JP2012096056A5 - - Google Patents

Description

他の態様では、例えば、図４Ｂに示すとおり、送達機構６は、リザーバ２に、例えば、レーザー、熱線、ドリル装置または類似の機構によって形成された１または２以上の開口部７を備えている。１または２以上の開口部７は、リザーバ２の全長にわたって、および／または、リザーバ２の遠位端４に位置することができる。１または２以上の開口部７の数および大きさは、剤の所望の送達速度に依存して変えることができ、当業者が容易に決定することができる。

Claims (14)

1. 患者の眼の内部に剤を送達するための持続的送達デバイスであって、
   剤がデバイスへと注入される貫通可能な表面を有する、デバイスの近位端の近傍に位置する注入ポート；
   前記注入ポートと流体連通し、および剤を含むようになっている非膨張性材料で形成される再充填可能なリザーバ；ならびに
   デバイスの遠位端に位置し、および前記再充填可能なリザーバと流体連通する送達機構であって、剤が患者の眼の内部へと徐々に送達される硬質な壁を有する該送達機構
   を備えた、前記送達デバイス。
2. 注入ポートの貫通可能な表面が、剤のデバイスへの注入後に自己密封するようになっている、請求項１に記載のデバイス。
3. リザーバが患者の眼の内部へと位置するときに、注入ポートが強膜表面の外側に止まり、および近接するようになっている、請求項１に記載のデバイス。
4. 送達機構の硬質な壁が、該硬質な壁の第１側および第２側の間に延伸する複数の開口部を含む、請求項１に記載のデバイス。
5. デバイスが眼に移植されるときに、剤が開口部を通って硝子体腔へと放出されるように、デバイスの遠位端が患者の眼の内部へと挿入されるようになっている、請求項４に記載のデバイス。
6. 複数の開口部のそれぞれが、レーザー、熱線、ドリル装置または類似の機構によって形成される、請求項４に記載のデバイス。
7. 複数の開口部のそれぞれが、疾患を処置すべき患者の眼の内部への、剤の所望の送達速度を達成するようになっている、請求項４に記載のデバイス。
8. 複数の開口部の数および大きさの少なくとも１つを変えることにより、該複数の開口部が所望の送達速度を達成するようになっている、請求項７に記載のデバイス。
9. 複数の開口部を通じた剤の所望の送達速度を追加的に制御するための機構をさらに含み、該機構が、複数の開口部の少なくとも１つを覆う多孔質ライニング；マトリックス材料；複数の開口部の少なくとも１つを覆う拡散制限膜；および複数の開口部の少なくとも１つを覆う速度制限膜の少なくとも１つを含む、請求項８に記載のデバイス。
10. リザーバの眼への挿入を容易にするよう、デバイスが十分に構造的に硬質である、請求項１〜９のいずれか一項に記載のデバイス。
11. 硬質が、ステンレス鋼、チタンおよびニチノールの少なくとも１つによりデバイスへと提供される、請求項１０に記載のデバイス。
12. 注入ポートが強膜ハブを含む、請求項１〜１１のいずれか一項に記載のデバイス。
13. 強膜ハブが眼の表面の曲率に適合するようになっている、請求項１２に記載のデバイス。
14. リザーバが再充填の際に追加の剤を含有することができ、該追加の剤が第１の剤または異なる剤を含む、請求項１〜１３のいずれか一項に記載のデバイス。