JP2011233765A - 半導体装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置及び半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】補償容量素子のキャパシタ構造に起因したリーク電流の増加を抑制するとともに、立体構造のキャパシタ構造を採用して、占有面積を削減した半導体装置を提供する。
【解決手段】メモリセル領域に形成されたクラウン型のキャパシタ21aと、周辺回路領域に形成されたコンケイブ型の補償容量素子10と、を有することを特徴とする半導体装置20を提供する。また、第1層間絶縁膜上にパッド47a,47bを形成する工程と、パッド47a,47b上に有底筒形状の下部電極66a,66bを形成する工程と、メモリセル領域の下部電極66aの内壁面及び外壁面と、周辺回路領域の下部電極66bの内壁面のみを誘電体膜67a,67bで覆う工程と、誘電体膜上に上部電極69a,69bを形成する工程と、を有することを特徴とする半導体装置20の製造方法を提供する。
【選択図】図16

Description

本発明は、半導体装置及び半導体装置の製造方法に関する。
一般に、DRAM等の半導体装置では、消費電力の低減化に対応するため、回路素子の動作電源圧力の低電圧化が進められている。具体的には、外部から供給される電源電圧を、半導体装置内部にて所望の電圧まで下げた後に、回路素子に供給することが一般的に行われている。
近年、動作電源電圧の低下に伴い、電源電圧の変動が回路動作に与える影響が大きくなることから、電源電圧を安定して供給することが重要になっている。このため、電源電圧供給用の配線と接地電位供給用の配線間に補償容量素子(キャパシタ)を配置する技術が用いられるようになってきている(特許文献1、2)。
一方、DRAMのメモリセルに使用するキャパシタについては、占有面積を増加させずに静電容量を増やすことを目的として、下部電極の内壁と外壁を共に電極として使用するクラウン型が採用されている。また、製造工程中における下部電極の倒れ(倒壊)を防止するため、サポート膜(支持体)構造を備える技術が用いられるようになっている(特許文献3、4)。
なお、クラウン型とは、コップ形状に形成した電極の外壁面と内壁面の双方をキャパシタ電極として使用する電極構造をいう。また、後述するコンケイブ型とは、コップ形状に形成した電極の内壁面のみをキャパシタ電極として使用する電極構造を示す。
特開2006−253393号公報 特開2010−067661号公報 特開2008−283026号公報 特開2003−297952号公報
ところで、DRAM等の半導体装置においては、補償容量素子を設ける際に、メモリセル用のキャパシタと同じ構造のキャパシタを補償容量素子として配置することが知られている(特許文献2)。このようにメモリセル用の立体構造のキャパシタを用いることで、プレーナ型のキャパシタを設ける場合と比較して、補償容量素子の配置面積を削減することができる。
そして、近年のDRAM等の半導体装置においては、微細化の進展に伴い、静電容量の大きいクラウン型のキャパシタがメモリセルに用いられていることから、補償容量素子にもクラウン型のキャパシタを備える構成での開発が進められている。
しかしながら、本願発明者は、補償容量素子としてクラウン型のキャパシタを用いると以下に示す問題点があることを見出した。
すなわち、微細化したクラウン型においては、例えば特許文献3、4に示されているようなサポート膜構造で支持を行うことで、倒れの発生は抑制できるが、局所的な電極曲がり等の変形が突発的に発生することを完全には防止できない。
このため、ストレスが加わって、容量絶縁膜や上部電極にクラックの発生がランダムに発生したり、また、下部電極とサポート膜の接合部分や、サポート膜そのものにクラックがランダムに発生したりすることもあった。
そして、電極や容量絶縁膜にクラックが発生した場合には、リーク電流が増加してしまい、所定の回路動作が行えないという問題があった。
メモリセル用のキャパシタについては、製造工程後の動作試験において、不具合を有するメモリセルを特定し、予備のメモリセルに切替える(置換する)ことで、正常な回路動作を行うことが可能となる。このメモリセルの切り替えにはヒューズ素子を用いることができる。
しかし、補償容量素子に関しては、このようなヒューズ素子を用いて不具合箇所を部分的に置換えることは困難である。このため、補償容量素子をメモリセルと同じクラウン型のキャパシタで形成した場合には、キャパシタの構造に起因したリーク電流の増加が起きやすく、所定の回路動作に支障をきたすという問題があった。
したがって、メモリセル用のキャパシタをクラウン型とした場合には、補償容量素子は、メモリセル用のキャパシタと同様の構成とすることができず、MOSトランジスタのゲート電極等を使用したプレーナ型を採用することとなり、占有面積削減の阻害要因となっていた。
そこで、本発明は、以下の構成を採用した。
本発明の半導体装置は、メモリセル領域に形成されたクラウン型のキャパシタと、周辺回路領域に形成されたコンケイブ型の補償容量素子と、を有することを特徴とする。
また、本発明の半導体装置の製造方法は、メモリセル領域と周辺回路領域を有する半導体装置の製造方法であって、第1層間絶縁膜上にパッドを形成する工程と、前記パッド上に有底筒形状の下部電極を形成する工程と、前記メモリセル領域の下部電極の内壁面及び外壁面と、前記周辺回路領域の下部電極の内壁面のみを誘電体膜で覆う工程と、前記誘電体膜上に上部電極を形成する工程と、を有することを特徴とする。
本発明の半導体装置は、メモリセル領域のキャパシタはクラウン型で形成されているのに対し、周辺回路領域の補償容量素子は、クラウン型の代わりにコンケイブ型で形成されている。
クラウン型と比較してコンケイブ型は、リーク電流特性の悪いキャパシタの発生頻度が低いことから、本発明の半導体装置では、コンケイブ型を採用した結果、補償容量素子のキャパシタ構造に起因したリーク電流の増加を抑制することができる。このため製造歩留まりの低下を抑制することが可能となる。
また、プレーナ型ではなく立体構造のコンケイブ型を採用しているので、占有面積を削減することができる。
また、本発明の半導体装置の製造方法では、メモリセル領域のキャパシタの形成工程と、同様の工程で周辺回路領域のキャパシタを形成するので、同時に形成することができ、製造コストを上昇させることなく、メモリセル領域のキャパシタと周辺回路領域のキャパシタを形成することができる。
図1は、本発明を適用したDRAMの回路模式図である。 図2は、本発明を適用したDRAMのレイアウトを示す平面模式図である。 図3は、図2の一部を拡大する平面模式図である。 図4は、本発明の第1の実施形態である半導体装置の製造工程を示す断面図である。 図5は、本発明の第1の実施形態である半導体装置の製造工程を示す断面図である。 図6は、本発明の第1の実施形態である半導体装置の製造工程を示す平面図である。 図7は、本発明の第1の実施形態である半導体装置の製造工程を示す断面図である。 図8は、本発明の第1の実施形態である半導体装置の製造工程を示す断面図である。 図9は、本発明の第1の実施形態である半導体装置の製造工程を示す平面図である。 図10は、本発明の第1の実施形態である半導体装置の製造工程を示す断面図である。 図11は、本発明の第1の実施形態である半導体装置の製造工程を示す断面図である。 図12は、本発明の第1の実施形態である半導体装置の製造工程を示す平面図である。 図13は、本発明の第1の実施形態である半導体装置の製造工程を示す断面図である。 図14は、本発明の第1の実施形態である半導体装置の製造工程を示す断面図である。 図15は、本発明の第1の実施形態である半導体装置の製造工程を示す断面図である。 図16は、本発明の第1の実施形態である半導体装置を示す断面図である。 図17は、本発明の第1の実施形態である半導体装置を示す断面図である。 図18は、本発明の第2の実施形態である半導体装置を示す断面図である。 図18は、本発明の第2の実施形態である半導体装置を示す断面図である。 図20は、本発明の第2の実施形態である半導体装置を示す断面図である。 図21は、本発明の第2の実施形態である半導体装置の補償容量素子のI−V特性を示すグラフである。 図22は、本発明の第2の実施形態である半導体装置の補償容量素子のI−V特性を示すグラフである。
[第1の実施形態]
以下、本発明の第1の実施形態である半導体装置および半導体装置の製造方法について、図面を参照して説明する。なお、以下の説明で用いる図面は、本発明の実施形態の構成を説明するためのものであり、図示される各部の大きさや厚さや寸法等は、実際の半導体装置の寸法関係とは異なる場合がある。
<DRAM>
まず、本実施形態の半導体装置を用いて作製したDRAMについて説明する。なお、図1は、DRAMのデコーダ回路を含む主要部の回路模式図である。
図1に示すように、DRAMの半導体チップ1の内部には、メモリセルアレイ2、Xデコーダ3、Yデコーダ4、及び各デコーダ3,4に内部電源を供給する内部電源回路5が設けられた構成となっている。
メモリセルアレイ2は、複数のワード配線WLと複数のビット配線BLを備えており、各ワード配線WLとビット配線BLの交点に、メモリセル6が形成されている。メモリセル6は、データ保持用のキャパシタ21a(図3等参照)と、選択用のMOSトランジスタから構成されている。
半導体チップ1の外部から供給された外部電源電位Vccおよび接地電位GNDは、内部電源回路5に供給された後に、所定の電圧にまで低下(降圧)し、内部電源電圧としてXデコーダ3およびYデコーダ4に供給される。
X制御回路7は、Xデコーダ3に入力されたアドレス信号に応じて動作し、ワード配線WLの選択を行う。また、Y制御回路8は、Yデコーダ4に入力されたアドレス信号に応じて動作し、ビット配線BLの選択を行う。
読み出し動作時には、選択されたメモリセル6のキャパシタに保持されたデータは、ビット配線BLを介して、センスアンプ回路9によって増幅された後に、外部へ出力される。
また、内部電源回路5から、Xデコーダ3およびYデコーダ4に内部電源を供給する配線の途中には、接地電位GNDとの間に、補償容量素子10が設けられている。この補償容量素子10によって、Xデコーダ3およびYデコーダ4に供給する内部電源電圧の変動が抑制される。
図2は、半導体チップ1内のレイアウトを示す平面模式図である。図2に示すように、半導体チップ1上には、複数のメモリセル領域11が配置されており、各メモリセル領域11内にはメモリセルアレイ2が形成されている。
また、半導体チップ1には、メモリセル領域11を囲むように周辺回路領域12が形成されている。この周辺回路領域12には、センスアンプ回路9や、デコーダ回路等を含むメモリセルアレイ2以外の回路ブロックが形成されている。
また、周辺回路領域12の一部には、補償容量領域19が設けられており、補償容量領域19に補償容量素子10が配置されている。
なお、図2の配置は一例であり、メモリセル領域11の数や配置される位置は、図2のレイアウトに限定されない。
図3は、図2の破線Fで示したメモリセル領域11と補償容量領域19を含む周辺回路領域12の一部について、拡大した平面模式図である。図3に示すように、メモリセル領域の外周には、囲むように所定幅の境界領域が形成されている。
メモリセル領域には、DRAMのメモリセル2を構成するクラウン型のキャパシタ21aが配置されている。また、周辺回路領域の一部である補償容量領域19には、複数の補償容量素子10を構成するコンケイブ型のキャパシタ21bが配置されている。
境界領域には、メモリセル領域の外周を囲むようにガードリングGが設けられている。ガードリングGは、後述する半導体装置の製造工程において、湿式エッチングをする際に、使用する薬液が周辺回路領域に浸透することを防止するためのストッパーとして機能する。
<半導体装置>
次に、本実施形態の半導体装置の概要について、図16を参照して説明する。
本実施形態の半導体装置20は、半導体基板22と、半導体基板22上に形成されたゲート絶縁膜25a,25bと、ゲート絶縁膜25a,25b上に形成されたゲート電極28a,28bと、ゲート電極28a,28bを覆う層間絶縁膜(ゲート層間絶縁膜)40と、層間絶縁膜40の上方に形成されたメモリセル6洋のキャパシタ21aと、キャパシタ21bからなる補償容量素子10、を備えている。なお、メモリセル用のキャパシタ21aは、メモリセル領域に形成されており、補償容量素子10は、周辺回路領域に形成されている。
キャパシタ21aは、有底筒形状の下部電極(第1下部電極)66aと、下部電極66aの内壁面及び外壁面を覆う容量絶縁膜である誘電体膜(第1誘電体膜)67aと、誘電体膜67a上に形成された上部電極(第1上部電極)69aを有した構成となっている。すなわち、キャパシタ21aは、クラウン型に構成されており、下部電極66aの内壁面および外壁面をキャパシタ電極として用いている。
また、補償容量素子10は、有底筒形状の下部電極(第2電極)66bと、下部電極66bの内壁面を覆う容量絶縁膜である誘電体膜(第2誘電体膜)67bと、誘電体膜67b上に形成された上部電極(第2上部電極)69bを有した構成となっている。なお、下部電極66bの外壁面は、層間絶縁膜(絶縁膜)49によって覆われている。すなわち、補償容量素子10は、コンケイブ型に構成されており、下部電極66bの内壁面のみをキャパシタ電極として用いている。
また、本実施形態の半導体装置は、境界領域において、ガードリングGが形成されている。ガードリングは、主として下部電極66cから構成されており、後述する半導体装置20の製造工程において、メモリセル領域から周辺回路領域へ薬液が浸透することを防止するために設けられている。したがって、下部電極66cは、有底形状に形成されるが、筒形状に形成されるわけではなく、例えば図12に示すように、メモリセル領域の外周を囲むように形成されている。
<補償容量素子>
次に、補償容量素子10の構成について、詳細に説明する。本実施形態の補償容量素子10は、図17に示すように、個々の下部電極66bによって形成されるコンケイブ型のキャパシタ21bを複数個集めたものを、1つのキャパシタとして用いる。
すなわち、補償容量素子10は、複数の下部電極66bと、下部電極66bの各々と誘電体膜67bを介して対向するように設けられた1つの上部電極69bを備え、複数の下部電極66bは、共通のパッド47bに接続するように設けられている。なお、図17は、層間絶縁膜45より上層の部分のみを断面図として示しており、図18ないし図20についても同様である。
共通のパッド47b上に配置する個々の下部電極66bの数(図17においては2個)は、補償容量素子10に必要な静電容量に応じて決定すればよい。例えば、下部電極66bの配置個数は、3000個〜10000個程度の範囲で設定することができる。
また、補償容量素子10には、共通の上部電極69bにコンタクトプラグ82bを介して接続する引出し配線83bが設けられており、また、パッド47bに接続する引出し配線84が設けられる。また、補償容量素子10には、パッド47bと引出し配線84を接続するコンタクトプラグ85が設けられている。なお、コンタクトプラグ85は、コンタクトプラグ82bと同時に形成してもよい。
以上の構成をした補償容量素子10は、引出し配線83b,84の一方を接地電位とし、他方を電源供給用の配線に接続することで、所定の静電容量を備えた補償容量素子として機能する。
<半導体装置の製造方法>
以下、本実施形態の半導体装置の製造方法について、詳細に説明する。なお、図4,5、7,8、10、11、13ないし16は、図3のA−A’間断面図であり、図6,9及び12は、平面図である。また、メモリセル領域と境界領域を含む周辺回路領域は、特に指定しない限り同時に加工している。
<<MOSトランジスタ>>
まず、図4に示すように、例えばP型シリコン(Si)からなる半導体基板22に、STI(Shallow Trench Isolation)法によって素子分離23を形成する。素子分離23によって半導体基板22に区画された領域が活性領域24となり、MOSトランジスタが配置される。
なお、本実施形態では、プレーナ型MOSトランジスタを形成する場合を例として説明するが、これに限定されるものではなく、溝型ゲート電極を有するMOSトランジスタや、縦型MOSトランジスタであっても構わない。
次に、メモリセル領域において、半導体基板22上にゲート絶縁膜25aを形成する。そして、ゲート絶縁膜25a上に、ゲート導電膜26aと保護絶縁膜27aを積層し、パターニングする。このようにしてゲート導電膜26aからなるゲート電極28aを形成する。
また、半導体基板22内で保護絶縁膜27aに対して自己整合となる位置に、例えばリンまたはヒ素等のN型不純物を導入して、不純物拡散層29aを形成する。また、ゲート電極28aの側面に絶縁膜からなるサイドウォール膜30aを形成する。
ゲート電極28aは、ワード配線WLして機能し、不純物拡散層29aは、MOSトランジスタのソース/ドレイン電極として機能する。
同様に、周辺回路領域においても、半導体基板22上にゲート絶縁膜25bを形成する。そして、ゲート絶縁膜25b上に、ゲート導電膜26bと保護絶縁膜27bを積層し、パターニングする。このようにしてゲート導電膜26bからなるゲート電極28bを形成する。
また、半導体基板22内で保護絶縁膜27bに対して自己整合となる位置に、例えばリンまたはヒ素等のN型不純物を導入して、不純物拡散層29bを形成する。また、ゲート電極28bの側面に絶縁膜からなるサイドウォール膜30bを形成する。
不純物拡散層は、MOSトランジスタのソース/ドレイン電極として機能する。
なお、本実施形態では、周辺回路領域にNチャネル型MOSトランジスタを設ける構成を採用したが、これに限定されず、例えば半導体基板22内にN型ウェルを形成し、そこにPチャネル型MOSトランジスタを配置してもよい。
また、ゲート絶縁膜25a,25bの材料としては、例えば酸化シリコン膜を用いることができ、ゲート導電膜26a,26bの材料としては、例えばリンを含有した多結晶シリコン膜、タングステン(W)膜、タングステンシリサイド(WSi)膜および、それらの積層膜等を用いることができる。
保護絶縁膜27a,27bおよびサイドウォール絶縁膜30a,30bの材料としては、例えば窒化シリコン膜(Si3N4)を用いることができる。
次に、ゲート電極28a,28bを覆うように、層間絶縁膜(第3層間絶縁膜)40を例えば酸化シリコン膜等で形成する。そして、層間絶縁膜40の上面をCMP法によって研磨し、平坦化する。
その後、メモリセル領域の不純物拡散層29aに接続するセルコンタクトプラグ41を、例えばリンを含有した多結晶シリコン膜等で形成する。セルコンタクトプラグ41の形成に際しては、ゲート電極28aを用いたSAC法(Self Alignment Contact:自己整合法)を利用することができる。
また、周辺回路領域の不純物拡散層29bに接続する周辺コンタクトプラグ42を、例えばタングステン膜等で形成する。
次に、メモリセル領域に、セルコンタクトプラグ41を介してMOSトランジスタのソース/ドレイン電極の一方に接続するビット配線43を形成する。ビット配線43の材料としては、例えば窒化タングステン(WN)とタングステン(W)の積層体を用いることができる。
また、ビット配線43の形成と同時に、周辺回路領域には周辺コンタクトプラグ42を介してMOSトランジスタのソース/ドレイン電極の各々と接続する周辺配線44を形成する。なお、図示していないが、周辺回路領域のゲート電極28bに接続するコンタクトプラグおよび配線層も同時に形成してもよい。
<<第1層間絶縁膜>>
次に、ビット配線43および周辺配線44を覆うように、層間絶縁膜(第1層間絶縁膜)45を、例えば酸化シリコン膜等で形成する。そして、層間絶縁膜45の上面はCMP法によって研磨し、平坦化する。
その後、メモリセル領域において、層間絶縁膜45を貫通し、セルコンタクトプラグ41に接続する容量コンタクトプラグ46を、例えばタングステン膜等で形成する。
<<パッド>>
次に、例えば窒化タングステン(WN)膜およびタングステン(W)膜を順次堆積した積層体をパターニングし、メモリセル領域にパッド47a、境界領域にパッド47c、周辺回路領域にパッド47bを形成する。メモリセル領域のパッド47aは、容量コンタクトプラグ46に接続するように形成する。
境界領域のパッド47cは、ガードリングGを設ける位置(メモリセル領域の外周を囲む位置)に形成し、周辺回路領域のパッド47bは、補償容量素子10を設ける位置(補償容量領域)に形成する。
周辺回路領域のパッド47bは、メモリセル領域のパッド47aとは異なり、補償容量素子10を構成するキャパシタ21bの下部電極66b間を接続するように、1つの大きいパッドとして形成する。
<<ストッパー膜>>
次に、パッド47a,47b,47cを覆うように、例えば40〜100nm程度の膜厚の窒化シリコン膜をLP−CVD法またはALD法を用いて堆積して、ストッパー膜48を形成する。ストッパー膜48は、後述するクラウン型の下部電極66bを形成する際の湿式エッチングにおいて、使用する薬液が下方に浸透することを防止するためのストッパーとして機能する。
<<第2層間絶縁膜及びサポート膜>>
次に、図5に示すように、ストッパー膜48上に、例えば膜厚1〜2μm程度の層間絶縁膜(第2層間絶縁膜)49、および膜厚50〜150nm程度のサポート膜50を順次堆積する。
層間絶縁膜49の材料としては、例えば酸化シリコン膜、不純物を含有したBPSG膜や、これらの積層膜を用いることができる。また、サポート膜50の材料としては、例えばLP−CVD法またはALD法を用いて堆積した窒化シリコン膜を用いることができる。
なお、サポート膜50は、後述するクラウン型の下部電極66aを形成する際の湿式エッチングにおいて、下部電極66aが倒壊しないように支持する機能を有する。
<<開孔>>
その後、異方性ドライエッチングを行って、サポート膜50、層間絶縁膜49、ストッパー膜48を貫通するように、メモリセル領域に開孔60a、周辺回路領域に開孔60b、境界領域に開孔60cを同時に形成する。
この際、図6に示すように、メモリセル領域の開孔60aによって、後述するメモリセル6に用いるキャパシタ21aの下部電極66aの位置が規定される。また、周辺回路領域の開孔60bによって、補償容量素子10に用いるキャパシタの下部電極66bの位置が規定される。そして、境界領域の開孔60cは、メモリセル領域の外周を囲む溝形状パターンとして形成される。
また、各開孔60a,60b,60cの底部では、それぞれパッド47a,47b,47cの上面が露出している。
なお、図5に示すように、層間絶縁膜49の膜厚によってキャパシタ21a,21bの高さが規定され、静電容量に反映される。層間絶縁膜49の膜厚を厚くするほど静電容量が増加するが、開孔60a,60b,60cの加工が困難になるので、開孔のアスペクト比(直径に対する円柱の高さ)が15〜25程度となるように膜厚を設定することが好ましい。
また、周辺回路領域では、1つの大きいパッド47bに対して、複数の開孔60bを形成し、メモリセル領域では、個々の分離されたパッド47aに対応して、開孔60aを形成する。
なお、本実施形態では、開孔60aと開孔60bは同じサイズ(直径)で形成する場合を示したが、これに限定されず、開孔60aと開孔60bのサイズや開孔60a,60bの平面形状が異なっていても構わない。
例えば、周辺回路領域に配置する開孔60bの直径を、メモリセル領域の開孔60aよりも大きく設定しても構わない。このようにすることで、後述するコンケイブ型の下部電極66bの内壁を誘電体膜67で覆う際に、下部電極66bの上端部分での閉塞を回避することができ、カバレッジよく形成することが可能になり、補償容量素子10のリーク電流の増加を抑制することができる。
なお、クラウン型の場合には、隣接する下部電極間に、双方の下部電極の側面を覆うための容量絶縁膜の2倍の膜厚と上部電極の膜厚を加えた寸法に相当する隙間が必要となるため、下部電極の開口サイズ拡大が困難である。
これに対して、コンケイブ型の場合には、隣接する下部電極間での短絡が生じない範囲で、下部電極の開口サイズを拡大することができる。これにより、微細化が進んだ場合でも、補償容量素子に起因する製造歩留まりの低下を抑制することが可能となる。
本実施形態では、メモリセル6のキャパシタ21aをクラウン型とし、補償容量素子10を構成するキャパシタ21bをコンケイブ型としたので、それぞれのキャパシタ21a,21bの加工性に合わせてサイズや平面形状を最適化することができる。
<<下部電極膜>>
次に、図7に示すように、CVD法を用いて金属膜を堆積し、キャパシタの下部電極膜61を形成する。下部電極膜61の材料としては、例えば窒化チタン(TiN)を用いることができる。また、下部電極膜61は、開孔60a,60b,60cの内部を充填しない膜厚で形成する(例えば開孔60aの直径が80nmの場合、下部電極膜61の厚さは10〜20nm程度に形成する)。
<<キャップ絶縁膜>>
次に、例えばプラズマCVD法などの段差カバレッジの悪い方法を用いて、下部電極膜61上に、例えば窒化シリコン膜(SiN)などからなるキャップ絶縁膜62を形成する。
この際、開孔60a,60b,60cにおいては、上端近傍にのみ、キャップ絶縁膜62が埋め込まれる。これは、設計ルール65nm世代以降の微細化された素子においては、プラズマCVD法等の段差カバレッジの悪い方法でキャップ絶縁膜62を形成することにより、各開孔60a,60b,60cの上端が先に閉塞し、開孔内60a,60b,60cへ膜が堆積しないためである。
なお、キャップ絶縁膜62は後の工程で除去されるので、開孔60a,60b,60cの内壁部への付着を完全に防止する必要はない。
<<開口部>>
次に、図8に示すように、メモリセル領域内において、開口部63を有するようにキャップ絶縁膜62上にフォトレジスト膜64を形成する。
この際、開口部63の位置が、後述する湿式エッチングに際して薬液を浸透させるためにサポート膜50に形成する窓パターン65の位置と、対応するように形成する。
ここで、先にキャップ絶縁膜62を形成しておくことにより、フォトレジスト膜64が開孔60a内へ浸入することを防止する。これによって、露光を用いたフォトレジスト膜64へのパターン加工が容易になると共に、開孔60a内にフォトレジスト膜64が充填されないので、加工処理後のフォトレジスト膜64の除去も容易となる。
この際、図9に示すように、開口部63は、メモリセル領域に平行に並べられた複数の短冊状のパターンを有するように形成する。したがって、境界領域および周辺回路領域上には開口部63は形成されず、フォトレジスト膜64で完全に覆われている。なお、図9に示した開口部63の形状は一例であって、隣接する下部電極間を連結するような他の形状に変形してもよい。
<<下部電極>>
次に、図10に示すように、フォトレジスト膜64をマスクとして、異方性ドライエッチングを行うことにより、開口部63の下方に位置するキャップ絶縁膜62と、下部電極膜61と、サポート膜50を除去する。これにより、開口部63に対応した部分のサポート膜に窓パターン(開口)65が形成される。
その後、例えばプラズマ・アッシング法によって、フォトレジスト膜64を除去する。
次に、図11に示すように、ドライエッチングにより、残存しているキャップ絶縁膜62と、開孔60a,60b,60cの外部に位置する下部電極膜61を除去する。
この際、開孔60a,60b,60cのアスペクト比が高い(15以上)の場合には、開孔60a,60b,60cの底部の下部電極膜61にはダメージを与えることなく、ドライエッチングでサポート膜50上の下部電極膜61を除去することができる。
以上のようにして、図12に示すように、本実施形態では、メモリセル領域及び周辺回路領域には開孔60a,60bの内壁を覆うとともに、内壁面が露出した有底筒形状の下部電極66a,66bが形成される。
また、境界領域にはガードリングGの内壁を覆うように下部電極66cが形成される。ガードリングGの内壁を覆う下部電極66cは、湿式エッチング時に薬液の浸透をストップするためのもので、キャパシタとしては機能しない。
また、メモリセル領域内に残存しているサポート膜50は、下部電極66aの外壁と接触し、後述する湿式エッチングに際して、下部電極66aを支える支持体として機能する。
次に、図13に示すように、例えば希釈フッ酸(フッ化水素酸:HF)を薬液として用いた湿式エッチングを行い、メモリセル領域の層間絶縁膜49を除去する。希釈フッ酸溶液としては、湿式エッチングに要する時間短縮の観点から、49wt%(重量%)の濃度のものを用いることが好ましい。この濃度の希釈フッ酸溶液は、工業用として通常供給されるフッ酸原液をそのまま用いることができる。
また、湿式エッチングに際し、LP−CVD法またはALD法で形成した窒化シリコン膜はフッ酸に対する耐性を有しているので、ストッパー膜48および周辺回路領域と境界領域を覆うサポート膜50によって薬液の浸透を阻止することができる。
また、ガードリングG内に設けられた下部電極66cによって、薬液の周辺回路領域への浸透を阻止することができる。これにより、メモリセル領域の層間絶縁膜49のみを除去することができる。
なお、キャップ絶縁膜62をプラズマCVD法で成膜した窒化シリコン膜とした場合、フッ酸に対する耐性を有さない膜として形成されることになる。したがって、下部電極66a,66b,66cの表面にキャップ絶縁膜62が残存している場合でも、この湿式エッチングの工程でキャップ絶縁膜62は完全に除去される。
また、湿式エッチングによって、メモリセル領域に配置した下部電極66aの外壁が露出し、クラウン型の電極が形成される。この際、下部電極66aの外壁がサポート膜50をパターニングした支持体によって支えられているため、下部電極66aの倒壊が防止できる。
また、周辺回路領域に配置した下部電極66bの外壁面を覆う層間絶縁膜49(絶縁膜)は、上面がサポート膜50で覆われているため、湿式エッチングの薬液が浸透せず、そのまま残存する。これにより、下部電極66bは内壁部分のみが露出するコンケイブ型電極となる。
<<誘電体膜>>
次に、図14に示すように、下部電極66a,66b,66cの露出している表面を覆うように、誘電体膜67を、例えば6〜10nm程度の膜厚で形成する。誘電体膜67の材料としては、例えば酸化ジルコニウム(ZrO)、酸化ハフニウム(HfO)、酸化アルミニウム(Al)等の高誘電体や、それらの積層体を用いることができる。また、誘電体膜67の形成には、例えばALD法を用いることができる。
このようにして、誘電体膜67は、下部電極66bの内壁面を覆い、下部電極66aの内壁面と外壁面を覆う。
<<上部電極膜>>
誘電体膜67を形成した後に、誘電体膜67の表面を覆うように上部電極膜68を形成する。上部電極膜68の材料としては、例えば窒化チタン(TiN)を用いることができる。
また、上部電極膜68は、導電体の積層構造としてもよく、例えば窒化チタン膜を8〜10nmの膜厚に堆積した後に、ホウ素等の不純物を含有する多結晶シリコン膜およびタングステン膜を順次堆積した積層膜を用いてもよい。
なお、上部電極膜68は、下部電極66a,66b,66cの内部を充填すると共に、メモリセル領域においては隣接する下部電極66a間のすきまも充填するように形成する。
<<上部電極>>
次に、図15に示すように、上部電極膜68、誘電体膜67及びサポート膜50のパターニングを行い、メモリセル領域の誘電体膜67aおよび上部電極69aと、周辺回路領域の誘電体膜67bおよび上部電極69bを形成する。上部電極膜69a,69bのパターニングに際しては、下層のサポート膜50も同時にパターニングしておくことが好ましい。
なお、湿式エッチング以降の工程では、サポート膜50は不要なため、上部電極69a,69bで覆われていない領域のサポート膜50を除去しておくことにより、後の工程で層間絶縁膜49を貫通するコンタクトプラグ等を形成する際の加工が容易となる。
次に、図16に示すように、上部電極69a,69bを覆うように、例えば酸化シリコン等を用いて層間絶縁膜81を形成する。そして、層間絶縁膜81の上面はCMP法によって研磨し、平坦化する。
その後、上部電極69aに接続するコンタクトプラグ82a、および上部電極69bに接続するコンタクトプラグ82bを同時に形成する。
そしてコンタクトプラグ82a,82bを形成した後に、コンタクトプラグに接続する金属配線83a,83bを、例えばアルミニウム(Al)、銅(Cu)等で形成する。
なお、図示していないが、周辺回路領域に配置したMOSトランジスタに接続するコンタクトプラグと上層の金属配線層等も同様に形成する。
そして、表面の保護膜(図示せず)等を形成すれば、半導体装置20が完成する。
本実施形態の半導体装置20では、DRAMのメモリセル6を構成するキャパシタ21aは、クラウン型に構成されており、補償容量素子10を構成するキャパシタは、コンケイブ型に構成されている。
補償容量素子10として周辺回路領域に配置したキャパシタ21bは、特性が悪い(リーク電流値が大きい)個々のキャパシタが含まれている場合でも、回路的に置き換えが不可能である。したがって、クラウン型と比較してリーク電流特性の悪い個々のキャパシタが発生する頻度が小さいコンケイブ型のキャパシタを、補償容量素子10として用いたことにより、製造歩留まりの低下を抑制できる。
また、補償容量領域10の下層には図16に示したように、MOSトランジスタを用いた回路素子を、補償容量素子10とは独立に配置することが可能である。このため、占有面積の削減効果も大きい。
なお、コンケイブ型キャパシタは静電容量がクラウン型よりも小さくなるが、補償容量素子として用いる場合には、必要な数だけまとめて配置することができるので、問題とはならない。
また、本実施形態では、半導体装置20の製造に際して、コンケイブ型のキャパシタを形成するための特別な追加工程を必要とせず、フォトマスクのパターン変更のみで対応が可能である。このため、製造コストの増加を招かない。
なお、1つの半導体チップ1内に配置する補償容量素子10をすべてコンケイブ型キャパシタで形成する必要はなく、プレーナ型キャパシタを別の場所に配置してもよい。例えば、図16の周辺回路領域に配置したMOSトランジスタの代わりに、プレーナ型キャパシタとすることができる。その場合には、ゲート電極28bと半導体基板22をキャパシタの電極として用いるように形成すればよい。補償容量素子として用いるコンケイブ型キャパシタの下方の領域には、プレーナ型キャパシタ、MOSトランジスタのいずれの素子でも配置可能であり、全体的な占有面積の削減効果が大きくなるようにいずれかの素子を配置すればよい。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態である半導体装置について説明する。本実施形態は、第1の実施形態の変形例であり、第1の実施形態とは、補償容量素子の構成が異なるのみで、他の同様の部分については適宜説明を省略する。
本実施形態の補償容量素子90は、図18に示すように、第1の実施形態で示した補償容量素子10を1つのブロックとして、複数のブロックを直列に接続させた構成を採用している。
具体的には、補償容量素子90は、第1ブロックの補償容量素子10aと第2ブロックの補償容量素子10bの2つのブロックから構成されている。
補償容量素子90を構成する上部電極69bは、第1ブロック及び第2ブロックで独立するように設けられており、引出し配線83bは、各ブロックの上部電極69bに接続するように構成されている。また、補償容量素子90を構成するパッド47dは、第1ブロック及び第2ブロック間を接続するように形成されている。パッド47dは各ブロックに配置された個々のコンケイブ型キャパシタの下部電極を1つにまとめて共通に接続すると共に、第1ブロックおよび第2ブロック間を直列に接続する配線として機能する。
すなわち、第1ブロックの下部電極66bと、第2ブロックの下部電極66bは、電気的に接続されており、第1ブロックの下部電極66bに対応する上部電極69bと、第2ブロックの下部電極66bに対応する上部電極69bには、それぞれ引出し配線83bが設けられている。
そして、第1ブロックおよび第2ブロックに設けられた引出し配線83bの一方を接地電位とし、引き出し配線83bの他方を電源供給用の配線に接続することで、所定の静電容量を備えた補償容量素子として機能する。
本実施形態では、複数のブロックを直列接続とする構成を採用することにより、1つのブロックに配置されている個々のキャパシタに印加される電圧を低減することが可能となる。
その結果、第1の実施形態では誘電体膜67bに印加される電圧が高すぎて、誘電体膜67bの絶縁破壊が懸念されるような場合でも、2段直列構成とすることで、1つのブロックに印加される電圧が半分になり、誘電体膜67b破壊のおそれが低減し、補償容量素子として使用することが可能となる。
なお、本実施形態の変形例として、図19に示すように、補償容量素子91を構成するパッド47bを、第1ブロックの補償容量素子10c及び第2ブロックの補償容量素子10dで独立するように設け、それぞれの上部電極69dをブロック間で共通するように形成しても構わない。
この場合は、各ブロックのパッド47bには、それぞれコンタクトプラグ85を介して引出し配線84が接続されている。上部電極69dは、各ブロックに配置された個々のコンケイブ型キャパシタの上部電極を1つにまとめて共通に接続すると共に、第1ブロックおよび第2ブロック間を直列に接続する配線として機能する。
すなわち、第1ブロックの上部電極69dと、第2ブロックの上部電極69dは、電気的に接続されており、第1ブロックの上部電極69dに対応する下部電極66bと、第2ブロックの上部電極69dに対応する下部電極66bには、それぞれパッド47b及びコンタクトプラグ85を介して、引出し配線84が設けられている。
そして、第1ブロックおよび第2ブロックに設けられた引出し配線84の一方を接地電位とし、引出し配線84の他方を内部電源供給用の配線に接続することで、所定の静電容量を備えた補償容量素子として機能する。
また、更に本実施形態の変形例として、図20に示すように、第1ブロックの補償容量素子10eの上部電極69bと第2ブロックの補償容量素子10fのパッド47bとを、ブリッジ配線94を用いて接続しても構わない。
具体的には、ブリッジ配線94は、コンタクトプラグ93を介して第1ブロックの上部電極69bと接続しており、コンタクトプラグ95を介して第2ブロックのパッド47bと接続している。パッド47bは、各ブロックに配置された個々のコンケイブ型キャパシタの下部電極を1つにまとめて共通に接続している。
また、各ブロックの上部電極69bには、引出し配線83bが接続されている。第1ブロックおよび第2ブロックに設けられた引出し配線83bの一方を接地電位とし、引出し配線83bの他方を内部電源供給用の配線に接続することで、所定の静電容量を備えた補償容量素子として機能する。
もっとも、図20に示したように、ブリッジ配線94を用いた場合、図18または図19に示す構成と比較すると、リーク特性の制御性が劣る。よって、ブロックを2つ以上直列に接続する場合には、ブロック間のパッド47を共通に接続する方法、または上部電極69を共通に接続する方法が好ましい。
なお、直列接続するブロックの段数は、3段以上としても構わない。また、3段以上を直列接続する場合には、隣接するブロック間での接続を、パッド47での共通接続と上部電極69での共通接続とを交互に繰り返すように配置することが好ましい。
また、各ブロックに配置する個々のコンケイブ型キャパシタの下部電極の個数と、直列に接続するブロックの段数の双方を適宜調整することで、所定の特性を備えた補償容量素子を形成することができる。
図21に補償容量素子としてコンケイブ型のキャパシタを用い、第1の実施形態のようにブロックが1段の場合(a)と、図18に示したようにブロックが2段直列の場合(b)のI−V特性の結果を示す。横軸は印加電圧であり、一方の引き出し配線を接地電位に固定し、他方に負電圧から正電圧まで可変して印加している。縦軸は印加電圧におけるリーク電流の測定値を示す。
一般にキャパシタのリーク電流は、図21(a)に示したように、正負の電圧印加に対して非対称の波形となることが多い。しかし、ブロックを、図18(または図19)のように2段直列接続することにより、個々のブロックでは正負の電圧印加方向が逆となるため、リーク特性が平均化される。このため図21(b)に示したように、図18のように2段直列にした場合のリーク特性は、正負の電圧印加に対してほぼ対称の波形となり、特性の制御が容易となる。
比較のため、図22にブロックが1個の場合(a)と、ブロックを図20の配置方法で2段直列接続した場合(b)のI−V特性の測定結果を示す。
この場合には、個々のブロックに印加される電圧の正負方向が同じになるため、リーク特性の平均化の効果が無く、2段直列にした場合(図22(b))においても、リーク特性は、正負の電圧印加に対して非対称の波形のままである。
以上より、ブロック間を直列接続する場合には、隣接するパッド間または隣接する上部電極間の接続とすることが好ましい。
また、3段以上のブロックを接続する場合には、隣接するブロック間での接続を、パッドでの共通接続と上部電極での共通接続を交互に繰り返すように配置して行く事で、特性の改善効果が得られる。
以上、本発明を実施形態に基づき説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、補償容量素子を接続する場所は、図1のデコーダ回路への内部電源供給配線のみには限定されず、他の回路に内部電源を供給する配線に対して、それぞれ独立した補償容量素子を接続してもよい。また、単体のDRAMチップのみではなく、DRAMのメモリセルとロジック回路素子を1つの半導体チップ上に形成した混載デバイスにおいても、本発明は適用可能である。
本発明は、半導体装置に関するものなので、半導体装置を製造する製造業において幅広く利用することができる。
10,10a,10b,10c,10d,10e,10f・・・補償容量素子、21a,21b・・・キャパシタ、22・・・半導体基板、25a,25b・・・ゲート絶縁膜、28a,28b・・・ゲート電極、40,45,49・・・層間絶縁膜、66a,66b,66c・・・下部電極、67a,67b・・・誘電体膜、69a,69b,69c,69d・・・上部電極、G・・・ガードリング

Claims (16)

  1. メモリセル領域に形成されたクラウン型のキャパシタと、
    周辺回路領域に形成されたコンケイブ型の補償容量素子と、を有することを特徴とする半導体装置。
  2. メモリセル領域に形成されたキャパシタと、
    周辺回路領域に形成された補償容量素子と、を備え、
    前記キャパシタが、有底筒形状の第1下部電極と、該第1下部電極の内壁面及び外壁面を覆う第1誘電体膜と、該第1誘電体膜上に形成された第1上部電極と、を有し、
    前記補償容量素子が、有底筒形状の第2下部電極と、該第2下部電極の内壁面を覆う第2誘電体膜と、前記第2下部電極の外壁面を覆う層間絶縁膜と、前記第2誘電体膜上に形成された第2上部電極と、を有していることを特徴とする半導体装置。
  3. 前記補償容量素子は、複数の前記第2下部電極と、
    前記複数の第2下部電極の各々と前記第2誘電体膜を介して対向するように設けられた1つの前記第2上部電極を備え、
    前記複数の第2下部電極の各々は電気的に共通に接続されていることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記補償容量素子が複数設けられ、
    1つの補償容量素子の第2下部電極と、他の補償容量素子の第2下部電極とが電気的に接続されており、
    前記1つの補償容量素子の第2上部電極と、前記他の補償容量素子の第2上部電極に、それぞれ引出し配線が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記補償容量素子が複数設けられ、
    1つの補償容量素子の第2上部電極と、他の補償容量素子の第2上部電極とが電気的に接続されており、
    前記1つ補償容量素子の第2下部電極と、前記他の補償容量素子の第2下部電極に、それぞれ引出し配線が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  6. 前記補償容量素子が複数設けられ、
    1つの補償容量素子の第2下部電極と、他の補償容量素子の第2上部電極とが電気的に接続されていることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  7. 前記メモリセル領域の外周に配置された境界領域に、ガードリングが形成されていることを特徴とする請求項2ないし請求項6のいずれか1項に記載の半導体装置。
  8. 半導体基板と、
    前記半導体基板上に形成されたゲート絶縁膜と、
    前記ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極と、
    前記ゲート電極を覆うゲート層間絶縁膜と、を有し、
    前記ゲート層間絶縁膜上に前記キャパシタと、前記補償容量素子とが形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の半導体装置。
  9. 前記補償容量素子の下方に、プレーナ型キャパシタを備えたさらに別の補償容量素子が配置され、
    前記プレーナ型キャパシタの電極の一方は前記ゲート電極で形成され、
    前記プレーナ型キャパシタの電極の他方は前記半導体基板で形成されていることを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
  10. メモリセル領域と周辺回路領域を有する半導体装置の製造方法であって、
    第1層間絶縁膜上にパッドを形成する工程と、
    前記パッド上に有底筒形状の下部電極を形成する工程と、
    前記メモリセル領域の下部電極の内壁面及び外壁面と、前記周辺回路領域の下部電極の内壁面のみを誘電体膜で覆う工程と、
    前記誘電体膜上に上部電極を形成する工程と、を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  11. 前記パッド上に第2層間絶縁膜を形成し、
    前記パッド上の前記第2層間絶縁膜に開孔を形成し、
    前記開孔内に下部電極膜を成膜して、前記パッド上に下部電極を形成することを特徴とする請求項10に記載の半導体装置の製造方法。
  12. 前記誘電体膜を形成する前に、
    前記メモリセル領域内に配置された前記下部電極の外壁面を覆う前記第2層間絶縁膜を湿式エッチングによって除去する工程を有することを特徴とする請求項11に記載の半導体装置の製造方法。
  13. 前記湿式エッチングを行う前に、
    前記メモリセル領域内に配置された前記下部電極を保持するサポート膜を形成し、
    前記周辺回路領域において、前記開孔が前記サポート膜を貫通するように形成することを特徴とする請求項12に記載の半導体装置の製造方法。
  14. 前記湿式エッチングに際して、前記サポート膜によって前記周辺回路領域にエッチング用薬液が浸透することを防止し、
    前記周辺回路領域に設けた前記下部電極の外壁面を覆う前記第2層間絶縁膜を残存させることを特徴とする請求項13に記載の半導体装置の製造方法。
  15. 前記第1層間絶縁膜上にパッドを形成する工程において、前記メモリセル領域の外周を囲む境界領域にパッドを形成し、
    前記境界領域のパッド上にガードリングを形成することを特徴とする請求項10ないし請求項14のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  16. 半導体基板にゲート絶縁膜を成膜する工程と、
    前記ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する工程と、
    前記ゲート電極を覆う第3層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記第3層間絶縁膜上に前記第1層間絶縁膜を形成する工程と、を有することを特徴とする請求項10ないし請求項15のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
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