JP4876036B2 - 粘着製品剥離装置 - Google Patents

粘着製品剥離装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4876036B2
JP4876036B2 JP2007194494A JP2007194494A JP4876036B2 JP 4876036 B2 JP4876036 B2 JP 4876036B2 JP 2007194494 A JP2007194494 A JP 2007194494A JP 2007194494 A JP2007194494 A JP 2007194494A JP 4876036 B2 JP4876036 B2 JP 4876036B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wedge
shaped
peeling means
section
adhesive product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007194494A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009029564A (ja
Inventor
拓史 吉田
比呂志 秋元
誠哉 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Aviation Electronics Industry Ltd filed Critical Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority to JP2007194494A priority Critical patent/JP4876036B2/ja
Publication of JP2009029564A publication Critical patent/JP2009029564A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4876036B2 publication Critical patent/JP4876036B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Labeling Devices (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

本発明は、他の物品に貼着するためのラベルのような粘着製品が仮粘着されているテープ状のセパレータからその粘着製品を剥離するための剥離装置の技術分野に属する。
商品その他の物品に貼着する粘着ラベル等の粘着製品8は、その貼着前は図10の(a)に示すようにテープ状のセパレータ25(台材)に所定の間隔で仮粘着され、その長尺物がロール26に巻かれている。
このような、セパレータ25上に仮粘着している粘着製品8を商品その他の貼着対象物に貼着するには図10の(b)に示すように、ロール26から引き出したセパレータ25を側断面が楔形の剥離手段27に掛け渡してセパレータ25を右斜め下向矢印の方向へ引くことにより、楔形の折り返し鋭角部分で粘着製品8が鋭角で曲れずにセパレータ25から剥がれることを利用している。
こうして、セパレータ25から剥れて左方へ移動する粘着製品8を吸着ヘッド28で吸着して、載置台19上に置かれた貼り付け対象物18の上まで移動して降下し、吸着している粘着製品8を貼り付けるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、このような剥離構造では、粘着製品8とセパレータ25との仮粘着力が強すぎる場合には、図10の(c)に示すように、粘着製品8が、剥離手段27の楔形先端で剥離しないで下側へ巻き込まれるという問題がある。
そこで、このような場合、セパレータ25への粘着力を弱める構造として図11の(a)のようにセパレータ25にミシン目のような穴29をあけて粘着面積を少なくするということも行われている。
図11の(d)は穴を三角形にした例であり、(e)は丸穴とした例である。(b)は(a)のセパレー25がロール26に巻かれている状態を示すものである。
特開2001−51602号公報(段落[0013]、[0016]、図1、図4)
上記従来の技術においては、既に述べたように、粘着製品とセパレータとの粘着力が強い場合には、楔形先端で剥れずに粘着製品が巻き込まれてしまうという問題がある。
また、単に断面楔形の構造では、折り返しセパレータを巻き取りロールで引く場合に楔形先端でセパレータの幅方向に蛇行するという問題がある。蛇行が生じると吸着ヘッドで吸着される粘着製品の位置も粘着製品毎に変化し、結局、貼り付け対象物に対する貼り付け位置も変化してしまうということになる。
更に、セパレータに図11に示すような穴をあけてある場合には、セパレータが蛇行することにより、先端の折り返し部分でセパレータの幅方向両側の端に交互に強い張力が作用し、図11の(c)に示すような亀裂が入り、場合によっては切断してしまうという問題がある。
本発明の課題は上記従来技術の問題点に鑑みて、剥離手段の、セパレータが方向反転する箇所で粘着製品を巻き込んだり、セパレータが蛇行することのない剥離手段を提供することにある。
本発明は上記の課題を解決するために以下の各構成を有する。
本発明の第1の構成は、側断面楔形の剥離手段が3個、側断面と直交する同じ側の面が同一平面に揃い、楔形先端を同じ向きにして横並び3列で、中央列の楔形先端が両側列の楔形先端より予め定めた寸法だけ後退した位置にある楔形構造を有し、前記両側列の楔形剥離手段の間に、非粘着処理済みのローラの回転周面を前記同一平面に沿うように配置されたことを特徴とする粘着製品剥離装置である。
本発明の第2の構成は、側断面楔形の剥離手段が3個、側断面と直交する同じ側の面が同一平面に揃い、楔形先端を同じ向きにして横並び3列で、中央列の楔形先端が両側列の楔形先端より予め定めた寸法だけ後退した位置にある楔形構造を有し、前記両側列の楔形剥離手段の間に、非粘着処理済みのプレートをその1面が前記同一平面に沿うように配置されたことを特徴とする粘着製品剥離装置である。
本発明の第3の構成は、側断面楔形の剥離手段が3個、側断面と直交する同じ側の面が同一平面に揃い、楔形先端を同じ向きにして横並び3列で、中央列の楔形先端が両側列の楔形先端より予め定めた寸法だけ後退した位置にある楔形構造を有し、前記両側列の側断面楔形の剥離手段の前記同一平面側に開口空間を有し、この空間内に、断面に直交する回転軸を前記同一平面の方へばね機構によって弾性付勢された押さえローラを有することを特徴とする粘着製品剥離装置である。
本発明の第4の構成は、側断面楔形の剥離手段が3個、側断面と直交する同じ側の面が同一平面に揃い、楔形先端を同じ向きにして横並び3列で、中央列の楔形先端が両側列の楔形先端より予め定めた寸法だけ後退した位置にある楔形構造を有し、前記両側列の側断面楔形の剥離手段の前記同一平面側に開口空間を有し、この空間内に、ばね機構によって同一平面の方へ弾性付勢された押さえプレートを有することを特徴とする粘着製品剥離装置である。
本発明の第5の構成は、側断面楔形の剥離手段が3個、側断面と直交する同じ側の面を同一平面に揃えて楔形先端を同じ向きにして横並び3列で、中央位置の楔形先端が両側位置の楔形先端より予め定めた寸法だけ突出した位置にある楔形構造を有し、前記突出楔形剥離手段の両側に、非粘着処理済みのローラの回転周面を前記同一平面に沿うようにして配置されたことを特徴とする粘着製品剥離装置である。
本発明の第6の構成は、側断面楔形の剥離手段が3個、側断面と直交する同じ側の面を同一平面に揃えて楔形先端を同じ向きにして横並び3列で、中央位置の楔形先端が両側位置の楔形先端より予め定めた寸法だけ突出した位置にある楔形構造を有し、前記突出楔形剥離手段の両側に、非粘着処理済みのプレートがその1面を前記同一平面に沿うように配置されたことを特徴とする粘着製品剥離装置である。
本発明の第7の構成は、前記第1の構成又は第5の構成において、前記ローラの回転軸を前記同一面側の方へ弾性付勢するばね機構を有することを特徴とする粘着製品剥離装置である。
本発明の第8の構成は、前記第2の構成又は第6の構成において、前記プレートを前記同一面の方へ弾性付勢するばね機構を有することを特徴とする粘着製品剥離装置である。
本発明の第9の構成は、前記第1の構成ないし第8の構成のいずれか1つの構成において、3個の側断面楔形の剥離手段が一体形成されたことを特徴とする粘着製品剥離装置である。
第1の構成では、剥離手段の楔形先端をずらした構成であり、右側帯12と左側帯13が楔形先端4と6で折り返すので粘着製品8がセパレータと一緒に巻き込まれるということがなくなる。
また、セパレータ7の中央帯11が剥離手段1と3で挟まれた楔形先端5で折り返すようになっているので、セパレータ7の中央帯11の幅を楔形先端5の幅に合わせておくことにより、剥離手段1と3の内側側面でガイドされることになりセパレータ7が蛇行することがなくなる。また、蛇行がなくなることにより、貼り付け対象に対する粘着製品の貼り付け位置のぶれもなくなり、セパレータ7の蛇行に起因する切断もなくなるという効果がある。
更に、非粘着処理を施したローラを楔形先端4と同6の間に、周面が粘着製品の下面に沿うように設けているので、楔形先端4および同6で粘着製品が巻き込まれるということは生じ得なくなるという効果がある。
第2の構成は、ローラに代えてプレートを置いたもので同様の効果がある。
第5の構成は中央の剥離手段2が両側の剥離手段1,3よりも突出している構造である。従って粘着製品8は、両側の楔形先端位置を通過したあとは、中央帯11だけに粘着しているだけであり、粘着力が小さくなっているので中央の楔形先端での剥離が容易となり、巻き込まれる可能性は小さくなる。
更に、中央の剥離手段の突出している楔形先端の両側に周面が粘着製品の下面に沿うようにローラが設けられているので、中央の楔形先端で粘着製品が巻き込まれることはない。
また、セパレータの左右両側帯の折り返し部分が突出している中央の剥離手段の側面を挟むような形になっているので、中央帯の幅を中央の剥離手段の幅に合わせておくことにより中央の剥離手段によってガイドされることになり、セパレータが蛇行することがなくなるという効果がある。また、蛇行がなくなることにより、貼り付け対象に対する粘着製品の貼り付け位置のぶれもなくなり、蛇行に起因するセパレータの切断もなくなるという効果がある。
第6の構成は、第5の構成のローラに代えてプレートを配置したもので、第5の構成と同様の効果がある。
先端楔形の剥離手段は、先端部分が細くなっており常にセパレータの移動により摩擦が生じる部分であるから強度を有することが望まれ、その材質は金属とするのが最良である。なお、先端部分はセパレータの方向反転がスムーズに行えるよう適度な丸味を持たせた構造とするのが最良である。
また、中央とその左右両側の3個の剥離手段は、位置関係が固定されたものであるから一体形成するのが位置関係が安定し最良である。
中央の剥離手段の先端部分が左右両側の剥離手段より突出或いは引っ込んでいる寸法は、セパレータに仮粘着している粘着製品の半分位が最良である。
以下、本発明の粘着製品剥離装置の実施例を図面を参照して説明する。
まず、第1の構成の粘着製品剥離装置の構造を図1に示す。図1の(a)は、側断面楔形の剥離手段1,2,3の3個が配列された3面図であり、上右は平面図であり、上左が正面図であり、平面図の下が側面図である。
この配列は、楔形の側断面と直交する面(図では平面図で見えている面)が同一平面に揃い、楔形先端は同じ向き(図では左向き)で横並び3列になっており、中央の剥離手段2の楔形先端が両側列の剥離手段1,3の楔形先端よりも予め定めた寸法だけ後退した(引っ込んだ)位置にある。
(b)は、ミシン目穴が2列設けられたセパレータに粘着製品が仮粘着されていることを示す図であり、図示はしていないが右方にあるロ―ルに巻かれており、稼働時にロールから引き出されるようになっている。
ミシン目穴とミシン目穴の間の狭いブリッジは、セパレータ7の中央帯11と右側帯12、左側帯13を表裏反対方向に引っ張ることにより容易に切断できるものである。
(b)のようなセパレータを、左先方部分のブリッジ10を2,3箇所切断して(a)の剥離手段に対し、中央帯11が楔形先端5で矢印のように折り返し、右側帯12を楔形先端4で、左側帯13を楔形先端6で矢印のように折り返し、図示されていないロールに巻き取ることにより矢印方向へ引っ張ると、上から見た場合(c)のようになる。ブリッジ10は中央帯11が楔形先端5で折り返す時に次々と切断されて行く。
この粘着製品8のセパレータ7に対する仮粘着状態を(b)と(c)とで比較すると、(c)の方が中央帯11の部分がなくなっており粘着面積が大幅に減少しており、粘着力は低下している。
図2は、第1の実施例の構成および動きを示す図である。(a),(b)は(c)のA−A断面図であり、中央の剥離手段14の紙面手前側に、セパレータ進行方向を向いて見たときの右側の剥離手段15と前後同じ位置で存在する左側の剥離手段を除いた側面図である。
図から分るように、中央の剥離手段14の楔形先端がセパレータ進行方向を向いて見たときの左右両側の剥離手段の楔形先端よりも引っ込んでいる配列である。
(c)は(a)の図を上から見た平面図である。
図示されていないロールから引き出されたセパレータ7の表面には、ラベルのような粘着製品8が等間隔で連続して仮粘着されている。
引き出したセパレータ7の先方部分のブリッジ10をいくつか切断し、中央帯11を中央の剥離手段14の楔形先端5で折り返すように掛け渡し、右側帯12、左側帯13はそれぞれ右側の剥離手段15、左側の剥離手段の楔形先端で折り返すように掛け渡す。折り返し掛け渡されたセパレータ7の各帯の先端は図示されていない各巻き取りローラに巻き付けられそのローラを回転駆動することにより、セパレータ7の各帯を引き込み巻き取るようになっている。
(b)および(d)は、このように引き込まれることによりセパレータ7および粘着製品8が図では左方へ移動した状態が示されている。左方へ移動すると、セパレータ7の中央帯11が、まず、中央の剥離手段14の楔形先端で反転しこのときブリッジ10が切断されて斜め下方へ引っ張られていくので粘着製品から剥れ、次いでセパレータ7の右側帯12と左側帯13がそれぞれ右側の剥離手段15と左側の剥離手段の楔形先端で反転するので粘着製品8から剥れることになる。
既に、中央帯11が剥離されているので粘着面積は小さくなっており剥離し易くなっている。更に、左右の楔形先端の間には非粘着処理済みのローラ16が設けられており、粘着製品8はこのローラ16の上を通過することになるので、たとえ右側帯12、左側帯13の粘着製品8に対する粘着が強くとも、左右の楔形先端で下側へ巻き込まれることはなく完全に剥離される。
また、中央の剥離手段14の楔形先端で粘着製品8から剥離した中央帯11の幅は、左右の剥離手段の内側側壁間の寸法に合わせてあるので内側側壁がガイドとなりセパレータ7の蛇行が生じない。蛇行が生じないことにより貼り付け対象物に対する粘着製品8の貼り付け位置のぶれもなく、また蛇行に起因するセパレータの切断も生じない。
図2においてローラ16の軸は固定となっているが、軸を上下方向の或る範囲で可動にしておき、この軸をばね機構で上方へ弾性付勢することにより剥離効果を向上させることが可能である。
この他、図2のローラ16に代えて、非粘着処理を施したプレートを粘着製品8の移動平面に沿うように配置してもよい。この場合もプレートを上下方向の或る範囲で可動にしておき、ばね機構で上方へ弾性付勢することにより剥離効果が上がることはローラの場合と同様である。
図3は、第2の実施例の構成および動きを示す図である。(a)は、(c)のB−B断面図であり、中央の剥離手段14の紙面手前側に、右側の剥離手段15と重なるような位置で存在する左側の剥離手段を除いた側面図である。
図2の場合とは反対にセパレータ進行方向を向いて見たときの中央の剥離手段14の楔形先端が左右の剥離手段の楔形先端よりも突出している構成となっている。
(c)は(a)の図を上から見た平面図である。
図示されていない巻き取りローラによってセパレータの各帯が巻き取られると剥離手段上面のセパレータは楔形先端の方(図では左方)へ進行する。
(b)および(d)はこの移動した状態を示している。
セパレータ7は進行すると、まず進行方向に向って左右の剥離手段の楔形先端で左右の側帯の進行方向が反転するように巻き込まれる一方中央帯はなお直進するので、ここでブリッジ10が切断されることになる。左右の側帯から切り離された中央帯は、左右の楔形先端よりも突出している中央の剥離手段14の楔形先端で方向反転する。粘着製品8の前方は、セパレータ7の中央帯のみに貼り付いた状態で前進する。
従って、セパレータ7に対する粘着力は小さくなった状態で中央の剥離手段14の楔形先端に達し、そこで中央帯11は方向転換するから容易に剥離する。
また、中央の剥離手段14の楔形先端の左右両側には非粘着処理済みのローラ16が設けられており、粘着製品のセパレータ右側帯および左側帯に粘着していた部分がローラ16の上に掛かるので中央帯の折り返しに引かれて回り込むことはない。
また、ローラ16の回転軸は上下方向の或る範囲で可動となっているので、この回転軸をばね機構17によって上方へ弾性付勢することにより、粘着製品8のセパレータ中央帯11からの剥離を更に容易確実にすることになる。しかし、このようなローラ16やばね機構17を有しない構成とすることも可能である。
以上、図2,図3は粘着製品のセパレータに仮粘着している面を貼り付け対象物に貼り付ける場合であるが、他の例として、セパレータに仮粘着している粘着製品の仮粘着している面と反対側の面即ち表面側を貼り付け対象に貼り付ける場合もある。
図4は、セパレータ7に仮粘着している粘着製品8の表面側にも粘着剤が塗布されており表面側を載置台19上の貼り付け対象物18に貼り付ける場合を示している。これは図2のローラ16を除いた剥離手段を逆さにした状態である。
図4ではセパレータの中央帯11と右側帯12と図示されていない左側帯13を矢印の方へ引いて行くことにより、剥離手段が右方へ移動することにより粘着製品8はセパレータ7から剥離して貼り付け対象物18に貼り付けられることになる。
(b),(c)は移動の経過を示している。
1回の貼り付けが終った後は、剥離手段は、再び(a)の位置に戻り、載置台19は紙面の手前または後方へ移動して次の貼り付け対象を剥離手段の下へ持って来る。
図5の(a)は、図4の右側の剥離手段15の楔形先端と図示されていない左側の剥離手段の楔形先端の間にローラ16を設けて、粘着製品8が、剥離手段の楔形先端で、セパレータに貼りついたまま方向転換しないようにしたものであり、その機能は図2の場合と同様である。その後は、貼り付け対象物18に貼り付けた粘着製品8を貼り付け対象物18に押し付けるようにして、剥離手段の移動とともに転動して行き貼り付けを確実にするものである。
図5の(b)は、(a)のローラ16に代えてプレート20を用いたものであり、その機能、効果は(a)の場合と同様である。
図6は、図5のローラ16およびプレート20に対し、ばね機構によって弾性付勢したものであり、図3の場合と同様の機能を果すとともに、図5の場合と同様に粘着製品を貼り付け対象物に押し付けるようにして移動し、貼り付けを確実にする。
図7の(a)は、中央の剥離手段14は先端楔形のものとし左右の剥離手段は、楔形先端に相当するような直径が小さく長い剥離ローラとしたものである。この剥離ローラ21と中央の剥離手段14との位置関係は構造的に固定されている。機能は図4の場合と同様である。
図7の(b)は、(a)の剥離ローラ21に代えて、剥離プレート22とした例である。剥離ローラ21の場合よりもセパレータ7を貼り付け対象物に押し付け粘着製品の貼り付けを一層確実にする。
図8は、図7の剥離ローラ21および剥離プレート22に対しそれぞればね機構17により弾性付勢を行った例である。
(a)の場合には、セパレータの左右の側帯の折り返し位置に弾力性が生じることになるし、(b)の場合には、貼り付け対象物に貼り付けた粘着製品に対する押さえが弾力的になる。
図9は、左右両側の楔形の剥離手段内に、空間を設け、その中にばね機構により弾性付勢された押さえローラ或いは押さえプレートを設けた例である。
(a)は図4の(a)と同じであり、押さえローラや押さえプレートを設けていない状態の構造であり、(b)は右側の剥離手段15の下面側に空間を設けて、その中にばね機構17と押さえローラ23を設けセパレータの右側帯を介して粘着製品を貼り付け対象に対して押さえるように付勢されている。図示されていないが、左側の剥離手段も同様の構造となっている。
(c)は(b)の押さえローラ23を押さえプレート24に代えたものである。セパレータに対する摩擦の程度はローラに較べて大きくなるが、実用上支障のない範囲であれば、ローラを設ける場合より軸受けが不要になるなど構造上の利点がある。
本発明における剥離手段の基本構造を示す説明図である。 本発明の第1の実施例の構成および動きを示す図である。 本発明の第2の実施例の構成および動きを示す図である。 本発明において、セパレータに仮粘着している粘着製品の表面側にも貼り付け用の粘着剤が塗布されており、この面を貼り付け対象物に貼り付ける場合の図である。 図4において左右両側の剥離手段の楔形先端の間にローラやプレートを設けた構造図である。 図5のローラやプレートに対し、ばね機構によって弾性付勢をした構造図である。 中央の剥離手段は先端楔形のものとし、左右の剥離手段は、楔形先端に相当する剥離ローラや剥離プレートとした例である。 図7の剥離ローラや剥離プレートに対し、ばね機構により弾性付勢を行った例である。 図4における左右両側の楔形剥離手段内に、ばね機構により貼り付け対象物の方へ向けて弾性付勢された押さえローラや押さえプレートを設けた例である。 従来の粘着製品を貼り付け対象物に貼り付ける仕方を説明する図である。 粘着力低減のために各形状の穴の列を設けたセパレータの平面図である。
符号の説明
1 剥離手段
2 剥離手段
3 剥離手段
4 楔形先端
5 楔形先端
6 楔形先端
7 セパレータ
8 粘着製品
9 ミシン目穴
10 ブリッジ
11 中央帯
12 右側帯
13 左側帯
14 中央の剥離手段
15 右側の剥離手段
16 ローラ
17 ばね機構
18 貼り付け対象物
19 載置台
20 プレート
21 剥離ローラ
22 剥離プレート
23 押さえローラ
24 押さえプレート
25 セパレータ
26 ロール
27 剥離手段
28 吸着ヘッド
29 穴

Claims (9)

  1. 側断面楔形の剥離手段が3個、側断面と直交する同じ側の面が同一平面に揃い、楔形先端を同じ向きにして横並び3列で、中央列の楔形先端が両側列の楔形先端より予め定めた寸法だけ後退した位置にある楔形構造を有し、前記両側列の楔形剥離手段の間に、非粘着処理済みのローラの回転周面を前記同一平面に沿うように配置されたことを特徴とする粘着製品剥離装置。
  2. 側断面楔形の剥離手段が3個、側断面と直交する同じ側の面が同一平面に揃い、楔形先端を同じ向きにして横並び3列で、中央列の楔形先端が両側列の楔形先端より予め定めた寸法だけ後退した位置にある楔形構造を有し、前記両側列の楔形剥離手段の間に、非粘着処理済みのプレートをその1面が前記同一平面に沿うように配置されたことを特徴とする粘着製品剥離装置。
  3. 側断面楔形の剥離手段が3個、側断面と直交する同じ側の面が同一平面に揃い、楔形先端を同じ向きにして横並び3列で、中央列の楔形先端が両側列の楔形先端より予め定めた寸法だけ後退した位置にある楔形構造を有し、前記両側列の側断面楔形の剥離手段の前記同一平面側に開口空間を有し、この空間内に、断面に直交する回転軸を前記同一平面の方へばね機構によって弾性付勢された押さえローラを有することを特徴とする粘着製品剥離装置。
  4. 側断面楔形の剥離手段が3個、側断面と直交する同じ側の面が同一平面に揃い、楔形先端を同じ向きにして横並び3列で、中央列の楔形先端が両側列の楔形先端より予め定めた寸法だけ後退した位置にある楔形構造を有し、前記両側列の側断面楔形の剥離手段の前記同一平面側に開口空間を有し、この空間内に、ばね機構によって同一平面の方へ弾性付勢された押さえプレートを有することを特徴とする粘着製品剥離装置。
  5. 側断面楔形の剥離手段が3個、側断面と直交する同じ側の面を同一平面に揃えて楔形先端を同じ向きにして横並び3列で、中央位置の楔形先端が両側位置の楔形先端より予め定めた寸法だけ突出した位置にある楔形構造を有し、前記突出楔形剥離手段の両側に、非粘着処理済みのローラの回転周面を前記同一平面に沿うようにして配置されたことを特徴とする粘着製品剥離装置。
  6. 側断面楔形の剥離手段が3個、側断面と直交する同じ側の面を同一平面に揃えて楔形先端を同じ向きにして横並び3列で、中央位置の楔形先端が両側位置の楔形先端より予め定めた寸法だけ突出した位置にある楔形構造を有し、前記突出楔形剥離手段の両側に、非粘着処理済みのプレートがその1面を前記同一平面に沿うように配置されたことを特徴とする粘着製品剥離装置。
  7. 前記ローラの回転軸を前記同一面側の方へ弾性付勢するばね機構を有することを特徴とする請求項1又は請求項5記載の粘着製品剥離装置。
  8. 前記プレートを前記同一面の方へ弾性付勢するばね機構を有することを特徴とする請求項2又は請求項6記載の粘着製品剥離装置。
  9. 3個の側断面楔形の剥離手段が一体形成されたことを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の粘着製品剥離装置。
JP2007194494A 2007-07-26 2007-07-26 粘着製品剥離装置 Active JP4876036B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007194494A JP4876036B2 (ja) 2007-07-26 2007-07-26 粘着製品剥離装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007194494A JP4876036B2 (ja) 2007-07-26 2007-07-26 粘着製品剥離装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009029564A JP2009029564A (ja) 2009-02-12
JP4876036B2 true JP4876036B2 (ja) 2012-02-15

Family

ID=40400510

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007194494A Active JP4876036B2 (ja) 2007-07-26 2007-07-26 粘着製品剥離装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4876036B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011001072A (ja) * 2009-06-17 2011-01-06 Fuji Seal International Inc 粘着ラベルの貼着方法、及びラベラー
JP5662071B2 (ja) * 2010-07-22 2015-01-28 株式会社ブリヂストン ラベル貼付装置
KR101698644B1 (ko) * 2014-08-14 2017-01-20 주식회사 엘지화학 패널로부터 편광 필름을 박리하기 위한 박리바, 이를 이용한 박리 장치 및 박리 방법
CN104210888B (zh) * 2014-08-28 2017-03-01 珠海格力电器股份有限公司 胶纸剥离装置
GB2557216A (en) * 2016-11-30 2018-06-20 Nobac Ltd Labelling machine for protruding skin pakaging
DE102019135368A1 (de) * 2019-12-20 2021-06-24 Weber Marking Systems Gmbh Etikettenspendevorrichtung und Etikettenband
CN116812296A (zh) * 2023-07-28 2023-09-29 珠海市嘉德电能科技有限公司 易剥离不干胶贴条组件及其剥离运送设备

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60142712A (ja) * 1983-12-29 1985-07-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子式交流電圧可変装置
JPH0558544A (ja) * 1991-08-29 1993-03-09 Kanzaki Paper Mfg Co Ltd 粘着シート表面基材貼着装置
JPH0850290A (ja) * 1994-08-05 1996-02-20 Casio Comput Co Ltd 偏光板の貼付方法およびその装置
JPH1058764A (ja) * 1996-08-13 1998-03-03 Ishida Co Ltd ラベルプリンタ
JP2000335816A (ja) * 1999-05-27 2000-12-05 Fuji Photo Film Co Ltd 写真貼付機の粘着テープ貼付装置
JP3854032B2 (ja) * 2000-03-21 2006-12-06 東芝テック株式会社 ラベルプリンタの剥離板及びラベルプリンタ
JP2004296944A (ja) * 2003-03-27 2004-10-21 Kyocera Corp 異方性導電膜貼付装置及び部品実装装置
JP2005029237A (ja) * 2003-07-10 2005-02-03 Fuji Les-Bell:Kk ラベル貼付装置
JP4426809B2 (ja) * 2003-10-08 2010-03-03 株式会社フジシールインターナショナル ラベル供給装置
JP4302042B2 (ja) * 2004-03-26 2009-07-22 富士フイルム株式会社 フイルム剥離装置
JP4513676B2 (ja) * 2004-08-09 2010-07-28 セイコーエプソン株式会社 ラベル剥離機構及びラベルプリンタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009029564A (ja) 2009-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4876036B2 (ja) 粘着製品剥離装置
AU2009267361B2 (en) Intermittent cutting transferring device
JP5912022B2 (ja) シート製造装置及び製造方法
CN111833740B (zh) 柔性显示装置
JP4568374B1 (ja) 貼付装置及び貼付方法
JP2004134020A (ja) 貼合装置
WO2021033344A1 (ja) ハーフカット済両面テープの製造方法およびハーフカット済両面テープ貼付装置
US6790302B2 (en) Adhesive means for connecting a web end on a material roll and corresponding method
JP2010023131A (ja) フィルムの貼り付け装置及び貼り付け方法
JP5597578B2 (ja) シート製造装置および製造方法
JP4273023B2 (ja) フィルム貼付方法とその装置
KR20120094530A (ko) 청소용 점착 테이프 롤
JPH01319089A (ja) ラべルの製造方法及びこの方法を実施する装置
JP5059698B2 (ja) 加工対象シートの加工方法およびフレキシブルダイ
CN211870893U (zh) 接带连接件及接带结构
JP4485180B2 (ja) ダイローラ
JP4184750B2 (ja) ラベル共上がり防止装置
JP5202273B2 (ja) 粘着テープロール
JP3849121B2 (ja) 紙巻き取り紙管に対する接着テープ貼付装置
JP5719226B2 (ja) シート貼付装置および貼付方法
US20080047664A1 (en) T-tabbed double-sided tape and method of preparation
JP5554255B2 (ja) シート製造装置および製造方法
JP4993697B2 (ja) 巻取軸
US7913736B2 (en) Apparatus and method for affixing adhesive tape
JPH0466457A (ja) 巻取紙表皮切断装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110301

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111025

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111118

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111128

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141202

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4876036

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250