JP2011092855A - インクジェット塗布装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】フィルムの両側辺部のカール矯正がなされた状態で、このフィルムへの塗布材の塗布を行なうことができるようし、フィルムの塗布品質を高める。
【解決手段】巻出側フィルムロール2から巻き出されたフィルム1は、巻取側フィルムロール3に巻き取られて、その塗布対象エリアが塗布部17で吸着テーブル10上に位置するように搬送される。塗布対象エリアが吸着テーブル10上に位置すると、フィルム1が停止して吸着テーブル10上に載置されるとともに、その長手方向にテンションが加えられて弛みなどが除かれる。しかしながら、これにより、塗布対象エリアの両側辺部にカールが生ずる。そこで、塗布対象エリアが吸着テーブル10上に載置されるとともに、吸着テーブル10の両側に設けられたカール矯正バー13,14が塗布対象エリアのカール部に移動し、この部分を吸着テーブルの吸着面に押し付けてカール矯正を行なう。
【選択図】図1

Description

本発明は、インクジェット塗布によるフレキシブルな材料の製造に用いるロール・ツー・ロール方式のインクジェット塗布装置に係り、特に、非シリコン系の半導体材料(例えば、CIGS薄膜)が設けられた太陽電池フィルムに電極や絶縁膜などの形成に用いられるインクジェット塗布装置及び方法に関する。
従来、プリント装置の一例として、プリント媒体を、皺伸ばしと幅方向の位置合わせとを行ないながら、導入する導入部と、この導入部に隣接して配置され、プリント媒体に対向して配置されてプリント媒体をベルトで搬送する搬送部と、プリント媒体に対向して配置されて、色の種類数分の複数列のラインヘッドを有するプリント部と、このプリント部でのプリント媒体の搬送方向の下流側に配置されて、プリント後のプリント媒体を乾燥する乾燥部とを備えたプリント装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
かかるプリント装置では、シート上のプリント媒体(例えば、ロール状あるいは箱に収納された布帛)を複数のローラによって皺伸ばしし、搬送方向中央へのセンタリングや布目矯正,両端(布帛の両耳)のカール是正が行なわれる。
この場合、複数のローラによって布帛に張力が掛り、布帛の両耳のカールも是正するものであるが、張力の方向は、構造の上から、布帛の長手方向が大きく、布帛の長手方向に対して直角方向の両側辺部のカールに対する張力は小さ目となっている。
さらに、このカール是正はこの布帛にプリントする場所よりも前位置となる搬入部で行なわれるものであって、この搬入部を通過してからプリント部に至るまでの区間、及びプリント部の区間においては、布帛の両側辺部でのカールの是正のための張力が一旦開放されたのに近い状態となってしまう。
特開平9−239968号公報
ロール・ツー・ロール方式で巻き出されて搬送されるフィルムの中には、その表面に半導体材料が蒸着されている部位とそれが蒸着されていない部位とがあり、このため、フィルムの幅方向の両側辺部は丸まった(カールした)状態となっている。このようにロールから巻き出されたフィルムを、塗布材量の塗布のために、吸着テーブルで吸着保持する際、このようにその両側辺部にカールがあると、フィルムは吸着テーブルに平坦に吸着されにくくなり、皺や弛みが生ずるという問題がある。このように、皺や弛みが生ずると、塗布用のインクジェットなどのノズル先端面がフィルムに接触し、ノズル面が損傷する恐れがある。
本発明の目的は、かかる問題を解消し、フィルムの両側辺部のカールが是正された状態で、このフィルムへの塗布材の塗布を行なうことができ、フィルムへの塗布品質を高めることができるようにしたインクジェット塗布装置及び方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、ロール状のフィルムを巻き出して搬送する上流側のガイドロールと、巻き出されたフィルムを吸着保持する吸着テーブルと、吸着テーブルに吸着保持されたフィルム上に液状の塗布材を塗布する塗布ヘッドと、塗布材が塗布されたフィルムを搬送してロール状に巻き取る下流側のガイドロールとからなるインクジェット塗布装置であって、フィルムの吸着テーブルの吸着面に載置された塗布対象エリアでの両側辺部を吸着テーブルの吸着面に押し付けて吸着テーブルの側辺側に拡げるカール矯正バーを設け、フィルムの塗布対象エリアでの両側辺部に生ずるカール部をカール矯正バーでもって矯正し、塗布対象エリア全体を平坦状にして吸着テーブルの吸着面に一様に吸着保持させることを特徴とする。
また、吸着テーブルの吸着面は、フィルムの搬送方向に垂直な方向に関して、中央部領域と中央領域の両側の周辺領域とに区分され、中央部領域の真空吸着孔の動作と、周辺領域の真空吸着孔の動作とを制御する制御部を備え、制御部の制御により、吸着テーブルへのフィルムの塗布対象エリアの載置とともに、中央領域での真空吸着孔を動作させて、塗布対象エリアの中央領域に対向する領域を真空吸着保持し、カール矯正バーによる、吸着テーブルに載置されたフィルムの塗布対象エリアでの両側辺部のカール矯正とともに、周辺領域での真空吸着孔を動作させて、塗布対象エリアの周辺領域に対向する領域を真空吸着保持することを特徴とする。
さらに、吸着テーブルに真空吸着したフィルムの吸着テーブルの吸着面からの浮き上がりを検出する手段を備えたことを特徴とする。
さらに、カール矯正バーによるフィルムの塗布対象エリアの両側辺部を吸着テーブルの両即辺部側へ押し広げる力を調節するための、カール矯正バーの昇降動作を駆動する昇降シリンダの空気圧力を調整する手段を備えたことを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明は、上流側のガイドロールでロール状に巻き付けられているフィルムを巻き出して搬送し、巻き出されたフィルムの塗布対象エリアが吸着テーブルの吸着面に搭載されて、塗布ヘッドにより、フィルムの塗布対象エリアに液状の塗布材が塗布され、塗布材が塗布されたフィルムが下流側のガイドロールで搬送されてロール状に巻き取られるインクジェット塗布方法であって、吸着テーブルの吸着面に搭載されたフィルムの塗布対象エリアの両側辺をカール矯正バーで吸着面に押し付けて吸着テーブルの側辺側に拡げて、吸着面に吸着保持させることを特徴とする。
本発明によれば、塗布対象のフィルムを吸着テーブルに固定して位置決めする際、このフィルムの両側辺部をカール矯正バーでこの吸着テーブルに押し付けて吸着させるものであるから、このフィルムの両側辺部に生ずるカールが矯正されて吸着テーブルに平坦に吸着固定されることになり、かかる状態でこのフィルムへの塗布材の塗布が行なわれるものであるから、フィルムの塗布品質が向上する。
図1は本発明によるインクジェット塗布装置及び方法の第1の実施形態の概略構成を示す斜視図である。 図1における塗布部で生ずるフィルムの側辺部のカール状態を示す図である。 図1に示す第1の実施形態でのフィルムのカール矯正機構の一具体例を示す概略斜視図である。 図3に示すカール矯正バーによるフィルムのカール矯正動作の一具体例を示すフローチャートである。 図4に示すカール矯正動作の流れを示す図である。 本発明によるインクジェット塗布装置及び方法の第2の実施形態における吸着テーブルの一具体例を示す斜視図である。 図6に示す吸着テーブルを備えた第2の実施形態でのフィルムのカール矯正動作の一具体例を示すフローチャートである。 本発明によるインクジェット塗布装置及び方法の第3の実施形態の要部を示す概略斜視図である。 本発明によるインクジェット塗布装置及び方法の第4の実施形態でのカール矯正装置の一具体例を示す概略斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
なお、以下に説明する実施形態は、一例として、非シリコン系の半導体材料(例えば、CIGS薄膜)が施された太陽電池フィルム上に、インクジェット方式の塗布ヘッドで電極材や絶縁材を塗布することにより、電極や絶縁膜などの膜形成を行なうようにするものである。なお、CIGS薄膜は、Cu(銅),In(インジウム),Ga(ガリウム),Se(セリウム)から成る半導体材料の薄膜であって、「CIGS」はこれら素材の頭文字を配列したものであり、このCIGS薄膜の膜厚は、数10μm〜100μm程度と薄くすることができる。
図1は本発明によるインクジェット塗布装置及び方法の第1の実施形態の概略構成を示す斜視図であって、1は太陽電池フィルム(以下、単にフィルムという)、2は巻出側フィルムロール、3は巻取側フィルムロール、4,5はガイドロール、6,7は昇降ガイドロール、8,9は吸着バー、10は吸着テーブル、11は巻出側軸モータ、12は巻取側軸モータ、13,14はカール矯正バー、15は塗布ヘッド、16は巻出部、17は塗布部、18は巻取部である。
同図において、X軸方向に空間が巻出部16と塗布部17と巻取部19とに区分されており、巻出部16には、巻出側軸モータ11によって回転駆動される巻出側フィルムロール2や上流側のガイドロール4,昇降ガイドロール6,吸着バー8がX軸方向に順次配列されて設けられ、巻取部18には、下流側の吸着バー9や昇降ガイドロール7,ガイドロール5,巻取側フィルムロール3がX軸方向に順次配列されて設けられている。また、塗布部17には、吸着テーブル10や塗布ヘッド13,カール矯正バー14が設けられている。
巻出部16において、巻出側フィルムロール2には、塗布部17で電極材や絶縁材の塗布対象となるフィルム1がロール状に巻き付けられている。また、このフィルム1は、この巻出側フィルムロール2から巻き出されて塗布部17を通り、巻取部18で巻取側フィルムロール3に巻き取られている。かかる状態で、フィルム1の長さ方向がX軸方向、その幅方向がY軸方向、その面に垂直な方向がZ軸方向である。
塗布部17では、フィルム1が吸着テーブル10によって真空吸着されて位置固定され、また、図示しないガントリ(門型フレーム)構造で支持されているインクジェット式の塗布ヘッドが複数配置されていて、これらにより、液状の電極材や絶縁材など(以下、これらをまとめて「塗布材」という)がフィルム1のCIGS薄膜上に塗布されて電極や絶縁膜が形成される。このCIGS薄膜には、溝状の窪み部が設けられており、この窪み部に塗布材が塗布されて電極や絶縁膜が形成される。
また、塗布ヘッド1は夫々、XY軸平面内での移動動作とZ軸方向(高さ方向)の移動動作が可能であり、夫々の塗布ヘッド1の下面には、フィルム1に向いたノズル孔が250個程度設けられており、ピエゾ駆動によって塗布材の液適を押し出してフィルム1上に射出する。このように、塗布ヘッド1のノズルがXY軸平面内で移動して個別に塗布材を射出することにより、フィルム1の塗布面にあらゆるパターンで塗布材を精細に塗布することが可能となる。
このようにして、塗布部17でフィルム1の所定の塗布対象エリアでの塗布材の塗布が終了すると、巻出側フィルムロール2からフィルム1が巻き出され、また、巻取側フィルムロール3にこのフィルム1が巻き取られることにより、このフィルム1の次の塗布対象エリアが塗布部17で塗布材の塗布ができる位置に配置できるように、フィルム1が巻出側フィルムロール2側から巻取側フィルムロール3側に搬送されるが、このときには、巻出部16において、巻出側軸モータ11によって回転駆動される巻出側フィルムロール2から巻き出されたフィルム1は、ガイドローラ4と昇降ガイドローラ6とによって支持されるが、このとき、昇降ガイドローラ6が吸着テーブル10の吸着面よりも高い位置に上昇しており、また、巻出部16では、フィルム1が昇降ガイドローラ7とガイトローラ5とで支持されて巻取側フィルムロール3に巻き取られるが、このとき、昇降ガイドローラ7が吸着テーブル10の吸着面よりも高い位置に上昇しており、これにより、フィルム1は、吸着バー8,9や吸着テーブル10に接触することなく、X軸方向に移動する。
このようにして、フィルム1が巻出部16側から巻取部18側に移送されるときには、昇降ガイドローラ6,7によってフィルム1が持ち上げられることになり、フィルム1が吸着テーブル7に接触することなく搬送されて、フィルム1の裏面に擦り傷が付くのを防止できるようにしている。
このようにして、フィルム1が昇降ガイドローラ6,7によって吸着バー8,9や吸着テーブル10に接触しない状態で搬送され、フィルム1での次の塗布対象エリアが塗布部17に達すると、フィルム1の搬送が終了し、この塗布対象エリアの塗布部17でのX軸方向の位置決めがなされ(この位置決めは、まず、巻取側フィルムロール3の巻取量を款視して、粗く位置調整する。次いで、図示しないが、フィルム1の各塗布対象エリア毎にマークが設けられ、これを図示しないカメラで撮影し、その撮影領域の所定の位置にこのマークが位置するように、巻出側軸モータ11と巻取側軸モータ12を制御してフィルム1のX軸方向の位置を精密に調整をする)、この位置調整が終了すると、巻取側軸モータ12にブレーキを掛けてフィルム1の巻取部18側を固定した状態とする。そして、これとともに、巻出側軸モータ11をフィルム1の巻き出しの回転方向とは逆回転方向にトルクを掛けた状態にする。
これにより、フィルム1の搬送が終了しても、このフィルム1は、その長手方向(即ち、それが搬送されるX軸方向)にテンションが掛った状態に保持されることになり、フィルム1に弛みが生じない。
かかる状態で、塗布部17では、昇降ガイドロール6,7が上記のように上昇した状態で、吸着バー8,9がともに上昇し、フィルム1の裏面に当接してこのフィルム1を吸着保持する。しかる後、昇降ガイドロール6,7が吸着テーブル10の吸着面よりも下方に降下し、次いで、吸着バー8,9が、フィルム1を吸着保持したまま、降下し、フィルム1の裏面を吸着テーブル10の吸着面に当接させる。これにより、フィルム1は吸着テーブル10に吸着保持され、塗布ヘッド15により、新たな塗布対象エリアに塗布材の塗布が行なわれる。
ところで、フィルム1が吸着テーブル10に当接したときも、フィルム1は、その長手方向にテンションが掛った状態で、その吸着テーブル10の前後の部分が吸着バー8,9によって保持されている。ここで、巻出部16でのガイドロール4や昇降ガイドロール6の側面の長手方向や吸着バー8の吸着面は、Y軸方向、即ち、フィルム1の幅方向に平行であって、フィルム1の幅全体がこれらガイドロール4や昇降ガイドロール6,吸着バー8に押し付けられるようにし、巻取部18側でも、同様に、フィルム1の幅全体が吸着バー9,昇降ガイドロール7,カイドロール5に押し付けられるようにして、フィルム1の幅全体が水平、即ち、Y軸に平行になるようにしているが、フィルム1にその長手方向のテンションが掛けられて吸着バー8,9によって保持されているため、間隔が長い吸着バー8,9間では、テンション方向とカール方向との角度の違いが生じて、フィルム1の左右両側辺部が、図2に示すように、下方に傾斜したカール部19が生ずる。
フィルム1をテンションを掛けた状態で吸着保持した吸着バー8,9を降下されることにより、このフィルムを吸着テーブル10に当接させると、このフィルム1はその両側辺部にカール19が生じたまま吸着テーブル10に当接することになり、吸着テーブル10でかかる状態のフィルム1を吸着させても、良好な吸着状態が得られるとは限らない。
塗布部17で吸着テーブル10のY軸方向両側に設けられているカール矯正バー13,14は、フィルム1の両側辺部に生ずるカール19を矯正するために設けられているものである。
図3は図1における塗布部17でのカール矯正バー13,14及びその駆動機構の一具体例を概略的に示す斜視図であって、10aは吸着テーブル10の一方の側辺部、20a,20bは昇降シリンダ、21a,21bはシリンダ軸、22a,22bは幅寄せシリンダ、23a,23bはシリンダ軸であり、図1に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
同図において、カール矯正バー14は、その長手方向がX軸方向に平行に、吸着テーブル10の一方の側辺部10a側に配置されている。このカール矯正バー14の一方の端部側に昇降シリンダ20aが、他方の端部側に昇降シリンダ20bが夫々設けられており、これら昇降シリンダ20a,20bの駆動によって上下動するシリンダ軸21a,21bによってカール矯正バー14の両端部が支持されている。これら昇降シリンダ20a,20bには、空気圧が供給され、昇降シリンダ20a,20bでの空気圧が加減されることにより、シリンダ軸21a,21bが同時に伸縮(上下動)し、カール矯正バー14が、X軸に沿う平行を保ちつつ、上下動する。
また、昇降シリンダ20aにシリンダ軸23aが連結された幅寄せシリンダ22aと、昇降シリンダ20bにシリンダ軸23bが連結された幅寄せシリンダ22bとが設けられており、これら幅寄せシリンダ22a,22bにも、図示しないが、そこでの空気圧を加減調整するための空気圧調整器が設けられている。幅寄せシリンダ22a,22bでの空気圧が加減されることにより、シリンダ軸23a,23bが同時に伸縮し、昇降シリンダ20a,20bがY軸方向に進退移動する。
図4は図3に示すカール矯正バー14によるフィルム1のカールの矯正動作の一具体例を示すフローチャートである。以下、図3を参照してこの具体例を説明する。
同図において、カール矯正バー14は、使用されないときには、図示するように、吸着テーブル10の一方の側辺部10aにほぼ対向した位置にあり、この位置を退避位置といい、この位置にあるときの状態を退避状態という。
フィルム1の次の塗布対象エリアが塗布部17に至ると、吸着テーブル10の吸着面に設けられた吸着孔が真空吸着可能な状態に設定され、フィルム1のこの塗布対象エリアへの塗布材の塗布のための動作が開始し(ステップS100)、上記のように、フィルム1が、それにテンションが掛けられたまま、吸着テーブル10に真空吸着されると(ステップS110)、カール矯正バー14を動作させてフィルム1の側辺部のカール19を矯正する場合には、昇降シリンダ20a,20bと幅寄せシリンダ22a,22bとを駆動することにより、カール矯正バー14を、実線矢印Aで示すように、まず、退避状態からZ軸方向に吸着テーブル10上のフィルム1よりも上方の第1の定位置まで上昇させ、しかる後、フィルム1の方向に(Y軸に沿って)フィルム1での吸着テーブル10の側辺部10a側のカール部19(図2)を越えた第2の定位置まで水平に移動させ、その第2の定位置に達すると(ステップS120)、さらにフィルム1を吸着テーブル1に押し付ける第3の定位置まで降下させる(ステップS130)。そして、フィルム1を吸着テーブル1に押し付けた状態でカール矯正バー14を吸着テーブル10の側辺部10aの近くまで退避位置の方向に戻し、フィルム1での上記のカール部19全体を外側に広げて吸着テーブル1の吸着面に押し付ける第4の定位置まで移動する(ステップS140)。これにより、フィルム1での吸着テーブル10の側辺部10a側の部分も全体して平坦となってこの吸着テーブル10に押し付けられ、真空吸着されることになる。
このようにして、カールの矯正が終了すると、カール矯正バー14を、破線矢印Bで示すように、第4の定位置から第5の定位置に上昇させ、この第5の定位置から退避位置側に水平に移動させ、退避位置の真上の第6の定位置に達すると、そこから退避位置まで降下させて退避状態にする(ステップS150)。これにより、この塗布対象エリアでのカール矯正動作が終了する(ステップS160)。
なお、ここでは、説明を省略するが、カール矯正バー13についても同様であり、その駆動機構については、カール矯正バー14の駆動機構に対応する部分に同一符号にダッシュを付加して示している。但し、カール矯正バー13はフィルタ1でのカール矯正バー14がカールを矯正する側辺部とは反対側の側辺部のカールを矯正するものであるから、このカール矯正バー13のY軸に沿う移動方向は、矢印A’,B’で示すように、逆方向となる。
図5は以上のカール矯正動作の流れを示す図である。
図5(a)は図4のステップS120によるカール矯正バー13,14の状態を示すものであって、この状態では、これらカール矯正バー13,14が退避位置から図3での実線矢印A’,Aに沿って移動して第2の定位置にある。
図5(b)は図4のステップS130によるカール矯正バー13,14の状態を示すものであって、この状態では、これらカール矯正バー13,14が第2の定位置から図3での実線矢印A’,Aに沿って降下して、フィルム1を吸着テーブル10に押し付ける第3の定位置にある。
図5(c)は図4のステップS140によるカール矯正バー13,14の状態を示すものであって、この状態では、これらカール矯正バー13,14が第3の定位置から図3での実線矢印A’,Aに沿って退避位置の方向に移動し、フィルム1のカールを矯正して第4の定位置にある。
図5(d)は図4のステップS150におけるカール矯正バー13,14の第1の状態を示すものであって、この状態では、これらカール矯正バー13,14が第4の定位置から図3での破線矢印B’,Bに沿って上昇し、フィルム1から離れた第5の定位置にある。このときには、フィルム1はカールが矯正されてこの全面が吸着テーブル10に均一に当接して安定に真空吸着されている。
図5(e)は図5(d)に示す状態に続く図4のステップS150におけるカール矯正バー13,14の第2の状態を示すものであって、この状態では、これらカール矯正バー13,14が第5の定位置から図3での破線矢印B’,Bに沿って退避位置側に水平移動し、この退避位置の真上の第6の定位置にある。
図5(f)は図5(e)に示す状態に続く図4のステップS150におけるカール矯正バー13,14の第3の状態を示すものであって、この状態では、これらカール矯正バー13,14が第6の定位置から図3での破線矢印B’,Bに沿って退避位置に降下し、退避位置にある。
このように、フィルム1が吸着テーブル10に吸着されている状態で、塗布ヘッド15により、フィルム1の塗布対象エリアで塗布材の塗布が行なわれ、塗布動作が終了すると、昇降ガイドローラ6,7が上昇してフィルム1が吸着テーブル10から持ち上げられ、巻出側フィルムロール2と巻取側フィルムロール3とが駆動されることにより、フィルム1の次の塗布対象エリアが塗布部17に位置するように、フィルム1の搬送が再開される。
以上の動作において、図5(b),(c)に示す状態でのカール矯正バー13,14がフィルム1を吸着テーブル10に押さえ付ける力やフィルム1を広げる力は、カール矯正バー13,14を移動させる昇降シリンダ20a,20bの設定圧力を制御することによってコントロールすることができる。また、図5(b)から図5(c)へのフィルムを広げるカール矯正バー13,14の速度は、幅寄せシリンダ22a,22bの速度制御バルブといったエア流量制御手段によって所望の速度に設定することができる。
以上のように、この第1の実施形態では、塗布部17でフィルム1上に塗布材を塗布するときのこのフィルム1の弛みをなくすことができるとともに、この弛みをなくすためにフィルム1にテンションを付加したことによって生ずるこのフィルム1の側辺部でのカールも除くことができ、フィルム1が吸着テーブル10に安定かつ高精度に吸着されて、フィルム1で塗布材を精度良く塗布することが可能となる。
図6は本発明によるインクジェット塗布装置及び方法の第2の実施形態における吸着テーブルを示す斜視図であって、24は吸着面、25は中心領域吸着部、26a,26bは周辺領域吸着部、27は吸着孔、28は中心領域吸着孔、29は周辺領域吸着孔であり、図1に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
この第2の実施形態も、先の第1の実施形態と同様、図1に示す構成をなすものであるが、吸着テーブル10での吸着の仕方(即ち、吸着の制御)が異なるものである。
即ち、図6において、吸着テーブル10の吸着面24には、フィルム1を真空吸着するための吸着孔27が複数均一に設けられているが、この第2の実施形態では、吸着面10aを、その幅方向(フィルム1の搬送方向に対して垂直な方向(Y軸方向))に中心部の中心領域吸着部25とこの中心領域吸着部25の両側の周辺領域吸着部26a,26bとの3つの領域に区分し、図示しない制御部の制御のもとに、中心領域吸着部25での吸着孔27、即ち、中心領域吸着孔28と周辺領域吸着部26a,26bでの吸着孔27、即ち、周辺領域吸着孔29との制御を独立に、時間的にずらして行なうことができるようにしたものである。
この第2の実施形態でも、カール矯正バー13,14の動作は図5に示す先の第1の実施形態の動作と同様であるが、制御部は、フィルム1の塗布対象エリアが塗布部17(図1)に到達したことを検知すると、吸着テーブル10の吸着面24での中心領域吸着部25の中心領域吸着孔28の動作を開始させ、少なくとも図5(a)に示す状態で中心領域吸着孔28が動作状態にあり、これに対し、周辺領域吸着部26a,26bでは、カール矯正バー13,14が図5(b)に示す状態から図5(d)に示す状態となり、フィルム1のカール部19が矯正されるとともに、制御部が、このカール矯正動作の終了を検出することにより、周辺領域吸着孔29の吸着動作を開始させる制御を行なうようにしたものである。なお、フィルム1の塗布対象エリアでの塗布材の塗布動作が終了すると、制御部は、これを検知して中心領域吸着孔28と周辺領域吸着孔29の吸着動作を終了させる。
図7はこの第2の実施形態での吸着テーブル10のフイルム1の吸着動作を示すフローチャートである。これを図1,図5,図6を用いて説明する。
図1において、フィルム1が巻出側フィルムロール2から巻き出されて搬送されるときには、図6に示す構成の吸着テーブル10では、全ての吸着孔27は非動作状態にある。フィルム1の次の塗布対象エリアが塗布部17に到達すると、図6において、この吸着テーブル10での中心領域吸着部25の中心領域吸着孔28が動作を開始し、かかる状態で、上記のように、吸着板8,9が降下することにより、フィルム1(図1)が吸着テーブル10の吸着面24に当接する。このとき、吸着テーブル10での中心領域吸着部25の中心領域吸着孔28が動作しているので、フィルム1のこの中心領域吸着部25に当接する部分が中心領域吸着孔28によって真空吸着保持される。これに対し、吸着テーブル10での周辺領域吸着部26a,26bの周辺領域吸着孔29は動作していないので、フィルム1のこの周辺領域吸着部26に対向する部分は吸着保持されていない(図7のステップS210)。
そして、先の第1の実施形態と同様、カール矯正バー13,14が動作して、図5(a)に示す第2の定位置の状態となり(図7のステップS220)、次いで、図5(b)に示す第3の定位置に降下してフィルム1を吸着テーブル10に押し付ける状態となり(図7のステップS230)、次いで、第3の定位置から第4の定位置に移動し、図5(c)に示すフィルム1の側辺部を吸着テーブルの側辺部側に押し拡げるようにしてこの側辺部でのカール矯正を行なう(図7のステップS240)。
このように、カール矯正バー13,14が第4の定位置にあって、フィルム1の側辺部のカールが矯正されている状態で、吸着テーブル10の吸着面24の周辺領域吸着部26a,26bの周辺領域吸着孔29が動作を開始し、これら周辺領域吸着孔29により、カールが矯正されたフィルム1の側辺部が吸着テーブル10の周辺領域吸着部26a,26bで真空吸着保持される(図7のステップS245)。このようにして、フィルム1の塗布対象エリア全体が平坦となって吸着テーブル10に真空吸着保持される。
しかる後、カール矯正バー13,14は、先の第1の実施形態と同様、図5(c)に示す状態から図5(d),(e)に示す状態を経て図5(f)に示す退避位置にある状態となり(図7のステップS250)、フィルム1のカール矯正動作が終了する(図7のステップS260)。
このように、フィルム1が吸着テーブル10に吸着されている状態で、塗布ヘッド15(図1)により、フィルム1の塗布対象エリアで塗布材の塗布が行なわれ、塗布動作が終了すると、昇降ガイドローラ6,7が上昇してフィルム1が吸着テーブル10から持ち上げられ、巻出側フィルムロール2と巻取側フィルムロール3とが駆動されることにより、フィルム1の次の塗布対象エリアが塗布部17に位置するように、フィルム1の搬送が再開される。
このように、この第2の実施形態においても、塗布部17でフィルム1をカール矯正して真空吸着保持することができ、先の第1の実施形態と同様の効果が得られることになる。
図8は本発明によるインクジェット塗布装置及び方法の第3の実施形態の要部を示す概略斜視図であって、30はフィルム浮き検知装置のフィルム有無検知センサ、31はフィルム浮き検知装置の検知孔、32aはフィルム浮き検知装置のビーム発光装置、32bはフィルム浮き検知装置の検知センサ、33は光ビームであり、図1に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
この第3の実施形態は、先の第1,第2の実施形態にカール構成動作が終了したか否かを検知する装置を備えたものである。以下では、かかる装置をフィルム浮き検知装置という。
図8において、吸着テーブル10の側辺部にその上面(吸着面)から下面(裏面)に貫通する検知孔31が設けられ、この検知孔31に対向して吸着テーブル10の裏面側に光学反射式のフィルム有無検知センサ30が設けられており、これら検知孔31とフィルム有無検知センサ30とでフィルム浮き検知装置を形成している。
この検知孔31は、フィルム1が吸着テーブル10に載置されたとき、このフィルム1に生じているカール部19(図2)が位置する位置に設けられているものであって、フィルム有無検知センサ30が、この検知孔31を通して光を照射し、吸着テーブル10に載置されたフィルム1の裏面からの反射光を検知孔31を通して受光し、その反射面までの距離に応じて反射光の受光量を検出するものであるが、図5(a)に示すように、フィルム1の側辺部にカール部19があって、フィルム1の側辺部が吸着テーブル10から浮き上がっているときと、図5(c)に示すように、カール矯正が行なわれてフィルム1の側辺部も平坦となって吸着テーブル10の吸着面に接触しているときとで、フィルム有無検知センサ30から照射光が反射するフィルム1の裏面までの距離が異なる。
このことから、フィルム有無検知センサ30は、上記のフィルム1のカール矯正の動作が終了すると、検知孔31を通して光を照射し、吸着テーブル10に載置されたフィルム1の裏面からの反射光を検知孔31を通して受光し、図示しない処理部がその受光結果からこのフィルム1の裏面までの距離を測定し、この測定結果を処理してフィルム1の裏面が吸着テーブル10から浮き上がっているか、吸着テーブル10に平坦な状態で当接しているか判定し、フィルム1の裏面が吸着テーブル10から浮き上がっているとの判定結果が得られると、フィルム1のカール矯正がなされなかったものとして、装置の作業者にこれを通知するとともに、装置を停止させて塗布作業を停止させる。
この第3の実施形態では、さらに、吸着テープル10の一方の側辺部の外側にビーム発光装置32aが、他方の側辺部の外側に検知センサ32bが夫々設けられており、ビーム発光装置32aからの光ビーム33が検知センサ32bで受光される。これらビーム発光装置32aと検知センサ32bとがフィルム浮き検知装置を構成するものであるが、この場合、ビーム発光装置32aと検知センサ32bとの配置位置としては、ビーム発光装置32aからの光ビーム33が吸着テーブル10の上方でこの吸着テーブル10を横切るように、かつフィルム1が全体として平坦な状態で吸着テーブル10に真空吸着されているときには、ビーム発光装置32aからの光ビーム33が検知センサ32bで検知でき、カール部19(図2)が生じてフィルム1が吸着テーブルの吸着面24(図6)から浮き上がっているときには、ビーム発光装置32aからの光ビーム33がフィルム1に遮られて検知センサ32bで受光できないように、設定されている。
これにより、図示しない処理部では、フィルム1の上記カール矯正動作の終了後、検知センサ32bで光ビーム33の受光結果が得られると、フィルム1全体が平坦な状態で吸着テーブル10に真空吸着保持されるいるものと判定し、このフィルム1の塗布材の塗布動作を開始させるが、検知センサ32bで光ビーム33の受光結果が得られないときには、フィルム1のカール矯正ができなかったものと判定し、この装置の作業者にその旨を通知するとともに、装置の動作を停止させて塗布作業を停止させる。
以上のように、この第3の実施形態では、フィルム1のカール矯正を行なった後、フィルム浮き検知装置によってカール矯正が確実に行なわれたか否かを確認することができるので、カール矯正が充分なされていない状態で塗布材の塗布が行なわれるのを防止することができる。
なお、以上の説明では、フィルム有無検知センサ30と検知孔31とによるフィルム浮き検知装置と、ビーム発光装置32aと検知センサ32bとからなるフィルム浮き検知装置とを用いているものとしているが、これらフィルム浮き検知装置のいずれか一方のみを用いるようにしてもよいし、また、同じフィルム浮き検知装置を複数用いるようにしてもよい。かかるフィルム浮き検知装置は、フィルム1のカール状態に応じて使い分けるものである。
これらのいずれにしても、フィルム1のカールが矯正されて平坦な状態となって初めて次の塗布工程に移行できる手順とすることで、信頼性を格段に向上させることができる。もし、カールを矯正しきれず、製造工程を一時停止した場合には、エラーであることを警報機などによって作業者に知らせることになり、生産時間に無駄が生じるが、フィルム1が浮き上がったままで塗布動作を始めたり、皺が発生したままの状態で製造物の歩留まりを低下させるような不具合を未然に防止することが可能となる。
図9は本発明によるインクジェット塗布装置及び方法の第4の実施形態でのカール矯正装置の一具体例を示す概略斜視図であって、34,35は空気圧調整器であり、図3に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
同図において、昇降シリンダ20a,20bには、空気圧調整器34を介して空気圧が供給される。同様にして、吸着テーブル10の反対側に設けられているカール矯正バー13を上下方向に移動させる昇降シリンダ(ここでは、昇降シリンダ20a’のみを示している)にも、空気圧調整器35を介して空気圧が供給される。
これら空気圧調整器34,35は、一般的には、電空レギュレータと呼ばれているものであって、図示しない制御装置からの制御信号を空気圧力に変換し、この空気圧を昇降シリンダ20a,20bや昇降シリンダ20a’に出力するものである。
そこで、制御装置が空気圧調整器34,35に供給する制御信号を変化させることにより、昇降シリンダ20a,20bや昇降シリンダ20a’への空気圧を変化させることができる。そして、昇降シリンダ20a,20bや昇降シリンダ20a’に供給される空気圧が変化すると、カール矯正バー14,13の上下動下の駆動圧力が変化することになり、カール矯正バー14,13がフィルム1を吸着テーブル10に押し付ける押圧力が変化することになる。
従って、制御装置によって空気圧調整器34,35を制御することにより、カール矯正バー14,13がフィルム1を吸着テーブル10に押し付ける押圧力を調整することができ、フィルム1のカールを良好に矯正し、フィルム1の塗布対象エリア全体を精度良く平坦な状態にして吸着テーブル10に真空吸着保持させることが可能となる。
1 フィルム
2 巻出側フィルムロール
3 巻取側フィルムロール
4,5 ガイドロール
6,7 昇降ガイドロール
8,9 吸着バー
10 吸着テーブル
10a 側辺部
11 巻出側軸モータ
12 巻取側軸モータ
13,14 カール矯正バー
15 塗布ヘッド
16 巻出部
17 塗布部
18 巻取部
19 カール
20a,20b 昇降シリンダ
21a,21b シリンダ軸
22a,22b 幅寄せシリンダ
23a,23b シリンダ軸
24 吸着面
25 中心領域吸着部
26 周辺領域吸着部
27 吸着孔
28 中心領域吸着孔
29 周辺領域吸着孔
10b 吸着面
25 中心領域吸着部
26 周辺領域吸着部
27 吸着孔
28 中心領域吸着孔
29 周辺領域吸着孔
30 フィルム有無検知センサ
31 検知孔
32a ビーム発光装置
32b 検知センサ
33 光ビーム
34,35 空気圧調整器

Claims (5)

  1. ロール状のフィルムを巻き出して搬送する上流側のガイドロールと、巻き出された該フィルムを吸着保持する吸着テーブルと、該吸着テーブルに吸着保持された該フィルム上に液状の塗布材を塗布する塗布ヘッドと、塗布材が塗布された該フィルムを搬送してロール状に巻き取る下流側のガイドロールとからなるインクジェット塗布装置において、
    該フィルムの該吸着テーブルの吸着面に載置された塗布対象エリアでの両側辺部を該吸着テーブルの吸着面に押し付けて該吸着テーブルの側辺側に拡げるカール矯正バーを設け、
    該フィルムの該塗布対象エリアでの両側辺部に生ずるカール部を該カール矯正バーでもって矯正し、該塗布対象エリア全体を平坦状にして該吸着テーブルの該吸着面に一様に吸着保持させることを特徴とするインクジェット塗布装置。
  2. 請求項1に記載のインクジェット塗布装置において、
    前記吸着テーブルの前記吸着面は、前記フィルムの搬送方向に垂直な方向に関して、中央部領域と該中央領域の両側の周辺領域とに区分され、
    該中央部領域の真空吸着孔の動作と、該周辺領域の真空吸着孔の動作とを制御する制御部を備え、
    該制御部の制御により、
    前記吸着テーブルへの前記フィルムの前記塗布対象エリアの載置とともに、該中央領域での真空吸着孔を動作させて、前記塗布対象エリアの該中央領域に対向する領域を真空吸着保持し、
    前記カール矯正バーによる、前記吸着テーブルに載置された前記フィルムの前記塗布対象エリアでの両側辺部のカール矯正とともに、該周辺領域での真空吸着孔を動作させて、前記塗布対象エリアの該周辺領域に対向する領域を真空吸着保持する
    ことを特徴とするインクジェット塗布装置。
  3. 請求項1または2に記載のインクジェット塗布装置において、
    前記吸着テーブルに真空吸着した前記フィルムの前記吸着テーブルの吸着面からの浮き上がりを検出する手段を備えたことを特徴とするインクジェット塗布装置。
  4. 請求項1,2または3に記載のインクジェット塗布装置において、
    前記カール矯正バーによる前記フィルムの前記塗布対象エリアの両側辺部を前記吸着テーブルの両即辺部側へ押し広げる力を調節するための、前記カール矯正バーの昇降動作を駆動する昇降シリンダの空気圧力を調整する手段を備えたことを特徴とするインクジェット塗布装置。
  5. 上流側のガイドロールでロール状に巻き付けられているフィルムを巻き出して搬送し、巻き出された該フィルムの塗布対象エリアが吸着テーブルの吸着面に搭載されて、塗布ヘッドにより、該フィルムの該塗布対象エリアに液状の塗布材が塗布され、該塗布材が塗布された該フィルムが下流側のガイドロールで搬送されてロール状に巻き取られるインクジェット塗布方法において、
    該吸着テーブルの吸着面に搭載された該フィルムの該塗布対象エリアの両側辺をカール矯正バーで該吸着面に押し付けて該吸着テーブルの側辺側に拡げて、該吸着面に吸着保持させることを特徴とするインクジェット塗布方法。
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