JP2011031383A - サンダー - Google Patents

サンダー Download PDF

Info

Publication number
JP2011031383A
JP2011031383A JP2010004009A JP2010004009A JP2011031383A JP 2011031383 A JP2011031383 A JP 2011031383A JP 2010004009 A JP2010004009 A JP 2010004009A JP 2010004009 A JP2010004009 A JP 2010004009A JP 2011031383 A JP2011031383 A JP 2011031383A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
band
grip
tightening
sander
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010004009A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5297392B2 (ja
Inventor
Hiroshi Ryu
浩 劉
Kenji Abe
健司 安部
Shigeru Takeda
茂 武田
Yuji Sakakibara
勇治 榊原
Koichi Kimata
廣一 木全
Eiji Muto
英治 武藤
Makoto Nakamura
真 仲村
Masanori Furusawa
正規 古澤
Yoshio Sugiyama
義夫 杉山
Tomohiro Ukai
智大 鵜飼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Makita Corp
Original Assignee
Makita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Makita Corp filed Critical Makita Corp
Priority to JP2010004009A priority Critical patent/JP5297392B2/ja
Priority to US12/827,359 priority patent/US20110003541A1/en
Priority to EP10168310.0A priority patent/EP2275230B1/en
Priority to RU2010127871/02A priority patent/RU2455143C2/ru
Priority to CN201010220190XA priority patent/CN101941172A/zh
Publication of JP2011031383A publication Critical patent/JP2011031383A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5297392B2 publication Critical patent/JP5297392B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B23/00Portable grinding machines, e.g. hand-guided; Accessories therefor
    • B24B23/005Auxiliary devices used in connection with portable grinding machines, e.g. holders
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B41/00Component parts such as frames, beds, carriages, headstocks
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25FCOMBINATION OR MULTI-PURPOSE TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; DETAILS OR COMPONENTS OF PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS NOT PARTICULARLY RELATED TO THE OPERATIONS PERFORMED AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B25F5/00Details or components of portable power-driven tools not particularly related to the operations performed and not otherwise provided for
    • B25F5/02Construction of casings, bodies or handles
    • B25F5/025Construction of casings, bodies or handles with torque reaction bars for rotary tools
    • B25F5/026Construction of casings, bodies or handles with torque reaction bars for rotary tools in the form of an auxiliary handle

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

【課題】 可動ハンドルを備えたサンダーにおいて、可動ハンドルの使用性の向上に資する技術を提供する。
【解決手段】 本発明のサンダーは、回転作業面105と、前記回転作業面105の回転軸方向上部に配置され、当該回転作業面105を回転駆動する駆動機構と、前記駆動機構を収容する筒状ハウジング103と、前記筒状ハウジング103の筒状部表面に取り付けられた可動ハンドル117と、を有する。そして、前記可動ハンドル117は、前記筒状ハウジング103の中心軸回りに回動可能とされるとともに、当該筒状ハウジング103の周方向の任意の位置で固定可能とされている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、研磨作業に使用されるサンダーに関する。
特開2004−167657号公報(特許文献1)には、被加工材の研磨作業に用いられるサンダーの構成が開示されている。上記公報に開示されたサンダーは、駆動機構を収容するハウジングの胴体部の上部に一体に形成されたメインハンドルとしての把持部を備えるほか、この把持部とは別に当該胴体部に取り付けられた可動ハンドルとしてのサイドハンドルを備えている。サイドハンドルは、ハウジングの胴体部に着脱自在に取り付けられたハンドルホルダと、当該ハンドルホルダに対し、胴体部の中心軸線方向と交差する水平方向(前後方向)に直線状に移動可能とされ、当該移動の範囲内で任意の位置に固定可能とされたグリップ部とを有する構成とされている。また、ハンドルホルダは、胴体部の周方向において180度向きを替えて取り付けることが可能とされ、これにより作業者の利き手の違いにも対応できる構成としている。
上記の構造では、サイドハンドルが前後方向に直線状に移動できるに過ぎず、使用性の向上といった作業者の要請に対し、十分に応えるものではなく、この点でなお改良の余地がある。
特開2004−167657号公報
本発明は、上記の問題に鑑み、可動ハンドルを備えたサンダーにおいて、可動ハンドルの使用性の向上に資する技術を提供することをその目的とする。
上記課題を達成するため、本発明に係るサンダーの好ましい形態によれば、回転作業面と、駆動機構と、筒状ハウジングと、可動ハンドルとを有する。駆動機構は、回転作業面の回転軸方向上部に配置され、当該回転作業面を回転駆動する。筒状ハウジングは、駆動機構を収容する。可動ハンドルは、筒状ハウジングの筒状部表面に取り付けられる。そして、可動ハンドルは、筒状ハウジングの筒状部の中心軸回りに回動可能とされるとともに、当該筒状部の周方向の任意の位置で固定可能とされている。
本発明によれば、可動ハンドルを筒状ハウジングに対し周方向の任意の位置に固定できる構成としている。このため、作業態様に応じて作業者が希望する位置を容易に選定することができる。また、作業者の利き手が左右いずれであっても可動ハンドルを筒状ハウジングに取り付けたままの状態で対応することができる。これによって、作業者に合わせた作業体勢を容易に実現可能とし、作業効率の向上を図る上で有効なサンダーを提供することが可能となる。
また、本発明に係るサンダーの更なる形態によれば、可動ハンドルに対して相対回動可能な当該可動ハンドルとは別のハンドルを有する。ここで、「可動ハンドルに対して相対回動可能」とは、別のハンドルが筒状ハウジングに固定されている態様及び可動する態様のいずれも好適に包含する。本発明によれば、可動ハンドル及びそれとは別のハンドルを両手で掴んで加工作業を行うことができる。
また、本発明に係るサンダーの更なる形態によれば、別のハンドルは、筒状ハウジングに相対移動不能に設けられた固定ハンドルである。本発明によれば、作業者は、固定ハンドルの位置を基準にして可動ハンドルを希望する位置を調整して使用することができる。
また、本発明に係るサンダーの更なる形態によれば、可動ハンドルは、筒状ハウジングの筒状部表面に巻かれるバンド部と、当該バンド部を締め付ける締付け部と、当該締付け部の締付け及び締付け解除を行う締付け操作部と、作業者が手で把持する握り部を有する。そして、締付け操作部は、握り部を作業者が手で把持した状態で当該握り部をその長軸回りに回動操作することにより、締付け部の締付け及び締付け解除操作を行う構成とした。
本発明によれば、作業者が握り部を回動操作するだけで締付け部の締付け及び締付け解除操作を行うことができる。このため、可動ハンドルの筒状ハウジングに対する固定位置の調整作業を簡単、かつ楽に行うことができ、作業性を向上することができる。
本発明によれば、上記の問題に鑑み、可動ハンドルを備えたサンダーにおいて、可動ハンドルの使用性の向上に資する技術が提供されることとなった。
本発明の第1の実施形態に係る可動ハンドルとしてのサイドハンドルが取り付けられたサンダーを示す側面図である。 同じくサンダーの平面図である。 サイドハンドルを示す平断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る可動ハンドルとしてのサイドハンドルが取り付けられたサンダーを示す側断面図である。 サイドハンドルを示す平断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る可動ハンドルとしてのサイドハンドルが取り付けられたサンダーを示す側断面図である。 サイドハンドルを示す平断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る可動ハンドルとしてのサイドハンドルが取り付けられたサンダーを示す一部破断側面図である。 図8のA−A線断面図である。 図9のB−B線断面図である。 本発明の第5の実施形態に係る可動ハンドルとしてのサイドハンドルが取り付けられたサンダーを示す一部破断側面図であり、カム係合状態を示す。 同じくサンダーを示す一部破断側面図であり、カム係合解除状態を示す。 図11のC−C線断面図である。 本発明の第6の実施形態に係る可動ハンドルとしてのサイドハンドルが取り付けられたサンダーを示す側断面図である。 図14のD−D線断面図である。 本発明の第7の実施形態に係る可動ハンドルとしてのサイドハンドルが取り付けられたサンダーを示す側断面図である。 図16のE−E線断面図である。 本発明の第8の実施形態に係る可動ハンドルとしてのサイドハンドルが取り付けられたサンダーを示す側断面図である。 図18の一部拡大図である。
(本発明の第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態につき、図1〜図3を参照しつつ詳細に説明する。図1に示すように、本実施の形態に係るサンダー101は、モータ(便宜上図示を省略する)と、モータ及び動力伝達機構(便宜上図示を省略する)を収容する概ね筒状のモータハウジング103と、モータハウジング103の長軸方向(図1において上下方向)の下端側に当該モータハウジング103から下方に突出した状態で配置される研磨部105とを主体として構成される。モータハウジング103は、工具本体を構成するものであり、本発明における「筒状ハウジング」に対応する。動力伝達機構は、モータの回転動力を減速して研磨部105に伝達する機構であり、本発明における「駆動機構」に対応する。なお、説明の便宜上、図1において、F矢印方向を前、R矢印方向を後という。
研磨部105は、モータハウジング103の下方に配置された略円形状の研磨プレートを有し、当該研磨プレートの底面に研磨布紙(サンドペーパー)等が取り外し自在に装着されることで研磨面を形成する。研磨部105の研磨面は、本発明における「回転作業面」に対応する。研磨部105の研磨プレートは、動力伝達機構の出力軸から偏心した位置で軸止されており、モータにより動力伝達機構を介して駆動され、偏心運動と回転運動を行うように構成されている。従って、研磨部105の研磨面を被加工材に押し当てた状態で研磨部105を駆動し、研磨面によって被加工材の研磨作業を遂行することができる。なお、研磨部105を偏心運動及び回転運動させる駆動構成については、公知の事項ゆえ詳細な説明を省略する。
モータハウジング103は、概ね円筒状に形成されるとともに、当該円筒状部の上部領域には作業者が片手で把持可能な把持部107が形成されている。本実施の形態に係る把持部107は、作業者が上方から手のひら全体で包み込む(押さえ込む)ようにして把持する形式の平面視で概ね楕円形状に形成された第1グリップ部107aと、当該第1グリップ部107aに連接して後方へと水平状に延在する概ね円筒状の第2グリップ部107bとを有する。把持部107は、本発明における「別のハンドル」及び「固定ハンドル」に対応する。第2グリップ部107bの第1グリップ部107aとの連接領域下面には、作業者の手指による引き操作によって、モータを通電駆動するトリガスイッチ109が配置されている。このように、第1グリップ部107aに連接する第2グリップ部107bの付根領域、つまり両グリップ部107a,107bの中間位置にトリガスイッチ109を配置したので、作業者は第1グリップ部107aと第2グリップ部107bのいずれを把持する場合であっても、トリガスイッチ109が近い位置にあり、操作し易い。
モータハウジング103の円筒状部の下部領域は、便宜上図示を省略するが、動力伝達機構を収容するとともに研磨部105を回転自在に支持する機能のみならず、研磨部105による研磨作業によって生じた粉塵の集塵通路が形成された集塵機能を有する下部ハウジング部111として備えられる。下部ハウジング部111には、粉塵排出ノズル113が設けられ、この粉塵排出ノズル113に装着された集塵袋に粉塵が集塵される構成とされる。
モータハウジング103の円筒状部の中間領域、すなわち把持部107と下部ハウジング部111間の外周表面には、サイドハンドル117を取付けるためのハンドル装着部115が形成されている。このハンドル装着部115は、モータハウジング103の中心軸線周りにおいて、その外径が他の領域よりも細い円形状の凹部として備えられる。
サイドハンドル117は、ハンドル装着部115に対し着脱自在に装着される。サイドハンドル117は、本発明における「可動ハンドル」に対応する。サイドハンドル117は、図3に示すように、ハンドル装着部115に着脱自在とされる取付バンド部121と、作業者が把持するグリップ部131とを主体として構成される。取付バンド部121は、本発明における「バンド部」に対応し、グリップ部131は、本発明における「握り部」に対応する。
取付バンド部121は、対向状に配置されて円環状をなす一対の半円弧状のバンド構成部材123A,123Bによって構成されている。一対のバンド構成部材123A,123Bは、一端部同士がピン125で開閉可能(相対回動自在)に連結され、他端側が自由端とされている。このため、バンド構成部材123A,123Bは、ピン125を支点にして内側に閉じることによって取付バンド部121をハンドル装着部115に巻く(取り囲む)ことができ、外側に開くことによって取付バンド部121をハンドル装着部115から外すことができる。
グリップ部131は、概ね茄子形に形成されている。そして、取付バンド部121をハンドル装着部115に巻いた状態で、グリップ部131をその長軸方向周りに回動操作することにより取付バンド部121をハンドル装着部115に締付け及び締付け解除ができるように、グリップ部131の長軸方向一端側と取付バンド部121の自由端側が接続されている。以下にグリップ部131と取付バンド部121の接続構造につき説明する。
グリップ部131は、取付バンド部121との接続側が開口された長軸方向に延在する中空孔を有し、当該中空孔の開口端部側には、奥に向って細くなるテーパ孔を有する締付テーパ孔部133が形成され、更にその奥側には締付け操作用の雌ネジ部(ネジ穴)135が形成されている。一方、取付バンド部121を構成する一対のバンド構成部材123A,123Bの自由端部には、それぞれ外向きに突出する基部123a,123bが形成され、当該基部123a,123bの外面がそれぞれ半円弧状で、かつ付根側から先端側に向って細くなるテーパ面とされている。従って、取付バンド部121が閉じた状態では、一対の基部123a,123bは、互いに対向することでその外面によって円形テーパ面を構成し、この対向状態でグリップ部131の締付テーパ孔部133に嵌合されている。
また、一方の基部123aには、当該基部123aの先端から更に一体に延在する締付け操作用の雄ネジ部127が形成されており、この締付け操作用の雄ネジ部127がグリップ部131の雌ネジ部135に螺合している。従って、グリップ部131を回動操作すると、グリップ部131と取付バンド部121は、雄ネジ部127と雌ネジ部135との相対回動によって、グリップ部131の回動方向に対応して互いに接近する方向あるいは離間する方向へと長軸方向に相対移動する。このような相対移動によって、締付テーパ孔部133に嵌合している一対の基部123a,123bが当該締付テーパ孔部133によって締め付けられ、あるいは解除されることになる。このため、取付バンド部121が径を縮小する方向に締め付けられ、あるいは締付けが解除される。締付テーパ孔部133と基部123a,123bによって本発明における「締付け部」が構成され、雌ネジ部135と雄ネジ部127とによって本発明における「締付け操作部」が構成される。
なお、雄ネジ部127が連接される一方の基部123aは、断面略半円弧状に形成されており、これによって所定の強度を確保するとともに、他方の基部123bとの干渉を回避している。
本実施の形態に係るサンダー101は、上記のように構成したものであり、次にその使用方法につき説明する。トリガスイッチ109を操作してモータを回転させると、研磨部105が偏心運動と回転運動を行う。研磨部105を被加工材に押し当てることにより、当該被加工材に対し所定の研磨作業を行うことができる。
上記の研磨作業を行うに際し、本実施の形態に係るサンダー101は、サイドハンドル117の位置(グリップ部131の位置)を任意に変えて使用することができる。すなわち、グリップ部131を取付バンド部121から離間する方向に回動操作して締付テーパ孔部133による基部123a,123bの締付けを解除すれば、ハンドル装着部115に対する取付バンド部121の巻き付き固定が緩められ、当該取付バンド部121のハンドル装着部周りの回動が可能となる。従って、この状態で、サイドハンドル117をモータハウジング103の中心軸線周りに回動させることによって、サイドハンドル117の位置を任意に変えることができる。なお、位置変更後は、グリップ部131を上記とは反対方向に回動操作することによって取付バンド部121をハンドル装着部115にしっかりと固定できる。
上記のように本実施の形態によれば、サイドハンドル117の位置につき、モータハウジング103の中心軸線周りに水平方向に回動させることによって作業者が希望する位置を容易、かつ無段階で選定することができる。また、サイドハンドル117をモータハウジング103に取付けたままの状態で、360度の範囲での位置調整が可能である。このため、作業者の利き手が左右いずれであっても、これに容易に対応することができるし、また、図1及び図2に示すように、サイドハンドル117を把持部107の後方の第2グリップ部107bと対向する前方位置に配置することもできる。このように本実施の形態によれば、作業者に合わせた作業体勢を容易に実現可能としたものであり、作業効率の向上を図る上で有効なサンダー101が提供される。
また、本実施の形態では、グリップ部131を回動操作することによってモータハウジング103のハンドル装着部115に対する取付バンド部121の締付け及び締付け解除を行う構成としている。換言すれば、グリップ部131が取付バンド部121の締付け及び締付け解除を操作する操作部材を兼用する構成であり、これによりサイドハンドル117の構成部材数を少なくできる。
また、本実施の形態に係るサイドハンドル117は、グリップ部131と取付バンド部121がネジ構造によって互いに接続された構成である。このため、雄ネジ部127と雌ネジ部135の螺合長さにつき、一対の基部のうち雄ネジ部127を有しない側の基部123bがグリップ部131の締付テーパ孔部133から抜け出てもなお螺合状態が維持される長さに設定することで、サイドハンドル117をモータハウジング103から取り外した状態においても、グリップ部131と取付バンド部121がばらばらになることを回避できる。
また、本実施の形態においては、バンド構成部材123A,123Bの基部123a,123bの外面をテーパ状に形成し、当該基部123a,123bをグリップ部131に設けた締付テーパ孔部133によって締め付ける構成としている。このため、締付テーパ孔部133と基部123a,123bとのテーパ嵌合面による楔作用によって取付バンド部121をハンドル装着部115に対し強固に固定することができる。
(本発明の第2の実施形態)
次に本発明の第2の実施形態に係るサイドハンドルにつき、図4及び図5を参照しつつ説明する。なお、サイドハンドルが装着されるサンダー101の全体構成については、第1の実施形態の場合と特に変わるところはないので、同一符号を付してその説明を省略あるいは簡略化する。このことについては、第2の実施形態に限らず、第3の実施形態以降の実施形態においても同様である。
本実施形態におけるサイドハンドル141は、サンダー101のモータハウジング103に形成されたハンドル装着部115の外表面に巻かれる円環状の取付バンド部143と、作業者が把持するグリップ部147とを主体として構成される。サイドハンドル141は、本発明における「可動ハンドル」に対応し、取付バンド部143は、本発明における「バンド部」に対応し、グリップ部147は、本発明における「握り部」に対応する。
取付バンド部143は、図5に示すように、対向状に配置されて円環状をなす一対の半円弧状のバンド構成部材145A,145Bによって構成されている。一対のバンド構成部材145A,145Bは、一端部同士がピン146で開閉可能(相対回動自在)に連結され、他端側が自由端とされている。バンド構成部材145A,145Bは、ピン146を支点にして内側に閉じることによって取付バンド部143をハンドル装着部115に巻く(取り囲む)ことができ、外側に開くことによって取付バンド部143をハンドル装着部115から外すことができる。
グリップ部147は、取付バンド部143の外側に配置され、当該グリップ部147の中心軸が当該取付バンド部143の中心を通る径方向の直線上に位置する。そして、取付バンド部143をハンドル装着部115に巻いた状態で、グリップ部147をその長軸方向周りに回動操作することにより取付バンド部143をハンドル装着部115に締付け及び締付け解除ができるように、グリップ部147の長軸方向一端側と取付バンド部143の自由端側が接続されている。以下にグリップ部147と取付バンド部143の接続構造を説明する。
グリップ部147は、概ね茄子形に形成されるとともに、長軸方向の一端側には先端に向かって広くなるテーパ孔を有する締付テーパ孔部148が形成されている。一方、取付バンド部143を構成する一対のバンド構成部材145A,145Bの自由端部には、それぞれ外径方向に突出する基部145a,145bが形成され、当該基部145a,145bの外面がそれぞれ半円弧状で、かつ付根側から先端側に向って細くなるテーパ面とされている。従って、取付バンド部143が閉じた状態では、一対の基部145a,145bは、互いに対向することでその外面によって円形テーパ面を構成し、この対向状態でグリップ部147の締付テーパ孔部148に嵌合されている。
また、グリップ部147内には、ナット151が軸方向と周方向の双方の移動が規制された状態で配置されており、当該ナット151は、例えばグリップ部147を半割体の接合構造とすることによって、あるいはグリップ部147を成形する際のインサート成形によってグリップ部147の内部に固定状に配置することができる。一方、バンド構成部材145A,145Bの基部145a,145bには、当該基部145a,145bに回り止めされたボルト153が設けられ、当該ボルト153はグリップ部147の中心孔を長軸方向に貫通してナット151に螺合されている。上記の締付テーパ孔部148と基部145a,145bによって本発明における「締付け部」が構成され、ナット151とボルト153とによって本発明における「締付け操作部」が構成される。
本実施の形態のサイドハンドル141は、上記のように構成されている。従って、グリップ部147を一方向(例えば、時計回り)に回動すれば、ナット151とボルト153との長軸方向の相対回動を介してグリップ部147が取付バンド部143に対して接近する方向に相対移動する。このため、一対の基部145a,145bが締付テーパ孔部148により締め付けられ、取付バンド部143が縮小してハンドル装着部115に締付け固定される。グリップ部147を上記とは反対方向に回動すれば、ナット151とボルト153との長軸方向の相対回動を介してグリップ部147が取付バンド部143に対して離間する方向に相対移動する。このため、締付テーパ孔部148による基部145a,145bの締め付けが解除され、取付バンド部143が拡張してハンドル装着部115に対する締付け固定が解除される。
ハンドル装着部115に巻かれた取付バンド部143の締付けが解除されると、当該取付バンド部121のハンドル装着部周りの回動が可能となる。従って、この状態で、サイドハンドル141をモータハウジング103の中心軸線周りに回動させることによって、サイドハンドル141の位置(グリップ部147の位置)を任意に変えることができ、そして位置変更後は、取付バンド部143を締付けることによってハンドル装着部115にしっかりと固定できる。
すなわち、本実施の形態によれば、サイドハンドル141の位置につき、作業態様に応じて作業者が希望する位置に容易に選定することができる等、前述した第1の実施形態と同様の作用効果を奏するとともに、特に取付バンド部143の締付け構造として、ボルト153とナット151を利用した簡素な構成としたので、製作し易く安価となる。
(本発明の第3の実施形態)
次に本発明の第3の実施形態につき、図6及び図7を参照して説明する。この実施の形態は、前述した第2の実施形態のサイドハンドル141の変形例である。すなわち、この実施の形態では、サイドハンドル141において、ナット151を取付バンド部143の基部145a,145bに設け、ボルト153をグリップ部147に設けたものであり、この点以外の構成については第2の実施形態と同様である。なお、ボルト153は、図示のように、グリップ部147の中心を貫通する六角孔付きの段付貫通孔147aに挿通されて回り止めされた状態でナット151に螺合する構成としているが、グリップ部147にインサート成形してもよい。
上記のように構成される第3の実施形態によれば、第2の実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
(本発明の第4の実施形態)
次に本発明の第4の実施形態のサイドハンドルにつき、図8〜図10を参照して説明する。本実施形態のサイドハンドル161は、サンダー101のモータハウジング103に形成されたハンドル装着部115の外表面に巻かれる円環状の取付バンド部163と、作業者が把持するグリップ部167とを主体として構成される。サイドハンドル161は、本発明における「可動ハンドル」に対応し、取付バンド部163は、本発明の態様4における「バンド部」に対応し、グリップ部167は、本発明の態様4における「握り部」に対応する。
取付バンド部163は、対向状に配置されて円環状をなす一対の半円弧状のバンド構成部材165A,165Bによって構成されている。一対のバンド構成部材165A,165Bは、一端部同士がピン166で開閉可能(相対回動自在)に連結され、他端側が自由端とされており、自由端には所定間隔で対向して外径方向へと延在する平板状の基部165a,165bが形成されている。バンド構成部材165A,165Bは、ピン166を支点にして内側に閉じることによって取付バンド部163をハンドル装着部115に巻く(取り囲む)ことができ、外側に開くことによって取付バンド部163をハンドル装着部115から外すことができる。
グリップ部167は、取付バンド部163の外側において、その中心軸が取付バンド部163の基部165a,165bの延在方向と交差するように配置される。グリップ部167は、概ね茄子形に形成されるとともに、長軸方向の一方の端面167bから当該長軸方向に突出するボルト168を備えている。ボルト168は、基部165a及び165bを遊嵌状に貫通して延びるとともに、当該ボルト168の貫通端部にはナット169が螺合されている。なお、ボルト168は、グリップ部167の中心を貫通する六角孔付き段付貫通孔167aに挿通されて回り止めされる構成としているが、グリップ部167にインサート成形してもよい。
本実施の形態のサイドハンドル161は、上記のように構成されている。従って、グリップ部167を一方向(例えば、時計回り)に回動すれば、バンド構成部材165A,165Bの基部165a,165bが、ボルト168とナット169との長軸方向の相対回動を介して当該ナット169とグリップ部167の端面167bとによって挟み付けられる。これにより取付バンド部143が縮小してハンドル装着部115に締付け固定される。一方、グリップ部167を上記とは反対方向に回動すれば、ボルト168とナット169との長軸方向の相対回動を介して当該ナット169とグリップ部167の端面167bとによる基部165a,165bの挟み付けが解除される。これにより取付バンド部143が拡張してハンドル装着部115に対する締付け固定が解除される。上記のボルト168とナット169によって、本発明の態様4における「締付け部」が構成される。
本実施の形態によれば、サイドハンドル161の位置(グリップ部167の位置)につき、作業態様に応じて作業者が希望する位置に容易に選定することができる等、前述した第1の実施形態と概ね同様の作用効果を奏することができる。また、取付バンド部163の締付け構造として、ボルト168とナット169を利用した簡素な構成であり、製作し易く安価となる。なお、本実施の形態では、ボルト168をグリップ部167に固定する構成としたが、ボルト168に変えてナット169をグリップ部167に固定する構成としてもよい。
(本発明の第5の実施形態)
次に本発明の第5の実施形態のサイドハンドルにつき、図11〜図13を参照しつつ説明する。本実施形態のサイドハンドルは、第1の実施形態のサイドハンドル117の内周面に、モータハウジング103のハンドル装着部115に形成された突部137と噛み合い係合可能な凹部139を設けた点で、第1の実施形態のサイドハンドル117と構成が異なり、それ以外の構成については同一とされる。従って、サイドハンドル117の全体構成については、第1の実施形態で用いた符号と同一の符号を付してその説明を省略または簡略化する。
ハンドル装着部115の外周面には、モータハウジング103の長軸方向(上下方向)に所定長さで延在する平断面角形の複数(本実施の形態では8個)の突部137が周方向に等間隔で配置されている。これらの突部137は、図11及び図12に示すように、ハンドル装着部115のうちの下部側に設置される。一方、取付バンド部121のバンド構成部材123A,123Bの下部側内周には、下端側が開口された複数の凹部139が周方向に突部137の配列間隔と同じ配列間隔で設けられている。取付バンド部121は、ハンドル装着部115に対する締付け固定が解除された状態では、当該ハンドル装着部115に対し長軸方向(上下方向)にスライド可能とされ、下方へ移動されることで凹部139が突部137に係合され、上方へ移動されることによって当該係合が解除される構成とされる。すなわち、サイドハンドル117は、突部137と凹部139が係合する係合位置と、係合が解除される解除位置との間でスライド可能される。
本実施の形態のサイドハンドル117は、上記のように構成されている。従って、サイドハンドル117の位置(グリップ部131の位置)を変えるときは、グリップ部131を当該グリップ部131の長軸線回りに回動操作してハンドル装着部115に対する取付バンド部121の締付け固定を解除後、図12に示すように、サイドハンドル117全体を上方へスライドさせて凹部139をハンドル装着部115の突部137から離間させる。すなわち、凹部139と突部137の係合を解除する。つづいて、サイドハンドル117をハンドル装着部115に対し周方向に移動させて希望の位置を選択してから下方へとスライドさせることにより凹部139を突部137に係合させた後、グリップ部131を回動操作してハンドル装着部115に取付バンド部121を締付け固定する。
本実施の形態では、8個の突部137と凹部139を備えている。このため、ハンドル装着部115の中心軸回りの周方向において、45度の間隔でグリップ部131の位置を変えることができる。
本実施の形態によれば、サイドハンドル117の位置(グリップ部131の位置)につき、作業態様に応じて作業者が希望する位置に容易に選定することができる等、第1の実施形態と概ね同様の作用効果を奏することができるが、特に本実施の形態では、突部137と凹部139とを用いた係合方式としたことで、サイドハンドル117がハンドル装着部115に締付け固定された状態でのサイドハンドル117の周方向の相対移動に対する抗力をアップすることができる。
なお、本実施の形態では、45度の間隔で位置調整できる場合を例にとって説明したが、サイドハンドル117の位置変更間隔については、突部137と凹部139の設定数を変えることで適宜調整することが可能である。また、本実施の形態では、ハンドル装着部115側(モータハウジング103側)に突部137を設け、サイドハンドル117側に凹部139を設けたが、ハンドル装着部115側に凹部139を設け、サイドハンドル117側に突部137を設ける構成に変更してもよい。
(本発明の第6の実施形態)
次に本発明の第6の実施形態のサイドハンドルにつき、図14及び図15を参照しつつ説明する。この実施の形態におけるサイドハンドル171は、モータハウジング103のハンドル装着部115に巻かれる円環状の取付バンド部173と、作業者が握るグリップ部177とを主体として構成される。サイドハンドル171は、本発明における「可動ハンドル」に対応し、取付バンド部173は、本発明の態様5における「バンド部」に対応し、グリップ部177は、本発明の態様5における「握り部」に対応する。
取付バンド部173は、対向状に配置されて円環状をなす一対の半円弧状のバンド構成部材175A,175Bによって構成されている。一対のバンド構成部材175A,175Bは、一端部同士がピン176で開閉可能(相対回動自在)に連結され、他端側が自由端とされており、自由端には後述するバンド止具181が取り付けられている。バンド止具181は、本発明の態様5における「バンド止具」に対応する。取付バンド部173は、ピン176による結合側において、一対のバンド構成部材175A,175Bのうち一方のバンド構成部材175Aの端部に形成された径方向外向きに突出するネジ軸175aを備えている。
グリップ部177は、概ね茄子形に形成されるとともに、長軸方向の一端側にネジ孔177aを有し、当該ネジ孔177aを取付バンド部173のネジ軸175aにねじ込むことによって当該取付バンド173に結合されている。すなわち、グリップ部177は、その中心軸が取付バンド部173の中心を通る径方向の直線上外側に位置するように配置されるとともに、取付バンド部173と一体化されている。
バンド止具181は、一対のバンド構成部材175A,175Bのうちネジ軸175aを有しない他方のバンド構成部材175Bの自由端に取り付けられた操作レバー185と、当該操作レバー185に連結された略方形状の掛止リング187とを主体として構成される。操作レバー185は、本発明の態様5における「操作部材」に対応し、掛止リング187は、本発明の態様5における「掛止部材」に対応する。操作レバー185は、ピン176と平行な軸183を支点として回動可能とされている。掛止リング187は軸183と平行な軸回りに回動自在に連結されるとともに、当該回動支点と対向する先端側が、他方のバンド構成部材175Aの自由端に形成されたフック部189に対して掛止及び離脱が可能とされる。
本実施形態のサイドハンドル171は、上記のように構成されている。取付バンド部173をハンドル装着部115に巻き、掛止リング187の先端側を係合部としてのフック部189に掛止する(図15に示す二点鎖線A状態参照)。このとき、操作レバー185の回動支点(軸183)が、掛止リング187の操作レバー185に対する連結点(回動支点)187aとフック部189に対する掛止点187bを結ぶ直線Xよりも外側に位置している。この状態で操作レバー185を取付バンド部173の外面に接近する側へと回動させると、この回動動作の過程で操作レバー185の回動支点が前記直線Xの内側に変位する。これにより力の作用方向が反転し、セルフロックされる。すなわち、本実施形態のバンド止具181は、トグル機構を利用したセルフロック式の止具であり、取付バンド部173をハンドル装着部115に確実に締付け固定することができる。この状態が図15に実線で示される。ロックの解除は、操作レバー185を取付バンド部173の外面から離間させる方向へ回動することによってなされ、その状態(図15に示す二点鎖線A状態)では、取付バンド部173をハンドル装着部115の長軸線回りに回動させ、サイドハンドル171の位置を任意に変えることができる。また、掛止リング187をフック部189から離脱した図15に示す二点鎖線Bの状態では、サイドハンドル171をハンドル装着部115から取り外すことができる。
本実施の形態によれば、サイドハンドル117の位置(グリップ部131の位置)につき、作業態様に応じて作業者が希望する位置に容易に選定することができる等、第1の実施形態と概ね同様の作用効果を奏することができるが、特に本実施の形態では、上記のような取付バンド部173の締付け固定とその解除をセルフロック式のバンド止具181を用いて行う構成としたことにより、取付バンド部173の締付け固定とその解除作業につき、これを簡単に行うことができる。
(本発明の第7の実施形態)
次に本発明の第7の実施形態のサイドハンドルにつき、図16及び図17を参照しつつ説明する。この実施の形態におけるサイドハンドル191は、モータハウジング103のハンドル装着部115に配置される円環状の取付リング部193と、作業者が握るグリップ部197とを主体として構成される。サイドハンドル191は、本発明における「可動ハンドル」に対応し、取付リング部193は、本発明の態様7における「リング部」に対応し、グリップ部197は、本発明の態様7における「握り部」に対応する。
取付リング部193は、対向状に配置されて円環状をなす一対のリング構成部材195A,195Bによって構成されている。すなわち、リング構成部材195A,195Bは円周方向に2分割された半円形に形成されており、各リング構成部材195A,195Bの周方向中間位置には、径方向外側へと突出する態様でグリップ部197が一体に形成され、周方向の各端部には、径方向外側に突出する接合フランジ部195a,195bが一体に形成されている。
そして、リング構成部材195A,195Bは、モータハウジング103のハンドルグリップ115を外側から挟むように配置した状態で、接合フランジ部195a,195bが締結ネジ198によって互いに締結されて接合される。この接合状態では、本実施形態のサイドハンドル191は、取付リング部193の外側に2つのグリップ部197が一直線上に配置された一文字ハンドルとされる。
接合状態において、図16に示すように、リング構成部材195A,195Bの内周面とバンド装着部115の外周面との間には、所定の隙間が設定されている。そして、リング構成部材195A,195Bを締結するに先立って、その内周面とバンド装着部115の外周面との間には、柔軟材料からなる、例えばゴム製の複数のOリング199が長軸方向に所定の間隔で並んで介在される。Oリング199は、リング構成部材195A,195Bの内周面に形成された断面半円形のOリング溝199a及びバンド装着部115の外周面に形成された断面半円形のOリング溝199bによって保持される。
本実施の形態は、ハンドル装着部115にOリング199を介して取付リング部193を取り付け、当該Oリング199とサイドハンドル191側のOリング溝199aあるいはハンドル装着部115側のOリング溝199b間の摩擦によって保持する構成としたものである。従って、サイドハンドル191のグリップ部197の位置変更は、上記の摩擦に打ち勝ってハンドル装着部115の長軸回りにサイドハンドル191を回動させることで行うことができる。すなわち、Oリング199は、摩擦部材として備えられており、本発明の態様7における「摩擦部材」に対応する。なお、摩擦の大きさは、締結ネジ198によるリング構成部材195A,195Bの締結力を加減することで調整することが可能である。また、摩擦部材は、Oリング199以外のものを利用してもよいし、周方向に分割して配置する構成であってもよい。
本実施の形態によれば、サイドハンドル191の位置(グリップ部197の位置)につき、作業態様に応じて作業者が希望する位置に容易に選定することができる等、第1の実施形態と概ね同様の作用効果を奏することができるが、特に本実施の形態では、摩擦部材としてOリング199を利用したことにより、加工作業時にモータハウジング103に生じた振動のサイドハンドル191への伝達を低減することができ、これによって防振ハンドルが構築されることとなる。
(本発明の第8の実施形態)
次に本発明の第8の実施形態のサイドハンドルにつき、図18及び図19を参照しつつ説明する。この実施の形態におけるサイドハンドル211は、モータハウジング103のハンドル装着部115に装着される十字形の取付部213と、作業者が握るグリップ部215とを主体として構成される。サイドハンドル211は、本発明における「可動ハンドル」に対応し、グリップ部215は、本発明の態様8における「握り部」に対応する。
十字形の取付部213は、グリップ部215内に配置されるとともに当該グリップ部215の一端面から長軸方向に突出するネジ軸217と、当該ネジ軸217の先端に螺合されるとともにハンドル装着部115のスライドガイド溝221内を摺動可能なスライドナット219とによって構成される。ネジ軸217は、本発明の態様8における「調整部材」に対応し、スライドナット219は、本発明の態様8における「スライダ」に対応する。ネジ軸217は、例えばグリップ部215を半割体の接合構造とすることによって、あるいはグリップ部215を成形する際のインサート成形によってグリップ部215の内部に固定状に配置することができる。
スライドガイド溝221は、モータハウジング103のハンドル装着部115に形成された周方向に延在する断面十字形の溝であり、当該スライドガイド溝221内にスライドナット219が配置される。スライドナット219は、モータハウジング103を半割体の接合構造とすることによって、接合作業に先立ってスライドガイド溝221内に配置可能とされる。また、断面十字形のスライドガイド溝221は、全周にわたってハンドル装着部115の外周側に開口しており、この開口部分221aを通じてグリップ部215のネジ軸217がスライドガイド溝221内のスライドナット219に螺合される。スライドガイド溝221は、本発明の態様8における「ガイド溝」に対応する。
従って、グリップ部215を長軸回りに一方向へ回動させると、ネジ軸217に対してスライドナット219がグリップ部215に接近する方向へと相対移動し、これによりグリップ部215の端面がハンドル装着部115の外面に押付けられるとともに、スライドナット219の、グリップ部端面との対向面がスライドガイド溝221の内壁面に押付けられる。すなわち、グリップ部215とスライドナット219とによりハンドル装着部115を径方向に内外から挟み付け、これによってサイドハンドル211がハンドル装着部115に固定される。グリップ部215を上記と反対側に回動すれば、グリップ部215とスライドナット219とによる挟み付けが解除されるため、この解除状態では、スライドナット219をスライドガイド溝221に沿ってスライドさせてグリップ部215の位置を変えることができる。
本実施の形態によれば、サイドハンドル211の位置(グリップ部215の位置)につき、作業態様に応じて作業者が希望する位置に容易に選定することができる等、第1の実施形態と概ね同様の作用効果を奏することができる。
なお、上述した実施の形態では、モータハウジング103にメインハンドルとしての把持部107と、可動ハンドルとしてのサイドハンドル117,141,161,171,191,211とを備える場合で説明したが、少なくとも可動ハンドルであるサイドハンドル117,141,161,171,191,211を備えていれば足りる。
また、上述した実施の形態では、モータハウジング103の上部領域に把持部107を設けて固定ハンドルを構成したが、当該把持部107を可動式ハンドルに変えてもよい。すなわち、サンダー101は、モータハウジング103に対して同軸で、あるいは異なる軸周りに個別的に回動可能な2つの可動ハンドルをモータハウジング103の中心軸方向の上下2段に備える構成に変更してもよい。
なお、上述した実施の形態では、研磨材を布や紙に接着した研磨布紙を用いて研磨作業を行うサンダーで説明したが、パッドを用いてワックス塗布作業や艶出し作業等を行う工具にも適用可能である。
上記発明の趣旨に鑑み、以下の態様を構成することが可能とされる。
(態様1)
「請求項4に記載のサンダーであって、
前記バンド部は、一端側において相対回動自在に連結され、他端側が自由端とされた半円弧状の一対のバンド構成部材によって構成されており、各バンド構成部材の自由端側に形成された基部を締付けることで前記筒状ハウジングの筒状部表面に固定される構成としたことを特徴とするサンダー。」
(態様2)
「態様1に記載のサンダーであって、
前記一対のバンド構成部材に形成された基部の外面形状がテーパ面に形成され、前記握り部には、前記基部のテーパ面と嵌合する締付テーパ孔部が形成されており、前記握り部の長軸方向の移動動作によって前記締付テーパ孔部が前記基部の締付け及び締付け解除を行う構成としたことを特徴とするサンダー。」
(態様3)
「態様2に記載のサンダーであって、
前記握り部と前記バンド部はネジによって互いに接続されており、前記握り部は、長軸回りに回動操作されることによって前記ネジを介して長軸方向に移動動作される構成であることを特徴とするサンダー。」
(態様4)
「請求項1〜3のいずれか1つに記載のサンダーであって、
前記可動ハンドルは、一端側において互いに相対回動自在に連結され、他端側が自由端とされた半円弧状の一対のバンド構成部材によって構成されるバンド部と、前記自由端側を互いに接近させる方向へと締め付けることで前記バンド部を前記筒状ハウジングの筒状部表面に固定させ、前記自由端側の締め付けを解除することで前記筒状ハウジングに対する前記バンド部の固定を解除するボルトと当該ボルトに螺合するナットからなる締付け部と、作業者が手で握る握り部とを有し、
前記締付け部は、前記ボルト又はナットのいずれか一方が前記握り部に設けられ、当該握り部によって回動操作可能とされていることを特徴とするサンダー。」
(態様5)
「請求項1〜3のいずれか1つに記載のサンダーであって、
前記可動ハンドルは、一端側において互いに相対回動自在に連結され、他端側が自由端とされた半円弧状の一対のバンド構成部材によって構成されるバンド部と、前記自由端側に設けられ、当該自由端側を互いに接近させる方向へと締め付けることで前記バンド部を前記筒状ハウジングの筒状部表面に固定させ、前記自由端側の締め付けを解除することで前記筒状ハウジングに対する前記バンド部の固定を解除するバンド止具と、前記バンド部に連接された作業者が握る握り部と、を有し、
前記バンド止具は、前記一方のバンド構成部材の自由端に取り付けられて当該取付部を回動支点として回動操作可能な操作部材と、当該操作部材に対し前記回動支点から離れた位置で相対回動自在に連結されるとともに前記他方のバンド構成部材のフック部に対して係合あるいは離脱可能とされた掛止部材とを有し、前記掛止部材を前記フック部に係合した状態で前記操作部材が回動操作されたとき、当該操作部材の回動支点が、前記フック部に対する前記掛止部材の掛止点と前記操作部材に対する前記掛止部材の連結点とを結ぶ直線を跨いで変位することで前記筒状ハウジングに対して前記バンド部が固定又は解除される構成としたことを特徴とするサンダー。」
(態様6)
「請求項4〜3、態様5、6のいずれか1つに記載のサンダーであって、
前記バンド部が前記筒状ハウジングの長軸方向に相対移動可能とされており、前記バンド部の内周面と前記筒状ハウジングの外周面のいずれか一方には、周方向に等間隔で配置された突部が設けられ、いずれか他方には前記筒状ハウジングに対する前記バンド部の長軸方向への相対移動によって前記突部に係合又は係合が解除可能な凹部が前記突部の配置間隔と同じ間隔で周方向に複数配置されていることを特徴とするサンダー。」
(態様7)
「請求項1〜3のいずれか1つに記載のサンダーであって、
前記可動ハンドルは、前記筒状ハウジングに配置されて当該筒状ハウジングの中心軸回りに回転可能とされたリング部と、当該リング部の外面に連接された作業者が握る握り部と、前記リング部の内周面と前記筒状ハウジングの外周面との間に介在された摩擦部材とを有しており、前記摩擦部材と前記リング部間の摩擦又は前記摩擦部材と前記筒状ハウジング間の摩擦に抗して前記リング部が周方向に回されることで位置変えが可能とされていることを特徴とするサンダー。」
(態様8)
「請求項1〜3のいずれか1つに記載のサンダーであって、
前記筒状ハウジングは、外面側が開口された周方向に連続して延在するガイド溝を有し、
前記可動ハンドルは、前記ガイド溝内に周方向に移動自在に嵌合されたスライダと、当該スライダを前記ガイド溝の内壁面に押し付けることで当該ガイド溝に対する前記スライダの移動を規制し、前記ガイド溝の内壁面に対する前記スライダの押し付けを解除することで前記移動規制を解除する調整部材を有することを特徴とするサンダー。」
101 サンダー
103 モータハウジング(筒状ハウジング)
105 研磨部
107 把持部(メインハンドル)
107a 第1グリップ部
107b 第2グリップ部
109 トリガスイッチ
111 下部ハウジング部
113 粉塵排出ノズル
115 ハンドル装着部
117 サイドハンドル(可動ハンドル)
121 取付バンド部(バンド部)
123A バンド構成部材
123B バンド構成部材
123a 基部(締付け部)
123b 基部(締付け部)
125 ピン
127 雄ネジ部(締付け操作部)
131 グリップ部(握り部)
133 締付テーパ孔部(締付け部)
135 雌ネジ部(締付け操作部)
137 突部
139 凹部
141 サイドハンドル(可動ハンドル)
143 取付バンド部(バンド部)
145A バンド構成部材
145B バンド構成部材
145a 基部(締付け部)
145b 基部(締付け部)
146 ピン
147 グリップ部(握り部)
147a 段付貫通孔
148 締付テーパ孔部
151 ナット
153 ボルト
161 サイドハンドル(可動ハンドル)
163 取付バンド部(バンド部)
165A バンド構成部材
165B バンド構成部材
165a 基部(締付け部)
165b 基部(締付け部)
166 ピン
167 グリップ部(握り部)
167a 段付貫通孔
167b 端面
168 ボルト
169 ナット
171 サイドハンドル(可動ハンドル)
173 取付バンド部(バンド部)
175A バンド構成部材
175B バンド構成部材
175a ネジ軸
176 ピン
177 グリップ部(握り部)
177a ネジ孔
181 バンド止具
183 軸
185 操作レバー(操作部材)
187 係止リング(掛止部材)
187a 連結点
187b 掛止点
189 フック部
191 サイドハンドル(可動ハンドル)
193 取付リング部
195A リング構成部材
195B リング構成部材
195a 接合フランジ部
195b 接合フランジ部
197 グリップ部(握り部)
199 Oリング(摩擦部材)
199a Oリング溝
199b Oリング溝
211 サイドハンドル(可動ハンドル)
213 十字形取付部
215 グリップ部(握り部)
217 ネジ軸
219 スライドナット
221 スライドガイド溝
221a 開口部分

Claims (4)

  1. 回転作業面と、
    前記回転作業面の回転軸方向上部に配置され、当該回転作業面を回転駆動する駆動機構と、
    前記駆動機構を収容する筒状ハウジングと、
    前記筒状ハウジングの筒状部表面に取り付けられた可動ハンドルと、
    を有し、
    前記可動ハンドルは、前記筒状ハウジングの中心軸回りに回動可能とされるとともに、当該筒状ハウジングの周方向の任意の位置で固定可能とされていることを特徴とするサンダー。
  2. 請求項1に記載のサンダーであって、
    前記可動ハンドルに対して相対回動可能な当該可動ハンドルとは別のハンドルを有することを特徴とするサンダー。
  3. 請求項2に記載のサンダーであって、
    前記別のハンドルは、前記筒状ハウジングに設けられた固定ハンドルであることを特徴とするサンダー。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載のサンダーであって、
    前記可動ハンドルは、前記筒状ハウジングの筒状部表面に巻かれるバンド部と、当該バンド部を締め付ける締付け部と、当該締付け部の締付け及び締付け解除を行う締付け操作部と、作業者が手で把持する握り部を有し、
    前記締付け操作部は、前記握り部を作業者が手で把持した状態で当該握り部をその長軸回りに回動操作することにより、前記締付け部の締付け及び締付け解除操作を行うことを特徴とするサンダー。
JP2010004009A 2009-07-06 2010-01-12 サンダー Active JP5297392B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010004009A JP5297392B2 (ja) 2009-07-06 2010-01-12 サンダー
US12/827,359 US20110003541A1 (en) 2009-07-06 2010-06-30 Sander
EP10168310.0A EP2275230B1 (en) 2009-07-06 2010-07-02 Sander with adjustable handle
RU2010127871/02A RU2455143C2 (ru) 2009-07-06 2010-07-05 Шлифовальный инструмент
CN201010220190XA CN101941172A (zh) 2009-07-06 2010-07-06 打磨机

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009159862 2009-07-06
JP2009159862 2009-07-06
JP2010004009A JP5297392B2 (ja) 2009-07-06 2010-01-12 サンダー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011031383A true JP2011031383A (ja) 2011-02-17
JP5297392B2 JP5297392B2 (ja) 2013-09-25

Family

ID=42937475

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010004009A Active JP5297392B2 (ja) 2009-07-06 2010-01-12 サンダー

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20110003541A1 (ja)
EP (1) EP2275230B1 (ja)
JP (1) JP5297392B2 (ja)
CN (1) CN101941172A (ja)
RU (1) RU2455143C2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102022106304A1 (de) 2021-03-26 2022-09-29 Makita Corporation Tragbares kraftwerkzeug

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104703765B (zh) * 2012-10-18 2018-02-16 利优比株式会社 电动修边机
US9387578B2 (en) 2013-10-28 2016-07-12 Black & Decker Inc. Handle arrangement for sander
CN105500188B (zh) * 2015-07-14 2018-07-03 杭州哈帝环保科技有限公司 一种多头贴合磨光机
JP6667236B2 (ja) * 2015-09-10 2020-03-18 株式会社マキタ グラインダ、カバー及びカバーセット
CN108188907B (zh) * 2018-03-12 2023-12-22 广西电网有限责任公司北海供电局 高处作业打磨抛光装置
CN109866095B (zh) * 2019-03-31 2020-10-20 连云港三明石英制品有限公司 一种基于定位限位打磨物料的磨砂机

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5867673U (ja) * 1981-10-29 1983-05-09 株式会社マキタ電機製作所 携帯用電動工具のためのサイドハンドル
JPH06278006A (ja) * 1993-03-26 1994-10-04 Matsushita Electric Works Ltd 回転研削工具

Family Cites Families (48)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US678809A (en) * 1900-12-31 1901-07-16 S M Ferguson Pipe-wrench.
US1653108A (en) * 1926-04-29 1927-12-20 Koenig Otto Alfred Surfacing machine
US2112695A (en) * 1934-07-23 1938-03-29 Independent Pneumatic Tool Co Portable electric tool
US2097944A (en) * 1937-02-01 1937-11-02 Cincinnati Electrical Tool Com Grinding machine
US2342610A (en) * 1940-11-01 1944-02-22 Elliott Mfg Co Handpiece
US2448221A (en) * 1945-03-12 1948-08-31 Oscar V Jones Linked jaw pipe wrench with adjustable link pivot
US2545659A (en) * 1946-05-01 1951-03-20 Aro Equipment Corp Adjustable handle for tools
US2513271A (en) * 1948-06-30 1950-07-04 Cummins Business Machines Corp Housing for portable motor driven tools
US2831463A (en) * 1955-07-07 1958-04-22 Atlas Copco Ab Cushioning device for hammer tools
AT279999B (de) * 1967-07-24 1970-03-25 Hilti Ag Einrichtung zur lösbaren Befestigung eines Haltegriffes und eines verstellbaren Bohrtiefenanschlages an einer Handbohrmaschine, einem Bohrhammer oder einer ähnlichen Handwerkzeugmaschine
SE321422B (ja) * 1968-02-20 1970-03-02 Bahco Ab
CA927103A (en) * 1968-11-28 1973-05-29 G. Athanasoulas Evangelos Saw blades and machines for servicing them
JPS5821606Y2 (ja) * 1978-10-20 1983-05-09 日立工機株式会社 携帯用電動工具のサイドハンドル着脱機構
US4276675A (en) * 1980-02-07 1981-07-07 Black & Decker Inc. Auxiliary handle for a power tool
DE8006965U1 (de) * 1980-03-14 1981-08-27 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Zusatzhandgriff fuer eine handwerkzeugmaschine
SU1310194A1 (ru) * 1982-12-07 1987-05-15 Всесоюзный Научно-Исследовательский И Проектно-Конструкторский Институт Механизированного И Ручного Строительно-Монтажного Инструмента,Вибраторов И Строительно-Отделочных Машин Дополнительна руко тка к ручной машине
US4765099A (en) * 1986-12-11 1988-08-23 Tanner John G Sanding and dust collecting apparatus
DE3731059C2 (de) * 1987-09-16 1995-11-02 Hilti Ag Zusatzhandgriff für Bohrgeräte
JPH0248218Y2 (ja) * 1987-11-11 1990-12-18
DE4238245C3 (de) * 1992-02-05 1996-04-25 Festo Kg Staubabsaugeinrichtung für ein als Handgerät ausgebildetes, motorisch angetriebenes Gerät
JPH09174463A (ja) * 1995-10-25 1997-07-08 Makita Corp 電動工具用サイドハンドル
US5709596A (en) * 1996-01-22 1998-01-20 Ryobi North America Ergonomically profiled hand grip for a hand-held tool having a pivotable pommel
DE19606498A1 (de) * 1996-02-22 1997-08-28 Atlas Copco Elektrowerkzeuge Zusatzhandgriff für eine Elektrowerkzeugmaschine
GB2321207B (en) * 1996-03-08 1998-12-02 Bosch Gmbh Robert Electric hand-held grinding machine
SE511335C2 (sv) * 1997-03-10 1999-09-13 Atlas Copco Tools Ab Roterande motorverktyg med förlängd utgående axel
JPH11151652A (ja) * 1997-11-21 1999-06-08 Hitachi Koki Co Ltd サンダ
RU2152862C2 (ru) * 1998-08-10 2000-07-20 Закрытое Акционерное Общество "Энерпред" Ручная шлифовальная машина
US6108871A (en) * 1998-08-26 2000-08-29 Altair Engineering, Inc. Removable steering wheel knob and base
US6464573B1 (en) * 2000-06-30 2002-10-15 Porter-Cable Corporation Guard attachment system with knurled clamp ring
US6526845B2 (en) * 2000-07-13 2003-03-04 Peter Chi Moc Attachable handle for steering wheels
US6499219B1 (en) * 2000-09-28 2002-12-31 Robert Wightman Electric hand drill system
US6558235B2 (en) * 2001-03-13 2003-05-06 The Boeing Company Ergonomic sander handle apparatus and method
US20050000097A2 (en) * 2001-12-03 2005-01-06 Thomas Bednar Handle arrangement for a power tool
JP2004167657A (ja) * 2002-11-22 2004-06-17 Hitachi Koki Co Ltd 携帯用電動工具
DE10316182A1 (de) * 2003-04-09 2004-10-28 Robert Bosch Gmbh Handschleifmaschine mit Schutzhaube
DE10330180A1 (de) * 2003-07-04 2005-01-27 Robert Bosch Gmbh Handwerkzeugmaschine
EP1882560B1 (en) * 2003-09-10 2011-06-08 Makita Corporation Vibration isolating handle
DE10343060A1 (de) * 2003-09-16 2005-04-07 Robert Bosch Gmbh Handwerkzeugmaschine mit Schutzhaube
US7108593B2 (en) * 2003-11-03 2006-09-19 Wmh Tool Group, Inc. Power tool adjustable handle assembly
CN1994687B (zh) * 2006-01-04 2011-02-09 苏州宝时得电动工具有限公司 电动工具
DE102005061867A1 (de) * 2005-12-23 2007-07-05 Robert Bosch Gmbh Schutzhaube mit Spannvorrichtung
US20070209162A1 (en) * 2006-03-09 2007-09-13 Mcroberts Jason Auxiliary handle for reciprocating saw
US20080078067A1 (en) * 2006-09-01 2008-04-03 Nicolantonio Aldo D Handle
DE102006041069A1 (de) * 2006-09-01 2008-03-06 Robert Bosch Gmbh Zusatzhandgriffvorrichtung
CN200951515Y (zh) * 2006-09-12 2007-09-26 大里兴业有限公司 具有改良握把结构的气动研磨机
DE102007041840A1 (de) * 2006-11-13 2008-05-15 Robert Bosch Gmbh Handwerkzeugmaschine mit Schutzhaube, insbesondere Winkelschleifer
JP5000353B2 (ja) * 2007-03-29 2012-08-15 株式会社マキタ 手持ち工具のハンドル
EP2123406B1 (de) * 2008-05-19 2011-12-21 AEG Electric Tools GmbH Vibrationsgedämpfter Halter für Zusatzhandgriff

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5867673U (ja) * 1981-10-29 1983-05-09 株式会社マキタ電機製作所 携帯用電動工具のためのサイドハンドル
JPH06278006A (ja) * 1993-03-26 1994-10-04 Matsushita Electric Works Ltd 回転研削工具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102022106304A1 (de) 2021-03-26 2022-09-29 Makita Corporation Tragbares kraftwerkzeug
US11969871B2 (en) 2021-03-26 2024-04-30 Makita Corporation Portable power tool

Also Published As

Publication number Publication date
JP5297392B2 (ja) 2013-09-25
EP2275230A2 (en) 2011-01-19
EP2275230A3 (en) 2012-08-22
EP2275230B1 (en) 2017-02-15
US20110003541A1 (en) 2011-01-06
CN101941172A (zh) 2011-01-12
RU2455143C2 (ru) 2012-07-10
RU2010127871A (ru) 2012-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5297392B2 (ja) サンダー
JP3032006B2 (ja) 電気式の手持ち工作機械、特にアングルグラインダ
US8813868B2 (en) Auxiliary handle for use with a power tool
AU757769B2 (en) Angle attachment for power tool
RU2549814C2 (ru) Быстроразъемное соединение
TWI542452B (zh) 用於無尾螺旋線圈護套的插入工具
TW200934621A (en) Extended transmission rod for power tool
JPH047843Y2 (ja)
JP2015127075A (ja) 動力作業機
JP2004261959A (ja) 電動工具用のアングルアタッチメント
US20110110734A1 (en) Power tool configured for supporting a removable attachment
CA2652784A1 (en) A power tool and chuck release tool
KR101535220B1 (ko) 조절이 가능한 만능 파이프 체결 공구
WO2012006948A1 (zh) 动力工具
CA2848189C (en) Wrench for rotary tool
TW201632049A (zh) 園藝工具快拆裝置
JP5275675B2 (ja) ブレード脱着補助装置
JPH11138457A (ja) ナット締付装置
US11919140B2 (en) Side handle for power tool
JP2009131919A (ja) 遠隔操作工具
WO2017086476A1 (ja) グラインダ
US20220032422A1 (en) Hand-Held Extender For A Buffing Pad
JP3129070U (ja) ボルト・ナット締付装置
JP2008062345A (ja) 動力工具
JP2016531012A (ja) 携帯式電動工具及びアタッチメント

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120809

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130322

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130329

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130520

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130606

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130614

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5297392

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250