JP2011043568A - 現像剤搬送装置、現像剤収容器、及び画像形成装置 - Google Patents

現像剤搬送装置、現像剤収容器、及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】廃トナーの搬送性を向上する。
【解決手段】廃トナー19を搬送する搬送用スパイラル80は、回収容器71におけるトナー収納部102内に設けられている。搬送用スパイラル80は、駆動側スパイラル110と従動側スパイラル120とを各々分割して構成されている。そのため、従動側スパイラル120周囲の廃トナー密度が一定値を超えた時(つまり廃トナー19による従動側スパイラル120の回転負荷が一定値を超えた時)、従動側スパイラル120の回転が停止するため(即ち、従動側スパイラル120における廃トナー19の搬送活動が停止するため)、駆動モータ等の駆動手段が過負荷状態となるのを防止できる。これにより、過負荷によって搬送用スパイラル80全体の回転が停止して、トナー密度の低い上流側領域への廃トナー19の更なる収容ができなくなるといった事態を防止することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、現像剤を搬送する現像剤搬送装置、現像剤収容器、及び画像形成装置に関するものである。
従来、例えば、電子写真記録方式の画像形成装置においては、転写後の感光体ドラムの表面に、転写し残った現像剤であるトナーが残留する。そこで、感光体ドラムの表面に残留したトナーを除去し、画像形成装置内に配設されたトナー回収装置に回収するようにしている。
この回収の方法として、トナーを自由落下させて収容する方法もあるが、この場合、所望の収容体積を確保するためには、収容器の形状を鉛直方向(即ち、縦方向)に長くしなければならず、そのための空間の自由度が低く、従ってスペース確保が困難な場合が多い。
この対策として、回収容器の形状を水平方向に延在させるために、例えば、回収容器内部に、回転することでトナーを搬送できるスパイラル等のトナー搬送機構を設ける場合がある。
ここで、搬送方向下流部に多くのトナーが搬送された場合に、回収容器内の搬送方向下流部のみに堆積したトナーにより、搬送機構に加わる負荷が増大して搬送機構全体が停止してしまうのを防止するために、例えば、特許文献1に開示されているように、トナー搬送機構を搬送機構上流側に位置する駆動側スパイラルと、スプリングスパイラルで駆動側スパイラルを用いて駆動側スパイラルと接続されている搬送機構下流側スパイラル(即ち、従動側スパイラル)の駆動側スパイラルとの接続を切断し、回転の伝達を切断する、つまり搬送機構下流側の搬送力を制限可能にしたトナー回収装置が知られている。
特開2006−162941号公報
しかしながら、従来の画像形成装置では、次のような課題があった。
収容するトナーの流動性は、その印刷密度や印刷間隔といった状況によって変化する。トナーの流動性が低い場合には搬送性が悪化し、特にコイルスプリングを利用したスプリングスパイラルの場合は、その有効面積が小さいことから十分な搬送能力が得られないという課題があった。
本発明の現像剤搬送装置は、現像剤を搬送する現像剤搬送装置本体を備えた現像剤搬送装置において、前記現像剤搬送装置本体内に回転自在に設けられた第1の回転軸と、前記第1の回転軸の径方向に設けられた螺旋状の第1の羽根部とを有する第1の搬送部材と、前記現像剤搬送装置本体内に回転自在に設けられた第2の回転軸と、前記第2の回転軸の径方向に設けられ、且つ、所定の位置に現像剤滞留部が配置された螺旋状の第2の羽根部とを有する第2の搬送部材と、を備えたことを特徴とする。
本発明の現像剤収容器は、前記発明の現像剤搬送装置を備えることを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、前記発明の現像剤収容器を備えることを特徴とする。
本発明の現像剤搬送装置、現像剤収容器及びこれらを用いた画像形成装置によれば、例えば、現像剤収容器内に設けられる現像剤搬送装置を、第1の搬送部材と第2の搬送部材とに分割し、第2の搬送部材に、現像剤滞留部を設けたので、第2の搬送部材の周囲の現像剤密度が一定値を超えた時、つまり現像剤による第2の搬送部材の回転負荷が一定値を超えた時、この第2の搬送部材の回転が停止するため(即ち、第2の搬送部材における現像剤の搬送活動が停止するため)、駆動モータ等の駆動手段が過負荷状態となるのを防止できる。これにより、過負荷によって現像剤搬送装置全体の回転が停止して、例えば、現像剤密度の低い領域への現像剤の更なる収容ができなくなるといった事態を防止することができる。
図1は本発明の実施例1における画像形成装置の概略的な構成を示す構成図である。 図2は図1の各プロセスユニット10における各トナー収集部50の近傍の要部を示す部分拡大図である。 図3は図1の画像形成装置1におけるトナー回収装置70の構成を示す分解斜視図である。 図4は図1及び図3におけるトナー搬送機構60の排出部65とトナー回収装置70の受入部72との接続部分を、X軸の−側から見た部分拡大図である。 図5は図4(a)、(b)中の固定キャップ130と可動キャップ131の各形状を示す斜視図である。 図6は図1及び図3における搬送用スパイラル80を示す構成図である。 図7−1は図1及び図3等におけるトナー回収装置70の動作状態を示す要部の正面図である。 図7−2は図1及び図3等におけるトナー回収装置70の動作状態を示す要部の正面図である。 図7−3は図1及び図3等におけるトナー回収装置70の動作状態を示す要部の正面図である。 図7−4は図1及び図3等におけるトナー回収装置70の動作状態を示す要部の正面図である。 図8は本発明の実施例2におけるトナー回収装置70Aの動作状態を示す要部の正面図である。 図9は図8中のB部の廃トナー収容量検出部90Aを示す分解斜視図である。 図10は本発明の実施例3における駆動側スパイラル110Aを示す斜視図である。 図11は本発明の実施例4における従動側スパイラル120Aを示す斜視図である。 図12は図1及び図3中のトナー収納部102内における図11の従動側スパイラル120Aの配置箇所を示す部分的な斜視図である。
本発明を実施するための形態は、以下の好ましい実施例の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、明らかになるであろう。但し、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の範囲を限定するものではない。
(実施例1の構成)
本発明の実施例1における画像形成装置は、以下の(A)〜(D)のように構成されている。
(A) 画像形成装置の全体構成
図1は、本発明の実施例1における画像形成装置の概略的な構成を示す構成図である。
この画像形成装置1は、例えば、トナー回収装置を備えた電子写真記録方式の画像形成装置であり、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色の画像を各々に形成する4つの現像装置であるプロセスユニット10(=10Y,10M,10C,10K)を有し、これらが用紙等の記録媒体20の搬送経路の上流側から順に着脱自在に配設されている。各プロセスユニット10は、内部構成が共通している。
各プロセスユニット10には、感光体ドラム11が矢印方向に回転可能にそれぞれ配設されている。各感光体ドラム11の周囲には、この回転方向上流側から順に、感光体ドラム11の表面に電荷を供給して帯電させる帯電ローラ12と、帯電された感光体ドラム11の表面に選択的に光を照射して静電潜像を形成する露光装置13とが、それぞれ配設されている。更に、静電潜像が形成された各感光体ドラム11の表面に、現像剤である各色のトナーを付着させて現像を発生させる(つまりトナー像を形成する)現像ローラ14と、感光体ドラム11上のトナーの現像を転写した際に残留した未転写トナー(以下「廃トナー」という。)を除去するクリーニングブレード15と、感光体ドラム11の表面電位のばらつきを除去するための除電装置16とが、それぞれ配設されている。尚、これら各装置に用いられている感光体ドラム11又はローラは、図示しない駆動源からギア等を経由して動力が伝達されて回転する構成になっている。
画像形成装置1の下部には、記録媒体20を堆積した状態で収納する用紙カセット21が着脱自在に装着されている。用紙カセット21の上方には、記録媒体20を1枚ずつ分離させて搬送するためのホッピングローラやリタードローラ等を備えた給紙部22が配設されている。更に、記録媒体20の搬送方向における給紙部22の下流側には、ピンチローラ23,24と共に、記録媒体20を挟持することによって記録媒体20を搬送する搬送ローラ25、及び記録媒体20の斜行を修正して各プロセスユニット10に搬送するレジストローラ26が配設されている。これらの給紙部22、搬送ローラ25、及びレジストローラ26は、図示しない駆動源からギア等を経由して動力が伝達されて回転する構成になっている。
各プロセスユニット10内の感光体ドラム11に対向する位置には、導電性のゴム等によって形成された転写ローラ27がそれぞれ配設されている。各転写ローラ27には、感光体ドラム11上に付着されたトナーによるトナー像を記録媒体20に転写する転写時に、各感光体ドラム11の表面電位とこの各転写ローラ27の表面電位に電位差を持たせるための電位が、図示しない電源より印加される。
ブラック(K)のプロセスユニット10Kの下流側には、定着装置28が配設されている。定着装置28は、加熱ローラ及びバックアップローラを有し、記録媒体20上に転写されたトナーを加圧・加熱することによって定着する装置である。定着ローラ28の下流側には、排出ローラ29,30、ピンチローラ31,32、及び記録媒体スタッカ部33が配設されている。排出ローラ29,30は、排出部のピンチローラ31,32と共に、定着装置28から排出された記録媒体20を挟持し、記録媒体スタッカ部33に搬送するものである。これらの定着装置28、及び排出ローラ29等は、図示しない駆動源からギア等を経由して動力が伝達されて回転する構成になっている。
プロセスユニット10Y,10M,10C,10Kと対向する位置である下部には、ベルト搬送装置40が配設されている。ベルト搬送装置40は、記録媒体20を各プロセスユニット10へ通過させるための搬送経路を形成するものであり、各感光体ドラム11と各転写ローラ27との間に介在された転写ベルト41を有し、この転写ベルト41を駆動して、レジストローラ26から排出される記録媒体20を定着装置28の搬入位置まで搬送する装置である。
尚、図1中に記載されたXYZ座標のうち、X軸は記録媒体20が各プロセスユニット10を通過する際の搬送方向、Y軸は感光体ドラム11の回転軸方向、Z軸はX軸及びY軸と直交する方向である。以下の図において、XYZ座標が示される場合、これらの座標の軸方向は、共通する方向を示すものとする。
以上の構成において、画像形成装置1の概略の動作を説明する。
先ず、用紙カセット21に堆積した状態で収納されている記録媒体20は、給紙部22により、上から1枚ずつ分離されて下流側に搬送される。更に、記録媒体20は、搬送ローラ25、レジストローラ26及びピンチローラ23,24に挟持されて、ベルト搬送装置40の記録媒体受入部まで搬送される。以後、記録媒体20は、ベルト搬送装置40によってプロセスユニット10Yへ搬送され、感光ドラム11上に付着されたトナー像が、その記録媒体20の記録面に転写される。
同様にして、記録媒体20は、順次、各プロセスユニット10M,10C,10Kを通過し、この通過過程で、各露光装置13により形成された静電潜像を、現像ローラ14によって現像した各色のトナー像がその記録面に順次転写され、重ね合わされる。記録媒体20の記録面上に各色のトナー像が重ね合わされた後、定着装置28によってトナー像が定着された記録媒体20は、排出ローラ29,30及びピンチローラ31,32に挟持されて、画像形成装置1の外部の記録媒体スタッカ部33に排出される。以上の過程を経て、カラー画像が記録媒体20上に形成される。
(B) 廃トナー処理構成
画像形成装置1における廃トナーを処理するための構成を説明する。
各プロセスユニット10内のクリーニングブレード15の下部には、各感光体ドラム11から掻き落とした廃トナーをトナー搬送機構60に導くためのトナー収集部50がそれぞれ配設されている。各プロセスユニット10における各トナー収集部50は、内部構成が共通しており、収納空間部51、及びトナー排出部52をそれぞれ有している。各収納空間部51内には、搬送用スパイラル53がそれぞれ設けられている。
図2は、図1の各プロセスユニット10における各トナー収集部50の近傍の要部を示す部分拡大図である。
各プロセスユニット10内のクリーニングブレード15は、Y軸方向に延在する感光体ドラム11の軸方向の略全域に亘って形成され、各部で掻き落とした廃トナー19を収納空間部51に自然落下させるようになっている。機送用スパイラル53は、Y軸方向に回転軸を有し、クリーニングブレード15と略同領域に延在するように収納空間部51内に配設され、図示しない駆動手段によって軸回転する構成になっている。トナー排出口52は、トナー収集部50におけるY軸の+方向(即ち、図面上の表である手前方向に向かう方向)の端部の下部に形成されている。
以上のように構成された各トナー収集部50において、各クリーニングブレード15によって各感光体ドラム11から掻き落とされた廃トナー19は、各収納空間部51に自然落下し、搬送用スパイラル53によって、収納空間部51内を順次Y軸の+方向に搬送される。搬送された廃トナー19は、トナー排出口52に至り、このトナー排出口52から順次下方に落下する。
図1及び図2に示すトナー搬送機構60は、画像形成装置1のY軸の+側に配設され、各プロセスユニット10における各トナー排出口52にそれぞれ空間的に接続され、そこから排出される廃トナー19を受入れて自然落下させるトナー誘導部61(=61Y,61M,61C,61K)と、この各トナー誘導部61と空間的に連続してX軸方向に延在し、内部に同方向に回転軸を有する搬送用スパイラル62を収納したトナー搬送部63とを備えている。搬送用スパイラル62は、図示しない駆動手段によって軸回転し、各トナー誘導部61から落下する廃トナー19を、X軸の−方向(即ち、図面の右側方向)に順次搬送する構成になっている。
トナー搬送機構60は、更に、トナー落下部64と、排出部65と、転写ベルトクリーン部66とを有している。トナー落下部64は、X軸の−方向端部において、搬送用スパイラル62によって搬送された廃トナー19を自然落下させる構成になっている。排出部65は、トナー落下部64と空間的に連続しており、最終的に廃トナー19を、トナー回収装置70における現像剤収容器である回収容器71に排出するものである。転写ベルトクリーン部66は、帯電不良や濃度補正のために転写ベルト41上に残留する廃トナー19を転写ベルト41から掻き落として搬送するものである。この転写ベルトクリーニング部66は、転写ベルト41上に残留する廃トナー19を転写ベルト41から掻き落とすためのクリーニングブレード66aと、掻き落とした廃トナー19を、各搬送用スパイラル53と同様に、順次Y軸の+方向に搬送して排出部65に導く搬送用スパイラル66bとを有している。
以上のようにしてトナー搬送機構60の排出部65に集められた各廃トナー19は、後述する排出口を介して、画像形成装置1に着脱自在に装着された現像剤搬送装置である搬送用スパイラル80を有するトナー回収装置70の回収容器71に収容される構成になっている。
(C) トナー回収装置の構成
図3は、図1の画像形成装置1におけるトナー回収装置70の構成を示す分解斜視図である。
トナー回収装置70は、回収容器71、受入部72、搬送用スパイラル80、この搬送用スパイラル80を駆動するギア列73、及び駆動モータの動力をこのギア列73に伝達するカップリング74を備えている。
回収容器71内には、現像剤収容量検出部である廃トナー収容量検出部90が設けられている。廃トナー収容量検出部90は、弾性体であるフィルムにより形成され、この一端が回収容器71の内壁に軸支されている。廃トナー収容量検出部90の他端は、その一端側の軸を中心として回動可能とした廃トナー収容量検出レバー91と係合している。廃トナー19の収容量が増加して廃トナー収容量検出部90の他端が押し上げられると、この押し上げられた状態では、廃トナー収容量検出レバー91がY軸の時計回り方向に回動する。廃トナー収容量検出レバー91の先端には、マグネット92が取り付けられ、回収容器71の外部に設けた図示しない磁束密度検出機構により、廃トナー収容量検出レバー91の回動状態(即ち、廃トナー量の増加により廃トナー収容量検出部90の他端が押し上げられた状態)を検知可能に構成されている。
回収容器71は、図3に示すように、合掌状態に2分割された2つのカバー71a,71bにより構成されている。各カバー71a,71bの下部は、図示しない嵌合部により相互に嵌合し、一方のカバー71aの上部に設けられた爪部100と、他方のカバー71bの上部に設けられた凹部101とが相互に係合することにより、トナー収納部102を有する回収容器71が形成されている。又、各カバー71a,71bの接合部には、シール材103が設けられ、このシール材103により、回収容器71内のトナー収納部102の密閉度を上げている。
なお、本実施例1においては、各カバー71a,71bは、回収容器71を画像形成装置本体に装着した時の画像形成装置本体側の内部機構との干渉の回避、及び、画像形成装置本体内部への固定と位置決めのために、底面に複数(例えば、2つ)の凹み部71c,71dが形成されている。一方の凹み部71cは、回収容器71の内部において−X軸側に形成され、他方の凹み部71dは、回収容器71の内部において+X軸側に形成され、この2つの凹み部71c,71dが、回収容器71のトナー収納部102に進入している。これにより、トナー収納部102は、X軸方向上流側から順にトナー収納分室102a,102b,102cの3つの空間に、各凹み部71c,71dによって分けられている。又、画像形成装置本体内部には、画像形成装置本体内部に装着された回収容器71の凹み部71cと71dに対応する図示しない凸部が配設されている。
各カバー71a,71bの内側面の対向する位置には、一対の搬送用スパイラル軸受け部104がそれぞれ形成されている。この一対の搬送用スパイラル軸受け部104により、搬送用スパイラル80が回収容器71内のトナー収納部102に挟持されて、回転可能に軸支されている。
トナー回収装置70を構成する受入部72は、X軸方向に配設された円筒部72aと、この円筒部72aから垂直方向に突設された開口突出部72bと、この開口突出部72bの開口部であるトナー受入口72cとにより構成されている。トナー受入口72cは、円筒部72aの内部に空間的に通じている。受入部72は、この円筒部72aの内部に搬送用スパイラル80のスパイラル導入部113が位置する状態で、カバー71a,71bの開口部105に装着されている。この時、受入部72の開口突出部72bは、回収容器71の外部に突出し、後述するように、トナー回収装置70が画像形成装置1に装着された段階で、トナー搬送機構60の排出部65と接合している。
搬送用スパイラル80は、トナー回収装置70が画像形成装置本体に装着された時、X軸方向に沿って延在し、受入部72の側(以下「上流側」という。)の回収容器71のトナー収納部102から外部に突出する端部に、ギア列73と噛合する回転ギア111が設けられている。
ここで、トナー回収装置70を画像形成装置本体に対して着脱する際の、トナー回収装置70とトナー搬送機構60との接続関係について説明する。
図4(a)、(b)は、図1及び図3におけるトナー搬送機構60の排出部65とトナー回収装置70の受入部72との接続部分を、X軸の−側から見た部分拡大図であり、同図(a)はトナー回収装置70が画像形成装置本体に装着されている時の図であり、同図(b)はトナー回収装置70が画像形成装置本体から外れた時の図である。
排出部65には、トナー落下部64と空間的に繋がる固定キャップ130と、この固定キャップ130を内側にして重なるように形成された可動キャップ131とが、配置されている。
図5は、図4(a)、(b)中の固定キャップ130と可動キャップ131の各形状を示す斜視図である。
可動キャップ131は、固定キャップ130を内側にしてY軸方向にスライド可能に保持され、排出部65との間に圧縮した状態で架けられたコイルスプリング132によって、Y軸+方向に付勢されている。固定キャップ130及び可動キャップ131の各底面部には、図4(a)に示すように、トナー回収装置70が画像形成装置本体に装着されている状態で、互いに重なる排出口133及び排出口134がそれぞれ形成されている。可動キャップ131には、突起131aが形成されている。更に、排出部65には、図4(b)に示すように、トナー回収装置70が画像形成装置本体から外された状態で、排出口133と排出口134とが重ならない位置で突起131aと係合して、可動キャップ131の移動を制限するストッパ67が形成されている。
以上のように、トナー回収装置70とトナー搬送機構60との接続部が構成されているため、トナー回収装置70が画像形成装置本体に装着されている時、トナー搬送機構60のトナー落下部64を落下する廃トナー19は、図4(a)に矢印で示すように、排出口133,134を通過し、更に受入部72のトナー受入口72cを介して、トナー回収装置70の内部に位置する受入部72の円筒部72a(図1)に落下する。
一方、トナー回収装置70が画像装置本体から外されると、図4(b)に示すように、可動キャップ131がストッパ67によって移動が規制される位置まで、Y軸の+方向に移動する。この時、前述したように、可動キャップ131の排出口133が固定キャップ130の排出口134と重ならない位置に移動するため、トナー搬送機構60の排出部65は密閉される。従って、トナー回収装置70が画像装置本体から外された状態では、廃トナー19は、トナー搬送機構60の排出部65の内部に留まり、画像形成装置1の内部に漏れ出ることがない。
尚、前記の例では、コイルスプリング132が、可動キャップ131を付勢する作用だけを行うように構成したが、例えば、Y軸に沿って延在するその軸中心に所定方向に回転するように構成することによって、トナー落下部64から落下する廃トナー19を、コイルスプリング132の搬送作用によって、重なった状態の排出口133,134まで円滑に導くことができる。
(D) 搬送用スパイラルの構成
図6(a)、(b)は、図1及び図3における搬送用スパイラル80を示す構成図であり、同図(a)は搬送用スパイラル80を構成する駆動側スパイラル110及び従動側スパイラル120の分解斜視図であり、同図(b)は同図(a)中の従動側スパイラル120及びこれに関連した構成を示す拡大斜視図である。
図6(a)に示すように、搬送用スパイラル80は、第1の搬送部材である駆動側スパイラル110と第2の搬送部材である従動側スパイラル120とに分割して構成されている。駆動側スパイラル110は、回転ギア111と、この回転ギア111に取り付けられたマグネット112と、回転ギア111に取り付けられたスパイラル導入部113、スパイラル搬送部114、及び接続部115と、この接続部115に連結された軸部116とにより構成されている。
ここで、駆動側スパイラル120は、第1の回転軸である軸部の周面に形成された螺旋状の第1の羽根部(例えば、スパイラル導入部113とスパイラル搬送部114)、及び接続部115が、共にプラスチック材で一体的に形成され、下流側には、前記プラスチックの軸部端面に圧入され、一体的に回転駆動可能な金属シャフトにより構成された軸部116を備えている。回転ギア111にはマグネット112が取り付けられ、回収容器71の外部に設けられた図示しない磁束密度検出機構により、搬送用スパイラル80の回転状態が検知可能に構成されている。
図6(b)に示すように、従動側スパイラル120は、駆動側スパイラル110の軸部116が、ナイロンワッシャ121及びシールスポンジ122を介して挿入される管状のスパイラル部123を有している。スパイラル部123の端部側には、トナー滞留部123a及びフランジ123bが設けられている。フランジ123bには、コイルスプリング124、カラー125、及びEリング126を介して、カラー127が装着されている。
ここで、スパイラル部123は、第2の回転軸である管状の軸部とこの周面の螺旋状の第2の羽根部(例えば、スパイラル)とが共にプラスチック材で一体的に形成され、前記軸部116と同軸上に配され、その軸部116の周りを回転自在となるよう、前記管状の軸部が中空に構成されている。スパイラル部123には、所定の範囲においてスパイラルを形成しない軸部のみの形状とした現像剤滞留部であるトナー滞留部123aが設けられている。トナー滞留部123aは、トナー収納部102においてX軸方向における最下流に位置するトナー収納分室102cに対応した位置に配設されている。
駆動側スパイラル110と従動側スパイラル120の接続部115においては、摺動部材であり、且つ駆動側スパイラル110と従動側スパイラル120とに当接する当接部であるナイロンワッシャ121が、駆動側スパイラル110側に取り付けられ、従動側スパイラル120側にはシールスポンジ122が取り付けられて、従動側スパイラル120と軸部116の間に廃棄トナー19が入り込むのを防止している。なお、本実施例1では、当接部をナイロンワッシャ121によって形成しているが、駆動側スパイラル110もしくは従動側スパイラル120の一端部を他方のスパイラルと直接当接してもよいし、駆動側スパイラルと従動側スパイラルとを1本のスパイラルで形成し、当接部を薄肉化して、所定以上の回転負荷が従動側スパイラルに荷かったときに、各々のスパイラルに分割される構成としてもよい。
従動側スパイラル120の下流側には、フランジ123bがスパイラル部123と一体的に形成され、軸部116と同軸上に配されたコイルスプリング124の一端と当接している。コイルスプリング124の他端は、従動側スパイラル120の下流側に配設されたカラー125に当接し、このカラー125が、軸部116に止められたEリング126によって、搬送方向の位置が規制されるように構成されている。
コイルスプリング124は、フランジ123bとカラー125によって圧縮された状態で保持され、所定の押圧力(例えば、250gf)が発生するように構成され、この押圧力と接続部115の摩擦力(具体的には駆動側スパイラル110の端面とナイロンワッシャ121との間の摩擦力)により、従動側スパイラル120を駆動側スパイラル110と一体的に回転可能な構成になっている。カラー127は、回収容器71に形成された一対の搬送用スパイラル軸受け104に軸部116を軸支するためのものである。なお、搬送用スパイラル軸受け104とカラー127によって、従動側スパイラル120がナイロンワッシャ121を介して駆動側スパイラル110に当接することで、コイルスプリング124の圧縮された状態が保持される。
(トナー回収装置70の動作)
図7−1〜図7−4は、図1及び図3等におけるトナー回収装置70の動作状態を示す要部の正面図である。
図7−1に示すように、図1のトナー搬送機構60から排出される廃トナー19は、前述したように、トナー回収装置70のトナー収納部102に位置する受入部72の円筒部72a内に落下する。この時、搬送用スパイラル80は、図示しない駆動モータの回転が伝達されて図3中のX軸回りの矢印A方向に回転している。従って、受入部72の円筒部72a内に落下した廃トナー19は、円筒部72a内を下流側に搬送され、円筒部72aの出口から外部に放出される。
図7−1に示すように、回収容器71のトナー収納部102が空に近い状態では、受入部72の円筒部72aから排出された廃トナー19は、直ちにトナー収納部102の下方に落下し、この落下箇所近傍に順次堆積していく。この時、従動側スパイラル120は、この従動側スパイラル120の外部からの負荷を受けていないために、駆動側スパイラル110と一体的に回転している。
そしてトナー収納分室102a内で搬送用スパイラル80の高さまで廃トナー19が収納され、堆積した廃トナー19の上部が、搬送用スパイラル80のスパイラル部に接触するようになると、廃トナー19は、搬送用スパイラル80の回転駆動によって、X軸方向下流へと順次搬送される。堆積した廃トナー19は、凹み部71cを乗り越え、トナー収納分室102aに隣接するトナー収納分室102bに収納され始める。同様に、廃トナー19がトナー収納分室102bに堆積し、搬送用スパイラル80のスパイラル部に廃トナー19の上部が接触すると、堆積した廃トナー19が、凹み部71dを乗り越え、図7−2に示すように、トナー収納部102のトナー収納分室102cに収納され始める。これにより、廃トナー19は、やがて搬送用スパイラル80の従動側スパイラル120に設けたトナー滞留部123aに達するようになる。
トナー滞留部123aに達した廃トナー19は、搬送用スパイラル80による推力が無くなるため、図7−3に示すように、回収容器71におけるトナー収納部102の上方へ堆積し始める。この時、廃トナー19の堆積状況としては、トナー収納部102の上方へ堆積しながら下流方向へこぼれ落ちる廃トナー19もある。下流側へこぼれ落ちた廃トナー19の堆積量が、トナー滞留部123aの範囲を超えると、再び従動側スパイラル120により、トナー収納部102の下流側への搬送が行われる。
やがて、廃トナー19が従動側スパイラル120の上方及び下流側に堆積すると、トナー収納部102の従動側スパイラル120周囲の廃トナー密度が次第に高くなる。このようにして廃トナー密度が高くなると、従動側スパイラル120の回転負荷トルクが上昇する。そしてこの回転負荷トルクが或る一定値を超えた時、従動側スパイラル120における廃トナー19の搬送活動が停止する。
即ち、トナー収納部102の従動側スパイラル120周囲における廃トナー密度が一定値を超えた時、図6(b)に示すコイルスプリング124の押圧力によって発生している駆動側スパイラル110端面とナイロンワッシャ121との間の摩擦力よりも、従動側スパイラル120が、高密度となった廃トナー19から受ける回転負荷の方が大きくなるため、廃トナー19の搬送を行う従動側スパイラル120の回転が停止する。
以上のように、トナー収納部102における従動側スパイラル120周囲の廃トナー密度が一定値を超えた時、搬送用スパイラル80における従動側スパイラル120による廃トナー19の搬送活動が停止する。従動側スパイラル120による廃トナー搬送活動が停止した場合、駆動側スパイラル110による廃トナー搬送のみ行われるため、図7−4に示すように、駆動側スパイラル110と従動側スパイラル120との接続部115の位置から上方に向かつて廃トナー19が堆積する。接続部115の上方に堆積した廃トナー19は、図7−4の左右方向に裾野を広げながら堆積を進行し、やがて廃トナー収容量検出部90を押し上げて、トナー収納部102に収容された廃トナー19の収容量が規定値に達したことを検知する。
(実施例1の変形例)
本実施例1は、以下の(a)〜(f)のように変形することも可能である。
(a) 本実施例1では、従動側スパイラル120を1個の部品で構成している例を示したが、これに限定されるものではなく、例えば、製造上の要求により、短いスパイラル部品を複数個接続した形態でもかまわない。
(b) 従動側スパイラル120を1箇所だけに設けたが、これに限定されるものではなく、従動側スパイラル120とコイルスプリング124の組み合わせを複数個構成し、各従動スパイラル120,・・・を各々回転/停止可能に構成してもよい。
(c) 駆動側スパイラル110及び従動側スパイラル120が、軸部とこの周面の所定領域に形成されたスパイラル部とが共にプラスチック材で一体的に形成されている例を示したが、これに限定されるものではなく、常時、軸と一体的に回転するコイルスプリングや平板スプリング等を用いて形成してもよい。
(d) 駆動側スパイラル110の軸部116を、金属シャフトにてプラスチックに圧入する構成としたが、これに限定されるものではなく、駆動側スパイラル110と一体的に形成したプラスチック製の軸としてもよい。
(e) トナー滞留部123aは、スパイラル部を形成しないことにより、搬送してきた廃トナー19を滞留させているが、廃トナー19を滞留させるならば、どのような形状でもよい。例えば、本実施例1でトナー滞留部123aをトナー収納分室102cに対応した位置に配置したように、所定の位置に配置される軸部の円周方向に円環状のワッシャであったりしてもよい。又、トナー搬送方向におけるスパイラル部の長さを所定の位置に対応させることで、搬送用スパイラル軸受け104やフランジ123bをトナー滞留部として機能させることもできる。又、トナー滞留部123aは、従動側スパイラル120の回転軸と垂直方向において、スパイラル部の羽根部の長さ、つまり径を短くして搬送力を弱めることでも同様の効果を実現できる。なお、その場合、トナー滞留部123aは、従動側スパイラル120内において所定の搬送力を発生する第1の搬送区分よりも搬送力の弱い第2の搬送区分となる。
(f) トナー滞留部123aは、トナー収納分室102cに対応する位置に配置したが、従動側スパイラル120の範囲内ならばどの位置に配置してもよい。例えば、廃トナー19の流動性がよく、廃トナー19をトナー収納部102の上流から下流へ徐々に収納していきたい場合は、従動側スパイラル120の上流側にトナー滞留部123aを配置すればよい。又、トナー滞留部123aの位置は、従動側スパイラル120の回転軸と垂直方向のスパイラル部が無い、もしくは短い状態となるので、例えば、回収容器71の各カバー71a,71bから各カバー内側であるトナー収納部102に向けて突出する突出部等が搬送用スパイラル80に極めて接近しているように配置される場合等、トナー滞留部123a、各トナー収納分室102a〜102c、及び各凹み部71c,71dも含めた突出部を備えるトナー収容部102、又、トナー滞留部123aと各突出部との位置関係の対応を確認して、各部品の配置を決定することによって、搬送用スパイラル80をより効率的に配置することができる。同様に、従動側スパイラル120とナイロンワッシャ121との接続部115には、従動側スパイラル120が回転を停止すると廃トナー19が堆積していく。そのため、接続部115の位置に関しても、回収容器71の形状を考慮して適宣決定する必要がある。
(実施例1の効果)
本実施例1によれば、次の(1)〜(3)のような効果がある。
(1) 回収容器71におけるトナー収納部102内の搬送用スパイラル80を構成する従動側スパイラル120を、軸部とスパイラル部とが一体的に形成された構成とすることで、トナー収納部102の下流側への搬送能力を向上することが可能であり、且つ、トナー滞留部123aによって、トナー収納部102の最下流部への廃トナー搬送時期を遅らせることにより、最下流部で行き場を失った廃トナー19が圧縮されて高密度化する時期を遅らせることが可能となり、その間に従動側スパイラル120の上流側への廃トナー堆積を進めることで、結果的により多くの廃トナー19を収容することが可能であるトナー搬送装置において、トナー収納部102内の搬送用スパイラル80を、駆動側スパイラル110と従動側スパイラル120とを各々分割して構成することによって、従動側スパイラル120周囲の廃トナー密度が一定値を超えた時(つまり廃トナー19による従動側スパイラル120の回転負荷が一定値を超えた時)、従動側スパイラル120の回転が停止するため(即ち、従動側スパイラル120における廃トナー19の搬送活動が停止するため)、駆動モータ等の駆動手段が過負荷状態となるのを防止できる。これにより、過負荷によって搬送用スパイラル80全体の回転が停止して、トナー密度の低い上流側領域への廃トナー19の更なる収容ができなくなるといった事態を防止することができる。
(2) プラスチック等で一体的に形成したスパイラル110,120を利用した場合、回収容器71の下流部に廃トナー19が大量に収容された時に発生する負荷が大きく、廃トナー搬送方向下流側の搬送機構を制限可能とした場合に、その搬送停止時期が早くなりすぎてしまい、結果として所定量の廃トナー19を収容できなくなってしまうといった問題も解決できる。
又、同じ量の廃トナー量であっても、流動性が低い場合には、搬送用スパイラル80に与える負荷が大きく、回収容器71内のトナー搬送方向下流側の搬送機構の搬送を制限する必要のある場合であっても、搬送手段の回転駆動負荷トルクが所定値を超えてトナー搬送機構全体が停止してしまい、それ以上の廃トナー19を収容できないといった事態を招くことはない。
又、収容する廃トナー19の流動性が低い場合には、回収容器71の受入部72から受け入れた廃トナー19が、回収容器71内の搬送上流部で滞留してしまい、下流方向に搬送することが困難となる問題も解決できる。
(3) 実施例1では、搬送用スパイラル80における廃トナー19の搬送方向において、トナー滞留部123aの下流側に続いてスパイラル部が形成されているため、堆積した廃卜ナー19の山を崩して更に下流側へ廃トナー19を押し込むことができる。又、搬送用スパイラル80の後端よりも下流に更にトナー収納分室102cの収容空間を有しているので、押し込まれた廃トナー19を従動側スパイラル120と対応する範囲から退避させることができ、従動側スパイラル120が早期に停止することはない。そのため、従動側スパイラル120で搬送する廃トナー19は、所定の位置に堆積し始め、堆積してきた廃トナー19を徐々に後方へ移動させることとなる。従って、回収容器71内の廃トナー19の回収効率は、単に後端までスパイラル部が延在し、ひたすらに後端に廃トナー19を堆積してしまう従来のスパイラルよりも高くなる。ここで、実施例1では、トナー滞留部123aは1つだけだが、各トナー収納分室102a〜102cの容量が各トナー収納分室102a〜102c毎に十分に確保できる場合等では、各トナー収納分室102a〜102cに対応したトナー滞留部123aを複数箇所設けてもよい。
(実施例2の構成)
図8は、本発明の実施例2におけるトナー回収装置70Aの動作状態を示す要部の正面図である。更に、図9は、図8中のB部の廃トナー収容量検出部90Aを示す分解斜視図である。これらの図8及び図9において、実施例1と同様の構成には同様の符号を付してその説明を省略する。
本実施例2が実施例1と異なる点は、本実施例2のトナー回収装置70Aにおいて、廃トナー収容量検出部90Aを、駆動側スパイラル110と従動側スパイラル120との接続部115の上方に配置したことである。本実施例2の廃トナー収容量検出部90Aは、弾性体であるフィルムにより形成され、実施例1の廃トナー収容量検出部90と同様に、廃トナー収容量検出レバー91と係合し、この廃トナー収容量検出レバー91の先端に、マグネット92が取り付けられている。廃トナー収容量検出レバー91は、回収容器71のカバー71aにおけるポスト105に、廃トナー収容量検出レバー91に配設された軸受部91aによって、廃トナー収容量検出レバー91と共に、図9中の矢印C,D方向に回動可能に配設されている。廃トナー収容量検出レバー91は、自重と軸受部91aのバランスにより、常に矢印D方向に回転力が付与されている。回収容器71の外部には、磁束密度検出機構106が、廃トナー収容量検出レバー91が回動した状態の先端のマグネット92に対向する位置に配設されている。又、廃トナー収容量検出部90Aを、駆動側スパイラル110と従動側スパイラル120との接続部115に対応する上方に配置する。
(実施例2の動作)
本実施例2におけるトナー回収装置70Aの動作は、実施例1のトナー回収装置70と同様に、廃トナー19が回収容器71内に堆積し、従動側スパイラル120の搬送が停止すると、トナー収納分室102aに続き、トナー収納分室102bに廃トナー19が堆積し始める。トナー収納分室102bに堆積する廃トナー19は、駆動側スパイラル110によって搬送され、従動側スパイラル120との接続部115で停止し、堆積する。これにより、駆動側スパイラル110と従動側スパイラル120との接続部115の上方に、廃トナー19が堆積し始める。
接続部115の上方に廃トナー19が堆積し始めると、廃トナー収容量検出部90Aが接続部115の上方に配置されているため、この廃トナー収容量検出部90Aは、廃トナー19によって押し上げられる。廃トナー収容量検出部90Aが押し上げられると、廃トナー収容量検出レバー91が回動し、この廃トナー収容量検出レバー91の先端に設けたマグネット92が、磁束密度検出機構106により検出されることで、トナー収納部102の廃トナー量が一定量に達したことを検知する。
接続部115は、従動側スパイラル120の回転が停止する場合、駆動側スパイラル110によって搬送される廃トナー19の終着点であり、廃トナー19の密度が最も高くなる場所である。つまり、接続部115の廃トナー量が増加する時は、従動側スパイラル120の範囲には廃トナー19が詰まっており、又、駆動側スパイラル110の範囲でも廃トナー19が詰まってきた状態になってきており、駆動側スパイラル110を駆動する駆動手段や駆動系に負荷を掛け始めていることを示している。従って、この位置の廃トナー量を確認することにより、搬送用スパイラル80を駆動する駆動手段に過負荷を与えることを防止でき、駆動手段や駆動系の破損を防止する。
(実施例2の変形例)
本実施例2は、以下の(a)〜(c)のように変形することも可能である。
(a) 本実施例2では、廃トナー収容量検出部90Aを弾性体のフィルムにより形成したが、これに限定されるものではなく、例えば、板ゴム等の弾性体であったり、あるいは、非弾性体のプラスチックや金属等の薄い板でもかまわない。
(b) 廃トナー収容量検出レバー91を回収容器71内部に配置したが、これに限定されるものではなく、廃トナー収容量検出レバー91を回収容器71の外部に設け、この廃トナー収容量検出レバー91の動作を直接センサにて検知する構成にしてもよい。
(c) 本実施例2のように、廃トナー19が堆積する箇所の廃トナー量を確認することにより、各トナー収納分室102a〜102cの廃トナー収納量を推定することができる。又、トナー収納分室102a〜102cがより多く配置されているような場合は、各トナー収納分室102a〜102c毎に廃トナー量を検出する廃トナー量検出部を配置して、廃トナー19の堆積状況を詳細に検出する構成としてもよいし、本実施例2のように、駆動側スパイラル110の範囲内における最も廃トナー19の密度が上昇する位置に配置するだけでもよい。
(実施例2の効果)
本実施例2のトナー回収装置70Aによれば、回収容器71のトナー収納部102に収容された廃トナー量が一定量に達したことの検出時期を早めることが可能であり、更に、検出精度も高めることが可能である。これにより、廃トナー19の流動性が低い場合等の廃トナー19による搬送用スパイラル80に加えられる搬送負荷が大きい場合であっても、駆動モータ等の駆動手段が過負荷状態となる前に、廃トナー量が一定量に達したことを検知可能であり、過負荷によって駆動手段や駆動系の破損を防止できる。
(実施例3の構成)
図10は、本発明の実施例3における駆動側スパイラル110Aを示す斜視図であり、実施例1、2の駆動側スパイラル110を示す図3(a)中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
本実施例3の駆動側スパイラル110Aが、実施例1、2の駆動側スパイラル110と異なる点は、駆動側スパイラル110Aにおけるスパイラル搬送部114のスパイラル先端、つまり駆動側スパイラル110Aの回転軸と垂直方向のスパイラル部の羽根部の端部から突出する凸部である突起部114aを一定間隔で設けた点である。突起部114aは、スパイラル搬送部114のスパイラル先端に一体的に形成されている。
(実施例3の動作)
本実施例3におけるトナー回収装置70Aの動作は、実施例1、2のトナー回収装置70と同様に、廃トナー19の搬送を行うが、特に廃トナー19の流動性が低い場合に、トナー回収装置70Aの内部に位置する図1中の受入部72の円筒部72aからトナー収納部102へ搬送された廃トナー19が、搬送用スパイラル80を構成する駆動側スパイラル110Aのスパイラル搬送部114周囲でトンネル状の固まりを形成した場合、突起部114aによってその廃トナー19のトンネル状の固まりを切り崩すことで、下流側への廃トナー搬送を促す。
(実施例3の変形例)
本実施例3は、以下の(a)、(b)のように変形することも可能である。
(a) 本実施例3では、突起部114aを一定間隔に配置したが、これに限定されるものではなく、不規則な配置であってもかまわない。
(b) 突起部114aを駆動側スパイラル110Aにおけるスパイラル部と一体的に形成したが、これに限定されるものではなく、スパイラル先端に別部品で突起を成すように構成してもよい。
(実施例3の効果)
本実施例3の駆動側スパイラル110Aによれば、廃トナー19の流動性が低い場合であっても、スパイラル搬送部114に設けられた突起部114aにより、トナー収納部102の上流側で廃トナー19の固まりを切り崩すことによって、トナー収容部下流側への廃トナー搬送能力を低下させることがない。
(実施例4の構成)
図11は、本発明の実施例4における従動側スパイラル120Aを示す斜視図であり、図12は、図1及び図3中のトナー収納部102内における図11の従動側スパイラル120Aの配置箇所を示す部分的な斜視図である。この図11及び図12において、これらと対応する実施例1、2の図1、図3、図6(a)、(b)、及び実施例3の図10中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
本実施例4の従動側スパイラル120Aが、実施例1〜3の従動側スパイラル120と異なる点は、従動側スパイラル120Aの下流側に設けたフランジ123bに、ホルダ形状を一体的に設け、検出子であるマグネット128を取り付けたことである。更に、回収容器71の外部において、フランジ123bに取り付けたマグネット128に対向する位置に、検出装置である磁束密度検出機構107を設けている。マグネット128及び磁束密度検出機構107により、従動側スパイラル120Aの動作(例えば、回転動作)を検出する動作検出手段が構成されている。
(実施例4の動作)
本実施例4におけるトナー回収装置70Aの動作は、実施例1〜3のトナー回収装置70,70Aと同様に、廃トナー19の搬送を行う。従動側スパイラル120Aの搬送負荷が軽く、実施例1〜3の駆動側スパイラル110,110Aと本実施例4の従動側スパイラル120Aとが一体的に回転している状態では、フランジ123bに取付けたマグネット128の磁力を定期的に磁束密度検出機構107で読み取ることで、従動側スパイラル120Aが回転していることを検出する。
従動側スパイラル120Aの搬送負荷が大きくなり、この従動側スパイラル120Aが停止した場合は、フランジ123bに取り付けたマグネット128の磁力を磁束密度検出機構107で定期的に読み取ることができなくなるため、従動側スパイラル120Aが停止したことを検出する。本実施例4では、マグネット128を用いることで、従動側スパイラル120Aの停止を検出できるので、回収容器71内の廃トナー量を検出できるようになる。更に、従動側スパイラル120Aの停止により、搬送用スパイラル80の必要となる駆動力が減少するため、駆動手段の電流値を減らすことも可能となる。
(実施例4の変形例)
本実施例4は、以下の(a)、(b)のように変形することも可能である。
(a) 本実施例4では、従動側スパイラル120Aの回転を、マグネット128と磁束密度検出機構107とによって検出する構成としたが、これに限定されるものではなく、例えば、回収容器71に設けた図示しないリンクレバーを従動側スパイラル120Aが押し込む構成とし、この従動側スパイラル120Aが回転している場合は、リンクレバーが定期的に押し込まれることで、リンクレバーの動作を回収容器71の外部に設けた図示しないセンサで読み取るといった構成であってもかまわない。
(b) マグネット128の取り付けを、フランジ123bに一体的に設けたホルダ形状としたが、これに限定されるものではなく、マグネットを取り付ける別部品を設けてもよい。
(実施例4の効果)
本実施例4によれば、従動側スパイラル120Aにマグネット128等の検出子を配設することで、従動側スパイラル120Aの停止を検出可能にすることができる。更に、従動側スパイラル120Aの停止を検出することにより、トナー収納部102の廃トナー収容量が一定量に達したことを廃トナー収容量検出部90で検出する前に、回収容器71の交換時期が近いことを勧告することが可能になる。しかも、搬送用スパイラル80の必要となる駆動力が減少するため、駆動手段の電流値を減らすことも可能となる。
(実施例1〜4のその他の変形例)
本発明は、上記実施例1〜4及びこれらの変形例に限定されず、その他の種々の利用形態や変形が可能である。この利用形態や変形例としては、例えば、次の(1)、(2)のようなものがある。
(1) 本発明は、実施例1〜4で説明した記録媒体20に印刷を行う画像形成装置1における現像剤搬送装置である搬送用スパイラル80や、現像剤収容器である回収容器71に適用できる他、画像形成装置以外でも粉体を搬送する装置に広く適用が可能である。
(2) 各実施例1〜4では、廃トナー19を収容するトナー回収装置70を例として説明したが、新品トナーを供給するためのトナー供給装置にも適用可能である。
1 画像形成装置
10,10Y,10M,10C,10K プロセスユニット
40 ベルト搬送装置
50 トナー収集部
60 トナー搬送機構
70,70A トナー回収装置
71 回収容器
80 搬送用スパイラル
90,90A 廃トナー収容量検出部
91 廃トナー収容量検出レバー
92,128 マグネット
100,106,107 磁束密度検出機構
110,110A 駆動側スパイラル
114a 突起部
120,120A 従動側スパイラル
121 ナイロンワッシャ
123 トナー滞留部

Claims (13)

  1. 現像剤を搬送する現像剤搬送装置本体を備えた現像剤搬送装置において、
    前記現像剤搬送装置本体内に回転自在に設けられた第1の回転軸と、前記第1の回転軸の径方向に設けられた螺旋状の第1の羽根部とを有する第1の搬送部材と、
    前記現像剤搬送装置本体内に回転自在に設けられた第2の回転軸と、前記第2の回転軸の径方向に設けられ、且つ、所定の位置に現像剤滞留部が配置された螺旋状の第2の羽根部とを有する第2の搬送部材と、
    を備えたことを特徴とする現像剤搬送装置。
  2. 前記第1の搬送部材の前記第1の回転軸と、前記第2の搬送部材の前記第2の回転軸とは、直線状に並べて配置されていることを特徴とする請求項1記載の現像剤搬送装置。
  3. 前記第1の搬送部材は、
    前記第1の回転軸に設けられた当接部を有し、
    前記第2の搬送部材の前記第2の回転軸は、
    前記当接部で、前記第1の回転軸と当接していることを特徴とする請求項1又は2記載の現像剤搬送装置。
  4. 前記現像剤滞留部の形状は、前記第2の羽根部において羽根の一部を削除した形状であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の現像剤搬送装置。
  5. 前記第1の羽根部は、切れ目のない連続した羽根形状であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の現像剤搬送装置。
  6. 前記当接部の上方には、前記現像剤の収容量を検出する現像剤収容量検出部が配設されていることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の現像剤搬送装置。
  7. 前記第1の羽根部の羽根外周には、一定間隔で凸部が設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の現像剤搬送装置。
  8. 前記第2の搬送部材の動作を検出する動作検出手段を設けたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の現像剤搬送装置。
  9. 前記動作検出手段は、前記第2の搬送部材の回転動作を検出することを特徴とする請求項8記載の現像剤搬送装置。
  10. 前記動作検出手段は、マグネットを利用した磁束密度の検出により前記回転動作を検出することを特徴とする請求項9記載の現像剤搬送装置。
  11. 現像剤を搬送する現像剤搬送装置本体を備えた現像剤搬送装置において、
    前記現像剤搬送装置本体内に回転自在に設けられた第1の回転軸と、前記第1の回転軸の径方向に設けられた螺旋状の第1の羽根部とを有する第1の搬送部材と、
    前記現像剤搬送装置本体内に回転自在に設けられた第2の回転軸と、前記第2の回転軸の径方向に設けられ、且つ、所定の位置に現像剤滞留部が配置された螺旋状の第2の羽根部とを有する第2の搬送部材とを備え、
    前記第1の羽根部は、
    所定の間隔で、前記第1の羽根部の外周部に、前記第1の回転軸の径方向へ突出する突起部を有し、
    前記第2の羽根部は、
    所定の位置に、前記第2の羽根部を除去した現像剤滞留部を有することを特徴とする現像剤搬送装置。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の現像剤搬送装置を備えることを特徴とする現像剤収容器。
  13. 請求項12記載の現像剤収容器を備えることを特徴とする画像形成装置。
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