JP2012201062A - 記録装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】長尺状の基材12を間欠的に供給する供給装置13と、間欠的に供給された基材に塗布物を塗布する塗布装置14と、塗布物が塗布された基材を乾燥する乾燥装置10とを有する。塗布物が塗布された基材を乾燥装置に連続的に搬送させる搬送量調整部CONTと、塗布装置と乾燥装置との間に設けられ、塗布装置側から搬送される基材の搬送量と、乾燥装置に向けて連続的に搬送される基材の搬送量との差に応じて変位し、所定の張力を基材に付与して搬送させる送り装置80とを備える。
【選択図】図1
Description
乾燥装置には連続紙が間欠的に搬送され停止した状態で乾燥処理が行われるため、乾燥装置内で一様な乾燥が行われない場合には、連続紙上に塗布したインクに乾燥むらが生じて記録品質が低下する可能性がある。
また、乾燥装置には、連続紙に記録処理が行われた領域の大きさと同等以上の乾燥領域が必要になり、装置の大型化を招くという問題も生じる。
本発明の記録装置は、長尺状の基材を間欠的に供給する供給装置と、間欠的に供給された基材に塗布物を塗布する塗布装置と、前記塗布物が塗布された前記基材を乾燥する乾燥装置とを有する記録装置であって、前記塗布物が塗布された前記基材を前記乾燥装置に連続的に搬送させる搬送量調整部と、前記塗布装置と前記乾燥装置との間に設けられ、前記塗布装置側から搬送される前記基材の搬送量と、前記乾燥装置に向けて連続的に搬送される前記基材の搬送量との差に応じて変位し、所定の張力を前記基材に付与して搬送させる送り装置とを備えることを特徴とすることを特徴とするものである。
一方、基材が間欠的に供給され間欠的に塗布処理が行われる塗布装置側から搬送される基材の搬送量と、乾燥装置に向けて連続的に搬送される基材の搬送量とに差がある場合には、搬送量の差に応じて塗布装置と乾燥装置との間で基材にたるみ(余長)が生じるが、本発明では、送り装置が当該搬送量の差に応じて変位しつつ、基材に対して張力を付与するため、たるみ量(余長量)が変動した場合でも、基材に対する張力付与を維持しながら基材を乾燥装置に搬送することができる。
これにより、本発明では、搬送量の差に応じて塗布装置と乾燥装置との間で基材に生じたたるみ量(余長量)に応じてローラー体が鉛直方向に変位しつつ、別途、張力供給源を設けることなく基材に対して自重により一定の張力を付与することができる。
これにより、本発明では、搬送量の差に応じて塗布装置と乾燥装置との間で基材に生じたたるみ量(余長量)に応じてローラー体が基材の張設方向と交差する方向に変位しつつ、基材に対して付勢力により簡素な構成で張力を付与することができる。
これにより、本発明では、塗布物が乾燥していない場合であっても、送り装置による張力付与時に送り装置が塗布物に当接して品質低下が生じることを回避することができる。
これにより、本発明では、送り装置を設けるために設置面積を増加させる必要がなくなり、フットプリントの低減化に寄与できる。
これにより、本発明では、供給装置から供給される単位時間あたりの前記基材の供給量と、単位時間あたりに乾燥装置に向けて連続的に搬送される基材の搬送量とを対応させることにより、基材に無理な張力が付与されたり、逆に送り装置による変位でも対応できない量のたるみを生じさせることなく、連続的に安定した記録処理を実行することが可能になる。
以下、本発明の記録装置の第1実施形態を、図1及び図2を参照して説明する。
なお、以下の実施の実施形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等を異ならせている。
なお、本実施形態では、水平面内における連続紙12の幅方向をX方向、X方向と直交する連続紙12の搬送方向をY方向、鉛直方向をZ方向とするXYZ直交座標系を設定している。
また、プラテン28には、ヒーター(図示せず)が設けられており、記録実行に伴い、プラテン28に吸着された連続紙12の表面に着弾したインクの乾燥を促進する(第1次乾燥)。
本実施形態における供給搬送系は、プラテン28上に連続紙12を所定範囲ずつ間欠的に搬送する。
なお、ヘッド位置制御部35bは、記録ヘッド36の媒体幅方向(X方向)の位置制御とともに、キャリッジ35aの媒体搬送方向(Y方向;ヘッド走査方向)の位置制御を行い、連続紙12上の所望の位置に記録ヘッド36を配置することができる。
バルブユニット37は、インクタンクから供給されるインクを一時貯留しつつ記録ヘッド36に供給する。
なお、記録ヘッド36は、複数のインク吐出ノズル列を有していてもよい。この場合には、4色や6色のカラー印刷を行う際に、それぞれのインク吐出ノズル列に色種毎にインクを割り当てれば、1つの記録ヘッド36で複数色のインクの噴射が可能となる。
第2メンテナンス領域R2には、メンテナンスユニットなどは設けられておらず、作業者の手や腕を挿入可能な作業空間とされている。第2メンテナンス領域R2にキャリッジ35aを配置することで上記作業空間内に記録ヘッド36のノズル形成面を露出させることができ、作業者によるノズル形成面の清拭や記録ヘッド36の交換作業などが可能となる。
続いて、プリンター11の第2実施形態について、図3を参照して説明する。
上記の第1実施形態では、ダンサーローラー82A、82Bが自重により張力を付与する構成としたが、本実施形態では付勢力により張力を付与する構成について説明する。
図3において、図1及び図2に示す第1実施形態の構成要素と同一の要素については同一符号を付し、その説明を省略する。
さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する記録装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する記録装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する記録装置、ジェルを噴射する流状体噴射装置であってもよい。そして、これらのうちいずれか一種の記録装置に本発明を適用することができる。
Claims (6)
- 長尺状の基材を間欠的に供給する供給装置と、間欠的に供給された基材に塗布物を塗布する塗布装置と、前記塗布物が塗布された前記基材を乾燥する乾燥装置とを有する記録装置であって、
前記塗布物が塗布された前記基材を前記乾燥装置に連続的に搬送させる搬送量調整部と、
前記塗布装置と前記乾燥装置との間に設けられ、前記塗布装置側から搬送される前記基材の搬送量と、前記乾燥装置に向けて連続的に搬送される前記基材の搬送量との差に応じて変位し、所定の張力を前記基材に付与して搬送させる送り装置と、
を備えることを特徴とする記録装置。 - 請求項1記載の記録装置において、
前記送り装置は、鉛直方向に移動自在に設けられ、前記基材に前記張力として自重を付与するローラー体を有することを特徴とする記録装置。 - 請求項1記載の記録装置において、
前記送り装置は、前記基材の張設方向と交差する方向に移動自在に設けられたローラー体と、該ローラー体を前記交差する方向に前記基材に向けて所定の付勢力で付勢する付勢装置とを備える記録装置。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の記録装置において、
前記送り装置は、前記基材において前記塗布物が塗布される面と逆側の面に前記張力を付与することを特徴とする記録装置。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載の記録装置において、
前記送り装置は、前記塗布部の下方に配設されることを特徴とする記録装置。 - 請求項1から5のいずれか一項に記載の記録装置において、
前記搬送量調整部は、前記供給装置から供給される単位時間あたりの前記基材の供給量に基づいて、前記乾燥装置に向けて連続的に搬送される前記基材の搬送量を調整することを特徴とする記録装置。
Priority Applications (1)
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JP2011069529A JP2012201062A (ja) | 2011-03-28 | 2011-03-28 | 記録装置 |
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- 2011-03-28 JP JP2011069529A patent/JP2012201062A/ja active Pending
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