JP3032006B2 - 電気式の手持ち工作機械、特にアングルグラインダ - Google Patents
電気式の手持ち工作機械、特にアングルグラインダInfo
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- JP3032006B2 JP3032006B2 JP3509695A JP50969591A JP3032006B2 JP 3032006 B2 JP3032006 B2 JP 3032006B2 JP 3509695 A JP3509695 A JP 3509695A JP 50969591 A JP50969591 A JP 50969591A JP 3032006 B2 JP3032006 B2 JP 3032006B2
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- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B23/00—Portable grinding machines, e.g. hand-guided; Accessories therefor
- B24B23/02—Portable grinding machines, e.g. hand-guided; Accessories therefor with rotating grinding tools; Accessories therefor
- B24B23/028—Angle tools
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25F—COMBINATION OR MULTI-PURPOSE TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; DETAILS OR COMPONENTS OF PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS NOT PARTICULARLY RELATED TO THE OPERATIONS PERFORMED AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- B25F5/02—Construction of casings, bodies or handles
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Description
気式の手持ち工作機械、特にアングルグラインダから出
発する。
インダは、今日ではたいていオンオフスイッチを備えて
いる。このオンオフスイッチはスイッチ条片を介して操
作される。このスイッチ条片はハンドグリップ下面に位
置していて、ハンドグリップが把持された状態で少なく
とも1本の指によって操作され、前記手持ち工作機械を
用いた作業時では操作された状態に保持される。ハンド
グリップのエルゴノミ的な配置構成、たとえば横断面形
状や器具軸線に対する傾斜角度は工作機械の唯一つの作
業位置に対して最適化されている。同様のことは、スイ
ッチ条片の配置に関しても言える。スイッチ条片はしば
しばスイッチインタロックとスイッチロックとを備えて
おり、このスイッチインタロックとスイッチロックは、
前記作業位置において迅速かつ確実に作動させることが
できる。
おいて種々の作業行程のために使用される。たとえばア
ングルグラインダは研削または荒削りの他に、切断作
業、たとえば板石の切断のためにも使用される。前記の
最適な作業位置は通常、荒削り作業位置のために与えら
れており、この位置では、砥石車が下方を向いている。
すなわち、砥石車がスイッチ条片に対してほぼ平行に位
置している訳である。それに対して切断作業時では、ア
ングルグラインダがその長手方向軸線を中心にして90゜
だけ左または右に回転させられるので、カッタディスク
はワークに対してほぼ直角に位置するようになる。この
ような回転動作によって、ハンドグリップはスイッチ条
片と共に、このスイッチ条片を握る手にとっては不都合
な位置を取ってしまう。アングルグラインダが左側に回
転させられて、ハンドグリップが右手で握られると、ス
イッチ条片は母指球、つまり親指つけ根のふくらみに位
置してしまう。アングルグラインダが右側に回転させら
れて、右手で保持されると、スイッチ条片は親指を使っ
て保持しなければ操作することができない。両者の場合
とも、スイッチ条片の確実でかつ疲労のない保持は不可
能である。さらに、危険が生じた場合にスイッチインタ
ロックとスイッチロックとの位置に基づき迅速な反応と
遮断を実施することができない。
ダでは、砥石車およびカッタディスクのための工具収容
部を備えた伝動装置ヘッドが、モータケーシングに着脱
可能に配置されている。4つの固定ねじを緩めて、これ
らの固定ねじを孔から取り外した後に、伝動装置ヘッド
をモータケーシングセンタリング装置で90゜だけ右側ま
たは左側に回転させることができる。その後に、前記固
定ねじを再び取り付けて、伝動装置ヘッドをモータケー
シングに締付け固定することができる。モータケーシン
グにおける伝動装置ヘッドの分解と、新たな組付けは比
較的手間がかかるので、前記公知のアングルグラインダ
は、比較的頻繁に調整されなければならないような使用
事例に対しては不適当である。
ち工作機械、特にアングルグラインダは、取り扱いが簡
単で迅速となるという利点を持っている。クランプ装置
とロック装置とを手動で、つまり組付け工具なしで解除
した後に、工具収容部とスイッチ条片との、新たな機械
作業位置に関して有利な対応関係が与えられるようにな
るまでモータケーシングにおいてハンドグリップまたは
伝動装置ヘッドを回転させることができる。次いで、ロ
ック装置が再び作動させられ、クランプ装置が操作され
る。ロック装置とクランプ装置とにより、操作者にとっ
て最適な安全性が得られる。なぜならば、これによって
モータケーシングに対するハンドグリップもしくは伝動
装置ヘッドの相対的な回動が確実に排除されており、他
面、互いに相対的に運動可能な構成部分の間の固い結合
が与えられているからである。前記両装置は構造的にも
単純にかつスペース節約的に実現することができ、また
汚れやダストに対しても故障しにくい。
手持ち工作機械、特にアングルグラインダの有利な改良
が可能となる。
実現され、この場合、ハンドグリップまたは伝動装置ヘ
ッドはシェル形のケーシングを有しており、このケーシ
ングは半径方向で突出したつばで、モータケーシングに
設けられた環状溝に係合していて、前記つばの範囲に長
手方向スリットを有しており、前記クランプ装置は前記
長手方向スリットに対して横方向に延びる緊定ねじを有
しており、この緊定ねじは緊定レバーによってねじ山に
螺合可能であるので、前記長手方向スリットの両側に形
成されたケーシング範囲は、前記長手方向スリットの幅
を減少させながら互いに向かって接近することができる
ようになる。これによって、前記つばはモータケーシン
グに設けられた環状溝に半径方向で緊定される。
ねじと緊定レバーとの間に歯カップリングが設けられて
おり、この歯カップリングはカップリング部分の軸方向
移動によって解除可能である。これによって、緊定ねじ
のクランプ力の後調整が可能となり、しかも緊定レバー
はそのクランプ位置において常に正確に規定された終端
位置を取るようになる。
利に実現される。この場合、モータケーシングには、必
要な機械作業位置の数に相当する数の係止溝が設けられ
ており、これらの係止溝は適当な回転角度だけずらされ
ており、シェルケーシングには係止突起が旋回可能に配
置されており、この係止突起は前記係止溝のそれぞれ1
つに形状接続的に係合することができる。
ランプ装置の強制的なカップリングが得られる。この場
合、係止突起は、緊定ねじを同軸的に取り囲むカップリ
ングスリーブに相対回動不能に装着されており、このカ
ップリングスリーブ自体は歯カップリングのカップリン
グ部分の1つにつめカップリングを介して作用結合され
ている。このようにクランプ装置とロック装置とが唯一
つの構成ユニットにまとめられると、次のような利点が
得られる。すなわち、唯一つの操作レバーしか存在して
おらず、これによって(一層簡単な取り扱いは別として
も)、ロックには常に緊定が伴ない、また逆に緊定には
常にロックが伴なうようになる。ロック装置とクランプ
装置とが別個に構成されている場合とは異なり、各切換
え後に、両装置が作動されているかどうかを別個にチェ
ックしなくて済むようになる。
係止突起とに、遮断接点の各1つのコンタクトエレメン
トが配置されており、この遮断接点はスイッチ条片によ
って操作されるオンオフスイッチと電気的な駆動モータ
との間の電気的な接続導線に位置しており、しかも係止
突起が係止溝内に係合している場合にしか閉じられない
ように構成されている。これによって、ハンドグリップ
または伝動装置ヘッドの調節時では、電気的な駆動モー
タに対する電気回路が遮断されていて、再び整然とした
ロックと緊定とが行なわれた後でしか前記電気回路が形
成されないことが保証されている。
る。
しており、 第2図は、第1図に示したアングルグラインダのハン
ドグリップとモータケーシング区分とを部分的に断面し
た側面図を示しており、 第3図は、第2図のIII−III線に沿った断面図を示し
ており、 第4図は、第2図に示したハンドグリップの平面図を
示しており、 第5図は、別の実施例によるアングルグラインダの、
第3図と同様の断面図を示しており、 第6図は、第5図のVI−VI線に沿った縦断面図を示し
ており、 第7図は、第3実施例によるアングルグラインダのハ
ンドグリップとケーシング区分との側面図を示してお
り、 第8図は、第7図のVIII−VIII線に沿った断面図を示
している。
具の実施例として挙げた電気式のアングルグラインダ
は、電気式の駆動モータ(図示しない)を収容するモー
タケーシング10を有している。このモータケーシングの
一方のケーシング端面には、伝動装置ヘッド11が突設さ
れており、他方のケーシング端面には、ハンドグリップ
12が続いている。伝動装置ヘッド11の端部には、工具収
容部13が認められる。この工具収容部には、砥石車14が
保持されている。この砥石車は、実線で示した位置にお
いては荒削り目的で使用され、90゜だけ回転させられ
た、破線で示した位置においては切断目的で使用され
る。ハンドグリップ12はにぎり部15を有しており、この
にぎり部はアングルグラインダを用いた作業時に手によ
って把持される。ハンドグリップ12はさらに、前記にぎ
り部に一体成形された弓状部16を有しており、この弓状
部は下側で貫通開口17を残すようににぎり部15にまたが
っており、アングルグラインダを用いた作業時では、に
ぎり部15を取り囲むように置かれた指を下方に対して保
護するようになっている。にぎり部15の前記弓状部16に
面した下面では、スイッチ条片18が貫通開口17に突入し
ている。このスイッチ条片は電気式の駆動モータのオン
オフスイッチを作動させる。伝動装置ヘッド11はモータ
ケーシング10と固く、有利には一体に結合されている。
それに対してハンドグリップ12はモータケーシング10に
対して相対的に回転させられ、緊定レバー19によって操
作されるロック装置とクランプ装置とによって規定の回
転位置でモータケーシング10に位置固定され得る。
はシェル状のケーシング(以下、シェルケーシング20と
呼ぶ)を有している。このシェルケーシングはハンドグ
リップ12をモータケーシング10に回転運動可能に保持す
るために、半径方向に突出したつば21で、モータケーシ
ング10に設けられた環状溝22に係合している。つば範囲
21において、シェルケーシング20は長手方向スリット23
(第3図)を有しており、この長手方向スリットは、ク
ランプ装置24を用いてつば21を環状溝22の底部に半径方
向で締付け固定することを可能にする。製造技術状の理
由から、シェルケーシング20は2つの半割シェルから製
造されている。これらの半割シェルは3つのねじ結合部
25によって結合されている。第3図には、両半割シェル
201,202と、ねじ結合部25の1つとが認められる。長手
方向スリット23はシェルケーシング20の前記弓状部16と
は反対の側の上面で、両半割シェル201,202の突き合わ
せ個所に形成されている。
ねじは長手方向スリット23の真下をケーシング軸線に対
して横方向に延びていて、一方の半割シェル201に設け
られた孔27を貫通しており、しかも他方の半割シェル20
2に設けられたねじ山付き孔28に螺合可能である。緊定
ねじ26の操作は緊定レバー19によって行なわれる(あと
で詳しく説明する)。緊定ねじ26の前記ねじ山付き孔28
とは反対の側の端部は、歯カップリング30の第1のカッ
プリング部分31と固く結合されている。この第1のカッ
プリング部分はカップリングスリーブ29を介して、孔2
を取り囲む壁範囲に支持されており、この壁範囲は半割
シェル201に設けられた外側の凹設部33によって形成さ
れている。第1のカップリング部分31は減径された区分
に、半径方向に突出したカップリング歯34を備えたリン
グギヤを支持している。前記カップリング歯には、第1
のカップリング部分31を同軸的に取り囲む第2のカップ
リング部分32に設けられたリングギヤの同形式のカップ
リング歯34が噛み合っている。第2のカップリング部分
32は緊定レバー19と一体に形成されている。この緊定レ
バーは第2のカップリング部分32から直角に突出してい
て、シェルケーシング20の側方に延びている。第1のカ
ップリング部分31には、ピン35が端面側でねじ込まれて
おり、このピンはつば36を有している。つば36と、中空
円筒状のカップリング部分32の内部に設けられた環状ウ
ェブ37との間には、圧縮ばね38が支持されている。圧縮
ばね38の密着長さと、カップリング歯34の軸方向長さと
は互いに調和されており、この場合、緊定レバー19をシ
ェルケーシング20から離れる方向で引き出すことによ
り、第1のカップリング部分31と第2のカップリング部
分32のカップリング歯34の噛み合いが解除されるまで第
2のカップリング部分32を軸方向で移動させることがで
きる。
グ10に種々の回転位置で、つまり第1図〜第3図に示し
た基本位置と、90゜だけずらされた2つの回転位置とで
位置固定することを可能にする。これらの回転位置はハ
ンドグリップ12を基本位置からケーシング長手方向軸線
を中心にして左側または右側に回転させることによって
調節可能である。このためには、モータケーシング10
が、互いに90゜だけずらされた3つのケーシングピン4
1,42,43を支持している。これらのケーシングピンは半
径方向内側に突出していて、各1つの係止溝44を有して
いる。円弧状のウェブ52により、3つのケーシングピン
41,42,43は互いに結合されており、この場合、前記ウェ
ブはそれぞれケーシングピン41,42,43の自由端部に設け
られていて、これらのケーシングピンと一体に結合され
ている。係止溝44,45,46は係止突起47と協働する。この
係止突起はハンドグリップ12をモータケーシング10に位
置固定する目的で、係止溝44,45,46内に形状接続的に内
方旋回させることができる。係止突起47(その形状は第
2図から判かる)は、ロック装置40の構成要素であるカ
ップリングスリーブ29に相対回動不能に装着される。カ
ップリングスリーブ29はクランプ装置24の緊定ねじ26に
相対回動不能に装着されていて、歯カップリング30の第
1のカップリング部分31を取り囲む環状ウェブ39につめ
カップリング50のつめ48を有している。このつめカップ
リングは歯カップリング30の第2のカップリング部分32
の端面に設けられた対応するつめ48と協働する。カップ
リングスリーブ29と第2のカップリング部分32とに設け
られたつめ48は、歯カップリング30を解除する目的で第
2のカップリング部分32が軸方向に移動させられても、
両つめ48が互いに噛み合ったままとなるように、つまり
この場合につめカップリングが解除されないように、構
成されている。
てロックするためには、ハンドグリップが回転させら
れ、この場合、係止突起47が係止溝44,45,46のうちの1
つと整合するようにする。次いで、緊定レバー19が第2
図に破線で示した位置、つまりハンドグリップを越えて
突出した位置から、矢印方向49で下方に旋回させられ
る。この旋回運動時には、つめカップリング50を介して
カップリングスリーブ29が回転させられ、これによって
係止突起47は旋回して、対応する係止溝44,45,46に突入
する。他面、歯カップリング30を介して緊定ねじ26が回
転させられ、この緊定ねじはねじ山付き孔28内に深くね
じ込まれ、これによりシェルケーシング20の両半割シェ
ル201,202は互いに向かって移動して、長手方向スリッ
ト23の幅を減少させる。長手方向スリット23の範囲にお
ける両半割シェル201,202のこのような運動に基づき、
シェルケーシング20のつば21はモータケーシング10に設
けられた環状溝22の底部に半径方向で押圧され、ハンド
グリップ12はモータケーシング10にクランプされる。旋
回運動の終了時に、緊定レバー19はシェルケーシング20
の外部に配置されたストッパ51に当接する。緊定レバー
19のこの終端位置において、係止突起47は対応する係止
溝44,45,46内に充分に旋回させられている。
ね38がその密着長さにまで緊縮することによってストッ
パが与えられるまで、緊定レバー19を軸方向でシェルケ
ーシング20から離れる方向に引き出さなければならな
い。この位置において、歯カップリング30の歯34は噛み
合い解除されており、緊定レバー19は緊定ねじ26とは分
離されている。つめカップリング50は閉じたままである
ので、係止突起47と緊定レバー19との間の結合は維持さ
れる。緊定ねじ26から連結解除された緊定レバー19は矢
印方向49でストッパ51から離れる方向で少しだけ後方に
旋回させられて、再び離される。緊定レバーが離される
と、緊縮された圧縮ばね38は歯カップリング30の両カッ
プリング部分31,32を再び噛み合わせ、緊定レバー19と
緊定ねじ26は再び相対回動不能に互いに結合されてい
る。緊定レバー19は矢印方向49で再びストッパ51に当接
するまで旋回させられ、緊定ねじ26はねじ山付き孔28内
にさらにねじ込まれる。
グ10との相対位置、つまり係止突起47が真ん中の係止溝
44に係合している位置においては、アングルグラインダ
が荒削り目的で使用される際の作業位置が与えられてい
る。切断作業のためには、緊定レバー19を用いてクラン
プ装置24とロック装置40とが解除され、ハンドグリップ
が90゜だけ右または左に向かって回転させられなければ
ならない。この回転運動はモータケーシング10の内部に
設けられた2つのストッパ突起53,54と、シェルケーシ
ング20の内部に設けられたストッパ突起55とによって制
限される。ストッパ突起53または54がストッパ突起55に
当接すると、係止突起47は係止溝45;46と整合する。こ
の位置において、緊定レバー19の操作によってハンドグ
リップ12は前で説明したようにモータケーシング10にロ
ックされて、締付け固定される。モータケーシング10に
対するハンドグリップ12のその他の全ての相対位置にお
いては、係止突起47がアーチ状のウェブ52のすぐ手前に
位置していて、これによって係止突起47が旋回され得な
いので、緊定レバー19の操作が阻止される。緊定レバー
19はこの場合に第2図に破線で示した真ん中の位置を取
る。第4図に示したハンドグリップ12の平面図から判る
ように、この位置において緊定レバー19はにぎり部15に
向かって大きく突出しており、これによってにぎり部15
を手で把持することを妨げている。これにより、アング
ルグラインダの使用者は、ハンドグリップ12が整然とし
た状態でモータケーシング10にロックされて緊定されて
いないことに気が付く。第4図の平面図では、歯カップ
リング30の第1のカップリング部分31と、カップリング
スリーブ29との間のつめカップリング50がはっきりと認
められる。
施例では、クランプ装置124とロック装置140とが互いに
別個に構成されていて、別個に操作されなければならな
い。取り扱いはこれによって多少面倒になるが、しかし
このような構成は製造コストの面では一層有利である。
たクランプ装置24と一致する。緊定ねじ26を取り囲むカ
ップリングスリーブ、つまり第3図に示したロック装置
40の構成要素であるカップリングスリーブは、不要とな
るので、歯カップリング30の第1のカップリング部分31
はシェルケーシング20に設けられた沈め込み部33の壁区
分に直接に支持されている。したがって、同一の構成部
分は第3図と同様の符号で示してある。
で、弓状部16からハンドグリップ12のにぎり部15への前
方移行部に配置されている。半割シェル201に一体に配
置された支承スリーブ56には、係止レバー57が支承ピン
58で旋回可能に支承されている。係止レバー57の一方の
レバーアームは操作キー59として構成されており、それ
に対して他方のレバーアームは係止突起147を形成して
いる。係止レバー57は弓状部16に設けられた切欠き61に
配置されていて、曲げばね60によって負荷されており、
この場合、操作キー59は弓状部16に設けられた切欠き61
から突出している(第6図)。この場合に、係止突起14
7は、モータケーシング10の外部に配置されている3つ
の係止溝144,145,146のうちの1つに結合している。係
止溝144,145,146は同じく互いに90゜だけずらされてい
るので、ハンドグリップ12は同様にして回転されられ
て、同様の回転位置にロックされて緊定され得る。旋回
位置が得られると、係止突起147は曲げばね60の作用に
基づき、各係止溝144,145,146に自動的に係合するの
で、あとは緊定レバー19を前で説明したようにして操作
するだけでよい。クランプ装置24とロック装置140とを
解除する際にだけ、2つの異なるレバーが操作される。
の実施例では、ハンドグリップ12の弓状部216が、クラ
ンプ装置224とロック装置240とを同期的に操作するため
の緊定レバーとしても働くようになっている。このため
には、弓状部216が一方の端部で2つの支承ピン62,63に
旋回可能に保持されており、これらの支承ピンはそれぞ
れシェルケーシング20の半割シェル201;202から内方に
突出していて、互いに整合している。弓状部216の他方
の端部はスナップファスナ64によってにぎり部15に着脱
可能に固定されている(第7図)。
しており、この緊定ねじは、一方では半割シェル201に
設けられた孔27を貫通していて、他方では他方の半割シ
ェル202に設けられたねじ山付き孔28に螺合可能であ
る。この場合に孔27は一方の支承ピン62に、ねじ山付き
孔28は他方の支承ピン63に同軸的に設けられている。緊
定ねじ26には、やはりカップリングスリーブ229が回転
可能に装着されており、このカップリングスリーブは弓
状部216に相対回動不能に結合されている。カップリン
グスリーブ229は端面側に配置された歯カップリング230
と作用結合されている。中空円筒状に形成されたカップ
リング解除部材65は自由端部に茸形グリップ66を一体に
有していて、緊定ねじ26のねじヘッド状の区分67を取り
囲んでいる。
このピンはつば36を有している。つば36と、カップリン
グ解除部材65の内部に設けられた環状ウェブ37との間に
は、圧縮ばね38が支持されている。歯カップリング230
のカップリング歯の軸方向長さと、圧縮ばね38の密着長
さとは、同じく互いに調和されており、この場合、圧縮
ばね38のばね力に抗してカップリング解除部材65が引き
抜かれることによって、まず歯カップリング230のカッ
プリング歯の噛み合いが解除されて、それから圧縮ばね
38が密着長さにまで緊縮されることによってカップリン
グ解除部材65の軸方向シフトがロックされるようになっ
ている。カップリング解除部材65はつめカップリング25
0を介して緊定ねじ26の前記区分67に相対回動不能に結
合されている。この場合につめカップリング250は、歯
カップリング230が解除された場合でも相対回動不能な
結合が維持されるように構成されている。
プリングされていて、弓状部216を介して同時に操作さ
れるようになる。このためには、弓状部216の、重心を
越えて突出した自由端部に、係止突起247(第7図)が
形成されている。この係止突起はモータケーシング10に
設けられた3つの係止溝244,245,246内に旋回させるこ
とができる。係止溝244,245,246は同じくモータケーシ
ング10に設けられたケーシングピン241,242,243に設け
られており、これらのケーシングピンは90゜だけ互いに
ずらされてケーシング内部に突入していて、円弧状のウ
ェブ52によって互いに結合されている。弓状部216がス
ナップファスナ64によってにぎり部15に位置固定されて
いると、係止突起247は3つの係止溝244,245,246のうち
の1つの形状接続的に係合している。スナップファスナ
64が解離された後に、弓状部216が矢印方向249で、第7
図に破線で示した位置にまで旋回させられていると、係
止突起247は各係止溝244,245,246から外方旋回させられ
ている。
よって操作される、アングルグラインダの電気式の駆動
モータのためのオンオフスイッチ68(第7図)と、前記
電気式のモータとの間に遮断接点69が配置されている。
この遮断接点は必ず、弓状部216がスナップファスナ64
でにぎり部15に係止されていて、これによって係止突起
247が3つの係止溝244,245,246のうちの1つに旋回係合
されている場合にしか閉じられない。係止突起247が各
係止溝244,245,246から旋回進出されていると、自動的
に遮断接点69が開放され、電気式の駆動モータに対する
いかなる給電も遮断される。このような遮断接点69を実
現するためには、各係止溝244,245,246に2つのコンタ
クトスプリング71,72が配置されている。これらのコン
タクトスプリングは、係止突起247が旋回進入された状
態で、係止突起247に設けられた2つの側方のコンタク
ト面73を備えたコンタクトブリッジ70を介して互いに結
合される。3つの係止溝244,245,246の全てに設けられ
た一方のコンタクトスプリング71は第1の差込みコンタ
クト74に接続されており、係止溝244,245,246の他方の
3つのコンタクトスプリング72は第2の差込みコンタク
ト75に接続されている。第1の差込みコンタクト74は2
極式に構成されたオンオフスイッチ68の出力側に接続さ
れているのに対して、第2の差込みコンタクト75には、
前記電気式の駆動モータの電流ブラシが接続されてい
る。
置224との作用形式は第1図〜第3図につき説明した通
りである。スナップファスナ64が解除された後に矢印方
向249で弓状部216が旋回させられると共に、係止突起24
7は係止溝244から旋回進出され、それと同時に電気式の
駆動モータに対する給電も遮断される。弓状部216の旋
回と共に、カップリングスリーブ229と歯カップリング2
30とカップリング解除部材65とつめカップリング250と
を介して、緊定ねじ26がねじ山付き孔28から一層大きく
進出されるので、シェルケーシング20に設けられたつば
22と、モータケーシング10に設けられた環状溝22との間
のクランプ結合は解除される。次いで、ハンドグリップ
12を90゜だけ左側または右側に向かって新しい作業位置
にまで旋回させることができる。その後に、弓状部216
は再び戻し旋回させられて、スナップファスナ64に係止
される。この場合に、係止突起247は対応する係止溝245
または246に旋回進入し、係止突起247に設けられたコン
タクトブリッジ70は両コンタクトスプリング71,72を接
続し、遮断接点69は閉じられる。弓状部216と一緒に回
転するカップリングスリーブ229によって、同じく歯カ
ップリング230とつめカップリング250とを介して緊定ね
じ26は回転させられて、ねじ山付き孔28に一層深くねじ
込まれる。これによって、両半割シェル201,202は前で
説明したようにモータケーシング10に締付け固定され
る。クランプ力の後調整は茸形グリップ66を備えたカッ
プリング解除部材65によって可能である。このカップリ
ング解除部材は圧縮ばね38のばね力に抗して引っ張るこ
とができる。しかもこの場合、前記カップリング解除部
材は、シェルケーシング20から離れる方向で、圧縮ばね
38が密着長さにまで緊縮することによりストッパが与え
られるまで引っ張ることができる。この位置において、
歯カップリング230は解除されており、弓状部216は緊定
ねじ26の回動なく少しだけ戻し旋回させることができ
る。茸形グリップ66の解放と共に、圧縮ばね38は歯カッ
プリング230を介して弓状部216と緊定ねじ26との間の相
対回動不能な結合を形成する。弓状部216は再びスナッ
プファスナ64に固定することができる。この場合、緊定
ねじ26はねじ山付き孔28に一層深くねじ込まれ、クラン
プ力は増大している。
わち、ハンドグリップがモータケーシングと固く結合さ
れていて、伝動装置ヘッドがモータケーシングと回転可
能に結合されていてもよい。この場合、クランプ装置と
ロック装置は伝動装置ヘッドとモータケーシングとの間
に配置されなければならない。
Claims (21)
- 【請求項1】電気式の手持ち工作機械、特にアングルグ
ラインダであって、電気式の駆動装置を収容するモータ
ケーシング(10)と、一方のケーシング端面に突設され
た、工具収容部を支持する伝動装置ヘッド(11)と、他
方のケーシング端面に続いて設けられたハンドグリップ
(12)とが設けられていて、該ハンドグリップに、前記
駆動装置の回路を閉じるためのスイッチ条片(18)がエ
ルゴノミックに配置されている形式のものにおいて、ハ
ンドグリップ(12)または伝動装置ヘッド(11)がモー
タケーシング(10)に回転可能に保持されていて、補助
工具なしに手動で、特に緊定レバー(19)を介して、少
なくとも2つの回転位置で、摩擦接続的にも形状接続的
にもロックされるようになっており、しかも形状接続
が、特にロック可能なロック装置(40;140;240)によっ
て形成され、摩擦接続が、特に緊定可能なクランプ装置
(24;124;224)によって形成されるようになっているこ
とを特徴とする、電気式の手持ち工作機械。 - 【請求項2】ハンドグリップ(12)または伝動装置ヘッ
ド(11)とが、シェル形のケーシング(20)を有してお
り、該ケーシングが、半径方向で突出したつば(21)
で、モータケーシング(10)に設けられた環状溝(22)
に係合していて、前記つばの範囲に長手方向スリット
(23)を有しており、前記クランプ装置(24;124;224)
が、前記長手方向スリット(23)に対して横方向に延び
る緊定ねじ(26)を有しており、該緊定ねじが緊定レバ
ー(19)によってねじ山(28)に螺合可能であり、前記
長手方向スリット(23)の両側に形成されたケーシング
範囲が、前記長手方向スリット(23)の幅を減少させな
がら互いに向かって接近可能である、請求項1記載の電
気式の手持ち工作機械。 - 【請求項3】前記緊定ねじ(26)と前記緊定レバー(1
9)との結合が、歯カップリング(30)によって形成さ
れており、該歯カップリングが前記緊定レバー(19)の
軸方向移動によって解除可能である、請求項2記載の電
気式の手持ち工作機械。 - 【請求項4】前記歯カップリング(30)の第1のカップ
リング部分(31)が、前記緊定ねじ(26)に相対回動不
能に結合されており、前記緊定レバー(19)に相対回動
不能に結合された第2のカップリング部分(32)が、前
記第1のカップリング部分(31)を同軸的に取り囲んで
おり、前記第2のカップリング部分(32)と、前記第1
のカップリング部分(31)に設けられた半径方向の支持
肩部(36)との間に、両カップリング部分(31,32)の
噛み合いを生ぜしめる圧縮ばね(38)が支持されてお
り、前記歯カップリング(30)に設けられた互いに内外
に噛み合ったカップリング歯(34)の軸方向長さと、前
記圧縮ばね(38)の密着長さとが、互いに調和されてい
て、この場合、前記圧縮ばね(38)の戻し力に抗して前
記第2のカップリング部分(32)が軸方向で移動させら
れることによって、両カップリング部分(31,32)に設
けられたカップリング歯(34)の噛み合わせが解除され
るようになっている、請求項3記載の電気式の手持ち工
作機械。 - 【請求項5】前記ロック装置(40;140)が、所定の回転
角度だけずらされてモータケーシング(10)に配置され
た少なくとも2つの係止溝(44,45,46;144,145,146)
と、シェルケーシング(20)で旋回可能な係止突起(4
7;147)とを有しており、該係止突起が、前記係止溝(4
4,45,46;144,145,146)のそれぞれ1つに形状接続的に
突入して係合できるようになっている、請求項2から4
までのいずれか1項記載の電気式の手持ち工作機械。 - 【請求項6】前記係止突起(47)が、前記緊定ねじ(2
6)を同軸的に取り囲むカップリングスリーブ(29)に
相対回動不能に装着されており、該カップリングスリー
ブが、前記歯カップリング(30)の第2のカップリング
部分(32)につめカップリング(50)を介して作用結合
されており、該つめカップリングのカップリング部分
が、前記第2のカップリング部分(32)の軸方向移動に
よる前記歯カップリング(30)のカップリング解除時で
も互いに係合したままとなるように前記つめカップリン
グが構成されている、請求項5記載の電気式の手持ち工
作機械。 - 【請求項7】各係止溝(44,45,46)が、モータケーシン
グ(10)から半径方向で内部に突出したケーシングピン
(41,42,43)が加工成形されており、少なくとも2つの
ケーシングピン(41,42,43)が、円弧状のウェブ(52)
によって互いに結合されており、該ウェブが、前記係止
突起(47)の旋回をロックするように配置されている、
請求項6記載の電気式の手持ち工作機械。 - 【請求項8】前記歯カップリング(30)の第2のカップ
リング部分(32)が前記緊定レバー(19)と一体に成形
されており、該緊定レバーが、前記第2のカップリング
部分(32)に対して直角に延びていて、シェルケーシン
グ(20)の側方に位置している、請求項4から7までの
いずれか1項記載の電気式の手持ち工作機械。 - 【請求項9】前記歯カップリング(30)と、前記つめカ
ップリング(50)と、それぞれ所属のカップリング部分
(31,32)とが、シェルケーシング(20)に設けられた
外側の凹設部(33)に配置されており、前記緊定ねじ
(26)と前記カップリングスリーブ(29)だけが、シェ
ルケーシング(20)の内部に突入している、請求項8記
載の電気式の手持ち工作機械。 - 【請求項10】前記緊定レバー(19)の旋回運動が、緊
定位置とロック位置とを固定するストッパ(51)によっ
て制限されている、請求項8または9記載の電気式の手
持ち工作機械。 - 【請求項11】前記係止突起(147)が、シェルケーシ
ング(20)に旋回可能に保持された係止レバー(57)に
相対回動不能に装着されており、該係止レバー(57)
が、前記係止溝(144,145,146)内への前記係止突起(1
47)の内方旋回方向で、曲げばね(60)によって負荷さ
れており、前記係止レバー(57)を前記曲げばね(60)
のばね力に抗して手動で操作する目的で、前記係止レバ
ーがシェルケーシング(20)から充分に突出している、
請求項5記載の電気式の手持ち工作機械。 - 【請求項12】ハンドグリップ(12)が、スイッチ条片
(18)に間隔をもってまたがる弓状部(16)を有してお
り、該弓状部が、有利にはハンドグリップ(12)と一体
に成形されており、前記係止レバー(57)が前記弓状部
(16)に配置されていて、操作面(59)で、前記弓状部
(16)に設けられた切欠き(61)から突出している、請
求項11記載の電気式の手持ち工作機械。 - 【請求項13】少なくとも2つの係止溝(144,145,14
6)が、モータケーシング(10)の外周面に配置されて
いる、請求項12記載の電気式の手持ち工作機械。 - 【請求項14】前記クランプ装置(124)が、前記ロッ
ク装置(140)に対して直径方向に配置されている、請
求項12または13記載の電気式の手持ち工作機械。 - 【請求項15】モータケーシング(10)にストッパ突起
(55)が配置されており、該ストッパ突起と協働する少
なくとも1つのストッパ突起(53,54)がシェルケーシ
ング(20)に配置されており、前記両ストッパ突起(5
5,53,54)が互いに当接すると、前記ロック装置(40;14
0)の係止突起(47;147)と係止溝(44,45,46;144,15,1
46)の1つとが互いに整合するように前記両ストッパ突
起が互いに相対的に配置されている、請求項5から14ま
でのいずれか1項記載の電気式の手持ち工作機械。 - 【請求項16】前記緊定ねじ(26)と前記緊定レバー
(19)との間の結合がカップリング解除部材(65)を介
して形成されており、該カップリング解除部材が一方で
は歯カップリング(230)を介して前記緊定レバー(21
6)に結合されていて、他方ではつめカップリング(25
0)を介して前記緊定ねじ(26)に結合されており、前
記歯カップリング(230)が、前記カップリング解除部
材(65)の軸方向移動によって解除可能である、請求項
2記載の電気式の手持ち工作機械。 - 【請求項17】前記緊定レバー(216)がシェルケーシ
ング(20)に、前記緊定ねじ(26)に対して同軸的に保
持されていて、前記緊定ねじ(26)を同軸的に取り囲む
カップリングスリーブ(229)に相対回動不能に結合さ
れており、該カップリングスリーブが、前記歯カップリ
ング(230)の一方のリングギヤを有しており、前記カ
ップリング解除部材(65)が、茸形グリップ(66)を備
えたスリーブとして構成されており、該スリーブが、前
記つめカップリング(250)の一方のカップリング部分
を形成する前記緊定ねじ(26)の自由端部を同軸的に取
り囲んでおり、さらに前記カップリング解除部材が、一
方では前記つめカップリング(250)の他方のカップリ
ング部分を形成していて、他方では前記歯カップリング
(230)の他方のリングギヤを支持しており、前記カッ
プリング解除部材(65)に設けられた支持肩部(37)
と、前記つめカップリング(250)の他方のカップリン
グ部分を形成する前記緊定ねじ(26)の端部(67)に設
けられた支持肩部(36)との間に、前記歯カップリング
(230)の両リングギヤの噛み合いを生ぜしめる圧縮ば
ね(38)が支持されており、前記歯カップリング(23
0)の互いに内外に噛み合ったカップリング歯の軸方向
長さと、前記圧縮ばね(38)の密着長さとが互いに調和
されていて、前記圧縮ばね(38)の戻し力に抗して前記
カップリング解除部材(65)が軸方向で移動させられる
ことによって、前記歯カップリング(230)のカップリ
ング歯の噛み合わせが解除されるようになっている、請
求項16記載の電気式の手持ち工作機械。 - 【請求項18】前記ロック装置(240)が、所定の回転
角度だけずらされてモータケーシング(10)に配置され
た少なくとも2つの係止溝(244,245,246)と、前記緊
定レバー(216)に有利には一体に配置された係止突起
(247)とを有しており、該係止突起が、前記係止溝(2
44,245,246)のそれぞれ1つに形状接続的に係合できる
ようになっている、請求項17記載の電気式の手持ち工作
機械。 - 【請求項19】前記緊定レバーが、スイッチ条片(18)
に間隔をおいてまたがった弓状部として構成されてお
り、該弓状部が、その旋回支点から遠い側の端部で、ス
ナップファスナ(64)によってハンドグリップ(12)に
ロック可能である、請求項18記載の電気式の手持ち工作
機械。 - 【請求項20】前記係止溝(244,245,246)と前記係止
突起(247)とに、遮断接点(69)の各1つのコンタク
トエレメント(71,72,70)が配置されており、前記遮断
接点が、スイッチ条片(18)によって操作可能なオンオ
フスイッチと電気式の駆動装置との間の電気的な接続路
に接続されており、前記係止突起(247)が前記係止溝
(244,245,246)内に旋回係合した場合にしか閉じられ
ないように前記遮断接点が構成されている、請求項5か
ら19までのいずれか1項記載の電気式の手持ち工作機
械。 - 【請求項21】各係止溝(244,245,246)に2つのコン
タクトスプリング(71,72)が設けられており、両コン
タクトスプリングが間隔をおいて互いに向かい合って位
置しており、両コンタクトスプリングのうち、一方のコ
ンタクトスプリングが第1の差込みコンタクト(74)と
接続されていて、他方のコンタクトスプリングが第2の
差込みコンタクト(75)と接続されており、前記第1の
差込みコンタクト(74)に、2極式のスイッチとして構
成されたオンオフスイッチ(68)の出力側極が接続され
ており、前記第2の差込みコンタクト(75)に、前記電
気式の駆動装置の一方の電流ブラシが接続されており、
前記係止突起(247)が、2つの互いに向かい合って位
置する側に、コンタクトブリッジ(70)を介して結合さ
れたコンタクト面を支持しており、該コンタクト面が、
前記係止溝(244,245,246)における前記係止突起(24
7)の係止位置で、前記両コンタクトスプリング(71,7
2)に接触するようになっている、請求項20記載の電気
式の手持ち工作機械。
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