JP2012076758A - キャップ付き容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、ボトル保持用のネックリングを首部に形成したデラミボトルにおいて、首部における外層と内層の層間剥離を容易に得ることができるようにすることにより、口筒部に形成した吸気孔からの外気導入による、円滑なデラミ作用を得ることを目的とする。
【解決手段】 デラミボトルタイプの容器体1の、外層2部分に吸気孔7を開設した口筒部4の下につながる首部8にネックリング9を突出形成し、吸気孔7の直下に位置する首部8部分を、ネックリング9が形成されていない平坦な壁構造のリング欠部11とし、吸気孔7の直下部分における内層3の確実で安定した剥離動作を得、これにより円滑なデラミ作用を発揮させる。
【選択図】図5

Description

本発明は、外殻を形成する外層内に、減容変形自在な内袋を形成する内層を剥離自在に積層形成した、ダイレクトブロー成形品であるデラミボトルタイプの容器体と、この容器体の口筒部に組付けされたキャップ体との組合せ物であるキャップ付き容器に関するものである。
口筒部の外層部分に、外気導入用の吸気孔を開設した易剥離積層合成樹脂製ブロー成形容器体(以下、デラミボトル体と記す)が知られているが、このデラミボトル体において口筒部の外層部分に吸気孔を開設するのは、この吸気孔が口筒部に組付けられたキャップ体により隠された容器の外観体裁を害する恐れがないこと、および組付けられたキャップ体を利用して、導入した外気の排出を阻止する吸気弁機能部を形成することが容易となること等の理由があり、また吸気孔を開設したデラミボトル体に組付けられるキャップ体は、特許文献1に示されるように、螺合結合を利用したネジキャップの場合が多い。
特開2008−162666号公報
ところで、ボトル状容器の搬送や内容物の充填に、口筒部の下端の首部にブロー成形されたネックリングを利用するのが有効であり、また飲料用内容物や高級内容物を収納するボトル容器において、高い不正開封防止効果を得る目的から、開封後、再装着が可能なネジキャップよりも、再装着が行い難い打栓タイプのキャップを利用するのが有効である。
このように、口筒部に吸気孔を開設したデラミボトル体に、打栓キャップを組付けることが考えられるが、ボトル体の口筒部に打栓キャップ体を組付ける場合には、打栓時の衝撃がボトル体の胴部に作用しないように、ボトル体の口筒部の下端部に位置している首部に、ボトル体を保持するために機能するネックリングを形成する必要がある。
このネックリングは、デラミボトル体がダイレクトブロー成形品であることから、当然、ブロー成形される部分であるので屈曲壁構造(図6参照)となり、このネックリングを形成する内層部分が、ネックリングを形成する外層部分に食い込む状態となる。このネックリングにおける食い込み部分では、外層と内層の密着結合を、強力に達成維持することになるので、ネックリング部分における外層と内層との密着結合強度は強大なものとなる。
このため、予め、外層から内層を剥離させて間隙を形成して、口筒部の吸気孔から胴部部分に連通する外気導入用の通気路を形成しようとする際に、ネックリング部分での外層と内層の剥離が困難となり、内層が潰れ状に減容変形すると共に、吸気孔から外気を吸入するデラミ作用が得られ難くなり、また強引に剥離させようとすると、内層が破損する恐れがある、云う問題がある。
そこで、本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく創案されたもので、ボトル保持用のネックリングを首部に形成したデラミボトル体において、首部における外層と内層の層間剥離を容易に得ることができるようにすることを技術的課題とし、もって口筒部に形成した吸気孔からの外気導入による、円滑なデラミ作用を得ることを目的とする。
上記技術的課題を解決するための本発明の主たる構成は、
外殻を形成する合成樹脂製の外層と、この外層と剥離自在に積層され、内圧の減少による減容変形が可能な内袋を形成する合成樹脂製の内層を有するダイレクトブロー成形品であるボトル状の容器体と、この容器体の口筒部に組付けられるキャップ体とから構成されること、
容器体の口筒部の外層部分に、この外層と内層との層間に外気を導入する吸気孔を形成すること、
容器体の口筒部の下端に連設した首部に、突出した壁構造のネックリングを形成すること、
容器体の吸気孔の直下の首部部分を、平坦な壁構造のリング欠部とすること、
にある。
容器体にキャップ体を組付けた、キャップ付き容器であるデラミボトルにあっては、容器体の口筒部とキャップ体との間にはアンダーカット結合機能部や螺合結合機能部が形成されており、内層が形成する内袋内から内容物を吐出すると同時に、外層と内層の層間に外気を導入するとが、少なくとも内容物を吐出するキャップ体の吐出口には、内容物の吐出は許すが、外気の侵入を阻止する逆止弁構造の吐出弁機能部が形成されている。
首部には、キャッピング装置のグリッパにより支持されるネックリングが突出形成されているが、吸気孔の直下に位置する首部部分には、このネックリングを除去したような構成で、平坦な壁構造のリング欠部が形成されているので、このリング欠部が形成されている首部部分には、外層部分に内層部分が食い込む食い込み部が形成されておらず、これによりネックリングを設けた構成でも、リング欠部においては、外層に対して内層を剥離させ易い構成となっていて、外気を層間に導入し易くなっている。
本発明の別の構成は、上記した主たる構成において、外層を、スクイズ変形可能で、復元自在な可撓性を有する構成とした、ものである。
外層を、スクイズ変形可能で、復元自在な可撓性を有する構成としたものにあっては、胴部をスクイズ変形させることにより内容物を吐出させるので、外層と内層の間に導入した外気を吸気孔から排出させてはならず、このため吸気孔からの外気導入路には、外気の導入は許すが排出は阻止する逆止弁構造の吸気弁機能部が設けられている。また、内容物の吐出は、容器体の胴部に対する手によるスクイズ変形により達成するが、この吐出は手の把持力の力加減により、内容物の吐出状態および吐出量を正確にかつ簡単にコントロールすることができる。
また、本発明の別の構成は、外層をスクイズ変形可能で、復元自在な可撓性を有する構成としたものにおいて、容器体の円筒状の胴部に、補強用の周溝を周設した、ことを加えたものである。
容器体の円筒状の胴部に、補強用の周溝を周設したものにあっては、樹脂量を減らす目的で外層の肉厚を薄くした場合においても、胴部のスクイズ変形からの弾性復元力を高めることができる。
また、本発明の別の構成は、上記した主たる構成に、吸気孔を避けた位置に、外層と内層とを全高さ範囲に亘り接着固定する縦帯状の接着帯を設けた、ことを加えたものである。
吸気孔を避けた位置に、外層と内層とを全高さ範囲に亘り接着固定する縦帯状の接着帯を設けたものにあっては、接着帯が設けられた内層部分が、外層に対して全高さ範囲に亘って接着固定されて、その潰れ変形が一定形態に規制されることになるので、内層の安定した潰れ変形を得ることができると共に、この接着帯で接着固定された内層部分が潰れ変形しないことになるので、この潰れ変形しない内層部分を、内容物の吐出通路として機能させることが可能となる。
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。
本発明の主たる構成にあっては、ネックリングを設けた構成でも、吸気孔直下のリング欠部においては、外層に対して内層を剥離させ易い構成となっていて、外気を層間に導入し易くなっているので、外層と内層の間に外気導入路を容易にかつ安全に形成することができ、これにより円滑で確実なデラミ作用を得ることができる。
外層を、スクイズ変形可能で、復元自在な可撓性を有する構成としたものにあっては、手の把持力の力加減により、内容物の吐出状態および吐出量を正確にかつ簡単にコントロールすることができるので、取扱いが簡便であると共に、キャップ体の構成を簡単にすることができる。
容器体の円筒状の胴部に、補強用の周溝を周設したものにあっては、胴部のスクイズ変形からの弾性復元力を高めることができるので、スムーズなデラミ作用が発揮され、円滑な取扱いを得ることができる。また、容器全体の樹脂量を減らすことで低下する弾性復元力を十分に補完することができる。
吸気孔を避けた位置に、外層と内層とを全高さ範囲に亘り接着固定する縦帯状の接着帯を設けたものにあっては、内層の安定した潰れ変形を得ることができると共に、この接着帯で接着固定された内層部分を、内容物の吐出通路として機能させることが可能であるので、内容物を最後まで確実にかつ安定して吐出させることができる。
本発明の一実施例を示す、要部を透視した全体正面図である。 図1に示した実施形態例の、要部を不規則破断し他全体側面図である。 図1に示した実施形態例における、容器体の平面図である。 図1に示した実施形態例の、打栓操作状態の説明図である。 吸気孔を設けた要部部分の、縦断拡大図である。 ネックリングを設けた要部部分の、縦断拡大図である。
以下、本発明の打栓キャップを使用した実施の形態を、実施例に沿って、図面を参照しながら説明する。
図1〜図2は、本発明によるキャップ付き容器の一実施例を示すものであり、図1はキャップ体18を透視して容器体1の口筒部4を示した全体正面図で、図2はキャップ体18および容器体1の要部を不規則縦断して示した全体側面図であり、そして図3は容器体1の全体平面図である。
容器体1は、剥離自在な外層2と内層3を積層して構成されるデラミボトル体で、円筒状の口筒部4、ブロー成形部分である首部8、下方に球弧殻状に拡径した肩部12、円筒状の胴部13そして底部15を有する壜体状であり、全高さは195mm、円筒状の胴部13の直径は65mmである。また、胴部13には、その筒壁の面剛性を大きくするため、さらには容器体1の把持性の向上を目的として、4個の周溝14が等間隔に配置されている。また、底部15には、ブロー成形時にパリソンを扁平に押し潰して圧着させた底シール部16が形成されている。
口筒部4の外層2には、軸対称に位置して一対の通気孔7が貫通形成されており、その外周面上端部には、容器体1側のアンダーカット結合機能部を構成する係止周条5が突周設されているが、通気孔7の直上に位置する係止周条5部分には条欠部6(図1および図3参照)が設けられており、この条欠部6により係止周条5がシール機能を発揮しないようにし、外気がアンダーカット結合機能部を通過自在であるようにしている。
口筒部4の下端に連設されたブロー成形部分である首部8には、打栓装置のグリッパ32による支持部分を提供するネックリング9が周突条状に形成されているが、吸気孔7の直下の箇所は、ネックリング9を突設しない平坦壁構造のリング欠部11(図1、図3、図5参照)となっている。ネックリング9はブロー成形される部分であるので、その壁構造は屈曲して突出した(図6参照)ものとなり、このためこのネックリング9部分では、内層3部分が屈曲した外層2部分に食い込む食い込み部10に形成され、このためネックリング9部分では、外層2と内層3の密着結合強度が大きい状態となっている。これに対して、リング欠部11部分の壁構造は平坦(図5参照)であるので、内層3部分に食い込み部10に相当する部分が形成されることがなく、外層2と内層3が単に密着しているだけであるので、その剥離が容易である。
それゆえ、吸気孔7に対向する部分から下方につながる内層3部分は、外層2に対して容易に剥離できる状態となっており、これにより図2および図5に示すように、外層2と内層3との間に外気を導入する外気導入通路形成用の間隙Sが、無理なく円滑に形成されることになる。
容器体1は、低密度ポリエチレン(以下、LDPEと記す)樹脂からなる外層2と、LDPE樹脂との相溶性が低いナイロン樹脂からなる内層3を積層して構成されている。外層2と内層3は、剥離可能に積層しており、外層2は、充分な機械的強度とスクイズ変形性と復元自在な可撓性とを有する外殻を形成し、内層3は、外殻の内側に、自在な減容変形性を有する薄肉の内袋を形成している。容器体1の外層2と内層3の間には、両吸気孔7を避けた中心角90°変位した箇所に、容器体1の全高さ範囲に亘って、細い縦帯条の接着帯17が積層されており、この接着帯17は、LDPE樹脂およびナイロン樹脂に対して、接着性を発揮する接着性ポリオレフィン樹脂(例えば、三井化学社製のアドマー)から構成されている。
この接着帯17は、内層3の潰れ変形を一定に規制して、内層3を適正に潰れ変形させ、また内層3の一部を外層2に対して潰れ変形不能に固定し、この潰れ変形不能に固定した内層3部分を容器体1の全高さ範囲に亘って形成するので、接着帯17により潰れ変形不能に固定された内層3部分は、潰れ変形した内層3内に、容器体1の全高さ範囲に亘って内容物Nの吐出通路を形成することになる。
容器体1の口筒部4に外嵌打栓されるキャップ体18(図1および図2参照)は、口筒部4に外嵌する円筒状の組付き筒20と、この組付き筒20の上端に連設された頂壁23と、頂壁23の上面中央に起立設された吐出筒24とから成るキャップ本体19に、吐出筒24を外嵌して密閉する栓筒片30を有する蓋体29をヒンジ31により開閉回動可能に結合して構成されている。
キャップ本体19は、組付き筒20の内周面上端部に、容器体1の係止周条5にアンダーカット結合してキャップ体18側のアンダーカット結合機能部を構成する係止突条21を設けており、また組付き筒20の下端部の裾部分を肉薄にして、首部8に密に外嵌するシール部22に構成している。このキャップ本体19の上端部内には、弁体26(図2参照)が組付けられており、この弁体26は、頂壁23に開設された吸気口25を開閉する逆止弁構造の吸気弁27と、吐出筒24が形成する内容物Nの吐出口を開閉する逆止弁構造の吐出弁28とを有しており、吸気弁27は、吸気孔7につながる吸気弁機能部を構成し、吐出弁28は、吐出筒24が形成する吐出口を開閉する吐出弁機能部を構成する。
次に、図4を参照しながら、容器体1に対するキャップ体18の打栓動作を説明する。
事前にバキューム作用や棒片による押込み等を利用して内層3を外層2から剥離させた容器体1内に、定量の内容物Nを注入充填し、この容器体1を打栓装置(図示省略)の一対のグリッパ32により、ネックリング9を利用して両側から支持して搬送し、口筒部4にキャップ体18を被せた状態で、打栓位置で上方からキャップ体18を口筒部4に打栓組付けする。
この際、キャップ体18から容器体1に加えられる打栓力は、ネックリング9を介してグリッパ32で受け止められるので、内容物Nを収容した容器体1の胴部13に加えられることはなく、これにより打栓の衝撃により収容した内容物Nが飛散すると云う不都合の発生はない。
図示した容器体1の実施形態例は、外層2をスクイズ変形可能で復元自在な可撓性を有する構成としたが、容器体1の実施形態例はこれに限定されることはなく、例えばキャップ体18としてポンプ付きのものを利用する場合には、外層2を定形のスクイズ変形し難い硬質材料製とすることが可能であり、この場合、吸気孔7につながる外気導入通路に吸気弁機能部を設ける必要はない。
また、図示した容器体1の実施形態例に組付けられるキャップ体18の構成も図示された構成例に限定されることはなく、吸気弁機能部を有さない一般的な打栓キャップ体を組付け、この打栓キャップ体とは別に、逆止弁付きの筒片を吸気孔7に密に挿入組付けすることも可能である。なお、上記実施例の説明は打栓キャップ体を使用した例であるが、キャップ体としては打栓キャップに限定されることはなくネジキャップであってもよい。
さらに、上記実施例では、外層2としてLDPE樹脂、内層3としてナイロン樹脂を使用した例を示したが、容器体1のブロー成形性、外層2と内層3の剥離性等を考慮して、他の組合せとすることもできる。同様に、上記実施例では胴部13を円筒状としたが、必要に応じて楕円筒状や長円筒状等の他の筒形状を選択することができる。また、本実施例は周壁の面剛性を高くするために胴部4に周溝7を配設した例を示しているが、必ずしも周溝を配設する必要はなく、周溝7の配設の有無は周壁の肉厚や容器の使用目的に応じて適宜選択することができるものである。
以上説明したように、本発明のデラミボトルタイプのキャップ付き容器は、口筒部に吸気孔を開設したデラミボトルタイプの容器体にネックリングを形成することができるので、デラミボトルタイプの容器体の取扱い範囲の幅広い利用展開が期待される。
1 ;容器体
2 ;外層
3 ;内層
4 ;口筒部
5 ;係止周条
6 ;条欠部
7 ;吸気孔
8 ;首部
9 ;ネックリング
10;食い込み部
11;リング欠部
12;肩部
13;胴部
14;周溝
15;底部
16;底シール部
17;接着帯
18;キャップ体
19;キャップ本体
20;組付き筒
21;係止突条
22;シール部
23;頂壁
24;吐出筒
25;吸気口
26;弁体
27;吸気弁
28;吐出弁
29;蓋体
30;栓筒片
31;ヒンジ
32;グリッパ
S ;間隙
N ;内容物

Claims (4)

  1. 外殻を形成する合成樹脂製の外層(2)と、該外層(2)と剥離自在に積層され、内圧の減少による減容変形が可能な内袋を形成する合成樹脂製の内層(3)を有するダイレクトブロー成形品であるボトル状の容器体(1)と、該容器体(1)の口筒部(4)に組付けられるキャップ体(18)とから成り、前記口筒部(4)の外層(2)部分に、該外層(2)と内層(3)との層間に外気を導入する吸気孔(7)を形成し、前記口筒部(4)の下端に連設した首部(8)に、突出した壁構造のネックリング(9)を形成し、前記吸気孔(7)の直下の首部(8)部分を平坦な壁構造のリング欠部(11)としたことを特徴とするキャップ付き容器。
  2. 外層(2)を、スクイズ変形可能で、復元自在な可撓性を有する構成とした請求項1記載のキャップ付き容器。
  3. 容器体(1)の円筒状の胴部(13)に、補強用の周溝(14)を周設した請求項2に記載のキャップ付き容器。
  4. 吸気孔(7)を避けた位置に、外層(2)と内層(3)とを全高さ範囲に亘り接着固定する縦帯状の接着帯(17)を設けた請求項1、2または3に記載のキャップ付き容器。
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