JP2011116486A - フィルム剥離装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
モバイル液晶のバックライトユニットに使用される光学フィルムの組み立てにおいて帯状の台紙上に貼着された状態で供給される枚葉状光学フィルムを、組み立てのために剥離する際、帯状台紙上に粘着層が残り、その粘着層が組み立て装置のローラなど付着し、組み立て装置が止まる。
【解決手段】
ナイフエッジなどの光学フィルムを剥離する手段の前工程において、台紙と光学フィルムの粘着面で型抜きムラなどの品質のばらつきがあっても、小径のローラにおいて光学フィルムを外側に級な角度で湾曲させることで、台紙とその台紙から剥離して使用する光学フィルムの剥離性を良好にする。
【選択図】 図1
モバイル液晶のバックライトユニットに使用される光学フィルムの組み立てにおいて帯状の台紙上に貼着された状態で供給される枚葉状光学フィルムを、組み立てのために剥離する際、帯状台紙上に粘着層が残り、その粘着層が組み立て装置のローラなど付着し、組み立て装置が止まる。
【解決手段】
ナイフエッジなどの光学フィルムを剥離する手段の前工程において、台紙と光学フィルムの粘着面で型抜きムラなどの品質のばらつきがあっても、小径のローラにおいて光学フィルムを外側に級な角度で湾曲させることで、台紙とその台紙から剥離して使用する光学フィルムの剥離性を良好にする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、液晶パネルのモジュールの技術分野に属し、特に携帯電話などに使用される中小型の液晶パネルのモジュールのバックライトユニットに用いられる、RIMシートと呼ばれる遮光用粘着性シートを、台紙より剥離する技術に関する。
携帯電話などに使用されているバックライトユニットの構成は、フレームの下面に反射板を貼り付け、その上に導光板、光学シートを配置し、さらにその上面にRIMシートと呼ばれる遮光性と表裏両面に粘着性を有するシートを光学シートの外周に位置するように、少なくともフレームの内方側の周囲の棚形状部に貼りつけるとともに、導光板の所定の側面にLEDなどの発光体を取りつけられ、ユニットを形成している。
このバックライトユニットを組み立てる工程においては、RIMシートを含めた種々の光学フィルムが重ね合わされる。RIMシートは両面に粘着層を有しており、組み立て工程に供給されるRIMシートは、多数のシートが枚葉状で帯状の台紙上に貼着され、ロール状に巻かれた状態で供給される。組み立ての際は、台紙がロール状から帯状に引き出され、その台紙より枚葉状フィルムが剥離されて、光学フィルムに組み立てられる。
さらに、上記で述べたようにRIMシートは両面に粘着層を有しているので、帯状台紙に貼着されていない方のRIMシートの粘着面にも、組み立て時の粘着面保護のため保護シートが貼られている。すなわち、RIMシートと保護シートとの二層構造の枚葉状フィルムになっており、RIMシートが光学フィルムに組み立てられるときは、保護シートが貼られた状態の二層ごと帯状台紙から剥離される必要がある。
従来のフィルム剥離装置では、ナイフエッジにテンションを掛けた枚葉状フィルムが貼着された帯状台紙を密着させ状態で、ナイフエッジを移動させて剥離する構成や(例えば特許文献1)、枚葉状フィルムが貼着された帯状台紙を比較的小径ローラで湾曲させながら、その小径ローラと帯状台紙を逆反りローラで挟みながら、剥離する構成のものがある(例えば特許文献2)。
ところが特許文献1に開示される技術では、破損しやすい枚葉状フィルムなどを破損せずに剥離することはできるが、帯状台紙とRIMシートの間に強い粘着性があった場合、その粘着性を弱める効果は少なく、帯状台紙より剥離する場合、RIMシートと帯状台紙の間ではなく、保護シートとRIMシートの間で剥離する恐れがあった。
また、特許文献2に開示される技術では、枚葉状フィルムが台紙に貼着されている面を外側に比較的小径のローラで湾曲させながら通過させる。その時、帯状台紙を比較的小径のローラと逆反りローラで挟みながら、逆反りさせているが、二層の枚葉状フィルムでRIMシートのように保護シートより剛性の小さなものは、保護シートと共に剥離されるとは限らず、RIMシートより剛性の大きい保護シートのみがRIMシートから剥離され、RIMシートは帯状台紙から剥離されない恐れがあった。
上記課題を解決するため、本発明は、枚葉状のフィルムが貼着されている帯状の台紙を供給する供給手段と、前記枚葉状フィルムを前記帯状台紙より剥離する剥離手段と、前記供給手段と剥離手段の間に前記帯状台紙に所定のテンションを付与するテンション付与手段と前記テンション付与手段と供給手段の間に前記帯状台紙を保持する保持手段と前記帯状台紙を巻き取る台紙巻取り手段と台紙を駆動する駆動手段を有するフィルム剥離装置において、前記供給手段と前記保持手段の間に前記前記枚葉状フィルムを内側に、前記台紙を外側に所定の曲率半径以下に湾曲させる湾曲小径ローラと前記湾曲小径ローラの次工程に前記帯状台紙を外側に所定の曲率半径以上に湾曲させる湾曲大径ローラ湾曲手段を有することを特徴とする。
また、前記枚葉状フィルムは両面に粘着層を有し、片面を前記帯状台紙に貼り付けられた第一のフィルムと前記帯状台紙の反対側の前記第一のフィルムの粘着層を保護する第二のフィルムの二層からなる前記の前記第一のフィルムと前記帯状台紙の間から前記枚葉状フィルムを剥離することを特徴とする。
また、前記テンション付与手段が前記帯状台紙に付与するテンションの大きさが4N以上で前記帯状台紙が破断するテンション未満であることを特徴する。
また、前記湾曲手段の小径ローラの曲率半径が、前記第二のフィルムの厚みに対して、60倍未満であることを特徴とする。
また、前記湾曲手段の大径ローラの曲率半径が、前記第二のフィルムの厚みに対して、60倍以上であることを特徴とする。
また、前記駆動手段による駆動を停止させた状態で、前記保持手段を開放し、前記テンション付与手段にて前記帯状台紙にテンションを付与しながら、前記帯状台紙を前記供給手段によって供給し、前記湾曲手段を通過させることを特徴とする。
本発明では帯状の台紙に多数貼着された枚葉状フィルムであるRIMシートおよび保護シートを湾曲手段に通過させるが、その際、その帯状台紙にかけるテンションは4N以上であることで湾曲手段の小径ローラに確実に巻きつけることができる。巻きつけられるその小径ローラの直径がRIMシートの厚みの60倍未満であると、帯状台紙とRIMシートは急なカーブで湾曲され、帯状台紙とRIMシートの間にせん断力が発生する。そのせん断力は帯状台紙とRIMシートの粘着面を水平方向にずらすように作用し、粘着性を弱め、二層の枚葉状フィルムでも確実に帯状台紙より剥離することができる。その後、剥離手段の前の工程でRIMシートの厚みの60倍以上の大径のローラで粘着性を弱められた二層の枚葉状のフィルムを帯状台紙に押さえつけることで、二層の枚葉状のフィルムと帯状台紙に適度な粘着性をもたせることができ、極度に粘着性を低下させることを防止でき、そのことでナイフエッジ等の剥離手段で、二層の枚葉状フィルムが舞い上がること防ぎ、一巻きの帯状台紙に貼着された二層の枚葉状フィルムの粘着性に強弱のバラツキがあっても常に、帯状台紙より、二層の枚葉状フィルムを剥離することができる。
本発明の一実施例を図1、図2、図3、図4、および図5を用いて説明する。第2図に示す枚葉状フィルム1−1は、両面に粘着層を持ったRIMシート1−1−2と、RIMシート1−1−2の一方の面の粘着面を保護する保護フィルム−1−1−1とで構成されている。枚葉状フィルム1−1を多数枚、帯状台紙1−2の上に等間隔でRIMシート1−1−2の保護シート1−1−1が貼着されていない粘着面を貼着したものを、シート材料1−Aと呼ぶ。それをロール状に巻いたロール材料1−Bで供給される。保護フィルム1−1−1は帯状台紙1−2よりRIMシート1−1−2を剥離するまで、粘着面の保護と、剥離した後、RIMシート1−1−2をハンドリングする部材として機能する。つまりRIMシート1−1−2は他の光学シートと張り合わせられるため、吸着ハンド14−3によって、保護シート1−1−1の表面を吸着、保持し、搬送される。
従って、第3図に示すようにRIMシート1−1−2を他の光学シート張り合わせるにはまず、保護シート1−1−1とRIMシート1−1−2を貼着したまま、帯状台紙1−2から剥離する必要がある。本来、保護シート1−1−1とRIMシート1−1−2は剥離しないように、RIMシート1−1−2と帯状台紙1−2の粘着強さよりも、保護シート1−1−1とRIMシート1−1−2の粘着強さの方が大きくしてあり、ナイフエッジによって剥離する時も保護シート1−1−1とRIMシート1−1−2が剥離されないようにしている。しかしながら、枚葉状フィルム1−1を外形を打ち抜き金型にて、切断するが、金型は帯状台紙1−2の厚み方向の途中まで切り込みRIMシート1−1−2を切断する。この時、RIMシート1−1−2の切断面が帯状台紙1−2の切断溝に食い込んでしまい、当初、予定していなかった強力な粘着性を有してしまい、保護シート1−1−1とRIMシート1−1−2の間を剥離してしまうことがある。
第1図は本発明の1実施例である剥離装置16の全体図である。本実施例によるRIMシート1−1−2の剥離工程を説明する。まず、保護シート1−1−1とRIMシート1−1−2が多数枚、帯状台紙1−2の上に貼着され、それをロール状に巻いたロール材料1−Bを供給シャフト11に供給される。供給シャフト11はその中心でピンチロール13で巻き取られた分だけ回転できるように剥離装置16に配置されている。ロール材料1−Bが使用され、無くなれば、新たな、ロール材料1−Bを供給することができる。剥離装置16にロール材料1−Bは巻きかれた端部シート材料1−Aを引き出し、案内ローラ4を通って、を湾曲工程へと導いていく。湾曲工程は第一湾曲小径ローラ6−1と第二湾曲小径ローラ6−2とその前後にある湾曲前ローラ5−1、湾曲中ローラ5−2および湾曲後ローラ5−3からなる。第一湾曲小径ローラ6−1、第二湾曲小径ローラ6−2は各々をシート材料1−AをW字状の急な角度で湾曲させる2つの谷部の頂点に位置し、その頂点を通過させ、RIMシート1−1−2と帯状台紙1−2との剥離性を良好にする。ただし、供給されたRIMシート1−1−2の剥離性が良好な場合は、第一湾曲ローラ6−1、または第二湾曲ローラ6−2のどちらかに、帯状台紙1−2を通すことなく、どちらか一方のみを使用するか、またはどちらも使用しなくても良い。
第5図は保護シート1−1−1、RIMシート1−1−2、帯状台紙1−2が湾曲小径ローラ6によって湾曲している状態を表している。帯状台紙1−2を湾曲させる方向は、保護シート1−1−1、RIMシート1−1−2が貼着されている面を内側で、保護シート1−1−1、RIMシート1−1−2および帯状台紙1−2は湾曲小径ローラ6に密着しながら、上流から下流へと通過していく。保護シート1−1−1、RIMシート1−1−2および帯状台紙1−2が上流から湾曲小径ローラ6にさしかかると、保護シート1−1−1と帯状台紙1−2は鋭角に折り返されるが、湾曲小径ローラ6に近い保護シート1−1−1と、それよりも外側にある帯状台紙1−2では移動距離に差が生じ、その差がRIMシート2にせん断力を与える。そのせん断力はRIMシート1−1−2と帯状台紙1−2との貼着面にすべりを起こし、剥離性を良好にする。本実施例のRIMシート1−1−2の厚みは70μmで折湾曲小径ローラ6の直径は4mmで、請求項4の値を満たしているが、湾曲小径ローラ6の太さは、シート材料1−Aにかかるテンションにより変形しない太さ以上が望ましい。
湾曲工程にて、剥離性が良好になった帯状台紙1−2およびRIMシート1−1−2はストッパー7を通り、次に前ガイドローラ8を通って、ダンサーローラ9−1から、後ガイドローラ10へと導かれる。ストッパー7は帯状台紙3をクランプし、すべりなく固定でき、クランプを解除すればつまりなく通過させることができる。前ガイドローラ8と後ガイドローラ10は自由回転できるローラであるが、軸中心は固定されている。一方、前ガイドローラ8と後ガイドローラ10の間に配置されたダンサーローラ9−1は各ローラと回転軸を平行に保ったまま、上下に可動できるように配置され、常にダンサーローラウエイト9−2によって下向きの荷重をかけられており、シート材料1−Aにテンションを付与している。このテンションにより湾曲工程での湾曲小径ローラ6とシート材料1−Aが密着することができる。また、多数の二層の枚葉状フィルムには、帯状台紙1−2との粘着性にバラツキがあり、粘着性が弱いものも存在する場合があるが、ダンサーローラ9−1によって、その極度に粘着性の弱くなったシート材料1−Aも剥離に適度な粘着性になる。なおダンサーローラ9−1の直径はシート材料1−Aの厚みの60倍以上であり、第一湾曲小径ローラ6−1及び第二湾曲小径ローラ6−2によって、粘着性を低下させたものを、更に低下させることはない。
その後、シート材料1−Aは後ガイドローラ10を通った後、RIMシート2、保護シート剥離1が貼着された面とは反対側の面にナイフエッジ12沿うように湾曲される。第3図はナイフエッジ12によりシート材料1−Aが湾曲され、枚葉状フィルム1−1が帯状台紙1−2より剥離されるようすを表している。ナイフエッジ12の表面と帯状台紙1−2との摩擦は小さく、ナイフエッジ12をなめらかに滑って通過する。ナイフエッジ12の上方には搬送ユニット14が配備されており、ナイフエッジ12により剥離された枚葉状フィルム1−1を真空吸着式ピックアップ14−3で吸着、保持する。吸着面は保護シート1の上面を吸着し、吸着されたまま、左右可動シリンダー14−1および上下可動シリンダー14−2にて、搬送され、その他の光学シートと重ね合わせる工程へと運び出される。
ナイフエッジ12を通過し、保護シート1、RIMシート2が剥離されたシート材料は、帯状台紙1−2のみになり、ピンチローラ13へと導かれる。ピンチローラ13は第一ピンチローラ13−1と第二ピンチローラ13−2からなる。この2つのローラは互いの円筒側面で帯状台紙1−2をクランプしており、ダンサーローラより上流にあるストッパー7によって帯状台紙1−2をクランプした後、モーターによって駆動され、帯状台紙1−2をナイフエッジ12側から、巻き取りロール15へと、すべりなく、引き動かしていく。帯状台紙1−2は、ピンチローラ13の引っ張り力によりダンサーローラ9−1を上方向に動かしていく。ダンサーローラ9−1はダンサーウエイト9−2により下向きの力を付与されているので、ダンサーローラ9−1は帯状台紙1−2にテンションを付与することができる。ダンサーローラ9−1の上下可動範囲の上限、下限にはそれぞれ、ダンサーローラ9−1の感知センサが配備され、下限に感知されれば、ストッパー7が帯状台紙1−2をクランプし、ピンチローラ13にて帯状台紙1−2を引き動かす。
帯状台紙1−2が引き動かされ、ダンサーローラが上限まで移動してきたことを感知すると、ピンチローラ13は駆動をやめ、ストッパー7がクランプをやめ、帯状台紙1−2は解放される。開放された帯状台紙1−2はダンサーウエイト9−2の下向きの力により、ダンサーローラ9−1が下方向に移動し、移動した分だけ、光学シートロール11から帯状台紙3を引き出す。ダンサーローラ9−1は下限に達すると同じく感知センサにて感知され、一連の動作を繰り返す。
ピンチローラ13で引き出された帯状台紙1−2は巻取りシャフト15にて、たるみ無く巻き取られ、ロール状の帯状台紙ロール3として回収される。巻き取りシャフト15はモーターによって駆動されている。
本発明の評価例を示す。第6図、グラフ1により折り返すローラの太さにより剥離性が良好になることを説明する。第6図はRIMシート1−1−2を帯状台紙1−2から剥離するための力を測定するための原理図である。保護シート1−1−1を強力粘着シート17でベース18と固定し、短く切断したシート材料1−Aの端部をクランプ19でクランプし、RIMシート1−1−2が剥離するまでフォースゲージ20を水平に引く。その剥離した際のフォースゲージ20の最大値を剥離に必要な力とした。
グラフ1は湾曲小径ローラ6の直径を、φ4mm、φ6mm、φ8mm、φ10mm、φ40mm、湾曲無し、と変えた時、RIMシート1−1−2と帯状台紙3との剥離性がどのように変化するかを表したものである。縦軸に第6図に示す原理で測定した剥離力をとり、横軸に湾曲小径ローラ径をとったものである。湾曲が無い場合はRIMシート1−1−2の剥離に0.7N以上の力が必要なのに対し、φ10mm以下の湾曲小径ローラ6で湾曲させると、0.5N以下になる。さらに湾曲小径ローラ6の直径を細くするに従い、剥離力も小さくなり、剥離性が良くなっていることが解る。
1−A:シート材料
1−B:ロール材料
1−1:枚葉状フィルム
1−1−1:保護シート
1−1−2:RIMシート
1−2:帯状台紙
3:帯状台紙ロール
4:案内ローラ
5:湾曲ローラ
5−1:湾曲前ローラ
5−2:湾曲中ローラ
5−3:湾曲後ローラ
6:湾曲小径ローラ
6−4:第一湾曲小径ローラ
6−5:第二湾曲小径ローラ
7:ストッパー
8:前ガイドローラ
9−1:ダンサーローラ
9−2:ダンサーローラウエイト
10:後ガイドローラ
11:供給シャフト
12:ナイフエッジ
13:ピンチローラ
13−1第一ピンチローラ
13−2第二ピンチローラ
14:搬送ユニット
14−1左右可動シリンダー
14−2上下可動シリンダー
14−3真空吸着ピックアップ
15:巻取りシャフト
16:剥離装置
17:強力粘着シート
18:ベース
19:クランプ
20:フォースゲージ
1−B:ロール材料
1−1:枚葉状フィルム
1−1−1:保護シート
1−1−2:RIMシート
1−2:帯状台紙
3:帯状台紙ロール
4:案内ローラ
5:湾曲ローラ
5−1:湾曲前ローラ
5−2:湾曲中ローラ
5−3:湾曲後ローラ
6:湾曲小径ローラ
6−4:第一湾曲小径ローラ
6−5:第二湾曲小径ローラ
7:ストッパー
8:前ガイドローラ
9−1:ダンサーローラ
9−2:ダンサーローラウエイト
10:後ガイドローラ
11:供給シャフト
12:ナイフエッジ
13:ピンチローラ
13−1第一ピンチローラ
13−2第二ピンチローラ
14:搬送ユニット
14−1左右可動シリンダー
14−2上下可動シリンダー
14−3真空吸着ピックアップ
15:巻取りシャフト
16:剥離装置
17:強力粘着シート
18:ベース
19:クランプ
20:フォースゲージ
Claims (6)
- 枚葉状のフィルムが貼着されている帯状の台紙を供給する供給手段と、前記枚葉状フィルムを前記帯状台紙より剥離する剥離手段と、前記供給手段と剥離手段の間に前記帯状台紙に所定のテンションを付与するテンション付与手段と前記テンション付与手段と供給手段の間に前記帯状台紙を保持する保持手段と前記帯状台紙を巻き取る台紙巻取り手段と台紙を駆動する駆動手段を有するフィルム剥離装置において、前記供給手段と前記保持手段の間に前記前記枚葉状フィルムを内側に、前記台紙を外側に所定の曲率半径以下に湾曲させる湾曲小径ローラと前記湾曲小径ローラの次工程に前記帯状台紙を外側に所定の曲率半径以上に湾曲させる湾曲大径ローラ湾曲手段を有することを特徴とする前記フィルム剥離装置。
- 前記枚葉状フィルムは両面に粘着層を有し、片面を前記帯状台紙に貼り付けられた第一のフィルムと前記帯状台紙の反対側の前記第一のフィルムの粘着層を保護する第二のフィルムの二層からなる前記の前記第一のフィルムと前記帯状台紙の間から前記枚葉状フィルムを剥離する請求項1の記載のフィルム剥離装置。
- 前記テンション付与手段が前記帯状台紙に付与するテンションの大きさが4N以上で前記帯状台紙が破断するテンション未満であることを特徴する請求項1および2記載のフィルム剥離装置
- 前記湾曲手段の小径ローラの曲率半径が、前記第二のフィルムの厚みに対して、60倍未満であることを特徴とする請求項1〜3のフィルム剥離装置
- 前記湾曲手段の大径ローラの曲率半径が、前記第二のフィルムの厚みに対して、60倍以上であることを特徴とする請求項1〜4のフィルム剥離装置
- 前記請求項1〜5のフィルム剥離装置において、前記駆動手段による駆動を停止させた状態で、前記保持手段を開放し、前記テンション付与手段にて前記帯状台紙にテンションを付与しながら、前記帯状台紙を前記供給手段によって供給し、前記湾曲手段を通過させることを特徴とするフィルム剥離装置。
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