JP2011081061A - 定着部材及びその製造方法、ならびに像加熱定着装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】弾性層2Bの上に溶剤に不溶融の結晶性フッ素樹脂のプライマーと結晶性フッ素樹脂の分散液を用い、フッ素樹脂プライマーを弾性層上に塗布後、その一部を剥がすことで厚みを850nm以下に形成し、その上に先記フッ素樹脂の分散液をレベリングするように塗布することで離型層2Cを形成し、その後焼成する。
【選択図】図2
Description
(1)画像形成装置例
図1の(a)は、本発明に従う像加熱定着装置114を、記録材上の未定着トナー像を加熱処理して定着する定着装置として搭載した画像形成装置100の一例の構成模型図である。この画像形成装置100は電子写真方式を用いたカラープリンタである。画像形成装置100は、パーソナルコンピュータ・イメージリーダー等の外部ホスト装置200から画像形成装置側の制御回路部(制御手段)101に入力する電気的画像信号に基づいて記録媒体(記録メディア)としてのシート状の記録材Pにカラー画像形成を行う。制御回路部101はCPU(演算部)・ROM(記憶手段)などを含み、ホスト装置200や画像形成装置100の操作部(不図示)との間で各種の電気的な情報の授受をする。また、制御回路部101は画像形成装置100の画像形成動作を所定の制御プログラムや参照テーブルに従って統括的に制御する。
図1の(b)は本実施例1における定着装置114の要部の横断面模式図である。ここで、以下の説明において、定着装置及びこの定着装置を構成する部材に関し、長手方向とは記録材の面において記録材搬送方向と直交する方向である。短手方向とは記録材の面において記録材搬送方向と平行な方向である。幅とは短手方向の寸法である。長さとは長手方向の寸法である。本実施例における定着装置114は、基本的には公知技術であるいわゆるテンションレスタイプのフィルム加熱方式の像加熱定着装置である。このタイプのフィルム加熱方式の像加熱定着装置は、定着部材として、可撓性を有するエンドレスベルト状若しくは円筒状の耐熱性の定着フィルム2を用いている。そして、この定着フィルム2の周長の少なくとも一部は常にテンションフリー(テンションが加わらない状態)とし、定着フィルム2は加圧回転体(加圧部材)6の回転駆動力で回転駆動するようにした装置である。本実施例においては、定着部材としての定着フィルム2に本発明に従う構成のフィルムである。即ち、この定着フィルム2は、後述するように、基材に、少なくとも、弾性層、プライマー層、離型層を順次積層してなる。そして、プライマー層は官能基を含有する結晶性フッ素樹脂を含むフッ素樹脂混合物により構成され、離型層は結晶性フッ素樹脂のコート層からなり、プライマー層の厚みが850nm以下である。このフィルム2は最表層である離型層が薄層かつ平滑化されたフィルムであり、定着装置114の定着性の向上と高グロス画像の出力を可能にしている。
図2の(a)は、上記の定着装置114における定着部材である定着フィルム2の層構成を示した概略断面図である。2Aはフィルム2の基材であり、円柱若しくは円筒状の金属剛体部材乃至耐熱性樹脂よりなる無端状のベルト部材である。フィルム2は、熱容量を小さくしてクイックスタート性を向上させるために、総膜厚が薄いほど良く、基材2Aの厚みも薄いほど、定着装置114のクイックスタートに有利となる。しかし、薄すぎると強度が不十分となることから、基材2Aの厚みとしては、20〜100μmであることが望ましい。また、基材2Aの外周面には、弾性層2Bが形成されている。弾性層2Bは、記録材PやトナーTの凹凸に追従して包み込むようにして、ヒータ3からの熱を記録材PやトナーTへ伝える役割を有する。弾性層2Bの材料としては高熱伝導性フィラーを混ぜた耐熱性のゴムを用いることができる。弾性層2Bの膜厚としても薄いほど定着装置114のクイックスタートに有利となる。しかし、薄すぎると記録材PやトナーTを包み込む効果がうすれるため、弾性層2Bの層厚としては50μm〜1mmの範囲内であることが良く、より望ましくは80μm以上300μm以下に形成することが望ましい。2Cはフィルム2の最表層である離型層であり、記録材P上のトナーTがオフセットしないように良好な離型性を有するフッ素樹脂よりなる。また弾性層2Bと離型層2Cの間には、弾性層2Bと離型層2Cの接着性を得るためのプライマー層2Dが設けてある。ヒータ3からの熱を記録材PとトナーTへ伝えやすくするため、離型層2Cとプライマー層2Dをあわせて、厚みは25μm以下であることが望ましい。
(4−1)弾性層2Bの形成:予めプライマー処理された基材2Aの上に弾性層2Bを形成する。弾性層2Bを形成する方法としては、リングコート法を用いることが出来る。図2の(b)は基材2A上に弾性層2Bとなるシリコーンゴム層を形成する工程の一例であり、所謂リングコート法を説明するための模式図である。無端状のベルト部材である基材2Aを断面が真円であり、その円の長さが基材2Aの内周長とほぼ等しくした円筒状の中子18に被せ、基材2Aがルーズにならないように中子18に装着する。次に基材2Aを装着した中子18をチャッキングアタッチメント35により、移動ステージ34に固定する。付加硬化型シリコーンゴムと高熱伝導性フィラーとが配合された高熱伝導付加硬化型シリコーンゴム組成物をシリンダポンプ32に充填する。そして、その組成物を圧送モータM1で圧送することで、組成物を塗布液供給ノズル33から基材2Aの周面に塗布する。このとき塗布と同時に基材2Aと中子18を固定した移動ステージ34ごと、駆動モータM2により図面右方向に一定速度で移動させる。これにより、弾性層2Bとなる付加硬化型シリコーンゴム組成物Gの塗膜を基材2Aの外周面全域に形成することが出来る。弾性層2Bとなる該塗膜の厚みは、塗布液供給ノズル33と基材2A表面とのクリアランス、シリコーンゴム組成物の供給速度、基材2A(ステージ34)の移動速度、などによって制御することが出来る。基材2A上に形成された付加硬化型シリコーンゴム層は、電気炉や赤外線ヒータなどの従来公知である加熱手段によって一定時間加熱して、架橋反応を進行させることにより、硬化シリコーンゴム層である弾性層2Bとすることができる。弾性層2Bを形成する方法としては、上記のリングコート法に限定されない。たとえば液状のシリコーンゴム等の材料をブレードコート法などの手段によって金属層上に均一な厚みでコート、加熱硬化する方法を用いることもできる。また、液状のシリコーンゴム等の材料を成形型に注入し加熱硬化する方法、押し出し成形後に加熱硬化する方法、射出成形後に加熱硬化する方法などを用いることもできる。
通例フッ素樹脂プライマー中には、乾燥&焼成時のマッドクラックを防止する目的のバインダー成分を多く含まない。なぜならバインダー成分が多いと、焼成中に気化してでていく物質が多くなることで、その上の離型層にトラップされるなどして、離型層の成膜性によくない影響を与えたり、接着性を阻害したりするためである。バインダーを多く含まないフッ素樹脂プライマー分散液は、乾燥時にマッドクラックが入りやすい。特に分散液を弾性体上に均一に覆わせて、レベリングするよう(分散液が弾性体上ですぐに乾かない状態である)いわゆる一般的なウェット状態でコーティングすると、乾燥時に容易にクラックが発生する。乾燥時にマッドクラックが入った状態(図4の(a))で離型層2Cをコート(図4の(b))し焼成すると、図4の(c)に模式的に示したように、焼成時の基材2Aや弾性層2Bの膨張の影響によりクラックが広がり、離型層表面を大きく荒らしてしまう。乾燥時のマッドクラックが起きないようにするコーティング方法としては、スプレーコートにおける一般的なドライ塗り、即ちスプレーで吹き付けるフッ素樹脂プライマーの分散液の塗粒を小さくして表面付着後に乾燥しやすくする方法がある。また、弾性体を高温にし、弾性体上に塗粒が付着した直後に塗粒を乾燥させ、小さい塗粒(図3の(c))を積層させるように塗布する方法がある。しかし、通例スプレーコート法では、塗粒を小さく出来ても1μm未満にすることはできず、図3の(b)及び(c)に示す様に、塗粒の弾性層2B表面に付着乾燥後ですでに外径が5〜数十μm、厚みが2μm前後ある。図3の(b)はプライマー層の状態であるドライ塗りで形成したプライマー層の状態を示したSEM写真(塗粒がレベリングすることなく固着し積層した状態)である。図3の(c)はプライマー層の状態であるドライ塗りで形成したプライマー層の状態を示したSEM写真(固着塗粒の拡大)である。これを少なくとも弾性層2Bの表面全域を覆うように、重ね塗りして積層させてできたプライマー層は、結局厚みが4〜6μm(図5の(a))になってしまう。また、その表面状態は図3の(b)に示すように固着塗粒の形に起因して表面に凸凹が非常に多く存在する粗い状態になる。上記の様にプライマーに凹凸がある場合は、その上の離型層2Cの表面もその凹凸を拾ってしまい、凹凸になりやすい(図5の(b))。
プライマー層形成直後のプライマー層厚みの測定は、レーザー顕微鏡やSEMを用いて直接行うことができる。また離型層の焼成後であってもプライマー層2Dの厚みは、以下の方法を用いることで検証することが出来る。たとえば、断面サンプルをTOF−SIMSにより分析し、プライマー層と離型層のフッ素樹脂との分子構造上の違いを検出することで調べることが出来る。分子構造上の違いとしては、プライマーは先記の通り官能基を有するのでそれを見ても良いし、フッ素樹脂のポリマー自体の違いとしても、モノマー構造の違い、側鎖の構造や個数の違いでマッピングして調べることも出来る。またその他の手法としては、例えば断面サンプルを作製し、TEM(透過型電子顕微鏡)やSEM(走査型電子顕微鏡)を用いて、プライマー層ないし離型層に固有な成分を元素分析にて調べることで見ることも出来る。また、簡易的な非破壊の検査方法としては分析深さが既知のATR結晶をローラ表面に押し当てていき、ATR結晶の進入長を確認しながら、離型層とプライマー層の分子構造の違いに起因するIRスペクトルの変化を見ることで調べることができる。
上記にて作製した実施例1の各具体例の定着フィルム、また各比較例の定着フィルムについて、表面性(表面の凹凸、光沢感、ゴムの火ぶくれの有無)と、定着装置に組み込んで記録紙上のカラー画像を加熱定着したときの画像グロス値を比較した。その結果を表1に示す。
(1)像加熱定着装置115の構成
図7の(a)は本実施例2における像加熱定着装置115の要部の横断面模式図である。この像加熱定着装置115はいわゆる表面加熱方式の像加熱定着装置であり、この種の像加熱定着装置の定着ローラとして本発明の定着部材を用いることが出来る。11は本発明に従う定着部材としての定着ローラである。12は弾性加圧ローラであり、定着ローラ11の下側において定着ローラ11に並行に配列されており、不図示の付勢手段により定着ローラ11に対して所定の押圧力で圧接されている。これにより、定着ローラ11と加圧ローラ12との間に所定幅の定着ニップN2が形成されている。13は定着ローラ11を外部加熱するための加熱ユニットであり、定着ローラ11の上側において定着ローラ11に並行に配列されている。この加熱ユニット13は、セラミックヒータ14からの熱を、無端状のフィルム15を介して加熱ニップN1にて定着ローラ11に与える役割を担う。セラミックヒータ14はヒータホルダー16により支持されており、総圧3kgf〜25kgf程度の加圧力を不図示のばねによりコの字板金17を介してヒータホルダー16に加えている。これにより加熱ユニット13は定着ローラ11に対して押し当てられ、所定幅の加熱ニップN1を形成している。また、セラミックヒータ14のニップN1と反対側面上には、温度検知素子としてのサーミスタ(不図示)が当接されている。このサーミスタからの検知温度に基づきセラミックヒータ14への通電がコントロールされ、セラミックヒータ14は所定の温度に制御される。これにより定着ローラ11に与えられる熱量が絶えずコントロールされる。
図7の(b)は定着ローラ11の層構成模型図である。具体的構成は後述するが、定着ローラ11の弾性層は2つの層よりなり、それぞれ異なる機能を有する。すなわち、基材としての芯金18の周上には、断熱の機能を有する層としての断熱弾性層19を形成し、さらにその弾性層19の周上には、蓄熱の機能を有する層として蓄熱弾性層20を形成してある。断熱弾性層19はローラ11に弾性を付与するとともに蓄熱弾性層20に与えられた熱を断熱し、芯金18側に逃げないようにする機能を有する。また、蓄熱弾性層20は、高熱伝導性シリコーンゴムよりなり、ローラ11の最表面近傍への弾性を付与する。これとともに、高熱熱伝導性シリコーンゴム中の高熱伝導フィラーにより、加熱ユニット13からの熱を蓄えることができ、この熱を記録材P上に吐き出す機能を有する。蓄熱弾性層20の周上には、プライマー層22を介して離型層21を形成してある。離型層21は、記録材P上のトナーTがオフセットしないように良好な離型性を有するフッ素樹脂よりなる。離型層21は、加熱ユニット13の熱を蓄熱弾性層20に伝えやすくかつ蓄熱弾性層20に蓄えた熱を記録材Pと記録材P上のトナーTに伝えやすくするため、厚みは薄いほど良く、プライマー層22と離型層21とをあわせて25μm以下であることが望ましい。
つぎに、定着ローラ11の材料構成について説明する。定着ローラ11の構成は基材、及び弾性層の一部を除き実施例1と同じ構成である。
(4−1)弾性層19・20の形成:予めプライマー処理された基材18上に弾性層を形成する。弾性層を形成する方法は公知の方法、例えば、液状のシリコーンゴム等の材料をブレードコート法等の手段によって基材上に均一な厚みでコート、加熱硬化する方法で形成すればよい。或いは、液状のシリコーンゴム等の材料を成形型に注入し加熱硬化する方法、押出成形後に加熱硬化する方法;射出成形後に加熱硬化する方法等で形成すればよい。特に良好な断熱性を示すマイクロバルーンを混ぜた付加硬化型液状シリコーンゴムを断熱層である弾性層19に用いる場合は、成形型を用いスキン層ができるように成形することが望ましい。マイクロバルーンによって弾性層19の肉厚中に空泡が多数できるので、もしもスキン層がないとその上に載る弾性層20が荒れてしまう。蓄熱層である弾性層20は、高熱伝導性フィラーとしてアルミナを混ぜた先記の付加硬化型液状シリコーンゴム混合物を実施例1の弾性層2Bと同じようにしてリングコート法を用いて弾性層19上に塗布する。そして、1次加硫と2次加硫により加熱硬化させることで成形できる。
このため本発明は、離型層焼成時にローラ外形の熱膨張が大きい場合でも非常に表面性の良い良好な成膜が可能となる。特に弾性層の肉厚が大きく、熱膨張が大きい定着部材、具体的には弾性層の厚みが1mmよりも厚い場合でも極めて良好な離型層の成膜が可能となる。
プライマー層形成直後のプライマー層厚みの測定についても、実施例1と同様にして行うことができる。
次に実施例2の定着ローラとして図7の(b)に示される定着ローラ11の作製方法について具体例をあげて説明する。
次に本発明の実施例2の効果を示すに当たって、プライマー層の塗り方及び層の形態、焼成方法を変えた定着ローラ例を比較例として以下にあげる。
次に上記方法にて作製した本実施例2の定着ローラ各6水準(具体例1〜6)と比較例1〜10の、表面性(凹凸、光沢感、ゴムの熱劣化の有無)及び定着装置に組みこんでカラー画像を加熱定着したときのグロス値を比較した結果を表2に示す。
Claims (15)
- 基材に、少なくとも、弾性層、プライマー層、離型層を順次積層してなる、像加熱定着装置の定着部材であって、前記プライマー層は官能基を含有する結晶性フッ素樹脂を含むフッ素樹脂混合物により構成され、前記離型層は結晶性フッ素樹脂のコート層からなり、前記プライマー層の厚みが850nm以下であることを特徴とする定着部材。
- 前記プライマー層の厚みが360nm以下であることを特徴とする請求項1に記載の定着部材。
- 前記基材は円柱若しくは円筒状の金属剛体部材であり、前記弾性層の厚みは1mm以上5mm以下の範囲内であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の定着部材。
- 前記弾性層の材質はシリコーンゴム乃至フッ素ゴムであることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の定着部材。
- 前記離型層の結晶性フッ素樹脂の融点が、310℃以上であることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の定着部材。
- 請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の定着部材を利用したことを特徴とする像加熱定着装置。
- 基材に、少なくとも、弾性層、プライマー層、離型層を順次積層してなる、像加熱定着装置の定着部材の製造方法であって、前記プライマー層は官能基を含有する結晶性フッ素樹脂を含むフッ素樹脂混合物により構成され、前記離型層は結晶性フッ素樹脂からなり、前記プライマー層の形成工程は、前記弾性層の表面に対して、フッ素樹脂混合物のディスパージョンを塗布する第一の工程と、前記ディスパージョンの塗布層を乾燥させて乾燥プライマー層を形成する第二の工程と、前記乾燥プライマー層の一部を剥離することで薄層化する第三の工程とを有し、前記離型層は、前記第三の工程により薄層化された乾燥プライマー層の表面に対して前記結晶性フッ素樹脂をコーティングして焼成することで形成されることを特徴とする定着部材の製造方法。
- 前記ディスパージョンは、1次粒子径が360nm以下のフッ素樹脂の微小粉体を分散させたものであることを特徴とする請求項7に記載の定着部材の製造方法。
- 前記形成工程により得られたプライマー層の厚みは可視光の波長の下限値以下であることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の定着部材の製造方法。
- 前記プライマー層は、フッ素樹脂プライマーの1次粒子の単一粒子層であることを特徴とする請求項7乃至請求項9の何れか1項に記載の定着部材の製造方法。
- 前記第三の工程は、前記乾燥プライマー層にかきとり部材を押し当てることで行われることを特徴とする請求項7乃至請求項10の何れか1項に記載の定着部材の製造方法。
- 前記第三の工程は、液体洗浄により行われることを特徴とする請求項7乃至請求項10の何れか1項に記載の定着部材の製造方法。
- 前記第三の工程は、前記乾燥プライマー層に空気ないしガスを吹き付けることで行われることを特徴とする請求項7乃至請求項10の何れか1項に記載の定着部材の製造方法。
- 前記焼成は、前記離型層の前記結晶性フッ素樹脂の融点以上の温度となる時間が7分以下の時間であることを特徴とする請求項7乃至請求項13の何れか1項に記載の定着部材の製造方法。
- プライマー層形成後に、プライマー層の表面には、所望の構造色を発現させることでプライマー層の形成状態を管理することを特徴とする請求項7乃至請求項14の何れか1項に記載の定着部材の製造方法。
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