JP2005257813A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005257813A
JP2005257813A JP2004066356A JP2004066356A JP2005257813A JP 2005257813 A JP2005257813 A JP 2005257813A JP 2004066356 A JP2004066356 A JP 2004066356A JP 2004066356 A JP2004066356 A JP 2004066356A JP 2005257813 A JP2005257813 A JP 2005257813A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waste toner
container
image forming
main body
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2004066356A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Suzuki
雅一 鈴木
Tetsushi Kurokawa
哲史 黒川
Hidekazu Nara
英一 奈良
Hiroshi Ikemoto
博 池本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd, Casio Electronics Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2004066356A priority Critical patent/JP2005257813A/ja
Publication of JP2005257813A publication Critical patent/JP2005257813A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】狭い配設空間に配置でき廃トナーを収容効率よく回収する廃トナー回収容器を備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】搬送スクリュー62のスクリューパイプ71外に露出する露出スクリュー部分72bはパイプ内の実搬送スクリュー部分72aにより廃トナー入口61から搬入されて下方に堆積する廃トナーの山を強制的に周囲に拡散させて廃トナー収容効率を可及的に向上させる。廃トナー回収容器20が装着されるとスクリュー軸63の端部に係合するスリップクラッチユニット66のエンコーダ81の凸部82が止め孔83から外れて回転可能となり、印刷開始時における回転が反射型光学センサ68で検出され廃トナー回収容器20の装着が確認される。廃トナーが満タンに近づくと廃トナーからの抵抗が増し搬送スクリュー62の回転が鈍りエンコーダ81の減速が検出され廃トナー回収容器20の交換時期が来たと判断される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、狭い配設空間に配置でき、電子写真方式の画像形成に用いられ画像形成部材に転写されずに残った廃トナーを収容効率よく回収する廃トナー回収容器及びそのような廃トナー回収容器を備えた画像形成装置に関する。
近年、トナーを用いた電子写真式の複写機、プリンタ等の画像形成装置が急速に普及している。このようなトナーを用いる画像形成装置は、必然的に廃トナーが発生する傾向があるが、この廃トナーを回収する容器に振動機構を設け、トナーを均一且つ出来るだけ多く容器に回収するようにしているのが一般的である。
例えば、廃トナー回収容器への廃トナー落下口を振動発生装置の反対側の端部略中央部上面に設け、廃トナー回収容器の高さを低くし、その取手を廃トナーの堆積しない場所である廃トナー落下口の両側端部に形成し、廃トナー回収容器の配置を中間転写ユニット直下の空間として、振動発生装置と廃トナー落下口と取手との相互の配置位置の関係により、充分な廃トナーの回収容量を確保し、機器の外形にほとんど影響を与えない設置スペースが可能とした廃トナー回収容器とそのような廃トナー回収容器を備えた画像形成装置について提案がなされている。(例えば、特許文献1参照。)
また、感光体ドラムの廃トナーを中間転写ベルトの幅方向の領域外へ搬送する廃トナースクリューと、中間転写ベルトの廃トナーをその幅方向の領域外へ搬送する廃トナースクリューとを備えて、これらの廃トナースクリューから投下された廃トナーを一箇所に集めて廃トナー回収容器に落とし込むようにして、本体装置のサイズを大きくすることなく十分な回収量を有する廃トナー回収容器を備えるようにしたカラー画像形成装置について提案されている。(例えば、特許文献2参照。)
また、廃トナー回収容器を付勢部材でカム状部材から成る振動発生装置側へ付勢し、振動発生装置が回転して廃トナー回収容器に衝撃振動を与え、廃トナーの移動力に対する廃トナー回収容器の衝撃振動を最適化することにより、廃トナー回収容器の振動幅が小さくても充分に廃トナーの移動が可能となるようにした廃トナー回収容器の衝撃振動装置が提案されている。すなわち、廃トナー回収容器を付勢部材でカム状部材から成る振動発生装置側へ付勢し、振動発生装置が回転して廃トナー回収容器に衝撃振動を与え、廃トナーの移動力に対する廃トナー回収容器の衝撃振動を最適化することにより、廃トナー回収容器の振動幅が小さくても充分に廃トナーの移動が可能となるようにした廃トナー回収容器の衝撃振動装置が提案されている。(例えば、特許文献3参照。)
また、フレーム上にローラーを設け、廃トナー回収容器の底部にこのローラーに当接する傾斜部を設け、廃トナー回収容器は自重によりその側方の振動発生装置側へ付勢される構成とし、振動発生装置のカム状部材を回転させると、廃トナー回収容器が斜方向に振動しながら、廃トナー落下口から落下した廃トナーが回収されるようにして、廃トナー回収容器の廃トナー堆積量の変化に伴い常に最適な付勢荷重を付加することが可能な廃トナー回収容器が提案されている。(例えば、特許文献4参照。)
また、感光体ドラムから除去された廃トナーを蓄積する廃トナー回収容器を、装置本体に対して着脱可能な用紙カセットの着脱に連動して揺動可能に構成して、特別な操作を行うことなく廃トナーを効率良く蓄積することが可能な画像形成装置が提案されている。(例えば、特許文献5参照。)
また、廃トナー回収容器を本体装置に完全に固定せず1点を回転軸により固定し、他点を長穴可動軸により可動となるようにし、一文字型カムを印刷色切替軸とともに回転させて廃トナー回収容器にある程度定期的に衝撃を与えることで廃トナー回収容器内の廃トナーが山を形成するのを防いで平滑化し、廃トナー回収容器の廃トナー収容効率を良くする方法が提案されている。(例えば、特許文献6参照。)
また、廃トナーが廃トナーボックスに落下する途中に回転する羽根車を有する廃トナー拡散装置を設け、廃トナーが廃トナーボックスに収容される前に廃トナーを拡散させて廃トナーボックス内の隅々まで廃トナーが行き渡って蓄積されるようにして、廃トナーボックス内に積み上がった廃トナーの形状がなだらかな丘状になるようにして、廃トナーの収容効率を高めた廃トナー収容部の構成が提案されている。(例えば、特許文献7参照。)
特開2001−296779号公報([要約]、図1、図3) 特開2001−318498号公報([要約]、図1、図4) 特開2001−350381号公報([要約]、図1、図2) 特開2001−350382号公報([要約]、図1、図2) 特開2000−019916号公報([要約]、図1、図2) 特開2002−214925号公報([要約]、図1、図3) 特開2001−042730号公報([要約]、図1、図2)
ところで、上記特許文献1、3、4、又は6の技術は、いずれも廃トナー回収容器の外部に在って本体装置側に配設された振動発生装置や付勢装置によって、比較的薄くて平らな形状の廃トナー回収容器に衝撃や傾きを与えることによって廃トナー回収容器内に堆積する廃トナーの山の高さを可及的に均一化して収容効率を上げようとするものであるが、振動発生装置や付勢装置によって廃トナー回収容器に不自然な外力を加えることになるので装置の寿命が短期化するという問題がある。また、廃トナー回収容器の外部に振動発生装置や付勢装置を設ける分だけ本体装置が大型化するという問題も有している。
また、特許文献2の技術は、複数箇所で発生する廃トナーを、各所に張り巡らしたスクリュー搬送装置によって一箇所に集めて廃トナー回収容器に落とし込むものであり、廃トナーを落とし込まれた廃トナー回収容器内における堆積廃トナーの山の解消についての記載は見られない。これは比較的背高形の廃トナー回収容器が前提となっているからであり従ってこれだけでは、特許文献1、3、4、又は6の廃トナー回収容器のように比較的薄くて平らな形状の廃トナー回収容器の場合には、堆積廃トナーの山の平均化を期待することはできない。すなわち廃トナーの収容効率を上げることはできない。
また、特許文献5の技術は、隣接する他の装置である用紙カセットの着脱の動作に連動して廃トナー回収容器を揺動させて、この揺動の作用により内部の堆積廃トナーの山の平均化を図って廃トナー収容効率を良くするというものであるが、他の装置の着脱動作に依存する点で時期を得た揺動作用を期待できないという問題がある。例えば、堆積廃トナーが少量の間はよいが、多量になってきているときに用紙を満載した用紙カセットを装着した場合、その装着時の揺動作用のみで、後は満載された用紙がなくなって用紙カセットの入れ替えが行われるまで揺動作用は起きない。したがって、堆積廃トナーの山が平均化されないまま容器の廃トナー入口に達して警報が出されるから、山の周囲に収容空き容積を残したまま廃トナー回収容器の交換を余儀なくさせられることになる。
また、特許文献7の技術の廃トナーが廃トナーボックスに落下する途中に回転する羽根車を有する廃トナー拡散装置を設ける構成は、極めて大掛かりな構成であり、本体装置の小型化を阻害する点で問題を有している。
本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、比較的薄くて平らな形状で狭い配設空間に配置でき且つ廃トナーを収容効率よく回収する廃トナー回収容器及びそのような廃トナー回収容器を備えた画像形成装置を提供することである。
本発明の画像形成装置は、循環移動するベルト状のトナー像担持体上に残留する廃トナーを除去するクリーナと、該クリーナにより除去された上記廃トナーを収容すべく設けられ上記ベルト状のトナー像担持体のベルト面に沿って装置本体に着脱自在な廃トナー収容容器と、を有する画像形成装置において、上記廃トナー収容容器は、上記装置本体に装着した際に該装置本体から駆動力を受け回転する回転軸を着脱方向に内装し収容される上記廃トナーの収容率を向上させるべく該廃トナーを拡散させる拡散部材を備えると共に、上記装置本体には、上記拡散部材の回転検知情報に基いて上記廃トナー収容容器の着脱の有無を判断すると共に上記廃トナーの収容が満杯に近づいたか否かを判断する廃トナー収容容器検知手段と、を備えて構成される。
上記トナー像担持体は、例えば、その外周面に沿って、上記装置本体に対し着脱自在でそれぞれ異なる色のトナー像で画像形成する複数の画像形成ユニットを配設され、上記外周面にそれぞれ異なる色の上記トナー像を順次重ねて転写して画像を形成したのち該画像を用紙に一括転写する中間転写ベルトでもよく、また、上記外周面に担持される用紙上にそれぞれ異なる色の上記トナー像を順次重ねて転写する用紙搬送転写ベルトであってもよい。
また、上記廃トナー収容容器の上記回転軸への上記装置本体からの回転駆動力は、例えば、スリップクラッチ機構を介した接触型伝達機構により伝達されるように構成してもよく、また、磁石ホイール機構を介した非接触型伝達機構により伝達されるように構成してもよい。
本発明によれば、廃トナー収容容器の内部に廃トナーを拡散させる拡散部材を備えるので、狭い設置空間に配置できる比較的薄くて平らな形状の廃トナー回収容器であっても廃トナーを収容効率よく回収することができるので無駄がなく且つ装置本体の小型化にも有利である。
また、1つの廃トナー収容容器検知手段で、拡散部材の回転検知情報に基いて廃トナー収容容器の着脱の有無と廃トナーの収容が満杯に近づいたか否かの両方を判断できるので、本来ならば2つ必要な検知手段が1つで済み、この点でも装置本体の小型化に有利である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1における画像形成装置(以下、プリンタという)の内部構成を説明する断面図である。同図に示すプリンタ1は、電子写真式のタンデム型のカラー画像形成装置であり、4つの画像形成部2、中間転写ベルトユニット3、給紙部4、及び両面印刷用搬送ユニット5で構成されている。
上記4つの画像形成部2は、同図の右から左へ4個の画像形成ユニット6(6M、6C、6Y、6K)を多段式に並設した構成からなる。
上記4個の画像形成ユニット6のうち上流側(図の右側)の3個の画像形成ユニット6M、6C及び6Yは、それぞれ減法混色の三原色であるマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)の色トナーによるモノカラー画像を形成し、画像形成ユニット6Kは、主として文字や画像の暗黒部分等に用いられるブラック(K)トナーによるモノクロ画像を形成する。
上記の各画像形成ユニット6は、トナー容器に収納されたトナーの色を除き全て同じ構成である。したがって、以下ブラック(K)用の画像形成ユニット6Kを例にしてその構成を説明する。
画像形成ユニット6は、最下部に感光体ドラム7を備えている。この感光体ドラム7は、その周面が例えば有機光導電性材料で構成されている。この感光体ドラム7の周面近傍を取り巻いて、クリーナ8、帯電器9、光書込ヘッド11、及び現像器12の現像ローラ13が配置されている。
現像器12は、上部のトナー容器に同図にはM、C、Y、Kで示すようにマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(K)のいずれかのトナーを収容し、中間部には下部へのトナー補給機構を備え、下部には側面開口部に上述した現像ローラ13を備え、内部にトナー撹拌部材、現像ローラ13にトナーを供給するトナー供給ローラ、現像ローラ13上のトナー層を一定の層厚に規制するドクターブレード等を備えている。
中間転写ベルトユニット3は、本体装置のほぼ中央で図の左右のほぼ端から端まで扁平なループ状になって延在する転写ベルト14と、この転写ベルト14を掛け渡されて転写ベルト14を図の反時計回り方向に循環移動させる駆動ローラ15と従動ローラ16を備えている。
上記の転写ベルト14は、トナー像を直接ベルト面に転写(一次転写)されて、そのトナー像を更に用紙に転写(二次転写)すべく用紙への転写位置まで搬送するので、ここではユニット全体を中間転写ベルトユニットといっている。
この中間転写ベルトユニット3は、上記扁平なループ状の転写ベルト14のループ内にベルト位置制御機構17を備えている。ベルト位置制御機構17は、転写ベルト14を介して感光体ドラム7の下部周面に押圧する導電性発泡スポンジから成る一次転写ローラ18を備えている。
ベルト位置制御機構17は、マゼンタ(M)、シアン(C)及びイエロー(Y)の3個の画像形成ユニット6M、6C及び6Yに対応する3個の一次転写ローラ18を鉤型の支持軸を中心に同一周期で回転移動させ、ブラック(K)の画像形成ユニット6Kに対応する1個の一次転写ローラ18を上記3個の一次転写ローラ18の周期と異なる回転移動周期で回転移動させて転写ベルト14を感光体ドラム7から離接させ、フルカラーモード(4個全部の一次転写ローラ18が転写ベルト14に当接)、モノクロモード(画像形成ユニット6Kに対応する一次転写ローラ18のみが転写ベルト14に当接)、及び全非転写モード(4個全部の一次転写ローラ18が転写ベルト14から離れる)に切換える。
上記の中間転写ベルトユニット3には、上面部のベルト移動方向最上流側の画像形成ユニット6Mの更に上流側に、ベルトクリーナユニット19が配置され、下面部のほぼ全面に沿い付けるように平らで薄型の廃トナー回収容器20が着脱自在に配置されている。
給紙部4は、上下2段に配置された2個の給紙カセット21を備え、2個の給紙カセット21の給紙口(図の右方)近傍には、それぞれ用紙取出ローラ22、給送ローラ23、捌きローラ24、搬送ローラ対25が配置されている。搬送ローラ対25の用紙搬送方向(図の上鉛直方向)には、転写ベルト14を介して従動ローラ16に圧接する二次転写ローラ26が配設されて、用紙への二次転写部を形成している。
この二次転写部の下流(図では上方)側にはベルト式熱定着装置27が配置されて、ベルト式熱定着装置27の更に下流側には、定着後の用紙をベルト式熱定着装置27から搬出する搬出ローラ対28、及びその搬出される用紙を装置上面に形成されている排紙トレー29に排紙する排紙ローラ対31が配設されている。
両面印刷用搬送ユニット5は、上記搬出ローラ対28と排紙ローラ対31との中間部の搬送路から図の右横方向に分岐した開始返送路32a、それから下方に曲がる中間返送路32b、更に上記とは反対の左横方向に曲がって最終的に返送用紙を反転させる終端返送路32c、及びこれらの返送路の途中に配置された3組の返送ローラ対33a、33b、33cを備えている。上記終端返送路32cの出口には、本体装置内部側に搬入ローラ対34が配設されている。
ところで、本例において中間転写ベルトユニット3の上面部に配置されるベルトクリーナユニット19は、2段に配置した下部のクリーニングローラ35、上部の取り込みローラ36、及び搬送スクリュー37を備えている。下部のクリーニングローラ35は転写ベルト14の上面に当接して廃トナーを擦り取って除去し、取り込みローラ36はクリーニングローラ35が除去した廃トナーを引き継いでベルトクリーナユニット19内に溜め込み、搬送スクリュー37は溜め込まれた廃トナーを落下筒38の上部まで搬送し、落下筒38を介して廃トナー回収容器20に送り込んでいる。
そして、上記のクリーニングローラ35を適度の圧力で転写ベルト14に圧接させるために、中間転写ベルトユニット3側には、下方から転写ベルト14をクリーニングローラ35に向けて押圧する押圧ローラ39が設けられている。
このような廃トナーの回収には、本例のようにクリーニングローラ35を用いると限るものではなく、例えばクリーニングブラシ、クリーニングブレードなども使用される。特にクリーニングブレードを用いる場合は、クリーニングブレードと転写ベルト間の摩擦抵抗が温湿度環境によって変化することに対応して摩擦抵抗を一定に保つように対処し、常に良好なクリーニング作用を維持することが必要となる。
図2(a) は、クリーニングブレードと転写ベルト間の摩擦抵抗を温湿度環境の変化に対応して一定に保つようにした機構部の構成を転写ベルトの側面方向から見た図であり、同図(b) は転写ベルトの正面方向(図1の右側)から見た図である。尚、同図(b) にはクリーニングブレードを備えたベルトクリーニングユニットの図示を省略している。
同図(a) に示すように、ベルトクリーニングユニット40は、支持部材41に支持されるクリーニングブレード42、掬いシート43、及び搬送スクリュー44から成る。クリーニングブレード42は、図の矢印Aで示す転写ベルト14の循環移動方向に対向する向きに配置されて転写ベルト14の上面に当接して転写ベルト14面から廃トナーを掻き取る。掬いシート43はクリーニングブレード42と対向して配置され、クリーニングブレード42によって掻き取られた廃トナーをユニット内に溜め込む。搬送スクリュー44はユニット内に溜め込まれた廃トナーを図外の廃トナー回収容器(図1の落下筒38及び廃トナー回収容器20参照)に送り出す。
上記のクリーニングブレード42に対して下方から転写ベルト14を押圧するように設けられている押圧ローラ39は、同図(b) に示すように、その回転軸を転写ベルトフレーム45により同図(a),(b) の矢印Bで示すように上下に揺動自在に支持されて、同図(a) の矢印Cで示すように、転写ベルト14の移動方向に合わせて反時計回り方向に回転している。
この押圧ローラ39の両端のローラ軸受46には(以下、同図(a),(b) いずれかを参照)、それぞれ偏心カム47が、カム軸受48とローラ軸受46との間に介装されている引きバネ49の付勢力により押圧されて摺接可能に配置されている。2個の偏心カム47は駆動伝達軸51に連結され連動して回転する。
偏心カム47の駆動伝達軸51は、駆動軸フレーム52に回転自在に支持され、駆動軸フレーム52の外側に出る端部にカム駆動ギア53を備えている。このカム駆動ギア53には大径歯車54aと小径歯車54bとが一体に形成された減速ギア54の小径歯車54bが噛合しており、減速ギア54の大径歯車54aには、駆動on/offクラッチ55により駆動制御されるギア56が噛合している。駆動on/offクラッチ55はプリンタコントローラ(PR−CONT)57の信号出力ポートに接続されており、常にはクラッチが解除されて駆動offとなっている。他方、プリンタコントローラ57の信号入力ポートには、温湿度センサ58と光反射型センサ59が接続されている。
温湿度センサ58は、現在環境の温湿度を検出して、その検出結果をプリンタコントローラ57に出力する。光反射型センサ59は、カム駆動ギア53の他のギアと噛合していない部分のギア歯に対向して配置され、カム駆動ギア53のギア歯の回転通過個数を検出して、その検出結果をプリンタコントローラ57に出力する。
プリンタコントローラ57には、温湿度とこの温湿度に対応して適正な押圧ローラ39の押圧力を形成するためのカム駆動ギア53の回転数との関係を示す温湿度ギア数テーブルが内蔵のRAM(Random Access Memory)に予め格納されている。
プリンタコントローラ57は、温湿度センサ58から入力する現在の温湿度検出結果に基づいて温湿度ギア数テーブルを参照し、駆動on/offクラッチ55のクラッチをonにしてギア56を駆動する。
これにより、減速ギア54の大径歯車54a、同じく小径歯車54b、及びカム駆動ギア53を介して偏心カム47が回転駆動され、カム駆動ギア53の回転歯数が光反射型センサ59によって検出される。
上記検出されたカム駆動ギア53の回転歯数が上記参照中の温湿度ギア数テーブルの歯数に一致したところで、プリンタコントローラ57は、駆動on/offクラッチ55のonとなっているクラッチを解除して、ギア56の駆動をoffにする。
これにより、偏心カム47によって揺動する押圧ローラ39の移動位置が、温湿度センサ58によって検出された温湿度に適するクリーニングブレード42と転写ベルト14間の摩擦抵抗となるような押圧力となる位置に位置決めされる。
続いて、上記構成のプリンタ1の廃トナー回収容器20について説明する。
図3は、廃トナー回収容器20の平面図とこの廃トナー回収容器20と係合するプリンタ本体側の廃トナー回収容器装着部の係合部を示す図であり、同図(b) は、その側面図、同図(c) は、その斜視図である。
図3(a),(b),(c) に示すように、廃トナー回収容器20は、幅と奥行きに比較して高さが低い平らで薄型の容器からなり、上面の4隅のうち1つの角部(図3(a) では左下角)近傍に廃トナー入口61を備えている。廃トナー入口61の直下には、詳しくは後述する搬送スクリュー62の一方の端部が配設され、搬送スクリュー62の他方の端部はスクリューの無いスクリュー軸63となって外部に突出している。
他方、プリンタ本体の廃トナー回収容器装着部には、内側立設フレーム64と外側立設フレーム65とで形成される間隙に、スリップクラッチユニット66が配設されている。内側立設フレーム64の適宜の箇所にはセンサ孔67が形成されており、このセンサ孔67から上記間隙内のスリップクラッチユニット66に向けて反射型光学センサ68が配置されている。
この廃トナー回収容器20は、プリンタ本体側の廃トナー回収容器装着部に対して同図(c) の矢印Dで示すように、スリップクラッチユニット66に向けて押し込まれて装着され、プリンタ本体に配設されている固定リブ69によって位置固定される。
図4(a) は、図3(a) のE−E´断面矢視拡大図であり、図4(b) は、スリップクラッチユニット66の斜視図である。同図(a) に示すように、搬送スクリュー62は、廃トナー回収容器20の奥行き方向およそ2/3までの長さのスクリューパイプ71の中に収まっている実搬送スクリュー部分72aと、スクリューパイプ71が切れて無くなっている残り約1/3の長さの部分の1/2のところまで形成されている露出スクリュー部分72bと、これに続いて外部まで延在して配置された前述したスクリュー軸63と、このスクリュー軸63の端部に形成されている駆動係合部73で構成されている。
この構成により、上記残り約1/3の長さの部分に搬入されて下方に堆積する廃トナーの山に対して、更に廃トナー入口61から入って搬送されてくる新たな廃トナーを、上記1/2のところまで形成されている露出スクリュー部分72bで強制的に廃トナーを押し込むので、残り約1/3の長さの部分に搬入されて下方に堆積する廃トナーの山を、廃トナー回収容器20の内部が満杯になるまで周囲に拡散させる。
この搬送スクリュー62の回転駆動は、図4(a) に示すように、廃トナー回収容器20がプリンタ本体側の廃トナー回収容器装着部においてスリップクラッチユニット66に向けて押し込まれて装着されたとき、スクリュー軸63の端部に形成されている駆動係合部73がスリップクラッチユニット66の継ぎ手74に係合することによって、スリップクラッチユニット66を介してプリンタ本体側の駆動系から駆動される。
スリップクラッチユニット66は、同図(a),(b) に示すように、外側立設フレーム65に固定された支持軸75、この支持軸75に回転自在に外嵌する胴枠76、この胴枠76と一体に形成されプリンタ本体の駆動系から動力を受ける駆動入力ギア77、この駆動入力ギア77の内側面に圧接する摩擦板78、この摩擦板78に対向配置され摩擦板78との間に介装された押し付勢力を有する螺旋ばね79を介して摩擦板78に対し押圧係合するエンコーダ81等で構成される。エンコーダ81の内側回転面の所定の位置には、内側立設フレーム64に向けて突設された凸部82が形成されている。
廃トナー回収容器装着部に廃トナー回収容器20が装着されていないときは、継ぎ手74がスクリュー軸63の駆動係合部73によって押し込まれていないことにより、継ぎ手74と一体なエンコーダ81が、螺旋ばね79の押し付勢力により内側立設フレーム64側に押し付けられ、これにより凸部82が内側立設フレーム64に形成されている止め孔83に嵌入して回転が禁止され、駆動入力ギア77のみが摩擦板78に対して摺接しながら回転する。
そして、廃トナー回収容器装着部に廃トナー回収容器20が装着されると、図4(a) に示すように、継ぎ手74がスクリュー軸63の駆動係合部73によって押し込まれることにより、継ぎ手74と一体なエンコーダ81も外側立設フレーム65側に押し込まれて、その凸部82が内側立設フレーム64の止め孔83から外れて回転禁止が解除される。
これにより、プリンタ本体による印刷が開始されると、駆動入力ギア77の回転に応じて摩擦板78を介して押圧係合するエンコーダ81及び継ぎ手74が回転し、この継ぎ手74によってスクリュー軸63すなわち搬送スクリュー62が回転駆動される。また、反射型光学センサ68がエンコーダ81の回転を検出して、その検出信号を制御部に出力することにより、制御部は、廃トナー回収容器20が廃トナー回収容器装着部に装着されていることを認識する。
搬送スクリュー62は一定の回転速度で回転するが、廃トナー回収容器20内に搬入されて堆積する廃トナーの山が露出スクリュー部分72で強制的に空き方向に押しやられ、やがて空き容量も少なくなって露出スクリュー部分72で押しやられる廃トナーからの抵抗が増してくると、搬送スクリュー62の回転が鈍り、摩擦板78がスリップし始め、反射型光学センサ68によってエンコーダ81の回転減速が検出され、その検出信号によって制御部は、廃トナー回収容器20が廃トナーによって満杯となり、交換時期が来たと判断する。
このように、1個の反射型光学センサ68と1個のエンコーダ81という1組だけの検出装置によって、廃トナー回収容器20の装着の有無と、廃トナーの回収状態の両方を検出することができる。
(実施形態2)
図5(a),(b),(c) は、実施形態2における搬送スクリュー軸の係合部とプリンタ本体側の係合部の他の例を説明する図である。同図(a),(b) に示す廃トナー回収容器85は、その外観形状は、搬送スクリュー軸が容器外部に突出していない点を除いて、図3(a),(b),(c) に示した廃トナー回収容器20と略同様である。
図5(a) に示すように、本例の廃トナー回収容器85も、内部に搬送スクリュー86を備えており、そのスクリュー軸87のスクリューの無い端部は、先端部をやや残して軸受88に回転自在に支持されて先端が廃トナー回収容器85の側面に形成されている外側に凸したがって内側に凹となるその凹部89に挿入されている。この凹部89に挿入されている先端のすぐ後部に容器側の被駆動マグネットホイール91がスクリュー軸87に固設されている。
他方、プリンタ本体側の廃トナー回収容器装着部92の立設フレーム93の内面には、この廃トナー回収容器装着部92に装着される廃トナー回収容器85の上記容器側マグネットホイール91に対向する位置に、本体側の駆動マグネットホイール94が配設されており、この駆動マグネットホイール94に対応して立設フレーム93の外面にモータ95が配置されている。モータ95の回転駆動軸96は、立設フレーム93の軸孔を貫通して後面に突出し駆動マグネットホイール94に固定されている。駆動マグネットホイール94の後方を向く面の中央には凹部96が形成されている。この駆動マグネットホイール94のやや斜め上方に磁気センサ97が配置される。
図5(b) に示すように、上記の廃トナー回収容器85が廃トナー回収容器装着部92に装着されると、同図(a) に示す凹部89の外側の凸部分が駆動マグネットホイール94の凹部96に緩やかに挿入される。この状態で磁気センサ97は、廃トナー回収容器85の上面を間にして容器側の被駆動マグネットホイール91の周面に近接して配置される状態となる。
上記の被駆動マグネットホイール91及び駆動マグネットホイール94は、いずれも同図(c) に示すように、磁気領域を4等分されてSとNが交互に配置されている。これにより、モータ95の回転により駆動マグネットホイール94が回転すると、その磁力によって被駆動マグネットホイール91が回転する。このように、本例のスクリュウ駆動機構は非接触で駆動が行われる。
そして、この場合も、プリンタ本体による印刷が開始されると、上記のようにモータ95が起動し、駆動マグネットホイール94が回転し、その磁力によって被駆動マグネットホイール91が回転する。すなわち搬送スクリュー86が回転駆動される。
そして、磁気センサ97が被駆動マグネットホイール91の回転による磁気パルスを検出して、この検出信号を制御部に出力することにより、制御部は、廃トナー回収容器85が廃トナー回収容器装着部92に装着されていることを認識する。
搬送スクリュー86は一定の回転速度で回転し、廃トナー回収容器85内に廃トナーを回収する。やがて空き容量が少なくなって搬送スクリュー86に対する廃トナーからの抵抗が増し、搬送スクリュー62の回転すなわち被駆動マグネットホイール91の回転が鈍り、検出される磁気パルスの周期が所定の周期よりも長くなることにより、その検出信号によって制御部は、廃トナー回収容器85が廃トナーによって満杯となり、交換時期が来たと判断する。
このように、この場合も1個の磁気センサ97と1個の被駆動マグネットホイール91からなる1組だけの検出装置によって、廃トナー回収容器85装着の有無と、廃トナーの回収状態の両方を検出することができる。
尚、被駆動マグネットホイール91の回転又は回転速度の検出は、磁気センサ97と限るものではなく、例えば、廃トナー回収容器85の上面を透明にし、被駆動マグネットホイール91の回転周面に所定の間隔でマークを付けることによって、反射型光学センサによって上記と同一の検出を行うことができる。
(実施形態3)
図6(a),(b),(c) は、実施形態3における廃トナー回収容器内に配設された廃トナー拡散装置を説明する図である。同図(a) にはプリンタ本体の正面カバー100、廃トナー回収容器101、及び給紙カセット102のそれぞれ一部分のみを示している。

図6(a) に示す廃トナー回収容器101の外観構成は、図4に示した廃トナー回収容器20の外観構成とほぼ同様である。また、給紙カセット102は図1に示した給紙部4の上下2段に配置された2個の給紙カセット21の上方に配置された給紙カセット21と同様の配置である。
本例の場合は、図6(a) に示す廃トナー回収容器101の廃トナー入口103の下に配置された搬送スクリュー104の端部下方に、同図(b),(c) の平面図に示すように、2個の撹拌アーム105が廃トナー回収容器101の内壁に近接して立設配置された2本の支持軸106にそれぞれ回動自在に支持されている。撹拌アーム105の下端部には金属製足部107が一体に取り付けられている。
本例の給紙カセット102は、プリンタ本体のカセット装着部に、図6(a) の矢印Fで示すように図の左右方向に出し入れされるが、カセット装着部に対し右方向に押し込まれて装着されたとき、カセット上面の上記撹拌アーム105の金属製足部107に対応する位置に、磁石108が配設されている。
これにより、同図(b) の矢印Gで示すように給紙カセット102が用紙補充のため外部に引き出されたときは、撹拌アーム105の金属製足部107が磁石108の磁力に引かれて支持軸106を支点にして外側方向に回動し、これら金属製足部107と一体な2個の撹拌アーム105が同図(b) の矢印H1、H2で示すように閉じ方向に回動する。
そして、同図(c) に示すように、用紙補充を行った給紙カセット102がカセット装着部に対し右方向に押し込まれて装着されたとき、撹拌アーム105の金属製足部107が磁石108の磁力に引かれて今度は支持軸106を支点にして内側方向に回動し、これら金属製足部107と一体な2個の撹拌アーム105が今度は同図(c) の両方向矢印Jで示すように開き方向に回動する。
このように、カセット装着部への給紙カセット102の出し入れの都度、撹拌アーム105が開閉して、内部に滞留する廃トナーを撹拌して可及的に均一に分散させるので、給紙カセット102の廃トナー収容能力が向上する。
実施形態1における画像形成装置(プリンタ)の内部構成を説明する断面図である。 (a) はクリーニングブレードと転写ベルト間の摩擦抵抗を温湿度環境の変化に対応して一定に保つようにした機構部の構成を転写ベルトの側面方向から見た図、(b) は転写ベルトの正面方向から見た図である。 (a) は廃トナー回収容器の平面図とこの廃トナー回収容器と係合するプリンタ本体側の廃トナー回収容器装着部の係合部を示す図、(b) はその側面図、(c) はその斜視図である。 (a) は図3(a) のE−E´断面矢視拡大図、(b) はスリップクラッチユニットの斜視図である。 (a),(b),(c) は実施形態2における搬送スクリュー軸の係合部とプリンタ本体側の係合部の他の例を説明する図である。 (a),(b),(c) は実施形態3における廃トナー回収容器内に配設された廃トナー拡散装置を説明する図である。
符号の説明
1 プリンタ
2 画像形成部
3 中間転写ベルトユニット
4 給紙部
5 両面印刷用搬送ユニット
6(6M、6C、6Y、6K) 画像形成ユニット
7 感光体ドラム
8 クリーナ
9 帯電器
11 光書込ヘッド
12 現像器
13 現像ローラ
14 転写ベルト
15 駆動ローラ
16 従動ローラ
17 ベルト位置制御機構
18 一次転写ローラ
19 ベルトクリーナユニット
20 廃トナー回収容器
21 給紙カセット
22 用紙取出ローラ
23 給送ローラ
24 捌きローラ
25 搬送ローラ対
26 二次転写ローラ
27 ベルト式熱定着装置
28 搬出ローラ対
29 排紙トレー
31 排紙ローラ対
32a 開始返送路
32b 中間返送路
32c 終端返送路
33a、33b、33c 返送ローラ対
34 搬入ローラ対
35 クリーニングローラ
36 取り込みローラ
37 搬送スクリュー
38 落下筒
39 押圧ローラ
40 ベルトクリーニングユニット
41 支持部材
42 クリーニングブレード
43 掬いシート
44 搬送スクリュー
45 転写ベルトフレーム
46 ローラ軸受
49 引きバネ
51 駆動伝達軸
52 駆動軸フレーム
53 カム駆動ギア
54 減速ギア
54a 大径歯車
54b 小径歯車
55 駆動on/offクラッチ
56 ギア
57 プリンタコントローラ(PR−CONT)
58 温湿度センサ
59 光反射型センサ
61 廃トナー入口
62 搬送スクリュー
63 スクリュー軸
64 内側立設フレーム
65 外側立設フレーム
66 スリップクラッチユニット
67 センサ孔
68 反射型光学センサ
69 固定リブ
71 スクリューパイプ
72a 実搬送スクリュー部分
72b 露出スクリュー部分
73 駆動係合部
74 継ぎ手
75 支持軸
76 胴枠
77 駆動入力ギア
78 摩擦板
79 螺旋ばね
81 エンコーダ
82 凸部
83 止め孔
85 廃トナー回収容器
86 搬送スクリュー
87 スクリュー軸
88 軸受
89 凹部
91 被駆動マグネットホイール
92 廃トナー回収容器装着部
93 立設フレーム
94 駆動マグネットホイール
95 モータ
96 回転駆動軸
96 凹部
97 磁気センサ
100 正面カバー
101 廃トナー回収容器
102 給紙カセット
103 廃トナー入口
104 搬送スクリュー
105 撹拌アーム
106 支持軸
107 金属製足部
108 磁石

Claims (4)

  1. 循環移動するベルト状のトナー像担持体上に残留する廃トナーを除去するクリーナと、該クリーナにより除去された前記廃トナーを収容すべく設けられ前記ベルト状のトナー像担持体のベルト面に沿って装置本体に着脱自在な廃トナー収容容器と、を有する画像形成装置において、
    前記廃トナー収容容器は、前記装置本体に装着した際に該装置本体から駆動力を受け回転する回転軸を着脱方向に内装し収容される前記廃トナーの収容率を向上させるべく該廃トナーを拡散させる拡散部材を備えると共に、
    前記装置本体には、前記拡散部材の回転検知情報に基いて前記廃トナー収容容器の着脱の有無を判断すると共に前記廃トナーの収容が満杯に近づいたか否かを判断する廃トナー収容容器検知手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記トナー像担持体は、その外周面に沿って、前記装置本体に対し着脱自在でそれぞれ異なる色のトナー像で画像形成する複数の画像形成ユニットを配設され、前記外周面にそれぞれ異なる色の前記トナー像を順次重ねて転写して画像を形成したのち該画像を用紙に一括転写する中間転写ベルトか、前記外周面に担持される用紙上にそれぞれ異なる色の前記トナー像を順次重ねて転写する用紙搬送転写ベルトである、ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記廃トナー収容容器の前記回転軸への前記装置本体からの回転駆動力は、スリップクラッチ機構を介した接触型伝達機構により伝達されることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記廃トナー収容容器の前記回転軸への前記装置本体からの回転駆動力は、磁石ホイール機構を介した非接触型伝達機構により伝達されることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
JP2004066356A 2004-03-09 2004-03-09 画像形成装置 Withdrawn JP2005257813A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004066356A JP2005257813A (ja) 2004-03-09 2004-03-09 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004066356A JP2005257813A (ja) 2004-03-09 2004-03-09 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005257813A true JP2005257813A (ja) 2005-09-22

Family

ID=35083624

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004066356A Withdrawn JP2005257813A (ja) 2004-03-09 2004-03-09 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005257813A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008134398A (ja) * 2006-11-28 2008-06-12 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2010026276A (ja) * 2008-07-22 2010-02-04 Casio Electronics Co Ltd 画像形成装置及びその廃トナー回収容器の状態判定方法
JP2011043568A (ja) * 2009-08-19 2011-03-03 Oki Data Corp 現像剤搬送装置、現像剤収容器、及び画像形成装置
JP2011048299A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US8139960B2 (en) 2007-11-07 2012-03-20 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image-forming device having belt cleaning unit
WO2015190667A1 (en) * 2014-06-10 2015-12-17 Samsung Electronics Co., Ltd. Toner cartridge and electrophotographic image forming apparatus using the same
JP2016130766A (ja) * 2015-01-13 2016-07-21 キヤノン株式会社 画像形成装置
US10377594B2 (en) 2017-03-28 2019-08-13 Kyocera Document Solutions Inc. Sheet feeder and image-forming apparatus
US11435679B2 (en) 2019-07-16 2022-09-06 Canon Kabushiki Kaisha Transfer unit and image forming apparatus

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008134398A (ja) * 2006-11-28 2008-06-12 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
US8139960B2 (en) 2007-11-07 2012-03-20 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image-forming device having belt cleaning unit
JP2010026276A (ja) * 2008-07-22 2010-02-04 Casio Electronics Co Ltd 画像形成装置及びその廃トナー回収容器の状態判定方法
JP2011043568A (ja) * 2009-08-19 2011-03-03 Oki Data Corp 現像剤搬送装置、現像剤収容器、及び画像形成装置
US8583023B2 (en) 2009-08-19 2013-11-12 Oki Data Corporation Developer conveying apparatus, developer storage container, and image forming apparatus
JP2011048299A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US8391732B2 (en) 2009-08-28 2013-03-05 Ricoh Company, Limited Image forming device
WO2015190667A1 (en) * 2014-06-10 2015-12-17 Samsung Electronics Co., Ltd. Toner cartridge and electrophotographic image forming apparatus using the same
US9465350B2 (en) 2014-06-10 2016-10-11 Samsung Electronics Co., Ltd. Toner cartridge and electrophotographic image forming apparatus using the same
JP2016130766A (ja) * 2015-01-13 2016-07-21 キヤノン株式会社 画像形成装置
US10377594B2 (en) 2017-03-28 2019-08-13 Kyocera Document Solutions Inc. Sheet feeder and image-forming apparatus
US11435679B2 (en) 2019-07-16 2022-09-06 Canon Kabushiki Kaisha Transfer unit and image forming apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5564024B2 (ja) 画像形成装置
JP4953634B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP6665431B2 (ja) 粉体収容容器及び画像形成装置
US8693927B2 (en) Developer case and image forming apparatus to which developer case is applied
JP2007011004A (ja) 画像形成装置
JP2005257813A (ja) 画像形成装置
JP6274074B2 (ja) 廃トナー収容容器、画像形成装置
JP2005070702A (ja) トナー補給装置
EP2472337B1 (en) Image Forming Apparatus
JP6256363B2 (ja) 現像剤収容容器を備えた画像形成装置
JP6090026B2 (ja) 廃トナー回収容器
JP6786220B2 (ja) シート供給装置及びそれを備えた画像形成装置
JP5609255B2 (ja) 現像剤収容装置及び画像形成装置
JP4466159B2 (ja) 画像形成装置
JP2014115469A (ja) 廃トナー回収装置及び画像形成装置
JP2014059356A (ja) 画像形成装置
JP2008129513A (ja) 画像形成装置
JP2014153453A (ja) 画像形成装置及びプログラム
JP2006084684A (ja) 画像形成装置
JP6199829B2 (ja) 画像形成装置
JP2014115354A (ja) 廃現像剤回収容器発注時期決定装置及び画像形成装置
JP2010102125A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP2006078613A (ja) 二次転写式画像形成装置
JP5163603B2 (ja) 画像形成装置
JP6637317B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070605