JPH04109284A

JPH04109284A - 画像形成機構のトナー回収装置

Info

Publication number: JPH04109284A
Application number: JP22944490A
Authority: JP
Inventors: Akifumi Okumura; 奥村　昌文; Masashi Hirai; 政志平井; Kyosuke Ko; 京介高; Takahiro Fukunaga; 高弘福永; Toichi Nakayama; 中山　藤一; Yoshibumi Shibano; 義文芝野
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1990-08-29
Filing date: 1990-08-29
Publication date: 1992-04-10
Anticipated expiration: 2012-07-16
Also published as: JP2630673B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本発明は、複写機、レーザープリンタ等の画像形成機構
のトナー回収装置に関する。

〈従来技術〉従来の複写機等の画像形成機構のトナー回収装置は、第
６図の如く、感光体ｌの表面の残留トナーを掻取るため
のブレード２と、ブレード２で掻取られたトナーを回収
するトナー回収容器３と、トナーをトナー回収容器３に
送り込む断面三角形状の回転ローラ４とからなり、前記
トナー回収容器３は感光体１の長手方向と平行に配置さ
れている。

く　発明が解決しようとする課題　〉上記従来技術において、回収されるトナー量が多くなる
につれて、トナーか圧縮されて凝固し、回転ローラ４に
かかる負荷か大きくなり、回転ローラ４の送り込み圧力
が高くなる。そのため、容易にトナー回収容器３にトナ
ーか送り込まれなくなってしまう。

また、トナー回収容器３側にトナーを送ることができな
くなると、ブレード２側にトナーが逆流してしまい、十
分なトナー回収量が安定して得られないといった問題が
ある。

そこで、トナーの逆流を防止するため、逆流防止スクレ
ーバを取付けても、スクレーパから異音が発生しかつト
ナー回収量を安定させることは容易にならない。

本発明は、」二記に鑑み、トナーを感光体側に逆流させ
ることなく、安定したトナー回収量を得ることかできる
画像形成機構のトナー回収装置の提供を目的とする。

く　課題を解決するための手段　〉本発明請求項１による課題解決手段は、第１〜３図の如
く、感光体１表面の残留トナー９を掻取るための掻取部
材１０と、感光体１の長手方向に平行に配置されたトナ
ー回収容器１１と、該トナー回収容器１１と感光体１と
の間に形成され前記掻取部材１０で掻取られたトナー９
を搬送するトナー搬送室１２とを備え、Ａｉｊ記トナー
回収容器ＩＩとトナー搬送室１２とは感光体１の一端よ
り外側で連通され、前記トナー搬送室１２にトナー９を
感光体１の一端側に搬送するトナー搬送体１３か設けら
れ、前記トナー回収容器ＩＩにＭｒｊ記トナー搬送体１
３と搬送方向か逆向きでトナー９をトナー回収容器１．
１に送り込むトナー回収体１４が設けられたものである
。

請求項２によると、トナー回収体１４に、トナー９を感
光体１の長手方向に搬送するトナー搬送部２３と、トナ
ー９を長手方向に搬送しないてトナー回収容器１１に送
り込む送込部２４とか設けられ、トナー搬送方向下流側
からトナー９を順次回収していくよう前記トナー搬送部
２３と送込部２４とが交互に配されたものである。

請求項３によると、トナー回収体１４とトナー回収容器
１１の底面２７との間隔は、トナー搬送方向下流側から
順次トナー９を回収するようトナー搬送方向に向かって
狭くされたものである。

〈作用〉上記請求項１による課題解決手段において、感光体ｌの
表面に未転写で残留したトナー９は、掻取部材ｌＯによ
ってトナー搬送室１２に掻き落とされ、トナー搬送体１
３により第２図に示すようにＱ方向へ搬送される。

トナー搬送室１２の一端に溜まったトナー９は、トナー
搬送室１２からトナー回収容器ＩＩ側に押し出され、ト
ナー回収体】４によってＰ方向に搬送されながら、トナ
ー回収容器】ｌに送り込まれる。

したがって、回収されるトナー９は感光体１に／σって
トナー搬送室Ｉ２を搬送され、感光体ｌに面していない
トナー回収体１４によりトナー回収容器１１へ回収され
るので、トナー９が感光体１へ逆流することはない。ま
た、掻き落とされたトナー９と回収されるトナー９とを
分離しているので、トナー回収体１４にかかる負荷が少
なくなり、安定したトナー回収量を得ることができる。

請求項２では、トナー回収体１４のトナー搬送部２３に
よってＰ方向へ搬送されたトナー９は、一部がトナー回
収容器１１に送り込まれながら最初の送込部２４まで達
すると、長手方向へは搬送されずに送込部２４によって
大部分のトナー９かトナー回収容器１１の方へ送り込ま
れる。

そして、トナー回収容器ＩＩとトナー回収体１４との間
に溜まったトナー９は、後から（るトナー９によってＰ
方向へ押し出され、再びトナー回収体１４のトナー搬送
部２３によってトナー９の一部がトナー回収容器１１に
送り込まれながら、Ｐ方向へ搬送され、次の送込部２４
まて達し、送込部２４によりトナー回収容器１．１に送
り込まれ二のようにして、掻取部材１０で掻き落とされ
たトナー９は、トナー９の搬送方向の下流側から順にト
ナー回収容器１１に分散して溜まっていくので、トナー
９が搬送方向端部に最初に溜まってトナー回収体１４に
負荷を与えて搬送能力を低下させることなく、最終的に
は均一にトナー回収容器１１にトナー９は回収される。

請求項３によると、トナー回収体１４とトナー回収容器
１１の底面２７との間隔がトナー搬送方向下流側から上
流側に向かって狭くなっているので、搬送方向下流側で
は、トナー回収体１４の搬送能力は小さくなり、トナー
搬送室１２から送られてきブこトナー９によりトナー回
収容器１１へ多く送り込まれる。その１こめ、トナー９
を搬送方向下流側から順にトナー回収容器１１へ回収さ
せることができる。

〈実施例〉以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す画像形成機構のトナー
回収装置の縦断面図、第２図は同しく横断面図、第３図
は第２図における／’Ａ−Ａ断面図である。

本実施例の画像形成機構のトナー回収装置は、図示の如
く、感光体１表面の残留トナー９を掻取るための掻取部
材１０と、感光体１の長手方向に平行に配置されたトナ
ー回収容器１１と、該トナー回収容器１．１と感光体ｌ
との間に形成され前記掻取部材１０で掻取られたトナー
９を搬送するトナー搬送室１２とを備え、前記トナー回
収容器１１とトナー搬送室１２とは感光体ｌの一端より
外側で連通され、前記トナー搬送室１２にトナー９を感
光体ｌの一端側に搬送するトナー搬送体１３か設けられ
、前記トナー回収容器１１に前記トナー搬送体１３と搬
送方向が逆向きでトナー９をトナー回収容器１１に送り
込むトナー回収体１４が設けられたものである。

前記感光体１とトナー回収容器１１とは、カートリッツ
本体１５に一体に取付けられて一つのユニットとされ、
所定の寿命に達した時にユニットとして一体的に交換さ
れる。

前記掻取部材ＩＯは、ウレタンゴム製のブレードで、保
持体１６によりカートリッジ本体１５の上面に感光体ｌ
に当接するよう取り付けられている。

前記トナー回収容器ＩＩは、前記カートリッジ本体１５
の感光体１と反対側に形成された一段低くされた空間で
あり、感光体ｌの一端より外側に突出するよう感光体１
より長く形成されている。

そして、トナー回収容器１１の感光体１側が内壁１７に
より仕切られて、その感光体ｌ側の空間が前記トナー搬
送室１２とされる。

前記内壁１７は、感光体１に対応して形成され、トナー
回収容器１１とトナー搬送室１２との間で感光体１より
外側に突出した空間には内壁１７かなく、）・ナー回収
容器１１とトナー搬送室１２とを連通ずる連通部１８と
される。

前記トナー搬送体１３は、カートリッジ本体Ｉ５に回転
自在に支持された搬送軸２０と、該搬送軸２０に螺旋状
に固定された螺旋板２１とからなる。

前記トナー回収体】４は、カートリッジ本体１５に前記
トナー搬送体１３と平行で回転自在に支持された支持軸
２２と、トナー９を感光体１の長手方向に搬送するトナ
ー搬送部２３と、トナー９を長手方向に搬送しないでト
ナー回収容器１１に送り込む送込部２４とからなり、ト
ナー搬送方向下流側からトナー９を順次回収していくよ
う前記トナー搬送部２３と送込部２４とが交互に配され
ている。

前記トナー搬送部２３は、支持軸２２に螺旋状に固定さ
れた螺旋板からなり、前記送込部２４は支持軸２２だけ
の部分で、そこに半径方向に突出した垂直フィン２５が
立設されている。送込部２４の長さは、搬送方向上流側
へ向かうにつれて狭くなっており、搬送方向下流側で多
くトナー９を回収できるようにされている。

また、トナー回収体１４の搬送方向側の端部には、トナ
ー溜まりをなくしてトナー回収体１４にかかる負担を減
らす１ニめに逆方向へ搬送するよう螺旋板２６が逆向き
に固定されている。

なお、トナー搬送体１３およびトナー回収体１４は、図
示しないモータ等の駆動装置により互いに反対方向に回
転駆動される。

上記構成において、感光体Ｉの表面に未転写で残留した
トナー９は、掻取部材１０によってトナー搬送室１２に
掻き落とされ、トナー搬送体１３により第２図に示すよ
うにＱ方向へ搬送される。

トナー９は、トナー搬送室１２の一端の連通部１８まで
順次搬送され、連通部１８に溜まってくる。しかし、こ
の連通部１８は、感光体１よりも外側に位置しているた
め、トナー９が再び感光体１に付着して感光体１に影響
を及ぼすといったことはない。

連通部Ｉ８に溜まったトナー９は、トナー搬送室１２か
らトナー回収容器＋１側に押し出され、トナー回収体１
４のトナー搬送部２３によってＰ方向へ搬送される。ト
ナー回収体１４の軸方向に沿って搬送されたトナー９は
、一部かトナー回収容器１１に送り込まれながら最初の
送込部２４まで達すると、軸方向へは搬送されずに垂直
フィン２５によって大部分のトナー９がトナー回収容器
】１の方へ送り込まれる。

そして、トナー回収容器１】とトナー回収体１４との間
に溜まったトナー９は、後からくるトナー９によってＰ
方向へ押し出され、再びトナー回収体１４のトナー搬送
部２３によってトナー９の一部がトナー回収容器１１に
送り込まれながら、Ｐ方向へ搬送され、次の送込部２４
まて達する。

すると、送込部２４の垂直フィン２５により大部分がト
ナー回収容器１１に送り込まれる。この送込部２４ても
先の送込部２４と同様にして、溜まったトナー９がＰ方
向へ搬送され、再び送込部２４に達する。ここては、送
込部２４に両側からトナー９か送り込まれてくるため、
残りのトナー９がすべてトナー回収容器１１に送り込ま
れる。

このようにして、掻取部材１０て掻き落とされたトナー
９は、トナー９の搬送方向の下流側から順にトナー回収
容器１１に分散して溜まっていくので、搬送方向端部に
最初に溜まってトナー回収体１４に負荷を与えて搬送能
力を低下させることなく、最終的には均一にトナー回収
容器１１にトナー９は回収される。

したがって、回収されるトナー９は感光体ｌに沿ってト
ナー搬送室１２を搬送され、感光体１に面していないト
ナー回収体１４によりトナー回収容器ＩＩへ回収される
ので、トナー９が感光体ｌへ逆流することはない。しか
も、掻き落とされたトナー９と回収されるトナー９とを
分離して、搬送方向の下流側より順にトナー回収容器１
１に回収されるので、トナー９か搬送方向の上流側に溜
まって、トナー回収体１４に負荷をかけて搬送能力を低
下させるといったことがなく、安定したトナー回収量を
得ることかできる。

次に、トナー９を搬送方向下流側から順にトナー回収容
器１！へ回収させるための方法として、上記の如く、ト
ナー回収体１４にトナー搬送部２３と送込［２４とを設
ける代りに、第４図に示すように、トナー回収体Ｉ４を
トナー搬送体！３と同じ形状のものとして、感光体ｌと
平行に配し、トナー回収体１４とトナー回収容器１１の
底面２７との間隔がトナー搬送方向下流側から上流側に
向かって狭くなるよう、底面２７は水平位置から０１だ
け傾斜した上り勾配とする。

したがって、搬送方向下流側では、トナー回収体１４の
搬送能力は小さくなり、トナー回収容器１１へ多く送り
込まれることになる。

また、他の実施例として、第５図の如く、トナー回収体
１４の支持軸２２を水平位置からθ、たけ下向きに傾斜
させて、底面２７に対して搬送方向下流側で高く、上流
側で低くなるようにしても、同様の効果を得ることがで
きる。

なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく
、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修正および変更
を加え得ることは勿論である。

〈発明の効果〉以上の説明から明らかな通り、本発明請求項１によると
、感光体の長手方向に平行に配置されたトナー回収容器
と感光体との間に形成され掻取部材で掻取られたトナー
を搬送するトナー搬送室を備え、前記トナー回収容器と
トナー搬送室とは感光体の一端より外側で連通され、前
記トナー搬送ｉにトナーを感光体の一端側に搬送するト
ナー搬送体が設けられ、前記トナー回収容器に前記トナ
ー搬送体と搬送方向が逆向きでトナーをトナー回収容器
に送り込むトナー回収体が設けられているので、掻き落
とされたトナーは感光体に沿ってトナー搬送室を搬送さ
れ、感光体に面していないトナー回収体によりトナー回
収容器へ回収される。

したがって、トナーが感光体へ逆流することはなく、し
かも、掻き落とされたトナーと回収されるトナーとを分
離しているので、トナーか溜まって、トナー回収体に負
荷をかけて搬送能力を低下させるといったことがなく、
トナー回収体にかかる負荷が少なくなり、安定したトナ
ー回収量を得ることがてきる。

請求項２によると、トナー回収体に、トナーを感光体の
長手方向に搬送するトナー搬送部と、トナーを長手方向
に搬送しないでトナー回収容器に送り込む送込部とが設
けられ、トナー搬送方向下流側からトナーを順次回収し
ていくよう前記トナー搬送部と送込部とが交互に配され
ているので、トナーはトナー搬送部によって長手方向へ
搬送され、送込部によってトナー回収容器の方へ送り込
まれる。

したがって、トナーは、トナー搬送方向の下流側から順
にトナー回収容器に分散して溜まっていくので、搬送方
向端部に最初に溜まってトナー回収体に負荷を与えて搬
送能力を低下させることなく、最終的には均一にトナー
回収容器にトナーを回収して、安定したトナー回収量を
得ることかできる。

請求項３によると、トナー回収体とトナー回収容器の底
面との間隔は、トナー搬送方向下流側から順次トナーを
回収するようトナー搬送方向に向かって狭くされている
ので、搬送方向下流側では、トナー回収体の搬送能力は
小さくなり、トナーはトナー搬送室から送られてきたト
ナーによりトナー回収容器へ多く送り込まれる。そのた
め、トナーを搬送方向下流側から順にトナー回収容器へ
回収させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す画像形成機構のトナー
回収装置の縦断面図、第２図は同じく横断面図、第３図
は第２図におけるＡ−Ａ断面図、第４図は本発明の他の
実施例を示すトナー回収体の側面図、第５図は同じく他
の実施例を示すトナー回収体の側面図、第６図は従来の
画像形成機構のトナー回収装置の断面図である。１、感光体、９・残留トナー、１０：掻取部材、！１：
トナー回収容器、１２．トナー搬送室、１３：トナー搬
送体、１４．トナー回収体、２３：トナー搬送部、２４
・送込部、２７：底面。出　願　人　　シャープ株式会社

Claims

【特許請求の範囲】１、感光体表面の残留トナーを掻取るための掻取部材と
、感光体の長手方向に平行に配置されたトナー回収容器
と、該トナー回収容器と感光体との間に形成され前記掻
取部材で掻取られたトナーを搬送するトナー搬送室とを
備え、前記トナー回収容器とトナー搬送室とは感光体の
一端より外側で連通され、前記トナー搬送室にトナーを
感光体の一端側に搬送するトナー搬送体が設けられ、前
記トナー回収容器に前記トナー搬送体と搬送方向が逆向
きでトナーをトナー回収容器に送り込むトナー回収体が
設けられたことを特徴とする画像形成機構のトナー回収
装置。２、請求項１記載のトナー回収体に、トナーを感光体の
長手方向に搬送するトナー搬送部と、トナーを長手方向
に搬送しないでトナー回収容器に送り込む送込部とが設
けられ、トナー搬送方向下流側からトナーを順次回収し
ていくよう前記トナー搬送部と送込部とが交互に配され
たことを特徴とする画像形成機構のトナー回収装置。３、請求項１記載のトナー回収体とトナー回収容器の底
面との間隔は、トナー搬送方向下流側から順次トナーを
回収するようトナー搬送方向に向かつて狭くされたこと
を特徴とする画像形成機構のトナー回収装置。