JP2011237790A - 樹脂粒子及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】離型剤(A)、結着樹脂(B)、及びポリオレフィン樹脂(a)にビニル系共重合体(b)がグラフトした構造を有するグラフト重合体(C)を含有する樹脂粒子(D)であって、ポリオレフィン樹脂(a)と離型剤(A)の溶解度パラメータの差が0〜1.5(cal/cm3)1/2であり、ポリオレフィン樹脂(a)と離型剤(A)の示差走査熱量計で測定した最大ピーク温度の差が0〜40℃であり、離型剤(A)の示差走査熱量計で測定した最大ピーク温度が45〜80℃であることを特徴とする樹脂粒子(D)。
【選択図】なし
Description
例えば、トナーに用いられる樹脂粒子には、低エネルギーでトナーを定着させる定着性が要求されていて、トナーの定着性を向上させるために、樹脂の溶融粘度を低くする手段が用いられている。しかし、低温でトナーを定着させる場合、トナー中の離型剤も低温で溶融し、トナー表面にブリードアウトさせる必要がある。そこで、低温で離型剤をブリードアウトさせるために、離型剤として融点が低く、溶融粘度が低い低分子量のパラフィンワックスを用いることが知られている(特許文献1)。しかしながら、融点が低い離型剤を使用すると樹脂粒子中への離型剤の分散性が不十分となり、キャリア等に対する十分な耐汚染性が得られなかった。また、離型剤を所望の粒径で分散する目的で、微粒子として晶析させこれを粉砕する場合、晶析した微粒子の粒径が大きすぎると長時間の分散工程を必要とし、生産性が上がらないという課題があった。
[1]エステル系離型剤
炭素数36〜60のモノエステル(直鎖又は分岐の1価脂肪酸と、直鎖又は分岐の1価アルコールのエステル)及び、炭素数36〜60の2価以上のエステル(直鎖又は分岐の1価脂肪酸と多価アルコールのエステル及び多価カルボン酸と直鎖又は分岐の1価アルコールのエステル)。
炭素数36〜64のジアルキルエーテル{一般式(1)[R1−O−R2]で表され、式中のR1とR2がそれぞれ直鎖又は分岐のアルキル基であるジアルキルエーテル}、及び炭素数36〜60のアルキレングリコールビスアルキルエーテル{一般式(2)[R3−(O−R4)n−O−R5]で表され、R3とR5がそれぞれ直鎖又は分岐のアルキル基であり、R4が炭素数2〜6のアルキレン基であり、nが1〜5の整数である、アルキレングリコールビスアルキルエーテル}等が挙げられる。
炭素数32〜60のジアルキルケトン{一般式(3)[R6−C(=O)−R7]で表され、式中のR6とR7がそれぞれ直鎖又は分岐のアルキル基であるジアルキルケトン}。
ケトン系離型剤の具体例としては、ジステアリルケトン、ステアリルエイコシルケトン、ジエイコシルケトン、エイコシルベヘニルケトン、ジベヘニルケトン、ステアリルテトラデシルオクタデシルケトン、エイコシルテトラデシルオクタデシルケトン、ベヘニルテトラデシルオクタデシルケトン、ビス(テトラデシルオクタデシル)ケトン、ステアリルヘキサデシルエイコシルケトン、エイコシルヘキサデシルエイコシルケトン、ベヘニルヘキサデシルエイコシルケトン及びビス(ヘキサデシルエイコシル)ケトン等が挙げられる。
炭素数28〜60のモノアミド(直鎖又は分岐の1価脂肪酸と、直鎖又は分岐の1価アミンのアミド)、及び炭素数36〜60の2価以上のアミド(直鎖又は分岐の1価脂肪酸と多価アミンのアミド、多価カルボン酸と直鎖又は分岐の1価アミンのアミド等)。
分岐の1価アミンとしては、イソプロピルアミン、t−ブチルアミン、イソペンチルアミン、イソヘキシルアミン、イソヘプチルアミン、2−エチルヘキシルアミン、イソデシルアミン、イソドデシルアミン及びイソステアリルアミン等が挙げられる。
炭素数28〜60の直鎖又は分岐の1価又は2価以上のカルボン酸等が挙げられる。具体例としては、モンタン酸、トリアコンタン酸及びヘキサトリアコンタン酸等が挙げられる。
炭素数32〜60の直鎖又は分岐の1価又は2価以上のアルコール等が挙げられる。具体例としては、2−ヘキサデシルオクタデカノール及び2−ヘキサデシルエイコサノール等が挙げられる。
炭素数32〜50のn−パラフィン、炭素数32〜50のイソパラフィン、オレフィン(例えばエチレン、プロピレン、1−ブテン、イソブチレン、1−ヘキセン、1−ドデセン、1−オクタデセン及びこれらの混合物等)の(共)重合体[(共)重合により得られるもの及び熱減成型ポリオレフィンを含む]、及びポリメチレン(例えばサゾールワックス等のフィシャートロプシュワックス等)が挙げられる。なお、「(共)重合」は、重合又は共重合を表す。以下同様の表現を用いる。
なお、本発明における最大ピーク温度とは、DSCにおいて、ピークが単一の場合はその温度を、またピークが複数ある場合は、ピーク面積が最大であるピークの温度を意味する。DSCは、JISK7121−1987の方法に準拠して、「DSC210」[セイコー電子工業(株)製]}等の示差走査熱量計を用いて測定することができる。
5重量%減量温度とは、熱重量分析(Thermalgravimetry;TG)において、窒素流量:200mL/分、昇温速度:10℃/分の条件で、重量減少量が5重量%に到達したときの温度を意味する。
ポリオールとしては、ジオール(11)、及び3〜8価又はそれ以上のポリオール(12)が挙げられる。
ポリカルボン酸、その酸無水物又は低級アルキルエステルとしては、ジカルボン酸(13)、3〜6価又はそれ以上のポリカルボン酸(14)、これらの酸無水物及び低級アルキルエステルが用いられる。
ポリオールとポリカルボン酸の比率は、水酸基[OH]とカルボキシル基[COOH]の当量比[OH]/[COOH]として、好ましくは2/1〜1/5、更に好ましくは1.5/1〜1/4、特に好ましくは1/1.3〜1/3である。
これらのうち好ましいのは、アルキレングリコール及びビスフェノール類のAO付加物であり、更に好ましいのはビスフェノール類のAO付加物、及びビスフェノール類のAO付加物とアルキレングリコールとの混合物である。
これらのうち好ましいのは、脂肪族多価アルコール及びノボラック樹脂のAO付加物であり、更に好ましいのはノボラック樹脂のAO付加物である。
これらのうち好ましいのは、アルケンジカルボン酸及び芳香族ジカルボン酸であり、更に好ましいのは芳香族ジカルボン酸である。
3〜6価又はそれ以上のポリカルボン酸(14)としては、炭素数9〜20の芳香族ポリカルボン酸(例えばトリメリット酸及びピロメリット酸等)等が挙げられる。
なお、ジカルボン酸(13)又は3〜6価又はそれ以上のポリカルボン酸(14)の酸無水物としては、トリメリット酸無水物及びピロメリット酸無水物等が挙げられる。また、これらの低級アルキルエステルとしては、メチルエステル、エチルエステル及びイソプロピルエステル等が挙げられる。
ポリウレタン樹脂中のカルボキシル基の含有率は、好ましくは0.1〜10重量%である。
ポリイソシアネートの変性物には、ウレタン基、カルボジイミド基、アロファネート基、ウレア基、ビューレット基、ウレトジオン基、ウレトイミン基、イソシアヌレート基及び/又はオキサゾリドン基を含有する変性物等が用いられ、変性MDI(ウレタン変性MDI、カルボジイミド変性MDI及びトリヒドロカルビルホスフェート変性MDI等)、ウレタン変性TDI及びこれらの混合物[例えば変性MDIとウレタン変性TDI(イソシアネート含有プレポリマー)との混合物]等が挙げられる。
炭素数2〜18の脂肪族ポリアミンとしては、脂肪族ポリアミン、これらのアルキル(炭素数1〜4)又はヒドロキシアルキル(炭素数2〜4)置換体、脂環式又は複素環含有脂肪族ポリアミン及び芳香環含有脂肪族アミン(炭素数8〜15)等が挙げられる。
芳香環含有脂肪族アミン(炭素数8〜15)としては、キシリレンジアミン及びテトラクロロp−キシリレンジアミン等が挙げられる。
芳香族系ポリエポキシ化合物としては、多価フェノール類のグリシジルエーテル体及びグリシジルエステル体、グリシジル芳香族ポリアミン並びにアミノフェノールのグリシジル化物等が挙げられる。
多価フェノールのグリシジルエステル体としては、フタル酸ジグリシジルエステル、イソフタル酸ジグリシジルエステル及びテレフタル酸ジグリシジルエステル等が挙げられる。
グリシジル芳香族ポリアミンとしては、N,N−ジグリシジルアニリン、N,N,N’,N’−テトラグリシジルキシリレンジアミン及びN,N,N’,N’−テトラグリシジルジフェニルメタンジアミン等が挙げられる。
また、前記芳香族系ポリエポキシ化合物としては、p−アミノフェノールのトリグリシジルエーテル、トリレンジイソシアネート又はジフェニルメタンジイソシアネートとグリシドールの付加反応により得られるジグリシジルウレタン化合物、前記2反応物にポリオールも反応させて得られるグリシジル基含有ポリウレタン(プレ)ポリマー及びビスフェノールAのAO付加物のジグリシジルエーテル体が挙げられる。
脂環族系ポリエポキシ化合物としては、ビニルシクロヘキセンジオキサイド、リモネンジオキサイド、ジシクロペンタジエンジオキサイド、ビス(2,3−エポキシシクロペンチル)エーテル、エチレングリコールビスエポキシジシクロペンチルエーテル、3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキシルメチル−3’,4’−エポキシ−6’−メチルシクロヘキサンカルボキシレート、ビス(3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキシルメチル)アジペート、ビス(3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキシルメチル)ブチルアミン及びダイマー酸ジグリシジルエステル等が挙げられる。
また、前記脂環族系ポリエポキシ化合物としては、前記芳香族系ポリエポキシド化合物の核水添化物も挙げられる。
多価脂肪族アルコールのポリグリシジルエーテル体としては、エチレングリコールジグリシジルエーテル、プロピレングリコールジグリシジルエーテル、テトラメチレングリコールジグリシジルエーテル、1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコールジグリシジルエーテル、ポリテトラメチレングリコールジグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル、トリメチロールプロパンポリグリシジルエーテル、グリセロールポリグリシジルエーテル、ペンタエリスリトールポリグリシジルエーテル、ソルビトールポリグリシジルエーテル及びポリグリセロールポリグリシジルエーテル等が挙げられる。
多価脂肪酸のポリグリシジルエステル体としては、ジグリシジルオキサレート、ジグリシジルマレート、ジグリシジルスクシネート、ジグリシジルグルタレート、ジグリシジルアジペート及びジグリシジルピメレート等が挙げられる。
グリシジル脂肪族アミンとしては、N,N,N’,N’−テトラグリシジルヘキサメチレンジアミン等が挙げられる。
また、脂肪族系ポリエポキシ化合物としては、ジグリシジルエーテル及びグリシジル(メタ)アクリレートの(共)重合体等も挙げられる。
ポリエポキシド(19)のうち好ましいのは、脂肪族系ポリエポキシ化合物及び芳香族系ポリエポキシ化合物である。なお、ポリエポキシド(19)は、2種以上を併用することができる。
(1−1)脂肪族ビニル炭化水素:炭素数2〜12のアルケン(例えばエチレン、プロピレン、ブテン、イソブチレン、ペンテン、ヘプテン、ジイソブチレン、オクテン、ドデセン、オクタデセン及び炭素数3〜24のα−オレフィン等);炭素数4〜12のアルカジエン(例えばブタジエン、イソプレン、1,4−ペンタジエン、1,6−ヘキサジエン及び1,7−オクタジエン等)。
(1−2)脂環式ビニル炭化水素:炭素数6〜15のモノ又はジシクロアルケン(例えばシクロヘキセン、ビニルシクロヘキセン及びエチリデンビシクロヘプテン等)、炭素数5〜12のモノ又はジシクロアルカジエン[例えば(ジ)シクロペンタジエン等];及びテルペン(例えばピネン、リモネン及びインデン等)等。
(1−3)芳香族ビニル炭化水素:スチレン;スチレンのハイドロカルビル(炭素数1〜24のアルキル、シクロアルキル、アラルキル及び/又はアルケニル)置換体(例えばα−メチルスチレン、ビニルトルエン、2,4−ジメチルスチレン、エチルスチレン、イソプロピルスチレン、ブチルスチレン、フェニルスチレン、シクロヘキシルスチレン、ベンジルスチレン、クロチルベンゼン、ジビニルベンゼン、ジビニルトルエン、ジビニルキシレン及びトリビニルベンゼン等);及びビニルナフタレン等。
炭素数3〜30の不飽和モノカルボン酸[例えば(メタ)アクリル酸、クロトン酸、イソクロトン酸及び桂皮酸等];炭素数3〜30の不飽和ジカルボン酸(無水物)[例えば(無水)マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、(無水)シトラコン酸及びメサコン酸等];及び炭素数3〜30の不飽和ジカルボン酸のモノアルキル(炭素数1〜24)エステル(例えばマレイン酸モノメチルエステル、マレイン酸モノオクタデシルエステル、フマル酸モノエチルエステル、イタコン酸モノブチルエステル、イタコン酸グリコールモノエーテル及びシトラコン酸モノエイコシルエステル等)等。
カルボキシル基含有ビニルモノマーの塩としては、例えばアルカリ金属塩(ナトリウム塩及びカリウム塩等)、アルカリ土類金属塩(カルシウム塩及びマグネシウム塩等)、アンモニウム塩、アミン塩及び4級アンモニウム塩等が挙げられる。
アミン塩としては、アミン化合物であれば特に限定されないが、例えば1級アミン塩(エチルアミン塩、ブチルアミン塩及びオクチルアミン塩等)、2級アミン(ジエチルアミン塩及びジブチルアミン塩等)、3級アミン(トリエチルアミン塩及びトリブチルアミン塩等)が挙げられる。4級アンモニウム塩としては、テトラエチルアンモニウム塩、トリエチルラウリルアンモニウム塩、テトラブチルアンモニウム塩及びトリブチルラウリルアンモニウム塩等が挙げられる。
カルボキシル基含有ビニルモノマーの塩としては、アクリル酸ナトリウム、メタクリル酸ナトリウム、マレイン酸モノナトリウム、マレイン酸ジナトリウム、アクリル酸カリウム、メタクリル酸カリウム、マレイン酸モノカリウム、アクリル酸リチウム、アクリル酸セシウム、アクリル酸アンモニウム、アクリル酸カルシウム及びアクリル酸アルミニウム等が挙げられる。
炭素数2〜14のアルケンスルホン酸(例えばビニルスルホン酸、(メタ)アリルスルホン酸及びメチルビニルスルホン酸等);スチレンスルホン酸及びこのアルキル(炭素数2〜24)誘導体(例えばα−メチルスチレンスルホン酸等;炭素数5〜18のスルホ(ヒドロキシ)アルキル−(メタ)アクリレート(例えばスルホプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−3−(メタ)アクリロキシプロピルスルホン酸、2−(メタ)アクリロイルオキシエタンスルホン酸及び3−(メタ)アクリロイルオキシ−2−ヒドロキシプロパンスルホン酸等);炭素数5〜18のスルホ(ヒドロキシ)アルキル(メタ)アクリルアミド[例えば2−(メタ)アクリロイルアミノ−2,2−ジメチルエタンスルホン酸、2−(メタ)アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸及び3−(メタ)アクリルアミド−2−ヒドロキシプロパンスルホン酸等];アルキル(炭素数3〜18)アリルスルホコハク酸(例えばプロピルアリルスルホコハク酸、ブチルアリルスルホコハク酸、2−エチルヘキシル−アリルスルホコハク酸等);ポリ[n(重合度、以下同様)=2〜30]オキシアルキレン(オキシエチレン、オキシプロピレン及びオキシブチレン等。オキシアルキレンは単独又は併用でもよく併用の場合、付加形式はランダム付加でもブロック付加でもよい。)モノ(メタ)アクリレートの硫酸エステル[例えばポリ(n=5〜15)オキシエチレンモノメタクリレート硫酸エステル及びポリ(n=5〜15)オキシプロピレンモノメタクリレート硫酸エステル等];下記一般式(4−1)〜(4−3)で表される化合物;及びこれらの塩等が挙げられる。
なお、塩としては、(2)カルボキシル基含有ビニルモノマー及びそれらの塩で示した対イオン等が挙げられる。
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CH2=CHCH2OCH2CHCH2O−Ar−R9 (4−1)
CH=CH−CH3
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R10−Ar−O−(R8O)nSO3H (4−2)
CH2COOR11
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HO3SCHCOOCH2CH(OH)CH2OCH2CH=CH2 (4−3)
式中、R8は炭素数2〜4のアルキレン基であり、R8Oは単独でも2種以上を併用したものでもよく、2種以上を併用した場合は、結合形式はランダムでもブロックでもよい;R9及びR10は、それぞれ独立に炭素数1〜15のアルキル基;m及びnは、それぞれ独立に1〜50の数;Arはベンゼン環;R11は、フッ素原子で置換されていてもよい炭素数1〜15のアルキル基を表す。
(メタ)アクリロイルオキシアルキルリン酸モノエステル(アルキル基の炭素数1〜24)(例えば2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリロイルホスフェート及びフェニル−2−アクリロイロキシエチルホスフェート等)、(メタ)アクリロイルオキシアルキルホスホン酸(アルキル基の炭素数1〜24)(例えば2−アクリロイルオキシエチルホスホン酸等)。
なお、塩としては、(2)カルボキシル基含有ビニルモノマー及びそれらの塩で示した対イオン等が挙げられる。
ヒドロキシスチレン、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、(メタ)アリルアルコール、クロチルアルコール、イソクロチルアルコール、1−ブテン−3−オール、2−ブテン−1−オール、2−ブテン−1,4−ジオール、プロパルギルアルコール、2−ヒドロキシエチルプロペニルエーテル及び庶糖アリルエーテル等。
(6−1)アミノ基含有ビニルモノマー:
アミノエチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、t−ブチルアミノエチルメタクリレート、N−アミノエチル(メタ)アクリルアミド、(メタ)アリルアミン、モルホリノエチル(メタ)アクリレート、4−ビニルピリジン、2−ビニルピリジン、クロチルアミン、N,N−ジメチルアミノスチレン、メチル−α−アセトアミノアクリレート、ビニルイミダゾール、N−ビニルピロール、N−ビニルチオピロリドン、N−アリールフェニレンジアミン、アミノカルバゾール、アミノチアゾール、アミノインドール、アミノピロール、アミノイミダゾール、アミノメルカプトチアゾール及びこれらの塩等。
(6−2)アミド基含有ビニルモノマー:
(メタ)アクリルアミド、N−メチル(メタ)アクリルアミド、N−ブチルアクリルアミド、ジアセトンアクリルアミド、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、N,N’−メチレン−ビス(メタ)アクリルアミド、桂皮酸アミド、N,N−ジメチルアクリルアミド、N,N−ジベンジルアクリルアミド、メタクリルホルムアミド、N−メチル−N−ビニルアセトアミド及びN−ビニルピロリドン等。
(6−3)炭素数3〜10のニトリル基含有ビニルモノマー:
(メタ)アクリロニトリル、シアノスチレン及びシアノアクリレート等。
(6−4)4級アンモニウムカチオンからなる基を含有するビニルモノマー:
ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリルアミド及びジエチルアミノエチル(メタ)アクリルアミド等の3級アミノ基含有ビニルモノマーの4級化物(メチルクロライド、ジメチル硫酸、ベンジルクロライド及びジメチルカーボネート等の4級化剤を用いて4級化したもの。例えばジメチルジアリルアンモニウムクロライド及びトリメチルアリルアンモニウムクロライド等)。
(6−5)炭素数8〜12のニトロ基含有ビニルモノマー:
ニトロスチレン等。
グリシジル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート及びp−ビニルフェニルフェニルオキサイド等。
塩化ビニル、臭化ビニル、塩化ビニリデン、アリルクロライド、クロロスチレン、ブロムスチレン、ジクロロスチレン、クロロメチルスチレン、テトラフルオロスチレン及びクロロプレン等。
(9−1)炭素数4〜16のビニルエステル:
酢酸ビニル、ビニルブチレート、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、ジアリルフタレート、ジアリルアジペート、イソプロペニルアセテート、ビニルメタクリレート、メチル−4−ビニルベンゾエート、シクロヘキシルメタクリレート、ベンジルメタクリレート、フェニル(メタ)アクリレート、ビニルメトキシアセテート、ビニルベンゾエート、エチル−α−エトキシアクリレート、炭素数1〜50のアルキル基を有するアルキル(メタ)アクリレート[メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレート、ヘキサデシル(メタ)アクリレート、ヘプタデシル(メタ)アクリレート及びエイコシル(メタ)アクリレート等]、ジアルキルフマレート(2個のアルキル基は、炭素数2〜8の直鎖、分枝鎖又は脂環式の基である)、ジアルキルマレエート(2個のアルキル基は、炭素数2〜8の直鎖、分枝鎖又は脂環式の基である)、ポリ(メタ)アリロキシアルカン類(ジアリロキシエタン、トリアリロキシエタン、テトラアリロキシエタン、テトラアリロキシプロパン、テトラアリロキシブタン及びテトラメタアリロキシエタン等)等、ポリアルキレングリコール鎖を有するビニルモノマー[ポリエチレングリコール(Mn=300)モノ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコール(Mn=500)モノアクリレート、メチルアルコールEO10モル付加物(メタ)アクリレート及びラウリルアルコールEO30モル付加物(メタ)アクリレート等]、ポリ(メタ)アクリレート類[多価アルコール類のポリ(メタ)アクリレート:エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート及びポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート等]等が挙げられる。
(9−2)炭素数3〜16のビニル(チオ)エーテル:
ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルプロピルエーテル、ビニルブチルエーテル、ビニル−2−エチルヘキシルエーテル、ビニルフェニルエーテル、ビニル−2−メトキシエチルエーテル、メトキシブタジエン、ビニル−2−ブトキシエチルエーテル、3,4−ジヒドロ−1,2−ピラン、2−ブトキシ−2’−ビニロキシジエチルエーテル、ビニル−2−エチルメルカプトエチルエーテル、アセトキシスチレン及びフェノキシスチレン等が挙げられる。
(9−3)炭素数4〜12のビニルケトン:
ビニルメチルケトン、ビニルエチルケトン及びビニルフェニルケトン等が挙げられる。
(9−4)炭素数2〜16のビニルスルホン:
ジビニルサルファイド、p−ビニルジフェニルサルファイド、ビニルエチルサルファイド、ビニルエチルスルホン、ジビニルスルホン及びジビニルスルホキサイド等が挙げられる。
イソシアナトエチル(メタ)アクリレート、及びm−イソプロペニル−α,α−ジメチルベンジルイソシアネート等が挙げられる。
<軟化点>
高化式フローテスター{例えば「CFT−500D」[(株)島津製作所製]}を用いて、1gの測定試料を昇温速度6℃/分で加熱しながら、プランジャーにより1.96MPaの荷重を与え、直径1mm、長さ1mmのノズルから押し出して、「プランジャー降下量(流れ値)」と「温度」とのグラフを描き、プランジャーの降下量の最大値の1/2に対応する温度をグラフから読み取り、この値(測定試料の半分が流出したときの温度)を軟化点とする。
示差走査熱量計{例えば「DSC210」[セイコー電子工業(株)製]}を用いて測定する。融解熱の最大ピーク温度の測定に供する試料を、前処理として、130℃で溶融した後、130℃から70℃まで1.0℃/分の速度で降温し、次に70℃から10℃まで0.5℃/分の速度で降温する。ここで、一度示差走査熱量計により、昇温速度20℃/分で昇温して吸発熱変化を測定して、「吸発熱量」と「温度」とのグラフを描き、このとき観測される20〜100℃にある吸熱ピーク温度を(Ta*)とする。(Ta*)が複数ある場合は、最も吸熱量が大きいピークの温度を(Ta*)とする。最後に試料を[(Ta*)−10]℃で6時間保管した後、{(Ta*)−15}℃で6時間保管する。
次いで、上記試料を示差走査熱量計により、降温速度10℃/分で0℃まで冷却した後、昇温速度20℃/分で昇温して吸発熱変化を測定して、同様のグラフを描き、吸発熱量の最大ピークに対応する温度を、融解熱の最大ピーク温度とする。
また、所望の粒径の離型剤を得る方法としては、湿式粉砕法、乾式粉砕法、気相法(PVD、CVD及び蒸発法)、ゾル−ゲル法、アルコキシド法、非水分散法、転相乳化法、乳化重合法、相分離法及びスプレードライ法等が挙げられる。これらのうち、粒径調整の容易さの観点から好ましいのは、湿式粉砕法及び乾式粉砕法であり、更に好ましいのは湿式粉砕法であり、特に好ましくはグラフト重合体を含有する溶剤中で離型剤を融解させた後に冷却することで離型剤を微粒子として晶析させ、その後湿式粉砕法により晶析した離型剤を分散する方法である。
ポリオレフィン樹脂(a)としては、オレフィンの重合体(a−1)、オレフィン類の重合体の酸化物(a−2)、オレフィン類の重合体の変性物(a−3)、及びオレフィン類と共重合可能な他の単量体との共重合体(a−4)等が挙げられる。
また、ポリオレフィン樹脂(a)は、ポリマー構造がポリオレフィンの構造を有していればよく、(a)を構成するモノマーが必ずしもオレフィン構造を有している必要はないため、例えば(a)としてポリメチレン(サゾールワックス、α−オレフィン化合物及び酸化型ワックス等)等も使用することができる。
(a−2)としては、上記(a−1)の酸化物等が挙げられる。
(a−3)としては、上記(a−1)のマレイン酸誘導体(無水マレイン酸、マレイン酸モノメチル、マレイン酸モノブチル及びマレイン酸ジメチル等)付加物等が挙げられる。
(a−4)としては、不飽和カルボン酸[(メタ)アクリル酸、イタコン酸及び無水マレイン酸等]、不飽和カルボン酸アルキルエステル[(メタ)アクリル酸アルキル(炭素数1〜18)エステル及びマレイン酸アルキル(炭素数1〜18)エステル等]、その他炭素数4〜16のビニルエステル(酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ブタン酸ビニル、酪酸ビニル、ジアリルフタレート、ジアリルアジペート、イソプロペニルアセテート、ビニルメタクリレート、メチル−4−ビニルベンゾエート、シクロヘキシルメタクリレート、ベンジルメタクリレート、フェニルメタクリレート、ビニルメトキシアセテート、ビニルベンゾエート、エチル−α−エトキシアクリレート)、炭素数3〜16のビニル(チオ)エーテル[ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルプロピルエーテル、ビニルブチルエーテル、ビニル−2−エチルヘキシルエーテル、ビニルフェニルエーテル、ビニル−2−メトキシエチルエーテル、メトキシブタジエン、ビニル−2−ブトキシエチルエーテル、3,4−ジヒドロ−1,2−ピラン、2−ブトキシ−2’−ビニロキシジエチルエーテル、ビニル−2−エチルメルカプトエチルエーテル、アセトキシスチレン及びフェノキシスチレン等]、炭素数4〜12のビニルケトン[ビニルメチルケトン、ビニルエチルケトン及びビニルフェニルケトン等]等の単量体とオレフィン類との共重合体等が挙げられる。
なお、ポリオレフィン樹脂(a)のMn及びMwは、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(以下、GPCと略記する)を用いて測定することができる。
[1](a):酸化型ポリプロピレン
(b):スチレン/アクリロニトリル共重合体
[2](a):ポリエチレン/ポリプロピレン混合物
(b):スチレン/アクリロニトリル共重合体
[3](a):エチレン/プロピレン共重合体
(b):スチレン/アクリル酸/アクリル酸ブチル共重合体
[4](a):ポリプロピレン
(b):スチレン/アクリロニトリル/アクリル酸ブチル/マレイン酸モノブチル 共重合体
[5](a):マレイン酸変性ポリプロピレン
(b):スチレン/アクリロニトリル/アクリル酸/アクリル酸ブチル共重合体
[6](a):マレイン酸変性ポリプロピレン
(b):スチレン/アクリロニトリル/アクリル酸/アクリル酸−2−エチルヘキ シル共重合体
[7](a):ポリエチレン/マレイン酸変性ポリプロピレン混合物
(b):アクリロニトリル/アクリル酸ブチル/スチレン/マレイン酸モノブチル 共重合体
[8](a):ポリエチレン/酢酸ビニル共重合体
(b):アクリロニトリル/アクリル酸ブチル/スチレン共重合体
[9](a):酸化型ワックス
(b):アクリロニトリル/アクリル酸ブチル/スチレン共重合体
また、所望の粒径の着色剤を得る方法としては、公知の技術でよく、特に限定はされない。例えば、湿式粉砕法、乾式粉砕法、気相法(PVD、CVD及び蒸発法)、ゾル−ゲル法、アルコキシド法、非水分散法、転相乳化法、乳化重合法、相分離法及びスプレードライ法等が挙げられる。これらのうち、粒径調整の容易さの観点から好ましいのは、湿式粉砕法及び乾式粉砕法であり、更に好ましいのは湿式粉砕法である。
電気的潜像は、公知の熱ロール定着方法等によって、支持体(紙及びポリエステルフィルム等)に定着される。
上記のG”の条件を満たす樹脂粒子(D)は、(D)を構成する結着樹脂(B)中の結晶性成分の比率や結着樹脂(B)の分子量を調整すること等により得ることができる。例えば結着樹脂(B)中結晶性成分の比率を増加させると、G”の値は小さくなる。また結着樹脂(B)の分子量を増加させるとG”の値は大きくなる。結晶性成分としては、直鎖構造を有するポリオール及びポリイソシアネート等が挙げられる。
上記のG’の条件を満たす樹脂粒子(D)は、(D)を構成する結着樹脂(B)中の結晶性成分の比率や結着樹脂(B)の分子量を調整すること等により得ることができる。例えば結着樹脂(B)中結晶性成分の比率を増加させると、G’の値は小さくなる。また結着樹脂(B)の分子量を増加させるとG’の値は大きくなる。結晶性成分としては、直鎖構造を有するポリオール及びポリイソシアネート等が挙げられる。
樹脂(E)としてはビニル系樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ケイ素系樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、ユリア樹脂、アニリン樹脂、アイオノマー樹脂及びポリカーボネート樹脂等が挙げられる。(E)としては、上記樹脂の2種以上を併用してもよい。これらのうち好ましいのは、定着性の観点から、ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂及びそれらの複合樹脂である。また、ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂及びエポキシ樹脂としては、結着樹脂(B)と同様のものが挙げられる。
[1]ビニル系樹脂の場合において、モノマーを出発原料として、懸濁重合法、乳化重合法、シード重合法及び分散重合法等の重合反応により、直接、微粒子(F)の分散液を製造する方法。
[2]ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂及びエポキシ樹脂等の重付加又は縮合系樹脂の場合において、前駆体(モノマー及びオリゴマー等)又はその溶剤溶液を適当な分散剤存在下で媒体中に分散させ、その後に加熱したり、硬化剤を加えて硬化させ微粒子(F)の分散体を製造する方法。
[3]ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂及びエポキシ樹脂等の重付加又は重縮合系樹脂の場合において、前駆体(モノマー及びオリゴマー等)又はその溶剤溶液(液体であることが好ましい。加熱により液状化してもよい。)中に適当な乳化剤を溶解させた後、水を加えて転相乳化する方法。
[4]あらかじめ重合反応(付加重合、開環重合、重付加、付加縮合及び重縮合等いずれの重合反応様式であってもよい。以下の本項の重合反応についても同様。)により作製した樹脂を機械回転式又はジェット式等の微粉砕機を用いて粉砕し、次いで分級することによって樹脂粒子(F)を得た後、適当な分散剤存在下で水中に分散させる方法。
[5]あらかじめ重合反応により作製した樹脂を溶剤に溶解した樹脂溶液を、霧状に噴霧することにより樹脂粒子(F)を得た後、前記樹脂粒子を適当な分散剤存在下で水中に分散させる方法。
[6]あらかじめ重合反応により作製した樹脂を溶剤に溶解した樹脂溶液に、貧溶剤を添加するか、又はあらかじめ溶剤に加熱溶解した樹脂溶液を冷却することにより樹脂粒子(F)を析出させ、次いで溶剤を留去して樹脂粒子を得た後、前記樹脂粒子を適当な分散剤存在下で水中に分散させる方法。
[7]あらかじめ重合反応により作製した樹脂を溶剤に溶解した樹脂溶液を、適当な分散剤存在下で媒体中に分散させ、加熱又は減圧等により溶剤を除去する方法。
[8]あらかじめ重合反応により作製した樹脂を溶剤に溶解した樹脂溶液中に、適当な乳化剤を溶解させた後、水を加えて転相乳化する方法。
界面活性剤(s)としては、特に限定されず、アニオン界面活性剤(s−1)、カチオン界面活性剤(s−2)、両性界面活性剤(s−3)及び非イオン界面活性剤(s−4)等が挙げられる。界面活性剤(s)は2種以上の界面活性剤を併用したものであってもよい。
カチオン界面活性剤(s−2)としては、4級アンモニウム塩型界面活性剤及びアミン塩型界面活性剤等が挙げられる。
両性界面活性剤(s−3)としては、カルボン酸塩型両性界面活性剤、硫酸エステル塩型両性界面活性剤、スルホン酸塩型両性界面活性剤及びリン酸エステル塩型両性界面活性剤等が挙げられる。
非イオン界面活性剤(s−4)としては、AO付加型非イオン界面活性剤及び多価アルコ−ル型非イオン界面活性剤等が挙げられる。
これらの界面活性剤(s)の具体例としては、特開2002−284881号公報に記載のもの等が挙げられる。
有機溶剤(u)の具体例としては、芳香族炭化水素系溶剤(トルエン、キシレン、エチルベンゼン及びテトラリン等);脂肪族又は脂環式炭化水素系溶剤(n−ヘキサン、n−ヘプタン、ミネラルスピリット及びシクロヘキサン等);塩化メチル、臭化メチル、ヨウ化メチル、メチレンジクロライド、四塩化炭素、トリクロロエチレン及びパークロロエチレン等のハロゲン系溶剤;酢酸エチル、酢酸ブチル、メトキシブチルアセテート、メチルセロソルブアセテート及びエチルセロソルブアセテート等のエステル系又はエステルエーテル系溶剤;ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ及びプロピレングリコールモノメチルエーテル等のエーテル系溶剤;アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジ−n−ブチルケトン及びシクロヘキサノン等のケトン系溶剤;メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、イソブタノール、t−ブタノール、2−エチルヘキシルアルコール及びベンジルアルコール等のアルコール系溶剤;ジメチルホルムアミド及びジメチルアセトアミド等のアミド系溶剤;ジメチルスルホキシド等のスルホキシド系溶剤、N−メチルピロリドン等の複素環式化合物系溶剤、並びにこれらの2種以上の混合溶剤が挙げられる。
可塑剤(V)としては、以下のものが挙げられる。
(v1)フタル酸エステル(フタル酸ジブチル、フタル酸ジオクチル、フタル酸ブチルベンジル及びフタル酸ジイソデシル等);
(v2)脂肪族2塩基酸エステル(アジピン酸ジ−2−エチルヘキシル及びセバシン酸−2−エチルヘキシル等);
(v3)トリメリット酸エステル(トリメリット酸トリ−2−エチルヘキシル及びトリメリット酸トリオクチル等);
(v4)リン酸エステル(リン酸トリエチル、リン酸トリ−2−エチルヘキシル及びリン酸トリクレジール等);
(v5)脂肪酸エステル(オレイン酸ブチル等);
なお、可塑剤(v)は、2種以上を併用してもよい。
樹脂(E)及び/又は無機化合物を含有する微粒子(F)を分散させた媒体(W)と、結着樹脂(B)若しくはその有機溶剤溶液(g1)、又は、結着樹脂(B)の前駆体(B0)若しくはその有機溶剤溶液(g2)中に離型剤(A)又は離型剤(A)及びグラフト重合体(C)を分散させた油性液(G)とを混合し、(W)中に(G)を分散させ、媒体(W)中で(A)及び(B)、又は(A)、(B)及び(C)を含有する粒子(H0)の表面に微粒子(F)が付着した粒子(H)の分散体を得た後、前記油性液(G)に着色剤を分散させない場合は前記分散体に着色剤を分散させる工程における分散には、以下の分散装置を用いることができる。
[1]反応性基含有プレポリマー(α)が有する反応性基が、活性水素化合物と反応可能な官能基(α1)であり、硬化剤(β)が活性水素基含有化合物(β1)である組み合わせ。
[2]反応性基含有プレポリマー(α)が有する反応性基が活性水素含有基(α2)であり、硬化剤(β)が活性水素含有基と反応可能な化合物(β2)である組み合わせ。
上記組合せ[1]において、活性水素化合物と反応可能な官能基(α1)としては、イソシアネート基(α1a)、ブロック化イソシアネート基(α1b)、エポキシ基(α1c)、酸無水物基(α1d)及び酸ハライド基(α1e)等が挙げられる。これらのうち好ましいのは、(α1a)、(α1b)及び(α1c)であり、更に好ましいのは(α1a)及び(α1b)である。
ブロック化イソシアネート基(α1b)は、ブロック化剤によりブロックされたイソシアネート基のことをいう。
上記ブロック化剤としては、オキシム類(アセトオキシム、メチルイソブチルケトオキシム、ジエチルケトオキシム、シクロペンタノンオキシム、シクロヘキサノンオキシム及びメチルエチルケトオキシム等);ラクタム類(γ−ブチロラクタム、ε−カプロラクタム及びγ−バレロラクタム等);炭素数1〜20の脂肪族アルコール類(エタノール、メタノール及びオクタノール等);フェノール類(フェノール、m−クレゾール、キシレノール及びノニルフェノール等);活性メチレン化合物(アセチルアセトン、マロン酸エチル及びアセト酢酸エチル等);塩基性窒素含有化合物(N,N−ジエチルヒドロキシルアミン、2−ヒドロキシピリジン、ピリジンN−オキサイド及び2−メルカプトピリジン等);及びこれらの2種以上の混合物が挙げられる。
これらのうち好ましいのはオキシム類であり、更に好ましいのはメチルエチルケトオキシムである。
ポリエーテル(αw)としては、ポリエチレンオキサイド、ポリプロピレンオキサイド、ポリブチレンオキサイド及びポリテトラメチレンオキサイド等が挙げられる。
ポリエステル(αx)としては、ジオール(11)とジカルボン酸(13)の重縮合物、ポリラクトン(ε−カプロラクトンの開環重合物)等が挙げられる。
エポキシ樹脂(αy)としては、ビスフェノール類(ビスフェノールA、ビスフェノールF及びビスフェノールS等)とエピクロロヒドリンとの付加縮合物等が挙げられる。
ポリウレタン(αz)としては、ジオール(11)とポリイソシアネート(15)の重付加物、及びポリエステル(αx)とポリイソシアネート(15)の重付加物等が挙げられる。
[1]二以上の構成成分のうちの一つを過剰に用いることで構成成分の官能基を末端に残存させる方法。
[2]二以上の構成成分のうちの一つを過剰に用いることで構成成分の官能基を末端に残存させ、更に残存した前記官能基と反応可能な官能基及び反応性基を含有する化合物を反応させる方法。
等が挙げられる。
上記方法[1]では、水酸基含有ポリエステルプレポリマー、カルボキシル基含有ポリエステルプレポリマー、酸ハライド基含有ポリエステルプレポリマー、水酸基含有エポキシ樹脂プレポリマー、エポキシ基含有エポキシ樹脂プレポリマー、水酸基含有ポリウレタンプレポリマー及びイソシアネート基含有ポリウレタンプレポリマー等が得られる。
構成成分の比率は、例えば水酸基含有ポリエステルプレポリマーの場合、ポリオール成分とポリカルボン酸成分の比率が、水酸基[OH]とカルボキシル基[COOH]の当量比[OH]/[COOH]として、好ましくは2/1〜1/1であり、更に好ましくは1.5/1〜1/1、特に好ましくは1.3/1〜1.02/1である。他の骨格、末端基のプレポリマーの場合も、構成成分が変わるだけで比率は同様である。
上記方法[2]では、上記方法[1]で得られたプレプリマーに、ポリイソシアネートを反応させることでイソシアネート基含有プレポリマーが得られ、ブロック化ポリイソシアネートを反応させることでブロック化イソシアネート基含有プレポリマーが得られ、ポリエポキシドを反応させることでエポキシ基含有プレポリマーが得られ、ポリ酸無水物を反応させることで酸無水物基含有プレポリマーが得られる。
官能基及び反応性基を含有する化合物の使用量は、例えば、水酸基含有ポリエステルにポリイソシアネートを反応させてイソシアネート基含有ポリエステルプレポリマーを得る場合、ポリイソシアネートの比率が、イソシアネート基[NCO]と、水酸基含有ポリエステルの水酸基[OH]の当量比[NCO]/[OH]として、好ましくは5/1〜1/1であり、更に好ましくは4/1〜1.2/1、特に好ましくは2.5/1〜1.5/1である。他の骨格、末端基を有するプレポリマーの場合も、構成成分が変わるだけで比率は同様である。
反応性基含有プレポリマー(α)のMnは、好ましくは500〜30,000であり、更に好ましくは1,000〜20,000、特に好ましくは2,000〜10,000である。
反応性基含有プレポリマー(α)のMwは、好ましくは1,000〜50,000であり、更に好ましくは2,000〜40,000、特に好ましくは4,000〜20,000である。
反応性基含有プレポリマー(α)の粘度は、100℃において、好ましくは200Pa・s以下、更に好ましくは100Pa・s以下である。200Pa・s以下にすることで、粒度分布の狭い樹脂粒子(D)が得られる点で好ましい。
(β1a)としては、ポリアミン(16)と同様のものが挙げられる。(β1a)として好ましいのは、4,4’−ジアミノジフェニルメタン、キシリレンジアミン、イソホロンジアミン、エチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン及びこれらの混合物である。
ポリメルカプタン(β1c)としては、エチレンジチオール、1,4−ブタンジチオール及び1,6−ヘキサンジチオール等が挙げられる。
反応停止剤(βs)としては、モノアミン(ジエチルアミン、ジブチルアミン、ブチルアミン、ラウリルアミン、モノエタノールアミン及びジエタノールアミン等);モノアミンをブロックしたもの(ケチミン化合物等);モノオール(メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノール及びフェノール等);モノメルカプタン(ブチルメルカプタン及びラウリルメルカプタン等);モノイソシアネート(ラウリルイソシアネート及びフェニルイソシアネート等);及びモノエポキシド(ブチルグリシジルエーテル等)等が挙げられる。
アミノ基が脱離可能な化合物でブロック化された有機基としては、前記(β1a)の場合と同様のものが挙げられる。
ポリエポキシド(β2b)としては、ポリエポキシド(18)と同様のものが挙げられ、好ましいものも同様である。
ジカルボン酸(β2c−1)としては、前記ジカルボン酸(13)及び前記3〜6価又はそれ以上のポリカルボン酸(14)と同様のものが挙げられ、好ましいものも同様である。
ポリ酸ハライド類(β2e)としては、前記(β2c)の酸ハライド(酸クロライド、酸ブロマイド及び酸アイオダイド等)等が挙げられる。
更に、必要により(β2)と共に反応停止剤(βs)を用いることができる。
冷却管、温度計、撹拌機及び窒素導入管を備えた反応容器に、ベヘン酸167部、ステアリルアルコール133部及び縮合触媒としてチタニウムジヒドロキシビス(トリエタノールアミネート)0.5部を投入し、180℃で窒素気流下に、生成する水を留去しながら2時間反応させ、更に5〜20mmHgの減圧下に3時間反応させた後、生成した樹脂を反応容器から取り出し、室温まで冷却後、粉砕して粒子化し離型剤(A1)を得た。
冷却管、温度計、撹拌機及び窒素導入管を備えた反応容器に、アジピン酸69部、セチルアルコール231部及び縮合触媒としてチタニウムジヒドロキシビス(トリエタノールアミネート)0.5部を投入し、180℃で窒素気流下に、生成する水を留去しながら2時間反応させ、更に5〜20mmHgの減圧下に3時間反応させた後、生成した樹脂を反応容器から取り出し、室温まで冷却後、粉砕して粒子化し離型剤(A2)を得た。
冷却管、温度計、撹拌機及び窒素導入管を備えた反応容器に、ベヘン酸127部、分岐アルコール「Isofol32」(Sasol製)173部及び縮合触媒としてチタニウムジヒドロキシビス(トリエタノールアミネート)0.5部を投入し、180℃で窒素気流下に、生成する水を留去しながら2時間反応させ、更に5〜20mmHgの減圧下に3時間反応させた後、生成した樹脂を反応容器から取り出し、室温まで冷却後、粉砕して粒子化し比較用離型剤(A’1)を得た。
冷却管、温度計、撹拌機及び窒素導入管を備えた反応容器に、ドデカン二酸286部、1,6−ヘキサンジオール190部及び縮合触媒としてチタニウムジヒドロキシビス(トリエタノールアミネート)1部を投入し、180℃で窒素気流下に、生成する水を留去しながら8時間反応させた。次いで220℃まで徐々に昇温しながら、窒素気流下に、生成する水を留去しながら4時間反応させ、更に5〜20mmHgの減圧下に反応させ、生成した樹脂のMwがおよそ10,000になった時点で反応容器から取り出し、室温まで冷却後、粉砕し粒子化し結着樹脂(b1)(結晶性重縮合ポリエステル樹脂)を得た。結着樹脂(b1)の融点は66℃、Mnは4,900、Mwは10,000、水酸基価は34であった。
撹拌機及び温度計を備えた反応容器に、トリレンジイソシアネート38部及びMEK100部を投入し均一になるまで撹拌後、1,2−プロピレングリコール14部を投入し80℃で2時間反応させた。次いで末端にイソシアネート基を有する樹脂(B1’)(ポリウレタン樹脂)の溶液を、酢酸エチル130部に樹脂(b1)130部を溶解させた溶液へ投入し80℃で4時間反応させ、結着樹脂(B1)の酢酸エチル溶液[結着樹脂(B1)溶液]を得た。溶剤を除いた後の結着樹脂(B1)のTaは64℃、Mnは9,000、Mwは34,000であった。
冷却管、温度計、撹拌機及び窒素導入管を備えた反応容器に、セバシン酸159部、アジピン酸11部、1,4−ブタンジオール108部及び縮合触媒としてチタニウムジヒドロキシビス(トリエタノールアミネート)0.5部を投入し、180℃で窒素気流下に、生成する水を留去しながら8時間反応させた。次いで225℃まで徐々に昇温しながら、窒素気流下に、生成する水及び1,4−ブタンジオールを留去しながら4時間反応させ、更に5〜20mmHgの減圧下に反応させ、Mwがおよそ10,000になった時点で取り出した。取り出した樹脂を室温まで冷却後、粉砕し粒子化し、樹脂(b2)(結晶性重縮合ポリエステル樹脂)を得た。樹脂(b2)の融点は57℃、Mnは5,000、Mwは11,000、水酸基価は30であった。
撹拌機及び温度計を備えた反応容器に、トリレンジイソシアネート44部及び酢酸エチル100部を投入し均一になるまで撹拌後、シクロヘキサンジメタノール32部を投入し80℃で2時間反応させた。次いで末端にイソシアネート基を有する樹脂(B2’)(ポリウレタン樹脂)の溶液を、酢酸エチル140部に樹脂(b2)140部を溶解させた溶液へ投入し80℃で4時間反応させ、結着樹脂(B2)の酢酸エチル溶液[結着樹脂(B2)溶液]を得た。溶剤を除いた後の結着樹脂(B2)のTaは55℃、Mnは14,000、Mwは28,000であった。
撹拌機及び温度計を備えた反応容器に、1,4−ブタンジオール66部、1,6−ヘキサンジオール86部及び酢酸エチル40部を投入し均一になるまで撹拌後、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)248部を投入し80℃で5時間反応させ、結着樹脂(b3)(結晶性ポリウレタン樹脂)の酢酸エチル溶液を得た。溶剤を除いた後の樹脂(b3)の融点は57℃、Mnは4,500、Mwは9,700、水酸基価は36であった。
製造例3と同様にして得られた、末端にイソシアネート基を有するポリウレタン樹脂(B1’)の溶液152部を、酢酸エチル130部に樹脂(b3)130部を溶解させた溶液へ投入し、80℃で4時間反応させ、樹脂(B3)の酢酸エチル溶液を得た。溶剤を除いた後の樹脂(B3)のTaは54℃、Mnは12,000、Mwは37,000であった。
冷却管、温度計、撹拌機、脱水装置及び窒素導入管を備えた反応容器に、ビスフェノールAのPO2モル付加物80部、ビスフェノールAのEO2モル付加物670部、イソフタル酸284部及びテトラブトキシチタネート3部を投入し、230℃で窒素気流下に、生成する水を留去しながら5時間反応させた。次いで5〜20mmHgの減圧下に反応させ、酸価が2になった時点で180℃に冷却し、無水トリメリット酸30部を加え、常圧密閉下2時間反応後取り出し、結着樹脂(B4)を得た。結着樹脂(B4)の(Tg)は44℃、Mnは2,200、Mwは4,600であった。
冷却管、温度計及び撹拌機を備えた反応容器に、結着樹脂(B4)250部及び酢酸エチル250部を投入し、70℃まで加温し撹拌して均一分散させ、更に室温まで冷却して[結着樹脂(B4)溶液]を得た。
撹拌機及び温度計を備えた反応容器に、ヒドロキシル価が56のポリカプロラクトンジオール「プラクセルL220AL」[ダイセル化学工業(株)製]2,000部を投入し3mmHgの減圧下、110℃で1時間脱水した。次いでIPDI,457部を投入し、110℃で10時間反応を行い末端にイソシアネート基を有する結着樹脂前駆体(b0)を得た。結着樹脂前駆体(b0)の遊離イソシアネート含量は3.6%であった。
冷却管、温度計及び撹拌機を備えた反応容器に、結着樹脂前駆体(b0)250部及び脱水した酢酸エチル250部を投入し、撹拌下70℃まで加温して均一に溶解させ、[結着樹脂前駆体(b0)溶液]を得た。
撹拌機及び温度計を備えた耐圧反応容器に、キシレン600部、エチレン−酢酸ビニル共重合体 「ウルトラセン8A56A」{DSCにおける最大ピーク温度:74℃、SP値:8.9(cal/cm3)1/2、[東ソー(株)製]}600部を投入し、窒素置換後、スチレン1,992部、アクリロニトリル168部、マレイン酸モノブチル240部、ジ−t−ブチルパーオキシヘキサヒドロテレフタレート78部及びキシレン455部の混合溶液を175℃で3時間で滴下して重合させ、更に同温度で30分間保持した。次いで脱溶剤を行い、グラフト重合体(C1)を得た[グラフト重合体(C1)のグラフト鎖のSP値は10.94(cal/cm3)1/2、Tgは54℃、Mnは2,700、Mwは10,400であった]。
製造例8において、エチレン−酢酸ビニル共重合体「ウルトラセン8A56A」をエチレン−酢酸ビニル共重合体「エバフレックスEV550」{DSCにおける最大ピーク温度:76℃、SP値:8.7(cal/cm3)1/2、[三井・デュポン・ポリケミカル製]}に変更した以外は製造例8と同様にして、グラフト重合体(C2)を得た[グラフト重合体(C2)のグラフト鎖のSP値は10.94(cal/cm3)1/2、Tgは59℃、Mnは3,600、Mwは11,500であった]。
製造例8において、エチレン−酢酸ビニル共重合体 「ウルトラセン8A56A」をポリイソブチルアクリレート{DSCにおける最大ピーク温度:76℃、SP値:9.6(cal/cm3)1/2、[Bulletin of the Institute for Chemical Research,Kyoto University(1962),40(3),P.151−170に記載の方法で作製した]}に変更した以外は製造例8と同様にして、グラフト重合体(C3)を得た[グラフト重合体(C3)のグラフト鎖のSP値は10.94(cal/cm3)1/2、Tgは58℃、Mnは3,800、Mwは12,000であった]。
製造例8において、エチレン−酢酸ビニル共重合体 「ウルトラセン8A56A」をエチレン−酢酸ビニル共重合体「エバフレックスEV250」{DSCにおける最大ピーク温度:70℃、SP値:8.8(cal/cm3)1/2、[三井・デュポン・ポリケミカル製]}に変更した以外は製造例8と同様にして、グラフト重合体(C4)を得た[グラフト重合体(C4)のグラフト鎖のSP値は10.94(cal/cm3)1/2、Tgは58℃、Mnは3,400、Mwは10,800であった]。
製造例8において、エチレン−酢酸ビニル共重合体 「ウルトラセン8A56A」を酸化型ワックス「ユニシッド350」{DSCにおける最大ピーク温度:89℃、SP値:8.9(cal/cm3)1/2、[東洋アドレ(株)製]}に変更した以外は製造例8と同様にして、グラフト重合体(C5)を得た[グラフト重合体(C5)のグラフト鎖のSP値は10.94(cal/cm3)1/2、Tgは55℃、Mnは2,900、Mwは10,900であった]。
製造例8において、エチレン−酢酸ビニル共重合体 「ウルトラセン8A56A」をα−オレフィン「リニアレン2024」{DSCにおける最大ピーク温度:35℃、SP値:8.3(cal/cm3)1/2、[出光興産(株)製]}に変更した以外は製造例8と同様にして、グラフト重合体(C6)を得た[グラフト重合体(C6)のグラフト鎖のSP値は10.94(cal/cm3)1/2、Tgは52℃、Mnは3,400、Mwは11,000であった]。
製造例8において、エチレン−酢酸ビニル共重合体 「ウルトラセン8A56A」をイソパラフィンワックス「EMW−0001」{DSCにおける最大ピーク温度:52℃、SP値:8.3(cal/cm3)1/2、[日本精鑞(株)製]}に変更した以外は製造例8と同様にして、グラフト重合体(C6)を得た[グラフト重合体(C7)のグラフト鎖のSP値は10.94(cal/cm3)1/2、Tgは54℃、Mnは3,500、Mwは12,700であった]。
製造例8において、スチレン1,992部、アクリロニトリル168部、マレイン酸モノブチル240部をスチレン1,550部、アクリロニトリル220部、マレイン酸モノブチル200部、アクリル酸250部に変更した以外は製造例8と同様にして、グラフト重合体(C8)を得た[グラフト重合体(C8)のグラフト鎖のSP値は11.51(cal/cm3)1/2、Tgは59℃、Mnは3,200、Mwは10,500であった]。
製造例8において、スチレン1,992部、アクリロニトリル168部、マレイン酸モノブチル240部をスチレン1,500部、アクリロニトリル350部、マレイン酸モノブチル150部、アクリル酸250部に変更した以外は製造例8と同様にして、グラフト重合体(C9)を得た[グラフト重合体(C9)のグラフト鎖のSP値は12.28(cal/cm3)1/2、Tgは62℃、Mnは3,700、Mwは13,500であった]。
製造例8において、エチレン−酢酸ビニル共重合体を低分子量ポリエチレン「サンワックスLEL−400」{DSCにおける最大ピーク温度:135℃、SP値:8.3(cal/cm3)1/2、[三洋化成工業(株)製]}に変更した以外は製造例8と同様にして、比較用のグラフト重合体(C’1)を得た[比較用グラフト重合体(C’1)のグラフト鎖のSP値は10.94(cal/cm3)1/2、Tgは58℃、Mnは2,950、Mwは11,500であった]。
製造例8において、エチレン−酢酸ビニル共重合体を低分子量ポリエチレン「サンワックス151P」{DSCにおける最大ピーク温度:113℃、SP値:8.3(cal/cm3)1/2、[三洋化成工業(株)製]}に変更した以外は製造例8と同様にして、比較用のグラフト重合体(C’2)を得た[比較用グラフト重合体(C’2)のグラフト鎖のSP値は10.94(cal/cm3)1/2、Tgは59℃、Mnは3,800、Mwは10,700であった]。
製造例8において、エチレン−酢酸ビニル共重合体 「ウルトラセン8A56A」を1−エイコセン{DSCにおける最大ピーク温度:27℃、SP値:8.3(cal/cm3)1/2、[東京化成(株)製]}に変更した以外は製造例8と同様にして、比較用のグラフト重合体(C’3)を得た[比較用グラフト重合体(C’3)のグラフト鎖のSP値は10.94(cal/cm3)1/2、Tgは51℃、Mnは3,200、Mwは11,500であった]。
製造例8において、エチレン−酢酸ビニル共重合体 「ウルトラセン8A56A」を酸化ペトロラクタムCa塩「OX−0550」{DSCにおける最大ピーク温度:68℃、SP値:9.9(cal/cm3)1/2、[東京化成(株)製]}に変更した以外は製造例8と同様にして、比較用のグラフト重合体(C’4)を得た[比較用グラフト重合体(C’4)のグラフト鎖のSP値は10.94(cal/cm3)1/2、Tgは55℃、Mnは3,300、Mwは10,200であった]。
(離型剤の晶析工程)
撹拌機及び温度計を備えた反応容器中に、離型剤(A1)15部、グラフト重合体(C1)9部及び酢酸エチル85部を投入し、80℃に加熱して均一に溶解し、1時間で30℃まで冷却を行いワックスを微粒子状に晶析させた。
(離型剤の分散工程)
更に「LA−920」で体積平均粒径を測定しながら「ウルトラビスコミル」(アイメックス製)で湿式粉砕し、体積平均粒径の変化がなくなった時点で分散工程を終了し、[離型剤分散液1]を得た。晶析工程後及び分散工程後の体積平均粒子径の測定結果は表1に示す。
製造例17において、グラフト重合体(C1)をグラフト重合体(C2)に変更した以外は製造例17と同様にして、[離型剤分散液2]を得た。
製造例17において、グラフト重合体(C1)をグラフト重合体(C3)に変更した以外は製造例17と同様にして、[離型剤分散液3]を得た。
製造例17において、グラフト重合体(C1)をグラフト重合体(C4)に変更した以外は製造例17と同様にして、[離型剤分散液4]を得た。
製造例17において、グラフト重合体(C1)をグラフト重合体(C5)に変更した以外は製造例17と同様にして、[離型剤分散液5]を得た。
製造例17において、グラフト重合体(C1)をグラフト重合体(C6)に変更した以外は製造例17と同様にして、[離型剤分散液6]を得た。
製造例17において、グラフト重合体(C1)をグラフト重合体(C7)に変更した以外は製造例17と同様にして、[離型剤分散液7]を得た。
製造例17において、グラフト重合体(C1)をグラフト重合体(C8)に変更した以外は製造例17と同様にして、[離型剤分散液8]を得た。
製造例17において、グラフト重合体(C1)をグラフト重合体(C9)に変更した以外は製造例17と同様にして、[離型剤分散液9]を得た。
製造例17において、グラフト重合体(C1)9部を、グラフト重合体(C1)5部及びグラフト重合体(C’2)4部に変更した以外は製造例17と同様にして、[離型剤分散液10]を得た。
製造例17において、グラフト重合体(C1)9部を、グラフト重合体(C1)3部及びグラフト重合体(C’2)6部に変更した以外は製造例17と同様にして、[離型剤分散液11]を得た。
製造例17において、グラフト重合体(C1)9部を、グラフト重合体(C1)7部及びグラフト重合体(C’2)2部に変更した以外は製造例17と同様にして、[離型剤分散液12]を得た。
製造例17において、グラフト重合体(C1)9部を、グラフト重合体(C1)5部及びグラフト重合体(C’1)4部に変更した以外は製造例17と同様にして、[離型剤分散液13]を得た。
製造例17において、グラフト重合体(C1)9部を、グラフト重合体(C1)5部及びグラフト重合体(C5)4部に変更した以外は製造例17と同様にして、[離型剤分散液14]を得た。
製造例17において、離型剤(A1)を離型剤(A2)に変更した以外は製造例17と同様にして、[離型剤分散液15]を得た。
製造例17において、離型剤(A1)を離型剤(A3){ジステアリルケトン「ワックスKM」[日本化成(株)製]}に変更した以外は製造例17と同様にして、[離型剤分散液16]を得た。
製造例17において、離型剤(A1)を離型剤(A4){ジステアリルエーテル「Nacol18」[Sasol製]}に変更した以外は製造例17と同様にして、[離型剤分散液17]を得た。
製造例17において、離型剤(A1)を離型剤(A5){パラフィンワックス「HNP−9」[日本精鑞(株)製]}に変更した以外は製造例17と同様にして、[離型剤分散液18]を得た。
製造例17において、グラフト重合体(C1)を比較用グラフト重合体(C’1)に変更した以外は製造例17と同様にして、[比較用離型剤分散液1]を得た。
製造例17において、グラフト重合体(C1)を比較用グラフト重合体(C’2)に変更した以外は製造例17と同様にして、[比較用離型剤分散液2]を得た。
製造例17において、離型剤(A1)を離型剤(A’1)に変更した以外は製造例17と同様にして、[比較用離型剤分散液3]を得た。
製造例17において、離型剤(A1)を離型剤(A’2){ポリワックス500、東洋アドレ(株)製]}に変更した以外は製造例17と同様にして、[比較用離型剤分散液4]を得た。
製造例17において、グラフト重合体(C1)を比較用グラフト重合体(C’3)に変更した以外は製造例17と同様にして、[比較用離型剤分散液5]を得た。
製造例17において、グラフト重合体(C1)を比較用グラフト重合体(C’4)に変更した以外は製造例17と同様にして、[比較用離型剤分散液6]を得た。
ビーカーに、銅フタロシアニン20部と着色剤分散剤「ソルスパーズ28000」[アビシア(株)製]4部及び酢酸エチル76部を入れ、撹拌して均一分散させた後、ビーズミルによって銅フタロシアニンを微分散して、[着色剤分散液1]を得た。[着色剤分散液1]の「LA−920」で測定した体積平均粒径は0.3μmであった。
撹拌機及び温度計を備えた反応容器に、水683部、メタクリル酸EO付加物硫酸エステルのナトリウム塩「エレミノールRS−30」[三洋化成工業(株)製]11部、スチレン139部、メタクリル酸138部、アクリル酸ブチル184部及び過硫酸アンモニウム1部を投入し、400回転/分で15分間撹拌したところ、白色の乳濁液が得られた。次いで、75℃まで昇温し同温度で5時間反応させた。更に、1%過硫酸アンモニウム水溶液30部を加え、75℃で5時間熟成してビニル樹脂(スチレン−メタクリル酸−メタクリル酸ブチル−メタクリル酸EO付加物硫酸エステルのナトリウム塩の共重合体)の水性分散液[微粒子分散液1]を得た。[微粒子分散液1]の「LA−920」で測定した体積平均粒径は、0.15μmであった。
撹拌機を備えた容器に、水955部、製造例36で得られた[微粒子分散液1]15部、ドデシルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウム水溶液「エレミノールMON7」[三洋化成工業(株)製]30部を投入後撹拌して、乳白色の液体[水相1]を得た。
撹拌機及び温度計を備えた反応容器に、エチレンジアミン50部及びMIBK50部を投入し、50℃で5時間反応させ、得られたケチミン化合物を[硬化剤1]とした。
ビーカーに、[結着樹脂B1溶液]60部、[離型剤分散液1]27部及び[着色剤分散液1]10部を入れ、50℃でTKオートホモミキサーを用いて8,000rpmで撹拌し、均一に溶解、分散させて[樹脂溶液o1]を得た。
ビーカーに、イオン交換水97部、[水相1]10.5部、カルボキシメチルセルロースナトリウム1部及びドデシルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウムの48.5%水溶液「エレミノールMON−7」[三洋化成工業(株)製]10部を入れ、均一に溶解した。次いで、25℃でTKオートホモミキサーを用いて10,000rpmで撹拌しながら、[樹脂溶液o1]75部を投入し2分間撹拌した。次いでこの混合液を撹拌機及び温度調節機能を備えた反応容器に移し、35℃に昇温して濃度が0.5%以下となるまで酢酸エチルを留去し、樹脂粒子の水性樹脂分散体(Y−1)を得た。樹脂粒子を濾別し、40℃×18時間乾燥を行い、体積平均粒径が5.7μmの樹脂粒子(D1)を得た。
実施例1において、[離型剤分散液1]を[離型剤分散液2]に変更した以外は実施例1と同様にして、体積平均粒径が5.6μmの樹脂粒子(D2)を得た。
実施例1において、[離型剤分散液1]を[離型剤分散液3]に変更した以外は実施例1と同様にして、体積平均粒径が5.7μmの樹脂粒子(D3)を得た。
実施例1において、[離型剤分散液1]を[離型剤分散液4]に変更した以外は実施例1と同様にして、体積平均粒径が5.7μmの樹脂粒子(D4)を得た。
実施例1において、[離型剤分散液1]を[離型剤分散液5]に変更した以外は実施例1と同様にして、体積平均粒径が5.7μmの樹脂粒子(D5)を得た。
実施例1において、[離型剤分散液1]を[離型剤分散液6]に変更した以外は実施例1と同様にして、体積平均粒径が5.8μmの樹脂粒子(D6)を得た。
実施例1において、[離型剤分散液1]を[離型剤分散液7]に変更した以外は実施例1と同様にして、体積平均粒径が5.6μmの樹脂粒子(D7)を得た。
実施例1において、[離型剤分散液1]を[離型剤分散液8]に変更した以外は実施例1と同様にして、体積平均粒径が5.8μmの樹脂粒子(D8)を得た。
実施例1において、[離型剤分散液1]を[離型剤分散液9]に変更した以外は実施例1と同様にして、体積平均粒径が5.9μmの樹脂粒子(D9)を得た。
実施例1において、[離型剤分散液1]を[離型剤分散液10]に変更した以外は実施例1と同様にして、体積平均粒径が5.6μmの樹脂粒子(D10)を得た。
実施例1において、[離型剤分散液1]を[離型剤分散液11]に変更した以外は実施例1と同様にして、体積平均粒径が5.7μmの樹脂粒子(D11)を得た。
実施例1において、[離型剤分散液1]を[離型剤分散液12]に変更した以外は実施例1と同様にして、体積平均粒径が5.7μmの樹脂粒子(D12)を得た。
実施例1において、[離型剤分散液1]を[離型剤分散液13]に変更した以外は実施例1と同様にして、体積平均粒径が5.8μmの樹脂粒子(D13)を得た。
実施例1において、[離型剤分散液1]を[離型剤分散液14]に変更した以外は実施例1と同様にして、体積平均粒径が5.6μmの樹脂粒子(D14)を得た。
実施例1において、[離型剤分散液1]を[離型剤分散液15]に変更した以外は実施例1と同様にして、体積平均粒径が5.8μmの樹脂粒子(D15)を得た。
実施例1において、[離型剤分散液1]を[離型剤分散液16]に変更した以外は実施例1と同様にして、体積平均粒径が5.7μmの樹脂粒子(D16)を得た。
実施例1において、[離型剤分散液1]を[離型剤分散液17]に変更した以外は実施例1と同様にして、体積平均粒径が5.6μmの樹脂粒子(D17)を得た。
実施例1において、[離型剤分散液1]を[離型剤分散液18]に変更した以外は実施例1と同様にして、体積平均粒径が5.6μmの樹脂粒子(D18)を得た。
実施例1において、[結着樹脂B1溶液]を[結着樹脂B2溶液]に変更した以外は実施例1と同様にして、体積平均粒径が5.6μmの樹脂粒子(D19)を得た。
実施例1において、[結着樹脂B1溶液]を[結着樹脂B3溶液]に変更した以外は実施例1と同様にして、体積平均粒径が5.6μmの樹脂粒子(D20)を得た。
実施例1において、結着樹脂(B1)溶液60部を、結着樹脂(B4)溶液50部、結着樹脂前駆体(b0)溶液10部及び硬化剤(1)0.2部に変更する以外は実施例1と同様にして、体積平均粒径が6.1μmの樹脂粒子(D21)を得た。
実施例1において、結着樹脂(B1)溶液60部を、結着樹脂(B4)溶液25部、結着樹脂前駆体(b0)溶液5部、硬化剤(1)0.1部、結晶性重縮合ポリエステル樹脂(b1)15部及び酢酸エチル15部に変更した以外は実施例1と同様にして、体積平均粒径が5.9μmの樹脂粒子(D22)を得た。
実施例1において、結着樹脂(B1)溶液60部を、結着樹脂(B4)溶液13部、結着樹脂前駆体(b0)溶液2部、硬化剤(1)0.04部、結晶性重縮合ポリエステル樹脂(b1)22部及び酢酸エチル22部に変更する以外は実施例1と同様にして、体積平均粒径が5.8μmの樹脂粒子(D23)を得た。
実施例1において、[離型剤分散液1]を[比較用離型剤分散液1]に変更した以外は実施例1と同様にして、体積平均粒径が5.8μmの樹脂粒子(D’1)を得た。
実施例1において、[離型剤分散液1]を[比較用離型剤分散液2]に変更した以外は実施例1と同様にして、体積平均粒径が5.9μmの樹脂粒子(D’2)を得た。
実施例1において、[離型剤分散液1]を[比較用離型剤分散液3]に変更した以外は実施例1と同様にして、体積平均粒径が5.8μmの樹脂粒子(D’3)を得た。
実施例1において、[離型剤分散液1]を[比較用離型剤分散液4]に変更した以外は実施例1と同様にして、体積平均粒径が5.6μmの樹脂粒子(D’4)を得た。
実施例1において、[離型剤分散液1]を[比較用離型剤分散液5]に変更した以外は実施例1と同様にして、体積平均粒径が5.8μmの樹脂粒子(D’5)を得た。
実施例1において、[離型剤分散液1]を[比較用離型剤分散液6]に変更した以外は実施例1と同様にして、体積平均粒径が5.8μmの樹脂粒子(D’6)を得た。
また、樹脂粒子(D1)〜(D23)、(D’1)〜(D’6)の物性値と、それらを構成する離型剤(A)、結着樹脂(B)及びグラフト重合体(C)の物性値、離型剤分散液作成時の晶析工程後及び分散工程後の体積平均粒径と分散工程時間を表1、2に示す。
樹脂粒子を紙面上に0.6mg/cm2となるよう均一に載せる[このとき粉体を紙面に載せる方法は、熱定着機を外したプリンターを用いる(上記の重量密度で粉体を均一に載せることができるのであれば他の方法を用いてもよい)]。この紙を加圧ローラーに定着速度(加熱ローラ周速)213mm/秒、定着圧力(加圧ローラ圧)5kg/cm2の条件で通した時のMFT(最低定着温度)、ホットオフセット発生温度及び定着画像に光沢が発現した温度(GLOSS)を目視評価で測定した。MFT及びGLOSSが低いほど、定着性が良好であることを示す。ホットオフセット発生温度が高いほど、定着性が良好であることを示す。
樹脂粒子(D)1.5部とフェライトキャリア「F−150」(パウダーテック社製)13.5部とを均一に混合し、ターブラシェーカミキサー(ウイリー・ア・バショッフェン社製)にセットし、回転数90rpmで5時間撹拌した。撹拌後の混合粉体5部を目開き20μmステンレス金網上にのせ、下から掃除機で吸引してフェライトキャリアから樹脂粒子(D)を除去した。次いで、フェライトキャリアにクロロホルム50部を加え10分間撹拌し、更に10分間静置した後の上澄み液の吸光度を測定し、耐汚染性を以下の評価基準で評価した。
[評価基準]
◎:透過率が95%以上
○:透過率が90%以上94%以下
△:透過率が80%以上89%以下
×:透過率が70%以上79%以下
××:透過率が69%以下
Claims (12)
- 離型剤(A)、結着樹脂(B)、及びポリオレフィン樹脂(a)にビニル系共重合体(b)がグラフトした構造を有するグラフト重合体(C)を含有する樹脂粒子(D)であって、ポリオレフィン樹脂(a)と離型剤(A)の溶解度パラメータの差が0〜1.5(cal/cm3)1/2であり、ポリオレフィン樹脂(a)と離型剤(A)の示差走査熱量測定における最大ピーク温度の差が0〜40℃であり、離型剤(A)の示差走査熱量測定における最大ピーク温度が45〜80℃であることを特徴とする樹脂粒子(D)。
- 前記ポリオレフィン樹脂(a)の示差走査熱量測定における最大ピーク温度が30〜90℃であり、かつSP値が8.0〜10.4(cal/cm3)1/2である請求項1記載の樹脂粒子(D)。
- 前記ビニル系重合体(b)の溶解度パラメータが10.6〜12.6(cal/cm3)1/2である請求項1又は2記載の樹脂粒子(D)。
- 前記離型剤(A)が、炭素数32〜60のエステル系離型剤、炭素数32〜64のエーテル系離型剤、炭素数32〜60のケトン系離型剤、炭素数18〜60のアミド系離型剤、炭素数28〜60のカルボキシル系離型剤及び炭素数32〜60のアルコール系離型剤、パラフィン系離型剤からなる群から選ばれる少なくとも1種である請求項1〜3のいずれかに記載の樹脂粒子(D)。
- 150℃における貯蔵弾性率G’が1×102〜1×105Pa・sである請求項1〜4のいずれかに記載の樹脂粒子(D)。
- 105℃における損失弾性率G”が1×102〜1×105Pa・sであり、150℃における貯蔵弾性率G’が1×102〜1×105Pa・sである請求項1〜5のいずれかに記載の樹脂粒子(D)。
- 前記結着樹脂(B)が、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂及びエポキシ樹脂からなる群から選ばれる少なくとも1種の樹脂である請求項1〜6のいずれかに記載の樹脂粒子(D)。
- 前記結着樹脂(B)の軟化点と融解熱の最大ピーク温度(Ta)との比[軟化点/(Ta)]が、0.8〜1.55である請求項1〜7のいずれかに記載の樹脂粒子(D)。
- 前記結着樹脂(B)が、結晶性樹脂を(B)の重量に基づいて5〜100重量%含有する請求項1〜8のいずれかに記載の樹脂粒子(D)。
- 前記ポリオレフィン樹脂(a)とDSCにおける最大ピーク温度の異なるポリオレフィン樹脂(a’)を使用したグラフト重合体(C’)をグラフト重合体(C)の重量に基づいて0.01〜200重量%含有する請求項1〜9のいずれかに記載の樹脂粒子(D)。
- 樹脂(E)及び/又は無機化合物を含有する微粒子(F)を分散させた媒体(W)と、結着樹脂(B)若しくはその有機溶剤溶液(g1)、又は結着樹脂(B)の前駆体(B0)若しくはその有機溶剤溶液(g2)中に離型剤(A)及びグラフト重合体(C)を分散させた油性液(G)とを混合し、(W)中に(G)を分散させ、前駆体(b0)又はその溶剤溶液を用いる場合には、更に前駆体(b0)を反応させて、媒体(W)中で(A)、(B)及び(C)を含有する粒子(H0)の表面に微粒子(F)が付着した粒子(H)の分散体を得た後、前記分散体から媒体(W)及び有機溶剤溶液を使用した場合には有機溶剤を除去する工程を含むことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の樹脂粒子(D)の製造方法。
- 前記前駆体(B0)が、反応性基を有するプレポリマー(α)と硬化剤(β)で構成される請求項11記載の製造方法。
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