JP5839209B2 - 液体供給部材及び液体噴射装置 - Google Patents
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Description
かかる態様では、受圧部の形状は、液体流路の長さの違いに関係なく、受圧部形成プレートの開口部の形状により規定することができる。これにより、長さが異なる複数の液体流路を形成する場合であっても、同一形状の受圧部を形成することができる。また、各受圧部を同一形状としたので、受圧部の面積が同一となり、各受圧部にかかる大気圧を均等化することができる。これにより、弁体にかかる圧力が弁体ごとにばらつくことが抑制されるため、均等な圧力で液体を供給することができる。
また、複数種類の前記受圧部の面積は、同一であることが好ましい。これにより、各受圧部にかかる大気圧を均等化することができる。
また、前記互いに形状の異なる開口形状は、1枚の前記可撓性部材により封止されることが好ましい。
また、前記可撓性部材が溶着された前記受圧部形成プレートを備えることが好ましい。
また、本発明の他の態様は、前記液体供給部材と、前記液体供給部材の前記液体流路から供給された液体を噴射する液体噴射ヘッド本体と、を備えたことを特徴とする液体噴射装置にある。
かかる態様では、これにより、弁体にかかる圧力が弁体ごとにばらつくことが抑制されるため、均等な圧力で液体噴射ヘッドに液体が供給され、圧力のばらつきによる吐出品質の低下を抑え、高品質な液滴の吐出を行うことができる。
また、上記課題を解決する本発明の他の態様は、ノズル開口から液体を噴射する液体噴射ヘッド本体と、液体が貯留された液体供給源から前記液体噴射ヘッド本体に液体を供給する液体供給部材とを具備し、前記液体供給部材は、フィルターを内包し、前記ノズル開口に連通するフィルター室が一方向に複数配列されたフィルター室群と、前記フィルター室群の各フィルター室に連通して長さが異なる複数の流路用溝部が形成された流路形成部材と、前記流路用溝部の開口を封止して液体流路を形成する可撓性部材と、前記液体流路ごとに形成された開口部を有し、当該各開口部が前記可撓性部材を挟んで前記各液体流路に対向するように前記流路形成部材に配置されることで前記可撓性部材の前記各開口部に露出した一部である受圧部を形成する受圧部形成プレートと、前記各液体流路を閉塞するように付勢部材により付勢されると共に、前記受圧部が前記液体流路内の圧力変動に基づいて変位することにより前記付勢部材の付勢力に抗して前記液体流路を開放する弁体とを具備し、前記受圧部形成プレートの各開口部は、同一形状に形成されていることを特徴とする液体噴射ヘッドにある。
かかる態様では、受圧部の形状は、液体流路の長さの違いに関係なく、受圧部形成プレートの開口部の形状により規定することができる。これにより、長さが異なる複数の液体流路を形成する場合であっても、同一形状の受圧部を形成することができる。また、各受圧部を同一形状としたので、受圧部の面積が同一となり、各受圧部にかかる大気圧を均等化することができる。これにより、弁体にかかる圧力が弁体ごとにばらつくことが抑制されるため、均等な圧力で液体噴射ヘッドに液体を供給することができ、ばらつきによる吐出品質の低下を抑え、高品質な液滴の吐出を行うことができる。
以下、本発明を実施形態に基づいて説明する。まずは、液体噴射装置の一例であるインクジェット式記録装置の概略構成について説明する。なお、以下の説明において、「前後方向」、「左右方向」、「上下方向」をいう場合は図1に矢印で示す前後方向、左右方向、上下方向をそれぞれ示すものとする。
上述した実施形態では、可撓性部材60は流路形成部材50の上面の全面に配設され、流路用溝部51の開口を封止していたが、これに限定されない。本発明では、流路用溝部51の形状に係わらず受圧部形成プレート70の各開口部71を形成して受圧部72の形状を規定することができるので、例えば、流路用溝部51Lにおいて、その開口の一部を受圧部形成プレート70の下面で封止するという構成が可能となる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、勿論、本発明は上述したものに限定されるものではない。例えば、フィルター室44は、フィルター室形成部材40に設けられていたが、このような態様に限らず、例えば、流路形成部材50に一体的に設けられていてもよい。
Claims (5)
- 開口部を有する受圧部形成プレートと、
前記受圧部形成プレートの開口部から一部が露出するように配設されることにより、露出した一部のみにより受圧部を形成する可撓性部材と、
前記受圧部形成プレートに向けた開口形状であって、液体流路を形成する開口形状を有する流路形成部材と、
前記液体流路を閉塞するように付勢部材により付勢され、かつ、前記受圧部が前記液体流路内の圧力変動に基づいて変位することにより前記付勢部材の付勢力に抗して前記液体流路を開放する弁体と、
を備え、
前記流路形成部材の前記開口形状は、互いに形状の異なる開口形状を少なくとも2種類含み、
前記受圧部形成プレートの前記開口部は、前記互いに形状の異なる開口形状に対して、同一形状に形成されている、
ことを特徴とする液体供給部材。 - 複数種類の前記受圧部の面積は、同一であることを特徴とする、請求項1に記載の液体供給部材。
- 前記互いに形状の異なる開口形状は、1枚の前記可撓性部材により封止されることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の液体供給部材。
- 前記可撓性部材が溶着された前記受圧部形成プレートを備えることを特徴とする、請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の液体供給部材。
- 請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の液体供給部材と、
前記液体供給部材の前記液体流路から供給された液体を噴射する液体噴射ヘッド本体と、
を備えたことを特徴とする液体噴射装置。
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