JP2011060522A - アース用ジョイントコネクタ及びこれを含むワイヤハーネス - Google Patents

アース用ジョイントコネクタ及びこれを含むワイヤハーネス Download PDF

Info

Publication number
JP2011060522A
JP2011060522A JP2009207566A JP2009207566A JP2011060522A JP 2011060522 A JP2011060522 A JP 2011060522A JP 2009207566 A JP2009207566 A JP 2009207566A JP 2009207566 A JP2009207566 A JP 2009207566A JP 2011060522 A JP2011060522 A JP 2011060522A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ground
terminal
wire
electric wire
grounding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009207566A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5428674B2 (ja
Inventor
Yasuo Omori
康雄 大森
Hiroki Hirai
宏樹 平井
Tetsuji Tanaka
徹児 田中
Masaaki Tabata
正明 田端
Yujiro Imai
裕次郎 今井
Teruo Hara
照雄 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, AutoNetworks Technologies Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2009207566A priority Critical patent/JP5428674B2/ja
Priority to DE112010000444T priority patent/DE112010000444T8/de
Priority to PCT/JP2010/005193 priority patent/WO2011030510A1/ja
Priority to CN2010800047239A priority patent/CN102282732B/zh
Priority to US13/143,881 priority patent/US8137116B2/en
Publication of JP2011060522A publication Critical patent/JP2011060522A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5428674B2 publication Critical patent/JP5428674B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/648Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding  
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R4/00Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
    • H01R4/58Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation characterised by the form or material of the contacting members
    • H01R4/64Connections between or with conductive parts having primarily a non-electric function, e.g. frame, casing, rail

Abstract

【課題】アース用ジョイントコネクタの占有スペースの削減を図りながら車両用ワイヤハーネスに含まれる複数のアース用電線を所定のアース部に一括して接続する。
【解決手段】ジョイントコネクタJCは各アース用電線の端末に装着される複数の電線用端子、アース用導体30、コネクタハウジング40とを備える。アース用導体30は、各電線用端子が端子嵌合方向に嵌合される複数の電線側端子部、壁面上に固定された状態で前記アース部位に接続されるアース側端子部34とを有し、各電線側端子部が端子嵌合方向と略直交しかつ壁面と略平行な方向に並んだ状態でアース側端子部34と一体につながる。コネクタハウジング40は、アース側端子部34が外部に突出するようにアース用導体30を保持する複数の端子収容室及び端子係止部を有し、この端子係止部は各端子収容室内に挿入される電線用端子が電線側端子部と嵌合した状態で電線用端子を係止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用ワイヤハーネスに設けられ、このワイヤハーネスに含まれる複数のアース用電線を車両内の所定のアース部位に一括して接続するための技術に関するものである。
従来、車両用ワイヤハーネスに含まれる複数のアース用電線を一括して車両のアース部位に接続するためのアース接続装置として、特許文献1に記載されるものが知られている。
この装置の概要を図10に示す。この装置は、複数のアース用電線を含むワイヤハーネスの端末に設けられるハーネス側コネクタ7と、車両のボディ3に設けられた所定のアース部位(図ではボルト6)に固定されるアース用ジョイントコネクタ1とを備える。ハーネス側コネクタ7は、前記各アース用電線の端末に装着される図略の雌端子と、これらの雌端子を一括して保持するコネクタハウジング8とを有し、このハーネス側コネクタハウジング8は前記各雌端子を保持する複数の端子係止部を内蔵する。アース用ジョイントコネクタ1は、アース用導体5及びこれを保持するコネクタハウジング2を有し、アース用導体5は、前記アース部位に固定されるアース端子部4と、前記コネクタハウジング2内に設けられる図略の複数の雄端子とを一体に有する。
この装置によれば、前記アース用ジョイントコネクタ1と前記ハーネス側コネクタ7とを結合し、かつ、当該アース用ジョイントコネクタ1におけるアース端子部4をアース部位であるボルト6に固定することにより、当該アース部位への前記各アース用電線の一括接続が達成される。具体的には、前記ハーネス側コネクタ7のコネクタハウジング8に保持された各雌端子と、前記アース用ジョイントコネクタ1のコネクタハウジング2に保持されたアース用導体5の各雄端子とが嵌合されることにより、前記各雌端子が装着されているアース用電線が当該雌端子及び当該アース用導体5を介して前記アース部位に電気的に接続されるとともに、前記ハーネス側コネクタ7のコネクタハウジング8と前記アース用ジョイントコネクタ1のコネクタハウジング2とが互いに嵌合され、かつ、その嵌合が両コネクタハウジング8,2にそれぞれ設けられた係合部同士の係合でロックされることにより、前記各雌端子と各雄端子との嵌合状態が維持される。
特開平10−208815号公報
前記のアース接続装置は、その占有スペースが大きいために、車両内の狭所での適用が難しいという課題がある。具体的に、この装置では、ハーネス側コネクタ7とアース用ジョイントコネクタ1の双方がそれぞれ端子を保持するためのコネクタハウジング8,2を具備し、これらコネクタハウジング8,2同士の嵌合及びそのロックにより各コネクタ7,1の端子同士の嵌合を維持するものであるので、当該コネクタハウジング8,2同士の嵌合のために嵩張りやすい。従って、これらコネクタハウジング8,2と車両ボディ3との干渉を回避するために当該ボディ3の内側面からの両コネクタ7,1の突出量を大きくしなければならない。特に、図示のように前記アース端子部4に対して別のアース用電線Wに装着されたアース端子9を重ねて接続するような場合には、当該アース端子と前記コネクタハウジング8,2との干渉を回避するために図示のように両コネクタハウジング8,2と車両ボディ3との間隙寸法Lをさらに大きくとらなければならず、装置全体の占有スペースはさらに大きくなってしまう。
本発明は、このような事情に鑑み、アース用ジョイントコネクタの占有スペースの削減を図りながら車両用ワイヤハーネスに含まれる複数のアース用電線を所定のアース部位に一括して接続することを可能にする技術の提供を目的とする。
前記課題を解決するための手段として、本発明は、ワイヤハーネスに設けられ、このワイヤハーネスに含まれる複数のアース用電線を車両内の壁面上に設けられたアース部位に一括して接続するためのアース用ジョイントコネクタであって、前記各アース用電線の端末に装着される複数の電線用端子と、前記各電線用端子に対して互いに共通する特定の端子嵌合方向に嵌合可能な形状を有する複数の電線側端子部とアース側端子部とを有し、このアース側端子部が前記壁面上に固定された状態で前記アース部位に接続されることが可能な形状を有していて、前記各電線側端子部が前記端子嵌合方向と略直交しかつ前記壁面と略平行な方向に並んだ状態で前記アース側端子部と一体につながるアース用導体と、前記アース用導体を保持するとともに、前記端子嵌合方向と平行な一方向に開口して当該開口から前記各電線用端子が挿入可能な複数の端子収容室及び各端子収容室内に挿入される電線用端子を係止する端子係止部を有するコネクタハウジングとを備える。このコネクタハウジングは、その各端子収容室内に挿入される電線用端子がこれに対応する電線側端子部と嵌合した状態で当該電線用端子を前記各端子係止部が係止するように各端子収容室内に前記電線側端子部を収容するとともに、前記アース側端子部が前記各端子収容室の開口と反対の側でコネクタハウジングの外部に突出するように前記アース用導体を保持する。
このアース用ジョイントコネクタは、その占有スペースを抑えながら、車両用ワイヤハーネスに含まれる複数のアース用電線を車両のアース部位に接続することができる。具体的に、このアース用ジョイントコネクタでは、各アース用電線の端末に装着される複数の電線用端子が、アース用導体を保持するコネクタハウジングの端子収容室内に直接挿入されることにより当該アース用導体の各電線側端子部に嵌合され、かつ、このコネクタハウジングに設けられた端子係止部によって係止されることにより前記嵌合状態が維持されるので、前記図10に示されるように各電線用端子を一括して保持するための専用のコネクタハウジング8を要することなく、アース用導体を保持するコネクタハウジングのみで、前記各電線用端子を前記アース用導体を介してアース部位に接続することができ、かつ、その接続状態を前記コネクタハウジング側の端子係止部による各電線用端子の係止によって維持することができる。さらに、前記アース用導体の各電線側端子部は前記アース側端子部が固定される車両の壁面と略平行な方向に並んでいるので、当該壁面からのアース用ジョイントコネクタの突出量を小さく抑えることが可能である。
このアース用ジョイントコネクタは、さらに、前記各電線側端子部と嵌合されて前記コネクタハウジングの端子係止部により係止される各電線用端子をさらに係止するためのリテーナを備えることが好ましい。このリテーナは、前記各端子収容室に対する前記各電線用端子の挿脱を許容する挿脱許容位置と、当該端子収容室に挿入されて前記電線側端子部に嵌合された位置にある電線用端子をその位置で係止する係止位置との間で前記電線側端子部の並び方向及び前記端子嵌合方向の双方に対して略直交する方向に移動可能となるように前記コネクタハウジングに装着されるものが好適である。
このリテーナは、前記各電線用端子がそれ専用のコネクタハウジングを用いることなくアース用ジョイントコネクタのコネクタハウジングに直接挿入されるにもかかわらず、当該電線用端子とアース用導体の各電線側端子部との嵌合状態をより確実に維持して高い接続信頼性を確保することができる。しかも、このリテーナの移動方向は前記電線側端子部の並び方向及び前記端子嵌合方向の双方に対して略直交する方向であるため、当該移動方向が例えば前記電線側端子部の並び方向と平行な方向である場合に比べ、僅かなリテーナの移動量で当該リテーナが全ての電線用端子を係止する状態ととその挿脱を許容する状態との切換を行うことが可能である。
この場合、前記コネクタハウジングは、前記アース側端子部が固定される車両の壁面に対向する裏側面とその反対側の表側面とを有し、前記リテーナの係止位置は当該リテーナが前記表側面上またはそれよりも当該コネクタハウジングの内側に没入する位置であって、当該リテーナの挿脱許容位置は当該リテーナの一部が当該表側面から前記壁面と反対の側に突出する位置であることが、より好ましい。このアース用ジョイントコネクタでは、アース側端子部が車両の壁面に固定される際にコネクタハウジングが表側を向く表側面上で前記リテーナの一部がその位置によって出没するため、このリテーナの表側面からの突出状態によって当該リテーナによる電線用端子の係止の良否が容易に確認され得る。
また、このアース用ジョイントコネクタでは、前記アース用導体のアース側端子部が、前記各電線用端子が装着されるアース用電線とは別のアース用電線の端末に装着された外部アース端子をこの外部アース端子が前記コネクタハウジングの外部で当該アース側端子部と重ねられかつ接触した状態で保持するアース端子保持部を有することが、好ましい。
このアース用ジョイントコネクタは、このアース用ジョイントコネクタの各電線用端子が装着される第1アース用電線とは別の第2のアース用電線の端末に装着される外部アース端子とともに、好ましいアース接続装置を構築することができる。具体的に、このアース接続装置では、前記外部アース端子は、前記第2アース用電線の端末に固定される電線固定部と、前記コネクタハウジングの外部で前記アース用導体のアース端子保持部に保持される被保持部とを有し、かつ、前記第2アース用電線が前記各第1アース用電線とともに前記アース側端子部の並び方向と平行な方向に並びかつ前記コネクタハウジングの側方を通る状態で前記被保持部が前記アース端子保持部に保持される形状を有すればよい。
このアース接続装置では、従来装置における電線用端子保持専用のコネクタハウジング(電線側コネクタのハウジング)の省略によってアース用ジョイントコネクタのコネクタハウジングの側方に確保することが可能となったスペースを有効に利用して、当該電線用端子が装着されるアース用電線(第1アース用電線)とは別の第2アース用電線を当該第1アース用電線とともにアース側端子の並び方向と平行な方向に並べて配置することができる。このことは、装置全体の構造をより偏平化して車両壁面からの当該装置の突出量をさらに抑えることを可能にする。
また本発明は、複数の第1アース用電線及びこれらの第1アース用電線よりも大径の第2アース用電線を含み、これら第1アース用電線及び第2アース用電線が互いに束ねられたワイヤハーネス本体と、前記アース接続装置とを含むワイヤハーネスであって、前記アース接続装置のアース用ジョイントコネクタに含まれる複数の電線用端子は、前記各第1アース用電線の端末にそれぞれ装着された状態で当該アース用ジョイントコネクタのコネクタハウジングの各端子収容室に挿入されて当該アース用ジョイントコネクタのアース用導体の各アース側端子部に嵌合され、前記アース接続装置の外部アース端子の電線固定部が前記第2アース用電線の端末に固定され、この第2アース用電線が前記各第1アース用電線とともに前記アース側端子部の並び方向と平行な方向に並びかつ当該アース用ジョイントコネクタのコネクタハウジングの側方を通る状態で前記外部アース端子の被保持部が前記アース用導体のアース端子保持部に保持されるものである。
このワイヤハーネスによれば、ワイヤハーネスの端末の構造を簡素化及び偏平化しながらそのワイヤハーネスに含まれる第1アース用電線及び第2アース用電線の双方を共通のアース部位に接続することができる。
以上のように、本発明によれば、アース用ジョイントコネクタの占有スペースの削減を図りながら車両用ワイヤハーネスに含まれる複数のアース用電線を所定のアース部位に一括して接続することができる効果がある。
本発明の実施の形態に係るワイヤハーネスの端末におけるアース接続装置の構成を示す分解斜視図である。 前記アース接続装置の平面図である。 前記アース接続装置を示す一部断面側面図である。 図2のIV−IV線断面図である。 (a)は前記アース接続装置におけるアース用ジョイントコネクタのリテーナが挿脱許容位置にある状態を示す断面正面図、(b)は当該リテーナが係止位置にある状態を示す断面正面図である。 前記アース接続装置のアース用導体を示す斜視図である。 前記リテーナの斜視図である。 (a)は前記リテーナが前記挿脱許容位置に仮係止されている状態を示す一部断面正面図、(b)は同リテーナが前記係止位置に本係止されている状態を示す一部断面正面図である。 前記アース用ジョイントコネクタがリテーナ位置検査用治具に挿入された状態を示す断面正面図である。 従来のアース接続装置を示す正面図である。
本発明の好ましい実施の形態を図1〜図9を参照しながら説明する。
図1〜図4は、この実施形態に係るワイヤハーネスの端末におけるアース接続装置を示したものである。前記ワイヤハーネスは、互いに束ねられた複数の電線を含むワイヤハーネス本体と、前記アース接続装置とを備える。
前記ワイヤハーネス本体を構成する電線には、複数本(図例では3本)の第1アース用電線11と、当該第1アース用電線11とは別の第2アース用電線12とが含まれる。これらのアース用電線11,12は、いずれも導体14とこれを被覆する絶縁被覆16とで構成され、前記アース接続装置を介して車両のアース部位に一括して接続される。このアース部位は、図4に示すように、車両のボディの壁面17から内側に突設されたボルト18によって構成される。
前記アース用電線11,12のうち、前記第1アース用電線11は、前記ワイヤハーネスにつながる特定の回路を前記アース部位に接地するためのものであり、それぞれの一端が前記アース部位(ボルト18)に接続され、他端は前記回路に接続される。前記第2アース用電線12は、当該アース部位に損傷などが生じてアース不良が起こった場合に備えて当該アース部位を他のアース部位に接続するフェールセーフを目的としたものであり、従ってその一端は前記アース部位に接続される一方、他端は図略の他のアース部位に接続される。この第2アース用電線12は、大きな電流容量を確保すべく、前記第1アース用電線11よりも大きな外径を有している。
前記アース接続装置は、アース用ジョイントコネクタJCと、外部アース端子60とを備える。このうちアース用ジョイントコネクタJCは、前記の複数の第1アース用電線11を一括して前記アース部位に接続するためのものであり、外部アース端子60は、前記第2アース用電線12の端末に設けられてこれを前記アース部位に接続するためのものである。
前記アース用ジョイントコネクタJCは、複数の電線用端子20と、アース用導体30と、コネクタハウジング40と、リテーナ50とを備える。
前記電線用端子20は、それぞれ、前記各第1アース用電線11の端末に設けられるもので、図5(a)(b)にも示すように、雌型の電気接触部22と、電線圧着部を構成する導体バレル23及びインシュレーションバレル24とを前後に有する。
前記電気接触部22は、中空角筒状の本体と、この本体内で撓み可能に設けられる接触ばね片26とを有する。この電気接触部22の天壁には、前記コネクタハウジング40側に係止されるための被係止用孔28が穿設されている。
前記電線圧着部は、対応する第1アース用電線11の端末に圧着される。当該第1アース用電線11の端末には、予め、その絶縁被覆16を除去して導体14を露出させる処理が施されており、前記電線圧着部の各バレル23,24がそれぞれ前記導体14の端末及びその近傍の絶縁被覆16をそれぞれ抱き込むように曲げ加工されることにより、前記第1アース用電線11の端末に圧着されてその導体に電気的に接続される。
前記アース用導体30は、導電材料からなり、前記各電線用端子20に共通して接続されることによりこれらの電線用端子20を一括してアース部位(ボルト18)に接続する。すなわち接地する。前記コネクタハウジング40は、合成樹脂等の絶縁材料により全体が一体に成型され、前記アース用導体30の所定部位を格納した状態で保持することが可能な形状、具体的には当該アース用導体30の厚み方向に偏平な形状を有する。
前記アース用導体30は、単一の金属板を適当な形状に打ち抜いてその適当な部位を曲げ加工することにより形成されたもので、図6にも示すような複数の(図例では3本の)電線側端子部32と、アース側端子部34と、これら端子部32,34の間に介在する段差部36とを一体に有し、前記各電線側端子部32が前記段差部36を介して共通のアース側端子部34につながっている。
前記各電線側端子部32は、アース用ジョイントコネクタJCの後側(電線側)に向かって突出し、前記各電線用端子20の雌型の電気接触部22に対して所定の端子嵌合方向(第1アース用電線11の軸方向)に嵌入可能な雄型の嵌合部(タブ)を構成し、その嵌合状態で前記電気接触部22の接触ばね片26及び天壁と圧接することにより、当該電気接触部22と電気的に導通する。これらの電線側端子部32は、その幅方向と平行な方向(前記端子嵌合方向と直交する方向であって前記壁面17と平行な方向)に配列されている。前記段差部36は、前記各電線側端子部32の配列面と、その前側に位置する前記アース側端子部34との間に所定の段差を与えた状態で両者をつなぐ。
前記アース側端子部34は、アース部位である前記ボルト18に接続された状態で前記壁面17上に固定されるとともに、前記外部アース端子60を保持する機能を有する。具体的に、このアース側端子部34は、前記壁面17に沿う板状をなし、当該壁面17上に固定されることが可能な平面である固定面34aを裏側に有する。
このアース側端子部34は、その適当な位置(図例では前記電線側端子部32からその配列方向と平行な方向である幅方向にオフセットした位置)で前記ボルト18が挿通可能な貫通孔35を囲み、さらに、この貫通孔35の左右両側(前記幅方向の両側)に前記外部アース端子60を保持するためのアース端子保持部37を有する。このアース端子保持部37は、アース側端子部34の他の部分よりも上側(表側)に隆起してその下側(裏側)に前記外部アース端子60を嵌め込むための空間38(図6)を形成する。
前記コネクタハウジング40は、前記アース用導体30のうちのアース側端子部34を露出させた状態で各電線側端子部32を保持し、かつ、前記各電線側端子部32の配列方向と直交する方向に偏平な形状をなす。
このコネクタハウジング40は、前記アース側端子部34が前記壁面17に固定されたときに当該壁面17と対向する裏側面41と、その反対側の表側面42とを有し、この実施の形態では両面41,42がともに前記壁面17と略平行な平面となっている。前記裏側面41からは複数の突条47が突出し、これらの突条47は、当該裏側面41と前記壁面17との間に前記段差部36の段差に対応する間隙を確保するような突出量を有する。
前記コネクタハウジング40の前側部(アース側部)は導体保持部43を構成し、後側部(電線側部)は複数(図例では3つ)の端子収容室44を有する。
これらの端子収容室44は、前記電線側端子部32の並び方向と平行な方向に当該電線側端子部32のピッチと同ピッチで並び、後側すなわち前記アース側端子部34と反対の側にそれぞれ開口する。そして、この開口から前記各電線用端子20の電気接触部22が当該端子収容室44内に挿入されるのを許容する。
前記導体保持部43は、この導体保持部43内に前記端子収容室44と反対の側(前側)から前記アース用導体30の各電線側端子部32が圧入されるのを許容する形状を有し、かつ、その圧入された電線側端子部32を保持する。各電線側端子部32は、これらの電線側端子部32が対応する端子収容室44内に突出し、かつ、この端子収容室44内に挿入される電線用端子20の電気接触部22と当該挿入方向(端子嵌合方向)に嵌合される位置に保持される。
このコネクタハウジング40には、図5(a)(b)に示すように、前記各端子収容室44に対応する位置に端子係止部であるランス48が形成されている。各ランス48は、各端子収容室44内においてその天面(上側面)から斜め内側に膨出し、その先端部はコネクタハウジング40の厚み方向(図では上下方向)に撓み変位することが可能な自由端部を構成する。この先端部は、挿入される電線用端子20と接触することにより上側に撓み変形して当該電線用端子20の通過を許容し、その通過後に正規の位置に弾性的に復帰することにより図5(b)に示すように前記電線用端子20の被係止用孔28に嵌り込んで当該電線用端子20を後側から拘束する。つまり、電線用端子20が離脱方向に変位するのを阻止して当該電線用端子20をこの電線用端子20が前記電線側端子部32と嵌合する位置に係止(一次係止)する。
前記リテーナ50は、前記のように電線側端子部32と嵌合されてランス48により係止される各電線用端子20をさらに係止(二次係止)するためのもので、前記コネクタハウジング40の前後方向の中間部に装着される。詳しくは、このリテーナ50は、図5(a)に示す挿脱可能位置と、同図(b)に示すようにそれよりもコネクタハウジング40内に沈み込んだ係止位置との間でコネクタハウジング40の厚み方向(電線側端子部32の並び方向及び前記端子嵌合方向の双方に対して略直交する方向に移動可能となるように前記コネクタハウジング40に装着され、前記挿脱許容位置では前記各端子収容室44に対する前記各電線用端子20の挿脱を許容し、前記係止位置では前記端子収容室44に挿入されて前記電線側端子部32に嵌合された位置にある電線用端子20をその位置で係止する。
図7に示すように、このリテーナ50は、コネクタハウジング40の幅方向(前記電線側端子部32の並び方向と平行な方向)に延びる天壁52と、この天壁52の両端部から下方に延びる一対の側壁54とを有する。
前記天壁52には、前記各端子収容室44に対応する位置で当該天壁52の裏側面から突出する複数の係止突起53が形成されている。これらの係止突起53は、リテーナ50が前記挿脱許容位置にあるときに端子収容室44から上側(表側)に退避して当該端子収容室44に対する電線用端子20の挿脱を許容する一方、この電線用端子20が当該端子収容室44内に挿入されて前記ランス48に係止されている状態で前記リテーナ50が前記係止位置まで押し込まれたときに、前記各端子収容室44内に突出して前記各電線用端子20の電気接触部22を後側から拘束することにより、当該電線用端子20の二重係止を行う。
前記側壁54には、前後一対の被仮係止片55及び被本係止片56が形成されている。これら被仮係止片55および被本係止片56は、それぞれの上端部が前記側壁54の中央部につながり、それぞれの下端部がコネクタハウジング40の前後方向に撓み変位することが可能な自由端部を構成する片持ちばり状をなす。そして、これらの下端部から前後方向外側にそれぞれ被仮係止突起55a及び被本係止突起56aが突出している。
一方、コネクタハウジング40側には、前記各側壁54が上側から差し込まれる差込溝49(図1)が形成されるとともに、この差込溝49内に図8(a)(b)に示すような前後一対の仮係止突起45及び本係止突起46が存在する。仮係止突起45は、図8(a)に示すように前記被仮係止突起55aを上側から拘束することでリテーナ50を前記挿脱許容位置に係止(仮係止)する高さ位置に設けられる。前記本係止突起46は、図8(b)に示すように前記被本係止突起56aを上側から拘束することでリテーナ50を前記挿脱許容位置よりも下側の係止位置に係止(本係止)する高さ位置に設けられる。
ここで、前記リテーナ50の係止位置は、図1〜図4及び図5(a)に示すように当該リテーナ50の天壁52の上面が前記コネクタハウジング40の表側面42と同一面上に位置し、もしくは当該表側面42よりもコネクタハウジング40の内側(図では下側)に没入する位置に設定される。これに対し、当該リテーナ50の挿脱許容位置は、図5(b)に示すように前記天壁52が前記表側面42よりも外側(図では上側)に突出する位置に設定される。
前記外部アース端子60は、前記第2アース用電線12の端末に固定される電線固定部と、前記コネクタハウジング40の外部で前記アース用導体30のアース側端子部34に重ねられた状態で保持される端子本体部62とを有する。
前記電線固定部は、一対の導体バレル63及び一対のインシュレーションバレル64を有する。導体バレル63は、前記第2アース用電線12の導体14を抱き込むようにして当該導体14に圧着される。前記インシュレーションバレル64は、前記第2アース用電線12の絶縁被覆16を抱き込むようにして当該絶縁被覆16に圧着される。
前記端子本体部62は、前記アース側端子部34の貫通孔35と合致する位置に貫通孔65を有するとともに、前記アース端子保持部37の裏側に嵌り込む(すなわちアース端子保持部37の裏側の空間38(図6)に進入する)ことが可能な被保持部67を有する。この被保持部67の表側面(上面)には被係止突起67aが形成される一方、前記アース端子保持部37には係止用孔37aが形成され、これら被係止突起67aと係止用孔37aとの係合により被保持部67がアース端子保持部37に係止され、アース側端子部34に対する端子本体部62の相対変位(特に相対回転)が規制される。
この外部アース端子60は、図3に示されるように、当該外部アース端子60が装着される第2アース用電線12が前記各第1アース用電線11とともに前記アース側端子部32の並び方向と平行なコネクタ幅方向に並びかつ前記コネクタハウジング40の側方を通る状態で前記被保持部67が前記アース端子保持部37に保持される形状を有する。
次に、このアース接続装置の組立要領及び同装置を用いたアース接続要領を説明する。
1)各端子20,60の装着
ワイヤハーネス本体からアース接続対象である複数の第1アース用電線11と第2アース用電線12とが引き出され、各第1アース用電線11の端末にアース用ジョイントコネクタJCの電線用端子20が、第2アース用電線12の端末に外部アース端子60がそれぞれ装着される。なお、この端子の装着はワイヤハーネスのアッセンブリの前に予め行われていてもよい。
2)リテーナ50の装着
前記アース用ジョイントコネクタJCのリテーナ50がコネクタハウジング40に装着される。具体的には、当該リテーナ50の両側壁54がコネクタハウジング40の差込溝49内に浅く差込まれることにより、図5(a)及び図8(a)に示される挿脱許容位置、すなわち、その被仮係止片55の被仮係止突起55aがコネクタハウジング40側の仮係止突起45を乗り越えるが被本係止片56の被本係止突起56aは本係止突起46を乗り越えない位置に仮係止される。
3)各電線用端子20の挿入
前記各電線用端子20が前記コネクタハウジング40の各端子収容室44内に挿入され、前記挿脱許容位置にあるリテーナ50の係止突起53の下をくぐりながらアース用導体30の電線側端子部32に嵌合されることにより、これらの電線用端子20が一括して共通のアース用導体30に電気的に接続可能な状態となる。その嵌合の際、各電線用端子20の電気接触部22に設けられた被係止用孔28内にコネクタハウジング40側の端子係止部であるランス48がそれぞれ嵌り込んで当該電気接触部22を係止(一次係止)することにより、当該電気接触部22と前記電線側端子部32との嵌合状態が維持される。
4)リテーナ50による二次係止
前記の状態からさらに、前記リテーナ50がコネクタハウジング40の厚み方向(すなわち前記電線側端子部32の並び方向及び前記端子嵌合方向の双方に対して略直交する方向)に押し込まれることにより、被本係止片56の撓みを伴いながらその被本係止突起56aがコネクタハウジング40側の本係止突起46を乗り越えてその下側に入り込み、これにより図8(b)及び図5(b)に示されるような係止位置にリテーナ50が本係止される。この係止位置にあるリテーナ50は、その天壁52の係止突起53が端子収容室44内に入り込んで前記電線用端子20の電気接触部22を後側から拘束することにより、当該電線用端子20を二次係止する。このことは、従来のアース接続装置のようにコネクタハウジング40とは別の電線用端子保持用のハウジングがなくても、当該コネクタハウジング40の内部で各電線用端子20と各電線側端子部32との嵌合状態を確実に維持することを可能にする。
5)外部アース端子60の合体
前記アース用導体30のアース側端子部34に外部アース端子60の端子本体部62が合体して両者が導通状態となる。具体的には、当該外部アース端子60の被保持部67が当該アース側端子部34のアース端子保持部37の下側に嵌め込まれ、当該被保持部67の被係止突起67aが当該アース端子保持部37の係止用孔37aに嵌め込まれることにより、当該被保持部67が当該アース端子保持部37に保持される。これにより、ワイヤハーネスの端末にアース接続装置が構築される。
6)アース部位への接続
前記のようにして合体されたアース側端子部34及び外部アース端子60が一括してアース部位すなわちボルト18に接続され、固定される。具体的には、前記アース側端子部34及び前記外部アース端子60にそれぞれ設けられる貫通孔35,65を前記ボルト18が貫通する状態で当該アース側端子部34の固定面34aが前記ボルト18の周囲の壁面17上に置かれ、この状態で当該ボルト18に図略のナットが螺合されて締付けられることにより、このナットと前記壁面17との間に前記アース側端子部34が固定される。これにより、当該アース側端子部34を含むアース用導体30及びその各電線側端子部32に嵌合される各電線用端子20を介して各第1アース用電線11がアースに接続されるとともに、当該アース側端子部34と重なる外部アース端子60を介して第2アース用電線12もアースに接続される。
このアース接続装置では、前記図10に示されるように各電線用端子を一括して保持するための専用のコネクタハウジング8が不要であって、アース用導体を保持するコネクタハウジング40のみで、各第1アース用電線11を電線用端子20及びアース用導体30を介してアース部位に接続することができ、かつ、その接続状態を前記コネクタハウジング40側のランス48、さらにはこのコネクタハウジング40に装着されるリテーナ50による電線用端子20の係止によって維持することができる。
さらに、前記アース用導体30の各電線側端子部32は前記アース側端子部34の固定面34aすなわち車両の壁面17上に固定される平面と略平行な方向に並んでいるので、当該壁面17からのアース用ジョイントコネクタJCの突出量を小さく抑えることが可能である。なお、本発明では、前記電線側端子部32が前記壁面17と平行な方向に並ぶのに加えて当該壁面17と直交する方向にも並ぶことは除外されない。例えば、当該電線側端子部32が固定面34aと直交する方向について2段にわたり、当該固定面34aと略平行な方向に3本以上並んでもよい。しかし、当該電線側端子部32の並び方向を前記壁面17と略平行な方向(この実施の形態では前記固定面34aと略平行な方向)のみとすることにより、当該壁面17からのジョイントコネクタJCの突出量をさらに抑えることが可能である。
さらに、このアース接続装置では、図10に示される装置と異なり、外部アース端子60が装着される第2アース用電線12と、電線用端子20を保持する専用のコネクタハウジングとの干渉を回避する必要がなく、当該第2アース用電線12をアース用ジョイントコネクタJCのコネクタハウジング40のすぐ側方に通して第1アース用電線11とともに電線側端子部32の並び方向と平行な方向に並べることができるため、装置全体の構造をより偏平化して車両壁面からの当該装置の突出量をさらに抑えることができる。
ただし、本発明において第2アース用電線12及びこれに装着される外部アース端子60は必ずしも含まれていなくてもよい。
一方、前記リテーナ50の挿脱許容位置と係止位置との切換は、前記電線側端子部32の並び方向及び前記端子嵌合方向の双方に対して略直交する方向、すなわち前記固定面34aに対して略直交する方向の当該リテーナ50の変位により行われるので、当該移動方向が例えば前記電線側端子部32の並び方向と平行な方向(コネクタ幅方向)である場合に比べ、僅かなリテーナの移動量で当該リテーナ50が全ての電線用端子20を係止する状態ととその挿脱を許容する状態との切換を行うことが可能である。
さらに、前記リテーナ50が挿脱許容位置と係止位置との間で操作されるのに伴い、前記リテーナ50の天壁52がコネクタハウジング40の表側面42(すなわち前記壁面17と対向する裏側面41と反対側の面)上で出没するので、例えばアース側端子部34が車両の壁面17上に固定される際に、作業者は、このリテーナ50の前記表側面42からの突出状態によって当該リテーナ50による電線用端子20の係止の良否を容易に再確認することができる。
また、このようにリテーナ50がその位置によってコネクタハウジング40の表側面42で出没するアース用ジョイントコネクタJCでは、例えば図9に示すような治具70を用いて二重係止の良否の検査を容易に行うことが可能である。この治具70は、特定方向に開口するコネクタ挿入穴72を有し、その開口から当該コネクタ挿入穴72内に検査対象たるジョイントコネクタJCがそのアース側端子部34側から挿入される。前記コネクタ挿入穴72は、前記ジョイントコネクタJCをアース側端子部34側から見た形状を有し、このコネクタ挿入穴72のうちコネクタハウジング40が挿入される部分は当該コネクタハウジング40の表側面42に対応した高さ位置に天面73を有する。
この治具70では、そのコネクタ挿入穴72内へのジョイントコネクタJCの挿入が可能か否かによって、リテーナ50による電線用端子20の二重係止の良否を自動的に判定することが可能である。具体的に、当該リテーナ50が図9に示すような係止位置すなわち表側面42以下の位置にあるときは、コネクタハウジング40全体をコネクタ挿入穴72内に挿入することができる一方、当該リテーナ50が係止位置まで没入しておらず例えば前記図5(a)に示すように前記表側面42から外側に突出する挿脱許容位置にとどまるときは、このリテーナ50が治具70につっかえてコネクタハウジング40をコネクタ挿入穴72内に完全に挿入することができないため、その挿入の可否によって前記リテーナ50による二重係止の良否を判定することが可能である。
なお、このリテーナ50も本発明において必須のものではなく、適宜省略されることが可能である。
JC アース用ジョイントコネクタ
11 第1アース用電線
12 第2アース用電線
17 壁面
18 ボルト(アース部位)
20 電線用端子
30 アース用導体
32 電線側端子部
34 アース側端子部
34a 固定面
37 アース端子保持部
40 コネクタハウジング
41 裏側面
42 表側面
44 端子収容室
48 ランス(端子係止部)
50 リテーナ
60 外部アース端子
67 被保持部

Claims (6)

  1. ワイヤハーネスに設けられ、このワイヤハーネスに含まれる複数のアース用電線を車両内の壁面上に設けられたアース部位に一括して接続するためのアース用ジョイントコネクタであって、
    前記各アース用電線の端末に装着される複数の電線用端子と、
    前記各電線用端子に対して互いに共通する特定の端子嵌合方向に嵌合可能な形状を有する複数の電線側端子部とアース側端子部とを有し、このアース側端子部が前記壁面上に固定された状態で前記アース部位に接続されることが可能な形状を有していて、前記各電線側端子部が前記端子嵌合方向と略直交しかつ前記壁面と略平行な方向に並んだ状態で前記アース側端子部と一体につながるアース用導体と、
    前記アース用導体を保持するとともに、前記端子嵌合方向と平行な一方向に開口して当該開口から前記各電線用端子が挿入可能な複数の端子収容室及び各端子収容室内に挿入される電線用端子を係止する端子係止部を有するコネクタハウジングとを備え、
    このコネクタハウジングは、その各端子収容室内に挿入される電線用端子がこれに対応する電線側端子部と嵌合した状態で当該電線用端子を前記各端子係止部が係止するように各端子収容室内に前記電線側端子部を収容するとともに、前記アース側端子部が前記各端子収容室の開口と反対の側でコネクタハウジングの外部に突出するように前記アース用導体を保持することを特徴とするアース用ジョイントコネクタ。
  2. 請求項1記載のアース用ジョイントコネクタにおいて、
    前記各電線側端子部と嵌合されて前記コネクタハウジングの端子係止部により係止される各電線用端子をさらに係止するためのリテーナをさらに備え、このリテーナは、前記各端子収容室に対する前記各電線用端子の挿脱を許容する挿脱許容位置と、当該端子収容室に挿入されて前記電線側端子部に嵌合された位置にある電線用端子をその位置で係止する係止位置との間で前記電線側端子部の並び方向及び前記端子嵌合方向の双方に対して略直交する方向に移動可能となるように前記コネクタハウジングに装着されることを特徴とするアース用ジョイントコネクタ。
  3. 請求項2記載のアース用ジョイントコネクタにおいて、
    前記コネクタハウジングは、前記アース側端子部が固定される車両の壁面に対向する裏側面とその反対側の表側面とを有し、前記リテーナの係止位置は当該リテーナが前記表側面上またはそれよりも当該コネクタハウジングの内側に没入する位置であって、当該リテーナの挿脱許容位置は当該リテーナの一部が当該表側面から外側に突出する位置であることを特徴とするアース用ジョイントコネクタ。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のアース用ジョイントコネクタにおいて、
    前記アース用導体のアース側端子部は、前記各電線用端子が装着されるアース用電線とは別のアース用電線の端末に装着された外部アース端子をこの外部アース端子が前記コネクタハウジングの外部で当該アース側端子部と重ねられかつ接触した状態で保持するアース端子保持部を有することを特徴とするアース用ジョイントコネクタ。
  5. 請求項4記載のアース用ジョイントコネクタと、このアース用ジョイントコネクタの各電線用端子が装着される第1アース用電線とは別の第2のアース用電線の端末に装着される外部アース端子とを含むアース接続装置であって、
    前記外部アース端子は、前記第2アース用電線の端末に固定される電線固定部と、前記コネクタハウジングの外部で前記アース用導体のアース端子保持部に保持される被保持部とを有し、かつ、前記第2アース用電線が前記各第1アース用電線とともに前記アース側端子部の並び方向と平行な方向に並びかつ前記コネクタハウジングの側方を通る状態で前記被保持部が前記アース端子保持部に保持される形状を有することを特徴とするアース接続装置。
  6. 複数の第1アース用電線及びこれらの第1アース用電線よりも大径の第2アース用電線を含み、これら第1アース用電線及び第2アース用電線が互いに束ねられたワイヤハーネス本体と、請求項5記載のアース接続装置とを含むワイヤハーネスであって、
    前記アース接続装置のアース用ジョイントコネクタに含まれる複数の電線用端子は、前記各第1アース用電線の端末にそれぞれ装着された状態で当該アース用ジョイントコネクタのコネクタハウジングの各端子収容室に挿入されて当該アース用ジョイントコネクタのアース用導体の各アース側端子部に嵌合され、前記アース接続装置の外部アース端子の電線固定部が前記第2アース用電線の端末に固定され、この第2アース用電線が前記各第1アース用電線とともに前記アース側端子部の並び方向と平行な方向に並びかつ当該アース用ジョイントコネクタのコネクタハウジングの側方を通る状態で前記外部アース端子の被保持部が前記アース用導体のアース端子保持部に保持されることを特徴とするワイヤハーネス。
JP2009207566A 2009-09-08 2009-09-08 アース接続装置及びこれを含むワイヤハーネス Active JP5428674B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009207566A JP5428674B2 (ja) 2009-09-08 2009-09-08 アース接続装置及びこれを含むワイヤハーネス
DE112010000444T DE112010000444T8 (de) 2009-09-08 2010-08-24 Masseverbindungsstecker und Kabelbaum hiermit
PCT/JP2010/005193 WO2011030510A1 (ja) 2009-09-08 2010-08-24 アース用ジョイントコネクタ及びこれを含むワイヤハーネス
CN2010800047239A CN102282732B (zh) 2009-09-08 2010-08-24 接地用连接器及包含该接地用连接器的线束
US13/143,881 US8137116B2 (en) 2009-09-08 2010-08-24 Ground joint connector and wire harness including the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009207566A JP5428674B2 (ja) 2009-09-08 2009-09-08 アース接続装置及びこれを含むワイヤハーネス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011060522A true JP2011060522A (ja) 2011-03-24
JP5428674B2 JP5428674B2 (ja) 2014-02-26

Family

ID=43732191

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009207566A Active JP5428674B2 (ja) 2009-09-08 2009-09-08 アース接続装置及びこれを含むワイヤハーネス

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8137116B2 (ja)
JP (1) JP5428674B2 (ja)
CN (1) CN102282732B (ja)
DE (1) DE112010000444T8 (ja)
WO (1) WO2011030510A1 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011249181A (ja) * 2010-05-28 2011-12-08 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk アース接続装置およびそれを用いたワイヤハーネス
WO2013035268A1 (ja) * 2011-09-08 2013-03-14 株式会社オートネットワーク技術研究所 ジョイントコネクタおよびその組立方法
WO2013042576A1 (ja) * 2011-09-20 2013-03-28 株式会社オートネットワーク技術研究所 導電板およびジョイントコネクタ
WO2013047178A1 (ja) * 2011-09-29 2013-04-04 株式会社オートネットワーク技術研究所 ジョイントコネクタ
JP2013073911A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk ジョイントコネクタ
JP2013073912A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk ジョイントコネクタ
JP2014089811A (ja) * 2012-10-29 2014-05-15 Yazaki Corp ジョイントコネクタ
JP2014186934A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Sumitomo Wiring Syst Ltd ジョイントコネクタ
WO2015115160A1 (ja) * 2014-01-31 2015-08-06 株式会社オートネットワーク技術研究所 アース端子ユニット
WO2022255060A1 (ja) * 2021-06-03 2022-12-08 株式会社オートネットワーク技術研究所 ジョイント端子

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006040824B4 (de) * 2006-08-31 2013-03-28 Lisa Dräxlmaier GmbH Stromverteiler zum Ausgleichen einer Toleranz
JP5601259B2 (ja) * 2011-03-24 2014-10-08 住友電装株式会社 端子金具
JP5760971B2 (ja) * 2011-09-20 2015-08-12 株式会社オートネットワーク技術研究所 アース接続装置
JP5741425B2 (ja) * 2011-12-26 2015-07-01 株式会社オートネットワーク技術研究所 アース接続体
US10084331B2 (en) 2012-03-25 2018-09-25 Gbatteries Energy Canada Inc. Systems and methods for enhancing the performance and utilization of battery systems
JP6141612B2 (ja) * 2012-09-21 2017-06-07 矢崎総業株式会社 コネクタ
JP5689864B2 (ja) * 2012-11-26 2015-03-25 株式会社東海理化電機製作所 車両用アース装置
JP5772810B2 (ja) * 2012-12-27 2015-09-02 住友電装株式会社 ジョイントコネクタ
JP6182432B2 (ja) * 2013-11-11 2017-08-16 矢崎総業株式会社 電線ホルダ
DE102014202316B4 (de) * 2014-02-07 2021-04-01 Te Connectivity Germany Gmbh Kontaktträger mit einem Grundkörper und wenigstens einem Kontaktelement, Werkzeug zum Spritzgießen eines Kontaktträgers und Verfahren zur Herstellung eines Kontaktträgers
JP2016076378A (ja) * 2014-10-06 2016-05-12 矢崎総業株式会社 コネクタ
US10020608B2 (en) * 2014-10-09 2018-07-10 Gbatteries Energy Canada Inc. Connectors for delivery of power
CN104793513B (zh) * 2015-01-16 2018-03-30 长园共创电力安全技术股份有限公司 临时接地线管控系统及方法
JP6334456B2 (ja) * 2015-04-30 2018-05-30 矢崎総業株式会社 コネクタ及びその製造方法
KR101755856B1 (ko) * 2015-10-06 2017-07-19 현대자동차주식회사 차량용 다중 접지 커넥터
JP6262191B2 (ja) * 2015-12-09 2018-01-17 矢崎総業株式会社 アース端子、及び、ワイヤハーネス
US10840725B2 (en) 2016-07-10 2020-11-17 Gbatteries Energy Canada Inc. Battery charging with charging parameters sweep
US10167891B1 (en) * 2018-03-08 2019-01-01 International Business Machines Corporation Self-reporting, grounded nut-clip
CN108346887B (zh) * 2018-04-13 2024-02-02 菲尼克斯亚太电气(南京)有限公司 弹簧连接的接地端子
FR3084970B1 (fr) * 2018-08-13 2021-12-10 Valeo Siemens Eautomotive France Sas Equipement electrique
CN109462113A (zh) * 2018-12-21 2019-03-12 中国电建集团核电工程有限公司 接地装置
JP7189904B2 (ja) * 2020-03-18 2022-12-14 矢崎総業株式会社 電気接続箱の接続構造
US11837806B2 (en) * 2020-12-09 2023-12-05 Lear Corporation Grounding electrical connector
CN115347413B (zh) * 2022-10-18 2023-03-24 国网浙江省电力有限公司宁波供电公司 一种接地线快速连接接头

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0594980U (ja) * 1992-06-01 1993-12-24 矢崎総業株式会社 ジョイントコネクタ
JPH10208815A (ja) * 1997-01-23 1998-08-07 Sumitomo Wiring Syst Ltd アースジョイントコネクタ
JP2004192991A (ja) * 2002-12-12 2004-07-08 Sumitomo Wiring Syst Ltd アースジョイントコネクタ

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0594980A (ja) 1991-10-01 1993-04-16 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 熱処理装置
JP2772319B2 (ja) * 1992-07-13 1998-07-02 矢崎総業株式会社 コネクタのシール構造
US6126493A (en) * 1998-08-10 2000-10-03 Lear Corporation Electrical fastener
JP2002033168A (ja) * 2000-07-13 2002-01-31 Sumitomo Wiring Syst Ltd アース用ジョイントコネクタ
JP4005867B2 (ja) * 2002-07-29 2007-11-14 住友電装株式会社 組合せ端子金具
JP2004192882A (ja) * 2002-12-10 2004-07-08 Sumitomo Wiring Syst Ltd アースジョイントコネクタ
JP2005123098A (ja) * 2003-10-20 2005-05-12 Fujikura Ltd ジョイントコネクタ
JP2006253017A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Sumitomo Wiring Syst Ltd ジョイントコネクタ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0594980U (ja) * 1992-06-01 1993-12-24 矢崎総業株式会社 ジョイントコネクタ
JPH10208815A (ja) * 1997-01-23 1998-08-07 Sumitomo Wiring Syst Ltd アースジョイントコネクタ
JP2004192991A (ja) * 2002-12-12 2004-07-08 Sumitomo Wiring Syst Ltd アースジョイントコネクタ

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011249181A (ja) * 2010-05-28 2011-12-08 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk アース接続装置およびそれを用いたワイヤハーネス
CN103782457A (zh) * 2011-09-08 2014-05-07 株式会社自动网络技术研究所 接头连接器及其组装方法
WO2013035268A1 (ja) * 2011-09-08 2013-03-14 株式会社オートネットワーク技術研究所 ジョイントコネクタおよびその組立方法
US9099803B2 (en) 2011-09-08 2015-08-04 Autonetworks Technologies, Ltd. Joint connector and assembling method thereof
CN103797658A (zh) * 2011-09-20 2014-05-14 株式会社自动网络技术研究所 导电板及接头连接器
US9211852B2 (en) 2011-09-20 2015-12-15 Autonetworks Technologies, Ltd. Conductive plate and joint connector
WO2013042576A1 (ja) * 2011-09-20 2013-03-28 株式会社オートネットワーク技術研究所 導電板およびジョイントコネクタ
JP2013065502A (ja) * 2011-09-20 2013-04-11 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 導電板およびジョイントコネクタ
WO2013047178A1 (ja) * 2011-09-29 2013-04-04 株式会社オートネットワーク技術研究所 ジョイントコネクタ
JP2013073912A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk ジョイントコネクタ
JP2013073911A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk ジョイントコネクタ
US9362665B2 (en) 2011-09-29 2016-06-07 Autonetworks Technologies, Ltd. Joint connector with pairs of locking lances and communication space extending between the pairs of locking lances
JP2014089811A (ja) * 2012-10-29 2014-05-15 Yazaki Corp ジョイントコネクタ
JP2014186934A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Sumitomo Wiring Syst Ltd ジョイントコネクタ
WO2015115160A1 (ja) * 2014-01-31 2015-08-06 株式会社オートネットワーク技術研究所 アース端子ユニット
JP2015144085A (ja) * 2014-01-31 2015-08-06 株式会社オートネットワーク技術研究所 アース端子ユニット
US9774109B2 (en) 2014-01-31 2017-09-26 Autonetworks Technologies, Ltd. Terminal fitting
WO2022255060A1 (ja) * 2021-06-03 2022-12-08 株式会社オートネットワーク技術研究所 ジョイント端子

Also Published As

Publication number Publication date
CN102282732A (zh) 2011-12-14
JP5428674B2 (ja) 2014-02-26
WO2011030510A1 (ja) 2011-03-17
CN102282732B (zh) 2013-11-27
DE112010000444T8 (de) 2012-11-22
US20110269323A1 (en) 2011-11-03
DE112010000444T5 (de) 2012-08-09
US8137116B2 (en) 2012-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5428674B2 (ja) アース接続装置及びこれを含むワイヤハーネス
JP5494236B2 (ja) アース接続装置およびそれを用いたワイヤハーネス
US9209582B2 (en) Connector
JP5760971B2 (ja) アース接続装置
EP2515386B1 (en) Insulating structure of l-shaped terminal
US9039463B2 (en) Connector and wire harness
US20110136391A1 (en) Connector
WO2009090942A1 (ja) ワイヤハーネス及びワイヤハーネス組立方法
US11133619B2 (en) Method for improving clearance and creepage in a high voltage connector assembly using a female terminal position assurance (TPA) device
US8403696B2 (en) Connector with a conductive shell with a flange with an integral locking portion for engagement with a mating connector
JP5414836B2 (ja) コネクタ
JP2007087810A (ja) 接続端子
US11831107B2 (en) Connector having module accommodating portion for pressing fixing barrel
JP5737153B2 (ja) アース接続装置およびそれを用いたワイヤハーネス
JP2010055940A (ja) ワイヤハーネスのコネクタホルダ並びにワイヤハーネスの製造方法
JP4960274B2 (ja) ケーブルコネクタ
JP2008204720A (ja) 短絡部材、短絡部材付電線、ジョイントコネクタおよび短絡方法
KR20090073814A (ko) 다방향 조인트장치
JP2012138171A (ja) ジョイントコネクタ
JP2010073328A (ja) コネクタアッセンブリ、ワイヤハーネス、並びにワイヤハーネスの製造方法
JP2005353356A (ja) 多極コネクタ
JP2010049881A (ja) 短絡回路を含むワイヤハーネス及びその製造方法
JP2006073329A (ja) コネクタ及びコネクタの導通検査方法
JP2012243388A (ja) コネクタ
JP2011165474A (ja) ワイヤハーネス接続用コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120820

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130702

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130826

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5428674

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150