JP2012126416A - シート剥離装置および剥離方法ならびにシート貼付装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シート剥離装置2は、帯状の剥離シートRLに仮着された原反Rを繰り出す繰出手段4と、繰り出された原反Rの剥離シートRLを折り曲げる折曲端縁52を有して繰り出し方向下流側の接着シートSの先端縁S1を剥離シートRLから剥離して繰り出し方向に突出させる剥離板5とを備える。繰出手段4は、接着シートSが剥離された剥離シートRLを所定張力で引っ張る張力付与手段7を有する。張力付与手段7は、接着シートSの先端縁S1が折曲端縁52を通過する際に、所定張力よりも大きい増大張力を剥離シートRLに付与し、接着シートSの先端縁S1を剥離シートRLから剥離可能に設けられている。
【選択図】図1
Description
ところで、剥離シートに仮着された接着シートは、打ち抜き装置の打抜刃によって当該接着シートの外縁の接着剤が剥離シートの内部まで入り込んでいる。このため、当該接着シートの先端縁が剥離シートから剥離しにくい。
そこで、特許文献1に記載の剥離装置は、予め幅方向に二分割された剥離シートに仮着された接着シートを剥離シートから剥離するものであり、剥離シートを剥離プレートの傾斜縁で斜めに折り返して繰出方向に対して横方向に方向転換させることで、剥離シートから接着シートを剥離するように構成されている。
また、本発明のシート剥離装置において、前記剥離シートから前記接着シートの先端縁が剥離されたか否かを検出する検出手段を備えていることが好ましい。
また、本発明において、接着シートの先端縁が剥離シートから剥離されずに、折曲端縁で折り曲げられたことを検出手段により検出されると、この異常状態において、張力付与手段は、剥離シートを引っ張る所定張力よりも大きい増大張力を剥離シートに付与するので、接着シートの先端縁が剥離シートから剥離され易くなり、接着シートが剥離されずに剥離シートが繰り出されることなく、接着シートを剥離シートから確実に剥離することができる。
なお、本実施形態における明示のない例えば、上、下、左、右という方向を示す表現は、全て図1を基準に用いられている。
図1に示すように、本実施形態のシート貼付装置1は、帯状の剥離シートRLの一方の面に仮着された接着シートSを剥離シートRLから剥離するするとともに、剥離した接着シートSを被着体Wに貼付するものである。ここで、接着シートSは、基材シートBSの一方の面に接着剤層ADが積層されて構成されるとともに、当該接着剤層ADを介して剥離シートRLの一方の面に仮着された原反Rとして予め準備されている。
シート剥離装置2は、原反Rを繰り出す繰出手段4と、繰り出された原反Rの剥離シートRLを折り返すことで当該剥離シートRLから接着シートSを剥離する剥離手段としての剥離板5と、剥離した接着シートSを検出する検出手段としてのセンサ6と、剥離シートRLを所定張力で引っ張る張力付与手段7とを備えている。
センサ6は、投受光タイプの光電センサであり、接着シートSの先端縁S1が剥離シートRLから剥離されたか否かを検出する。すなわち、センサ6は、図1に示すように、接着シートSの先端縁S1が剥離シートRLから剥離されて、剥離板5の折曲端縁52からシート繰出方向Cに所定寸法、突出した状態を検出する。そして、センサ6は、接着シートSの先端縁S1を検出した場合(正常状態)には検出信号を、また非検出の場合、つまり、接着シートSの先端縁S1が剥離板5の折曲端縁52からシート繰出方向Cに突出せずに、折曲端縁52で折り曲げられた場合(異常状態)には非検出信号を、図示しない制御手段に出力する。制御手段は、センサ6から入力された信号に基づいて、回動モータ43,46の回転速度や回転トルクの制御を実行する。
先ず、図1に示すように、原反Rをシート貼付装置1に通紙し、繰出手段4が回動モータ43,46を駆動してブレーキローラ44および駆動ローラ47を回転させることによって原反Rを繰出方向Aへ搬送する。このとき、張力付与手段7は、駆動ローラ47を介して剥離シートRLを繰出方向Aへ引っ張る力F1が、ブレーキローラ44を介して剥離シートRLを引き戻し方向Bへ引っ張る力F2より大きくなるように(F1>F2)、制御手段によって、回動モータ43,46の回転速度やトルクが制御される。これにより、ブレーキローラ44と駆動ローラ47との間に位置する剥離シートRLに所定張力T1が付与されつつ、原反Rが繰出方向Aへ搬送される。
繰出方向Aへ搬送された原反Rは、図2(A)に示すように、剥離板5のガイド面51に沿って繰出方向Aに案内され、その後、接着シートSの先端縁S1が折曲端縁52に達する。
そして、図3(C)に示すように、接着シートSの先端縁S1が折曲端縁52の繰出方向上流側まで引き戻される。次に、張力付与手段7は、ブレーキローラ44を介して剥離シートRLを引き戻し方向Bへ引っ張る力F3が(F3>F2)を付与しつつ、駆動ローラ47を介して剥離シートRLを繰出方向Aへ引っ張る力F1(F1>F3)を付与する。これにより、ブレーキローラ44と駆動ローラ47との間に位置する剥離シートRLに増大張力T3(T3>T1)が付与されつつ、原反Rが繰出方向Aへ搬送される。
以上のようにして、張力付与手段7は、接着シートSの繰り出しおよび引き戻しを実行し、図3(D)に示すように、接着シートSが剥離シートRLから剥離されると、接着シートSの先端縁S1がシート繰出方向Cに突出した状態となってセンサ6により検知される。この状態で、図1の実線で示すように、原反Rの繰り出し動作が一旦停止され、スタンバイ状態となる。なお、増大張力T3によって接着シートSが剥離シートRLから剥離されない場合は、再度原反Rを引き戻し方向Bへ搬送し、増大張力T3を付与して原反Rを繰出方向Aへ搬送してもよく、接着シートSが剥離シートRLから剥離されるまでこの動作を複数回繰り返してもよい。さらに、増大張力T3で接着シートSが剥離シートRLから剥離されない場合は、増大張力T3よりもさらに大きな増大張力T4を付与して原反Rを繰出方向Aへ搬送してもよい。
以上のようにして接着シートSを被着体Wに貼付したら、シート貼付装置1は、吸着盤31による接着シートSの吸着保持を解除してから、直動モータ34によって吸着盤31を上昇させるとともに、各部を初期位置に復帰させる。これにより、剥離された接着シートSの被着体Wへの貼付が完了する。
すなわち、シート貼付装置1は、接着シートSの先端縁S1が剥離板5の折曲端縁52で折り曲げられて、シート繰出方向Cに突出しない異常状態において、剥離シートRLを引っ張る所定張力T1より大きい増大張力T3を剥離シートRLに付与する張力付与手段7を備えるので、接着シートSの先端縁S1が増大張力T3によって剥離シートRLから簡単に剥離され、接着シートSを剥離シートRLから確実に剥離させることができる。また、剥離シートRLを繰り出し方向に対して左右方向に送り出したりする必要がないため、シート貼付装置1の構造を簡略化することができる。
また、接着シートSの先端縁S1が折曲端縁52を通過する際にのみ剥離シートRLに増大張力T3を付与する構成としてもよい。これにより、増大張力T3で剥離シートRLを引っ張る時間を短くして、剥離シートRLが切断してしまうリスクを低減させることができる。なお、前記実施形態のように異常状態のときにだけ増大張力T3で剥離シートRLを引っ張ることで、増大張力T3で剥離シートRLを引っ張る回数を減らして、剥離シートRLが切断してしまうリスクをさらに低減させることができる。
2 シート剥離装置
3 押圧手段
4 繰出手段
5 剥離板(剥離手段)
6 センサ(検出手段)
7 張力付与手段
31 吸着盤(支持手段)
32 直動モータ(移動手段)
52 折曲端縁
AD 接着剤層
BS 基材シート
R 原反
RL 剥離シート
S 接着シート
S1 先端縁
W 被着体
Claims (5)
- 基材シートの一方の面に接着剤層を有する接着シートが当該接着剤層を介して帯状の剥離シートに仮着された原反から前記接着シートを剥離するシート剥離装置であって、
前記原反を繰り出す繰出手段と、
繰り出された前記原反の前記剥離シートを折り曲げる折曲端縁を有して繰り出し方向下流側の前記接着シートの先端縁を前記剥離シートから剥離して繰り出し方向に突出させる剥離手段とを備え、
前記繰出手段は、前記接着シートが剥離された前記剥離シートを所定張力で引っ張る張力付与手段を有し、この張力付与手段は、前記接着シートの先端縁が前記折曲端縁を通過する際に、前記所定張力よりも大きい増大張力を前記剥離シートに付与し、前記接着シートの先端縁を前記剥離シートから剥離可能に設けられていることを特徴とするシート剥離装置。 - 前記張力付与手段は、前記接着シートの先端縁が繰り出し方向に突出しない異常状態において、前記接着シートの引き戻しを行い、前記接着シートの繰り出しを再度行うことを特徴とする請求項1に記載のシート剥離装置。
- 前記剥離シートから前記接着シートの先端縁が剥離されたか否かを検出する検出手段を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート剥離装置。
- 基材シートの一方の面に接着剤層を有する接着シートが当該接着剤層を介して帯状の剥離シートに仮着された原反から前記接着シートを剥離するシート剥離方法であって、
前記原反を繰り出し、
繰り出された前記原反の剥離シートを所定張力で引っ張りながら折曲端縁で折り曲げ、前記接着シートの先端縁が前記折曲端縁を通過する際に、前記所定張力よりも大きい増大張力を前記剥離シートに付与し、前記接着シートの先端縁を前記剥離シートから剥離することを特徴とするシート剥離方法。 - 基材シートの一方の面に接着剤層を有する接着シートが当該接着剤層を介して帯状の剥離シートに仮着された原反から前記接着シートを剥離し、剥離した接着シートを被着体に貼付するシート貼付装置であって、
前記原反を繰り出す繰出手段と、
繰り出された前記原反の前記剥離シートを折り曲げる折曲端縁を有して繰り出し方向下流側の前記接着シートの先端縁を前記剥離シートから剥離して繰り出し方向に突出させる剥離手段と、
前記剥離した接着シートを前記被着体に押圧して貼付する押圧手段とを備え、
前記繰出手段は、前記接着シートが剥離された前記剥離シートを所定張力で引っ張る張力付与手段を有し、この張力付与手段は、前記接着シートの先端縁が前記折曲端縁を通過する際に、前記所定張力よりも大きい増大張力を前記剥離シートに付与し、前記接着シートの先端縁を前記剥離シートから剥離させることを特徴とするシート貼付装置。
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JP2010278420A JP2012126416A (ja) | 2010-12-14 | 2010-12-14 | シート剥離装置および剥離方法ならびにシート貼付装置 |
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