JP2018168945A - ツール挿入用アタッチメント - Google Patents

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【課題】後方においてもある程度の剛性を有するツールを管内に挿入することのできるツール挿入用アタッチメントの提供。【解決手段】線材5を螺旋状に構成してコイル状の挿入用アタッチメント4を構成する。挿入用アタッチメント4の基端側を止着部6とする。挿入用アタッチメント4の先端側を突出部10とする。ツール挿入用アタッチメント4を捩じって一時的に拡径又は縮径する。止着部6をツールとしてのホース本体3に外嵌又は内嵌する。ツール挿入用アタッチメント4の捩じりを解除して元の径に戻す。ツール挿入用アタッチメント4の止着部6がホース本体3に止着されて樹脂ホース1を構成する。ホース本体3は、後方においてもある程度の剛性を有する。ホース本体3を直に持って樹脂ホース1を配管に挿入する。突出部10が樹脂ホース1を先導する。【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば滞留した水やガスを排出する樹脂ホースやケーブルなどのツールを管内に挿入するためのツール挿入用アタッチメントに関するものである。
一般に、ガス管の配管工事をする際にガス管を閉止するためのガスバッグや、配管の内部を検査するためのカメラ、配管の配置角度や位置を計測するためのジャイロスコープ、配管の肉厚を測定するための超音波探触子などのツールは、配管の端部開口から配管内に挿入して使用される。これらのツールは、配管の内部の突起や、特にエルボ管付近の段差を通過させてツールを挿入する場合、先端部分が突起や段差に引っ掛かることによって、挿入しにくくなることがある。
これに対して、特許文献1は、上記のガスバッグやカメラ、ジャイロスコープ、超音波探触子などのように、そのツールの構造が、ツール本体から後方に、各種配線や挿抜操作用のピアノ線などの線状体を延設したものであることを前提として、そのツール本体を配管の端部開口から配管内に挿入するためのツール挿入具を開示している(図8参照)。
特許文献1のツール挿入具は、線材101を螺旋状に構成してなるコイル状で、その前側部分を本体収容部102として、本体収容部102よりも後方の延設部分を線状体収容部103としている。
このツール挿入具は、本体収容部102にツール本体を収容すると共に、線状体収容部103に線状体を収容し、線状体収容部103を持って押し込むようにして、配管に本体収容部102を挿入することができる。さらに、本体収容部102は、その線材101を中心軸方向に隙間をあけて螺旋状に構成しており、エルボ管の内面に沿わせて湾曲させつつ挿入する際、線材101の間の隙間に曲げ変形を吸収させて、本体収容部102を容易に湾曲させることができる。
特開2013−134154号公報(段落番号0020、0022、0023、0025〜0027、図1)
ところで、特許文献1のツール挿入具は、ツール本体から後方に細くて柔軟な線状体を延設した構造のツールを配管内に挿入するものであり、その柔軟な線状体を直に持って配管にツールを押し込むのが容易でないことを前提として、線状体を線状体収容部に収容するようにしている。
これに対して、滞留した水やガスを排出するための可撓性を有する合成樹脂管からなる樹脂ホースや、複数本を束ねて被覆したケーブルのように、後方においてもある程度の剛性を有するツールは、これを配管に押し込むのに、必ずしも後方の線状体収容部を必要とせず、しかも、特許文献1のツール挿入具は、その線状体収容部が細径であることから、ツールの太径の後方部分を収容することもできない。
本発明は、後方においてもある程度の剛性を有するツールを管内に挿入することのできるツール挿入用アタッチメントの提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るツール挿入用アタッチメントは、管内にツールを挿入するためのものであり、ツールに止着する止着部と、この止着部から先端側に突出する突出部とからなり、線材を螺旋状に構成してなるコイル状としたものである。
上記構成によれば、ツール挿入用アタッチメントをコイル状にするので、この止着部及び突出部に共通する構成により、ツールへの取り付けを容易にする機能と、ツールを管内で先導する機能の両方を得ることができる。これにより、ツール挿入用アタッチメントを簡単な構成にしつつ、後方においてもある程度の剛性を有するツールに取り付けて、このツールを先導して管内への挿入を容易にすることができる。
より詳しく説明すると、コイル状のツール挿入用アタッチメントは、適宜、捩じることによって一時的に拡径又は縮径することができ、その止着部を介してツールに容易かつ強固に取り付けることができる。
つまり、コイル状のツール挿入用アタッチメントは、その線材に沿って圧縮力を作用させる方向に捩じることにより、一時的に拡径することができる。一時的に拡径したツール挿入用アタッチメントは、その止着部をツールに容易に外嵌することができ、その後、捩じりを解除してツール挿入用アタッチメントを元の径に戻すことにより、ツールの外面を止着部で締め付けて強固に止着することができる。
一方、コイル状のツール挿入用アタッチメントは、その線材に沿って引張力を作用させる方向に捩じることにより、一時的に縮径することができる。一時的に縮径したツール挿入用アタッチメントは、その止着部をツールに容易に内嵌することができ、その後、捩じりを解除してツール挿入用アタッチメントを元の径に戻すことにより、ツールの内面に止着部を押し付けて強固に止着することができる。
さらに、ツール挿入用アタッチメントを取り付けたツールは、その後方部分を直に持って管内に挿入することができ、その際、止着部から突出する突出部で先導するようにして、管内へのツールの挿入を容易にすることができる。
つまり、ツールに取り付けたコイル状のツール挿入用アタッチメントは、所望の強度に設定しつつ、その線材間の隙間の大きさを変化させながらエルボ管などの湾曲形状に沿わせて湾曲させることができ、その突出部により、管内に挿入するツールを先導することができる。
ツール挿入用アタッチメントを取り付けたツールを管内に挿入する際、管内に突起があったとしても、ツールと共にコイル状のツール挿入用アタッチメントを中心軸周りに回転させることにより、その線材がねじの原理によって管内の突起を避けるように乗り越えることができる。
しかも、コイル形状が管内の突起に噛み合って、ねじの原理による推進力を得ることができるので、湾曲してエルボ管を通過するような場合にも、ツールの挿入を容易にすることができる。また、線材の先端が管内の突起に引っ掛かった場合、線材の先端部分を変形させながら、さらにツールを中心軸周りに回転させることにより、その引っ掛かりを外すと共に、線材の先端部分をジャンプさせて一気に突起を乗り越えさせることができる。
また、止着部を、線材を中心軸方向に隙間なく螺旋状に構成してなるコイル状とし、突出部を、線材を中心軸方向に隙間をあけつつ螺旋状に構成してなるコイル状とするようにしてもよい。
この構成によると、止着部では、線材を中心軸方向に隙間なく螺旋状に構成するので、ツールに止着部を止着することによる剛性の増大が生じる範囲を極力短くすることができ、しかも、ツールから加えられる押し込み力を突出部まで効率よく伝達することができる。また、突出部では、線材を中心軸方向に隙間をあけつつ螺旋状に構成するので、管内の湾曲形状に沿って隙間の大きさを変化させながら湾曲させることができ、管内に容易に侵入させることができる。
また、本発明は、可撓性を有する合成樹脂管からなるホース本体に上記のツール挿入用アタッチメントを止着した構造の樹脂ホースを提供する。
この構成によると、上記のツール挿入用アタッチメントの構成を採用することによる効果と同じ効果を奏することができる。
また、突出部がホース本体の先端よりも突出するよう、ツール挿入用アタッチメントの止着部をホース本体の先端部に外嵌するようにしてもよい。
この構成によると、突出部をホース本体の先端よりも突出させるので、その突出部にホース本体を先導させることができる。しかも、止着部をホース本体の先端部に外嵌するので、止着部の内面側にホース本体を挿入して止着する際、その挿入の邪魔になることなく、ツール挿入用アタッチメントを一時的に拡径するよう、その外面側を持って捩じることができ、ホース本体への取り付けを容易にすることができる。
また、突出部がホース本体の先端よりも突出するよう、ツール挿入用アタッチメントの止着部をホース本体の先端部に内嵌するようにしてもよい。
この構成によると、突出部をホース本体の先端よりも突出させるので、その突出部にホース本体を先導させることができる。しかも、止着部をホース本体の先端部に内嵌するので、ねじの原理によって管内を推進するようツール及びツール挿入用アタッチメントを中心軸周りに回転させる際、その回転によってツール挿入用アタッチメントが拡径しようとする。この拡径により、止着部がホース本体により強固に止着されるので、回転によるホース本体からのツール挿入用アタッチメントの外れを防止することができる。
また、止着部の先端付近をホース本体に留めてツール挿入用アタッチメントの抜け出しを規制する抜け止めピンを設けるようにしてもよい。
この構成によると、抜け止めピンで止着部を留めるので、抜け止めピンの直接の機能によってホース本体からのツール挿入用アタッチメントの抜け出しを規制することができる。
しかも、抜け止めピンで止着部の先端付近を留めるので、ねじの原理によって管内を推進させるようツール及びツール挿入用アタッチメントを中心軸周りに回転させる際、その回転が捩じり力として止着部の全体に伝わるのを阻止することができる。これにより、ツール挿入用アタッチメントが不意に拡径又は縮径するのを阻止することができ、この不意の拡径又は縮径によるホース本体からのツール挿入用アタッチメントの外れを防止することができる。
なお、上記のツール挿入用アタッチメントを止着するツールは、樹脂ホースだけでなく、例えば、複数本を束ねて被覆したケーブルであってもよく、この場合、ツール挿入用アタッチメントの止着部をケーブルの先端部に外嵌すればよい。
また、本発明は、管内にツールを挿入するためのツール挿入方法を提供する。具体的に説明すると、まず、上記のツール挿入用アタッチメントを捩じって拡径又は縮径し、このツール挿入用アタッチメントの止着部をツールの先端部に外嵌又は内嵌した後、捩じりを解除してツール挿入用アタッチメントを元の径に戻すことにより、止着部をツールの先端部の全周に押し付けて止着する。その後、管内にツール挿入用アタッチメントの突出部を挿入し、さらに、ツールを持って管内に押し込むことにより、突出部で先導してツールを挿入する。
この構成によると、上記のツール挿入用アタッチメントの構成を採用することによる効果と同じ効果を奏することができる。
以上のとおり、本発明によると、ツール挿入用アタッチメントをコイル状にするので、これを捩じって一時的に拡径又は縮径することで、ツールに容易に取り付けることができ、さらに、そのツール挿入用アタッチメントによって、管内に挿入するツールを先導することができる。
これにより、ツール挿入用アタッチメントを簡単な手順で取り付けるだけで、樹脂ホースやケーブルなどのように後方においてもある程度の剛性を有するツールを管内に容易に挿入することができる。
本発明に係るツール挿入用アタッチメントを外嵌して取り付けた樹脂ホースの側面図 ツール挿入用アタッチメントの側面図 ツール挿入用アタッチメントの取付手順を説明する図 樹脂ホースを挿入する配管の斜視図 樹脂ホースを挿入した配管の鉛直断面図 樹脂ホースを挿入した配管の水平断面図 ツール挿入用アタッチメントを内嵌して取り付けた樹脂ホースの側面図 従来のツール挿入具を示す図
以下、本発明に係るツール挿入用アタッチメントを実施するための形態について、図面を用いて説明する。
図1に示すように、樹脂ホース1は、例えば、ガス管や水道管、排水管、プラント配管などの流体通流用配管、その他の各種配管2に挿入して、管内に滞留した水やガスを排出するためのものであり、ツールとしてのホース本体3の先端部に、配管2への挿入を容易にするツール挿入用アタッチメント4を取り付けたものである。
ホース本体3は、例えば、ポリ塩化ビニルやポリエチレン、ポリプロピレンから形成された可撓性を有する合成樹脂管であり、先端部から基端部にわたって、配管2に押し込み可能な程度の剛性を有すると共に、配管2の湾曲部に沿って湾曲可能な程度の可撓性を有し、その後方部分を直に持って、配管2に押し込んだり、中心軸周りに回転させたりして、配管2への挿入操作をすることができるようになっている。
図2に示すように、ツール挿入用アタッチメント4は、例えば鋼製で断面扁平状の線材5を螺旋状に構成すると共に、その扁平状の線材5の幅方向を螺旋形状の中心軸と平行に設定してなるコイル状とされ、必要に応じて線材5の表面に潤滑メッキが施される。
ツール挿入用アタッチメント4の全長(L)のうち、例えば基端から外径の1〜2倍程度の長さ(L1)の範囲は、ホース本体3の先端部に外嵌して止着される止着部6とされる。止着部6は、線材5を中心軸方向に隙間なく螺旋状に構成してなるコイル状とされ、ホース本体3から加えられる押し込み力を先端側に効率よく伝達するようになっている。止着部6の先端付近には、ピン孔7が形成され、抜け止めピン8によってホース本体3のピン孔9に留められて、ホース本体3からのツール挿入用アタッチメント4の抜け出しを規制している。
ツール挿入用アタッチメント4の全長(L)のうち、例えば先端から外径の2〜5倍程度の長さ(L2)の範囲は、止着部6から先端側に突出する突出部10とされ、ホース本体3の先端よりも突出するようになっている。突出部10は、線材5を中心軸方向に隙間(P)をあけつつ螺旋状に構成してなるコイル状とされ、配管2の湾曲形状に沿って隙間(P)の大きさを変化させながら湾曲することにより、配管2の内部に容易に侵入して、ホース本体3を先導するようになっている。なお、突出部10における線材5の隙間(P)は、突出部10に求められる湾曲性能に応じて、適宜設定することができる。
次に、ホース本体3にツール挿入用アタッチメント4を取り付けて樹脂ホース1を構成する手順を説明する。
まず、図3(a)に示すように、ツール挿入用アタッチメント4の内径をホース本体3の外径よりもわずかに小さく設定し、図3(b)に示すように、ツール挿入用アタッチメント4をその線材5に圧縮力を作用させる方向に捩じって拡径し、止着部6をホース本体3の先端部に外嵌する。
図3(c)に示すように、捩じりを解除して、拡径したツール挿入用アタッチメント4を元の径に戻すことにより、止着部6の内面でホース本体3の外面を締め付けて強固に止着する。さらに、抜け止めピン8を止着部6のピン孔7とホース本体3のピン孔9に留めて、ホース本体3からのツール挿入用アタッチメント4の抜け出しを規制することにより、ホース本体3にツール挿入用アタッチメント4が取り付けられて、樹脂ホース1が構成される。
次に、図4に示す配管2の内部に上記の樹脂ホース1を挿入する手順を説明する。図4に示す配管2は、例えばガスメーターのメーター周りに配設されるガス管であり、複数個所で屈曲する複雑な配管となっている。
まず、図4に示す配管2に、その上方の端部開口からツール挿入用アタッチメント4の突出部10を挿入し、さらに、樹脂ホース1のホース本体3を持って配管2に押し込むことにより、突出部10で先導して、配管2に樹脂ホース1を挿入する。
具体的に説明すると、まず、配管2に突出部10を挿入した後、ホース本体3を持って押し込むことにより、突出部10の先端を第1エルボ管11に侵入させる。樹脂ホース1をさらに押し込むことにより、突出部10を第1エルボ管11の内面に沿って湾曲させつつ挿入する。その際、突出部10の線材5を中心軸方向に隙間(P)をあけて螺旋状に構成しているので、その隙間(P)に曲げ変形を吸収させて、突出部10を容易に湾曲させることができる。
突出部10を第1エルボ管11に挿入する際、樹脂ホース1を中心軸周りに回転させながら押し込んで、コイル状の突出部10を第1エルボ管11の始端側の段差12に噛み合わせることにより、ねじの原理によって推進力を得ることができ、突出部10を湾曲させながら第1エルボ管11に容易に挿入することができる。
なお、線材5が断面扁平状であるので、段差12に噛み合いやすく、線材5を断面円形に設定した場合のような噛み合いの外れが生じにくい。また、止着部6の先端付近を抜け止めピン8でホース本体3に留めているので、その直接の機能としてツール挿入用アタッチメント4の抜け出しを規制すると共に、突出部10が受ける反力としての回転力が止着部6の基端付近にまで伝わるのを阻止して、止着部6の拡径による止着力の低下を防止する。
突出部10をさらに第1エルボ管11に押し込むことにより、突出部10の先端付近が第1エルボ管11の終端側の段差13に引っ掛かる(図5参照)。図5に示すように、線材5の先端を段差13に乗り上げさせた状態で、樹脂ホース1を中心軸周りに回転させながら押し込むことにより、コイル状の突出部10がねじの原理によって段差13をスムーズに通過する。
突出部10の先端が第1エルボ管11を通過して、突出部10の後端が第1エルボ管11に侵入した後、突出部10に引き続いて止着部6及びホース本体3が第1エルボ管11に侵入する。止着部6及びホース本体3は、第1エルボ管11に侵入した後、突出部10に追随して湾曲しながら第1エルボ管11を通過する。
樹脂ホース1をさらに押し込むことにより、突出部10が、第1エルボ管11と同様、第2エルボ管14を通過する。その際、樹脂ホース1を中心軸周りに回転させることにより、第2エルボ管14の始端側の段差15に噛み合わせて推進力を得ると共に、第2エルボ管14の終端側の段差16をスムーズに通過する(図6参照)。
このようにして、樹脂ホース1は、配管2の所望の位置まで挿入することができ、例えば、配管2の内部に滞留した水やガスを排出する。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において、適宜変更を加えることができる。例えば、図7に示すように、ツール挿入用アタッチメント4の止着部6をホース本体3の先端部に外嵌する代わりに、止着部6をホース本体3の先端部に内嵌して、突出部10がホース本体3の先端よりも突出する樹脂ホース17を構成するようにしてもよい。
樹脂ホース17では、線材5に引張力を作用させる方向にツール挿入用アタッチメント4を捩じって縮径し、止着部6をホース本体3の先端部に内嵌した後、捩じりを解除して元の径に戻すことにより、止着部6の外面をホース本体3の内面に押し付けて強固に止着する。この樹脂ホース17は、ねじの原理による推進力を得る際、中心軸周りの回転によって止着部6が拡径し、その止着がより強固になるので、樹脂ホース1の中心軸周りの回転によるツール挿入用アタッチメント4の外れが防止される。
また、ツール挿入用アタッチメント4を取り付けるツールは、合成樹脂管からなるホース本体3以外のものであってもよく、例えば、各種ケーブルの複数本を束ねて被覆したものであってもよく、この場合、ツール挿入用アタッチメントの止着部を束ねて被覆したケーブルの先端部に外嵌すればよい。
また、止着部6は、線材5を中心軸方向に隙間なく螺旋状に構成するだけでなく、中心軸方向に隙間をあけつつ螺旋状に構成したものでもよい。突出部10は、線材5を中心軸方向に隙間(P)をあけつつ螺旋状に構成するだけでなく、中心軸方向に隙間なく螺旋状に構成したものでもよい。抜け止めピン8は、必ずしも設ける必要はない。配管2は、段差12、13、15、16の存在しないものであってもよい。
1 樹脂ホース
2 配管
3 ホース本体
4 ツール挿入用アタッチメント
5 線材
6 止着部
7 ピン孔(止着部)
8 抜け止めピン
9 ピン孔(ホース本体)
10 突出部
11 第1エルボ管
12、13 段差
14 第2エルボ管
15、16 段差
17 樹脂ホース(別形態)
L ツール挿入用アタッチメントの全長
L1 止着部の長さ
L2 突出部の長さ
P 隙間

Claims (6)

  1. 管内にツールを挿入するためのツール挿入用アタッチメントであって、前記ツールに止着される止着部と、該止着部から先端側に突出する突出部とからなり、線材を螺旋状に構成してなるコイル状とされたことを特徴とするツール挿入用アタッチメント。
  2. 前記止着部は、線材を中心軸方向に隙間なく螺旋状に構成してなるコイル状とされ、前記突出部は、線材を中心軸方向に隙間をあけつつ螺旋状に構成してなるコイル状とされたことを特徴とする請求項1に記載のツール挿入用アタッチメント。
  3. 可撓性を有する合成樹脂管からなるホース本体に請求項1又は2に記載のツール挿入用アタッチメントが止着されたことを特徴とする樹脂ホース。
  4. 前記突出部がホース本体の先端よりも突出するよう、ツール挿入用アタッチメントの止着部がホース本体の先端部に外嵌されたことを特徴とする請求項3に記載の樹脂ホース。
  5. 前記突出部がホース本体の先端よりも突出するよう、ツール挿入用アタッチメントの止着部がホース本体の先端部に内嵌されたことを特徴とする請求項3に記載の樹脂ホース。
  6. 管内にツールを挿入するためのツール挿入方法であって、請求項1又は2に記載のツール挿入用アタッチメントを捩じって拡径又は縮径し、該ツール挿入用アタッチメントの前記止着部を前記ツールの先端部に外嵌又は内嵌した後、捩じりを解除してツール挿入用アタッチメントを元の径に戻すことにより、前記止着部をツールの先端部の全周に押し付けて止着し、その後、管内にツール挿入用アタッチメントの前記突出部を挿入し、さらに、前記ツールを持って管内に押し込むことにより、前記突出部で先導してツールを挿入することを特徴とするツール挿入方法。
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