JP2010195444A - シート貼付装置および貼付方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】比較的簡便な構造および制御によって位置決めした接着シートを被着体に正確に貼付することができるシート貼付装置および貼付方法を提供すること。
【解決手段】位置決め手段5によって、直交2軸方向(X、Y方向)と直交2軸を含む平面内の回転方向(θ方向)とに接着シートSを位置決めした状態で、吸着盤4を押圧方向(Z方向)に下降させて接着シートSを被着体Wに押圧して貼付することで、接着シートSを被着体Wの所定位置に正確に貼付することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、被着体に対して接着シートを貼付するシート貼付装置および貼付方法に関する。
従来、ラベル貼付装置などにおいて、接着シートであるラベルを位置決めする位置決め装置が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1に記載の位置決め装置は、ラベルを吸引して保持するチャック装置と、このチャック装置で保持したラベルの位置を修正する修正部材とを備え、修正部材でラベルを押して移動させることで位置決めするように構成されている。
一方、特許文献2に記載のラベル貼付装置は、ベースシートから剥離したラベルを吸着ヘッドで保持し、保持したラベルの位置および姿勢をセンサで検出し、異常があれば吸着ヘッドの位置や姿勢をサーボモータ等で補正してからラベルをワークの上方に位置させ、押圧ローラによってラベルをワークに押圧して貼付するように構成されている。
特開平2−296638号公報 特開2002−362524号公報
ところで、特許文献1に記載されたような従来の位置決め装置では、ラベル側方の片側から修正部材で押して移動させるか、またはラベル側方の両側から修正部材で挟むようにして移動させることで、ラベルを位置決めするようになっている。このため、ラベル面内の1軸方向にしかラベルを移動させることができず、それと直交する方向も位置決めするためには別の修正部材が必要となってしまうとともに、ラベル面内の回転方向に関しては位置決めすることができない。また、複数回の位置決めを実施すると、位置ずれの原因となってしまうことから、位置決め精度を高めることが困難になるという問題もある。
一方、特許文献2に記載されたような従来の貼付装置では、ラベルの位置や姿勢を検出するセンサが必要で、さらに検出結果に基づいて吸着ヘッドの位置や姿勢を補正するサーボモータ等の駆動手段が必要となるため、装置が大掛かりとなるとともに、その制御も複雑になってしまうという不都合がある。
本発明は、以上のような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、比較的簡便な構造および制御によって位置決めした接着シートを被着体に正確に貼付することができるシート貼付装置および貼付方法を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明のシート貼付装置は、帯状の剥離シートに所定間隔で仮着された接着シートを剥離シートとともに繰り出す繰出手段と、前記剥離シートから前記接着シートを剥離する剥離手段と、前記剥離シートから剥離された接着シートを保持する保持手段と、前記保持手段で保持した前記接着シートを位置決めする位置決め手段と、前記位置決め手段で位置決めした前記接着シートを被着体に押圧して貼付する押圧手段とを備え、前記位置決め手段は、互いに相対移動することで前記接着シートに当接可能な少なくとも一対の位置決め部材を有し、前記押圧手段の押圧方向に交差する直交2軸方向と当該直交2軸を含む平面内の回転方向とに前記接着シートを位置決め可能に構成されている、という構成を採用している。
この際、本発明のシート貼付装置では、前記位置決め手段と前記押圧手段とは、互いに相対移動可能に設けられ、前記押圧手段は、前記位置決め手段と相対移動しつつ、当該位置決め手段で位置決めした状態の前記接着シートを前記被着体に押圧して貼付することが好ましい。
また、本発明のシート貼付装置では、前記押圧手段は、気体噴出手段を有し、前記位置決め手段で位置決めした状態の前記接着シートを前記気体噴出手段から噴出した気体によって前記被着体に押圧して貼付するものでもよい。
また、本発明のシート貼付装置では、前記位置決め部材は、前記被着体側の先端部に面取り部を有して構成されていることが好ましい。
さらに、本発明のシート貼付装置では、前記保持手段は、前記接着シートを吸着保持する吸着手段を有して構成され、前記吸着手段は、前記接着シートの位置に応じて吸着力が制御可能に構成されていることが好ましい。
一方、本発明のシート貼付方法は、帯状の剥離シートに所定間隔で仮着された接着シートを剥離シートとともに繰り出す工程と、前記剥離シートから前記接着シートを剥離する工程と、前記剥離シートから剥離された接着シートを保持する工程と、保持した前記接着シートを位置決めする位置決め工程と、位置決めした前記接着シートを被着体に押圧して貼付する押圧工程とを備え、前記位置決め工程において、前記押圧工程の押圧方向に交差する直交2軸方向と当該直交2軸を含む平面内の回転方向とに前記接着シートを位置決めし、前記押圧工程において、前記位置決めした状態の接着シートを前記被着体に押圧して貼付することを特徴とする。
以上のような本発明によれば、位置決め手段(位置決め工程)によって、押圧方向に交差する直交2軸方向と、当該直交2軸を含む平面内の回転方向とに接着シートを位置決めすることで、接着シートの位置決め精度を高めて被着体に対して正確に貼付することができる。また、押圧手段と位置決め手段とを相対移動させつつ接着シートを被着体に貼付するか、または気体噴出手段から噴出した気体によって接着シートを被着体に貼付することで、接着シートを位置決めした状態のままで貼付することができ、貼付位置の精度をより一層高めることができる。
また、シート貼付装置において、位置決め部材の先端部に面取り部を設けることで、接着シートが被着体に接触すると同時または接触直前において、接着シートと位置決め部材とを離隔させることができ、貼付後に位置決め部材を離脱させる際に接着シートが捲れ上がることが防止できる。
また、保持手段における吸着手段の吸着力が接着シートの位置に応じて制御可能に構成されていれば、接着シートの位置決めに際して接着シートが脱落せず、かつ移動しやすいように吸着力を調節することができ、接着シートに皺が寄ることを防止しつつ円滑に位置決めを実施することができる。
本発明の第1実施形態に係るシート貼付装置の部分断面図。 図1のシート貼付装置のII矢視部分断面図。 接着シートを示す図。 図3とは異なる接着シートを示す図。 (A)〜(C)は、図1のシート貼付装置の動作説明図。 第2実施形態に係るシート貼付装置の部分側面図。 第3実施形態に係るシート貼付装置の部分断面図。
以下、本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、第2実施形態以降において、次の第1実施形態で説明する構成部材と同じ構成部材、および同様な機能を有する構成部材には、第1実施形態の構成部材と同じ符号を付し、それらの説明を省略または簡略化する。
〔第1実施形態〕
図1は、第1実施形態に係るシート貼付装置1の部分断面図である。
図1において、シート貼付装置1は、帯状の剥離シートRLに所定間隔で仮着された接着シートSを剥離シートRLとともに繰り出す繰出手段としての繰出ユニット2と、剥離シートRLから接着シートSを剥離する剥離手段としてのピールプレート3と、剥離シートRLから剥離された接着シートSを保持する保持手段としての吸着盤4と、吸着盤4で保持した接着シートSを位置決めする位置決め手段5と、位置決め手段5で位置決めした接着シートSを被着体Wに押圧して貼付する押圧手段としての直動モータ6とを備えて構成されている。
ここで、接着シートSは、基材シートの一方の面に接着剤層が設けられ、この接着剤層が表出した面が接着面S1とされ、基材シートの他方の面(接着剤層が設けられていない面)が非接着面S2とされ、接着面S1を介して剥離シートRLに仮着されている。また、接着シートSには、位置決め手段5によって位置決めされる2ヶ所の被位置決め孔SHが形成されている。
繰出ユニット2は、図示しないフレームに支持され、このフレームには、剥離シートRLに仮着された接着シートSをロール状に巻回して支持する支持ローラ21と、剥離シートRLおよび接着シートSを案内する2個のガイドローラ22,23と、モータ24によって駆動する駆動ローラ25と、駆動ローラ25との間に剥離シートRLを挟み込むピンチローラ26と、図示しない駆動手段によって剥離シートRLを回収する回収ローラ27とが設けられている。
ピールプレート3は、繰出ユニット2のモータ24で駆動ローラ25を駆動して剥離シートRLを引っ張ることで、剥離シートRLから接着シートSを順次突出させて剥離し、この接着シートSが吸着盤4側に送り出されるようになっている。
吸着盤4は、吸着手段としての図示しない複数の吸引口によって非接着面S2の側から接着シートSを吸着保持する保持面41と、この保持面41の反対側(上側)に設けられる上面部42と、当該吸着盤4を上面部42から保持面41に渡って貫通する2ヶ所の貫通孔43とを有して形成されている。この吸着盤4において、複数の吸引口は、個別または所定のエリア毎に吸着力が制御可能に構成されている。そして、吸着盤4の上面部42に直動モータ6の出力軸61が固定され、直動モータ6を上下方向(押圧方向であり、Z方向)に進退駆動することによって吸着盤4が上下移動可能に支持されている。なお、直動モータ6は、図示しないフレームに支持されている。
位置決め手段5は、吸着盤4の上面部42に固定される直動モータ51と、この直動モータ51のスライダ52に固定されるチャックモータ53と、このチャックモータ53の一対のスライダ54に各々固定される一対の位置決め部材としてのチャック部材55とを有して構成されている。直動モータ51は、スライダ52を上下(Z方向)にスライド駆動することで、チャックモータ53およびチャック部材55が吸着盤4に対して上下に相対移動されるようになっている。また、図2にも示すように、チャックモータ53は、一対のスライダ54を図1の紙面奥行き方向(図2の左右方向、Y方向)にスライド駆動することで、一対のチャック部材55が互いに接近、離隔移動されるようになっている。ここで、図2は、図1のII矢視部分断面図である。
以上のシート貼付装置1によって被着体Wに貼付する接着シートSは、例えば図3(A)に示すように、全体円形であるとともに、その内部に2ヶ所の被位置決め孔SHを有して形成されている。そして、被位置決め孔SHには、一対のチャック部材55が挿通されるとともに、チャックモータ53でチャック部材55を接近移動させて被位置決め孔SHの内周縁に当接させることで、接着シートSが水平面内の直交2軸方向であるX、Y方向と、X、Y平面内の回転方向であるθ方向とに位置決めされるようになっている。また、チャック部材55は、断面略D字形に形成されるとともに、その先端には、被位置決め孔SHに当接する曲面側の角を面取りした面取り部56が形成されている。
なお、接着シートSとしては、図3(A)に示すものに限らず、図3(B),(C)や図4に示すものであってもよい。すなわち、図3(B)に示す接着シートSは、全体円形であるとともに、その内部に1ヶ所の被位置決め孔SHを有して形成されている。この場合、位置決め手段5は、被位置決め孔SHに挿通されて当接可能な図3(A)と同様のチャック部材55と、接着シートSの外縁部に当接可能に曲面状に凹んだ側面を有するチャック部材55Aとを有して構成される。そして、チャック部材55,55Aを互いに接近移動させ、被位置決め孔SHの内周縁と接着シートSの外縁部とに当接させることで、接着シートSがX、Y方向とθ方向とに位置決めされるようになっている。
また、図3(C)に示す接着シートSは、全体略H形状であるとともに、その外縁部に2ヶ所の被位置決め切欠SKとを有して形成されている。この場合、位置決め手段5は、図3(A)と同様に一対のチャック部材55を有して構成され、チャック部材55を互いに接近移動させ、それぞれ被位置決め切欠SKの内周縁に当接させることで、接着シートSがX、Y方向とθ方向とに位置決めされるようになっている。
一方、図4(A)に示す接着シートSは、全体矩形であるとともに、孔や切欠等が形成されていない。この場合、位置決め手段5は、それぞれ略L字形の一対のチャック部材55Bを有して構成され、チャック部材55Bを互いに接近移動させ、接着シートSの対角位置の角部に当接させることで、接着シートSがX、Y方向とθ方向とに位置決めされるようになっている。
また、図4(B)に示す接着シートSは、全体矩形であるとともに、その内部1ヶ所に矩形の被位置決め孔SHが形成されている。この場合、位置決め手段5は、略L字形のチャック部材55Bと断面矩形状のチャック部材55Cとを有して構成され、チャック部材55B,55Cを互いに接近移動させ、接着シートSの角部と被位置決め孔SHの角部とに当接させることで、接着シートSがX、Y方向とθ方向とに位置決めされるようになっている。
以下、被着体Wへの接着シートSの貼付方法として、シート貼付装置1の動作手順を図5(A)〜図5(C)も参照して説明する。
先ず、図1の状態から、繰出ユニット2によって剥離シートRLを引っ張り、接着シートSを剥離して吸着盤4側に送り出す(剥離工程)。そして、吸着盤4は、接着シートSが脱落しない程度の吸着力で非接着面S2を吸着しつつ、図2に示すように、接着シートSの略全面が保持面41に重なるとともに、被位置決め孔SHが貫通孔43に重なる位置まで送り出される接着シートSを受け取る。接着シートSを受け取った吸着盤4は、複数の吸引口のうち、中央付近の吸引力を比較的強め、その外側の吸引力を弱めて接着シートSを吸着保持する(第1保持工程)。
次に、図5(A)に示すように、位置決め手段5は、直動モータ51を駆動してチャック部材55を下降させ、チャック部材55の先端を保持面41から突出させて被位置決め孔SHに挿通させる。そして、図3(A)に示すように、位置決め手段5は、チャックモータ53でチャック部材55を互いに接近移動させて被位置決め孔SHの内周縁に当接させ、これにより接着シートSをX、Y方向とθ方向とに位置決めする(位置決め工程)。このように接着シートSを位置決めしたら、位置決め手段5は、位置決めした状態を維持するとともに、吸着盤4は、全ての吸引口の吸引力を強めて接着シートSを強固に吸着保持する(第2保持工程)。
次に、図5(B)に示すように、直動モータ6は、その出力軸61を下方に押し出して吸着盤4をZ方向下方に向かって下降させる。そして、チャック部材55の先端が被着体Wに当接するまで下降したら、位置決め手段5は、図5(C)に示すように、直動モータ6と同期して逆向きに直動モータ51を駆動してチャック部材55を吸着盤4に対して上昇させる。そして、直動モータ6は吸着盤4をさらに下降させ、接着シートSの接着面S1を被着体Wに当接させ、接着シートSを被着体Wに押圧して貼付する(押圧工程)。なお、チャック部材55先端に面取り部56を設けているため、接着シートSは、被着体Wに当接した時点でチャック部材55とは離隔するようになっている。
以上のようにして接着シートSを被着体Wに貼付したら、シート貼付装置1は、吸着盤4による接着シートSの吸着保持を解除してから、直動モータ6によって吸着盤4および位置決め手段5を上昇させるとともに、位置決め手段5の直動モータ51によりチャック部材55を上昇させ、各部を初期位置に復帰させる。これにより、被着体Wの所定位置への接着シートSの貼付が完了する。
以上のような本実施形態によれば、次のような効果がある。
すなわち、位置決め手段5によって、直交2軸方向(X、Y方向)と直交2軸を含む平面内の回転方向(θ方向)とに接着シートSを位置決めした状態で、吸着盤4を押圧方向(Z方向)に下降させて接着シートSを被着体Wに押圧して貼付することで、接着シートSを被着体Wの所定位置に正確に貼付することができる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態を図6に基づいて説明する。
図6は、第2実施形態に係るシート貼付装置1Aの部分側面図である。
本実施形態のシート貼付装置1Aは、直動モータ6によって押圧手段が構成されていない点で前記第1実施形態のシート貼付装置1と相違する。すなわち、吸着盤4には、押圧手段としての気体噴出手段44が設けられている。この気体噴出手段44は、吸着盤4の内部に設けられるチャンバー部441と、保持面41に開口した複数の噴出口442とを有して構成され、噴出口442から下方の被着体Wに向かって気体を噴出することによって、この気体の圧力で接着シートSを被着体Wに対して押圧して貼付するように構成されている。そして、気体の噴出によって接着シートSを被着体Wに押圧する際において、位置決め手段5は、チャック部材55によって接着シートSをX、Y方向とθ方向とに位置決めした状態を維持し、その状態で接着シートSを被着体Wに向かって案内することにより、接着シートSが被着体Wの所定位置に正確に貼付されるようになっている。
〔第3実施形態〕
次に、本発明の第3実施形態を図7に基づいて説明する。
図7は、第3実施形態に係るシート貼付装置1Bの部分断面および平面図である。
本実施形態のシート貼付装置1Bは、吸着盤4の保持面41が平面ではなく曲面となっている点が第1、2実施形態と相違する。すなわち、被着体Wの表面および保持面41が曲面状に形成されている場合であっても、位置決め手段5によって接着シートSをX、Y方向とθ方向とに位置決めすることで、被着体Wに対して接着シートSを正確に貼付することができるようになっている。なお、被着体Wおよび保持面41の形状は、特に限定されるものではなく、接着シートSを押圧して貼付できる範囲であれば、任意の曲面形状や屈折形状であってもよい。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。また、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、繰出手段および剥離手段と保持手段とを互いに相対移動可能に設け、剥離シートRLに仮着された状態の接着シートSを保持手段で保持してから、繰出手段で剥離シートRLおよび接着シートSを繰り出しつつ、繰出手段および剥離手段と保持手段とを相対移動させて剥離シートRLから接着シートSを剥離することもできる。
また、前記実施形態では、一対(2つ)のチャック部材(位置決め部材)55を有した位置決め手段5について説明したが、位置決め部材は一対に限らず、3つ以上の位置決め部材を有して位置決め手段が構成されていてもよい。さらに、前記実施形態では、一対(2つ)のチャック部材(位置決め部材)55が互いに接近移動することで接着シートSに当接して位置決めするように構成されていたが、これに限らず、位置決め部材同士が互いに離隔移動することで接着シートSを位置決めする構成であってもよい。また、3つ以上の位置決め部材を有する場合には、そのうち2つが互いに接近移動し、これらに対して他の1つが離隔移動してもよく、これとは逆に、2つが互いに離隔移動し、これらに対して他の1つが接近移動してもよい。
1,1A,1B シート貼付装置
2 繰出ユニット(繰出手段)
3 ピールプレート(剥離手段)
4 吸着盤(保持手段)
5 位置決め手段
6 直動モータ(押圧手段)
44 気体噴出手段
55,55A チャック部材(位置決め部材)
55B,55C チャック部材(位置決め部材)
56 面取り部
S 接着シート
RL 剥離シート
W 被着体

Claims (6)

  1. 帯状の剥離シートに所定間隔で仮着された接着シートを剥離シートとともに繰り出す繰出手段と、
    前記剥離シートから前記接着シートを剥離する剥離手段と、
    前記剥離シートから剥離された接着シートを保持する保持手段と、
    前記保持手段で保持した前記接着シートを位置決めする位置決め手段と、
    前記位置決め手段で位置決めした前記接着シートを被着体に押圧して貼付する押圧手段とを備え、
    前記位置決め手段は、互いに相対移動することで前記接着シートに当接可能な少なくとも一対の位置決め部材を有し、前記押圧手段の押圧方向に交差する直交2軸方向と当該直交2軸を含む平面内の回転方向とに前記接着シートを位置決め可能に構成されていることを特徴とするシート貼付装置。
  2. 前記位置決め手段と前記押圧手段とは、互いに相対移動可能に設けられ、
    前記押圧手段は、前記位置決め手段と相対移動しつつ、当該位置決め手段で位置決めした状態の前記接着シートを前記被着体に押圧して貼付することを特徴とする請求項1に記載のシート貼付装置。
  3. 前記押圧手段は、気体噴出手段を有し、前記位置決め手段で位置決めした状態の前記接着シートを前記気体噴出手段から噴出した気体によって前記被着体に押圧して貼付することを特徴とする請求項1に記載のシート貼付装置。
  4. 前記位置決め部材は、前記被着体側の先端部に面取り部を有して構成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のシート貼付装置。
  5. 前記保持手段は、前記接着シートを吸着保持する吸着手段を有して構成され、
    前記吸着手段は、前記接着シートの位置に応じて吸着力が制御可能に構成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のシート貼付装置。
  6. 帯状の剥離シートに所定間隔で仮着された接着シートを剥離シートとともに繰り出す工程と、
    前記剥離シートから前記接着シートを剥離する工程と、
    前記剥離シートから剥離された接着シートを保持する工程と、
    保持した前記接着シートを位置決めする位置決め工程と、
    位置決めした前記接着シートを被着体に押圧して貼付する押圧工程とを備え、
    前記位置決め工程において、前記押圧工程の押圧方向に交差する直交2軸方向と当該直交2軸を含む平面内の回転方向とに前記接着シートを位置決めし、
    前記押圧工程において、前記位置決めした状態の接着シートを前記被着体に押圧して貼付することを特徴とするシート貼付方法。
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