JPS59142933A - 宛名シ−ト貼付機のシ−ト剥し機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は封筒等に宛名シートを貼付ける宛名シート貼付
機に関し、特にこのような宛名シート貼付機に用いられ
るシー士剥し機構に関する。

台紙に貼付へれた多数の粘着シートに宛名を印刷し、前
記シートを剥離して封筒等の郵便物に貼付で宛名シート
として用いられている。このような宛名シートは、ダイ
レクトメール等多量の郵便物を処理するのに好適である
が、郵便物への貼付作業を専ら人手に頼っていたため、
貼付作業に多大の時間を要していた。

まず、本件出願人の提案しようとしている宛名シート貼
付機の基本的な構成を説明する。第１図は宛名シート貼
付機の基本構成の配置を示した概略斜視図、第２図は動
作を説明するための機構図である。

宛名シート貼付機は、主に封筒送り機構１．シート剥し
機構２．シート貼付機構３とから構成される装置 封筒送り機構１は封筒５をシート貼付位置に給送するた
めの機構であり、主に給紙台１１．給紙ローラ１２．封
筒送りヘルド１３．ローラ１４゜１５および紙受板１６
とから構成されている。給紙台１１に載置された封筒４
は給紙ローラ１２で封筒送りヘルド１３に給送される。

封筒送りヘルド１３ば口・−ラ１４，１５により駆動さ
れ、封筒４をシート貼付位置まで移送し、宛名シート５
を貼付けたのち、封筒４を紙受板１６に移送する。

シート剥し機構２は台紙５１に貼付られている宛名シー
ト５を剥がすための機構であり、主に剥しローラ２１と
送り用のビントラクタ２２とから構成されている。台紙
５１０両端には送り用孔が穿設されており、剥離性を有
するように処理されている表面には粘着性のある接着剤
の塗布されている宛名シート５が貼付られている。台紙
５１の両端の送り孔にビントラクタ２２のピンを係合さ
せ、剥しローラ２１に台紙５１を巻回してあり、ビント
ラクタ２１で台紙５１を送り、宛名シート５の先端部か
剥しローラ２１の端部に至ったときに、台紙５１から宛
名シート５を剥がすことができる。

シート貼付機構３は封筒送り機構１によりシート貼付位
置に移送されていた封筒５にシート剥し機構２で剥がし
た宛名シート５を貼付るための機構であり、主に吸着部
３１．貼付レバー３２．駆動機構３３とから構成されて
いる。剥し機構２で剥された宛名シート５を貼付レバー
３２の先端部に設けられた吸着部３１により吸着し、駆
動機構３３により、貼付レバー３１を駆動し、封筒４の
表面に宛名シート５を貼付ける。

つぎに、第２図を参照して、宛名シート貼付機の貼付は
動作を説明する。

まず、給紙台１１に載置されている封筒４は給紙ローラ
１２により封筒送りベルト１３上に給送される。ビント
ラクタ２２で宛名シート５が貼付られている台紙５１を
送り、宛名シート５の先端が剥しローラ２１に至ると宛
名シート５の先端が剥れ始る。このとき、貼付レバー３
２は定位置に停止しでいる（第２図（ａ））。

宛名シート５がさらに台紙５１から剥がされると、貼付
レバー３２は駆動機構３３により第２図反時計方向に回
転させられ、宛名シート５を吸着部３１で吸着保持する
。このとき、封筒４は封筒送りヘルド１３により貼付位
置に移送されている（第２図（ｂ））。

宛名シート５を吸着部３１で吸着したのち貼付レバー３
２は駆動機構３３の時計方向の回転により、封筒送りヘ
ルド１３上の封筒４に宛名シート５を貼付る（第２図（
Ｃ））。

貼付後、吸着部２１は吸着を解除し、駆動部３３の反時
計方向の回転により定位置（第２図（ａ））に戻り、宛
名シート５の貼付けられた封筒４は封筒送りヘルド１３
により紙受は台１６に移送される。

なお、ここでは簡単のため宛名シート５は台紙５１に一
列だけ貼付られている例が示されているが、印刷等の効
率のために台紙５１の幅方向に４枚程度貼付たちのを使
用することが予想される。

このような場合には、貼付レバー３２の吸着部３１を台
紙５１の幅方向に移動さ廿るゾ”置が必要である。

このような宛名シート貼付機のシーｌ−剥し機構におい
ては、宛名シート５を台紙５１から剥がすときに、宛名
シー１−５の裏面が粘着性があるため剥し残りが生ずる
可能性がある。

本発明の目的は、上述のような宛名シート貼付機に用い
られ、各宛名シートを確実に台紙から剥がすことのでき
る宛名シート貼付機のシート剥し機構を提供することに
ある。

前記目的を達成するために本発明による宛名シート貼付
機の貼付機構は、宛名シートを封筒送り機構で貼付位置
に給送された封筒にシート貼付機構で貼付るために、両
端に送り用孔を有する台紙に貼付られて供給されてくる
宛名シートを剥がす宛名シート貼付機のシート剥し機構
において、前記台紙の送り孔に係合して前記台紙を送る
台紙送り機構と、前記送りローラに送られてくる台紙を
前記台紙の宛名シート付着面が外側に凹に湾曲するよう
に張力を与える逆反りローラと、前記逆反リローラの直
後に配置され前記台紙の宛名シート付着面が外側に凸に
なるように前記台紙を湾曲させるシート剥しローラとか
らなり、前記逆反りローラで前記台紙に付着されている
前記宛名シートを逆反りさせたのち、前記台紙のみを前
記剥しローラに巻回すことにより前記台紙から前記宛名
シートを剥がすように構成されている。

前記構成によれば本発明の目的は完全に達成できる。

以下、図面等を参照して本発明をさらに詳しく説明する
。

第３図は本発明による宛名シート貼付機の剥し機構の実
施例を示した平面図、第４図は同実施例を示した正面図
、第５図は動作を説明するための図である。

軸受板２０１にはホールベアリング２３０を介して剥し
ローラ２０２が軸支されている。剥しローラ２０２は比
較的小径のローラであって、台紙５１の宛名シート５の
付着面を外側に凸に湾曲させて、宛名シート５を台紙５
１から剥がすためのローラである。軸受板２０１の剥し
ローラ２０２の軸支されている直前には長孔２０１ａ、
２０１ｂが穿設されており、この長孔２０１ａ、２０１
ｂには逆反りローラ２０３，２０４が軸支されている。

逆反りローラ２０３は台紙５１をシート付着面に逆反り
させて、宛名シート５を剥しゃすくするためのローラで
ある。逆反りローラ２Ｑ３゜２０４にははね２０６が張
架されていおり、互いに引き合う方向に付勢されている
。補強ローラ２０４軸受板２０１を補強するとともに、
台紙５１をガイドするためのローラである。

軸受板２０７にはメクル２３１を介して駆動軸２０８が
軸支されている。駆動軸２０８には歯車２２３が固定さ
れており、この歯車２２３には図示しない駆動部からの
回転が伝達されている。駆動軸２０８にはキー溝２０８
ａが設けられており、このキー溝２０８ａにはキー２１
２によって大プーリ２１３が一体に回転できるように取
付られている。キー溝２０８ａは軸方向の両端まで設け
られているので、人プーリ２１３は駆動軸２０８の軸方
向にはスライド可能である。軸受板２０７にはさらにス
ライド軸２０９，２１０がねし固定されている。スライ
ド軸２０９には小プーリ２１４が回転可能に挿入されて
いる。大プーリ２１３と小プーリ２１４の間にはビント
ラクタヘルド２２１が掛は回されている。大プーリ２１
３と小プーリ２１４の外周には幅方向に凹溝が設けられ
ており、ビントラクタヘルド２２１に対応して設けられ
ている凹溝と係合して駆動力を伝達している。

スライド軸２０８，２０９の犬プーリ２１３と小プーリ
２１４の外側にはガイド板２１５，２１６が摺動可能に
挿入されており、大プーリ２１３および小プーリ２１４
の幅よりも広い間座２１７゜２１８により一定の間隔を
保って、ねし止めされている。間座２１８には固定ねじ
２２４が設けられており、ビントラクタ全体を軸上の任
意の位置で固定することができる。ガイド板２１５には
取付金具２１９を介して紙押え２２０が取付られている
。紙押え２２０は取付金具２１９の両腕に担止されてお
り、ビントラクター・ルトのボス２２１ａ（ｒこ台紙５
１の送り用孔を挿入したのち、・上方力・ら押さえる働
きをする。

軸受板２０１と軸受板２０７とは調節ねし２２８により
固定されている。軸受板２０７の取イ寸ＲＢ分にば長孔
２０７ａが設けられているので、申出受板２０１．２０
７の締め付は位置を調節して弘１１シローラ２０２と駆
動ローラ２０８およびスライドローラ２０９との軸間距
離を調節することができる。このように調節してビント
ラクタヘルドのボス２２１ａの上下ともに台紙５１の送
り用孔Ｇこ保合させれば台紙５１を前進も後退もさせる
こと力くできる。前進送りのときにはビントラクタ、ヘ
ルドのボス２２１ａのうち下側のボスで引出し、後退の
ときにはビントラクタヘルドのボス２２１ａのうし上側
のボスで引戻すようにすればよし）。

つぎに、本発明による宛名シート貼付機のシート剥し機
構の操作を説明する。

まず、ビントラクタ機構の位置設定操作と台紙５１の装
着操作から説明する。台紙５１の両端番こは一定の間隔
に送り用孔が設けられており、ピントラクタヘルド２２
１のホス２２１ａと係合して送られる。台紙５１の幅は
宛名シート５の一枚の幅あるいは幅方向に宛名シート５
が何枚付着されている台紙かにより異なるので、固定ね
じ２２４を緩めて台紙５１の幅に合わせてたのち、ビン
トラクタベルト２２１を任意の位置に設定してがら固定
ねじ２２４で固定する・ ビントラクタベルト２２１を固定してがらポス２２１ａ
に台紙５１の送り用孔を挿入して、台紙５１を装着し、
紙押え２２０で押さえる。台紙５１はビントラクタベル
ト２２１の上面がら補強ローラ２０４の上面と逆反りロ
ーラ２０３との間を通し、さらに剥しローラ２０２に巻
着したのち、逆反りローラ２０４と補強ローラ２０４の
下面を通ってビントラクタベルト２２１の下面のボスに
係合させて装着する。

つぎに、シート剥し操作に付いて説明する。台紙５１を
装着したのち、図示しない駆動部により駆動軸２０８を
駆動すると大プーリ２１３が回転して、ビントラクタベ
ルト２２１を駆動する。ピントラクタヘルｌ−２２１に
より台紙５１が送られると、台紙５１はまず逆反りロー
ラ２０３でシート付着面か凹になるように張力が与えら
れる。逆反りローラ２０３により宛名シート５は逆反り
ローラ２０３に沿って右上方へ向かって進もうとする。

いっぽう、台紙２０２は剥しローラ２，０２に沿って右
下方に向かって進もうとするため宛名シート５の前端縁
は台紙５１から剥がれ始める（第５図（ａ））。

宛名シート５の前端縁が剥かれ始めれば、剥しローラ２
０２の半径が比較的小さいので、台紙のみ展張して回転
するため宛名シート５を台紙５１から確実に剥がすこと
ができる（第５図（ｂ））。

以上詳しく説明したように、本発明によれば、宛名シー
トの付着面を逆反りローラで一旦逆に反らせたのちに比
較的小径の剥し、ローラで台紙の裏面から宛名シート付
着面を外側に凸になるように湾曲させているので、宛名
シート貼付機のシート剥し動作を確実に行うことができ
るという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は宛名シート貼付機の基本構成の配置を示した概
略斜視図、第２図は動作を説明するための機構図である
。 第３図は本発明による宛名シート貼付機の貼イ」機構の
実施例を示した平面図、第４図は同実施例聚示した正面
図、第５図は動作を説明するための図である。 １・・・封筒送り機構　　　１１・・・給紙台１２・・
・給紙ローラ　　　１３・・・封筒送りヘルド１４．１
５・・・ローラ　　１６・・・紙受は台２・・・シート
剥し機構　　２１・・・剥しローラ２２・・・ピントラ
クク ３・・・シート貼付機構 ３１・・・吸着部　　　　　３２・・・貼付レバー３３
・・・駆動機構 ２０１・・・軸受板　　　　２０２・・・剥しローラ２
０３．２０４・・・逆反りローラ ２０５・・・補強ロッド　　２０６・・・ばね２０７・
・・軸受板 ２０８・・・トラクタホイル駆動軸 ２０９．２１０・・・スライド軸　２１２・・・キー２
１３・・・大プーリ　　　２１４・・・小プーリ２１５
・・・ガイド板 ２１Ｇ・・・補強ガイド板 ２１７．２１８・・・間座 ２１９・・・支持金具　　　２２０・・・紙押え２２１
・・・ビントラクタベルト　２２１ａ・・・ホス２２３
・・・歯車　　　　　２２４・・・固定ねじ２３０・・
・ポールヘアリング ２３１・・・メタル 特許出願人　　　　田中精機株式会社 代理人　弁理士　　井　ノ　ロ　　壽 手続？ｃｉｌｉ正書 １．事件の表示 日計り５８年特　許　願第１０２６９号２、発明の名称 宛名シート貝Ｍ寸機のシート茅１攬機構３、補正をする
者 事件との関係　　　　特許出願人 ４、代　理　人 ６、補正の対象　　　　　明細　書 ７、補正の内容 （１）明細書第３頁第１行目の「封筒５」を「１揃４」
に補正する。 （２）明細書第４頁第４行目の「封筒５」を［封筒４Ｊ
に貝る。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 宛名シートを封筒送り機構で貼付位置に給送された封筒
   にシート貼付機構で貼付るために、両端に送り用孔を有
   する台紙に貼付られて供給されてくる宛名シートを剥が
   す宛名シート貼付機のシート剥し機構において、前記台
   紙の送り孔に係合して前記台紙を送る台紙送り機構と、
   前記送りローラに送られてくる台紙を前記台紙の宛名シ
   ート付着面が外側に凹に湾曲するように張力を与える逆
   反りローラと、前記逆反りローラの直後に配置され前記
   台紙の宛名シート付着面が外側に凸になるように前記台
   紙を湾曲させるシート剥しローラとからなり、前記逆反
   りローラで前記台紙に付着されている前記宛名シートを
   逆反りさせたのち、前記台紙のみを前記剥しローラに巻
   回すことにより前記台紙から前煕宛名シートを剥がすよ
   うに構成したことを特徴とする宛名シート貼付機のシー
   ト貼付機構。