JPWO2012043081A1 - 医療用装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、治療用物質の充填された袋部材を、所定の脳領域に留置できる医療用装置を提供する。本発明の医療用装置を使用する際には、まず、脳領域内にシース1を挿入した状態で、注入管2を通して袋部材3の中に治療用物質を充填する操作、および、袋部材3がシース1の先端より前方へ突出するまでシース1を注入管2に対して相対的に後退させる操作を順不同で行った後、操作部材5を注入管2に対して相対的に移動させて袋部材3を注入管2の先端から取り外すことにより、袋部材3を脳領域内に留置させる。

Description

この発明は、医療用装置に係り、特に、脳領域内に治療のために、治療用物質が充填された袋部材を所定の脳領域に留置できる医療用装置に関する。
従来から、脳領域に対する治療は、いわゆる開頭手術により脳の外周部を覆う頭蓋骨を大きく切開して行われている。このような開頭手術は、患者に大きな負担を課し、手術後の回復にも長期間を要することとなる。このため、大きな開頭をせずに脳領域の治療を行うことが切望されている。
脳領域内に存在する患部に、薬液、神経栄養因子、情報伝達物質、遺伝子、細胞等の治療用物質を投与する手段として、カテーテル等の医療器具を脳領域に挿入する方法が考えられる。
一方、治療用物質の効き目を長時間にわたって持続させるためには、治療用物質を徐々に患部に投与することが望まれる。脳領域に挿入されたカテーテルを通して治療用物質を患部に長期間にわたって投与しようとすると、カテーテルを頭蓋骨に挿入した状態を長時間にわたって維持する必要があり、患者に与える影響が大きく、衛生管理上好ましくない。
仮に、治療用物質が徐々に放出される袋部材などを脳領域内の所定の位置に留置することができれば、患者への負担を軽減しつつ、効果的な治療を行うことが可能となる。
特許文献1には、患者の内部体腔に開放可能な移植デバイスを先端に有するカテーテル挿入装置が提案されている。
特表2004−535257号公報
特許文献1に記載のカテーテル挿入装置を使用することにより、治療用物質などを充填した移植デバイスを患者の体内に留置することが可能である。
一方、脳領域においては、いわゆる脳圧によって内圧が上昇している。そのため、特許文献1に記載されるような移植デバイスがカテーテルの外部に設置されていると、カテーテルを患部まで挿入するまでの間に、移植デバイスが脳組織からの押圧により圧縮され、内部に含まれる治療用物質の流出などを招くおそれがある。結果として、所定の患部に充分な量の治療用物質を投与することができなくなる。
また、近年、取扱い性や体内での徐放性の観点から、治療用物質を内包したカプセルが使用される傾向にある。特許文献1に記載されるような留置部に、このようなカプセルを入れた状態でカテーテルを脳領域に挿入すると、カテーテルの移動時にカプセル間での摩擦や衝突が生じてしまい、カプセルが破壊されるおそれがある。その結果、カテーテルが患部に到達する前に治療用物質が流出してしまい、所定の患部に充分な量の治療用物質を投与することができなくなる。
この発明は、このような従来の問題点を解消するためになされたもので、治療用物質の充填された袋部材を、脳領域内の所望の位置に留置できる医療用装置を提供することを目的とする。
この発明に係る医療用装置は、先端が開放されたシースと、シースに対して進退可能にシース内に挿入される注入管と、シース内に配置され、開口部を有すると共に開口部を介して注入管を連通した状態で注入管の先端に取り外し可能に保持される多孔質状の袋部材と、袋部材の開口部に配置され、袋部材が注入管の先端から取り外されたときに自ら有する弾性力により袋部材の開口部を閉鎖する閉口手段と、注入管の外周部に沿ってシース内に進退可能に挿入され、閉口手段を注入管に対して相対的に前方へ移動させることにより袋部材を注入管の先端から取り外すための操作部材と、を備え、脳領域内にシースを挿入した状態で、注入管を通して袋部材の中に治療用物質を充填する操作、および、袋部材がシースの先端より前方へ突出するまでシースを注入管に対して相対的に後退させる操作を順不同で行った後、操作部材を注入管に対して相対的に移動させて袋部材を注入管の先端から取り外すことにより袋部材を脳領域内に留置させる。
この場合、好ましくは、閉口手段は、対向する一対の板状弾性部材から構成され、袋部材が注入管の先端に保持されるときは、一対の板状弾性部材がその間隔をあけるように弾性変形して、板状弾性部材間に注入管が挿入され、袋部材が注入管の先端から取り外されたときは、板状弾性部材が互いに接合して、自動的に袋部材の開口部が閉塞される。
また、好ましくは、閉口手段は、リング状の弾性部材から構成され、袋部材が注入管の先端に保持されるときは、リング状の弾性部材が拡径するように弾性変形して、リング内に注入管が挿入され、袋部材が注入管の先端から取り外されたときは、リング状の弾性部材が縮径して、自動的に袋部材の開口部が閉塞される。
また、好ましくは、閉口手段は、袋部の開口部に配置された、スリット状の切り込みを有する蓋材から構成され、袋部材が注入管の先端に保持されるときは、蓋材の切り込みが拡がるように弾性変形して、切り込み内に注入管が挿入され、袋部材が注入管の先端から取り外されたときは、切り込みが閉じて、自動的に袋部材の開口部が閉塞される。
また、操作部材は、注入管をその内部に配置する内筒部材を用いることもできる。
また、袋部材が、その内部に第1の係合部を備え、注入管が、その先端部から延設され、第1の係合部と係脱可能に係合する第2の係合部を備え、袋部材が注入管の先端に保持されるときは、第1の係合部と第2の係合部とが係合して袋部材の注入管に対する位置ずれを抑制し、袋部材が注入管の先端から取り外されるときは、第1の係合部と第2の係合部との係合が解除されてもよい。
この発明によれば、袋部材がシースに囲まれた状態でその内部に治療用物質が充填され、脳領域内の所望の位置に袋部材を留置することが可能となる。
この発明の実施の形態1に係る医療用装置の先端部の構成を示す側面断面図である。 図1のA−A線断面図である。 実施の形態1に係る医療用装置の先端部の構成を示し、(A)は注入管の先端部に袋部材が保持されている状態、(B)は注入管の先端部から袋部材が取り外された状態をそれぞれ示す斜視図である。 実施の形態1に係る医療用装置の使用時の様子を示し、(A)は医療用装置が挿入された脳領域の部分断面図、(B)は袋部材がシースの先端より突出したときの脳領域の部分断面図、(C)は内筒部材が板状弾性部材に当接したときの脳領域の部分断面図、(D)は袋部材が注入管の先端部より取り外されたときの脳領域の部分断面図である。 頭蓋骨の内部を示す部分断面図である。 実施の形態2に係る医療用装置の先端部の構成を示し、(A)は注入管の先端部に袋部材が保持されている状態、(B)は注入管の先端部から袋部材が取り外された状態をそれぞれ示す斜視図である。 実施の形態3に係る医療用装置の先端部の構成を示し、(A)は注入管の先端部に袋部材が保持されている状態、(B)は注入管の先端部から袋部材が取り外された状態をそれぞれ示す斜視図である。 操作部材の変形例を示す斜視図である。 実施の形態5に係る医療用装置の先端部の構成を示し、(A)は注入管の先端部に袋部材が保持されている状態、(B)は注入管の先端部から袋部材が取り外された状態をそれぞれ示す斜視図である。 第2の係合部を備える注入管の斜視図である。 第2の係合部を備える注入管の変形例の斜視図である。 実施の形態5の変形例に係る医療用装置の先端部の構成を示し、(A)は注入管の先端部に袋部材が保持されている状態、(B)は注入管の先端部から袋部材が取り外された状態をそれぞれ示す側面断面図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1に実施の形態1に係る医療用装置の先端部の構成を示す。医療用装置は、先端が開放されたシース1を有し、このシース1内に進退可能に注入管2が挿入される。さらに、注入管2の先端部には、開口部を有する袋部材3が取り外し可能に保持され、袋部材3(袋部材3の内部)と注入管2(注入管2の内部)とが袋部材3の開口部を介して連通した状態となる。
注入管2は、その内部を通って袋部材3へ治療用物質を充填するための機能を有する。また、注入管2をシース1に対して進退させることにより、袋部材3も注入管2と共にシース1内を進退する。すなわち、注入管2は、袋部材3をシース1に対して進退させるための操作手段としても機能する。
なお、注入管2の断面形状は特に限定されず、楕円状、多角形状であってもよく、後述する閉口手段4との組み合わせにより適宜最適な形状が選択される。
袋部材3は、図1および2に示すように、シース1内に収納されている。
また、袋部材3は、注入管2から取り外し可能である。袋部材3が注入管2から取り外されたときは、開口部が閉鎖され、治療用物質が充填された状態で脳領域の所定の位置に留置される。
袋部材3は、多孔質状であり、充填された治療用物質を放出する機能を有する。なお、袋部材3は治療用物質を徐々に放出し得る放出孔を有していればよく、不織布、織布、メッシュ、多孔フィルムなどから形成されていてもよい。
放出孔の径は、使用される治療用物質に応じて適宜最適な大きさが選択されるが、例えば、カプセル状の治療用物質などを使用する場合は、カプセルの大きさよりは小さい径の放出孔であれば、カプセルを通過させないが、カプセル内に含まれる治療用物質のみを通過させることができる。より具体的には、0.1〜1000μmが好ましく、1〜300μmがより好ましい。
袋部材3に充填される治療用物質は、脳治療に使用される物質(脳治療用物質)であればその種類は特に制限されず、薬液、神経栄養因子、情報伝達物質、遺伝子、細胞などが挙げられる。より具体的には、薬液としては、リドカインなどが挙げられる。情報伝達物質としては、例えば、ドーパミン、アドレナリン、ノルアドレナリン、セロトニン、ヒスタミン等の神経伝達物質や、GLP−1、GIP等の消化管ホルモンなどが挙げられる。
また、袋部材3に充填される治療用物質の形態も特に制限されず、カプセル状、懸濁液状、ゲル状、スポンジ状などが挙げられ、徐放性の観点からはカプセル状およびゲル状であることが好ましい。
袋部材3の開口部には、対向する一対の板状弾性部材4が連結して設けられる。この板状弾性部材4は、注入管2の外周面上に接触するように配置される。
この板状弾性部材4は、本発明の閉口手段を構成しており、袋部材3が注入管2の先端から取り外されたときに、自ら有する弾性力により袋部材3の開口部を閉鎖しようとする。
より具体的には、まず、図3(A)に示すように、板状弾性部材4は、袋部材3が注入管2の先端に保持されるときは、一対の板状弾性部材4の中心部がその間隔をあけるように弾性変形して、板状弾性部材4間に注入管が挿入される。ここでは、板状弾性部材4は、略円弧状に沿って強制湾曲され、平面状に戻ろうとする弾性を備えている。そのため、一対の板状弾性部材4が注入管2を挟み込むように押圧しており、この押圧力により袋部材3が注入管2の先端に保持される。
次に、図3(B)に示すように、袋部材3が注入管2の先端から取り外されたときは、板状弾性部材4は互いに接合して、自動的に袋部材3の開口部が閉塞される。ここでは、板状弾性部材4は、注入管2による拘束から解放され、自ら有する弾性力に基づいて平面状となり、部材間の間隔を埋めるように互いに接触する。その結果、袋部材3の開口部が自動的に閉塞され、内部に充填された治療用物質の流出を防ぐことができる。
なお、一対の板状弾性部材4は、互いの両端部同士で連結しているが、その形式は特に限定されない。例えば、接着剤を用いて接合してもよいし、溶着してもよい。
医療用装置は、さらに、シース1内に進退可能に挿入され、注入管2をその内部に配置する内筒部材5を有する。内筒部材5を使用して板状弾性部材4を注入管2の先端方向へ押圧することにより、板状弾性部材4を注入管2に対して相対的に前方へ移動させて、袋部材3を注入管2の先端から取り外すことができる。
この内筒部材5は、本発明の操作部材を構成している。
シース1の形成材料としては、ある程度の可撓性を有するものが好ましく、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレンープロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体などのポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ポリアミド、ポリアミドエラストマー、ポリイミド、シリコン樹脂、ポリエーテル・エチルケトン、ポリエステルエラストマー等の熱可塑性樹脂を用いることができる。
注入管2および内筒部材5の形成材料としても、上記列挙した材料が好ましく挙げられる。
袋部材3の形成材料としては、例えば、ポリプロピレン、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリアミド、ポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン等の合成樹脂が好ましく挙げられる。また、袋部材3の形成材料は、ポリ乳酸、ゼラチン、アガロース、マルトース、ペクチン、ジェランガム、キサンタンガム、アルギン酸、デンプンのうち、いずれか又は複数を組み合わせた生体吸収性材料であってもよい。
板状弾性部材4の形成材料としては、弾性とある程度の剛性を有するものが好ましく、例えば、ステンレス鋼、アルミニウム合金、超弾性金属、形状記憶合金、マグネシウム合金等の金属材料、あるいは、ポリアミド、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ABS、ポリエチレン、ポリプロピレン、テフロン(登録商標)、アクリル樹脂、ポリ乳酸等の樹脂材料の使用が可能である。
次に、この実施の形態1の動作(使用方法)について説明する。
まず、袋部材3がシース1の内部に収納された状態の実施の形態1に係る医療用装置を、図4(A)に示されるように、脳領域Bの内部に挿入する。脳領域Bを形成する脳組織の表面は神経細胞が集まっているため、脳組織を掻き分けながら医療用装置を挿入する。
そして、治療を必要とする所定の位置にシース1の先端が至ったところで、医療用装置の挿入を停止し、この状態で、注入管2を通して治療用物質を袋部材3の内部に充填する。
治療用物質の充填終了後、図4(B)に示されるように、注入管2に対してシース1を相対的に後退させることにより、注入管2の先端部に保持されている袋部材3をシース1の開口部より前方へ突出させる。
また、上記図4(A)および(B)で示される操作とは逆に、注入管2に対してシース1を相対的に後退させることにより、注入管2の先端部に保持されている袋部材3をシース1の開口部より前方へ突出させた後に、注入管2を通して治療用物質を袋部材3の内部に充填させてもよい。
なお、治療用物質を袋部材3の内部に充填した後、袋部材3をシース1の開口部より前方へ突出させる操作のほうが、治療用物質の袋部材3への充填時にシース1によって袋部材3が保護されており、脳組織からの圧力による影響を受けにくく、治療用物質の充填がしやすく、より好ましい。
次に、内筒部材5を注入管2に対して相対的に移動させて、袋部材3を注入管2の先端から取り外す。
具体的には、図4(C)に示されるように、内筒部材5が板状弾性部材4と当接するように、内筒部材5を注入管2に対して相対移動させる。次に、図4(D)に示されるように、注入管2を内筒部材5に対して相対的に後退させることにより、内筒部材5によって板状弾性部材4が注入管2の先端側に移動し、結果として袋部材3が注入管2の先端から取り外され、脳領域B内に留置される。その際、板状弾性部材4の自ら有する弾性に基づいて、袋部材3の開口部が自動的に閉塞して、充填された治療用物質が袋部材3の開口部から流出するのを防ぐ。
なお、内筒部材5と注入管2との移動手順は上記に限定されず、例えば、図4(B)の状態から、内筒部材5を注入管2に対して相対的に前進させて、板状弾性部材4が注入管2の先端部が外れるまで押圧し、袋部材3を注入管2の先端から取り外してもよい。
また、図4(B)の状態から、注入管2を内筒部材5に対して相対的に後退させて、袋部材3を注入管2の先端から取り外してもよい。
このようにして、脳領域Bの所望の位置に治療用物質が充填された袋部材3を留置することができる。留置された袋部材3からは治療用物質(例えば、薬液、神経栄養因子、情報伝達物質、遺伝子、細胞等)が徐々に放出され、患者への身体的な負担を増やすことなく、脳領域B内の患部に長期にわたって治療用物質を投与することができる。
上述したように、実施の形態1においては、医療用装置を患部の近辺まで移動させた後に、袋部材3中に治療用物質を充填する。そのため、カプセル状の治療用物質などを使用する場合であっても、医療用装置の移動に伴ったカプセル間の衝突や摩擦を抑えることが可能となる。
ここで、図5に、頭蓋骨の内部を示す。脳は、髄膜という結合組織の3層の膜に包まれて保護されている。最外層の硬膜は頭蓋骨11に密着しており、この硬膜により脳の位置が保たれている。中間層の髄膜は、クモ膜と呼ばれ、細かな結合組織の線維からなり最内層の軟膜との間に脳脊髄液を含んでいる。すなわち、脳は脳脊髄液の中に浮かんだ状態になっている。脳は、大脳12と小脳13を有し、大脳12は大脳縦裂14によって右脳15と左脳16に分割されている。頭蓋の底部には、第3脳室17を含む脳室が位置し、この脳室に血管が豊富に存在し、脳室内の脈絡叢から脳脊髄液が分泌される。脳脊髄液はクモ膜下の腔所を循環した後、脳静脈洞18から静脈内へ吸収される。
例えば、大脳縦裂14内に袋部材3を留置する際には、まず、前頭部に開口を設け、この開口に図5に示される挿入ポート19を取り付ける。挿入ポート19は、実施の形態1に係る医療用装置を挿入することはできるが、髄液や血液等が外部に流れないように弁を具備していることが好ましい。挿入ポート19から、図1に示した医療用装置を挿入し、シース1の先端を大脳縦裂14内に位置させる。
この状態で、上記手順を実施することにより、袋部材3を縦裂14内に留置することができる。
図4(A)に示されるように、本実施形態では、袋部材3は治療用物質の充填前においても、ある程度膨らんだ形状をしているが、治療用物質の充填前において、袋部材3は折り畳まれた形状をしていてもよい。
(実施の形態2)
閉口手段として、図6に示されるようなリング状の弾性部材41を用いることもできる。リング状の弾性部材41は、上記板状弾性部材4と同じように、自らの弾性力に基づいて袋部材3の開口部を閉鎖しようとする。
図6(A)に示されるように、袋部材3が注入管2の先端に保持されるときには、リング状の弾性部材41が拡径するように弾性変形して、そのリング内に注入管2が挿入される。ここでは、リング状の弾性部材41は、強制的に拡径されており、縮径する方向に弾性を備えている。そのため、リング状の弾性部材41が、袋部材3を介してリング内に配置された注入管の外周面を押圧しており、この押圧力により袋部材3が注入管2の先端に保持される。
次に、図6(B)に示されるように、袋部材3が注入管2の先端から取り外されたときは、注入管2による拘束から解放され、自ら有する弾性力に基づいてリング状の弾性部材41が縮径する。その結果、袋部材3の開口部が自動的に閉塞され、内部に充填された治療用物質の流出を防ぐことができる。
このように、リング状の弾性部材41を利用することで、閉口手段の構造を簡略化でき、小型化することができる。
なお、図6において、リング状の弾性部材41は、袋部材3の外側に設けられているが、袋部材3と一体となるように袋部材3の開口部付近の内側に設けられてもよい。
実施の形態2の動作(使用方法)については、上述した実施の形態1の動作と同じ手順で使用することができる。
(実施の形態3)
閉口手段として、図7に示されるような、袋部材3の開口部を覆うように配置された、スリット状の切り込みを有する蓋材42を用いることもできる。蓋材42は、上記板状弾性部材4と同じように、自らの弾性力に基づいて袋部材3の開口部を閉鎖しようとする。
図7(A)に示されるように、袋部材3が注入管2の先端に保持されるときには、蓋材42の切り込みが拡がるように弾性変形して、その切り込み内に注入管2が挿入される。ここでは、蓋材42は、強制的に広げられており、閉じる方向に弾性を備えている。そのため、蓋材42が、切り込み内に配置された注入管の外周面を押圧しており、この押圧力により袋部材3が注入管2の先端に保持される。
次に、図7(B)に示されるように、袋部材3が注入管2の先端から取り外されたときは、注入管2による拘束から解放され、自ら有する弾性力に基づいて蓋材42の切り込みが閉じる。その結果、袋部材3の開口部が自動的に閉塞され、内部に充填された治療用物質の流出を防ぐことができる。
このように、蓋材42を利用することで、閉口手段の構造を簡略化することができる。また、注入管2を取り外した後に、蓋材42を通して、再度注入管2を袋部材3内に挿入することができる。
なお、蓋材42は、2本の直線状の切り込みが入れられているが、その本数は特に制限されない。また、スリット状の切り込みは直線状でなく、曲線状であってもよい。
実施の形態3の動作(使用方法)については、上述した実施の形態1の動作と同じ手順で使用することができる。
(実施の形態4)
上記の実施の形態1〜3では、操作部材が、その内部に注入管2が配置された内筒部材5であったが、閉口手段を押圧して、注入管2に対して相対的に前方へ移動させることができれば、これに限るものではない。
例えば、図8に示されるように、閉口手段と当接するリング状部51と、リング状部51を進退可能に操作し得る、リング状部51と連結したシース1の軸方向に延びるワイヤ部52とからなる操作部材であってもよい。
(実施の形態5)
図9に実施の形態5に係る医療用装置の先端部の構成を示す。この医療用装置は、実施の形態1の医療用装置において、袋部材3がその内部に第1の係合部60を備え、注入管2がその先端から延設され、第1の係合部60と係脱可能に係合する第2の係合部61を備える。
この医療用装置においては、図9(A)に示されるように、袋部材3が注入管2の先端に保持されるときは、第1の係合部60と第2の係合部61とが係合して、袋部材3が注入管2に対して前方に移動することを抑制している。つまり、袋部材3の注入管2に対する位置ずれを抑制している。
一方、図9(B)に示されるように、袋部材3を注入管2から取り外すときは、袋部材3を注入管2に対して前方に移動させることに伴い、第1の係合部60と第2の係合部61との係合が解除される。
このような袋部材3と注入管2との間の係合があると、注入管2から袋部材3に治療用物質を充填する際に、治療用物質の圧力などによって、袋部材3が注入管2に対して相対的に前進する位置ずれを抑制することができる。
第1の係合部60は、第2の係合部61と係合し得る鉤状に形成された突起部である。
また、第2の係合部61は、図10に示されるように、注入管2の先端から軸方向に延設されると共に、その先端部が鉤状に屈曲した形状を有する2本のアームにより構成される。なお、係合部の数およびアームの数は、上記に限定されない。
第1の係合部60および第2の係合部61の形状は用いられる係合方法に適する種々の形状に形成することができ、上記に限定されない。
なお、第1の係合部60および第2の係合部61の形成材料は特に限定されないが、係脱のしやすさの点からは、ゴム等の弾性材料で形成されることが好ましい。
なお、上記では、第2の係合部61が袋部材3の内部の第1の係合部60と係合しているが、第2の係合部61が板状弾性部材4と係合して、袋部材3の位置ずれを抑制していてもよい。つまり、板状弾性部材4が、係合部として機能してもよい。
また、第2の係合部の変形例としては、例えば、図11に示されるように、注入管2の先端から軸方向に延設されるアーム部と、アーム部の先端に連結され、第1の係合部61を橋渡しするように取り付けられる棒状部とを有する構造を備えた、ほぼT字形状の第2の係合部62であってもよい。
この場合、図12(A)に示されるように、袋部材3が注入管2の先端に保持されるときは、第1の係合部60間を橋渡しするように第2の係合部62の棒状部が配置され、袋部材3が注入管2に対して前方に移動することを抑制している。
一方、図12(B)に示されるように、袋部材3を注入管2から取り外すときは、袋部材3が注入管2に対して前方に移動する際に、第2の係合部62の棒状部が屈曲して、第1の係合部60と第2の係合部62との係合が解除される。
1 シース、2 注入管、3 袋部材、4 板状弾性部材、5 内筒部材、11 頭蓋骨、12 大脳、13 小脳、14 大脳縦裂、15 右脳、16 左脳、17 第3脳室、18 脳静脈洞、19 挿入ポート、41 リング状の弾性部材、42 蓋材、51 リング状部、52 ワイヤ部、60 第1の係合部、61,62 第2の係合部、B 脳領域。

Claims (6)

  1. 先端が開放されたシースと、
    前記シースに対して進退可能に前記シース内に挿入される注入管と、
    前記シース内に配置され、開口部を有すると共に前記開口部を介して前記注入管を連通した状態で前記注入管の先端に取り外し可能に保持される多孔質状の袋部材と、
    前記袋部材の開口部に配置され、前記袋部材が前記注入管の先端から取り外されたときに自ら有する弾性力により前記袋部材の開口部を閉鎖する閉口手段と、
    前記注入管の外周部に沿って前記シース内に進退可能に挿入され、前記閉口手段を前記注入管に対して相対的に前方へ移動させることにより前記袋部材を前記注入管の先端から取り外すための操作部材と、を備え、
    脳領域内に前記シースを挿入した状態で、前記注入管を通して前記袋部材の中に治療用物質を充填する操作、および、前記袋部材が前記シースの先端より前方へ突出するまで前記シースを前記注入管に対して相対的に後退させる操作を順不同で行った後、
    前記操作部材を前記注入管に対して相対的に移動させて前記袋部材を前記注入管の先端から取り外すことにより前記袋部材を脳領域内に留置させる、医療用装置。
  2. 前記閉口手段が、対向する一対の板状弾性部材から構成され、
    前記袋部材が前記注入管の先端に保持されるときは、前記一対の板状弾性部材がその間隔をあけるように弾性変形して、前記板状弾性部材間に前記注入管が挿入され、前記袋部材が前記注入管の先端から取り外されたときは、前記板状弾性部材が互いに接合して、自動的に前記袋部材の開口部が閉塞される、請求項1に記載の医療用装置。
  3. 前記閉口手段が、リング状の弾性部材から構成され、
    前記袋部材が前記注入管の先端に保持されるときは、前記リング状の弾性部材が拡径するように弾性変形して、リング内に前記注入管が挿入され、前記袋部材が前記注入管の先端から取り外されたときは、前記リング状の弾性部材が縮径して、自動的に前記袋部材の開口部が閉塞される、請求項1に記載の医療用装置。
  4. 前記閉口手段が、前記袋部の開口部に配置された、スリット状の切り込みを有する蓋材から構成され、
    前記袋部材が前記注入管の先端に保持されるときは、前記蓋材の前記切り込みが拡がるように弾性変形して、前記切り込み内に前記注入管が挿入され、前記袋部材が前記注入管の先端から取り外されたときは、前記切り込みが閉じて、自動的に前記袋部材の開口部が閉塞される、請求項1に記載の医療用装置。
  5. 前記操作部材が、前記注入管をその内部に配置する内筒部材である、請求項1〜4のいずれか記載の医療用装置。
  6. 前記袋部材が、その内部に第1の係合部を備え、
    前記注入管が、その先端部から延設され、前記第1の係合部と係脱可能に係合する第2の係合部を備え、
    前記袋部材が前記注入管の先端に保持されるときは、前記第1の係合部と前記第2の係合部とが係合して前記袋部材の前記注入管に対する位置ずれを抑制し、前記袋部材が前記注入管の先端から取り外されるときは、前記第1の係合部と前記第2の係合部との係合が解除される、請求項1〜5のいずれかに記載の医療用装置。
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