JPH10115827A - セパレータ剥離機構 - Google Patents

セパレータ剥離機構

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JPH10115827A
JPH10115827A JP8269556A JP26955696A JPH10115827A JP H10115827 A JPH10115827 A JP H10115827A JP 8269556 A JP8269556 A JP 8269556A JP 26955696 A JP26955696 A JP 26955696A JP H10115827 A JPH10115827 A JP H10115827A
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JP
Japan
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separator
peeling
polarizing plate
roller
liquid crystal
Prior art date
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Pending
Application number
JP8269556A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Ishizuka
敏彦 石塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
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Publication of JPH10115827A publication Critical patent/JPH10115827A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 剥離ミスを発生しない偏光板のセパレータ剥
離機構を得る。 【解決手段】 ステージ1が剥離刀3とゴムローラ5を
主体とするセパレータ剥離機構の上方に来て停止する
と、剥離刀3とゴムローラ5を垂直スライダ8により上
昇させる。この動作によりゴムローラ5は、偏光板2の
下面についているセパレータ2−1の下面に圧接され、
ゴムローラ5と一定の位置関係にある剥離刀3は、その
刃先が偏光板2とセパレータ2−1の境界に来る。剥離
刀3とゴムローラ5を移動スライダ9により右方に移動
させると、剥離刀3は偏光板2からセパレータ2−1を
剥離する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はセパレータ剥離機構
に関し、特に液晶パネルに張り付けられる偏光板のセパ
レータ剥離機構に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばノート型パーソナルコンピュータ
等に、大量に液晶パネルが使用されるようになった。液
晶パネルには偏光板を正確に貼り付ける必要がある。液
晶パネルのごく細かいそれぞれの素子に対応した形で、
偏光板の偏光素子を精密に貼り付ける必要があるため、
精度の高い貼り付け装置を必要とする。
【0003】例えば偏光板は、液晶パネルと同じ寸度に
形成された例えばプラスティック製の薄板で、液晶パネ
ルに貼り付けられる側に接着剤の層が設けられ、この接
着層に液晶パネルに貼り付ける前に、塵埃が付着するの
を防ぐため、フィルム状のセパレータが貼り付けられて
いる。このセパレータは液晶パネルに偏光板を貼り付け
る直前に剥がす(塵埃が付着しないように)必要があっ
て、そのための工夫が必要となる。
【0004】従来、偏光板はセパレータがついたまま搬
送用のステージの下面に、液晶パネルへの貼り付け面を
下にバキュームで吸い付けられて、液晶パネルとの重ね
合わせの位置まで搬送される。搬送用ステージに吸い付
けられる側の偏光板の面は、保護シートが接着(後で接
着剤を残さずにはがせる程度に)されている。ステージ
は、下面に保持した偏光板を液晶パネルとの重ね合わせ
の位置まで搬送するために、駆動機構により横方向に駆
動される。偏光板はセパレータを剥がされた後、重ね合
わせの位置まで搬送されて液晶パネルに貼り付けられ
る。
【0005】特開平5−273508号公報には、図
3,4に示すセパレータ剥離装置の一例が記載されてい
る。図3において、セパレータ剥離装置は偏光板搬送用
ステージ1、ステージ1の下面に吸着されたセパレータ
2−1を付着させた偏光板2、セパレータ2−1を粘着
力で剥がす粘着ローラ11と、塵埃を除く除塵ブロー1
3とを含む剥がしユニット12、剥がしユニット12を
上下に移動させるスライダ14、及びこれらすべてを保
持する基体10で構成される。
【0006】搬送用のステージ1の下面には、偏光板2
をバキュームにより保持固定し、この偏光板2を図示し
ない液晶パネルが保持されている位置まで搬送する。そ
して、偏光板2は、一面にセパレータ2−1が設けら
れ、他面に保護シート2−2が設けられてもので、セパ
レータ2−1が外面に露出する状態で固定される。
【0007】剥がしユニット12は、図4の詳細図に示
すように、上部には粘着ローラ11が回転可能に設けら
れており、基体10上に設けられたスライダ14によっ
て上下動可能に支持されている。また、この剥がしユニ
ット12の上部の粘着ローラ11の近くには、除電ブロ
ー13が設けられている。この剥がしユニット12の下
部には、粘着ローラ11によって巻き取られたセパレー
タ2−1を、装置下方に排除する巻き取りローラ15が
設けられている。
【0008】ここで、剥がしユニット12は、偏光板2
を図示しない液晶パネルへの貼り付け位置まで搬送す
る、搬送用ステージ1の搬送経路の途中に設けられてお
り、ステージ1がこの剥がしユニット12の上方にさし
かかると、この剥がしユニット12が上昇し、粘着ロー
ラ11が偏光板2のセパレータ2−1の下面に圧接する
ように制御される。
【0009】ステージ1は、前工程から偏光板2を受
け、ステージ1の下面に偏光板2をバキュームにより保
持し、図示しない液晶パネルとの貼り付け位置までこれ
を搬送する。この搬送過程において、ステージ1が剥が
しユニット12の上方にさしかかると、図示しない位置
センサが偏光板2を検出して、剥がしユニット12を上
昇させる。この動作により、剥がしユニット12の上部
に設けた粘着ローラ11は、偏光板2の下面についてい
るセパレータ2−1の下面に圧接され、粘着ローラ11
の粘着力によりセパレータ2−1と強固に接着する。
【0010】このとき、ステージ1は搬送動作を続けて
おり、図の左方に移動している。このステージ1及びこ
のステージ1に一体に保持されている偏光板2の移動に
より、粘着ローラ11は左回りに回転駆動され、接着状
態にあるセパレータ2−1を偏光板2から剥がしなが
ら、剥がしたセパレータ2−1を順次外周に巻き取って
いく。なお、粘着ローラ11によるセパレータ2−1の
剥がし動作に当たっては、セパレータ2−1が粘着ロー
ラ11の約1回転分剥がされたところで、剥がしユニッ
ト12を少し下降させ、セパレータ2−1を巻き取った
ことによる粘着ローラ11の径の増加による動作不良を
防止している。
【0011】また、粘着ローラ11に巻き取られたセパ
レータ2−1は、巻き取りローラ15により装置下方に
排除される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】特開平5−27350
8号公報記載のセパレータ剥離装置は、粘着ローラによ
り粘着ローラの粘着力を利用してセパレータを剥がして
いるが、現実に量産される偏光板は、液晶パネル上に貼
り付けるための接着力にバラツキ(これはセパレータを
偏光板から剥がす力に対してもバラツキとなる)があ
る。また、セパレータを剥離する粘着ローラの粘着力に
もバラツキがあって、ステージから偏光板を剥がしてし
まったり、セパレータが剥がれなかったりする剥離ミス
を発生する問題がある。
【0013】本発明の目的は、剥離ミスを発生しない偏
光板のセパレータ剥離機構を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明による液晶パネル
用の偏光板の前記液晶パネルへの貼り付け面防塵用のシ
ート状のセパレータを剥離するセパレータ剥離機構は、
前記セパレータに圧接するローラと、刃先にて前記セパ
レータを剥離する剥離刀と、前記ローラと前記剥離刀と
の位置関係を調整する位置関係調整手段と、前記偏光板
から前記セパレータを剥離するときに前記ローラを前記
セパレータに圧接するローラ圧接手段と、前記剥離刀を
前記セパレータを剥離する方向に移動させる剥離刀移動
手段とを含むことを特徴とする。
【0015】本発明の作用は次の通りである。ステージ
の下面に設けた多気孔構造の吸着プレートで、偏光板を
そのセパレータのとりついた面を下面にして吸着保持
し、下方よりゴムローラと一定間隔で固定した剥離刀を
設置し、ゴムローラ及び剥離刀を上下動させる垂直スラ
イダと移動スライダで、偏光板と剥離刀との位置関係を
調整して、剥離刀でセパレータを剥離する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例について
図面を参照して説明する。
【0017】図1は本発明によるセパレータ剥離機構の
実施例の構成を示す側面図であり、図3,4と同等部分
は同一符号にて示している。
【0018】図1において、本発明によるセパレータ剥
離機構は、ステージ1の下面に設けられた多気孔構造の
吸着プレート1−1、吸着プレート1−1にバキューム
で吸着されて搬送される接着面にセパレータ2−1、逆
の面に保護シート2−2を貼り付けた偏光板2、支持プ
レート6に支持された、偏光板2を吸着プレート1−1
に密着させ回転可能なゴムローラ5、ブラケット7に精
密に位置調整可能に保持され、剥離刀3の位置を微調す
るマイクロメータ付きの支持体4上に固定され、偏光板
2とセパレータ2−1を分離させる剥離刀3、ゴムロー
ラ5と剥離刀3を、これらすべてを保持する基体10上
で、水平方向に偏光板2の剥離に必要なストロークを移
動させる移動スライダ9、垂直方向に移動させる垂直ス
ライダ8で構成される。
【0019】本発明の実施例の動作は、ステージ1は、
前工程から偏光板2を受け、ステージ1の下面にある吸
着プレート1−1に偏光板2をバキュームにより保持
し、図示しない液晶パネルとの貼り付け位置までこれを
搬送する。この搬送過程において、ステージ1が図1に
示す剥離刀3とゴムローラ5を主体とするセパレータ剥
離機構の上方に来て停止すると、図示しない位置センサ
が偏光板2を検出して、剥離刀3とゴムローラ5を垂直
スライダ8により上昇させる。
【0020】この動作によりゴムローラ5は、偏光板2
の下面についているセパレータ2−1の下面に圧接さ
れ、図2の詳細図に示すように、ゴムローラ5と一定の
位置関係にある剥離刀3は、その刃先が偏光板2とセパ
レータ2−1の境界(わずかにセパレータ側)に来る
(ように設定されている)。
【0021】この状態から、剥離刀3とゴムローラ5を
移動スライダ9により右方に移動させると、剥離刀3は
偏光板2からセパレータ2−1を剥離する。その後、セ
パレータ2−1を剥離された偏光板2は、ステージ1で
図示しない液晶パネルとの貼り付け位置まで搬送され
て、液晶パネル上に貼り付けられる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、剥離刀に
よってセパレータを剥離することで、剥離ミスを防ぐ効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の側面図である。
【図2】本発明の実施例の部分詳細側面図である。
【図3】従来のセパレータ剥離装置の一例の側面図であ
る。
【図4】従来のセパレータ剥離装置の一例の部分詳細側
面図である。
【符号の説明】
1 ステージ 1−1 吸着プレート 2 偏光板 2−1 セパレータ 2−2 保護シート 3 剥離刀 4 支持体 5 ローラ 6 支持プレート 7 ブラケット 8 垂直スライダ 9 移動スライダ 10 基体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶パネル用の偏光板の前記液晶パネル
    への貼り付け面防塵用のシート状のセパレータを剥離す
    るセパレータ剥離機構であって、前記セパレータに圧接
    するローラと、刃先にて前記セパレータを剥離する剥離
    刀と、前記ローラと前記剥離刀との位置関係を調整する
    位置関係調整手段と、前記偏光板から前記セパレータを
    剥離するときに前記ローラを前記セパレータに圧接する
    ローラ圧接手段と、前記剥離刀を前記セパレータを剥離
    する方向に移動させる剥離刀移動手段とを含むことを特
    徴とするセパレータ剥離機構。
  2. 【請求項2】 前記位置関係調整手段は、前記ローラが
    前記セパレータに圧接したとき、前記剥離刀の刃先が前
    記偏光板と前記セパレータとの境界面に来るように調整
    するようにしたことを特徴とする請求項1記載のセパレ
    ータ剥離機構。
  3. 【請求項3】 前記ローラの表面部がゴム状弾性体で構
    成されることを特徴とする請求項1あるいは2記載のセ
    パレータ剥離機構。
JP8269556A 1996-10-11 1996-10-11 セパレータ剥離機構 Pending JPH10115827A (ja)

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ID=17474031

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JP8269556A Pending JPH10115827A (ja) 1996-10-11 1996-10-11 セパレータ剥離機構

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Cited By (4)

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021217