制御パラメータzの関数として要求報告テーブル6300、6500、6700、及び6900において異なる。
幾つかの実施形態においては、通信すべきフレーム数を前記生成された少なくとも1つの報告制御ファクタの関数として報告値にマッピングすることは、報告制御ファクタ型、例えばy又はz、をバックログ量の関数として選択することを含む。例えば、無線端末が図65のテーブル6500のULRQST4に関するフォーマットを有する要求辞書(RD参照番号=1)を使用中であり、無線端末が要求グループ1及び3の組合せに関するバックログ情報、例えばN[1]+N[3]情報、を報告することを希望し、無線端末がより低いレベルのバックログに関しては第1の報告制御ファクタ型、例えば報告制御ファクタy、より高いレベルのバックログに関しては第2の報告制御ファクタ型zを用いることについて考慮すること。幾つかの実施形態においては、通信すべきフレーム数を前記生成された少なくとも1つの報告制御ファクタの関数として報告値にマッピングすることは、無線端末が通信することを希望する情報の型の関数として使用する報告制御ファクタ型を選択することを含む。例えば、幾つかの実施形態においては、無線端末は、第1の要求グループ又は要求グループの組に関するバックログ情報、例えば要求グループ1情報N[1]、を報告時には第1の報告制御ファクタ型、例えば報告制御ファクタy、及び第2の要求グループ又は要求グループの組、例えば要求グループ2及び3、の組合せ、に関するバックログ情報、例えばN[2]+N[3]、を報告時には第2の報告制御ファクタ型、例えば報告制御ファクタz、を使用することができる。
幾つかの実施形態においては、方法は、ステップ7610をさらに具備し、ステップ7610において、無線端末は、通信すべき他のフレーム数を他の報告値にマッピングし、他のフレーム数を前記マッピングすることは、報告制御ファクタを適用しないように選択することを含む。幾つかの該実施形態においては、報告制御ファクタを適用しないように選択することは、報告すべき情報の型、例えば要求グループ又は要求グループの組、及びバックログ量のうちの少なくとも1つの関数として実行される。例えば、無線端末が図65のテーブル6500のULRQST4に関するフォーマットを有する要求辞書(RD参照番号=1)を使用中であり、無線端末が要求グループ2バックログ情報、例えばN[2]情報、を報告することを希望し、無線端末が報告制御ファクタを使用しない、例えば無線端末が報告値を決定する際に報告制御ファクタy又はzに関する値を使用しないことを考慮すること。
図77は、図77A、図77B及び図77Cの組合せを具備し、送信バックログ情報を報告するための無線端末、例えばモバイルノード、の典型的動作方法の流れ図7700である。典型的方法は、ステップ7702において開始し、幾つかの実施形態においては、ステップ7704及び/又はステップ7708に進む。ステップ7704において、無線端末は、報告制御ファクタマッピング情報、例えば、干渉報告、例えばビーコン比報告、及び送信電力報告、例えば送信電力バックオフ報告、のうちの少なくとも1つを、格納値の関数として少なくとも1つの報告制御ファクタにマッピングする情報、を格納し、その結果制御ファクタに関するマッピング情報7706が得られる。例えば、制御ファクタに関するマッピング情報7706は、1つの典型的実施形態においては、報告制御ファクタy及びzを決定する際に用いられる図62のテーブル6200によって表される情報であり、格納値は、条件カラム6202において用いられる限度値を含む。
ステップ7708において、無線端末は、送信バックログ報告辞書情報(報告辞書1情報7710、...、報告辞書N情報7712)を格納し、少なくとも1つの辞書によって定義される報告のうちの少なくとも1つは、報告制御ファクタを用いる。例えば、図63、64、65、66、67、68、69及び70によって表される4つの報告辞書を用いる典型的実施形態を考慮すること。各辞書に関する4ビットアップリンク要求報告(ULRQST4)は、報告制御ファクタy及びzを用いる。
ステップ7704及び/又は7708は、幾つかの実施形態においては、無線端末に関する初期設定プロセスの一部、例えばファクトリ負荷、として実行される。ステップ7704及び/又は7708は、幾つかの実施形態においては、アップグレード、例えば新しい要求辞書が利用可能になるのに応じての現場内(in−field)アップグレード、の一部として実行される。幾つかの実施形態においては、制御ファクタに関するマッピング情報7706及び/又は報告辞書情報、例えば(報告辞書1情報7710、...、報告辞書N情報7712)のうちの1つ以上、は、無線端末において例えばソフトウェア、ハードウェア、及び/又はファームウェアの一部として予めプログラミングされ、無線端末は、ステップ7704及び/又は7708の格納動作を行わない。
動作は、ステップ7702からステップ7714、7720、7726、7732、7738に進み、さらに接続ノードA 7742を介してステップ7744に進む。ステップ7714において、無線端末は、継続的に、送信バックログ情報を維持し、例えば、1つ以上の要求グループ待ち行列(要求グループ1待ち行列バックログ情報7716、...、要求グループN待ち行列バックログ情報7718)を更新する。例えば、要求グループに対応するアップリンクを介して通信すべきより多くのユーザーデータ、例えば入力データ、が発生するのに応じて、特定の要求グループにおいて通信すべきトラフィックチャネル情報のアップリンクMACフレーム数が増加され、要求グループに対応するユーザーデータのフレームが成功裏に通信されるのに応じて、アップリンクフレーム数を適宜減少させることができ、時間切れに応じて、アップリンクフレーム数を適宜減少させることができる。
ステップ7720において、無線端末は、無線端末送信電力レベルを決定し、次にステップ7722において、無線端末は、送信電力報告、例えば送信電力バックオフ報告、を生成し、その結果、格納された送信電力報告情報7724が得られる。ステップ7720及び7724は、継続的に実行される。
ステップ7726において、無線端末は、チャネル状態を測定し、例えば、1つ以上の基地局アタッチメントポイントからの受信されたダウンリンクブロードキャスト信号、例えばパイロット信号及び/又はビーコン信号、を測定する。動作は、ステップ7726からステップ7728に進み、ステップ7728において、無線端末は、干渉報告を生成する。例えば、無線端末は、交信基地局セクター送信機及び1つ以上のその他の基地局送信機に対応するステップ7726からの測定値を用いて及び負荷率情報を用いてビーコン比報告を生成する。ステップ7728の動作から、干渉報告情報7730、例えば一般的ビーコン比報告値、が決定され、格納される。
ステップ7732において、無線端末は、ブロードキャストチャネル信号を介してブロードキャストされる利得調整ファクタ(gain adjustment factor)、例えば現在の交信基地局アタッチメントポイントに対応する利得調整ファクタ、の有無をモニタリングする。動作は、ステップ7732からステップ7734に進み、無線端末は、利得調整ファクタ7736を受信及び格納する。例えば、1つの典型的実施形態においては、利得調整ファクタは、アップリンクトラフィックチャネルレートフラッシュ割り当てオフセット(ulTCHrateFlashAssignmentOffset)値と呼ばれる。幾つかの実施形態において、利得調整値が受信されない場合は、デフォルト値、例えば0dB、が利得調整値に関して用いられる。
ステップ7738において、無線端末は、使用するための報告辞書を識別し、その結果現在の報告辞書識別情報7740が得られる。ステップ7738は、継続的に実行される。幾つかの実施形態においては、報告辞書のうちの1つはデフォルト辞書であり、報告辞書は、例えば無線端末の現在の報告上のニーズにより良く応じるために進行中の動作中に異なる報告辞書に変更することができ、時々変更される。
ステップ7744において、無線端末は、無線端末がアップリンク送信バックログ報告を報告制御ファクタの関数として送信すべきかどうかを決定する。現報告辞書識別情報7740及び報告辞書情報(報告辞書1情報7710、...、報告辞書N情報7712)は、ステップ7712への入力として用いられる。幾つかの実施形態においては、幾つかの送信バックログ報告は、報告制御ファクタを使用し、その他の送信バックログ報告は、報告制御ファクタを使用しない。例えば、1ビットアップリンク要求報告又は3ビットアップリンク要求報告は、報告制御ファクタを使用することができず、4ビットアップリンク要求報告は、報告制御ファクタを使用することができる。幾つかの実施形態においては、幾つかの報告辞書は、報告制御ファクタを使用し、その他の報告辞書は、報告制御ファクタを使用しない。ステップ7744の動作は、無線端末によって継続的に実行される。
無線端末によって通信されることになり、報告制御ファクタを用いることになる各報告に関して、無線端末は、ステップ7746に進む。ステップ7746において、無線端末は、少なくとも1つの報告制御ファクタを、チャネル品質情報、利用可能送信電力情報、デバイス能力情報、及びサービスの質情報のうちの少なくとも1つの関数として生成する。ステップ7746は、サブステップ7748、7752、7754、7758、及び7762を含む。
サブステップ7748において、無線端末は、干渉報告情報7730及び利得調整ファクタ7736を用いて、調整された干渉報告値7750を決定する。例えば、図62の実装を用いる実施形態を考慮すると、干渉報告情報7730は、直近の一般的ビーコン比報告値bであり、調整された干渉報告値7750は、変数bの値であり、利得調整ファクタ7736は、ブロードキャストチャネル変数ulTCHrateFlashAssignmentOffsetの受信値であり、ここで、b=b−ulTCHrateFlashAssignmentOffsetであり、“−”は、dBの意味である。
動作は、サブステップ7748からサブステップ7752に進む。ステップ7752において、無線端末は、第1の報告制御ファクタを干渉情報及び電力情報の関数として決定する。ステップ7752において、無線端末は、制御ファクタに関するマッピング情報7706、送信報告電力情報7724、及び調整された干渉報告情報7750を用いて第1の制御ファクタ値7764を決定する。例えば、図62の情報を用いる実施形態を考慮すると、制御ファクタに関するマッピング情報7706は、第1のカラム6202と、第2のカラム6204と、を含み、送信電力報告情報7724は、x値と呼ばれる直近の送信電力バックオフ報告の値であり、調整された干渉報告値は、b値と呼ばれる調整されたビーコン比報告値であり、第1の制御ファクタ7764は、考慮された入力条件を満たすカラム6204からの決定されたy値である。
動作は、ステップ7752からステップ7754に進み、無線端末は、無線端末によってサポートされる最高レートオプション、例えば無線端末によって現在サポートされておりRmax7756と呼ばれる最高レートオプション、を決定する。動作は、ステップ7754からステップ7758に進み、無線端末は、決定された最高レートオプションRmaxを用いて、セグメント、例えばアップリンクトラフィックチャネルセグメント、に関する決定された最高レートオプションに対応するフレーム数、例えばMACフレーム数、を決定する。ステップ7758の決定ステップは、Nmaxと呼ばれる。
動作は、ステップ7758からステップ7762に進む。ステップ7762において、無線端末は、第2の報告制御ファクタを、干渉情報、電力情報、及び無線端末によってサポートされる最高レートの関数として決定する。ステップ7762において、無線端末は、制御ファクタに関するマッピング情報7706、送信報告電力情報7724、調整された干渉報告情報7750、及び最大フレーム数情報7760を用いて第2の制御ファクタ値7766を決定する。例えば、図62の情報を用いる実施形態を考慮すると、制御ファクタに関するマッピング情報7706は、第1のカラム6202と、第3のカラム6206と、を含み、送信電力報告情報7724は、x値と呼ばれる直近の送信電力バックオフ報告の値であり、調整された干渉報告値は、b値と呼ばれる調整されたビーコン比報告値であり、第2の制御ファクタ7766は、考慮された入力条件を満たすカラム6206からの決定されたz値である。
動作は、ステップ7746から接続ノードB 7768を介してステップ7770に進む。ステップ7770において、無線端末は、通信すべきフレーム数を、前記生成された少なくとも1つの報告制御ファクタの関数として報告値にマッピングする。ステップ7770は、現報告辞書識別情報7740、報告辞書情報1 7710、...、報告辞書N情報7712、第1の制御ファクタ値7764、第2の制御ファクタ値7766、及び要求グループ待ち行列バックログ情報(要求グループ1待ち行列バックログ情報7716、...、要求グループNバックログ情報7718)を入力として用いる。例えば、無線端末が、4ビットアップリンク要求報告に関する図67の報告フォーマットを用いる参照番号=2の要求辞書を現在使用中であり、y=2であり、無線端末がインデック番号=2を有する要求グループ内に4つのフレームのバックログを有しており、従ってN[2]=4であり、無線端末がインデック番号=3を有する要求グループ内に2つのフレームのバックログを有しており、従ってN[3]=2、ceil(N[2]+N[3])/y=ceil(6/2)=3であることを考慮すること。従って、ステップ7770において、報告値は、0b0111の4ビットパターンに設定される。
動作は、ステップ7770からステップ7772に進み、無線端末は、ステップ7770からの前記報告値を含む送信バックログ報告、例えば4ビットアップリンク送信バックログ報告、を基地局に送信する。例えば、ステップ7770の報告値を有するバックログ報告は、幾つかの実施形態においては、専用制御チャネルセグメントを介して通信される。幾つかの実施形態においては、バックログ報告は、同じセグメント内の他の報告とともに通信される。
図78は、様々な実施形態により実装される典型的無線端末7800、例えばモバイルノード、の図である。典型的無線端末7800は、様々な要素がデータ及び情報を交換することができるバス7812を介してひとつに結合された受信機モジュール7802と、送信機モジュール7804と、プロセッサ7806と、ユーザーI/Oデバイス7808と、メモリ7810と、を含む。メモリ7810は、ルーチン7818と、データ/情報7820と、を含む。プロセッサ7806、例えばCPU、は、無線端末の動作を制御するため及び方法を実装するためにメモリ7810内のルーチン7818を実行し、データ/情報7820を用いる。
受信機モジュール7802、例えばOFDM受信機、は、受信アンテナ7803に結合され、無線端末は、受信アンテナ7803を介して基地局からダウンリンク信号を受信する。ダウンリンク信号は、例えば、タイミング/同期化信号、例えばビーコン信号及びパイロット信号と、登録信号と、状態移行信号と、電力制御コマンド信号と、負荷率情報信号と、利得調整信号を含むブロードキャスト信号と、割り当て信号と、ダウンリンクトラフィックチャネル信号と、を含む。受信機モジュール7802は、受信されたダウンリンク信号の少なくとも一部を復号するための復号器7814を含む。
送信機モジュール7804、例えばOFDM送信機、は、送信アンテナ7805に結合され、無線端末は、送信アンテナ7805を介してアップリンク信号を基地局に送信する。幾つかの実施形態においては、送信機及び受信機に関して同じアンテナが用いられる。送信機モジュール7804は、アップリンク信号の少なくとも一部を符号化するための符号器7816を含む。アップリンク信号は、例えば、登録要求信号と、アップリンク送信バックログ要求報告信号、干渉報告、及び電力報告を含む専用制御チャネル信号と、アップリンクトラフィックチャネルセグメント信号と、を含む。
ルーチン7818は、通信ルーチン7822と、無線端末制御ルーチン7824と、を含む。通信ルーチン7822は、無線端末によって用いられる様々な通信プロトコルを実装する。無線端末制御ルーチン7824は、第1の制御ファクタ生成モジュール7826と、第2の制御ファクタ生成モジュール7828と、マッピングモジュール7830と、チャネル品質決定モジュール7832と、送信電力情報生成モジュール7834と、最大送信レート決定モジュール7836と、予想送信レート決定モジュール7840と、を含む。
第1の制御ファクタ生成モジュール7826は、第1の制御ファクタ7870を、チャネル品質情報、利用可能送信電力情報、デバイス能力情報及びサービスの質情報のうちの少なくとも1つの関数として生成する。第2の制御ファクタ生成モジュール7828は、第2の制御ファクタ7872を、チャネル品質情報、利用可能送信電力情報、デバイス能力情報及びサービスの質情報のうちの少なくとも1つの関数として生成する。例えば、1つの典型的実施形態においては、第1の報告制御ファクタ7870は、図62のテーブル6200内の変数zの値であり、第1の制御ファクタ生成モジュール7826は、テーブル6200のカラム6202及び6206の情報、ビーコン比報告情報、送信電力バックオフ報告情報及び最大レート情報を用いて報告制御ファクタzに関する値を決定する。この例を続けると、第2の報告制御ファクタ7872は、図62のテーブル6200内の変数yの値であり、第2の制御ファクタ生成モジュール7828は、テーブル6200のカラム6202及び6204の情報、ビーコン比報告情報及び送信電力バックオフ報告情報を用いて報告制御ファクタyに関する値を決定する。
マッピングモジュール7830は、通信すべきフレーム数、例えばMACフレーム数、を、少なくとも1つの報告制御ファクタの関数として報告値にマッピングする。従って、マッピングモジュール7830は、要求グループ待ち行列情報、例えば(要求グループ1フレーム数7880、...、要求グループNフレーム数7882)の少なくとも一部、を、無線端末によって現在使用中の要求辞書に従って要求報告の決定された値にマッピングする。マッピングモジュール7830は、使用中の辞書に対応する要求辞書情報7844及び第1の報告制御ファクタ7870及び第2の報告制御ファクタ7872のうちの少なくとも1つを用いてマッピングを行い、基地局に通信すべき要求報告値7884を決定する。1つの典型的実施形態においては、要求報告は、4ビットアップリンク要求報告(ULRQST4)であり、無線端末は、図63、65、67及び69によって表される4つの異なる要求辞書をサポートし、無線端末は、通信すべきフレーム数N[0]、N[1]、N[2]、N[3]をそれぞれ有する4つのアップリンク要求グループをサポートし、制御ファクタは、図62に従って決定された変数y及びzの値によって表される。従って、マッピングモジュール7830は、所定のULRQST4報告に関して、要求辞書のうちの1つを使用し、無線端末及び基地局は両方とも、報告に関して無線端末によって使用中の報告辞書を認識している。
チャネル品質決定モジュール7832は、アップリンク干渉情報7854、ダウンリンク干渉情報7858、アップリンク信号対雑音情報7860及びダウンリンク信号対雑音情報7862のうちの少なくとも1つを含む情報を生成する。モジュール7826及びモジュール7828によってそれぞれ決定された報告制御ファクタ7870及び/又は報告制御ファクタ7872のうちの少なくとも1つは、チャネル品質決定モジュール7832によって生成されたチャネル品質情報7852の関数である。幾つかの実施形態においては、両方の報告制御ファクタ7870、7872は、チャネル品質情報7852の関数である。
送信電力情報生成モジュール7834は、利用可能送信電力情報7864、例えば無線端末送信電力バックオフ報告値、を生成する。モジュール7826及びモジュール7828によってそれぞれ決定された報告制御ファクタ7870及び/又は報告制御ファクタ7872のうちの少なくとも1つは、モジュール7834によって生成された利用可能送信電力情報7864の関数である。幾つかの実施形態においては、両方の報告制御ファクタ7870、7872は、利用可能送信電力情報7864の関数である。
最大送信レート決定モジュール7836は、例えばアップリンクトラフィックチャネルセグメントに関して、無線端末によってサポートされる現在の最高レートオプションを決定する(情報7874)。モジュール7826及びモジュール7828によってそれぞれ決定された報告制御ファクタ7870及び/又は報告制御ファクタ7872のうちの少なくとも1つは、無線端末によってサポートされると決定された現最高レートオプション7874が与えられている場合にセグメント7876において通信することができる情報の最大フレーム数の関数である。
予想レート送信モジュール7840は、例えば1つ以上のアップリンクトラフィックチャネルセグメントに関する予想送信レート7878を決定する。幾つかの実施形態においては、報告制御ファクタ及び要求報告値のうちの少なくとも1つを生成することは、予想送信レートの関数として決定される。従って、幾つかの該実施形態においては、決定された予想送信レートは、モジュール7826、7828及び7830のうちの1つによって用いられる。
データ/情報7820は、報告制御ファクタに関するマッピング情報7842と、要求辞書情報7844と、チャネル品質情報7852と、利用可能送信電力情報7864と、デバイス能力情報7866と、サービスの質情報7868と、第1の報告制御ファクタ7870と、第2の報告制御ファクタ7872と、現在サポートされる最大送信レート7874と、現在の最大フレーム/セグメント数7876と、予想送信レート7878と、要求グループ1フレーム数7880、...、要求グループNフレーム数7882と、要求報告決定値7884と、を含む。
一実施形態における報告制御ファクタに関するマッピング情報7842は、図62のテーブル6200の情報を含む。
要求辞書情報7884は、1つ以上の組の要求辞書情報(要求辞書1情報7846、...、要求辞書n情報7848)を含む。要求辞書1情報7846は、要求報告に関するマッピング情報7850を含む。1つの典型的実施形態においては、要求辞書情報7844は、図63のテーブル6300、図65のテーブル6500、図67のテーブル6700及び図69のテーブル6900の情報を含む。例えば、要求報告に関するマッピング情報7850は、図63のテーブル6300に対応することができる。
チャネル品質情報7852は、アップリンク干渉情報7854と、ダウンリンク干渉情報7858と、アップリンク信号対雑音情報7860と、ダウンリンク信号対雑音情報7862と、を含む。アップリンク干渉情報7854は、ビーコン比情報7856を含む。ビーコン比情報7856は、ビーコン比報告情報、例えばビーコン信号、パイロットチャネル信号、及び/又は負荷率情報から導き出されたアップリンク干渉報告値、、及び調整されたビーコン比報告値、を含み、前記調整は、受信されたブロードキャスト利得調整信号の関数として行われる。
利用可能送信電力情報7864、例えば無線端末送信電力バックオフ報告値は、モジュール7834の出力であり、制御ファクタ生成モジュール7826、7828のうちの少なくとも1つによって用いられる。
デバイス能力情報7866は、例えば、アップリンク電力能力情報と、サポートされるアップリンクレートオプション情報と、入力の型、例えば音声、テキスト、及び/又は画像と、バッファリング能力情報と、プログラムサポート情報と、同時並行セッション能力情報と、受信機強度情報と、送信機強度情報と、周波数帯域能力情報と、送信機数と、等を含む。サービスの質情報7868は、例えば、現在の推定されたサービスの質情報と、現在の測定されたサービスの質情報と、ユーザー加入段(subscription tier)サービスレベルと、を含む。
第1の報告制御ファクタ7870及び第2の報告制御ファクタ7872は、モジュール7826、7828のそれぞれの出力であり、要求報告値を決定する際にマッピングモジュール7830によって入力として用いられる。報告制御ファクタの使用は、所定の報告辞書の所定の固定サイズ報告、例えば4ビット報告、に関する報告上の可能性を大幅に拡大させ、それによって広範な報告上の可能性及び広範な異なる量子化方式を容易にする。従って、制御ファクタを入力として用いる小さいサイズ、例えば4ビット報告、は、好ましいことに、広範な報告上の可能性を受け入れることができる。
無線端末が現在受け入れることができる最大アップリンクレートオプションを識別する、現在サポートされる最大レート7874は、最大レート決定モジュール7836の出力である。幾つかの実施形態においては、決定された現在の最大レートオプションは、制御ファクタ生成モジュール7826、7828のうちの少なくとも1つによって用いられるフレーム/セグメント、例えば1つのアップリンクトラフィックチャネルセグメント当たりのMACフレーム、の現在の最大数7876に対応する。予想送信レート7878は、モジュール7840の出力である。
要求グループ1フレーム数7880、...、要求グループNフレーム数7882は、異なる要求グループ待ち行列に対応するアップリンク送信バックログ情報、例えば要求グループ待ち行列の各々に関する送信待ちの状態のMACフレームカウント数、を示す。要求報告決定値7884は、マッピングモジュール7830の出力、例えば4ビットアップリンク要求報告(ULRQST4報告)において通信される4ビットパターン、である。
図79は、図79A及び図79Bの組合せを具備し、様々な実施形態による典型的な基地局動作方法の流れ図7900である。典型的方法は、ステップ7902において開始し、基地局に電源が投入されて初期設定される。動作は、ステップ7902からステップ7904に進む。ステップ7904において、基地局は、少なくとも幾つかの報告制御ファクタを決定する際に無線端末によって用いられる値、例えば利得調整ファクタ、をブロードキャストする。例えば、1つの典型的実施形態においては、利得調整ファクタ、例えばアップリンクトラフィックチャネルレートフラッシュ割り当てオフセット値、は、反復的構造内のブロードキャストチャネルの一部としてブロードキャストされ、ビーコン比報告の値を調整することが意図される。
動作は、ステップ7904からステップ7906に進む。ステップ7906において、基地局は、アップリンク干渉報告、例えばビーコン比報告、を無線端末から受信する。動作は、ステップ7906からステップ7908に進む。ステップ7908において、基地局は、送信電力報告、例えば無線端末送信電力バックオフ報告、を前記無線端末から受信する。動作は、ステップ7908からステップ7910に進む。ステップ7910において、基地局は、送信バックログ報告、例えば4ビットアップリンク要求報告、を前記無線端末から受信し、前記送信バックログ報告は、報告値、例えば多ビット報告値、を通信する。例えば、送信バックログ報告が4ビットアップリンク要求報告(ULRQST4)である典型的実施形態においては、報告値は、16の可能性のうちの1つであることができる。幾つかの実施形態においては、無線端末からの受信された干渉報告、送信電力報告及び送信バックログ報告の各々は、無線端末に割り当てられた同じ専用制御チャネルを通じて受信され、例えば各報告は、異なる専用制御チャネルセグメントにおいて、ただし同じ論理的専用制御チャネルトーンを用いて搬送される。
動作は、ステップ7910からステップ7912に進む。ステップ7912において、基地局は、前記受信された送信バックログ報告に対応する1つの報告制御ファクタ又は複数の報告制御ファクタを決定し、前記報告制御ファクタは、チャネル品質情報、無線端末利用可能送信電力情報、無線端末デバイス能力情報及びサービスの質情報のうちの少なくとも1つの関数である。幾つかの実施形態においては、チャネル品質情報は、アップリンク干渉情報、ダウンリンク干渉情報、アップリンク信号対雑音情報、ダウンリンク信号対雑音情報、アップリンク信号対干渉情報、及びダウンリンク信号対干渉情報のうちの少なくとも1つを含む。、ステップ7912において、基地局は、受信されて現在処理中である送信バックログ報告を生成する際に無線端末によって用いられた同じ報告制御ファクタ、例えば報告制御ファクタの型および報告制御ファクタに関する値、を決定することを試みている。1つの典型的実施形態においては、基地局は、ステップ7906の受信されたアップリンク干渉報告及びステップ7908の受信された送信電力報告から導き出された入力が与えられている場合に、図62のテーブル6200の情報を用いて、制御ファクタy及びzのうちの少なくとも1つに関する値を決定する。
幾つかの実施形態においては、ステップ7912において報告制御ファクタを決定することは、受信された報告値の少なくとも一部分のビットパターンの関数として、複数の報告制御ファクタ型の中から1つの報告制御ファクタ型を決定することを含む。例えば、基地局が図65のテーブル6500の4ビットアップリンク要求辞書マッピングを実装していること、及び報告値が0101、0110、0111、1000のうちの1つであることを考慮すると、この場合は、報告制御ファクタ型yが用いられる。代替として、報告値が1001、1010、1011、1100、1101、1110及び1111のうちの1つである場合は、報告制御ファクタ型zが用いられる。幾つかの実施形態においては、辞書の報告に関するフォーマットは、報告値のビットの一部分の値を考慮することによって使用中の報告制御ファクタの型を決定できるような形でパーティショニングすることができ、例えば、可能な報告値のうちの半数は、第1の型の報告値、例えばy、を使用することに対応することができ、可能な報告値の第2の半数は、第2の型の報告値、例えばz及び1ビット、を使用することに対応することができ、例えば、報告値の最上位ビットを用いて報告制御ファクタの型を決定することができる。
幾つかの実施形態においては、ステップ7912は、サブステップ7914を含む。サブステップ7914において、基地局は、セグメントが無線端末に割り当てられた場合に該無線端末が該セグメントにおいて通信することができる情報の最大フレーム数を推定する。例えば、基地局が図62のテーブル6200の情報を用いることを考慮すると、基地局が制御ファクタzの値を決定することを試みている場合は、基地局は、Nmaxに関する値を計算し、報告制御ファクタzを決定する際にその値を用いる。代替として、基地局が制御ファクタzではなくyの値を決定する必要がある場合は、ステップ7914は飛ばされる。
動作は、ステップ7912からステップ7916に進む。ステップ7916において、基地局は、前記受信された報告値を前記決定された報告制御ファクタの関数として解釈する。例えば、幾つかの典型的実施形態においては、基地局は、無線端末によって使用中の報告辞書を決定し、次に、決定された報告辞書マッピング情報及び決定された報告制御ファクタを用いて、基地局は、報告値、例えば4ビットのパターンによって表される報告値、を解釈する。1つの典型的実施形態においては、基地局は、図63のテーブル6300、図65のテーブル6500、図67のテーブル6700、及び図69のテーブル6900のうちの1つの要求辞書マッピング情報、及び報告制御パラメータy又はzのうちの1つに対応する報告制御ファクタ値を用いて、4ビットアップリンク要求報告の4ビットパターンを解釈する。
ステップ7916は、ステップ7918を含む。ステップ7918において、基地局は、前記無線端末によって送信されるフレームのバックログ情報を決定する。例えば、図63、65、67、及び69の要求辞書を用いる実施形態を考慮すると、その実施形態においては、4つの要求グループ待ち行列に関する情報は、報告値の解釈から復元されるフレームカウント情報N[0]、N[1]、N[2]、及びN[3]によって表される。
動作は、ステップ7916から接続ノードA 7920を介してステップ7922に進む。ステップ7922において、基地局は、第2の送信バックログ報告を前記無線端末から受信し、前記第2の送信バックログ報告は、第2の報告値を通信し、前記第2の送信バックログ報告は、前記送信バックログ報告と同じ型であり、例えば、両報告は、反復的専用制御チャネル構造内の4ビットアップリンク要求報告(ULRQST4)である。
次に、ステップ7924において、基地局は、前記第2の受信された報告に対応する報告制御ファクタを決定し、前記第2の受信された報告に対応する前記報告制御ファクタは、チャネル品質情報、無線端末利用可能送信電力情報、無線端末デバイス能力情報及びサービスの質情報のうちの少なくとも1つの関数である。次に、ステップ7926において、基地局は、前記受信された第2の報告値を前記決定された第2の報告制御ファクタの関数として解釈する。ステップ7926は、ステップ7928を含み、ステップ7928において、基地局は、前記無線端末によって送信されるフレームのバックログ情報を決定する。
幾つかの実施形態においては、第1及び第2の報告値は同じであるが、制御ファクタ値は異なり、前記受信された第2の報告値を解釈することは、前記無線端末によって送信されるフレームのバックログ情報に関して、前記受信された第1の報告値を解釈するのとは異なるバックログ情報を決定する。例えば、基地局が図62のテーブル6200の制御ファクタマッピング及び図65のテーブル6500の4ビットアップリンク要求辞書マッピングを実装していることを考慮すること。さらに、無線端末がステップ7922の前にアップリンク干渉報告及び送信電力報告のうちの少なくとも1つのうちの他の1つを送信していてその結果第1及び第2のULRQST4報告に対応する報告制御ファクタ(y)に関する異なる値が得られていること、及び(ステップ7910及び7922の)第1及び第2の受信されたULRQST4報告は各々が同じビットパターン0101を通信していることを考慮すること。報告制御ファクタy=1である1つの事例においては、基地局は、ビットパターンがceil((N[1]+N[3])/1)=1であり、従ってN[1]+N[3]=1を通信すると解釈する。報告制御ファクタy=2である他方の事例においては、基地局は、ビットパターンがceil((N[1]+N[3])/2)=1であり、従ってN[1]+N[3]=2又はN[1]+N[3]=1を通信すると解釈する。
次に、報告制御ファクタ変数が図62のzであり、報告制御パラメータzは、無線端末に関するいずれかの所定の時点おいて、10の異なる値(1、2、3、4、5、6、7、8、9、10)のうちの1つを、ビーコン比報告値、送信電力バックオフ報告値、及び最大フレーム数(Nmax)の関数として有していることを考慮すること。従って、所定の報告辞書に関する所定のビットパターン、例えば図65の報告辞書のビットパターン1001、に関しては、10の異なる解釈が可能性である。
報告制御ファクタの使用は、固定された報告方式に関する報告、例えば4ビット報告、における少ないビット数に関する報告上の可能性及び利用可能な量子化方式を大幅に拡大可能であることが理解されるべきである。さらに、無線端末及び基地局によって利用されるビーコン比報告及び送信電力バックオフ報告は、報告制御ファクタを生成する以外の目的のために実装及び利用され、従ってこれらの報告は、追加のオーバーヘッドシグナリングを表さないが、バックログ報告上の可能性を向上させるために都合良く用いることができる。
幾つかの実施形態においては、ステップ7930、7932及び7934が実行される。動作は、ステップ7926からステップ7930に進む。
ステップ7930において、基地局は、前記無線端末から第3の送信バックログ報告を受信し、前記第3の送信バックログ報告は、第3の報告値を通信し、前記第3の送信バックログ報告は、前記送信バックログ報告、例えばULRQST4報告と同じ型である。動作は、ステップ7930からステップ7932に進む。ステップ7932において、基地局は、報告制御ファクタを使用せずに前記受信された第3の報告値を解釈することを決定し、報告制御ファクタを使用せずに解釈する前記決定は、前記受信された第3の報告値の少なくとも一部分のビットパターンの関数として実行される。例えば、基地局が図65のテーブル6500の4ビットアップリンク要求辞書マッピングを実装していること、及び第3の報告値は、0000、0001、0010、0011及び0100のうちの1つであることを考慮すること。該状況においては、基地局は、報告を解釈するために報告制御ファクタ、例えばy又はz値、を使用しない。基地局は、幾つかの実施形態においては、報告値のビットパターンを検査することによって報告制御ファクタが使用されないことを決定する。幾つかの実施形態においては、報告制御ファクタの使用又は非使用を意図的にパーティショニングし、それによって、報告のビットのうちの全部ではなく一部を検討することによって報告制御ファクタの使用又は非使用を決定できるようにすることができる。例えば、典型的辞書の典型的報告に関する可能な報告値のうちの半数は、報告制御ファクタの非使用に対応することができ、可能な報告値のうちの半数は、報告制御ファクタの使用に対応することができる。幾つかの該実施形態においては、基地局は、報告値の1つのビット、例えば最上位ビット、の値を検討することによって、報告制御ファクタを使用中であるかどうかを決定することができる。動作は、ステップ7932からステップ7934に進む。ステップ7934において、基地局は、報告制御ファクタを使用せずに前記受信された第3の報告値を解釈し、例えば前記解釈は、前記無線端末によって送信されるフレームのバックログ情報を決定することを含む。
図80は、図80A、図80B及び図80Cの組合せを具備し、様々な実施形態による典型的な基地局動作方法の流れ図8000である。典型的方法の動作は、ステップ8002において開始し、基地局に電源が投入されて初期設定され、ステップ8004、8008、8014、8020、及び8026に進む。
ステップ8004において、基地局は、少なくとも幾つかの報告制御ファクタを決定する際に無線端末によって用いられる値、例えば利得調整値、をブロードキャストする。ステップ8006は、利得調整ファクタ情報8006を入力として用いる。例えば、1つの典型的実施形態においては、利得調整ファクタは、アップリンクトラフィックチャネルレートフラッシュ割り当てオフセット(ulTCHrateFlashAssignmentOffset)値と呼ばれ、基地局によって用いられる反復的タイミング/周波数チャネル構造内のブロードキャストチャネルで複数の異なる変数のうちの1つとしてブロードキャストされる。ステップ8004は、継続的に実行される。
ステップ8008において、基地局は、継続的に、報告辞書使用情報(WT1 8010に関する現在の報告辞書識別情報、...、WT N 8012に関する現在の報告辞書識別情報)を維持する。1つの典型的実施形態においては、基地局は、デフォルト報告辞書を含む4つの異なる報告辞書をサポートし、いずれかの所定の時点において、基地局のアタッチメントポイントを用いる無線端末は、4つの辞書のうちの1つを使用し、無線端末及び基地局は、両方とも、通信中のアップリンクバックログ報告に対応する使用中の報告辞書を知っている。
ステップ8014において、基地局は、継続的に、アップリンク干渉報告、例えばビーコン比報告、を無線端末から受信する。ステップ8014は、受信された干渉報告情報、例えばビーコン比報告情報(無線端末1 8016に関する干渉報告情報、...、無線端末N 8018に関する干渉報告情報)が結果的に得られる。
ステップ8020において、基地局は、継続的に、送信電力報告、例えば無線端末送信電力バックオフ報告、を無線端末から受信する。ステップ8020は、受信された電力報告情報(無線端末1 8022に関する電力報告情報、...、無線端末N 8024に関する電力報告情報)が結果的に得られる。
ステップ8026において、無線端末は、継続的に、送信バックログ報告、例えば4ビットアップリンク要求報告(ULRQST4)を無線端末から受信する。ステップ8026は、受信されたバックログ報告値(無線端末1 8028に関するバックログ報告値、...、無線端末N 8030に関するバックログ報告値)が結果的に得られる。解釈されることになる各々の受信されたバックログ報告値に関して、動作は、ステップ8026から接続ノードA 8032を介してステップ8034に進む。
ステップ8034において、基地局は、受信された送信バックログ報告に対応する1つの報告制御ファクタ又は複数の報告制御ファクタを決定し、前記報告制御ファクタは、チャネル品質情報、無線端末利用可能送信電力、無線端末デバイス能力情報及びサービスの質情報のうちの少なくとも1つの関数である。ステップ8034は、サブステップ8036と、8040と、8050と、8052と、を含む。
サブステップ8036において、基地局は、利得調整ファクタ情報8006を用いて、受信された干渉情報、WTi 8035に関する干渉報告情報を調整し、WTi 8038に関する調整された干渉報告情報を入手する。例えば、入力情報WTi 8035は、(WT1 8016に関する干渉報告情報、...、干渉報告情報8018)のうちの1つであり、ここで、iの値は、決定中の制御ファクタが対応する解釈中のバックログ報告を送信したWTのインデックスと一致する。
動作は、サブステップ8036からサブステップ8040に進む。サブステップ8040において、基地局は、セグメントがWTiに割り当てられた場合に、WTiが該セグメント、例えばアップリンクトラフィックチャネルセグメント、において通信することができる情報の最大フレーム数を推定する。サブステップ8040は、サブステップ8042と、8046と、を含む。サブステップ8042において、基地局は、予想最大レートオプションRmax8044を決定し、ステップ8046において、基地局は、決定された最大レートオプションを用いてRmaxに対応するフレーム数、Nmax8048を決定する。
動作は、サブステップ8040からサブステップ8050に進む。サブステップ8050において、基地局は、第1の報告制御ファクタy8051を、干渉報告情報及び電力報告情報の関数として決定する。サブステップ8050において入力として用いられる電力報告情報は、(WT1 8022に関する電力報告情報、...、WT N 8024に関する電力報告情報)のうちの1つであるWTi 8049に関する電力報告情報であり、ここで、iの値は、決定中の制御ファクタが対応する解釈中のバックログ報告を送信したWTのインデックスと一致する。サブステップ8050において入力として用いられる干渉報告情報は、WTi 8038に関する調整された干渉報告情報である。1つの典型的実施形態においては、第1の制御ファクタ値yは、図62のテーブル6200の第1のカラム6202及び第2のカラム6204に従って決定される。例えば、yの値8051は、1又は2であることができる。
動作は、サブステップ8050からサブステップ8052に進む。サブステップ8052において、基地局は、第2の報告制御ファクタz8053を、干渉報告情報、電力報告情報及びレート情報の関数として決定する。サブステップ8052において入力として用いられる電力報告情報は、(WT1 8022に関する電力報告情報、...、WT N 8024に関する電力報告情報8024)のうちの1つであるWTi 8049に関する電力報告情報であり、ここで、iの値は、決定中の制御ファクタが対応する解釈中のバックログ報告を送信したWTのインデックスと一致する。サブステップ8050において入力として用いられる干渉報告情報は、WTi 8038に関する調整された干渉報告情報である。レート情報に基づくNmax8048もサブステップ8052への入力として用いられる。1つの典型的実施形態においては、第2の制御ファクタ値zは、図62のテーブル6200の第1のカラム6202及び第3のカラム6206に従って決定される。例えば、zの値8053は、組{1、2、3、4、5、6、7、8、9、10}のうちの1つであることができる。
動作は、ステップ8034から接続ノードB 8054を介してステップ8056に進む。ステップ8056において、基地局は、受信された報告値を決定された報告制御ファクタの関数として解釈する。ステップ8056は、サブステップ8058と、8062と、を含む。サブステップ8058において、基地局は、解釈のために用いる報告辞書情報を識別する。基地局は、基地局がWTi 8068に関する現報告辞書識別情報の値に基づいて選択する1つ以上の組の報告辞書情報(報告辞書1情報8064、...、報告辞書N情報8066)を含む。WTi 8068に関する現報告辞書情報は、(WT1 8010に関する現報告辞書ID、...、WT N 8012に関する現報告辞書ID)のうちの1つであり、ここで、iの値は、処理中のバックログ報告が対応する無線端末インデックスの値である。ステップ8058の出力は、識別された報告辞書情報8060である。例えば、基地局が4つの報告辞書をサポートする1つの典型的実施形態においては、情報8060は、図63のテーブル6300、図65のテーブル6500、図67のテーブル6700及び図69のテーブル6900のうちの1つに対応する。
動作は、サブステップ8058からサブステップ8062に進む。サブステップ8062において、基地局は、WTiによって送信されるフレームのバックログ情報を決定する。サブステップ8062は、WTi 8070に関するバックログ報告値、報告制御ファクタy値8051、報告制御ファクタz値8053、及び識別された報告辞書情報8060を入力として用いる。WTi 8070に関するバックログ報告値は、(WT1 8028に関する受信されたバックログ報告値、...、WT N 8030に関する受信されたバックログ報告値)のうちの1つであり、ここで、iの値は、処理中のバックログ報告が対応する無線端末インデックスの値である。例えば1つ以上の要求グループ8063に対応する決定されたバックログ情報は、ステップ8063から出力される。例えば、識別された報告辞書情報8060は、図65のテーブル6500に対応し、バックログ報告値8070は、4ビットパターン0111、y=2及びz=7であることを考慮すること。該事例においては、決定されたバックログ情報は、ceil((N[1]+N[3])/2=3であり、又は、その他のワイヤレス(wireless)においては、要求グループ1及び要求グループ3の組合せは、通信すべき5つ又は6つのフレーム、例えばMACフレーム、のバックログを有する。代替として、識別された報告辞書情報8060が図65のテーブル6500に対応し、バックログ報告値8070は、4ビットパターン0111、y=1及びz=4であることを考慮すること。該事例においては、決定されたバックログ情報は、ceil((N[1]+N[3])/1=3であり、又は、その他のワイヤレスにおいては、要求グループ1及び要求グループ3の組合せは、通信すべき3つのフレーム、例えばMACフレーム、のバックログを有する。代替として、識別された報告辞書情報8060が図65のテーブル6500に対応し、バックログ報告値8070は、4ビットパターン1101、y=2及びz=6であることを考慮すること。該事例においては、決定されたバックログ情報は、ceil((N[1]+N[3])/6=6であり、又は、その他のワイヤレスにおいては、要求グループ1及び要求グループ3の組合せは、通信すべき36又は35又は34又は33又は32又は31のフレーム、例えばMACフレーム、のバックログを有する。代替として、識別された報告辞書情報8060が図65のテーブル6500に対応し、バックログ報告値8070は、4ビットパターン1101、y=1及びz=4であることを考慮すること。該事例においては、決定されたバックログ情報は、ceil((N[1]+N[3])/4=6であり、又は、その他のワイヤレスにおいては、要求グループ1及び要求グループ3の組合せは、通信すべき24又は23又は22又は21又は20又は19のフレーム、例えばMACフレーム、のバックログを有する。従って、観察することができるように、制御ファクタの使用は、同じ要求辞書に対応する4ビットアップリンク要求報告の複数の解釈を可能にし、量子化方式の変形を容易にする。
図81は、様々な実施形態により実装される典型的基地局8100の図である。典型的基地局8100は、様々な要素がデータ及び情報を交換することができるバス8112を介してひとつに結合された受信機モジュール8102と、送信機モジュール8104と、プロセッサ8106と、I/Oインタフェース8108と、メモリ8110と、を含む。メモリ8110は、ルーチン8118と、データ/情報8120と、を含む。プロセッサ8106、例えばCPU、は、基地局8100の動作を制御するため及び方法を実装するためにメモリ8110内のルーチン8118を実行し、データ/情報8120を使用する
受信機モジュール8102、例えばOFDM受信機、は、受信アンテナ8103に結合され、基地局は、受信アンテナ8103を介して無線端末から、例えば無線端末7800から、アップリンク信号を受信する。受信機モジュール8102は、受信されたアップリンク信号の少なくとも一部を復号するための復号器8114を含む。受信されたアップリンク信号は、登録信号と、専用制御チャネル信号と、タイミング制御信号と、アップリンクトラフィックチャネル信号と、を含む。専用制御チャネル信号は、バックログ報告、例えば4ビットアップリンク要求報告(ULRQTS4)と、干渉報告、例えばビーコン比報告と、送信電力報告、例えば無線端末送信電力バックオフ報告と、を含む。
送信機モジュール8104、例えばOFDM送信機、は、送信アンテナ8105に結合され、基地局8100は、送信アンテナ8105を介してダウンリンク信号を無線端末に送信する。送信機モジュール8104は、送信されたダウンリンク信号の少なくとも一部を符号化するための符号器8116を含む。ダウンリンク信号は、タイミング/同期化信号と、登録信号と、割り当て信号と、ダウンリンクトラフィックチャネル信号と、ブロードキャストチャネル信号と、を含む。ブロードキャストチャネル信号は、報告制御ファクタ、例えば利得調整パラメータ、を決定する際に無線端末によって用いられるパラメータを含む。例えば、1つの典型的実施形態においては、
ulTCHrateFlashAssignmentOffsetと呼ばれる利得調整パラメータは、調整されたビーコン比報告値を入手するためにビーコン比報告値をスケーリングする際に無線端末によって用いられ、前記調整されたビーコン比報告値は、報告制御ファクタを決定する際に入力として用いられる。
I/Oインタフェース8108は、その他のネットワークノード、例えばその他の基地局、ルーター、AAAノード、ホームエージェントノード等、及び/又はネットワークに基地局8100を結合させる。従って、I/Oインタフェース8108は、基地局8100をバックホールネットワークに結合させることによって、基地局8100のアタッチメントポイントを用いる無線端末が異なる基地局のアタッチメントポイントを用いるピアノードとの通信セッションに参加することを可能にする。
ルーチン8118は、通信ルーチン8122と、基地局制御ルーチン8124と、を含む。通信ルーチン8122は、基地局8100によって用いられる様々な通信プロトコルを実装する。基地局制御ルーチン8124は、スケジューラモジュール8126と、報告制御ファクタ決定モジュール8128と、報告解釈モジュール8130と、干渉報告復元モジュール8132と、無線端末送信電力報告復元モジュール8134と、無線端末レート決定モジュール8136と、ブロードキャスト制御モジュール8138と、報告辞書モジュール8140と、を含む。
スケジューラモジュール8126は、スケジューリング方針に従って基地局8100のアタッチメントポイントを用いて無線端末へのエアリンク資源をスケジューリングする。エアリンク資源は、ダウンリンク及びアップリンクトラフィックチャネルセグメントを含む。スケジューラモジュール8126は、いずれのアップリンクトラフィックチャネルセグメントがいずれの無線端末に割り当てられるかを決定する際に、受信された送信バックログ報告から導き出された情報を用いる。
報告制御ファクタ決定モジュール8128は、報告制御ファクタの値を決定し、報告制御ファクタは、チャネル品質情報、無線端末利用可能電力情報、無線端末デバイス能力情報及びサービスの質情報のうちの少なくとも1つの関数である。幾つかの実施形態においては、前記報告制御ファクタ決定モジュール8128は、前記報告制御ファクタをチャネル品質情報の関数として決定し、前記チャネル品質情報は、アップリンク干渉情報、ダウンリンク干渉情報、アップリンク信号対雑音情報、ダウンリンク信号対雑音情報、アップリンク信号対干渉情報、及びダウンリンク信号対干渉情報のうちの少なくとも1つを含む。報告制御ファクタ決定モジュール8128は、第1の制御ファクタサブモジュール8142と、第2の制御サブモジュール8144と、を含む。第1の報告制御ファクタサブモジュール8142は、第1の報告制御ファクタ、例えばWT1に関する決定された第1の制御ファクタ8176、の値を決定する。第2の報告制御ファクタサブモジュール8144は、第2の報告制御ファクタ、例えばWT1に関する決定された第2の制御ファクタ8178、の値を決定する。例えば、1つの典型的実施形態においては、2つの報告制御ファクタは、図62のテーブル6200のy及びzであり、報告制御ファクタ決定モジュール8128は、テーブル6200による、受信中の送信バックログ報告、例えばULRQST4、の送信元である無線端末に関するy及びzに関する値を決定する。
報告解釈モジュール8130は、受信されたバックログ報告を送信した無線端末によって通信されるフレームに関連するバックログ情報を決定する。例えば、WT1に関して、受信された送信バックログ報告8150に対応して、基地局は、WT1からの受信されたULRQST4報告の4ビットパターンに対応する報告値8168、例えば0..15の範囲内の整数値、を入手し、前記報告を、決定された制御ファクタ、例えばy及び/又はzの報告制御ファクタ値、の関数として解釈し、解釈された送信バックログ報告情報8156を決定する。様々な実施形態においては、基地局8100は、複数の異なる報告辞書をサポートし、報告解釈モジュール8130は、WTに関する現在の辞書を用いて報告を解釈する。例えば、1つの典型的実施形態においては、基地局8100は、図63のテーブル6300、図65のテーブル6500、図67のテーブル6700及び図69のテーブル6900の情報によって表されるULRQST4報告解釈に関して4つの報告辞書をサポートする。基地局報告解釈モジュール8130は、これらの要求辞書のうちの該当する1つ、決定された報告制御ファクタ、及び入力された報告値を用いて、要求グループ待ち行列フレームカウント情報に関連する情報を決定する。例えば、要求辞書がテーブル6500の1つであり、報告値=0110、及び制御ファクタy=2であることを考慮した場合は、報告解釈モジュールは、ceil((N[1]+N[3])/y)=2であると決定し、換言すると、無線端末に関する要求グループ1及び要求グループ3の組合せは、送信すべきバックログ内に3つ又は4つのMACフレームを有する。
干渉報告復元モジュール8132、例えばビーコン比報告復元モジュール、は、無線端末からの干渉報告及び干渉報告情報、例えば、WT1からの干渉報告8152及び対応する干渉報告情報8170、例えばビーコン比報告値、を復元する。干渉報告情報8170は、制御ファクタ決定モジュール8128によって入力として用いられ、例えば干渉報告情報8170は、図62のテーブル6200に関する変数bの値であり、値bは、利得調整ファクタ8190を用いて報告制御ファクタ決定モジュール8128内の利得調整サブモジュールによって調整され、報告制御ファクタy及びzを決定する際に用いられるbの値が入手される。
無線端末送信電力報告復元モジュール8134は、WTからの送信電力報告、例えば送信電力バックオフ報告、を復元し、電力報告情報、例えば無線端末送信電力利用可能性情報、を決定する。例えば、WT1に対応して、復元モジュール8134は、報告8154を復元し、電力報告情報8174を入手する。電力報告情報8174は、制御ファクタ決定モジュール8128によって入力として用いられ、例えば、電力報告情報は、図62のテーブル6200内の変数xの値である。
ブロードキャスト制御モジュール8138は、利得調整ファクタ8190を含むブロードキャスト通信チャネルパラメータのブロードキャストを制御する。利得調整ファクタパラメータ値8190、例えば図62に関して説明されるulTCHrateFlashAssignmentOffsetの値、は、報告制御ファクタを決定する際に無線端末によって用いられる。基地局8100は、ブロードキャスト利得調整パラメータを知っており、報告制御ファクタ決定モジュール8128も、対応する制御ファクタを決定する際に利得調整ファクタ8190を使用し、例えば、調整された干渉報告値8172が干渉報告値8170から得られる。
無線端末レート決定モジュール8136は、無線端末に対応するレートオプション、例えば、無線端末がアップリンクトラフィックチャネルセグメントに関して使用予定の最大レートオプション、を決定する。幾つかの実施形態においては、レート決定モジュール8136は、決定されたレートオプションに対応するフレーム、例えばMACフレーム、の最大数を決定する。幾つかの実施形態においては、最大フレーム数情報を決定するために別個のモジュールが用いられる。典型的実施形態においては、モジュール8128によって決定される報告制御ファクタの少なくとも一部は、無線端末に関する現最大レートオプション情報の関数として決定される。例えば、1つの典型的実施形態においては、無線端末に関する決定された現最大レートオプション、例えばRmax値、から導き出された最大フレーム情報、例えばNmax値、が、図62のテーブル6200の報告制御ファクタパラメータzの値を決定するために報告制御ファクタ決定モジュール8128によって用いられる。
報告辞書モジュール8140は、基地局8100アタッチメントポイントを用いる無線端末に対応する現在の報告辞書識別情報8146、例えばWT1現要求辞書識別情報、を維持する。従って、モジュール8140は、無線端末によって使用中の現報告辞書を追跡し、報告解釈モジュール8130が送信バックログ報告値を解釈時に基地局が該当する要求辞書を用いることができるようにする。
データ/情報8120は、複数の組の無線端末データ/情報(WT1データ/情報8145、...、WT Nデータ/情報8147)と、複数の要求辞書情報(要求辞書1情報8184、...、要求辞書N情報8186)と、報告制御ファクタマッピング情報8188と、利得調整ファクタ8190と、を含む。1つの典型的実施形態においては、基地局8100は、4つの要求辞書をサポートし、報告辞書情報は、図63のテーブル6300、図65のテーブル6500、図67のテーブル6700及び図69のテーブル6900の情報を含む。報告制御マッピング情報8188は、例えば、報告制御ファクタy及びzを導き出すために用いられる図62のテーブル6200に含まれる情報を含む。利得調整ファクタ8190、例えばulTCHrateFlashAssignmentOffset等のパラメータ、は、報告制御ファクタを決定する際にWT及びBS8100の両方によって用いられ、送信機モジュール8104を介してブロードキャスト通信チャネルを通じてブロードキャスト制御モジュール8140の制御下でブロードキャストされる。
WT1データ/情報8145は、現要求辞書識別情報8146と、受信された報告8148と、解釈された送信バックログ報告情報8156と、複数の要求グループフレーム情報(要求グループ0フレーム情報8158、...、要求グループNフレーム情報8160)と、デバイス能力情報8162と、サービスの質情報8164と、その他の品質情報8166と、報告値8168と、干渉報告情報8170と、調整された干渉報告情報8172と、電力報告情報8174と、決定された第1の制御ファクタ8176と、決定された第2の制御ファクタ8178と、最大レート情報8180と、最大フレーム数情報8182と、を含む。
受信された報告8148は、送信バックログ報告8150と、干渉報告8152と、無線端末送信電力報告8154と、を含む。1つの典型的実施形態においては、送信バックログ報告は、4ビットアップリンクトラフィック要求報告(ULRQST4)であり、干渉報告は、4ビットダウンリンクビーコン比報告(DLBNR4)であり、無線端末電力報告は、5ビットアップリンク送信バックオフ報告(ULTxBKF5)又は4ビットアップリンク送信バックオフ報告(ULTxBKF4)である。報告値8168、例えば報告の情報ビット又はビットによって搬送される整数値又はビットパターン、例えば4ビットパターン0110、は、受信された送信バックログ報告8150に対応する。干渉報告情報8170、例えば受信された干渉報告8152から得られた単位がdBの値、は、例えば、−3dB乃至26dBの範囲内の図29のテーブル2900の値のうちの1つである。
調整された干渉報告情報8172は、干渉報告情報8170値及び利得調整ファクタ8190値の組合せを表す。電力報告情報8174は、受信された無線端末送信電力報告から入手され、例えば、6.5dB乃至40dBの範囲内の図26のテーブル2600のULTxBKF5の値である。
決定された第1の制御ファクタ8176は、第1の制御ファクタサブモジュール8142の出力であり、決定された第2の制御ファクタ8178は、第2の制御ファクタサブモジュール8144の出力である。1つの典型的実施形態においては、2つの報告制御ファクタは、図62のテーブル6200の変数y及びzによって表される。
解釈された送信バックログ報告情報8156は、報告解釈モジュール8130の出力、例えば、1つ以上の要求グループに対応するWT1によってアップリンクトラフィックチャネルセグメントにおいて送信される情報のMACフレームのカウントである。要求グループ0フレーム情報8158は、WT1に関するバックログ内の要求グループ0に対応するフレーム数の基地局推定値を含み、要求グループNフレーム情報8160は、WT1に関するバックログ内の要求グループNに対応するフレーム数の基地局推定値を含む。要求グループフレーム情報(8158,...、8160)は、解釈された送信バックログ報告情報8156に基づいて更新される。
デバイス能力情報8162は、例えば、アップリンク電力能力情報と、サポートされるアップリンクレートオプション情報と、入力の型、例えば音声、テキスト、及び/又は画像、と、バッファリング能力情報と、プログラムサポート情報と、同時並行セッション能力情報と、受信機強度情報と、送信機強度情報と、周波数帯域能力情報と、送信機数と、等を含む。サービスの質情報8164は、例えば、現在の推定されたサービスの質情報と、現在の測定されたサービスの質情報と、ユーザー加入段サービスレベルと、を含む。その他の品質情報8166は、ダウンリンク干渉情報と、アップリンク信号対雑音情報と、ダウンリンク信号対雑音情報と、アップリンク信号対干渉情報と、ダウンリンク信号対雑音情報と、を含む。
WT1データ/情報8145は、セグメント、例えば基地局のスケジューラ8126によってWT1に割り当てられたアップリンクトラフィックチャネルセグメント、を識別する情報も含む。さらに、データ/情報8145は、WT1に割り当てられたトラフィックチャネルセグメントを介して受信及び/又は送信されたユーザーデータ、例えば音声、オーディオ、画像、テキスト、及び/又はファイルデータ、例えば、WT1のピアノードを対象にしており、WT1に割り当てられたアップリンクトラフィックチャネルセグメントを介して受信されたWT1からのユーザーデータのMACフレーム、も含む。
様々な実施形態の技術は、ソフトウェア、ハードウェア及び/又はソフトウェアとハードウェアの組合せを用いて実装することができる。様々な実施形態は、装置、例えばモバイル端末等のモバイルノード、基地局、通信システム、を対象とするものである。さらに、方法、例えばモバイルノード、基地局及び/又は通信システム、例えばホスト、を制御する及び/又は動作させる方法、も対象とする。様々な実施形態は、1つ以上のステップを実装するように機械を制御するための機械によって読み取り可能な命令を含む機械によって読み取り可能な媒体、例えばROM、RAM、CD、ハードディスク等も対象とする。
様々な実施形態においては、本明細書において説明されるノードは、1つ以上の方法に対応するステップ、例えば信号処理ステップ、メッセージ生成ステップ及び/又は送信ステップ、を実行するための1つ以上のモジュールを用いて実装される。従って、幾つかの実施形態においては、様々な特長がモジュールを用いて実装される。該モジュールは、ソフトウェア、ハードウェア又はソフトウェアとハードウェアの組合せを用いて実装することができる。上述される方法又は方法ステップの多くは、上述される方法の全部又は一部を例えば1つ以上のノード内に実装するために、機械、例えば追加のハードウェアを有する又は有さない汎用コンピュータ、を制御するための、メモリデバイス、例えばRAM、フロッピー(登録商標)ディスク等の機械によって読み取り可能な媒体、に含まれている機械によって実行可能な命令、例えばソフトウェア、を用いて実装することができる。従って、とりわけ、様々な実施形態は、機械、例えばプロセッサ及び関連するハードウェア、に上述される方法のステップのうちの1つ以上を実行させるための機械によって実行可能な命令を含む機械によって読み取り可能な媒体を対象とする。
OFDMシステムに関して説明されている一方で、様々な実施形態の方法及び装置の少なくとも一部は、数多くの非OFDM及び/又は非セルラーシステムを含む広範な通信システムに対しても適用可能である。
上記の説明に鑑みて、上述される様々な実施形態の方法及び装置に関する数多くの追加の変形が当業者にとって明確になるであろう。該変形は、適用範囲内にあるとみなされるべきである。実施形態の方法及び装置は、CDMA、直交周波数分割多重化(OFDM)、及び/又はアクセスノードとモバイルノードとの間において無線通信リンクを提供するために用いることができる様々なその他の型の通信技術とともに用いることができ、様々な実施形態において用いられている。幾つかの実施形態においては、アクセスノードは、OFDM及び/又はCDMAを用いてモバイルノードとの通信リンクを構築する基地局として実装される。様々な実施形態においては、モバイルノードは、方法を実装するための、受信機/送信機回路及び論理及び/又はルーチンを含むノート型コンピュータ、パーソナルデータアシスタント(PDA)、又はその他のポータブルデバイスとして実装される。

Claims (84)

  1. 送信バックログ情報を報告する方法であって、
    少なくとも1つの報告制御ファクタをチャネル品質情報、利用可能送信電力情報、デバイス能力情報及びサービスの質情報のうちの少なくとも1つの関数として生成することと、
    通信すべきフレーム数を前記生成された少なくとも1つの報告制御ファクタの関数として報告値にマッピングすること、とを具備する、方法。
  2. 前記報告制御ファクタは、チャネル品質情報の関数であり、前記チャネル品質情報は、アップリンク干渉情報、ダウンリンク干渉情報、アップリンク信号対雑音情報、ダウンリンク信号対雑音情報、アップリンク信号対干渉情報、及びダウンリンク信号対干渉情報のうちの少なくとも1つを含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記報告制御ファクタは、チャネル品質情報の関数であり、前記チャネル品質情報は、アップリンク干渉情報を含む請求項1に記載の方法。
  4. 前記アップリンク干渉情報は、ビーコン比情報を含む請求項3に記載の方法。
  5. 前記報告制御ファクタは、利用可能送信電力情報の関数であり、前記利用可能送信電力情報は、少なくとも前記フレームを含む情報の送信に関して利用可能な送信電力量を示す情報を含む請求項1に記載の方法。
  6. 前記報告制御ファクタは、セグメントにおいて通信可能な情報の最大フレーム数の関数である請求項1に記載の方法。
  7. セグメントにおいて通信可能な情報の前記最大フレーム数は、前記無線端末がサポートすることができる最高レートオプションの関数である請求項6に記載の方法。
  8. 制御ファクタを生成することは、予想送信レートを決定することを含む請求項1に記載の方法。
  9. 前記マッピングは、前記予想送信レートに依存して異なる形で量子化することを含む請求項8に記載の方法。
  10. 干渉報告及び送信電力報告のうちの少なくとも1つを格納値の関数として少なくとも1つの報告制御ファクタにマッピングする情報を格納することをさらに具備する請求項1に記載の方法。
  11. 前記干渉報告は、ビーコン比報告であり、前記送信電力報告は、送信電力バックオフ報告であり、前記格納値は、条件付き限度値を含む請求項10に記載の方法。
  12. 前記報告制御ファクタは、他のファクタの関数であり、前記他のファクタは、基地局から受信される請求項2に記載の方法。
  13. 前記他のファクタは、干渉報告利得調整値である請求項12に記載の方法。
  14. 前記干渉報告利得調整ファクタは、アップリンクトラフィックチャネルレートフラッシュ割り当てオフセットである請求項12に記載の方法。
  15. 通信すべきフレーム数を前記生成された少なくとも1つの報告制御ファクタの関数として報告値に前記マッピングすることは、
    使用する報告制御ファクタ型をバックログ量の関数として複数の報告制御ファクタ型の中から選択することを含む請求項1に記載の方法。
  16. 通信すべきフレーム数を前記生成された少なくとも1つの報告制御ファクタの関数として報告値に前記マッピングすることは、
    使用する報告制御ファクタ型を無線端末が報告することを希望する情報の型の関数として複数の報告制御ファクタ型の中から選択することを含む請求項1に記載の方法。
  17. 通信すべき他のフレーム数を他の報告値にマッピングすることであって、他のフレーム数を前記マッピングすることは、報告制御ファクタを適用しないことを選択することを含むことをさらに具備する請求項1に記載の方法。
  18. 報告制御ファクタを適用しないことを前記選択することは、報告される情報型およびバックログ量のうちの少なくとも1つの関数として実行される請求項17に記載の方法。
  19. 無線端末であって、
    第1の制御ファクタをチャネル品質情報、利用可能送信電力情報、デバイス能力情報及びサービスの質情報のうちの少なくとも1つの関数として生成するための第1の制御ファクタ生成モジュールと、
    通信すべきフレーム数を前記生成された少なくとも1つの報告制御ファクタの関数として報告値にマッピングするためのマッピングモジュールと、を具備する、無線端末。
  20. アップリンク干渉情報、ダウンリンク干渉情報、アップリンク信号対雑音情報、ダウンリンク信号対雑音情報、アップリンク信号対干渉情報、及びダウンリンク信号対干渉情報のうちの少なくとも1つを含む情報を生成するためのチャネル品質決定モジュールをさらに具備し、前記報告制御ファクタは、前記チャネル品質決定モジュールによって生成されたチャネル品質情報の関数である請求項19に記載の無線端末。
  21. 前記チャネル品質決定モジュールによって生成された前記アップリンク干渉情報は、ビーコン比情報を含む請求項20に記載の無線端末。
  22. 利用可能送信電力情報を生成するための送信電力情報生成モジュールをさらに具備し、前記報告制御ファクタは、生成された利用可能送信電力情報の関数である請求項19に記載の無線端末。
  23. 前記無線端末によってサポートされる現在の最高レートオプションを決定するための送信レート決定モジュールをさらに具備し、前記報告制御ファクタは、前記無線端末によってサポートされることが決定された前記現在の最高レートオプションが与えられた場合にセグメントにおいて通信することができる情報の最大フレーム数の関数である請求項19に記載の無線端末。
  24. 予想送信レート決定モジュールをさらに具備し、制御ファクタを生成することは、予想送信レートを決定することを含む請求項19に記載の無線端末。
  25. 干渉報告値及び送信電力報告値のうちの少なくとも1つを報告制御ファクタ値にマッピングする格納されたマッピング情報をさらに具備する請求項19に記載の無線端末。
  26. 無線端末であって、
    第1の制御ファクタをチャネル品質情報、利用可能送信電力情報、デバイス能力情報及びサービスの質情報のうちの少なくとも1つの関数として生成するための制御ファクタ生成手段と、
    通信すべきフレーム数を前記生成された少なくとも1つの報告制御ファクタの関数として報告値にマッピングするためのマッピング手段と、を具備する、無線端末。
  27. アップリンク干渉情報、ダウンリンク干渉情報、アップリンク信号対雑音情報、ダウンリンク信号対雑音情報、アップリンク信号対干渉情報、及びダウンリンク信号対干渉情報のうちの少なくとも1つを含む情報を生成するためのチャネル品質決定手段をさらに具備し、前記報告制御ファクタは、前記チャネル品質決定モジュールによって生成されたチャネル品質情報の関数である請求項26に記載の無線端末。
  28. 前記チャネル品質決定モジュールによって生成された前記アップリンク干渉情報は、ビーコン比情報を含む請求項27に記載の無線端末。
  29. 利用可能送信電力情報を生成するための送信電力情報生成手段をさらに具備し、前記報告制御ファクタは、生成された利用可能送信電力情報の関数である請求項26に記載の無線端末。
  30. 前記無線端末によってサポートされる現在の最高レートオプションを決定するための送信レート決定手段をさらに具備し、前記報告制御ファクタは、前記無線端末によってサポートされることが決定された前記現在の最高レートオプションが与えられた場合にセグメントにおいて通信することができる情報の最大フレーム数の関数である請求項26に記載の無線端末。
  31. 予想データ送信レートを決定するための予想送信レート決定手段をさらに具備し、制御ファクタを生成することは、予想データ送信レートを決定することを含む請求項26に記載の無線端末。
  32. 干渉報告値及び送信電力報告値のうちの少なくとも1つを報告制御ファクタ値にマッピングするマッピング情報を格納するための手段をさらに具備する請求項26に記載の無線端末。
  33. 送信バックログ情報を報告する方法を実行するために無線端末を制御するための機械によって実行可能な命令を具体化したコンピュータによって読み取り可能な媒体であって、前記方法は、
    少なくとも1つの報告制御ファクタを、チャネル品質情報、利用可能送信電力情報、デバイス能力情報及びサービスの質情報のうちの少なくとも1つの関数として生成することと、
    通信すべきフレーム数を前記生成された少なくとも1つの報告制御ファクタの関数として報告値にマッピングすること、とを具備する、コンピュータによって読み取り可能な媒体。
  34. 前記報告制御ファクタは、チャネル品質情報の関数であり、前記チャネル品質情報は、アップリンク干渉情報、ダウンリンク干渉情報、アップリンク信号対雑音情報、ダウンリンク信号対雑音情報、アップリンク信号対干渉情報、及びダウンリンク信号対干渉情報のうちの少なくとも1つを含む請求項33に記載のコンピュータによって読み取り可能な媒体。
  35. 前記報告制御ファクタは、チャネル品質情報の関数であり、前記チャネル品質情報は、アップリンク干渉情報を含む請求項33に記載のコンピュータによって読み取り可能な媒体。
  36. 前記アップリンク干渉情報は、ビーコン比情報を含む請求項35に記載のコンピュータによって読み取り可能な媒体。
  37. 前記報告制御ファクタは、利用可能送信電力情報の関数であり、
    前記利用可能送信電力情報は、少なくとも前記フレームを含む情報の送信に関して利用可能な送信電力量を示す情報を含む請求項33に記載のコンピュータによって読み取り可能な媒体。
  38. 前記報告制御ファクタは、セグメントにおいて通信可能な情報の最大フレーム数の関数である請求項33に記載のコンピュータによって読み取り可能な媒体。
  39. セグメントにおいて通信可能な情報の前記最大フレーム数は、前記無線端末がサポートすることができる最高レートオプションの関数である請求項38に記載のコンピュータによって読み取り可能な媒体。
  40. 前記マッピングステップの一部として予想送信レートに依存して異なる形で量子化するための機械によって実行可能な命令をさらに具体化する請求項34に記載のコンピュータによって読み取り可能な媒体。
  41. 通信システムにおいて動作可能な装置であって、
    少なくとも1つの報告制御ファクタをチャネル品質情報、利用可能送信電力情報、デバイス能力情報及びサービスの質情報のうちの少なくとも1つの関数として生成し、
    通信すべきフレーム数を前記生成された少なくとも1つの報告制御ファクタの関数として報告値にマッピングするように構成されたプロセッサを具備する、装置。
  42. 前記報告制御ファクタは、チャネル品質情報の関数であり、前記チャネル品質情報は、アップリンク干渉情報、ダウンリンク干渉情報、アップリンク信号対雑音情報、ダウンリンク信号対雑音情報、アップリンク信号対干渉情報、及びダウンリンク信号対干渉情報のうちの少なくとも1つを含む請求項41に記載の装置。
  43. 前記報告制御ファクタは、チャネル品質情報の関数であり、前記チャネル品質情報は、アップリンク干渉情報を含む請求項41に記載の装置。
  44. 基地局動作方法であって、
    送信バックログ報告を無線端末から受信することであって、前記送信バックログ報告は、報告値を通信することと、
    前記受信された報告に対応する報告制御ファクタを決定することであって、前記報告制御ファクタは、チャネル品質情報、無線端末利用可能送信電力情報、無線端末デバイス能力情報及びサービスの質情報のうちの少なくとも1つの関数であること、とを具備する、方法。
  45. 前記報告値は、多ビット報告値である請求項44に記載の方法。
  46. 前記受信された報告値を前記決定された報告制御ファクタの関数として解釈することをさらに具備する請求項44に記載の方法。
  47. 前記受信された報告値を前記決定された報告制御ファクタの関数として解釈することは、前記無線端末によって送信されるフレームに関連するバックログ情報を決定することを含む請求項46に記載の方法。
  48. 前記報告制御ファクタは、チャネル品質情報の関数であり、前記チャネル品質情報は、アップリンク干渉情報、ダウンリンク干渉情報、アップリンク信号対雑音情報、ダウンリンク信号対雑音情報、アップリンク信号対干渉情報、及びダウンリンク信号対干渉情報のうちの少なくとも1つを含む請求項47に記載の方法。
  49. 前記チャネル品質情報は、アップリンク干渉情報を含み、前記アップリンク干渉情報は、ビーコン比報告情報を含み、
    前記報告制御ファクタを決定する前記ステップの前に、ビーコン比報告を前記無線端末から受信することをさらに具備する請求項48に記載の方法。
  50. 前記報告制御ファクタは、無線端末送信電力情報の関数であり、
    前記報告制御ファクタを決定する前記ステップの前に、送信電力情報報告を前記無線端末から受信することをさらに具備する請求項47に記載の方法。
  51. 報告制御ファクタを決定する前記ステップは、セグメントが前記無線端末に割り当てられた場合に前記無線端末が前記セグメントにおいて通信することができる情報の最大フレーム数を推定することを含む請求項47に記載の方法。
  52. 前記報告制御ファクタは、他のファクタの関数であり、
    前記送信バックログ報告を受信する前に前記他のファクタを表す値をブロードキャストすることをさらに具備する請求項48に記載の方法。
  53. 第2の送信バックログ報告を前記無線端末から受信することであって、前記第2の送信バックログ報告は、第2の報告値を通信し、前記第2の送信バックログ報告は、前記送信バックログ報告と同じ型であることと、
    前記第2の受信された報告に対応する報告制御ファクタを決定することであって、前記報告制御ファクタは、チャネル品質情報、無線端末利用可能送信電力情報、無線端末デバイス能力情報及びサービスの質情報のうちの少なくとも1つの関数であることと、
    前記受信された第2の報告値を前記決定された第2の報告制御ファクタの関数として解釈すること、とをさらに具備する請求項47に記載の方法。
  54. 前記報告値及び前記第2の報告値は、同じであり、前記対応する制御ファクタ値は、異なり、前記受信された第2の報告値を解釈することは、前記無線端末によって送信されるフレームに関連するバックログ情報に関して、前記受信された報告値を解釈するのとは異なるバックログ情報を決定する請求項53に記載の方法。
  55. 報告制御ファクタを決定することは、前記受信された報告値の少なくとも一部分のビットパターンの関数として複数の報告制御ファクタ型の中から報告制御ファクタ型を決定することを含む請求項47に記載の方法。
  56. 追加の送信バックログ報告を無線端末から受信することであって、前記追加の送信バックログ報告は、他の報告値を通信することと、
    前記受信された他の報告値を報告制御ファクタを用いずに解釈することを決定することであって、報告制御ファクタを用いずに解釈することを前記決定することは、前記受信された他の報告値の少なくとも一部分のビットパターンの関数として実行されること、とをさらに具備する請求項47に記載の方法。
  57. 基地局であって、
    無線端末から報告を受信するための受信機モジュールであって、前記報告は、送信バックログ報告を含み、送信バックログ報告は、報告値を通信する受信機モジュールと、
    報告制御ファクタの値を決定するための報告制御ファクタ決定モジュールであって、前記報告制御ファクタは、チャネル品質情報、無線端末利用可能送信電力情報、無線端末デバイス能力情報及びサービスの質情報のうちの少なくとも1つのの関数である報告制御ファクタ決定モジュールと、を具備する、基地局。
  58. 前記報告値は、多ビット報告値である請求項57に記載の基地局。
  59. 前記受信された報告値を決定された報告制御ファクタの関数として解釈するための報告解釈モジュールをさらに具備する請求項57に記載の基地局。
  60. 前記報告解釈モジュールは、前記受信された報告値を送信した無線端末によって通信されるフレームに関連するバックログ情報を決定する請求項59に記載の基地局。
  61. 前記報告制御ファクタ決定モジュールは、前記報告制御ファクタをチャネル品質情報の関数として決定し、前記チャネル品質情報は、アップリンク干渉情報、ダウンリンク干渉情報、アップリンク信号対雑音情報、ダウンリンク信号対雑音情報、アップリンク信号対干渉情報、及びダウンリンク信号対干渉情報のうちの少なくとも1つを含む請求項60に記載の基地局。
  62. 前記チャネル品質情報は、アップリンク干渉情報を含み、前記アップリンク干渉情報は、ビーコン比報告情報を含み、前記受信機は、ビーコン比報告も受信し、
    無線端末から通信されたビーコン比報告値を復元するためのビーコン比報告モジュールをさらに具備する請求項61に記載の基地局。
  63. 前記報告制御ファクタは、無線端末送信電力情報の関数であり、前記受信機は、無線端末送信電力報告も受信し、
    無線端末送信電力利用可能性情報を決定するための無線端末送信電力報告復元モジュールをさらに具備する請求項60に記載の基地局。
  64. 少なくとも幾つかの報告制御ファクタは、現在の最大無線端末レートオプションの関数として決定され、
    前記無線端末がアップリンクトラフィックチャネルセグメントに関して使用することになる前記最大レートオプションを決定するための無線端末最大レート決定モジュールをさらに具備する請求項60に記載の基地局。
  65. 少なくとも幾つかの報告制御ファクタは、ブロードキャスト通信チャネルを通じてブロードキャストされる調整パラメータの関数として決定され、
    前記調整パラメータを送信するための送信機をさらに具備する請求項60に記載の基地局。
  66. 基地局であって、
    無線端末から報告を受信するための手段であって、前記報告は、送信バックログ報告を含み、送信バックログ報告は、報告値を通信する手段と、
    報告制御ファクタの値を決定するための決定手段であって、前記報告制御ファクタは、チャネル品質情報、無線端末利用可能送信電力情報、無線端末デバイス能力情報及びサービスの質情報のうちの少なくとも1つの関数である決定手段と、を具備する、基地局。
  67. 前記報告値は、多ビット報告値である請求項66に記載の基地局。
  68. 前記受信された報告値を決定された報告制御ファクタの関数として解釈するための手段をさらに具備する請求項66に記載の基地局。
  69. 前記受信された報告値を解釈するための前記手段は、前記受信されたバックログ報告を送信した無線端末によって通信されるフレームに関連するバックログ情報を決定する請求項68に記載の基地局。
  70. 前記決定手段は、前記報告制御ファクタをチャネル品質情報の関数として決定し、前記チャネル品質情報は、アップリンク干渉情報、ダウンリンク干渉情報、アップリンク信号対雑音情報、ダウンリンク信号対雑音情報、アップリンク信号対干渉情報、及びダウンリンク信号対干渉情報のうちの少なくとも1つを含む請求項69に記載の基地局。
  71. 前記チャネル品質情報は、アップリンク干渉情報を含み、前記アップリンク干渉情報は、ビーコン比報告情報を含み、前記受信機は、ビーコン比報告も受信し、
    無線端末から通信されたビーコン比報告値を復元するためのビーコン比報告手段をさらに具備する請求項70に記載の基地局。
  72. 前記報告制御ファクタは、無線端末送信電力情報の関数であり、前記受信機は、無線端末送信電力報告も受信し、
    無線端末送信電力利用可能性情報を受信された無線端末送信電力報告から決定するための送信電力情報復元手段をさらに具備する請求項69に記載の基地局。
  73. 少なくとも幾つかの報告制御ファクタは、現在の最大無線端末レートオプションの関数として決定され、前記無線端末は、
    前記無線端末がアップリンクトラフィックチャネルセグメントに関して使用することになる前記最大レートオプションを決定するための無線端末送信レート決定手段をさらに具備する請求項69に記載の基地局。
  74. 少なくとも幾つかの報告制御ファクタは、ブロードキャスト通信チャネルを通じてブロードキャストされる調整パラメータの関数として決定され、
    前記調整パラメータを送信するための手段をさらに具備する請求項69に記載の基地局。
  75. 方法を実装するために基地局を制御するための機械によって実行可能な命令を具体化したコンピュータによって読み取り可能な媒体であって、前記方法は、
    送信バックログ報告を無線端末から受信することであって、前記送信バックログ報告は、報告値を通信することと、
    前記受信された報告に対応する報告制御ファクタを決定することであって、前記報告制御ファクタは、チャネル品質情報、無線端末利用可能送信電力情報、無線端末デバイス能力情報及びサービスの質情報のうちの少なくとも1つのの関数であること、とを具備する、コンピュータによって読み取り可能な媒体。
  76. 前記報告値は、多ビット報告値である請求項75に記載のコンピュータによって読み取り可能な媒体。
  77. 前記受信された報告値を前記決定された報告制御ファクタの関数として解釈するための機械によって実行可能な命令をさらに具体化した請求項75に記載のコンピュータによって読み取り可能な媒体。
  78. 前記無線端末によって送信されるフレームに関連するバックログ情報を、前記受信された報告値を前記決定された報告制御ファクタの関数として解釈する前記ステップの一部として決定するための機械によって実行可能な命令をさらに具体化する請求項77に記載のコンピュータによって読み取り可能な媒体。
  79. 前記報告制御ファクタは、チャネル品質情報の関数であり、前記チャネル品質情報は、アップリンク干渉情報、ダウンリンク干渉情報、アップリンク信号対雑音情報、ダウンリンク信号対雑音情報、アップリンク信号対干渉情報、及びダウンリンク信号対干渉情報のうちの少なくとも1つの含む請求項78に記載のコンピュータによって読み取り可能な媒体。
  80. 前記チャネル品質情報は、アップリンク干渉情報を含み、前記アップリンク干渉情報は、ビーコン比報告情報を含み、
    前記報告制御ファクタを決定する前記ステップの前に、ビーコン比報告を前記無線端末から受信することをさらに具備する請求項79に記載の方法。
  81. 前記報告制御ファクタは、無線端末送信電力情報の関数であり、
    前記報告制御ファクタを決定する前記ステップの前に送信電力情報を前記無線端末から受信するための機械によって実行可能な命令をさらに具体化する請求項78に記載のコンピュータによって読み取り可能な媒体。
  82. 通信システムにおいて動作可能な装置であって、
    送信バックログ報告を無線端末から受信し、
    前記受信された報告に対応する報告制御ファクタを決定するように構成されたプロセッサであって、前記送信バックログ報告は、報告値を通信し、前記報告制御ファクタは、チャネル品質情報、無線端末利用可能送信電力情報、無線端末デバイス能力情報及びサービスの質情報のうちの少なくとも1つの関数であるプロセッサ、を具備する、装置。
  83. 前記報告値は、多ビット報告値である請求項82に記載の装置。
  84. 前記プロセッサは、前記受信された報告値を前記決定された報告制御ファクタの関数として解釈するように構成される請求項82に記載の装置。
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