JP5954525B2 - 流路部材、液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 - Google Patents

流路部材、液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 Download PDF

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Description

本発明は流路部材、液体噴射ヘッド及び液体噴射装置に関する。
液体噴射ヘッドのノズルからターゲットに液体を噴射する液体噴射装置としては、例えば、インクジェット式記録ヘッド(以下、単に「記録ヘッド」ともいう)のノズルからインク滴を噴射するインクジェット式記録装置(以下、単に「記録装置」ともいう)が広く知られている。
記録ヘッドは、インクを吐出するヘッド本体と、インクカートリッジ等のインク貯留手段からインクが供給され、そのインクを該ヘッド本体に供給する流路部材とから構成されたものがある。この流路部材には、例えば、ヘッド本体に供給されるインクの圧力を所定の範囲となるように調整するための圧力調整手段が設けられたものがある。
圧力調整手段としては、例えば、溝状流路の開口をフィルムで封止して圧力室を形成し、この圧力室内部の圧力変動により、圧力室に連通する連通路を弁体で開閉するように構成したものがある(特許文献1参照)。
弁体には、連通路の開口縁部に当接するシール部材が設けられている。このようなシール部材により、弁体で連通路を確実に閉じることができる。
特開2008−230196号公報
しかしながら、圧力室内の圧力変動により弁体が連通路を開閉するたびに、連通路の開口縁部にインクが徐々に堆積してしまう。インクの堆積が進むと、弁体の開閉動作が不安定になる。例えば、圧力室内部の圧力変動の程度が同じであっても、インクの堆積量に応じて弁体が開く程度が異なってしまう。このため、ヘッド本体へのインクの供給が不安定になり、インクの吐出特性が変動し、印刷品質が低下してしまう。また、さらにインクの堆積が進むと、弁体が連通路を閉じた状態であっても、シール部材によるシールが不完全になる。この場合、意図しないタイミングでヘッド本体のノズルからインクが吐出されてしまう虞がある。
なお、このような問題は、インクジェット式記録ヘッド用の流路部材に限らず、インク以外の液体を他の部材に供給する流路部材においても同様に存在する。また、このような問題は、インクジェット式記録ヘッドに限らず、インク以外の液体を噴射する液体噴射ヘッド及び液体噴射装置においても同様に存在する。
本発明は、上記事情に鑑み、圧力室に連通する連通路の開口縁部に液体が堆積することを抑えることで弁体の開閉動作を安定化し、液体の供給を安定的に行うことができる流路部材、該流路部材を用いて液体の吐出特性が安定した液体噴射ヘッド及び液体噴射装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の態様は、液体が流通する液体流路と、前記液体流路の一部を構成する溝状流路及び該溝状流路に連通する連通路と、前記溝状流路の開口を封止して該溝状流路とで圧力室を形成するとともに、該圧力室内の圧力変動で撓み変形する可撓性部材と、前記連通路に挿通される軸部及び該軸部に設けられた弁本体を有し、前記弁本体が前記連通路を閉じた閉弁状態及び前記弁本体が前記連通路から離れた開弁状態となることが可能であり、閉弁状態となるように付勢された弁体と、前記可撓性部材の前記圧力室側への変位に伴い該可撓性部材から押圧力を受けて変位することで、前記弁体が開弁状態となる方向に前記軸部を押圧可能な受圧部材とを備え、前記弁本体には、前記連通路の開口縁部に接するシール部材が設けられ、前記シール部材には、前記弁体の閉弁状態において前記開口縁部をシールした際に溶出し、液体に対して撥水性を有する撥水樹脂が含まれ、前記撥水樹脂は、シリコーンオイル又はフッ素樹脂であることを特徴とする流路部材にある。
かかる態様では、シール部材は撥水樹脂を含んで形成され、弁体の開閉動作に伴い、シール部材に対向する開口縁部に撥水樹脂が付着する。このため、開口縁部に液体が付着することが抑制される。これにより、流路部材は、弁体の開閉動作にばらつきを生じさせず、弁体の動作を安定化することができ、液体を安定的に供給することができる。また、撥水性を有する撥水樹脂としてシリコーンオイル又はフッ素樹脂を用いることができる。
ここで、前記連通路の開口縁部の表面は、撥水処理されていることが好ましい。これによれば、より確実に開口縁部に液体が固着することを防止することができる。
また、前記弁体と前記シール部材とは二色成形されていることが好ましい。これによれば、シール部材の接合強度が向上した弁体が得られる。
また、前記弁体と前記シール部材とが一体成形されていることが好ましい。これによれば、弁体の製造を簡略化することができる。
また、本発明の他の態様は、上記態様の流路部材と、前記流路部材から供給された液体を吐出するヘッド本体とを備えることを特徴とする液体噴射ヘッドにある。
かかる態様では、液体の吐出特性が安定した液体噴射ヘッドが提供される。
さらに、本発明の他の態様は、上記態様の液体噴射ヘッドを備えることを特徴とする液体噴射装置にある。
かかる態様では、液体の吐出特性が安定した液体噴射装置が提供される。
上記課題を解決する本発明の他の態様は、液体が流通する液体流路と、前記液体流路の一部を構成する溝状流路及び該溝状流路に連通する連通路と、前記溝状流路の開口を封止して該溝状流路とで圧力室を形成するとともに、該圧力室内の圧力変動で撓み変形する可撓性部材と、前記連通路に挿通される軸部及び該軸部に設けられた弁本体を有し、前記弁本体が前記連通路を閉じた閉弁状態及び前記弁本体が前記連通路から離れた開弁状態となることが可能であり、閉弁状態となるように付勢された弁体と、前記可撓性部材の前記圧力室側への変位に伴い該可撓性部材から押圧力を受けて変位することで、前記弁体が開弁状態となる方向に前記軸部を押圧可能な受圧部材とを備え、前記弁本体には、前記連通路の開口縁部に接するシール部材が設けられ、前記シール部材には、前記弁体の閉弁状態において前記開口縁部をシールした際に溶出する撥水樹脂が含まれていることを特徴とする流路部材にある。
かかる態様では、シール部材は撥水樹脂を含んで形成され、弁体の開閉動作に伴い、シール部材に対向する開口縁部に撥水樹脂が付着する。このため、開口縁部に液体が付着することが抑制される。これにより、流路部材は、弁体の開閉動作にばらつきを生じさせず、弁体の動作を安定化することができ、液体を安定的に供給することができる。
ここで、前記連通路の開口縁部の表面は、撥水処理されていることが好ましい。これによれば、より確実に開口縁部に液体が固着することを防止することができる。
また、前記弁体と前記シール部材とは二色成形されていることが好ましい。これによれば、シール部材の接合強度が向上した弁体が得られる。
また、前記弁体と前記シール部材とが一体成形されていることが好ましい。これによれば、弁体の製造を簡略化することができる。
また、前記撥水樹脂は、シリコンオイル又はフッ素樹脂であることが好ましい。これによれば、撥水性を有する撥水樹脂としてシリコンオイル又はフッ素樹脂を用いることができる。
また、本発明の他の態様は、上記態様の流路部材と、前記流路部材から供給された液体を吐出するヘッド本体とを備えることを特徴とする液体噴射ヘッドにある。
かかる態様では、液体の吐出特性が安定した液体噴射ヘッドが提供される。
さらに、本発明の他の態様は、上記態様の液体噴射ヘッドを備えることを特徴とする液体噴射装置にある。
かかる態様では、液体の吐出特性が安定した液体噴射装置が提供される。
インクジェット式記録装置の平面図である。 流路部材(カバー部材を取り外した状態)の平面図である。 第1流路部材の平面図である。 図2のA−A線断面図である。 弁体の平面図及び断面図である。 弁体の開閉動作を示す要部断面図である。 弁体収容室側から連通路を見た平面図及びそのA−A’線断面図である。 弁体収容室側から連通路を見た平面図及びそのA−A’線断面図である。
以下に本発明を実施形態に基づいて詳細に説明する。インクジェット式記録ヘッドは液体噴射ヘッドの一例であり、単に記録ヘッドとも言う。また、インクジェット式記録装置は液体噴射装置の一例である。さらに、「前後方向」、「左右方向」、「上下方向」という場合は各図の「前」「右」「上」と表示された各矢印で示す方向をそれぞれ示すものとする。
図1は、インクジェット式記録装置の平面図である。図1に示すように、インクジェット式記録装置11は平面視矩形状をなす本体フレーム12を備えている。この本体フレーム12内にはプラテン13が主走査方向となる左右方向に沿って延設されている。プラテン13上には、図示しない紙送り機構により記録用紙(図示略)が副走査方向となる前後方向に沿って給送されるようになっている。また、本体フレーム12内におけるプラテン13の上方には、プラテン13の長手方向(左右方向)と平行に延びる棒状のガイド軸14が架設されている。
ガイド軸14には、キャリッジ15がガイド軸14に沿って往復移動可能な状態で支持されている。キャリッジ15は、本体フレーム12の後壁内面に設けられた一対のプーリー16a間に掛装された無端状のタイミングベルト16を介して本体フレーム12の背面に設けられたキャリッジモーター17に連結されている。これにより、キャリッジ15は、キャリッジモーター17の駆動によってガイド軸14に沿って往復移動されるようになっている。
キャリッジ15におけるプラテン13と対向する下端側には、記録ヘッド18が支持されている。記録ヘッド18は、インクを噴射するヘッド本体19と、インクカートリッジ22からのインクをヘッド本体19に供給する流路部材30とを具備している。
ヘッド本体19の下面には図示しない複数のノズルが開口しており、ヘッド本体19内に設けられた図示しない圧電素子を駆動することにより、各ノズルからプラテン13上に給送された記録用紙(図示略)にそれぞれインク滴が噴射されることで印刷が行われるようになっている。
本体フレーム12内の右端部にはカートリッジホルダー21が設けられており、カートリッジホルダー21には液体供給源としての複数のインクカートリッジ22がそれぞれ着脱自在に装着されている。本実施形態ではインクカートリッジ22は5個設けられている。各インクカートリッジ22には、互いに種類(色)の異なるインクが収容されている。
カートリッジホルダー21に装着された各インクカートリッジ22は、各インク供給チューブ24を介して流路部材30に接続されている。流路部材30は、各インクカートリッジ22から各インク供給チューブ24を介して供給される各色のインクをそれぞれ一時貯留するようになっており、個別に一時貯留した各色のインクはそれぞれヘッド本体19に供給されるようになっている。
本体フレーム12内における右端部寄りの位置であって、キャリッジ15のホームポジション領域には、ヘッド本体19のクリーニング等のメンテナンスを行うためのメンテナンスユニット26が設けられている。このメンテナンスユニット26は、ヘッド本体19の各ノズルの開口を囲うように該ヘッド本体19に当接したり各ノズルの開口からフラッシングによって吐出されるインクを受容したりするためのキャップ27と、キャップ27内を吸引可能な吸引ポンプ(図示略)とを備えている。
そして、ヘッド本体19の各ノズルの開口を囲うようにヘッド本体19にキャップ27を当接した状態でキャップ27内を吸引ポンプ(図示略)によって吸引することで、各ノズルの開口から増粘したインクや気泡などをキャップ27内に強制的に排出させる、いわゆるクリーニングが行われるようになっている。
図2は、本実施形態に係る流路部材(カバー部材及びフィルムを取り外した状態)の平面図であり、図3は、本実施形態に係る第1流路部材40の平面図であり、図4は、図2のA−A線断面図である。
これらの図に示すように、流路部材30は、有底四角箱状をなす保持部材31と、保持部材31の上部開口を封止可能なカバー部材32と、保持部材31内部に収納された第1流路部材40及び第2流路部材50とを備えている。
保持部材31の内底面と第1流路部材40の下面、第1流路部材40の上面と第2流路部材50の下面、及び保持部材31の上面とカバー部材32の下面は、それぞれ互いに接着剤によって接着されている。なお、保持部材31、カバー部材32、第1流路部材40、第2流路部材50は、剛性を有するとともに液体を透過しない合成樹脂によって構成されている。
図3に示すように、第1流路部材40の上面における前端側(前方向の端部)には、複数のフィルター室凹部41が設けられている。本実施形態では、用いるインクの種類に応じて5つのフィルター室凹部41を左右方向に並設してある。
また、第1流路部材40の内底面における後端側(後方向の端部)には、弁体90(詳細は後述する)が配設される弁体用凹部43が左右方向に並設されている。本実施形態では、1つのフィルター室凹部41につき1つの弁体用凹部43が設けられ、合計5つの弁体用凹部43が左右方向に並設されている。
図2〜図4に示すように、第1流路部材40の上面に第2流路部材50が積層されることで、フィルター室44及び弁体収容室46が形成されている。
フィルター室44は、各フィルター室凹部41と、第2流路部材50とで囲まれて形成された空間であり、本実施形態では5つのフィルター室44が形成されている。また、弁体収容室46は、弁体用凹部43と、第2流路部材50とで囲まれて形成された空間であり、本実施形態では5つの弁体収容室46が形成されている。
フィルター45は、フィルター室凹部41の開口形状と略同一形状であり、フィルター室凹部41のインクが流れる上下方向を横断するように配設されている。フィルター45により、上流側から流入する各インク中に含まれる異物などが除去される。なお、フィルター45は、金属を細かく編み込んで形成したものであってもよいし、微細な単孔が設けられた金属板や不織布等であってもよい。
各フィルター室44の底面には、フィルター45で異物等が除去されたインクを、下流側に位置するヘッド本体19(図1参照)側へ流出させるための流出孔47が開口している。流出孔47は、保持部材31の底面に形成された貫通孔である連通孔33に連通しており、連通孔33を介してインクがヘッド本体19へ流出する。
また、第1流路部材40には、インク供給チューブ24(図1参照)から供給されるインクが導入されるインク導入路48が形成されている。インク導入路48の一方の開口は、第1流路部材40の上面に形成され、他方の開口は、弁体収容室46の底面に形成されている。
第2流路部材50の上面には、流路部材30に形成される液体流路の一部を構成する溝状流路51が前後方向に5つ延設されている。本実施形態では、前後方向の長さを略同一にした5つの溝状流路51が設けられている。
溝状流路51は、第2流路部材50の弁体収容室46に対向する領域から、フィルター室44に対向する領域にまで延設されている。溝状流路51の後端側は、弁体収容室46に連通路52を介して連通している。溝状流路51の前端側は、フィルター室44に連通路55を介して連通している。
第2流路部材50の上面には、可撓性を有する合成樹脂製のフィルム(可撓性部材)60が設けられている。
フィルム60は、溝状流路51の上部開口を封止しており、このフィルム60と溝状流路51とで形成された空間は圧力室53とされる。フィルム60の溝状流路51に対向する領域、すなわち、圧力室53の一面を構成する領域を、受圧部61と称する。各溝状流路51の開口形状は、それぞれ同一形状としたので、受圧部61の形状も同一となっている。フィルム60の受圧部61は、大気と圧力室53内の気圧との差で撓み変形する。圧力室53内が大気に対して負圧になることで、受圧部61は、圧力室53の内部側に撓む。
本実施形態では、フィルム60は、第2流路部材50の上面全体を覆う一枚のフィルムである。フィルム60は、第2流路部材50の上面のうち溝状流路51の開口縁部に、接着剤70で接着されている。もちろん、開口縁部のみならず、フィルム60は第2流路部材50の上面全体に接着剤で接着されていてもよい。なお、フィルム60は、一枚で形成する必要はなく、溝状流路51ごとに形成してもよい。
上述したように、流路部材30には、インク導入路48、弁体収容室46、連通路52、圧力室53、連通路55、フィルター室44、流出孔47、及び連通孔33から構成される液体流路が設けられている。各インク供給チューブ24(図1参照)から供給されたインクは、流路部材30の液体流路を流通してヘッド本体19に供給される。なお、連通路52は、請求項にいう溝状流路(圧力室)に連通した連通路に相当する。
第2流路部材50と、フィルム60との間には、受圧部材80が配設されている。受圧部材80は、フィルムの圧力室53側への変位に伴い、フィルムから押圧力を受けて変位し、後述する弁体90を押圧するものである。
具体的には、受圧部材80は、5つの作動板81と、各作動板81が共通して接続される基端部82とから構成されている。受圧部材80の材料は特に限定されないが、本実施形態では、適度な弾力性を有するステンレス製の1枚の薄板から形成されている。作動板81は、その幅が圧力室53の幅よりも若干狭い程度に形成され、前後方向に長尺に形成されている。
受圧部材80は、基端部82で第2流路部材50の上面に接着されるとともに、その上面がフィルム60に覆われている。そして、受圧部材80の基端部82が第2流路部材50とカバー部材32とに挟持されている。また、各作動板81は、平面視において受圧部61に対向するように配置され、溝状流路51の底部からは離間している。すなわち、受圧部材80は、基端部82が固定端、作動板81が自由端である片持ち梁構造となっている。
受圧部材80の下方には、弁体90が設けられている。弁体90は、圧力室53にインクが流入しない閉弁状体及び圧力室53にインクが流入する開弁状体となることが可能に構成され、閉弁状体となるように付勢されている。
図4〜図6を用いて弁体90を具体的に説明する。図5は、弁体の平面図及び断面図、図6は、弁体の開閉動作を示す要部断面図である。
図4に示すように、弁体90は、円柱状に形成された軸部91と、円板状に形成された鍔部92と、シール部材93とを備えている。鍔部92は、請求項の弁本体の一例である。軸部91の外径は、連通路52の内径よりも小さく形成され、連通路52に挿通されている。また、鍔部92の外径は、連通路52の内径よりも大きく形成され、弁体収容室46内に配置されている。軸部91の下端は鍔部92の上面における中心に連結され、軸部91の上端は作動板81の下面に当接している。弁体90の材質は特に限定されないが、例えば合成樹脂から形成することができる。また、軸部91と鍔部92とは一体的であってもよいし、別部材として形成し、それらを接合したものであってもよい。
なお、フィルム60と作動板81とは常時当接している必要は無く、フィルム60の変位に伴い作動板81を押圧する構成であればフィルム60と作動板81とは離間していてもよい。同様に、作動板81の変位に伴い弁体90を押圧する構成であれば、作動板81と弁体90とは、常時当接している必要は無く、離間していてもよい。
図5に示すように、鍔部92の上面には、シール部材93が固着されている。シール部材93は、軸部91を囲むように切れ目なく連続し、かつ軸部91を中心とした円環状に形成されている。また、シール部材93の高さ(鍔部92の上面からの高さ)は、均一になっている。
シール部材93は、主として弾性材料から形成され、弁体90が閉弁状態であるときに、連通路52の開口縁部52a(図4参照)に接し、鍔部92と開口縁部52aとの間をシールするものである。なお、シール部材93の材質等についての詳細は後述する。
また、図4、図5(b)に示すように、鍔部92の下面と弁体収容室46の底面との間には付勢部材の一例であるコイルばね94が介装されている。コイルばね94の一端は、弁体収容室46の底面に固定され、他端は、鍔部92の下面に設けられた溝95に嵌合されている。これにより、弁体90全体は、コイルばね94の伸縮に伴い上下動が可能になっている。
このように構成された弁体90の開閉動作を説明する。図6(a)に示すように、コイルばね94は、弁体90を常に閉弁状態となる方向である上方に向かって付勢するようになっている。そして、この弁体90の閉弁状態では、シール部材93が連通路52を囲んだ状態で連通路52の開口縁部52aに密着して連通路52が閉鎖された状態、すなわち弁体収容室46内と圧力室53内とが非連通状態になっている。上述したように、シール部材93は主として弾性材料から形成されている。このため、シール部材93は、その弾性により開口縁部52aに密着するので、確実に上記非連通状態が保たれるようになっている。
初期充填もしくは以前のインクの吐出により、インクが液体流路に供給された状態で、ヘッド本体19(図1参照)から各インクが噴射されると、各圧力室53内のインクが減少する。これにより、大気圧との差圧により各圧力室53は負圧となり、受圧部61(図4参照)が圧力室53側(下側)に撓むように変位する。受圧部61に押圧されて各作動板81(図4参照)が弾性変形し、さらに作動板81に押圧されて各弁体90が押し下げられる。
図6(b)に示すように、弁体90が、圧力コイルばね94の付勢力に抗して押し下げられると、弁体90が開弁状態となる。すなわち、シール部材93が開口縁部52aから離間することで、弁体90が開弁される。そして、弁体90が開弁状態にある場合には、連通路52が開放された状態、すなわち、弁体収容室46内と圧力室53内とが連通状態になっている。
弁体90が開弁状態であると、各弁体収容室46のインクが連通路52を介して各圧力室53内に流れ込む。そして、各圧力室53内にそれぞれインクが十分に補充されると、各圧力室53内の負圧が解消されて各受圧部61及び各作動板81が元の位置に戻るとともに、各コイルばね94の付勢力により各弁体90がそれぞれ閉弁状態となり、各圧力室53は常に一定の圧力に保たれる。
ここで、シール部材93について詳細に説明する。シール部材93は、弾性材料と、撥水樹脂とを含み形成されている。弾性材料としては、エラストマを挙げることができる。もちろん、エラストマに限定されず、鍔部92や軸部91など弁体90を形成する樹脂よりも低弾性率の樹脂を用いることもできる。
一方、撥水樹脂としては、シリコンオイル又はフッ素樹脂を挙げることができる。シリコンオイル及びフッ素樹脂は、何れも、インク(液体)に対して撥水性を有するものである。撥水樹脂は、弾性材料に混練され、シール部材93として成型される。このような撥水樹脂は、シール部材93に掛かる圧力により、外部に溶出する性質を有している。
また、撥水樹脂は、インクとの接触角が60度以上であることが好ましい。本発明に係る撥水樹脂は、少なくとも、第2流路部材50の弁体90側の表面、すなわちシール部材93に対向する開口縁部52aの表面の接触角と同等以上の接触角を有することが好ましい。
このような弁体90は、例えば、合成樹脂からなる軸部91及び鍔部92と、弾性材料及び撥水樹脂からなるシール部材93とを二色成形により形成することができる。これにより、シール部材93と鍔部92との接合強度が向上した弁体90が得られる。また、弁体90は、このような形態に限定されず、他にも、弾性材料及び撥水樹脂を原料として、軸部91、鍔部92及びシール部材93を一体的に成形してもよい。これにより、弁体90の製造を簡略化することができる。もちろん、シール部材93と鍔部92とを別々に形成し、シール部材93を鍔部92に接合させて弁体90としてもよい。また、シリコンオイル、フッ素樹脂はそれぞれ単独で弾性材料に混練してもよいし、これらを組み合わせて弾性材料に混練してもよい。
このようなシール部材93により、開口縁部52aにインクが堆積することを抑制できることについて詳細に説明する。図7(a)は、弁体収容室46側から圧力室53に連通する連通路52を見た平面図であり、図7(b)は、図7(a)のA−A’線断面図である。
図7(a)及び図7(b)に示すように、弁体90(図4〜図6参照)の開閉動作により、開口縁部52aにシール部材93(図5参照)が当接する。上述したようにシール部材93は撥水樹脂を含み形成され、この撥水樹脂はシール部材93に掛かる圧力で外部に溶出する。したがって、コイルばね94による付勢力で開口縁部52aに押圧されたシール部材93からは、撥水樹脂が溶出する。この溶出した撥水樹脂は、開口縁部52a側に付着する。
以降、弁体90が開閉動作を繰り返すたびにシール部材93から溶出した撥水樹脂が開口縁部52aに付着し続ける。この結果、開口縁部52aには、シール部材93から溶出した撥水樹脂が円環状のシール部材93と同形状に付着する。この開口縁部52aに付着した撥水樹脂を付着樹脂96と称する。
このように開口縁部52aのシール部材93と対向する領域は、円環状に付着樹脂96が形成される。この付着樹脂96、すなわち撥水樹脂はインクに対して撥水性を有しているので、開口縁部52aの表面が撥水樹脂により撥水処理されたと同等の作用が生ずる。このように開口縁部52aの表面が撥水樹脂で覆われるため、開口縁部52aの表面にインクが固着することを防止することができる。
仮に、シール部材93に撥水樹脂が含まれていない場合は、図8に示すように開口縁部52aにはインクが堆積してしまう。この堆積したインクを堆積インク97と称する。図8(a)は、弁体収容室46側から圧力室53に連通する連通路52を見た平面図であり、図8(b)は、図8(a)のA−A’線断面図である。
図8(a)及び図8(b)に示すように、弁体90の開閉動作により、シール部材93が開口縁部52aに接触し、また、離れることを繰り返すと、開口縁部52aには撥水性が付与されていないため、インクが徐々に固着し始める。さらに弁体90の開閉動作が繰り返されると、インクは、比較的厚く狭く堆積する。
このため、弁体90の開閉動作にばらつきが生じる。例えば、圧力室53内部の圧力変動の程度が同じであっても、堆積インク97が比較的厚く形成されているので、弁体90が開く程度が異なってしまう。この結果、ヘッド本体19へのインクの供給が不安定になり、インクの吐出特性が変動し、印刷品質が低下してしまう。また、さらにインクの堆積が進むと、図8(b)に示すように、堆積インク97の厚さのばらつきが顕著となり、弁体90が連通路を閉じた状態であっても、シール部材93によるシールが不完全になる。この場合、弁体収容室46から圧力室53にインクが流入し、意図しないタイミングでヘッド本体19のノズルからインクが吐出されてしまう虞がある。
一方、上述したように、本発明に係る流路部材30では、シール部材93は撥水樹脂を含んで形成されているため、弁体90の開閉動作に伴いシール部材93に対向する開口縁部52aに撥水樹脂が付着する。このため、図7に示したように、開口縁部52aにインクが付着することが抑制される。したがって、弁体90の開閉動作に対する堆積インク97の影響をほとんど無くすことができる。
これにより、流路部材30は、弁体90の開閉動作にばらつきを生じさせず、弁体90の動作を安定化することができ、ヘッド本体19にインクを安定的に供給することができる。
そして、このような流路部材30とヘッド本体19とを備えた記録ヘッド18及びインクジェット式記録装置11によれば、上述したように流路部材30により安定的にインクがヘッド本体19に供給されるので、各液体流路を経由してノズルから吐出されるインクの吐出速度や、吐出されたインク滴の重量にばらつきが生じることを抑制することができる。このようにインクの吐出特性が向上することで、高品質な印刷を行うことができる記録ヘッド18及びインクジェット式記録装置11が提供される。
また、本発明に係る流路部材30は、シール部材93に撥水樹脂が含まれることで、シール部材93に対向する第2流路部材50の開口縁部52aに撥水処理を行うことを不要とすることができる。
例えば、第2流路部材50の開口縁部52aのみに撥水処理を行うことは、撥水処理を行わない部分にマスクをする必要がある。この場合、第2流路部材50を形成する工程について、第2流路部材50にマスクを施す処理と撥水処理とが新たに必要となってしまう。一方、マスクを施す処理を省略して、開口縁部52aの表面を含む第2流路部材50の全面に撥水処理を行うと、不必要な部分まで撥水処理がされてしまう。
本発明では、シール部材93に対向する第2流路部材50の開口縁部52aに撥水処理を行うことが不要となるので、流路部材30の形成に係るコストや手間を削減することができる。
なお、シール部材93に対向する第2流路部材50の開口縁部52aに撥水処理を行ってもよい。この場合、開口縁部52aに予め施された撥水処理と、シール部材93から溶出した撥水樹脂が開口縁部52aに付着することにより、より確実に開口縁部52aにインクが固着することを防止することができる。
〈他の実施形態〉
本発明に用いられるインクは、特に限定されず、染料系インク・顔料系インクのどちらでも本発明を適用できる。また、インク以外の液体を用いる場合であっても、弁体90の開弁・閉弁により連通路52の開口縁部52aに堆積するような液体であれば本発明を適用することができる。
また、上述した実施形態では、シール部材93の形状は円環状であったがこれに限定されない。すなわち、シール部材93は、軸部91を囲むように切れ目なく連続し、かつ軸部91を中心とした形状であればよい。
また、上述したインクジェット式記録装置11では、記録ヘッド18がキャリッジ15に搭載されて主走査方向に移動するものを例示したが、特にこれに限定されない。例えば、記録ヘッド18が固定されて、紙等の記録シートを副走査方向に移動させるだけで印刷を行う、所謂ライン式記録装置にも本発明を適用することができる。
なお、上記各実施形態においては、液体噴射ヘッドの一例としてインクジェット式記録ヘッドを、また液体噴射装置の一例としてインクジェット式記録装置を挙げて説明したが、本発明は、広く液体噴射ヘッド及び液体噴射装置全般を対象としたものであり、インク以外の液体を噴射する液体噴射ヘッドや液体噴射装置にも勿論適用することができる。その他の液体噴射ヘッドとしては、例えば、プリンター等の画像記録装置に用いられる各種の記録ヘッド、液晶ディスプレイ等のカラーフィルターの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレイ、FED(電界放出ディスプレイ)等の電極形成に用いられる電極材料噴射ヘッド、バイオchip製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等が挙げられ、かかる液体噴射ヘッドを備えた液体噴射装置にも適用できる。
11 インクジェット式記録装置(液体噴射装置)、 18 インクジェット式記録ヘッド(液体噴射ヘッド)、 19 ヘッド本体、 30 流路部材、 31 保持部材、 32 カバー部材、 40 第1流路部材、 46 弁体収容室、 50 第2流路部材、 51 溝状流路、 52 連通路、 52a 開口縁部、 53 圧力室、 61 受圧部、 70 接着剤、 80 受圧部材、 81 作動板、 90 弁体、 91 軸部、 92 鍔部、 93 シール部材

Claims (6)

  1. 液体が流通する液体流路と、
    前記液体流路の一部を構成する溝状流路及び該溝状流路に連通する連通路と、
    前記溝状流路の開口を封止して該溝状流路とで圧力室を形成するとともに、該圧力室内の圧力変動で撓み変形する可撓性部材と、
    前記連通路に挿通される軸部及び該軸部に設けられた弁本体を有し、前記弁本体が前記連通路を閉じた閉弁状態及び前記弁本体が前記連通路から離れた開弁状態となることが可能であり、閉弁状態となるように付勢された弁体と、
    前記可撓性部材の前記圧力室側への変位に伴い該可撓性部材から押圧力を受けて変位することで、前記弁体が開弁状態となる方向に前記軸部を押圧可能な受圧部材とを備え、
    前記弁本体には、前記連通路の開口縁部に接するシール部材が設けられ、
    前記シール部材には、前記弁体の閉弁状態において前記開口縁部をシールした際に溶出し、液体に対して撥水性を有する撥水樹脂が含まれ
    前記撥水樹脂は、シリコーンオイル又はフッ素樹脂である
    ことを特徴とする流路部材。
  2. 請求項1に記載する流路部材において、
    前記連通路の開口縁部の表面は、撥水処理されている
    ことを特徴とする流路部材。
  3. 請求項1又は請求項2に記載する流路部材において、
    前記弁体と前記シール部材とは二色成形されている
    ことを特徴とする流路部材。
  4. 請求項1又は請求項2に記載する流路部材において、
    前記弁体と前記シール部材とが一体成形されている
    ことを特徴とする流路部材。
  5. 請求項1〜請求項の何れか一項に記載する流路部材と、
    前記流路部材から供給された液体を吐出するヘッド本体とを備える
    ことを特徴とする液体噴射ヘッド。
  6. 請求項に記載する液体噴射ヘッドを備えることを特徴とする液体噴射装置。
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