JP2011105207A5 - - Google Patents

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本発明の第1実施形態にかかる回転式ポンプ装置を適用した車両用ブレーキ装置のブレーキ配管概略図である。 回転式ポンプ19、39を含むポンプ本体100およびモータ60を備えた回転式ポンプ装置の断面図である。 図2のA−A断面図である。 回転式ポンプ装置に作用する圧力の関係を表した模式図である。 本発明の第3実施形態で説明するW/C圧の変化の様子を示したグラフである。 本発明の第実施形態にかかる車両用ブレーキ装置に備えられる回転式ポンプ装置のポンプ本体100の断面図である。
一方、回転式ポンプ39は、円筒状の第2中央プレート73bの両側を第2シリンダ71bおよび第3シリンダ71cで挟み込んで形成されたロータ室(第2ロータ室)100b内に配置されており、ロータ室100b内に挿通される駆動軸54にて駆動される。回転式ポンプ39も、回転式ポンプ19と同様にアウターロータ39aおよびインナーロータ39bを備え、これらの両歯部が噛み合わさって形成される複数の空隙部39aにてブレーキ液の吸入吐出を行う内接型ギアポンプで構成されている。この回転式ポンプ39は、駆動軸54を中心として回転式ポンプ19をほぼ180°回転させた配置となっている。このように配置することで、回転式ポンプ19、39のそれぞれの吸入側の空隙部19c、39cと吐出側の空隙部19c、39cとが駆動軸54を中心として対称位置となるようにし、吐出側における高圧なブレーキ液圧が駆動軸54に与える力を相殺できるようにしている。
また、第1〜第4シリンダ71a〜71dのそれぞれの外周面にはOリング75a、75b、75c、75dが配置されている。これらOリング75a〜75dは、ハウジング101に形成された吸入用管路90b、92bや吐出用管路91、93におけるブレーキ液をシールするものであり、Oリング75aは吸入用管路90bと吐出用管路91の間、Oリング75bは吸入用管路90bと吸入用管路92bの間、Oリング75cは吸入用管路92bと吐出用管路93の間、Oリング75dは吐出用管路93とハウジング101の外部の間に配置されている。ただし、Oリング75a〜75cとハウジング101に形成された凹部101aとの密着力は、第1〜第3シリンダ71a〜71cおよび第1、第2中央プレート73a、73bによって構成される第1ケースが駆動軸54と共に紙面左右方向に移動できる程度とされている。なお、図2中には示されていないが、駆動軸54とモータ60の回転軸とは例えば半円状のカップリング構造にて連結されるが、そのカップリング構造が駆動軸54の紙面左右方向の移動を許可できるように隙間が設けられた構造とされれている。
(2)第1配管系統50aと対応するW/C14、15のみを加圧させ、第2配管系統50bと対応するW/C34、35を加圧させないときには、回転式ポンプ19の吐出口81に繋がる吐出用管路91は高圧になるが、回転式ポンプ39の吐出口83に繋がる吐出用管路93は高圧にならない。この場合には、第1ケースにおける挿入方向前方の端面に印加されるブレーキ液圧が挿入方向後方の端面に印加されるブレーキ液圧よりも高圧となる。このため、第1ケースが駆動軸54と共に紙面右側に移動して第4シリンダ71dの端面に接触させられる。そして、図4(b)中の矢印で示したように、第1ケースにおける挿入方向前方の端面に印加されるブレーキ液圧を押し付け力として、第1ケースが紙面右側に押し付けられる。
さらに、本実施形態のように、第1ケースが挿入方向前後方向に移動する形態とされる場合には、第1、第2配管系統50a、50bの一方のみのW/C圧の加圧が行われるような場合、第1ケースが移動して凹部101aの底面もしくは第4シリンダ71dのいずれかに接した状態となる。このため、第1、第2配管系統50a、50bの両方のW/C圧を加圧する場合と同様、第1ケースの両端面に高圧を印加するのと同じように力が作用する。したがって、第1〜第3シリンダ71a〜71cや第1、第2中央プレート73a、73bが溶接によって一体化されていなかったとしても、これらの間からブレーキ液が洩れないようにできる。

Claims (1)

  1. 請求項3に記載の回転式ポンプ装置を備えた車両用ブレーキ装置であって、
    ブレーキ操作部材(11)の操作に応じたブレーキ液圧を発生させるマスタシリンダ(13)と、
    前記マスタシリンダに対して接続される前輪系統となる第1配管系統(50a)および後輪系統となる第2配管系統(50b)と、
    前記マスタシリンダ(13)に発生させられるブレーキ液圧に応じて制動力を発生させる前輪(FL、FR)および後輪(RL、RR)に対応するホイールシリンダ(14、15、34、35)とを備え、
    前記第1配管系統および前記第2配管系統には、前記マスタシリンダと前記ホイールシリンダとを接続する主管路(A、E)と、
    前記第1配管系統の主管路(A)に備えられた第1差圧制御弁(16)および前記第2配管系統の主管路()に備えられた第2差圧制御弁(36)と、
    前記第1配管系統において前記第1差圧制御弁と両前輪に対応する前記ホイールシリンダ(14、15)との間に備えられた第1、第2増圧制御弁(17、18)および前記第2配管系統において前記第2差圧制御弁と両後輪に対応する前記ホイールシリンダ(34、35)との間に備えられた第、第増圧制御弁(37、38)と、を有し、
    前記回転式ポンプ装置に備えられた前記第1回転式ポンプと前記第2回転式ポンプのいずれか一方が前記第1差圧制御弁と前記第1、第2増圧制御弁の間において前記第1配管系統の主管路にブレーキ液を吐出すると共に他方が前記第2差圧制御弁と前記第3、第4増圧制御弁の間において前記第2配管系統の主管路にブレーキ液を吐出するように構成され、
    前記第1、第2回転式ポンプを駆動するとき、前記後輪系統となる前記第2配管系統の第2差圧制御弁を遮断状態にすると共に前記第3、第4増圧制御弁を遮断状態にすることで、前記第1ケースの前記前方端面と前記ハウジングの前記凹部の底面との間の空間、もしくは、前記第1ケースの前記後方端面と前記第2ケースとの間の空間のうち前記第1配管系統の前記主管路に接続される側の空間を縮小させる方向に前記第1ケースを移動させ、この空間が縮小されることによってブレーキ液を前記第1配管系統の前記主管路に導出させることを特徴とする車両用ブレーキ装置。
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