JP2011225847A - セルロースの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】セルロース含有成分と、9,9−ビスアリールフルオレン骨格を有する化合物とを混合し、この工程を経て得られた混合物から、少なくとも9,9−ビスアリールフルオレン骨格を有する化合物を分離し、さらに必要に応じて分離したセルロースファイバーを解繊することによりセルロースファイバーが得られる。このような方法では、セルロース含有成分として、リグノセルロースのような非結晶成分を含むセルロース含有成分を用いても、9,9−ビスアリールフルオレン骨格を有する化合物により非結晶成分を抽出して、効率よくセルロースファイバーを得ることができる。
【選択図】なし
Description
前記混合工程において、前記セルロース含有成分と前記9,9−ビスアリールフルオレン骨格を有する化合物とは、例えば、前者/後者(重量比)=85/15〜5/95の割合で混合してもよい。また、前記混合工程において、加熱下(例えば、160〜300℃の加熱下)で混合してもよい。
本発明の方法では、9,9−ビスアリールフルオレン骨格を有する化合物(単に、フルオレン骨格を有する化合物という場合がある)を用いて、セルロース含有成分(例えば、セルロース(又はセルロースの繊維集合体)および非結晶成分を含むセルロース含有成分)からセルロース(又は非結晶成分が除去されたセルロース又はセルロース繊維)を製造する。このような方法は、通常、セルロース含有成分と9,9−ビスアリールフルオレン骨格を有する化合物とを混合(通常加熱混合)する混合工程と、この工程を経て得られた混合物から、9,9−ビスアリールフルオレン骨格を有する化合物を分離する分離工程とを含んでいる。なお、このような方法では、通常、ファイバー状のセルロース(又は繊維の形態のセルロース)が得られる。
セルロース含有成分は、セルロース(又はセルロースの繊維集合体又は結晶性セルロース)を含んでいればよく、セルロース(又は結晶性セルロース)と非結晶性成分を含んでいてもよい。セルロース含有成分は、セルロース(結晶性セルロース)を、セルロース繊維(セルロースミクロフィブリル)の集合体(又は凝集体)の形態で含んでいてもよい。このような集合体又は凝集体の繊維径(二次繊維径)は、例えば、マイクロメータオーダー(例えば、1〜100μm、好ましくは3〜50μm、さらに好ましくは5〜30μm程度)であってもよい。本発明では、このような繊維集合体を弛緩する(又はほぐす)ことにより、後述するように、ナノメートルオーダーのセルロース繊維(すなわち、セルロースナノファイバー)を得ることもできる。
フルオレン骨格を有する化合物は、9,9−ビスアリールフルオレン骨格(例えば、9,9−ビスフェニルフルオレン骨格、9,9−ビスナフチルフルオレン骨格)を有する限り特に限定されないが、通常、9,9−ビス(アミノアリール)フルオレン[例えば、9,9−ビス(4−アミノフェニル)フルオレンなど]、9,9−ビス(カルボキシアリール)フルオレン[例えば、9,9−ビス(カルボキシフェニル)フルオレンなど]、9,9−ビス(ヒドロキシアリール)フルオレンなどの官能基(例えば、アミノ基、カルボキシル基、ヒドロキシル基、エポキシ基など)を有するフルオレン骨格を有する化合物を好適に使用できる。
上記式(1)において、環Zで表される芳香族炭化水素環としては、例えば、ベンゼン環、縮合多環式炭化水素環[例えば、縮合二環式炭化水素環(例えば、インデン、ナフタレンなどのC8−20縮合二環式炭化水素環、好ましくはC10−16縮合二環式炭化水素環)、縮合三環式炭化水素環(例えば、アントラセン、フェナントレンなど)などの縮合2乃至4環式炭化水素環]などが挙げられ、ベンゼン環又はナフタレン環であるのが好ましい。なお、フルオレンの9位に置換する環Zの置換位置は、特に限定されない。例えば、環Zがナフタレン環の場合、フルオレンの9位に置換する環Zに対応する基は、1−ナフチル基、2−ナフチル基などであってもよい。
混合工程では、セルロース含有成分(リグノセルロースなど)と、フルオレン骨格を有する化合物とを混合する。このような混合により、フルオレン骨格を有する化合物が、セルロース含有成分中に浸透してセルロースを分解することなくセルロースファイバーの集結体を弛緩するためか、ファイバー状のセルロース(セルロースファイバー、特にセルロースナノファイバー)が形成される。特に、セルロース含有成分として、リグノセルロースのような非結晶成分を含むセルロース含有成分を使用すると、フルオレン骨格を有する化合物により、非結晶成分(例えば、リグニン及びヘミセルロース)が選択的に可溶化(又は溶解)又は抽出されるとともに、セルロースファイバーの集結体が弛緩される。なお、非結晶成分は、その一部又は全部が、非結晶成分の分解物の形態でフルオレン骨格を有する化合物に抽出される場合が多い。リグニンなどの非結晶成分が可溶化又は抽出される理由は定かではないが、フルオレン骨格を有する化合物が、セルロースの不定形構造に浸透して非結晶成分と反応しつつ非結晶成分を分解するものと考えられる。
上記混合工程を経て、セルロース含有成分中のセルロースファイバー集結体が弛緩され、セルロースファイバーが形成されるが、分離工程では、このような混合工程後の混合物から、少なくともフルオレン骨格を有する化合物を分離し、セルロース(セルロースファイバー)を得る。なお、セルロース含有成分が非結晶成分を含む場合、フルオレン骨格を有する化合物とともに非結晶成分が分離される。非結晶成分は、リグニンなどとしてそのまま、又はさらに分解された分解物として分離されてもよい。
上記分離工程によりセルロースファイバーが形成される。本発明の方法では、必ずしも必要ではないが、より一層セルロースファイバーを弛緩させるため、分離工程後、さらに、分離工程を経て得られたセルロースファイバー(粗セルロースファイバー)を解繊する解繊工程を含んでいてもよい。
上記のようにしてセルロースが得られる。そして、このようなセルロースは、前記のように、通常、ファイバー[又はファイバー(繊維)状のセルロース)]の形態である。
本発明のセルロース(特に、セルロースナノファイバーなどのセルロースファイバー)又はその誘導体(例えば、セルロースエステルファイバーなど)は、種々の用途、例えば、補強剤、コーティング剤、繊維原料(例えば、不織布などの原料)などに好適である。例えば、本発明のセルロース(セルロースファイバーなど)又は誘導体は、補強剤(又は充填剤)成分として、樹脂と混合することにより、高強度、高耐熱性などの優れた特性を有する樹脂組成物(複合材料)を形成できる。なお、セルロース(セルロースファイバー)を誘導体化することにより、樹脂などに対する分散性が向上する場合がある。
本発明では、上記のように、フルオレン骨格を有する化合物が、セルロース含有成分中の非結晶成分を選択的に可溶化又は抽出し、このような可溶化又は抽出されたセルロース含有成分から非結晶成分を分離することにより、セルロース[特に、セルロースファイバー(又はファイバー状のセルロース)]を得ることができる。
100メッシュに破砕した米松((株)ジュオン製)5gおよび9,9−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]フルオレン(BPEF、大阪ガスケミカル(株)製)50gを100mlのオートクレーブに入れ、220℃の油浴中で60分加熱した。そして、加熱後の混合物に、1,4−ジオキサンと水の混合溶媒(前者/後者(重量比)=90/10)100mlを加え、均一に分散するまで攪拌し、濾過、洗浄により残留BPEFを除去した。
加熱温度を220℃に代えて、180℃としたこと以外は、実施例1と同様に繊維分散液を得た(繊維の収量2.1g、収率42%)。得られたセルロースナノファイバーのSEM写真を図2に示す。SEM写真から明らかなように、実施例1と同様に、ナノオーダーに解繊されたセルロース繊維(平均径150nm、平均繊維長1.8μm)が得られたことがわかった。
100メッシュに破砕した米松((株)ジュオン製)5g、蒸留水50mL、硫酸1.5gを100mlの三口フラスコに入れてから、90℃の油浴で180分加熱した。そして、加熱後の混合物を濾過し、濾物を蒸留水100mlで二回洗浄したのち、濾物を水に再分散し、ペイントシェーカで30分処理した後、分散液を得た。なお、分散液を遠心分離した後、乾燥(60℃の真空乾燥機で3時間乾燥)した固形分の収量は1g(収率20%)であった。なお、実施例1および2よりも、収量が低い理由は、定かではないが、セルロースが加水分解したものと推測される。
実施例1で得られたセルロースファイバー8.8重量部、9,9−ビス[4−(2−グリシジルオキシエトキシ)フェニル]フルオレン(大阪ガスケミカル(株)製)70.0重量部、硬化剤としての酸無水物(日立化成(株)製、HN−5500)20.2重量部およびトリフェニルホスフィン1.0重量部をアセトンに溶解させ、均一な混合液を調製した。得られた混合液を、減圧下でアセトンを除去して離型剤で処理したガラス基板上にキャストし、送風乾燥機を用いて110℃で5時間加熱し、硬化させた。得られた硬化膜の線膨張係数をTMA(熱機械的分析)で測定したところ、110〜190℃において9.1×10−5/℃であった。
実施例3において、セルロースファイバーを使用しなかったこと以外は、実施例3と同様にして、硬化膜を得、線膨張係数を測定したところ、110〜190℃において14.1×10−5/℃であった。
実施例3において、セルロースファイバーの量を4.6重量部、9,9−ビス[4−(2−グリシジルオキシエトキシ)フェニル]フルオレンの量を73.4重量部、酸無水物の量を21.0重量部にそれぞれ変えたこと以外は、実施例3と同様にして加熱したところ、硬化膜が得られた。
実施例1で得られたセルロースファイバー10重量部、ポリ乳酸(三井化学(株)製、商品名「レイシアH−100J」)90重量部を1,4−ジオキサンに溶解させ、均一な混合液を調製した。得られた混合液を、減圧下で1,4−ジオキサンを除去してガラス基板にキャストし、室温で乾燥させた。得られた膜の線膨張係数をTMAで測定したところ、30〜110℃において9.7×10−5/℃であった。また、得られた膜の熱変形温度は110℃以上にまで向上していた。
実施例5において、セルロースファイバーを使用しなかったこと以外は、実施例5と同様にして、膜を得、線膨張係数を測定したところ、30〜70℃において24.3×10−5/℃であった。
実施例1において、米松の代わりに、ろ紙5g(アドバンテック製、5B)を使用したこと以外は、実施例1と同様にして、セルロースファイバーの分散液を得た。セルロース繊維の乾燥収量は、3.8g、収率は76%であった。
実施例6で得られたセルロースファイバー10重量部をピリジン100重量部と無水酢酸15重量部の混合液に分散させてから80℃で60分アセチル化修飾させた後、アセトンとメタノールで洗浄、乾燥してアセチル化されたセルロースファイバー(セルロースアセテート繊維)を得た。
各成分の割合を、セルロースアセテートファイバー30重量部、ポリ乳酸70重量部に替えたこと以外は、実施例7と同様にしてフィルムを得た。得られたフィルムの線膨張係数をTMAで測定したところ、30〜110℃において5.6.×10−5/℃であった。また、得られたフィルムの熱変形温度は166℃以上にまで向上していた。
各成分の割合を、セルロースアセテートファイバー5重量部、ポリ乳酸95重量部に替えたこと以外は、実施例7と同様にしてフィルムを得た。得られたフィルムの線膨張係数をTMAで測定したところ、30〜110℃において19.8×10−5/℃であった。また、得られたフィルムの熱変形温度は165℃以上にまで向上していた。
Claims (15)
- セルロース含有成分からセルロースを製造する方法であって、セルロース含有成分と9,9−ビスアリールフルオレン骨格を有する化合物とを混合する混合工程と、この工程を経て得られた混合物から、少なくとも9,9−ビスアリールフルオレン骨格を有する化合物を分離する分離工程とを含むセルロースの製造方法。
- ファイバー状のセルロースを製造する請求項1記載の製造方法。
- 9,9−ビスアリールフルオレン骨格を有する化合物が下記式(1)で表される化合物である請求項1又は2記載の製造方法。
- 混合工程において、セルロース含有成分と9,9−ビスアリールフルオレン骨格を有する化合物とを、前者/後者(重量比)=85/15〜5/95の割合で混合する請求項1〜3のいずれかに記載の製造方法。
- 混合工程において、160〜300℃の加熱下で混合する請求項1〜4のいずれかに記載の製造方法。
- セルロース含有成分がリグノセルロースであり、混合工程においてリグノセルロースから9,9−ビスアリールフルオレン骨格を有する化合物によりリグニンを含む非結晶成分を可溶化又は抽出し、分離工程において9,9−ビスアリールフルオレン骨格を有する化合物とともに、前記非結晶成分を分離する請求項1〜5のいずれかに記載の製造方法。
- セルロースを80重量%以上の割合で含むセルロース含有成分を用いて、セルロースナノファイバーを製造する請求項1〜6のいずれかに記載の製造方法。
- 分離工程を経て得られたファイバー状のセルロースを解繊する解繊工程をさらに含む請求項1〜7のいずれかに記載の製造方法。
- 請求項1〜8のいずれかに記載の製造方法により得られるファイバー状のセルロース。
- 9,9−ビスアリールフルオレン骨格を有する化合物を含む請求項9記載のファイバー状のセルロース。
- 非結晶成分及び/又はその分解物を含む請求項9又は10記載のファイバー状のセルロース。
- 樹脂と、請求項9〜11のいずれかに記載のファイバー状のセルロース又はその誘導体とを含む樹脂組成物。
- 樹脂が、9,9−ビスアリールフルオレン骨格を有する樹脂である請求項12記載の樹脂組成物。
- 熱硬化性樹脂と、請求項9〜11のいずれかに記載のファイバー状のセルロース又はその誘導体とを含む樹脂組成物が硬化した硬化物。
- セルロースおよび非結晶成分を含むセルロース含有成分から非結晶成分を抽出してセルロースを得るための抽出剤であって、9,9−ビスアリールフルオレン骨格を有する化合物で構成された抽出剤。
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