JP2012028591A - 基板へのシート貼付装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】粘着性の高い接着シートをウエハに貼り付ける際にその外周部分のテーブルに接着シートが貼り付かないようにする。
【解決手段】接着シートSの一方の面に基材シートCが設けられると共に他方の面にセパレータBが設けられた原シートAをウエハ3上に繰り出す原シート供給手段10と、前記ウエハ3を保持する貼付テーブル57と、前記原シートAをウエハ3に押圧して前記接着シートSを該ウエハ3に貼り付ける貼付手段56と、前記原シートAをウエハ3の外形に沿って切断する切断手段65とを備えるシート貼付装置であり、前記原シート供給手段は、原シートAの前記セパレータBにウエハ形状の切り込み47を形成する刃物16と、該刃物16で切り込まれたセパレータDを原シートAから剥離する剥離手段40とを備えて構成され、前記剥離手段40で前記セパレータDを剥離した後に原シートAの接着シートS部分をウエハ3に貼り付ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、基板にシートを貼り付けるシート貼付装置に関する。さらに詳しくは、半導体ウエハ等の基板にドライフィルムレジストやダイアタッチフィルム等の接着シートを貼り付けるシート貼付装置に関する。
従来より、半導体ウエハ等(以下、単にウエハと呼ぶ)の回路の形成は、ウエハ上にドライフィルムレジスト(以下、DFRと呼ぶ)を貼り付け、露光した後、不要部分のレジストや基板をエッチングして除去し、その後、残ったレジストを除去することで行われている。
上記のウエハへのDFRの貼り付けは、一般的にヒータが内蔵された加熱テーブル上にウエハを保持しておき、ウエハ上に広幅ロール状に形成されたDFRの接着面をウエハに対向させるように引き出して、貼付ローラでDFRをウエハに押圧して貼り付けられている。
また、最近ではMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)における3次元構造を持つウエハを形成する場合にも、上記のDFRの貼り付けを繰返し行い積層していくことで3次元構造が形成されている(例えば特許文献1)。この場合は上記の回路の形成と異なり、不要部分のレジストをエッチング等で除去し、残ったレジストを永久膜として残すことが行われる。
図12は3次元構造体にDFRを貼り付ける従来の方法を表したものであり、図12のように上記DFR87は、通常、DFR87の一方の面に基材シート88、他方の面にセパレータ86が設けられた3層構造の原シート91として供給される。このDFR87のウエハ80への貼り付けは、図示しない供給リールから供給される原シート91から接着面側に設けられたセパレータ86を剥離ローラ89で剥離し、DFR87の接着面がウエハ80の3次元構造体81と対向するように供給される。このDFR87の接着面は、加熱により軟化して接着性を発揮するようになっている。
前記3次元構造体81の積層は、既に3次元構造体81が形成されたウエハ80を内周テーブル82上にその3次元構造体81の形成面が上となるように吸着保持し、該ウエハ80を内周テーブル82に内蔵されたヒータ83で加熱しておきながら、該ウエハ80上に広幅ロール状のDFR87を繰り出し、図示しないヒータで加熱された貼付ローラ85を二点鎖線位置から実線位置まで押圧転動させることで行われる。この時、外周テーブル84の表面は、DFR87の接着面と接することになる。前記DFR87の貼り付けが完了したウエハ80は、余剰部分のシートがウエハ80の外形に沿ってカッタでくり貫かれる。
また、半導体の形成にあたり、ウエハの裏面にダイアタッチフィルム(以下、DAFと呼ぶ)を貼り付け、このウエハをダイシングテープにマウントした後、ダイシングを行なってチップ化し、前記DAFでダイにチップを貼り付けることが行われている。
このDAFの貼り付けにおいては、上記のDFRの貼り付けとはウエハへの貼り付け面が表裏逆となるが、貼り付け方法は上記のDFRと同様に行われる(例えば特許文献2)。
特開2008−4708号公報 特許第3956084号公報
ところで、ウエハ上に回路を形成する場合、上記のDFRの貼り付けは、表面が平坦なウエハ上にDFRを貼り付けるようにしているため、貼付テーブルのウエハ保持部分のみを加熱するだけでウエハ表面全体に均等に熱が伝わり、DFRをウエハに均等に貼り付けることが可能であった。
しかしながら、図12のような3次元構造体81を有するウエハ80にDFR87を貼り付ける場合は、貼付テーブルのウエハ保持部分(内周テーブル82)の加熱だけでは、3次元構造体81の頂上部に熱が均等に伝わり難いため、貼り付け部分の加熱が不十分となる問題があった。これは、特許文献1においても同様であり、特許文献1の場合も同様に、貼付テーブル(テーブルに相当)のみの加熱では3次元構造体の頂上部に熱が均等に伝わり難い問題がある。
そこで、図12のように貼付ローラ85を加熱することも行われている。しかし、DFR87は、上記のように加熱により接着性を発揮し、表面がべたついた状態となるため、外周テーブル84の上面と接したDFR87が外周テーブル84に付着し、その後のDFR87の余剰部分の剥離が困難となったり、外周テーブル84が汚染され、作業が中断したりする問題があった。特許文献1において貼付ローラを加熱するようにした場合、テーブル外周に設けられたバンパー部材(外周テーブルに相当)にDFRが付着する問題がある。これは、テーブルの外周をフッ素樹脂等で非粘着処理を施しても発生する問題がある。
また、特許文献2のようにDAFの貼り付けにおいても、DAFが加熱により接着性を有するため、DFRと同様に貼付テーブルのウエハ外周部分に付着する問題がある。
このように貼付テーブルの外周部分にDFRやDAF等の接着シートが付着すると、余剰部分の接着シートを貼付テーブルから剥離させることが困難となり、シートの送り不良が発生する問題がある。
また、加熱時に接着性を発揮するものだけでなく、常温で接着性を有する接着シート(保護テープ等)や感圧接着シートにおいては、貼付ローラを加熱しなくとも押圧力だけで貼付テーブル面と付着するため、接着シートの余剰部分の剥離が困難になる問題がある。
また、上記DFRやDAF等の接着シートの貼り付けにおいては、貼付テーブルや貼付ローラを加熱しながら貼り付けを行うため、接着シートに伸びが発生するが、接着シートの貼り付けに伴って接着シートが貼付テーブルの外周に貼り付くため、伸びた分の接着シートの行き場所がなくなって貼り付け終端部分にしわが発生する問題がある。
そこで、本発明の目的は、各種の接着シートをウエハ等の基板に貼り付ける際に、不用部分の接着シートが貼付テーブルに貼り付いたり、粘着剤等が貼付テーブルに付着して汚染したり、しわが発生したりすることが無いようにし、貼り付け効率を向上させることにある。
そこで請求項1の発明は、接着シートの一方の面に基材シートが設けられると共に該接着シートの他方の面にセパレータが設けられた原シートを基板上に繰り出す原シート供給手段と、前記基板をその上面に保持する貼付テーブルと、前記原シートを基板に押圧して前記接着シートを該基板に貼り付ける貼付手段と、前記基板に貼り付けられた原シートを基板の外形に沿って切断する切断手段とを備えるシート貼付装置において、前記原シート供給手段は、基板上への原シートの繰り出し途上に配置され前記セパレータに基板形状の切り込みを形成する刃物と、該刃物で切り込まれたセパレータ部分を原シートから剥離する剥離手段とを備えて構成され、前記剥離手段で前記セパレータ部分を剥離した後に原シートの接着シート部分を基板に貼り付けるようにした構成を採用したシート貼付装置である。
請求項2の発明は、前記原シート供給手段は、前記刃物でセパレータに切り込みを形成後、その切り込みの外側部分で前記原シートを短冊状に切断するシート片形成手段を更に備え、基板上に前記原シートをシート片として供給するようにした構成を採用した請求項1記載のシート貼付装置である。
請求項3の発明は、前記剥離手段は、前記セパレータ面が下となるように原シートを保持する保持手段と、剥離テープの供給手段と、前記切り込まれたセパレータの剥離始端部に下方から前記剥離テープを貼り付ける貼付手段と、剥離された前記セパレータを剥離テープと共に巻き取る巻取手段とから構成され、前記貼付手段で剥離テープと前記切り込まれたセパレータとを貼り付け後、前記セパレータを引っ張って剥離させるようにした構成を採用した請求項1または2記載のシート貼付装置である。
本発明によれば、接着シートの基板への貼り付け部分以外の余剰部分がセパレータ等の非粘着なシートに覆われているので、貼付テーブルの基板保持部分以外の貼付テーブル外周等に接着することがなく、余剰な接着シートの貼付テーブルからの剥離が容易に行なえる。即ち、基板の形状にセパレータのみを限定的に剥離し、その他の部分のセパレータは、プロテクトフィルムとして作用することとなる。また、貼付テーブルを接着シートで汚染することがないので、貼付テーブルの清掃のために装置が停止することがなく、作業効率が向上する。
また、加熱貼り付け時に加熱により接着シートに伸びが発生し、接着シートが貼付テーブルの外周に貼り付くことにより、伸びた接着シートの行き場所がなくなって貼り付け終端部分にしわが発生することがない。
また、接着シートの接着面が、貼り付け直前までセパレータで保護された状態にあるので、接着面に異物が付着して接着不良が発生することがない。
さらに、強粘着性の接着シートであっても、貼り付け直前まで粘着面がセパレータで保護されているので、接着シートの経路のガイドローラやチャック等と粘着面が接することが無いので、シートの送りがスムーズに行え、シート送り時に粘着面が他の部分に接して走行不良を起こすことがない。
また、熱がウエハ表面に伝わり難い3次元構造体上への接着シートの貼り付けであっても、加熱ローラを使用して接着シートを貼り付けることが可能になり、信頼性の高い3次元構造体の形成が行なえる。
は、本発明の第1の実施形態に係るシート貼付装置の平面図である。 は、図1のI−I方向から見たシート貼付装置の矢視正面図である。 (a)乃至(d)は、本発明の第1の実施形態に係るシートの切り込み形成動作の説明図である。 (a)乃至(c)は、本発明の第1の実施形態に係るシートのセパレータ剥離動作の説明図である。 (a)及び(b)は、本発明の第1の実施形態に係る接着シートの貼り付け動作の説明図である。 (c)及び(d)は、本発明の第1の実施形態に係る接着シートの貼り付け動作の説明図である。 は、本発明の第2の実施形態に係るシート貼付装置の正面図である。 (a)及び(b)は、本発明の第2の実施形態に係る接着シートの貼り付け動作の説明図である。 は、セパレータの剥離状態の説明図である。 は、セパレータの剥離状態の概略説明斜視図である。 は、本発明の貼り付け動作を説明する説明図である。 は、従来の貼り付け動作を説明する説明図である。
本発明の第1の実施形態について図1乃至図2に基づいて説明する。
図1は、本発明に係るシート貼付装置の一部切欠き平面図であり、図2は図1のI−I方向から見た矢視正面図である。
図1のように前記シート貼付装置1は、機台2上の図示上半分のウエハ3を供給するウエハ供給部と、図示下半分の接着シートSを貼り付ける接着シート貼り付け部に二分されている。前記ウエハ供給部には、ウエハ収納部4、搬送ロボット5、アライメント部7が設けられている。
また、図1及び図2のように前記接着シート貼り付け部は、機台2上に立設された機枠9A、9B間に設けられており、原シートAを供給する供給リール10、接着シートSの接着面側に設けられたセパレータBに切り込みを形成することでセパレータDを形成する切り込み形成手段15、原シートAを短冊状に切断しシート片を形成するシート片形成手段20、原シートAをシート貼付部50に搬送するシート搬送手段30、前記切り込み形成手段15で基板形状に切り込まれたセパレータDを剥離する剥離手段40、接着シートSをウエハ3に貼り付けるシート貼付部50、貼り付けられた接着シートSをウエハ3の外形に沿って切断する切断手段としてのカッタ機構65、余剰シート73を剥離して廃棄するシート廃棄機構70から構成される。
前記原シートAとして、本実施形態ではDFRを使用する場合を例に説明する。図2に基づいて前記原シートAの構成を説明すると、図2左上の部分拡大図のように前記原シートAは広幅ロール状の3層のシートで構成され、加熱により、軟化して接着力を発揮するDFRに相当する接着シートSと、接着シートSの接着面側に設けられたセパレータBと、前記接着面と反対側の面に設けられた基材シートCとから構成されている。
前記ウエハ収納部4は、ウエハ3を複数枚収納したカセットが載置され、このカセットが適宜な昇降機構により、上下動するようになっている。
前記搬送ロボット5は、旋回自在となるよう多関節に形成され、その先端には吸着ハンド6が設けられており、該吸着ハンド6で前記ウエハ収納部4から順次ウエハ3を1枚ずつ取り出すようになっている。前記吸着ハンド6は搬送ロボット5により、ウエハ収納部4、アライメント部7、機枠9Aに設けられた図示しない開口部を通じてシート貼付部50へとウエハ3を供給するようになっている。
前記アライメント部7は、ウエハ3をその上面で吸着保持すると共に回転させるアライメントテーブル8が設けられ、図示しない適宜のセンサでウエハ3のノッチやオリフラを検出して位置決めを行うようになっている。
前記供給リール10は、広幅ロール状の原シートAを支持し、接着シートSのウエハ3への接着面が上方となるように図示しない適宜なモータで回転する回転軸に支持されている。この供給された原シートAは、ガイドローラ11、張力を調整する上下動可能なダンサローラ12、原シートAを挟持して送り出すニップローラ13を経て切り込み形成手段15へ供給され、後述するシート片形成手段20の上チャック22、下チャック24で原シートAの先端が挟持される。
前記切り込み形成手段15は、その表面に平面状態でウエハ形状となる閉ループ状の刃物16が設けられたダイカットロール17が設けられており、原シートAの下面側には、原シートAをダイカットローラ17とで挟持する支持ローラ18が設けられている。原シートAは、ダイカットローラ17と支持ローラ18とで挟持されることで、その上面側のセパレータBにウエハ形状の切り込み47が形成される。
前記ダイカットローラ17と支持ローラ18とは適切な間隔を保つようになっており、このダイカットローラ17での切り込み47深さの調整は、設けられる刃物16の高さで調整するようになっている。また、ダイカットローラ17の刃物16は、マグネット式の薄い金属板上に形成され、ウエハ3の形状、サイズに応じて容易に交換可能なようにダイカットローラ17の基準位置に合わせてその表面にマグネットで固定するようになっている。また、刃物16が形成されていない部分は、原シートAとダイカットローラ17とが接しないようになっているので、原シートAはダイカットローラ17と支持ローラ18との間を素通りし、原シートAに切り込み47は形成されないようになっている。従って、この送り量を調整することで切り込み47の形成間隔を調整できるようになっている。
前記シート片形成手段20は、その下面で原シートAを上面側から吸着保持すると共に原シートAを下チャック24とで挟持する上チャック22と、原シートAを幅方向に切断するカッタ刃23と、原シートAを介して前記上チャック22と対向するように設けられた下チャック24とで構成される。前記上チャック22は、幅方向両側にスライダ26が設けられ、機枠9A、9Bに設けられたレール25A、25Bに沿って図示しない適宜な機構によって移動するようになっている。また、上チャック22はシリンダ21で上下動可能に構成されており、上チャック22の下面には、吸着孔が設けられ適宜な吸引手段で原シートAを吸着保持するようになっている。
また、カッタ刃23は、上チャック22の前方に設けられており、そのカッタ刃23は、図示しない適宜な機構によって下チャック24に設けられたカッタ溝に沿っての幅方向への移動と上下動が可能に設けられ、上チャック22と共に原シートAの送り出し方向への移動が可能になっている。また、下チャック24は、その前方にカッタ刃23を受けるカッタ溝が原シートAの幅方向に沿って形成され、上チャック22とは独立して原シートAの送り出し方向に図示しない適宜の機構によって移動可能に設けられている。上記の構成により、シート片形成手段20は、原シートAを引き出し、適宜の長さに切断して短冊状の原シートAをシート片として切り出すようになっている。
前記シート搬送手段30は、前記シート片形成手段20の下方に配置され、前記原シートAをその下面の基材シートC側から吸着保持する保持手段としての吸着テーブル31と、その吸着テーブル31を上下動させるシリンダ32と、前記吸着テーブル31を上下方向に回転させるモータ33が設けられている。
前記吸着テーブル31は、表面に複数の吸着孔34が設けられており、その表面上に引き出された原シートAを下方から吸着するようになっている。この吸着テーブル31は、その下方に平行に設けられたテーブル支持板35にシリンダ32及びガイドによって上下動可能に支持されている。また、前記テーブル支持板35と垂直に設けられた支持板36には機枠9Aに軸支された回転軸37の一端が軸止されている。この回転軸37と機枠9Aを介して接続されたモータ33を回転させることで吸着テーブル31は、回転軸37を中心に上下反転するように回転するようになっている。
前記剥離手段40は、前記吸着テーブル31の下方に配置され、剥離テープRを供給する供給リール41と、剥離テープRを案内する複数のガイドローラ42、43と、貼付ローラ44と、回収リール45とから構成される。
前記供給リール41からは、粘着性を有する剥離テープRが供給され、その剥離テープRは、ガイドローラ42、43を経た後、貼付ローラ44に案内され、その後、複数のガイドローラ42を経て回収リール45に巻き取られるようになっている。
前記剥離手段40は、図示しない適宜の駆動源により、一体に水平動可能に構成されている。また、貼付ローラ44は、ガイドローラ43を基点に上下に揺動可能になっており、その上方に吸着テーブル31の回転によって搬送される原シートAに切り込まれたセパレータDに剥離テープRを押し付けて貼り付けるようになっている。
また、剥離手段40の右側方には、シート押え46が設けられており、原シートAに切り込まれたセパレータDを剥離する際にその外周部分のセパレータBが剥れないように吸着テーブル31に向けて押圧し、セパレータBを押えるようになっている。前記シート押え46は、原シートAの幅方向に沿った板状に形成され、その先端部下面は傾斜面が設けられており、貼付ローラ44でセパレータDの剥離始端部に剥離テープRを貼り付ける際に障害とならないようになっている。また、前記シート押え46の両端部にスライダ48が設けられており、このスライダ48は、機枠9A、9Bに沿って設けられたレール49に摺動可能に嵌合することで適宜な駆動源により水平動するようになっている。また、図示しない適宜な機構でシート押え46は上下動するようになっている。なお、シート押え46の形状は、適宜ウエハの形状に合わせてアールを設けたりしても良く、剥離テープRが付着しないように離型処理を施しても良い。
なお、原シートAを繰り出しウエハ3上に原シートAを供給する原シート供給手段は、上記の原シートAを繰り出す供給リール10、原シートAを繰り出す途上でセパレータBに基板形状の切り込み47を形成する切り込み形成手段15、原シートAを短冊状に切断してシート片を作成するシート片形成手段20、前記シート片をシート貼付部50に供給するシート搬送手段30、切り込み47の形成された領域内のセパレータDを剥離する剥離手段40で構成されている。
前記シート貼り付け部50は、昇降シリンダ53が設けられ昇降動可能な上チャンバ51と、機台2に敷設されたレール53に沿っての水平動が可能な下チャンバ52とが設けられ、上チャンバ51と下チャンバ52が合わさることで真空室を形成するようになっている。
前記上チャンバ51は、上部に適宜な真空源に接続された真空アダプタ55が設けられ、下チャンバ52と合わさって真空室を形成して、チャンバ内を減圧状態に保つことが可能となっている。なお、貼り付けする状態に応じて真空室内を窒素、アルゴン等の不活性ガスに置換することも可能である。また、上チャンバ51内には、図示しない適宜な機構により、上下動と水平動が可能な貼付手段としての貼付ローラ56が設けられている。この貼付ローラ56は、本実施形態においては図示しない適宜なヒータが内蔵され加熱が可能になっており、真空室内で接着シートSをウエハ3に押圧して貼り付けるようになっている。
前記下チャンバ52は、その下面にスライダ54が設けられ、このスライダ54がレール53と摺動可能に嵌合することで、上記真空室形成位置と、シート搬送手段30の下方で原シートAを受け取るシート受け取り位置との間を図示しない適宜の駆動源により水平動するようになっている。また、下チャンバ52は、その中央にその上面でウエハ3を吸着保持する内周テーブル57が設けられている。
前記内周テーブル57は、前記真空室の真空源とは別系統の吸引源又は真空室と異なる真空圧でウエハ3を吸着す保持するようになっている。また、内周テーブル57の内部には、シート状のヒータ60(図11参照)が設けられ、ウエハ3を加熱するようになっている。また、内周テーブル57は、シリンダ59により上下動可能になっており、ウエハ3の貼り付け上面を外周テーブル58の上面と一致させることが可能になっている。
前記内周テーブル57の周囲は、中央部分がドーナツ状にくり貫かれた矩形状の外周テーブル58が設けられており、この外周テーブル58を挟んで貼り付け方向の前後には、原シートAを保持するシート保持機構61、62が設けられている。これらのシート保持機構61、62は、それぞれの上面に原シートAを挟持して保持する図示しないクランプ機構が設けられており、また、少なくともその一方には、原シートAの貼り付け方向に沿って張力を調整する機構が設けられている。また、シート保持機構61、62は、シリンダ63、64によってそれぞれ上下動可能になっており、シート保持機構61、62の何れか一方を下降させることで原シートAを傾斜状態に保持することが可能になっている。
前記カッタ機構65は、前記シート搬送手段30と前記上チャンバ51との間に配置され、前記真空室内でウエハ3に貼り付けられた接着シートSの余剰部分をウエハ3の外周に沿ってくり貫くようになっており、図示しない適宜な駆動源により、上方待機位置と下方切断位置との間を上下動するようになっている。また、モータ66により切断位置でカッタ刃67を回転させるようになっている。
前記シート廃棄機構70は、前記カッタ機構65と上チャンバ51との間に配置され、前記カッタ機構65によって切断された原シートAの余剰シート73を吸着体71で吸着して、この状態で下チャンバ52を水平移動させることで、外周テーブル58上の余剰シートAを剥離し、下方の機台2上に設けられた廃棄ボックス72に廃棄するようになっている。このシート廃棄機構70は、上方待機位置と余剰シート73の吸着位置との間を図示しない適宜な駆動源により上下動するようになっている。
以上が、本発明の第1の実施形態に係るシート貼付装置の構成であり、次に図3乃至図6に基づいて以下に接着シートSの貼り付け動作を説明する。なお、理解が容易なように原シートAの厚みやウエハの厚みは誇張して描いてある。
図3(a)乃至(d)は、シート貼付装置1の原シート供給手段に設けられた切り込み形成手段15の動作図であり、図3(a)のようにシート片形成手段20の上チャック22と下チャック24とで原シートAの先端付近を挟持しながらシート片形成手段20を前進させて原シートAを吸着テーブル31上に引き出す。この時、切り込み形成手段15のダイカットローラ17と支持ローラ18とで原シートAを挟持しながら引き出すことで、原シートA上面のセパレータBにウエハ形状の切り込み47が形成される。なお、この切り込み47は、セパレータBが完全に切断されていれば良く、基材シートCが完全に切断されない範囲で接着シートSを完全切断するようにしても問題ない。
次に図3(b)のように、上チャック22の下面で原シートAを吸着保持しながら、下チャック24が初期位置に後退する。
図3(c)のように、吸着テーブル31をシリンダ32の作用で上昇させて原シートAを吸着保持させ、続いて上チャック22の吸着を解除して上チャック22を初期位置に後退させる(この時、上チャック22はシリンダ21によって上昇状態で後退させれば良い)。続いて、カッタ23を下降させると共に原シートAの幅方向に駆動し、原シートAを短冊状に切断してシート片を形成する。
図3(d)のように、カッタ23を退去させ、モータ33(図1参照)を駆動して吸着テーブル31を回転軸37を中心に図示二点鎖線位置から実線位置に回転させる。これにより、短冊状に切断されシート片となった原シートAは、切り込み47が形成されたセパレータBを下面として吸着テーブル31に吸着保持された状態となる。
次に、セパレータD(ウエハ形状の閉ループ内)の剥離動作について図4(a)乃至(c)に基づいて説明する。
図4(a)のように、吸着テーブル31に吸着保持された原シートAの下面でセパレータDの剥離始端側外周をシート押え46によって押えながら、剥離手段40を剥離始端部付近下方に位置させる。続いて、ガイドローラ43を基点に貼付ローラ44を揺動させて剥離テープRをセパレータDの剥離始端付近に貼り付ける。この後、図4(b)の二点鎖線位置となる剥離始端に向けて剥離テープRを供給しながら貼付ローラ44を押圧転動させて剥離始端に剥離テープRを貼り付ける。
図4(b)のように、貼付ローラ44を下方に揺動させてセパレータDを引き起こすと共に剥離手段40の剥離テープRの供給を停止させた状態で剥離手段40を後退させる(吸着テーブル31側を移動させるようにしても良い)。このことにより、セパレータDは後方に折り返すように剥離されていく。この剥離状態の概要を表したものが図10であり、図10のように切り込み47が形成された領域内のセパレータDは、剥離テープR(図示しない)によってセパレータDが引っ張られて剥離され、接着シートSの接着面が露出される。なお、ウエハ3の外形に沿って接着シートSを貼り付ける場合は、この露出面はウエハ3の外形よりも大きく形成しておく。
図4(c)のように、さらに剥離手段40の後退を続けることにより、セパレータDは剥離され、図示のように自重で下方に折り返すように垂れ下がった状態となる。この後、シート押え46は退避して初期状態に復帰し、剥離テープRは、図9のごとく回収リール45に順次巻き取られていく。なお、ガイドローラ42等にセパレータDが巻き込まれないようにカバー等を設けておけば良い。
このように下方から剥離を行うことで、剥離される不要なシートを剥離始端部のみの接着で剥離することができ、剥離テープRの使用量を大幅に削減できる。これは、剥離された不要なシートが自重で剥離テープの接着面から遠ざかる方向に折り返されるので、剥離テープに不要なシートの剥離始端部だけの接着で剥離できることによるものである(通常行われる上方からの剥離では、剥離した不要なシートが、剥離した面に垂れ下がるため、剥離した不要シートを剥離した面に引きずらないように剥離テープの全面に不要シートを接着しながら一体に巻き取らなければならないことによる。)。
次に原シートAの接着シートS部分のウエハ3への貼り付け動作について図5及び図6に基づいて説明する。
図5(a)のように、下チャンバ52が二点鎖線位置のシート受け取り位置に移動し、吸着テーブル31に吸着されたセパレータD剥離済の原シートAがシート保持機構61、62に移し替えられる。前記原シートAは、シート保持機構61、62にクランプにより保持される(なお、クランプに代え適宜の吸着機構等を使用しても良い)。保持された原シートAはシート保持機構61の下降により傾斜状態で保持される。原シートAを受け取った下チャンバ52は、上チャンバ51の下方の真空室形成位置(実線位置)に移動し、上チャンバ51がシリンダ53の作用により下降して下チャンバ52と合わさって真空室が形成される。
次に図5(b)のように、真空アダプタ55を通じて真空室内を減圧し、所定の減圧状態になった所で、貼付ローラ56が作用して、原シートAをシート保持機構61、62の上下動により揺動させながら露出された接着シートSをウエハ3に貼り付ける。この時、内周テーブル57と貼付ローラ56は、加熱された状態で作用させることになるが、外周テーブル58の上面と接着シートSはセパレータBを介して接することになるので外周テーブル58には接着シートSが付着しない。本実施形態のようにウエハ3の外周に沿って貼り付けを行う場合は、接着シートSの露出面をウエハ3よりも大きめに形成しておく(即ち、セパレータDはウエハ3よりも大きめに形成しておく)。
なお、ウエハ3よりも内周にのみ接着シートSを貼り付けたい場合(ウエハ外径よりも小径に接着シートSを貼り付けたい場合)は、切り込み形成手段15でウエハ3の外径よりも小さく切り込み47を形成し、セパレータDを剥離した後、接着シートSをウエハに貼り付ける。
図6(c)のように、真空室の減圧を開放し大気圧に復した状態で上チャンバ51を開放し、下チャンバ52を移動させてカッタ機構65の下方に位置させる。続いて、カッタ機構65を下降させ、ウエハ3の外形に沿ってカッタ刃67により原シートAの余剰部分をくり貫く。この時カッタ刃67は内周テーブル57と外周テーブル58の隙間部分に作用する。
続いて図6(d)のように、カッタ機構65が上方に退避すると共に吸着体71が下降して外周テーブル58付近上の余剰シート73を吸着保持し、シート保持機構61、62のクランプを解除して吸着体71が上昇する。この状態で下チャンバ52が上チャンバ51下方に向けて移動することで余剰シート73が吸着体71に保持され、続いて吸着体71の吸着を解除することで余剰シート73が廃棄ボックス72内に廃棄される。接着シートSが貼り付けられたウエハ3は、表面に基材シートCが貼り付けされた状態であるが、基材シートCは次の工程等で剥離すれば良い。
なお、ウエハ3の外径よりも小さく切り込み47を形成し、接着シートSをウエハ3の内周部分にのみ貼り付けた場合も、上記同様にカッタ機構65でウエハ3の外形に沿って原シートAを切断し、余剰シート73を廃棄すると共にウエハ3に残ったドーナツ状の余剰部分を除去することでウエハ3の内側に収まる接着シートSを形成できる。
図11は、3次元構造体74の形成されたウエハ3に接着シートSを貼り付ける状態を表したものである。なお、理解が容易なように原シートAの厚みや3次元構造体74は誇張して描いてある。
図11のように原シートAが外周テーブル58と接する部分はセパレータBに覆われ、貼り付け部分の接着シートSのみが露出されているので、貼付ローラ56を加熱することで粘着性を発揮するDFRのような接着シートSを用いても外周テーブル58等に接着シートSが貼り付くことがない。
次に第2の実施形態について図7に基づき説明する。なお、第1の実施形態と同様の部品等については、同じ符号を用いており、構成、動作が異なる部分について説明する。
第2の実施形態においては、原シートAの供給が上下逆に供給される点とシート搬送手段30の吸着テーブル31が原シートAの上方に設けられ原シートAを搬送しない点、原シートAを短冊状に切断せずにロール状で供給する点、貼り付けを大気中で行う点が第1の実施形態と異なる部分である。
供給リール10から接着シートSの接着面が下方となるように原シートAが供給され、切り込み形成手段15で原シートAの下方からセパレータBに切り込み47を形成する。原シートAはチャック兼剥しローラ75でチャックされて貼付テーブル76上に供給され、貼付ローラ56でウエハ3に接着シートSを押圧してウエハ3に接着シートSを貼り付ける。貼り付け後の接着シートSの余剰部分の原シートAは回収リール77に巻き取られるようになっている。
前記吸着テーブル31は、切り込み形成手段15の右側に設けられ、上方から原シートAの基材シートC側の面を吸着保持するようになっており、シリンダ32によって上下動可能になっている。また、吸着テーブル31は、原シートAを吸着し、剥離手段40が作用する際に原シートAを基材シートC側から支持するようになっている。
前記剥離手段40は、移動方向が第1の実施形態と逆となる以外は同様であるので説明を省略する。
なお、本実施形態においては、原シート供給手段は、供給リール10、切り込み形成手段15、剥離手段40から構成される。
前記貼付テーブル76は、機台2上に立設された支持台78上にシリンダ59及びガイドを介して設けられ、貼付テーブル76全体で上下動するようになっている。なお、適宜、内周テーブル57を外周テーブル58に対して上下動可能に構成しても良い。また、内周テーブル57には、ヒータ60が内臓され、その上面でウエハ3を吸着保持するようになっており、ウエハ3の貼り付け面が外周テーブル58の上面と一致するようにしておく。
前記貼付ローラ56はヒータが内蔵され、シリンダ等で上下動可能になっている。また、貼付テーブル76上に吸着保持されたウエハ3に接着シートSを押圧転動して貼り付けるようになっている。
以上が第2の実施形態のシート貼付装置69の構成であり、次に接着シートSの貼り付け動作について図7及び図8に基づいて説明する。
まず、吸着テーブル31の吸着を解除し、チャック兼剥離ローラ75で原シートAを挟持して引き出すことで、切り込み形成手段15で原シートAの下面側のセパレータBにウエハ形状の切り込み47が形成される。この切り込み47が形成された原シートAの上面側から吸着テーブル31で原シートAを吸着支持し、この状態で剥離手段40を下方から作用させて第1の実施形態と同様に切り込み47が形成されたセパレータDを剥離させる。
図8(a)は、セパレータDが剥離された状態を表し、次に図8(b)のようにセパレータDが剥離された原シートAは、チャック兼剥離ローラ75で挟持されて接着シートSの露出面(接着面)が内周テーブル57に保持されたウエハ3と対向するように引き出され、この後、貼付テーブル76を上昇させると共に貼付ローラ56を下降させて接着シートSの露出部分をウエハ3に押圧して貼り付ける。
この後、カッタ機構65を作用させて、ウエハ3の外周に沿って、原シートAを切断し、外周の余剰部分の原シートAは回収リール77に巻き取られる。接着シートSが貼り付けられたウエハ3は、表面に基材シートCが貼り付けされた状態であるが、基材シートCは次の工程等で剥離すれば良い。
以上が、本発明の実施形態であるが、上記には限定されず、例えばDFRに代えて接着シートSとしてDAF等の加熱により接着性を発揮する各種の接着シートを用いることができる。また、常温で強粘着性の保護フィルム等を用いることもでき、この場合は、テーブルや貼付ローラのヒータを使用せずに貼り付けできる。また、基材シートCが無い2層構造のDAF等であっても使用できる。
また、本発明では切り込み形成手段にダイカットローラを用いたが、シートに切り込みを形成できる手段であれば各種のものを適用でき、例えば本発明に用いたカッタ機構65のようなものでも良い。セパレータDを剥離する手段やウエハの外形状にシートを切断するカッタ機構も各種のものが適用でき、形状も円形だけではなく、オリフラ、ノッチ部を設けたものや矩形、三角、六角、八角等各種の形状に適用できる。
A 原シート
B セパレータ
C 基材シート
D セパレータ
R 剥離テープ
S 接着シート
1 シート貼付装置
2 機台
3 ウエハ
4 ウエハ供給部
5 搬送ロボット
6 吸着ハンド
7 アライメント部
8 アライメントテーブル
9 機枠
10 供給リール
11 ガイドローラ
12 ダンサローラ
13 ニップローラ
15 切り込み形成手段
16 刃物
17 ダイカットローラ
18 支持ローラ
20 シート片形成手段
21 シリンダ
22 上チャック
23 カッタ刃
24 下チャック
25A レール
25B レール
26 スライダ
30 シート搬送手段
31 吸着テーブル
32 シリンダ
33 モータ
35 テーブル支持板
36 支持板
37 回転軸
40 剥離手段
41 供給リール
42 ガイドローラ
43 ガイドローラ
44 貼付ローラ
45 回収リール
46 シート押え
47 切り込み
48 スライダ
49 レール
50 シート貼付部
51 上チャンバ
52 下チャンバ
53 昇降シリンダ
54 スライダ
55 真空アダプタ
56 貼付ローラ
57 内周テーブル
58 外周テーブル
60 ヒータ
61 シート保持機構
62 シート保持機構
63 シリンダ
64 シリンダ
65 カッタ機構
66 モータ
67 カッタ刃
69 シート貼付装置
70 シート廃棄機構
71 吸着体
72 廃棄ボックス
73 余剰シート
74 3次元構造体
75 チャック兼剥しローラ
76 貼付テーブル
77 回収リール
78 支持台
80 ウエハ
81 3次元構造体
82 内周テーブル
83 ヒータ
84 外周テーブル
85 貼付ローラ
86 セパレータ
87 DFR(ドライフィルムレジスト)
88 セパレータ
89 剥離ローラ
90 ガイドローラ
91 原シート

Claims (3)

  1. 接着シートの一方の面に基材シートが設けられると共に該接着シートの他方の面にセパレータが設けられた原シートを基板上に繰り出す原シート供給手段と、前記基板をその上面に保持する貼付テーブルと、前記原シートを基板に押圧して前記接着シートを該基板に貼り付ける貼付手段と、前記基板に貼り付けられた原シートを基板の外形に沿って切断する切断手段とを備えるシート貼付装置において、
    前記原シート供給手段は、基板上への原シートの繰り出し途上に配置され前記セパレータに基板形状の切り込みを形成する刃物と、該刃物で切り込まれたセパレータ部分を原シートから剥離する剥離手段とを備えて構成され、
    前記剥離手段で前記セパレータ部分を剥離した後に原シートの接着シート部分を基板に貼り付けるようにしたことを特徴とするシート貼付装置。
  2. 前記原シート供給手段は、前記刃物でセパレータに切り込みを形成後、その切り込みの外側部分で前記原シートを短冊状に切断するシート片形成手段を更に備え、
    基板上に前記原シートをシート片として供給するようにしたことを特徴とする請求項1記載のシート貼付装置。
  3. 前記剥離手段は、前記セパレータ面が下となるように原シートを保持する保持手段と、剥離テープの供給手段と、前記切り込まれたセパレータの剥離始端部に下方から前記剥離テープを貼り付ける貼付手段と、剥離された前記セパレータを剥離テープと共に巻き取る巻取手段とから構成され、
    前記貼付手段で剥離テープと前記切り込まれたセパレータとを貼り付け後、前記セパレータを引っ張って剥離させるようにしたことを特徴とする請求項1または2記載のシート貼付装置。
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