JP2011099524A - 排水栓遠隔操作装置用コントロールケーブルおよびそれを用いた排水栓遠隔操作装置 - Google Patents
排水栓遠隔操作装置用コントロールケーブルおよびそれを用いた排水栓遠隔操作装置 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】アウターケーシング11と、その中に摺動自在に挿入されるインナーケーブル12とを有する排水栓の遠隔操作装置に用いられるコントロールケーブル10。アウターケーシング11は、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマーからなる円筒状の本体16と、本体の軸と平行に、かつ、軸を中心に180度対向して埋設される2本の金属線17とを備えている。インナーケーブル12は、芯線と、前記芯線の周りに撚られた6本の下層線と、前記下層線の周りに前記下層線とは異なる方向に撚られた12本の上層線と、その外周に設けられた樹脂層とを備えている。
【選択図】図1
Description
このコントロールケーブルの一端には、排水栓が連結され、他端にはその排水栓を開閉操作する操作部が連結されている。排水栓は浴槽等の排水管に設けられた排水口に開閉可能に係止され、操作部は浴槽等のオーバーフロー抑止の補助排水部を兼ねる補助排水管に係止される。また、補助排水管と排水管との間はオーバーフローパイプによって連結され、コントロールケーブルもその中に挿入される。コントロールケーブルは補助排水管の開口からオーバーフローチューブ、排水管を通って排水栓まで押し操作で通すことにより配索される。
このときコントロールケーブルは、オーバーフローチューブの出口から排水栓の間において、90度以上屈曲させて配索されるため、充分な柔軟性が求められる。また、コントロールケーブルは、90度以上屈曲させた状態でインナーケーブルの押し操作力を伝達する必要があるため、適度な剛性が求められる。
本発明は、押し操作による配索作業が簡単である排水栓遠隔操作装置用のコントロールケーブルおよびそれを用いた排水栓遠隔操作装置を提供することを目的としている。
本発明の排水栓遠隔装置は、上述した本発明のコントロールケーブルと、前記コントロールケーブルの一端に設けられた排水栓連結部と、前記コントロールケーブルの他端に設けられた、前記排水栓を開閉操作するための排水栓操作部とからなることを特徴としている。
このアウターケーシング11は、2本の金属線17が本体の軸を中心に180度対向して設けられているため、金属線17が含まれる直径の延長方向(以下、R1方向という)より、金属線17が含まれる直径に対して直角方向(以下、R2方向という)に曲がりやすい。これは、R1方向に曲げたときとR2方向に曲げたときでは、金属線の曲げRが異なるなるためである。また、このアウターケーシング11は、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマーからなっているため、柔軟性が高く、時計回りまたは反時計回りに捻じれ易い。
金属線17は、外径が0.25〜0.35mm、特に0.29〜0.31mmの硬鋼線である。特に、ステンレス鋼が好ましい。
溝部18は、金属線17の軸に対して30〜60度、特に45度となるように形成されており、その深さは0.005〜0.15mm、特に0.01〜0.05mmであり、前後の溝部18の間隔は1.5〜2.5mm、特に、2.0mmとなっている。
樹脂層24は、0.1〜0.3mm、特に0.15mmの厚さで設けられている。その材質は、ポリエチレン樹脂、フッ素樹脂、ポリアミド樹脂等で、特にポリアミド樹脂は、安価でポリオレフィン系熱可塑性エラストマーとの摩擦抵抗が小さく好ましい。樹脂層24は、アウターケーシング11との摩擦力を低減し、かつ、柔軟に構成されたインナーケーブル12の座屈強度を高くする。
ここでコントロールケーブル10の先端には排水栓連結部31が設けられ、基端には排水栓操作部32が設けられている。排水栓連結部31は、外径がアウターケーシングより大きい円筒状のものであり、コントロールケーブルのアウターケーシング11のエンドを係止し、インナーケーブル12をその中心孔に移動自在に通すものである。排水栓操作部32は、押しボタンが取り付けられる部位である。
コントロールケーブル10は、アウターケーシング11がR1方向において曲がりやすく、R2方向において曲がりにくく構成されている。そのため、コントロールケーブルの先端に設けられた排水栓連結部31が凹凸75と当接したとき、アウターケーシング11は、押し操作力Fを逃がすべく、排水栓連結部31が凹凸75を乗り越える方向(A)へ曲がろうとする(図5(a)参照)。しかし、方向Aとアウターケーシング11のR1方向とが同じである場合は、アウターケーシング11はA方向(R1方向)に曲がりにくいため、柔軟なアウターケーシング11は凹凸75を乗り越えるA方向とR2方向が一致するように捻じれる。これにより、アウターケーシング11はA方向に曲がり、押し操作力Fを逃がす(図5(b)参照)。この後、更に押し操作力Fを加えることにより、排水栓連結部31は凹凸75を乗り越える(図5(c)参照)。
一方、アウターケーシング11は、それ自身は柔軟性が高く、凹凸75等との接触した状態で押し操作力が加わることにより座屈しやすくなっているが、インナーケーブル12が挿入されているため、コントロールケーブル全体としての剛性は確保され、その座屈は防止される。
11 アウターケーシング
12 インナーケーブル
16 本体
17 金属線
18 溝部
21 芯線
22 下層線
23 上層線
24 樹脂層
31 排水栓連結部
32 排水栓操作部
71 オーバーフローチューブ
72 操作側の配管(補助排水管)
73 排水管
74 排水栓
75 凹凸
Claims (5)
- アウターケーシングと、その中に摺動自在に挿入されるインナーケーブルとを有する排水栓の遠隔操作装置に用いられるコントロールケーブルであって、
前記アウターケーシングは、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマーからなる円筒状の本体と、前記本体の軸と平行に、かつ、軸を中心に180度対向して前記本体に埋設される2本の金属線とを備えており、
前記インナーケーブルは、芯線と、前記芯線の周りに撚られた複数の側線とを備えていることを特徴とする排水栓遠隔操作装置用コントロールケーブル。 - 前記金属線に、軸方向に対して所定の角度をなす溝部が間隔を空けて複数設けられていることを特徴とする請求項1記載の排水栓遠隔操作装置用コントロールケーブル。
- 前記インナーケーブルの側線が、前記芯線の周りに撚られた6本の下層線と、前記下層線の周りに前記下層線とは異なる方向に撚られた12本の上層線とを有することを特徴とする請求項1記載の排水栓遠隔操作装置用コントロールケーブル。
- 前記インナーケーブルの表面に、合成樹脂層が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の排水栓遠隔操作装置用コントロールケーブル。
- 請求項1、2、3または4のいずれかに記載のコントロールケーブルと、
前記コントロールケーブルの一端に設けられた排水栓連結部と、
前記コントロールケーブルの他端に設けられた、前記排水栓を開閉操作するための排水栓操作部とからなる排水栓遠隔操作装置。
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