JP2011218141A - キャスター及びキャスターユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】車輪の回転を確実にロックすることができると共に、厚みを薄くすることができる、キャスター及びキャスターユニットを提供する。
【解決手段】このキャスター10は、本体ケース20と、回転ケース30と、車輪40と、水平スライドするスライド部材50と、スライド部材50に係合する第1ロック部54と、本体ケース20に係合する第2ロック部62を有する揺動部材60と、第1突起71、第2突起72、第3突起73を有するレバー70と、第3突起73を押圧する操作ワイヤ90とを有し、操作ワイヤ90により第3突起73を押圧してレバー70を回動させると、第1突起71でスライド部材50が移動して、車輪40の回転ロックが解除されると共に、第2突起72により揺動部材60が揺動し、回転ケース30の旋回ロックが解除されるように構成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば、机などに取付けられ、それらを移動可能とするキャスター、及び、同キャスターが複数設けられてなるキャスターユニットに関する。
例えば、机や、机の下方に収容されるサイドキャビネット、家具、テレビ台、ワゴン、ベッド、医療用装置等には、それらの移動を容易にするためのキャスターが取付けられている場合がある。一般的なキャスターは、回転可能な車輪を備えると共に、この車輪が更に水平回転(旋回)可能な構造となっている。そして、このようなキャスターは、机等を所定位置にセッティングした後、それらが容易に移動しないように、車輪の回転及び旋回がロックできる構造が望まれている。
下記特許文献1には、車輪を軸支するインナー部材と、該インナー部材を旋回可能に保持するアウター部材と、車輪の軸部に形成された第1凹凸部と、第1凹凸部と係合可能な第1ロック部材と、第1ロック部材を第1凹凸部側へ付勢する付勢部材と、上下に移動して第1ロック部材を第1凹凸部に係合させ或いは第1凹凸部との係合状態を解除させる操作部材と、アウター部材の内壁に形成された第2凹凸部と、インナー部材に設けられ、第1凹凸部との係合状態を解除した第1ロック部材に押されて、第2凹凸部との掛止状態を解除して、アウター部材に対してインナー部材を旋回可能とし、第1ロック部材が第1凹凸部と係合すると、付勢部材の付勢力により第2凹凸部を掛止して、アウター部材に対してインナー部材を旋回不能とする第2ロック部材とを有するキャスターのロック機構が開示されている。
前記第1ロック部材は、その基端が軸部を介してインナー部材に回動支持され、先端(自由端)が、上下移動する操作部材の下端に連結されている。また、第1ロック部材の下面には、車輪の凹部(第1凹凸部)に係合する突起が設けられている。したがって、操作部材を上下に移動させると、それに伴って第1ロック部材が基端側の軸部を支点として、上下方向に揺動する。そして、第1ロック部材が下方に揺動して、突起が車輪の凹部に係合することにより、車輪が回転ロックされるようになっている。
特許第3672689号公報
上述したように、特許文献1における車輪の回転ロックは、操作部材の上下移動に伴って、第1ロック部材を上下に揺動させ、第1ロック部材の突起を車輪の凹部に係合させることでなされている。しかし、この構造では、第1ロック部材の動作範囲が上下方向に大きくなるので、キャスター全体の高さが高くなる。そのため、机下方に収容されるサイドキャビネット等の高さが制限される部材に、キャスターを適用しにくくなるというデメリットが生じる。
また、上記特許文献1においては、車輪の最も上方に位置する凹部に、上方から第1ロック部材の突起が入り込むことにより、車輪の回転がロックされるようになっている。しかし、この構造では、回転ロックされた車輪に強い回転力が作用した場合に、上下方向に揺動支持された第1ロック部材が、突起を介して上方に揺動して、車輪のロック解除がなされる可能性がある。
したがって、本発明の目的は、車輪の回転を確実にロックすることができると共に、厚みを薄くすることができる、キャスター及びキャスターユニットを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一つは、本体ケースと、該本体ケースの下面に水平回転可能に装着された回転ケースと、該回転ケースに回転可能に取付けられた車輪と、前記回転ケース内に、水平方向にスライド可能に装着されたスライド部材と、前記車輪のボス部外周に設けられた第1凹凸部と、前記スライド部材に設けられた、前記第1凹凸部に係合する第1ロック部と、前記スライド部材の第1ロック部を前記車輪の第1凹凸部に向けて付勢する第1弾性部材と、前記本体ケースの下面の周縁に所定間隔で形成された第2凹凸部と、前記回転ケースに揺動可能に装着され、前記本体ケースの第2凹凸部に係合可能な第2ロック部を一端に有する揺動部材と、該揺動部材の第2ロック部を前記本体ケースの第2凹凸部に向けて付勢する第2弾性部材と、前記回転ケースに揺動可能に装着され、外周の3方向に延出される第1突起、第2突起及び第3突起を有し、第1突起は前記スライド部材に当接し、第2突起は前記揺動部材の他端に当接するレバーと、前記本体ケースに取付けられ、前記レバーの第3突起を押圧可能な操作部材とを備え、該操作部材により前記レバーの第3突起を押圧して回動させると、前記第1突起により前記スライド部材が押圧されて第1弾性部材の付勢力に抗して移動し、前記第1凹凸部と第1ロック部との係合が解除されると共に、前記第2突起により前記揺動部材の他端が押圧されて前記第2弾性部材の付勢力に抗して前記揺動部材が揺動し、前記第2凹凸部と第2ロック部との係合が解除されるように構成されていることを特徴とするキャスターを提供する。
上記発明によれば、回転ケース内に、水平方向にスライド可能に装着されたスライド部材を設け、このスライド部材に設けた第1ロック部を第1弾性部材により車輪のボス部外周に設けた第1凹凸部に付勢して、第1凹凸部に対してスライド部材の第1ロック部が水平方向から係合するようにしたので、車輪がいずれの方向に回動しようとしても強いロック力を得ることができる。
また、本体ケースの下面に形成された第2凹凸部に、揺動部材の第2ロック部を第2弾性部材により付勢して係合させることにより、回転ケースの回転をロックするようにしたので、上記スライド部材による車輪のロック機構と相まって、キャスター全体の高さ方向の厚さを薄くすることができ、低重心のキャスターを提供することができる。
更に、操作部材によりレバーの第3突起を押圧して回動させることにより、スライド部材を移動させると共に、揺動部材を回動させて、車輪のロックと回転ケースの回転ロックとの両方を解除できるので、ロック解除操作が容易になる。
本発明のキャスターの好ましい第1の態様においては、前記回転ケースの底面には、平行な両側内面と該両側内面に直交する内端面とを有する取付凹部が形成されており、前記内端面中央部に前記レバーが揺動可能に支持され、前記スライド部材は、平面から見てコ字状をなし、その両側端部に前記第1ロック部が設けられ、その両側部と前記両側内面との間に設けられたガイドを介して水平方向にスライド可能に装着され、前記車輪は、同軸的に配置された一対のものからなり、それぞれの外側のボス部外周に前記第1凹凸部を有しており、該ボス部を前記取付凹部の両側内面に当接させて回転可能に支持されており、前記スライド部材は、前記内端面との間に介装された第1弾性手段を介して、前記第1ロック部が前記第1凹凸部に圧接されるように付勢されており、前記レバーの第1当接部は、前記スライド部材の中間壁部に設けられたレバー当接部に当接している。
これによれば、スライド部材の両側部が、取付凹部の両側内面にスライド可能に支持された状態で、スライド部材の両側端部に設けられた第1ロック部が、一対の車輪の外側に設けられた第1凹凸部に係合するので、一対の車輪の回転をより強固にロックすることができる。
上記第1の態様においては、前記取付凹部の内端面と、該内端面に支持された前記レバーと、前記スライド部材の中間壁部に設けられたレバー当接部とを少なくとも覆うカバー部材が、前記取付凹部に取付けられていることが好ましい。これによれば、レバー近傍の連動機構をカバー部材で覆うことにより、ゴミや埃等が該連動機構に付着して、動作不良を起こすことを防止できる。
本発明のキャスターの好ましい第2の態様においては、前記回転ケースの底面には、前記車輪が配置される取付凹部が形成されており、前記車輪は、同軸的に配置された一対のものからなり、それらの間に設けられたボス部に前記第1凹凸部が形成されており、前記スライド部材は、前記取付凹部の前記一対の車輪の間に配置されて、前記ボス部の第1凹凸部に向けてスライド可能に支持され、前記第1弾性手段を介して、前記第1ロック部が前記第1凹凸部に圧接されるように付勢されている。
これによれば、一対の車輪の間に設けられたボス部に第1凹凸部を形成し、スライド部材を一対の車輪の間に配置したので、スライド部材を小型化して、第1弾性部材によって押圧しやすくすることができると共に、ロック機構を中央部に集中させて、組付け作業性を良好にすることができる。
上記第2の態様のキャスターにおいては、前記取付凹部の前記一対の車輪の間には、前記回転ハウジングと協動して、前記第1凹凸部が設けられたボス部と、前記スライド部材と、前記レバーとを少なくとも覆うカバー部材が設けられていることが好ましい。
これによれば、レバー近傍の連動機構だけでなく、スライド部材とボス部外周に設けられた第1凹凸部も、カバー部材で覆われるので、ゴミや埃がそれらに付着して動作不良を起こす可能性をより低減させることができる。
本発明のキャスターにおいては、前記本体ケースは、高さ方向中間部に水平に設けられた隔壁を有し、前記回転ケースは該隔壁の下面に取付けられており、この隔壁及び前記回転ケースの上面中心を貫通して、ピン部材がその下端を前記レバーの第3突起に当接させて上下摺動可能に配置され、前記隔壁の上面に水平方向にスライドするカム部材が配置され、該カム部材のカム面が前記ピン部材の上端に当接しており、該カム部材は第3弾性部材により常時はピン部材を押圧しない位置に付勢され、該第3弾性部材の付勢力に抗して該カム部材をスライドさせると、前記ピン部材が押圧されて前記レバーの第3突起が押圧されるように構成され、前記カム部材には前記第3弾性部材の付勢力に抗して該カム部材をスライドさせる操作ワイヤが連結されており、前記ピン部材、前記カム部材、前記第3弾性部材及び前記操作ワイヤによって前記操作部材が構成されていることが好ましい。
これによれば、操作ワイヤを引っ張ることにより、カム部材がスライドしてピン部材を押し下げ、レバーの第3突起が押されてレバーが回動し、車輪のロックと回転ケースの回転ロックを解除することができる。また、操作ワイヤを引っ張り、カム部材を水平方向にスライドさせてロック解除する機構からなるので、キャスター全体の高さ方向の厚さを薄くした状態を維持することができる。更に、ワイヤを任意の箇所に引き伸ばすことにより、任意の箇所に実際の操作部を設けることができる。
本発明のもう一つは、上記操作ワイヤを有する態様のキャスターが複数設けられ、これらのキャスターの操作ワイヤが途中で集約され、1つの操作レバーによって前記複数のキャスターの操作ワイヤが同時に引っ張られるように構成されていることを特徴とするキャスターユニットを提供する。
上記発明によれば、1つの操作レバーを操作することにより、複数のキャスターの操作ワイヤを同時に引っ張って、複数のキャスターを同時にロック解除することができる。このため、該複数のキャスターを取付けた重量物の移動の際に、一箇所に設けた1つの操作レバーを操作するだけで複数のキャスターのロックを解除できるので、作業性を良好にすることができる。
本発明のキャスターによれば、水平方向にスライド動作するスライド部材に設けた第1ロック部を、第1凹凸部に対して水平方向から係合するようにしたので、車輪がいずれの方向に回動しようとしても強いロック力を得ることができる。また、本体ケース下面の第2凹凸部に第2ロック部を係合させて、回転ケースの回転をロックするようにしたので、車輪のロック機構と相まって、キャスター全体の高さ方向の厚さを薄くすることができ、低重心のキャスターを提供することができる。
また、本発明のキャスターユニットによれば、1つの操作レバーを操作することにより、複数のキャスターの操作ワイヤを同時に引っ張って、複数のキャスターを同時にロック解除することができる。
本発明に係るキャスターの第1実施形態の分解斜視図である。 同キャスターを、図1の反対側から見たときの要部分解斜視図である。 同キャスターの斜視図である。 同キャスターのロック状態を示しており、(a)は要部底面説明図、(b)は断面説明図である。 同キャスターのロック解除状態を示しており、(a)は要部底面説明図、(b)は断面説明図である。 本発明に係るキャスターの第2実施形態の要部分解斜視図である。 同キャスターの要部斜視図である。 本発明に係るキャスターの第3実施形態の分解斜視図である。 同キャスターを、図8の反対側から見たときの要部分解斜視図である。 同キャスターのロック状態を示しており、(a)はカバー部材を取外した状態の要部底面説明図、(b)は断面説明図である。 同キャスターのロック解除状態を示しており、(a)はカバー部材を取外した状態の要部底面説明図、(b)は断面説明図である。 本発明に係るキャスターユニットの一実施形態の概略構成図である。 同キャスターユニットを構成する操作装置の、一部を破断した斜視図である。
以下、図面を参照して本発明のキャスター及びキャスターユニットの一実施形態について説明する。まず、図1〜5を参照して、本発明に係るキャスターの第1実施形態について説明する。
図1に示すように、この実施形態のキャスター10は、本体ケース20と、該本体ケース20の下面に水平回転(旋回)可能に装着された回転ケース30と、同回転ケース30に回転可能に取付けられた車輪40とを有している。
図2を併せて参照すると、この本体ケース20は略円筒状をなし、その外周から全体として正方形の板状をなす取付フランジ21が突出している。この取付フランジ21の突出角部に設けられた取付孔を介して、机やサイドキャビネット等にキャスター10を取付け可能となっている。また、本体ケース20内側の高さ方向中間部には隔壁22が設けられている。この隔壁22の中央にピン挿通孔22aが形成され(図4(b)参照)、その下面周縁から円筒状のボス部23が突設されている(図2参照)。このボス部23の先端外周には環状突部23aが設けられている。この環状突部23aが、後述する回転ケース30の装着孔31aの裏面周縁に係合して、本体ケース20の下面に回転ケース30が水平回転可能に且つ抜け止め状態で装着されるようになっている。また、円筒状のボス部23の内側には、ピン部材28が上下摺動可能に挿入配置されている。
また、隔壁22の下面外周には環状溝22bが形成され(図4(b)参照)、これに複数のボール22cが周方向に移動可能に配置されている(図2参照)。更に、隔壁22の下面であって、前記環状溝22bの内側周縁には、周方向に均等な間隔で凹状の旋回ロック凹部24が設けられている(図2参照)。この旋回ロック凹部24に、後述する揺動部材60の凸状の第2ロック部62が係脱自在に係合して、本体ケース20に対する回転ケース30の水平回転(旋回)がロックされ又はロック解除されるようになっている(図4(b),図5(b)参照)。すなわち、この旋回ロック凹部24とその間の部分が、本発明における「第2凹凸部」をなしている。なお、第2凹凸部は凸部が所定間隔で配列されたものであってもよい。
更に、本体ケース20内側の隔壁22の上面側には、後述するカム部材80を水平方向にスライド可能に収容するスライド空間25が設けられている。また、本体ケース20の上部外周には、前記スライド空間25に連通する切欠き26が形成されている。この切欠き26には、後述する操作ワイヤ90が挿入配置される。更に、本体ケース20の上方開口には、複数のネジ27aを介して蓋体27が装着されるようになっている(図1,2参照)。
一方、回転ケース30は肉厚の円盤形状をなし、その底面には周方向所定範囲及び下面側が開口した取付凹部32を有している(図1,2参照)。この取付凹部32は、互いに平行な両側内面32b,32bと、該両側内面32b,32bに直交する内端面32cとを有している。また、回転ケース30の上面31中央には、前記本体ケース20のボス部23が挿入される装着孔31aが形成されている(図2,4(b)参照)。更に、回転ケース30の上面31外周にはボール受け溝31bが形成され、本体ケース20に回転ケース30を装着したときに、前記ボール23cを受け止め支持する部分となっている。また、回転ケース30の上面31であって、装着孔31aの両側には車輪40,40の干渉を防ぐ逃げ孔31c,31cが形成されている。
前記取付凹部32の両側内面32b,32bには、水平方向に沿ってガイド溝33,33がそれぞれ形成されている。各ガイド溝33には後述するスライド部材50のガイドリブ52bが挿入され、スライド部材50が水平方向にスライド可能に保持されるようになっている。各ガイド溝33の所定位置には、後述する車輪40,40を取付けるための軸孔33aが回転ケース30の周壁を貫通してそれぞれ形成されている。
また、取付凹部32の内端面32cの中央部には、後述するレバー70を揺動支持する一対のレバー支持壁35,35が突設されている(図2参照)。更に、取付凹部32の内端面32cの両端部には、第1弾性部材58(図1参照)の一端を支持するバネ受け座32a,32aが形成されている(図2参照)。
図2に示すように、回転ケース30の下面側であって、取付凹部32の周方向開口部の反対側には、補助輪収容凹部36が形成されている。この補助輪収容凹部36に、軸37aを介して補助輪37が回転可能に収容保持されている。
一方、回転ケース30の上面側であって、取付凹部32の周方向開口部の反対側には、揺動部材収容凹部38が、前記取付凹部32に連通するように設けられている(図1,2及び図4(b)参照)。
これに関連して揺動部材60について説明する。図1に示すように、この揺動部材60は、所定長さの板状をなし、その長さ方向途中に軸孔61が形成されている。揺動部材60は、軸孔61に挿通された軸63を介して、揺動部材収容凹部38に収容保持され、回転ケース30に対して揺動可能に装着されている。この揺動部材60の一端上面に、凸状の第2ロック部62が形成されている。
更に、揺動部材60の一端下面と揺動部材収容凹部38の底面との間には、コイルバネからなる第2弾性部材65が圧縮状態で介装されている(図1参照)。それにより揺動部材60の一端の第2ロック部62が、本体ケース20下面の旋回ロック凹部24(第2凹凸部)が形成された領域に向けて常時付勢される(図4(b)参照)。その結果、本体ケース20に対して回転ケース30が回転しようとすると、第2ロック部62が旋回ロック凹部24に係合し、本体ケース20に対する回転ケース30の旋回がロックされる。この状態で揺動部材60の他端は、揺動部材収容凹部38を通して取付凹部32内に位置している(図4(b)参照)。また、この揺動部材60の他端下面には、後述するレバー70の第2突起72が当接しており、同レバー70の揺動動作に伴って、揺動部材60が揺動するようになっている(図4(b),図5(b)参照)。
上記回転ケース30に回転可能に取付けられる車輪40は、その中心に中心孔41が形成され(図4(b)参照)、この中心孔41の表裏周縁から円筒状のボス部43,43が突設された形状をなしている。この実施形態では、車輪40,40が2つ並列された状態で、前記回転ケース30の取付凹部32内に配置される。
更に、並列配置された各車輪40の、外方に突出したボス部43の基部外周には、周方向に均等な間隔で凹状の回転ロック凹部45が設けられている。この回転ロック凹部45に、後述するスライド部材50に設けられた凸状の第1ロック部54が係脱自在に係合して、回転ケース30に対する車輪40の回転がロックされるようになっている。すなわち、この回転ロック凹部45及びその間の部分が、本発明における「第1凹凸部」をなしている。なお、この第1凹凸部は凸部を所定間隔で形成したものであってもよい。
また、一対の車輪40の回転ロック凹部45が、周方向に互いに整合した状態で、一対の車輪40が内側のボス部43を介して互いに連結されていることが好ましい。
そして、前記回転ケース30の取付凹部32内に、同軸的に一対の車輪40,40を配置し、各車輪40のボス部43,43の外側面を回転ケース30の両側内面32b,32bに当接させると共に、回転ケース30の軸孔33a及び車輪40の中心孔41に軸47を挿入することにより、同軸47を介して一対の車輪40,40が回転ケース30に回転可能に取付けられている。
前記回転ケース30内には、水平方向にスライド可能にスライド部材50が装着されている。図1及び図2を参照して説明すると、このスライド部材50は、基板51と、その両側に直交配置された一対の両側部52,52とからなり、平面から見て略コ字枠状をなしている。基板51中央の中間壁部には、後述するレバー70の揺動動作を許容するための、切欠き51aが設けられている。また、同基板51の背面両端部には、第1弾性部材58の他端を支持するバネ受け座51b,51bが形成されている。更に、基板51中央の中間壁部には、前記切欠き51aの下辺に沿ってレバー当接部51cが形成されている。このレバー当接部51cに、後述するレバー70の第1突起71が当接して、同レバー70からの押圧力がスライド部材50に作用するようになっている(図4(b),図5(b)参照)。
両側部52,52の先端には切欠き52a,52aがそれぞれ形成されている(図1参照)。これらの切欠き52a,52aは、後述の第1弾性部材58によりスライド部材50が弾性付勢されたときに、各車輪40の外方に突出したボス部43,43に干渉しないように逃げる部分となっている。また、両側部52,52の外面には、スライド部材50のスライド方向に沿ってガイドリブ52b,52bが伸びている。更に、両側部52,52の先端部内面には、凸状の第1ロック部54,54がそれぞれ突設されている。
そして、前記一対のガイドリブ52b,52bが、前記回転ケース30のガイド溝33,33に挿入され、回転ケース30の取付凹部32に、スライド部材50が水平方向にスライド可能に装着されるようになっている。すなわち、スライド部材50は、その両側部52,52と、回転ケース30の両側内面32b,32bとの間に設けられたガイドを介して水平方向にスライド可能に装着される。この実施形態では、前記ガイド溝33とガイドリブ52bとが上記「ガイド」をなしているが、スライド部材50側にガイド溝を設け、回転ケース30側にガイドリブを設けてもよく、特に限定されるものではない。また、上記状態では、コ字枠状のスライド部材50が前記一対の車輪40,40を内包するように配置され、取付凹部32の両側内面32b,32bと、車輪40,40の外面との間に、スライド部材50の両側部52,52が配置されるようになっている。
また、図1,2に示すように、回転ケース30のバネ受け座32a,32aと、スライド部材50のバネ受け座51b,51bとの間には、コイルバネからなる第1弾性部材58,58が圧縮状態で介装されている。したがって、水平方向にスライド移動するスライド部材50が第1弾性部材58,58により前方(取付凹部32の周方向開口側)に弾性的に押し付けられ、それにより第1ロック部54が前記車輪40の回転ロック凹部45(第1凹凸部)に向けて付勢され、回転ロック凹部45に水平方向から各第1ロック部54が入り込んで係合して、車輪40,40の回転が常時はロックされるようになっている(図4(b)参照)。
上記スライド部材50のスライド動作及び前記揺動部材60の揺動動作は、レバー70により制御されるようになっている。図2,4,5を参照して説明すると、このレバー70は、軸孔75aを有する筒体75と、この筒体75の車輪側外周から斜め下方に延出した第1突起71と、前記筒体75の揺動部材側外周から斜め上方に延出した第2突起72と、前記筒体75の車輪側外周からほぼ水平に延出した第3突起73とから構成されている。そして、軸孔75aに挿通された軸77が、前記回転ケース30の各レバー支持壁35の軸受け凹部35a(図2参照)に支持されて、レバー70が回転ケース30に揺動可能に装着されるようになっている。
また、図4(b)に示すように、前記スライド部材50が第1弾性部材58により車輪側に弾性付勢された状態で、レバー70の第1突起71は、前記スライド部材50のレバー当接部51cに当接し、第2突起72は前記揺動部材60の他端下面に当接し、第3突起73は、前記回転ケース30のボス部23内に挿入配置されたピン部材28の下端に当接している。そして、ピン部材28が下方に摺動すると、第3突起73を介してレバー70が回動し、第1突起71がレバー当接部51cを押圧して、スライド部材50を第1弾性部材58の付勢力に抗してスライドさせると共に、第2突起72が揺動部材60の他端を押し上げて、その一端を第2弾性部材65の付勢力に抗して下方に揺動させるようになっている(図5(b)参照)。
次に、上記本体ケース20に取付けられ、前記レバー70の第3突起73を押圧する操作部材について説明する。図1に示すように、この操作部材は、本体ケース20のスライド空間25に水平方向にスライド可能に収容されるカム部材80を備えている。このカム部材80は、空隙81を挟んで二股形状をなし、その基端部にワイヤ係止溝82が形成されていると共に、長手方向に沿って軸スライド孔83が形成されている。また、カム部材80の下面には、その長手方向途中から基端側に向けて次第に高さが低くなるテーパ状のカム面85が形成されている(図4(b),図5(b)参照)。このカム面85が、前記ピン部材28の上端に当接して、カム部材80のスライド動作により、ピン部材28を上下に摺動させる。そして、このカム部材80は、本体ケース20のスライド空間25に配置されると共に、スライド空間両側の軸孔25a,25a及びカム部材80の軸スライド孔83に軸86が挿通されて、カム部材80がスライド空間25内において水平方向にスライド可能に抜け止め保持されている。
また、前記本体ケース20のスライド空間奥方に軸88aを介して、引きバネ状の第3弾性部材88の一端が係止され、この第3弾性部材88の他端は、軸87を介して、カム部材80の先端に係止されている。その結果、カム部材80は、そのカム面85が前記ピン部材28を押圧しない位置に、第3弾性部材88により常時弾性付勢されている(図4(b)参照)。
前記カム部材80のワイヤ係止溝82には、操作ワイヤ90の一端91が係止される。この操作ワイヤ90の一端91は略球形状をなし、この一端91が前記カム部材80のワイヤ係止溝82の内側周縁に係合して、操作ワイヤ90がカム部材80に連結されるようになっている。この操作ワイヤ90の外周には保護筒92が配置され、その両端部には係止溝92a,92aがそれぞれ形成されている。そして、図1に示すように、本体ケース20の切欠き26に操作ワイヤ90の一端部を配置すると共に、係止板94を前記係止溝92aに差し込むと共に、その両側を本体ケース20の切欠き近傍の溝部26aに係止させることにより、保護筒92が本体ケース20に取付けられるようになっている。なお、ピン部材28、カム部材80、第3弾性部材88、操作ワイヤ90が、本発明における「操作部材」を構成している。
次に、上記構造からなるキャスター10の作用効果について説明する。
図4(a),(b)に示すように、操作ワイヤ90を引っ張っていない状態では、第3弾性部材88によりカム部材80が弾性付勢され、そのカム面85がピン部材28を押圧しない位置に配置される。
また、スライド部材50は、第1弾性部材58,58により、車輪40、40方向に弾性付勢されており、車輪40,40が回転しようとすると、第1ロック部54,54が、車輪40,40の回転ロック凹部45,45(第1凹凸部)に水平方向から入り込んで係合し、車輪40,40の回転がロックされるようになっている。
更に、揺動部材60は、第2弾性部材65により付勢されて、その一端に設けられた第2ロック部62が、回転ケース30の下面に押圧され、回転ケース30が回転しようとすると、その旋回ロック凹部24に係合し、回転ケース30の回転がロックされるようになっている。
このとき、図4(b)に示されるように、レバー70は、その第1突起71がスライド部材50のレバー当接部51cに当接し、その第2突起72が揺動部材60の他端に当接し、その第3突起73がほぼ水平となる姿勢に保持されている。ピン部材28は、その下端がレバー70の第3突起73に当接している。
このように、操作ワイヤ90を何ら操作しない場合は、車輪40の回転及び本体ケース20に対する回転ケース30の旋回の両方をロックさせることができる。
そして、このキャスター10によれば、水平方向にスライド動作するスライド部材50に設けた第1ロック部54を、第1弾性部材58により、車輪40の回転ロック凹部45(第1凹凸部)に付勢して、回転ロック凹部45に対して第1ロック部54が水平方向から係合するようにしたので(図4(b)参照)、車輪40がいずれの方向に回動しようとしても強いロック力を得ることができる。そのため、キャスター10を取付けた机やサイドキャビネット等に強い力が作用しても、車輪40の回転ロックが解除されてしまうことを確実に防止することができる。
また、このロック時においては、スライド部材50の両側部52,52のガイドリブ52が、回転ケース30の取付凹部32のガイド溝33に挿入されて、スライド部材50が両側内面32b,32bにスライド可能に支持された状態で、スライド部材50の両側部52,52の先端部内面に設けられた第1ロック部54,54が、一対の車輪40,40の外側に設けられた回転ロック凹部45,45にそれぞれ係合するので、一対の車輪40,40の回転をより強固にロックすることができる。
更に、本体ケース20の下面に形成された旋回ロック凹部24(第2凹凸部)に、揺動部材60の第2ロック部62を第2弾性部材65により付勢して係合させることにより、回転ケース30の旋回(水平回転)をロックするようにしたので、スライド部材50による車輪40のロック機構と相まって、キャスター全体の高さ方向の厚さを薄くすることができ、低重心のキャスター10を提供することができる。このため、例えば、机下方に移動可能に配置され、高さスペースを確保しにくいサイドキャビネット等のキャスターとして、好適に用いることができる。
そして、図4(a),(b)に示す車輪40の回転ロック及び回転ケース30の旋回ロックのロック解除操作は、次のようにして行う。図5(a),(b)を併せて参照して説明する。
すなわち、第3弾性部材88の付勢力に抗して操作ワイヤ90を引っ張ると、カム部材80が水平スライドして、そのカム面85によりピン部材28の上端が押圧されていく。すると、ピン部材28が下方に押し下げられて、その下端がレバー70の第3突起73を押圧して、レバー70が揺動する。それにより、レバー70の第1突起71が、スライド部材50のレバー当接部51cを押圧して、スライド部材50を第1弾性部材58の付勢力に抗してスライドさせて、車輪40の回転ロック凹部45(第1凹凸部)から、第1ロック部54が引き出されて、車輪40の回転ロックが解除されて自由回転可能となる。それと共に、レバー70の第2突起72が揺動部材60の他端を押し上げて、揺動部材60の一端が下方に揺動し、本体ケース20下面の旋回ロック凹部24(第2凹凸部)から第2ロック部62が外れて、本体ケース20に対する回転ケース30の旋回ロックが解除されて、回転ケース30が自由に水平回転可能となる。
以上のように、操作ワイヤ90を第3弾性部材88の付勢力に抗して引っ張るだけで、車輪40の回転ロックと回転ケース30の旋回ロックとの両方を一度に解除することができるので(図5(b)参照)、ロック解除操作を簡単に行うことができる。また、操作ワイヤ90を引っ張って、カム部材80を水平方向にスライドさせてロック解除する構造となっているので、前述した水平スライドするスライド部材50及び車輪40のロック構造と相まって、キャスター10全体の高さ方向の厚さを薄くした状態を維持することができる。すなわち、ロック構造のみならず、ロック解除構造も水平スライド構造としたので、キャスター10を効果的に薄くすることができ、サイドキャビネット等のキャスターとして好適に用いることができる。
図6,7には、本発明に係るキャスターの第2実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には同符号を付してその説明を省略する。この実施形態のキャスター10aは、前記回転ケース30の取付凹部32の内端面32cと、該内端面32cに揺動支持されたレバー70と、前記スライド部材50の基板51の中間壁部に設けられたレバー当接部51cとを少なくとも覆うカバー部材110を有している。
このカバー部材110は、回転ケース30の両側内面32b,32bの間隔に適合した長さで伸びる長板状の底壁111と、この底壁111の長手方向に沿った一側辺の中央から、底壁111に対して直交するように延出した立壁113と、同立壁113の端部外面に設けられた箱状のレバーカバー115とを有している。前記底壁111の長手方向両端部の裏面には、外方に向かって突出する係合突起111a,111aが設けられている。また、同底壁111の長手方向に沿った他側辺の中央には、所定幅の凹部111bが形成されている。
一方、前記回転ケース30の内端面32cの両端であって、取付凹部32の開口近傍には、前記カバー部材110の係合突起111a,111aが係合する、係合溝32d,32dがそれぞれ形成されている。これらの係合溝32d,32dの間であって、内端面32cの中央には、前記カバー部材110の凹部111bに嵌合する突条32eが突設されている。
そして、取付凹部32内にスライド部材50、レバー70、及び、一対の車輪40,40をそれぞれ配置した後、カバー部材110の取付凹部32に差し込んで、レバーカバー115を車輪40,40の間に配置してレバー70をカバーすると共に、凹部111bを突条32eに嵌合させ、一対の係合突起111a,111aを係合溝32d,32dに係合させることにより、図7に示すように取付凹部32にカバー部材110を抜け止め状態で取付けることができる。
このようにカバー部材110を取付凹部32に取付ると、その内端面32cや、レバー70、スライド部材50のレバー当接部51c等の、レバー70の近傍の連動機構を覆うことができるので、同連動機構にゴミや埃等を付着させにくくすることが可能となり、キャスターの動作不良を防止することができる。
図8〜11には、本発明に係るキャスターの第3実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には同符号を付してその説明を省略する。
この実施形態のキャスター10bは、車輪40に設けた第1凹凸部の位置が、前記第1,第2実施形態とは異なっており、それに付随して、スライド部材130やレバー70a等の形状が異なっている。
すなわち、図8,9に示すように、回転ケース30の取付凹部32には、一体形成された一対の車輪40,40が同軸的に配置されており、車輪40,40の間に設けられたボス部43の外周に、周方向に均等な間隔で凹状の回転ロック凹部45が形成されている。
また、図9に示すように、回転ケース30の取付凹部32には、上記車輪40,40を回転支持すると共にスライド部材130をスライド支持する支持部120が設けられている。この支持部120は、互いに平行な一対の側壁121,121を有しており、各側壁121には、車輪40,40間のボス部43を受け止め保持する軸受け凹部123,123がそれぞれ設けられている。また、各側壁121の基部側(内端面32c側)の内面には、ガイドリブ125が突設されている。更に、側壁121の基部側上方であって、一対の側壁121,121の間には、係合溝127を有するカバー取付壁126が設けられている。また、支持部120の先端には係合孔128が形成されている。
また、回転ケース30の底面の取付凹部32の内端面32c近傍には、一対の補助輪収容凹部36,36が形成されており、軸37aを介して一対の補助輪37,37が回転可能に収容保持されている。
スライド部材130は、前記支持部120の側壁121,121の間に挿入可能な寸法のブロック状をなしており、その先端中央及び先端下方からはリブ状の突部131,132がそれぞれ突出し、先端上方からは突起状の一対の突部133,133が突出している。図10に示すように、各突部131,132,133が前記ボス部43の回転ロック凹部45にそれぞれ係合して、車輪40,40の回転ロックがなされるようになっており、これらの突部131,132,133が本発明における「第1ロック部」をなしている。
スライド部材130の両側には、前記ガイドリブ125が入り込むガイド溝135が形成され、スライド部材130の基部側上方からは凹状のレバー当接部137が設けられており、更にスライド部材130の基端面中央には、第1弾性部材58の一端を支持するバネ支持突部138(図10参照)が突設されている。
図8及び図10に示すように、レバー70aは、軸孔75aを有する本体76と、この本体76から斜め下方に延出した第1突起71と、本体76から揺動部材60側に向けて爪状に突出した第2突起72と、本体76から車輪40側に向けてほぼ水平に延出した第3突起73とを有している。このレバー70aは、回転ケース30上面に設けられた揺動部材収容凹部38に隣接して設けられたレバー支持凹部39に、軸孔75aに挿通された軸77を嵌着させて、回転ケース30に揺動可能に装着されている。
更にこのキャスター10bには、カバー部材が装着されるようになっている。このカバー部材140は、全体として前記車輪40,40間に適合する幅で形成されており、板状の底壁141と、この底壁141の一端からR部を介して垂設した立壁143とを有し、前記底壁141の両側縁からは一対の側壁145,145が立設している。各側壁145には、車輪40,40間のボス部43を回転支持する軸受け凹部146が設けられている。また、前記底壁141の他端からは前記係合溝127(図9参照)に係合する係合突起147が突設しており、更に、前記立壁143の先端からは、前記係合孔128(図8,9参照)に係合する係合爪148が突設している。
上記各部材は次のように装着される。すなわち、上記のようにレバー70aが揺動支持された状態で、支持部120の奥方に第1弾性部材58を配置し、ガイドリブ125にガイド溝135を整合させて、支持部120内にスライド部材130を押し込んで、前記バネ支持突起138を介して第1弾性部材58を圧縮配置すると共に、凹状のレバー当接部137内にレバー70aの第1突起を挿入し、更に軸受け凹部123,123に車輪40,40間のボス部43を配置して、回転ケース30の軸孔33a及び車輪40の中心孔41に軸47を挿入する。これにより、車輪40,40が取付凹部32に回転可能に取付けられると共に、スライド部材130がガイド(ガイドリブ125及びガイド溝135)を介してスライド支持され、かつ、図10に示すように、第1弾性部材58により車輪40側に向けて弾性付勢されて、各突部131,132,133が回転ロック凹部45にそれぞれ係合して、車輪40,40の回転が常時ロックされるようになっている。
そして、取付凹部32に配置された車輪40,40間にカバー部材140を整合させて、その係合突起147及び係合爪148を、回転ケース30の係合溝127及び係合孔128にそれぞれ係合させることにより、カバー部材140が取付凹部32にカバー部材140が装着される。
上記のように、カバー部材140を取付凹部32に取付けると、支持部120全体を覆って、レバー70a及びスライド部材130をカバーすると共に、車輪40,40間のボス部43をカバーして、レバー70a近傍の連動機構だけでなく、スライド部材130やボス部43外周の回転ロック凹部45を覆うことができるので、ゴミや埃等がそれらに付着して動作不良を起こす可能性をより低減させることができる。
また、この第3実施形態においては、車輪40,40間に設けられたボス部43の外周に回転ロック凹部45を形成すると共に、スライド部材130を、車輪40,40間に位置する支持部120を介してスライド可能に配置したので、第1実施形態のコ字枠状のスライド部材50よりもスライド部材130を小型化して、第1弾性部材58を1つのコイルスプリングにすることができると共に、ロック機構を中央部に集中させて、組付け作業性を良好にすることができる。
上記構造からなるキャスター10bにおける、車輪40の回転ロック操作及び回転ケース30の旋回ロック操作と、車輪40の回転ロック解除操作及び回転ケース30の旋回ロック解除操作は、前記実施形態と同様である。
簡単に説明すると、車輪40の回転がロックされると共に回転ケース30の旋回がロックされた状態から(図10参照)、操作ワイヤ90を引っ張ると、図11に示すように、カム部材80が水平スライドして、そのカム面85によりピン部材28が下方に押され、レバー70aの第3突起73が押圧されて、レバー70aが揺動する。そして、スライド部材130の凹状のレバー当接部137内に挿入された第1突起71が、同レバー当接部137を押圧して、スライド部材130を第1弾性部材58の付勢力に抗してスライドさせ、車輪40の回転ロック凹部45から各突部131,132,133が外れて、車輪40の回転ロックが解除される。それと共に、レバー70aの第2突起72が揺動部材60の他端を押し上げて、揺動部材60の一端が下方に揺動し、旋回ロック凹部24から第2ロック部62が外れて、回転ケース30の旋回ロックが解除される。
次に、第1実施形態のキャスター10が複数設けられてなる本発明のキャスターユニットの一実施形態について説明する。
図12には、この実施形態におけるキャスターユニット10Aの概略構成図が示されている。すなわち、このキャスターユニット10Aは、サイドキャビネット等の被取付部材1の底面の所定箇所に複数取付けられたキャスター10と、被取付部材1の所定箇所に取付けられ、複数のキャスター10の集約された操作ワイヤ90を同時に引っ張るための連動装置2と、被取付部材1の所定箇所に配置され、前記連動装置2の引っ張り操作を行う操作装置3とを有している。なお、この実施形態では、被取付部材1の底面の対向する2つの角部に本発明によるキャスター10が取付けられ、残りの2つの角部にはロック機構のない通常のキャスター100が取付けられている。なお、キャスター10の代わりに、第2実施形態のキャスター10aや、第3実施形態のキャスター10bを用いてもよい。
前記連動装置2は、所定方向にスライド可能とされたスライド体2aを有しており、その一側に複数のキャスター10から延出された操作ワイヤ90の他端95がそれぞれ連結されて、複数の操作ワイヤ90が集約保持されている。一方、スライド体2aの他側にも、他の操作ワイヤ90Aの一端91が連結されている。
前記スライド体2aに連結された操作ワイヤ90Aの他端95は、図13に示す操作装置3に連結されている。この操作装置3は、筺体4と、筺体4の底壁4a及び枠状壁4bの間に支持された軸5と、軸5に軸支され所定方向に揺動可能とされた操作レバー6とを有している。筺体4の前壁4cには、操作レバー6の揺動方向に沿って伸びる鍵溝7が形成されている。この鍵溝7は、長溝状のスライド溝7aと、前記底壁4a寄りに配置され前記スライド溝7aに連設されたロック解除溝7bとからなる。また、枠状壁4bと操作レバー6との間には押しバネ6aが介装され、操作レバー6を底壁4a側に向けて弾性付勢している。更に、操作レバー6の先端と筺体4の端部との間には引きバネ6bが装着されており、操作レバー6を鍵溝7のスライド溝7aの方向に弾性付勢している。また、前記操作ワイヤ90Aの他端95は、操作レバー6の基端近傍に連結されている。
そして、操作レバー6を引きバネ6bの付勢力に抗して、スライド溝7aの基端から先端側に揺動させると、押しバネ6a及び引きバネ6bにより付勢されて、操作レバー6がロック解除溝7bに係合し、その状態が保持される。その状態で、引きバネ6b及び押しバネ6aの付勢力に抗して、操作レバー6をロック解除溝7bからスライド溝7aの先端まで揺動させると、引きバネ6bの付勢力により操作レバー6がスライド溝7aの基端まで移動する。
上記構造からなるキャスターユニット10Aを使用する際には、操作装置3の操作レバー6を操作して、鍵溝7のロック解除溝7bに係合させると、操作ワイヤ90Aを介して連動装置2のスライド体2aがスライドして、集約された操作ワイヤ90,90が同時に引っ張られるので、複数のキャスター10の回転ロック及び旋回ロックの解除を同時に行うことができる。例えば、サイドキャビネット等の被取付部材1の移動の際に、1つの操作レバー6を操作するだけで複数のキャスター10の回転ロック及び旋回ロックを解除できるので、被取付部材1をスムーズに移動させることができる。なお、複数のキャスター10の回転ロックを行う際には、操作レバー6をロック解除溝7bから外して、スライド溝7aの基端側に移動させると、複数のキャスター10の回転ロック及び旋回ロックが再びなされ、サイドキャビネット等の被取付部材1が所定位置に固定される。
1 被取付部材
2 連動装置
2a スライド体
3 操作装置
4 筺体
4a 側壁
4b 枠状壁
4c 前壁
5 軸
6 操作レバー
6a 押しバネ
6b 引きバネ
7 鍵溝
7a スライド溝
7b ロック解除溝
10,10a,10b キャスター
10A キャスターユニット
20 本体ケース
21 取付フランジ
22 隔壁
22a ピン挿通孔
22b 環状溝
22c ボール
23 ボス部
23a 環状突部
24 旋回ロック凹部(第2凹凸部)
25 スライド空間
25a 軸孔
26 切欠き
26a 溝部
27 蓋体
27a ネジ
28 ピン部材
30 回転ケース
31 上面
31a 装着孔
31b ボール受け溝
31c 逃げ孔
32 取付凹部
32a バネ受け座
32b,32b 両側内面
32c 内端面
32d 係合溝
32e 突条
33 ガイド溝
33a 軸孔
35 レバー支持壁
35a 軸受け凹部
36 補助輪収容凹部
37 補助輪
37a 軸
38 揺動部材収容凹部
39 レバー支持凹部
40 車輪
41 中心孔
43 ボス部
45 回転ロック凹部(第1凹凸部)
47 軸
50 スライド部材
51 基板
51a 切欠き
51b バネ受け座
51c レバー当接部
52,52 両側部
52a 切欠き
52b ガイドリブ
54 第1ロック部
58 第1弾性部材
60 揺動部材
61 軸孔
62 第2ロック部
63 軸
65 第2弾性部材
70,70a レバー
71 第1突起
72 第2突起
73 第3突起
75 筒体
75a 軸孔
76 本体
77 軸
80 カム部材
81 空隙
82 ワイヤ係止溝
83 軸スライド孔
85 カム面
86 軸
87 軸
88 第3弾性部材
88a 軸
90,90A 操作ワイヤ
91 一端
92 保護筒
92a 係止溝
94 係止板
95 他端
110 カバー部材
111 底壁
111a 係合突起
111b 凹部
113 立壁
115 レバーカバー
120 支持部
121 側壁
123 軸受け凹部
125 ガイドリブ
126 カバー取付壁
127 係合溝
128 係合孔
130 スライド部材
131,132,133 突部
135 ガイド溝
137 レバー当接部
138 バネ支持突部
140 カバー部材
141 底壁
143 立壁
145 側壁
146 軸受け凹部
147 係合突起
148 係合爪

Claims (7)

  1. 本体ケースと、
    該本体ケースの下面に水平回転可能に装着された回転ケースと、
    該回転ケースに回転可能に取付けられた車輪と、
    前記回転ケース内に、水平方向にスライド可能に装着されたスライド部材と、
    前記車輪のボス部外周に設けられた第1凹凸部と、
    前記スライド部材に設けられた、前記第1凹凸部に係合する第1ロック部と、
    前記スライド部材の第1ロック部を前記車輪の第1凹凸部に向けて付勢する第1弾性部材と、
    前記本体ケースの下面の周縁に所定間隔で形成された第2凹凸部と、
    前記回転ケースに揺動可能に装着され、前記本体ケースの第2凹凸部に係合可能な第2ロック部を一端に有する揺動部材と、
    該揺動部材の第2ロック部を前記本体ケースの第2凹凸部に向けて付勢する第2弾性部材と、
    前記回転ケースに揺動可能に装着され、外周の3方向に延出される第1突起、第2突起及び第3突起を有し、第1突起は前記スライド部材に当接し、第2突起は前記揺動部材の他端に当接するレバーと、
    前記本体ケースに取付けられ、前記レバーの第3突起を押圧可能な操作部材とを備え、
    該操作部材により前記レバーの第3突起を押圧して回動させると、前記第1突起により前記スライド部材が押圧されて第1弾性部材の付勢力に抗して移動し、前記第1凹凸部と第1ロック部との係合が解除されると共に、前記第2突起により前記揺動部材の他端が押圧されて前記第2弾性部材の付勢力に抗して前記揺動部材が揺動し、前記第2凹凸部と第2ロック部との係合が解除されるように構成されていることを特徴とするキャスター。
  2. 前記回転ケースの底面には、平行な両側内面と該両側内面に直交する内端面とを有する取付凹部が形成されており、前記内端面中央部に前記レバーが揺動可能に支持され、前記スライド部材は、平面から見てコ字状をなし、その両側端部に前記第1ロック部が設けられ、その両側部と前記両側内面との間に設けられたガイドを介して水平方向にスライド可能に装着され、前記車輪は、同軸的に配置された一対のものからなり、それぞれの外側のボス部外周に前記第1凹凸部を有しており、該ボス部を前記取付凹部の両側面に当接させて回転可能に支持されており、前記スライド部材は、前記内端面との間に介装された第1弾性手段を介して、前記第1ロック部が前記第1凹凸部に圧接されるように付勢されており、前記レバーの第1当接部は、前記スライド部材の中間壁部に設けられたレバー当接部に当接している請求項1記載のキャスター。
  3. 前記取付凹部の内端面と、該内端面に支持された前記レバーと、前記スライド部材の中間壁部に設けられたレバー当接部とを少なくとも覆うカバー部材が、前記取付凹部に取付けられている請求項2記載のキャスター。
  4. 前記回転ケースの底面には、前記車輪が配置される取付凹部が形成されており、前記車輪は、同軸的に配置された一対のものからなり、それらの間に設けられたボス部に前記第1凹凸部が形成されており、前記スライド部材は、前記取付凹部の前記一対の車輪の間に配置されて、前記ボス部の第1凹凸部に向けてスライド可能に支持され、前記第1弾性手段を介して、前記第1ロック部が前記第1凹凸部に圧接されるように付勢されている請求項1記載のキャスター。
  5. 前記取付凹部の前記一対の車輪の間には、前記回転ハウジングと協動して、前記第1凹凸部が設けられたボス部と、前記スライド部材と、前記レバーとを少なくとも覆うカバー部材が設けられている請求項4記載のキャスター。
  6. 前記本体ケースは、高さ方向中間部に水平に設けられた隔壁を有し、この隔壁の下面が前記本体ケースの下面をなし、前記回転ケースは該隔壁の下面に取付けられており、この隔壁及び前記回転ケースの上面中心を貫通して、ピン部材がその下端を前記レバーの第3突起に当接させて上下摺動可能に配置され、前記隔壁の上面に水平方向にスライドするカム部材が配置され、該カム部材のカム面が前記ピン部材の上端に当接しており、該カム部材は第3弾性部材により常時はピン部材を押圧しない位置に付勢され、該第3弾性部材の付勢力に抗して該カム部材をスライドさせると、前記ピン部材が押圧されて前記レバーの第3突起が押圧されるように構成され、前記カム部材には前記第3弾性部材の付勢力に抗して該カム部材をスライドさせる操作ワイヤが連結されており、前記ピン部材、前記カム部材、前記第3弾性部材及び前記操作ワイヤによって前記操作部材が構成されている請求項1〜5のいずれか1つに記載のキャスター。
  7. 請求項6記載のキャスターが複数設けられ、これらのキャスターの操作ワイヤが途中で集約され、1つの操作レバーによって前記複数のキャスターの操作ワイヤが同時に引っ張られるように構成されていることを特徴とするキャスターユニット。
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