JP2011073168A - 記録装置 - Google Patents

記録装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011073168A
JP2011073168A JP2009224391A JP2009224391A JP2011073168A JP 2011073168 A JP2011073168 A JP 2011073168A JP 2009224391 A JP2009224391 A JP 2009224391A JP 2009224391 A JP2009224391 A JP 2009224391A JP 2011073168 A JP2011073168 A JP 2011073168A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording head
head
recording
liquid
ink
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009224391A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5504795B2 (ja
Inventor
Akira Shinoda
章 篠田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2009224391A priority Critical patent/JP5504795B2/ja
Priority to CN201010299464.9A priority patent/CN102029788B/zh
Priority to US12/892,811 priority patent/US8757773B2/en
Publication of JP2011073168A publication Critical patent/JP2011073168A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5504795B2 publication Critical patent/JP5504795B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/145Arrangement thereof
    • B41J2/155Arrangement thereof for line printing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J25/00Actions or mechanisms not otherwise provided for
    • B41J25/001Mechanisms for bodily moving print heads or carriages parallel to the paper surface
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2202/00Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/14Mounting head into the printer

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

【課題】記録ヘッドの位置調整を行いやすい。
【解決手段】ヘッド2に押圧部材33及び43を当接させ、これらを移動させることによりヘッド2の水平方向に関する位置を調整するヘッド位置調整機構30及び40が設けられている。また、ヘッド2の端部にはインク流路管51及び52が設けられている。インク流路管51及び52はサブタンクユニットに接続される。ヘッド位置調整機構30及び40は、ヘッド2においてインク流路管51及び52が配置された端部とは反対側の端部に配置されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、液体を吐出する記録ヘッドが設けられた記録装置に関する。
液体を吐出する記録ヘッドが設けられた記録装置において、特許文献1のように、記録ヘッドの位置を調整する機構が設けられていることがある。
特開2006−35431号公報
通常、記録ヘッドの近傍には記録ヘッドに液体を供給する手段(液体供給手段)が設けられる。ヘッドの位置を調整する機構である位置調整機構とこれらの液体供給手段を配置関係によっては、液体供給手段が位置調整機構と干渉し、記録ヘッドの位置調整が行いにくくなるおそれがある。
本発明の目的は、記録ヘッドの位置調整を行いやすい記録装置を提供することにある。
本発明の記録装置は、記録媒体に画像を形成するための液体を吐出する複数の吐出口が一方向に沿って配列された吐出面を有する記録ヘッドと、前記一方向に関して前記記録ヘッドの一端部に形成された前記記録ヘッドへの前記液体の供給部と、前記供給部に接続され、前記記録ヘッドへ前記液体を供給する液体供給手段と、前記記録ヘッドに当接した当接部を有し、前記当接部を移動させて前記記録ヘッドの位置を調整する位置調整機構とを備えている。そして、前記位置調整機構が、前記一方向に関して前記記録ヘッドの他端部に配置されている。
本発明の記録装置によると、液体供給手段からの供給部が、複数の吐出口が配列された方向に関する記録ヘッドの一端部に配置されると共に、位置調整機構が他端部に配置される。このため、液体供給手段が位置調整機構と干渉しにくく、記録ヘッドが位置調整しやすい。
また、本発明においては、前記記録ヘッドが、前記一方向に長尺な吐出面を有していてもよい。長尺ヘッドの長手方向の一端に液体供給手段が配置され、距離を隔てて長尺ヘッドの他端に位置調整機構を配置することにより、液体供給手段と位置調整機構とがさらに干渉しにくくなり、記録ヘッドが位置調整しやすいという効果が発揮される。
また、本発明においては、前記記録ヘッドの前記一端部に当該一端部を中心とする回転方向に回転可能に前記記録ヘッドを軸支する回転軸支機構をさらに有し、前記位置調整機構が、前記回転方向に関して前記記録ヘッドの位置を調整することが好ましい。これによると、位置調整機構が回転方向に関して記録ヘッドの位置を調整するように構成されている一方で、その回転方向の中心が記録ヘッドにおいて供給部が設けられた方の一端部に設定されている。このため、位置を調整した際、供給部が大きく移動するのが回避されるので、位置調整が供給部に与える影響が抑制される。
また、本発明においては、前記回転軸支機構が軸支する中心軸周りの回転方向に関して前記記録ヘッドの位置を調整し、前記供給部と液体供給手段とが前記中心軸に沿う方向に接続されていることが好ましい。これによると、供給部と液体供給手段とが中心軸に沿って接続されているので、回転方向に関する位置調整が供給部と液体供給手段との接続部に与える影響が抑制される。
また、本発明においては、前記記録ヘッドが、前記吐出口が開口した吐出面を有しており、前記中心軸が前記吐出面に直交していることが好ましい。これによると、中心軸が吐出面に直交しているので、吐出面に沿って記録ヘッドを回転させる位置調整が可能となる。つまり、吐出面が沿った平面を変えずに記録ヘッドの位置調節が可能となる。
また、本発明においては、前記回転軸支機構は、前記記録ヘッドの前記一端部に当接する第1の基準当接部であり、前記位置調整機構が、前記第1の基準当接部が前記記録ヘッドに当接した箇所を支点として前記記録ヘッドの位置を調整することが好ましい。これによると、第1の基準当接部が記録ヘッドにおいて供給部が設けられた方の一端部に当接して支点となっているので、回転軸がずれるのが抑制されると共に、位置調整が供給部に与える影響も抑制される。
また、本発明においては、前記記録ヘッドの前記一端部に当接する第2の基準当接部が設けられており、前記位置調整機構が、前記記録ヘッドの表面を前記第2の基準当接部に沿わせて移動させつつ前記一方向に関して前記記録ヘッドの位置を調整することが好ましい。これによると、記録ヘッドの長尺方向に関する位置調整が可能になる。また、第2の基準当接部により、位置調整の方向がずれるのが回避される。
また、本発明においては、前記一方向に関して前記記録ヘッドの一端部に形成された前記記録ヘッドからの液体の排出部と、前記排出部に接続され、前記記録ヘッドから前記液体を排出する液体排出手段をさらに有することが好ましい。これによると、供給部と排出部とが記録ヘッドの端部に設けられている場合であっても位置調整機構と干渉しにくくなっているので、記録ヘッドが位置調整しやすい。
また、本発明においては、前記記録ヘッドを取り外し可能に支持する支持部材が装置筐体内の所定位置に固定されており、前記位置調整機構が、前記支持部材に固定されていることが好ましい。これによると、位置調整機構が支持部材に固定されており、記録ヘッドは支持部材に着脱されるので、記録ヘッドを交換するのが容易である。
また、本発明においては、前記記録ヘッドが、前記一方向に長尺な直方体の概略形状を有する本体と、前記一方向に関する前記本体の一端から突出する突出部とを有しており、前記供給部が前記突出部に設けられていることが好ましい。これによると、突出部に供給部が設けられているため、供給部が記録ヘッドの本体から離隔している。このため、液体供給手段と供給部を接続する作業がしやすくなっている。
また、本発明においては、前記液体供給手段が、液体を貯留する液体タンクを有する一体の液体供給ユニットを有しており、前記液体供給ユニットが装置筐体内の所定位置に固定されており、前記供給部と一体に連結されていることが好ましい。これによると、一体の液体供給ユニットが筐体に固定されており、供給部とも一体に連結されるため、液体供給手段と供給部との接続が確実且つ安定である。なお、「一体」とは、柔軟性を有する部分が少ない形態であることを示している。
また、本発明においては、複数の前記記録ヘッドが、前記一方向が互いに平行になり且つ前記位置調整機構が前記一方向に直交する方向に沿って並ぶように配列されていることが好ましい。これによると、位置調整機構が一方向に直交する方向に並んでいるため、複数の記録ヘッドに関して位置調整の作業を行いやすい。
本発明の一実施の形態に係るインクジェットプリンタの内部構成を概略的に示す模式図である。 ヘッド周辺の正面図である。 図3(a)は図2においてフレームやサブタンクユニットを省略したヘッド周辺の平面図である。図3(b)は、図3(a)のB−B線断面図である。 図4(a)は図3(b)の二点鎖線Cに囲まれた部分の拡大図である。図4(b)及び図4(c)は、図4(a)の部分縦断面図である。 図2においてヘッドが取り外された状態の正面図である。 本実施形態の一変形例に係るヘッドの平面図である。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るインクジェットプリンタの内部構成を示す模式図である。図1に示すように、インクジェットプリンタ1は直方体形状の筐体1aを有している。筐体1a内には、4色のインクをそれぞれ吐出する4つのインクジェットヘッド2(本発明における記録ヘッド;以下、ヘッド2とする)及び搬送機構16が配置されている。
筐体1aの天板内面には、ヘッド2や搬送機構16等の動作を制御する制御部99が取り付けられている。天板の上部には、排紙部15が設けられており、ヘッド2から吐出されたインクにより画像が形成された用紙Pが排出される。搬送機構16の下方には、筐体1aに対して着脱可能な給紙トレイ11を含む給紙ユニット1bが配置されている。給紙ユニット1bの下方には、筐体1aに対して着脱可能なインクタンクユニット1cが配置されている。
インクジェットプリンタ1の内部には、図1に示す太矢印に沿って用紙搬送経路が形成されており、用紙Pが給紙ユニット1bから排紙部15に向けて搬送される。給紙ユニット1bは、給紙トレイ11と、給紙ローラ12とを有している。給紙トレイ11は、上方に向かって開口した箱形状を有しており、複数枚の用紙Pが積層された状態で収納される。給紙ローラ12は、給紙トレイ11の最も上方にある用紙Pを送り出す。送り出された用紙Pは、ガイド13a、13bによりガイドされ且つ送りローラ対14によって挟持されつつ搬送機構16へと送られる。
搬送機構16は、2つのベルトローラ6、7と、搬送ベルト9と、テンションローラ10と、プラテン18とを有している。搬送ベルト9は、両ローラ6、7の間に架け渡されるように巻回されたエンドレスのベルトである。テンションローラ10は、搬送ベルト9の下側ループにおいて、その内周面に接触しつつ下方に付勢されており、搬送ベルト9にテンションを付加している。
プラテン18は、搬送ベルト9の内側領域に配置され、ヘッド2と対向する位置において、搬送ベルト9が下方に撓まないように搬送ベルト9を支持している。ベルトローラ7は、駆動ローラであって、その軸に搬送モータからギア等を介して駆動力が与えられることで、図1中時計回りに回転する。ベルトローラ6は、従動ローラであって、ベルトローラ7の回転により搬送ベルト9が走行することによって、図1中時計回りに回転する。
搬送ベルト9の外周面9aは、シリコーン処理が施されることによって粘着性を有している。ベルトローラ6と対向する位置には、ニップローラ4が配置されている。ニップローラ4は、給紙ユニット1bから送り出された用紙Pを搬送ベルト9の外周面9aに押さえ付ける。用紙Pは、その粘着力によって外周面9a上に保持されながら用紙搬送方向(図1中右方であって副走査方向)へと搬送される。
ベルトローラ7と対向する位置には、剥離プレート5が設けられている。剥離プレート5は、用紙Pを外周面9aから剥離する。剥離された用紙Pは、ガイド29a、29bによりガイドされ、且つ二組の送りローラ対28によって挟持されつつ搬送される。そして用紙Pは、筐体1aの上部に形成された排出口22から、筐体1aの天板上面に設けられた排紙部15へと排出される。
4つのヘッド2は、主走査方向に長尺な略直方体形状を有している(図3参照)。これらのヘッド2は、用紙Pの搬送方向に沿って配列されて筐体1aに固定されている。つまり、このプリンタ1はライン式のプリンタであり、搬送方向と主走査方向とは互いに直交する関係にある。ヘッド2は、筐体1aに固定されたヘッド支持フレーム3(本発明における支持部材)に取り外し可能に支持されている(図1、図5参照)。
各ヘッド2の下面は、インクを吐出する複数の吐出口が形成され、吐出面2aを形成している。吐出口は、吐出面2a上に主走査方向に沿って配列されている。4つのインクタンク17には互いに異なる色のインクが貯留されている。インクタンク17からヘッド2へと、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックのインクが供給される。搬送機構16によって搬送された用紙Pが、4つのヘッド2のすぐ下方を通過する際に、用紙Pの上面に向けて吐出面2aから各色のインクが順に吐出される。これにより、用紙Pの上面、すなわち、印刷面に所望のカラー画像が形成される。吐出面2aも主走査方向に長尺な平面となっている。また、用紙Pの全体に画像を形成できるよう、吐出口は用紙Pにおける主走査方向の長さ以上の範囲で吐出面2aの主走査方向に沿って配列されている。
以下、ヘッド2周辺の構成についてより詳細に説明する。以下の説明においては、主走査方向とは反対方向を+X方向、副走査方向を+Y方向、鉛直上方を+Z方向とする。図2に示すように、ヘッド2は、直方体の概略形状を有する本体部2bと、本体部2bの上端から突出する突出部2cとを有している。突出部2cは、本体部2bのX方向に関して一端部(図2の左端)から−X方向(図2の左方)に向かって突出している。なお、本明細書において「端部」とは、部材の一端の近傍からなる部分を示している。
本体部2bは、上下方向に積層された複数の部材の積層体から構成されている。これらの部材のうちの1枚である平板部材8は、図3等に示すように、その他の積層された部材よりX方向に長く構成されている。なお、図3等においては平板部材8のみがその他の積層された部材とは区別して図示されており、その他の部材の図示は省略されている。平板部材8は鉛直方向に沿った4つの側面8a〜8dを有している。このうち、Y方向に沿った2つの側面が側面8a及び8bであり、X方向に沿った2つの側面が側面8c及び8dである。
平面視において本体部2bの周囲にはヘッド支持フレーム3が設けられている。ヘッド支持フレーム3は、水平方向に四方から本体部2bを取り囲んでおり、平板部材8の4つの側面8a〜8dにそれぞれ対向する4つの側壁3a〜3dを有している。本体部2bは、支持部材72によって鉛直方向に関してヘッド支持フレーム3に支持されている。支持部材72は、本体部2bがX方向及びY方向のそれぞれにわずかに移動可能になるような余地を残しつつ本体部2bを支持している。本体部2bは、後述のヘッド位置調整機構30及び40等を介して水平方向に関してヘッド支持フレーム3に支持されている。
本体部2bの内部には、図3(b)に示すように、インク貯留室61が形成されている。インク貯留室61には、下方に向かって延びる複数本のインク流路64の一端が連通しており、各インク流路64の他端は吐出面2aに開口した吐出口に連通している。突出部2cの下面には、鉛直下方に向かってそれぞれ延びるインク流路管51及び52(本発明における供給部及び排出部)が形成されている。インク流路管51及び52の内部にはインク流路62及び63がそれぞれ形成されている。インク流路62はインク流路管51の下端において開口しており、その開口からインク流路管51の内部を突出部2cに向かって鉛直上方に延びている。そして、突出部2cの内部を通って本体部2bへと向かい、インク貯留室61と連通している。また、インク流路63はインク流路管52の下端において開口しており、その開口からインク流路管52の内部を突出部2cに向かって鉛直上方に延びている。そして、突出部2cの内部を通って本体部2bへと向かい、インク流路62とは異なる位置でインク貯留室61と連通している。
また、インク流路管51及び52は、筐体1a内の所定の位置に固定されたサブタンクユニット23(本発明における液体供給ユニット)及び24にそれぞれ連結されている。サブタンクユニット23及び24は、インク流路管51及び52と連結できるようにヘッド支持フレーム3に対して位置合わせされて固定されている。サブタンクユニット23及び24内にはインクを貯留するインク貯留室23a及び24aが形成されている。インク貯留室23aにはインクタンク17からのインクが供給され、インク貯留室24aにはヘッド2から排出されたインクが貯留される。
インク貯留室23a及び24aの上方には、インク流路管51及び52の先端部が挿入される挿入部23b及び24bが形成されている。挿入部23b及び挿入部24bはインク貯留室23a及び24aと連通しており、インク流路管51及び52は、その下端の開口を通じて、内部のインク流路62及び63がインク貯留室23a及び24aと連通している。インク流路管51の外表面は、インク流路管51が挿入部23bに挿入された際、挿入部23bの内表面と密着し、挿入部23bを封鎖するように構成されている。また、インク流路管52の外表面も同様に、インク流路管52が挿入部24bに挿入された際、挿入部24bの内表面と密着し、挿入部24bを封鎖するように構成されている。これによって、インク貯留室23aや24aが外気と連通しないように挿入部23bや24bが封鎖されている。
ヘッド2、サブタンクユニット23及び24間には、インクタンク17からサブタンクユニット23及びインク流路管51を経てヘッド2までのインク供給経路が構築されていると共に、ヘッド2からインク流路管52を経てサブタンクユニット24までのインク排出経路も構築されている。サブタンクユニット23には図示しないインク供給用ポンプが含まれており、インク供給用ポンプによりインク供給経路を介してインクタンク17からヘッド2へとインクが供給される。インクタンク17やサブタンクユニット23を含む構成は本発明の液体供給手段に対応する。また、上記のインク排出経路にはさらに、インク流路管52を介してヘッド2の内部からインクを吸引し、サブタンクユニット24へとインクを強制的に排出させるポンプ(不図示)が接続されている。これにより、ヘッド2内に浸入した気泡などの異物がサブタンクユニット24へとより確実に排出される。これに加えて、ヘッド2からサブタンクユニット24へと排出されたインクをサブタンクユニット23へと再び戻すインク流路が設けられてもよい。サブタンクユニット24やインク排出用のポンプを含む構成は本発明の液体排出手段に対応する。
サブタンクユニット23及び24、インク流路管51及び52並びにヘッド2は、ガスバリア性の高い材料を用いて全体的に硬質に構成されており、サブタンクユニット23及び24からヘッド2までの全体が一体に連結された柔軟性の低い構造を有している。これにより、この部分に柔軟性のあるインクチューブなどの部材が用いられる場合と比べてガスバリア性が高く、インク供給の安定性が高い。また、サブタンクユニット23及び24からヘッド2までインク流路が一体に接続されることとなり、インク流路の接続が確実且つ安定になる。
ヘッド2においてインク流路管51及び52とはX方向に反対側の端部には、ヘッド位置調整機構30及び40が設けられている。ヘッド位置調整機構30及び40はヘッド支持フレーム3に固定されている。ヘッド位置調整機構30及び40を手動で操作することでヘッド2の位置調整を行うことができる。ヘッド位置調整機構30及び40はヘッド2ごとに設けられており、副走査方向に沿って一列に並ぶように主走査方向に関してヘッド2の同じ側に配置されている(図1参照)。これにより、全てのヘッド2の位置調整の手作業を主走査方向に関して同じ側から実施できるので、作業しやすくなっている。
図3(a)に示すように、ヘッド支持フレーム3とヘッド2の間には、ヘッド位置調整機構30及び40による位置調整の基準となる基準当接部70が配置されている。基準当接部70は側壁3dに固定されており、平板部材8の側面8dにおいて主走査方向に関してインク流路管51及び52に最も近い方の端部に当接している。また、ヘッド支持フレーム3の側壁3cには、平板部材8を基準当接部70に向かって付勢する板ばね71が設けられている。板ばね71は、「く」の字形状をしており、一端が側壁3cに固定され、曲折部が側面8cに当接している。そして、側面8cを+Y方向に付勢する状態を保持している。この板ばね71によって、平板部材8の側面8dの図中左端が、常に基準当接部70に当接している。基準当接部70と板ばね71の組み合わせが本発明における回転軸支機構に相当する。
ヘッド位置調整機構30は、図3(a)、(b)に示すように、平板部材8の側面8aを+X方向に付勢する板ばね31を有している。板ばね31は、図3(b)に示すように、「く」の字形状をしており、一端がヘッド支持フレーム3の側壁3aに固定されている。そして、曲折部が側面8aに当接しており、側面8aを+X方向に付勢する状態を保持している。
ヘッド位置調整機構30は、図4(a)の部分断面図である図4(b)に示すように、可動部材32を有している。可動部材32は、角柱の概略形状を有しており、その下部に傾斜面32aが形成されている。傾斜面32aは、+X方向に対して、図4中上方から下方に向かって可動部材32の厚みが薄肉となるように傾斜している。
可動部材32の傾斜面32aの傾斜角度、および、傾斜面32aの図4中上下方向の幅は、後述する押圧部材33を±X方向に移動させる移動量に応じて設定されている。即ち、傾斜面32aの傾斜角度が浅いと、押圧部材33の±X方向への移動量が小さくなり、傾斜面32aの傾斜角度が深いと、押圧部材33の±X方向への移動量が大きくなる。また、傾斜面32aの図4中上下方向の幅が狭いと、押圧部材33の±X方向への移動量が小さくなり、傾斜面32aの図4中上下方向の幅が広いと、押圧部材33の±X方向への移動量が大きくなる。
ヘッド位置調整機構30は、図4(b)に示すように、押圧部材33(本発明における当接部)を有している。押圧部材33は、平板部材8の側面8bと可動部材32の傾斜面32aとの間に配置されており、傾斜面32aに接触した接触面33a、及び、側面8bを押圧する押圧面33bを有している。接触面33aは、傾斜面32aと平行に配置されており、傾斜面32aと面接触している。押圧面33bは、その全域が側面8bに面接触する平面となっている。
ヘッド位置調整機構30は、図4(b)に示すように、±Z方向に可動部材32を移動させる移動機構34を有している。移動機構34は、Z方向に沿って可動部材32の上部に設けられたネジ穴32bと、ネジ穴32bと螺合したネジ36aを下部に有するボルト36と、ボルト36が±Z方向に移動するのを規制する規制部材37とを含んでいる。
ボルト36の上部には、1組のフランジ36bが設けられている。規制部材37は角筒形状を有しており、ヘッド支持フレーム3とヘッド2の間に配置されてヘッド支持フレーム3の側壁3bに固定されている。規制部材37は、角柱形状の可動部材32を囲うことで、可動部材32の回転を規制している。また、規制部材37は、可動部材32が−Z方向に移動可能となるように、可動部材32の下端が通過する開口37aを下部に有している。また、規制部材37は、その上部に、ボルト36が貫通する穴を有し、1組のフランジ36bの間に挟まれた天板37bを有している。
ヘッド位置調整機構30は、図4(a)の部分断面図である図4(c)に示すように、可動部材32と押圧部材33とを互いに係合させる係合機構35を有している。係合機構35は、押圧部材33に設けられたスリット33cと、可動部材32に設けられたピン32cとを含んでいる。スリット33cは、傾斜面32aと平行に延在するように設けられている。ピン32cは、スリット33c内を移動可能となるようにスリット33cに嵌合している。
スリット33cのスリット長は、押圧部材33を±X方向に移動させる移動量に応じて設定されている。即ち、スリット長が短いと、押圧部材33の±X方向への移動量が小さくなり、スリット長が長いと、押圧部材33の±X方向への移動量が大きくなる。傾斜面32aと接触面33aとは、スリット長により規定される押圧部材33の移動範囲内において、互いに接触するように設けられている。
この構成によると、ボルト36を手動で回転させることにより、以下のようにヘッド2のX方向に関する位置を調整できる。ボルト36を回転させると、ボルト36のネジ36aと可動部材32のネジ穴32bとの互いに螺合した部分の長さが変化する。ボルト36は、1組のフランジ36bと天板37bとの係合によって±Z方向に移動するのが規制されているため、ネジ36aとネジ穴32bとの螺合部分の長さが変化する際、可動部材32のみが±Z方向に沿って図4中上下に移動する。具体的には、ネジ36aとネジ穴32bとの螺合部分の長さが減少すると、可動部材32は−Z方向に移動し、ネジ36aとネジ穴32bとの螺合部分の長さが増加すると、可動部材32は+Z方向に移動する。このとき、可動部材32は係合機構35によって押圧部材33と係合しているとともに、角筒形状の規制部材37によって囲われているので、その回転が規制されている。このように、ボルト36を回転させると移動機構34によって可動部材32が±Z方向に移動する。
可動部材32が+Z方向に沿って移動すると傾斜面32aが上方に移動するため、可動部材32において押圧部材33に当接した位置のX方向に関する厚みが小さくなっていく。一方、押圧部材33は平板部材8を介して板ばね31に+X方向に押圧されているため、押圧部材33と平板部材8とは、接触面33aと傾斜面32aとの接触を保持する方向に連動する。したがって、押圧部材33及び平板部材8が共に+X方向に移動する。このとき、可動部材32に設けられたピン32cが押圧部材33のスリット33c内を斜め上方に移動する。これによって、ヘッド2の位置を+X方向に調整できる。
可動部材32が−Z方向に沿って移動すると傾斜面32aが下方に移動するため、可動部材32において押圧部材33に当接した位置のX方向に関する厚みが大きくなっていく。したがって、押圧部材33は−X方向に押圧され、押圧部材33とこれに当接した平板部材8とが板ばね31の付勢力に抗して−X方向に移動する。このとき、可動部材32に設けられたピン32cが押圧部材33のスリット33c内を斜め下方に移動する。これによって、ヘッド2の位置を−X方向に調整できる。
ここで、平板部材8は基準当接部70及び板ばね71によって挟持されているため、側面8dと基準当接部70とが当接した状態を保持しつつ移動する。したがって、平板部材8は側面8dを基準当接部70に沿わせつつ、X方向に沿って移動する。このように、基準当接部70及び板ばね71は、平板部材8をX方向に沿って移動させる案内部材として機能する。
以上の位置調整の際、押圧部材33は側面8bを押圧するのみであり、両者が擦れ合って押圧部材33や第2側面8bが摩耗することがないので、高精度な位置調整が可能になる。また、板ばね31による付勢力はヘッド2を押圧部材33に押し付けるのに十分な大きさが確保されればよい。そこで、板ばね31の付勢力を小さくし、可動部材32の移動を小さな力で行えるようにすることによって、微細な位置調整を容易に行うことができる。これにより、ヘッド2の位置調整を高精度且つ微細に行うことができる。また、傾斜面32aと平行に延在するスリット33cと、このスリット33cに嵌合したピン32cとで、可動部材32と押圧部材33とを互いに係合させることにより、押圧部材33が±X方向から外れた方向に移動しないようにすることができる。
図3(a)に戻って、ヘッド支持フレーム3には、±X方向に対してヘッド2の位置調整を行うヘッド位置調整機構30とは別に、±X方向とは異なる方向に対してヘッド2の位置調整を行うヘッド位置調整機構40がヘッド2毎に固定されている。
ヘッド位置調整機構40は板ばね41及び押圧部材43(本発明における当接部)を有している。板ばね41は「く」の字形状を有しており、一端がヘッド支持フレーム3の側壁3cに固定されている。そして、曲折部が平板部材8の側面8cに当接し、側面8cを+Y方向に付勢する状態を保持している。押圧部材43は、平面視において「コ」の字の形状を有しており、側面8dにおいてX方向に関して板ばね41と同じ位置を−Y方向に押圧している。
ヘッド位置調整機構40は、押圧部材43を移動させる構成として、ヘッド位置調整機構30と同様の構成を有している。つまり、ヘッド位置調整機構30の可動部材32、移動機構34及び規制部材37と同様に、押圧部材43に当接した可動部材、可動部材を±Z方向に移動させる移動機構及び可動部材の回転を規制する規制部材を有している。ただし、ヘッド位置調整機構40側の可動部材は、±Z方向に移動するのに伴って、押圧部材43を±Y方向に移動させる。押圧部材43が±Y方向に移動するのに伴って、板ばね41によって押圧部材43に押し付けられた平板部材8の端部(図3(a)において右端部)が、±Y方向に移動する。一方、平板部材8において押圧部材43が当接した側とは反対側の端部(図3(a)において左端部)が基準当接部70に押し付けられているため、平板部材8は、基準当接部70との当接点を支点として回転する。つまり、この当接点を通る鉛直方向に沿った軸を中心として、弧を描くように移動する。これにより、ヘッド2が、図3(a)に示す±θ方向に位置調整される。±θ方向の回転は吐出面2aに沿った回転であり、吐出面2aを水平方向に沿わせたまま回転させることができる。
そして、ヘッド2を±X方向に位置調整するヘッド位置調整機構30と、ヘッド2を±θ方向に位置調整するヘッド位置調整機構40とを組み合わせることにより、ヘッド2をXY平面上の所望の位置に位置調整することができる。ここで、XY平面とは、X方向とY方向とにより規定される平面である。
プリンタ1の組み立ての際やヘッド交換の際には、ヘッド2は、位置調整機構30及び40が固定されたヘッド支持フレーム3に対して組み付けられたりヘッド支持フレーム3から取り外されたりする。例えば、ヘッド2をヘッド支持フレーム3に組み付ける際は、ヘッド支持フレーム3に対して水平方向にある程度位置合わせをした後、図5に示されるように上方からヘッド2をヘッド支持フレーム3へと移動させる。そして、支持部材72に支持される位置までヘッド2の本体部2bを降下させる。これにより、本体部2bの平板部材8が鉛直方向に関して支持部材72に支持され、水平方向に関して板ばね31、板ばね71、押圧部材33などのヘッド位置調整機構30の各部やヘッド位置調整機構40の各部によって支持される。
一方、インク流路管51及び52は、上方からサブタンクユニット23及び24に接続される。インク流路管51及び52は突出部2cから鉛直下方に向かっているので、ヘッド2を上方からヘッド支持フレーム3へと取り付けるのと同時に、インク流路管51及び52をサブタンクユニット23及び24に連結することができる。インク流路管51及び52は、ヘッド2の本体部2bから突出した突出部2cに設けられており、本体部2bから離隔している。このため、サブタンクユニット23及び24とインク流路管51及び52とを接続する作業がしやすくなっている。
ヘッド2がヘッド支持フレーム3に組み付けられ、インク流路管51及び52もサブタンクユニット23及び24に接続されると、ヘッド位置調整機構30及び40が操作されることによって、ヘッド2の水平位置が微調整される。これによって、ヘッド2が水平方向に所望の位置に配置される。
以上説明した本実施形態によると、サブタンクユニット23及び24に連結されたインク流路管51及び52とはX方向に関して反対側の端部にヘッド位置調整機構30及び40が配置されている。このため、ヘッド2においてサブタンクユニット23及び24との連結部分がヘッド位置調整機構30及び40と干渉しにくく、位置調整しやすい。
また、ヘッド位置調整機構40を用いて±θ方向に関してヘッド2の位置を調整する際、基準当接部70がヘッド2に当接した箇所が回転移動の支点となる。そして、基準当接部70はインク流路管51及び52の近傍に配置されているので、±θ方向に関してヘッド2の位置を調整した際、インク流路管51及び52が大きく移動するのが回避される。したがって、位置調整がインク流路管51及び52とサブタンクユニット23及び24との連結部分に与える影響が抑制される。
また、インク流路管51及び52が鉛直方向、すなわち±θ方向の回転の中心軸に沿っている。仮に、インク流路管51及び52が例えば水平方向に延びている場合、インク流路管51及び52の先端ほど回転軸から離隔することになる。したがって、ヘッド2が±θ方向に回転すると、インク流路管51及び52が先端ほど大きく移動するおそれがある。これに対して、インク流路管51及び52が回転中心軸に沿っていると、インク流路管51及び52の先端が回転軸から離隔しないため、先端が大きく移動するのが抑制される。また、回転中心軸に沿う方向はインク流路管51及び52が着脱される方向と直交する方向であるため、ヘッド2が±θ方向に回転してもインク流路管51及び52がサブタンクユニット23及び24から抜けてしまうことが抑制される。本実施形態ではこのように、位置調整がインク流路管51及び52とサブタンクユニット23及び24との連結部分に与える影響が抑制される。
また、ヘッド位置調整機構30及び40のいずれを用いた位置調整も、基準当接部70がヘッド2に当接した箇所が位置調整の基準となる。このため、位置調整の基準がずれにくく、所望の位置調整が安定して可能となる。
<変形例>
以上は、本発明の好適な実施形態についての説明であるが、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、課題を解決するための手段に記載された範囲の限りにおいて様々な変更が可能なものである。
例えば、上述の実施形態では、ヘッド2の本体部2bから−X方向(主走査方向)に向かって突出する突出部2cが設けられ、そこにインク流路管51及び52が設けられている。しかし、図6のヘッド102のように、本体部2bの端部からY方向(副走査方向)突出した突出部102cが設けられ、そこにインク流路管51及び52が設けられてもよい。この場合にも、ヘッド2においてインク流路管51及び52とは反対側の端部(図中右端)にヘッド位置調整機構30及び40が配置されることにより、位置調整しやすく、インク流路管51及び52とサブタンクユニット23及び24との連結部分に位置調整が影響を与えにくい構成となる。
また、上述の実施形態では、基準当接部70が設けられているが、このような位置調整の基準となる部材が設けられていなくてもよい。例えば、インク流路管51及び52の連結箇所を基準とし、ここを中心とした回転方向の位置調整を行う構成であってもよい。あるいは、基準当接部70のような位置調整の基準となる部材が複数設けられていてもよい。
また、上述の実施形態では、インク流路管51がヘッド2へのインク供給に用いられ、インク流路管52がヘッド2からのインクの排出に用いられている。しかし、インク流路管51及び52の両方を用いてヘッド2へとインクが供給される構成であってもよい。また、上述の実施形態では、ヘッド2からインク流路管51及び52が突き出されているが、サブタンクユニット23及び24からインク流路管が突き出され、ヘッド2に設けられた凹部に挿入される形態であっても良い。
また、上述の実施形態は、ノズルからインクを吐出するインクジェットヘッドに本発明を適用した一例であるが、本発明を適用可能な対象はこのようなインクジェットヘッドに限られない。例えば、導電ペーストを吐出して基板上に微細な配線パターンを形成したり、あるいは、有機発光体を基板に吐出して高精細ディスプレイを形成したり、さらには、光学樹脂を基板に吐出して光導波路等の微小電子デバイスを形成するための、液滴吐出ヘッドに適用することができる。
1 インクジェットプリンタ(プリンタ)
2 インクジェットヘッド(ヘッド)
2a 吐出面
3 ヘッド支持フレーム
23、24 サブタンクユニット
30、40 ヘッド位置調整機構
70 基準当接部

Claims (12)

  1. 記録媒体に画像を形成するための液体を吐出する複数の吐出口が一方向に沿って配列された吐出面を有する記録ヘッドと、
    前記一方向に関して前記記録ヘッドの一端部に形成された前記記録ヘッドへの前記液体の供給部と、
    前記供給部に接続され、前記記録ヘッドへ前記液体を供給する液体供給手段と、
    前記記録ヘッドに当接した当接部を有し、前記当接部を移動させて前記記録ヘッドの位置を調整する位置調整機構とを備えており、
    前記位置調整機構が、前記一方向に関して前記記録ヘッドの他端部に配置されていることを特徴とする記録装置。
  2. 前記記録ヘッドは、前記一方向に長尺な吐出面を有していることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記記録ヘッドの前記一端部に当該一端部を中心とする回転方向に回転可能に前記記録ヘッドを軸支する回転軸支機構をさらに有し、
    前記位置調整機構が、前記回転方向に関して前記記録ヘッドの位置を調整することを特徴とする請求項1又は2に記載の記録装置。
  4. 前記位置調整機構が、前記回転軸支機構が軸支する中心軸周りの回転方向に関して前記記録ヘッドの位置を調整し、
    前記供給部と液体供給手段とが前記中心軸に沿う方向に接続されていることを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
  5. 前記記録ヘッドが、前記吐出口が開口した吐出面を有しており、
    前記中心軸が前記吐出面に直交していることを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
  6. 前記回転軸支機構は、前記記録ヘッドの前記一端部に当接する第1の基準当接部であり、
    前記位置調整機構が、前記第1の基準当接部が前記記録ヘッドに当接した箇所を支点として前記記録ヘッドの位置を調整することを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の記録装置。
  7. 前記記録ヘッドの前記一端部に当接する第2の基準当接部が設けられており、
    前記位置調整機構が、前記記録ヘッドの表面を前記第2の基準当接部に沿わせて移動させつつ前記一方向に関して前記記録ヘッドの位置を調整することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の記録装置。
  8. 前記一方向に関して前記記録ヘッドの一端部に形成された前記記録ヘッドからの液体の排出部と、前記排出部に接続され、前記記録ヘッドから前記液体を排出する液体排出手段をさらに有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の記録装置。
  9. 前記記録ヘッドを取り外し可能に支持する支持部材が装置筐体内の所定位置に固定されており、
    前記位置調整機構が、前記支持部材に固定されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の記録装置。
  10. 前記記録ヘッドが、前記一方向に長尺な直方体の概略形状を有する本体と、前記一方向に関する前記本体の一端から突出する突出部とを有しており、
    前記供給部が前記突出部に設けられていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の記録装置。
  11. 前記液体供給手段が、液体を貯留する液体タンクを有する一体の液体供給ユニットを有しており、
    前記液体供給ユニットが装置筐体内の所定位置に固定されており、前記供給部と一体に連結されていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の記録装置。
  12. 複数の前記記録ヘッドが、前記一方向が互いに平行になり且つ前記位置調整機構が前記一方向に直交する方向に沿って並ぶように配列されていることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の記録装置。
JP2009224391A 2009-09-29 2009-09-29 記録装置 Active JP5504795B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009224391A JP5504795B2 (ja) 2009-09-29 2009-09-29 記録装置
CN201010299464.9A CN102029788B (zh) 2009-09-29 2010-09-27 记录装置
US12/892,811 US8757773B2 (en) 2009-09-29 2010-09-28 Recording apparatus and position adjusting method of recording head

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009224391A JP5504795B2 (ja) 2009-09-29 2009-09-29 記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011073168A true JP2011073168A (ja) 2011-04-14
JP5504795B2 JP5504795B2 (ja) 2014-05-28

Family

ID=43779874

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009224391A Active JP5504795B2 (ja) 2009-09-29 2009-09-29 記録装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8757773B2 (ja)
JP (1) JP5504795B2 (ja)
CN (1) CN102029788B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015523253A (ja) * 2012-07-16 2015-08-13 パダルーマ インク−ジェット−ソリューションズ ゲーエムベーハー ウント コー カー ゲー プリントヘッド調整装置
JP2016032933A (ja) * 2014-07-30 2016-03-10 インカ・デジタル・プリンターズ・リミテッド プリントヘッド取付けシステム
JP2019119182A (ja) * 2018-01-10 2019-07-22 株式会社ミヤコシ ヘッド位置調整機構及びラインヘッド

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5850977B2 (ja) * 2014-04-28 2016-02-03 サトーホールディングス株式会社 プリンタ
JP6074549B2 (ja) * 2014-06-23 2017-02-01 富士フイルム株式会社 記録ヘッド、記録ヘッド調整システム、及び記録ヘッド調整方法
JP6725865B2 (ja) * 2015-10-30 2020-07-22 セイコーエプソン株式会社 液体吐出装置
JP7333927B2 (ja) * 2018-03-16 2023-08-28 コニカミノルタ株式会社 ヘッドモジュール、インクジェット記録装置及びインクジェットヘッドの位置調整方法
CN110497694B (zh) * 2018-05-17 2020-11-20 长声工业股份有限公司 喷墨印刷设备及其方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH106518A (ja) * 1996-06-25 1998-01-13 Canon Inc インクジェット記録装置
JP2003341087A (ja) * 2002-03-19 2003-12-03 Sony Corp 液体カートリッジ、インクカートリッジ、液体吐出ヘッドカートリッジ、インクヘッドカートリッジ、液体吐出装置及びプリンタ装置
JP2006205689A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Olympus Corp 画像形成装置
JP2007090695A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Konica Minolta Holdings Inc ラインヘッド及びインクジェット印画装置
JP2008132795A (ja) * 2008-02-25 2008-06-12 Seiko Epson Corp 印刷ヘッドのキャリッジへの取り付け位置の調整が可能な印刷装置
JP2009078539A (ja) * 2007-09-04 2009-04-16 Ricoh Co Ltd 液体吐出ヘッドユニット及び画像形成装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6357244A (ja) * 1986-08-28 1988-03-11 Toshiba Corp 記録装置
JP2758060B2 (ja) * 1990-04-06 1998-05-25 キヤノン株式会社 インクジェット記録ヘッドユニットおよび該ユニットを搭載したインクジェット記録装置
DE69127301T2 (de) 1990-04-06 1998-02-19 Canon Kk Tintenstrahldruckkopfeinheit und Tintenstrahldrucker
JP4523133B2 (ja) * 2000-08-31 2010-08-11 セイコーインスツル株式会社 記録ユニット及びインクジェット式記録装置
US7270387B2 (en) * 2004-01-30 2007-09-18 Konica Minolta Holdings Inc. Recording head position adjusting structure and inkjet printer provided with said adjusting structure
JP2006035431A (ja) 2004-07-22 2006-02-09 Olympus Corp 画像形成装置およびその画像形成装置の記録ヘッド位置調整装置
JP2007223196A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Konica Minolta Holdings Inc ライン型のインクジェット記録装置のヘッドの位置決め方法及び位置決め装置及びラインヘッド
JP2007276426A (ja) * 2006-04-12 2007-10-25 Fuji Xerox Co Ltd 液滴吐出装置
JP2008062583A (ja) * 2006-09-08 2008-03-21 Olympus Corp 記録ヘッド位置調整構造、記録ヘッド位置調整治具
EP2033791B1 (en) 2007-09-04 2011-06-15 Ricoh Company, Ltd. Liquid ejection head unit and image forming apparatus
CN101456302B (zh) * 2007-12-10 2011-06-22 旭丽电子(广州)有限公司 打印头微调机构

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH106518A (ja) * 1996-06-25 1998-01-13 Canon Inc インクジェット記録装置
JP2003341087A (ja) * 2002-03-19 2003-12-03 Sony Corp 液体カートリッジ、インクカートリッジ、液体吐出ヘッドカートリッジ、インクヘッドカートリッジ、液体吐出装置及びプリンタ装置
JP2006205689A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Olympus Corp 画像形成装置
JP2007090695A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Konica Minolta Holdings Inc ラインヘッド及びインクジェット印画装置
JP2009078539A (ja) * 2007-09-04 2009-04-16 Ricoh Co Ltd 液体吐出ヘッドユニット及び画像形成装置
JP2008132795A (ja) * 2008-02-25 2008-06-12 Seiko Epson Corp 印刷ヘッドのキャリッジへの取り付け位置の調整が可能な印刷装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015523253A (ja) * 2012-07-16 2015-08-13 パダルーマ インク−ジェット−ソリューションズ ゲーエムベーハー ウント コー カー ゲー プリントヘッド調整装置
JP2016032933A (ja) * 2014-07-30 2016-03-10 インカ・デジタル・プリンターズ・リミテッド プリントヘッド取付けシステム
JP2019119182A (ja) * 2018-01-10 2019-07-22 株式会社ミヤコシ ヘッド位置調整機構及びラインヘッド

Also Published As

Publication number Publication date
US8757773B2 (en) 2014-06-24
JP5504795B2 (ja) 2014-05-28
US20110074877A1 (en) 2011-03-31
CN102029788A (zh) 2011-04-27
CN102029788B (zh) 2014-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5504795B2 (ja) 記録装置
US7905583B2 (en) Ink supply system
JP5531856B2 (ja) 位置調整機構及び記録装置
WO2014136439A1 (ja) 液体収容体収容容器、液体供給装置、及び液体噴射装置
JP2009012909A (ja) 画像記録装置
US8256879B2 (en) Self-sealing unit, liquid ejecting head unit and liquid ejecting apparatus
JP5338200B2 (ja) 気泡制御ユニット、液体噴射ヘッド、及び、液体噴射装置
JP2007276289A (ja) キャリッジ取付位置調整機構及び液体噴射装置と記録装置
JP5590303B2 (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP4915427B2 (ja) 液体供給ジョイント、これを使用した液体吐出ヘッド及び記録装置
JP2006255965A (ja) 液体噴射装置
JP2019048396A (ja) インクジェット記録装置
US7905585B2 (en) Liquid ejection apparatus
JP7265421B2 (ja) 液体噴射ヘッドおよび液体噴射記録装置
JP5007586B2 (ja) バルブユニット及び流体噴射装置
JP2016182693A (ja) ヘッド及び液体噴射装置
JP7312383B2 (ja) 液体供給装置及び画像記録装置
JP2007253483A (ja) 液体噴射装置及びその液体噴射装置を備えた記録装置
JP2012183743A (ja) 液体供給装置
JP2012166420A (ja) 液体噴射ヘッドユニットの製造方法、液体噴射ヘッドユニット及び液体噴射装置
JP5839209B2 (ja) 液体供給部材及び液体噴射装置
JP2023065832A (ja) 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置
JP2023162944A (ja) 記録装置及び記録ヘッド
JP2022131361A (ja) 印刷用液体容器及び容器セット
JP5396123B2 (ja) 流体噴射装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120314

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130306

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130312

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130513

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140218

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140303

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5504795

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150