JP6080544B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置に関し、例えば半導体装置のDRAM(Dynamic Random Access Memory)混載プロセスに関する。
ロジック回路領域とDRAMセル領域を含むDRAM混載プロセスでは、ロジック回路領域において、拡散層(Diffusion)と第1金属配線層(M1配線)との層間絶縁膜の膜厚が厚くなり、拡散層と第1金属配線層とを接続するコンタクト(CT)の高さが高くなるため、コンタクトの抵抗と寄生容量が増大し、ロジック回路(論理回路)領域の遅延、消費電力増加の原因となっている。
そこで、DRAMセル領域において拡散層と第1金属配線層との間にあるDRAMセルの回路を構成するDRAMビット線(DBL配線)、及びDBL配線層と拡散層とを接続するDRAMビットコンタクト(DBLCT)を、ロジック回路領域の配線、及びコンタクトへ適用することで、コンタクトの抵抗、寄生容量を低減し、ロジック部の遅延性能改善を図ることが提案されている(特許文献1)。
また、DBLCTに接続されるゲートは、DBLCTを形成する際に発生するプラズマチャージによりプラズマダメージを受ける。プラズマダメージとは、薄膜デバイス製造でのプラズマプロセスにおけるチャージアップ現象に起因する不良のことである。チャージアップが発生すると、トランジスタのゲート酸化膜に高電界がかかりトンネル電流が流れるため、ゲート酸化膜の破壊や劣化が生じる。これは、トランジスタの不良、製造歩留まりの低下に直結する。
しかし、DRAMセル領域のように、DBLCTが密集している場合は、周囲の配線、DBLCTにプラズマチャージが分散されるため、プラズマダメージを受けない。
一般的に、プラズマダメージ保護素子として、周囲の配線、コンタクトを使用できることが知られている(非特許文献1)。また、コンタクト上部に配線を接続しないコンタクト自身もプラズマダメージ対策のダミー素子になることが知られている(特許文献2)。また、ドライエッチングにおいて分離溝付近に生じるエッチング残渣を低減するために、分離溝の内部にダミーのコンタクトパッドを形成することも提案されている(特許文献3)。
通常、ロジック回路領域にDBLCTを適用した場合、DRAMセル領域ほどコンタクト密度が高くないため、プラズマダメージ保護素子の挿入が必要となる。
しかし、ロジック回路領域は、ゲート寸法均一化のため、トランジスタを構成するアクティブ拡散層の周囲にダミービットコンタクトを配置することは困難である。また、配置した場合は、ゲートピッチの増加となり、チップサイズ増大の原因となる。また、プラズマダメージ対策のために、DBLCTに接続されるゲートに対してダミーゲートを付加することは、遅延性能・チップ面積に影響を与えるために適用できなかった。
更に、従来、プラズマダメージ対策のダミー素子自体については知られていたが、それらのダミー素子を、チップ面積・遅延性能に影響を与えず効率的に配置する方法がなかった。
特開2008−251763号公報 特開2006−344773号公報 特開2008−016705号公報
K Miyamoto et al.,"Impact of Pattern Density on Plasma Damage of CMOS LSIs," 1996 IEEE, pp. IEDM 96−739−−IEDM 96−742
図1に示すようなDRAM混載プロセスにおいて、DRAMセル領域のビット線(DBL配線)、ビットコンタクト(DBLCT)をロジック回路領域に適用する場合、ロジック回路領域は、DRAMセル領域と異なりビットコンタクト密度が低いために、ビットメタル形成時のプラズマダメージが問題となる。
上記のプラズマダメージを低減するためのダミー発生手法として、半導体装置の製造プロセスにおいて、ロジック回路領域のウェル(Well)コンタクト領域にプラズマダメージ対策用のダミービットコンタクトを配置する。
プラズマダメージ対策において、ダミーセルやダミーゲート等の配置によるチップ面積及び遅延性能の悪化を抑えることができる。
DRAMセル領域を含む断面構造の模式図である。 第1実施形態におけるダミーDBLCT配置例を示す図である。 ダミーDBLCTの断面構造の模式図である。 ゲート上DBLCT断面構造の模式図である。 DBL配線上コンタクト断面構造の模式図である。 第2実施形態におけるダミーDBLCT配置例を示す図である。 第3実施形態におけるダミーDBLCT配置例を示す図である。 ロジック回路中のインバータ回路の使用位置の例を示す図である。 ビットコンタクトのスパッタ工程について説明するための図である。
<第1実施形態>
対象となる半導体装置は、ロジック回路中に、比較的サイズ(駆動能力)の大きいインバータ回路を有している。このインバータ回路は、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)を使用している。CMOSは、PMOS(Positive channel Metal Oxide Semiconductor)とNMOS(Negative channel Metal Oxide Semiconductor)で形成される。なお、PMOS及びNMOSは、いずれも電界効果トランジスタ(FET:Field Effect Transistor)の一種であるMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)である。
[ダミーDBLCT配置例]
図2に、第1実施形態に係るインバータ回路(1段)におけるダミーDBLCTの配置例を示す。
図2に示すように、本実施形態に係るインバータ回路は、P型アクティブ拡散層1と、N型アクティブ拡散層2と、コンタクト3と、コンタクト4と、Nウェル上N型拡散層5と、Pウェル上P型拡散層6と、コンタクト7と、コンタクト8と、コンタクト9と、DBLCT10と、ダミーDBLCT11と、ゲート電極20と、M1配線21と、DBL配線22を備える。
P型アクティブ拡散層1、N型アクティブ拡散層2、Nウェル上N型拡散層5、Pウェル上P型拡散層6、及びゲート電極20は、PMOS及びNMOSを形成する。
P型アクティブ拡散層1及びN型アクティブ拡散層2は、MOSFETとして動作させるフィールド領域(アクティブ領域)に形成された拡散層であり、PMOS及びNMOSのソースとドレインに相当するソース拡散層及びドレイン拡散層である。P型アクティブ拡散層1及びN型アクティブ拡散層2は、PMOS及びNMOSのソースとドレインとの間のチャネルを形成する。なお、P型アクティブ拡散層1及びN型アクティブ拡散層2について、Nウェル上N型拡散層5及びPウェル上P型拡散層6と対比して説明するならば、P型アクティブ拡散層1はPウェル上N型拡散層であり、N型アクティブ拡散層2はNウェル上P型拡散層である。なお、STI(Shallow Trench Isolation)に関する説明は省略する。
Nウェル上N型拡散層5及びPウェル上P型拡散層6は、ウェル電位の給電用のTAP拡散層(ウェル電位拡散層)である。なお、TAPとは、ウェル電位拡散層領域を電源に接続する導電性リードのことである。Nウェル上N型拡散層5は、PMOSのNウェル上に配置されたN型拡散層である。Pウェル上P型拡散層6は、NMOSのPウェル上に配置されたP型拡散層である。一般的に、ウェルと拡散層とは、不純物の濃度が異なる。本実施形態では、Nウェル上N型拡散層5及びPウェル上P型拡散層6は、それぞれ、図面上で左右方向(水平方向)に帯状に配置されている。なお、フィールド酸化膜に関する説明は省略する。
ゲート電極20は、PMOS及びNMOSのゲート電極である。ゲート電極20は、PMOSではPウェル上に配置され、NMOSではNウェル上に配置される。図2では、一例として、ゲート電極20は、P型アクティブ拡散層1及びN型アクティブ拡散層2に共通のゲート電極として、6本のゲート配線(縦線)で示している。P型アクティブ拡散層1及びN型アクティブ拡散層2はそれぞれ、この6本のゲート配線の各々を境界として、ソース領域(ソース拡散層)と、ドレイン領域(ドレイン拡散層)とに分けられる。なお、この6本のゲート配線は、P型アクティブ拡散層1とN型アクティブ拡散層2との間(例えばPウェルとNウェルとの間)の領域において、1本のゲート配線(横線)で結合されている。この1本のゲート配線(横線)は、6本のゲート配線のうちの1本(縦線)の2倍程度の幅を持つ。なお、ゲート酸化膜に関する説明は省略する。
M1配線21は、P型アクティブ拡散層1、N型アクティブ拡散層2、Nウェル上N型拡散層5、Pウェル上P型拡散層6、及びゲート電極20の上層の第1金属配線層に配置されている。ここで、上層/下層は相対的な位置関係に過ぎず、インバータ回路自体が上下反転した時には、それに伴い上層/下層の位置関係も反転する。DBL配線22は、M1配線21とゲート電極20との間にあるDBL配線層に配置されている。なお、層間絶縁膜に関する説明は省略する。
コンタクト3、コンタクト4、コンタクト7、及びコンタクト8は、M1配線21(第1金属配線層)以下の層に配置されている。コンタクト3は、P型アクティブ拡散層1とM1配線21とを接続するコンタクトである。コンタクト4は、N型アクティブ拡散層2とM1配線21とを接続するコンタクトである。コンタクト7は、Nウェル上N型拡散層5とM1配線21とを接続するコンタクトである。コンタクト8は、Pウェル上P型拡散層6とM1配線21とを接続するコンタクトである。
P型アクティブ拡散層1とN型アクティブ拡散層2は、M1配線21を介して接続される。例えば、M1配線21は、P型アクティブ拡散層1の上層の1本の金属配線(横線)と、N型アクティブ拡散層2の上層の1本の金属配線(横線)とが、それぞれ末端で1本の金属配線(縦線)で接続された形状をしている。すなわち、M1配線21は、コの字型(U字型/凹型)を形成する。コの字型(U字型/凹型)の並行する2本の金属配線の一方がP型アクティブ拡散層1の上層に配置されている。そのP型アクティブ拡散層1の上層の金属配線上にコンタクト3が配置されている。このコンタクト3は、M1配線21とP型アクティブ拡散層1におけるドレイン領域(ドレイン拡散層)とを接続する。また、コの字型(U字型/凹型)の並行する2本の金属配線の他方がN型アクティブ拡散層2の上層に配置されている。そのN型アクティブ拡散層2の上層の金属配線上にコンタクト4が配置されている。このコンタクト4は、M1配線21とN型アクティブ拡散層2におけるドレイン領域(ドレイン拡散層)とを接続する。但し、実際には、上記の例に限定されない。
また、Nウェル上N型拡散層5とP型アクティブ拡散層1は、上記とは別のM1配線21を介して接続される。このM1配線21は、Nウェル上N型拡散層5全体を覆う形でNウェル上N型拡散層5の上層に配置されており、コンタクト7の位置から分岐した枝配線がP型アクティブ拡散層1上まで延伸している。この枝配線は、P型アクティブ拡散層1上のゲート配線(縦線)と並行に配置されている。この枝配線のP型アクティブ拡散層1上の部分にコンタクト3が配置されている。このコンタクト3は、M1配線21とP型アクティブ拡散層1におけるソース領域(ソース拡散層)とを接続する。
同様に、Pウェル上P型拡散層6とN型アクティブ拡散層2は、上記とは別のM1配線21を介して接続される。このM1配線21は、Pウェル上P型拡散層6全体を覆う形でPウェル上P型拡散層6の上層に配置されており、コンタクト8の位置から分岐した枝配線がN型アクティブ拡散層2上まで延伸している。この枝配線は、N型アクティブ拡散層2上のゲート配線(縦線)と並行に配置されている。この枝配線のN型アクティブ拡散層2上の部分にコンタクト4が配置されている。このコンタクト4は、M1配線21とN型アクティブ拡散層2におけるソース領域(ソース拡散層)とを接続する。
本実施形態では、M1配線21の一部は、他のロジック回路との接続のために、入力端子101及び出力端子102として使用されている。
入力端子101は、ゲート電極を引き出した入力配線である。このとき、入力端子101は、最終的にゲート電極20とのみ接続するため、コンタクト3、コンタクト4、コンタクト7、及びコンタクト8が配置されていない独立したM1配線21を使用する。また、入力端子101に相当する入力配線は、出力端子102に相当する出力配線との寄生配線容量、寄生コンタクト容量低減のために、コンタクト9を介して、DBL配線22に接続している。このDBL配線22は、DBLCT10を介して、ゲート電極20に接続している。このゲート電極20は、P型アクティブ拡散層1とN型アクティブ拡散層2との間の領域において1本のゲート配線(横線)で示されているものである。
出力端子102は、ドレインに相当するアクティブ拡散層の出力配線である。このとき、出力端子102は、P型アクティブ拡散層1及びN型アクティブ拡散層2におけるドレイン領域(ドレイン拡散層)と接続するため、コンタクト3及びコンタクト4を介してドレイン拡散層と接続されているM1配線21を使用する。上記の例に基づいて説明すれば、P型アクティブ拡散層1の上層の1本の金属配線(横線)と、N型アクティブ拡散層2の上層の1本の金属配線(横線)とのそれぞれの末端同士を接続している1本の金属配線(縦線)から分岐した枝配線を出力端子102として使用する。すなわち、コの字型(U字型/凹型)を形成しているM1配線21において、コの字型の側面(U字型/凹型の底部)から分岐した枝配線を出力端子102として使用する。但し、実際には、上記の例に限定されない。
なお、本実施形態では、入力端子101と出力端子102のいずれもM1配線を使用しているが、実際には、入力端子101と出力端子102のいずれか又は両方がM1配線21でなく、DBL配線22を使用することもある。また、実際には、M1配線21又はDBL配線22を使用していなくても、M1配線21又はDBL配線22と電気的に接続可能であれば良い。
コンタクト9は、M1配線21(入力端子101)に配置されている。コンタクト9は、M1配線21とDBL配線22とを接続するコンタクトである。
DBLCT10は、DBL配線22とゲート電極20とを接続するDRAMビットコンタクトである。具体的には、図2に示すように、DBLCT10は、DBL配線22に設けられ、ゲート電極20のうち、P型アクティブ拡散層1とN型アクティブ拡散層2との間の領域に配置されている1本のゲート配線(横線)に接続する。
ダミーDBLCT11は、Nウェル上N型拡散層5及びPウェル上P型拡散層6の各々の上に配置されているダミービットコンタクトである。ダミーDBLCT11は、DBLCT10ではない。本実施形態では、Nウェル上N型拡散層5上に、コンタクト7とダミーDBLCT11とが交互に配置されている。また、Pウェル上P型拡散層6上に、コンタクト8とダミーDBLCT11とが交互に配置されている。具体的には、ダミーDBLCT11は、DBLCT10のバリアメタル形成時のスパッタ工程におけるプラズマチャージを放電するためのダミー素子である。なお、バリアメタルは、金属材料の拡散防止や相互反応防止のために用いられる金属膜である。ビットコンタクト(DBLCT)以外のコンタクト(例えば、M1配線とアクティブ拡散層間を接続するコンタクト3、4等)は、ビットコンタクト形成時には形成されていない。したがって、ダミーDBLCT11を配置することにより、ダミーDBLCT11からTAP拡散層又はSUB(基板:Substrate)に電荷を逃がすことができる。
なお、ダミーDBLCT11を設ける箇所は、ロジック回路におけるプリミティブセルのウェル電位を供給するTAP拡散層上である。ダミーDBLCT11をTAP拡散層上に設ける理由は、次のとおりである。例えば、通常のロジック回路におけるプリミティブセルはTAP拡散層を持っているため、面積の増加無しに、ダミービットコンタクトを設けることができる。プリミティブセルにTAP拡散層を持たない構造のロジック回路でも、ウェル電位を固定するために、ある間隔ではTAP拡散層を配置するため、同様に、面積増加無しにTAP拡散層を設けることができる。また、TAP拡散層上に配置するため、トランジスタや周辺配線への容量増加等の影響を、最小限に抑えることができ、回路性能を落とすことなく、プラズマダメージ対策ができる。
このように、DRAMのビット線配線層(DBL配線)とビットコンタクト(DBLCT)を周辺回路領域で使用し、ビット線配線層がMOSFETのゲート電極に接続するパターンを有する回路ブロック内において、ウェル電位を供給するTAP拡散層上にダミービットコンタクト(ダミーDBLCT)を配置したことを特徴とする。
なお、図2は模式的に示しているので、各工程の寸法は精確に記載していない。各工程の寸法は採用プロセスで異なる。一般的には、MOSFETのゲート電極に相当するゲート配線の幅(ゲート幅)をLとすると、概ねコンタクト(DBLCTも含む)の寸法は、L*L〜2L*L程度である。L*Lは、ゲート幅を1辺の長さとした正方形の面積である。2L*Lは、ゲート幅の倍の長さを長辺の長さとし、ゲート幅を短辺の長さとした長方形の面積である。拡散層上やゲート電極層上、金属配線層上にコンタクトを設けるための各々の幅(コンタクトマージン)は、2L程度である。図2は、一部にコンタクトマージンがゼロの箇所(ボーダレスコンタクト)も描いている。但し、実際には、これらの例に限定されない。
[拡散層上のダミーDBLCTの断面構造]
図3に、発生したダミーDBLCT11を含むNMOSのPウェル上P型拡散層6の断面(A−A’)を示す。
Pウェル上P型拡散層6とM1配線21とを接続するコンタクト8が配置されている。これらのコンタクト8の間に、プラズマチャージを放電するためのダミーDBLCT11が配置されている。すなわち、Pウェル上P型拡散層6上には、コンタクト8とダミーDBLCT11とが交互に配置されている。ダミーDBLCT11は、Pウェル上P型拡散層6に接続されているが、M1配線21には接続されていない。
図示しないが、上記と同様に、PMOSのNウェル上N型拡散層5にも、ダミーDBLCT11が配置されている。
Nウェル上N型拡散層5とM1配線21とを接続するコンタクト7が配置されている。これらのコンタクト7の間に、プラズマチャージを放電するためのダミーDBLCT11が配置されている。すなわち、Nウェル上N型拡散層5上には、コンタクト7とダミーDBLCT11とが交互に配置されている。ダミーDBLCT11は、Nウェル上N型拡散層5に接続されているが、M1配線21には接続されていない。
このダミーDBLCT11は、上層配線(DBL配線22)を持たなくても良いため、通常のウェルコンタクト(コンタクト7、8)の隙間に効率的に配置することが可能となる。なお、実際には、上層配線(DBL配線22)の一部が残っていても良い。
[ゲート電極上のDBLCTの断面構造]
図4は、プラズマチャージを受けるゲート電極20を含む断面(B−B’)を示す。
M1配線21(入力端子101)とDBL配線22とを接続するコンタクト9が配置されている。また、DBL配線22とゲート電極20とを接続するDBLCT10が配置されている。
ゲート電極20の上にはDBLCT10が配置されており、このDBLCT10形成時のプラズマチャージが今回問題となっている。
[DBL配線上のコンタクトの断面構造]
図5は、DBL配線22上のコンタクト9を含む断面(C−C’)を示す。
Nウェル上N型拡散層5とM1配線21とを接続するコンタクト7が配置されている。また、M1配線21(入力端子101)とDBL配線22とを接続するコンタクト9が配置されている。また、Pウェル上P型拡散層6とM1配線21とを接続するコンタクト8が配置されている。
<第2実施形態>
第2実施形態では、第1実施形態で説明したインバータ回路に対して、Nウェル上N型拡散層5及びPウェル上P型拡散層6の配置を変更している。
[ダミーDBLCT配置例]
図6に、本実施形態に係るインバータ回路(1段)におけるダミーDBLCTの配置例を示す。
Nウェル上N型拡散層5及びPウェル上P型拡散層6は、ロジック回路(又はインバータ回路)の左右に配置することもできる。図6では、一例として、Nウェル上N型拡散層5及びPウェル上P型拡散層6をロジック回路(又はインバータ回路)の左側に配置している。
Nウェル上N型拡散層5は、P型アクティブ拡散層1の左側に配置されている。Nウェル上N型拡散層5とP型アクティブ拡散層1は、1本のM1配線21を介して接続される。この1本のM1配線21は、P型アクティブ拡散層1上のゲート配線(縦線)に対して垂直に配置されている。P型アクティブ拡散層1上には、P型アクティブ拡散層1とM1配線21とを接続するコンタクト3が配置されている。Nウェル上N型拡散層5上には、Nウェル上N型拡散層5とM1配線21とを接続するコンタクト7が配置されている。更に、Nウェル上N型拡散層5上には、プラズマチャージを放電するためのダミーDBLCT11が配置されている。本実施形態では、ダミーDBLCT11の上層には、配線層が存在していない。
Pウェル上P型拡散層6は、N型アクティブ拡散層2の左側に配置されている。Pウェル上P型拡散層6とN型アクティブ拡散層2は、1本のM1配線21を介して接続される。この1本のM1配線21は、N型アクティブ拡散層2上のゲート配線(縦線)に対して垂直に配置されている。N型アクティブ拡散層2上には、N型アクティブ拡散層2とM1配線21とを接続するコンタクト4が配置されている。このコンタクト4は、M1配線21とN型アクティブ拡散層2におけるドレイン領域(ドレイン拡散層)とを接続する。Pウェル上P型拡散層6上には、Pウェル上P型拡散層6とM1配線21とを接続するコンタクト8が配置されている。更に、Pウェル上P型拡散層6上には、プラズマチャージを放電するためのダミーDBLCT11が配置されている。本実施形態では、ダミーDBLCT11の上層には、配線層が存在していない。
[拡散層の配置説明A]
ある視点では、Nウェル上N型拡散層5及びPウェル上P型拡散層6は、P型アクティブ拡散層1及びN型アクティブ拡散層2に対し、入力端子101(ゲート電極を引き出した入力配線)が所在する方向に配置されているとも言える。図示しないが、Nウェル上N型拡散層5及びPウェル上P型拡散層6は、P型アクティブ拡散層1及びN型アクティブ拡散層2に対し、出力端子102(アクティブ拡散層の出力配線)が所在する方向に配置されていても良い。すなわち、Nウェル上N型拡散層5及びPウェル上P型拡散層6は、P型アクティブ拡散層1及びN型アクティブ拡散層2に対し、入力端子101が所在する方向(図6の左方向)及び出力端子102が所在する方向(図6の右方向)の少なくとも一方に配置されていると言える。
[拡散層の配置説明B]
また、別の視点では、Nウェル上N型拡散層5及びPウェル上P型拡散層6は、P型アクティブ拡散層1及びN型アクティブ拡散層2の配列方向(図6の上下方向)に対して垂直な方向(図6の左右方向)に配置されているとも言える。
[ダミーDBLCTの配置説明]
P型アクティブ拡散層1とNウェル上N型拡散層5の上層の1本のM1配線21においてコンタクト3が一方向に配列されている。Nウェル上N型拡散層5上のダミーDBLCT11は、コンタクト3の配列方向(図6の左右方向)に対して垂直な方向(図6の上下方向)に配置されている。同様に、N型アクティブ拡散層2とPウェル上P型拡散層6の上層の1本のM1配線21においてコンタクト4が一方向に配列されている。Pウェル上P型拡散層6上のダミーDBLCT11は、コンタクト4の配列方向(図6の左右方向)に対して垂直な方向(図6の上下方向)に配置されている。
他の構成については、基本的に、第1実施形態と同様である。
本実施形態では、第1実施形態と同様に、ウェル電位拡散層領域に、ダミーDBLCT11を配置することにより、プラズマチャージを放電するための、ダミー素子として利用することができる。また、このダミーDBLCT11は、既存のウェル電位拡散層領域に配置するため、ロジック回路面積の増加無く、配置することができる。
<第3実施形態>
第3実施形態では、単体のインバータ回路ではなく、複数のインバータ回路が存在する場合に発生し得る配置例について説明する。
[ダミーDBLCT配置例]
図7に、本実施形態に係るインバータ回路(3段)におけるダミーDBLCT配置例を示す。なお、3段は一例に過ぎない。実際には、2段でも3段以上でも良い。
図7では、一例として、各インバータ回路を構成するトランジスタ(PMOS及びNMOS)のゲート電極20は、P型アクティブ拡散層1及びN型アクティブ拡散層2に共通のゲート電極として、2本のゲート配線(縦線)で示している。P型アクティブ拡散層1及びN型アクティブ拡散層2はそれぞれ、この2本のゲート配線の各々を境界として、ソース領域(ソース拡散層)と、ドレイン領域(ドレイン拡散層)とに分けられる。なお、この2本のゲート配線は、P型アクティブ拡散層1とN型アクティブ拡散層2との間の領域において、1本のゲート配線(横線)で結合されている。すなわち、本実施形態では、ゲート電極20「H字型」を形成する。H字型の上部の並行する2本のゲート配線(縦線)は、P型アクティブ拡散層1上に配置されている。また、H字型の下部の並行する2本のゲート配線(縦線)は、N型アクティブ拡散層2上に配置されている。また、H字型の中央部の1本のゲート配線(横線)は、P型アクティブ拡散層1とN型アクティブ拡散層2の領域の間に配置されている。このH字型の中央部の1本のゲート配線の上層には、DBL配線22が配置されている。このDBL配線22上には、DBLCT10が配置されている。このDBLCT10は、このDBL配線22とH字型の中央部の1本のゲート配線(ゲート電極20)とを接続するDRAMビットコンタクトである。更に、このDBL配線22の上層には、M1配線21(入力端子101)が配置されている。このM1配線21(第1金属配線層)以下の層には、コンタクト9が配置されている。このコンタクト9は、このM1配線21(入力端子101)とDBL配線22とを接続するコンタクトである。
P型アクティブ拡散層1とN型アクティブ拡散層2は、M1配線21を介して接続される。例えば、M1配線21は、P型アクティブ拡散層1の上層の1本の金属配線(横線)と、N型アクティブ拡散層2の上層に1本の金属配線(横線)とが、それぞれ末端で1本の金属配線(縦線)で接続された形状をしている。すなわち、M1配線21は、コの字型(U字型/凹型)を形成する。コの字型(U字型/凹型)の並行する2本の金属配線の一方がP型アクティブ拡散層1の上層に配置されている。そのP型アクティブ拡散層1の上層の金属配線上にコンタクト3が配置されている。また、コの字型(U字型/凹型)の並行する2本の金属配線の他方がN型アクティブ拡散層2の上層に配置されている。そのN型アクティブ拡散層2の上層の金属配線上にコンタクト4が配置されている。このコンタクト4は、M1配線21とN型アクティブ拡散層2におけるドレイン領域(ドレイン拡散層)とを接続する。本実施形態においても、他の実施形態と同様に、P型アクティブ拡散層1の上層の1本の金属配線(横線)と、N型アクティブ拡散層2の上層の1本の金属配線(横線)とのそれぞれの末端同士を接続している1本の金属配線(縦線)から分岐した枝配線を出力端子102として使用する。すなわち、コの字型(U字型/凹型)を形成しているM1配線21において、コの字型の側面(U字型/凹型の底部)から分岐した枝配線を出力端子102として使用する。但し、実際には、上記の例に限定されない。
なお、図7では、1段目(図面左側)のインバータ回路における出力端子102は、2段目(図面中央)のインバータ回路における入力端子101として使用する。同様に、2段目(図面中央)のインバータ回路における出力端子102は、3段目(図面右側)のインバータ回路における入力端子101として使用する。すなわち、図7では、1段目(図面左側)のインバータ回路から、3段目(図面右側)のインバータ回路まで、3段接続されている構成となる。但し、実際には、上記の例に限定されない。
PMOSのNウェル上N型拡散層5及びNMOSのPウェル上P型拡散層6は、第1実施形態では「帯状」に配置されていたが、本実施形態では「ドット状」(点線状/破線状)に分割配置されている。但し、実際には、第1実施形態と同様に「帯状」に配置することも可能である。
本実施形態では、ドット状に配置されているNウェル上N型拡散層5に対して、コンタクト7とダミーDBLCT11が交互に配置されている。ドット状に配置されているNウェル上N型拡散層5の上層には、1本のM1配線21が配置されている。このM1配線21(第1金属配線層)以下の層には、Nウェル上N型拡散層5とM1配線21とを接続するコンタクト7が等間隔(Nウェル上N型拡散層5の1ドットおき)に配置されている。また、このM1配線21は、Nウェル上N型拡散層5上のコンタクト7の位置で分岐し、分岐した枝配線がP型アクティブ拡散層1の上層に配置されている。この枝配線の上に、この枝配線とP型アクティブ拡散層1とを接続するコンタクト7が配置されている。更に、PMOS間(インバータ回路の段間)に、P型アクティブ拡散層1とNウェル上N型拡散層5が一体化した領域が存在する。この領域では、Nウェル上N型拡散層5の上層のM1配線21は、Nウェル上N型拡散層5上でダミーDBLCT11が所在する位置で分岐し、分岐した枝配線の上に、この枝配線とこの領域とを接続するコンタクト7が配置されている。また、この領域上には、上記とは別のダミーDBLCT11が配置されている。
同様に、ドット状に配置されているPウェル上P型拡散層6に対して、コンタクト8とダミーDBLCT11が交互に配置されている。ドット状に配置されているPウェル上P型拡散層6の上層には、1本のM1配線21が配置されている。このM1配線21(第1金属配線層)以下の層には、Pウェル上P型拡散層6とM1配線21とを接続するコンタクト8が等間隔(Pウェル上P型拡散層6の1ドットおき)に配置されている。また、このM1配線21は、Pウェル上P型拡散層6上のコンタクト8の位置で分岐し、分岐した枝配線がN型アクティブ拡散層2の上層に配置されている。この枝配線の上に、この枝配線とN型アクティブ拡散層2とを接続するコンタクト8が配置されている。更に、NMOS間(インバータ回路の段間)に、N型アクティブ拡散層2とPウェル上P型拡散層6が一体化した領域が存在する。この領域では、Pウェル上P型拡散層6の上層のM1配線21は、Pウェル上P型拡散層6上でダミーDBLCT11が所在する位置で分岐し、分岐した枝配線の上に、この枝配線とこの領域とを接続するコンタクト8が配置されている。また、この領域上には、上記とは別のダミーDBLCT11が配置されている。
他の構成については、基本的に、上記の各実施形態と同様である。
本実施形態の特徴は、各インバータ回路を構成する各MOSFETのソース拡散層の側面にもウェル電位拡散層とダミーDBLCT11を設けたことである。このような構成にすることで、より効率良くチャージを放電させることが可能である。
<各実施形態の共通事項>
ここでは、上記の各実施形態において、入力端子101や出力端子102として使用される配線の例について説明する。
[ロジック回路中のインバータ回路の使用位置]
図8に、1つのロジック回路(1つの機能ブロック又はマクロ)中のインバータ回路の使用位置の例を示す。
上記の各実施形態では、入力端子101、出力端子102ともM1配線を使用しているが、入力端子101、出力端子102がM1配線21でなく、DBL配線22となることもある。
図8の(a)に示すように、ロジック回路の入力初段部で使用された場合について説明する。この場合、入力端子101は、他のロジック回路との接続のために、M1配線21を使用する。また、出力端子102は、そのロジック回路内の隣接トランジスタ(後段論理回路トランジスタ)との接続のために、DBL配線22を使用する。
図8の(b)に示すように、ロジック回路の中央部で使用された場合について説明する。この場合、入力端子101と出力端子102のいずれも、隣接トランジスタ(前段、後段の論理回路トランジスタ)との接続のために、DBL配線22を使用する。
図8の(c)に示すように、ロジック回路の出力部で使用された場合について説明する。この場合、入力端子101は、隣接トランジスタ(前段論理回路トランジスタ)との接続のために、DBL配線22を使用する。また、出力端子102は、他のロジック回路との接続のために、M1配線21を使用する。
<各実施形態の関係>
なお、上記の各実施形態は、組み合わせて実施することも可能である。例えば、セル毎/ブロック毎に回路構成を変更する(各実施形態に対応させる)ことが考えられる。
<まとめ>
ここでは、上記の説明の要点について簡潔に説明する。
[ビットコンタクトのスパッタ工程]
図9に、ビットコンタクトのバリアメタルの形成時のスパッタ工程の例を示す。
ビットコンタクトのバリアメタルの形成時のスパッタ工程にてプラズマチャージが発生したとしても、ダミービットコンタクトを配置することにより、ダミービットコンタクトからTAP拡散層又はSUBに電荷を逃がすことができる。なお、ビットコンタクト以外のコンタクトは、ビットコンタクト形成時には形成されていない。
例えば、DRAMセル領域の回路に使用されているDRAMビット線(DBL配線)やDRAMビットコンタクト(DBLCT)を、ロジック回路領域の配線やコンタクトとして使用する。また、配置配線完了後に、プラズマダメージの影響を受けるゲートを自動的に分析する。また、ロジック回路領域のウェルコンタクト領域(ウェル電位拡散層)にプラズマダメージ対策用のダミービットコンタクトを自動的に生成・配置を行う。
これにより、プラズマダメージ対策用のダミー配線、ダミーセル、ダミーゲート等を配置する必要がなくなるため、チップ面積の増加や、遅延性能の悪化(回路遅延の増加)を抑え、効率的にウェルコンタクト領域にプラズマチャージ放電用のダミーDBLCTを配置することができる。また、本構造のダミービットコンタクトでは、コンタクト上の配線を必要としない構造も可能なため、ダミーによる容量増加や配線性悪化を抑えることができる。
<備考>
以上、本発明の実施形態を詳述してきたが、実際には、上記の実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の変更があっても本発明に含まれる。
1… P型アクティブ拡散層
2… N型アクティブ拡散層
3、4、7、8、9… コンタクト
5… Nウェル上N型拡散層
6… Pウェル上P型拡散層
10… DRAMビットコンタクト(DBLCT)
11… ダミービットコンタクト(ダミーDBLCT)
20… ゲート電極
21… M1配線
22… DBL配線
101… 入力端子
102… 出力端子

Claims (5)

  1. DRAMのビット線配線層がビットコンタクトを介してMOSFETのゲート電極と接続するパターンを有する回路ブロック内に配置されたウェル電位拡散層と、
    前記ウェル電位拡散層上に配置されたダミービットコンタクトとを具備し、
    前記ダミービットコンタクトは、上層の配線層とは電気的に接続されていない素子である
    半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置であって、
    前記ウェル電位拡散層上に、上層配線に接続するためのコンタクトと前記ダミービットコンタクトとが交互に配置されている
    半導体装置。
  3. DRAMのビット線配線層がビットコンタクトを介してMOSFETのゲート電極と接続するパターンを有する回路ブロック内に配置されたウェル電位拡散層と、
    前記ウェル電位拡散層上に配置されたダミービットコンタクトとを具備し、
    前記ウェル電位拡散層は、前記MOSFETを形成するアクティブ拡散層に対し、前記ゲート電極を引き出した入力配線が所在する方向、及び前記アクティブ拡散層の出力配線が所在する方向の少なくとも一方に配置されており、
    前記ダミービットコンタクトは、前記ウェル電位拡散層上において、上層配線に接続するためのコンタクトの配列方向に対して垂直な方向に配置されている
    半導体装置。
  4. DRAMのビット線配線層がビットコンタクトを介してMOSFETのゲート電極と接続するパターンを有する回路ブロック内に配置されたウェル電位拡散層と、
    前記ウェル電位拡散層上に配置されたダミービットコンタクトとを具備し、
    前記ウェル電位拡散層は、ドット状に配置されており、
    ドット状に配置されている前記ウェル電位拡散層に合わせて、ドット単位で、上層配線に接続するためのコンタクトと前記ダミービットコンタクトとが交互に配置されている
    半導体装置。
  5. 請求項3又は4に記載の半導体装置であって、
    前記ダミービットコンタクトは、上層の配線層とは電気的に接続されていない素子である
    半導体装置。
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