JP2004120551A - データ再生装置、データ記録装置、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】メモリカード制御部11では、メモリカードMに記録された画像データを読み出し、画像復号部12では画像データを復号し、画像表示部13では復号された画像データを再生する。再生制御部14では、メモリカードMに記録された画像データの再生順序又は再生時間を制御する。再生制御部14では、メモリカードMに記録された画像データファイルのファイル名及び当該ファイルの存在するディレクトリのディレクトリ名を示す文字列に含まれる再生制御情報を基に、画像データの再生順序等を決定し、連続再生を行う。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ再生装置、データ記録装置、プログラム、及び記録媒体に関し、より詳細には、複数の画像データ及び/又は音声データを連続再生するデータ再生装置、その連続再生を可能とするファイルとしてデータを記録するデータ記録装置、それら装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム、及びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、複数の画像データ又は音声データ(以下、単にデータ)を連続再生する再生装置が様々な形態で提案されている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1に記載されている再生装置においては、記録媒体に記録されたデータの全部或いは一部を対象とし、ユーザが再生順序を任意に指定して生成した再生リスト情報を別途記録媒体に記録することが可能である。再生時には、記録媒体に記録されたこの再生リスト情報を用いてデータの連続再生を行うことで、ユーザの意図した順序でのデータの連続再生が実現されている。
【0003】
ところで、近年、デジタルスチルカメラ,シリコンオーディオプレーヤ,PDA(Personal Digital Assistant),PC(Personal Computer)といった全く異なる機器間で、コンパクトフラッシュ,スマートメディア,マルチメディアカード,SDカードといった着脱可能な記録媒体が共通に用いられ、当該記録媒体を介して、異なる機器間でデータを共通に利用できる環境が構築されている。
【0004】
しかしながら、このような環境下では、当該記録媒体を使用する機器を特定できないため、別の機器によって、データの追加や削除、編集といった操作が容易に可能であり、当該記録媒体に記録されたデータと再生リスト情報との対応関係の一貫性が保障されない。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−251486号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述のごとく、従来技術による再生装置では、ユーザが所望の順序でデータの連続再生を行うための再生リスト情報を別途記録媒体に記録し、連続再生時に利用していたが、デジタルスチルカメラ,シリコンオーディオプレーヤ,PDA,PCといった全く異なる機器間で、コンパクトフラッシュ,スマートメディア,マルチメディアカード,SDカードといった着脱可能な記録媒体を共通に用いる環境下では、当該記録媒体に記録されたデータと再生リスト情報の対応関係の一貫性が保障されないという問題がある。
【0007】
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、着脱可能な記録媒体に再生リスト情報を別途記録する必要もなく、当該記録媒体を全く異なる機器間で共通に用いる環境下で、別の機器によってデータの追加や削除、編集といった操作が実行された場合でも、データの連続再生をユーザの希望に応じて行うことが可能な、データ再生装置、その装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム、及びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することをその目的とする。
【0008】
また、本発明は、上述のデータ再生装置においてユーザが所望するデータ連続再生を実行することが可能なファイルとして、データを記録媒体に記録することが可能な、データ記録装置、その装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム、及びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを他の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述のごとき課題を解決するために、入力データの存在するディレクトリ名及びファイル名に連続再生時の再生順序を制御するための制御情報を含めておくことで、再生リスト情報を別途記録する必要もなく、データ再生装置において、ユーザが所望の順序又は開始時間でデータを連続再生することを可能とする。
【0010】
本発明は、符号化された画像データ及び/又は符号化された音声データをファイルとして複数記録した着脱可能な記録媒体を装着し、前記記録媒体から各ファイルを読み出してデータを再生するデータ再生装置であって、前記画像データ及び/又は音声データを復号する1つ以上の復号手段と、該復号されたデータを出力する1つ以上のデータ出力手段と、前記記録媒体に記録されたデータの再生順序又は再生時間を制御する再生制御手段と、を備え、各ファイルのファイル名、及び/又は各ファイルが属するディレクトリのディレクトリ名は、前記データの再生順序又は再生時間を決定する再生制御情報を含み、前記再生制御手段は、前記再生制御情報に基づき前記データの再生順序又は再生時間を制御することを特徴としたものである。
【0011】
また、本発明は、上述のごときデータ再生装置において、前記再生制御情報は、前記データの再生順序を表す再生順序情報を含み、前記再生制御手段は、前記再生順序情報に基づき、前記データの再生順序を決定するようにしてもよい。また、本発明は、他の形態として、上述のごときデータ再生装置において、前記再生制御情報は、前記データの再生開始時間を表す再生開始時間情報を含み、前記再生制御手段は、前記再生開始時間情報に基づき、前記データの再生開始時間を決定するようにしてもよい。
【0012】
また、本発明は、上述のごときデータ再生装置において、前記再生制御情報は、前記データを連続再生するか否かを表す連続再生可否情報を含み、前記再生制御手段は、前記連続再生可否情報に基づき、前記データを連続再生するか否かを決定するようにしてもよい。また、本発明は、他の形態として、上述のごときデータ再生装置において、前記再生制御情報は、前記データの再生回数を表す繰り返し再生制御情報を含み、前記再生制御手段は、前記繰り返し再生制御情報に基づき、前記データの再生回数を決定するようにしてもよい。
【0013】
本発明は、さらに、他の形態として、上述のごときデータ再生装置において前記記録媒体からファイルを読み出すことで外部データを入力する外部データ入力手段を備え、該外部データ入力手段は、前記記録媒体が装着されたことを検知し、前記記録媒体に記録されたファイルの連続再生を開始するようにしてもよい。
【0014】
また、本発明は、上述のごとき課題を解決するために、データ記録装置において、入力データの存在するディレクトリ名及びファイル名に連続再生時の再生順序を制御するための制御情報を含めたファイルとしてデータを記録することで、データ再生装置側においてユーザが所望の順序又は開始時間でデータを連続再生することを可能とする。このデータ記録装置は、着脱可能な記録媒体に、符号化された画像データ及び/又は符号化された音声データをファイルとして複数記録するデータ記録装置であって、各ファイルのファイル名、及び/又は各ファイルが属するディレクトリのディレクトリ名を、前記データの再生順序又は再生時間を決定する再生制御情報を含むよう、作成又は変更して、前記記録媒体に記録する記録手段を備えることを特徴としたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明に係るデータ再生装置は、着脱可能な記録媒体に記録されたデータに対し、データの存在するディレクトリ名及びファイル名に連続再生時の再生制御情報を含めておくことで、再生リスト情報を別途記録媒体に記録する必要が生じず、ユーザの所望する、データの連続再生を実行することを可能とする。以下、本発明の実施形態を、データの記録された記録媒体としてメモリカードを例示して説明するが、コンパクトフラッシュ,スマートメディア,マルチメディアカード,SDカードといったメモリカードメディアだけでなく、CD,CD−R,CD−RW,DVD,DVD−R,DVD−RW,DVD−RAM等の光ディスクメディア、フロッピーディスクやハードディスク等の磁気ディスクメディア、MO等の光磁気ディスクも利用可能である。
【0016】
図1は、本発明の第1の実施形態に係るデータ再生装置の一構成例を示すブロック図である。
本発明の第1の実施形態に係るデータ再生装置10は、複数の画像データが個別の画像データファイルとして記録された着脱可能な記録媒体であるメモリカードMから、各ファイルを読み出して画像データを再生する装置であり、メモリカード制御部11,画像復号部12,画像表示部13,再生制御部14を備えるものとする。メモリカード制御部11は、メモリカードMに記録された画像データを読み出すための制御部であり、上述のごとき他の記録媒体に記録されたデータを読み出すためには、基本的に他の記録媒体用の制御部が必要となる。画像復号部12には復号手段を備え、その復号手段により画像データを復号し、画像表示部13では復号された画像データを再生する。このように、画像表示部13に限らず、本発明に係るデータ再生装置には、復号手段によって復号された画像データを出力する1つ以上のデータ出力手段を備える必要がある。また、再生制御部14には、記録媒体(ここではメモリカードM)に記録された画像データの再生順序又は再生時間を制御する再生制御手段を備え、その再生制御手段により画像データの再生順序及び再生タイミングを制御する。
【0017】
データ再生装置10では、再生制御部14が、再生制御情報を基に、画像データの再生順序等を決定し、連続再生を行う。再生制御手段は、この再生制御情報に基づきデータの再生順序又は再生時間を制御することとなる。ここで、再生制御情報とは、メモリカードMに記録された画像データファイルのファイル名及び当該ファイルの存在するディレクトリのディレクトリ名を示す文字列に含まれる情報を指す。すなわち、各ファイルのファイル名、及び/又は各ファイルが属するディレクトリのディレクトリ名は、データの再生順序又は再生時間を決定する再生制御情報を含むものとする。なお、再生制御情報の具体例を含めた詳細は後述する。
【0018】
図2は、図1のデータ再生装置において再生されるべきデータが記録された記録媒体(メモリカード)におけるディレクトリ及びファイル構成を説明するための図である。
まず、本実施形態に係るデータ再生装置10で再生する画像データについて説明する。データ再生装置10では、所定の符号化方式で符号化され、所定の画像ファイルフォーマットに従って記録された画像データを用いる。画像データの符号化方式及び画像ファイルフォーマットとしては、JPEG,GIF,PNG,BMP等様々なものがあるが、画像復号部12に所望の符号化方式及び画像ファイルフォーマットに対応した復号装置を用いることで、いかなる方式でも利用可能である。このように、データ再生装置10には、画像復号部12において、画像データを復号する1つ以上の復号手段を設けておく必要がある。以下の説明では、便宜上、画像データファイルとしてJPEGファイルを用い、当該データがJPEGファイルであることを示す拡張子、“.JPG”をファイル名の語尾に付加するものとする。
【0019】
また、画像データは、メモリカードM上では、例えば図2に示すようなディレクトリ1D及びファイル1Fの構成をもつデータ階層構造1に基づいて記録されているものとする。図2に示すデータ階層構造1は、メモリカードMには、2つのディレクトリが存在し、ディレクトリSLIDESHOWに5つのJPEGファイル(00000.JPG〜00004.JPG)が、ディレクトリMISCに1つのJPEGファイル00005.JPGが記録された状態を示している。
【0020】
なお、図2はあくまでもディレクトリ及びファイル構成の一例であり、本実施形態のデータ再生装置10が扱うディレクトリ数やファイル数を制限するものでも、サブディレクトリや画像データ以外のファイルの有無を制限するものでもない。
【0021】
次に、再生制御部14がデータの連続再生の制御に用いる再生制御情報について説明する。本実施形態のデータ再生装置10では、個々の画像データであるJPEGファイルのファイル名及び当該ファイルの存在するディレクトリ名を示す文字列の一部を再生制御情報として用いる。
【0022】
再生制御情報としては様々なものが利用可能であるが、例えば、当該画像ファイルの連続再生を許可するか否かを表す情報(以下、連続再生可否情報)、当該画像ファイルの再生順序を表す情報(以下、再生順序情報)、当該画像データの再生開始時間を表す情報(以下、再生開始時間情報)、繰り返し再生を行うか否か、或いは、繰り返し再生の回数を表す情報(以下、繰り返し再生制御情報)などが挙げられる。予めこれらの再生制御情報を所定の文字列フォーマットで画像データのファイル名又は、ディレクトリ名又はその一部に記録しておくことで、所望の画像データを所望の再生順序等で自動的に連続再生することが可能となる。また、これら単独情報ではなく、複数組み合わせた情報を、再生制御情報としてもよく、いずれにせよ、この再生制御情報に基づいてデータ再生に係る処理が決定される。例えば、連続再生可否情報はデータを連続再生するか否かを表す情報であり、再生制御手段はこの連続再生可否情報に基づきデータを連続再生するか否かを決定する。また、再生順序情報はデータの再生順序を表す情報であり、再生制御手段はこの再生順序情報に基づきデータの再生順序を決定する。また、再生開始時間情報はデータの再生開始時間を表す情報であり、再生制御手段はこの再生開始時間情報に基づきデータの再生開始時間を決定する。さらに、繰り返し再生制御情報はデータの再生回数を表す情報であり、再生制御手段はこの繰り返し再生制御情報に基づきデータの再生回数を決定する。
【0023】
図3は、図1のデータ再生装置におけるデータ連続再生処理を説明するためのフロー図である。
次に、本実施形態のデータ再生装置10におけるデータ連続再生処理について、図3の動作フローを参照しながら説明する。また、画像データが図2で示される場合の具体的な動作例を合わせて説明する。なお、以下の説明では、再生制御情報として連続再生可否情報及び再生順序情報を用いた場合について説明し、図2の例では、連続再生可否情報は、ディレクトリ名を表す文字列が、“SLIDESHOW”であるか否か、再生順序情報は、拡張子“.JPG”を除くファイル名が表す文字列とし、その文字列の表す数値の番号順に再生を行うものとする。
【0024】
外部からユーザの操作等で画像データの連続再生要求があった場合、或いはメモリカードMが装着されたことをメモリカード制御部11が検知した場合、再生制御部14は、メモリカード制御部11を介してメモリカードMにアクセスし、入力画像データのファイル名及びディレクトリ名の一覧を取得する(ステップS1)。図2の例の場合、6つのJPEGファイル00000.JPGから00005.JPGのファイル名及びディレクトリ名一覧が取得される。なお、検知に関しては、メモリカード制御部11にはメモリカードMからファイルを読み出すことで外部データを入力する外部データ入力手段を備え、この外部データ入力手段により、メモリカードMが装着されたことを検知し、メモリカードMに記録されたファイルの連続再生を開始するようにするとよい。
【0025】
次に再生制御部14は、取得された一覧の中のファイル名及びディレクトリ名から、再生制御情報である連続再生可否情報を抽出し、連続再生が許可されないファイルのファイル名は一覧から除外する(ステップS2)。図2の例の場合、ディレクトリMISCに記録されているファイルのファイル名“00005.JPG”が一覧から除外される。
【0026】
次に再生制御部14は、残った一覧のファイル名及びディレクトリ名から、再生制御情報である再生順序情報を抽出し、再生順に当該ファイル名及びディレクトリ名を並べ替えた再生リストを作成する(ステップS3)。図2の例の場合、00000.JPG、00001.JPG、00002.JPG、00003.JPG、00004.JPGの順でファイル名を並べてリストにした再生リストが作成される。
【0027】
次に再生制御部14は、メモリカード制御部11に対し、再生リストの先頭のファイル名に対応する画像データの画像復号部12へのデータ転送要求を行い、メモリカードMから読み出された当該画像データが画像復号部12へ転送される(ステップS4)。図2の例の場合、00000.JPGが画像復号部12へ転送される。
【0028】
次に画像復号部12は、画像データを復号し(ステップS5)、復号結果が画像表示部13で再生される(ステップS6)。図2の例では、00000.JPGが復号され再生される。
【0029】
次に再生制御部14は、所定の時間が経過する間待機し(ステップS7)、所定の時間経過後、当該画像データの再生を完了したものとして、当該画像データのファイル名を再生リストから削除する(ステップS8)。図2の例では、ファイル名“00000.JPG”が再生リストから削除される。本実施形態のデータ再生装置10では、再生対象のデータが静止画像のため所定の時間経過を再生完了の判定条件としているが、静止画像の代わりに動画像の画像データや音声データ等を用いる場合は、その再生時間を再生完了の判定条件としても勿論構わない。また、再生順序情報の代わりに再生開始時間情報を用いた場合には、次の画像データの再生開始時間によって当該画像データの再生完了を判定できる。
【0030】
再生開始時間情報の例としては、ファイル名が時間,分,秒を示す文字列“HHMMSS”から成るものが考えられる。例えばディレクトリSLIDESHOWに4つのJPEGファイル123005.JPG、123015.JPG、123040.JPG、123110.JPGが存在する時、再生リストには上記の順でファイル名が書き込まれる。図3のステップS6のデータの再生は再生装置の時計が時刻12時30分5秒となった時に開始される。他の3つのファイルも同様に、時刻がそれぞれ12時30分15秒、12時30分40秒、12時31分10秒となった時、各時刻に対応するファイル名を持つファイルの再生が開始される。なお、再生時間(或いは再生開始時間)としては、時刻ではなく、最初のファイルが再生されてからの時間を指すようにしてもよい。
【0031】
次に、再生リストに未再生のデータがあるか否かをチェックする(ステップS9)。未再生のデータが残されている場合は、ステップS4へ戻って残りのデータの再生を継続する。未再生のデータがなければ、連続再生を終了する。図2の例では、残りの4つのファイル00001.JPGから00004.JPGを順に00000.JPGと同様に再生した後、連続再生を終了する。
【0032】
以上、本実施形態のデータ再生装置として、1種類の画像データ(JPEGファイル)を対象としたデータ再生装置(この例では画像再生装置ともいえる)について説明したが、取り扱うデータが音声データ、動画像データなどの場合についても同様に適用可能である。また、連続再生可否情報の例としてディレクトリ名を用いる方法を示したが、ディレクトリ名の代わりにファイル名を用いてもかまわない。例えば図2のファイルは全てルートディレクトリに属するものとし、連続再生の可否は文字列“SS”(Slide Showの略)の有無によって示す。ルートディレクトリに、ファイルSS00000.JPG、SS00001.JPG、SS00002.JPG、SS00003.JPG、SS00004.JPG、00005.JPGの6個のファイルがある場合、最初の5個のファイルのファイル名のみが再生リストに加えられ、連続再生の動作は上述のものと同様となる。
【0033】
本実施形態によれば、メモリカードに記録されたデータのディレクトリ名、及びファイル名に再生制御情報を予め埋め込むことで、再生リストを別途記録しておくことなく、ユーザが所望の再生順序でデータの連続再生を実現することができる。例えば、他の機器或いはこのデータ再生装置により、ファイルが削除された場合には、存在するファイルに対して時系列順にデータの連続再生を行うようにしておけばよい。また、再生制御情報として連続再生可否情報を用いることで、メモリカードに記録された一部のデータを選択して連続再生を行うことができ、再生制御情報として再生順序情報を用いることで、入力データの再生順序を任意に変更して連続再生を行うことができ、再生制御情報として再生開始時間情報を用いることで、入力データの再生開始タイミングを任意に変更して連続再生を行うことができ、再生制御情報として繰り返し再生制御情報を用いることで、入力データの連続再生回数の制御を行うことができる。さらに、外部データ入力手段により、メモリカードの装着を検知して、自動的にメモリカードに記録されたデータの連続再生を行うこともできる。
【0034】
図4は、本発明の第2の実施形態に係るデータ再生装置の一構成例を示すブロック図である。
次に、本発明の第2の実施形態として、画像データと音声データを再生するデータ再生装置について説明する。
【0035】
本発明の第2の実施形態に係るデータ再生装置20は、図1のデータ再生装置10の構成に、音声データを復号する音声復号部25と、復号された音声データを再生するデータ出力手段の一例としてのスピーカ26とを加えた構成となっている。なお、図4中、21はメモリカード制御部、22は画像復号部、23は画像表示部、24は再生制御部、をそれぞれ示しており、これらの構成要素は図1のデータ再生装置10のそれらと同様であり説明を省略する。
【0036】
なお、音声データの符号化方式及び音声ファイルフォーマットも様々なものがあるが、画像データの場合と同様、音声復号部25に所望の符号化方式及び音声ファイルフォーマットに対応した復号装置を用いることで、いかなる方式でも利用可能である。このように、データ再生装置20には、音声復号部25において、音声データを復号する1つ以上の復号手段を設けておく必要がある。以下の説明では、便宜上、音声データファイルとしてMP3(MPEG Audio Layer3)ファイルを用いるものとし、当該データがMP3ファイルであることを示す拡張子“.MP3”をファイル名の語尾に付加するものとする。
【0037】
本実施形態のデータ再生装置20を用いて、画像データ或いは音声データをデータ毎に連続再生する方法については、第1の実施形態のデータ再生装置10の場合と同様、各画像データ及び音声データに対し異なる再生順序情報を設定することで可能であり、詳しい説明は省略する。
【0038】
図5は、図4のデータ再生装置において再生されるべきデータが記録された記録媒体(メモリカード)におけるディレクトリ及びファイル構成を説明するための図である。
ここでは、画像データと音声データを同時に連続再生する方法について、図5を用いて以下に説明する。画像データ及び音声データは、メモリカードM上では、例えば図5に示すようなディレクトリ2D及びファイル2Fの構成をもつデータ階層構造2に基づいて記録されているものとする。図5に示すデータ階層構造2は、1つのディレクトリSLIDESHOWが存在し、3つのJPEGファイル00000.JPG〜00002.JPGと、3つのMP3ファイル00000.MP3〜00002.MP3とが記録された状態を示している。
【0039】
第1の実施形態の場合と同様に、拡張子を除くファイル名が表す文字列を再生順序情報とする場合、JPEGデータとMP3データに同一の再生順序情報が割り当てられている。このような再生順序情報の割り当てを行うことで、000000.JPGと00000.MP3のペア、00001.JPGと00001.MP3のペア、00002.JPGと00002.MP3のペアを順次同期再生することとする。また、再生順序情報の代わりに再生開始時間情報を用いれば、画像データ、音声データそれぞれを任意のタイミングで同時に連続再生させることも可能である。
また、連続同期再生を行う画像データ及び音声データは複数のディレクトリに分散して記録されていても構わない。例えば図10に示すディレクトリ構成及びファイル構成のように、3つのJPEGデータ00000.JPG〜00002.JPGがディレクトリIMAGE_SS、3つのMP3ファイル00000.MP3〜00002.MP3がディレクトリSOUND_SSに記録されている場合は、再生可否情報として、“IMAGE_SS”,“SOUND_SS”を用いるものとすれば、図5の例と同様に画像データと音声データの同期連続再生が可能である。
【0040】
なお、画像データと音声データを同時に連続再生するデータ再生装置の別形態としては、画像データとして静止画像データの代わりに動画像データを用いる構成でもかまわない。また、本実施形態による効果は、対象が画像データ及び音声データとなっているだけで、第1の実施形態と基本的に同様である。
【0041】
図6は、本発明の第3の実施形態に係るデータ再生装置の一構成例を示すブロック図である。
次に本発明の第3の実施形態として、画像データを音声データと多重された動画像データとする場合のデータ再生装置30について説明する。図6で例示するデータ再生装置30は、第2の実施形態に示したデータ再生装置の構成に、入力動画像データを符号化された画像データと音声データに分離する多重分離部37を加えた構成となっている。なお、図6中、31はメモリカード制御部、32は画像復号部、33は画像表示部、34は再生制御部、35は音声復号部、36はスピーカをそれぞれ示しており、これらの構成要素は図4のデータ再生装置20のそれらと同様であり説明を省略する。
【0042】
なお、動画像データの符号化方式及び動画像ファイルフォーマットも様々なものがあるが、画像データ、音声データの場合と同様、多重分離部37、画像復号部32、音声復号部35に所望の画像及び音声符号化方式及び動画像ファイルフォーマットに対応した多重分離装置及び復号装置を用いることで、いかなる方式でも利用可能である。以下の説明では、便宜上、入力動画像データファイルとしてMPEGファイルを用いるものとし、当該データがMPEGファイルであることを示す拡張子“.MPG”をファイル名の語尾に付加するものとする。
【0043】
図7は、図6のデータ再生装置において再生されるべきデータが記録された記録媒体(メモリカード)におけるディレクトリ及びファイル構成を説明するための図である。
動画像データは、メモリカードM上では、例えば図7に示すようなディレクトリ3D及びファイル3Fの構成をもつデータ階層構造3に基づいて記録されているものとする。図7に示すデータ階層構造3は、メモリカードMには、2つのディレクトリが存在し、ディレクトリSLIDESHOWに5つのMPEGファイル(00000.MPG〜00004.MPG)が、ディレクトリMISCに1つのMPEGファイル00005.MPGが記録された状態を示している。
【0044】
本実施形態のデータ再生装置30を用いた動画像データの連続再生方法については、第1の実施形態のデータ再生装置の場合と同様である。例えば、連続再生可否情報は、ディレクトリ名を表す文字列が、“SLIDESHOW”であるか否か、再生順序情報は、拡張子“.MPG”を除くファイル名が表す文字列とし、その文字列の表す数値の番号順に再生を行うものとすれば、図7に示されるディレクトリ及びファイル構成の場合、00000.MPGから番号順に00004.MPGまでの5つのMPEGファイルが順次連続再生される。
【0045】
次に、繰り返し再生の回数を示す繰り返し再生制御情報について説明する。各MPEGファイルをそれぞれ何回繰り返すかを示す制御情報の例として、MPEGファイルの文字列に、「繰り返し」を示す文字列“REP”と、それに続けて繰り返し回数を数字で示す方法が考えられる。例えば図7において、ファイル00002.MPGの代わりにファイル00002REP3.MPGがあるとすると、他のファイルは一回再生すると次のファイルの再生に移るのに対し、ファイル00002REP3.MPGについては三回繰り返し再生された後、次のファイル00003.MPGの再生に移ることとなる。
【0046】
複数ファイルを連続再生したあと、再び最初のファイルに戻って連続再生を繰り返すよう制御する場合は、ディレクトリ名に同様の文字列と繰り返し回数を示すようにしてもよい。例えば図7において、ディレクトリSLIDESHOWの代わりにディレクトリSLIDESHOW_REP4があるとすると、ファイル00000.MPGから00004.MPGまでの連続再生が4回繰り返され、再生処理が終了することとなる。また、繰り返し回数を制限しない(再生処理を強制的に停止させるまで何度でも連続再生を繰り返す)ことを示すには、文字列“_REP”の後に繰り返し回数を示す数字を続けないこととしてもよい。
【0047】
連続再生の繰り返し制御を示す他の方法として、連続再生の最初のファイルのファイル名に「連続再生の繰り返し」を示す文字列“DO”とそれに続けて繰り返し回数を数字で示す方法が考えられる。例えば図7において、ファイル00001.MPGの代わりにファイル00001DO4.MPGがあるとすると、連続再生の繰り返し処理は上述のディレクトリSLIDESHOW_REP4についての処理と同様となる。また、本実施形態による効果は、対象が画像データ及び音声データとなっているだけで、第1の実施形態と基本的に同様である。
【0048】
以上、再生するデータとして、画像データのみ、画像データと音声データ、音声データと多重された動画像データの3種類の場合について、本発明に係るデータ再生装置を説明したが、再生するデータの種類はこれらに限られるものではない。映画字幕のようなテキストデータにも適用可能であるし、音声データと多重された動画像データと副音声データの同期再生、複数の音声データの同期再生等様々なデータの組み合わせでも利用可能である。
【0049】
図8は、本発明の一実施形態に係るデータ記録装置の一構成例を示すブロック図である。
本発明の一実施形態に係るデータ記録装置40は、上述した各実施形態に係るデータ再生装置においてユーザが所望するデータ連続再生を実行することが可能なファイルとして、符号化された画像データ及び/又は符号化された音声データを着脱可能な記録媒体に記録する記録手段を備える。すなわち、データ記録装置40は、入力データの存在するディレクトリ名及びファイル名に連続再生時の再生順序を制御するための制御情報(再生制御情報)を含めたファイルとして、データを記録媒体に記録することで、データ再生装置側においてユーザが所望の順序又は開始時間でデータを連続再生することを可能とする。記録手段は、各ファイルのファイル名、及び/又は各ファイルが属するディレクトリのディレクトリ名を、データの再生順序又は再生時間を決定する再生制御情報を含むよう、作成又は変更して、記録媒体に記録する手段であり、図8のデータ記録装置40においては、記録制御部42に含まれるものとする。なお、ここでも同じくメモリカードMを例に挙げてデータ記録装置を説明する。また、再生制御情報については、データ再生装置において上述した通りであり、説明を省略する。
【0050】
記録制御部42では、データの新規作成、ファイル名の新規付与、ディレクトリ構造の新規階層分けなどに対応するだけでなく、既存のデータを上述したデータ再生装置でユーザ所望の連続再生が可能なよう、順序や開始時間を指定してファイル名やディレクトリ名を書き換える(更新する)ことをも可能とする。記録制御部42は、ユーザ所望の順序又は再生開始時間に合わせて、ファイル名、又はファイル名及びディレクトリ名を、付与或いは階層分けするか、若しくは変更するかして、データを記録(保存)するよう、メモリカード制御部41を制御する。メモリカード制御部41は、メモリカードMにデータを書き込むための制御部であり、上述のごとき他の記録媒体に記録されたデータを書き込むためには、基本的に他の記録媒体用の制御部が必要となる。なお、本発明は、データ記録装置40に上述のごときデータ再生装置を組み合わせたデータ再生・記録装置としての形態も採り得る。
【0051】
以上、本発明のデータ再生/記録装置をその構成要素(各部)毎に説明してきたが、上述した各実施形態におけるデータ再生/記録装置をコンピュータ(情報処理装置)にて実現する場合の形態の一構成例を、図9に示す一般的な情報処理装置の構成例を参照して説明する。なお、本発明のデータ再生/記録装置は、上述の構成要素(各部)の一部だけでなく、全部をハードモジュールとして構成することも可能である。
【0052】
本発明に係るデータ再生/記録装置で取り扱われるデータは、その処理時に一時的にRAM(Random Access Memory)52に蓄積される。また、コンピュータをデータ再生装置及び/又はデータ記録装置として機能させるための、CPU51の処理を記述する制御プログラム及び必要データ(再生制御情報としてのファイル名やディレクトリ名の意味などを示すデータ等)が、ROM53等の記憶部に蓄積されている。CPU(中央演算処理装置)51はこの制御プログラムを読み出すことにより、本発明に係る所定のデータ再生/記録をデータ再生要求/データ記録要求等に対して施し、その結果を、出力装置56又はCRT,LCD,PDP等の表示装置55などに出力することとなる。データ再生の場合には、入力装置54としての記録媒体駆動装置に装着された記録媒体に対し、スピーカ,プリンタ,通信ポート等の出力装置56或いは表示装置55)に出力することとなる。一方、データ記録の場合には、例えば入力装置54及び出力装置56としての機能する記録媒体駆動装置において読み込まれた記録媒体中のファイルを、ユーザの希望(ユーザの所望するデータ再生順序,再生開始時間など)に応じて、ファイル名の変更,ディレクトリ階層分けなどにより、その記録媒体或いは他の記録媒体に記録することとなる。
【0053】
また、各種ユーザが使用する際に容易となるような表示装置55用のグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を備え、各種設定画面、処理方法の選択画面、処理の途中経過や途中結果等は、表示装置55を通してユーザに提示され、必要な場合には、キーボード,マウス(ポインティングデバイス)等からユーザが処理に必要なパラメータを入力・修正することで指定するようにすればよい。また、その他の処理の実行中に作られる中間データもRAM52に蓄積され、必要に応じて、CPU51によって読み出し、修正・書き込みが行われる。なお、CPU51,RAM52やROM53の記憶部,入力装置54,表示装置55,出力装置56は、バス(内部バス)57により接続されるか、各要素の一部がLAN等のネットワークを介して接続されていればよい。なお、ネットワークを介した通信も、CPU51による指示に従って制御されることとなる。
【0054】
以上、本発明のデータ再生/記録装置を中心に各実施形態を説明してきたが、フロー図を参照して説明したように、上述した各実施形態におけるデータ再生/記録装置の処理手順を実行するデータ再生/記録方法や各ステップを含むデータ再生/記録方法としての形態も採り得る。また、本発明は、コンピュータをそれら装置として機能させるための、或いはコンピュータにそれら装置の処理手順(それらのデータ再生/記録方法)を実行させるためのプログラムとしての形態も可能である。
【0055】
さらに、本発明は、それらプログラムやデータを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体としての形態も可能である。記録媒体としては、本発明においてデータ再生/記録用の記録装置と同様に、各種ROMやRAM等が想定でき、これら記録媒体に上述した本発明の各実施形態の装置の機能をコンピュータに実行させ、データ再生/記録の機能を実現するためのプログラム(又はプログラム及びデータファイル)を記録して流通させることにより、当機能の実現を容易にする。そして図9で説明したような情報処理装置に上述のごとくの記録媒体を装着して、情報処理装置によりプログラムを読み出すか、若しくは情報処理装置が備えている記録媒体に当プログラムを記憶させておき、必要に応じて読み出すことにより、本発明に係わるデータ再生/記録の機能を実行することができる。
【0056】
【発明の効果】
本発明によれば、着脱可能な記録媒体に再生リスト情報を別途記録する必要もなく、当該記録媒体を全く異なる機器間で共通に用いる環境下であっても、すなわち別の機器によってデータの追加や削除、編集といった操作が実行されようとも、データの連続再生をユーザの希望に応じて行うことが可能となる。
【0057】
また、本発明によれば、データ再生装置においてユーザが所望するデータ連続再生を実行することが可能なファイルとして、データを記録媒体に記録することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るデータ再生装置の一構成例を示すブロック図である。
【図2】図1のデータ再生装置において再生されるべきデータが記録された記録媒体(メモリカード)におけるディレクトリ及びファイル構成を説明するための図である。
【図3】図1のデータ再生装置におけるデータ連続再生処理を説明するためのフロー図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係るデータ再生装置の一構成例を示すブロック図である。
【図5】図4のデータ再生装置において再生されるべきデータが記録された記録媒体(メモリカード)におけるディレクトリ及びファイル構成を説明するための図である。
【図6】本発明の第3の実施形態に係るデータ再生装置の一構成例を示すブロック図である。
【図7】図6のデータ再生装置において再生されるべきデータが記録された記録媒体(メモリカード)におけるディレクトリ及びファイル構成を説明するための図である。
【図8】本発明の他の実施形態に係るデータ記録装置の一構成例を示すブロック図である。
【図9】一般的な情報処理装置の構成例を示す図である。
【図10】ディレクトリ構成及びファイル構成を示す図である。
【符号の説明】
M…メモリカード、1,2,3…データの階層構造、1D,2D,3D…ディレクトリ、1F,2F,3F…ファイル、10,20,30…データ再生装置、11,21,31,41…メモリカード制御部、12,22,32…画像復号部、13,23,33…画像表示部、14,24,34…再生制御部、25,35…音声復号部、26,36…スピーカ、37…多重分離部、40…データ記録装置、42…記録制御部、51…CPU、52…RAM、53…ROM、54…入力装置、55…表示装置、56…出力装置、57…バス。
Claims (12)
- 符号化された画像データをファイルとして複数記録した着脱可能な記録媒体を装着し、前記記録媒体から各ファイルを読み出してデータを再生するデータ再生装置であって、
前記画像データを復号する1つ以上の復号手段と、
前記復号手段によって復号された画像データを出力する1つ以上のデータ出力手段と、
前記記録媒体に記録された画像データの再生順序又は再生時間を制御する再生制御手段と、を備え、
各ファイルのファイル名、及び/又は各ファイルが属するディレクトリのディレクトリ名は、前記データの再生順序又は再生時間を決定する再生制御情報を含み、
前記再生制御手段は、前記再生制御情報に基づき前記データの再生順序又は再生時間を制御することを特徴とするデータ再生装置。 - 符号化された音声データをファイルとして複数記録した着脱可能な記録媒体を装着し、前記記録媒体から各ファイルを読み出してデータを再生するデータ再生装置であって、
前記音声データを復号する1つ以上の復号手段と、
前記復号手段によって復号された音声データを出力する1つ以上のデータ出力手段と、
前記記録媒体に記録された音声データの再生順序又は再生時間を制御する再生制御手段と、を備え、
各ファイルのファイル名、及び/又は各ファイルが属するディレクトリのディレクトリ名は、前記データの再生順序又は再生時間を決定する再生制御情報を含み、
前記再生制御手段は、前記再生制御情報に基づき前記データの再生順序又は再生時間を制御することを特徴とするデータ再生装置。 - 符号化された画像データ及び/又は符号化された音声データをファイルとして複数記録した着脱可能な記録媒体を装着し、前記記録媒体から各ファイルを読み出してデータを再生するデータ再生装置であって、
前記画像データを復号する1つ以上の画像データ復号手段と、
該復号された画像データを出力する1つ以上の画像データ出力手段と、
前記音声データを復号する1つ以上の音声データ復号手段と、
該復号された音声データを出力する1つ以上の音声データ出力手段と、
前記記録媒体に記録された画像データ及び/又は音声データの再生順序又は再生時間を制御する再生制御手段と、を備え、
各ファイルのファイル名、及び/又は各ファイルが属するディレクトリのディレクトリ名は、前記データの再生順序又は再生時間を決定する再生制御情報を含み、
前記再生制御手段は、前記再生制御情報に基づき前記データの再生順序又は再生時間を制御することを特徴とするデータ再生装置。 - 前記再生制御情報は、前記データの再生順序を表す再生順序情報を含み、前記再生制御手段は、前記再生順序情報に基づき、前記データの再生順序を決定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載のデータ再生装置。
- 前記再生制御情報は、前記データの再生開始時間を表す再生開始時間情報を含み、前記再生制御手段は、前記再生開始時間情報に基づき、前記データの再生開始時間を決定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載のデータ再生装置。
- 前記再生制御情報は、前記データを連続再生するか否かを表す連続再生可否情報を含み、前記再生制御手段は、前記連続再生可否情報に基づき、前記データを連続再生するか否かを決定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1に記載のデータ再生装置。
- 前記再生制御情報は、前記データの再生回数を表す繰り返し再生制御情報を含み、前記再生制御手段は、前記繰り返し再生制御情報に基づき、前記データの再生回数を決定することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1に記載のデータ再生装置。
- 前記記録媒体からファイルを読み出すことで外部データを入力する外部データ入力手段を備え、該外部データ入力手段は、前記記録媒体が装着されたことを検知し、前記記録媒体に記録されたファイルの連続再生を開始することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1に記載のデータ再生装置。
- 着脱可能な記録媒体に、符号化された画像データ及び/又は符号化された音声データをファイルとして複数記録するデータ記録装置であって、各ファイルのファイル名、及び/又は各ファイルが属するディレクトリのディレクトリ名を、前記データの再生順序又は再生時間を決定する再生制御情報を含むよう、作成又は変更して、前記記録媒体に記録する記録手段を備えることを特徴とするデータ再生装置。
- 請求項1乃至8のいずれか1に記載のデータ再生装置として、コンピュータを機能させるためのプログラム。
- 請求項9記載のデータ記録装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
- 請求項10又は11記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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