JP2011501859A - 誘導溶接され、レーザ溶接補強された着火先端部を備えた点火装置、およびその製造方法 - Google Patents

誘導溶接され、レーザ溶接補強された着火先端部を備えた点火装置、およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

絶縁体が内部に固定されているハウジングを備える内燃機関用の点火装置と、その製造方法とを提供する。中心電圧が絶縁体内に装着される。接地電極はハウジングから延在しており、接地電極の一部分が、中心電極からのスパークギャップを規定している。中心電極は着火先端部を有しており、最初に、抵抗溶接継手が着火先端部を中心電極に結合し、実質的に着火先端部の材料から形成される重なり合った第1の溶接プールからなる連続したビードがさらに着火先端部を電極に結合する。第1の溶接プールから径方向に外側に形成された重なり合った第2の溶接プールからなる連続したビードが、第1の溶接プールから中心電極の外面にまで延在する丸みのある肩部表面を形成する。

Description

発明の背景
1.技術分野
この発明は、概して、スパークプラグおよび他の点火装置に関し、より特定的には、貴金属の着火先端部を有する電極とその製造方法とに関する。
2.関連技術
スパークプラグの分野においては、耐侵食性を向上させ、スパークプラグの中心電極と接地電極との間の破壊電圧を低減させることが引き続き必要とされている。貴金属電極、より一般的には、標準的な金属電極に適用される貴金属の着火先端部を用いたさまざまな設計が提案されてきた。典型的には、着火先端部は、パッドまたはリベットとして形成され、電極の端部に溶接される。
貴金属を用いて着火先端部を製造時において、しばしばニッケル合金から作製される電極材料に貴金属の着火先端部材料を取付ける際の確実性を向上させることが引き続き必要とされている。たとえば、本願の譲受人に譲渡された米国特許第6,132,277号においては、貴金属は、抵抗溶接された電極の平坦な表面に配置され、そこに抵抗溶接される。さらに、貴金属の着火先端部の所望の形状は好ましくは抵抗溶接後に形成され、次いで再び抵抗溶接されて、着火先端部が電極に固定され得るが、これは、形成プロセス中に緩められてもよいし、または、最初の抵抗溶接中に堅個に取付けられなくてもよい。
米国特許第5,811,915号には、貴金属片が電極に固定されているスパークプラグの別の製造が開示される。第′915号特許では、最初に貴金属片を電極に抵抗溶接することによってイリジウムまたはその合金からなる貴金属片を取付ける工程が教示される。抵抗溶接プロセス中には、貴金属片は溶解せずに残り、電極に向かって押込まれることにより、溶解した電極材料に沈み込み、これにより、当該貴金属片の外周のまわりに突起部が形成される。その後、レーザビームが、45度の入射角度で、電極の突起部上における概して互いに反対側に位置する2つの点として示される点位置に当てられて、これにより、電極における衝突した突起部と、突起部付近の貴金属片の側面とを溶解させる。したがって、レーザ溶接継手が、溶解した電極材料に予め沈み込められているその下面の上で延在して貴金属片の側面にまで達する。次いで、電極をその軸を中心として回転させることにより、貴金属片の外周に沿って全体的に別の周辺レーザ溶接が行なわれる。
米国特許第6,705,009号には、貴金属が中心電極に固定されているスパークプラグの別の製造が開示される。第′009号特許では、最初の抵抗溶接または摩擦溶接によって、連続した貴金属ワイヤの平坦な端部を中心電極における先細の点火先端部の平坦な端部に取付ける工程が教示される。最初の溶接中に、ワイヤの端部によって、中心電極の端部との平坦な突合せ溶接継手が形成される。次いでワイヤが切断され、第2の溶接部が、切断されたワイヤと中心電極との間における最初の溶接継手の外周のまわりにレーザによって形成される。
米国特許第6,819,031号には、貴金属の着火先端部が電極に固定されているスパークプラグの別の製造が開示される。第′031号特許では、仮の抵抗溶接またはジグによって貴金属片を中心電極に取付け、次いで、貴金属片と中心電極との界面の円周全体にわたってレーザ溶接部を形成して、第1の溶接層を形成する工程が教示されている。次いで、中心電極の長手方向軸に沿ってレーザの位置をずらして、界面の円周全体に第2の溶接部を形成する。これにより、その後、溶接層を追加することが可能となり、追加された各々の溶接層が電極の長手方向軸に沿って軸方向にずらされる。
米国特許第6,827,620号には、貴金属が電極に固定されているスパークプラグの別の製造が開示される。第′620号特許では、仮の抵抗溶接によって貴金属片を中心電極に取付け、その後、最後のレーザ溶接部を形成する工程が教示される。貴金属片は、イリジウムまたはイリジウム合金材料からなる柱状の要素である。仮の抵抗溶接中、貴金属片は、柱状の貴金属片のうち未溶解部分を、好ましくは0.1mm以下の電極に埋込むのに十分な力で押圧される。
貴金属の着火先端部を備えたすべての公知の電極製造工程は、上述のものも含めて、どれも潜在的に欠点を有している。起こり得る欠点としては、製造コストの増大、使用可能な着火先端部材料の種類数が制限されていること、またはこれらの組合わせが挙げられる。したがって、本発明は、この明細書中で説明および/または参照されている中でも特に、公知の製造時に生じるこれらおよび他のいずれかの起こり得る問題を解決することを目的としている。
発明の概要
本発明に従って製造された内燃機関のための点火装置は、開口部を有するハウジングと、ハウジング内に固定された絶縁体とを含む。絶縁体は、ハウジングにおける開口部を介して露出された端部を有する。中心電極が絶縁体内に装着されている。中心電極が有する外面は、絶縁体を越えて端部にまで延在している。接地電極がハウジングから延在しており、当該接地電極の一部分は、中心電極の端部とは反対側に位置して、それとの間にスパークギャップを規定している。中心電極は、初めに抵抗溶接継手によってその端部に結合されている貴金属の着火先端部を備える。重なり合ったレーザ溶接プールからなる連続したビードが着火先端部の外周のまわりに延在して、さらに、着火先端部を中心電極に結合する。溶接プールは、着火先端部から中心電極の外面へと延在する丸みのある肩部の少なくとも一部分を形成する。
本発明の別の局面は、点火装置のための電極アセンブリを含む。電極アセンブリは、外面を備えた電極体と、下面および外周を備えた着火先端部とを有する。抵抗溶接継手は、下面が外面の下方で第1の距離だけ埋め込まれるように、着火先端部の下面を電極体に結合させる。重なり合ったレーザ溶接プールからなる連続したビードが着火先端部の外周にわたって形成される。この場合、レーザ溶接プールは、電極体の外面の下方において、第1の距離よりも長い第2の距離だけ延在している。
本発明のさらに別の局面は、内燃機関のための点火装置の製造方法を含む。当該方法は、ハウジングを設けるステップと、絶縁体を、その端部がハウジング内の開口部を介して露出されるようにハウジング内に固定するステップとを含む。次いで、外面を有する中心電極体を絶縁体内に装着するが、この場合、中心電極体の着火先端部領域が絶縁体を越えて延在するようにする。次いで、外面を有する接地電極体をハウジングから延在させる。この場合、接地電極体の着火先端部領域が中心電極体の着火先端部領域とは反対側に位置して、それとの間にスパークギャップを規定している。さらに、貴金属から形成される着火先端部材料からなる少なくとも1つの予備成形片を設ける。さらに、着火先端部材料の少なくとも1片を中心電極体または接地電極体のうち少なくとも1つに抵抗溶接して、着火先端部を少なくとも部分的に形成する。この場合、抵抗溶接継手によって着火先端部の下面が規定されるが、これは外面の下方における第1の距離に該当する。次いで、重なり合ったレーザ溶接プールからなる連続したビードを着火先端部の外周にわたってレーザ溶接する。この場合、溶接プールは、外面の下方において第1の距離よりも長い第2の距離だけ延在している。
本発明の別の局面は、点火装置の製造方法を含む。当該方法は、外面を有する電極体と、貴金属の着火先端部材料からなる予備成形片とを設けるステップを含む。次いで、着火先端部材料を当該電極体に抵抗溶接して、着火先端部を少なくとも部分的に形成し、外面の下方において第1の距離だけ着火先端部の下面を規定する。さらに、着火先端部の外周上にわたって、重なり合ったレーザ溶接プールからなる連続したビードをレーザ溶接する。この場合、溶接プールが、外面の下方において第1の距離よりも長い第2の距離だけ延在するようにされている。
本発明のこれらおよび他の特徴および利点は、現在好ましい実施例および最良の形態についての以下の詳細な説明、ならびに添付の図面に関連付けて考慮されると、より容易に理解されるだろう。添付の図面においては、同様の特徴には同様の参照符号が付される。
本発明の現在好ましい一実施例に従って製造された、中心電極および接地電極を有するスパークプラグを示す部分側面図である。 本発明の現在好ましい一実施例に従った接地電極の製造時における最初のステップを示す拡大された部分側面図である。 抵抗溶接プロセス実行後の接地電極を示す拡大された部分側断面図である。 形成プロセス実行後の接地電極を示す拡大された部分側断面図である。 レーザ溶接プロセス中のレーザビームの向きを示す、接地電極の拡大された部分側断面図である。 レーザ溶接プロセス実行後の接地電極を示す拡大された部分側断面図である。 完成した状態の接地電極を示す拡大された部分上面図である。 本発明の現在好ましい一実施例に従った中心電極の製造時における最初のステップを示す拡大された部分側面図である。 抵抗溶接プロセスの実行後における中心電極を示す拡大された部分側断面図である。 レーザ溶接プロセス中におけるレーザビームの向きを示す、中心電極の拡大された部分側断面図である。 レーザ溶接プロセス実行後の中心電極を示す拡大された部分側断面図である。 形成プロセス実行後の完成した状態にある中心電極を示す拡大された側断面図である。 本発明の現在好ましい別の実施例に従った、レーザ溶接プロセス中におけるレーザビームの向きを示す中心電極の拡大された部分側面図である。 レーザ溶接プロセス完了後における、現在好ましい一完成状態で示される中心電極の拡大された側断面図である。 レーザ溶接プロセス完了後における現在好ましい別の完成状態で示される中心電極の拡大された側断面図である。 図13と同様の図であり、図15の中心電極の製造時に用いられるレーザ溶接プロセス中におけるレーザビームの向きを示す。 図15の中心電極の製造時に用いられるレーザ溶接プロセス中に得られるレーザの概略的な経路を示す平面図である。
現在好ましい実施例の詳細な説明
図面をさらに詳細に参照すると、図1は、本発明についての現在好ましい一製造方法に従って製造されたスパークプラグ10の着火端部を示す。スパークプラグ10は、金属製のケーシングまたはハウジング12と、ハウジング12内に固定された絶縁体14と、中心電極16と、接地電極18と、中心電極16および接地電極18上で互いに対向して配置されたそれぞれ対応する一対の着火先端部20、22とを含む。ハウジング12は、金属製の外殻として従来の態様で製造可能であり、標準的なねじ山24と環状の下方端部26とを含み得る。環状の下方端部26からは、接地電極18が溶接されるかまたはそれに取付けられるなどして延在している。同様に、スパークプラグ10の他のすべての構成要素は(図示されないものを含めて)、本発明に従って製造される着火先端部20、22を備える中心電極16および/または接地電極18を除いては、公知の技術および材料を用いて製造可能である。
公知のとおり、ハウジング12の環状端部26は開口部28を規定しており、好ましくは、そこを通って絶縁体14が延在する。中心電極16は、概して、ガラス封着によって、または他の任意の好適な技術を用いて絶縁体14内に装着される。中心電極16は、好適な任意の断面形状を有し得るが、一般的には、断面は概して円筒形であり、着火先端部20とは反対側の端部において直径が広くなっている弓形のフレア型または先細り型であるため、絶縁体14内での端部の据付けまたは封止が容易になる。中心電極16は、概して、絶縁体14から出て、露出された軸方向端部30を通って延在する。中心電極16は、たとえば、スパークプラグ製造の分野で周知のとおり、さまざまなNiおよびNiベースの合金などの如何なる好適な導体からも製造され、CuまたはCuベースの合金芯を覆うこのような材料被覆をも含み得る。
接地電極18が示されているが、これは、限定ではなく例示を目的として、概して長方形の断面形状を有し90度をなす従来の弓形のエルボー形状をなしている。接地電極18は、電気的および熱的な連通をもたらすように一方の端部32がハウジング12に取付けられており、好ましくは、概して中心電極16に対向する自由端34において終端している。着火部分または端部は、接地電極18の自由端34に隣接して規定されており、中心電極16の対応する着火端部とともに、それとの間にスパークギャップ36を規定する。しかしながら、当業者であれば、接地電極18が多くの構成、形状およびサイズを有し得ることを容易に理解するだろう。
着火先端部20、22は、スパークギャップ36にわたって電子を放出したり受取ったりするための点火面21、23を設けるようにそれぞれ対応する電極16、18の着火端部に配置される。着火先端面21に等しく適用される表面23について図7に図示されるような着火先端面21、23を上方から見ると、着火先端面21、23が、後に説明する製造方法によって少なくとも部分的に提供される概して円形の幾何学的形状を有していることが分かる。現在好ましい多くの実施例である着火先端部20、22は比較的軟質の貴金属からなり、摂氏約2447度の溶融温度を有し広く用いられている公知の着火先端部の貴金属、すなわちイリジウム(Ir)よりも低い融点を有している。ここで用いられる好ましい貴金属は、摂氏約1,769度の溶融温度を有するプラチナ(Pt)、または、その合金、たとえば、さらにより低い溶融温度を有するプラチナ−ニッケル(Pt−Ni)などである。しかしながら、以下に説明するとおり、現在好ましいいくつかの実施例では、イリジウム、イリジウム合金、または他の貴金属およびさらに標準的な非貴金属を用いることができる。
本発明に従うと、着火先端部20、22は、まず、それぞれ対応する電極16、18に抵抗溶接され、次いで、少なくとも部分的にレーザ溶接されて、さらに、取付け部を電極に固定して、着火先端部20、22と電極16、18との間に形成される溶接継手に酸化が不所望に侵入するのを防ぐ。抵抗溶接継手により、それぞれの電極16、18の外面42の下方に第1の距離(d)だけ埋込まれた下面40が規定される。レーザ溶接継手により、重なり合った溶接プール44が規定される。重なり合った溶接プール44は、それぞれの電極16、18の外面42の下方において、第1の距離(d)よりも長い第2の距離(D)だけ延在する。確実な溶接継手を設けるのを支援し、酸化の侵入を阻止するのを支援するために、それぞれの着火先端部20、22にレーザ溶接プール44からのアンダーカットが起こらないようにレーザ溶接継手が形成される。これにより、レーザ溶接プール44の各々は、それぞれの着火先端部20、22に堅く結合された側壁46を形成する。この場合、側壁46は、着火先端部20、22の中心軸48と概して平行であり、および/または、外面42の下方において延在するのに応じて着火先端部20、22の中心軸48から径方向に外側に延在する。
限定ではなく例示を目的として図2に図示されるとおり、それぞれの電極16、18の製造時には、予備成形されたPtパッド50は、ここでは、好ましくは弓形、凸形または球形の表面52として、より好ましくは概して球形またはボール形のものとして表わされており、その外面42上に配置される。次いで、パッド50が電極16、18に抵抗溶接される。抵抗溶接プロセス中、パッド50の外面52が凸形であれば、概して矢印56で示されるように、抵抗溶接プロセス中に除去されるべき酸化物54が外面42上に形成される。したがって、パッド50の概して球形の表面52が、溶接軸(図示せず)の力を受けて電極16、18の外面42に押し込まれると、酸化物54が溶接継手から外向きに押し出される。加えて、概して凸形の形状は、少なくとも初めのうちは一地点として、理論的にはパッド50と電極16、18との間に設けられる最小の接触面積を表わしており、これが、抵抗溶接プロセス中にパッド50とそれぞれの電極16、18との間の電気抵抗を増大させ、こうして、抵抗溶接プロセス中に生じる熱を増大させる。これにより、結合されている異種材料の溶融材料間に良好な結合をもたらすことによって確実な抵抗溶接継手が容易に形成される。これらの両方の材料からなる好適な溶接プールが形成され、パッド50が電極16、18の外面42の下方において所望の深さ(d)にまで押圧されると、印加された電流がオフにされ、設けられた溶接プールが、概して酸化介在物なしで凝固することが可能となる。
次いで、図3に図示のとおり、パッド50の一部58は、所望の最終形状を得るためにさらなる成形を必要とする可能性がある。したがって、パッド50は、それぞれの着火先端部20、22の着火面21、23が、図4に図示のとおり、概して平坦になり、電極16、18の外面42に対して平行になるように鋳造され得るか、または成形され得る。
着火先端部20、22が形成されると、レーザ溶接継手60が設けられることにより、たとえば、限定ではなく例示を目的として、ランプ励起パルスND−YAGレーザを備えたGSI JK450の450ワット・ルモニクス・トレパニング・ヘッド(450 Watt-Lumonics trepanning head)などの、着火先端部20、22とそれぞれの電極16、18との間の結合部の機械的強度が高められる。レーザが如何なる商標名のものであってもよく、連続的なウェーブYAG、CO2または他のレーザタイプが使用可能であることが理解されるはずである。好ましい一実施例においては、レーザ溶接エネルギが約l〜1.5J/パルスの間で調整され、溶接周波数が約75〜85Hzの間で調整され、光スポット直径が約0.008〜0.010インチの間で調整されて、直径が約0.020インチの個々の溶接プールがもたらされる。レーザ溶接を実行するために、レーザヘッドと、これによりレーザビーム62とが、電極16、18と、静止した状態で固定されたそれぞれの着火先端部20、22とのまわりでトレパニングされた。レーザヘッドをトレパニングするための好ましい速度は、約140〜160rpmであり、パルス/スポット溶接の好ましい数は約30〜33である。特定の用途に応じて、上述のパラメータが変更可能であり、さらに必要に応じて、ワークピースを回転させ、レーザビームを静止させたままにできることが認識されるはずである。レーザ溶接プロセス中には、たとえばアルゴンなどのカバーガスを使用することも好ましく、この場合、カバーガスの流量を、用途に最も適したものとなるように、たとえば約0.2cfmなどに制御することができる。
図5に図示のとおり、レーザビーム62は、好ましくは、溶接面42に対して約80〜90度の向きに維持される。加えて、レーザビームの焦点は、好ましくは、着火先端パッドの外周64に可能な限り近づけて維持され、好ましくは、最初の抵抗溶接プロセス中に着火先端部20、22とそれぞれ対応する電極体16、18との間で露出された溶接継手のシーム66にわたって維持され、これにより、図7に図示のとおり、パルスレーザ溶接によって形成される重なり合った溶接プール44からなる連続したビードでシーム66が完全に覆われる。上述のとおり、これにより、着火先端部材料と電極材料との間の結合部の強度が改善される一方で、着火先端部20、22とそれぞれ対応する電極16、18との間に設けられた溶接継手への酸素の侵入も抑制される。
図6に図示のとおり、個々のレーザ溶接プール44は、電極16、18の外面42よりも下方で、着火先端部の下面40の深さ(d)よりも深い所定の深さ(D)にまで延在する。したがって、レーザ溶接プール44は、前の抵抗溶接プロセス時に形成された抵抗溶接継手よりも下で延在する。レーザビーム62の向きが電極16、18の外面42に対して約90度であれば、レーザ溶接プール44は、着火先端部20、22を規定する材料にアンダーカットを形成することのないように形成される。図6に図示のとおり、レーザ溶接プール44は、軸方向の断面が概して円錐台形であるトロイド状または環状のリングを形成しており、個々のレーザ溶接プール44の内側の側壁46は、それぞれの着火先端部20、22に結合されている。凝固した連続的なレーザ溶接プールの側壁46は、概して、着火先端部20、22の中心軸48に平行であり、および/または、当該中心軸48から径方向に外側に延在する。
図8に図示のとおり、現在好ましい別の製造においては、特に中心電極16を参照すると、初めに球形のPtパッドを使用するのではなく、中心電極への取付け用の概して円錐台形状の端部152を有するPtまたはPtベースのリベット150を用いて着火先端部120を形成する。球形または突形の表面に関連付けて上述したように、端部152の形状により、最初の抵抗溶接プロセス中に、矢印56によって図9に示されるように、抵抗の上昇と酸化物の除去とが容易になる。したがって、先の実施例と同様に、Ptリベット150が、最初に、中心電極16の端部外面42に抵抗溶接される。Ptリベット150は、好ましくは端部上で中心に配置される。この場合、概して電極16の長手方向軸48に対して同軸となる端部の環状表面70が露出されたままとなり、概して抵抗溶接プロセスの影響を受けなくなる。その後、上述のとおり、Ptリベット150が、さらに、パルスレーザ溶接プロセスにおいて中心電極16に結合される。中心電極16が典型的に円筒形であれば、パルスレーザビーム62を上述のとおりトレパニングすることができるかまたは中心電極16を回転させることができ、レーザビーム62を固定位置に維持することができる。レーザ溶接プール44は、上述したのと同じ様に形成されており、ここでは、中心電極16の側壁72から径方向に内側に間隔をあけて形成されているのが示される。したがって、図11に図示のとおり、概してレーザ溶接プロセスの影響を受けない環状リング74は、中心電極16の端部に留まる。レーザ溶接プロセスが完了すると、中心電極16は完成して使用できるようになったとみなされてもよい。その他の場合には、図12に図示のとおり、中心電極16の端部を機械的作業などで形成して、概して連続的なレーザ溶接プール44から側壁72にまで延在する先細で円錐形の壁76を形成することができる。好ましくは、先細の壁76は、レーザ溶接プール44に隣接して形成されているが、レーザ溶接プール44に接したりレーザ溶接プール44にまで延在したりすることのないようにそこから径方向に外側にわずかに間隔をあけて配置されている。
中心電極16の現在好ましいさらに別の製造においては、図13および図14に図示のとおり、電極16の側壁72とレーザ溶接プール44との間に影響を受けない環状リング74を残すのではなく、レーザ溶接プール44が側壁72に接してまたは実質的にその付近で径方向に外側に延在するようにレーザ溶接を実行することができる。これは、レーザビーム62のエネルギを増大させることによって、レーザビーム62の光スポット直径を変えることによって、レーザビーム62を電極16の中心軸に対して横方向にずらすことによって、またはこれらの組合わせによって実行可能であり、これにより、レーザビームパルスからの熱エネルギによって影響を受ける面積を増大させ得る。この際に、レーザ溶接プール44により、好ましくは、図12に関連付けて説明したような二次的な機械的作業を実行する必要なしに、先細または円錐形の表面78が形成される。
中心電極16の現在好ましいさらに別の製造においては、図15に図示のとおり、レーザ溶接プロセスを実行して、2つの別個の溶接プールの区域を設けることができる。重なり合った第1の溶接プール44の第1の溶接区域は、ここでは限定ではなく例示の目的でリベット型の着火先端部120として表される着火先端部の材料から実質的に形成可能であり、第1の溶接プール44を囲む第2の溶接プール144における径方向に外側にある第2の溶接区域は、実質的に中心電極16の材料から形成可能である。ここではリベット型の着火先端部を表しているが、着火先端部が、着火先端部20またはその他のものに関連付けて上述したような好適に形成された如何なる予備成形品からも製造され得ることが認識されるはずである。レーザ溶接出力および速度を、レーザビーム62に対する中心電極16の相対運動中に溶接かつ維持される材料に最も適するように予め決定して、第1の溶接プール44から径方向に外側に延在して中心電極16の側壁72の外面にまで達する外面176の表面に所望の丸みをもたらすことができる。したがって、レーザ溶接された表面44、144を、ここでは凸形として示される丸みのある表面として完成させて設けることができるか、または、必要に応じて、その後、たとえば表面研削もしくは研磨などの補足的なプロセスを行ってもよい。
図16および図17に図示のとおり、溶接プール44を形成する第1の溶接区域は、たとえば、1対の重なり合った第1の溶接プール44を形成するために、ダイヤルテーブル(図示せず)の回転固定具上で中心電極16を約720度回転させることなどによって、レーザビーム62に対して中心電極16を回転させることによって形成される。次いで、中心電極16の中心軸48をレーザビーム62に対して横方向に移動させて、レーザ出力ハウジングを手動の焦点合わせおよびサーボスライド上に固定させることなどによって中心電極16の外周端縁80にレーザビーム62の焦点を合わせ、これにより、レーザビーム62を中心電極16に相対的に移動させることを可能にする。現在好ましい一実施例においては、レーザビーム62の焦点が概ね中心電極16の端縁80に合わされると、レーザビーム62は、ここでは中心電極16の中心軸48によって表される垂直線から約10度向きが変えられる。しかしながら、結果として得られる溶接プール144の所望の幾何学的形態に応じて、中心軸48からのレーザビーム62の傾斜角度が中心軸48から約5〜60度の向きにされ得ることが認識されるはずである。レーザビーム62の焦点が所望の傾斜で外端縁80に概ね合わされると、中心電極16がダイヤルテーブル上で少なくとも360度回転して、重なり合った第2の溶接プール144の第2の溶接区域を第1の溶接プール44から径方向に外側に形成する。レーザビーム62に対する中心電極16の回転数は、電極16および着火先端部120に用いられるレーザ出力、溶接時間および材料に応じて異なり得る。着火先端部120は、プラチナ、イリジウムまたは他の貴金属などのさまざまな材料から形成されてもよく、たとえば、多層のリベットまたはパッドを含むさまざまな予備成形形状で設けられてもよい。この明細書中に記載された新規のレーザ丸み付けプロセスが標準的な非貴金属の着火先端電極上で利用され得ることがさらに認識されるはずである。第2の溶接プール144を形成する第2の溶接区域のレーザ溶接中に、機械加工プロセスの場合と同様に、材料が中心電極16から除去されず、そこに材料が追加されることもないことが認識されるはずである。
上述の開示および添付の図面に鑑みて、本発明の多くの変更例および変形例が実現可能であることは明らかである。したがって、特に記載のない限り、本発明が添付の特許請求の範囲内で実施され得ることが理解されるはずである。

Claims (21)

  1. 内燃機関のための点火装置であって、
    開口部を有するハウジングと、
    前記ハウジング内に固定された絶縁体とを含み、前記絶縁体の端部は、前記ハウジングにおける前記開口部を介して露出されており、前記点火装置はさらに、
    前記絶縁体内に装着される中心電極を含み、前記中心電極は、前記絶縁体を越えて自由端にまで延在する外面を有し、着火先端部が前記自由端から延在しており、前記点火装置はさらに、
    前記ハウジングから延在する接地電極を含み、前記接地電極の一部分が前記中心電極の前記着火先端部とは反対側に位置して、それとの間にスパークギャップを規定し、
    前記中心電極は、前記中心電極の前記自由端に前記着火先端部を結合する重なり合った第1のレーザ溶接プールと、前記第1のレーザ溶接プールから径方向に外側にあって、前記第1のレーザ溶接プールから前記中心電極の前記外面にまで延在する環状の丸みのある表面を形成する重なり合った第2の溶接プールとを有する、点火装置。
  2. 前記中心電極の前記着火先端部は貴金属である、請求項1に記載の点火装置。
  3. 前記着火先端部はプラチナベースである、請求項2に記載の点火装置。
  4. 前記第1のレーザ溶接プールは、実質的に着火先端部の溶解した材料から形成され、前記第2の重なり合った溶接プールは、実質的に前記中心電極の溶解した材料から形成される、請求項1に記載の点火装置。
  5. 前記第1のレーザ溶接プールおよび前記第2のレーザ溶接プールは互いに別個である、請求項1に記載の点火装置。
  6. 前記丸みのある表面は凸形である、請求項1に記載の点火装置。
  7. 点火装置のための中心電極であって、
    自由端にまで延在する外面を有する長手の電極体と、
    前記自由端に結合された着火先端部と、
    前記中心電極の前記自由端に前記着火先端部を結合する重なり合った第1のレーザ溶接プールからなる連続したビードと、前記第1のレーザ溶接プールから径方向に外側にあって、前記第1のレーザ溶接プールから前記中心電極の前記外面にまで延在する環状の丸みのある表面を形成する重なり合った第2の溶接プールからなる連続したビードとを含む、中心電極。
  8. 前記着火先端部は貴金属である、請求項7に記載の中心電極。
  9. 前記着火先端部はプラチナベースである、請求項7に記載の中心電極。
  10. 前記第1のレーザ溶接プールは、実質的に前記着火先端部の溶解した材料から形成され、前記第2の重なり合った溶接プールは、実質的に前記中心電極の溶解した材料から形成される、請求項7に記載の中心電極。
  11. 前記第1のレーザ溶接プールおよび前記第2のレーザ溶接プールは互いに別個である、請求項7に記載の中心電極。
  12. 前記丸みのある表面は凸形である、請求項7に記載の中心電極。
  13. 中心電極の製造方法であって、
    自由端にまで延在する外面を有する電極体を設けるステップと、
    着火先端部材料を供給するステップと、
    前記着火先端部材料を前記自由端に抵抗溶接するステップと、
    前記着火先端部材料のまわりで、重なり合った第1のレーザ溶接プールからなる連続したビードをレーザ溶接するステップと、
    前記第1のレーザ溶接プールから径方向に外側にあって、前記第1のレーザ溶接プールから前記電極体の前記外面にまで延在する環状の丸みのある表面を形成する重なり合った第2の溶接プールからなる連続したビードをレーザ溶接するステップとを含む、方法。
  14. 前記着火先端部材料を貴金属として供給するステップをさらに含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記着火先端部材料をプラチナベースの材料として供給するステップをさらに含む、請求項14に記載の方法。
  16. 実質的に着火先端部の溶解した材料から前記第1のレーザ溶接プールを形成するステップをさらに含む、請求項13に記載の方法。
  17. 実質的に前記中心電極の溶解した材料から前記第2の重なり合った溶接プールを形成するステップをさらに含む、請求項16に記載の方法。
  18. 凸形の外面を有する前記丸みのある表面を形成するステップをさらに含む、請求項13に記載の方法。
  19. 前記着火先端部のまわりで周方向に移動するレーザビームで前記第1の溶接プールを形成し、前記レーザビームを前記第1のレーザ溶接プールから径方向に外側に移動させ、前記第1のレーザ溶接プールのまわりで周方向に移動する前記レーザビームで前記第2の溶接プールを形成するステップをさらに含む、請求項13に記載の方法。
  20. 前記レーザビームを前記中心電極体に対して少なくとも720度回転させることによって前記第1のレーザ溶接プールを形成するステップをさらに含む、請求項19に記載の方法。
  21. 前記レーザビームを前記中心電極体の中心軸から約5〜60度傾斜させて前記第2のレーザ溶接プールを形成するステップをさらに含む、請求項19に記載の方法。
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