JP4273023B2 - フィルム貼付方法とその装置 - Google Patents
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この場合、粘着テープの幅は基板間相当部位の長さと同等の長さとしているが、基板間相当部位の長さが短くなり、より幅の狭い粘着テープで貼付け用フィルムを除去する必要が出てくると、下記の問題が出てきた。
それゆえ、本発明の目的は、基板間相当部位が狭幅であっても貼付け用フィルムを粘着テープで確実に除去して、気泡やしわ等の欠陥を発生することなく貼付け用フィルムを基板に貼り付けることができるフィルム貼付方法およびその装置を提供することにある。
また、本発明は、前記剥離作用部の幅は、前記剥離領域の幅に実質的に一致するフィルム貼付方法を提供する。
前記プーリ状のローラの前段に前記粘着テープの全厚に至らない深さの切れ目を設ける切れ目形成手段を有する。
図1において、10は基板1の搬送路、20はフィルム供給部(手段)、30と40は切れ目形成部(手段)、50と70はフィルム剥離(除去)部(手段)、90は基板分離部(手段)である。
フィルム供給部20は、フィルムロール21、剥離ローラ22、回収ロール23で構成されている。
フィルムロール21から繰出した一体化フィルムFは剥離ローラ22においてカバーフィルム4を剥離して、回収ロール23に巻き取って回収していく。
基板1は搬送方向に長さL1、搬送方向と直交する方向に幅W1の寸法を有しており、カバーフィルム4を剥離して2層となっている一体化フィルムFaは基板1の幅方向と同一方向の幅方向にW2の幅寸法を有している。
切れ目形成部30、40は、図2のハッチングをつけた矩形の輪郭でフィルム貼付け用フィルム3に切れ目を設けて、除去したい剥離領域と基板1に貼り付けたい貼付け領域に区画する。
図5〜図7において、フィルム除去部50は、図示していない駆動手段により2層一体化フィルムFaの幅方向に移動する移動ベース51に、切れ目形成ユニット50A、テープ供給ユニット50B、フィルム除去ユニット50Cおよびテープ回収ユニット50Dを搭載した構成を有している。
粘着テープ52はその幅W6が基板間相当部の長さL4(=L3×2+D)よりも広いものを用いており、1対の円盤カッタ53の間隔は基板間相当部の長さL4に等しくしてある。
ローラ63の胴部あるいは小径部もしくは谷部の長さも、基板間相当部の長さL4としている。
粘着テープ52と一体となった剥離された貼付け用フィルム3aはローラ63を経てから図示していない回収ロールに巻き取られていく。
図8〜図10に示すフィルム除去部70は図5〜図7に示したフィルム除去部50と同様な構成を持っているので、相違点を中心に説明する。
図8〜図10において、フィルム除去部70では2層一体化フィルムFが搬送されており、切れ目形成ユニット70A、テープ供給ユニット70B、フィルム除去ユニット70C、テープ回収ユニット70Dなどは固定ベース71に搭載してある。
更に、77はVベルト用のプーリ状のローラで、ローラ77における胴部あるいは小径部もしくは谷部の長さは、貼付け用フィルム3から除去する剥離領域の幅寸法W5としている。
基板分離部90の円盤カッタ91で基板1間のベースフィルム2を切断すると、図2に示したものが得られる。
また、広幅の粘着テープ52、72を用いることで、処理中に張力で粘着テープ52、72が切断することはなく、安定した生産が期待できる。
貼付け用フィルム3の剥離領域3a、3bをもっと狭くしたい場合は、ロール59、79として算盤玉状のものを用いればよい。
このようなロールは、ロール79にも適用できる。
また、粘着テープ52、72を幅方向の両側に設けた2本の切れ目は、粘着テープ52、72の中折れしやすさを期待したものであるが、中折れしやすい粘着テープを用いる場合には、切れ目を設けなくてもよい。
基板1全体に貼付け用フィルム3の貼付け領域を貼り付けたい場合には、図1に実施例で切れ目形成部40とフィルム除去部70が作動しないようにしておけばよい。
圧着ロールを有する搬送路上を基板が搬送され、貼付け用フィルムの各側にベースフィルムとカバーフィルムを設けた一体化フィルムを巻回したフィルムロールから繰出し、カバーフィルムを剥離し、貼付け用フィルムに切れ目を設けて剥離領域と基板に貼付ける貼付け領域を区分して設けて、貼付け用フィルムにおける剥離領域を粘着テープで剥離し、ベースフィルム上に貼付け領域を残して前記圧着ロールに向けて搬送するようにしたフィルム貼付方法および装置において、前記剥離部の幅よりも広い幅の粘着テープを用い、該粘着テープを中折れ状態として剥離作用部を形成し、該剥離作用部を前記剥離領域に貼付け、剥離することで貼付け用フィルムの剥離領域を前記ベースフィルムから除去するフィルム貼付方法および装置。
Claims (9)
- 圧着ロールを有する搬送路上を基板が搬送され、貼付け用フィルムの各側にベースフィルムとカバーフィルムを設けた一体化フィルムを巻回したフィルムロールから繰出し、カバーフィルムを剥離し、貼付け用フィルムに切れ目を設けて剥離領域と基板に貼付ける貼付け領域を区分して設けて、貼付け用フィルムにおける剥離領域を粘着テープで剥離し、ベースフィルム上に貼付け領域を残して前記圧着ロールに向けて搬送するようにしたフィルム貼付方法において、
前記剥離領域の幅よりも広い幅の粘着テープを用い、該粘着テープを粘着テープの長手方向に一部を折り曲げ、折り曲げられた一方側で剥離作用部を形成し、該剥離作用部を前記剥離領域に貼付け、剥離することで貼付け用フィルムの剥離領域を前記ベースフィルムから除去することを特徴とするフィルム貼付方法。 - 請求項1において、前記粘着テープの折り曲げを2本のもしくは1本の切れ目で形成し、前記粘着テープの中央部にもしくは片側に前記剥離作用部を形成することを特徴とするフィルム貼付方法。
- 請求項2において、前記剥離作用部の幅は、前記剥離領域の幅に実質的に一致することを特徴とするフィルム貼付方法。
- 圧着ロールを有する搬送路上を基板が搬送され、貼付け用フィルムの各側にベースフィルムとカバーフィルムを設けた一体化フィルムを巻回したフィルムロールから繰出し、カバーフィルムを剥離し、貼付け用フィルムに切れ目を設けて剥離領域と基板に貼付ける貼付け領域を区分して設けて、貼付け用フィルムにおける剥離領域を粘着テープで剥離し、ベースフィルム上に貼付け領域を残して前記圧着ロールに向けて搬送するようにしたフィルム貼付方法において、
粘着テープに粘着テープの長手方向に折れ目を形成して折り曲げ、折り曲げた一方側で粘着テープを剥離する剥離作用部を形成し、他方側で剥離に寄与しない部を形成することを特徴とするフィルム貼付方法。 - 圧着ロールを有する搬送路上を基板が搬送され、貼付け用フィルムの各側にベースフィルムとカバーフィルムを設けた一体化フィルムを巻回したフィルムロールから繰出し、カバーフィルムを剥離し、貼付け用フィルムに切れ目を設けて剥離領域と基板に貼付ける貼付け領域を区分して設けて、貼付け用フィルムにおける剥離領域を粘着テープで剥離し、ベースフィルム上に貼付け領域を残して前記圧着ロールに向けて搬送するようにしたフィルム貼付方法において、
粘着テープを粘着テープの長手方向に折れ目を形成して折り曲げ、折り曲げられた一方側でそれぞれ剥離作用部を形成し、前記貼付け用フィルムに幅方向に剥離領域をそして長手方向に剥離領域を領域が異なるようにしてそれぞれ形成し、剥離作用部をそれぞれの剥離領域に貼付け、両者の剥離領域に対して共通幅を有する粘着テープを使用することを特徴とするフィルム貼付方法。 - 圧着ロールを有する搬送路上を基板が搬送され、貼付け用フィルムの各側にベースフィルムとカバーフィルムを設けた一体化フィルムを巻回したフィルムロールから繰出し、カバーフィルムを剥離し、貼付け用フィルムに切れ目を設けて剥離領域と基板に貼付ける貼付け領域を区分して設けて、貼付け用フィルムにおける剥離領域を粘着テープで剥離し、ベースフィルム上に貼付け領域を残して前記圧着ロールに向けて搬送するようにしたフィルム貼付方法において、
粘着テープの長手方向に折れ目を形成して折り曲げ、折り曲げられた一方側で粘着テープに貼付けられる粘着テープの剥離作用部を形成し、基板間相当部位の幅よりも広い幅を有し、粘着テープ横方向の幅一定の粘着テープを使用し、前記基板間相当部位の幅に依存した前記貼付け用フィルムの幅方向の剥離領域に対応した幅を持った前記粘着テープの剥離作用部としたことを特徴とするフィルム貼付方法。 - 圧着ロールを有する搬送路上を基板が搬送され、貼付け用フィルムの各側にベースフィルムとカバーフィルムを設けた一体化フィルムを巻回したフィルムロールから繰出し、カバーフィルムを剥離し、貼付け用フィルムに切れ目を設けて剥離領域と基板に貼付ける貼付け領域を区分して設けて、貼付け用フィルムにおける剥離領域を粘着テープで剥離し、ベースフィルム上に貼付け領域を残して前記圧着ロールに向けて搬送するようにしたフィルム貼付装置において、
前記貼付け用フィルムの剥離領域の幅よりも広い幅の粘着テープを繰り出す手段と、該粘着テープに粘着テープの長手方向に一部を折り曲げ、折り曲げられた一方側で剥離作用部を形成する剥離作用部形成手段とを有する粘着テープ供給ユニットと、折り曲げられた粘着テープを前記貼付け用フィルムの剥離領域に貼付け、剥離する手段を有するフィルム除去ユニットを備えること
を特徴とするフィルム貼付装置。 - 請求項7において、前記剥離作用部形成手段は、円盤カッタが形成されたローラを有し、かつ前記貼付け用フィルムの剥離領域に貼付け、剥離するビア樽状のローラを有することを特徴とするフィルム貼付装置。
- 請求項8において、前記ビア樽状のローラの前段に、前記円盤カッタによって形成された前記粘着テープの全厚に至らない深さの切れ目を設ける切れ目形成手段を有することを特徴とするフィルム貼付装置。
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