JPS61114271A - 廃トナ−回収装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （１）　　発明の目的 （産業上の利用分野） この発明は電子写真複写機など静電転写プロセスを利用
する画像形成装置、とくにそのクリーニング装置の廃ト
ナー回収装置に関するものである。

（従来技術と解決すべき課題） 走行する像担持体表面に可転写のトナー像を形成し、こ
れを転写材に転写した後、像担持体の残留トナーを除去
する工程をくシかえず画像形成装置は従来から周知であ
る。

このような画像形成装置において、近来小型軽量化の要
請に従って、像担持体、−次帯電器、トナーを収納した
現像器、残留トナーを除去するクリーニング装置を一体
にカートリッジに形成し、トナーを費消しつくしたとき
にはカートリッジごと新品と交換するような、メンテナ
ンスフリーの画像形成装置が次第に賞月されるようにな
ってきている。

このような装置においては、トナーの消費、像担持体の
光導電層の疲労による画質の劣化、残留トナーを除去、
回収するクリーニング装置の廃トナー収納部のトナー量
などが、おおむね−せいに使用不能状態となることがこ
のましいといえる。

このような観点から、像担持体とクリーニング装置の廃
トナー収容能をみると、この種カートリッジタイプの画
像形成装置における像担持体の光導電層はいつばんに有
機半導体を用いるのが普通であシ、その通紙耐久性は数
十枚程度であったので、発生する廃トナー量も比較的少
なく、りＩＪ−ニング装置自体の貯溜部分を利用するだ
けで充分であった。

ところが近来光導電層が改良されて有機半導体利用の光
導電層でも２ないし３万枚の通紙に耐え得るものができ
てきている。このため、１個のカートリッジ使用中に生
ずる廃トナー量も美大なものとなり、クリーニング装置
のケーシング部分には収容しきれなくなっている。

このために、この種画像形成装置においては、クリーニ
ング装置で回収した廃トナーを、通常中空円筒状に形成
された像担持体内へ送給、収容するようガものが提案さ
れている。

第６図、第７Ａ図、第７Ｂ図は前述のような、カートリ
ッジ方式を採用した複写機における廃トナー回収装置の
一例を略示するものである。

複写機本体１０頂部には原稿載置台Ｍが配されておシ、
この原稿面を照射する光源り、その反射光を感光体表面
に結像させるレンズアレイＬＡなどが本体内に配設しで
ある。また本体内には回転円筒状に形成され、レンズア
レイによる光像を受容して静電潜像を形成する感光体２
．その周辺近傍にあって感光体表面光導電層を帯電させ
る帯電器３．潜像にトナーを供給してトナー像を形成す
る現像器４．搬送路から供給される転写材に前記トナー
像を転移させるための転写帯電器６．転写に寄与しなか
ったトナーを感光体表面から除去するクリーニング装置
７などが配設されている。

さらにこれら周辺部材のうち、図示の複写機に於ては、
感光体２、帯電器３、現像器４およびクリーニング装置
７がケーシング１１に一体的に装架してあってカートリ
ッジを形成してお９、全体がまとまって複写機本体に、
紙面に垂直方向に挿脱できるようになっている。

クリーニング装置７にはクリーニングブレード７ａ、マ
グネットローラ７ｂ、搬送スクリュー７ｃが配設してあ
り、感光体表面の残留トナーは感光体の回転にともなっ
てクリーニング装置の位置に至シ、クリーニングブレー
ド７ａＫよってかき落され、回動するマグネットローラ
７ｂによって捕集搬送されてクリーニング装置内のトナ
ー貯溜部に至シ、核部にある搬送スクリュー７ｃによっ
てクリーニング装置外に排出されることになる。

図示の複写機においては、クリーニング装置にもうけた
前記クリーニング装置の搬送スクリュー７ｃは、いった
ん紙面に垂直方向外方にのび、さらにカートリッジ方向
に弯曲変向して感光体２の軸受部に達しているものとす
る。

感光体２０軸受部は、図示はしてないが中空軸状になっ
ていて搬送スクリューの外端部を受容しているものとし
、クリーニング装置側出口と感光体側のスクリュー進入
部との間において搬送スクリューは可撓性パイプ８に囲
繞されている（第７Ｂ図参照）。

このように構成されているので、クリーニングブレード
でかき落されたトナーは、搬送スクリューによって、パ
イプ８を経てさらに感光体内空所に送給、蓄積されるこ
とになる。

しかしながら、いつばんにこの種カートリッジ方式の複
写機にあっては、本体内上部、カートリッジの上方に露
光系を形成する部材が存在するために、感光体２の中心
軸線よシも前記搬送スクリューの、クリーニング装置内
にあって直線状に配されている部分の中心軸線の位置を
若干量ｄだけ下方に配せざるを得ない。このため前述の
ようにクリーニング装置から感光体内空所にトナーを搬
送回収する場合、第７Ｂ図のように下方から上方にトナ
ーを送給することになる。

このために搬送されるトナーの一部が、第７Ｂ図に示す
ように、パイプ内に滞溜して搬送スクリューに過負荷を
あたえ、スクリューを損傷したシ、回転ムラを生じたシ
、あるいは騒音を発生するなど種々な不都合をまぬかれ
なかった。

もちろん、搬送スクリューの外周縁が可撓性パイプ内壁
面に精密に近接配置されるようにすれば搬送機能は向上
するけれども、この搬送部分は空中に浮んでいるような
状態となっているために振動などによってスクリューが
おどってパイプに強く接触する状態となることがしばし
ばあるために、これによって生ずる過負荷にもとづく前
述のような不都合をまぬかれることはできない。

さらに複写機を、搬送部分に滞溜させたま捷で長期間不
作動状態におくことによるトナーの固化これにもとづく
作動開始時の過負荷の発生も無視することができない。

本発明は、このような現状に対処すべくなされたもので
あって、回収搬送されるトナーが必ず上方から下方に向
って搬送されるようにして前述のような不都合を生ぜず
円滑にトナーを搬送し得るような廃トナー回収装置を提
供することを目的とするものである。

（２）発明の構成 （問題点を解決する技術手段、その作用）上記の目的を
達成するために、本発明にあっては、とくにカートリッ
ジ方式の画像形成装置に適合すべく一勿論これに限定さ
れるものではないが一該装置の走行する像担持体の一部
の不動部分と、クリーニング装置のトナー回収用搬送ス
クリューをそなえた排出側とをクリーニング装置側が高
位にあるように連結することによって、前述のように搬
送中にトナーが中間位置に滞溜することによる不都合を
解消し得るような画像形成装置を提供することを目的と
するものである。

（実施例の説明） 第１図ないし第３図は、本発明を前記第６図に示すよう
なカートリッジ方式の複写機に適用した場合における、
トナー搬送部位の構成を示す拡大図であって、第６図の
ものと対応する部分には同一の符号を付しである。

第１図は当該部分の側面の一部切截図であって、感光体
２の一方の側面は開放となっており、この部分には、複
写機の不動部適所に取着した軸部２ｂをそなえた側板２
ａが軸受部２ｃを介して、光導電層を有する円筒状部材
が配されて構成されているＯ 感光体２に近接配置されたクリーニング装置内には、紙
面に垂直方向にのびる搬送スクリュー７ｃがクリーニン
グ装置外まで延長され、該延長部分は第２図に示すよう
にＵ字状に弯曲してのびており、さらに前記側板２ａの
、前記搬送スクリュー７ｃのクリーニング装置内にある
直線部分の中心軸線よシ下方位置にもうけた開口２ｄを
とおって感光体内空所に達している。またクリーニング
装置の、搬送スクリューの出口開口と感光体側の前記開
口２ｄの間には可撓性材からなるパイプ８を配して、ク
リーニング装置外に露出している搬送スクリューを囲繞
している。

このように構成されているから、クリーニングブレード
７ａによってかきおとされたトナーは搬送スクリュー７
ｃによって逐次搬送され、パイプ内をとおって側板２ａ
の開口２ｄを経て感光体２内の空所に貯溜する。

この場合、第３図から判るように、搬送スクリューのク
リーニング装置内の直線部分の中心軸線位置と開口２ｄ
の中心軸線との間には段差りをもうけて前者の位置を高
くしであるので、搬送中のトナーＴが中間位置に滞溜す
ることがなく効率的に回収できる。

第４Ａ図、第４Ｂ図は前記と同様の複写機において、ク
リーニング装置内の搬送スクリュ一部分の中心軸線の高
さが、感光体のそれよりも高位置にある場合を示すもの
で、両者の関係をこれら図面のもののように関係配置で
きる場合には、感光体側のトナー受容開口を、第７Ａ図
、第７Ｂ図の場合と同様中心軸受部にもうけても同様の
作用が得られる。

以上本発明を、中空円筒状の感光体をそなえたカートリ
ッジ方式の複写機に適用した場合について説明したが、
本発明がこのようなものに限定されるものでないことは
勿論である。

第５図は無端ベルト状の感光体１０をそなえた複写機で
あって、本体頂部におかれた原稿は光源１０′によって
照射され、その反射光はレンズアレイ１２によって感光
体表面に結像して静電潜像を形成した後、現像器１３に
よってトナー像となり、以下公知の仕方によってコピー
が作製されるとともに、感光体表面の残留ｌ・ナーはク
リーニング装置１４によって除去されるものとする。

クリーニング装置１４内の、高位置にある搬送スクリュ
ー１６と、無端状に懸架された感光体に囲繞された空所
に配されてトナー回収容器１８の前記スクリューよシ低
位置にある開口の間に、前述のものと同様の構成をそな
えた搬送パイプ１７を配設してトナーを回収するように
構成しである。

この構成においても前述の場合と同様にトナーを効率的
に搬送できる。

（３）発明の効果 本発明は以上のような構成をそなえているから、画像形
成装置のクリーニング装置からさらに他部に、回収のた
めにトナーを搬送するにあたって、この搬送路を下流に
ゆくに従って下降するように構成したから、搬送路にト
ナーが長期間滞溜することがなく、滞溜にともなう欠点
を簡単な構成によって確実に阻止することが可能である
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるトナー回収装置の実施例の要部の
端面図、第２図は同上一部の平断面図、第３図は同上要
部側断面図、第４Ａ図から第５図は他の実施態様を示す
説明図、第６図は公知のカートリッジ方式の複写機の概
略側面図、第７Ａ図、第７Ｂ図は同上トナー搬送部分の
拡大端面図である。 ２・・・感光体、７・・・クリーニング装置、７ｃ・・
・搬送スクリュー、８・・・パイプ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 クリーニング装置内に配装された搬送スクリューを回収
   貯溜する位置まで延長してなる廃トナー回収装置におい
   て、 廃トナーをクリーニング装置から排出する位置を、貯溜
   部位の廃トナー導入位置よりも高位置となるようにした
   廃トナー回収装置。