JP2009253208A - 半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009253208A
JP2009253208A JP2008102556A JP2008102556A JP2009253208A JP 2009253208 A JP2009253208 A JP 2009253208A JP 2008102556 A JP2008102556 A JP 2008102556A JP 2008102556 A JP2008102556 A JP 2008102556A JP 2009253208 A JP2009253208 A JP 2009253208A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
lower electrode
peripheral circuit
memory cell
region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2008102556A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009253208A5 (ja
Inventor
Mitsunari Sukegawa
光成 祐川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Micron Memory Japan Ltd
Original Assignee
Elpida Memory Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Elpida Memory Inc filed Critical Elpida Memory Inc
Priority to JP2008102556A priority Critical patent/JP2009253208A/ja
Priority to US12/421,049 priority patent/US8093642B2/en
Publication of JP2009253208A publication Critical patent/JP2009253208A/ja
Priority to US13/314,541 priority patent/US20120080734A1/en
Publication of JP2009253208A5 publication Critical patent/JP2009253208A5/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L28/00Passive two-terminal components without a potential-jump or surface barrier for integrated circuits; Details thereof; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L28/40Capacitors
    • H01L28/60Electrodes
    • H01L28/82Electrodes with an enlarged surface, e.g. formed by texturisation
    • H01L28/90Electrodes with an enlarged surface, e.g. formed by texturisation having vertical extensions
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/01Manufacture or treatment
    • H10B12/02Manufacture or treatment for one transistor one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/03Making the capacitor or connections thereto
    • H10B12/033Making the capacitor or connections thereto the capacitor extending over the transistor
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/01Manufacture or treatment
    • H10B12/09Manufacture or treatment with simultaneous manufacture of the peripheral circuit region and memory cells
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/31DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/50Peripheral circuit region structures

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

【課題】メモリセル部及び周辺回路部の形成不良を防止する。メモリセル部の下部電極の倒壊を防止する。また、周辺回路部のキャパシタの占有面積を小さくして微細化に対応させる。
【解決手段】メモリセル部と、周辺回路部と、を有する半導体記憶装置であって、メモリセル部は、絶縁部1の所定方向に平行な側面上に順に設けられた下部電極と誘電体膜と上部電極とプレート電極とを備えたピラー型キャパシタと下部電極に電気的に接続されたトランジスタとを有する。周辺回路部は、プレート電極と、プレート電極の所定方向に平行な側面を覆うように順に設けられた上部電極と誘電体膜と下部電極とを有するシリンダ型キャパシタと、下部電極に電気的に接続されたトランジスタと、を有する。
【選択図】図10

Description

本発明は、半導体記憶装置及びその製造方法に関する。
DRAM(Dynamic Randum Access Memory)は、トランジスタとキャパシタからなるメモリセルから構成されている。また、このキャパシタは下部電極、誘電体膜、上部電極から構成されている。近年、半導体微細化技術の進展に伴い、このDRAMにおいては、必要な電極の面積を確保することが難しくなっている。
そこで、特許文献1(特開2001−217406号公報)には、電極の面積を拡大するため、王冠(クラウン)状に形成した内壁と外壁を、それぞれ上部電極と下部電極として用い、容量を増大させる技術が開示されている。特許文献1の下部電極に類似した下部電極として凹状の下部電極を形成した例を図11に示す。図11では、下部電極は105で表される。この図11における下部電極は、以下のようにして形成される。まず、トランジスタ及びこのトランジスタのソース領域及びドレイン領域の何れか一方に電気的に接続されたコンタクトプラグを形成する。この後、全面に層間絶縁膜を形成した後、メモリセル部を形成する領域上の層間絶縁膜上にマスクパターンを形成する。この後、ウェットエッチングを行うことにより、マスクパターンの下部以外の部分の層間絶縁膜を除去して開口を形成する。次に、この開口内の内壁上に導電材料を堆積させることにより、下部電極を形成する。次に、層間絶縁膜を除去する。そして、この際、下部電極の内部表面(凹状構造の内部)が露出することとなる。
また、メモリセル部はキャパシタを有するため、周辺回路部との間に段差が生じることとなっていた。そこで、従来から、メモリセル部と周辺回路部との間に段差が生じるのを防止する方法が検討されている。特許文献1(特開2001−217406号公報)及び2(国際公開第97/019468号パンフレット)には、このメモリセル部と周辺回路部の境界に生じる段差を緩和する方法が開示されている。
特開2001−217406号公報 国際公開第97/019468号パンフレット
しかし、図11に例示されるような従来のキャパシタの製造方法では、ウェットエッチングにより層間絶縁膜を除去した後に、下部電極のみが残留することとなる。この際、下部電極は、その幅に対して高さが高いため、図11の107に示すように倒壊する場合があった。
また、層間絶縁膜のエッチング時に下部電極の表面もエッチングされる場合があり、図11の106に示すようにウェット染み出しによる形成不良が生じる場合があった。すなわち、ウェットエッチング時に下部電極にピンホール状の欠陥が形成されると、周辺回路部がウェットエッチングされ形成不良となる場合があった。
更に、関連する半導体記憶装置では、周辺回路部にもキャパシタを形成した場合には、キャパシタの占有面積が大きく微細化に十分に対応させることが困難であった。
そこで、本発明は、メモリセル部に特別な構造のピラー型のキャパシタ、周辺回路部には特別な構造のシリンダ型のキャパシタを設けることにより、上記課題を解決することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一実施形態は、
メモリセル部と、周辺回路部と、を有する半導体記憶装置であって、
前記メモリセル部は、
所定方向に伸張する絶縁部1と、前記絶縁部1の所定方向に平行な側面上に順に設けられた下部電極と誘電体膜と上部電極と、前記上部電極に電気的に接続されたプレート電極と、を備えたキャパシタと、
前記下部電極に、ソース領域及びドレイン領域の何れか一方が電気的に接続されたトランジスタと、
を有し、
前記周辺回路部は、
前記所定方向と同じ方向に伸張するプレート電極と、前記プレート電極の所定方向に平行な側面上に順に設けられた上部電極と誘電体膜と下部電極と、を有するキャパシタと、
前記下部電極に、ソース領域及びドレイン領域の何れか一方が電気的に接続されたトランジスタと、
を有することを特徴とする半導体記憶装置に関する。
また、本発明の他の実施形態は、
メモリセル部形成領域及び周辺回路部形成領域に、トランジスタと、前記トランジスタのソース領域及びドレイン領域の何れか一方に電気的に接続されたコンタクトプラグを設ける工程と、
全面に層間絶縁膜を堆積させる工程と、
前記メモリセル部形成領域の層間絶縁膜内に前記コンタクトプラグが露出するように複数の開口1を形成し、前記周辺回路部形成領域の層間絶縁膜内に所定領域を囲むと共に前記コンタクトプラグが露出するように開口2を形成する開口形成工程と、
開口部分が残るように前記開口1及び2の内壁上に導電材料を堆積させて下部電極を形成する工程と、
前記下部電極を形成した開口1内に絶縁材料を充填して絶縁部1を形成すると共に、前記下部電極を形成した開口2内に絶縁材料を充填する工程と、
前記メモリセル部形成領域の層間絶縁膜を除去し、前記周辺回路部形成領域内の前記所定領域を構成する層間絶縁膜を除去して開口3を形成する工程と、
誘電体膜を堆積させて、前記メモリセル部形成領域の下部電極の表面を誘電体膜で被覆し、前記周辺回路部形成領域の開口3の内壁を誘電体膜で被覆する工程と、
前記メモリセル部形成領域において前記誘電体膜及び下部電極を設けた絶縁部1間に導電材料を充填して上部電極を形成し、前記周辺回路部形成領域において開口部分が残るように前記開口3内に導電材料を堆積させることにより上部電極を形成する工程と、
前記メモリセル部形成領域において前記上部電極に電気的に接続されるようにプレート電極を形成し、前記周辺回路部形成領域において前記開口3の開口部分に導電材料を充填させてプレート電極を形成する工程と、
を有する半導体記憶装置の製造方法に関する。
メモリセル部及び周辺回路部では、下部電極の形成後、下部電極の内側(凹状構造の内部)に絶縁材料を充填するため、後の工程で下部電極の内側が直接、エッチングにさらされるといったことがない。このため、下部電極の内側がウェットエッチングされることによる形成不良を防止することができる。
また、メモリセル部の下部電極の内側には絶縁部1が存在するため、この絶縁部1を支えとして下部電極の強度を向上させることができる。この結果、下部電極の倒壊を防止することができる。
更に、周辺回路部では、開口3の内壁上に下部電極、誘電体膜、上部電極を形成しているため、キャパシタの占有面積を小さくして微細化に対応させることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明するが、本発明はこの例に限定されるものではない。
図10はDRAMを備えた半導体記憶装置の一例を表す図であり、図10(a)は半導体記憶装置の上面図、図10(b)は、図10(a)の半導体記憶装置のA−A’方向の断面図を表す。なお、本例の半導体記憶装置は、キャパシタに電気的に接続されたトランジスタを有するが、図10では、このトランジスタは省略している。
図10(a)に示すように、本実施例の半導体記憶装置は、図の左側がメモリセル部、右側が周辺回路部に相当する。また、メモリセル部と周辺回路部の境界にはメモリセル部を囲むように、ダミーの溝パターン7が形成されており、境界部を形成している。
このメモリセル部には、複数のピラー型キャパシタ6が形成されている。図10(b)に示されるように、このキャパシタ6は、所定方向28に伸張する絶縁部1(図番号10)と、絶縁部1の所定方向28に平行な側面上に順に設けられた下部電極9、誘電体膜15、上部電極16、上部電極16に電気的に接続されたプレート電極17とから構成されている。この絶縁部1は、円筒形状をなしている。絶縁部1は、このように円筒形状を有することにより、その側面上に誘電体膜15及び上部電極16を形成し易くなると共に、絶縁部1と誘電体膜15との接触面積を大きくすることができる。
この側面上に順に下部電極9、誘電体膜15、及び上部電極16が設けられた絶縁膜1は、特定の方向20に一定の間隔で配置された配列を複数、有する。また、隣り合う配列は、絶縁部1が互い違いとなるように配置されている。そして、側面上に下部電極及び誘電体膜が設けられた絶縁部1間に、導電材料が充填されて上部電極16を構成している。絶縁部1をこのように配置することによって、単位面積当り高密度でキャパシタを形成することができる。この結果、微細化を図ることができる。
また、この下部電極9には、トランジスタ(図示していない)のソース領域及びドレイン領域の何れか一方が電気的に接続されている。そして、1つのトランジスタ及び1つのキャパシタから、DRAM(Dynamic Randum Access Memory)の1つのメモリセルが構成されている。このDRAMは、キャパシタ6に、電荷が蓄積された状態と、蓄積されていない状態を、2値化させることにより情報を記憶することができる。
周辺回路部は、1以上のシリンダ型キャパシタを有する。図10(a)では、周辺回路部が2つのキャパシタを有する例を示している。各キャパシタは、所定方向28と同じ方向に伸張するプレート電極17と、プレート電極17の所定方向28に平行な側面上に順に設けられた上部電極16、誘電体膜15、下部電極9と、を有する。この周辺回路部のキャパシタやトランジスタは例えば、微細化された電圧安定化のための電圧補償回路として用いることができる。
このプレート電極17は、直方体状の形状を有している。このようにプレート電極17が直方体状であることにより、上部電極16及び下部電極9の面積を大きくして微細化にも十分に対応させることができる。また、下部電極9は、誘電体膜15を覆うように形成された開口の内壁上に設けられ、凹状の構造を構成している。そして、下部電極9の一部が誘電体膜15に接している。この下部電極を構成する凹状の構造内には絶縁材料10が充填されている。更に、この下部電極9には、トランジスタ(図示していない)のソース領域及びドレイン領域の何れか一方が電気的に接続されている。
このメモリセル部と周辺回路部の間には、境界部7が形成されている。この境界部7は、所定方向28と同じ方向に伸張する開口の内壁上に設けられた導電材料膜21と、開口内に充填された絶縁部2(図番号22)と、を有する。
なお、メモリセル部の絶縁部1、周辺回路部の絶縁材料10及び境界部の絶縁部2の構成材料としては、絶縁性を有する材料であれば特に限定されないが、窒化シリコンを用いることが好ましい。メモリセル部並びに周辺回路部の上部電極16及び下部電極9の構成材料としては、導電性の材料であれば特に限定されないが、TiNを用いることが好ましい。
このように本例の半導体記憶装置では、メモリセル部にはピラー型キャパシタが形成され、周辺回路部にはシリンダ型キャパシタが形成されている。また、メモリセル部及び周辺回路部では、下部電極9の形成後、下部電極9の内側(凹状構造の内部)に絶縁材料10を充填する。このため、後の工程でウェットエッチング等を行なう際に、エッチング液が下部電極9の内側を浸透して予期せぬ領域をエッチングしてしまう等といった問題を回避することができる。この結果、メモリセル部及び周辺回路部の形成不良を防止することができる。また、メモリセル部の下部電極の内側には絶縁部1が存在するため、この絶縁部1を支えとして下部電極の強度を向上させることができる。この結果、下部電極の倒壊を防止することができる。更に、周辺回路部では、プレート電極の側面上に順に下部電極、誘電体膜、上部電極を形成しているため、下部電極及び上部電極の面積を大きくできると共に、キャパシタの占有面積を小さくして微細化に対応させることができる。
以下に、図1〜図10を参照して本例の半導体記憶装置の製造方法の一例を説明する。
まず、メモリセル部形成領域及び周辺回路部形成領域に、トランジスタ(図示していない)を設けた後、全面に層間絶縁膜1を設けた。次に、図1に示すように、層間絶縁膜1内に、トランジスタのソース領域及びドレイン領域の何れか一方に電気的に接続されるようにコンタクトプラグ2を形成した。次に、LP−CVD法により窒化シリコン膜3を、30nm〜100nm成膜した後、プラズマCVD法により層間絶縁膜として酸化シリコン膜4を0.5μm〜1.5μm、成膜した。次に、酸化シリコン膜4上にフォトレジストを設けた後、リソグラフィ法を用いてフォトレジストパターン5を形成した。
次に、図2に示すように、上記フォトレジストパターン5をマスクとしてプラズマドライエッチング技術を用いて、メモリセル部形成領域の層間絶縁膜4内にコンタクトプラグ2が露出するように、複数の円筒形状開口1(図番号23)を形成した。この際、特定の方向に一定の間隔で配置された開口1の配列が複数、形成され、かつ隣り合う開口1の配列において開口1が互い違いとなるように、開口1を形成した。また、開口1の形成と同時に、周辺回路部形成領域の層間絶縁膜4内に、直方体状の所定領域26を囲むと共にコンタクトプラグが露出するように、開口2(図番号24)を形成した(開口形成工程)。なお、この開口形成工程では、開口1及び2は、所定方向28に伸長する用に形成した。この後、フォトレジストパターン5を除去した。
次に、図3に示すように、TiCl4ガスを用いた熱CVD法により、全面にTiN膜9を5nm〜30nm、成膜した。この際、開口1及び2内には、開口部分が残るように、TiN膜9を成膜した。この後、ドライエッチング技術により、層間絶縁膜4上のTiN膜を除去して、開口1及び2の内壁上に下部電極9を形成した。
次に、図4に示すように、LP−CVD法により、全面に窒化シリコン膜10を10〜50nm、成膜して、開口1及び2の内側に窒化シリコン10を埋め込んだ。この際、開口1内には、絶縁部1(図番号10)が形成される。次に、窒化シリコン膜10上にフォトレジストを形成した。
この後、リソグラフィ法を用いて、メモリセル部形成領域では抜きパターン12を有し、周辺回路部形成領域では抜きパターン13を有するように、フォトレジストパターン11を形成した。図5(a)は、この状態を表わす上面図、図5(b)は、図5(a)のA−A’方向の断面で表わされる断面図である。なお、以下の図6〜9においても、図5(a)のA−A’断面に相当する断面における図を表わす。
次に、図6に示すように、フォトレジストパターン11をマスクに用いてプラズマドライエッチング法により窒化シリコン膜10を除去することにより、酸化シリコン膜4を露出させた。
この後、図7に示すように、窒化シリコン膜10に対して酸化シリコン膜4のエッチングレートが早い、希弗酸を用いたウェットエッチングを行った。すなわち、メモリセル部形成領域においては酸化シリコン膜4を除去し、周辺回路部形成領域においては所定領域26を構成する酸化シリコン膜4を除去して開口3(図番号27)を形成した。この結果、メモリセル部形成領域では下部電極9の外壁、周辺回路部形成領域では下部電極9によって囲まれた開口3を露出させた。
次に、図8に示すように、全面に順に誘電体膜15を成膜した。この結果、メモリセル部形成領域の下部電極の表面を被覆し、周辺回路部形成領域の開口3の内壁を構成する下部電極9を被覆するように誘電体膜15を形成した。この後、全面にTiN膜16を10nm〜30nm、成膜した。この際、メモリセル部形成領域では誘電体膜15及び下部電極9を設けた絶縁部1間にTiNを充填させて上部電極16を形成した。また、これと同時に周辺回路部形成領域では開口部分が残るように開口3の内壁上にTiN膜を堆積させることにより上部電極を形成した。
この後、図9に示すように、全面にタングステン膜17を成膜した。この結果、メモリセル部形成領域では上部電極16上にプレート電極17が形成され、周辺回路部形成領域では所定領域26の開口部分に充填するようにプレート電極17を形成した。この後、タングステン膜17上に、所定パターンのフォトレジストパターン18を形成した。
次に、図10に示すように、フォトレジストパターン18をマスクに用いて、プラズマドライエッチングを行なうことにより、プレート電極17及び上部電極16を加工して、メモリセル部形成領域と周辺回路部形成領域との間でプレート電極17及び上部電極16が連通しないようにした。
以上により、本例の半導体記憶装置を形成することができた。
本発明の半導体記憶装置は、DRAM(Dynamic Randum Access Memory)として使用することができる。
本発明の半導体記憶装置の製造方法の一例の一工程を表す図である。 本発明の半導体記憶装置の製造方法の一例の一工程を表す図である。 本発明の半導体記憶装置の製造方法の一例の一工程を表す図である。 本発明の半導体記憶装置の製造方法の一例の一工程を表す図である。 本発明の半導体記憶装置の製造方法の一例の一工程を表す図である。 本発明の半導体記憶装置の製造方法の一例の一工程を表す図である。 本発明の半導体記憶装置の製造方法の一例の一工程を表す図である。 本発明の半導体記憶装置の製造方法の一例の一工程を表す図である。 本発明の半導体記憶装置の製造方法の一例の一工程を表す図である。 本発明の半導体記憶装置の製造方法の一例の一工程を表す図である。 関連する半導体記憶装置を表す図である。
符号の説明
1 層間絶縁膜
2 タングステンプラグ
3 窒化シリコン膜
4 層間絶縁膜
5 フォトレジスト
6 容量パターン
7 溝パターン
8 容量パターン
9 容量下部電極用TiN膜
10 窒化シリコン膜
11 フォトレジスト
12 メモリセル部ウェット用抜きパターン
13 周辺回路部ウェット用抜きパターン
14 周辺回路部容量下部電極
15 容量膜
16 容量上部電極
17 容量プレート電極
18 フォトレジスト
19 容量電極パターン
23 開口1
24 開口2
26 所定領域
27 開口3
101 層間絶縁膜
102 タングステンプラグ
103 窒化シリコン膜
104 層間絶縁膜
105 容量下部電極
106 WETやられ
107 パターン倒れ
200 シリコン基板

Claims (9)

  1. メモリセル部と、周辺回路部と、を有する半導体記憶装置であって、
    前記メモリセル部は、
    所定方向に伸張する絶縁部1と、前記絶縁部1の所定方向に平行な側面上に順に設けられた下部電極と誘電体膜と上部電極と、前記上部電極に電気的に接続されたプレート電極と、を備えたキャパシタと、
    前記下部電極に、ソース領域及びドレイン領域の何れか一方が電気的に接続されたトランジスタと、
    を有し、
    前記周辺回路部は、
    前記所定方向と同じ方向に伸張するプレート電極と、前記プレート電極の所定方向に平行な側面上に順に設けられた上部電極と誘電体膜と下部電極と、を有するキャパシタと、
    前記下部電極に、ソース領域及びドレイン領域の何れか一方が電気的に接続されたトランジスタと、
    を有することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記絶縁部1の形状が、円筒形状であることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記メモリセル部は、
    前記側面上に下部電極及び誘電体膜が設けられた絶縁部1が、特定の方向に一定の間隔で配置された配列を複数、有し、
    隣り合う配列は、前記絶縁部1が互い違いとなるように配置され、
    前記下部電極及び誘電体膜が設けられた絶縁部1間に、導電材料を充填することにより前記上部電極が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記周辺回路部は、
    前記プレート電極の形状が、直方体状であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記メモリセル部と周辺回路部の間に更に、
    前記所定方向と同じ方向に伸張する開口の内壁上に設けられた導電材料膜と、前記開口内に充填された絶縁部2と、を有する境界部を備えることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の半導体記憶装置。
  6. メモリセル部形成領域及び周辺回路部形成領域に、トランジスタと、前記トランジスタのソース領域及びドレイン領域の何れか一方に電気的に接続されたコンタクトプラグを設ける工程と、
    全面に層間絶縁膜を堆積させる工程と、
    前記メモリセル部形成領域の層間絶縁膜内に前記コンタクトプラグが露出するように複数の開口1を形成し、前記周辺回路部形成領域の層間絶縁膜内に所定領域を囲むと共に前記コンタクトプラグが露出するように開口2を形成する開口形成工程と、
    開口部分が残るように前記開口1及び2の内壁上に導電材料を堆積させて下部電極を形成する工程と、
    前記下部電極を形成した開口1内に絶縁材料を充填して絶縁部1を形成すると共に、前記下部電極を形成した開口2内に絶縁材料を充填する工程と、
    前記メモリセル部形成領域の層間絶縁膜を除去し、前記周辺回路部形成領域内の前記所定領域を構成する層間絶縁膜を除去して開口3を形成する工程と、
    誘電体膜を堆積させて、前記メモリセル部形成領域の下部電極の表面を誘電体膜で被覆し、前記周辺回路部形成領域の開口3の内壁を誘電体膜で被覆する工程と、
    前記メモリセル部形成領域において前記誘電体膜及び下部電極を設けた絶縁部1間に導電材料を充填して上部電極を形成し、前記周辺回路部形成領域において開口部分が残るように前記開口3内に導電材料を堆積させることにより上部電極を形成する工程と、
    前記メモリセル部形成領域において前記上部電極に電気的に接続されるようにプレート電極を形成し、前記周辺回路部形成領域において前記開口3の開口部分に導電材料を充填させてプレート電極を形成する工程と、
    を有する半導体記憶装置の製造方法。
  7. 前記開口形成工程において、
    円筒形状の前記開口1を形成することを特徴とする請求項6に記載の半導体記憶装置の製造方法。
  8. 前記開口形成工程において、
    特定の方向に一定の間隔で配置された前記開口1の配列を複数、有し、
    隣り合う開口1の配列において開口1が互い違いとなるように、前記開口1を形成することを特徴とする請求項6又は7に記載の半導体記憶装置の製造方法。
  9. 前記開口形成工程において、
    前記所定領域が直方体状となるように、前記開口2を形成することを特徴とする請求項6〜8の何れか1項に記載の半導体記憶装置の製造方法。
JP2008102556A 2008-04-10 2008-04-10 半導体記憶装置及びその製造方法 Ceased JP2009253208A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008102556A JP2009253208A (ja) 2008-04-10 2008-04-10 半導体記憶装置及びその製造方法
US12/421,049 US8093642B2 (en) 2008-04-10 2009-04-09 Semiconductor memory device and method of manufacturing the same
US13/314,541 US20120080734A1 (en) 2008-04-10 2011-12-08 Semiconductor memory device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008102556A JP2009253208A (ja) 2008-04-10 2008-04-10 半導体記憶装置及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009253208A true JP2009253208A (ja) 2009-10-29
JP2009253208A5 JP2009253208A5 (ja) 2012-01-19

Family

ID=41163250

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008102556A Ceased JP2009253208A (ja) 2008-04-10 2008-04-10 半導体記憶装置及びその製造方法

Country Status (2)

Country Link
US (2) US8093642B2 (ja)
JP (1) JP2009253208A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011151113A (ja) * 2010-01-20 2011-08-04 Elpida Memory Inc キャパシタ、該キャパシタを備える半導体装置および半導体装置の製造方法
JP2011233765A (ja) * 2010-04-28 2011-11-17 Elpida Memory Inc 半導体装置及び半導体装置の製造方法
KR101137933B1 (ko) * 2009-10-30 2012-05-09 에스케이하이닉스 주식회사 가드링을 겸하는 부유막을 갖는 반도체장치 및 그 제조 방법
KR20160134927A (ko) * 2015-05-13 2016-11-24 삼성전자주식회사 반도체 소자의 제조 방법

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100634251B1 (ko) * 2005-06-13 2006-10-13 삼성전자주식회사 반도체 장치 및 그 제조 방법
JP2010245374A (ja) * 2009-04-08 2010-10-28 Elpida Memory Inc 半導体装置及びその製造方法
JP2011108927A (ja) * 2009-11-19 2011-06-02 Elpida Memory Inc 半導体装置の製造方法
US8766404B1 (en) * 2013-01-10 2014-07-01 Intermolecular, Inc. Device design for partially oriented rutile dielectrics
US10748906B2 (en) 2015-05-13 2020-08-18 Samsung Electronics Co., Ltd. Semiconductor device and method of fabricating the same

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002083880A (ja) * 2000-06-30 2002-03-22 Toshiba Corp 半導体装置及びその製造方法
JP2004111626A (ja) * 2002-09-18 2004-04-08 Renesas Technology Corp 半導体装置
JP2004349707A (ja) * 2003-05-21 2004-12-09 Samsung Electronics Co Ltd スタック型キャパシタ、スタック型キャパシタを備えた半導体メモリ素子、スタック型キャパシタの製造方法およびスタック型キャパシタを備えた半導体メモリ素子の製造方法
JP2005032982A (ja) * 2003-07-14 2005-02-03 Renesas Technology Corp 半導体装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6617205B1 (en) 1995-11-20 2003-09-09 Hitachi, Ltd. Semiconductor storage device and process for manufacturing the same
JP4180716B2 (ja) 1998-12-28 2008-11-12 富士通株式会社 半導体装置の製造方法
JP2000332216A (ja) 1999-05-18 2000-11-30 Sony Corp 半導体装置及びその製造方法
JP2001217406A (ja) 2000-02-02 2001-08-10 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置およびその製造方法
JP4082971B2 (ja) * 2001-09-25 2008-04-30 旭テック株式会社 スカム破砕装置
JP2003179163A (ja) 2001-12-13 2003-06-27 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置およびその製造方法
JP2004014714A (ja) 2002-06-05 2004-01-15 Mitsubishi Electric Corp キャパシタの製造方法
JP4800796B2 (ja) 2005-04-14 2011-10-26 エルピーダメモリ株式会社 キャパシタの製造方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002083880A (ja) * 2000-06-30 2002-03-22 Toshiba Corp 半導体装置及びその製造方法
JP2004111626A (ja) * 2002-09-18 2004-04-08 Renesas Technology Corp 半導体装置
JP2004349707A (ja) * 2003-05-21 2004-12-09 Samsung Electronics Co Ltd スタック型キャパシタ、スタック型キャパシタを備えた半導体メモリ素子、スタック型キャパシタの製造方法およびスタック型キャパシタを備えた半導体メモリ素子の製造方法
JP2005032982A (ja) * 2003-07-14 2005-02-03 Renesas Technology Corp 半導体装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101137933B1 (ko) * 2009-10-30 2012-05-09 에스케이하이닉스 주식회사 가드링을 겸하는 부유막을 갖는 반도체장치 및 그 제조 방법
US8324049B2 (en) 2009-10-30 2012-12-04 Hynix Semiconductor, Inc. Semiconductor device and method for fabricating the same
JP2011151113A (ja) * 2010-01-20 2011-08-04 Elpida Memory Inc キャパシタ、該キャパシタを備える半導体装置および半導体装置の製造方法
JP2011233765A (ja) * 2010-04-28 2011-11-17 Elpida Memory Inc 半導体装置及び半導体装置の製造方法
US8957466B2 (en) 2010-04-28 2015-02-17 Ps4 Luxco S.A.R.L. Semiconductor device
KR20160134927A (ko) * 2015-05-13 2016-11-24 삼성전자주식회사 반도체 소자의 제조 방법
KR102366804B1 (ko) 2015-05-13 2022-02-25 삼성전자주식회사 반도체 소자의 제조 방법

Also Published As

Publication number Publication date
US20120080734A1 (en) 2012-04-05
US20090256182A1 (en) 2009-10-15
US8093642B2 (en) 2012-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009253208A (ja) 半導体記憶装置及びその製造方法
KR100459707B1 (ko) 실린더형 커패시터를 포함하는 반도체 소자 및 그 제조 방법
US8383477B2 (en) Semiconductor device including vertical transistor and method for manufacturing the same
TWI384587B (zh) 形成複數個電容器之方法
CN101142657B (zh) 形成多个电容器的方法
US9076757B2 (en) Methods of forming a plurality of capacitors
JP2010147078A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2008193088A (ja) 半導体装置及びその形成方法
JP2011061067A (ja) 半導体装置の製造方法及び半導体装置
CN113314669B (zh) 双面电容结构及其形成方法
JP2009164535A (ja) 半導体装置、及びその製造方法
JP2011166071A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2005032982A (ja) 半導体装置
KR100960933B1 (ko) 반도체 소자 및 그의 제조방법
JP2001308203A (ja) チャネルアクセストランジスタおよび積層型蓄積キャパシタを備えた垂直dram装置および関連方法
KR100955940B1 (ko) 반도체 소자 및 그의 제조 방법
JP2011023652A (ja) 半導体記憶装置
US20060148168A1 (en) Process for fabricating dynamic random access memory
US20120025390A1 (en) Semiconductor device and method for fabricating the same
KR100960471B1 (ko) 반도체 소자 및 그 제조 방법
KR101120182B1 (ko) 반도체 소자의 캐패시터 제조 방법
KR20090052661A (ko) 반도체 소자의 형성 방법
US20080188056A1 (en) Method for forming capacitor of semiconductor device
US20230320073A1 (en) Semiconductor structure and method for forming the same
JP2005150751A (ja) ストレージノードを有する半導体装置およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101115

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111124

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20130730

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140107

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140407

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140410

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20140410

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150113

A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20150526