JP2011174460A - 板金タービンハウジング - Google Patents

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Abstract

【課題】ターボチャージャのスクロール部中心部に配置されるセンターコアを流路出口部、ベアリング嵌合部、及び支柱を鋼管材から一体的に形成して、スクロール部本体の熱変形によるチップクリアランスの変化を防止すると共に、コスト及び重量軽減を図ると共に、タービンの耐久性および信頼性および耐衝撃性を向上する。
【解決手段】板金製のスクロール部材5、7を向い合わせに突合せ溶接して形成されるタービンハウジングで、スクロール部3の中心部に配置されるセンターコア部は、タービンホイールの周囲を囲繞するハウジング部93と、タービンホイールを軸支するベアリング嵌合部91と、ハウジング部93とベアリング嵌合部91との円周方向に間隔を有して架橋した複数の支柱92とを一体的に鋼材から形成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、エンジンの排気ガスのエネルギーを利用してエンジンに対する過給圧を発生させるターボチャージャに採用される板金製のタービンハウジングに関し、特に、タービンハウジングのセンターコア部の周辺構造に関する。
従来、図9に示すように、タービンハウジング001はスクロール部002と,タービンホイール004の外周部を囲繞するコア部003と, 排気ガス流路出口部005とを一体的に鋳造している。鋳造製であるので各部の肉厚が厚く、熱容量が大きく、排気浄化触媒の上流側に設置すると、触媒暖気の妨げとなる。近年の排気ガス規制強化の観点から、ハウジングを板金で薄肉軽量化して熱容量を低下させることは、触媒の暖気を促進して、触媒を活性化させて触媒浄化性能を向上する上で重要である。
板金製のタービンハウジングを採用する場合には板金部は薄く強度が弱いため、タービン動翼の回転軸を支持するベアリングが配設されるベアリングハウジング側の部材と、排気ガス流路出口側の部材とを連結して固定する支柱部位が必要となる。
この支柱に関して、先行技術として、特許文献1(特開2008−106667号公報)に関する内容を図10に示す。図10に示すように周方向に複数の柱状連結部081を有した連結リング08が開示されている。また、ベアリングハウジング側フランジ03、ノズル壁面フランジ05、連結リング08はそれぞれ別部品として製作され、連結リング08とノズル壁面フランジ05とは全周溶接(W6)され、さらに、連結リング08とベアリングハウジング側フランジ03とは全周溶接(W7)されている。また、特許文献1の第二実施例では、ベアリングハウジング側フランジ03、ノズル壁面フランジ05、連結リング08は予め一体鋳造した単一の鋳造部品として製作されたものが開示されている。
ベアリングハウジング側フランジ03、ノズル壁面フランジ05、連結リング08それぞれを別部品として製作し、それぞれを全周溶接すると、部品点数の増加によるコストアップが発生し、且つ全周溶接に伴う熱ひずみが発生し、ひずみ量を考慮すると、ハウジング部とタービンとのクリアランス量を多めにする必要があり、クリアランス量を多めにするとタービンの駆動性能が低下し、結果的にターボチャージャの性能低下になる不具合を有している。
また、単一の鋳造品にした場合には、鋳物の鋳口などの無駄な材料使用量が多くなり、精度が確保し難い。
更には、鋳造品とするため、部材が厚くなり、熱容量が大きく、排気浄化触媒の触媒暖気の妨げとなる不具合を有している。
更には、板金製のタービンハウジングを採用する場合には板金製により軽量化を図ることができるが、強度低下を生じやすく、タービンロータが何らかの過回転を発生してバーストした場合においても、破片を飛散させないという耐衝撃性を成立するための構造を構築する必要がある。
特開2008−106667号公報
そこで、本発明は、これら問題に鑑みてなされたもので、ターボチャージャのスクロール部中心部に配置されるセンターコアを流路出口部、ベアリング嵌合部、及び支柱を鋼管材から一体的に形成して、スクロール部本体の熱変形によるチップクリアランスの変化を防止すると共に、コスト及び重量軽減を図ると共に、タービンの耐久性および信頼性を向上し、更にはタービンハウジングの耐衝撃性を向上することを課題とする。
本発明はかかる目的を達成するもので、エンジン排気マニホールド下流に装着され、排気ガスによってタービンを駆動するターボチャージャの渦状の排ガス通路を構成するスクロール部が板金製のスクロール部材によって形成される板金タービンハウジングにおいて、前記スクロール部の中心部に配置されるセンターコア部は、一端側に形成されて前記タービンの周囲を囲繞するハウジング部と、他端側に成されて前記タービンを軸支するベアリングを嵌合するベアリング嵌合部と、前記ハウジング部と前記ベアリング嵌合部との間を円周方向に間隔を有し、タービンの軸芯方向に架橋した複数の支柱部とを備え、これら前記ハウジング部、前記ベアリング嵌合部及び前記支柱部が鋼材からなる環形状で、且つ一体的に形成されたことを特徴とする。
このような構成にすることにより、従来の鋳造製のセンターコアに対し、鋼材を環形状に一体成形したセンターコアとしたので、肉厚を薄くでき、熱容量が小さくなるのでタービン部の温度上昇が早くなり、排気ガス浄化装置の暖気が促進され、排気ガス浄化装置の浄化作用が効率よく処理できる効果を有している。
ターボチャージャの重量が軽くなると共に、鋼材の加工品なので従来の鋳造製に比較してコスト低減が可能となる。
また、鋼材によって一体的に成形したタービンハウジングによって、ベアリングハウジング側フランジ、ノズル壁面、連結リング等の部分を製作するため、別部品を溶接することに伴う熱ひずみを考慮する必要がなく、ハウジング部とタービンとのクリアランス量を小さくでき、チップクリアランスを多めにすることによるタービンの駆動性能の低下を防止できる。
さらに、鋼板製の一体成形のため、複雑形状の鋳物構造よりも強度を確保し易く、板厚の設定により耐衝撃性の向上が容易である。
また、本願発明において好ましくは、前記支柱部の前記タービン軸芯方向視における断面形状が排気ガス流の上流側角部及び下流側角部のそれぞれを鋭角に形成して、上流側面及び下流側面をガス流に沿うように傾斜させるとよい。
このような構成により、排気ガスはスクロール部を旋回しながら中心側に向ってからタービン部に流れる際に、排気ガスの流れに沿った面としたので、支柱部による流路抵抗が低減でき、タービン動翼の効率向上、信頼性向上が図れる。
なお、支柱の断面積は、ベアリングハウジング側の部材とタービン動翼の外側を形成する流路出口側の部材とを連結し、且つ、タービン動翼との隙間を一定に保持できるような剛性および強度を確保するのに必要とする断面積を有している。
また、本願発明において好ましくは、前記スクロール部は、前記一端の前記ハウジング部に固着される板金製の第1スクロール部と、前記他端の前記ベアリング嵌合部に固着される板金製の第2スクロール部とを有し、前記第1スクロール部と前記第2スクロール部との接合構造は前記スクロール部の外周部にて突合せ溶け込み溶接とするとよい。
このような構成により、スクロール部は排ガスの脈動により、引張力及び曲げ力が作用するので、曲げ力に対して有利な突合せ溶け込み溶接とすることで、タービンハウジングの信頼耐久性の向上と、接合部をスクロール部外周部とすることで、溶接作業の容易化の効果が得られる。
また、本願発明において好ましくは、前記タービンの周囲を囲繞する前記ハウジング部の板厚を前記タービンの外周側に対応する部分を他の部分より増加させて形成するとよい。
このように、ハウジング部のタービン外周側に対応する部分の板厚を増大して厚くすることによって、タービンロータが何らかの過回転を発生してバーストした場合においても、破片の飛散によってハウジング部の損傷を最小限に抑えることができ、タービンハウジングの耐衝撃性が向上する。
さらに、前記板厚が増加される部分が、少なくとも前記タービンのタービンホイールの外周側に対応する部分であるとよい。
このように、板厚を増大させる部分が、少なくとも前記タービンのタービンホイールの外周側に対応する部分であることによって、すなわち、タービンロータが何らかの過回転を発生してバーストした場合において、ホイールの破片等が飛散する部位はタービンホイールの外周側であるので、その部分を少なくとも厚くすることによって、破片の飛散によってハウジング部の損傷防止を効率よく防止できる。
また、本願発明において好ましくは、前記スクロール部の板金製のスクロール部材が二重壁構造からなるとよい、このようにスクロール部の板材を二重構造とすることによって、スクロール部の耐衝撃性が向上するため、タービンロータの過回転によるバースが生じた場合においても、破片等がスクロール部材を貫通して外部に飛散することが確実に防止される。
また、二重構造とすることにより、内部壁が内部ガスによる熱負荷部、外部壁がガスリーク防止部との機能分担が可能になるため、軽量化を維持すると共に、ターボチャージャの性能向上を図ることができ、更にはタービンハウジングの耐衝撃性も向上できる。
鋼材を環形状に加工したセンターコアとしたので、肉厚が薄くなり、熱容量が小さくなるのでタービン部の温度上昇が早くなり、排気ガス浄化装置の暖気が促進され、排気ガス浄化装置の浄化作用が効率よく処理できる効果を有している。
さらに、肉厚を薄くすることができたので、ターボチャージャの重量が軽くなると共に、鋼管材の加工品なので従来の鋳造製に比較してコスト低減が可能となる。
本発明の第1実施形態に係るタービンハウジングの概要構成を示す斜視図を示す。 図1のA−A線要部断面図を示す。 図1のB−B線要部断面図を示し、タービンホイールを組み込んだ状態を示す。 支柱部分の断面説明図を示す。 第2実施形態を示し、図3に対応する要部断面図である。 破片がスクロール部材を貫通して外部に飛散する破損モードを示す。 タービンホイールの運動エネルギーの時間経過による変化を示す。 第3実施形態を示し、図3に対応する要部断面図である。 従来技術のハウジング部が鋳造製である場合の説明図を示す。 従来技術の板金製タービンハウジングの要部概略構成図を示す。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではない。
(第1実施形態)
図1〜図4を参照して、本発明の第1実施形態に係るタービンハウジンについて説明する。
図1、2に示すように、板金製のタービンハウジング1は大きく分けてスクロール部3と、センターコア部9と、出口管部23とからなり、さらに、スクロール部3は向かい合わせて接合される第1スクロール部5と、第2スクロール部7とからなっている。そしてこれら4つの部材が溶接接合されることでタービンハウジング1が形成される。
渦巻状のガス通路を形成するスクロール部3は、第1スクロール部5と、第2スクロール部7の2つの部材を突合せて、その全周において突合せの部分を突合せ溶け込み溶接接合して、ガス通路を形成している。
溶接は片側すみ肉溶接でなく、板金材の先端同士を突合せてその部分を突合せ溶け込み溶接にて接合している。
また、第1スクロール部5および、第2スクロール部7は薄板の板金材で、材質はオーステナイト系ステンレス鋼等の耐熱鋼を成形加工して構成されるとよい。
突合せ溶け込み溶接部aはスクロール部3の外周部で、且つタービンホイール24の軸線方向においてスクロール部3の中間位置としている。
従って、それぞれのスクロール部はガス通路をスクロール方向にほぼ半割にした断面形状を有している。
スクロール部3の外周部はエンジンからの排気ガス流の脈動により、スクロール部3の外周部の壁面に対し、該壁面の垂直方向に排気ガスの圧力が作用するため、溶接部の構造を引張力に有利な突合せ溶け込み溶接とすることで、溶接部の耐久信頼性を向上させている。
従来構造のように、接合部を重ねた片方の端縁に隅肉溶接した場合には、スクロール部3の外周部の壁面に対し、該壁面の直角方向に排気ガスの圧力が作用すると溶接部端部に曲げ力が作用して、溶接部の板部材が重合っている側の溶接端縁に剥がれ方向の作用力が発生すると共に応力集中が発生し易くなり、耐久信頼性が劣ることが考えられる。
スクロール部3の旋回中心部には、センターコア部9が設けられ、このセンターコア部9は全体に略円筒形状をし、他端側にタービンホイール24(図3参照)の回転軸25を支持するベアリングが配設されるベアリング嵌合部91と、一端側に形成されタービンホイール24の外周を囲繞してガス排出口を形成するハウジング部93と、ベアリング嵌合部15とハウジング部93との間に円周方向に間隔を有して架橋された複数の支柱92とで構成され、一体的に形成されている。センターコア部9は、多軸盤による機械加工にて容易に形成される。
尚、センターコア部9の素材を鋼管材から中実の棒材から削りだしても、第一実施例と同様のセンターコア部9を製造できる。
センターコア部9は機械加工品なので、仕上がり寸法精度が高く、タービンホイール24の外周とのクリアランスd(図3)を少なくすることができ、クリアランスdから排気ガスの洩れが少なくなり、タービンホイール24と同軸的に結合されたコンプレッサホイール(図示省略)の駆動力を向上させることが可能となり、ターボチャージャ全体の性能アップとなる。
また、センターコア部9は鋼管材なので材質強度が高いので各部の厚みを薄くでき、重量も軽減できる。
従って、センターコア部9は各部の厚みを薄くできたので熱容量が小さくなり、センターコア部9の排気ガス温度による温度上昇が早く、排気ガス温度の低下をエンジン始動後早い時期に抑制することが可能となり、排気ガス系統の下流側に配置された排気ガス浄化装置の触媒の暖気を促進し、浄化作用を効果的に且つ、速く作用させることができる。
さらには、センターコア部9は鋼管材を一体的に機械加工して形成するため、別作業の溶接が不要になると共に、機械加工の多軸盤を自動制御することにより、大幅なコスト低減が可能となる。
センターコア部9の支柱92は、スクロール部3内を渦巻き方向に流れるガスが、中心側に向けてスムーズに流れることができる流路94を確保するとともに、ベアリング嵌合部91とハウジング部93とを結合するために、タービンホイール24の外側に周方向に間隔をおいて複数本設けられる。
図4はタービンホイール24の軸方向視における複数の支柱92が周方向に配置されると共に、その支柱92の断面形状を示し、支柱92はベアリング嵌合部15と流路出口部17とを有する略円筒形状のセンターコア部9(図2参照)を機械加工、例えば切削加工によって当該支柱92となる部分を残してその間を切除することで加工して、切除した箇所に流路94を形成する。
支柱92は、タービンホイール24の軸方向視における断面形状が排気ガス上流側面95に上流側傾斜角度θ1(鋭角)の平面を形成し、また、下流側面96に対しては下流側傾斜角度θ2(鋭角)の平面を形成する。一例として、上流側傾斜角度θ1としては約20°、下流側傾斜角度θ2に対しては約70°に設定されている。
θ1が20°未満であると支柱の断面形状が扁平になりすぎて、強度に必要な断面積を確保すると、支柱92間に形成される流路94の面積が狭められ、さらにθ1が70°を超えると流れ方向に対する支柱92の投影面積の減少を図ることができず、支柱92によるガス流の損失低減およびウェイク(流動歪み)の発生の低減効果が得られなくなる。このため、20°〜70°の鋭角範囲に設定することが望ましい。なお、上流側傾斜角度θ1だけでなく、下流側傾斜角度θ2に対しても同様のことが言える。
このように支柱92の上流側面95と下流側面96は、全体として略四角形状からなるため、機械加工によって支柱92となる部分を残してその間を機械加工の切削によって容易に切除することができ、支柱92の加工および製作が容易となる。
支柱92は略四角形状の断面形状の上流側角部がθ1に、および下流側角部がθ2に形成して、上流側面95および下流側面96をガス流に沿うように傾斜された断面形状に形成することにより、排気ガスの流路抵抗を従来の長方形の断面形状に比べて減少でき、支柱92によるガス流の損失低減およびウェイク(流動歪み)の発生を低減できる。
また、支柱92はベアリング嵌合部91とハウジング部93とを連結して、タービンホイール24とセンターコア部9の内周面との隙間を、高温時または外力発生時においても一定に保つことができるような強度および耐熱性を有している。
なお、ハウジング部93の先端にはパイプ形状の出口管部23が全周溶接によって接合されている。
また、第1スクロール部5はセンターコア部9の一端側であるハウジング部93の支柱92との連結部外周に全周溶接(溶接部b)され、第2スクロール部7はセンターコア部9の他端側であるベアリング嵌合部91の支柱92との連結部外周に全周溶接(溶接部c)されて、スクロール部3とセンターコア部9とが一体に形成される。
なお、ベアリング嵌合部91、ハウジング部93、さらにこれらを連結する支柱92は一体構造を有するため、ベアリング嵌合部91とハウジング部93と支柱92は一体として切削加工によって削り出しによって作成される。
尚、支柱92は図4において、円周方向に略等間隔に配置したが、スクロール形状等により、任意のターボチャージャの性能を得るために、支柱92の配置間隔を不等ピッチに配設してもよい。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について図5を参照して説明する。
図5において、第1実施形態と同一の構成には同一符号を付する。スクロール部31の旋回中心部には、センターコア部33が設けられ、このセンターコア部33は全体に略円筒形状をし、タービンホイール24の回転軸を支持するベアリングが配設されるベアリング嵌合部35と、タービンホイール24の外周を囲繞してガス排出口を形成するハウジング部37と、このベアリング嵌合部35とハウジング部37との間に円周方向に間隔を有して架橋された複数の支柱92とで構成され、一体的に形成されている。
なお、このセンターコア部33の製造方法、材料等については、前記第1実施形態と同様である。
また、図5に示す第2実施形態では、第1実施形態の出口管部23を設けていない構成を示しているが、図5のハウジング部37の先端部にさらに出口管部23を接続してもよいことは勿論である。
図5に示すように、第2実施形態の特徴は、ハウジング部37の軸方向の板厚が均一ではなく厚肉部Xを有することである、この厚肉部Xの長さLは、排ガスの通路側すなわち支柱92が設けられた一端側からの長さとする。
厚肉部Xの他端側は、ハウジング部37の内側に設けられるタービン部39の軸方向端部までの長さL1を含む長さとすることが望ましく、少なくともタービンホイール24の部分の軸方向端部までの長さL2を含む長さとすることが板厚増加に伴う重量の増加を抑えつつ効果的なタービンハウジングの耐衝撃性を得る上で有効である。
タービンホイール24(タービンロータ)が何らかの過回転を発生してバーストした場合、破片等が飛散してハウジング部37に衝突する虞があり、この場合には、図6で示すように、まず、タービンホイール24の外周側のハウジング部37のA部分に衝突してタービンホイール24の運動エネルギーが吸収される。このA部分での吸収量は前記運動エネルギーの約70%程度である。
次の段階として、スクロール部31の内径側のB部分での破損によるエネルギー吸収であり、このB部分での吸収量は前記運動エネルギーの約25%程度である。
さらに、次の段階として、スクロール部31のC部分の破損によるエネルギー吸収であり、このC部分での吸収量は前記運動エネルギーの約5%程度である。
図7に、タービンホイール24の破片が前記A部、B部、C部のそれぞれの部位に衝突して各部位の破損に伴う運動エネルギーの吸収状態を時間経過に従って示したものであり、これら結果は解析によって求めたものである。図7のように、ハウジング部37の厚肉部Xでの吸収は約70%であり、その後、スクロール部31の内径側のB部分での吸収は約25%であり、その後、スクロール部31の一般部のC部分での吸収は約5%であり、最終的には残存エネルギーがないようにして、外部へ破片が飛散しないように設定している。
従って、ハウジング部37の厚肉部Xによるエネルギー吸収能力を、タービンホイール24の運動エネルギーの約70%以上の能力を有するように板厚および長さが設定される必要がある。なお、軸方向の長さは、前述したように、タービンホイール24の破片の飛散方向を考慮すると、少なくとも、タービンホイール24の軸方向長さL2を有していることが必要であり、望ましくはタービン部39の軸方向長さL1を有しているとよい。
以上のように第2実施形態によれば、タービンホイール24が何らかの過回転を発生してバーストした場合においても、タービンホイール24の運動エネルギーの全てはハウジング部37とスクロール部31とによって吸収されるように板厚等が設定されているため、タービンホイール24の破片がハウジング部37の外部へ飛散することが防止され、タービンハウジングの耐衝撃性が確実になる。
また、板厚を増大させる厚肉部Xが、少なくともタービンホイール24の外周側に対応する部分、すなわちホイールの外側部分にだけ設定することによって、タービンホイール24が何らかの過回転を発生してバーストした場合、破片等が飛散する部位はタービンホイール24の外周側であるため、最も損傷を受ける可能性が高い部分に対応させて板厚を増加することによって、破片の飛散を効率よく防止できる。
(第3実施形態)
次に、図8を参照して第3実施形態について説明する。第3実施形態は、第2実施形態に対して、スクロール部41の板金製のスクロール部材が二重壁構造からなることを特徴とする。
図8に示すように、スクロール部41が、内部壁43と外部壁45とからなり、内部壁43が内部ガスによる熱負荷部、外部壁45がガスリーク防止部との機能を分担するように構成されている。
また、内部壁43と外部壁45との間には空間層Kが介在されて断熱層を形成している。
このような、二重壁構造を採用することによって、一重壁構造の第2実施形態におけるスクロール部31のC部分の破損によるエネルギー吸収の負担分を増大することができ、第3実施形態においては、このC部分での吸収量を約25%程度とすることができる。その結果、厚肉部Xによるエネルギー吸収能力は約60%以上の能力を有するように板厚および長さを設定すればよい。
以上のように第3実施形態によれば、スクロール部41の板材を二重構造とすることによって、スクロール部41の耐衝撃性が向上するため、タービンホイール24が何らかの過回転を発生してバーストした場合においても、破片等がスクロール部41を貫通して外部に飛散することが確実に防止される。
また、二重構造とすることにより、内部壁43を内部ガスによる熱負荷部、外部壁45をガスリーク防止部との機能分担が可能になるため、熱負荷を低減しつつリーク防止が得られるスクロール部を形成できる。このため、重量軽減を図ると共に、ターボチャージャの性能向上を図ることができ、更にはタービンハウジングの耐衝撃性も向上できる。
本発明によれば、スクロール部中心部に配置されるセンターコア部のベアリング嵌合部、流路出口部及び支柱を鋼管材による一体成形品としたので、排気ガス温度の低下を抑制し、スクロール部本体の熱変形によるチップクリアランスの変化を防止すると共に、重量及びコスト低減、さらには耐久性および信頼性および耐衝撃性の向上を図るタービンハウジング構造に用いることに適する。
1 タービンハウジング
3 スクロール部
5 第1スクロール部(スクロール部材)
7 第2スクロール部(スクロール部材)
9 センターコア部
23 出口管部
24 タービンホイール
32 上流側面
34 下流側面
43 内部壁
45 外部壁
91 ベアリング嵌合部
92 支柱
93 ハウジング部
94 流路
95 上流側面
96 下流側面
a 突合せ溶け込み溶接接合
b 全周溶接
c 全周溶接
k 空間層
θ1 上流側傾斜角度
θ2 下流側傾斜角度

Claims (6)

  1. エンジン排気マニホールド下流に装着され、排気ガスによってタービンを駆動するターボチャージャの渦状の排ガス通路を構成するスクロール部が板金製のスクロール部材によって形成される板金タービンハウジングにおいて、
    前記スクロール部の中心部に配置されるセンターコア部は、一端側に成されて前記タービンの周囲を囲繞するハウジング部と、他端側に成されて前記タービンを軸支するベアリングを嵌合するベアリング嵌合部と、前記ハウジング部と前記ベアリング嵌合部との間を円周方向に間隔を有し、タービンの軸芯方向に架橋した複数の支柱部とを備え、これら前記ハウジング部、前記ベアリング嵌合部及び前記支柱部が鋼材からなる環形状で、且つ一体的に形成されたことを特徴とする板金タービンハウジング。
  2. 前記支柱部の前記タービン軸芯方向視における断面形状が排気ガス流の上流側角部及び下流側角部のそれぞれを鋭角に形成して、上流側面及び下流側面をガス流に沿うように傾斜させたことを特徴とする請求項1記載の特徴とする板金タービンハウジング。
  3. 前記スクロール部は、前記一端の前記ハウジング部に固着される板金製の第1スクロール部と、前記他端の前記ベアリング嵌合部に固着される板金製の第2スクロール部とを有し、前記第1スクロール部と前記第2スクロール部との接合構造は前記スクロール部の外周部にて突合せ溶け込み溶接としたことを特徴とする請求項1記載の板金タービンハウジング。
  4. 前記タービンの周囲を囲繞する前記ハウジング部の板厚を前記タービンの外周側に対応する部分を他の部分より増加させて形成することを特徴とする請求項1記載の板金タービンハウジング。
  5. 前記板厚が増加される部分が、少なくとも前記タービンのタービンホイールの外周側に対応する部分であることを特徴とする請求項4記載の板金タービンハウジング。
  6. 前記スクロール部の板金製のスクロール部材が二重壁構造からなることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の板金タービンハウジングハウジング。
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