JP2011044262A - シート剥離装置および表示装置の製造方法 - Google Patents

シート剥離装置および表示装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011044262A
JP2011044262A JP2009190347A JP2009190347A JP2011044262A JP 2011044262 A JP2011044262 A JP 2011044262A JP 2009190347 A JP2009190347 A JP 2009190347A JP 2009190347 A JP2009190347 A JP 2009190347A JP 2011044262 A JP2011044262 A JP 2011044262A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peeling
tape
sheet
adhesive
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009190347A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5010652B2 (ja
Inventor
Masaaki Furuya
正明 古矢
Tomohiro Matsui
智洋 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2009190347A priority Critical patent/JP5010652B2/ja
Priority to US12/854,458 priority patent/US8449710B2/en
Priority to KR1020100079796A priority patent/KR101170253B1/ko
Publication of JP2011044262A publication Critical patent/JP2011044262A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5010652B2 publication Critical patent/JP5010652B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B43/00Operations specially adapted for layered products and not otherwise provided for, e.g. repairing; Apparatus therefor
    • B32B43/006Delaminating
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B2457/00Electrical equipment
    • B32B2457/20Displays, e.g. liquid crystal displays, plasma displays
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B38/00Ancillary operations in connection with laminating processes
    • B32B38/10Removing layers, or parts of layers, mechanically or chemically
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T156/00Adhesive bonding and miscellaneous chemical manufacture
    • Y10T156/19Delaminating means
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T156/00Adhesive bonding and miscellaneous chemical manufacture
    • Y10T156/19Delaminating means
    • Y10T156/1961Severing delaminating means [e.g., chisel, etc.]

Abstract

【課題】シート状部材上に剥離テープを貼って、粘着材の上面のシート状部材を剥離するときに、基材面および基材面に形成された領域に対して剥離テープを接触させること無く確実にシート状部材の剥離を行うことができるシート剥離装置および表示装置の製造方法を提供する。
【解決手段】剥離テープ10の貼り付け開始部分を位置決めする板状部材31と、板状部材31の先端部を粘着材4の端面に当接した状態で剥離テープ巻き体27から繰り出された剥離テープ10を板状部材の上面からシート状部材の上面にかけて加圧しながら貼り付ける貼り付け機構部100と、基材移動テーブル51を剥離テープの貼り付け方向と反対方向に直線移動させる駆動部51Mと、シート状部材を粘着材から剥ぎ取って巻き取るテープ巻取り機構部26を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、シート剥離装置および表示装置の製造方法に関し、特に基材上に粘着材を用いて貼り付けられたシート状部材を、剥離用粘着テープを利用して粘着材から剥離する際に、基材面に剥離用粘着テープを接触させることなくシート状部材を剥離するシート剥離装置および表示装置の製造方法に関する。
図11は、粘着シート3の粘着材4から裏面の保護フィルム9を、剥離用粘着テープ10を用いて剥離する例を示している。粘着シート3には、予め同一サイズの保護フィルム9が粘着材4を用いて貼り付けられている。粘着シート3の粘着材4からこの保護フィルム9を剥離する際には、エッジ台11を用いる。エッジ台11の上には、粘着面を上にして置いた剥離用粘着テープ10が置かれている。この剥離用粘着テープ10の粘着面には保護フィルム9が載せて貼り付けられており、保護フィルム9をエッジ台11のエッジから矢印の方向に沿って斜め下方向に引くことで、保護フィルム9の端部は粘着シート3の粘着材4の端部から引き剥がすことができる。
このように剥離用粘着テープ10をエッジ台11から斜め下方向に引くことで、粘着シート3の粘着材4から保護フィルム9を連続的に剥離することができる。この保護フィルム9の剥離手法は、液晶ディスプレイの偏光板貼り付け作業等で多く使用され、保護フィルム9を剥離した粘着シート3を自由に取り扱う場合には、この剥離方法が有効である。
また、図12は別の従来例を示しており、基材1上に貼られた粘着材4を基材1の面側に残すようにして、保護フィルム5を粘着材4から剥離する例を示している。この保護フィルム5の剥離例は、基材1が固定されており基材1を自由に取り扱うことができない場合に用いられることが多く、剥離用粘着テープ10の粘着面を保護フィルム5上に一旦貼ってから保護フィルム5の端部から引き剥がすことになる。このように基材1上に粘着材4を貼り付けて、その後保護フィルム5を粘着材3から引き剥がす必要がある場合には、この剥離方法が有効である。
さらに、平面表示装置用の基板と他の基板とを貼り合わせる際に両基板の間の封止の信頼性を向上させるためのマスキングテープの剥離装置が、特許文献1(特開2008−10221号公報)に提案されている。この従来例におけるマスキングテープの剥離方法は、図13に示しており、ローラ12で剥離用粘着テープ10の粘着面を剥離しようとする保護フィルム(マスキングテープ)5に押し付けて、ローラ12と基材1を相対的に移動させることで、保護フィルム5を剥離するようになっている。
特開2008−10221号公報
ところが、上述したような従来の各保護フィルムの剥離方法では、粘着材およびこの粘着材から剥離しようとする保護フィルムを合せた厚さが100μmに満たないような場合には、剥離用粘着テープが基材の面に貼り付くことがある。また、剥離しようとする保護フィルム(特許文献1ではマスキングテープ)の粘着力が強い場合には、保護フィルムの端部に剥離用粘着テープの粘着面を強く貼り付ける必要があるため、積極的に基材1に対しても剥離用粘着テープを貼り付けるようにすると効果的である。剥離用粘着テープの粘着面を、保護フィルムと基材に対して十分な貼り付けを行わないと、剥離用粘着テープのみが剥がれてしまって保護フィルムは粘着材側に残ってしまい、剥離しようとする保護フィルムを確実に粘着材から剥離できないという問題があった。
また近年、有機EL(エレクトロルミネッセンス)パネル等を用いた薄型ディスプレイや表示装置では、積層成膜で形成した発光層や電極上に粘着材を有する保護材としてのシートを貼ることで、特徴である薄さを有効に利用しかつ保護する手法がとられるようになっている。この場合には、保護材として用いられる樹脂材料は、両面を保護フィルムで挟まれた構造で供給されることが多く、素子の形成された基板上、あるいは対向する基板上に一旦貼ってから保護材から保護フィルムを剥離する必要がある。この保護フィルムの剥離の際には、素子の形成された基板面や対向基板面における素子には、剥離用粘着テープの粘着面を付着させることを避ける必要がある。なぜなら、この剥離用粘着テープの粘着面は、この基板面や対向基板面における素子に対しては汚染源となるからである。
図14は有機ELパネルの封止基板6を示している。図15は有機ELパネルの組み立て構成例を示している。
図13に示すように、封止基板6の単体では、粘着シート3は、粘着材4と保護フィルム5の2層構成になっている。そして、図15に示すように、封止基板6は、発光素子基板7に対してフリット枠2を用いて接触させて、このフリット枠2を局所的に溶融させて溶着させる。この封止基板6と発光素子基板7との間に貼った粘着材4は封止後に溶融させることで、両基板を一体にする。上述したように、封止基板6の単体では、粘着シート3は、粘着材4と保護フィルム5の2層構成になっているので、封止基板6と発光素子基板7と組み合わせる前に、剥離用粘着テープを用いて粘着材4から保護フィルム5を剥離する必要がある。
そこで、この保護フィルム5の剥離作業の際には、剥離用粘着テープの粘着面を保護フィルム5の表面に貼り付けて剥離用粘着テープとともに保護フィルム5を粘着材4から引き剥がす。しかし、剥離用粘着テープの粘着面が周辺部のフリット枠2に対して接触すると、フリット枠2の溶着面が剥離用粘着テープの粘着面の粘着材または粘着材に付着した物質で汚染されてしまい、フリット枠2における十分な溶着強度が得られなかったり、リークパスとして融合できずに固化することがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、その目的は、基材上に粘着材を用いて貼られたシート状部材上に剥離テープを貼って、粘着材の上面のシート状部材を剥離するときに、基材面および基材面に形成された領域に対して剥離テープを接触させること無く、かつ確実にシート状部材の剥離を行うことができるシート剥離装置および表示装置の製造方法を提供することである。
本発明のシート剥離装置は、基材を載せて前記基材を移動方向に移動自在な基材移動テーブルと、
板状部材と、
前記板状部材が保持されている前進軸部と、
前記前進軸部が前記基材の前記移動方向に平行に移動可能に支持され、前記前進軸部を前記基材の前記移動方向と交差する昇降方向に昇降させる昇降操作部と、
前記昇降ガイド部により前記前進軸部を前記昇降方向に下降させた後、前記前進軸部を押すことで前記移動方向と平行に前進させて前記板状部材の先端部を前記基材移動テーブル上の前記基材の端部に接触させる前進操作部と、
前記基材移動テーブルの前記移動方向と反対方向に移動されて剥離テープを前記板状部材と前記基材のシート状部材に加圧して貼り付けるテープローラと、
前記基材移動テーブルの前記移動方向への移動に応じて前記剥離テープを巻き取り前記基材から前記シート状部材を剥離させるテープ巻取り部と、
を備えることを特徴とする。
また、本発明の表示装置の製造方法は、シート状部材が粘着材を介して封止基材上に貼り付けられる粘着シート貼り付け工程と、
基材移動テーブルに前記封止基材を載せて前記封止基材を移動方向に移動自在にし、昇降操作部が、板状部材を保持している前進軸部を前記封止基材の前記移動方向に平行に移動可能に支持し前記前進軸部を前記封止基材の前記移動方向と交差する昇降方向に昇降させ、前記昇降操作部が前記前進軸部を前記昇降方向に下降させた後、前進操作部が前記前進軸部を前記移動方向と平行に前進させて前記板状部材の先端部を前記封止基材移動テーブル上の前記封止基材の端部に接触させ、テープローラが前記封止基材移動テーブルの前記移動方向と反対方向に移動されて剥離テープを前記板状部材と前記封止基材のシート状部材に加圧して貼り付け、テープ巻取り部が前記基材移動テーブルの前記移動方向への移動に応じて前記剥離テープを巻き取り前記封止基材から前記シート状部材を剥離するシート状部材剥離工程と、
前記粘着材が積層された前記封止基材と、発光素子領域を有する発光素子基板とを貼り合せて、前記封止基材と前記発光素子基板を接着する貼り合せ接着工程と、
前記封止基材と前記発光素子基板の間に位置する前記粘着材を加熱して硬化させる粘着材硬化工程と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、基材上に粘着材を用いて貼られたシート状部材上に剥離テープを貼って、粘着材の上面のシート状部材を剥離するときに、基材面および基材面に形成された領域に対して剥離テープを接触させること無く、かつ確実にシート状部材の剥離を行うことができるシート剥離装置および表示装置の製造方法を提供することができる。
本発明のシート剥離装置の1つのシート剥離ユニットの好ましい実施形態を示す側面図である。 図1に示す複数台のシート剥離ユニットを有するシート剥離装置の構成例を示す斜視図である。 図3(A)は、フィルム剥離ユニットの動作の初期位置を示し、図3(B)は、ナイフが前進した状態を示している図である。 図4(A)は、ナイフが下降した状態を示し、図4(B)は、ナイフが前進してシートエッジを接触してこの接触状態を検出した状態を示す図である。 図5(A)は、テープローラが下降して、ナイフの上から剥離用粘着テープを貼る状態を示し、図5(B)は、保護フィルム上に剥離用粘着テープを貼る状態を示す図である。 図6(A)は、剥離用粘着テープを巻き取る状態を示し、図6(B)は、剥離用粘着テープを巻き取り、ナイフユニットとテープローラを初期位置へ戻す状態を示し、図6(C)は、剥離用粘着テープの巻き取り終了を示す図である。 図7(A)は、ナイフが保護フィルムの下の粘着材に対して位置決めされる様子を示し、図7(B)は、剥離用粘着テープをナイフの刃上から保護フィルム側にテープローラで加圧しながら貼る工程を示し、図7(C)は、剥離用粘着テープが保護フィルム上に張り付けられた状態を示す図である。 図8(A)では、剥離用粘着テープをナイフの刃上側から引き剥がす様子を示し、図8(B)と図8(C)は剥離用粘着テープにより保護フィルムを順次引き剥がす様子を示す図である。 本発明の実施形態における実際の寸法的な試算値を示す図である。 本発明のシート剥離装置を用いて表示装置を製造する製造方法の好ましい実施形態を示す図である。 従来の剥離用粘着テープを用いて粘着シートから保護フィルムを剥離する様子を示す図である。 別の従来の剥離用粘着テープを用いて基材から保護フィルムを剥離する様子を示す図である。 さらに別の従来の有機ELパネルから保護フィルムを剥離する様子を示す図である。 有機ELパネルの封止基板の基材と粘着シートの保護フィルム等を示す斜視図である。 有機ELパネルを構成する封止基板の基材と発光素子基板等を示す図である。
本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明のシート剥離装置の1つのシート剥離ユニットの好ましい実施形態を示す側面図である。図2は、図1に示す複数台のシート剥離ユニットを有するシート剥離装置の構成例を示す斜視図である。
図2に示すシート剥離装置50は、図1に示す構造を有する複数台のシート剥離ユニット20を備えている。
図1に示すシート剥離ユニット20は、板状部材としてのナイフ31と、貼り付け機構部100と、引き剥がし機構部200と、を備えている。ナイフ31は、例えば金属の板状部材であり、ナイフ31の先端部31Bは先の尖ったナイフエッジとなっている。しかし、ナイフ31の先端部31Bは先の尖ったナイフエッジ(ナイフ刃形状)ではなく、ナイフ31の先端部31Bは薄い板状に形成されているだけでも良い。いずれにしても、ナイフ31の先端部31Bは図1に示す粘着材4に挿入できる形状を採用する。このナイフ31は、剥離テープ26の貼り付け開始の位置を定めて剥離テープ26の一部を貼り付けるための部分である。
図1に示すように、シート剥離ユニット20は、上下方向であるZ方向に配置されたベース板21を有しており、ベース板21にはリニアガイド軸22が、Z方向に沿って設置されている。このリニアガイド軸22には、ローラガイド23と、前進操作部としてのナイフユニット前進ガイド37と、昇降操作部としてのナイフ昇降ガイド36が配置されている。
ローラガイド23は、リニアガイド軸22に沿って矢印b方向に移動して位置決め可能である。ナイフユニット前進ガイド37は、図1に示すリニアガイド軸22に沿って矢印c方向に移動して位置決め可能である。ナイフ昇降ガイド36は、図1に示すリニアガイド軸22に沿って矢印d方向に移動して位置決め可能である。矢印b,c,d方向は、Z方向に平行である。
これらのローラガイド23と、ナイフユニット前進ガイド37と、ナイフ昇降ガイド36は、夫々独立に移動する移動軸に接続されており、ローラガイド23と、ナイフユニット前進ガイド37と、ナイフ昇降ガイド36は、別々にリニアガイド軸22に沿って互いに独立して移動することができる。各移動軸は、例えばモータと、このモータの出力軸に接続された送りねじと、送りねじに噛み合うナットから構成したり、あるいはリニアモータを用いても良い。
まず、図1に示す最も下側に位置されるナイフ昇降ガイド36と、このナイフ昇降ガイド36により矢印d方向に移動される周辺機構部について説明する。
ナイフ昇降ガイド36のガイド体36Bには前進軸部としてのナイフ前進軸35が移動可能に配置されており、ナイフ前進軸35の下部はナイフユニット30を固定している。ナイフ前進軸35はガイド体36Bに沿って矢印e方向移動することで、ナイフユニット30を図1の矢印e方向に移動可能である。矢印e方向はZ方向に対して直交する水平方向である。
図1に示すナイフユニット30は、ナイフ31を保持しているナイフ軸32と、ホルダ32Hと、バネ34を有している。ナイフ軸32の先端部にはナイフ31が保持されており、ナイフ軸32の後端部はホルダ32H内に保持されている。ホルダ32H内にはナイフ軸32の後端部とホルダ32Hとの間にバネ34が配置され、ナイフ31はこのバネ34の力によって前進側の端部に位置決めされており、ナイフ31は押されることによりバネ34の力に抗して矢印e方向に移動可能である。ナイフ接触センサ33は、ナイフユニット30内でのナイフ31の相対移動を検知するセンサである。
図1に示すナイフユニット前進ガイド37は、ナイフ昇降ガイド36の上部に位置されており、ナイフユニット前進ガイド37はガイド体37Bを有している。ガイド体37Bの先端部にはカムローラ38が回転可能に取り付けられている。上述したナイフユニット30のナイフ前進軸35の上面は、傾斜した案内面35Mとなっている。カムローラ38は案内面35Mに載っている。これにより、ナイフユニット前進ガイド37が矢印c方向の移動することによって、カムローラ38は案内面35Mに沿ってガイドされるので、ナイフユニット30とナイフ前進軸35は、前後動作である矢印e方向に移動して位置決めすることができる。
次に、図1に示す最も上位に位置されるローラガイド23と、このローラガイド23により矢印b方向に移動される周辺機構部について説明する。
図1に示すローラガイド23には、アーム軸25を介して軸(図1の紙面と垂直な方向)を中心としてローラアーム24の上端部が回転自在に取り付けられている。ローラアーム24の下端部には、テープローラ12が回転可能に取り付けられている。
ローラアーム24とローラガイド23との間には、引張バネ29が取り付けられている。ローラアーム24のテープローラ12がナイフ31から離れる側に移動すると、引張バネ29の張力によりローラアーム24を引き戻す側に力を発生する。ローラアーム24は、ストッパ24Sにより、図1に示す角度にてローラガイド23に位置決めされており、この状態でも張力バネ29には初期張力が発生している。
図1に示すテープローラ12は図1の紙面に垂直な円筒状であり、その軸(図示していない)はローラアーム24の下端部に固定されている。テープローラ12は、ローラアーム24と一体的に移動するが、円筒の軸を中心に回転自在である。テープローラ12には、剥離用粘着テープ10がローラ面の外側を粘着面10Pとして掛けられている。すなわち、剥離用粘着テープ10をテープローラ24に対して掛けている状態では、粘着面10Pはテープローラ24には貼り付かず、粘着面10Pはナイフ31側に面するようになっている。
図1に示すように、ベース板21は、剥離テープ軸28と、テープ巻取り部としてのテープ巻取り機構部26と、ガイドコロ28Bを有している。剥離テープ軸28はテープ巻取り機構部26の上部に位置されている。テープ巻取り機構部26はベース板21の中間部であって、剥離テープ軸28とテープローラ12の間の位置に設けられている。剥離テープ巻き体27には、剥離用粘着テープ10が巻かれており、剥離テープ巻き体27は剥離テープ軸28に対して着脱可能に装着されている。剥離テープ巻き体27から引き出される剥離用粘着テープ10は、ガイドコロ28Bと、テープローラ12を介して、テープ巻取り機構部26に巻き取られるようになっている。
図1に示すように、テープ巻取り機構部26は、駆動機構26Mにより矢印f方向に回転できる。テープ巻取り機構部26の筒面には剥離用粘着テープ10を巻き付けて、円筒中心軸26Cを中心にして回転することで、剥離用粘着テープ10を矢印f方向に巻き取ることができる。テープローラ12とテープ巻き取り機構部26のテープ巻き用の円筒の間には、剥離フィルムエンドセンサ41が設置されている。このセンサ41は、例えば光センサであり、投光部と受光部を有しており、剥離用粘着テープ10によって引き剥がされた保護フィルム5の終端部5Dが通過したかどうかを検出できるようにしている。
次に、図2に示すように、シート剥離装置50の構成例を説明する。
図2に示すシート剥離装置50には、図1に示した複数個のシート剥離ユニット20が搭載されている。図2に示すように、シート剥離装置50は、基板移動テーブル(基材移動テーブルともいう)51を備えている。この基板移動テーブル51は、図2に示す基板移動テーブルの駆動部51Mの駆動により、矢印a方向に移動して位置決め可能である。この矢印a方向は、図1に示すように、矢印e方向と平行な水平方向である。
基板移動テーブルの駆動部(基材移動テーブルの駆動部ともいう)51Mは、例えばモータと、このモータにより回転される送りねじと、基板移動テーブル51側に設けられて送りねじに噛み合うナットにより構成されるか、あるいはリニアモータ等により構成することができる。
図2に示す基板移動テーブル51上には、基材(基板ともいう)1が着脱可能に位置決めして固定されている。基材1には複数枚の粘着シート3が矢印a方向と直交する矢印s方向に沿ってマトリックス状に貼り付けられている。各シート剥離ユニット20は、基材1の各列ピッチに合せて配置または位置決め可能に設置されている。図2では、一例として4つのシート剥離ユニット20が配列されているが、シート剥離ユニット20の設置数は特に限定されず任意に選択できる。
図1に戻ると、図1に示す基材1は、図面の簡単化のために、図2の基材1上のマトリックス状に配置された1組の粘着シート3を取り出して図示したものである。図1に示すように、基材1には、フリット枠2と粘着シート3が配置されている。粘着シート3は、粘着材4と保護フィルム5の積層体である。基材1の表面には、フリット枠2の内側において、粘着材4を介して保護フィルム5が貼り付けられている。この基材1は、図2に示す基板移動テーブル51により、図1に示す矢印a方向に沿って移動して位置決め可能である。
図1に示すローラアーム24とローラガイド23とテープローラ12と引張バネ29は、シート状部材である保護フィルム5の端部に位置決めされた板状部材であるナイフ31の上から連続して保護フィルム5上に剥離用粘着テープ10の粘着面を、加圧しながら貼り付ける貼り付け機構部100を構成している。
また、図1に示す引き剥がし機構部200は、貼り付けた剥離用粘着テープ10をナイフ31の上側から保護フィルム5に渡って引き剥がすのに用いられ、テープ巻取り機構部26と、基板移動テーブルの駆動部51Mと、板状部材の移動部250と、により構成されている。
テープ巻取り機構部26は、剥離用粘着テープ10を巻き取る。基板移動テーブルの駆動部51Mは、保護フィルム5が固定されている基材1を保護フィルム5の面と平行にかつ剥離用粘着テープ10を貼りつけた方向と逆方向に移動させて保護フィルム5を粘着材4から引き剥がす。
さらに、引き剥がし機構部200の板状部材の移動部250は、貼り付けた剥離用粘着テープ10をナイフ31側から保護フィルム5に渡って引き剥がすときに、ナイフ31を基材1の面から離れる上昇方向(矢印d方向に沿った上方向)に移動させる動作を伴って、保護フィルム5を粘着材4から剥離させることができる。この板状部材の移動部250は、図1に示すナイフ昇降ガイド36とナイフ前進軸35とナイフユニット30により構成されている。
なお、図1に示すように、ローラガイド23と、ナイフユニット前進ガイド37と、ナイフ昇降ガイド36と、駆動機構26Mと、基板移動テーブルの駆動部51Mは、制御部400の指令により動作が制御される。また、ナイフ接触センサ33の検出信号と剥離フィルムエンドセンサ41の検出信号は、制御部400に送られる。
次に、上述した構成を有するシート剥離装置50のシート剥離ユニット20の動作例を、図3〜図6を参照して説明する。
図3(A)は、シート剥離ユニット20による剥離動作の初期位置を示し、図3(B)は、ナイフ31が粘着シート3側に前進した状態を示している。図4(A)は、ナイフ31が下降した状態を示し、図4(B)は、ナイフ31が前進して粘着シート3の端部に接触してこの接触状態を検出した状態を示す図である。
図5(A)は、テープローラ12が下降して、ナイフ31の上から剥離用粘着テープ10を貼る状態を示し、図5(B)は、保護フィルム5上に剥離用粘着テープ10を貼る状態を示す図である。図6(A)は、剥離用粘着テープ10を巻き取る状態を示し、図6(B)は、剥離テープを巻き取り、ナイフユニット30とテープローラ12を初期位置へ戻す状態を示し、図6(C)は、剥離用粘着テープ10の巻き取り終了を示す図である。
なお、図3〜図6では、動作方向を示す矢印と、動作の説明に必要なセンサのみを記載している。また、一部バネ等図が分かりにくくなる部材については、図示を省略している。
まず、図3(A)に示すシート剥離ユニット20の剥離動作の初期状態では、図1に示すシート剥離ユニット20の状態とほぼ同じ状態を示している。剥離テープ巻き体27が剥離テープ軸28に装着され、剥離テープ巻き体27の剥離用粘着テープ10の先端部は、ガイドコロ28Bとテープローラ12を介して、テープ巻取り機構部26に予め取り付けられている。ただし、基材1は、ナイフ31側に近づいており、ナイフ31はほぼフリット枠2に上方にフリット枠2から離れた位置に位置決めされている。
次に、図3(B)を参照すると、制御部400の指令により、ナイフ前進ガイド37が矢印c方向に下降することで、ナイフユニット30が矢印e方向に前進して、ナイフ31の先端部31Bを、剥離しようとする粘着シート3の保護フィルム5上に位置決めする。
図4(A)を参照すると、制御部400の指令により、ナイフユニット前進ガイド37を矢印方向cに、またナイフ昇降ガイド36を矢印方向dに同時に同期して下降することで、ナイフ31の先端部31Bがフリット枠2に接触しないようにして、粘着テープ3の端部に近接する場所に位置決めされる。この際に、ナイフ31の先端部31Bが、粘着材4の厚みの範囲内で、フリット枠2に対して接触しない高さを保つように位置決めされる。
図4(B)を参照すると、制御部400の指令により、ナイフユニット前進ガイド37を再度矢印cに示すように移動させる。この時に、ナイフ31の先端部31Bが粘着材4の端面と接触(当接)して移動停止するため、この接触の反動によりバネ34が圧縮されて、ナイフ接触センサ33がナイフ31の停止状態を検出する。これにより、制御400は、このナイフ接触センサ33からのセンサ信号に基づいて、ナイフユニット前進ガイド37の矢印cの下降を停止させる。
次に、図5(A)〜図6(C)を参照して、更にシート剥離ユニット20の動作を説明するが、これからの動作は剥離用粘着テープ10の動作になる。
図5(A)を参照すると、矢印b方向に示すように、制御部400の指令により、ローラガイド23を下降させて、テープローラ12をナイフ31の上面に接触して加圧させて、剥離用粘着テープ10の粘着面10Pをナイフ31の上面に貼る。図5(B)を参照すると、制御部400の指令により、更にそのままローラガイド23を下降させることで、テープローラ12が剥離用粘着テープ10の粘着面10Pをナイフ31の上面から保護フィルム5の表面に貼ってゆく。
この時に、テープローラ12は、引張バネ29(図1を参照)の力の角度分の加圧力で加圧しながら剥離用粘着テープ10をナイフ31の上面から保護フィルム5の表面に連続して貼ることができるため、ナイフ31の上面側で剥離用粘着テープ10に対して大きな加圧力を加えることができる。
この場合には、図5(B)に示すように、制御部400はテープ巻き取り機構部26の駆動機構26Mを停止させているために、剥離用粘着テープ10は、剥離テープ巻き体27から矢印方向に引き出されて使用される。
剥離用粘着テープ10の貼り作業が進むと、図6(A)に示すように、制御部400はテープ巻取り機構部26の駆動機構26Mを動作させて、図6(A)に示す矢印f方向に剥離用粘着テープ10を巻き取る。この巻き取り動作により、保護フィルム5は粘着材4から引き剥がされて剥離される。この時に、図6(B)に示すように、制御部400の指令により、ナイフ昇降ガイド36とともにナイフユニット前進ガイド37を同期して、d、c方向にわずかに上昇させて、ナイフ31を僅かに矢印d方向に上昇させることで、剥離用粘着テープ10による保護フィルム5の剥離作業を助けて、剥離用粘着テープ10による剥離力を低減することができる。これにより、保護フィルム5を粘着材4から引き剥がす剥離作業が容易になる。また、図6(A)に示すa方向に基材1を移動させることで、剥離用粘着テープ10と保護テープ5の角度を一定に保つことができ、保護フィルム5を粘着材4から引き剥がす剥離作業を安定して行うことができる。
図6(B)を参照すると、制御部400はテープ巻き取り機構部26を矢印f方向に回転させるとともに、制御部400は基材1の矢印a方向への移動を継続させることで、保護フィルム5を確実に剥離できる。そして、制御部400は下降していたローラガイド23、ナイフユニット前進ガイド37、ナイフ昇降ガイド36を、それぞれ剥離動作の初期位置に戻す動作も行う。
図6(C)を参照すると、粘着材4から保護フィルム5を剥離する剥離作業が終了し、剥離フィルムエンドセンサ41が、粘着材4から剥離した保護フィルム5の後端部5Dを検出すると、制御部400は剥離フィルムエンドセンサ4からの検出信号により、テープ巻取り機構部26を停止させる。この停止状態でのシート剥離ユニット20内の状態は、図3(A)の初期状態と同じであるが、基材1のみがa方向に移動している。すなわち、基材1は、図2では、基材1上の1パネル分移動している状態になっている。
上述したシート剥離ユニット20は、粘着材4から保護フィルム5を剥離する剥離動作を繰り返すことで、図2に示す基板1の1列の保護フィルム5を、周辺部、例えば機材の表面やフリット枠2に対して剥離用粘着テープ10の粘着面を接触させることなく確実に剥離することができる。このため、剥離用粘着テープ10の粘着面10Pが基板面および基板面に形成された領域に接触させることが無いので、基板面および基板面に形成された領域の素子を汚染することが無く、かつ確実にしかも容易に保護フィルム5の剥離作業を実現できる。
図2に示すように、複数台のシート剥離ユニット20が、マトリックス配置された分保護フィルム5に対応して配置することで、1回に1行ずつ保護フィルム5の剥離が行える。
詳細な図示はしていないが、シート剥離ユニット20を複数台配置する場合は、各シート剥離ユニット20のローラガイド23、ナイフユニット前進ガイド37、ナイフ昇降ガイド36は、一括して同じストロークの動作を行えばよい。保護フィルム5の位置が多少ずれていても、バネ34によりナイフ31は停止したままになる。制御部400は、全部のシート剥離ユニット20のナイフ接触センサ33が動作したことを確認できたら、ナイフユニット前進ガイド37の下降を停止すればよい。よって、複数台のシート剥離ユニット20のローラガイド23、ナイフユニット前進ガイド37、ナイフ昇降ガイド36は、3本のバーで共通動作させることも可能である。もちろん個別モータで独立動作させても良い。
ここで、図7(A)と図7(B)と図7(C)、図8(A)と図8(B)と図8(B)を参照して、ナイフ31と剥離用粘着テープ10が、保護フィルム5を粘着材4から剥離する動作を、さらに詳しく説明する。
図7(A)は、ナイフ31が保護フィルム5の下の粘着材4に対して位置決めする様子を示している。粘着材4が、保護フィルム5の端部5Bにまではみ出している場合でも、ナイフ31の先端部31Bによって粘着材4のはみ出し部(粘着材の端面)に切れ目を入れることができ、ナイフ31の先端部31Bを使用することで、保護フィルム5を剥離する場合の剥離力を低減する効果がある。
図7(B)と図7(C)は、ナイフ31の先端部31Bの上面31Cから保護フィルム5の表面に渡って、剥離用粘着テープ10をテープローラ12で加圧しながら貼る工程を示している。テープローラ12でナイフ31の上面31Cに対して剥離用粘着テープ10を加圧しながら貼るために、剥離しようとする保護フィルム5の端部5Bに対しても剥離用粘着テープ10の粘着面10Pを容易に確実に貼ることができる。剥離しようとするシート状部材である保護フィルム5の端部に確実にナイフ31を位置決めでき、かつ保護フィルム5の端部に段差ができるために、剥離用粘着テープ10の貼り付け力を高めることができる。ナイフ31を用いることで、粘着材4が剥離する保護フィルム5の端部の上部にまで広がっている場合でも、粘着材からシート状部材を確実に分離することができる。しかも、剥離用粘着テープ10の粘着面10Pが基材1側には触れることがなく、基材1が汚染されることがない。
次に、図8(A)では、剥離用粘着テープ10の粘着面10Pをナイフ31の上面31C側から引き剥がす途中の様子を示している。斜め上方である矢印f方向に剥離用粘着テープ10を引くことで、保護フィルム5は粘着材4から図8(B)と図8(C)に示すように順次引き剥がしていくことができる。剥離用粘着テープ10が保護フィルム5をはがす動作に合わせて、ナイフ31を基材1から離れる方向である矢印d方向に僅かに持ち上げる動作をする。このナイフ31を矢印d方向に持ち上げる動作をすることで、仮に粘着材4が保護フィルム5端側にはみ出していても、保護フィルム5の粘着材4からの剥離作業を確実に行うことができる。
次に、図9を参照して、本発明の実施形態における実際の寸法的な試算値を示す。
基材1上に配置されたフリット枠2と保護フィルム5との距離がL1=1.5mmとなるように保護フィルム5が貼られた場合には、ナイフ31と基材1の成す角度θ=30度と設定し、剥離用粘着テープ10の厚みt1=0.2mm、保護フィルム5の厚みt2=0.03mm、ナイフ31の厚みt3=0.5mmとする。この場合には、ナイフ31は、ナイフ31の厚みがt3max=0.86mmまではフリット枠2には接触しないことになり、距離で0.36mmの隙間が存在することになる。この隙間を使って、フリット枠2に接触することなくナイフ31の先端部31Bを位置決めできる。また、テープローラ12は、直径を4mm(=2×Rmax)まで大きくしても、テープローラ12の中心が保護フィルム5の端部よりもナイフ31側になるため、保護フィルム5の端部では剥離用粘着テープ10の貼り動作で段差を生じ、大きな加圧力を加えることができることを示している。これは、本発明の実施形態における最も大きな効果の一つである。
図10は、本発明のシート剥離装置を用いて表示装置を製造する製造方法の好ましい実施形態を示す図である。
図10のフリット枠塗布焼成工程ST1では、フリット枠2が封止基板6上に枠形状に塗布して焼成される。粘着シート貼り付け工程ST2では、封止基板6上であってフリット枠2の内側には、粘着シート3の粘着材4が貼り付けられて積層される。この粘着材4の上には保護フィルム5が貼り付けられている。粘着材4は例えば熱硬化性樹脂フィルムである。
保護フィルム剥離工程ST3では、保護フィルム5がすでに説明したシート剥離装置50により粘着材4から剥離される。すなわち、粘着材4に貼り付けられている保護フィルム(シート状部材)5の端部に、剥離用粘着テープ10が当たるようにナイフ31を位置決めし、ナイフ31の上から連続して保護フィルム5上に剥離用粘着テープ10を加圧しながら貼り付け、貼り付けた剥離用粘着テープ10をナイフ31側から保護フィルム5に渡って引き剥がすことで、保護フィルム5が粘着材4から剥離される。
貼り合せ接着工程ST4では、粘着材4が積層された封止基板6と、発光素子領域8を有する発光素子基板7とが貼り合されて、フリット枠2を溶融して封止基板6と発光素子基板7を減圧または真空下で接着する。その後、粘着材硬化工程ST5では、封止基板6と発光素子基板7の間に位置する粘着材4を加熱して硬化させる。この表示装置の製造方法によれば、表示装置を製造する際に、基材上に粘着材を用いて貼られたシート状部材上に剥離用粘着テープを貼って、粘着材の上面のシート状部材を剥離するときに、基材面および基材面に形成された領域に対して剥離用粘着テープを接触させること無く、かつ確実にシート状部材の剥離を行うことができる。すなわち、板状部材から剥離用粘着テープを剥離するシート状部材上に加圧しながら貼り付けることができ、特に剥離用粘着テープはシート状部材の端部を強く加圧して貼り付けることができ、かつ基材面には剥離テープが一切触れることも無くシート状部材を剥離することができる。
従来、例えば有機EL(エレクトロルミネッセンス)パネル等の機能膜を形成した基板に貼った保護フィルムを剥離する工程を必要とする製品では、剥離する保護フィルム面に剥離用粘着テープ(剥離テープともいう)を貼って引き剥がす手法がある。この剥離作業を確実に行うには、剥離する保護フィルムの端部に剥離用粘着テープを確実に貼ることが必要であるが、剥離用粘着テープが基板面に接触して基板面を汚染する可能性が高い。
しかし、本発明の実施形態では、剥離する保護フィルムの端部の基板面との間にナイフ刃状の板材部材を位置決めし、この板状部材上から剥離用粘着テープを剥離する保護フィルム上に貼って剥離することで、剥離用粘着テープが基板面および基板面に形成された領域に接触させることなく、基板面および基板面に形成された領域を汚染することなく、かつ確実に保護フィルムの剥離作業を実現できる。
本発明のシート剥離装置は、基材を載せて前記基材を移動方向に移動自在な基材移動テーブルと、板状部材と、前記板状部材が保持されている前進軸部と、前記前進軸部が前記基材の前記移動方向に平行に移動可能に支持され、前記前進軸部を前記基材の前記移動方向と交差する昇降方向に昇降させる昇降操作部と、前記昇降ガイド部により前記前進軸部を前記昇降方向に下降させた後、前記前進軸部を押すことで前記移動方向と平行に前進させて前記板状部材の先端部を前記基材移動テーブル上の前記基材の端部に接触させる前進操作部と、前記基材移動テーブルの前記移動方向と反対方向に移動されて剥離テープを前記板状部材と前記基材のシート状部材に加圧して貼り付けるテープローラと、前記基材移動テーブルの前記移動方向への移動に応じて前記剥離テープを巻き取り前記基材から前記シート状部材を剥離させるテープ巻取り部と、を備えることを特徴とする。
これにより、基材上に粘着材を用いて貼られたシート状部材上に剥離テープを貼って、粘着材の上面のシート状部材を剥離するときに、基材面および基材面に形成された領域に対して剥離テープを接触させること無く、かつ確実にシート状部材の剥離を行うことができる。すなわち、板状部材から剥離テープを剥離するシート状部材上に加圧しながら貼り付けることができ、特に剥離テープはシート状部材の端部を強く加圧して貼り付けることができ、かつ基材面には剥離テープが一切触れることも無くシート状部材を剥離することができる。また、基材上に粘着材を用いて貼られたシート状部材上に剥離テープを貼って、必要に応じて剥離テープごと粘着シート全体を剥離するときに、基材面および基材面に形成された領域に対して剥離テープを接触させることが無い。
また、本発明のシート剥離装置では、前記粘着材に当接される前記板状部材の先端部は、尖ったナイフ刃であることを特徴とする。これにより、粘着材が剥離するシート状部材の端部の上部にまで広がっている場合でも、粘着材からシート状部材を確実に分離することができる。板状部材の先端部は、シート状部材の端部の下の粘着材に当てて粘着材に挿入して確実に位置決めでき、板状部材とシート状部材との間に段差ができるためにシート状部材の端部に対して剥離テープを貼り付ける力を高めることができる。また、剥離テープの引き剥がしを剥離テープと基材の成す角度を安定した状態に継続して実施することができ、シート状部材を粘着材から剥離作業の信頼性が高まる。
本発明のシート剥離装置では、前記粘着材に当接される前記板状部材は、薄板部材であることを特徴とする。これにより、粘着材が剥離するシート状部材の端部の上部にまで広がっている場合でも、粘着材からシート状部材を確実に分離することができる。板状部材の先端部は、シート状部材の端部の下の粘着材に当てて粘着材に挿入して確実に位置決めでき、板状部材とシート状部材との間に段差ができるためにシート状部材の端部に対して剥離テープを貼り付ける力を高めることができる。また、剥離テープの引き剥がしを剥離テープと基材の成す角度を安定した状態に継続して実施することができ、シート状部材を粘着材から剥離作業の信頼性が高まる。
本発明の表示装置の製造方法は、シート状部材が粘着材を介して封止基材上に貼り付けられる粘着シート貼り付け工程と、基材移動テーブルに前記封止基材を載せて前記封止基材を移動方向に移動自在にし、昇降操作部が、板状部材を保持している前進軸部を前記封止基材の前記移動方向に平行に移動可能に支持し前記前進軸部を前記封止基材の前記移動方向と交差する昇降方向に昇降させ、前記昇降操作部が前記前進軸部を前記昇降方向に下降させた後、前進操作部が前記前進軸部を前記移動方向と平行に前進させて前記板状部材の先端部を前記封止基材移動テーブル上の前記封止基材の端部に接触させ、テープローラが前記封止基材移動テーブルの前記移動方向と反対方向に移動されて剥離テープを前記板状部材と前記封止基材のシート状部材に加圧して貼り付け、テープ巻取り部が前記基材移動テーブルの前記移動方向への移動に応じて前記剥離テープを巻き取り前記封止基材から前記シート状部材を剥離するシート状部材剥離工程と、前記粘着材が積層された前記封止基材と、発光素子領域を有する発光素子基板とを貼り合せて、前記封止基材と前記発光素子基板を接着する貼り合せ接着工程と、前記封止基材と前記発光素子基板の間に位置する前記粘着材を加熱して硬化させる粘着材硬化工程と、を有することを特徴とする。これにより、基材上に粘着材を用いて貼られたシート状部材上に剥離テープを貼って、粘着材の上面のシート状部材を剥離するときに、基材面および基材面に形成された領域に対して剥離テープを接触させること無く、かつ確実にシート状部材の剥離を行うことができ、表示装置の製造が容易にしかも確実に行える。
本発明は上記実施形態に限定されない。上述した本発明の実施形態では、剥離用粘着テープは保護フィルムを粘着材から剥離しているが、これに限らず、必要に応じて、剥離用粘着テープは保護フィルムと粘着材の両方を含む全体を剥離するようにしても良い。
板状部材としてのナイフ31は、基材1に対し粘着材を挟んで貼り付けられているシート状部材に対して、シート状部材の端部の下の粘着材(粘着材)にナイフ31の先端部31Bを当てる。
また、ナイフ31の先端部31Bは、粘着材4に挿入可能であれば、尖った三角形状のナイフ刃形状ではなく、尖った三角形状ではない薄い厚みの端面を有する薄板部材に形成することができる。また、ナイフ31は、基材1と粘着材4の間、あるいは粘着材4の厚さ方向の中央よりも基材1側に位置決め、あるいは挿入されるナイフの先端部31Bの刃状に形成しても良い。これにより、 剥離しようとするシート状部材の端部に確実に板状部材を位置決めでき、かつシート状部材の端部に段差ができるために、剥離用粘着テープの貼り付け力を高めることができる。
さらに、本発明の実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより種々の発明を形成できる。例えば、本発明の実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施の形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1 基材(基板ともいう)、2 フリット枠、3 粘着シート、4 粘着材、5 保護フィルム(シート状部材の一例)、10 剥離用粘着テープ(剥離テープの一例)、12 テープローラ、20 シート剥離ユニット、21 ベース板、22 リニアガイド軸、23 ローラガイド、24 ローラアーム、26 テープ巻取り機構部(テープ巻取り部の一例)、28 剥離テープ軸、29 張力バネ、30 ナイフユニット、31 ナイフ(板状部材の一例)、33 ナイフ接触センサ、35 ナイフ前進軸(前進軸部の一例)、35M 案内面、36 ナイフ昇降ガイド(昇降操作部の一例)、37 ナイフユニット前進ガイド(前進操作部の一例)、38 カムローラ、41 剥離フィルムエンドセンサ、50 シート剥離装置、51 基板移動テーブル(基材移動テーブル)、51M 基板移動テーブルの駆動部(基材移動テーブルの駆動部)、100 貼り付け機構部、200 引き剥がし機構部、250 板状部材の移動部、

Claims (4)

  1. 基材を載せて前記基材を移動方向に移動自在な基材移動テーブルと、
    板状部材と、
    前記板状部材が保持されている前進軸部と、
    前記前進軸部が前記基材の前記移動方向に平行に移動可能に支持され、前記前進軸部を前記基材の前記移動方向と交差する昇降方向に昇降させる昇降操作部と、
    前記昇降ガイド部により前記前進軸部を前記昇降方向に下降させた後、前記前進軸部を押すことで前記移動方向と平行に前進させて前記板状部材の先端部を前記基材移動テーブル上の前記基材の端部に接触させる前進操作部と、
    前記基材移動テーブルの前記移動方向と反対方向に移動されて剥離テープを前記板状部材と前記基材のシート状部材に加圧して貼り付けるテープローラと、
    前記基材移動テーブルの前記移動方向への移動に応じて前記剥離テープを巻き取り前記基材から前記シート状部材を剥離させるテープ巻取り部と、
    を備えることを特徴とするシート剥離装置。
  2. 前記粘着材に当接される前記板状部材の先端部は、尖ったナイフ刃であることを特徴とする請求項1に記載のシート剥離装置。
  3. 前記粘着材に当接される前記板状部材は、薄板部材であることを特徴とする請求項1に記載のシート剥離装置。
  4. シート状部材が粘着材を介して封止基材上に貼り付けられる粘着シート貼り付け工程と、
    基材移動テーブルに前記封止基材を載せて前記封止基材を移動方向に移動自在にし、昇降操作部が、板状部材を保持している前進軸部を前記封止基材の前記移動方向に平行に移動可能に支持し前記前進軸部を前記封止基材の前記移動方向と交差する昇降方向に昇降させ、前記昇降操作部が前記前進軸部を前記昇降方向に下降させた後、前進操作部が前記前進軸部を前記移動方向と平行に前進させて前記板状部材の先端部を前記封止基材移動テーブル上の前記封止基材の端部に接触させ、テープローラが前記封止基材移動テーブルの前記移動方向と反対方向に移動されて剥離テープを前記板状部材と前記封止基材のシート状部材に加圧して貼り付け、テープ巻取り部が前記基材移動テーブルの前記移動方向への移動に応じて前記剥離テープを巻き取り前記封止基材から前記シート状部材を剥離するシート状部材剥離工程と、
    前記粘着材が積層された前記封止基材と、発光素子領域を有する発光素子基板とを貼り合せて、前記封止基材と前記発光素子基板を接着する貼り合せ接着工程と、
    前記封止基材と前記発光素子基板の間に位置する前記粘着材を加熱して硬化させる粘着材硬化工程と、
    を有することを特徴とする表示装置の製造方法。
JP2009190347A 2009-08-19 2009-08-19 シート剥離装置および表示装置の製造方法 Expired - Fee Related JP5010652B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009190347A JP5010652B2 (ja) 2009-08-19 2009-08-19 シート剥離装置および表示装置の製造方法
US12/854,458 US8449710B2 (en) 2009-08-19 2010-08-11 Sheet peeling machine and method for manufacturing display device
KR1020100079796A KR101170253B1 (ko) 2009-08-19 2010-08-18 시트 박리기 및 표시 장치의 제조 방법

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009190347A JP5010652B2 (ja) 2009-08-19 2009-08-19 シート剥離装置および表示装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011044262A true JP2011044262A (ja) 2011-03-03
JP5010652B2 JP5010652B2 (ja) 2012-08-29

Family

ID=43604343

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009190347A Expired - Fee Related JP5010652B2 (ja) 2009-08-19 2009-08-19 シート剥離装置および表示装置の製造方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8449710B2 (ja)
JP (1) JP5010652B2 (ja)
KR (1) KR101170253B1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013002187A1 (ja) * 2011-06-29 2013-01-03 住友化学株式会社 ナイフエッジおよびこれを含む液晶表示装置の製造システム
JP2013012713A (ja) * 2011-06-28 2013-01-17 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd 基板分離装置及び基板分離方法
JP2015518177A (ja) * 2012-04-05 2015-06-25 三星ディスプレイ株式會社Samsung Display Co.,Ltd. フィルム型ディスプレイ基板の製造方法およびフィルム型ディスプレイ基板製造用工程フィルム
KR20160029677A (ko) * 2014-09-05 2016-03-15 닛토덴코 가부시키가이샤 보호 테이프 박리 방법 및 보호 테이프 박리 장치
WO2020003516A1 (ja) * 2018-06-29 2020-01-02 株式会社 ベアック 剥離装置及び剥離方法
CN113021973A (zh) * 2021-05-21 2021-06-25 佳美(山东)橡胶有限公司 一种轮胎行业半成品卷曲胶料料头剥离装置

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5166468B2 (ja) * 2010-03-23 2013-03-21 株式会社東芝 ペースト塗布装置及びペースト塗布方法
FR2995441B1 (fr) * 2012-09-07 2015-11-06 Soitec Silicon On Insulator Dispositif de separation de deux substrats
JP5870000B2 (ja) * 2012-09-19 2016-02-24 東京エレクトロン株式会社 剥離装置、剥離システムおよび剥離方法
KR101419349B1 (ko) * 2012-10-11 2014-07-15 주식회사 에스에프에이 기능성 필름 부착장치
KR101419353B1 (ko) * 2012-10-11 2014-07-15 주식회사 에스에프에이 기능성 필름 부착장치
KR101419352B1 (ko) * 2012-10-24 2014-07-15 주식회사 에스에프에이 기능성 필름 부착장치
KR101419350B1 (ko) * 2012-10-24 2014-07-15 주식회사 에스에프에이 기능성 필름 부착장치
CN103560101B (zh) * 2013-11-11 2016-05-04 京东方科技集团股份有限公司 一种柔性器件剥离设备
CN103587224B (zh) * 2013-11-15 2015-09-30 京东方科技集团股份有限公司 一种偏光片剥离刀
JP6145415B2 (ja) * 2014-02-27 2017-06-14 東京エレクトロン株式会社 剥離方法、プログラム、コンピュータ記憶媒体、剥離装置及び剥離システム
JP5954549B2 (ja) * 2014-08-01 2016-07-20 日東電工株式会社 可撓性薄膜構造の表示セルを取り扱う方法
US9751293B2 (en) * 2014-12-04 2017-09-05 Industrial Technology Research Institute Laminated substrate separating device and method for separating laminated substrate
US9517615B2 (en) * 2015-04-21 2016-12-13 The Boeing Company System and method for automated backing film removal
CN105093698B (zh) * 2015-08-21 2018-05-08 京东方科技集团股份有限公司 摩擦布剥离装置及摩擦布剥离方法
TWI610856B (zh) * 2017-02-17 2018-01-11 盟立自動化股份有限公司 自動貼膠裝置
CN106985500B (zh) * 2017-05-18 2019-10-08 深圳市创新特科技有限公司 顶角粘黏铜膜剥离设备
JP6967272B2 (ja) * 2017-12-05 2021-11-17 株式会社 ベアック フィルム部材貼り付け装置及びフィルム部材貼り付け方法
CN109693847A (zh) * 2019-02-22 2019-04-30 苏州威兹泰克自动化科技有限公司 自动标签剥离机构
WO2021026816A1 (zh) * 2019-08-14 2021-02-18 苏州维业达触控科技有限公司 一种撕膜装置及其起膜部
CN110594255B (zh) * 2019-09-17 2021-05-14 合肥京东方显示光源有限公司 用于组装背光模组的治具和背光模组的组装方法
CN111017626B (zh) * 2019-12-23 2021-09-03 青岛歌尔微电子研究院有限公司 贴膜装置及贴膜方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08108966A (ja) * 1994-10-07 1996-04-30 Sharp Corp 基板剥離装置
JPH10115827A (ja) * 1996-10-11 1998-05-06 Nec Eng Ltd セパレータ剥離機構
JP2007254743A (ja) * 2002-06-17 2007-10-04 Sekisui Chem Co Ltd 有機エレクトロルミネッセンス素子封止用接着剤、有機エレクトロルミネッセンス素子封止用粘着テープ、有機エレクトロルミネッセンス素子封止用両面粘着テープ、有機エレクトロルミネッセンス素子の封止方法、及び、有機エレクトロルミネッセンス素子
JP2008010221A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Dainippon Screen Mfg Co Ltd テープ剥離装置、塗布システムおよびテープ剥離方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6723199B1 (en) * 1997-09-19 2004-04-20 Sharp Kabushiki Kaisha Lamination method
TWI356658B (en) * 2003-01-23 2012-01-11 Toray Industries Members for circuit board, method and device for m
JP2010080087A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Toshiba Corp 平面表示装置の製造方法、平面表示装置の製造装置及び平面表示装置
JP4676007B2 (ja) 2009-03-25 2011-04-27 株式会社東芝 ラミネート装置及び封止構造体の製造方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08108966A (ja) * 1994-10-07 1996-04-30 Sharp Corp 基板剥離装置
JPH10115827A (ja) * 1996-10-11 1998-05-06 Nec Eng Ltd セパレータ剥離機構
JP2007254743A (ja) * 2002-06-17 2007-10-04 Sekisui Chem Co Ltd 有機エレクトロルミネッセンス素子封止用接着剤、有機エレクトロルミネッセンス素子封止用粘着テープ、有機エレクトロルミネッセンス素子封止用両面粘着テープ、有機エレクトロルミネッセンス素子の封止方法、及び、有機エレクトロルミネッセンス素子
JP2008010221A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Dainippon Screen Mfg Co Ltd テープ剥離装置、塗布システムおよびテープ剥離方法

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013012713A (ja) * 2011-06-28 2013-01-17 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd 基板分離装置及び基板分離方法
WO2013002187A1 (ja) * 2011-06-29 2013-01-03 住友化学株式会社 ナイフエッジおよびこれを含む液晶表示装置の製造システム
JP2013033239A (ja) * 2011-06-29 2013-02-14 Sumitomo Chemical Co Ltd ナイフエッジおよびこれを含む液晶表示装置の製造システム
JP2015518177A (ja) * 2012-04-05 2015-06-25 三星ディスプレイ株式會社Samsung Display Co.,Ltd. フィルム型ディスプレイ基板の製造方法およびフィルム型ディスプレイ基板製造用工程フィルム
US10268058B2 (en) 2012-04-05 2019-04-23 Samsung Display Co., Ltd Method of manufacturing a flexible display substrate and process film for manufacturing a flexible display substrate
US11084270B2 (en) 2012-04-05 2021-08-10 Samsung Display Co., Ltd. Method of manufacturing a flexible display substrate and process film for manufacturing a flexible display substrate
US11951726B2 (en) 2012-04-05 2024-04-09 Samsung Display Co., Ltd. Method of manufacturing a flexible display substrate and process film for manufacturing a flexible display substrate
KR20160029677A (ko) * 2014-09-05 2016-03-15 닛토덴코 가부시키가이샤 보호 테이프 박리 방법 및 보호 테이프 박리 장치
KR102466350B1 (ko) 2014-09-05 2022-11-10 닛토덴코 가부시키가이샤 보호 테이프 박리 방법 및 보호 테이프 박리 장치
WO2020003516A1 (ja) * 2018-06-29 2020-01-02 株式会社 ベアック 剥離装置及び剥離方法
CN113021973A (zh) * 2021-05-21 2021-06-25 佳美(山东)橡胶有限公司 一种轮胎行业半成品卷曲胶料料头剥离装置
CN113021973B (zh) * 2021-05-21 2021-08-24 佳美(山东)橡胶有限公司 一种轮胎行业半成品卷曲胶料料头剥离装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5010652B2 (ja) 2012-08-29
KR20110019335A (ko) 2011-02-25
US8449710B2 (en) 2013-05-28
KR101170253B1 (ko) 2012-07-31
US20110041993A1 (en) 2011-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5010652B2 (ja) シート剥離装置および表示装置の製造方法
JP4255433B2 (ja) 枚葉体の貼合せ方法およびこれを用いた装置
KR101429152B1 (ko) 필름 첩부 장치 및 첩부 방법
JP5375586B2 (ja) 剥離装置及び剥離方法
JP4415126B2 (ja) 積層フィルム貼合せ装置
JP2009194064A (ja) 基板への接着フィルム貼付け装置及び貼付け方法
JP6219197B2 (ja) シート貼付装置および貼付方法
JP2010157543A (ja) 保護テープ剥離装置
JPH08133560A (ja) 粘着性テープ片の貼着装置および貼着方法
JP2015154033A (ja) シート貼付装置および貼付方法
JP6600135B2 (ja) シート供給装置および供給方法
JP6243144B2 (ja) シート貼付装置および貼付方法
JP2017069360A (ja) シート貼付装置および貼付方法並びに接着シート原反
JP2017075028A (ja) カバーフィルム剥離装置
JP2010149988A (ja) フィルム片剥離装置
JP6097604B2 (ja) シート貼付装置及び貼付方法
WO2022030535A1 (ja) シート供給装置およびシート供給方法
TWI755490B (zh) 離間裝置及離間方法
JP2005297409A (ja) フィルム貼付方法及びフィルム貼付装置
JP2010195444A (ja) シート貼付装置および貼付方法
JP6297869B2 (ja) シート貼付装置および貼付方法
JP2017050363A (ja) シート剥離装置および剥離方法
JP2023039883A (ja) 膜除去機構
JP3186428U (ja) シート貼付装置
JP6463160B2 (ja) シート製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110712

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110912

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120508

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120601

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5010652

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150608

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees