JP2006073329A - コネクタ及びコネクタの導通検査方法 - Google Patents

コネクタ及びコネクタの導通検査方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コネクタハウジング同士を嵌合したまま導通検査を行うことを可能とするコネクタ及びコネクタの導通検査方法を提供する。
【解決手段】コネクタ1は雌コネクタ2と雄コネクタ3を備えている。雌コネクタ2は雌ハウジング4と端子金具5を備えている。雄コネクタ3は雄ハウジング12と圧接端子8を備えている。雄ハウジング12には貫通孔14が設けられている。貫通孔14は圧接端子8を収容する端子収容室15の内外を連通する。貫通孔14はハウジング4,12同士が半嵌合で雌ハウジング4外に露出する。ハウジング4,12同士が半嵌合で端子金具5と圧接端子8とが接続した状態で貫通孔14を通して導通検査用のピン28を挿入する。導通検査用のピン28は圧接端子8に接触する。導通検査用のピン28で導通検査を行う。
【選択図】図7

Description

本発明は、電線の接続等に使用されるコネクタ及び該コネクタの導通検査方法に関する。
移動体としての自動車には、搭載される種々のランプや種々のモータなどの電子機器にバッテリなどの電源から電力を供給するためにワイヤハーネスが配索されている。前記ワイヤハーネスは、複数の電線と、これらの電線それぞれの端部に取り付けられたコネクタなどを備えている。
電線は、導電性の芯線と、絶縁性の被覆部とを備えた所謂被覆電線である。コネクタは、導電性の端子金具と、絶縁性の絶縁体としてのコネクタハウジングとを備えている。端子金具は、導電性の板金を折り曲げて形成され、電線の端末に取り付けられて該電線の芯線と電気的及び機械的に接続する。
コネクタハウジングは、絶縁性の合成樹脂からなり箱状に形成されている。コネクタハウジングには、端子収容室が複数設けられている。端子収容室は、コネクタハウジングを貫通した空間である。端子収容室は、端子金具を収容する。
前述した構成のコネクタ則ちワイヤハーネスは、以下のように組み立てられる。電線の端末に端子金具が取り付けられ、端子金具を端子収容室に挿入する。こうして組み立てられたコネクタを前述した電子機器のコネクタに嵌合するなどして、前述したワイヤハーネスを自動車に配索する。そして、ワイヤハーネスは、前述した電子機器に必要な信号や電力を供給する。
前述したワイヤハーネス則ちコネクタは、組立後に導通検査が施される。このとき、コネクタを電子機器のコネクタに嵌合させることなく、該電子機器のコネクタと同形状の検査装置の治具に嵌合するなどして、導通検査を施してきた。このため、現在、電子機器のコネクタのコネクタハウジングと、コネクタハウジングとを嵌合したまま前記コネクタに導通検査を施すことが望まれている。
したがって、本発明の目的は、コネクタハウジング同士を嵌合したまま導通検査を行うことを可能とするコネクタ及びコネクタの導通検査方法を提供することにある。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明のコネクタは、雌形のコネクタハウジングと、この雌形のコネクタハウジングに取り付けられる第1の端子金具とを備えた雌形のコネクタと、前記雌形のコネクタハウジングに嵌合可能な雄形のコネクタハウジングと、この雄形のコネクタハウジングの端子収容室内に収容される第2の端子金具とを備えた雄形のコネクタと、を備え、前記雌形のコネクタハウジングと前記雄形のコネクタハウジングとが嵌合すると、前記第1の端子金具と前記第2の端子金具とが互いに接続するコネクタにおいて、前記雄形のコネクタハウジングには、端子収容室それぞれの内側と外部とを連通する貫通孔が設けられており、前記雌形のコネクタハウジングと前記雄形のコネクタハウジングとが半嵌合の状態で前記第1の端子金具と前記第2の端子金具とが接続しかつ前記貫通孔が前記雌形のコネクタハウジング外に露出するとともに、前記雌形のコネクタハウジングと前記雄形のコネクタハウジングとが完全嵌合すると前記貫通孔が前記雌形のコネクタハウジングにより覆われることを特徴としている。
請求項2に記載の本発明のコネクタの導通検査方法は、雌形のコネクタハウジングと、この雌形のコネクタハウジングに取り付けられる第1の端子金具とを備えた雌形のコネクタと、前記雌形のコネクタハウジングに嵌合可能な雄形のコネクタハウジングと、この雄形のコネクタハウジングの端子収容室内に収容される第2の端子金具とを備えた雄形のコネクタと、を備え、前記雌形のコネクタハウジングと前記雄形のコネクタハウジングとが嵌合すると、前記第1の端子金具と前記第2の端子金具とが互いに接続するコネクタの導通検査方法において、前記雄形のコネクタハウジングには、端子収容室それぞれの内側と外部とを連通する貫通孔が設けられており、前記雌形のコネクタハウジングと前記雄形のコネクタハウジングとが半嵌合の状態で前記第1の端子金具と前記第2の端子金具とが接続しかつ前記貫通孔が前記雌形のコネクタハウジング外に露出するとともに、前記雌形のコネクタハウジングと前記雄形のコネクタハウジングとを半嵌合して、前記貫通孔を通して導通検査用のピンを端子収容室内に挿入して、前記第2の端子金具に接触させて、前記コネクタに導通検査を施すことを特徴としている。
請求項3に記載の本発明のコネクタの導通検査方法は、請求項2に記載のコネクタの導通検査方法において、前記雌形のコネクタハウジングと前記雄形のコネクタハウジングとが半嵌合する際に、これらのコネクタハウジング同士が完全嵌合することを規制する規制治具を用いることを特徴としている。
請求項1に記載された本発明のコネクタによれば、コネクタハウジング同士が半嵌合の状態で、雄形のコネクタハウジングに設けられた端子収容室と連通する貫通孔が露出する。このため、コネクタハウジング同士が半嵌合の状態で、貫通孔を通して導通検査用のピンを挿入して、該ピンを端子収容室内の第2の端子金具と接触させることができる。
請求項2に記載された本発明のコネクタによれば、コネクタハウジング同士が半嵌合の状態で、雄形のコネクタハウジングに設けられた端子収容室と連通する貫通孔を通して導通検査用のピンを挿入する。このため、該ピンを端子収容室内の第2の端子金具と確実に接触させることができる。
請求項3に記載された本発明のコネクタによれば、規制治具が、コネクタハウジング同士を完全嵌合することを規制する。このため、雄形のコネクタハウジングに設けられた端子収容室と連通する貫通孔を確実に露出させることができる。
以上説明したように請求項1に記載の本発明は、コネクタハウジング同士が半嵌合の状態で、貫通孔を通して導通検査用のピンを挿入して、該ピンを端子収容室内の第2の端子金具と接触させることができる。このため、コネクタハウジング同士が半嵌合の状態で、コネクタハウジング同士を分離させることなく、雄形のコネクタに導通検査を施すことができる。また、コネクタハウジング同士を完全嵌合すると、貫通孔が雌形のコネクタハウジングに覆われるので、貫通孔を通して端子収容室などにゴミや埃などの異物が侵入することを防止できる。
請求項2に記載の本発明は、コネクタハウジング同士が半嵌合の状態で、雄形のコネクタハウジングに設けられた端子収容室と連通する貫通孔を通して導通検査用のピンを挿入する。このため、該ピンを端子収容室内の第2の端子金具と確実に接触させることができる。したがって、コネクタハウジング同士が半嵌合の状態で、コネクタハウジング同士を分離させることなく、雄形のコネクタに導通検査を確実に施すことができる。
請求項3に記載の本発明は、規制治具がコネクタハウジング同士を完全嵌合することを規制するため、貫通孔を確実に露出させることができる。したがって、コネクタハウジング同士が半嵌合の状態で、コネクタハウジング同士を分離させることなく、導通検査用のピンを貫通孔内に確実に挿入でき、雄形のコネクタに導通検査を確実に施すことができる。
本発明の一実施形態にかかるコネクタ1を、図1ないし図7に基づいて説明する。コネクタ1は、図1に示すように、雌形のコネクタ(以下、単に雌コネクタと記す)2と、雄形のコネクタ(以下、単に雄コネクタと記す)3とを備えている。
雌コネクタ2は、図1に示すように、雌形のコネクタハウジング(以下、単に雌ハウジングと記す)4と、複数の端子金具5とを備えている。雌ハウジング4は、絶縁性の合成樹脂からなり有底筒状に形成されている。雌ハウジング4は、図示しない印刷配線板に取り付けられる。また、雌ハウジング4の内面には、雄コネクタ3と嵌合用の図示しないロック突起が設けられている。
端子金具5は、導電性の金属からなり棒状に形成されている。端子金具5は、側方からみてく字状をなすように、中央で屈曲されている。端子金具5は、一端部が雌ハウジング4内に位置し、他端部が印刷配線板の導体パターンと電気的及び機械的に接続している。端子金具5は、本明細書に記した第1の端子金具をなしている。
雄コネクタ3は、図1に示すように、カバー6と、プレート状ハウジング7と、第2の端子金具としての圧接端子8とを備えている。なお、以下、図1中の矢印Xを幅方向、矢印Xと直交しかつ図示しない印刷配線板の表面と平行な矢印Yを長手方向、矢印X,Y双方と直交する矢印Zを厚み方向とする。
カバー6は、絶縁性の合成樹脂からなり、図1に示すように、プレート状則ち平板状に形成されている。カバー6には、雌コネクタ2と嵌合するロック部材9が取り付けられている。カバー6には、プレート状ハウジング7と係止するための係止部10が設けられている。
プレート状ハウジング7は、図示例では一対設けられている。プレート状ハウジング7は、絶縁性の合成樹脂からなり、図1に示すように、プレート状則ち平板状に形成されている。プレート状ハウジング7は、圧接端子8を収容する複数の端子収容室15と、プレート状ハウジング7同士やカバー6と固定するための係止部11とを備えている。
前述したカバー6と、プレート状ハウジング7とは、互いに平行に重なり、かつ、係止部10,11が互いに係止することで、図2及び図3に示すように、合体する。合体した状態で、カバー6とプレート状ハウジング7とは、雌ハウジング4に嵌合する雄形のコネクタハウジング12(以下、単に雄ハウジングと記す)を構成する。なお、図2では、ロック部材9を省略している。
さらに、前述した雌コネクタ2の端子金具5の雌ハウジング4の底面13(図5に示す)からの突出量と、雄コネクタ3の圧接端子8の後述する弾性ばね片22の位置などは、ハウジング4,12同士が半嵌合の状態で、端子金具5と圧接端子8とが電気的に接続可能な値となっている。
また、雄コネクタ3は、図4に示すように、複数の貫通孔14を備えている。貫通孔14は、カバー6と、プレート状ハウジング7のうち図1中下方に位置する一方のプレート状ハウジング7とに設けられている。貫通孔14は、勿論、カバー6と、プレート状ハウジング7を貫通している。カバー6と、一方のプレート状ハウジング7との双方に設けられた貫通孔14は、端子収容室15同士が並ぶ方向に沿って、並べられている。
カバー6に設けられた貫通孔14は、それぞれ、図1中の上方に設けられた他方のプレート状ハウジング7の各端子収容室15に対応する。前述した一方のプレート状ハウジング7に設けられた貫通孔14は、それぞれ、勿論、該一方のプレート状ハウジング7の各端子収容室15に対応する。貫通孔14と、端子収容室15とは、互いに1体1で対応している。このため、貫通孔14は、端子収容室15の内側と、雄コネクタ3の外部とを連通している。また、これらの貫通孔14は、端子収容室15内の圧接端子8を臨める位置に配されている。
貫通孔14は、長手方向Yの雄コネクタ3の雌コネクタ2から離れた側の端部に設けられている。貫通孔14は、図5に示すように、前述した雄コネクタ3と雌コネクタ2とが半嵌合(完全に嵌合していない状態)で、かつ端子金具5と圧接端子8とが互いに電気的に接続した状態で雌コネクタ2の雌ハウジング4に覆われることなく、該雌ハウジング4外に露出する位置に配されている。さらに、貫通孔14は、図6に示すように、前述した雄コネクタ3と雌コネクタ2とが完全嵌合すると、雌コネクタ2の雌ハウジング4に覆われる位置に配されている。
圧接端子8は、導電性の板金などからなる。圧接端子8は、図1、図4ないし図6に示すように、電気接触部18と、電線接続部19と、一対の係止ばね片20を一体に備えている。電気接触部18は、角筒状の筒部21と、弾性ばね片22とを備えている。
筒部21内には、端子金具5の一端部が侵入する。弾性ばね片22は、筒部21内に侵入した端子金具5の一端部を筒部21の内面に向かって押圧する。電気接触部18は、筒部21内に侵入した端子金具5の一端部を弾性ばね片22が筒部21の内面に向かって押圧することで、雌コネクタ2の端子金具5則ち印刷配線板の導体パターンと電気的及び機械的に接続する。
電線接続部19は、電線25と電気的及び機械的に接続される。電線25は、図4ないし図6に示すように、導電性の芯線26と、該芯線26を被覆する絶縁性の被覆部27とを備えた所謂被覆電線である。
電線接続部19は、複数(図示例では一対)の圧接刃23を備えている。圧接刃23は、板状に形成されかつ立設している。圧接刃23には、スリット24が設けられている。スリット24は、圧接刃23を切り欠いている。スリット24は、圧接刃23の幅方向Xの中央に設けられている。圧接刃23は、スリット24内に電線25が圧入されて、スリット24の内縁が被覆部27を切り込んで芯線26と接触する。圧接刃23則ち電線接続部19は、電線25と圧接して、該電線25と電気的及び機械的に接続する。
係止ばね片20は、圧接端子8の長手方向Yの中央で、かつ圧接端子8の幅方向Xの両端から立設している。係止ばね片20は、端子収容室15の内面に係止する。圧接端子8は、係止ばね片20が、端子収容室15の内面に係止することで、プレート状ハウジング7に取り付けられる。
前述した構成の雄コネクタ3は、それぞれのプレート状ハウジング7の端子収容室15に圧接端子8を収容し、該圧接端子8に電線25を圧接する。そして、カバー6と、二つのプレート状ハウジング7とを重ねて、係止部10,11により、これらを互いに固定する。こうして、雄コネクタ3が組み立てられる。
前述した構成の雄コネクタ3は、以下のように、導通検査が施される。まず、図7に示すように、雌ハウジング4の底面13と、雄ハウジング12の先端面16との間に、板状の規制治具17を位置付け、雌コネクタ2と雄コネクタ3とを半嵌合する。なお、板状の規制治具17の厚みは、ハウジング4,12同士が半嵌合し、かつ端子金具5と圧接端子8とが互いに電気的に接続する厚みとなっている。このため、規制治具17は、ハウジング4,12同士を半嵌合する際に、これらのハウジング4,12同士が近づいて完全嵌合することを規制する。
また、ハウジング4,12同士を半嵌合すると、端子金具5と圧接端子8とが互いに接続し、貫通孔14が雌ハウジング4外に露出する。そして、前記貫通孔14を通して、導通検査装置の導通検査用のピン28(図7に示す)を端子収容室15内に挿入する。すると、導通検査用のピン28が端子収容室15内の圧接端子8に接触する。導通検査装置が、導通検査を施して、圧接端子8同士の電気的な接続状況などを把握して、雄コネクタ3の良否を判定する。こうして、雄コネクタ3に導通検査が施される。
本実施形態によれば、ハウジング4,12同士が半嵌合の状態で、雄ハウジング12に設けられた端子収容室15と連通する貫通孔14が露出する。このため、ハウジング4,12同士が半嵌合の状態で、貫通孔14を通して導通検査用のピン28を挿入して、該ピン28を端子収容室15内の圧接端子8と接触させることができる。このため、ハウジング4,12同士が半嵌合の状態で、ハウジング4,12同士を分離させることなく、雄コネクタ3に導通検査を施すことができる。また、ハウジング4,12同士を完全嵌合すると、貫通孔14が雌ハウジング4に覆われるので、貫通孔14を通して端子収容室15などにゴミや埃などの異物が侵入することを防止できる。
また、規制治具17が、ハウジング4,12同士を完全嵌合することを規制する。このため、雄ハウジング12に設けられた端子収容室15と連通する貫通孔14を確実に露出させることができる。したがって、ハウジング4,12同士が半嵌合の状態で、ハウジング4,12同士を分離させることなく、導通検査用のピン28を貫通孔14内に確実に挿入でき、雄コネクタ3に導通検査を確実に施すことができる。
前述した実施形態では、規制治具17を板状に形成して、雄ハウジング12の先端面16と雌ハウジング4の底面13との間に位置付けている。しかしながら、本発明では、図8に示すように、規制治具17を例えば枠状に形成して、雄ハウジング12の電線25寄りの基端部29と雌ハウジング4の雄ハウジング12寄りの先端部30との間に位置付けても良い。さらに、本発明では、規制治具17を必ずしも設けなくても良い。
前述した実施形態では、第2の端子金具として、電線25と圧接する圧接端子8を示している。しかしながら、本発明では、第2の端子金具として、電線25を加締める加締め片を複数備えた所謂圧着端子を用いても良い。また、前述した実施形態では、雄ハウジング12は、カバー6と一対のプレート状ハウジング7とで構成されている。しかしながら、本発明では、雄ハウジング12を箱形の一体の部品から構成しても良い。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施形態にかかるコネクタを分解して示す斜視図である。 図1に示されたコネクタの雄コネクタの斜視図である。 図2に示された雄コネクタの他の斜視図である。 図2中のIV−IV線に沿う断面図である。 図1に示されたコネクタの雄コネクタと雌コネクタとを半嵌合させた状態を示す断面図である。 図5雄コネクタと雌コネクタとを完全嵌合させた状態を示す断面図である。 本発明の規制治具を用いて半嵌合に保たれた雄コネクタの貫通孔に導通検査用のピンを挿入した状態を示す断面図である。 図7に示された規制治具の変形例を用いて半嵌合に保たれた雄コネクタの貫通孔に導通検査用のピンを挿入した状態を示す断面図である。
符号の説明
1 コネクタ
2 雌コネクタ(雌形のコネクタ)
3 雄コネクタ(雄形のコネクタ)
4 雌ハウジング(雌形のコネクタハウジング)
5 端子金具(第1の端子金具)
8 圧接端子(第2の端子金具)
12 雄ハウジング(雄形のコネクタハウジング)
14 貫通孔
15 端子収容室
17 規制治具
28 導通検査用のピン

Claims (3)

  1. 雌形のコネクタハウジングと、この雌形のコネクタハウジングに取り付けられる第1の端子金具とを備えた雌形のコネクタと、
    前記雌形のコネクタハウジングに嵌合可能な雄形のコネクタハウジングと、この雄形のコネクタハウジングの端子収容室内に収容される第2の端子金具とを備えた雄形のコネクタと、を備え、前記雌形のコネクタハウジングと前記雄形のコネクタハウジングとが嵌合すると、前記第1の端子金具と前記第2の端子金具とが互いに接続するコネクタにおいて、
    前記雄形のコネクタハウジングには、端子収容室それぞれの内側と外部とを連通する貫通孔が設けられており、
    前記雌形のコネクタハウジングと前記雄形のコネクタハウジングとが半嵌合の状態で前記第1の端子金具と前記第2の端子金具とが接続しかつ前記貫通孔が前記雌形のコネクタハウジング外に露出するとともに、
    前記雌形のコネクタハウジングと前記雄形のコネクタハウジングとが完全嵌合すると前記貫通孔が前記雌形のコネクタハウジングにより覆われることを特徴とするコネクタ。
  2. 雌形のコネクタハウジングと、この雌形のコネクタハウジングに取り付けられる第1の端子金具とを備えた雌形のコネクタと、前記雌形のコネクタハウジングに嵌合可能な雄形のコネクタハウジングと、この雄形のコネクタハウジングの端子収容室内に収容される第2の端子金具とを備えた雄形のコネクタと、を備え、前記雌形のコネクタハウジングと前記雄形のコネクタハウジングとが嵌合すると、前記第1の端子金具と前記第2の端子金具とが互いに接続するコネクタの導通検査方法において、
    前記雄形のコネクタハウジングには、端子収容室それぞれの内側と外部とを連通する貫通孔が設けられており、
    前記雌形のコネクタハウジングと前記雄形のコネクタハウジングとが半嵌合の状態で前記第1の端子金具と前記第2の端子金具とが接続しかつ前記貫通孔が前記雌形のコネクタハウジング外に露出するとともに、
    前記雌形のコネクタハウジングと前記雄形のコネクタハウジングとを半嵌合して、前記貫通孔を通して導通検査用のピンを端子収容室内に挿入して、前記第2の端子金具に接触させて、前記コネクタに導通検査を施すことを特徴とするコネクタの導通検査方法。
  3. 前記雌形のコネクタハウジングと前記雄形のコネクタハウジングとが半嵌合する際に、これらのコネクタハウジング同士が完全嵌合することを規制する規制治具を用いることを特徴とする請求項2記載のコネクタの導通検査方法。
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