JP2011197664A - 音楽ファイル再生装置及びシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】この音楽ファイル再生システムでは、音楽ファイルに記録されたオーディオデータや演奏データ(MIDI等)などの音楽データを再生する音楽データ処理部(音楽ファイル再生手段)を備えた電子楽器(音楽ファイル再生装置)EMは、音楽データ再生時に、音楽ファイルのファイル名に再生制御識別子が付与されていると、音楽データ処理部による音楽データの再生態様を当該識別子の内容に対応するように制御する。このように再生される音楽ファイルのファイル名中の再生制御識別子については、音楽データ再生時にユーザ操作で再生態様を変更した場合に自動的に更新することができ、また、電子楽器EM自身にて個々のファイル名を修正したり、操作し易いユーザインターフェイスを備えたパーソナルコンピュータにてファイル名を一覧表示して修正することができる。
【選択図】図10
Description
(1)ユーザが、CD(コンパクトディスク)を個人的にリッピング(CDデータを音声データから成るファイルに変換すること)したり、或いは、プロの演奏から成る音声データをネットワーク経由で購入して取得し、得られた音声データを再生しながら演奏することでプロと一緒に演奏しているような気分を楽しむ。
(2)両手パートから成る曲について、ユーザ自身がまず左手パートを音声データとして録音し、その後、録音した左手パート音声データの再生に合わせて右手パートの演奏を練習する。或いは、伴奏パートとメロディパートとから成る曲につき、ユーザ自身がまず伴奏パートを弾いて音声データとして録音し、その後、録音した伴奏パート音声データの再生に合わせてメロディパートの演奏を練習したり楽しんだりする。
なお、音声データ(オーディオデータ)の再生に合わせて演奏する際の再生音量の調整に関する別の特徴によれば、以下の(1)〜(6)のように構成することができる。
(1)演奏操作に応じて演奏音声データ(Da)を生成する演奏音声生成手段(9A;A4,B6)と、演奏音声生成手段による演奏音声データ(Da)の生成(B6)と同時に、音声ファイル(F2、F1)に記録された音声データ(Df2、Df1)を再生するファイル音声再生手段(B5→B7)と、ファイル音声再生手段により再生される音声データ(Df2、Df1)が記録された音声ファイル(F2、F1)から演奏記録識別子(第1乃至第2形式の演奏記録識別子:例えば、“}{”、“.v116”)を検出する識別子検出手段(B2)と、識別子検出手段により演奏記録識別子(“}{”、“.v116”)が検出された場合に(B2=YES)、ファイル音声再生手段により再生される音声データ(Df2)の音量を、検出されない場合(B2=NO)と異ならせる再生音量制御手段(9C;B3→B7)とを具備する電子楽器、並びに、電子楽器として機能するコンピュータに、演奏操作に応じて演奏音声データ(Da)を生成する演奏音声生成ステップ(A4,B6)と、演奏音声生成ステップでの演奏音声データ(Da)の生成(B6)と同時に、音声ファイル(F2、F1)に記録された音声データ(Df2、Df1)を再生するファイル音声再生ステップ(B5→B7)と、ファイル音声再生ステップで再生される音声データ(Df2、Df1)が記録された音声ファイル(F2、F1)から演奏記録識別子(“}{”、“.v116”)を検出する識別子検出ステップ(B2)と、識別子検出ステップで演奏記録識別子(“}{”、“.v116”)が検出された場合に(B2=YES)、ファイル音声再生ステップで再生される音声データ(Df2)の音量を、検出されない場合(B2=NO)と異ならせる再生音量制御ステップ(B3→B7)とから成る手順を実行させるプログラム。
この構成では、演奏操作(6)に応じて演奏音声生成手段(9A)により演奏音声データ(Da)を生成する(B6)と同時に、音声ファイル(F2、F1)に記録された音声データ(Df2、Df1)を再生する際に(B5→B7)、再生される音声データ(Df2、Df1)を記録した音声ファイル(F2、F1)から演奏記録識別子(第1乃至第2形式の演奏記録識別子:例えば、“}{”、“.v116”)を検出し(B2)、演奏記録識別子(“}{”、“.v116”)が検出された場合は(B2=YES)、当該音声データ(Df2)の音量を検出されない場合(B2=NO)と異ならせる(9C;B3→B7)。例えば、第1形式と呼ばれる演奏記録識別子(“}{”)が存在し、電子楽器の演奏を録音した音声ファイルであることを識別すると、かかる音声ファイルについては、外部から取得した音声ファイルのように演奏記録識別子が存在しない場合よりも音量レベルを自動的に上げて補正した上で再生する。従って、この構成によれば、音声データの再生に合わせて演奏する際、再生される音声データの音量を、楽器演奏音とのバランスが取れた適切な音量に調整することができる。
この構成では、さらに、演奏音声生成手段(9A)により生成された演奏音声データ(Da→Df)を逐次記録すると共に、演奏記録識別子(“}{”、“.v116”)を付与して音声ファイル(F2)を作成しておき(A1〜A5)、演奏音声データ(Da)を生成する(B6)と同時に音声データ(Df2、Df1)を再生する際には(B5→B7)、作成した音声ファイル(F2)或いは外部から取得した音声ファイル(F1)に記録された音声データ(Df2、Df1)を再生する。つまり、この電子楽器による演奏音(Da)を音声ファイル(F2)として記録することができ、記録の際には(A1〜A5)、演奏記録識別子(“}{”)を付与して、この電子楽器にて演奏音を記録した音声ファイル(F2)であると識別することができるようにしておく(A1)。また、外部から音声ファイル(F1)を取得することができ、演奏音を記録した音声ファイル(F2)或いは外部から取得した音声ファイル(F1)に記録された音声データ(Df2、Df1)を再生しながら(B7)、同時に電子楽器の演奏をすることができる(B6)。従って、この構成によれば、この電子楽器で作成された音声ファイル或いは外部から取得した音声ファイルに記録された音声データの再生に合わせて演奏する際、再生される音声データの音量を、楽器演奏音とのバランスが取れた適切な音量に調整することができる。
この構成では、演奏記録識別子(第1形式の演奏記録識別子:例えば“}{”)の存在により、再生される音声データ(Df2)を記録したファイルが演奏音を記録した音声ファイル(F2)であることを識別すると(B2=YES)、当該音声データ(Df2)の再生音量を、演奏記録識別子が存在しない音声ファイル(F1)の場合(B2=NO)に比べて、この電子楽器の設計時に予め定められた所定量だけ変更する(B3→B7)。例えば、電子楽器の演奏を録音した音声ファイルであることを識別すると、このような音声ファイルについては、外部から取得した音声ファイルの場合よりも音量レベルを自動的に上げて(+12dB)補正した上で再生する。従って、この構成によれば、演奏記録識別子を音量変更の目印として利用し、再生される音声データの音量を適切な所定の値に調整することができる。
この構成では、音声ファイル(F2)に付与される演奏記録識別子(第2形式の演奏記録識別子:例えば“.v116”)には所定の音量調整量(例えば“116”)が含まれ(A1〜A5)、かかる演奏記録識別子(“.v116”)が検出された場合は、再生される音声データ(Df2)の音量を、検出されない場合(B2=NO)よりも音量調整量(“116”)だけ変更する(B3→B7)。従って、この構成によれば、機種によって夫々のダイナミックレンジが異なっていたり、演奏音を録音する際にクリップしないように音量を調整する程度が異なっているような複数種類の電子楽器の間で演奏音を録音した音声データを交換した場合であっても、再生される音声データの音量を、演奏記録識別子が示す音量調整量に従った適切な値に調整することができる。また、この音量調整量には、電子楽器に備えられた音量操作子のユーザ操作によって音量を再調整した結果を反映することができる。
この構成では、さらに、演奏記録識別子が付与されていない音声ファイル(F1)については新たに演奏記録識別子(“}{”、“.v116”)を付与したり、演奏記録識別子(“}{”、“.v116”)が既に付与された音声ファイル(F2、F1)については該演奏記録識別子を変更する(C12,C27)。例えば、他の録音機器(PCなど)で楽器演奏を録音して音声ファイル(F1)を作成した場合は、前述した(1)の場合と同様に、録音レベルを下げ気味に録音することになるが、この音声ファイル(F1)を電子楽器に取り込み、ファイル名に所定の文字を付与して演奏記録識別子(“}{”)を付けることで、演奏音を記録した音声ファイル(F2)と同等のものとして取り扱う。また、他機種の電子楽器にて楽器演奏を当該機種に対応して所定レベルで録音され演奏記録識別子が埋め込まれた音声ファイル(F1)を作成した場合は、この音声ファイル(F1)を電子楽器に取り込み、ファイルに埋め込まれた演奏記録識別子をこの電子楽器に対応した演奏記録識別子(“.v116”)に変更することで、この電子楽器のダイナミックレンジに合った再生音量でその音声データを再生する。従って、この構成によれば、このように他の録音機器や他機種の電子楽器で作成した音声ファイルについても、この電子楽器に対応した演奏記録識別子を付けることにより、適切な音量に補正することができる。
この構成では、演奏記録識別子は、音声ファイルのファイル名に1以上の文字(“}{”、“.v116”)が付与されているか否かで判断する。例えば、演奏音を音声ファイルに記録する際、演奏記録識別子として、音声ファイルの名前に所定の文字(「}{」、「.v11」)を入れることで、楽器演奏が録音された音声ファイル(F2)をファイル名で識別することができる。従って、この構成によれば、演奏記録識別子に視認性をもたせ、音声ファイルを別の再生機器(PCなど)にコピーして再生させた場合にも、楽器演奏を録音したファイルであるか、一般的なファイルであるかを視認することができる。
図1は、この発明の一実施例による電子楽器のハードウエア構成例である。この発明の一実施例による電子楽器は、中央処理装置(CPU)1、タイマ2、ランダムアクセスメモリ(RAM)3、読出専用メモリ(ROM)4、外部記憶スロット5、演奏操作検出部6、設定操作検出部7、表示部8、音声データ処理部9、ネットワークインターフェース(I/F)10、MIDIインターフェース(I/F)11等の要素を備え、これら要素1〜11はバス12を介して互いに接続される。
この発明の一実施例による電子楽器は、音声データ処理プログラムに従って動作させることができる。例えば、パーソナルコンピュータ(PC)などの外部機器において、CDからリッピングしたり、一般的な楽曲音声データを記録した音声ファイルをネットワーク経由でダウンロードしたり、音声信号の録音などをしたりして作った音声ファイルをUSBメモリに収めた後、このUSBメモリをこの電子楽器の外部記憶スロット5に記憶媒体5Mとして装着することにより、この電子楽器は、当該USBメモリ5Mに収められた音声ファイルを読み出して再生することができる。また、この電子楽器において、音声データ処理部9の音源効果部9Aで生成される音声データ即ち演奏音声データDaは、記録音量調整機能9Bによりダイナミクスを調整した後、USBメモリ5M内に用意された音声ファイルに順に記録することができる。ここで、前者のように外部から取得した音声ファイルは第1タイプ(通常タイプ)の音声ファイルF1と呼ばれ、後者のようにこの電子楽器で演奏音を記録した音声ファイルは第2タイプ(演奏記録タイプ)の音声ファイルF2と呼ばれる。そして、USBメモリ内の音声ファイルに記録される音声データ(オーディオデータ)Dfは一般にファイル音声データと呼ばれ、第1及び第2タイプの音声ファイルF1,F2内のファイル音声データDfは、それぞれ、第1及び第2タイプのファイル音声データDf1,Df2と呼ばれる。
図3〜図7は、この発明の一実施例による電子楽器において実行される音声データ処理に関する種々のフローチャートであり、図3は、メイン処理を表わすフローチャート(第1・第2実施形態で共通)を示す。図3において、この電子楽器の電源投入によりメイン処理が開始すると、CPU1は、最初のステップM0で、設定操作検出部7に対するユーザの処理項目指定操作に応じて処理を振り分ける。この操作は、この電子楽器の設定操作検出部7に設定操作子として設けられたスイッチやロータリエンコーダ等で行なわれ、所定の処理項目を指定する操作が設定操作検出部7で検出され、バス12経由でCPU1に導入される。そして、CPU1は、導入された設定操作内容に基づいて処理を振り分け、その際、適宜、ユーザ操作に有用な操作援助情報を表示部8のディスプレイに表示する。
第1実施形態では、音声ファイルに記録した第1形式の演奏記録識別子の有無により音量を切り替えるようにしているが、第2実施形態では、音量変更すべき可変の値を含む第2形式の演奏記録識別子を音声ファイルに埋め込んでおき、その値に基づいて音量を変更するように動作する。以下、このように音量変更値を含む第2形式の演奏記録識別子を用いる第2実施形態における特徴的な動作について説明する。
以上説明した第1及び第2形式の実施形態では、電子楽器の演奏音を記録して作成した第2タイプの音声ファイルF2であるか否かを識別し音量変更を指示するための識別子(演奏記録識別子)として、ファイル名に特定の文字、例えば、“}{”や“.v116”などを付与するようにしているが、これに替えて、このようなタイプを識別し音量変更を指示するためのデータを演奏記録識別子としてファイル内に埋め込むように構成することができる。この場合は、PCなどで、ファイル名で視認することができず、また、ファイル名を変更することで演奏記録識別子を付ける或いは取るということもできない。ファイルに演奏記録識別子が付いているか否かを確かめたり、演奏記録識別子を付けたり取ったりすることは、そのための専用の機能を備えた電子楽器で行われる。以下、このように演奏記録識別子をファイル内に埋め込む場合の実施形態について、より具体的に説明する。なお、以下の説明では、典型的なファイル形式として、WAV形式を想定しているが、もちろん他の形式でもよい。
(A)ファイル録音処理:外部記憶メディア(USBメモリ)にあるファイルと重ならないファイル名を生成する際(A1)、ファイル名の拡張子の前に演奏記録識別子:“}{”を含ませることはしない。音声ファイルを作成する際は(A3,A5)、fmtチャンク、空のdataチャンク及びメーカ固有チャンクから成るファイルを生成し、メーカ固有チャンクには、演奏音を記録して作成したことを表わす演奏記録識別子を書き込んでおく。
(B)ファイル再生演奏処理:ステップB2では、「選択されたファイルのファイル名の拡張子の前に識別子はあるか?」という判断をするのに替えて、「選択されたファイル内に識別子はあるか?」という判断をする。
(C)ファイル識別子付与処理1:ステップC12では、「ユーザ操作に応じてファイル名を変更する」のに替えて、「ユーザ操作に応じて演奏記録識別子を含むメーカ固有チャンクの演奏記録識別子の挿入或いは削除をする」という処理をする。そして、ステップC13では、「演奏記録識別子が新規に挿入されたか?」という判断をする。
変更値に応じて再生音量を切り替えることができる。ただし、前述した第2形式の実施形態と次の点が異なる。
(A)ファイル録音処理:外部記憶メディア(USBメモリ)にあるファイルと重ならないファイル名を生成する際(A1)、ファイル名の拡張子の前に演奏記録識別子:“.v116”を含ませることはしない。音声ファイルを作成する際は(A3,A5)、fmtチャンク、空のdataチャンク及びメーカ固有チャンクから成るファイルを生成し、メーカ固有チャンクには、音量の調整量を表わす演奏記録識別子(例えば、12dB音量を上げることを意味する“v116”という文字列型データ)を書き込んでおく。
(B)ファイル再生演奏処理:ステップB2では、「選択されたファイルのファイル名の拡張子の前に識別子はあるか?」という判断をするのに替えて、「選択されたファイル内に識別子はあるか?」という判断をする。
(C)ファイル識別子付与処理2:ステップC27では、ファイル名に識別子の付与或いは置換えをするのに替えて、ファイル内のメーカ固有チャンクに識別子の付与或いは置換えをする。
以上の説明では、電子楽器において、オーディオデータ(音声データ)が記録された音楽ファイル(音声ファイル)の名称から所定の識別子(演奏記録識別子)が検出されたときにオーディオデータの再生音量を制御するものについて述べたが、再生音量だけでなく、再生速度や再生チャンネルのミュート、パン(音像定位位置)等、種々の再生態様を制御したり、さらに、MIDI等の演奏データについても、同様に、このような再生態様を制御するように構成することができる。以下、オーディオデータ(音声データ)や演奏データ等の音楽データが記録された音楽ファイルの名称から所定の識別子(再生制御識別子)が検出されたときにオーディオデータや演奏データの再生態様を制御するようにした第二の実施例について説明する。
図9は、この発明の第二の実施例による音楽ファイル再生システムのハードウエア構成例を表わしており、この発明の第二の実施例による音楽ファイル再生システムは、音楽ファイル再生装置として機能する電子楽器EM、及び、汎用の情報処理装置として利用されるパーソナルコンピュータPCにより構成される。電子楽器EMは、CPU1、RAM3、ROM4、外部記憶スロット5、記憶装置5A、演奏操作検出部6、設定操作検出部7、表示部8、音楽データ処理部9、通信インターフェース(I/F)10等の要素を備え、これら要素1〜10はバス12を介して互いに接続される。
この発明の第二の実施例による音楽ファイル再生システムでは、ファイル再生処理プログラムに従って、オーディオデータや演奏データなどの音楽データが記録された音楽ファイルの名称(ファイル名)に、「再生制御識別子」と呼ばれる所定の識別子を付与(付加)しておき、電子楽器EMの音楽データ処理部9で音楽ファイルを再生する際に、音楽ファイルのファイル名に所定の識別子が付与されていることを検出すると、音楽データ処理部9での音楽データの再生態様が当該識別子の内容に対応するように制御される。図10は、この発明の第二の実施例による音楽ファイル再生システムで利用される再生制御識別子の例を示し、図中、ファイル名の例における下線部は、再生制御識別子を示す。
できる。図示の例では、通常のファイル名の後に、(1)の識別子「.volume127」及び(3)の識別子「.speed+3」を連続させた再生制御識別子「.volume127.speed+3」を付加しており、これにより、全体の再生音量(volume)をレベル「127」になるように且つ再生速度(speed)を「3」の割合だけ上げるように制御する。
図11〜図14は、この発明の第二の実施例による音楽ファイル再生システムにおいて実行される音楽ファイル再生処理に関係する種々のフローチャートであり、図11は、電子楽器処理を表わすフローチャートを示す。この電子楽器処理は、この電子楽器EMの電源投入により開始し、以後、電源のシャットダウンまでずっと繰り返される。なお、音楽ファイル再生処理に直接関係しない処理は省略している。電子楽器EMのCPU1は、最初のステップE0で、設定操作検出部7に対するユーザの処理項目指定操作を待ち、かかる操作があると、指定された処理項目に応じて処理を振り分ける(図3のステップM0と同様に動作)。ここで、処理項目として「ファイルの授受」が指定されると、ステップE1に進んで、通信I/F10経由でパーソナルコンピュータPCとファイルの授受を行い、その後、ステップE0に戻り、処理項目指定操作を待機する。なお、パーソナルコンピュータPCとの間で、可搬メディア即ち記憶媒体5Mの交換をすることによっても、ファイルの授受を行うことができる。
F1,F2 第1及び第2タイプの音声ファイル、
Df:Df1,Df2 ファイル音声データ(数字は第1、第2タイプを示す)、
Db:Db1,Db2 調整後ファイル音声データ(数字は第1、第2タイプを示す)、Dc 加算部9Dからサウンドシステム13に出力される出力音声データ、
9 音声データ処理部又は音楽データ処理部。
Claims (3)
- 音楽ファイルに記録された音楽データを再生する音楽ファイル再生手段と、
前記音楽ファイル再生手段により再生される音楽データが記録された音楽ファイルのファイル名から所定の識別子を検出する識別子検出手段と、
前記識別子検出手段により所定の識別子が検出されたことに応じて、前記音楽ファイル再生手段による音楽データの再生態様を当該識別子の内容に対応するように制御する再生制御手段と
を具備することを特徴とする音楽ファイル再生装置。 - さらに、
ユーザ操作に応じて、前記音楽ファイル再生手段により再生されている音楽データの再生態様の変更を指示する変更指示手段と、
前記変更に応じて、前記音楽ファイル再生手段により再生された音楽データのファイル名を、当該変更の内容に対応する識別子を含むファイル名に変更するファイル名変更手段と
を具備することを特徴とする請求項1に記載の音楽ファイル再生装置。 - 音楽ファイルに記録された音楽データを再生する音楽ファイル再生手段と、
前記音楽ファイル再生手段により再生される音楽データが記録された音楽ファイルのファイル名から所定の識別子を検出する識別子検出手段と、
前記識別子検出手段により所定の識別子が検出されたことに応じて、前記音楽ファイル再生手段による音楽データの再生態様を当該識別子の内容に対応するように制御する再生制御手段と、
前記音楽ファイル再生手段により再生される音楽データが記録された音楽ファイルのファイル名を表示するファイル名表示手段と、
ユーザ操作に応じて、前記ファイル名表示手段により表示されたファイル名を修正するファイル名修正手段と
を具備することを特徴とする音楽ファイル再生システム。
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