JP2010067661A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の半導体装置では、周辺回路素子領域に配置した補償容量素子により信号遅延が生じる問題があった。
【解決手段】本発明にかかる半導体装置は、メモリセルが配置される第1の領域と、機能回路が配置される第2の領域10と、第1の領域に形成されるセルコンデンサと、第2の領域10に形成される補償容量素子(36〜38)と、を備え、補償容量素子(36〜38)は、セルコンデンサと同一の下部電極36と、容量絶縁膜37と、上部電極38とからなり、機能回路のトランジスタのドレイン拡散層44、46又はゲート電極32の上方を除いて、第2の領域10の上層を覆うように形成される。
【選択図】図4

Description

本発明にかかる半導体装置は、特に2つの配線間に接続され、配線の電位変動を補償する補償容量素子を内蔵する半導体装置に関する。
近年、半導体装置では、回路規模の増加及び動作速度の高速化に起因して消費電流が大きくなってきている。そのため、大きな消費電流による電源電圧変動が大きくなっている。一方、半導体装置では、動作電源電圧の低電圧化が進んでいる。このような半導体装置では少しの電源電圧変動であっても、電源電圧に対する影響が大きいため、電源電圧変動により回路の動作が不安定になる問題が顕在化している。
そこで、半導体装置の電源配線と接地配線との間に設けられ、電源電圧変動を抑制する補償容量素子を半導体装置に内蔵することが提案されている。このように半導体装置に補償容量素子を内蔵することで、半導体装置内の電源電圧変動を効率よく抑制することができる。そこで、特許文献1、2に半導体装置に補償容量素子を内蔵した例が開示されている。
特許文献1では、メモリセルと能動回路とを有する半導体装置において、メモリセルが配置される領域以外の領域に補償容量素子を形成する。さらに、この補償容量素子をメモリセルのコンデンサと略同一のパターンを有する。また、特許文献2では、DRAM領域とロジック領域とを混載する半導体装置において、ロジック領域に補償容量を形成する。このように、特許文献1、2では、メモリセルが配置される領域以外の領域に補償容量素子を形成することで、より大きな容量値を形成する。
特開2004−119857号公報 特開2008−47811号公報
しかしながら、特許文献1、2のようにメモリセル以外の領域に補償容量素子を配置した場合において信号経路の近くに補償容量素子が配置されてしまうと、信号経路における寄生容量が増加する。そのため、この寄生容量の増加に伴い半導体装置では信号遅延が大きくなる。この信号遅延は回路動作の具合の一因となる。特に、近年の高速動作が要求される半導体装置においては、信号遅延の問題はより顕著な問題となる。
本発明にかかる半導体装置の一態様は、メモリセルが配置される第1の領域と、機能回路が配置される第2の領域と、前記第1の領域に形成されるセルコンデンサと、前記第2の領域に形成される補償容量素子と、を備え、前記補償容量素子は、前記セルコンデンサと同一の下部電極と、容量絶縁膜と、上部電極とからなり、前記機能回路のトランジスタのドレイン拡散層又はゲート電極の上方を除いて、前記第2の領域の上層を覆うように形成される。
本発明にかかる半導体装置では、補償容量素子は、トランジスタのドレイン拡散層又はゲート絶縁膜の上層を除く領域に形成される。そのため、機能回路の信号経路の寄生容量の増加を防止することができる。つまり、本発明にかかる半導体装置によれば、信号経路の信号遅延を抑制しながら、より大きな補償容量素子を形成することができる。
本発明にかかる半導体装置によれば、信号遅延を増加させることなく半導体装置の電源電圧を安定化させることができる。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1に本実施の形態にかかる半導体装置1の概略図を示す。図1に示すように、半導体装置1は、第2の領域(例えば、周辺回路素子領域)10、第3の領域(例えば、周辺回路素子外領域)20、第1の領域(例えば、メモリセル領域)を有する。
周辺回路素子領域10には、半導体装置1の機能を実現する機能回路が配置される。機能回路は、トランジスタ、抵抗、コンデンサを含む。また、コンデンサには、電源電圧変動を抑制するための補償容量素子が含まれる。周辺回路素子外領域20は、機能回路を構成する半導体素子は配置されず、いわゆる空き領域である。そこで、本実施の形態では、この空き領域にも補償容量素子を配置することとする。
メモリセル領域には、メモリセル11、ワード線アドレスデコーダ12(図中のX−DEC)、ワード線制御回路13(図中のSWD)、センスアンプ14(図中のSA)、ビット線アドレスデコーダ15(図中のY−DEC)が配置される。なお、メモリセル領域に配置されるメモリは、半導体装置1又は外部から接続される装置において記憶領域として利用されるものとする。
メモリセル11には格子状にメモリセルが配置される。本実施の形態では、配置するメモリセルとしてDRAM(Dynamic Random Access Memory)を用いる。そのため、メモリセル11には、データを蓄積するセルコンデンサと、セルコンデンサへの電流の入出力を制御するゲートトランジスタとが配置される。ワード線アドレスデコーダ12は、他の回路から入力されるワード線アドレスをデコードすることで得られる制御信号によりワード線制御回路13を制御する。ワード線制御回路13は、制御信号に応じてワード線を活性化させる。そして、活性化されたワード線に接続されるゲートトランジスタは導通状態となり、セルコンデンサへのアクセスが行われる。センスアンプ14は、活性化したワード線に接続されたメモリセルから読み出される信号を増幅する。ビット線アドレスデコーダ15は、他の回路から入力されるビット線アドレスをデコードして、いずれのビット線に対してデータを読み出す、又は、書き込むかを制御する。
ここで、本実施の形態にかかる半導体装置1では、補償容量素子の配置に特徴を有する。そこで、図1のII−IIで示す線に沿った半導体装置1の断面図を図2に示し、本実施の形態にかかる半導体装置1における補償容量素子の配置について説明する。なお、図2において同一の層にある同じハッチングを付したものは同じものであるため、詳細な説明を省略する。
図2に示す断面図では、メモリセル11、センスアンプ14、周辺回路素子領域10、周辺回路素子外領域20が示されている。また、図2に示すように、半導体装置1は、複数の層(図中のL0〜L5)から形成される。半導体基板層L0には、P型半導体で形成される半導体基板層の表面付近に、素子分離領域30、サブコンタクト領域31p、ウェルコンタクト領域31n、ドレイン拡散層46、セル拡散層50が形成される。素子分離領域30は、例えば酸化膜で形成された絶縁膜である。サブコンタクト領域31pは、周辺回路素子領域10のNMOS形成領域及びセンスアンプ14に形成される。サブコンタクト領域31pは、P型半導体で形成される拡散領域であって、n型トランジスタのバックゲート及び半導体基板に接地電位を与えるための接地配線が接続される。ウェルコンタクト領域31nは、周辺回路素子領域10のPMOS形成領域に形成される。ウェルコンタクト領域31nは、N型半導体で形成される拡散領域であって、p型トランジスタのバックゲートで電源電位を与えるための電源配線が接続される。ドレイン拡散層46は、トランジスタのドレイン端子を構成する拡散領域である。セル拡散層50は、メモリセル11のゲートトランジスタのソース拡散層又はドレイン拡散層である。
基板表面層L1は、半導体基板層L0の上層に形成される。基板表面層L1には、ゲート電極32、コンタクト配線33、セルゲート51、セルコンタクト配線52が形成される。ゲート電極32は、周辺回路素子領域10に配置されるトランジスタのゲート電極である。ゲート電極32は、ゲート酸化膜、ゲート電極材、サイドウォールから構成される。コンタクト配線33は、基板表面層L1よりも上層に形成される配線と半導体基板層L0に形成される素子とを接続する縦方向の配線である。セルゲート51は、メモリセル11のゲートトランジスタのゲート電極である。セルゲート51は、ゲート酸化膜、ゲート電極材、サイドウォールから構成される。セルコンタクト配線52は、セル拡散層50と上層に形成される配線とを接続するための配線である。
第1の配線層L2は、基板表面層L1の上層に形成される。第1の配線層L2には、第1のメタル配線34a、34b、容量コンタクト35、セルコンデンサ及び補償容量素子が形成される。第1のメタル配線34aは、例えば信号配線である。また、第1のメタル配線34bは、例えば接地配線である。本実施の形態では、第1のメタル配線34aは、コンタクト配線33を介してトランジスタのドレイン拡散層46に接続されるものとする。一方、第1のメタル配線34bは、容量コンタクト35を介して補償容量素子に接続されるものとする。
セルコンデンサ及び補償容量素子は、第1の配線層L2に形成された溝の内壁及び底面に沿って下部電極36が形成され、下部電極36の内側に容量絶縁膜37が形成され、容量絶縁膜37の内側に上部電極38が形成されるものである。また、上部電極38は、第1の配線層L2の上層に形成される第2の配線層L3にその表面が露出する用に形成される。ここで、セルコンデンサはメモリセル11に形成される。そしてセルコンデンサは、下部電極36がゲートトランジスタに接続され、上部電極38が基準電圧源に接続される。一方、補償容量素子は、周辺回路素子領域10及び周辺回路素子外領域20に形成される。そして、補償容量素子は、下部電極36が接地配線に接続され、上部電極38が電源配線に接続される。つまり、セルコンデンサ及び補償容量素子は、同一の構造を有するものの、配置される領域及び接続される配線が異なる。
また、本実施の形態では、周辺回路素子外領域20に形成される補償容量素子は、周辺素子外領域の範囲に亘って形成される。一方、周辺回路素子領域10に形成される補償容量素子は、トランジスタのドレイン拡散層46及びゲート電極32のうち少なくとも一方の上層を除く領域に形成される。より具体的には、周辺回路素子領域10に形成される補償容量素子は、サブコンタクト領域31p及びウェルコンタクト領域31nの上層に形成される。
第2の配線層L3には、セルコンデンサ及び補償容量素子の上部電極38、第1のビア配線が形成される。第1のビア配線39は、セルコンデンサ及び補償容量素子の上部電極と、上層に形成されるメタル配線とを接続する縦方向の配線である。第3の配線層L4には、第2のメタル配線40と第2のビア配線41が形成される。第2のメタル配線40は信号配線及び中間配線を含む。信号配線は、トランジスタ等の半導体素子間の信号の伝送を行うための配線である。中間配線は、下層の配線と上層の配線とを接続するための配線である。第3の配線層L5には、第3のメタル配線42が形成される。第3のメタル配線42は、電源配線、基準電圧配線を含む。電源配線は、半導体素子に電源を供給するための配線である。基準電圧配線は、メモリセル11のセルコンデンサの上部電極に基準電圧を供給するための配線である。
次に、周辺回路素子領域10における補償容量素子の配置方法についてさらに詳しく説明する。図3に図2で示した断面図付近の周辺回路素子領域10の平面レイアウトの概略図を示す。図3においてII−IIで示す線に沿った半導体装置の断面が図2の断面図に相当する。図3では、トランジスタ及びトランジスタに関する拡散層の平面レイアウトを示す。図3に示すように、PMOS配置領域にはPMOSトランジスタが配置され、NMOS配置領域にはNMOSトランジスタが配置される。また、本実施の形態では、ウェルコンタクト領域31n及びサブコンタクト領域31pが図面横方向に延在する。そして、PMOSトランジスタは、ウェルコンタクト領域31nに挟まれる領域に配置される。また、NMOSトランジスタは、サブコンタクト領域31pに挟まれる領域に配置される。
PMOSトランジスタは、ゲート電極32、ソース拡散層43、ドレイン拡散層44を有する。PMOSトランジスタのソース拡散層43及びドレイン拡散層44は、例えば、P型の半導体で形成される。NMOSトランジスタは、ゲート電極32、ソース拡散層45、ドレイン拡散層46を有する。PMOSトランジスタのソース拡散層45及びドレイン拡散層46は、例えば、N型の半導体で形成される。なお、トランジスタのゲート電極、ソース拡散層、ドレイン拡散層、サブコンタクト領域31p、ウェルコンタクト領域31nは、それぞれコンタクト配線33が設けられ、コンタクト配線33を介して対応する配線に接続される。
次いで、図3に示す平面レイアウトに対して補償容量素子を配置した場合の平面レイアウトの概略図を図4に示す。なお、図4においてII−IIで示す線に沿った断面図は、図2の断面図に相当する。図4に示すように、本実施の形態にかかる半導体装置1では、周辺回路素子領域10に配置する補償容量素子をウェルコンタクト領域31n及びサブコンタクト領域31pの上層であって、トランジスタの上層を除く領域に配置する。図4では、補償容量素子のうち上部電極38の配置について示した。この上部電極38の下には溝が形成され、その溝を利用して補償容量素子は形成される。
ここで、補償容量素子の形状について説明するために、図4においてV−Vで示す線に沿った断面図を図5に示す。なお、図5では各構成要素について図2と同じ符号を付して、各構成要素に関する詳細な説明は省略する。図5に示すように補償容量素子は、上部電極が連続する距離に応じて複数の溝が形成される。そして、複数の溝のそれぞれに容量素子が形成される。このように、溝を利用して補償容量素子を形成することで、容量素子の表面積を大きくすることができ、容量素子をレイアウト面積に対する容量値の効率を高めることができる。
上記説明より、本実施の形態にかかる半導体装置1では、周辺回路素子領域10において、ウェルコンタクト領域31n及びサブコンタクト領域31pの上層であって、トランジスタの上層を除く領域に補償容量素子を形成する。ウェルコンタクト領域31n及びサブコンタクト領域31pには直流電圧である接地電圧又は電源電圧が供給される。そのため、このウェルコンタクト領域31n及びサブコンタクト領域31pの上層に補償容量素子を配置しても、交流電圧又は電圧変動がある信号が伝達される信号配線と補償容量素子との距離を大きくとることができるため、半導体装置1において信号遅延を増大させる寄生容量が増大する問題は発生しない。
また、本実施の形態にかかる半導体装置1では、トランジスタの上層を除く領域に補償容量素子を配置するため、トランジスタにおいて電位変動が生じるドレイン端子及びゲート電極と補償容量素子との間の距離を大きくとることができる。従って、半導体装置1では、補償容量素子を配置してもトランジスタのドレイン端子に寄生する寄生容量及びゲート電極の寄生容量を増大させることがない。つまり、半導体装置1では、信号配線のみならずトランジスタにおいても寄生容量の増大がないため、信号遅延が増大する問題は発生しない。なお、信号遅延の増加を許容される範囲内に納めることができるのであれば、ドレイン拡散層又はゲート電極の上層に補償容量素子を配置しても構わない。特に、信号遅延よりも電源電圧変動に対する要求が高い場合は、補償容量素子の面積拡大は有効である。しかし、信号遅延に対する要求が高い場合は、寄生容量の増加を避けるためにドレイン拡散及びゲート電極の上層に補償容量素子を配置することは避けることが好ましい。
一方、半導体装置1では、電源電圧が供給されるウェルコンタクト領域31n及び接地電圧が供給されるサブコンタクト領域31pの上層に容量素子を配置するため、補償容量素子の下部電極と接地配線及び補償容量素子の上部電極と電源配線との間の距離を短くすることができる。そのため、周辺回路素子領域に配置される補償容量素子は小さな配線抵抗で接地配線及び電源配線と接続される。従って、半導体装置1では、補償容量素子を用いた電源配線の電位変動の抑制を効率よく行うことができる。
なお、半導体装置1で用いられる補償容量素子は、メモリセル領域に配置されるセルコンデンサと同一の構造を有しているため、この補償容量素子を形成するために新たな製造工程を必要としない。また、補償容量素子は、溝を利用した構造を有しているためレイアウト面積に対する容量値の効率を向上させることができる。
実施の形態2
実施の形態2にかかる半導体装置における補償容量素子の平面レイアウトの一例を図6に示す。図6に示す平面レイアウトは、図4に示した平面レイアウトを実施の形態2の形態に応じて変形したものである。実施の形態1では、周辺回路素子領域10のトランジスタの上層を除く領域を補償容量素子の配置領域としたが、実施の形態2では、トランジスタのソース拡散層の上層を補償容量素子の配置領域として追加する。
図6に示すように、実施の形態2にかかる平面レイアウトでは、周辺回路素子領域10に配置されるトランジスタのソース拡散層の一部の上層にも補償容量素子が配置される。このように補償容量素子の配置領域を拡大することで補償容量素子の容量値を大きくすることができる。補償容量素子は容量値が大きいほど電位変動を抑制する効果がある。そのため、実施の形態2にかかる半導体装置は、実施の形態1にかかる半導体装置よりも電位変動を効率よく抑制することができる。
ここで、図6においてVII−VIIで示す線に沿った半導体装置の断面図を図7に示す。図6に示すように、実施の形態2では、ウェルコンタクト領域31nの上層及びソース拡散層43の上層に補償容量素子(下部電極36、容量絶縁膜37、上部電極38を含む)が形成される。また、図7に示す断面図では、補償容量素子は、ソース拡散層43をすべて覆うのではなく、ソース拡散層43の上層の一部を除く領域に形成されている。そして。ソース拡散層43の上層において補償容量素子が形成されていない領域を用いてソース拡散層43への電源供給を行うためのビア配線39及びコンタクト配線33が形成される。
なお、実施の形態2においても、トランジスタのドレイン拡散層の上層には補償容量素子を配置しない。これにより、実施の形態2においてもトランジスタのドレイン端子に寄生する寄生容量の増大を防止することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。上記実施の形態において説明した補償容量素子は電源の安定化以外の用途に用いることも可能である。例えば、信号の立ち上がり又は立ち下がりに所定の時定数を設定する時定数回路や、基準電圧を安定化させるための容量素子として上記実施の形態で説明した補償容量を用いることも可能である。
実施の形態1にかかる半導体装置の概略図である。 図1のII−IIで示す線に沿った実施の形態1にかかる半導体装置の断面図である。 実施の形態1にかかる半導体装置の周辺回路素子領域の補償容量素子を配置しない場合の平面レイアウトの概略図である。 実施の形態1にかかる半導体装置の周辺回路素子領域の補償容量素子を配置した場合の平面レイアウトの概略図である。 図4においてV−Vで示す線に沿った実施の形態1にかかる半導体装置の断面図である。 実施の形態2にかかる半導体装置の平面レイアウトの概略図である。 図6においてVII−VIIで示す線に沿った実施の形態2にかかる半導体装置の断面図である。
符号の説明
1 半導体装置
10 周辺回路素子領域
11 メモリセル
12 ワード線アドレスデコーダ
13 ワード線制御回路
14 センスアンプ
15 ビット線アドレスデコーダ
20 周辺回路素子外領域
30 素子分離領域
31n ウェルコンタクト領域
31p サブコンタクト領域
32 ゲート電極
33 コンタクト配線
34a、34b メタル配線
35 容量コンタクト
36 下部電極
37 容量絶縁膜
38 上部電極
39、40 ビア配線
40、42 メタル配線
43、45 ソース拡散層
44、46 ドレイン領域
50 セル拡散層
51 セルゲート
52 セルコンタクト配線
L0 半導体基板層
L1 基板表面層
L2〜L5 配線層

Claims (7)

  1. メモリセルが配置される第1の領域と、
    機能回路が配置される第2の領域と、
    前記第1の領域に形成されるセルコンデンサと、
    前記第2の領域に形成される補償容量素子と、を備え、
    前記補償容量素子は、前記セルコンデンサと同一の下部電極と、容量絶縁膜と、上部電極とからなり、前記機能回路のトランジスタのドレイン拡散層又はゲート電極の上方を除いて、前記第2の領域の上層を覆うように形成される半導体装置。
  2. 前記補償容量素子は、前記機能回路を構成するトランジスタのサブコンタクト領域及びウェルコンタクト領域とのうち少なくとも一方の領域と前記トランジスタのソース拡散層の上層とに形成される請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記補償容量素子は、前記機能回路が配置されない第3の領域及び前記第2の領域に形成される請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記補償容量素子は、接地配線に一方の電極が接続され、電源配線に他方の電極が接続される請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体装置。
  5. 前記補償容量素子は、前記補償容量素子が配置される層に形成された溝の側壁及び底面に沿って形成される前記容量絶縁膜を有する請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体装置。
  6. 前記セルコンデンサは、前記セルコンデンサが配置される層に形成された溝の側壁及び底面に沿ってキャパシタ膜が形成される請求項5に記載の半導体装置。
  7. 前記メモリセルは、DRAM(Dynamic Random Access Memory)である請求項1乃至6のいずれか1項に記載の半導体装置。
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