JP2005206045A - 産業用キャスター - Google Patents

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Abstract

【課題】車輪のタイヤに部材を押し当てて車輪の回転をロック状態にする構成を採らない産業用キャスターを提供する。
【解決手段】ロックリング6はスプリング8の付勢力によって矢印A方向に押圧され、タイヤホイール3とロックリング6とがテーパ係合されて両者間の相対運動が阻止されると同時に、タイヤホイール3と車軸5間の相対運動が阻止され、車輪の回転がロック状態になる。一方、ロック状態を解除する場合には、カムレバー7に外力を加えつつ当該カムレバー7を適宜方向に回転して行くと、この回転に伴い当該カムレバー7のカム溝に沿って突条6bが相対移動するとともに、ロックリング6は、カムレバー7から突条6bを介して伝達されるスプリング8の付勢力に抗する力によって矢印A方向とは反対方向に移動して行くので、カムレバー7の回転をこれ以上回転できないところまで回転して突条6bをカム溝の係止溝に係止させればよい。
【選択図】図1

Description

本発明は、車輪の回転をロック状態にすること及びこのロック状態を解除することが適宜に切換可能な産業用キャスターに関するものである。
従来から、車輪の回転をロック状態にすること及びこのロック状態を解除することが適宜に切換可能な産業用キャスターは種々知られており、そのうちの、例えば図5に示すキャスターに係る制動機構は、車輪のタイヤをロック状態にしたりこのロック状態を解除したりするものである。この制動機構では、同図において、ブレーキ解放用ペダル100の操作用アーム部100aを踏み込むと、同時にカムプレート101が同図中の時計方向に回転する一方、バネ体102によりブレーキ駆動用ペダル103が同図中の反時計方向に回動してカムプレート101の突起部101aがブレーキ駆動用ペダル103の窪みと嵌合する。これにより、カムプレート101の第1の輪郭部101bの面とブレーキ駆動用ペダル103の面とが接触した状態となり、ブレーキシュー104が車輪(タイヤ)105から離れてフリーな状態に保たれる。また、車輪105が上記フリーな状態にあるときに、ブレーキ駆動用ペダル103を踏み込むと、カムプレート101の突起部101aがブレーキ駆動用ペダル103の窪みとの嵌合から外れ、バネ体102によりブレーキ解放用ペダル100がカムプレート101とともに同図中の反時計方向に回動し、ブレーキ駆動用ペダル103がカムプレート101の第2の輪郭部101cと接する位置まで変位し、更にブレーキ駆動用ペダル103を踏み込むとカムプレート101の第3の輪郭部101dと接接する位置まで変位するようになっており、この例のキャスターに係る制動機構では、ブレーキ制動力の強弱を可能にする機能が付加されている(特許文献1)。
しかしながら、上記例のキャスターにはブレーキ制動力の強弱を可能にする機能が付加されているとは言え、この種のキャスターに設けられる制動機構は、車輪のタイヤに、上記例ではブレーキシューを押し当てて車輪の回転をロック状態にする構成が採られているために、ゴムやプラスチック等からなるタイヤを損傷させ易く、また、タイヤの摩耗による影響、即ち、上記ロック状態を得るためのブレーキペダルに対する踏み込み量に差異が生ずる影響を受け易いという問題がある。更には、ブレーキシューが押し当てられるタイヤ表面に油等が付着している場合には上記ロック状態が不良になるという問題がある。
特開平8−132813(第3頁、図1)
解決しようとする問題点は、車輪の回転をロックする場合、ゴムやプラスチック等からなるタイヤを損傷させないようにすること、また、タイヤの摩耗による影響を受け難く、タイヤ表面に付着する油等による影響を受け難くすること等であり、そのような制動機構を実現化することである。
本発明の請求項1に係る産業用キャスターは、タイヤホイールが軸受を介して車軸に装着される車輪を備えたもので、前記車輪の回転をロックするロック機構を前記タイヤホイールの内部に設けたものである。本産業用キャスターによれば、車輪のタイヤに部材を押し当てる構成を採っていないために、ゴムやプラスチック等からなるタイヤが損傷し難く、また、タイヤの摩耗による影響を受け難く、タイヤ表面に付着する油等による影響を受け難い制動機構の実現化が図れる。
本発明の請求項2に係る産業用キャスターは、前記ロック機構が、前記タイヤホイールの、前記車軸の軸方向に沿って設けられたテーパ孔に係合するロックリングと、このロックリングを、前記車輪の回転がロックされる側または当該ロックが解除される側に付勢するスプリングと、前記ロックリングの、前記スプリングの付勢力に抗する前記軸方向への移動を可能にする操作手段とを備えたものであり、この産業用キャスターにおいては、車輪の回転をロック状態にするのに、タイヤホイールのテーパ孔にロックリングのテーパ加工面を係合させる構成を採っている。
本発明の請求項3に係る産業用キャスターは、前記ロック機構が、前記タイヤホイールの、前記車軸の軸周り方向に沿って設けられた凹凸歯に係合するロックリングと、このロックリングを、前記車輪の回転がロックされる側または当該ロックが解除される側に付勢するスプリングと、前記ロックリングの、前記スプリングの付勢力に抗する前記軸方向への移動を可能にする操作手段とを備えたものであり、車輪の回転をロック状態にするのに、タイヤホイール及びロックリングの、例えば角形形状歯やインボリュート形状歯、三角形状歯等の凹凸歯を係合させる構成を採っている。
本発明の請求項4に係る産業用キャスターは、前記操作手段が、前記車軸廻りに加えられる回転を、前記ロックリングの、前記スプリングの付勢力に抗する前記軸方向への移動に変換するようにしたものであり、これにより、車輪の回転をロックしたり、ロックを解除したりする操作の利便性が向上する。
本発明の請求項5に係る産業用キャスターは、前記ロックリングの円周に放射状に複数の突条を設ける一方、前記操作手段の円周に前記突条が係合する案内溝を設け、この案内溝には、前記ロックが解除されたときまたはロックされているときに前記突条が停留するための係止溝が設けられるようにして、ロックが解除されたときに突条が案内溝に停留し車輪の回転を可能にし、またはロックされているときに突条が案内溝に停留し車輪の回転を不能にすることにより使い勝手を向上させたものである。
本発明の産業用キャスターは、車輪のタイヤに部材を押し当てる構成を採っていないために、ゴムやプラスチック等からなるタイヤが損傷し難く、また、タイヤの摩耗による影響を受け難く、タイヤ表面に付着する油等による影響を受け難いという利点がある。
本発明の第1の実施形態に係る産業用キャスターを図1〜3を参照して説明する。尚、図1は、車輪の回転がロック状態にあるときの本産業用キャスター1の構成図であり、また、図2(A)はロックリング6の正面図、同図(B)はその側面図であり、また、図3(A)はカムレバー7の平面図、同図(B)はその正面図である。
本産業用キャスター1は、タイヤ2がタイヤホイール3に装着されて車輪を構成し、かかる車輪のタイヤホイール3が、本実施の形態ではラジアル玉軸受(軸受)4を介して車軸5に装着されるものであり、本産業用キャスター1のロック機構には、タイヤホイール3のテーパ孔3cにロックリング6の下記外周面6a(図2参照)を係合させる構成が用いられている。
本産業用キャスター1のタイヤホイール3は、図1に示すように、その内部の中央部位には上記ラジアル玉軸受4が配設され、当該ラジアル玉軸受4の外輪は、この外輪の一方側端がタイヤホイール3の突条壁3aに当接する態様で当該タイヤホイール3に圧入される。そして、本実施の形態では、車軸5を軸芯としてこの突条壁3aの下端部から当該タイヤホイール3の一方側面3bに向かう傾斜角が漸減する態様で上記テーパ孔3cが設けられている。
また、車軸5は、図1に示すように、中央より同図では左側寄りのところに鍔部5aが設けられた径大の円筒部5aと、この円筒部5aの両端にネジ山がそれぞれ螺刻された径小の円筒部5bとからなり、上記ラジアル玉軸受4の内輪は、当該内輪の一方側端が鍔部5aに当接する態様で円筒部5aに圧入される。これにより、タイヤホイール3はラジアル玉軸受4を介して車軸5に装着されることになる。
尚、この円筒部5aの一方端側には、当該円筒部5aの軸方向に、本実施の形態では円周上3等分をなしてスリット溝5aが設けられており、後述するようにロックリング6は、その突条6bがこのスリット溝5aに沿って移動可能に配設される。
次に、タイヤホイール3のテーパ孔3cに係合するロックリング6、及びこのロックリング6の突条6bが、本実施の形態ではリング10を介して係合するカムレバー(操作手段)7について説明する。ロックリング6は、図2示すように、比較的薄肉の中空略円筒状のスリーブ部材であり、当該スリーブ部材の外周面6aには上記テーパ孔3cに係合するテーパ加工が施されている。そして、当該スリーブ部材には、本実施の形態では円周上3等分をなして放射状に突条6bがロックリング6の内周面6cから突出するように設けられ(図2(B)参照)、ロックリング6が本産業用キャスター1に組み付けられたときに、突出された突条6bが、車軸5のスリット溝5aに遊嵌される(図1参照)。したがって、ロックリング6は、上述のように突条6bがスリット溝5aに案内されつつ車軸5の軸方向に沿って移動可能になる。
ところで、本実施の形態に係るロックリング6においては、当該ロックリング6の、ラジアル玉軸受4に対向する側面に凹部6dが設けられており、スプリング8が、この凹部6dを一方のスプリング座とし、上記ラジアル玉軸受4の一方側面を他方のスプリング座としてロックリング6とラジアル玉軸受4間に介装される(図1参照)。そして、スプリング8は、ロックリング6を、図1中の軸方向の矢印A方向に付勢するように配設されており、したがって、本実施の形態では、スプリング8は、ロックリング6を、車輪の回転がロックされる側に、即ちタイヤホイール3とロックリング6がテーパ係合されて両者の相対運動が阻止される側に付勢している。
また、カムレバー7は、図3に示すように、お玉杓子のような形状をなす部材で、中空の略円筒部材71とこの部材71に対しオフセット形態で当該部材71に突設された細長の略矩形部材72とで構成される。このうち円筒部材71は、薄板状の基板71a上にリング状の輪板71bを立設させた形状をなし、この輪板71bには、円周に沿う態様で基板71aとは反対側に当該円周上3等分をなして図3(B)に示すような、上記突条6bが係合するカム溝(案内溝)71bがそれぞれ設けられている。但し、突条6bは、上述のようにカム溝71bに直接係合せずに、リング10を介してカム溝71bに係合するようにしており、これにより突条6bの片摩耗を防止している。かかるカム溝71bは、同図に示すように、凹状の小円弧部71b11、凹状の大円弧部71b12及び両者を結ぶ傾斜直線部71b13で構成され、小円弧部71b11と傾斜直線部71b13との連結部位が凸状をなすように形成されており、これにより、小円弧部71b11は,突条6bが停留するための係止溝として機能し、本実施の形態では、ロック状態を解除して車輪の回転を可能にしたときの上記係止溝として機能する。
このようなカムレバー7は、上記輪板71bの外周面71bをロックリング6の内周面6cに緩挿して本産業用キャスター1に組み付けられたときに、当該カムレバー7の矩形部材72に加えられる外力により車軸5廻りに回転可能になっている。かかる回転に伴い突条6bがカム溝71bに沿って相対的に移動し、かかる移動に伴って当該突条6bがカム溝71bから力を受けることとなり、これにより、ロックリング6は、スプリング8の付勢力に抗して上記矢印A方向とは反対方向に移動可能になる。
ところで、カムレバー7は、図1に示すように車軸5の円筒部5aの一方端部に取り付けられるワッシャ11により車軸5からの抜け止めがなされるとともに、カムレバー7とワッシャ11間に皿バネ12を介装して両者間に隙間を設けることにより操作性の向上が図られている。ここで、ワッシャ11は、車軸5の円筒部5bに螺着されるナット(図示せず)によって固定される。
尚、13は、ラジアル玉軸受4に対する防塵用シールドカバーである。
次に、本産業用キャスター1での制動機構の動作及びその動作解除について説明する。
図1は、上述のように制動機構が動作して、車輪の回転がロック状態にあるときを示しており、このようなロック状態にあるときには、ロックリング6はスプリング8の付勢力によって図1中の矢印A方向に押圧され、これにより、タイヤホイール3とロックリング6とがテーパ係合されて両者間の相対運動が阻止されると同時に、ロックリング6を介してタイヤホイール3と車軸5間の相対運動が阻止され、車輪の回転がロック状態になっている。このとき、突条6bは、カム溝71bの大円弧部71b12の位置に停留している。
しかるに、かかるロック状態を解除して車輪が回転できるようにするためには、カムレバー7の矩形部材72にスプリング8の付勢力に抗する外力を加えつつ当該カムレバー7を適宜方向に回転すればよい。
即ち、カムレバー7の矩形部材72に上記外力を加えつつ当該カムレバー7を適宜方向に回転して行くと、カムレバー7の回転に伴い当該カムレバー7のカム溝71bに沿って突条6bが相対移動するとともに、ロックリング6は、カムレバー7から突条6bを介して伝達されるスプリング8の付勢力に抗する力によって図1中の矢印A方向とは反対方向に移動して行くので、カムレバー7をこれ以上回転できないところまで回転して行って当該カムレバー7に加えていた外力を解放すればよい。このとき、突条6bは、カム溝71bの小円弧部71b11の係止溝に係止する状態となるので、カムレバー7に加えていた外力を解放しても、ロックリング6がスプリング8の付勢力を受けて図1中の矢印A方向に移動し車輪の回転がロック状態になることはない。
そして、再び車輪の回転をロック状態にするためには、カムレバー7に外力を加えて小円弧部71b11に係止されている突条6bの係止状態を解除しさえすれば、ロックリング6がスプリング8の付勢力によって図1中の矢印A方向に押圧され、上述のようにして車輪の回転がロック状態になる。
ところで、本実施の形態では、スプリング8を、ロックリング6に対し車輪の回転がロックされる側に付勢して用いる場合を説明したが、スプリング8を、ロックリング6に対し上記ロックが解除される側に付勢して用いるようにしてもよい。但し、この場合、本実施の形態ではタイヤホイール3のテーパ孔3c(及びロックリング6の外周面6a)は、突条壁3aの下端部から一方側面3bに向かう傾斜角が漸減するように形成されてなるものであったが、上記傾斜角を漸増するテーパ孔等に変更する必要があることはもちろんである。
次に、本発明の第2の実施形態に係る産業用キャスターを図4を参照して説明する。但し、図4は、車輪の回転がロック状態にあるときの本産業用キャスター20の構成図である。尚、図4において、図1の構成部材と同一の部材には同一番号を付し、その説明は割愛する。
本産業用キャスター20が上記産業用キャスター1と異なるところは、タイヤホイール3のテーパ孔3cにロックリング6の外周面6aを係合させる構成に代えて、タイヤホイール21の凹凸歯21aとロックリング22の凹凸歯22aとを係合させる構成にした点である。
即ち、タイヤホイール21に対しては、その一方端内周(車軸の軸周り)方向に沿って凹凸歯21aを設ける一方、ロックリング22に対しては、その側面外周(車軸の軸周り)方向に沿ってタイヤホイール21の凹凸歯21aに係合する凹凸歯22aを設ける。但し、本実施の形態では、タイヤホイール21の凹凸歯21a及びロックリング22の凹凸歯22aは、これらの歯すじ方向が車軸の軸方向に対し略垂直をなすようにそれぞれ刻設されている。尚、タイヤホイール21の凹凸歯21aは、全周に渡って設ける必要はなく、例えば円周等分に3箇所設けるようにしたものであってもよい。
本産業用キャスター20では、車輪の回転がロック状態にあるときには、ロックリング22はスプリング8の付勢力によって図4中の矢印A方向に押圧され、これにより、タイヤホイール21とロックリング22とが凹凸係合されて両者間の相対運動が阻止されると同時に、ロックリング22を介してタイヤホイール21と車軸5間の相対運動が阻止されている。
しかるに、かかるロック状態を解除して車輪が回転できるようにするためには、上述同様にしてカムレバー7の矩形部材72にスプリング8の付勢力に抗する外力を加えつつ当該カムレバー7を適宜方向に回転すれば、ロックリング6が、スプリング8の付勢力に抗する力によって図1中の矢印A方向とは反対方向に移動して行くので(これにより、タイヤホイール21とロックリング22との凹凸係合が解除されることはもちろんである。)、カムレバー7をこれ以上回転できないところまで回転して行って当該カムレバー7に加えていた外力を解放すればよい。
ところで、上述した第1及び第2の実施の形態では、軸受4とロックリング6或いは軸受4とロックリング22とは別体のものであったが、軸受4の外輪とロックリング6又はロックリング22とを一体にして構成するようにしてもよく、キャスターが小型のもので、ロックリングが樹脂成形されるようなものの場合には、コストが低減されるために好ましい。
本発明の制動機構は、従来から存する産業用キャスターの制動機構が車輪のタイヤに付設される構成を採っていたが、車輪のタイヤホイールに内蔵される構成を採っているために、従来のものに比し上記利点があることに加え、産業用キャスター自体が、制動機構を車輪の外に突出させずに嵩張らない構造となってコンパクト化される等の利点があり採用価値の高いものと言える。
本発明の第1の実施の形態に係る産業用キャスターの構成図である。 図1のロックリングの詳細図である。 図1のカムレバーの詳細図である。 本発明の第2の実施の形態に係る産業用キャスターの構成図である。 従来の産業用キャスターの構成図である。
符号の説明
1,20 産業用キャスター
2 タイヤ(車輪)
3,21 タイヤホイール(車輪)
3c テーパ孔
4 軸受
5 車軸
6,22 ロックリング
6b 突条
7 カムレバー(操作手段)
8 スプリング
21a,22a 凹凸歯
71b 案内溝(カム溝)
71b11 小円弧部(係止溝)

Claims (5)

  1. タイヤホイールが軸受を介して車軸に装着される車輪を備えた産業用キャスターにおいて、前記車輪の回転をロックするロック機構を前記タイヤホイールの内部に設けてなることを特徴とする産業用キャスター。
  2. 前記ロック機構は、前記タイヤホイールの、前記車軸の軸方向に沿って設けられたテーパ孔に係合するロックリングと、該ロックリングを、前記車輪の回転がロックされる側または当該ロックが解除される側に付勢するスプリングと、前記ロックリングの、前記スプリングの付勢力に抗する前記軸方向への移動を可能にする操作手段とを備えてなることを特徴とする請求項1に記載の産業用キャスター。
  3. 前記ロック機構は、前記タイヤホイールの、前記車軸の軸周り方向に沿って設けられた凹凸歯に係合するロックリングと、該ロックリングを、前記車輪の回転がロックされる側または当該ロックが解除される側に付勢するスプリングと、前記ロックリングの、前記スプリングの付勢力に抗する前記軸方向への移動を可能にする操作手段とを備えてなることを特徴とする請求項1に記載の産業用キャスター。
  4. 前記操作手段は、前記車軸廻りに加えられる回転を、前記ロックリングの、前記スプリングの付勢力に抗する前記軸方向への移動に変換してなるものであることを特徴とする請求項2又は3に記載の産業用キャスター。
  5. 前記ロックリングの円周に放射状に複数の突条を設ける一方、前記操作手段の円周に前記突条が係合する案内溝を設け、該案内溝には、前記ロックが解除されたときまたはロックされたときに前記突条が停留するための係止溝が設けられてなることを特徴とする請求項4に記載の産業用キャスター。
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