JP2009194064A - 基板への接着フィルム貼付け装置及び貼付け方法 - Google Patents

基板への接着フィルム貼付け装置及び貼付け方法 Download PDF

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Abstract

【課題】基板に形成された立体構造部分や中空構造体を破壊することなくドライフィルムレジスト等の接着フィルムを貼付ける貼付け装置及び貼付け方法を提供する。
【解決手段】貼付けテーブルを、基板をその上面に吸着保持する内周テーブル47と、内周テーブル47と適宜な間隔を有して内周テーブル47を取り囲む外周テーブル46とから構成するとともに内周テーブル47を外周テーブル46に対して昇降動自在に構成し、基板W上に接着フィルム8を貼付ける際、基板Wの接着フィルム貼付け面と外周テーブル上面が常に面一となるように内周テーブル47を昇降制御するようにする。
【選択図】図4

Description

基板への接着フィルムの貼付け装置及び貼付け方法に関する。さらに詳しくは半導体ウエハ等の基板にドライフィルムレジストやダイボンドテープ等の接着フィルムを精度良く貼付ける貼付け装置及び貼付け方法に関する。
近年、半導体チップ等の電気部品上に機械要素としての微小なセンサ、アクチュエータ、光学デバイス等を積載したMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)が普及してきている。
このMEMSを作製するには、半導体ウエハ等の基板にレジスト膜を形成し、露光、エッチング等の工程を経て三次元構造の機械的要素を作製している。
従来、このレジスト膜は三次元構造体を作製するためには厚膜に形成する必要があり、スピンコーターやスプレーコーターで塗布されていた。しかしながら、スピンコーターやスプレーコーターでのレジストの塗布は、遠心力により半導体ウエハの外側の膜が厚くなり均一に塗布できない問題や揮発性の溶剤を多く使用しなければならないなど環境上の問題があった。また、スプレーコーターでのレジストの塗布も上記同様に環境上の問題や、特に矩形状の基板に均一にレジストを塗布することが困難であった。
そこで、最近では半導体ウエハにドライフィルムレジストを多層に貼付けることが行なわれるようになってきている(例えば特許文献1)。この特許文献1においては、半導体ウエハを載置するテーブルの外周部分に昇降自在のバンパー部材を設け、半導体ウエハ上へのドライフィルムレジストの貼付け時に押圧部材での圧力が必要以上に掛からないようにバンパー部材の高さを調整したり押圧部材の圧力を制御したりすることが行われている。
特開2008−4708
ところで、上記の特許文献1においては、図15(a)に示すように半導体ウエハに1層目の接着フィルム8(ドライフィルムレジスト)を貼付けした後、サポートフィルム10を剥離させ、接着層9をウエハW上に形成した後に露光処理等を行なってレジスト80を形成している。この後、図15(b)のように1層目のレジスト80の厚みd1だけバンパー部材91をテーブル92に対して上昇させ、2層目の接着フィルム8を貼付けている。なお、図面において理解が容易なように接着フィルム8の厚み等について誇張して描いてある。
しかしながら、上記の方法によれば、2層目以降を貼付けする際にウエハW上の貼付け面に合わせるようレジスト80の厚みd1だけバンパー部材91を移動させ、さらに押圧部材90もレジスト80の厚みd1だけ移動させた距離d3だけ移動させなければならない。
すなわち、1層貼付ける毎にテーブル側のバンパー部材91と押圧部材90の両方の移動量を制御する必要があり、制御が複雑となる問題がある。また、ドライフィルムレジスト93を積層して貼付けていく場合、ドライフィルムレジスト93の厚みの誤差が積算され、貼付精度が悪くなったり、貼付け時の押圧力の変化が大きくなって特許文献1の図16に示されているような中空構造体を形成する際に中空部の高さにばらつきが発生したり、中空構造体が潰れたりする問題がある。
また、特許文献1の方法は特許文献1の図2に記載のようにバンパー部材が円形に形成されており、押圧部材がバンパー部材からはみ出すように形成されているので、このはみ出し部分とバンパー部材に支持されている部分とで押圧力の差が生じ、貼付け圧力にばらつきが発生し易い問題がある。特にバンパー部材が円形に形成されている場合は、貼付け開始から貼付け終了までの間に押圧部材の支持部分の面積が連続的に変化するので、貼付け圧力にばらつきが発生し易くなる問題がある。
また、上記中空構造体を形成する場合、その中空部はMEMS部品としての信頼性を向上させるために窒素、アルゴン等の不活性ガスで満たすことが望ましいが、特許文献1の方法は大気中で行われるため、上記中空部を不活性ガスで満たすことができない。このため、中空部に形成されたメカニカル部品が酸化され、誤動作する問題がある。
また、特許文献1の方法は大気中で貼付けを行うため、特に厚膜にドライフィルムレジストを多層に貼付けする場合、積層するドライフィルムレジスト間に気泡をかみ込んだり、しわが入ったりして、厚みが一定にならない問題がある。
さらに、基板上にパターン等が形成された上に埋め込んだ状態でドライフィルムレジストを貼付ける場合や基板上に形成された3次元構造体に沿ってドライフィルムレジストを貼付け、露光やエッチング等を行なって3次元構造体を拡張させる場合においては、上記パターンや3次元構造体に密着するようにドライフィルムレジストを貼付ける必要があるが、特許文献1の方法は大気中で押圧部材で押圧しながら貼付けを行うため、パターンや中空構造体が潰れたり、密着して貼付けることができなかったりする問題がある。
そこで、本発明の目的は、ドライフィルムレジスト等の接着フィルムを半導体ウエハ等の基板に貼付ける際に精度良く貼付けを行えるとともに、MEMS部品の信頼性を向上させることが可能な基板への接着フィルムの貼付け装置と貼付け方法を提供することにある。さらに、各種の構造体に合わせた最適な接着フィルムの貼付けが行なえる貼付け装置と貼付け方法を提供することにある。
請求項1の発明は、基板をその上面に保持する貼付けテーブルと、前記基板の上面に供給された接着フィルムを基板に押圧して貼付ける貼付ローラと、基板の外周部分の接着フィルムを切断する切断手段とからなる基板への接着フィルム貼付装置において、
前記貼付けテーブルを、基板をその上面に吸着保持する内周テーブルと、前記内周テーブルと適宜な間隔を有して前記内周テーブルを取り囲む外周テーブルとから構成するとともに前記内周テーブルを前記外周テーブルに対して昇降動自在に構成し、
基板上に接着フィルムを貼付ける際、基板の接着フィルム貼付け面と外周テーブル上面が常に面一となるように内周テーブルを昇降制御するようにした基板への接着フィルム貼付け装置である。
また、請求項2の発明は、前記貼付けテーブルと切断された接着フィルムの両側を支持する少なくとも2つの接着フィルム支持板を下チャンバ内に配設するとともに前記貼付ローラを上チャンバ内に設け、接着フィルム貼付け時に上チャンバと下チャンバを閉じて真空下または不活性ガス環境下で貼付けるようにした請求項1記載の接着フィルムの貼付け装置である。
請求項3の発明は、基板を貼付けテーブル上に載置し、前記基板の上面に接着フィルムを供給し、貼付ローラで前記接着フィルムを基板に押圧して貼付けた後、基板の外周部分の接着フィルムを切断手段で切断する基板への接着フィルムの貼付け方法において、
前記貼付けテーブルを、基板をその上面に吸着保持する内周テーブルと、前記内周テーブルと適宜な間隔を有して前記内周テーブルを取り囲む外周テーブルとから構成するとともに前記内周テーブルを前記外周テーブルに対して昇降動自在にしておき、
基板上に接着フィルムを貼付ける際、基板の接着フィルム貼付け面と外周テーブル上面が常に面一となるように内周テーブルを昇降制御するようにした基板への接着フィルム貼付け方法である。
また、請求項4の発明は、前記貼付けテーブルと切断された接着フィルムの両側を支持する少なくとも2つの接着フィルム支持板を下チャンバ内に配設するとともに前記貼付ローラを上チャンバ内に設け、接着フィルム貼付け時に上チャンバと下チャンバを閉じて真空下または不活性ガス環境下で貼付けるようにした請求項3記載の基板への接着フィルム貼付け方法である。
請求項5の発明は、前記接着フィルムに少なくとも表面にセパレータが形成された2層構造の接着フィルムを用いるとともに前記内周テーブル及び貼付けローラに加熱手段を設けておき、基板に接着フィルムを前記加熱手段で加熱しながらセパレータと一体に貼付け、基板の外周部分の接着フィルムを切断手段で切断した後、前記セパレータを剥離する際に内周テーブル上から基板を分離させて冷却した状態で行なうようにした請求項3または4に記載の基板への接着フィルム貼付け方法である。
本発明によると、貼付けテーブルを、基板をその上面に吸着保持する内周テーブルと、前記内周テーブルと適宜な間隔を有して前記内周テーブルを取り囲む外周テーブルとから構成するとともに前記内周テーブルを前記外周テーブルに対して昇降動自在に構成してあるので、基板への接着フィルムの貼付けの際、内周テーブルの基板の接着フィルム貼付け面と外周テーブル面を一致させるようにでき、貼付けローラでの押圧力が基板に均等にかかるので、中空構造体の中空部が潰れたりすることなく接着フィルムを精度良く積層して貼付けすることができる。
また、内周テーブル部を昇降動させるようにしたので、貼付けローラの高さ方向の移動量及び押圧力の制御を一定にしたまま内周テーブル部の高さ調整のみで均一な貼付けを行なうことができ、外周テーブル側を昇降動させる場合に比べ、貼付け制御が簡素に行えるとともに接着フィルムの厚み誤差が積算されることが低減できる。
また、接着フィルムを真空下で貼付けるようにすれば、接着フィルムを積層して厚膜に形成する際に、接着フィルム同士の間や、基板と接着フィルムの間に気泡やしわが発生することがなく、厚み等の精度良く貼付けすることが可能となる。
また、接着フィルムを不活性ガス環境下で貼付けるようにすれば中空構造体を形成する際に、中空部を不活性ガスで満たすことができ、MEMS部品として使用する際に安定した動作をさせることが可能となる。
さらに、接着フィルムの貼付け時に張力緩和装置で貼付け張力を緩和させながら貼付けを行なえば、貼付け後に接着フィルムの応力によって基板が反ることを防止でき、多層に積層して接着フィルムを貼付けても平坦な基板を作製できる。
以下、本発明の実施形態を図1乃至図9に基づき説明する。なお、以下、図中の接着フィルム8においては理解が容易なように誇張して描いてある。
図1は本発明の接着フィルム貼付け装置を適用した装置の平面図であり、機台1上にはウエハWが多段収納されたウエハ供給部2、ウエハ供給部2から供給されたウエハWの位置決めを行なうアライメント部3、位置決めされたウエハWに接着フィルム8の貼付けを行なう接着フィルム貼付け装置5、貼付けされた接着フィルム8をウエハWの外形状に切断するカッタ機構11、貼付けられた接着フィルム8のサポートフィルム10を剥離するサポートフィルム剥離装置6、貼付けが完了したウエハWを収納するウエハ収納部7及びウエハWを順次吸着して搬送する搬送ロボット4が設けられている。
上記ウエハ供給部2はウエハWが多段に収納され、ウエハWは搬送ロボット4の先端に設けられた吸着ハンドによって1枚ずつ順次取り出され、アライメント部3の吸着テーブル13上に供給されるようになっている。
アライメント部3は吸着テーブル13上にウエハWを吸着し、回転するようになっており、ウエハWのオリフラやノッチを光学的手段で構成されるセンサ12で検出し位置決めするようになっている。
次に図1乃至図4に基づいて接着フィルム貼付け装置5について説明する。
図2のように上記接着フィルム貼付け装置5は接着フィルム供給部69と接着フィルム貼付け部70と接着フィルム切断部71で構成されている。
図1及び図2のように接着フィルム供給部69は、機台1上に立設された支持枠68、68の間にウエハWよりも広幅でロール状の接着フィルム8が巻き回された接着フィルム供給リール14と、引き出された接着フィルム8を挟持して下方に導くガイドローラ15と、接着層9の表面を保護している離型フィルム83を剥離する剥離ローラ39と、剥離された離型フィルム83を導くガイドローラ16と、前記離型フィルム83を巻取る離型フィルム巻取リール41と、接着フィルム8の後端側をチャックして傾斜下方に送り出す後側チャックユニット36と、ガイドローラ40を経て接着テープ8の先端部をチャックして水平方向に引き出す先端側チャックユニット19とから構成されている。
上記接着フィルム8は接着層9をサポートフィルム10と離型フィルム83で挟み込んだ3層で構成されており、上記接着フィルム8は一体に引き出されて上記ガイドローラ15を経た後、接着層9の表面を保護する離型フィルム83が剥離ローラ39によって剥離され、ガイドローラ16を経て離型フィルム巻取リール41に巻取られるようになっている。
上記後側チャックユニット36はチャックローラ37とシリンダ17により開閉自在のチャック38で構成され、引き出された接着フィルム8をチャックローラ37とチャック38で挟持するとともに図示しない適宜な駆動源によりレール18に沿って接着フィルム8を傾斜下方に向かって引き出すようになっている。
上記先端側チャックユニット19はシリンダ20により開閉可能なチャック43と、カッタ台42と、カッタ刃21と、貼付けローラ22で構成され、接着フィルム8の先端部をチャック43とカッタ台42の上面でチャックするようになっており、チャックした接着フィルム8を図示しない適宜な駆動源によりレール23に沿って引き出すようになっている。
また、上記チャック43は、接着フィルム8の幅よりもやや長く形成されており、その前面部分にはカッタ刃21が設けられ、図示しない適宜な駆動源で接着フィルム8の幅方向に向かって動作するようになっており、上記チャック43の下面には吸着部72が複数形成されて接着フィルム8を吸着保持可能になっている。
上記カッタ台42は、先端部分の上面に接着フィルム8の引き出し方向と垂直にカッタ溝が設けられており、上記カッタ刃21がカッタ溝に沿って動作することで接着フィルム8の後端部分を切断し、短冊状に接着フィルム8を切断するようになっている。また、上記カッタ台42は、図示しない適宜の駆動源により、上記チャックユニット19と一体の水平動とチャックユニット19とは独立した水平動が可能に構成されている。なお、カッタ台42の上面は接着フィルム8の接着面と接するので必要に応じフッ素等の処理を施し、接着剤が付着しないようにすれば良い。
上記貼付けローラ22は、チャックユニット19の先端部分に接着テープ8の幅方向よりもやや長く設けられ、チャックユニット19と一体となってレール23に沿って接着テープ8を押圧転動するようになっている。
次に、接着フィルム貼付け部70の構成について図1乃至図4に基づいて説明する。
図1及び図2のように接着フィルム貼付け部70は、機台1に立設された支持枠68、68の間に設けられた上チャンバ25と下チャンバ45で構成されており、上チャンバ25と下チャンバ45を閉じることで真空チャンバを形成するようになっている。
上記上チャンバ25は、支持枠68から延設された支持板73上に設けられたシリンダ24により昇降可能に設けられ、上部に図示しない真空ポンプと接続される給排気アダプタ26が設けられている。なお、この給排気アダプタ26には、適宜の切替バルブを接続しておき、真空ポンプによる減圧と、空気または窒素やアルゴン等の不活性ガスの供給を可能にしておく。
また、図4(a)、(b)のように上記上チャンバ25の内面上部には貼付けローラ44が設けられ、前記貼付けローラ44にはベルト65が接続されており、モータ27を駆動することでプーリ63を通じてベルト65が回転駆動されることにより貼付けローラ44はレール64に沿って移動可能になっている。なお、貼付けローラ44は一定の押圧力が加わるよう所定の高さに固定しておくことが好ましくでき、必要により、適宜な駆動源を設けて高さを可変とするようにしても良い。貼付けローラ44の高さを可変とする場合でも内周テーブル47側を昇降制御するようにしているので、外周テーブル46側を移動させる場合に比べ制御が容易となる。
また、貼付けローラ44は、接着フィルム8の幅よりも長く形成され、外周テーブル46によって、全幅に渡って支持される長さに形成されており、適宜なヒータ等の加熱手段(図示しない)が内蔵されている。また、材質は各種のゴム部材や樹脂等が使用でき、真空下で差圧を利用して貼付ける場合は、スポンジ状の部材で軽く接触するように構成しても良い。
次に下チャンバ45について以下に説明する。
図1及び図2のように下チャンバ45は、その下面に支持枠67が設けられ、その支持枠67の下面両側にガイド74が接続され、前記ガイド74がレール29、29に嵌合し、レール29に沿って図示しない適宜な駆動源で接着フィルム貼付け部70から接着シート切断部71までを水平動自在になっている。
図2及び図4(a)、(b)のように下チャンバ45の内面には内周テーブル47が設けられ、その表面には多孔質部材若しくは複数の吸着孔が形成された部材が設けられ、真空チャンバの真空源とは異なる真空ポンプ(図示しない)に接続されてその表面でウエハWを吸着保持するようになっている。また、内周テーブル47には図示しない適宜なヒータにより、吸着したウエハWの加熱が可能になっている。
上記内周テーブル47は、下面が複数のガイド49に昇降自在に支持され、前記ガイド49が支持板48に固定されることにより、支持板48と一体に昇降動可能になっている。この支持板48には、ナット部材66が固定して設けられ、このナット部材66はボールネジ53に螺合しており、このボールネジ53をモータ52で回転駆動させることにより、支持板48の昇降動と一体に内周テーブル47が下チャンバ45に対して昇降するようになっている。
また、内周テーブル47の内側にはウエハWの吸着面に対して突出可能な3本の支持ピン51が設けられ、支持ピン51は支持板48に固定されたシリンダ50の作動により、内周テーブル47に対して突出可能となっており、ウエハWの搬入・搬出の際や、冷却する際に支持ピン51を突出させてウエハWを持ち上げたり、受け取ったりするようになっている。
また、内周テーブル47の外周部分には内周テーブル47と適宜な間隔を有して外周テーブル46が下チャンバ45に固定して設けられている。この外周テーブル46は、貼付けローラ44の幅よりも広く形成されている。このように貼付けローラ44の幅よりも広く形成しておくことで、接着フィルム8の貼付け時に貼付けローラ44の全体に渡って均等に押圧力がかかり、ウエハW等の基板の外周部分に不要な押圧力が働かないので、特に中空構造体を形成する場合に基板外周の中空構造体が潰れることがない。
前記外周テーブル46を挟んで接着フィルム8の貼付け方向の前方には接着フィルム8の幅よりやや長い接着フィルム支持板54が設けられ、前記接着フィルム支持板54は、側方に接続された支持枠61を下チャンバ45の外側に固定されたシリンダ56によって上下動させることにより支持枠61とともに上下動可能になっている。
また、図3のように接着フィルム支持板54の接着フィルム幅方向の両側付近には、ばね等の弾性部材60が設けられ、適宜な付勢力を与えるようになっている。このように構成することで接着フィルム支持板54に貼付けられた接着フィルム8をウエハWへ貼付ける際に貼付け方向への張力を適正に保つことができ、接着フィルム8の貼付け後の応力が緩和されてウエハWの反りを防止できるとともに適正な張力が与えられているので貼付け時にしわが発生することもない。
また、前記外周テーブル46を挟んで接着フィルム8の貼付け方向の後方には接着フィルム8の幅よりやや長い接着フィルム支持板55が設けられ、前記接着フィルム支持板55の下方は下チャンバ45の外側に固定されたシリンダ57のシリンダ軸と接続されており、シリンダ57の作用で上下動可能になっている。なお、上記のシリンダ56、シリンダ57、ガイド49、支持ピン51の駆動軸部分は、適宜なシール部材(図示しない)でシールし、真空チャンバの空気のリークを防止するようになっている。
下チャンバ45は上記のように構成されており、上チャンバ25と合わさる部分の周囲にはゴム等のシール部材58が設けられ、上チャンバ25と合わさることにより密閉された真空チャンバを形成するようになっている。
以上が接着フィルム貼付け部70の構成であり、次に接着フィルム切断部71の構成について図1及び図2に基づき説明する。
接着フィルム切断部71は、カッタ刃33と前記カッタ刃33を回転駆動させるモータ31と上記カッタ刃33を上下動させるシリンダ30とから構成される。
上記モータ31は、支持板76に固定して設けられ、この支持板76はガイド78を通じてレール75上を摺動可能に嵌合されており、支持板77に固定されたシリンダ30の作用でモータ31と支持板76が一体に上下動するようになっている。
上記カッタ刃33は、下チャンバ45の移動により接着フィルム8が貼付けられたウエハWが搬送されると、支持板76とともに下降し、モータ31の作用によりウエハWの外形に沿って接着フィルム8の余剰部分を切断するようになっている。
また、接着フィルム切断部71の右中段付近にはチャック28が、図示しない適宜な機構により上下動、水平動、軸を中心とした回転が自在に設けられ、上記接着フィルム8の余剰部分をチャックし、機台1の下方に設けられた廃棄ボックス32に余剰接着フィルム79として廃棄されるようになっている。
以上が本発明装置の一実施形態の構成であり、次に、図5(a)乃至(c)及び図6(d)に基づいて接着フィルム8の接着フィルム支持板54、55への供給方法及び貼付け方法を説明する。
まず、上チャンバ25よりやや右に下チャンバ45を位置させておき、後側のチャック38を閉じて後側の接着フィルム8を保持する。続いて、接着フィルム8の先端をチャック43とカッタ台42の間に挟持した状態でチャック43を水平動させるとともにチャック38を傾斜下方に移動させ、接着フィルム8を接着フィルム支持板54の上方に供給する。(図5(a))
続いて、先端側のチャック43がその下面の吸着部72で接着フィルム8を吸着した状態でカッタ台42に対して上昇し、カッタ台42は二点鎖線位置まで後退する。(図5(b))
次にチャック43が下降し、吸着保持した接着フィルム8の先端を接着フィルム支持板54に押し付けて貼付け、チャック43の吸着を開放してチャック43はカッタ刃21とともに上昇し、カッタ台42の上方まで後退する。このチャック43の後退時に先端に位置する貼付けローラ22も接着フィルム支持板54、55に接着フィルム8を貼付けながら後退する。(図5(c))
接着フィルム支持板54、55に貼付けられた接着フィルム8の接着フィルム支持板55の後端側にチャック43が下降してカッタ台42との間で接着フィルム8を挟持しておき、カッタ刃21が作用して接着フィルム8を幅方向に切断する。接着フィルム8が切断された後、下チャンバ45が上チャンバ25と合わさる位置まで前進する。(図6(d))
次に、供給された接着フィルム8のウエハWへの貼付け方法について図4、図7乃至図9に基づいて説明する。
接着フィルム8が貼付けられた接着フィルム支持板54、55のうち後端側の接着フィルム支持板55をシリンダ57の作用で外周テーブル46の上面とほぼ同じ高さまで下降させて、接着フィルム8を図示実線位置のように傾斜状態に保つ。(図4(a))
次に上チャンバ25が下降し、下チャンバ45と合わさって真空チャンバを形成し、図示しない真空ポンプを作動させて給排気アダプタ26を通じて真空チャンバ内を減圧するとともに、内周テーブル47を図示しないヒータ等で加熱する。所定の圧力となった後、貼付けローラ44を図示しない加熱手段で加熱しながらモータ27の駆動により貼付け方向に転動させるとともにシリンダ56を駆動させて接着フィルム支持板54を貼付けローラ44の転動に合わせながら徐々に下降させ、接着フィルム8をウエハWに貼付ける。(図4(b))
この時、厚膜に接着フィルム8を積層する場合や、ウエハWのパターンに沿って接着フィルム8を貼付ける場合、またウエハWのパターンに沿って埋め込むように貼付ける場合は、上記のように真空状態で行なうことが好ましい。
なお、中空構造体を形成する場合は、真空状態にした後、給排気アダプタ26に接続されたバルブ(図示しない)を切替えて窒素等の不活性ガスを供給し、不活性ガス環境下で貼付けすることが好ましい。
真空状態で貼付けを行なった場合は、上記貼付け後に給排気アダプタ26から大気を導入し、差圧を利用してさらに密着良く接着フィルム8を貼付け、上チャンバ25を開放する。
上チャンバ25の開放された後、下チャンバ45は接着フィルム切断部71に移動し、カッタ刃33が下降して、モータ31の作用によりウエハWの外周に沿って旋回し、余剰部分の接着フィルム8を切断し、これと並行して貼付けローラ44が初期位置に後退する。(図7(a))
次に、カッタ刃33が上昇し、同時にチャック28が下降及び水平動して接着フィルム支持板55の切欠き部59(図3参照)に進入して余剰接着フィルム79をチャックする。(図7(b))
この後、チャック28は上昇し、下チャンバ45が初期位置に後退することで余剰接着フィルム79が剥離される。
この後、図示しないがチャック28が軸を基点に下方の廃棄ボックス32に向かって回動し、チャッキングを解放して、余剰接着フィルム79を廃棄ボックス32に廃棄する。一方、内周テーブル上に残された接着フィルム8の貼付け済のウエハWの吸着を開放し、支持ピン51の上昇により内周テーブル47からウエハWを持ち上げる。なお、この時、支持ピン51の先端部に吸着部を設けておき吸着するようにしておいても良い。このようにしておけばウエハWにずれが発生することがない。
次に持ち上げられたウエハWを搬送ロボット4の吸着ハンドで吸着搬送して、剥離テーブル34(図1参照)に吸着保持させ、剥離テープ35を接着フィルム8のサポートフィルム10上に貼付けて剥離テープ35と一体に巻取ることによりサポートフィルム10を剥離させる。
このように、加熱されている内周テーブル47から支持ピン51でウエハWを分離させて冷却してからサポートフィルム10を剥離させれば接着フィルム8がサポートフィルム10と貼り付いて糸を引いたり、貼付けた接着層9が剥がれたりすることがない。また、接着層9を冷却してからサポートフィルム10を剥離させるので、接着層9の表面が荒れることもなく平坦に貼付けることができる。
サポートフィルム10の剥離されたウエハWは搬送ロボット4によりウエハ収納部7に収納される。なお、繰返し接着フィルム8を貼付ける場合は、収納せずに搬送ロボット4により、内周テーブル47上に再度ウエハWを供給し、内周テーブル47の昇降制御を以下のように行って接着フィルム8の貼付けを必要回数繰り返せば良い。
次に、接着層9を繰返し貼付ける場合や接着層9の貼付けられたウエハWに露光処理やエッチング処理を行なった後に接着フィルム8を貼付ける場合について図8(a)、(b)及び図9(a)、(b)に基づいて説明する。
まず、図8(a)のようにレジスト80が形成されたウエハWを内周テーブル47上に吸着保持し、接着フィルム支持板54、55上に接着フィルム8を供給する。
続いて、図8(b)のようにウエハWの厚みとレジスト80の厚み分だけ内周テーブル47を下降させ、ウエハWの接着フィルム貼付け面と外周テーブル46の上面を面一にしておき、この状態で図4のように貼付け動作を行なうことでウエハW上にレジスト80を積層していく。なお、ウエハWの厚みとレジスト80の厚みは既知の厚みを入力しておいても良いし、適宜なセンサで検知し、内周テーブル47の昇降制御を行うようにしても良い。
次に接着フィルム8の貼付けを内周テーブル47側の昇降制御で行うことの効果について、図9(a)、(b)に基づいて説明する。
図9(a)はウエハWに1層目の接着層9を形成する状態を表す図であり、ウエハWの接着フィルム貼付け面と外周テーブルの上面が面一となった状態を示し、接着層9の厚みをd1とし、接着フィルム8の上面と貼付けローラ44の距離をd2とする。この状態で貼付けローラ44がd2だけ下降して、接着フィルム8をウエハWに貼付ける。
図9(b)は、露光処理され硬化されたレジスト80が形成されたウエハWが内周テーブル47上に吸着保持され、内周テーブル47側を外周テーブル46に対して下降させて、ウエハWの接着フィルム8の貼付け面と外周テーブル47の上面を面一とさせた状態を表す。この状態で貼付けローラ44がd2だけ下降して、接着フィルム8をウエハWに貼付ける。
上記のように、内周テーブル46側をウエハW上に形成されたレジスト80の厚みd1分だけ昇降制御すれば、貼付けローラ44の移動量は、同じ接着フィルム8を貼り続ける場合には一定量だけ移動させれば良く、従来例のバンパー部材91(外周テーブル46に相当)側を移動させるよりも制御が容易となる。
以上が、本発明装置の貼付け装置と貼付け方法の一実施形態であり、次に上記貼付け装置と貼付け方法を利用したMEMS等に利用する三次元構造体についての各種実施形態を図10乃至図14に従って説明する。
図10はレジスト80を多層に積層して貼付けた厚膜貼りの一例である。この場合は、ウエハWを内周テーブル47に載置しておき、前記ウエハWの貼付け面の高さを外周テーブル46の上面と一致するように内周テーブル47の高さを調整して1層目の接着フィルム8(ドライフィルムレジスト)を貼付け、サポートフィルム10を剥離させた後、上記を繰り返してレジスト80を積層させる。この後、露光等の処理を行なって接着層9(レジスト80)を硬化させ、エッチング等を行なって3次元構造体を形成すれば良い。なお、上記のように、レジスト80を硬化させずに多層に積層貼りする場合は、真空環境下で差圧を利用して行うことが好ましい。
図11は、レジスト80で3次元構造体を形成する場合の一例である。この場合は、上記のようにレジスト80を積層して貼付けた後、露光やエッチング等の処理を行って3次元構造体を形成すれば良い。なお、1層貼付け毎に露光やエッチング等の処理を行って積層しながら3次元構造体を形成するようにしても良い。
また、図12は、立体構造物上にテント状に接着層9を形成する場合の一例である。この場合は、上記のように図11の状態を形成しておき、その上に、真空チャンバ内を不活性ガス環境にしておいて接着フィルム8を貼付けるようにすれば、経時的に安定なMEMS部品等を形成できる。
図13は、パターン81または立体構造物が形成されているウエハWにレジスト80を埋め込むように形成した場合の一例である。この場合は、真空チャンバ内を減圧して真空状態とした後、接着フィルム8を加熱して柔軟な状態としながら貼付けローラ44で貼付けることで形成できる。この後、ウエハWを支持ピン51で持ち上げて冷却し、サポートフィルム10を剥離させて露光等の処理を行なえば、気泡等なくレジスト80を形成することができる。
図14は、ウエハWの表面が凹凸に形成されている場合に凹凸に沿ってレジスト80を形成する場合の一例である。この場合は、表面に凹凸が形成されたウエハW(上記のように3次元構造体を形成したウエハでも良い)を用意しておき、真空チャンバ内を真空状態にした後、大気解放して接着フィルム8を差圧を利用して貼付けることで表面の凹凸に密着させて貼付けることができ、この後、サポートフィルム10を剥離させて、露光等の処理を行なえば良い。
以上のように、本発明の貼付け装置及び貼付け方法を利用すれば、MEMS等に応用できる各種の3次元構造体を精度良く形成できる。
なお、本発明の実施形態においては、接着フィルム8の供給方法として自動で供給する手段を採用したが、接着フィルム支持板54、55に短冊状に切断した接着フィルムを各種手段で供給でき、自動機でなくとも手動で供給しても良い。
また、本発明の実施形態においては、真空チャンバ内で真空下または不活性ガス環境下で接着フィルムをウエハに貼付けるようにしたが、真空チャンバ外であっても外周テーブルに対して内周テーブルが上下動して貼付け面を外周テーブルの高さに一致させ、貼付け面を平坦な状態にして貼付けを行なうものであれば良い。
また、接着フィルム8を貼付ける貼付けローラ44及び内周テーブル47を加熱しながら貼付けるようにしたが、貼付ける接着フィルムの種類に応じて適宜加熱温度を調節したり、加熱を行わずに貼付けたりすることができる。
また、接着フィルムとしてはドライフィルムレジストを好ましく使用でき、MEMS部品等の3次元構造物をフィルムを使用して作製するものであれば各種の接着フィルムを使用できる。
上記実施形態においては基板として円形のウエハWを用いたが、基板を載置するテーブルの形状、接着フィルムの切断形状を変更すれば矩形状の基板、三角、ひし形等各種の基板に利用できる。また、回路パターン81が形成された基板や3次元構造物の形成された基板等各種の基板に適用できる。
本発明の接着フィルム貼付け装置の一実施形態を表す平面図である。 図1のA−A方向断面矢視図である。 本発明の貼付けテーブル部の平面図である。 (a)及び(b)は本発明の接着フィルムの貼付け動作を示す説明図である。 (a)乃至(c)は本発明の接着フィルムを供給する動作を示す説明図である。 (d)は本発明の接着フィルムを供給する動作を示す説明図である。 (a)及び(b)は本発明の接着フィルムの余剰部分の切断動作を示す説明図である。 (a)及び(b)は本発明の接着フィルムを多層に貼付ける場合の動作説明図である。 (a)及び(b)は本発明の接着フィルムを多層に貼付ける効果を示す説明図である。 厚膜にレジストを形成した一例を示す図である。 3次元構造体の一例を示す図である。 中空構造体の一例を示す図である。 埋め込み状態でレジストを形成した一例を示す図である。 3次元構造体に沿ってレジストを形成した一例を示す図である。 (a)及び(b)は従来の貼付け動作の説明図である。
符号の説明
W ウエハ
1 機台
2 ウエハ供給部
3 アライメント部
4 搬送ロボット
5 接着フィルム貼付け装置
6 サポートフィルム剥離装置
7 ウエハ収納部
8 接着フィルム
9 接着層
10 サポートフィルム
11 カッタ機構
12 センサ
13 吸着テーブル
14 接着フィルム供給リール
15 ガイドローラ
16 ガイドローラ
17 シリンダ
18 レール
19 先端側チャックユニット
20 シリンダ
21 カッタ刃
22 貼付けローラ
23 レール
24 シリンダ
25 上チャンバ
26 給排気アダプタ
27 モータ
28 チャック機構
29 レール
30 シリンダ
31 モータ
32 廃棄ボックス
33 カッタ刃
34 剥離テーブル
35 剥離テープ
36 後側チャックユニット
37 チャックローラ
38 チャック
39 剥離ローラ
40 ガイドローラ
41 離型フィルム巻取ロール
42 カッタ台
43 チャック
44 貼付けローラ
45 下チャンバ
46 外周テーブル
47 内周テーブル
48 支持板
49 ガイド
50 シリンダ
51 支持ピン
52 モータ
53 ボールネジ
54 フィルム支持板
55 フィルム支持板
56 シリンダ
57 シリンダ
58 シール部材
59 切欠き部
60 弾性部材
61 支持枠
62 硬化済接着層
63 プーリ
64 レール
65 ベルト
66 ナット部材
67 支持枠
68 支持枠
69 接着フィルム供給部
70 接着フィルム貼付け部
71 接着フィルム切断部
72 吸着部
73 支持板
74 ガイド
75 レール
76 支持枠
77 支持板
78 ガイド
79 余剰接着フィルム
80 レジスト
81 回路パターン
82 中空部
83 離型フィルム
90 押圧部材
91 バンパー部材
92 テーブル

Claims (5)

  1. 基板をその上面に保持する貼付けテーブルと、前記基板の上面に供給された接着フィルムを基板に押圧して貼付ける貼付ローラと、基板の外周部分の接着フィルムを切断する切断手段とからなる基板への接着フィルム貼付装置において、
    前記貼付けテーブルを、基板をその上面に吸着保持する内周テーブルと、前記内周テーブルと適宜な間隔を有して前記内周テーブルを取り囲む外周テーブルとから構成するとともに前記内周テーブルを前記外周テーブルに対して昇降動自在に構成し、
    基板上に接着フィルムを貼付ける際、基板の接着フィルム貼付け面と外周テーブル上面が常に面一となるように内周テーブルを昇降制御するようにしたことを特徴とする基板への接着フィルム貼付け装置。
  2. 前記貼付けテーブルと切断された接着フィルムの両側を支持する少なくとも2つの接着フィルム支持板を下チャンバ内に配設するとともに前記貼付ローラを上チャンバ内に設け、接着フィルム貼付け時に上チャンバと下チャンバを閉じて真空下または不活性ガス環境下で貼付けるようにしたことを特徴とする請求項1記載の接着フィルムの貼付け装置。
  3. 基板を貼付けテーブル上に載置し、前記基板の上面に接着フィルムを供給し、貼付ローラで前記接着フィルムを基板に押圧して貼付けた後、基板の外周部分の接着フィルムを切断手段で切断する基板への接着フィルムの貼付け方法において、
    前記貼付けテーブルを、基板をその上面に吸着保持する内周テーブルと、前記内周テーブルと適宜な間隔を有して前記内周テーブルを取り囲む外周テーブルとから構成するとともに前記内周テーブルを前記外周テーブルに対して昇降動自在にしておき、
    基板上に接着フィルムを貼付ける際、基板の接着フィルム貼付け面と外周テーブル上面が常に面一となるように内周テーブルを昇降制御するようにしたことを特徴とする基板への接着フィルム貼付け方法。
  4. 前記貼付けテーブルと切断された接着フィルムの両側を支持する少なくとも2つの接着フィルム支持板を下チャンバ内に配設するとともに前記貼付ローラを上チャンバ内に設け、接着フィルム貼付け時に上チャンバと下チャンバを閉じて真空下または不活性ガス環境下で貼付けるようにしたことを特徴とする請求項3記載の基板への接着フィルム貼付け方法。
  5. 前記接着フィルムに少なくとも表面にサポートフィルムが形成された2層構造の接着フィルムを用いるとともに前記内周テーブル及び貼付けローラに加熱手段を設けておき、基板に接着フィルムを前記加熱手段で加熱しながらサポートフィルムと一体に貼付け、基板の外周部分の接着フィルムを切断手段で切断した後、前記サポートフィルムを剥離する際に内周テーブル上から基板を分離させて冷却した状態で行なうようにしたことを特徴とする請求項3または4に記載の基板への接着フィルム貼付け方法。
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