JP4178877B2 - 光学シートの貼付方法およびその装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は偏光板等の光学シートの貼付方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば液晶表示素子では、一般的に、ガラスや樹脂フイルムなどからなる一対の基板がほぼ方形枠状のシール材を介して貼り合わされ、シール材の内側における両基板間に液晶が封入され液晶セルが形成され、この液晶セルの両基板の各外面にそれぞれ偏光板や位相差板等の光学シートが粘着層を介して貼り付けられた構造となっている。
【0003】
図12は、従来のこのような液晶表示素子において液晶セルの外面に偏光板を貼り付けるための偏光板貼付装置の一例におけるその一部を示す概略構成図である。この偏光板貼付装置では、矢印Pで示す図中左方向に搬送される長尺な搬送テープ1が固定配置された剥離ブロック4の先端鋭角部5で搬送方向を矢印Qで示す図中右下斜め方向に変換されるようになっている。
【0004】
搬送テープ1は、片面接着テープからなり、テープ本体2の片面に粘着層3が設けられたものである。剥離ブロック4の上面は水平面となっている。矢印Pで示す左方向に搬送される搬送テープ1の粘着層3の上面には、偏光板6の下面に設けられた粘着層7に粘着された離型シート8の下面が粘着されている。偏光板6、粘着層7および離型シート8がこの順で積層されたものを、以下、積層体9という。剥離ブロック4の上方には真空吸着機構付きの貼付ヘッド10が上下方向および左右方向に移動可能に配置されている。
【0005】
そして、搬送テープ1の粘着層3の上面に粘着された積層体9の先端が剥離ブロック4の水平な上面の所定の位置に搬送されて来ると、搬送テープ1の搬送が一旦停止される。この状態では、貼付ヘッド10は剥離ブロック4の上方の所定の初期位置に位置している。次に、図13に示すように、貼付ヘッド10が所定の高さだけ下降して積層体9の偏光板6の上面に当接し、その下面で偏光板6を吸着する。
【0006】
次に、図14に示すように、搬送テープ1の搬送が再開される同時に、貼付ヘッド10が矢印Pで示す左方向に移動する。このとき、離型シート8は、搬送テープ1の粘着層3に粘着されて搬送テープ1と共に搬送され、剥離ブロック4の先端鋭角部5で搬送方向を矢印Qで示す右下斜め方向に変換されることにより、貼付ヘッド10の下面に吸着された偏光板6の下面に設けられた粘着層7から剥離される。
【0007】
そして、図15に示すように、貼付ヘッド10はその下面に吸着された偏光板6および粘着層7と共にさらに矢印Pで示す左方向に移動し、所定位置に載置されている液晶セル(図示せず)の仰向けた一方の外面に偏光板6を粘着層7を介して貼り付ける。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、初期位置に位置する貼付ヘッド10が所定の高さだけ下降して剥離ブロック4上の積層体9の偏光板6の上面に当接する位置の高さは予め調整されている。しかし、偏光板6、離型シート8、搬送テープ1などの厚さにバラツキがある場合には、下降した貼付ヘッド10の下面の偏光板6の上面に対する高さ位置が異なり、貼付ヘッド10が偏光板6に強く当接したり弱く当接したりしてしまう。貼付ヘッド10が偏光板6に強く当接した場合には、積層体9が搬送テープ1と共に位置ずれを起こし、偏光板6の貼付ヘッド10に対する吸着位置がずれ、偏光板6の液晶セルに対する貼付位置がずれることがある、一方、貼付ヘッド10が偏光板6に弱く当接した場合には、貼付ヘッド10の偏光板6に対する吸着力が弱くなり、吸着不良が発生することがある。
そこで、この発明は、光学シートの厚さにバラツキがあっても、貼付ヘッドで光学シートを位置ずれすることなく確実に保持し所定位置に正確に貼り付けることができる光学シート貼付方法およびその装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明の光学シートの貼付方法は、請求項1に記載のように、光学シート、粘着層および離型シートをこの順で積層してなる積層体を貼付ヘッドが配置された離型シート剥離位置に搬送し、この離型シート剥離位置において、前記貼付ヘッドに対して弾発力が付勢される複数の弾性支持ローラにより前記積層体を弾性支持し、前記貼付ヘッドを前記積層体の光学シートに前記弾発力に抗して当接させて前記光学シートを前記貼付ヘッドに吸着し、前記複数の弾性支持ローラを前記積層体の搬送方向とは逆方向に移動させながら前記離型シートを前記光学シートの前記粘着層から剥離し、前記粘着層が露出した前記光学シートを保持した前記貼付ヘッドを光学シート貼付位置へ移動させ、前記光学シートを前記粘着層により光学シート貼付対象物に貼り付けることを特徴とするものである。
そして、この発明によれば、光学シート、粘着層および離型シートをこの順で積層してなる積層体を離型シート剥離位置において前記貼付ヘッドに対して弾発力が付勢される複数の弾性支持ローラにより弾性支持した状態で、光学シートを貼付ヘッドで保持するから、光学シートなどの厚さにバラツキがあっても、このバラツキを弾性支持により吸収することができ、したがって貼付ヘッドで光学シートを位置ずれすることなく確実に保持し、貼付け対象物の所定位置に正確に貼り付けることができる。
この場合、請求項2に記載のように、前記離型シートを、その一端から順次、前記粘着層の粘着面の延在方向とは異なる方向へ相対的に移動させることにより、前記粘着層に対して摺動させることなく剥離することが好ましい。
また、請求項3に記載のように、前記光学シートは偏光板であり、前記光学シート貼付対象物は液晶セルであることが好ましい。
更に、本発明の方法は、請求項4に記載のように前記積層体が、前記剥離シートを粘着させて担持する搬送テープにより前記剥離シート剥離位置へ搬送される場合に特に好適であり、その場合、粘着担持搬送方法において発生しやすい貼付けヘッドで積層体を保持する際の位置ずれを確実に回避することができる。
この発明の光学シート貼付装置は、請求項5に記載のように、光学シート、粘着層および離型シートをこの順で積層してなる積層体を離型シート剥離位置に搬送する搬送手段と、前記離型シート剥離位置に位置する前記積層体の搬送方向の先端部に配置された剥離ローラと、その剥離ローラより前記積層体の搬送方向とは逆方向に配置され、前記貼付ヘッドに対して弾発力が付勢される複数の弾性支持ローラを有し、前記搬送手段により離型シート剥離位置に搬送された前記積層体を前記弾性支持ローラで弾性支持すると共に、前記積層体の搬送方向とは逆方向に移動させながら、前記離型シートをその一端から順次、前記剥離ローラを介して前記積層体の前記粘着層の粘着面の延在方向とは異なる方向へ相対的に移動させて前記離型シートを前記光学シートの前記粘着層から剥離する剥離支持手段と、所定の光学シート貼付位置において光学シート貼付対象物を支持する支持手段と、前記剥離支持手段の離型シート剥離位置において前記弾性支持ローラに弾性支持された前記積層体の前記光学シートに前記弾性支持ローラの弾発力に抗して当接させて前記光学シートを保持し、前記剥離支持手段により前記離型シートが剥離された前記光学シートを光学シート貼付位置に移動させ、前記粘着層を介して前記光学シート貼付対象物に貼り付ける貼付ヘッドとを具備することを特徴とするものである。
この場合、請求項6に記載のように、前記剥離支持手段は前記離型シート剥離位置から前記積層体の搬送方向に沿って移動可能に設けられていることが好ましい。
また、本発明の光学シート貼付装置は、請求項7に記載のように前記搬送手段が、前記積層体を載置する積層体担持面に粘着層を有する搬送テープを備える場合に特に好適である。
更に、請求項8記載のように、前記剥離ローラの径は前記弾性支持ローラの径よりも小さいことが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明の一実施形態としての偏光板貼付装置の概略構成図を示したものである。この偏光板貼付装置は収容箱21を備えている。収容箱21内には所定のサイズの積層体22が複数枚上下方向に積層されて収容されている。積層体22は、図2に示すように、偏光板23の一方の面に粘着層24を介して離型シート25が粘着された構造となっている。
【0011】
収容箱21の上方には真空吸着機構付きの取出ヘッド26が図1において上下方向および左右方向に移動可能に配置されている。取出ヘッド26は、収容箱21内に収容された最上層の積層体22を吸着して取り出し、収容箱21の左側に固定配置された受けブロック27の上面に沿わされた搬送テープ28上に供給するためのものである。
【0012】
搬送テープ28は、図2に示すように、片面接着テープからなり、長尺なテープ本体29の搬送物載置面となる上面に粘着層30が設けられたものである。搬送テープ28は供給ロール31に巻き付けられている。そして、供給ロール31から繰り出された搬送テープ28は、3つのローラからなる供給側テンション付与機構32、供給側ガイドローラ33、受けブロック27の上、一対の搬送ローラ34の間、剥離ブロック35、巻取側ガイドローラ36および3つのローラからなる巻取側テンション付与機構37を順次経た後に、巻取ロール38に巻き取られるようになっている。剥離ブロック35については後で説明する。
【0013】
剥離ブロック35の上方には真空吸着機構付きの貼付ヘッド39が図1において上下方向および左右方向に移動可能に配置されている。剥離ブロック35の左側の偏光板貼付位置には真空吸着機構付きのステージ40が上下方向に移動可能に配置されている。ステージ40はその上面に液晶セル41を位置決めして吸着支持できる構成となっている。液晶セル41は、ガラスや樹脂フイルムなどからなる一対の基板42、43がほぼ方形枠状のシール材(図示せず)を介して貼り合わされ、シール材の内側における両基板42、43間に液晶(図示せず)が封入されたものである。
【0014】
ここで、剥離ブロック35について説明する。図3は剥離ブロック35の一部を切り欠いた平面図を示し、図4は図3のA−A線に沿う断面図を示し、図5は図3のB−B線に沿う断面図を示し、図6は図3のC−C線に沿う断面図を示す。
【0015】
剥離ブロック35はブロック本体51を備えている。ブロック本体51は、底板52の両端部に側板53が設けられ、両側板53の積層体22の搬送方向に対して下流側先端部(図3および図4では左側)に突出部54が設けられた構造となっている。底板52の図3および図4における右側の所定の2箇所には、剥離ブロック35を装置本体(図示せず)に図1において左右方向に移動可能に設けられた移動ブロック(図示せず)に固定するための円形状の取付孔55が設けられている。すなわち、剥離ブロック35は、図1において左右方向に移動可能となっている。
【0016】
両側板53の相対向する面(内面)の所定の複数箇所(この例では5箇所)には、上から見て方形状のガイド溝56がそれぞれ設けられている。すなわち、底板52の両側で対向するガイド溝対56、56が、本例では5対設けられている。相対向する各ガイド溝56内にはほぼコ字状の軸受板57の両端部が上下方向に移動可能に配置されている。各軸受板57の両端部の起立された各軸受部57aには、弾性支持ローラ58の軸58aの両端部がそれぞれ回転可能に支持されている。ガイド溝56の上方はガイド溝56内に軸受板57の軸受部57aを挿入するために開放されているが、ガイド溝56内に軸受板57の軸受部57aが挿入された後では、両側板53の各上面には蓋板59がねじ(図示せず)によって取り付けられている。
【0017】
底板52の上面には、その両側で対向する5対のガイド溝対56、56に対応させて円形状の凹部対61、61がそれぞれ設けられている。各凹部61内には、軸受板57に一端を当接させたコイルスプリング62の他端部が挿入されている。すなわち、各弾性支持ローラ58を支持する各軸受板57の両端部下方にはそれぞれコイルスプリング62が配置されている。そして、弾性支持ローラ58は、その軸58aの両端部を支持する軸受板57と共にコイルスプリング62の弾発力により上方に付勢されているが、軸受板57の両軸受部57aの上面が蓋板59の下面に当接することにより、後述する貼付ヘッド39による偏光板積層体22を吸着する際の上方からの押圧力が作用しないときには、所定の高さ位置に保持されている。
【0018】
両突出部54の相対向する面の所定の箇所には、上から見て方形状のガイド溝63がそれぞれ設けられている。相対向するガイド溝対63、63内にはほぼコ字状の軸受板64の両端部が上下方向に移動可能に配置されている。軸受板64の両端部の起立された軸受部64aには剥離ローラ65の軸65aの両端部が回転可能に支持されている。剥離ローラ65の径は弾性支持ローラ58の径よりも所定長だけ小さくなっている。各ガイド溝63の上方は、剥離ローラ65の高さ位置を調整可能とするために、開放されている。
【0019】
各ガイド溝63の底部には、ねじ孔66がそれぞれ設けられている。各ねじ孔66には高さ調整ねじ67がねじ込まれている。各高さ調整ねじ67の頭部は軸受板64の両端部に回転可能に取り付けられている。このようにして、ねじ孔66内にその下側から挿入したドライバ(図示せず)等で高さ調整ねじ67を回すことにより、軸受板64に支持された剥離ローラ65の高さ位置が調整されるようになっている。
【0020】
そして、図1に示すように、一対の搬送ローラ34間を通過した搬送テープ28は、矢印Dで示す順行方向(積層体22を搬送すべき方向)に搬送されて剥離ブロック35の5つの弾性支持ローラ58上を順次通過した後に、剥離ローラ65で搬送方向を矢印Eで示す右下斜め方向に変換されるようになっている。
【0021】
次に、この偏光板貼付装置の動作について説明する。まず、一対の搬送ローラ34が回転することにより、供給ロール31から繰り出された搬送テープ28が受けブロック27の上面に沿って順行方向Dに搬送され、後述するタイミングで一旦停止される。
【0022】
そして、収容箱21の上方の初期位置に位置する取出ヘッド26が下降してその下面に収容箱21内に収容された最上層の積層体22を吸着させ、この後、取出ヘッド26がその下面に積層体22を吸着させたまま上昇し、次いで取出ヘッド26が図1において左方向に所定の距離だけ移動した後に所定の高さだけ下降すると、取出ヘッド26の下面に吸着された積層体22が受けブロック27の上面に沿わされた搬送テープ28上に押し付けられる。
【0023】
すると、図2に示すように、積層体22の離型シート25の下面が搬送テープ28の粘着層30の上面に粘着される。この後、取出ヘッド26による積層体22に対する吸着が解除され、次いで取出ヘッド26は所定の高さだけ上昇した後に図1において右方向に所定の距離だけ移動して元の初期位置に戻る。
【0024】
そして、後述するタイミングで搬送テープ28の順行方向Dへの搬送が再開される。すると、搬送テープ28上に粘着された積層体22は搬送テープ28と共に順行方向Dに搬送され、一対の搬送ローラ34間を通過した後に剥離ブロック35上に到達する。この場合、剥離ブロック35は搬送テープ28の移動方向に沿ったその移動範囲において順行方向Dで最も下流側の離型シート剥離位置に位置している。
【0025】
そして、図7に示すように、積層体22の先端が剥離ローラ65の手前の所定の位置(剥離開始位置)に到達すると、これを図示しないセンサが検出し、この検出結果に基づいて、搬送テープ28の搬送が一旦停止される。この状態では、積層体22は搬送テープ28を介して5つの弾性支持ローラ58上に載置されている。
【0026】
次に、剥離シート剥離位置に位置する剥離ブロック35の上方の初期位置に位置する貼付ヘッド39が所定の高さだけ下降し、図8に示すように、貼付ヘッド39の下面が積層体22の偏光板23の上面に当接し、その下面で偏光板23を吸着する。
【0027】
ここで、初期位置に位置する貼付ヘッド39の下降高さは、その先端面が弾性支持ローラ58上の積層体22の上面つまり偏光板23上面に当接して更に若干下降するまでの高さに、積層体22の厚さに応じて予め調整されている。例えば、偏光板23、離型シート25、搬送テープ28などの厚さが所期の厚さである場合、初期位置に位置する貼付ヘッド39が下降して弾性支持ローラ58上の積層体22の上面に当接し、弾性支持ローラ58と共に図5に示すコイルスプリング62をある程度圧縮させてその当接位置からある程度下降し、所期の高さに位置する。
【0028】
そして、偏光板23、離型シート25などからなる積層体22および搬送テープ28の厚さのバラツキに起因して、その合計厚さが所期の合計厚さよりも薄い場合には、その薄い分だけ、貼付ヘッド39が下降したときの弾性支持ローラ58の実際の高さ位置が所期高さ位置よりも高くなる。すなわち、偏光板23などの厚さのバラツキは、積層体22及び搬送テープを支持している弾性支持ローラ58の上下動により吸収される。
【0029】
一方、偏光板23、離型シート25、搬送テープ28などの厚さのバラツキに起因して、その合計厚さが所期の合計厚さよりも厚い場合には、その厚い分だけ、貼付ヘッド39が下降したときの弾性支持ローラ58の実際の高さ位置が所期高さ位置よりも低くなる。すなわち、この場合も、偏光板23などの厚さのバラツキは、積層体22及び搬送テープ28を支持している弾性支持ローラ58の上下動により吸収される。
【0030】
このように、偏光板23、離型シート25、搬送テープ28などの厚さにバラツキがあっても、このバラツキを弾性支持ローラ58の上下動により吸収することができるので、貼付ヘッド39で偏光板23を位置ずれすることなく確実に吸着することができ、その結果、偏光板23を液晶セル41の所定位置に安定して正確に貼り付けることができる。なお、弾性支持ローラ58を弾性支持するための弾性手段は、コイルスプリング62に限らず、ゴムなどの他の弾性部材であってもよく、また軸受板57を介さずにプランジャー等を用いて直接支持ローラ58を弾性支持する構成としてもよい。
【0031】
ところで、例えば、偏光板23、離型シート25、搬送テープ28などの厚さのバラツキに起因して、その合計厚さが規定の合計厚さよりも薄い場合には、その薄い分だけ、貼付ヘッド39が下降したときの弾性支持ローラ58の実際の高さ位置が所期高さ位置よりも高くなるので、剥離ローラ65の上面の高さ位置が弾性支持ローラ58の上面の実際の高さ位置と同じとなるように、剥離ローラ65の高さ位置を図6に示す高さ調整ねじ67で調整する。これは、後述する離型シート25の剥離動作を安定化させるためである。
【0032】
次に、図9に示すように、貼付ヘッド39を静止させた状態で、剥離ブロック35を矢印Fで示す搬送テープ28の移動方向とは逆方向に移動(退行)させると同時に、図1に示す巻取ロール38を巻取方向に回転させ、搬送テープ28を剥離ブロック35の矢印F方向への移動と同期させて巻き取る。すなわち、剥離ブロック35の矢印F方向への単位時間当たりの退行移動量と搬送テープ28の矢印Eで示す右下斜め方向への単位時間当たりの搬送量とを同じとする。
【0033】
すると、離型シート25は、搬送テープ28の粘着層30に粘着されて搬送テープ28と共に搬送され、剥離ローラ65の位置で搬送方向を矢印Eで示す右下斜め方向に変換されることにより、貼付ヘッド39の下面に吸着された偏光板23の下面に設けられた粘着層24から剥離される。
【0034】
このとき、剥離ローラ65は、その径が弾性支持ローラ58の径よりも小さく、比較的小径であるので、その回転と共に離型シート25が粘着層24から円滑に剥離する。ここで、剥離ローラ65を固定支持しているのは、離型シート25の粘着層24からの円滑な剥離動作を安定化するためである。
【0035】
また、剥離ブロック35の矢印F方向への単位時間当たりの退行移動量と搬送テープ28の矢印Eで示す右下斜め方向への単位時間当たりの搬送量とは同じであるので、貼付ヘッド39により吸着されて静止する偏光板23の粘着層24に対して離型シート25が摺動することなくスムーズに剥離される。
【0036】
さらに、剥離ブロック35上の搬送テープ28は、剥離ブロック35の矢印Fで示す退行移動に伴い、剥離ブロック35に対して相対的に順行方向Dに移動するが、この際、弾性支持ローラ58上および剥離ローラ65に支持されているから相対的に順行方向Dにスムーズに搬送される。
【0037】
そして、図10に示すように、剥離ブロック35がその移動範囲において最も退行した最大退行位置に到達すると、離型シート25は粘着層24から完全に剥離される。そして、このタイミングで、貼付ヘッド39がステージ40が設けられている偏光板貼付け位置(図1参照)に向って矢印Dで示す方向に所定の距離だけ移動し、図11に示すように、下限位置に位置するステージ40の上面に位置決めされて吸着された液晶セル41の上方の所定位置に到達し停止する。
【0038】
次に、ステージ40がその上に吸着された液晶セル41と共に所定の高さだけ上昇すると、図12に示すように、液晶セル41の上面に偏光板23が粘着層24を介して貼り付けられる。なお、この際のステージ40の上昇高さは、液晶セル41の厚さ及び偏光板23と粘着層24の厚さに応じ、粘着層24が適度に圧縮される高さに設定してある。この後、貼付ヘッド39による偏光板23に対する吸着が解除され、次いで貼付ヘッド39は所定の高さだけ上昇した後に所定の距離だけ水平移動して元の初期位置に戻る。また、ステージ40は所定の高さだけ下降して元の下限位置に戻る。
【0039】
また、図10に示す最大退行位置に到達した剥離ブロック35は、その後に矢印Dで示す順行方向に所定の距離だけ移動して図8に示す元の離型シート剥離位置に戻る。この後、搬送テープ28の順行方向Dへの搬送が再開される。
【0040】
なお、上述の実施形態では、剥離ブロック35を離型シート剥離位置に対し搬送方向に沿って進退移動可能に構成したが、これに限らず、剥離ブロック35は固定設置しておき、積層体を保持した貼付ヘッド39を搬送テープ28と同方向へ同速度で移動させつつ離型シート25を剥離する構成としてもよい。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、光学シート、粘着層および離型シートをこの順で積層してなる積層体を離型シート剥離位置において弾性支持した状態で、光学シートを貼付ヘッドで保持するから、光学シートなどの厚さにバラツキがあっても、このバラツキを弾性支持により吸収することができ、したがって、貼付ヘッドで光学シートを位置ずれすることなく確実に保持し、常に安定して貼付け対象物の所定位置に正確に貼り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態としての偏光板貼付装置の全体を示す概略構成図。
【図2】搬送テープ上に偏光板を含む積層体を粘着した状態を示す説明図。
【図3】上記実施形態における剥離ブロックをその一部を切り欠いて示す平面図。
【図4】図3のA−A線に沿う断面図。
【図5】図3のB−B線に沿う断面図。
【図6】図3のC−C線に沿う断面図。
【図7】偏光板を含む積層体から離型シートを剥離する工程の開始段階を示す工程説明図。
【図8】図7に続く段階を示す工程説明図。
【図9】図8に続く段階を示す工程説明図。
【図10】図9に続く段階を示す工程説明図。
【図11】偏光板を液晶セルに貼り付ける工程を示す工程説明図。
【図12】従来の偏光板貼付装置において偏光板を含む積層体から離型シートを剥離する工程の開始段階を示す工程説明図。
【図13】図12に続く段階を示す工程説明図。
【図14】図13に続く段階を示す工程説明図。
【図15】図14に続く段階を示す工程説明図。
【符号の説明】
22 積層体
23 偏光板
24 粘着層
25 離型シート
28 搬送テープ
29 テープ本体
30 粘着層
35 剥離ブロック
39 貼付ヘッド
41 液晶セル
58 弾性支持ローラ
62 コイルスプリング
65 剥離ローラ
67 高さ調整ねじ

Claims (8)

  1. 光学シート、粘着層および離型シートをこの順で積層してなる積層体を貼付ヘッドが配置された離型シート剥離位置に搬送し、この離型シート剥離位置において、前記貼付ヘッドに対して弾発力が付勢される複数の弾性支持ローラにより前記積層体を弾性支持し、前記貼付ヘッドを前記積層体の光学シートに前記弾発力に抗して当接させて前記光学シートを前記貼付ヘッドに吸着し、前記複数の弾性支持ローラを前記積層体の搬送方向とは逆方向に移動させながら前記離型シートを前記光学シートの前記粘着層から剥離し、前記粘着層が露出した前記光学シートを保持した前記貼付ヘッドを光学シート貼付位置へ移動させ、前記光学シートを前記粘着層により光学シート貼付対象物に貼り付けることを特徴とする光学シートの貼付方法。
  2. 請求項1に記載の発明において、前記離型シートを、その一端から順次、前記粘着層の粘着面の延在方向とは異なる方向へ相対的に移動させることにより、前記粘着層に対して摺動させることなく剥離することを特徴とする光学シートの貼付方法。
  3. 請求項1または2に記載の発明において、前記光学シートは偏光板であり、前記光学シート貼付対象物は液晶セルであることを特徴とする光学シートの貼付方法。
  4. 請求項1乃至3に記載の発明において、前記積層体は前記剥離シートを粘着させて担持する搬送テープにより、前記剥離シート剥離位置へ搬送されることを特徴とする光学シートの貼付方法。
  5. 光学シート、粘着層および離型シートをこの順で積層してなる積層体を離型シート剥離位置に搬送する搬送手段と、
    前記離型シート剥離位置に位置する前記積層体の搬送方向の先端部に配置された剥離ローラと、その剥離ローラより前記積層体の搬送方向とは逆方向に配置され、前記貼付ヘッドに対して弾発力が付勢される複数の弾性支持ローラを有し、前記搬送手段により離型シート剥離位置に搬送された前記積層体を前記弾性支持ローラで弾性支持すると共に、前記積層体の搬送方向とは逆方向に移動させながら、前記離型シートをその一端から順次、前記剥離ローラを介して前記積層体の前記粘着層の粘着面の延在方向とは異なる方向へ相対的に移動させて前記離型シートを前記光学シートの前記粘着層から剥離する剥離支持手段と、
    所定の光学シート貼付位置において光学シート貼付対象物を支持する支持手段と、
    前記剥離支持手段の離型シート剥離位置において前記弾性支持ローラに弾性支持された前記積層体の前記光学シートに前記弾性支持ローラの弾発力に抗して当接させて前記光学シートを保持し、前記剥離支持手段により前記離型シートが剥離された前記光学シートを光学シート貼付位置に移動させ、前記粘着層を介して前記光学シート貼付対象物に貼り付ける貼付ヘッドとを具備することを特徴とする光学シート貼付装置。
  6. 請求項5に記載の発明において、前記剥離支持手段は前記離型シート剥離位置から前記積層体の搬送方向に沿って移動可能に設けられていることを特徴とする光学シート貼付装置。
  7. 請求項5または6に記載の発明において、前記搬送手段は前記積層体を載置する積層体担持面に粘着層を有する搬送テープを備えることを特徴とする光学シート貼付装置。
  8. 請求項5乃至7に記載の発明において、前記剥離ローラの径は前記弾性支持ローラの径よりも小さいことを特徴とする光学シート貼付装置。
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