JP5662071B2 - ラベル貼付装置 - Google Patents
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Description
本発明は、台紙に対するラベルの剥離確実性を向上させることを目的とする。
また、中央台紙用ナイフエッジの鋭角縁が設けられている位置と台紙案内台の一端との間に形成された空間部の幅方向の長さaが、幅方向における二つの側部台紙間の長さbよりも小さく形成されたので、中央台紙用ナイフエッジの幅方向の中心と中央台紙の幅方向の中心とがずれたとしても幅方向で側部台紙が側部台紙用ナイフエッジの範囲より外れることが少なくなるので、中央台紙用ナイフエッジの幅方向の中心と中央台紙の幅方向の中心とがずれたとしても側部台紙が側部台紙用ナイフエッジにより剥離されることになり、側部台紙用ナイフエッジによる側部台紙の剥離確実性が向上する。
また、上記中央部押圧手段の代りに、中央台紙剥離手段により中央台紙より剥離されて貼付対象面上に位置されるラベルの幅方向中央部の一端部を把持する把持手段を備えたので、ラベルの幅方向中央部の一端部が把持手段により把持されてラベルがラベルの厚さ方向に動かないように固定された状態で、ラベルの幅方向両側部が側部台紙剥離手段により剥離されることから、上記と同じ効果が得られる。
図1(a)に示すように、三分割台紙2に剥離可能に貼られたラベル3を三分割台紙2より剥離して剥離したラベル3を貼付対象体4の貼付対象面4Aに貼り付ける実施形態1(図5)によるラベル貼付装置1は、三分割台紙2と三分割台紙2のラベル貼付面24に剥離可能に貼り付けられたラベル3とで形成されたラベル付き台紙5、ラベル付き台紙5を巻き出す巻出手段6、三分割台紙2よりラベル3を剥離させる剥離手段7、剥離手段7によりラベル3が剥離された三分割台紙2を巻き取る巻取手段8、ラベル3の一端3t(図2参照)を検出するラベル検出手段9、ラベル3の幅方向中央部の一端部を貼付対象面4Aに押し付けてラベル3がラベル3の厚さ方向に動かないように固定する中央部押圧手段10、ラベル3の接着面の全面を貼付対象面4Aに押し付けてラベル3を貼付対象面4Aに貼り付けるラベル全面圧着手段11、三分割台紙2のたるみを防止する台紙たるみ防止手段12、制御手段77を備える。
尚、ラベル3とは、紙や合成樹脂等で形成された板状又はシート状等の例えば矩形状の小片により形成され、板面やシート面等に貼付対象体4に関する事項が表記されたものを言う。このラベル3の表記がされていない面が接着剤の塗布された接着面に形成され、このラベル3の接着面と三分割台紙2のラベル貼付面24とが接着されることにより、ラベル3が三分割台紙2に貼り付けられたラベル付き台紙5が形成される。そして、ラベル3が三分割台紙2より剥離されてラベル3の接着面と貼付対象体4の貼付対象面4Aとが接着されることでラベル3が貼付対象面4Aに貼り付けられる。
三分割台紙2は、紙や合成樹脂等により厚さの薄いシート状に形成されたものである。
貼付対象体4は、タイヤ、車、電気機器、機械などさまざまな製品であり、特に限定されるものではない。
例えば、一つの巻出回転軸体61の軸の外周面に三つの連続帯状体の一端をそれぞれ連結したり、あるいは、三つの巻出回転軸体61;61;61を用意してこれらの軸の各外周面に三つの連続帯状体の一端を1つずつ個別に連結する。そして、巻出回転軸体61を回転させて三つの連続帯状体の側縁2a;2a(図2,図3参照)同士が巻出回転軸体61の回転中心軸に沿って互いに隣り合うように三つの連続帯状体を巻出回転軸体61に巻き取っていく過程で、ラベル3が三つの連続帯状体の三つの帯状面により形成されたラベル貼付面24の長手方向に沿って等間隔に1つずつ順次貼り付けられる。以上により、三つの帯状面からなるラベル貼付面24に複数のラベル3を貼り付けたラベル付き台紙5が巻き取られた巻出回転軸体61を得ることができる。尚、1つ1つのラベル3は、三分割台紙2の三つの帯状面に跨るように貼り付けられることにより、ラベル3に対して三分割台紙2を形成する三つの連続帯状体のそれぞれが個別に剥離可能な構成のラベル付き台紙5が形成される。
換言すれば、三分割台紙2は、帯状面の長手方向と直交する幅方向の長さがラベル3の幅方向の長さよりも長い連続帯状の台紙を帯状面の長手方向に沿った分割線で三分割した三つの連続帯状体を用いて形成されるものであり、当該三つの連続帯状体の側縁2a;2a同士が互いに隣り合うようにして形成された三つの帯状面からなるラベル貼付面24を有した構成である。つまり、三分割台紙2は、ラベル貼付面24がラベル貼付面24の長手方向と直交する幅方向に三つに分割されたラベル貼付面24a;24b;24cを有した構成である。
そして、三分割台紙2の幅方向両側に位置するラベル貼付面24a;24cを形成する二つの連続帯状台紙が側部台紙21;23を形成し、三分割台紙2の幅方向中央に位置するラベル貼付面24bを形成する一つの連続帯状台紙が中央台紙22を形成する。
巻取手段8は、ラベル3が剥離された三分割台紙2を巻き取る巻取回転軸体81、巻取回転軸体81の図外の回転駆動源、回転駆動源の駆動及び停止を制御する図外の制御手段を備える。例えば回転駆動源としてのモータのモータ軸が巻取回転軸体81に連結され、モータの駆動により巻取回転軸体81が軸中心を回転中心として回転するよう構成される。
三分割台紙2の幅方向中央に位置する中央台紙22に対応する中央台紙剥離手段としての中央台紙用ナイフエッジ7Bは、台紙案内台71の一端より中央側における台紙案内面72の幅方向中央側に設けられる。中央台紙用ナイフエッジ7Bは、三分割台紙2の幅方向中央に位置するラベル貼付面24bを形成する中央台紙22とラベル3とを剥離するための部材として機能する。
三分割台紙2の幅方向両側に位置する側部台紙21;23に対応する側部台紙剥離手段としての側部台紙用ナイフエッジ7A;7Aは、台紙案内台71の一端71aにおける台紙案内面72の幅方向両側に設けられる。側部台紙用ナイフエッジ7A;7Aは、ラベル3の幅方向中央部が中央部押圧手段10により貼付対象面4Aに押し付けられた状態で三分割台紙2の幅方向両側に位置するラベル貼付面24a;24cを形成する二つの側部台紙21;23とラベル3とを剥離するための部材として機能する。
中央台紙用ナイフエッジ7Bは、巻出回転軸体61側から見て側部台紙用ナイフエッジ7Aよりも前段に設けられる。即ち、実施形態1のラベル貼付装置1では、中央台紙用ナイフエッジ7Bが、ラベル付き台紙5の搬送経路において側部台紙用ナイフエッジ7Aよりも前段に位置され、巻出回転軸体61から巻出されるラベル付き台紙5の中央台紙22を側部台紙21;23よりも早い時期に巻取回転軸体81側に転向させるように構成される。
ナイフエッジ7Bの幅方向の長さは中央台紙22の幅方向の長さよりも長く形成され、かつ、ナイフエッジ7Bの幅方向の中心と中央台紙22の幅方向の中心とが一致するように構成される。このように構成したことにより、ナイフエッジ7Bの幅方向の中心と中央台紙22の幅方向の中心とがずれたとしても幅方向で中央台紙22がナイフエッジ7Bの範囲より外れることが少なくなるので、ナイフエッジ7Bの幅方向の中心と中央台紙22の幅方向の中心とがずれたとしても中央台紙22がナイフエッジ7Bにより剥離されることになる。つまり、ナイフエッジ7Bによる中央台紙22の剥離確実性が向上する。
一方、台紙案内台71の一端71a側においては、空間部75の幅方向の長さaが幅方向における側部台紙21;23間の長さbよりも小さく形成されている。このように構成したことにより、ナイフエッジ7Bの幅方向の中心と中央台紙22の幅方向の中心とがずれたとしても幅方向で側部台紙21;23がナイフエッジ7A;7Aの範囲より外れることが少なくなるので、ナイフエッジ7Bの幅方向の中心と中央台紙22の幅方向の中心とがずれたとしても側部台紙21;23がナイフエッジ7A;7Aにより剥離される。つまり、ナイフエッジ7A;7Aによる側部台紙21;23の剥離確実性が向上する。
以上のような、ナイフエッジ7A;7B;7Aの構成を備えたことで、三分割台紙2に対するラベルの剥離確実性が向上し、信頼性の高いラベル貼付装置となる。
中央部押圧手段10は、中央台紙剥離手段としての中央台紙用ナイフエッジ7Bにより中央台紙22より剥離されて貼付対象面4A上に位置されるラベル3の幅方向中央部を貼付対象面4Aに押し付ける部材であり、例えば、金属や合成樹脂等により形成されたリング状のロールにより構成される。このロールは、リングの中心軸に沿った方向の長さ(リング幅)が上記空間部75の幅方向の長さaよりも短い寸法に形成される。そして、当該ロールは、中心軸が三分割台紙2の幅方向に沿って延長するように、かつ、中心軸に沿った方向の中心とナイフエッジ7Bの幅方向の中心とが一致するように配置される。このように構成されたことにより、ロールと台紙案内台71との接触を防止できるとともに、ラベル3の幅方向の両側部が側部台紙用ナイフエッジ7A;7Aにより側部台紙21;23から剥離される際にラベル3の一端部の幅方向中央部を貼付対象面4Aに押し付けることが可能となる。即ち、ラベル3の幅方向の両側部が側部台紙用ナイフエッジ7A;7Aで側部台紙21;23より剥離される際にラベル3の一端部の幅方向中央部が貼付対象面4Aに押し付けられてラベル3がラベル3の厚さ方向に動かないように固定された状態となるため、側部台紙21;23がラベル3の幅方向の両側部より剥離する際の安定性が向上し、よって、側部台紙21;23がラベル3の幅方向の両側部より剥離しやすくなる。
ラベル全面圧着手段11は、巻出回転軸体61側から見て中央部押圧手段10よりも後段に設けられて三分割台紙2より剥離されたラベル3の接着面の全面を貼付対象面4Aに押し当ててラベル3を貼付対象面4Aに貼り付ける円筒状の押付ローラーにより形成される。この押付ローラーは、ローラーの中心軸に沿った方向の長さがラベル3の幅方向の長さよりも長い寸法に形成される。そして、押付ローラーは、中心軸が三分割台紙2の幅方向に沿って延長するように、かつ、中心軸に沿った方向の中心とナイフエッジ7Bの幅方向の中心とが一致するように配置される。このように構成されたことにより、貼付対象面4Aに位置されたラベル3の接着面の全面を貼付対象面4Aに確実に押し付けることができる。押付ローラーは、例えば金属や合成樹脂等により形成されたものを用いればよい。
台紙たるみ防止手段12は、接触ローラー15、台紙引込ローラー16、接触ローラーの回転力を台紙引込ローラーに伝達するタイミングベルト17、フリクションローラー18を備える。接触ローラー15は、貼付対象体4に接触するよう図外のばねのような付勢手段で付勢されている。フリクションローラー18は、台紙引込ローラー16に近付く方向に図外のばねのような付勢手段で付勢されており、台紙引込ローラー16の回転により三分割台紙2を巻取回転軸体81側に引っ張ることができるように、三分割台紙2と台紙引込ローラー16との摩擦力を維持させるための部材である。接触ローラー15の回転中心軸及び台紙引込ローラー16の回転中心軸には図外の伝達歯車が同軸に回転可能に取付けられており、タイミングベルト17がこれら伝達歯車に掛け渡されている。よって、これら伝達歯車及びタイミングベルト17からなる伝達機構により、接触ローラー15の回転力が台紙引込ローラー16に伝達される。
まず中央台紙用ナイフエッジ7Bを介して中央台紙22の進行方向が転向されることにより、中央台紙22よりラベル3が剥離する。この際、ラベル3の幅方向両側部の接着面が側部台紙21;23のラベル貼付面24に貼り付いているので、中央台紙22に対するラベル3の幅方向中央部の剥離確実性が向上する。
そして、ラベル検出手段9は、ラベル3の一端3tを検出した場合に検出信号を制御手段77に出力する(図5(a)参照)。検出信号を入力した制御手段77は、巻取回転軸体81の回転駆動源に制御信号を出力して巻取回転軸体81の巻取動作を停止させるとともに、中央部押圧手段10の図外の移動駆動機構に駆動制御信号を出力して中央部押圧手段10を矢印Aのように貼付対象面4Aの方向に移動させる。貼付対象面4Aに近付くように移動された中央部押圧手段10によりラベル3の一端部における幅方向中央部の接着面が貼付対象面4Aに押し付けられて接着される(図5(b)参照)。
制御手段77は、移動駆動機構に駆動制御信号を出力してから中央部押圧手段10がラベル3を貼付対象面4Aに押し付ける動作を完了するまでの時間αをあらかじめ記憶している。そして、図外の内蔵のタイマで上記時間αを確認した制御手段77は、貼付対象面4Aがラベル全面圧着手段11に近付くように貼付対象体4の移動駆動機構を制御する(図5(c);(d)参照)。
貼付対象面4Aがラベル全面圧着手段11に近付くように移動する際に、貼付対象体4に接触している接触ローラー15は貼付対象体4との摩擦により回転する。この接触ローラー15の回転力がタイミングベルト17を介して台紙引込ローラー16に伝達されて台紙引込ローラー16が回転し、フリクションローラー18で押さえられた三分割台紙2が巻取回転軸体81側に引っ張られる。この場合、貼付対象体4と接触ローラー15との相対速度V1と台紙引込ローラー16の周面の周速V2との関係がV2≧V1となるように、接触ローラー15及び台紙引込ローラー16の伝達歯車の径を決めて減速比を調整することにより、ナイフエッジ7A;7B;7Aの部分で三分割台紙2にたるみが生じることを防止できるので、側部台紙21;23に対するラベル3の幅方向両端部の剥離確実性が向上し、三分割台紙2に対するラベル3の剥離確実性が向上する。
また、台紙引込ローラー16には、図外の所謂ワンウェイクラッチ(一方向クラッチ)が内蔵されており、巻取回転軸体81の回転駆動源による巻取時の回転力、及び、接触ローラー15の回転力が、台紙引込ローラー16を回転させるための回転力として確実に伝達される。これにより、台紙引込ローラー16の回転により三分割台紙2を巻取方向に確実に引っ張ることができ、ナイフエッジ7A;7B;7Aの部分で三分割台紙2にたるみが生じることを防止できる。
以上によれば、三分割台紙2が台紙たるみ防止手段12の台紙引込ローラー16の回転により引っ張られ、側部台紙用ナイフエッジ7A;7Aを介して側部台紙21;23の進行方向が変更される(転向)ことにより、側部台紙21;23よりラベル3が剥離するとともに、貼付対象体4の移動に伴って中央部押圧手段10によりラベル3の幅方向中央部が貼付対象面4Aに貼り付けられた後、さらに、ラベル全面圧着手段11によりラベル3の接着面の全面が貼付対象面4Aに押し付けられてラベル3が貼付対象面4Aに確実に貼り付けられる。
また、中央台紙用ナイフエッジ7Bにより剥離されたラベル3の幅方向中央部における一端部が中央部押圧手段10によって貼付対象面4Aに押し付けられてラベル3がラベル3の厚さ方向に動かないように固定された状態で、ラベル3の幅方向両側部が側部台紙用ナイフエッジ7A;7Aにより剥離されるので、側部台紙21;23がラベル3の幅方向の両側部より剥離する際の安定性が増す。よって、三分割台紙2に対するラベル3の幅方向両端部の剥離確実性が向上し、三分割台紙2に対するラベル3の剥離確実性が向上する。
また、ラベル全面圧着手段11によりラベル3の接着面の全面を貼付対象面4Aに貼り付ける前に、中央部押圧手段10によってラベル3の接着面の幅方向中央部を貼付対象面4Aに貼り付けるので、ラベル3を貼付対象面4Aに正確に貼り付けることができる。
台紙たるみ防止手段12を備えたので、台紙引込ローラー16の回転により三分割台紙2を巻取方向に確実に引っ張ることができ、ナイフエッジ7A;7B;7Aの部分で三分割台紙2にたるみが生じることを防止できるようになり、三分割台紙2に対するラベル3の剥離確実性が向上する。
図6に示すように、ラベル付き台紙5を巻き出す巻出手段6、剥離手段7、巻取手段8、中央部押圧手段10、ラベル全面圧着手段11、台紙たるみ防止手段12を一緒に移動可能な装置ユニット50として構成しておき、この装置ユニット50を移動させる図外のユニット移動手段を設けておく。そして、制御手段77は、中央部押圧手段10がラベル3を貼付対象面4Aに押し付けたことを内蔵のタイマで確認した後に、実施形態1において貼付対象体4を移動させた方向とは反対の方向に上記装置ユニット50を移動させるよう上記ユニット移動手段を制御するように構成する。このように、中央部押圧手段10でラベル3を貼付対象面4Aに押し付け(図6(a)参照)、その後、装置ユニット50を移動させた場合(図6(b);(c)参照)、貼付対象体4に接触している接触ローラー15が装置ユニット50の移動に伴って貼付対象体4の面上を転がって回転する。この接触ローラー15の回転力がタイミングベルト17を介して台紙引込ローラー16に伝達されて台紙引込ローラー16が回転し、フリクションローラー18で押さえられた三分割台紙2が巻取回転軸体81側に引っ張られる。この場合、ラベル全面圧着手段11によりラベル3が貼付対象面4Aに全面圧着されるまで、装置ユニット50を移動させる。
即ち、実施形態1では貼付対象体4を移動させたが、実施形態2では装置ユニット50を移動させることによって、実施形態1と同じ効果が得られるようにした。実施形態2では、貼付対象体4を移動させる場合のように、貼付対象体4に応じて貼付対象体4の移動駆動機構を設ける必要がなくなる。
実施形態1;2の中央部押圧手段10の代りに、中央台紙剥離手段としての中央台紙用ナイフエッジ7Bにより中央台紙22より剥離されて貼付対象面4A上に位置されるラベル3の幅方向中央部の一端部を把持する把持手段としてのクランプ手段51を備え、さらに、三分割台紙2より剥離されたラベル3の他端3b側である他端部を貼付対象面4Aに押し付ける中央部押圧手段としての押付棒状体52とを備え、ラベル3の一端3tをラベル検出手段9が検出した後、このラベル3の一端部をクランプ手段51で挟み付けてラベル3がラベル3の厚さ方向に動かないように固定した状態(図7(a)参照)から、クランプ手段51を貼付対象面4Aの上方にスイングするように移動させて、三分割台紙2より剥離されたラベル3の他端部を押付棒状体52の先端押圧面52tで押圧して貼付対象面4Aに圧着させる(図7(b);(c)参照)。その後、押付棒状体52によるラベル3の押圧動作を解除してから実施形態1と同様に貼付対象面4Aがラベル全面圧着手段11に近付くように貼付対象体を移動させることにより、ラベル全面圧着手段11によってラベル3の接着面の全面が貼付対象面4Aに圧着され、ラベル3が貼付対象面4Aに貼り付けられる(図7(d)参照)。
実施形態3においても、ラベル3の幅方向中央部の一端部が把持手段としてのクランプ手段51により把持されてラベル3がラベル3の厚さ方向に動かないように固定された状態で、ラベル3の幅方向両側部が側部台紙剥離手段としてのナイフエッジ7A;7Aにより剥離されることから、実施形態1と同じ効果が得られる。
上記では、中央台紙22よりラベル3が剥離する際に、ラベル3の幅方向両側部の接着面が側部台紙21;23のラベル貼付面24に貼り付いているので、中央台紙22に対するラベル3の幅方向中央部の剥離確実性が向上する反面、ナイフエッジ7Bの線状の鋭角縁74によって中央台紙22に加えられる線状の圧力が大きくなって中央台紙22が切断されやすくなる可能性がある。そこで、ナイフエッジ7Bの代りに、剥離手段として金属や合成樹脂等により形成された小径のローラー(円柱体、又は、円筒体)を用いる。つまり、ローラーの中心軸が三分割台紙2の幅方向に沿って延長するように、かつ、ローラーの中心軸に沿った方向の中心とナイフエッジ7Bの幅方向の中心とが一致するようにローラーを配置する。この場合、ローラーは、小さい径寸法のもの、例えば、径寸法が三分割台紙2の厚さ寸法程度で、かつ、中心軸に沿った方向の長さが中央台紙22の幅方向の長さよりも長いローラーを用いればよい。このようなローラーを用いることにより、中央台紙22にはローラーの円周面による面状の圧力が加わるので、中央台紙22が切断されにくくなる。
5 ラベル付き台紙、7 剥離手段、
7A 側部台紙用ナイフエッジ(側部台紙剥離手段)、
7B 中央台紙用ナイフエッジ(中央台紙剥離手段)、10 中央部押圧手段、
21;23 側部台紙、22 中央台紙、51 クランプ手段(把持手段)。
Claims (3)
- 台紙のラベル貼付面に剥離可能に貼られたラベルを台紙より剥離して剥離したラベルを貼付対象面に貼り付けるラベル貼付装置において、
ラベル貼付面が長手方向と直交する幅方向に三つに分割された三分割台紙と、
三分割台紙の三つのラベル貼付面に跨るように三分割台紙のラベル貼付面に剥離可能に貼り付けられたラベルと、
三分割台紙の幅方向中央に位置するラベル貼付面を形成する中央台紙とラベルとを剥離するための中央台紙剥離手段と、
中央台紙剥離手段により中央台紙より剥離されて貼付対象面上に位置されるラベルの幅方向中央部を貼付対象面に押し付ける中央部押圧手段と、
ラベルの幅方向中央部が中央部押圧手段により貼付対象面に押し付けられた状態で三分割台紙の幅方向両側に位置するラベル貼付面を形成する二つの側部台紙とラベルとを剥離するための側部台紙剥離手段と、
を備え、
側部台紙剥離手段及び中央台紙剥離手段は、側部台紙及び中央台紙毎に対応して台紙案内台の一端部にそれぞれ形成された三つのナイフエッジにより構成され、
ナイフエッジは、台紙案内台の台紙案内面に対して鋭角に交差するように台紙案内台の一端部に形成された一端面と、当該一端面と台紙案内面との境界である鋭角縁とにより形成され、
中央台紙剥離手段としての中央台紙用ナイフエッジが、台紙案内台の一端より中央側における台紙案内面の幅方向中央側に設けられるとともに、側部台紙剥離手段としての側部台紙用ナイフエッジが、台紙案内台の一端における台紙案内面の幅方向両側に設けられることによって、中央台紙用ナイフエッジが、ラベル付き台紙の搬送経路において側部台紙用ナイフエッジよりも前段に位置されて、巻出回転軸体から巻出されるラベル付き台紙の中央台紙を側部台紙よりも早い時期に巻取回転軸体側に転向させるように構成され、
中央台紙用ナイフエッジの幅方向の長さが、中央台紙の幅方向の長さよりも長く形成されたことを特徴とするラベル貼付装置。 - 中央台紙用ナイフエッジの鋭角縁が設けられている位置と台紙案内台の一端との間に形成された空間部の幅方向の長さaが、幅方向における二つの側部台紙間の長さbよりも小さく形成されたことを特徴とする請求項1に記載のラベル貼付装置。
- 台紙のラベル貼付面に剥離可能に貼られたラベルを台紙より剥離して剥離したラベルを貼付対象面に貼り付けるラベル貼付装置において、
ラベル貼付面が長手方向と直交する幅方向に三つに分割された三分割台紙と、
三分割台紙の三つのラベル貼付面に跨るように三分割台紙のラベル貼付面に剥離可能に貼り付けられたラベルと、
三分割台紙の幅方向中央に位置するラベル貼付面を形成する中央台紙とラベルとを剥離するための中央台紙剥離手段と、
中央台紙剥離手段により中央台紙より剥離されて貼付対象面上に位置されるラベルの幅方向中央部の一端部を把持する把持手段と、
ラベルの幅方向中央部の一端部が把持手段により把持された状態で三分割台紙の幅方向両側に位置するラベル貼付面を形成する二つの側部台紙とラベルとを剥離するための側部台紙剥離手段と、
を備えたことを特徴とするラベル貼付装置。
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