JPH063408Y2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH063408Y2
JPH063408Y2 JP1985201287U JP20128785U JPH063408Y2 JP H063408 Y2 JPH063408 Y2 JP H063408Y2 JP 1985201287 U JP1985201287 U JP 1985201287U JP 20128785 U JP20128785 U JP 20128785U JP H063408 Y2 JPH063408 Y2 JP H063408Y2
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storage chamber
toner
image forming
forming apparatus
image
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JP1985201287U
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JPS62109180U (ja
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訓紀 小野
常光 大場
光夫 林
俊彦 沼津
政男 石川
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、感光性ドラムやクリーニング装置等が一体の
カートリッジ交換方式である画像形成装置に関するもの
である。
〔従来技術及び問題点〕
従来、感光体ドラムやクリーニング装置を一体のカート
リッジ構造とし、一定の寿命が来たら、カートリッジ全
体を交換する方式の画像形成装置が知られていた。この
ような画像形成装置において、クリーニング装置には、
感光体表面から除去された画像形成に寄与しなかった未
転写の廃トナーを貯留する貯留部が備えられている。
そして、この貯留部が満杯となるとカートリッジ全体を
交換しなければならなかった。従って、感光体ドラムの
使用寿命と廃トナーの排出量を比較衡量して廃トナー貯
留部の容量を設定しなければならない。
貯留部の容量が小さいと頻繁にカートリッジを交換しな
ければならない反面、容量を大きくすると大きなスペー
スを必要とし、小型化を目的とするカートリッジ方式の
画像形成装置の趣旨に合わないこととなる。
また、近年、感光体の寿命は技術の進歩と共に長期化し
ており、これに対応して貯留部の容量を大型化するとス
ペースの関係から感光体ドラムの周辺に付属的に構成す
ることが困難となってしまう。
更に、現像器は、補充用トナーを補充すれば、長期に
亘って使用することが出来、廃トナー貯留部の容量が足
りないことを理由に頻繁にカートリッジ全体を交換する
のは不経済である。
〔考案の目的〕
本考案は上記従来の欠点に鑑み、スペースを増大するこ
となくクリーニング装置の廃トナー処理量を増大させ、
カートリッジ全体の寿命を延長することのできる画像形
成装置を提供することを目的とする。
〔考案の要点〕
本考案は上記目的を達成するために、像担持体の幅方向
の片側を基準に画像を形成する画像形成装置であって、
前記像担持体上に残留した現像剤を除去するクリーニン
グ装置と該クリーニング装置により除去された現像剤を
貯留する貯留室とを備えた画像形成装置において、前記
貯留室を、前記像担持体の幅と略一致する幅方向長さの
第1の貯留室と、該第1の貯留室と所定高さの隔離手段
を介して連通すべく前記幅方向の基準側と反対側に設け
られた第2の貯留室とで構成し、前記第1、第2の貯留
室の上部に配設され前記基準側から反対側方向へ現像剤
を搬送する搬送ロールを備えたことを特徴とする。
〔考案の実施例〕
以下本考案の一実施例を図面を参照しながら詳述する。
第1図は、本考案の画像形成装置のクリーニング装置の
廃トナー貯留室を示す断面図、第2図は画像形成装置の
像担持体周辺の構成を示す模式的断面図、第3図はカー
トリッジの装着状態を示す斜視図である。
第2図において、像担持体としての感光体ドラム1が画
像形成装置本体内部中央に軸支されており、該感光体ド
ラム1はA,SUS等からなる導電性円筒基体上に光
導電性物質のSe,CdS或いは有機半導体等が適切な
厚さに積層されて形成されている。
前記感光体ドラム1の周辺には、回転方向に沿って、帯
電器2,像露光部3,現像部4,転写器5,クリーニン
グ部6等の電子写真複写プロセスを構成する各プロセス
要素が順次配設されている。本例の画像形成装置におい
ては、感光体ドラム1と帯電器2及びクリーニング部6
が一体移動可能にユニット化され、ドラム寿命或いは使
用済み現像剤の蓄積度等に応じて適宜交換可能となって
いる。また、現像器4も、同様にトナーの消費に応じて
カートリッジ式に交換可能に構成されている。現像器4
は、本実施例では現像剤として、樹脂を主成分とするト
ナーと鉄粉等の磁性体を主成分とするキャリアとからな
る二成分磁性現像剤を使用した場合について説明する。
現像器4の上部にはトナーホッパ4bが形成されてお
り、ここには補給用トナーのみが貯留されている。トナ
ーホッパ4bの下部には、現像剤ホッパ4aが形成さ
れ、トナーとキャリアが適切な比率に混合された現像剤
が収納されている。トナーホッパ4bと現像剤ホッパ4
a間の連絡口のトナーホッパ4b側には、トナー補給ロ
ール4cが配設されている。本例のトナー補給ロール4
cは、周面にスポンジ層が被着されたスポンジロールで
あり、所定の速度で回転されて適量づつ補給用トナーを
下方の現像剤中に補給し現像剤中のトナー濃度を一定に
保つ構成となっている。現像剤ホッパ4a内部の連絡口
下方には、攪拌部材4dが回転自在に配設されている。
そして、攪拌部材4dの感光体ドラム1側に配設された
現像ロール4eは、非磁性材料からなり回転自在に支承
されたスリーブ4fと、その内部に、周面に複数の磁極
が着磁されたマグネットロールからなり両者が同軸状に
固設されて構成されている。
以上の如く構成された現像器4においては、攪拌部材4
dが矢印方向に回転されて均一化された現像剤はキャリ
アがマグネットロールに吸引されてスリーブ4f表面に
付着するのに伴い、トナーもキャリヤに付着してスリー
ブ4f表面に移動してその回転と共に同方向に搬送さ
れ、途中に先端を突出させて配設されている規制板によ
って搬送量が規制された後、スリーブ4f周面が感光体
ドラム1周面に最近接する現像位置Dに至る。現像位置
Dでは、感光体ドラム1表面に原稿情報に対応して形成
された静電潜像をキャリヤに付着したトナーで現像し可
視像化する。
現像器4の下流側の転写器5には、転写コロナ帯電器5
aが配設されており、適所から搬送されてくる転写紙T
の裏側からトナーの帯電極性とは逆極性のコロナ放電が
行われてトナー像が転写紙表面に転写される。トナー像
が転写された転写紙Tは次順に配設された図外の分離装
置により感光体ドラム1表面から分離され、図示されて
いない定着部に搬送されて転写トナー像が転写紙T表面
上に例えば熱定着される。
転写器5の下流側には、ファーブラシ方式のクリーニン
グ部6が配設されている。クリーニング部6を大略被う
ケーシング61の内部はファーブラシ62が感光体ドラ
ム1周面を摺察可能な位置に回転自在に支承され収容さ
れているファーブラシ室6aと使用済みの廃トナーを貯
留する貯留室6bに区画されている。このファーブラシ
62によって、転写紙T上に転写されず感光体ドラム1
表面上に残留するトナーは図外のバイアス電源の電気的
効果とブラシ毛62bの摺察による物理的効果の重畳作
用により、感光体ドラム1表面から確実に除去される。
ファーブラシ室6aと貯留室6bとの境界部は、金属等
の導電性材料からなる回収ロール64がファーブラシ6
2と互いに反対方向に回動しつつ摺接可能に配設されて
いる。この回収ロール64には、図外のバイアス電源が
接続されており、ファーブラシに印加される電圧と同極
性でそれより高いバイアス圧力が印加される。従って、
感光体ドラム1表面から除去されブラシ毛62bに付着
した未転写トナーは、上述のファーブラシ62と回収ロ
ール64の摺接部において両者の電圧差により回収ロー
ル64表面に移動し、その回転と共に貯留室6b側に搬
送される。貯留室6b側には、掻き取り板66が先端を
回収ロール64表面に当接させて配設されており、回収
ロール64表面に付着した未転写現像剤を掻き取り貯留
室6b底部に落下させる。
また、第1図に示す如く前記貯留室6bの上部には、両
軸端をケーシング61に回動可能に指示された搬送ロー
ルであるスクリューロール101が設けられており、ケ
ーシング61外に出た前記スクリューロール101の軸
の一端には、従動ギヤ102が固定され、該ギヤ102
は、図外のアイドルギヤ等を介して、装置本体側に設け
られた図外の駆動機構により、駆動される。回収ロール
64より第1図に示す掻き取り板66によって掻き落と
されたトナーは、貯留室6bに徐々に堆積していくがそ
の堆積の状態は、感光体ドラム1の軸方向に対して不均
一に堆積していく。
ここで、除去されたトナーが不均一に堆積するのは、本
考案の画像形成装置の感光体ドラム1から転写紙を分離
する方法として、ベルト分離方式等の機械的分離方式が
採用されており、従って転写紙Tはその端部が、感光体
ドラム1の1側端に常に一致する様に搬送されるからで
ある。従って種々の用紙サイズに対応した画像形成が行
われても、感光体ドラム1上では分離装置に対応した片
側中心に像形成が行われてその結果、クリーニング装置
においても片側中心に残留トナーが回収される。従っ
て,貯留室6bにおいても分離側である片側に廃トナー
が偏在して堆積することとなる。
この偏りを平均化する為に前述のスクリューロール10
1はクリーニング装置の分離装置に対応する側から反対
方向へ廃トナーを搬送する様回転方向が決められてい
る。
従って、片側中心に堆積した廃トナーの頂点が、スクリ
ューロール101の回転領域内に入ると、その廃トナー
は、スクリューロール101により削られながらその搬
送方向へ移動され、堆積状態が平均化される。さらに堆
積が進み、ほぼ貯留室6bが満たされると、堆積した頂
部の廃トナーは、完全にスクリューロール101により
搬送され、第2貯留室103に堆積する。
第2貯留室103は、ケーシング61と一体に構成され
ており、前述の貯留室6bが感光体ドラム1やクリーニ
ング部6と一体的に第3図に示す如く、装置本体側板1
04内側にセットされるのに対し、前記第2貯留室10
3は、装置本体側板104の外側に位置する。つまり、
感光体ドラム1周辺の限られたスペースに大きな、貯留
室6bを設けることなく、十分にスペース的に余裕があ
る側板104外に第2の貯留室103を設け、廃トナー
の処理量を大きくすることが出来る。また、第2の貯留
室103の上方でかつ側方のケーシングの1部は透明な
部材で窓105が形成されこれに対応する位置に反射型
のフォトセンサ106が設けられている。
第2の貯留部103にも廃トナーが堆積して、上部まで
満たされると、フォトセンサ106が廃トナーに反応し
て貯留室すべてが満たされたことを示す信号を不図示の
画像形成装置の制御回路に出力し、制御回路は、画像形
成動作の停止やクリーニング装置の交換をうながす表示
灯を点滅させる等の処理を行う。
第3図は、本考案の画像形成装置のカートリッジの装着
状態を示す斜視図である。同図において、装置本体10
7に開閉可能に設けられた蓋部108を開き、感光体ド
ラム1,帯電器,現像器4,クリーニング部6等が一体
に形成されたカートリッジ109が矢印方向に装置され
る。
すると、第2貯留室103は、装置本体の側板104の
外側にセットされる。従って、本考案の画像形成装置で
は、貯留室が2カ所に分室されるとともに装置本体側板
の外側にも配置されるのでスペースの有効利用を図るこ
とができる。
また、分離側に偏倚して堆積する廃トナーをスクリュー
ロール101で平均化して貯留するので、貯留室の有効
利用を図ることができ、カートリッジの交換寿命を延長
することができる。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明したように本考案の画像形成装置によれ
ば、スペースを増大することなく、廃トナーの処理量を
増大することができ、感光体ドラムやクリーニング装置
等が一体となったカートリッジの交換寿命を大幅に延長
することができる。
従って、従来のように感光体ドラムがまだ使用可能であ
るにもかかわらず、カートリッジ全体を交換しなければ
ならないという不経済を解消し、ランニングコストの低
減を図ることができる。
更に、廃トナーの処理も容易となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のクリーニング装置の廃トナー貯留室
を示す断面図、 第2図は、本考案の画像形成装置の模式的断面図、 第3図は、カートリッジの装着状態を示す斜視図であ
る。 1…感光体ドラム、 2…帯電器、 3…像露光部、 4…現像器、 4a…現像ホッパ、 4b…トナーホッパ、 4c…トナー補給ロール、 4d…攪拌部材、 4e…現像ロール、 4f…スリーブ、 5…転写器、 5a…コロナ放電器、 6…クリーニング部、 6a…ファーブラシ室、 6b…貯留室、 61…ケーシング、 62…ファーブラシ、 62b…ブラシ毛、 64…回収ロール、 66……掻取り板、 101…スクリューロール、 102…従動ギア、 103…第2貯留室 104…側板、 105…窓、 106…フォトセンサ、 107…装置本体、 108…蓋部、 109…カートリッジ.
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 林 光夫 東京都東大和市桜が丘2丁目229番地 カ シオ電子工業株式会社内 (72)考案者 沼津 俊彦 東京都東大和市桜が丘2丁目229番地 カ シオ電子工業株式会社内 (72)考案者 石川 政男 東京都東大和市桜が丘2丁目229番地 カ シオ電子工業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭60−176463(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体の幅方向の片側を基準に画像を形
    成する画像形成装置であって、前記像担持体上に残留し
    た現像剤を除去するクリーニング装置と該クリーニング
    装置により除去された現像剤を貯留する貯留室とを備え
    た画像形成装置において、 前記貯留室を、前記像担持体の幅と略一致する幅方向長
    さの第1の貯留室と、該第1の貯留室と所定高さの隔離
    手段を介して連通すべく前記幅方向の基準側と反対側に
    設けられた第2の貯留室とで構成し、 前記第1、第2の貯留室の上部に配設され前記基準側か
    ら反対側方向へ現像剤を搬送する搬送ロールを備えたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
JP1985201287U 1985-12-26 1985-12-26 画像形成装置 Expired - Lifetime JPH063408Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985201287U JPH063408Y2 (ja) 1985-12-26 1985-12-26 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1985201287U JPH063408Y2 (ja) 1985-12-26 1985-12-26 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62109180U JPS62109180U (ja) 1987-07-11
JPH063408Y2 true JPH063408Y2 (ja) 1994-01-26

Family

ID=31164596

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60176463U (ja) * 1984-05-01 1985-11-22 株式会社リコー 排トナ−収容装置

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JPS62109180U (ja) 1987-07-11

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