JP5209681B2 - プッシュラッチ - Google Patents
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Description
また、本発明のプッシュラッチは、さらに次のように構成を備えることが好ましい。
(1)プッシュ式ボタンは操作ボタンとボタン軸が別体で、前記操作ボタンが前記ボタン軸の一端に着脱可能に取り付けられる。
(2)プッシュ式ボタンのボタン軸の外周面にロック溝が形成され、前記プッシュ式ボタンの定位置において前記ボタン軸の側方のラッチ及び支持ベースの側部に前記ロック溝に向けてロック軸挿通部が形成されて、前記ロック軸挿通部の延長上にソレノイドが設置され、当該ソレノイドのプランジャがロック軸として前記ロック軸挿通部を通じて前記ボタン軸のロック溝に向けて進退可能に配置され、前記ソレノイドの通電制御により、前記ソレノイドのプランジャを押し、前記ボタン軸のロック溝に係合させることにより、前記プッシュ式ボタンの動作をロックし、前記プランジャを引き、前記プランジャと前記ロック溝との係合を解除することにより、前記プッシュ式ボタンの動作ロックを解除する。
(3)位置決めベースは断面略ハット形又は断面略U字形に形成され、中央の面に軸挿通穴を有し、支持ベースは前記位置決めベースの中央の面との間に所定の空間を画成可能に断面略ハット形又は断面略U字形に形成され、中央の面に前記位置決めベースの軸挿通穴の軸芯に同芯的に複数の分割片挿通穴を有し、前記位置決めベースは前記支持ベースとともに取付面に取り付けられ、ラッチは前記位置決めベースの中央の面と前記支持ベースの中央の面との間に配置可能に断面略U字形に形成されるとともに、一端が前記位置決めベースと前記支持ベースとの間から突出されてラッチ爪が設けられ、また、中央の面に前記位置決めベースの軸挿通穴に連通可能な軸挿通穴を有し、前記位置決めベースと前記支持ベースとの間に配置されて、両側面が前記支持ベースの両側面に軸を介して回動可能に取り付けられ、ロック軸挿通部は前記支持ベースの一方の側面にプランジャが挿通可能な穴が形成され、前記ラッチの一方の側面に前記プランジャが挿通可能にかつ当該プランジャに対して前記ラッチの回動を許容する長穴が形成されてなる。
(1)操作ボタンのプッシュ操作により、操作ボタンから延びるボタン軸を直動して、ラッチをラッチ受け部に対して離脱する方向に回動するので、プッシュ式ボタンが押しやすく、この押す力をラッチに確実に伝達することができるなど、プッシュ式ボタンの操作性を高めることができる。
(2)ボタン軸の長さは適宜変更可能で、このボタン軸の長さの調整により、プッシュ式ボタンの高さを簡易に調整することができ、プッシュ式ボタンの高さを、プッシュラッチの取付面の厚さに応じて、簡単かつ確実に調整することができる。
(3)プッシュ式ボタンの操作ボタンとボタン軸とを別体とし、操作ボタンをボタン軸の一端に着脱可能に取り付けるようにすることにより、操作ボタンのみに多様なデザインを簡単に施すことができ、プッシュ式ボタンをユーザの求めるオリジナルデザインにするなど、プッシュ式ボタンのデザインの自由度を高めることができる。
(4)プッシュ式ボタンのボタン軸の外周面にロック溝を形成し、プッシュ式ボタンの定位置においてボタン軸の側方のラッチ及び支持ベースの側部に当該ロック溝に向けてロック軸挿通部を形成し、このロック軸挿通部の延長上にソレノイドを設置して、当該ソレノイドのプランジャをロック軸としてロック軸挿通部を通じてボタン軸のロック溝に向けて進退可能に配置し、ソレノイドの通電制御により、プランジャを押し、ボタン軸のロック溝に係合させることにより、プッシュ式ボタンの動作をロックし、プランジャを引き、プランジャとロック溝との係合を解除することにより、プッシュ式ボタンの動作ロックを解除するようにすることにより、プッシュ式ボタンの操作性を損なうことなく、そのロック及びアンロックを簡易に行うことができ、このようにしてソレノイドを特定の者のみがプッシュ式ボタンの操作を行うことができるセキュリティ機能として装備することができる。
2 ラッチ
20 軸挿通穴
21 ラッチ爪
22 軸挿通穴
3 ばね部材(コイルスプリング)
4 プッシュ式ボタン
5 操作ボタン
51 取付軸
6 ボタン軸
60 ロック溝
61 段部
62 段差部(ストッパー)
63 取付軸
64 ねじ穴
65 ねじ
66 コイルスプリング
67 凹部
68 スリット
69 分割片
70 軸挿通穴
71 位置決めベース
73 分割片挿通穴
74 支持ベース
75 軸挿通穴
76 ねじ挿通穴
77 軸
78 ロック軸挿通部
79 穴
8 ソレノイド
80 長穴
81 プランジャ
9 ラッチ受け金具
90 ねじ挿通穴
91 開口
P 取付面
P1 プッシュ式ボタン用の開口
Claims (4)
- プッシュ式ボタン用の開口を有する取付面に当該取付面に平行に支持される軸を介して回動可能に取り付けられ、一端にラッチ受け部に係脱可能なラッチ爪を有するラッチと、 前記ラッチを前記ラッチ受け部に対して係合する方向に回動付勢するためのばね部材と、前記プッシュ式ボタン用の開口に配置され、前記ラッチを前記ラッチ受け部に対して離脱させる方向に押圧回動するためのプッシュ式ボタンとを備え、前記プッシュ式ボタンのプッシュ操作により、前記ラッチ爪と前記ラッチ受け部との係合を解除する形式のプッシュラッチにおいて、
前記プッシュ式ボタンは、前記プッシュ式ボタン用の開口に配置可能な操作ボタンと、前記操作ボタンから延びるボタン軸とからなり、前記ボタン軸は外周面の両端側所定の位置に外周方向に突出するストッパーを有し、また、前記操作ボタンとは反対側の端面の軸芯上にコイルスプリング装着用の凹部が形成されるとともに当該凹部の外周面は当該凹部の開口端から軸方向に向けて複数のスリットが形成されて複数の分割片をなし、
前記ラッチは、前記プッシュ式ボタンにより押圧される回動端側の所定の位置に前記プッシュ式ボタン用の開口と同芯的に、前記ボタン軸の前記操作ボタンとは反対側の端部と当該端部側一方のストッパーとの間の軸部分が挿通可能な軸挿通穴が形成され、このラッチに対して、前記取付面と前記ラッチとの間に、前記プッシュ式ボタン用の開口と同芯的に、前記ボタン軸の前記操作ボタンと前記操作ボタン側他方のストッパーとの間の軸部分が挿通可能な軸挿通部を有する位置決めベースが前記取付面に固定されて配設されるとともに、前記ラッチの背面側に、前記ラッチの軸挿通穴と同芯的に、前記ボタン軸の複数の分割片が挿通可能な複数の分割片挿通穴を有する支持ベースが前記取付面に固定されて配設され、
前記プッシュ式ボタンは前記ボタン軸が当該コイルスプリング装着用の凹部にコイルスプリングを装着され、前記各ストッパーを前記位置決めベースと前記ラッチとの間に当該位置決めベース及びラッチに近接して配置され、前記位置決めベース、前記ラッチ、及び前記支持ベース間に各軸挿通穴を挿通して取り付けられ、
常態として、前記ボタン軸と前記支持ベースとの間で圧縮される前記コイルスプリングの付勢力により前記ボタン軸が前記取付面に向けて押圧されて、前記ボタン軸の前記他方のストッパーと前記位置決めベースが係合されることにより、前記操作ボタン及び前記ボタン軸が前記取付面において前記ラッチに対して係合しない定位置に位置決めされ、
前記操作ボタンを前記コイルスプリングの付勢力に抗してプッシュ操作することにより、前記ボタン軸を直動し、前記一方のストッパーと前記ラッチとの係合により前記ラッチを押圧して、前記ラッチを前記ラッチ受け部に対して離脱する方向に回動する、
ことを特徴とするプッシュラッチ。 - プッシュ式ボタンは操作ボタンとボタン軸が別体で、前記操作ボタンが前記ボタン軸の一端に着脱可能に取り付けられる請求項1に記載のプッシュラッチ。
- プッシュ式ボタンのボタン軸の外周面にロック溝が形成され、前記プッシュ式ボタンの定位置において前記ボタン軸の側方のラッチ及び支持ベースの側部に前記ロック溝に向けてロック軸挿通部が形成されて、前記ロック軸挿通部の延長上にソレノイドが設置され、当該ソレノイドのプランジャがロック軸として前記ロック軸挿通部を通じて前記ボタン軸のロック溝に向けて進退可能に配置され、前記ソレノイドの通電制御により、前記ソレノイドのプランジャを押し、前記ボタン軸のロック溝に係合させることにより、前記プッシュ式ボタンの動作をロックし、前記プランジャを引き、前記プランジャと前記ロック溝との係合を解除することにより、前記プッシュ式ボタンの動作ロックを解除する請求項1又は2に記載のプッシュラッチ。
- 位置決めベースは断面略ハット形又は断面略U字形に形成され、中央の面に軸挿通穴を有し、支持ベースは前記位置決めベースの中央の面との間に所定の空間を画成可能に断面略ハット形又は断面略U字形に形成され、中央の面に前記位置決めベースの軸挿通穴の軸芯に同芯的に複数の分割片挿通穴を有し、前記位置決めベースは前記支持ベースとともに取付面に取り付けられ、ラッチは前記位置決めベースの中央の面と前記支持ベースの中央の面との間に配置可能に断面略U字形に形成されるとともに、一端が前記位置決めベースと前記支持ベースとの間から突出されてラッチ爪が設けられ、また、中央の面に前記位置決めベースの軸挿通穴に連通可能な軸挿通穴を有し、前記位置決めベースと前記支持ベースとの間に配置されて、両側面が前記支持ベースの両側面に軸を介して回動可能に取り付けられ、ロック軸挿通部は前記支持ベースの一方の側面にプランジャが挿通可能な穴が形成され、前記ラッチの一方の側面に前記プランジャが挿通可能にかつ当該プランジャに対して前記ラッチの回動を許容する長穴が形成されてなる請求項3に記載のプッシュラッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010181506A JP5209681B2 (ja) | 2010-08-16 | 2010-08-16 | プッシュラッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010181506A JP5209681B2 (ja) | 2010-08-16 | 2010-08-16 | プッシュラッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012041682A JP2012041682A (ja) | 2012-03-01 |
JP5209681B2 true JP5209681B2 (ja) | 2013-06-12 |
Family
ID=45898301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010181506A Active JP5209681B2 (ja) | 2010-08-16 | 2010-08-16 | プッシュラッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5209681B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0321586Y2 (ja) * | 1985-03-14 | 1991-05-10 | ||
JPH0446048Y2 (ja) * | 1986-01-22 | 1992-10-29 | ||
JPH10297434A (ja) * | 1997-04-25 | 1998-11-10 | Tokai Rika Co Ltd | 車両用制御システム |
JP2004276939A (ja) * | 2003-03-13 | 2004-10-07 | Nippon Plast Co Ltd | 車載用収容ボックス |
-
2010
- 2010-08-16 JP JP2010181506A patent/JP5209681B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012041682A (ja) | 2012-03-01 |
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